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技術 定着装置

出願人 ブラザー工業株式会社
発明者 田口和奈渡邉知範竹内健二半田浩司張明光福江修平今枝寛雄
出願日 2019年2月22日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2019-030313
公開日 2020年8月31日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-134814
状態 未査定
技術分野 電子写真における定着
主要キーワード H方式 下流端面 上流端面 レーザースキャンユニット パッドホルダ 規制面 加圧パッド 連結フレーム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (10)

課題

ローラに対する第1加圧パッド位置精度の向上を図ることができる定着装置を提供する。

解決手段

定着装置1は、加熱ローラ2と、ベルト3と、第1加圧パッド4と、パッドホルダ6と、フレーム7と、サブフレーム9とを備える。加熱ローラ2は、第1方向に延びる。ベルト3は、第2方向において、加熱ローラ2と向かい合う。第1加圧パッド4は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。パッドホルダ6は、第1加圧パッド4を保持する。フレーム7は、加熱ローラ2を支持する。サブフレーム9は、パッドホルダ6を支持する。フレーム7は、第1突出部73を備える。サブフレーム9は、第1接触部91を備える。サブフレーム9は、第1突出部73と第1接触部91とが接触した状態において、第3方向に移動可能であり、フレーム7に固定可能である。

概要

背景

従来、画像形成装置に設けられる定着装置が知られている。例えば、定着装置は、加熱ローラと、ベルトと、加圧パッドと、パッドホルダとを備える。パッドホルダは、加圧パッドを保持する。加圧パッドは、ベルトを加熱ローラに押しつけニップ領域を形成する。定着装置は、トナー像転写された用紙がニップ領域を通過するときに、用紙を加熱および加圧して、用紙にトナー像を定着させる(下記特許文献1参照。)。

概要

ローラに対する第1加圧パッドの位置精度の向上をることができる定着装置を提供する。定着装置1は、加熱ローラ2と、ベルト3と、第1加圧パッド4と、パッドホルダ6と、フレーム7と、サブフレーム9とを備える。加熱ローラ2は、第1方向に延びる。ベルト3は、第2方向において、加熱ローラ2と向かい合う。第1加圧パッド4は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。パッドホルダ6は、第1加圧パッド4を保持する。フレーム7は、加熱ローラ2を支持する。サブフレーム9は、パッドホルダ6を支持する。フレーム7は、第1突出部73を備える。サブフレーム9は、第1接触部91を備える。サブフレーム9は、第1突出部73と第1接触部91とが接触した状態において、第3方向に移動可能であり、フレーム7に固定可能である。

目的

そこで、本開示の目的は、ローラに対する第1加圧パッドの位置精度の向上を図ることができる定着装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1方向に延びるローラと、前記第1方向と直交する第2方向において、前記ローラと向かい合うベルトと、前記ベルトを前記ローラに向けて加圧する第1加圧パッドと、前記第1加圧パッドを保持するパッドホルダと、前記ローラを支持するフレームと、前記パッドホルダを支持するサブフレームと、を備え、前記フレームおよび前記サブフレームのいずれか一方は、第1方向に突出する第1突出部を備え、前記フレームおよび前記サブフレームのいずれか他方は、前記第1突出部に対して前記第2方向に接触する第1接触部を備え、前記サブフレームは、前記第1突出部と前記第1接触部とが接触した状態において、前記第1方向および前記第2方向の両方向と直交する第3方向に移動可能であり、前記フレームに固定可能であることを特徴とする、定着装置

請求項2

前記フレームは、前記第1方向における前記ローラの両端部を支持し、前記ローラの径方向において、前記フレームに対して前記ローラを位置決めする第1支持部を有することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。

請求項3

前記ローラの周面を回転可能に支持する軸受けをさらに備え、前記ローラは、前記フレームを前記第1方向に貫通し、前記第1支持部は、前記軸受けを支持することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。

請求項4

前記サブフレームは、前記パッドホルダを、前記第2方向に移動可能に支持する第2支持部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項5

