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技術 情報提供システム

出願人 株式会社メディカルマスターズ
発明者 本岡守谷川智紀
出願日 2019年2月19日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2019-027279
公開日 2020年8月31日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-135351
状態 未査定
技術分野 医療・福祉事務
主要キーワード 連関関係 管理士 日本学術会議 配信種別 関連タグ 保健施設 配信依頼情報 多機能携帯電話機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

複数の異なる各医療系学会それぞれが各学会員別に情報ルートを確立することができる情報集約環境を実現して医療従事者に情報を配信する。

解決手段

本発明の情報配信システムは、医療従事者が入会する医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成する。医療従事者に対し、登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御しつつ、選択された医療系学会に対応する学会会員IDの入力を受け付けユーザ登録のための所属学会判定処理を行う。複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理しつつ、ユーザ情報に含まれる所属判別情報に基づいて配信可能なコンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じてユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う。

概要

背景

医療系学会は、各方面において多岐渡り、多数の学会が存在する。各医療系学会は、例えば、独自に運営するWebサイトで情報を発信したり、所属会員電子メールで情報を発信したりしている。

また、特許文献1では、各企業が開催する研究会開催情報集約してカレンダー表示する機能が提案されている。

概要

複数の異なる各医療系学会それぞれが各学会員別に情報ルートを確立することができる情報集約環境を実現して医療従事者に情報を配信する。本発明の情報配信システムは、医療従事者が入会する医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成する。医療従事者に対し、登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御しつつ、選択された医療系学会に対応する学会会員IDの入力を受け付けユーザ登録のための所属学会判定処理を行う。複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理しつつ、ユーザ情報に含まれる所属判別情報に基づいて配信可能なコンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じてユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う。

目的

例えば、情報を発信する医療系学会にとっては、不特定多数の人に情報を配信するよりも、正規の学会員に的確に情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

医療従事者入会する医療系学会の学会マスタ情報を記憶する記憶部と、医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの前記所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成する第1制御部と、医療従事者が操作するユーザ端末を通じて、前記学会マスタ情報に登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御するとともに、選択された医療系学会に対応する学会会員IDの入力を受け付け、医療従事者によって選択された医療系学会と入力された学会会員IDとに基づいて前記判別マスタ情報を参照し、ユーザ登録のための所属学会判定処理を行い、前記所属判別情報をユーザ情報として登録する第2制御部と、ユーザ登録された医療従事者の前記ユーザ端末に配信されるコンテンツであって、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理するコンテンツ管理部と、前記ユーザ情報に含まれる前記所属判別情報に基づいて配信可能な前記コンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じて前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う配信制御部と、を有することを特徴とする情報提供システム

請求項2

前記第2制御部は、医療従事者が複数の異なる医療系学会に所属している場合に、複数の異なる医療系学会を選択可能に制御し、かつ選択された各医療系学会に対応する学会会員IDの入力をそれぞれ受け付けるように制御し、前記配信制御部は、前記ユーザ情報に含まれる複数の前記所属判別情報に基づいて配信可能な前記コンテンツを特定し、所属する各医療系学会別に区分けしたコンテンツ配信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。

請求項3

前記コンテンツ管理部は、医療・医薬関連企業から提供される企業コンテンツを、当該企業コンテンツの配信可否に関する医療系学会の審査結果紐付け蓄積し、前記配信制御部は、前記ユーザ情報に含まれる前記所属判別情報と、前記審査結果とに基づいて、医療従事者に配信可能な前記企業コンテンツを特定し、前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供システム。

請求項4

前記コンテンツ管理部は、前記企業コンテンツの配信を希望する医療系学会として配信希望学会を医療・医薬関連企業から受け付け、受け付けた配信希望学会以外の他の医療系学会を抽出するレコメンド処理を行い、前記レコメンド処理は、配信希望の医療系学会の前記学会マスタ情報に予め登録された関連する他の医療系学会を抽出する第1レコメンド処理、又は前記学会マスタ情報において各医療系学会に付与されたキーワードを用いて、他の医療系学会のキーワードとの間の関連度を算出し、前記関連度に基づいて他の医療系学会を抽出する第2レコメンド処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。

請求項5

前記コンテンツ管理部は、前記企業コンテンツの配信を希望する配信希望地域情報を医療・医薬関連企業から受け付け、前記配信希望地域情報と紐付けて前記企業コンテンツを蓄積し、前記配信制御部は、前記ユーザ情報に含まれる医療従事者の勤務地情報と、前記配信希望地域情報とに基づいて、医療従事者に配信可能な前記企業コンテンツを特定し、前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。

請求項6

前記コンテンツ管理部は、前記企業コンテンツの配信を希望する配信希望地域情報を医療・医薬関連企業から受け付け、受け付けた配信希望地域情報に該当する医療系学会を抽出する第3レコメンド処理を行い、前記3レコメンド処理は、前記学会マスタ情報に予め登録された地域属性情報と前記配信希望地域情報とをマッチングして、該当する医療系学会を抽出することを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。

請求項7

医療従事者が操作するユーザ端末に情報提供を行うコンピュータによって実行されるプログラムであって、前記コンピュータに、医療従事者が入会する医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの前記所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成する第1機能と、医療従事者が操作するユーザ端末を通じて、医療系学会の学会マスタ情報に登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御するとともに、選択された医療系学会に対応する学会会員IDの入力を受け付け、医療従事者によって選択された医療系学会と入力された学会会員IDとに基づいて前記判別マスタ情報を参照し、ユーザ登録のための所属学会判定処理を行い、前記所属判別情報をユーザ情報として登録する第2機能と、ユーザ登録された医療従事者の前記ユーザ端末に配信されるコンテンツであって、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理する第3機能と、前記ユーザ情報に含まれる前記所属判別情報に基づいて配信可能な前記コンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じて前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う第4機能と、を実現させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、医療系学会と医療従事者とを繋ぐ情報提供技術に関する。

