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技術 走行経路記録装置

出願人 アルパイン株式会社
発明者 鈴木歩
出願日 2019年2月13日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-023990
公開日 2020年8月31日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-135074
状態 未査定
技術分野 交通制御システム 航行(Navigation)
主要キーワード 車両搭載装置 地図アプリ 車両用運転支援システム 走行記録 入力画 位置検出動作 インターネット接続処理 操作つまみ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (6)

課題

乗車した任意の車両の走行経路を記録することができる走行経路記録装置を提供すること。

解決手段

携帯端末装置100は、利用者によって携帯され、利用者以外が運転する第1の車両に利用者が乗車した際にこの第1の車両の走行経路を記録するために、位置を繰り返し検出する位置検出部161と、走行経路の記録開始を判定する記録開始判定部162と、走行経路の記録終了を判定する記録終了判定部163と、記録開始判定部162による記録開始の判定が行われてから記録終了判定部163による記録終了の判定が行われるまで、繰り返し検出された位置を走行経路として記録する走行経路記録部164と、第2の車両に利用者が乗車した際に、第2の車両に搭載された車載装置に向けて、走行経路記録部164によって記録された走行経路を提供する走行記録提供部165とを備えている。

概要

背景

他者運転する車両に同乗者として乗車した場合、同乗者自身が運転した場合に比べて目的地までの走行経路を覚えていないことは往々にしてある。このため、後日、この同乗者自身が車両を運転して同じ走行経路に沿って走行しようとしても、あいまいな記憶のため、右左折位置などを間違ってしまい、同じ走行経路を再現することは難しい。特に、タクシーを利用した場合などでは、後部座席に乗っていることが多いため、右左折位置において目印となる標識や看板などを見落とすことも多く、走行経路を覚えることはかなり難しい。

従来から、車両の走行経路等を走行体験履歴として記録して他車に取り込むようにした車両用運転支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、運転者や同乗者が他の車両に乗車してもその運転者や同乗者の走行体験履歴に応じて、適切な運転情報告知などの運転支援を行うことができる。

概要

乗車した任意の車両の走行経路を記録することができる走行経路記録装置を提供すること。携帯端末装置100は、利用者によって携帯され、利用者以外が運転する第1の車両に利用者が乗車した際にこの第1の車両の走行経路を記録するために、位置を繰り返し検出する位置検出部161と、走行経路の記録開始を判定する記録開始判定部162と、走行経路の記録終了を判定する記録終了判定部163と、記録開始判定部162による記録開始の判定が行われてから記録終了判定部163による記録終了の判定が行われるまで、繰り返し検出された位置を走行経路として記録する走行経路記録部164と、第2の車両に利用者が乗車した際に、第2の車両に搭載された車載装置に向けて、走行経路記録部164によって記録された走行経路を提供する走行記録提供部165とを備えている。

目的

本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、乗車した任意の車両の走行経路を記録することができる走行経路記録装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

利用者によって携帯され、利用者以外が運転する第1の車両に利用者が乗車した際にこの第1の車両の走行経路を記録する走行経路記録装置であって、自装置の位置を繰り返し検出する位置検出手段と、走行経路の記録開始を判定する記録開始判定手段と、走行経路の記録終了を判定する記録終了判定手段と、前記記録開始判定手段による記録開始の判定が行われてから前記記録終了判定手段による記録終了の判定が行われるまで、前記位置検出手段によって繰り返し検出された位置を走行経路として記録する走行経路記録手段と、前記第1の車両以外の第2の車両に利用者が乗車した際に、前記第2の車両に搭載された車載装置に向けて、前記走行経路記録手段によって記録された走行経路を提供する走行記録提供手段と、を備えることを特徴とする走行経路記録装置。

請求項2

前記走行記録提供手段は、事前対応付けがなされた前記車載装置に対して、前記走行経路記録手段によって記録された走行経路を提供することを特徴とする請求項1に記載の走行経路記録装置。

