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技術 グラフ作成装置、グラフ作成方法、およびプログラム

出願人 株式会社日本経済新聞社
発明者 鎌田健一郎
出願日 2019年2月25日 (1年8ヶ月経過) 出願番号 2019-031686
公開日 2020年8月31日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-135728
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス イメージ処理・作成
主要キーワード 簡易グラフ グラフ作成プログラム 複合グラフ オプション条件 ラインチャート 電子回路構成 復元用データ グラフ表示プログラム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

簡単な操作で、所望のイメージグラフを、短時間で、確実に作成することが可能なグラフ作成装置グラフ作成方法、およびプログラムを提供すること。

解決手段

実施形態のグラフ作成装置は、予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示するテンプレート表示部と、表示された各テンプレートから、所望のテンプレートを指定する指定入力受け付ける第1の入力受付部と、指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、ディスプレイから表示するデータテーブル表示部と、表示されたデータテーブルへ入力されるデータを受け付ける第2の入力受付部と、指定されたテンプレートに、データを反映してグラフを作成するグラフ作成部と、作成されたグラフを、ディスプレイから表示するグラフ表示部とを備えている。

概要

背景

従来、Microsoft社製のExcel(登録商標)等のスプレッドシートソフトウェアでは、データテーブルからグラフを作成する機能が備えられていることが知られている。

しかしながら、この機能では、グラフは、設定がすべて終わってからでなければ表示されないので、ユーザは、グラフ設定に必要なすべての入力を終えなければ、グラフの最終的なイメージ見栄え)を確認することができない。

このため、ユーザは、最終的な見栄えが、希望のイメージに合致するまで、グラフの線や、棒の大きさ、形状、色合いのみならず、凡例の大きさや、フォント、位置などといった細かな書式の設定と、表示による確認とを何度も繰り返さねばならない。

このような操作は、煩わしいのみならず、慣れていなければ、それだけ時間もかかってしまう。グラフは、紙媒体あるいは電子媒体であるに関わらず、新聞雑誌記事とともに多く掲載される。上記を鑑み、例えば新聞社では、グラフ作成は、記者デスクが行うのではなく、専門のデザイナーによって作成されている。

具体的には、記者が、グラフのイメージおよび必要なバックデータをデスクに提供することによってグラフ作成を要請し、デスクがそれを整理部に伝え、整理部がデザイナーに指示することによって、グラフが作成されている。デザイナーは、グラフの作成に熟練しているものの、このように間に複数の人員が介在することによって、記者がグラフ作成を要請してから、実際にグラフが完成するまでに、約1時間を要している。これでは、速報記事にグラフ作成が追い付かない。

このような状況であるが故に、以下のような問題点が山積している。

記者は、データがあるのに、自分ではグラフを作成することができない。また、小さなグラフなのに、完成までに予想以上の時間がかかってしまう。これにより業務上の負荷が増え、時間的な損失も生じる。

一方、デスクは、デザイナーから仕上がってきたグラフに対して修正したい場合、たとえそれが軽微な修正であっても、自分で修正することができず、再度デザイナーに依頼せねばならず、業務上の負荷が増え、時間的な損失も生じる。

また、デザイナーとしても、グラフ作成という単純な作業に忙殺されてしまい、本来なすべきクリエイティブ仕事に集中できず、ジレンマ感じる。また、現状のグラフ作成ツールは修正に対する柔軟性が低いために、例えば、サイズを変えるだけの単純な修正であっても、相当の手間がかかり、ストレスを感じている。また業務上の負荷が増え、時間的な損失も生じる。

近年、新聞や雑誌の記事も、電子化が進んでおり、記事のみならず、記事とともに掲載されるグラフの作成にも、より一層の即応性が要求されている。このような事情を鑑みると、グラフの作成時間の短縮化作成作業の容易化を図ることは、極めて重要である。

概要

簡単な操作で、所望のイメージのグラフを、短時間で、確実に作成することが可能なグラフ作成装置グラフ作成方法、およびプログラムを提供すること。 実施形態のグラフ作成装置は、予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示するテンプレート表示部と、表示された各テンプレートから、所望のテンプレートを指定する指定入力受け付ける第1の入力受付部と、指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、ディスプレイから表示するデータテーブル表示部と、表示されたデータテーブルへ入力されるデータを受け付ける第2の入力受付部と、指定されたテンプレートに、データを反映してグラフを作成するグラフ作成部と、作成されたグラフを、ディスプレイから表示するグラフ表示部とを備えている。

目的

具体的には、記者が、グラフのイメージおよび必要なバックデータをデスクに提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示するテンプレート表示部と、前記表示された各テンプレートから、所望のテンプレートを指定する指定入力受け付ける第1の入力受付部と、前記指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、前記ディスプレイから表示するデータテーブル表示部と、前記表示されたデータテーブルへ入力されるデータを受け付ける第2の入力受付部と、前記指定されたテンプレートに、前記データを反映してグラフを作成するグラフ作成部と、前記作成されたグラフを、前記ディスプレイから表示するグラフ表示部とを備えた、グラフ作成装置

請求項2

前記テンプレート表示部は、前記各テンプレートに対応するグラフのイメージを、前記ディスプレイから表示することによって、前記各テンプレートを、前記ディスプレイから表示する、請求項1に記載のグラフ作成装置。

