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技術 商品販売データ処理装置およびプログラム

出願人 東芝テック株式会社
発明者 杉本雅彦
出願日 2019年2月22日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2019-030485
公開日 2020年8月31日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-135620
状態 未査定
技術分野 金銭登録機・受付機
主要キーワード 上方先端 初期化済 パトランプ 精算状態 アテンダント カード特定情報 買い物袋 持ち手
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (15)

課題

店舗レジ袋や2種類のカゴを用意することなく、未精算商品精算済の商品とを区別することが可能な販売データ処理装置およびプログラムを提供する。

解決手段

態様変更部は、精算処理部が精算処理を行ったことを条件に、バッグ容器)の態様を、精算済であることを示す青色LEDの点灯状態(第1の態様)に変更する。また、態様変更部は、初期化処理部が初期化処理を行ったことを条件に、バッグ(容器)の態様を、未精算であることを示す白色LEDの点灯状態(第2の態様)に変更する。

概要

背景

例えば、スーパーマーケットコンビニエンスストア等の店舗において、客が買物をする場合、店頭商品を入れるカゴ精算前の商品を入れるカゴ)やカート(以下、代表して「カゴ」という)を受け取る。客は、店舗内を廻り購入する商品をカゴに入れる。購入する商品の選定が終了すると、客は、商品が入ったカゴを精算場所まで運ぶ。そして、精算場所に配置されたPOS端末等の販売データ処理装置において、店員又は客自身が、購入する商品に係る精算処理を実行する。このとき、店員又は客は、商品に付されている無線タグを、販売データ処理装置に読み取らせる。そして客は、購入した商品に係る支払いを行う。精算処理が終了した商品は、レジ袋に収容されるか、又は客自身が用意したバッグ等に商品を収容するために、一時的に、精算済であることを示すカゴに収容される。

そのため、店舗は、精算済の商品を収容するレジ袋を用意する必要があった。また、店舗は、精算前の商品と精算後の商品を区別するために2種類のカゴを用意する必要があった(例えば、特許文献1)。

概要

店舗がレジ袋や2種類のカゴを用意することなく、未精算の商品と精算済の商品とを区別することが可能な販売データ処理装置およびプログラムを提供する。態様変更部は、精算処理部が精算処理を行ったことを条件に、バッグ(容器)の態様を、精算済であることを示す青色LEDの点灯状態(第1の態様)に変更する。また、態様変更部は、初期化処理部が初期化処理を行ったことを条件に、バッグ(容器)の態様を、未精算であることを示す白色LEDの点灯状態(第2の態様)に変更する。

目的

本発明が解決しようとする課題は、店舗がレジ袋や2種類のカゴを用意することなく、未精算の商品と精算済の商品とを区別することが可能な販売データ処理装置およびプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の無線タグを備える容器に、第2の無線タグが付された商品を収容した状態で、当該第2の無線タグから読み取った無線タグ情報に基づいて、前記商品の精算を行う精算処理部と、前記第1の無線タグと交信を行うことによって、前記容器を未精算の状態に初期化する初期化処理部と、前記精算処理部が精算を行ったことを条件に、前記容器の態様を、精算済であることを示す第1の態様に変更するとともに、前記初期化処理部が初期化を行ったことを条件に、前記容器の態様を、未精算であることを示す第2の態様に変更する態様変更部と、を備えた商品販売データ処理装置

請求項2

前記態様変更部は、前記容器が備える発光部を、前記第1の態様に対応する発光パターンと、前記第2の態様に対応する発光パターンと、のいずれかのパターンで発光させる、請求項1に記載の商品販売データ処理装置。

請求項3

前記容器は、客が所有するバッグである、請求項1または請求項2に記載の商品販売データ処理装置。

請求項4

前記第1の無線タグは、前記容器を所有する客に係る情報を記憶する、請求項3に記載の商品販売データ処理装置。

請求項5

前記容器は、店内備え付けカゴである、請求項1または請求項2に記載の商品販売データ処理装置。

請求項6

商品販売データ処理装置を制御するコンピュータを、第1の無線タグを備える容器に、第2の無線タグが付された商品を収容した状態で、当該第2の無線タグから読み取った無線タグ情報に基づいて、前記商品の精算を行う精算処理部と、前記第1の無線タグと交信を行うことによって、前記容器を未精算の状態に初期化する初期化処理部と、前記精算処理部が精算を行ったことを条件に、前記容器の態様を、精算済であることを示す第1の態様に変更するとともに、前記初期化処理部が初期化を行ったことを条件に、前記容器の態様を、未精算であることを示す第2の態様に変更する態様変更部と、して機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。

背景技術

0002

例えば、スーパーマーケットコンビニエンスストア等の店舗において、客が買物をする場合、店頭商品を入れるカゴ精算前の商品を入れるカゴ)やカート(以下、代表して「カゴ」という)を受け取る。客は、店舗内を廻り購入する商品をカゴに入れる。購入する商品の選定が終了すると、客は、商品が入ったカゴを精算場所まで運ぶ。そして、精算場所に配置されたPOS端末等の販売データ処理装置において、店員又は客自身が、購入する商品に係る精算処理を実行する。このとき、店員又は客は、商品に付されている無線タグを、販売データ処理装置に読み取らせる。そして客は、購入した商品に係る支払いを行う。精算処理が終了した商品は、レジ袋に収容されるか、又は客自身が用意したバッグ等に商品を収容するために、一時的に、精算済であることを示すカゴに収容される。