請求項3

前記走行記録提供手段は、自装置と前記車載装置との間の接続が行われたときに、前記走行経路記録手段によって記録された走行経路を提供することを特徴とする請求項1または2に記載の走行経路記録装置。

請求項4

前記記録開始判定手段は、前記位置検出手段によって検出した位置の移動速度が第1の基準値を超えたときに、記録を開始する旨の判定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の走行経路記録装置。

請求項5

前記第1の基準値は、人の歩行速度よりも速い値に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の走行経路記録装置。

請求項6

前記記録終了判定手段は、前記位置検出手段によって検出した位置の移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続したときに、記録を終了する旨の判定を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の走行経路記録装置。

請求項7

前記記録終了判定手段は、前記位置検出手段によって検出した位置が道路上から外れたときに、記録を終了する旨の判定を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の走行経路記録装置。

請求項8

利用者による操作を受け付け操作手段をさらに備え、前記記録開始判定手段は、前記操作手段を用いて利用者による開始指示がなされたときに、記録を開始する旨の判定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の走行経路記録装置。

請求項9

前記記録終了判定手段は、前記操作手段を用いて利用者による終了指示がなされたときに、記録を終了する旨の判定を行うことを特徴とする請求項8に記載の走行経路記録装置。

技術分野

0001

本発明は、車両の走行経路を記録する走行経路記録装置に関する。

背景技術

0002

他者運転する車両に同乗者として乗車した場合、同乗者自身が運転した場合に比べて目的地までの走行経路を覚えていないことは往々にしてある。このため、後日、この同乗者自身が車両を運転して同じ走行経路に沿って走行しようとしても、あいまいな記憶のため、右左折位置などを間違ってしまい、同じ走行経路を再現することは難しい。特に、タクシーを利用した場合などでは、後部座席に乗っていることが多いため、右左折位置において目印となる標識や看板などを見落とすことも多く、走行経路を覚えることはかなり難しい。

0003

従来から、車両の走行経路等を走行体験履歴として記録して他車に取り込むようにした車両用運転支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、運転者や同乗者が他の車両に乗車してもその運転者や同乗者の走行体験履歴に応じて、適切な運転情報告知などの運転支援を行うことができる。

先行技術

0004

特開2007−323598号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上述した特許文献1に開示されたシステムでは、走行経路等を車載装置車両搭載装置車両用運転支援装置)を用いて記録しており、偶然知人が運転する車両やタクシーなどの任意の車両に乗車した場合にはそれらの車両における走行経路を記録することができたいため、後日、利用者自身が運転する車両において同じ走行経路を再現することができないという問題があった。

0006

本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、乗車した任意の車両の走行経路を記録することができる走行経路記録装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決するために、本発明の走行経路記録装置は、利用者によって携帯され、利用者以外が運転する第1の車両に利用者が乗車した際にこの第1の車両の走行経路を記録する走行経路記録装置であって、自装置の位置を繰り返し検出する位置検出手段と、走行経路の記録開始を判定する記録開始判定手段と、走行経路の記録終了を判定する記録終了判定手段と、記録開始判定手段による記録開始の判定が行われてから記録終了判定手段による記録終了の判定が行われるまで、位置検出手段によって繰り返し検出された位置を走行経路として記録する走行経路記録手段と、第1の車両以外の第2の車両に利用者が乗車した際に、第2の車両に搭載された車載装置に向けて、走行経路記録手段によって記録された走行経路を提供する走行記録提供手段とを備えている。

0008

第1の車両に乗り込んだ利用者が携帯する走行経路記録装置を用いて、走行経路の記録開始判定、走行経路の記録、走行経路の記録終了の判定が行われており、タクシー等の任意の車両に乗車した際の走行経路を記録することが可能となる。

0009

また、上述した走行記録提供手段は、事前対応付けがなされた車載装置に対して、走行経路記録手段によって記録された走行経路を提供することが望ましい。これにより、利用者が所有するなど特定の車両の車載装置において、記録された走行経路を利用することが可能となる。