請求項3

前記各テンプレートは、新聞記事に使用される定型的なグラフに対応するテンプレートを含む、請求項1または2に記載のグラフ作成装置。

請求項4

前記グラフ表示部は、前記作成されたグラフを、付加情報とともに前記ディスプレイから表示し、前記作成されたグラフを、前記ディスプレイから表示しながら、前記付加情報を編集するための編集部をさらに備えた、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のグラフ作成装置。

請求項5

前記付加情報は、前記グラフのタイトル、前記グラフの軸の単位、および前記データの項目名のうちの少なくとも何れかを含む、請求項4に記載のグラフ作成装置。

請求項6

前記付加情報の編集は、前記付加情報の内容の変更、書式の変更、および表示場所の変更を含む、請求項4または5に記載のグラフ作成装置。

請求項7

前記指定されたテンプレートと、前記テンプレートに関連付けられたデータテーブルと、前記データテーブルへ入力されたデータとを関連付けて、記憶装置に記憶する記憶制御部をさらに備えた、請求項1乃至6のうち何れか1項に記載のグラフ作成装置。

請求項8

前記関連付けて前記記憶装置に記憶された前記テンプレート、前記データテーブル、および前記データに基づいて、前記作成されたグラフを復元するグラフ復元部をさらに備えた、請求項7に記載のグラフ作成装置。

請求項9

予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示することによって、ユーザに、テンプレートの選択を促し、前記ユーザによって選択されたテンプレートを指定する指定入力を受け取り、前記指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、前記ディスプレイから表示することによって、前記ユーザに、前記データテーブルへのデータの入力を促し、前記ユーザによって、前記データテーブルへ入力されたデータを受け取り、前記指定されたテンプレートに、前記データを反映してグラフを作成し、前記作成されたグラフを、前記ディスプレイから表示する、グラフ作成方法

請求項10

前記各テンプレートを、前記ディスプレイから表示することは、前記各テンプレートに対応するグラフのイメージを、前記ディスプレイから表示することを含む、請求項9に記載のグラフ作成方法。

請求項11

前記各テンプレートは、新聞記事に使用される定型的なグラフに対応するテンプレートを含む、請求項9または10に記載のグラフ作成方法。

請求項12

前記作成されたグラフを、前記ディスプレイから表示することは、前記作成されたグラフを、付加情報とともに前記ディスプレイから表示することを含み、前記作成されたグラフを、前記ディスプレイから表示しながら、前記付加情報を編集可能とした、請求項9乃至11のうち何れか1項に記載のグラフ作成方法。

請求項13

前記付加情報は、前記グラフのタイトル、前記グラフの軸の単位、および前記データの項目名のうちの少なくとも何れかを含む、請求項12に記載のグラフ作成方法。

請求項14

前記付加情報の編集は、前記付加情報の内容の変更、書式の変更、および表示場所の変更を含む、請求項12または13に記載のグラフ作成方法。

請求項15

前記指定されたテンプレートと、前記テンプレートに関連付けられたデータテーブルと、前記データテーブルへ入力されたデータとを関連付けて、記憶装置に記憶する、請求項9乃至14のうち何れか1項に記載のグラフ作成方法。

請求項16

前記関連付けて前記記憶装置に記憶された前記テンプレート、前記データテーブル、および前記データに基づいて、前記作成されたグラフを復元する、請求項15に記載のグラフ作成方法。

請求項17

予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示する機能、前記ディスプレイから表示された各テンプレートのうち、選択されたテンプレートを指定する指定入力を受け取る機能、前記指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、前記ディスプレイから表示する機能、前記データテーブルへ入力されたデータを受け取る機能、前記指定されたテンプレートに、前記データを反映してグラフを作成する機能、前記作成されたグラフを、前記ディスプレイから表示する機能、をプロセッサに実現させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、例えば、新聞雑誌紙媒体電子媒体とも)に掲載されるグラフ(新聞や雑誌での要件に最適化された棒グラフ折れ線グラフ株価チャートなどの図表)を作成するために好適なグラフ作成装置グラフ作成方法、およびプログラムに関する。

背景技術

0002

従来、Microsoft社製のExcel(登録商標)等のスプレッドシートソフトウェアでは、データテーブルからグラフを作成する機能が備えられていることが知られている。

0003

しかしながら、この機能では、グラフは、設定がすべて終わってからでなければ表示されないので、ユーザは、グラフ設定に必要なすべての入力を終えなければ、グラフの最終的なイメージ見栄え)を確認することができない。

0004

このため、ユーザは、最終的な見栄えが、希望のイメージに合致するまで、グラフの線や、棒の大きさ、形状、色合いのみならず、凡例の大きさや、フォント、位置などといった細かな書式の設定と、表示による確認とを何度も繰り返さねばならない。

0005

このような操作は、煩わしいのみならず、慣れていなければ、それだけ時間もかかってしまう。グラフは、紙媒体あるいは電子媒体であるに関わらず、新聞や雑誌の記事とともに多く掲載される。上記を鑑み、例えば新聞社では、グラフ作成は、記者デスクが行うのではなく、専門のデザイナーによって作成されている。

0006

具体的には、記者が、グラフのイメージおよび必要なバックデータをデスクに提供することによってグラフ作成を要請し、デスクがそれを整理部に伝え、整理部がデザイナーに指示することによって、グラフが作成されている。デザイナーは、グラフの作成に熟練しているものの、このように間に複数の人員が介在することによって、記者がグラフ作成を要請してから、実際にグラフが完成するまでに、約1時間を要している。これでは、速報記事にグラフ作成が追い付かない。