0003

そのため、店舗は、精算済の商品を収容するレジ袋を用意する必要があった。また、店舗は、精算前の商品と精算後の商品を区別するために2種類のカゴを用意する必要があった(例えば、特許文献1)。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決しようとする課題は、店舗がレジ袋や2種類のカゴを用意することなく、未精算の商品と精算済の商品とを区別することが可能な販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0005

実施形態の商品販売データ処理装置は、精算処理部と、初期化処理部と、態様変更部とを備える。精算処理部は、第1の無線タグを備える容器に、第2の無線タグが付された商品を収容した状態で、第2の無線タグから読み取った無線タグ情報に基づいて、商品の精算を行う。初期化処理部は、第1の無線タグと交信を行うことによって、容器を未精算の状態に初期化する。態様変更部は、精算処理部が精算を行ったことを条件に、容器の態様を、精算済であることを示す第1の態様に変更するとともに、初期化処理部が初期化を行ったことを条件に、容器の態様を、未精算であることを示す第2の態様に変更する。

図面の簡単な説明

0006

図1は、第1の実施形態に係る商品販売データ処理装置の一例を示す外観斜視図である。
図2は、精算処理部の正面図である。
図3は、セルフPOS端末ハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図4は、初期化処理端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図5は、発光体の構造の一例を示す図である。
図6は、商品販売データ処理装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図7は、商品販売データ処理装置とRFIDタグとがやり取りする情報を説明する図である。
図8は、バックが備える発光体の態様の遷移の一例を示す状態遷移図である。
図9は、第1の実施形態のセルフPOS端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10は、第1の実施形態の初期化処理端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11は、第2の実施形態で用いるカゴの一例を示す図である。
図12は、第2の実施形態の商品販売データ処理装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図13は、第2の実施形態のセルフPOS端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、第2の実施形態の初期化処理端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。

実施例

0007

(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、第1の実施形態に係る商品販売データ処理装置について説明する。なお、第1の実施形態では、購入した商品について、客が自ら精算を行う商品販売データ処理装置について説明する。なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。

0008

(商品販売データ処理装置の全体構成の説明)
まず、商品販売データ処理装置の全体構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る商品販売データ処理装置10の一例を示す外観斜視図である。商品販売データ処理装置10は、図1に示すように、セルフPOS端末1と、初期化処理端末1cとを備える。また、セルフPOS端末1は、本体部1aと、本体部1aとは別体に設けられた精算処理端末1bとを備える。

0009

セルフPOS端末1は、客が購入する商品について、客自身の操作で当該商品の売上登録処理および精算処理を行う装置である。売上登録処理は、客が購入する商品の商品情報をセルフPOS端末1に登録する処理である。より具体的には、セルフPOS端末1は、商品に付された無線タグからタグ情報を読み取ることで、商品を特定する商品コードを取得する。そして、セルフPOS端末1は、取得した商品コードに基づいて、商品マスタから当該商品の商品情報(商品名、価格等)を読み出す。さらに、セルフPOS端末1は、読み出した商品情報を表示することによって客に知らせるとともに、当該商品情報を記憶する。

0010

精算処理は、セルフPOS端末1が売上登録処理によって記憶した商品情報に基づいて行われる。より具体的には、精算処理は、取引に係る合計金額税額の表示、客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する処理、釣銭の発行釣銭機に指示する処理、商品情報や精算情報(合計金額、預り金額釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理である。

0011

セルフPOS端末1の本体部1aは、硬貨釣銭機紙幣釣銭機電源部(いずれも非図示)等を内部に収納する。また、本体部1aは、客から預かった硬貨投入する硬貨投入部1a1、硬貨分の釣銭を払い出す硬貨払い出し口1a2、客から預かった紙幣を投入する紙幣投入部1a3、紙幣分の釣銭を払い出す紙幣払い出し口1a4、商品情報や精算情報が印字されたレシートを発行するレシート発行口1a5、カードでの精算をする際にカードを投入するカード投入口1a6等を備える。

0012

硬貨投入部1a1から投入した硬貨は、硬貨釣銭機に収納される。そして、セルフPOS端末1は、客に払い出す硬貨分の釣銭を、硬貨釣銭機に収納されている硬貨を硬貨払い出し口1a2に払い出す。また、紙幣投入部1a3から投入した紙幣は、紙幣釣銭機に収納される。そして、セルフPOS端末1は、客に払い出す紙幣分の釣銭を、紙幣釣銭機に収納されている紙幣を紙幣払い出し口1a4に払い出す。

0013

また、本体部1aは、本体部1aの上部に表示部22を備える。表示部22は、商品情報や精算情報を客に表示する。また、本体部1aは、円柱状のポール1a8を備え、ポール1a8の上方先端部には、パトランプ1a9を備える。パトランプ1a9は、セルフPOS端末1にエラーが発生した場合や、セルフPOS端末1の操作が分からない場合等に、客がアテンダント呼び出すために点灯する。