0010

また、上述した走行記録提供手段は、自装置と車載装置との間の接続が行われたときに、走行経路記録手段によって記録された走行経路を提供することが望ましい。これにより、利用者が第2の車両に乗り込んだ際に走行経路記録装置から車載装置に走行経路を取り込む手間を低減することが可能となる。

0011

また、上述した記録開始判定手段は、位置検出手段によって検出した位置の移動速度が第1の基準値を超えたときに、記録を開始する旨の判定を行うことが望ましい。特に、上述した第1の基準値は、人の歩行速度よりも速い値に設定されていることが望ましい。これにより、利用者が乗り込んだ車両が走行を開始したことを自動的に判定して走行経路の記録を開始することができる。

0012

また、上述した記録終了判定手段は、位置検出手段によって検出した位置の移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続したときに、記録を終了する旨の判定を行うことが望ましい。また、上述した記録終了判定手段は、位置検出手段によって検出した位置が道路上から外れたときに、記録を終了する旨の判定を行うことが望ましい。これにより、利用者が車両から降りたことを自動的に判定して走行経路の記録を終了することができる。

0013

また、利用者による操作を受け付け操作手段をさらに備え、記録開始判定手段は、操作手段を用いて利用者による開始指示がなされたときに、記録を開始する旨の判定を行うことが望ましい。また、上述した記録終了判定手段は、操作手段を用いて利用者による終了指示がなされたときに、記録を終了する旨の判定を行うことが望ましい。利用者自身の操作に基づいて走行経路の記録開始/終了を行うことにより、利用者の希望に沿った走行経路の記録を確実に実施することが可能となる。

図面の簡単な説明

0014

一実施形態の携帯端末装置の構成を示す図である。
走行経路記録プログラムを実行することで動作する走行経路記録装置としての車載装置の機能ブロックを示す図である。
携帯端末装置を携帯する利用者がタクシー等の車両に乗車した際に走行経路を記録する動作手順を示す流れ図である。
走行経路を記録した携帯端末装置を所持する利用者が他の車両に乗車した際の走行経路提供の動作手順を示す流れ図である。
特定車両に搭載された車載装置によって走行経路を受信する動作手順を示す流れ図である。

実施例

0015

以下、本発明の走行経路記録装置を適用した一実施形態の携帯端末装置について、図面を参照しながら説明する。

0016

図1は、一実施形態の携帯端末装置100の構成を示す図である。図1に示す携帯端末装置100は、一般にスマートフォンと称されるものであり、携帯電話機携帯情報端末の機能を有し、走行経路記録装置として動作する。この携帯端末装置100は、GPS受信機110、操作部120、タッチパネル122、入力制御部124、表示処理部130、表示部132、デジタルアナログ変換器(D/A)140、スピーカ142、マイクロホン144、アナログ−デジタル変換器(A/D)146、電話処理部150、CPU160、メモリ170、USBインタフェース部(USB I/F)180を備えている。

0017

GPS受信機110は、複数のGPS衛星から送信される信号を受信し、自装置の位置(自車位置)を示す測位データを所定の時間間隔で出力する。

0018

操作部120は、利用者による各種操作を受け付けるためのものであり、各種のスイッチや操作つまみ等が備わっている。タッチパネル122は、表示部132の画面に重ねて配置されており、利用者の指が接触した画面上の位置を検出する。入力制御部124は、操作部120およびタッチパネル122の操作状態監視し、利用者による入力内容を検出する。

0019

表示処理部130は、各種の操作画面や入力画面等を表示する映像信号を出力して表示部132にこれらの画面を表示する。表示部132は、LCD(液晶表示装置)等で構成されており、操作部120やタッチパネル122を用いた操作内容やCPU160による処理内容などが表示される。

0020

デジタル−アナログ変換器140は、携帯端末装置100を電話機として使用した際の着信音声データ等をアナログ信号に変換してスピーカ142から出力する。マイクロホン144は、利用者が発声した音声集音する。集音した音声は、アナログ−デジタル変換器146によってデジタルデータに変換される。