0007

このような状況であるが故に、以下のような問題点が山積している。

0008

記者は、データがあるのに、自分ではグラフを作成することができない。また、小さなグラフなのに、完成までに予想以上の時間がかかってしまう。これにより業務上の負荷が増え、時間的な損失も生じる。

0009

一方、デスクは、デザイナーから仕上がってきたグラフに対して修正したい場合、たとえそれが軽微な修正であっても、自分で修正することができず、再度デザイナーに依頼せねばならず、業務上の負荷が増え、時間的な損失も生じる。

0010

また、デザイナーとしても、グラフ作成という単純な作業に忙殺されてしまい、本来なすべきクリエイティブ仕事に集中できず、ジレンマ感じる。また、現状のグラフ作成ツールは修正に対する柔軟性が低いために、例えば、サイズを変えるだけの単純な修正であっても、相当の手間がかかり、ストレスを感じている。また業務上の負荷が増え、時間的な損失も生じる。

0011

近年、新聞や雑誌の記事も、電子化が進んでおり、記事のみならず、記事とともに掲載されるグラフの作成にも、より一層の即応性が要求されている。このような事情を鑑みると、グラフの作成時間の短縮化作成作業の容易化を図ることは、極めて重要である。

先行技術

0012

https://products.office.com/ja-jp/excel, Microsoft社(2019年2月8日検索

発明が解決しようとする課題

0013

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で、所望のイメージのグラフを、短時間で、確実に作成することが可能なグラフ作成装置、グラフ作成方法、およびプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。

0015

すなわち、本発明の第1の観点のグラフ作成装置は、予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示するテンプレート表示部と、表示された各テンプレートから、所望のテンプレートを指定する指定入力受け付ける第1の入力受付部と、指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、ディスプレイから表示するデータテーブル表示部と、表示されたデータテーブルへ入力されるデータを受け付ける第2の入力受付部と、指定されたテンプレートに、データを反映してグラフを作成するグラフ作成部と、作成されたグラフを、ディスプレイから表示するグラフ表示部とを備えている。

0016

本発明の第2の観点のグラフ作成装置は、第1の観点のグラフ作成装置において、テンプレート表示部は、各テンプレートに対応するグラフのイメージを、ディスプレイから表示することによって、各テンプレートを、ディスプレイから表示する。

0017

本発明の第3の観点のグラフ作成装置は、第1または第2の観点のグラフ作成装置において、各テンプレートは、新聞記事に使用される定型的なグラフに対応するテンプレートを含む。

0018

本発明の第4の観点のグラフ作成装置は、第1乃至第3のうち何れかの観点のグラフ作成装置において、グラフ表示部は、作成されたグラフを、付加情報とともにディスプレイから表示する。さらに、作成されたグラフを、ディスプレイから表示しながら、付加情報を編集するための編集部をさらに備えている。

0019

本発明の第5の観点のグラフ作成装置は、第4の観点のグラフ作成装置において、付加情報は、グラフのタイトル、グラフの軸の単位、およびデータの項目名のうちの少なくとも何れかを含む。

0020

本発明の第6の観点のグラフ作成装置は、第4または第5の観点のグラフ作成装置において、付加情報の編集は、付加情報の内容の変更、書式の変更、および表示場所の変更を含む。

0021

本発明の第7の観点のグラフ作成装置は、第1乃至第6のうち何れかの観点のグラフ作成装置において、指定されたテンプレートと、テンプレートに関連付けられたデータテーブルと、データテーブルへ入力されたデータとを関連付けて、記憶装置に記憶する記憶制御部をさらに備えている。

0022

本発明の第8の観点のグラフ作成装置は、第7の観点のグラフ作成装置において、関連付けて記憶装置に記憶されたテンプレート、データテーブル、およびデータに基づいて、作成されたグラフを復元するグラフ復元部をさらに備えている。

0023

本発明の第9の観点のグラフ作成方法は、予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示することによって、ユーザに、テンプレートの選択を促し、ユーザによって選択されたテンプレートを指定する指定入力を受け取り、指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、ディスプレイから表示することによって、ユーザに、データテーブルへのデータの入力を促し、ユーザによって、データテーブルへ入力されたデータを受け取り、指定されたテンプレートに、データを反映してグラフを作成し、作成されたグラフを、ディスプレイから表示する。

0024

本発明の第10の観点のグラフ作成方法は、第9の観点のグラフ作成方法において、各テンプレートを、ディスプレイから表示することは、各テンプレートに対応するグラフのイメージを、ディスプレイから表示することを含む。

0025

本発明の第11の観点のグラフ作成方法は、第9または第10の観点のグラフ作成方法において、各テンプレートは、新聞記事に使用される定型的なグラフに対応するテンプレートを含む。

0026

本発明の第12の観点のグラフ作成方法は、第9乃至第11のうち何れかの観点のグラフ作成方法において、作成されたグラフを、ディスプレイから表示することは、作成されたグラフを、付加情報とともにディスプレイから表示することを含み、さらに、作成されたグラフを、ディスプレイから表示しながら、付加情報を編集可能としている。

0027

本発明の第13の観点のグラフ作成方法は、第12の観点のグラフ作成方法において、付加情報は、グラフのタイトル、グラフの軸の単位、およびデータの項目名のうちの少なくとも何れかを含む。

0028

本発明の第14の観点のグラフ作成方法は、第12または第13の観点のグラフ作成方法において、付加情報の編集は、付加情報の内容の変更、書式の変更、および表示場所の変更を含む。