前記パッドホルダは、前記第1加圧パッドを支持するホルダ本体と、前記ホルダ本体から前記第1方向に突出するホルダ突出部と、を備え、前記第2支持部は、前記第2方向に沿って延び、前記ホルダ突出部と接触可能な接触面を有することを特徴とする、請求項4に記載の定着装置。

請求項6

前記フレームおよび前記サブフレームを締結するねじをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項7

前記フレームに設けられ、前記サブフレームに対して前記第3方向に接触する接触部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項8

前記フレームは、前記第1方向と直交するように延びる平面部を備え、前記サブフレームは、前記第1方向において前記平面部と接触し、前記第1突出部は、前記平面部から前記第1方向に突出することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項9

前記フレームおよび前記サブフレームのいずれか一方は、前記第3方向において、前記パッドホルダに対して前記第1突出部の反対側に位置する第2突出部を備え、前記フレームおよび前記サブフレームのいずれか他方は、前記第2突出部に対して前記第2方向に接触する第2接触部を備え、前記サブフレームは、前記第1突出部および前記第1接触部が接触するとともに、前記第2突出部および前記第2接触部が接触した状態において、前記第3方向に移動可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項10

前記第1加圧パッドは、前記第2方向における前記ローラ側において、前記第3方向の一方側に位置する第1角部と、前記第3方向の他方側に位置する第2角部と、を有し、前記第1角部は、前記ベルトを前記ローラに圧接させ、前記第2角部は、前記ベルトを前記ローラに圧接させないことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項11

前記第1加圧パッドに対して前記第3方向に間隔を空けて配置される第2加圧パッドをさらに備え、前記第1加圧パッドの少なくとも一部および前記第2加圧パッドの少なくとも一部は、前記ベルトを前記ローラに向けて加圧することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の定着装置。

請求項12

前記パッドホルダは、前記第1加圧パッドに対して前記第3方向に接触して、前記第1加圧パッドの前記第3方向の移動を規制する規制面を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の定着装置。

技術分野

0001

本開示は、定着装置に関する。

背景技術

0002

従来、画像形成装置に設けられる定着装置が知られている。例えば、定着装置は、加熱ローラと、ベルトと、加圧パッドと、パッドホルダとを備える。パッドホルダは、加圧パッドを保持する。加圧パッドは、ベルトを加熱ローラに押しつけニップ領域を形成する。定着装置は、トナー像転写された用紙がニップ領域を通過するときに、用紙を加熱および加圧して、用紙にトナー像を定着させる(下記特許文献1参照。)。

先行技術

0003

特開2010−231008号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記した特許文献1に記載の定着装置において、パッドホルダに対する加圧パッドの組み付け誤差などにより、加熱ローラに対する加圧パッドの位置精度が低下する場合がある。とりわけ、ニップ領域における用紙の搬送方向において、加熱ローラに対する加圧パッドの位置精度が低下すると、適切な押圧力が用紙に付与されず、用紙に定着するトナー像の品質や用紙のカールなどが悪化するおそれがある。

0005

そこで、本開示の目的は、ローラに対する第1加圧パッドの位置精度の向上を図ることができる定着装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

(1)本開示の定着装置は、ローラと、ベルトと、第1加圧パッドと、パッドホルダと、フレームと、サブフレームとを備える。ローラは、第1方向に延びる。ベルトは、第1方向と直交する第2方向において、ローラと向かい合う。第1加圧パッドは、ベルトをローラに向けて加圧する。パッドホルダは、第1加圧パッドを保持する。フレームは、ローラを支持する。サブフレームは、パッドホルダを支持する。フレームおよびサブフレームのいずれか一方は、第1方向に突出する第1突出部を備える。フレームおよびサブフレームのいずれか他方は、第1突出部に対して第2方向に接触する第1接触部を備える。サブフレームは、第1突出部と第1接触部とが接触した状態において、第1方向および第2方向の両方向と直交する第3方向に移動可能であり、フレームに固定可能である。

0007

このような構成によれば、パッドホルダを支持するサブフレームが、第1突出部と第1接触部とが接触した状態において、第3方向に移動可能である。そのため、パッドホルダに対する第1加圧パッドの組み付け誤差などが生じた場合であっても、サブフレームを第3方向に移動させることにより、第3方向におけるローラに対する第1加圧パッドの位置を調整でき、ローラに対する第1加圧パッドの位置精度の向上を図ることができる。