0021

電話処理部150は、携帯電話機としての処理を行う。例えば、電話処理部150は、基地局との間で発着信処理を行って通話処理インターネット接続処理等を行う。

0022

CPU160は、メモリ170に格納された所定のプログラムを実行することにより、携帯端末装置100の全体を制御するとともに、走行経路記録装置としての動作に関する各種の処理を行う。

0023

メモリ170は、CPU160の動作プログラムを格納するとともに、CPU160の動作に必要な各種データを格納する作業領域として用いられる。CPU160によって実行される動作プログラムには、地図アプリや携帯端末装置100が走行経路記録装置として動作するための走行経路記録プログラムが含まれている。メモリ170は、例えば、ROMやRAM等の半導体メモリによって構成されており、これら以外にハードディスク装置などを含むようにしてもよい。

0024

USBインタフェース部180は、USBケーブルを介して車載装置等との間で信号の入出力を行うためのものである。このUSBインタフェース部180には、USBポートUSBホストコントローラが含まれる。なお、携帯端末装置100と車載装置等との間の接続は、ブルートゥース登録商標)や無線LAN、その他の有線あるいは無線接続手段を介して接続するようにしてもよい。

0025

図2は、走行経路記録プログラムを実行することで動作する走行経路記録装置100Aとしての車載装置300の機能ブロックを示す図である。この走行経路記録装置100Aは、利用者によって携帯され、利用者以外が運転する車両(第1の車両)に利用者が乗車した際にこの車両の走行経路を記録するためのものである。このために、走行経路記録装置100Aは、位置検出部161、記録開始判定部162、記録終了判定部163、走行経路記録部164、走行記録提供部165を含んで構成されている。

0026

位置検出部161は、GPS受信機110を用いて携帯端末装置100の位置を繰り返し(例えば、一定の時間間隔で)検出する。

0027

記録開始判定部162は、走行経路の記録開始を判定する。例えば、記録開始判定部162は、位置検出部161によって検出した位置の移動速度が第1の基準値を超えたときに、記録を開始する旨の判定を行う。この「第1の基準値」は、人の歩行速度よりも速い値に設定されている。これにより、利用者が車両に乗り込んだ後車両が走り出したときに走行経路の記録を開始することが可能となる。

0028

あるいは、記録開始判定部162は、操作部120を用いて利用者による開始指示がなされたときに、記録を開始する旨の判定を行うようにしてもよい。これにより、利用者自身の操作に基づいて走行経路の記録開始を行うことが可能になる。

0029

記録終了判定部163は、走行経路の記録終了を判定する。例えば、記録終了判定部163は、位置検出部161によって検出した位置の移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続したときに、記録を終了する旨の判定を行う。この「第2の基準値」は、人の歩行速度よりも速い値に設定されている。また、「一定時間」は、渋滞信号待ちなどにより一時的に車両の走行が停止した場合を排除するためのものであり、例えば数分程度の長さに設定される。これにより、利用者が車両から降りたときに走行経路の記録を終了することが可能となる。

0030

あるいは、記録終了判定部163は、位置検出部161によって検出した位置が道路上から外れたときに、記録を終了する旨の判定を行うようにしてもよい。但し、この判定を行うためには、検出した位置が道路上にあるか否かを知る必要がある。例えば、地図アプリを実行することにより、この判定を行う場合が考えられる。

0031

また、記録終了判定部163は、操作部120を用いて利用者による終了指示がなされたときに、記録を終了する旨の判定を行うようにしてもよい。これにより、利用者自身の操作に基づいて走行経路の記録終了を行うことが可能になる。

0032

走行経路記録部164は、記録開始判定部162による記録開始の判定が行われてから記録終了判定部163による記録終了の判定が行われるまで、位置検出部161によって繰り返し検出された位置を走行経路として記録する。この走行経路の記録方法としては、検出した位置(経度緯度)そのものを走行経路として記録する場合や、検出した位置に対応する道路のリンク列(あるいはノード列)を特定(例えば、地図アプリと連係して特定することができる)して走行経路として記録する場合、検出した位置に基づいて車両が走行した経路上の右左折交差点を抽出してこれらの交差点列を走行経路として記録する場合などが考えられる。なお、それ以外であっても、車両の走行軌跡を辿ることができる情報であれば走行経路として記録することができる。

