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技術 合成動画像生成装置

出願人 猪俣成司
発明者 猪俣成司
出願日 2019年2月22日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-030805
公開日 2020年8月31日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-137012
状態 特許登録済
技術分野 イメージ処理・作成 スタジオ回路 記録のためのテレビジョン信号処理 スタジオ装置 TV信号の記録
主要キーワード 各摺動台 ユーザ認識処理 頭部情報 ウェイクボード フィギュアスケート 顔写真入り 被写体データ ユーザ認識
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (8)

課題

合成先動画像に関する情報に基づいて、ユーザである被写体の動画像データが合成された合成動画像データを提供し、被写体に高い娯楽性を与える合成動画像生成装置を提供する。

解決手段

被写体Aを撮影する撮影手段11と、テンプレート動画像データD1並びに、テンプレート動画像データD1に対応づけられ、合成用被写体データD2を撮影するための撮影手段11の位置及び画角を含む被写体撮影情報を記憶する記憶手段15と、被写体撮影情報に基づき、撮影手段11の位置及び画角を逐次調整する調整手段12と、テンプレート動画像データD1及び合成用被写体データD2に基づき、合成動画像データD3を生成する生成手段16と、を備え、被写体撮影情報は、テンプレート動画像データD1の再生時間の経過に伴い、逐次変化することを特徴とする。

概要

背景

従来から、クロマキーによるスタジオ撮影顔写真入りIDカードの作成、3次元モデリング等、様々な場面で動画像静止画像の合成に関する技術が用いられている。

例えば、特許文献1には、被写体を撮影する際に、カメラの位置や動き等を取得することで、カメラワークに対応して背景画像と合成することができる、画像合成装置が記載されている。

また、特許文献2には、顔の位置を認識して、撮影画像の所定の位置になるように、自動でカメラの位置を調整する顔画像印刷システムが記載されている。

また、特許文献3には、カメラ位置視線方向、焦点距離などのカメラパラメータを用いて、距離や角度を考慮して背景の動画像に被写体を合成した、合成動画像の生成を行う合成動画像生成装置及び合成動画像生成方法が記載されている。

概要

合成先の動画像に関する情報に基づいて、ユーザである被写体の動画像データが合成された合成動画像データを提供し、被写体に高い娯楽性を与える合成動画像生成装置を提供する。被写体Aを撮影する撮影手段11と、テンプレート動画像データD1並びに、テンプレート動画像データD1に対応づけられ、合成用被写体データD2を撮影するための撮影手段11の位置及び画角を含む被写体撮影情報を記憶する記憶手段15と、被写体撮影情報に基づき、撮影手段11の位置及び画角を逐次調整する調整手段12と、テンプレート動画像データD1及び合成用被写体データD2に基づき、合成動画像データD3を生成する生成手段16と、を備え、被写体撮影情報は、テンプレート動画像データD1の再生時間の経過に伴い、逐次変化することを特徴とする。

目的

本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、合成先の動画像に関する情報に基づいて、ユーザである被写体の動画像データが合成された合成動画像データを提供し、被写体に高い娯楽性を与える合成動画像生成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被写体を撮影する撮影手段と、テンプレート動画像データ並びに、前記テンプレート動画像データに対応づけられ、合成用被写体データを撮影するための前記撮影手段の位置及び画角を含む被写体撮影情報を記憶する記憶手段と、前記被写体撮影情報に基づき、前記撮影手段の位置及び画角を逐次調整する調整手段と、前記テンプレート動画像データ及び前記合成用被写体データに基づき、合成動画像データを生成する生成手段と、を備え、前記被写体撮影情報は、前記テンプレート動画像データの再生時間の経過に伴い、逐次変化することを特徴とする合成動画像生成装置

請求項2

前記テンプレート動画像データには、合成用領域が設けられ、前記合成用被写体データは、前記合成動画像データの前記合成用領域に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の合成動画像生成装置。

請求項3

前記テンプレート動画像データの前記合成用領域には、人物の頭部が表示され、前記被写体撮影情報には、前記人物の頭部のアングルポジション及びサイズに基づく動画像内頭部情報が含まれていることを特徴とする、請求項2の何れかに記載の合成動画像生成装置。