背景技術

0002

医療系学会は、各方面において多岐渡り、多数の学会が存在する。各医療系学会は、例えば、独自に運営するWebサイトで情報を発信したり、所属会員電子メールで情報を発信したりしている。

0003

また、特許文献1では、各企業が開催する研究会開催情報集約してカレンダー表示する機能が提案されている。

先行技術

0004

特開2007−156654号公報

発明が解決しようとする課題

0005

医療系学会がWebサイトで情報を発信する従来の仕組みでは、その都度該当のWebサイトにアクセスしなければならず、医療従事者にとってタイムリーな情報をし難い問題がある。所属学会員に電子メールで情報を発信する仕組みは、「情報の通知」の観点ではタイムリーだが、情報量は、あくまでもメール本文の内容であり、結局のところ、メールに記載されているURLを介してWebサイトにアクセスするしかない。このような従来の仕組みでは、医療従事者が自ら情報を探しに行くことを前提としており、医療系学会が発信する情報を的確に受け取ることは、難しい。また、電子メールでのコミュニケーションでは、膨大な数の電子メールが届くなど、常に煩雑な業務に従事している医師などの医療従事者にとって、「情報の見落とし」リスクを抑制することが難しい。

0006

一方で、特許文献1のように、散らばる情報を集約する技術は、IT技術分野において当然に行われることであるが、集約して配信するにしても、情報を発信する側と情報を受け取る側の情報提供ルートの確立が、容易かつ的確に行われる必要がある。

0007

例えば、情報を発信する医療系学会にとっては、不特定多数の人に情報を配信するよりも、正規の学会員に的確に情報を提供する必要がある。このため、情報の提供先が正規の学会員であるかを認証し、認証された学会員に対して情報を提供する仕組みが必要だが、医療系学会側の認証処理には多くの手間が掛かると共に、医療従事者側も医療系学会別に登録申請をしなければならず、双方にとって手間及びコストが掛かる問題があった。

0008

そこで、本発明は、複数の異なる医療系学会を集約しつつ、各医療系学会それぞれが各学会員別に情報ルートを容易に確立することができ、医療従事者に情報を配信することができる情報提供システムを実現することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

(1)本発明の情報提供システムは、医療従事者が入会する医療系学会の学会マスタ情報を記憶する記憶部と、医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの前記所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成する第1制御部と、医療従事者が操作するユーザ端末を通じて、前記学会マスタ情報に登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御するとともに、選択された医療系学会に対応する学会会員IDの入力を受け付け、医療従事者によって選択された医療系学会と入力された学会会員IDとに基づいて前記判別マスタ情報を参照し、ユーザ登録のための所属学会判定処理を行い、前記所属判別情報をユーザ情報として登録する第2制御部と、ユーザ登録された医療従事者の前記ユーザ端末に配信されるコンテンツであって、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理するコンテンツ管理部と、前記ユーザ情報に含まれる前記所属判別情報に基づいて配信可能な前記コンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じて前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う配信制御部と、を有する。

0010

(2)上記(1)において、前記第2制御部は、医療従事者が複数の異なる医療系学会に所属している場合に、複数の異なる医療系学会を選択可能に制御し、かつ選択された各医療系学会に対応する学会会員IDの入力をそれぞれ受け付けるように制御することができる。このとき、前記配信制御部は、前記ユーザ情報に含まれる複数の前記所属判別情報に基づいて配信可能な前記コンテンツを特定し、所属する各医療系学会別に区分けしたコンテンツ配信制御を行うことができる。

0011

(3)上記(1)又は(2)において、前記コンテンツ管理部は、医療・医薬関連企業から提供される企業コンテンツを、当該企業コンテンツの配信可否に関する医療系学会の審査結果紐付け蓄積するように構成することができる。このとき、前記配信制御部は、前記ユーザ情報に含まれる前記所属判別情報と、前記審査結果とに基づいて、医療従事者に配信可能な前記企業コンテンツを特定し、前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行うように構成することができる。

0012

(4)上記(3)において、前記コンテンツ管理部は、前記企業コンテンツの配信を希望する医療系学会として配信希望学会を医療・医薬関連企業から受け付け、受け付けた配信希望学会以外の他の医療系学会を抽出するレコメンド処理を行うことができる。ここで、前記レコメンド処理は、配信希望の医療系学会の前記学会マスタ情報に予め登録された関連する他の医療系学会を抽出する第1レコメンド処理、又は前記学会マスタ情報において各医療系学会に付与されたキーワードを用いて、他の医療系学会のキーワードとの間の関連度を算出し、前記関連度に基づいて他の医療系学会を抽出する第2レコメンド処理を行うように構成することができる。

0013

(5)上記(3)において、前記コンテンツ管理部は、前記企業コンテンツの配信を希望する配信希望地域情報を医療・医薬関連企業から受け付け、前記配信希望地域情報と紐付けて前記企業コンテンツを蓄積するように構成することができる。このとき、前記配信制御部は、前記ユーザ情報に含まれる医療従事者の勤務地情報と、前記配信希望地域情報とに基づいて、医療従事者に配信可能な前記企業コンテンツを特定し、前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行うように構成することができる。

0014

(6)上記(3)において、前記コンテンツ管理部は、前記企業コンテンツの配信を希望する配信希望地域情報を医療・医薬関連企業から受け付け、受け付けた配信希望地域情報に該当する医療系学会を抽出する第3レコメンド処理を行うことができる。ここで、前記3レコメンド処理は、前記学会マスタ情報に予め登録された地域属性情報と前記配信希望地域情報とをマッチングして、該当する医療系学会を抽出するように構成することができる。