0008

(2)フレームは、第1支持部を有してもよい。第1支持部は、第1方向におけるローラの両端部を支持する。第1支持部は、ローラの径方向において、フレームに対してローラを位置決めする。

0009

このような構成によれば、ローラがフレームに位置決めされているので、サブフレームを第3方向に移動させることにより、第3方向においてローラに対する第1加圧パッドの位置を確実に調整することができる。

0010

(3)定着装置は、さらに、軸受けを備えてもよい。軸受けは、ローラの周面を回転可能に支持する。この場合、ローラは、フレームを第1方向に貫通する。第1支持部は、軸受けを支持する。

0011

このような構成によれば、第1支持部が、ローラの周面を回転可能に支持する軸受けを支持し、ローラを径方向に位置決めしている。そのため、フレームが、ローラにかかる第2方向の荷重を、軸受けを介して確実に受けることができる。その結果、フレームに対するローラの位置が安定し、第2方向におけるローラに対する第1加圧パッドの位置を安定させることができる。

0012

(4)サブフレームは、第2支持部を備えてもよい。第2支持部は、パッドホルダを、第2方向に移動可能に支持する。

0013

このような構成によれば、パッドホルダを第2方向に移動させることができ、ローラに対する第1加圧パッドの押圧力を調整することができる。

0014

(5)パッドホルダは、ホルダ本体と、ホルダ突出部とを備えてもよい。ホルダ本体は、第1加圧パッドを支持する。ホルダ突出部は、ホルダ本体から第1方向に突出する。この場合、第2支持部は、接触面を有する。接触面は、第2方向に沿って延び、ホルダ突出部と接触可能である。

0015

このような構成によれば、接触面がホルダ突出部と接触して、第2支持部が、パッドホルダにかかる第3方向の荷重を受けることができる。そのため、第3方向におけるローラに対する第1加圧パッドの位置をより確実に安定させることができる。

0016

(6)定着装置は、さらに、ねじを備えてもよい。ねじは、フレームおよびサブフレームを締結する。

0017

このような構成によれば、第3方向におけるローラに対する第1加圧パッドの位置を調整した状態で、サブフレームをフレームに対して固定することができる。

0018

(7)定着装置は、さらに、接触部材を備えてもよい。接触部材は、フレームに設けられる。接触部材は、サブフレームに対して第3方向に接触する。

0019

このような構成によれば、第3方向におけるフレームに対するサブフレームの位置精度の向上を図ることができる。

0020

(8)フレームは、平面部を備えてもよい。平面部は、第1方向と直交するように延びる。サブフレームは、第1方向において平面部と接触する。第1突出部は、平面部から第1方向に突出する。

0021

このような構成によれば、サブフレームが第1方向に平面部と接触し、第1突出部が第1接触部に対して第2方向に接触するので、サブフレームを第3方向に安定して移動させることができる。

0022

(9)フレームおよびサブフレームのいずれか一方は、第2突出部を備えてもよい。第2突出部は、第3方向において、パッドホルダに対して第1突出部の反対側に位置する。この場合、フレームおよびサブフレームのいずれか他方は、第2接触部を備える。第2接触部は、第2突出部に対して第2方向に接触する。サブフレームは、第1突出部および第1接触部が接触するとともに、第2突出部および第2接触部が接触した状態において、第3方向に移動可能である。

0023

このような構成によれば、パッドホルダに対して第3方向の一方側において、第1突出部および第1接触部が接触するとともに、パッドホルダに対して第3方向の他方側において、第2突出部および第2接触部が接触する。そのため、サブフレームを第3方向に沿ってスライドさせることができ、第3方向におけるローラに対する第1加圧パッドの位置精度の向上をより一層確実に図ることができる。

0024

(10)第1加圧パッドは、第1角部と、第2角部とを有してもよい。第1角部は、第2方向におけるローラ側において、第3方向の一方側に位置する。第2角部は、前記第2方向における前記ローラ側において、第3方向の他方側に位置する。第1角部は、ベルトをローラに圧接させる。第2角部は、ベルトをローラに圧接させない。