請求項4

前記被写体の音声に基づく音声情報を取得する音声情報取得手段を備え、前記生成手段は、前記音声情報を含めた前記合成動画像データを生成することを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の合成動画像生成装置。

請求項5

前記撮影手段は、前記調整手段により前記被写体の頭部の周囲を移動可能に構成されていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の合成動画像生成装置。

請求項6

前記撮影手段を複数備えることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の合成動画像生成装置。

請求項7

前記撮影手段と前記被写体との間には、接触防止手段が設けられていることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の合成動画像生成装置。

請求項8

前記テンプレート動画像データ、合成用被写体データ又は合成動画像データの少なくとも何れか一つを表示処理し、表示処理結果を送信する表示処理手段を備えることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の合成動画像生成装置。

技術分野

0001

本発明は、カメラ挙動に基づいて所定の動画像と被写体とを合成する、合成動画像生成装置に係るものである。

背景技術

0002

従来から、クロマキーによるスタジオ撮影顔写真入りIDカードの作成、3次元モデリング等、様々な場面で動画像や静止画像の合成に関する技術が用いられている。

0003

例えば、特許文献1には、被写体を撮影する際に、カメラの位置や動き等を取得することで、カメラワークに対応して背景画像と合成することができる、画像合成装置が記載されている。

0004

また、特許文献2には、顔の位置を認識して、撮影画像の所定の位置になるように、自動でカメラの位置を調整する顔画像印刷システムが記載されている。

0005

また、特許文献3には、カメラ位置視線方向、焦点距離などのカメラパラメータを用いて、距離や角度を考慮して背景の動画像に被写体を合成した、合成動画像の生成を行う合成動画像生成装置及び合成動画像生成方法が記載されている。

先行技術

0006

特開2008−054155号公報
特開2004−201331号公報
特許第3309841号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ここで、特許文献1や特許文献2に記載の技術は、被写体の位置や動きといった情報に応じて、被写体を撮影するカメラの挙動を制御する技術である。また、特許文献3に記載の技術は、被写体と合成動画像との位置関係といった情報に応じて合成動画像の大きさ等を制御する技術である。

0008

このため、特許文献1〜特許文献3に記載の技術は、合成先の動画像に関する情報に基づいて、被写体と動画像とを合成することができない。

0009

本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、合成先の動画像に関する情報に基づいて、ユーザである被写体の動画像データが合成された合成動画像データを提供し、被写体に高い娯楽性を与える合成動画像生成装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するために、本発明は、
被写体を撮影する撮影手段と、
テンプレート動画像データ並びに、前記テンプレート動画像データに対応づけられ、合成用被写体データを撮影するための前記撮影手段の位置及び画角を含む被写体撮影情報を記憶する記憶手段と、
前記被写体撮影情報に基づき、前記撮影手段の位置及び画角を逐次調整する調整手段と、
前記テンプレート動画像データ及び前記合成用被写体データに基づき、合成動画像データを生成する生成手段と、を備え、
前記被写体撮影情報は、前記テンプレート動画像データの再生時間の経過に伴い、逐次変化することを特徴とする。

0011

本発明によれば、再生時間の経過に伴うテンプレート動画像データの構図等の変化に応じて、被写体とテンプレート動画像データとを合成することができる。
即ち、被写体(ユーザ)を、テンプレート動画像データの世界観に取り込むことができ、被写体に高い娯楽性を与えることが可能となる。

0012

本発明の好ましい形態では、前記テンプレート動画像データには、合成用領域が設けられ、前記合成用被写体データは、前記合成動画像データの前記合成用領域に表示されることを特徴とする。

0013

このような構成とすることで、被写体の所定の部位のみを、テンプレート動画像データの世界観に取り込むことができるため、テンプレート動画像データのバリエーション広がり、被写体に、より高い娯楽性を与えることが可能となる。

0014

本発明の好ましい形態では、前記被写体の音声に基づく音声情報を取得する音声情報取得手段を備え、前記生成手段は、前記音声情報を含めた前記合成動画像データを生成することを特徴とする。

0015

このような構成とすることで、テンプレート動画像データの世界観に被写体自身の音声を合成できるため、被写体に、より高い娯楽性を与えることが可能となる。

0016

本発明の好ましい形態では、前記テンプレート動画像データの前記合成用領域には、人物の頭部が表示され、前記被写体撮影情報には、前記人物の頭部のアングルポジション及びサイズに基づく動画像内頭部情報が含まれていることを特徴とする。