0015

(7)本発明のプログラムは、医療従事者が操作するユーザ端末に情報配信を行うコンピュータによって実行されるプログラムであって、前記コンピュータに、医療従事者が入会する医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの前記所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成する第1機能と、医療従事者が操作するユーザ端末を通じて、医療系学会の学会マスタ情報に登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御するとともに、選択された医療系学会に対応する学会会員IDの入力を受け付け、医療従事者によって選択された医療系学会と入力された学会会員IDとに基づいて前記判別マスタ情報を参照し、ユーザ登録のための所属学会判定処理を行い、前記所属判別情報をユーザ情報として登録する第2機能と、ユーザ登録された医療従事者の前記ユーザ端末に配信されるコンテンツであって、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理する第3機能と、前記ユーザ情報に含まれる前記所属判別情報に基づいて配信可能な前記コンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じて前記ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う第4機能と、を実現させることを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明によれば、医療従事者が入会する医療系学会から提供される学会会員IDに、医療系学会を識別する学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成し、複数の医療系学会それぞれの各所属判別情報を含む判別マスタ情報を生成し、これをユーザ登録の際の所属学会判定処理に利用しつつ、ユーザ情報として所属判別情報を登録する。これにより、医療系学会は、学会員の個人情報(氏名や住所など)を提供しなくても正規の学会員であるかを認証して各学会員との間の情報提供ルートを確立することができる。つまり、医療従事者が所属する医療系学会と本システムの間で個人を特定できる情報のやり取りを介さず、各学会員に対して、それぞれ独立した医療系学会が発信する情報を一元的にまとめることができる。

0017

そして、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理し、ユーザ情報として登録された所属判別情報に基づいて配信可能なコンテンツを特定し、医療従事者の所属学会に応じてユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行うので、複数の異なる医療系学会から発信される各コンテンツの配信先を一元的に管理しつつ、医療系学会間での独立した情報配信環境を実現することができる。そして、医療従事者は、本システムにユーザ登録するだけで、受け取りたい情報を自ら指定・選別しなくても、所属する医療系学会が発信する情報を漏れなく(的確に)情報を受け取ることができる。

0018

このように、複数の異なる医療系学会を集約しつつ、各医療系学会それぞれが各学会員別に情報提供ルート(チャネル)を確立することができる環境が実現され、医療従事者は、参加している医療系学会や情報の信頼性を意識することなく本システムに登録するだけで、所属学会の発信情報を受け取ることができる。

図面の簡単な説明

0019

第1実施形態の情報提供システムのネットワーク構成図である。
第1実施形態の情報提供管理装置機能ブロック図である。
第1実施形態の学会登録処理及びユーザ登録処理の各フローを示す図である。
第1実施形態の学会マスタ情報、各学会の会員IDリスト、及び判別マスタ情報の一例を示す図である。
第1実施形態のユーザ情報の一例を示す図である。
第1実施形態の学会が発信するコンテンツ(学会コンテンツ)の配信制御のフローと集会セミナー等の予約機能処理フローを示す図である。
第1実施形態の企業コンテンツの配信制御のフローを示す図である。
第1実施形態の企業コンテンツ配信管理情報の一例を示す図である。
第1実施形態の企業コンテンツの配信種別「学会指定」に対する配信対象学会のレコメンド機能を説明するための図である。
第1実施形態の企業コンテンツの配信種別「学会のエリア指定」に対する配信対象学会のレコメンド機能と、企業コンテンツの配信種別「医療従事者の勤務地に対するエリア指定」の配信制御を説明するための図である。
第1実施形態のユーザ装置に表示される画面例を示す図である。

実施例

0020

以下、実施形態につき、図面を参照して説明する。

0021

(第1実施形態)
図1から図11は、第1実施形態を示す図である。図1は、本実施形態の情報提供システムのネットワーク構成図である。情報提供システムは、情報提供管理装置300(以下、管理装置と称する)を中心として、医療従事者及び医療従事者が入会する医療系学会が接続する。また、医療・医薬関連企業がコンテンツ提供企業として接続する。

0022

医療従事者とは、主に医師である。例えば、病院医院診療所薬局保健施設などの医療機関医療関連機関勤務する者、またはこれらの医療機関・医療関連機関を開業している者が含まれる。また、厚生労働省管轄が所管する「医療、医薬品、健康、食品衛生関連」の国家資格を保有する者、各都道府県の認定資格(准看護師ホームヘルパー介護支援専門員)を有する者、医療関係団体の資格(例えば、病院管理士(全日本病院協会)臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会)など)を有する者も、医療従事者である。

0023

医療系学会は、主に、医学系学会、歯学系学会、心理学系学会を含み、日本学術会議から「日本学術会議協力学術研究団体」として指定を受けている医療系の学術研究団体である。

0024

医療従事者は、自身の専門分野診療科目に関連する医療系学会に所属しており、一定条件下の資格を有する医療従事者が入会することができる。医療従事者は、1つ又は複数の医療系学会に入会することができる。医療系学会は、入会した医療従事者に対して会員IDを含む会員証発行する。会員IDは、数字英字記号又はその他の文字で構成された学会員固有識別情報である。医療系学会は、所属する学会員の会員IDを含む会員リストを保持している。

0025

ユーザ端末100は、医療従事者が操作する端末装置であり、スマートフォンなどの多機能携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコンタブレット型端末などのモバイル端末である。また、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であってもよい。ユーザ装置100は、通信機能及び演算機能を備えた情報処理装置であり、無線通信又は有線通信インターネットなどのネットワークを通じて管理装置300と接続することができる。