0029

本発明の第15の観点のグラフ作成方法は、第9乃至第14のうち何れかの観点のグラフ作成方法において、指定されたテンプレートと、テンプレートに関連付けられたデータテーブルと、データテーブルへ入力されたデータとを関連付けて、記憶装置に記憶する。

0030

本発明の第16の観点のグラフ作成方法は、第15の観点のグラフ作成方法において、関連付けて記憶装置に記憶されたテンプレート、データテーブル、およびデータに基づいて、作成されたグラフを復元する。

0031

本発明の第17の観点のプログラムは、予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、ディスプレイから表示する機能、ディスプレイから表示された各テンプレートのうち、選択されたテンプレートを指定する指定入力を受け取る機能、指定入力によって指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、ディスプレイから表示する機能、データテーブルへ入力されたデータを受け取る機能、指定されたテンプレートに、データを反映してグラフを作成する機能、作成されたグラフを、ディスプレイから表示する機能をプロセッサに実現させるためのプログラムである。

発明の効果

0032

本発明のグラフ作成装置、グラフ作成方法、およびプログラムによれば、新聞や雑誌で使用されるグラフのテンプレートが予めいくつか準備されており、例えば記者やデスクであるユーザは、所望のテンプレートを選択するだけで、所望のイメージのグラフを確実に作成することが可能となる。このため、前述したような書式設定と、表示による確認との繰り返し作業はもはや不要となる。

0033

また、本発明のグラフ作成装置、グラフ作成方法、およびプログラムは操作が簡単であり、グラフにデータを反映させる場合、ユーザは、指定されたデータテーブルにデータを入力するだけでよいため、特別なスキルは不要である。このため、記者やデスクであっても、容易に、かつ短時間にグラフを作成できるようになるので、人件費および作成時間ともに削減することが可能となる。

0034

さらには、本発明のグラフ作成装置、グラフ作成方法、およびプログラムは、グラフとともに表示されるグラフのタイトル、軸の単位、データの項目名といった付加情報を、グラフを表示させながら編集できる機能も備えている。この機能によって、ユーザは、設定画面に戻ることなく、グラフの最終イメージを確認しながら、グラフを編集できるようになるので、グラフを自分のイメージ通りに、容易にかつ確実に編集することが可能となる。

図面の簡単な説明

0035

図1は、本発明の実施形態に係るグラフ作成方法が適用されたグラフ作成装置の電子回路構成例を示すブロック図である。
図2は、グラフ作成装置の起動時に表示されるログイン画面の表示例を示すイメージ図である。
図3は、グラフのイメージを表す複数のアイコンが表示されたメニュー画面の表示例を示す概念図である。
図4は、データテーブルおよび付加情報入力欄が表示された新規作成用画面の表示例を示す概念図である。
図5は、編集プログラムを用いてなされる編集を説明するためのグラフの概念図である。
図6は、グラフ復元プログラムによって復元されたグラフと、一覧表示された出稿付加情報テーブルとの表示例を示すイメージ図である。
図7は、出稿済みのグラフを修正して新たなグラフを作成する処理の流れを説明するための図である。
図8は、作成途中のデータからグラフの作成を継続する処理の流れを説明するための図である。
図9は、作成途中のデータからグラフの作成を継続する別の手法による処理の流れを説明するための図である。

実施例

0036

以下に、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。

0037

なお、以下の実施形態の説明において、一度説明した部分については、同一符号を用いて示し、重複説明を避ける。

0038

図1は、本発明の実施形態に係るグラフ作成方法が適用されたグラフ作成装置の電子回路構成例を示すブロック図である。

0039

グラフ作成装置10の電子回路は、バス11によって互いに接続されたCPU12、記録媒体読取部14、ディスプレイ15、キー入力部16、通信部17、メモリ20、および記憶装置群30を備えている。

0040

キー入力部16は、例えばキーボードマウス等のように、ユーザからの入力を受け付ける部位である。

0041

メモリ20は、テンプレート表示プログラム21と、入力受付プログラム22と、データテーブル表示プログラム23と、グラフ作成プログラム24と、グラフ表示プログラム25と、編集プログラム26と、記憶制御プログラム27と、グラフ復元プログラム28とを記憶している。これらプログラム21〜28は、メモリ20に予め記憶されていてもよいし、あるいはメモリカード等の外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介してメモリ20に読み込まれて記憶されたものであってもよい。

0042

これらプログラム21〜28は、ユーザによるキー入力部16からの入力によって書き換えできないようになっている。

0043

メモリ20には、このようなユーザ書き換え不可能な情報の他に、ユーザが書き換え可能なデータを記憶するエリアとして、キー入力部16によりなされた入力に対応する情報が順次入力されるエリアである書込可能データエリア29が確保されている。

0044

CPU12は、コンピュータであって、メモリ20に記憶されている各プログラム21〜28に従い回路各部の動作を制御し、ユーザによってキー入力部16からなされた入力に従う処理を実行する。

0045

記憶装置群30は、テンプレート記憶装置31と、データテーブル記憶装置32と、グラフデータ記憶装置33とを備えている。

0046

テンプレート記憶装置31は、複数のグラフのテンプレートを記憶している。

0047

データテーブル記憶装置32は、各テンプレートに応じて指定されたデータテーブルを記憶している。

0048

グラフデータ記憶装置33は、過去に作成されたグラフの復元に必要な復元用データを記憶している。具体的には、テンプレートと、データテーブルと、データテーブルに入力されたデータ等を関連付けて記憶している。