0014

図2は、精算処理端末1bの正面図である。精算処理端末1bは、箱状の本体部1b1を有して、正面と上面とが開放された構造を有する。精算処理端末1bは、客が購入する商品が収容された、客が所有するバッグ80を収納する。

0015

バッグ80は、客の所有物であり、客自身が店舗に持ち込んで、購入する商品Kを収容する。バッグ80は、持ち手80aを備える。客は、購入する商品Kが収容されたバッグ80の持ち手80aを、精算処理端末1bに設置された棒状の支持部1b2に引っ掛けることによって、バッグ80を精算処理端末1bに収納する。

0016

バッグ80は、RFIDタグ82を内蔵している。また、バッグ80の表面には、発光体84が設けられる。RFIDタグ82には、客を一意に特定する識別番号(会員番号)等の客に係る情報が登録されている。なお、RFIDタグ82は第1の無線タグの一例である。また、発光体84は、発光部の一例である。

0017

発光体84は、バッグ80の表面に、外部から視認可能に設置された、例えばポリカーボネート等の導光部材で形成され導光体である。発光体84には、例えばLED(Light Emitting Diode)から出射した光が入射される。発光体84に入射した光は、全反射を繰り返して発光体84の内部を導光する。そして、発光体84の表面に形成された面形状の出射部から外部に出射することによって面発光する。なお、発光体84の詳細な構造は後述する(図5)。

0018

バッグ80に収容された、客が購入する商品Kには、RFIDタグ92が付されている。RFIDタグ92には、商品Kを一意に特定する識別番号(例えば商品コード)が登録されている。なお、RFIDタグ92は第2の無線タグの一例である。

0019

精算処理端末1bの内部の側面部には、近接センサ26が設置されている。近接センサ26は、例えば透過式センサであり、一方が発光部で構成され、他方が受光部で構成される。近接センサ26は、発光部から放射された光が受光部で受光されなければ、支持部1b3に引っ掛けられているバッグ80を検知したことを示す情報を出力する。また、近接センサ26は、発光部から放射された光が受光部で受光されれば、支持部1b2に引っ掛けられたバッグ80を検知していないことを示す情報を出力する。

0020

精算処理端末1bの内部の側面部と底面部には、アンテナ241が設置されている。アンテナ241は、無線タグリーダ24(図3参照)と電気的に接続されており、バッグ80、及びバッグ80に収容された商品Kに向けて電波を送信する。RFIDタグ92は、タグ情報をねる信号を受信した場合に、自身に登録された商品特定情報を含むタグ情報を、精算処理端末1bに送信する。そして、アンテナ241は、RFIDタグ92から送信されたタグ情報を受信する。このようにして、無線タグリーダ24は、バッグ80に収容された全ての商品Kに係るタグ情報を一括して読み取る。また、RFIDタグ82は、電波に重畳された、客の会員番号を尋ねる信号を受信した場合に、自身に登録されている会員番号を、精算処理端末1bに送信する。そして、アンテナ241は、RFIDタグ82から送信された会員番号を受信する。このようにして、無線タグリーダ24は、バッグ80の所有者会員情報を取得する。

0021

また、RFIDタグ82は、精算処理端末1bのアンテナ241から放射される電波を受けて起電力を発生し、発生した起電力によって、発光体84を、例えば青色に点灯させる。また、RFIDタグ82は、精算処理端末1bのアンテナ241から放射される電波を受けて起電力を発生し、発生した起電力によって、バッグ80が備える、非図示のコンデンサ又は充電池充電し、当該コンデンサ又は充電池を放電させることによって、発光体84を、例えば青色に点灯させてもよい。なお、このとき、RFIDタグ82は、精算処理端末1bのアンテナ241から放射される、精算処理が完了したことを示す情報が重畳された電波を受けて、精算処理が完了した旨の情報を記憶してもよい。

0022

再び図1戻り、初期化処理端末1cは、支持部1b2に引っ掛けたバッグ80が備えるRFIDタグ82を、未精算の状態とする初期化処理を行う。このとき、RFIDタグ82は、初期化処理端末1cのアンテナ241から放射される電波を受けて起電力を発生し、発生した起電力によって、発光体84を、青色とは異なる色、例えば白色で点灯させる。なお、このとき、初期化処理端末1cは、RFIDタグ82に、未精算状態であることを示す情報を記憶させてもよい。

0023

初期化処理端末1cは、店舗に出入りする客が必ず通過する位置(例えば店舗の出入口等)に設置される。なお、初期化処理端末1cは、精算処理端末1bと、ほぼ同様のハードウェア構成を有するが、初期化の開始を指示する操作キー214を備える点が、精算処理端末1bと異なる。詳しくは後述する(図4)。なお、本実施の形態では、客が操作キー214を操作することによって、初期化の開始を指示する構成として説明するが、必ずしも操作キー214を備える必要はない。すなわち、初期化処理端末1cを常時動作状態にしておいて、客がバッグ80を収納した際に初期化を実行する構成にしてもよい。或いは、精算処理端末1bが備えるのと同様の近接センサ26がバッグ80を検知した際に、初期化を実行する構成にしてもよい。