0026

学会側端末400は、医療系学会の事務局などの運営者サイドの者が操作する端末装置であり、主に、通信機能及び演算機能を備えたパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置である。学会側端末400も、無線通信又は有線通信でインターネットなどのネットワークを通じて管理装置300と接続することができる。企業側端末500は、医療・医薬関連企業の企業側の者が操作する端末装置である。企業側端末500のハードウェアの機能は、学会側端末400と同様であるので、説明を省略する。

0027

図2は、管理装置300の機能ブロック図である。管理装置300は、通信装置310、制御装置320及び記憶装置330を含んで構成されている。通信装置310は、ユーザ端末100との間、学会側端末400との間、企業側端末500との間の各データ通信制御を行う。記憶装置330は、本システムで使用される各種情報を記憶する。

0028

制御装置320は、管理装置300全体の制御を行うと共に、学会登録制御部(第1制御部)321、ユーザ登録制御部(第2制御部)322、コンテンツ管理部323、及び配信制御部324を含んで構成されている。

0029

図3は、本実施形態の学会登録処理及びユーザ登録処理の各フローを示す図である。まず、学会登録処理について説明する。学会事務局は、学会側端末400を通じて管理装置300に接続し、学会登録を行う(S401)。学会登録処理は、学会登録制御部321によって制御される。学会登録制御部321は、学会側端末400に所定の学会登録画面を表示させ、学会登録画面において選択又は入力された情報を受信し、学会マスタ情報に登録する(S301)。

0030

図4に、学会マスタ情報の一例を示す。学会マスタ情報は、各医療系学会別に、学会名、学会ID、関連タグ、コンテンツ審査の有無、学術集会抄録掲載の有無、共催セミナー予約機能の有無、関連学会などが含まれる。

0031

学会IDは、医療系学会を識別する情報であり、本システム側で任意に割り当てられるユニークな学会識別情報である。関連タグは、学会の専門分野や題材などのキーワードであり、医療系学会側で入力したり、本システム側の運営者が医療系学会に対して任意に生成したりすることができる。

0032

コンテンツ審査の有無は、医療従事者向けに配信される医療・医薬関連企業が提供する企業コンテンツを、学会として審査するか否かを設定するものであり、医療系学会側で任意に設定することができる。コンテンツ審査「有」の場合、審査を経ていない企業コンテンツが、当該医療系学会の所属医療従事者に配信されないように制御され、コンテンツ審査「無」の場合は、審査を経ないで当該医療系学会の所属医療従事者に対する企業コンテンツの配信を許可する。

0033

学術集会抄録掲載の有無は、学術集会の講演リスト及び各講演内容の抄録情報を掲載(配信)するかを設定するものである。共催セミナー予約機能の有無とは、本システムが提供する参加予約機能を使用するか否かを設定するものである。関連学会は、関連する他の医療系学会を、当該医療系学会が自己申告して設定したり、本システム側の運営者が医療系学会間の関連性を考慮して任意に設定したりすることができる。

0034

なお、医療系学会は、「〇〇学会」に対して同じ医療系学会の「〇〇学会地方会」といった、地方学会が存在する場合がある。本会と地方会との位置付けはさておき、それらの手続きが独立した別々のものであれば、個別の医療系学会として学会マスタ情報に登録できるように構成することができる。

0035

学会マスタ情報の登録処理が終了すると、医療系学会は、所属学会会員の会員IDリストを、管理装置300に提供する(S402)。学会登録制御部321は、学会側端末400から会員IDリストを受信し、学会マスタ情報に登録された学会ID別に受信した会員IDリストを記憶装置330に格納する(S303)。医療系学会が提供する会員IDリストのデータ形式は、特に問わないが、例えば、CSV形式表形式で会員IDが羅列された情報であればよい。

0036

学会マスタ情報の登録処理及び会員IDリストの登録(取得)処理が完了すると、学会登録制御部321は、判別マスタ情報の生成処理を行う。図4は、学会マスタ情報、各学会の会員IDリスト、及び判別マスタ情報の一例を示す図である。

0037

判別マスタ情報生成処理は、各会員IDそれぞれに、学会IDを組み合わせた所属判別情報を生成する。例えば、学会IDが「9998」である場合、所属判別情報として「9998(学会ID)−123456(会員ID)」を生成する。所属判別情報は、全ての会員IDそれぞれに学会IDが付与された情報である。

0038

生成された所属判別情報は、判別マスタ情報として登録され、記憶装置330に記憶される。学会登録制御部321は、本システムに登録される医療系学会毎に、判別マスタ情報生成処理を行い、各医療系学会に対応した複数の所属判別情報を判別マスタ情報として登録する。判別マスタ情報は、図4の例に示すように、複数の各医療系学会の所属判別情報で構成されている。

0039

図3戻り、医療従事者は、ユーザ端末100を通じてユーザ登録を行う(S101)。ユーザ登録制御部322は、所定のユーザ登録画面を通じたユーザ登録処理を遂行する(S304)。ユーザ登録制御部322は、ユーザ登録画面において、学会マスタ情報に登録された医療系学会の中から医療従事者が所属する医療系学会を選択可能に制御する。そして、医療従事者は、選択された医療系学会に対応する会員IDを入力する(S102)。なお、ユーザ登録画面は、医療従事者の氏名、メールアドレス勤め先情報(医療機関名、勤務先(都道府県)、勤務先(市区))、主な診療科目などの個人情報を入力することができ、ユーザ登録制御部322は、これらの個人情報をユーザ情報として登録する。