0017

このような構成とすることで、被写体に、プリント倶楽部(登録商標)のような高い娯楽性を与えることが可能となる。

0018

本発明の好ましい形態では、前記撮影手段は、前記調整手段により前記被写体の頭部の周囲を移動可能に構成されていることを特徴とする。

0019

このような構成とすることで、テンプレート動画像データの構図の変化、特に人物の頭部の位置や画角が変化する場合に、この変化に応じた被写体撮影情報を的確に取得することが可能となる。

0020

本発明の好ましい形態では、前記撮影手段を複数備えることを特徴とする。

0021

このような構成とすることで、テンプレート動画像データの構図等が複雑に変化する場合であっても、各撮影手段間で中継等を行うことで、この変化に応じた被写体撮影情報を的確に取得することが可能となる。

0022

本発明の好ましい形態では、前記撮影手段と前記被写体との間には、接触防止手段が設けられていることを特徴とする。

0023

このような構成とすることで、被写体の、撮影手段や調整手段への不意の接触を防止することが可能となる。

0024

本発明の好ましい形態では、前記テンプレート動画像データ、合成用被写体データ又は合成動画像データの少なくとも何れか一方を表示処理し、表示処理結果を送信する表示処理手段を備えることを特徴とする。

0025

このような構成とすることで、合成動画像データが出力される前に、テンプレート動画像データや合成用被写体データ、合成動画像データの内容を把握することができるため、被写体は、より満足度の高い合成動画像データを取得することが可能となる。

発明の効果

0026

本発明によれば、合成先の動画像に関する情報に基づいて、ユーザである被写体の動画像データが合成された合成動画像データを提供し、被写体に高い娯楽性を与える合成動画像生成装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0027

本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置を用いた合成動画像生成システムの概略図である。
本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置の概略斜視図である。
本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置の使用方法及び動作態様を説明するための図である。
本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置の使用方法及び動作態様を説明するための図である。
本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置の使用方法及び動作態様を説明するための図である。
本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置の使用方法及び動作態様を説明するための図である。
本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置の処理手順を示すシーケンス図である。

実施例

0028

以下、図1図7を用いて、本発明の実施形態に係る合成動画像生成装置について説明する。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、これらの図において、符号1は、本実施形態に係る合成動画像生成装置を示す。

0029

図1は、合成動画像生成装置1を用いた合成動画像生成システムSを示す概略図である。

0030

合成動画像生成システムSは、合成動画像生成装置1と、合成動画像生成装置1により生成された合成動画像が保存されるユーザ端末Uと、合成動画像生成装置1の管理を行う管理サーバYと、を備えている。
また、合成動画像生成装置1と、ユーザ端末Uと、管理サーバYと、は、ネットワークNを介して、相互に接続されている。
なお、管理サーバYは、例えば合成動画像生成装置1の不具合の有無の監視や、テンプレート動画像データの追加・削除、合成動画像データの蓄積等を行う。

0031

合成動画像生成装置1は、撮影手段11と、調整手段12と、音声情報取得手段13と、接触防止手段14と、記憶手段15と、処理部Tと、を備えている。
処理部Tは、生成手段16と、表示処理手段17と、を有している。

0032

撮影手段11は、被写体A(ユーザ、図3参照)を撮影するカメラである。

0033

調整手段12は、被写体撮影情報に基づき、被写体Aを撮影する撮影手段11の位置及び画角を逐次調整する。

0034

音声情報取得手段13は、被写体Aの音声に基づく音声情報取得を行うマイクロフォンである。

0035

接触防止手段14は、撮影手段11及び調整手段12と被写体Aとの間に設けられ、被写体Aの、撮影手段11や調整手段12に対する不意の接触を防止する。

0036

記憶手段15は、テンプレート動画像データ並びに、テンプレート動画像データに対応づけられ、合成用被写体データを撮影するための撮影手段11の位置及び画角を含む被写体撮影情報の記憶をする、HDDSSD等不揮発性補助記憶装置である。