0049

これら記憶装置31、32、33は何れも例えばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等からなる。なお、これら記憶装置31、32、33は、図面では、説明の容易のために一例として3つの独立した記憶装置として示されているが、記憶装置の数は3つに限定されず、1つのSSDまたはHDDの中に、3つの記憶装置31、32、33が構築されていても良い。

0050

テンプレート表示プログラム21は、予め提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートを、テンプレート記憶装置31から取得し、メニュー画面において、各テンプレートに対応するグラフのイメージをディスプレイ15から表示する。これによって、例えば記者やデスクであるユーザに、テンプレートの選択を促す。これらテンプレートは、新聞や雑誌の記事に使用される定型的なグラフに対応するテンプレートを含む。

0051

これに応じて、ユーザは、キー入力部16へ所望のテンプレートを指定する指定入力を入力することができる。なお、新たなテンプレートを作成し、テンプレート記憶装置31に登録および記憶することもできる。これによって、提供できるグラフのバリエーションを増やすことができる。

0052

入力受付プログラム22は、ユーザによってキー入力部16に入力された指定入力を、キー入力部16から受け取る。

0053

データテーブル表示プログラム23は、入力受付プログラム22によって受け取られた指定入力で指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルを、データテーブル記憶装置32から取得し、ディスプレイ15から表示する。これによって、ユーザに、データテーブルへのデータの入力を促す。

0054

これに応じて、ユーザは、キー入力部16を操作することによって、表示されているデータテーブルにデータを入力する。また、ユーザは、データを入力する代わりに、既にデータが入力されているデータファイルを読み込むことによって、データテーブルにデータを入力することもできる。なお、後述するように、グラフデータ記憶装置33には、既に出稿されたグラフを復元するための復元用データが記憶されている。ユーザは、キー入力部16を操作することによって、グラフデータ記憶装置33から復元用データを読み込み、データテーブルに入力することもできる。あるいは、作成途中のデータを利用して、不足するデータを追加したり、あるいは、データを修正した後に、データテーブルに入力することもできる。

0055

グラフ作成プログラム24は、指定されたテンプレートに、データテーブルに書き込まれたデータを反映して、グラフを作成する。

0056

グラフ表示プログラム25は、グラフ作成プログラム24によって作成されたグラフを、付加情報とともにディスプレイ15から表示する。

0057

付加情報は、グラフのタイトル、グラフの軸の単位、グラフの軸の目盛りの値、およびデータの項目名等を含む。

0058

編集プログラム26は、作成されたグラフを、ディスプレイ15から表示しながら、ユーザが、キー入力部16を操作して、付加情報を編集することを可能にする。なお、付加情報の編集は、付加情報の内容の変更、書式の変更、および表示場所の変更等を含む。

0059

記憶制御プログラム27は、グラフ作成プログラム24によって作成され、必要な場合にはさらに編集プログラム26によって編集されたグラフを復元するために必要な復元用データをグラフデータ記憶装置33に記憶する。

0060

グラフ復元プログラム28は、グラフデータ記憶装置33から復元用データを読み出し、読み出した復元用データに基づいて、グラフを復元する。そして、復元されたグラフを、ディスプレイ15から表示する。

0061

通信部17は、例えばインターネットのような通信ネットワークに接続されており、この通信ネットワークを介して、図示しない外部のソース等と通信する。この通信によって、各種APIから、グラフの作成に利用されるデータを取得することもできる。さらに、APIの機能を使うことによって、指数や株式コード、企業名を選択し、これらに紐付けられた種々のデータを、グラフ作成のために取得することも可能となる。

0062

このように構成されたグラフ作成装置10は、CPU12が、各プログラム21〜28に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウェアとハードウェアとが協働して、以下に説明するように動作する。

0063

図2は、グラフ作成装置の起動時に表示されるログイン画面の表示例を示すイメージ図である。

0064

グラフ作成装置10を起動すると、図2に例示されるようなログイン画面が、ディスプレイ15から表示される。例えば記者やデスクのようなユーザには、グラフ作成装置10にログインするためのユーザIDとパスワードとが予め付与されている。

0065

ユーザは、このログイン画面に従って、キー入力部16から、ユーザIDとパスワードを入力し、さらにログインボタンをマウスでクリックすることによって、グラフ作成装置10にログインし、グラフ作成装置10の使用を許可される。

0066

正しくログインがなされると、テンプレート表示プログラム21によって、テンプレート記憶装置31から、グラフ作成装置10によって提供されている複数のグラフのおのおのに対応する各テンプレートが取得され、図3に例示されるように、各テンプレートに対応するグラフのイメージが、ディスプレイ15から、アイコンとして表示される。

0067

図3は、グラフのイメージを表す複数のアイコンが表示されたメニュー画面の表示例を示す概念図である。

0068

テンプレート記憶装置31に記憶されているテンプレートは、新聞や雑誌の記事に使用される定型的なグラフに対応するテンプレートを含む。グラフ作成装置10は、新たなテンプレートを作成して、テンプレート記憶装置31に登録することもできる。また、不要になったテンプレートを、テンプレート記憶装置31から削除することもできる。さらには、テンプレート記憶装置31に登録されているテンプレートを更新して、テンプレート記憶装置31に上書き登録することもできる。

0069

図3に例示するように、ディスプレイ15から、各テンプレートに対応するグラフのイメージを示すアイコンi1〜i13が表示されることによって、ユーザは、テンプレートの選択を促される。