0040

ユーザ登録制御部322は、ユーザ登録処理において、医療従事者によって選択された医療系学会と入力された会員IDとを用いて、判別マスタ情報を参照し、ユーザ登録のための所属学会判定処理を行う(S305)。ユーザ登録制御部322は、医療従事者によって選択された医療系学会と入力された会員IDとに該当する所属判別情報が存在するか否かを判定し、存在すると判定された場合は(S306のYES)、該当の医療系学会の所属学会員として、所属判別情報をユーザ情報として登録する(S307)。

0041

一方、該当する所属判別情報が存在しないと判定された場合は(S306のNO)、再度ユーザ登録画面での医療系学会の選択及び会員IDの入力が可能に制御したり、該当する所属判別情報が存在したいため、ユーザ登録不可として、ユーザ登録処理を終了したりすることができる。

0042

一方、医療従事者は、複数の異なる医療系学会に所属していることがある。この場合、ユーザ登録制御部322は、ユーザ登録画面において、複数の異なる医療系学会を選択可能に制御し、かつ選択された各医療系学会に対応する会員IDの入力が可能に制御する。ユーザ登録制御部322は、選択された医療系学会とその会員IDの入力情報とのペア毎に、所属学会判定処理をそれぞれ行う。複数の所属学会判定処理において、少なくとも1つの所属判別情報が存在すれば、ユーザ登録を許容し、所属判別情報が存在しなかった残りの医療系学会に対する登録は、許容しないように制御する。

0043

図5は、ユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報には、所属学会判定処理によって判定された所属判定情報が登録されている。また、上述した個人情報も登録することができる。

0044

このように、医療系学会から提供される会員IDと医療系学会を識別する学会IDとを組み合わせた所属判別情報を、複数の医療系学会それぞれについて生成して判別マスタ情報を作成する。そして、ユーザ登録の際の所属学会判定処理、すなわち、所属学会の認証に利用し、ユーザ情報として所属判別情報を登録する。このため、医療系学会は、学会員の個人情報(氏名や住所など)を提供しなくても正規の学会員であるかを認証して各学会員との間の情報提供ルートを確立することができ、医療従事者は、複数の異なる医療系学会が集約された本システムに、所属学会を選択して会員IDを入力するだけで、医療系学会との情報チャネルを容易に作ることができる。

0045

図6は、医療系学会が発信するコンテンツ(学会コンテンツ)の配信制御のフローと集会やセミナー等の予約機能の処理フローを示す図である。管理装置300は、各医療系学会から発信される情報が、医療系学会別に集約され、ユーザ情報として登録された所属判別情報に基づいて配信可能なコンテンツを特定し、医療従事者の所属する医療系学会に応じてユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う。このとき、ユーザ情報に複数の所属判別情報が含まれている場合、各所属判別情報に基づいて配信可能なコンテンツを特定し、所属する各医療系学会別に区分けしたコンテンツ配信制御を行うことができる。

0046

コンテンツ管理部323は、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツ(学会コンテンツ)を医療系学会別に管理する。学会事務局は、学会側端末400を通じて、各種コンテンツを管理装置300に送信する(S410)。学会コンテンツは、例えば、学会開催情報、学会抄録、論文、セミナー開催情報、医療系学会が運営するWebページURL情報リンク)などである。また、動画静止画などの動画像を含む。

0047

コンテンツ管理部323は、学会側端末400から送信される学会コンテンツを、登録された学会マスタ情報の医療系学会別に記憶装置330に記憶する(S310)。コンテンツ管理部323は、学会コンテンツが登録されると、コンテンツ登録通知をユーザ端末100に送信するプッシュ型通知処理を行う(S311)。

0048

ユーザ端末100は、管理装置300にアクセスすると(S110)、配信制御部324は、ユーザ情報に含まれる所属判別情報に基づいて、配信可能な該当する学会コンテンツを特定する。配信制御部324は、所属する医療系学会別のコンテンツ閲覧ページを生成し(S312)、当該コンテンツ閲覧ページに学会コンテンツを掲載してユーザ端末100に送信する。

0049

ユーザ端末100へのコンテンツ配信制御の一例としては、図11に示すように、医療従事者の所属する医療系学会に応じ、タブ表示切替可能なコンテンツ閲覧ページを提供することができる。タブは、トピックス、セミナーなどの医療従事者共通の情報が掲載される共通タブと、医療系学会別の学会タブとを含む。なお、複数の異なる医療系学会に所属している医療従事者に対しては、所属判別情報に基づいて複数の学会タブを生成してコンテンツ閲覧ページが提供されることになる。

0050

また、後述するように、学会タブで表示されるコンテンツは、医療系学会が発信する学会コンテンツの他に、企業コンテンツ含むように構成することができる。この場合、企業コンテンツは、学会タブで区切られた閲覧ページ内に表示するように制御したり、図11に示すように、学会タブとは異なる「企業コンテンツ」タブで、所属する1つ又は複数の医療系学会から審査を受けた企業コンテンツを集約して閲覧できるように制御したりすることもできる。

0051

配信制御部324は、医療従事者の選択・入力操作に応じて(S111)、コンテンツ閲覧ページの表示制御、例えば、選択されたタブに対応する閲覧ページの生成及びユーザ端末100への配信制御を行う(S313)。

0052

また、本実施形態の配信制御部324は、セミナー予約機能を提供する。例えば、セミナー開催情報と共に、参加希望入力可能なセミナー予約ページを生成して、ユーザ端末100に送信する。医療従事者は、参加を希望するセミナーを選択したり、参加する時間を入力したりするなどの予約操作(S112)を行う。予約操作によって生成された予約情報は、管理装置300に送信され、配信制御部324は、予約情報を受信したとき(S314のYES)、その予約内容を保存する(S315)。配信制御部324は、セミナー予約ページで参加希望として指定されたセミナー情報と、ユーザ情報に登録された会員IDとを含む予約内容を保存する。つまり、医療従事者の個人情報は予約内容として含めずに、所属判別情報に基づく会員IDを、予約した医療従事者を特定する情報として利用する。