0025

このような構成によれば、第1角部がベルトをローラに圧接させ、第2角部がベルトをローラに圧接させないので、定着動作時において、適切な押圧力を用紙に付与することができる。

0026

(11)定着装置は、さらに、第2加圧パッドを備えてもよい。第2加圧パッドは、第1加圧パッドに対して第3方向に間隔を空けて配置される。第1加圧パッドの少なくとも一部および第2加圧パッドの少なくとも一部は、ベルトをローラに向けて加圧する。

0027

このような構成によれば、第3方向に互いに間隔を空けて配置される第1加圧パッドおよび第2加圧パッドがベルトをローラに向けて加圧するので、ローラとベルトとが接触するニップ領域を十分に確保することができる。

0028

(12)パッドホルダは、規制面を備えてもよい。規制面は、第1加圧パッドに対して第3方向に接触して、第1加圧パッドの第3方向の移動を規制する。

0029

このような構成によれば、第3方向におけるパッドホルダに対する第1加圧パッドの位置精度の向上を図ることができる。

発明の効果

0030

本開示の定着装置によれば、ローラに対する第1加圧パッドの位置精度の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0031

図1は、本発明の第1実施形態の定着装置を備える画像形成装置の概略構成図である。
図2は、図1に示す定着装置の概略構成図を示す。
図3は、図2に示す定着装置のA−A断面図である。
図4は、図1に示す定着装置の側面図である。
図5Aは、図2に示す第1加圧パッドのパッドホルダに対する組み付けを説明するための説明図である。図5Bは、図5Aに示す第1加圧パッドの第1角部と第1ホルダ突出部の基準面との間の寸法の測定を説明するための説明図である。
図6は、図2に示すパッドホルダの第1フレームおよび第2フレームに対する組み付けを説明するための説明図である。
図7は、図2に示す定着装置の斜視図である。
図8は、本発明の第2実施形態の定着装置の側面図である。
図9は、本発明の第3実施形態に係る第1フレームおよび第1サブフレームの斜視図である。

実施例

0032

1.画像形成装置の概略
図1に示すように、本発明の定着装置1は、画像形成装置100に設けられる。以下、画像形成装置100の概略について説明する。

0033

画像形成装置100は、感光ドラム101と、帯電器102と、レーザースキャンユニット103と、現像ローラ104と、転写ローラ105と、定着装置1と、給紙部106と、給紙トレイ107と、排紙トレイ108とを備える。

0034

帯電器102は、感光ドラム101の表面を帯電する。レーザースキャンユニット103は、帯電器102によって帯電された感光ドラム101の表面を露光する。これにより、感光ドラム101の表面には、静電潜像が形成される。現像ローラ104は、静電潜像が形成された感光ドラム101の表面にトナーを供給する。これにより、感光ドラム101の表面には、トナー像が形成される。給紙部106は、給紙トレイ107内の用紙を、感光ドラム101と転写ローラ105との間に供給する。転写ローラ105は、感光ドラム101の表面に形成されたトナー像を用紙に転写する。定着装置1は、トナー像が転写された用紙を加熱および加圧して、用紙にトナー像を定着させる。定着装置1を通過した用紙は、排紙トレイ108に排紙される。

0035

2.定着装置の詳細
図1から図3に示すように、定着装置1は、ローラの一例としての加熱ローラ2と、ベルト3と、第1加圧パッド4と、第2加圧パッド5と、パッドホルダ6と、フレーム7,8と、軸受け11,12と、サブフレーム9,10と、複数のねじ14と、を備える。

0036

2.1加熱ローラ2
図1に示すように、加熱ローラ2は、トナー像が転写された用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときに、その用紙を加熱する。加熱ローラ2は、用紙のトナー像が転写された面に接する。加熱ローラ2は、第1方向に延びる。加熱ローラ2は、第1方向に延びる回転軸線について回転可能である。加熱ローラ2は、回転駆動力が与えられることで用紙を搬送する。加熱ローラ2は、ローラ本体20と、ヒータ21とを備える。ローラ本体20は、第1方向に延びる円筒形状を有する。ヒータ21は、ローラ本体20を加熱する。ヒータ21は、ハロゲンヒータである。ヒータ21は、ローラ本体20の内部に位置する。ヒータ21は、第1方向に延びる。