0037

生成手段16は、テンプレート動画像データ及び合成用被写体データに基づいて、合成動画像データの生成を行う。

0038

表示処理手段17は、テンプレート動画像データ、合成用被写体データ及び合成動画像データの表示処理及び表示処理結果の送信を行う。

0039

以下、図2を用いて、各手段の具体的な態様について説明する。

0040

図2に示すように、合成動画像生成装置1は、その一側面に出入口として開口部P1が備えられた略直方体状箱型概略構成されている。
また、開口部P1の上部からは、部P2が垂下されている。
なお、図2において、幕部P2、手前側の側面及び天井は、その外形点線で示し、内部が透過された状態として示している。

0041

また、合成動画像生成装置1は、略直方体状の土台部P3を備えている。
土台部P3の上部には、表示処理手段17による表示処理結果を表示する表示部P4が載置されており、開口部P1と対向する一側面には、硬貨投入部P5が設けられている。

0042

表示部P4は、テンプレート動画像データD1、合成用被写体データD2及び合成動画像データD3等が表示される動画像データ表示部P4aと、被写体Aによるテンプレート動画像データD1の選択・再生、硬貨返却等の操作を行うためのタッチパネル式の操作画面が表示される操作画面表示部P4bと、により構成されている。
なお、表示部P4は、必ずしも二つの表示部で構成される必要なく、幾つであっても良い。

0043

撮影手段11(カメラ)は、ズームインズームアウト機能を有しており、合成動画像生成装置1の天井に設けられた調整手段12に二台設けられ、被写体Aの頭部A1の周囲を移動可能に構成されている。
詳述すれば、各撮影手段11は、調整手段12のレール部12a(図5(a)参照)に沿って摺動自在に設けられた各摺動台座12b(図5(a)参照)に設けられており、レンズが被写体Aの頭部A1と常時対向するように構成されている。
なお、撮影手段11の数は、二台に限られず幾つであっても良い。

0044

調整手段12は、逆U字状湾曲形成され、複数箇所肉抜きが施されたレール部12aと、摺動台座12bと、レール部12aの頂点に設けられた回転部12cと、により構成されている。
レール部12aは、回転部12cを介して天井から垂下されており、回転部12cにより、その頂点から鉛直下方に延びる軸を中心として回転可能に構成されている。
なお、回転部12cと天井との固定手段は、調整手段12全体を安定的に保持でできるものであれば、どのような手段であっても良い。

0045

音声情報取得手段13(マイクロフォン)は、土台部P3の上部かつ操作画面表示部P4bの両側に載置されている。
なお、音声情報取得手段13の数は二つに限られず幾つであっても良く、天井から垂下させる、表示部P4の内部に組み込む等の手段により設けられていても良い。

0046

接触防止手段14は、全体が半透明に構成されており、半球状の接触防止手段本体14aと、接触防止手段本体14aの両側から延びる薄板状の本体保持部14bと、により構成されている。
接触防止手段本体14aは、下部が開口されると共に内部が空洞に構成されている。
薄板状の本体保持部14bは、その各端部が合成動画像生成装置1の両側面に固定されている。
なお、接触防止手段14は、必ずしも全体を半透明とする必要はなく、接触防止手段本体14aのみを半透明に構成しても良い。また、接触防止手段14の素材としては、例えばアクリル樹脂が好適に用いられる。また、各本体保持部14bと両側面との固定手段は、接触防止手段14全体を安定的に保持でできるものであれば、どのような手段であっても良い。

0047

次に、図3図6を用いて、合成動画像生成装置1の使用方法・動作態様について説明する。

0048

図3は、合成動画像生成装置1において、その内部に被写体Aが入った状態の拡大斜視図である。

0049

まず、図3に示すように、被写体Aは、自身の頭部A1が接触防止手段本体14aの内部に収容された状態とし、表示部P4と対峙する。
なお、被写体Aの身長に合わせて頭部A1の位置を調節できるように、例えば、合成動画像生成装置1の内部に高さの調節が可能な椅子を設けておくことが好ましい。

0050

次に、被写体Aは、硬貨投入部P5に硬貨を投入し、合成動画像生成装置1を動作させる。
こうすることで、表示処理手段17により、操作画面表示部P4bにテンプレート動画像データの選択画面が表示される。
なお、合成動画像生成装置1の動作は、必ずしも硬貨の投入を契機とする必要はなく、例えば、土台部P3にICカードリーダーを設けておき、被写体Aがスマートフォン等のユーザ端末Uを介して支払いを行うことで、合成動画像生成装置1が動作する構成としても良い。