0024

(セルフPOS端末のハードウェア構成の説明)
次に、セルフPOS端末1のハードウェアについて説明する。図3は、セルフPOS端末1のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。セルフPOS端末1は、制御部100と、メモリ部104と、コントローラ106と、通信I/F(Interface)108とを備える。

0025

制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103とを備える。CPU101は、バスライン105を介して、ROM102と、RAM103と接続する。CPU101は、ROM102やメモリ部104に記憶された制御プログラムP1を、RAM103に展開する。CPU101は、RAM103に展開された制御プログラムP1に従って動作することでセルフPOS端末1の動作を制御する。すなわち、制御部100は、一般的なコンピュータの構成を有する。

0026

制御部100は、更に、バスライン105を介して、メモリ部104と、コントローラ106と、通信I/F108と接続する。

0027

メモリ部104は、電源を切っても記憶情報が保持される、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)等である。メモリ部104は、制御プログラムP1を含むプログラム等を記憶する。制御プログラムP1は、セルフPOS端末1が備える機能を発揮させるためのプログラムである。

0028

なお、制御プログラムP1は、ROM102に予め組み込まれて提供されてもよい。また、制御プログラムP1は、制御部100にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、CD−ROMフレキシブルディスクFD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、制御プログラムP1を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、制御プログラムP1を、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。

0029

また、メモリ部104は、商品マスタM1と、商品登録ファイルF1とを記憶する。商品マスタM1は、店舗で取り扱っている商品の商品情報(商品コード、商品名、価格等)を記憶したマスタファイルである。なお、店舗で取り扱う商品は日々変化するため、セルフPOS端末1は、通信I/F108を用いて、非図示の店舗サーバ本部サーバから、最新の商品マスタM1を取得する。

0030

商品登録ファイルF1は、商品マスタM1から取得した、客が購入する商品の商品情報(商品名、価格等)を記憶したファイルである。

0031

コントローラ106は、図3に記載した、操作部21と、表示部22と、プリンタ23と、無線タグリーダ24と、カードR/W(リーダライタ)25と、近接センサ26と接続する。コントローラ106は、制御部100からの指令に基づいて、接続された各種ハードウェアの動作を制御する。

0032

操作部21は、読取キー211、締めキー212を含むキーボードタッチパネルである。読取キー211は、支持部1b3に引っ掛けられたバッグ80に収容された商品Kに付されたRFIDタグ92の読み取りを開始するためのキーである。締めキー212は、登録処理された商品について、精算処理を開始するためのキーであり、取引を終了する際に操作されるキーである。

0033

表示部22は、セルフPOS端末1を操作する客に対して情報を表示する。プリンタ23は、長尺状の用紙に、売上情報を印字したレシートを発行する。無線タグリーダ24は、アンテナ241から精算処理端末1bの内部に電波を送信し、精算処理端末1b内の商品Kに付されたRFIDタグ92のタグ情報をアンテナ241で受信して読み取る。また、無線タグリーダ24は、RFIDタグ82からの客の会員番号をアンテナ241で受信して読み取る。カードR/W27は、客が支払いに使用するカード(例えばクレジットカード)から、カード特定情報を読み取る。

0034

通信I/F108は、店舗サーバや本部サーバ(いずれも非図示)や他のセルフPOS端末1と通信を行い、最新の商品マスタM1を受信するとともに、精算処理の結果を示す売上ファイル等の情報を上位サーバに送信する等の通信を行う。

0035

(初期化処理端末のハードウェア構成の説明)
次に、初期化処理端末1cのハードウェアについて説明する。図4は、初期化処理端末1cのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。初期化処理端末1cは、制御部110と、メモリ部114と、コントローラ116と、通信I/F118とを備える。

0036

なお、初期化処理端末1cのハードウェア構成は、セルフPOS端末1が備える精算処理端末1bのハードウェア構成と同様であるため、精算処理端末1bとは異なる点のみ説明する。

0037

初期化処理端末1cは、コントローラ116を介して、操作キー214と接続する。操作キー214は、初期化処理端末1cに対して、初期化処理の開始を指示するキーである。

0038

無線タグリーダ24は、RFIDタグ92から送信されてアンテナ241が受信したタグ情報を読み取る。また、無線タグリーダ24は、RFIDタグ82から送信されてアンテナ241が受信した、客の会員番号を読み取る。

0039

通信I/F118は、非図示の店舗サーバと通信を行い、初期化処理端末1cの動作状態を店舗サーバに送信する等の通信を行う。

0040

(発光部の構造の説明)
次に、図5を用いて、バッグ80が備える発光体84の構造を説明する。図5は、発光体84の構造の一例を示す図である。

0041

図5(a)に示すように、発光体84の端部には、白色LED85と青色LED86とが設置されている。なお、白色LED85と青色LED86とは、放射した光が、発光体84の端部から、発光体84の内部に漏れなく入射するように設置される。