0037

2.2ベルト3
図2に示すように、ベルト3は、第2方向において、加熱ローラ2と向かい合う。第2方向は、第1方向と直交する。第2方向は、加熱ローラ2の径方向のうち特定の方向である。ベルト3は、加熱ローラ2と接触する。第2方向は、ベルト3と加熱ローラ2とが接触するニップ領域Nにおける用紙の搬送方向と交差する。ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向は、用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときの搬送方向であり、ニップ領域Nにおける加熱ローラ2の回転方向と同じである。なお、ニップ領域Nについて、詳しくは後述する。ベルト3は、無端ベルトである。ベルト3は、第1方向に延びる。ベルト3は、円筒形状を有する。ベルト3は、耐熱性と可撓性とを有し、一例としてポリイミド樹脂で構成される。

0038

2.3 第1加圧パッド4
図2に示すように、第1加圧パッド4は、トナー像が転写された用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときに、その用紙を加圧する。第1加圧パッド4は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。第1加圧パッド4は、ベルト3の内部に位置する。第1加圧パッド4は、第2加圧パッド5よりも硬質である。第1加圧パッド4は、ゴムなどの弾性体からなる。第1加圧パッド4は、第1方向に延びる。第1加圧パッド4は、第1方向から見て矩形状を有する。第1加圧パッド4は、第1角部40と、第2角部41と、第3角部42と、第4角部43とを有する。第1角部40および第2角部41は、第2方向における加熱ローラ2側に位置する。第3角部42および第4角部43は、第1角部40および第2角部41に対して加熱ローラ2の反対側に位置する。

0039

第1角部40および第2角部41は、第3方向に互いに間隔を空けて位置する。第3方向は、第1方向および第2方向の両方向と直交する。第1角部40は、第3方向の一方側に位置する。第2角部41は、第3方向の他方側に位置する。第1角部40は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2角部41に対して上流側に位置する。第1角部40は、ベルト3を加熱ローラ2に圧接させる。第2角部41は、ベルト3を加熱ローラ2に圧接させない。第1角部40は、ベルト3と接触する。第1角部40は、ベルト3の一部を加熱ローラ2との間に挟む。第2角部41は、ベルト3に対して間隔を空けて位置する。

0040

第3角部42および第4角部43は、第3方向に互いに間隔を空けて位置する。第3角部42は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第4角部43に対して上流側に位置する。

0041

第1加圧パッド4は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、上流端面44と、下流端面45とを有する。上流端面44は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、下流端面45に対して上流側に離れて位置する。上流端面44および下流端面45は、第3方向に互いに間隔を空けて位置する。上流端面44は、第1角部40と第3角部42との間に位置する。下流端面45は、第2角部41と第4角部43との間に位置する。

0042

2.4 第2加圧パッド5
図2に示すように、第2加圧パッド5は、トナー像が転写された用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときに、その用紙を加圧する。第1加圧パッド4の少なくとも一部および第2加圧パッド5の少なくとも一部は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。第2加圧パッド5は、第1加圧パッド4に対して第3方向に間隔を空けて配置される。第2加圧パッド5は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1加圧パッド4に対して上流側に間隔を空けて位置する。第2加圧パッド5は、第1加圧パッド4よりも軟質である。第2加圧パッド5は、ゴムなどの弾性体からなる。第2加圧パッド5は、第1方向に延びる。第2加圧パッド5は、第1方向から見て矩形状を有する。

0043

第2加圧パッド5は、第1部分50と、第2部分51とを有する。第1部分50は、第3方向の一方側に位置する。第2部分51は、第3方向の他方側に位置する。第2部分51は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1部分50に対して下流側に位置する。第1部分50は、ベルト3を加熱ローラ2に圧接させない。第2部分51は、ベルト3を加熱ローラ2に圧接させる。第1部分50は、ベルト3に対して間隔を空けて位置する。第2部分51は、ベルト3と接触する。第2部分51は、ベルト3の一部を加熱ローラ2との間に挟む。