0051

次に、被写体Aは、操作画面表示部P4bを用いて、記憶手段15に記憶された複数のテンプレート動画像データの中から、所望のテンプレート動画像データD1を選択する。
こうすることで、表示処理手段17により、動画像データ表示部P4aにテンプレート動画像データD1が表示される。

0052

本実施形態では、例えば、図4に示すように、人物Xがウェイクボードを行っているテンプレート動画像データD1が選択されたとする。

0053

ここで、図4では、テンプレート動画像データD1の、再生時間の経過に伴う画面遷移の様子を示している。
即ち、テンプレート動画像データD1は、図4(a)、図4(b)、図4(c)の順で再生時間が経過していき、人物Xが、波に乗りながら徐々に被写体Aに向かって接近していくような内容である。
また、テンプレート動画像データD1には、一点鎖線で示した合成用領域Zが、人物Xの頭部X1の輪郭囲うように設けられている。

0054

次に、上記したテンプレート動画像データD1の再生時間の経過に伴い、各撮影手段11による被写体Aの撮影が行われる。
このとき、調整手段12が、テンプレート動画像データD1に対応付けられた被写体撮影情報に基づき、各撮影手段11の位置及び画角を調整する。

0055

被写体撮影情報には、人物Xの頭部X1のアングル、ポジション及びサイズに基づく動画像内頭部情報が含まれている。
詳述すれば、動画像内頭部情報は、テンプレート動画像データD1内において、被写体Aから見た頭部X1のアングル・ポジションの変化に基づくイメージ情報や、画面サイズに対する合成用領域Zのサイズの変化に基づくサイズ情報等の情報により構成されている。
即ち、イメージ情報やサイズ情報は、テンプレート動画像データD1の再生時間の経過に伴い逐次変化していく情報である。

0056

例えば、図4に示すように、人物Xの頭部X1の大きさが、再生時間の経過に伴い変化する場合、サイズ情報に基づき、調整手段12によって各撮影手段11の画角を調整するためのズームイン又はズームアウトが行われる。
本実施形態においては、再生時間の経過に伴い、画面サイズに対する合成用領域Zの大きさが増大する(接近していく)ため、これに伴い、各撮影手段11のズームインが行われる。

0057

また、図4には示していないが、人物Xの頭部X1のアングル・ポジションが、再生時間の経過に伴い変化する場合、イメージ情報に基づき、被写体Aから見た人物Xの頭部X1のアングル・ポジションと撮影手段11によって撮影される被写体Aの頭部A1のアングル・ポジションとが同一となるように、調整手段12によって、各撮影手段11の位置及び画角が調整される。

0058

即ち、図5(a)に示すように、イメージ情報に基づき、各撮影手段11が、レール部12aに沿って移動することで(矢印a)、被写体Aの矢状面方向のアングル・ポジションが調整される。
また、図5(b)に示すように、イメージ情報に基づき、回転部12cが回転することで(矢印b)、被写体Aの冠状面方向のアングル・ポジションが調整される。
なお、図5(a)及び図5(b)は、それぞれ図3に示す状態における、被写体A、調整手段12及び接触防止手段14の側面図及び上面図である。また、図5(a)において、接触防止手段本体14aは断面図で示している。

0059

ここで、図5(a)に示すように、レール部12aは、上下の両側辺が略コ字状に湾曲形成されており、各摺動台座12bに設けられた複数(4つ)のローラRが、湾曲形成された部分の内周面に当接するように構成されている。
これにより、摺動台座12bは、レール部12aに沿って滑らかに摺動する。
なお、テンプレート動画像データD1のように、人物Xの頭部X1のアングル・ポジションが大きく変化しない場合には、撮影手段11を一台のみ動作させれば良い。逆に、例えば、フィギュアスケートを行っている人物がリンク上で回転するようなテンプレート動画像データの場合、イメージ情報が複雑に変化するため、各撮影手段11を動作させ、摺動や中継を行うことで、合成用被写体データD2を取得する。