0070

図3に示す例では、アイコンi1〜i3は複合グラフ、アイコンi4〜i6は線グラフ、アイコンi7〜i10は棒グラフ、アイコンi11〜i13はその他(表、フローチャート円グラフ等)を示している。さらに、複合グラフのうち、アイコンi1は棒2本両軸グラフ、アイコンi2は棒2本片軸グラフ、およびアイコンi3は棒1本グラフに対応する。また、線グラフのうち、アイコンi4は線1本グラフ、アイコンi5は線2本グラフ、およびアイコンi6は線3本グラフに対応する。さらに、棒グラフのうち、アイコンi7は棒1本グラフ、アイコンi8は棒2本グラフ、アイコンi9は棒2本(両軸)グラフ、およびアイコンi10は棒1本(横)グラフに対応する。さらにまた、その他のうち、アイコンi11は表グラフ、アイコンi12はフローチャート、およびアイコンi13は円グラフに対応する。

0071

これに応じて、ユーザは、キー入力部16を操作することによって、所望のテンプレートを指定することができる。この指定入力の方法は限定されないが、一例として、図3に示すように、所望のテンプレートのアイコンi(例えば、アイコンi3)を、マウスでクリックすることによってアクティブにし、さらに、画面中央に表示されている「作成」ボタンb1をマウスでクリックすることによって、所望のテンプレートを指定することができる。

0072

このようにしてなされたアイコンの指定入力は、入力受付プログラム22によって受け取られ、認識され、データテーブル表示プログラム23へ渡される。

0073

これに応じて、指定入力で指定されたテンプレートに関連付けられたデータテーブルが、データテーブル表示プログラム23によって、データテーブル記憶装置32から取得され、図4に例示されるように、付加情報入力欄とともにディスプレイ15から表示される。

0074

図4は、データテーブルおよび付加情報入力欄が表示された新規作成用画面の表示例を示す概念図である。

0075

図4に例示されるデータテーブルtは、2次元のデータテーブルであり、第1行目は項目名専用行となっており、項目として、A列は年月に、B列は売上高に、C列は営業利益に、D列は既存店売上高率に、E列は予備にそれぞれ指定されている。

0076

このようなデータテーブルtが表示されることによって、ユーザは、データテーブルtへデータを入力するように促される。

0077

ユーザは、例えば、マウスによって、データテーブルtのうちの所望のセルを指定し、キー入力部16を使ってデータを入力することによって、データテーブルtにデータを入力することができる。あるいは、例えばExcelのような既存のスプレッドシート式ソフトウェアにデータを入力しておき、コピーペースト機能を使って貼り付けることによって、データテーブルtにデータを入力することもできる。

0078

なお、データテーブルtの書式、項目名等は、テンプレートに応じて決定されるので、図4は一例であり、別の書式や、項目名等からなるデータテーブルもまた、本発明に含まれるものとする。

0079

図4に例示される付加情報入力欄pには、グラフ作成に必要な付加情報を設定するために(1)オプション設定欄、(2)軸ラベル入力欄、(3)注釈入力欄、および(4)紙面情報入力欄が表示される。

0080

このような付加情報入力欄pが表示されることによって、ユーザは、グラフ作成に必要な付加情報を入力するように促される。

0081

(1)オプション設定欄は、例えばグラフに中断線を入れたい場合など、グラフに動きを付けるための設定を入力するための欄であり、ユーザは、必要に応じて、マウス等によって、所定のチェックボックスp1〜p3をチェックすることによって、オプション条件を設定することができる。例えば、ユーザは、チェックボックスp1をチェックすることによって、ラインチャート(上部)の傾斜をなだらかにするように設定することができる。同様に、ユーザは、チェックボックスp2をチェックすることによって、ラインチャート(下部)の中断処理左軸)をするように、チェックボックスp3をチェックすることによって、ラインチャート(下部)の中断処理(右軸)をするように設定することができる。なお、チェックボックスp1〜p3は一例であり、その他のチェックボックスを適宜設けるようにしても良い。

0082

(2)軸ラベル入力欄は、例えば単位のように、軸ラベルの名称を入力するための欄である。軸ラベルの名称は、データテーブルtで表示される項目毎に入力することができ、図4に示す例では、データテーブルtのB列の売上高に対応する軸ラベルの名称を入力欄p5に、C列の営業利益に対応する軸ラベルの名称を入力欄p6に、D列の既存店売上高率に対応する軸ラベルの名称を入力欄p7に入力することができる。また、(2)軸ラベル入力欄には、クリアボタンp4も設けられており、マウスによってクリアボタンp4をクリックすると、入力欄p5、p6、p7になされた入力がクリアされ、ユーザは、新たな入力を行うことが可能となる。

0083

(3)注釈入力欄は、グラフに表示されるタイトル、注釈、出所等を入力するための欄である。ユーザは、キー入力部16から入力欄p9にタイトルを、入力欄p10に注釈を、入力欄p11に出所をそれぞれ入力することができる。また、(3)注釈入力欄には、クリアボタンp8も設けられており、マウスによってクリアボタンp8をクリックすると、入力欄p9、p10、p11になされた入力がクリアされ、ユーザは、新たな入力を行うことが可能となる。なお、これら入力欄p9〜p11は一例であり、その他の入力欄を適宜設けるようにしても良い。