0033

走行記録提供部165は、走行経路の記録対象となった車両以外の車両(第2の車両)に利用者が乗車した際に、この乗車した車両に搭載された車載装置に向けて、走行経路記録部164によって記録された走行経路を提供する。

0034

上述したGPS受信機110、位置検出部161が位置検出手段に、記録開始判定部162が記録開始判定手段に、記録終了判定部163が記録終了判定手段に、走行経路記録部164が走行経路記録手段に、走行記録提供部165が走行記録提供手段に、操作部120が操作手段にそれぞれ対応する。

0035

本実施形態の車載装置300(走行経路記録装置100A)はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。

0036

図3は、携帯端末装置100を携帯する利用者がタクシー等の車両に乗車した際に走行経路を記録する動作手順を示す流れ図である。

0037

位置検出部161は、携帯端末装置100の位置を検出する(ステップ100)。なお、走行経路記録プログラムが乗車前に実行されているものとすると、この位置検出動作は乗車の有無とは無関係に行われる。

0038

次に、記録開始判定部162は、位置検出部161によって検出された位置の変化に基づいて移動速度を算出し、この算出した移動速度が第1の基準値を超えたか否かを判定する(ステップ102)。この移動速度は、利用者が乗車した車両が人の歩行速度よりも速い速度で走り出すと第1の基準値を超えるが、人が車両に乗車していない状態(乗車したが車両が停車中の場合なども含まれる)では第1の基準値よりも遅くなる。このような場合には否定判断が行われ、ステップ100に戻って位置検出動作が繰り返される。

0039

また、移動速度が第1の基準値を超えるとステップ102の判定において肯定判断が行われる。この場合には、走行経路記録部164は、走行経路の記録を開始し(ステップ104)、位置検出部161によって検出された位置(位置そのもの、あるいは、位置に対応するリンク番号等)を走行記録として記録する(ステップ106)。

0040

次に、記録終了判定部163は、位置検出部161によって検出された位置の変化に基づいて移動速度を算出し、この算出した移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続しているか否かを判定する(ステップ108)。移動速度が第2の基準値以下にならない場合や、第2の基準値以下になったがその状態が一定時間継続しない場合には否定判断が行われ、ステップ106に戻って走行経路の記録動作が繰り返される。

0041

また、移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続した場合にはステップ108の判定において肯定判断が行われる。この場合には、走行経路記録部164は、走行経路の記録動作を終了する(ステップ110)。

0042

図4は、走行経路を記録した携帯端末装置100を所持する利用者が他の車両に乗車した際の走行経路提供の動作手順を示す流れ図である。

0043

走行記録提供部165は、携帯端末装置100が特定車両の車載装置と接続されたか否かを判定する(ステップ200)。ここで、「特定車両」とは、利用者が乗車して、携帯端末装置100に記録されている走行記録を利用することを想定している車両である。例えば、利用者が所有あるいは使用する車両や、繰り返し乗車することがある友人等の車両などがこれに当たる。また、USBケーブルを介して、あるいは、無線LANやブルートゥースによって車載装置に接続された場合に、この車載装置が搭載された車両を特定車両としてもよい。特定車両の車載装置に接続されない場合にはステップ200の判定において否定判断が行われ、この判定が繰り返される。

0044

また、携帯端末装置100が特定車両の車載装置に接続された場合にはステップ200の判定において肯定判断が行われる。接続方法は、USBケーブル、無線LAN、ブルートゥースのいずれかを用いる場合が考えられるが、その他の方法を用いてもよい。

0045

次に、走行記録提供部165は、前回の接続後に追加記録された走行経路が存在するか否かを判定する(ステップ202)。走行経路記録部164に追加の走行経路が存在する場合には肯定判断が行われる。存在しない場合には否定判断が行われ、走行経路提供に関する動作が終了する。また、追加の走行経路が存在する場合にはステップ202の判定において肯定判断が行われる。次に、走行記録提供部165は、追加された走行経路を走行経路記録部164から読み出して、USBインタフェース180経由で車載装置に向けて送信する(ステップ204)。このようにして、走行経路提供に関する動作が終了する。