0042

図5(b)に示すように、発光体84の表面84a、すなわち外部から視認される面は、擦りガラス状の拡散面を形成する。一方、発光体84の裏面84b、すなわちバッグ80に面する側は、平滑面を形成する。そして、青色LED86から放射した光線Rは、図5(b)に示すように、発光体84の内部を、反射を繰り返しながら進行する。

0043

このとき、表面84aに達した光の一部は、表面84a上の、例えば点Q1,Q2,Q3,…において、拡散光として外部に放射する。そして、表面84aで全反射した光、すなわち臨界角よりも浅い角度で入射した光のみが、発光体84の奥まで進行する。一方、裏面84bに達した光のうち臨界角よりも浅い角度で入射した光は、裏面84b上の、例えば点N1,N2,N3,N4,…において全反射を繰り返して、発光体84の奥まで進行する。

0044

このように、発光体84は、点状の光源から出射した光を導光して面発光させる。これによって、自由な形状の面光源を形成することができるため、視認性が高い表示を行うことができる。このような導光体を用いた照明は、例えば、液晶パネルバックライト等で広く利用されている。

0045

(第1の実施形態の商品販売データ処理装置の機能構成の説明)
次に、図6を用いて、商品販売データ処理装置10の機能構成を説明する。図6は、商品販売データ処理装置10の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。セルフPOS端末1の制御部100は、制御プログラムP1をRAM103に展開して動作させることによって、図6に示す容器収容判断部121と、タグ情報読取部122と、登録情報読取部123と、売上登録部124と、精算処理部125と、態様変更部126と、サービス提供部127と、操作制御部128とを機能部として実現する。また、初期化処理端末1cの制御部110は、制御プログラムP2をRAM113に展開して動作させることによって、図6に示す容器収容判断部131と、初期化処理部132と、態様変更部133と、操作制御部134を機能部として実現する。

0046

容器収容判断部121は、近接センサ26からの出力に基づいて、バッグ80を検出したかを判断する。具体的には、容器収容判断部121は、読取キー211が操作された場合に、近接センサ26からの出力に基づいて、バッグ80を検出したかを判断する。

0047

タグ情報読取部122は、容器収容判断部121がバッグ80を検知した場合、アンテナ241から電波を送信し、バッグ80に入れられた商品Kに付されたRFIDタグ92から商品特定情報を含むタグ情報を読み取る。

0048

登録情報読取部123は、容器収容判断部121がバッグ80を検知した場合、アンテナ241から電波を送信し、バッグ80が備えるRFIDタグ82から、客の会員情報を読み取る。

0049

売上登録部124は、タグ情報読取部122が読み取った商品特定情報に基づいて商品マスタM1から商品情報を読み出して、バッグ80に入れられた商品Kに係る売上登録処理を実行する。

0050

精算処理部125は、売上登録処理を行った結果に基づいて、商品Kの精算処理を行う。具体的には、例えば現金で精算をする場合には、客が投入した金銭(紙幣や硬貨)の金額と商品の合計金額に基づいて、釣銭がある場合は釣銭を払い出し、売上登録処理された商品の商品情報や精算情報(合計金額、預り金額、釣銭額、等)を印字したレシートをプリンタ23から発行する。なお、このとき、精算処理部125は、RFIDタグ82に対して、精算済であることを示す情報を登録してもよい。

0051

態様変更部126は、精算処理部125が精算処理を行ったことを条件に、バッグ80の発光体84の態様を、青色LED86が点灯して白色LED85が消灯した状態にする。この態様は、精算済であることを示すものである。なお、青色LED86が点灯して白色LED85が消灯した状態は、第1の態様の一例である。

0052

サービス提供部127は、登録情報読取部123が読み取った会員番号の客に対して、例えば、精算額に応じたポイントを付与する等のサービスを行う。付与されたポイント情報は、通信I/F108を介して、本部サーバに送信されて、該当する客のポイント情報が更新される。なお、サービス提供部127は、読み取った客の会員番号に基づいて、客にサービスを提供する以外に、客の買い物に係る情報(例えばいつ何を購入したか等)を取得、蓄積して、店舗における商品の品揃え等に反映させてもよい。

0053

操作制御部128は、セルフPOS端末1に対する客の操作を検出する。例えば、操作制御部128は、読取キー211や締めキー212等が操作されたことを検出する。

0054

容器収容判断部131は、近接センサ26からの出力に基づいて、バッグ80を検出したかを判断する。具体的には、容器収容判断部121は、操作キー214が操作された場合に、近接センサ26からの出力に基づいて、バッグ80を検出したかを判断する。

0055

初期化処理部132は、RFIDタグ82と交信を行うことによってバッグ80を未精算の状態に初期化する初期化処理を行う。なお、初期化処理部132は、初期化処理を行った際に、RFIDタグ82に対して、初期化済であることを示す情報を登録してもよい。

0056

態様変更部133は、初期化処理部132が初期化処理を行ったことを条件に、バッグ80の発光体84の態様を、白色LED85が点灯して青色LED86が消灯した状態にする。この態様は、未精算であることを示すものである。なお、白色LED85が点灯して青色LED86が消灯した状態は、第2の態様の一例である。