0084

(4)紙面情報入力欄は、新聞紙面におけるグラフの配置情報等を入力するための欄である。ユーザは、入力欄p13に掲載面(例えば、1面)、入力欄p14に媒体刊、夕刊等)、入力欄p15に面呼称(任意)を入力することができる。また、ユーザは、面付日に関する入力として、入力欄p16に表示される「する」または「しない」のいずれかをマウスでクリックすることによって、面付日の指定の有無を設定することができる。そして、入力欄p16において、面付日を指定「する」と指定した場合には、さらに入力欄p17に、日付を入力することができる。さらにユーザは、仕掛けサイズに関する入力として、入力欄p18に横サイズ(倍)を、入力欄p19に縦サイズ(倍)をそれぞれ入力することができる。なお、(4)紙面情報入力欄にもクリアボタンp12が設けられており、マウスによってクリアボタンp12をクリックすると、入力欄p13〜p19になされた入力がクリアされ、ユーザは、新たな入力を行うことが可能となる。なお、これら入力欄p13〜p19もまた一例であり、その他の入力欄を適宜設けるようにしても良い。

0085

また、このような新規作成用画面には、付加情報入力欄pの最終行の近傍に、確認ボタンb2が表示されている。

0086

ユーザが、マウスによって確認ボタンb2をクリックすると、グラフ作成プログラム24が起動する。そして、指定されたテンプレートに、データテーブルtに書き込まれたデータが反映され、さらに、付加情報入力欄pに入力された付加情報に基づいて、グラフgが作成され、確認ボタンb2の上方にプレビュー表示される。グラフgのプレビューには、付加情報入力欄pに入力された付加情報も反映されており、例えば、図4に示す例では、入力欄p9に入力されたタイトルは、グラフgの先頭行に表示され、入力欄p10に入力された注釈が、グラフgの最終行に表示されている。また、グラフgの横サイズは、入力欄p18で指定されたように26倍、縦サイズは、入力欄p19で指定されたように31倍で表示される。

0087

また、編集プログラム26によって、ユーザは、プレビューされたグラフgを、ディスプレイ15から表示しながら、キー入力部16を操作することによって、付加情報を編集することができる。付加情報は、グラフのタイトル、グラフの軸の単位、およびデータの項目名等を含む。付加情報の編集は、付加情報の内容の変更、書式の変更、および表示場所の変更等を含む。

0088

図5は、編集プログラムを用いてなされる編集を説明するためのグラフの概念図である。

0089

図5(a)は、図4にも示されているプレビューされたグラフgを示している。

0090

図5(a)に示すグラフgは編集前のグラフである。これに対し、ユーザが、データテーブルtにおけるB列、C列、およびD列で指定された「売上高」、「営業利益」、および「既存店売上高率」の文字表示の位置を、移動させる編集を行う場合、ユーザは、マウスによって、その文字が表示されているエリアをクリックすることによって、その文字をアクティブにし、その後、マウスでそのエリアを所望の位置までドラッグすることによって、その文字の表示位置を移動させることができる。

0091

例えば、データテーブルtにおけるD列で指定された「既存店売上高率」という文字の表示位置を、移動させたい場合、マウスによって、「既存店売上高率」が表示されているエリアをクリックし、「既存店売上高率」をアクティブにする。その後、マウスを、矢印d1のようにドラッグすることによって、「既存店売上高率」の表示位置を移動させることができる。同様に、「売上高(左軸)」の表示位置を移動させたい場合、マウスによって、「売上高(左軸)」と表示されているエリアをクリックし、その後、マウスを、矢印d2のようにドラッグすることによって、「売上高(左軸)」の文字表示の位置を移動させることができる。同様に、「営業利益(右軸)」の表示位置を移動させたい場合、マウスによって、「営業利益(右軸)」と表示されているエリアをクリックし、その後、マウスを、矢印d3のようにドラッグすることによって、「営業利益(右軸)」の文字表示の位置を移動させることができる。

0092

また、編集プログラム26は、グラフの開始点を変更するための編集機能も提供している。これは、例えば、グラフが棒グラフである場合、クリックc1に示すように、指し棒をクリックすることによってなされる。

0093

図5(b)は、このような編集がなされた後のグラフgを示している。

0094

図5(b)では、図5(a)に対して、「既存店売上高率」、「売上高(左軸)」、および「営業利益(右軸)」の各文字の表示位置が、ドラッグd1、d2、およびd3で指定されたように移動している。また、指し棒の開始点も変更されている。

0095

このようにして完成したグラフgは、新聞や雑誌に出稿される。

0096

また、将来の再利用のために、グラフgの復元に必要なすべてのデータ(以下、「復元用データ」と称する)が、記憶制御プログラム27によって、グラフデータ記憶装置33に記憶される。復元用データは、グラフのテンプレートと、このテンプレートに関連付けられたデータテーブルtと、データテーブルtへ入力されたデータと、(1)オプション設定欄にて入力された情報と、グラフ編集時に指定された情報とを含む。さらに、データの提供者や、作成日等を含む出稿用付加情報も、復元用データに関連付けられてグラフデータ記憶装置33に記憶される。

0097

グラフデータ記憶装置33に記憶されている復元用データに基づいて、グラフ復元プログラム28によって、グラフgが復元され、ディスプレイ15から表示される。また、グラフ復元プログラム28によって、出稿用付加情報の一覧表示も作成され、ディスプレイ15から表示される。