0046

図5は、特定車両に搭載された車載装置によって走行経路を受信する動作手順を示す流れ図である。例えば、図1において、特定車両に搭載された車載装置300が携帯端末装置100に接続された状態を示している。この車載装置300は、地図表示経路探索処理経路誘導処理などを行うナビゲーション装置の機能を有する。

0047

車載装置300は、携帯端末装置100が接続されたか否かを判定する(ステップ300)。未接続の場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、携帯端末装置100が接続されるとステップ300の判定において肯定判断が行われる。

0048

次に、車載装置300は、追加の走行経路ありか否かを判定する(ステップ302)。走行経路がある場合には肯定判断が行われ、車載装置300は、携帯端末装置100から送信される追加の走行経路を受信し(ステップ304)、走行履歴として保存する(ステップ306)。このようにして走行履歴の受信動作が終了する。車載装置300では、この走行履歴を読み出して、目的地までの走行経路の一部に設定することができる。

0049

このように、本実施形態では、タクシー等に乗り込んだ利用者が携帯する携帯端末装置100を用いて、走行経路の記録開始判定、走行経路の記録、走行経路の記録終了の判定が行われており、タクシー等の任意の車両に乗車した際の走行経路を記録することが可能となる。

0050

また、携帯端末装置100によって記録された走行経路は、事前に対応付けがなされた車載装置に対して提供される。これにより、利用者が所有するなど特定の車両の車載装置において、記録された走行経路を利用することが可能となる。

0051

また、携帯端末装置100と車載装置300との間の接続が行われたときに、携帯端末装置100によって記録された走行経路を提供することにより、利用者が特定車両に乗り込んだ際に携帯端末装置100から車載装置300に走行経路を取り込む手間を低減することが可能となる。

0052

また、携帯端末装置100で検出した位置の移動速度が第1の基準値を超えたときに、走行経路の記録を開始している。また、この第1の基準値は、人の歩行速度よりも速い値に設定されている。これにより、利用者が乗り込んだ車両が走行を開始したことを自動的に判定して走行経路の記録を開始することができる。

0053

また、携帯端末装置100で検出した位置の移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続したときに、走行経路の記録を終了している。これにより、利用者が車両から降りたことを自動的に判定して走行経路の記録を終了することができる。

0054

なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、移動速度が第2の基準値以下になった状態が一定時間継続したときに、走行経路の記録を終了したが、記録終了判定部163は、位置検出部161によって検出した位置が道路上から外れたときに、走行経路の記録を終了するようにしてもよい。これにより、利用者が車両から降りたことを自動的に判定して走行経路の記録を終了することができる。但し、この場合には、検出した位置が道路上にあるか否かを判定する必要があり、例えば、この判定を、実行中の地図アプリにて行うようにしてもよい。

0055

また、上述した実施形態では、走行経路の記録開始と記録終了を自動的に判定する場合について説明したが、記録開始判定部162は、操作部120を用いて利用者による開始指示がなされたときに記録を開始する旨の判定を行い、記録終了判定部163は、操作部120を用いて利用者による終了指示がなされたときに記録を終了する旨の判定を行うようにしてもよい。利用者自身の操作に基づいて走行経路の記録開始/終了を行うことにより、利用者の希望に沿った走行経路の記録を確実に実施することが可能となる。

0056

上述したように、本発明によれば、車両に乗り込んだ利用者が携帯する走行経路記録装置を用いて、走行経路の記録開始判定、走行経路の記録、走行経路の記録終了の判定が行われており、タクシー等の任意の車両に乗車した際の走行経路を記録することが可能となる。

0057

100携帯端末装置
100A走行経路記録装置
110GPS受信機
120 操作部
160 CPU
161位置検出部
162記録開始判定部
163記録終了判定部
164 走行経路記録部
165走行記録提供部
170 メモリ

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