0060

このように、テンプレート動画像データD1が再生されている間、常時調整手段12による各撮影手段11の位置及び画角が調整されながら、各撮影手段11による被写体Aの撮影が行われる。
そして、テンプレート動画像データD1の再生時間の経過に伴う動画像内頭部情報の逐次変化に同期した、被写体Aの頭部A1のアングル、ポジション及びサイズの逐次変化が、合成用被写体データD2として取得され、記憶手段15に記憶される。
なお、合成用被写体データD2には、被写体Aの表情の逐次変化も当然に含まれる。

0061

次に、生成手段16により、テンプレート動画像データD1及び取得された合成用被写体データD2に基づき、合成動画像データD3が生成される。
即ち、図6に示すように、テンプレート動画像データD1の合成用領域Z内を合成用被写体データD2に置き換えることで、合成動画像データD3が生成される。

0062

なお、テンプレート動画像データD1の再生中に被写体Aが音声を発することで、この音声に基づく音声情報が音声情報取得手段13により取得され、記憶手段15に記憶される。
そして、取得された音声情報は、合成用被写体データD2の一部として、合成動画像データD3の生成に用いられ、生成手段16は、音声情報を含めた合成動画像データD3を生成する。
即ち、この場合、生成手段16により生成される合成動画像データD3からは、テンプレート動画像データD1において被写体Aが音声を発した再生時間と同一のタイミングで、音声情報が発せられる。

0063

図7は、合成動画像生成装置1の処理手順を示すシーケンス図である。これを用いて、被写体Aが合成動画像データD3を取得するまでの流れを説明する。

0064

テップS1では、被写体Aが、合成動画像生成装置1の動作を開始させる。
本実施形態では、被写体Aによる硬貨投入部P5への硬貨の投入を契機として、処理部Tにより合成動画像生成装置1の動作が開始される。

0065

ステップS2では、処理部Tが、表示部P4に対して表示処理を行う。
本実施形態では、操作画面表示部P4bにおいて、テンプレート動画像データの選択画面が表示される。

0066

ステップS3では、撮影手段11及び調整手段12が、処理部Tに対してユーザ認識用データの送信を行う。
ユーザ認識用データとは、被写体Aの顔の特徴量等に基づいて、頭部A1の接触防止手段本体14a内部の位置や顔の向き、頭部A1の大きさを特定するための情報である。

0067

ステップS4では、処理部Tが、このユーザ認識用データに基づき、ユーザ認識処理を行う。

0068

ステップS5では、処理部Tが、このユーザ認識用データに基づき、撮影手段11及び調整手段12に対して、初期位置待機処理を行う。
これにより、撮影手段11及び調整手段12は、被写体Aの頭部A1の位置や大きさ等に合わせて、テンプレート動画像データ再生前の初期位置に移動する。

0069

ステップS6では、被写体Aが、操作画面表示部P4bを用いて、所望のテンプレート動画像データの選択を行う。

0070

ステップS7では、処理部Tが、表示部P4に対して再生処理を行う。
本実施形態では、動画像データ表示部P4aに、選択されたテンプレート動画像データD1が再生される。

0071

ステップS8では、ステップS6と同一のタイミングで、処理部Tが、撮影手段11及び調整手段12に対して被写体撮影情報の送信処理を行う。

0072

ステップS9では、ステップS6と同一のタイミングで、処理部Tが、音声情報取得手段13に対して音声情報の取得開始処理を行う。

0073

ステップS10では、撮影手段11及び調整手段12が、処理部Tに対して合成用被写体データの送信を行う。なお、合成用被写体データD2の送信は、テンプレート動画像データD1の再生中に逐次行われる。

0074

ステップS11では、音声情報取得手段13が、処理部Tに対して音声情報の送信を行う。なお、音声情報の送信は、テンプレート動画像データD1の再生中に逐次行われる。

0075

ステップS12では、処理部Tが、テンプレート動画像データD1、合成用被写体データD2及び音声情報に基づいて、合成動画像データD3を生成し、管理サーバYに対して出力処理アップロード)を行う。