0098

図6は、グラフ復元プログラムによって復元されたグラフと、一覧表示された出稿用付加情報テーブルとの表示例を示すイメージ図である。

0099

なお、グラフ作成装置10によれば、出稿済みのグラフgを修正して新たなグラフの作成のために使用することもできる。これを図7を用いて説明する。

0100

図7は、出稿済みのグラフを修正して新たなグラフを作成する処理の流れを説明するための図である。

0101

図7(a)に示されるように、図3に示すメニュー画面において表示されている「出稿済みグラフを修正」ボタンb3をマウスでクリックすると、図7(b)に示されるように、グラフデータ記憶装置33に記憶されている出稿済みのグラフの復元用データが、一覧表hにリスト表示される。

0102

ユーザは、このリストの中から、所望する復元用データを選択し、「データを取り込む」ボタンb5をマウスによりクリックすると、グラフ復元プログラム28によって、選択された復元用データに基づいてグラフgが復元され、図7(c)のように表示されるとともに、対応するデータテーブルt、および、図示されていないが、図4に示したような付加情報入力欄pも表示される。

0103

その後は、図4を用いて説明したように、付加情報入力欄pの入力を適宜編集したり、図5を用いて説明したように、グラフgの表示を適宜編集することができる。

0104

また、グラフ作成装置10は、グラフデータ記憶装置33に記憶されている復元用データのみならず、グラフデータ記憶装置33に記憶されていない作成途中のデータから、グラフの作成を継続することもできる。これを図8および図9を用いて説明する。

0105

図8は、作成途中のデータからグラフの作成を継続する処理の流れを説明するための図である。

0106

図8(a)に示されるように、図3のメニュー画面において、作成途中のデータをドラッグ&ドロップすると、このデータが解凍され、グラフ復元プログラム28によって、解凍されたデータに基づいてグラフgが復元され、図8(b)のように表示されるとともに、対応するデータテーブルt、および、図示されていないが、図4に示したような付加情報入力欄pも表示される。

0107

図9は、作成途中のデータからグラフの作成を継続する別の手法による処理の流れを説明するための図である。

0108

図8は、作成途中のデータをドラッグ&ドロップして取り込む手法であったが、図9は、作成途中のデータをグラフ作成装置10のハードディスクに構築されたフォルダから取り込む手法である。

0109

図9(a)に示されるように、図3のメニュー画面において、「フォルダから取り込む」ボタンb4をマウスによりクリックすると、グラフ作成装置10のハードディスクに構築されたフォルダ構造fが表示される。ユーザは、このフォルダ構造fの表示を使って、所望のファイルを選択し、マウスにより「開く」ボタンb6をクリックする。

0110

これに応じて開かれたデータに基づいて、グラフ復元プログラム28によって、グラフgが復元され、図9(b)のように表示されるとともに、対応するデータテーブルt、および、図示されていないが、図4に示したような付加情報入力欄pも表示される。

0111

図8に示す手法、および、図9に示す手法いずれにおいても、その後は、図4を用いて説明したように、付加情報入力欄pの入力を適宜編集したり、図5を用いて説明したように、グラフgの表示を適宜編集することができる。

0112

なお、グラフ復元プログラム28によって、グラフデータ記憶装置33に記憶された復元用データから、例えば、指定された付日や、掲載された面毎に、該当する復元用データを検索し、検索された複数のグラフgを、ディスプレイ15から一覧表示させることもできる。

0113

上述したように、本発明の実施形態に係るグラフ作成方法が適用されたグラフ作成装置においては、新聞や雑誌の記事とともに表示される定型的なグラフのテンプレートが予めいくつか準備されており、例えば記者やデスクであるユーザは、所望のテンプレートを選択するだけで、所望のイメージのグラフを確実に作成することが可能となる。このため、前述したような書式設定と、表示による確認との繰り返し作業はもはや不要となる。

0114

また、本発明の実施形態に係るグラフ作成方法が適用されたグラフ作成装置は操作が簡単であり、操作にあたって専門的な長期間の教育を受ける必要はない。このため、記者やデスクであっても、マニュアルを見ることなく、容易に、かつ短時間でグラフを作成できるようになる。したがって、専門のデザイナーの介在は不要となる。つまり人件費と作業時間との両方を削減することが可能となる。これによって、デジタル時代スピードに対応することも可能となり、新聞、雑誌の電子媒体の速報記事で要求されるシビアなタイミングにも対応できるようにグラフを迅速に作成することが可能となる。

0115

さらには、本発明の実施形態に係るグラフ作成方法が適用されたグラフ作成装置は、グラフとともに表示されるタイトル、軸の単位、およびデータの項目名といった付加情報を、グラフを表示させながら編集できるという高い柔軟性も備えている。これによって、ユーザは、作成・編集する画面から設定画面に戻ることなく、グラフのイメージを確認しながら、グラフを編集できるようになるので、グラフを自分のイメージ通りに、容易にかつ確実にカスタマイズすることも可能となる。

0116

以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

0117

本願発明は、新聞や雑誌の記事のように、定型的なグラフを作成する際に、特に多大な効果を奏することができるが、汎用的な簡易グラフ作成ツールとしても利用可能である。

0118

10・・グラフ作成装置
11・・バス
13・・外部記録媒体
14・・記録媒体読取部
15・・ディスプレイ
16・・キー入力部
17・・通信部
20・・メモリ
21・・テンプレート表示プログラム
22・・入力受付プログラム
23・・データテーブル表示プログラム
24・・グラフ作成プログラム
25・・グラフ表示プログラム
26・・編集プログラム
27・・記憶制御プログラム
28・・グラフ復元プログラム
29・・書込可能データエリア
30・・記憶装置群
31・・テンプレート記憶装置
32・・データテーブル記憶装置
33・・・グラフデータ記憶装置

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