0057

(商品販売データ処理装置がRFIDタグとやり取りする情報の説明)
次に、図7を用いて、商品販売データ処理装置10がRFIDタグ82,92とやり取りする情報を整理して説明する。図7は、セルフPOS端末1及び初期化処理端末1cとRFIDタグ82,92とがやり取りする情報を説明する図である。

0058

セルフPOS端末1の精算処理部125は、RFIDタグ92(第2の無線タグ)に対して、タグ情報の送信をリクエストする信号を送信する。RFIDタグ92は、タグ情報送信リクエストを受信すると、精算処理部125に対して、商品Kのタグ情報を送信する。

0059

精算処理部125は、RFIDタグ82(第1の無線タグ)に対して、精算完了情報を送信する。RFIDタグ82は、精算完了情報を受信すると、青色LED86を点灯させて、白色LED85を消灯させる。なお、RFIDタグ82は、精算完了情報を受信した際に、精算が完了したことを示す情報を記憶してもよい。

0060

また、精算処理部125は、RFIDタグ82に対して、会員番号の送信をリクエストする信号を送信する。そして、RFIDタグ82は、会員番号送信リクエストを受信すると、精算処理部125に対して、自身に登録されている会員番号を送信する。

0061

初期化処理端末1cの初期化処理部132は、RFIDタグ82に対して、初期化情報を送信する。RFIDタグ82は、初期化情報を受信すると、白色LED85を点灯させて、青色LED86を消灯させる。なお、RFIDタグ82は、初期化情報を受信した際に、初期化が完了したことを示す情報を記憶してもよい。

0062

(バッグが備える発光体の態様の遷移の説明)
次に、図8を用いて、バッグ80が備える発光体84の態様の遷移を説明する。図8は、バッグ80が備える発光体84の態様の遷移の一例を示す状態遷移図である。

0063

客が店舗に入店した際には、バッグ80の発光体84は、白色LED85と青色LED86とがともに消灯した状態、すなわち、初期化されていない状態になっている(状態H1)。

0064

客は、店舗の出入口にある初期化処理端末1cによって初期化処理を行う(アークA1)。初期化処理を行うことによって、バッグ80の発光体84は、白色LED85が点灯して、青色LED86が消灯した状態、すなわち、未精算であることを示す状態に遷移する(状態H2)。

0065

また、状態H1にあるとき、初期化処理の実行を怠った客が買い物を済ませて、セルフPOS端末1で精算処理を行う(アークA2)と、バッグ80の発光体84は、青色LED86が点灯して、白色LED85が消灯した状態、すなわち、精算済であることを示す状態に遷移する(状態H3)。すなわち、何らかの理由で初期化を怠る客もいるため、状態H1であっても精算処理の実行を可能とする。

0066

状態H2にあるとき、客が買い物を済ませて、セルフPOS端末1で精算処理を行う(アークA3)と、状態H3に遷移する。

0067

また、状態H2にあるとき、所定時間が経過する(アークA4)と、状態H1に遷移する。なお、所定時間とは、例えば、白色LED85に電源を供給する充電池の残量が減少するまでの時間である。

0068

状態H3にあるとき、精算を済ませた客が、店舗の出入口にある初期化処理端末1cによって初期化処理を行う(アークA5)と、状態H2に遷移する。

0069

また、状態H3にあるとき、所定時間が経過する(アークA6)と、状態H1に遷移する。

0070

このように、本実施形態の商品販売データ処理装置10は、バッグ80の発光体84の態様(点灯状態)を、異なる複数の態様の間で、何度でも変更可能である。すなわち、客は、バッグ80を繰り返し使用することができる。

0071

(第1の実施形態のセルフPOS端末が行う処理の流れの説明)
次に、図9を用いて、セルフPOS端末1が行う処理の流れを説明する。図9は、第1の実施形態のセルフPOS端末1が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0072

操作制御部128は、読取キー211が押されたかを判定する(ステップS11)。読取キー211が押されたと判定される(ステップS11:Yes)と、ステップS12に進む。一方、読取キー211が押されたと判定されない(ステップS11:No)と、ステップS11を繰り返す。

0073

容器収容判断部121は、バッグ80を検出したかを判定する(ステップS12)。バッグ80を検出したと判定される(ステップS12:Yes)と、ステップS13に進む。一方、バッグ80を検出したと判定されない(ステップS12:No)と、ステップS12を繰り返す。

0074

タグ情報読取部122は、RFIDタグ92に登録されている、商品Kのタグ情報を読み取る(ステップS13)。

0075

登録情報読取部123は、RFIDタグ82に登録されている、客の会員番号を読み取る(ステップS14)。

0076

売上登録部124は、売上登録処理を行う(ステップS15)。

0077

操作制御部128は、締めキー212が押されたかを判定する(ステップS16)。締めキー212が押されたと判定される(ステップS16:Yes)と、ステップS17に進む。一方、締めキー212が押されたと判定されない(ステップS16:No)と、ステップS16を繰り返す。

0078

ステップS16においてYesと判定されると、精算処理部125は、精算処理を実行する(ステップS17)。なお、このとき、RFIDタグ82は、精算処理が完了したことを記憶してもよい。