0053

医療従事者がコンテンツ閲覧を終了すると(S113)、閲覧終了に伴い(S316のYES)、配信制御部324は、会員IDを含む予約内容を、学会側端末400に提供する(S317)。

0054

なお、タブ選択された医療系学会のコンテンツ閲覧ページを通じてセミナー予約ページを呼び出し、セミナー予約を行う場合、タブによって区分けされた医療系学会が自動的に特定され(紐付き)、医療従事者の該当する会員IDと紐付けることができる。また、所属する1つ又は複数の医療系学会のセミナー開催情報が集約された共通タブでの閲覧の場合、各セミナー開催情報に紐付く医療系学会と、医療従事者の該当する会員IDと紐付けた予約内容が保存されることになる。

0055

このように、本システムは、複数の各医療系学会から提供されるコンテンツを医療系学会別に管理し、ユーザ情報として登録された所属判別情報に基づいて配信可能なコンテンツを特定し、医療従事者の所属学会に応じてユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行うので、複数の異なる医療系学会から発信される各コンテンツの配信先を一元的に管理しつつ、医療系学会間での独立した情報配信環境を実現することができる。そして、医療従事者は、本システムにユーザ登録するだけで、受け取りたい情報を自ら指定・選別しなくても、所属する医療系学会が発信する情報を漏れなく(的確に)情報を受け取ることができる。例えば、A医療系学会とB医療系学会に所属している医師に対して、それぞれの医療系学会から個人を特定するデータを受け取らずに当該医師が両医療系学会の会員であることを判別することが可能となり、所属する医療系学会が発信する情報を漏れなく情報を受け取ることができるようになる。

0056

次に、本実施形態の情報提供システムによる企業コンテンツの配信について説明する。図7は、企業コンテンツの配信制御のフローを示す図であり、まず、コンテンツ提供企業である医療・医薬関連企業がコンテンツ配信依頼を行う(S501)。企業コンテンツとは、動画、静止画などの動画像を含む医療機器や医薬品などの販売情報である。

0057

コンテンツ提供企業は、企業側端末500を通じて管理装置300にアクセスすると、コンテンツ管理部323は、企業コンテンツの配信依頼ページを企業側端末500に提供する。配信依頼ページでは、企業コンテンツのアップロード処理と共に、配信種別を設定する。配信種別は、「学会指定」、「学会のエリア指定」、「医療従事者の勤務地指定」があり、まずは、配信種別「学会指定」を一例に説明する。

0058

配信依頼ページにおいて、コンテンツ管理部323は、配信種別を選択できるように制御すると共に、学会マスタ情報に登録された医療系学会を選択可能に制御する。選択可能な数は、複数であってもよく、上限数を設定してもよい。

0059

コンテンツ管理部323は、配信依頼ページを通じて、配信種別、選択された配信を希望する医療系学会、企業コンテンツを含む配信依頼情報を取得し、配信対象学会リストを生成する(S320)。配信対象学会リストとは、本システム側で生成するコンテンツ提供企業へのレコメンド情報であり、詳細な生成手法については、後述する。

0060

コンテンツ管理部323は、生成した配信対象学会リストを企業側端末500に送信し、コンテンツ提供企業は、当該リストの中から配信を希望する医療系学会を選択する(S502)。当該リストに対する医療系学会の選択情報を受信すると、学会マスタ情報を参照して、選択された医療系学会の「コンテンツ審査の有無」をチェックする(S321)。「コンテンツ審査の有無」において、選択された医療系学会が、「有り」と設定されている場合(S321のYES)、コンテンツ管理部323は、選択された医療系学会に対して審査依頼通知を行う(S322)。学会側端末400は、審査依頼通知の受領に伴って企業コンテンツの審査を行う。このとき、コンテンツ管理部323は、審査依頼通知の配信に伴って、学会側端末400からコンテンツ提供企業の企業名等の会社情報及び配信希望の企業コンテンツを閲覧可能に制御することができる。

0061

審査依頼通知を受けた医療系学会は、配信可否の審査を行い、学会側端末400を通じて審査結果(配信許可配信不可)を管理装置300に送信する(S410)。コンテンツ管理部323は、コンテンツ配信依頼別に審査結果を蓄積し(S323)、その審査結果を、企業側端末500に送信する(S324)。このとき、コンテンツ審査が「無し」の医療系学会については、「配信許可(無審査)」の審査結果が通知される。

0062

審査結果を受領したコンテンツ提供企業は、審査結果が「配信不可」となった医療系学会に対して、再審査を申し込むことができる(S503のYES)。例えば、配信希望の企業コンテンツを一部修正することで配信の許可が下りる場合や、企業コンテンツを修正せずに上申書などを添えて再度審査を要求する場合などがある。再審査が要求された場合、管理装置300は、再度、ステップS321からS324を繰り返し行い、再審査の結果を企業側端末500に提供する。

0063

一方、コンテンツ提供企業は、許可が下りた医療系学会(コンテンツ審査「無し」の医療系学会を含む)を配信希望学会として確定することができる(S504)。審査結果の中から選択された配信希望学会の確定情報は、企業側端末500から管理装置300に送信され、コンテンツ管理部323は、図8に示すように、企業コンテンツ配信管理情報を生成して記憶装置330に記憶する。企業コンテンツ配信管理情報の設定によって、学会別の企業コンテンツ配信許可処理が行われる(S325)。