0076

ステップS13では、管理サーバYが、合成動画像データD3固有ダウンロードURLを生成する。

0077

ステップS14では、管理サーバYが、合成動画像データD3固有のダウンロードURLに基づいて、合成動画像データD3固有のQRコード(登録商標)を生成する。

0078

ステップS15では、管理サーバYが、処理部Tに対して合成動画像データD3固有のQRコード(登録商標)の送信を行う。

0079

ステップS16では、処理部Tが、表示部P4に対して合成動画像データD3固有のQRコード(登録商標)の表示処理を行う。
これにより、表示部P4に合成動画像データD3固有のQRコード(登録商標)が表示される。

0080

ステップS17では、被写体Aが、自身のユーザ端末Uにより、QRコード(登録商標)を介して合成動画像データD3をダウンロードし、ユーザ端末Uに保存する。

0081

本実施形態によれば、再生時間の経過に伴うテンプレート動画像データD1の構図等の変化に応じて、被写体Aとテンプレート動画像データD1とを合成することができる。
即ち、被写体Aを、テンプレート動画像データD1の世界観に取り込むことができ、被写体Aに高い娯楽性を与えることが可能となる。

0082

また、合成用被写体データD2が、合成動画像データD3の合成用領域Zに表示されることで、被写体Aの所定の部位のみを、テンプレート動画像データD1の世界観に取り込むことができるため、テンプレート動画像データD1のバリエーションが広がり、被写体Aに、より高い娯楽性を与えることが可能となる。

0083

また、被写体Aの音声に基づく音声情報を取得する音声情報取得手段13を備え、生成手段16が、音声情報を含めた合成動画像データD3を生成することで、テンプレート動画像データD1の世界観に被写体A自身の音声を合成できるため、被写体Aに、より高い娯楽性を与えることが可能となる。

0084

また、テンプレート動画像データD1の合成用領域Zに、人物Xの頭部X1が表示され、被写体撮影情報には、人物Xの頭部X1のアングル、ポジション及びサイズに基づく動画像内頭部情報が含まれていることで、被写体Aに、プリント倶楽部(登録商標)のような高い娯楽性を与えることが可能となる。

0085

また、撮影手段11が、調整手段12により被写体Aの頭部A1の周囲を移動可能に構成されていることで、テンプレート動画像データD1の構図の変化、特に人物Xの頭部X1の位置や画角が変化する場合に、この変化に応じた被写体撮影情報を的確に取得することが可能となる。

0086

また、撮影手段11を複数備えていることで、テンプレート動画像データD1の構図等が複雑に変化する場合であっても、各撮影手段11間で中継等を行うことで、この変化に応じた被写体撮影情報を的確に取得することが可能となる。

0087

また、撮影手段11と被写体Aとの間に、接触防止手段14が設けられていることで、被写体Aの、撮影手段11との不意の接触を防止することが可能となる。

0088

また、テンプレート動画像データD1、合成用被写体データD2及び合成動画像データD3を表示処理し、表示処理結果を送信する表示処理手段17を備えることで、合成動画像データD3が出力される前に、各動画像データD1〜D3の内容を確認することができるため、被写体Aは、より満足度の高い合成動画像データD3を取得することが可能となる。

0089

なお、上述の実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。

0090

例えば、本実施形態では、動画像データ表示部P4aにテンプレート動画像データD1が再生される例を示したが、テンプレート動画像データD1の再生中に、リアルタイムで合成動画像データD3のプレビューが表示される構成としても良い。
また、例えば、操作画面表示部P4bにおいて、被写体Aが、合成動画像データD3に自身の音声を合成するか否かを選択可能な構成としても良い。
さらに、合成動画像データD3のダウンロード手段は、QRコード(登録商標)に限られず、例えば、合成動画像生成装置1と連携したアプリケーションを用い、合成動画像データD3がこのアプリケーションを介してユーザ端末Uに保存される構成としても良い。

0091

1合成動画像生成装置
P1 開口部
P2幕部
P3土台部
P4 表示部
P4a動画像データ表示部
P4b操作画面表示部
P5硬貨投入部
11撮影手段
12 調整手段
12aレール部
12b摺動台座
Rローラ
12c 回転部
13音声情報取得手段
14 接触防止手段
14a 接触防止手段本体
14b 本体保持部
T 処理部
15 記憶手段
16 生成手段
17表示処理手段
D1テンプレート動画像データ
D2合成用被写体データ
D3合成動画像データ
A 被写体
A1 頭部
X人物
X1 頭部
Z合成用領域
Uユーザ端末
Y管理サーバ
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