0079

態様変更部126は、発光体84の状態を、青色LED86が点灯して白色LED85が消灯した状態にする。(ステップS18)。

0080

サービス提供部127は、ステップS14で取得した会員番号の会員に、精算額に応じたポイントを付与する(ステップS19)。その後、セルフPOS端末1は、図9の処理を終了する。

0081

(第1の実施形態の初期化処理端末が行う処理の流れの説明)
次に、図10を用いて、初期化処理端末1cが行う処理の流れを説明する。図10は、第1の実施形態の初期化処理端末1cが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0082

操作制御部134は、操作キー214が押されたかを判定する(ステップS21)。操作キー214が押されたと判定される(ステップS21:Yes)と、ステップS22に進む。一方、操作キー214が押されたと判定されない(ステップS21:No)と、ステップS21を繰り返す。

0083

容器収容判断部131は、バッグ80を検出したかを判定する(ステップS22)。バッグ80を検出したと判定される(ステップS22:Yes)と、ステップS23に進む。一方、バッグ80を検出したと判定されない(ステップS22:No)と、ステップS22を繰り返す。

0084

初期化処理部132は、バッグ80を未精算の状態に初期化する初期化処理を行う。なお、このとき、RFIDタグ82は、初期化処理が完了したことを記憶してもよい。(ステップS23)。

0085

態様変更部133は、発光体84の状態を、白色LED85が点灯して青色LED86が消灯した状態にする。(ステップS24)。その後、初期化処理端末1cは、図10の処理を終了する。

0086

以上説明したように、第1の実施形態の商品販売データ処理装置10は、態様変更部126が、精算処理部125が精算処理を行ったことを条件に、バッグ80(容器)の態様を、精算済であることを示す青色LED86の点灯状態(第1の態様)に変更する。また、態様変更部133が、初期化処理部132が初期化処理を行ったことを条件に、バッグ80(容器)の態様を、未精算であることを示す白色LED85の点灯状態(第2の態様)に変更する。したがって、客が所有するバッグ80の態様で、未精算の状態と精算済の状態とを区別することができる。これによって、容器を入れ替える手間が減るため、精算処理に要する時間を短くすることができる。また、店舗は、レジ袋や2種類のカゴを用意する必要がない。さらに、第1の態様と第2の態様とは、何度でも繰り返し変更することができるため、バッグ80は何度でも使用することができる。

0087

また、第1の実施形態の商品販売データ処理装置10において、態様変更部126,133は、バッグ80(容器)が備える発光体84(発光部)を、第1の態様に対応する発光パターンと、第2の態様に対応する発光パターンと、のいずれかのパターンで発光させる。したがって、精算の状態を店内の店員等に明示することができる。

0088

また、第1の実施形態の商品販売データ処理装置10は、客が所有するバッグ80(容器)に商品Kが収容された状態で、一括して精算処理を行う。そして、バッグ80が備える発光体84(発光部)に精算の状態を示す情報を表示する。したがって、客は、自身が所有するバッグ80に商品Kを収容しながら買い物を行い、バッグ80に商品Kを収容した状態で精算を行うことができる。

0089

また、第1の実施形態の商品販売データ処理装置10は、バッグ80(容器)が備えるRFIDタグ82(第1の無線タグ)に記憶された、バッグ80を所有する客に係る情報を読み取る。したがって、精算額に応じたポイントを付与する等の、客に応じたサービスを提供することができる。

0090

(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る商品販売データ処理装置10aについて説明する。商品販売データ処理装置10aは、第1の実施形態で説明したバッグ80の代わりに、店舗に備え付けのカゴ96を用いる例である。商品販売データ処理装置10aは、前記した商品販売データ処理装置10とほぼ同様のシステム構成を備えるため、重複する構成要素は、同じ符号を用いて説明する。また、重複する機能の説明は、適宜省略する。

0091

(カゴの構成の説明)
まず、図11を用いて、商品販売データ処理装置10aに用いるカゴ96について説明する。図11は、第2の実施形態で用いるカゴ96の一例を示す図である。なお、カゴ96は、容器の一例である。

0092

カゴ96は、店舗に備え付けられたものであり、一般的な小売店で用いられているカゴと同様の形態を有する。カゴ96の上部には、回動可能な持ち手96aが取り付けられている。また、カゴ96の側面には、第1の実施形態で説明したバッグ80と同様に、RFIDタグ82と、発光体84とが設置されている。RFIDタグ82は、精算処理端末1bのアンテナ241から放射される電波を受けて起電力を発生し、発生した起電力によって、発光体84を青色に点灯させる。また、RFIDタグ82は、初期化処理端末1cのアンテナ241から放射される電波を受けて起電力を発生し、発生した起電力によって、発光体84を白色に点灯させる。なお、RFIDタグ82は、カゴ96の精算状態(未精算、清算済)に係る情報を記憶してもよい。また、カゴ96は、不特定多数の客に使用されるため、RFIDタグ82には、第1の実施形態で説明した、客の会員番号は登録されていない。なお、発光体84は、第1の実施形態のバッグ80が備える発光体84と同じ機能を備える。