0064

図8は、企業コンテンツ配信管理情報の一例を示す図であり、コンテンツ提供企業を識別する企業ID、企業名、コンテンツ名、配信する学会、学会ID、配信審査結果(OK/NG)、ファイル場所(格納場所)、配信開始日時配信終了日時などが含まれる。配信開始日時及び配信終了日時は、任意に設定することができる。

0065

なお、コンテンツ提供企業からの配信依頼、医療系学会への企業コンテンツの審査依頼、医療系学会からの審査結果の各やり取りは、電子メールやファックス等で行うことができ、各やり取りの履歴として、配信制御に使用される図8に示した企業コンテンツ配信管理情報が、管理装置300に蓄積される構成であれば、そのやり取りの手法は、特に限定されない。

0066

このようにコンテンツ管理部323は、コンテンツ提供企業(医療・医薬関連企業)から提供される企業コンテンツを、当該企業コンテンツの配信可否に関する医療系学会の審査結果と紐付けて蓄積し(企業コンテンツ配信管理情報)、配信制御部324は、医療従事者のユーザ情報に含まれる所属判別情報と、審査結果とに基づいて、医療従事者に配信可能な企業コンテンツを特定し、ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う。

0067

図7に戻り、コンテンツ管理部323は、企業コンテンツが登録されると、企業コンテンツ登録通知をユーザ端末100に送信するプッシュ型通知処理を行う(S326)。

0068

ユーザ端末100は、管理装置300にアクセスすると(S121)、配信制御部324は、ユーザ情報に含まれる所属判別情報と、企業コンテンツ配信管理情報とに基づいて、配信可能な該当する企業コンテンツを特定する。配信制御部324は、所属する医療系学会別の企業コンテンツを含むコンテンツ閲覧ページまたは、企業コンテンツ専用のコンテンツ閲覧ページを生成し、ユーザ端末100に送信する(S327)。このとき、企業コンテンツ配信管理情報の配信終了日時が現在日付よりも前である場合、配信期限切れとして、該当の企業コンテンツを配信しないように制御することができる。

0069

なお、これらの学会コンテンツ及び企業コンテンツの各配信制御は、1つの配信制御として構成され、例えば、図6のステップ312において、医療従事者の所属判別情報を用いて学会コンテンツに加えて企業コンテンツを抽出し、1つ又は複数の学会タブ及び共通タブを含むコンテンツ閲覧ページを提供することができる。その後、配信制御部324は、医療従事者の選択・入力操作に応じて(S122)、コンテンツ閲覧ページの表示制御、例えば、選択されたタブに対応する閲覧ページの生成及びユーザ端末100への配信制御を行う(S328)。医療従事者がコンテンツ閲覧を終了すると(S123)、閲覧終了に伴い(S329のYES)、配信制御部324は、配信制御を終了する(S330)。

0070

図9は、企業コンテンツの配信種別「学会指定」に対する配信対象学会のレコメンド機能を説明するための図であり、図7のステップS320の処理に相当する。

0071

コンテンツ管理部323は、企業コンテンツの配信を希望する医療系学会として配信希望学会をコンテンツ提供企業である医療・医薬関連企業から受け付け、受け付けた配信希望学会以外の他の医療系学会を抽出するレコメンド処理を行うことができる。

0072

配信種別「学会指定」に対するレコメンド処理は、第1及び第2の各レコメンド処理がある。第1レコメンド処理は、配信希望の医療系学会の学会マスタ情報に予め登録された関連する他の医療系学会を抽出する処理である。図4に示すように学会マスタ情報には、予め関連学会が記憶されているため、コンテンツ管理部323は、配信依頼において指定(選択)された医療系学会の学会マスタ情報を参照し、マスタに記憶されている関連学会を用いて配信対象学会リストを生成し、企業側端末500に提供することができる。

0073

また、配信種別「学会指定」に対する第2のレコメンド処理は、学会マスタ情報において各医療系学会に付与されたキーワードを用い、他の医療系学会のキーワードとの間の関連度を算出し、算出された関連度に基づいて他の医療系学会を抽出する処理である。

0074

医療系学会は、多種多様に渡り、複雑な連関関係を有するため、一概に関係性を定義することは難しい。例えば、図8に示すように、呼吸器に関する学会は、肺癌などの呼吸器系の癌疾病と共に、呼吸器系の外科にも関係性を持つ一方で、アレルギーに関する学会にも関連性をもつ。このような医療系学会間の関係は、医療の進歩やその時代の医療トレンドなどによっても変化するため、学会相互の関連を一義的に定義すると、医療従事者に提供される情報に過不足が生じたり、逆に多岐に渡る関連性を定義してしまうと多くの情報提供による混乱を招くおそれがある。

0075

そこで、本実施形態では、学会マスタ情報に関連タグ(キーワード)を設定し、関連タグを適宜変更・追加等可能に制御しつつ、キーワードの連関関係に基づいて、他の医療系学会と的確にレコメンドできるようにしている。図8の例のように、同じキーワードを含む医療系学会は、関連度が高いものとして抽出できる他に、キーワード間の関連度を、所定の医療系連関辞書を用いて算出し、医療系学会間の関連度を生成する。

0076

例えば、コンテンツ提供企業が、呼吸器に関する学会を配信希望学会として指定した場合、例えば、「呼吸器」と「」の関連度は高く算出され、肺癌に関する学会をレコメンドする。また、呼吸器に関する学会に関連タグには、オンコロジー(腫瘍学(oncology)))がキーワードで含まれているため、臨床腫瘍に関する学会も、関連度が高く算出される。一方、呼吸器に関する学会の関連タグには、アレルギーは含まれていないが、呼吸器とアレルギーは、連関辞書において関連度を高く設定されているので、アレルギーに関する学会もレコメンドする学会として抽出することができる。このように、コンテンツ管理部323は、指定された医療系学会の関連タグを使用し、他の医療系学会の関連タグとの関連度に基づく「レコメンド学会(配信候補学会)」を抽出し、配信対象学会リストを生成してコンテンツ提供企業に提示することができる。

0077

特に、配信種別「学会指定」に対するキーワードを用いた第2のレコメンド処理は、コンテンツ提供企業側にとっては、学会相互の関連を一定の範囲内で定義されるよりは、医学の進歩によって日々変化する医療トレンドに合わせて、医療・医薬関連企業が取り扱う医療機器や医薬品の特性などの医療情報を広くかつ的確に配信することができる。

0078

図10は、企業コンテンツの配信種別「学会のエリア指定」に対する配信対象学会のレコメンド機能と、企業コンテンツの配信種別「医療従事者の勤務地に対するエリア指定」の配信制御を説明するための図である。

0079

まず、配信種別「学会のエリア指定」について説明する。コンテンツ管理部323は、企業コンテンツの配信を希望する配信希望地域情報を医療・医薬関連企業から受け付け、受け付けた配信希望地域情報に該当する医療系学会を抽出する第3レコメンド処理を行うことができる。配信希望地域情報は、例えば、北海道地方、東地方、関東地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州縄地方に分けられた「八地方区分」を適用することができる。なお、地域の定義は、任意であり、例えば、関東地方の一都六県のうち、東京都と神奈川県の2つを配信希望地域情報として設定することもできる。

0080

そして、学会マスタ情報には、図10に示すように、予め「八地方区分」などの地域属性情報を登録しておくことができる。例えば、日本〇〇学会関東地方会などの場合、関東地方が地域属性情報として予め登録される。コンテンツ管理部323は、学会マスタ情報の地域属性情報と配信希望地域情報とをマッチングして、該当する医療系学会を抽出する第3レコメンド処理を行い、配信対象学会リストを生成してコンテンツ提供企業に提示することができる。配信種別「学会のエリア指定」は、医療従事者の勤務地に関係なく「学会の地域属性」に着目した配信制御である。

0081

配信種別「医療従事者の勤務地に対するエリア指定」について説明する。この配信種別は、まず、配信を希望する医療系学会が指定され、その中でも所定の地域に限定して企業コンテンツを配信したい場合に利用される。したがって、コンテンツ管理部323は、まず、企業コンテンツの配信依頼に対して、図7において、指定された医療系学会のコンテンツ審査に関連する処理を行い、その後のステップS327において、配信制御部324は、信希望地域情報に含まれる地域と、ユーザ情報に含まれる医療従事者の勤務地情報とをマッチングし、医療従事者に配信可能な企業コンテンツを特定し、ユーザ端末に対するコンテンツ配信制御を行う。図7のステップ326におけるプッシュ通知も同様である。

0082

なお、上述したように、医療系学会は、「〇〇学会」に対して同じ医療系学会の「〇〇学会地方会」といった、地方学会が存在する場合、本会と地方会との位置付けを区別することなく、同一の医療系学会として1つの学会IDを割り当てて学会マスタ情報に登録し、所属判別情報及び判別マスタ情報を生成するように構成することもできる。この場合、地方会に属する医療系従事者は、本会の所属として取り扱われる。そして、「〇〇医学会関東地方会」に企業コンテンツを配信したい場合、「〇〇医学会」の会員医療従事者に対して、配信種別「医療従事者の勤務地に対するエリア指定」で配信を行うように制御することができる。

0083

このため、本実施形態の配信種別「学会のエリア指定」は、配信種別「医療従事者の勤務地に対するエリア指定」によってカバーすることができ、図10に示した学会マスタ情報の「地域属性」を用いなくても、配信種別「医療従事者の勤務地に対するエリア指定」の配信制御によって実質的に、上述した「学会の地域属性」に着目した配信制御を行うことができる。

0084

以上、実施形態について説明したが、上記情報配信管理装置300は、ハードウェア構成として上述以外にも、液晶ディスプレイなどの表示装置装置全体(各部)の制御を司るCPU、メモリ主記憶装置)、マウスキーボードタッチパネルスキャナ等の操作入力手段、プリンタスピーカなどの出力手段、補助記憶装置ハードディスク等)等を備えることができる。

0085

また、本発明の各機能は、プログラムによって実現可能であり、各機能を実現するために予め用意されたコンピュータプログラムが補助記憶装置に格納され、CPU等の制御部が補助記憶装置に格納されたプログラムを主記憶装置に読み出し、主記憶装置に読み出された該プログラムを制御部が実行することで、コンピュータ装置に本発明の各部の機能を動作させることができる。他方、本発明の各機能は、各々個別の制御装置で構成することができ、複数の制御装置を直接に又はネットワークを介して接続して構成することもできる。

0086

また、上記プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された状態で、コンピュータに提供することも可能である。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD−ROM等の光ディスク、DVD−ROM等の相変化型光ディスク、MO(Magnet Optical)やMD(Mini Disk)などの光磁気ディスクフロッピー(登録商標ディスクリムーバブルハードディスクなどの磁気ディスクコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディアSDメモリカードメモリスティック等のメモリカードが挙げられる。また、本発明の目的のために特別に設計されて構成された集積回路ICチップ等)等のハードウェア装置も記録媒体として含まれる。

0087

100ユーザ端末
300情報提供管理装置
310通信装置
320制御装置
321 学会登録制御部
322ユーザ登録制御部
323コンテンツ管理部
324配信制御部
330記憶装置
400 学会側端末
500 企業側端末

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