0093

(第2の実施形態の商品販売データ処理装置の機能構成の説明)
次に、図12を用いて、商品販売データ処理装置10aの機能構成を説明する。図12は、第2の実施形態の商品販売データ処理装置10aの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。

0094

商品販売データ処理装置10aを構成するセルフPOS端末1の制御部100は、図12に示す各機能部を備える。すなわち、第1の実施形態で説明した制御部100の機能構成(図6)と比較すると、登録情報読取部123とサービス提供部127とを除いた構成を有している。

0095

また、商品販売データ処理装置10aを構成する初期化処理端末1cの制御部110は、第1の実施形態で説明した制御部110と同じ機能構成(図6)を備える。

0096

(第2の実施形態の商品販売データ処理装置の作用の説明)
次に、商品販売データ処理装置10aの作用を説明する。前記したカゴ96は、店舗のカゴ置き場に置かれている。そして、カゴ置き場の近傍には、第1の実施形態で説明した初期化処理端末1cが置かれている。買い物を済ませた客がカゴ置き場にカゴ96を戻すと、店舗の担当者は、カゴ置き場に戻されたカゴ96を初期化処理端末1cに収容する。そして、初期化処理端末1cは、第1の実施形態で説明した初期化処理を行う。このとき、カゴ96の発光体84は、白色LED85が点灯した状態、すなわち未精算を示す第2の態様になる。こうして初期化処理されたカゴ96が、カゴ置き場に戻される。

0097

店舗を訪れた客は、カゴ置き場から、初期化されたカゴ96を取り出す。そして、客は、カゴ96に商品Kを収容しながら買い物を行う。買い物が終了すると、客は、カゴ96を精算処理端末1bに収容する。そして、精算処理端末1bは、第1の実施形態で説明した初期化処理を行う。このとき、カゴ96の発光体84は、青色LED86が点灯した状態、すなわち精算済を示す第1の態様になる。

0098

このようにして精算を済ませた客は、カゴ置き場にカゴ96を戻して店舗から退出する。なお、客は、精算処理端末1bの近傍に設置された作荷台で、商品Kを、精算済のカゴ96から買い物袋等に収容する。この作荷台の近傍に初期化処理端末1cを設置して、商品Kを買い物袋等に収容した後で、客に初期化処理を行わせてもよい。

0099

(第2の実施形態のセルフPOS端末が行う処理の流れの説明)
次に、図13を用いて、セルフPOS端末1が行う処理の流れを説明する。図13は、第2の実施形態のセルフPOS端末1が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0100

第2の実施形態のセルフPOS端末1は、図13に示すステップS31からステップS37の各処理を行う。これらの処理の内容は、第1の実施形態のセルフPOS端末1が実行するステップS11からステップS19の各処理(図9)の中から、客の会員番号を取得する処理(ステップS14)と、取得した会員番号の会員にポイントを付与する処理(ステップS19)を除いたものである。

0101

(第2の実施形態の初期化処理端末が行う処理の流れの説明)
次に、図14を用いて、初期化処理端末1cが行う処理の流れを説明する。図14は、第2の実施形態の初期化処理端末1cが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0102

第2の実施形態の初期化処理端末1cは、図14に示すステップS41からステップS44の各処理を行う。これらの処理の内容は、第1の実施形態の初期化処理端末1cが実行するステップS21からステップS24の各処理(図10)と同様である。

0103

以上説明したように、第2の実施形態の商品販売データ処理装置10aにおいて、態様変更部126,133は、カゴ96(容器)が備える発光体84(発光部)を、精算済であることを示す第1の態様と、未精算の状態であることを示す第2の態様と、のいずれかの態様で発光させる。したがって、精算の状態を店内の店員等に明示することができる。また、1種類のカゴ96で、精算済の状態と未精算の状態とを変更可能に、繰り返し明示することができる。

0104

なお、第1の実施形態で説明したバッグ80と、第2の実施形態で説明したカゴ96との違いは、RFIDタグ82(第1の無線タグ)に、客の会員番号が登録されているか否かだけであるため、商品販売データ処理装置10の構成で、カゴ96を使用することも可能である。すなわち、カゴ96が精算処理端末1bに収容された状態で、商品販売データ処理装置10の登録情報読取部123がRFIDタグ82から客の会員番号を読み取る際に、RFIDタグ82からの応答がない場合には、登録情報読取部123は、会員番号が未登録であると判断すればよい。このように、商品販売データ処理装置10は、バッグ80とカゴ96の混在を許容することができる。

0105

以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0106

1セルフPOS端末
1b精算処理端末
1c初期化処理端末
10商品販売データ処理装置
80バッグ(容器)
82RFIDタグ(第1の無線タグ)
84発光体(発光部)
85 白色LED
86 青色LED
92 RFIDタグ(第2の無線タグ)
96カゴ(容器)
121 容器収容判断部
122タグ情報読取部
123登録情報読取部
124売上登録部
125精算処理部
126,133 態様変更部
127サービス提供部
132 初期化処理部
K 商品

先行技術

0107

特開2018−079090号公報

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