0044

つまり、第1加圧パッド4の第1角部40および第2加圧パッド5の第2部分51が、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。これによって、ベルト3において、第2部分51と加熱ローラ2との間に挟まれる部分から、第1角部40と加熱ローラ2とに挟まれる部分までが、加熱ローラ2と接触して、ニップ領域Nを形成する。言い換えれば、ニップ領域Nは、加熱ローラ2とベルト3とが接触する領域である。

0045

また、第2加圧パッド5は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、上流端面52と、下流端面53とを有する。上流端面52は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、下流端面53に対して上流側に離れて位置する。上流端面52および下流端面53は、第3方向に互いに間隔を空けて位置する。第1部分50は、上流端面52を有する。第2部分51は、下流端面53を有する。

0046

2.5パッドホルダ6
図2および図3に示すように、パッドホルダ6は、第1加圧パッド4および第2加圧パッド5を保持する。パッドホルダ6は、ホルダ本体60と、第1プレート66と、第2プレート67と、ホルダ突出部61,62と、ステイ68と、押圧部材69とを備える。

0047

図2に示すように、ホルダ本体60は、第1加圧パッド4および第2加圧パッド5を支持する。ホルダ本体60は、ベルト3の内部に位置する。ホルダ本体60は、第1方向に延びる。ホルダ本体60は、第1凹部63と、第2凹部64とを備える。

0048

第1凹部63および第2凹部64は、第2方向において、加熱ローラ2側に位置する。第1凹部63および第2凹部64は、第3方向において互いに間隔を隔てて位置する。第1凹部63は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2凹部64に対して下流側に位置する。

0049

第1凹部63は、第1加圧パッド4および第1プレート66を収容する。第1凹部63は、第2方向において加熱ローラ2から離れるように凹む。第1凹部63は、第1方向に延びる。第1凹部63は、規制面63Aと、内側面63Bとを有する。つまり、パッドホルダ6は、規制面63Aを備える。規制面63Aは、第1加圧パッド4の第3方向の移動を規制する。規制面63Aは、第1加圧パッド4に対して第3方向に接触する。詳しくは、規制面63Aは、第1加圧パッド4の下流端面45に対して第3方向に接して、第1加圧パッド4の第3方向の移動を規制する。言い換えれば、規制面63Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、下流端面45に対して下流側から接触する。規制面63Aは、第1加圧パッド4に対して第2凹部64の反対側に位置する。内側面63Bは、第1加圧パッド4と第2凹部64との間に位置する。

0050

第1プレート66は、第1凹部63の内部に位置する。第1プレート66は、第1方向に延びる。第1プレート66は、第1加圧パッド4よりも硬質な材料、例えば、金属または樹脂からなる。第1プレート66は、第1凹部63の底面と接触する。第1プレート66は、第2方向において、第1加圧パッド4に対して加熱ローラ2の反対側に位置する。第1加圧パッド4は、第1プレート66に接着固定されている。第1プレート66は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1加圧パッド4の下流端面45に対して、上流側にずれている。第1プレート66は、第3方向において、一端部661と、一端部661から離れて位置する他端部662とを有する。一端部661は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、他端部662に対して下流側に位置する。一端部661は、第3方向において、規制面63Aと間隔を空けて向かい合う。一端部661は、第3方向において、下流端面45に対して規制面63Aの反対側に位置する。他端部662は、第3方向において、内側面63Bと向かい合う。

0051

第2凹部64は、第2加圧パッド5および第2プレート67を収容する。第2凹部64は、第2方向において加熱ローラ2から離れるように凹む。第2凹部64は、第1方向に延びる。第2凹部64は、規制面64Aと、内側面64Bとを有する。規制面64Aは、第2加圧パッド5の第3方向の移動を規制する。規制面64Aは、第2加圧パッド5に対して第3方向に接触する。詳しくは、規制面64Aは、第2加圧パッド5の上流端面52に対して第3方向に接して、第2加圧パッド5の第3方向の移動を規制する。言い換えれば、規制面64Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、上流端面52に対して上流側から接触する。規制面64Aは、第2加圧パッド5に対して第1凹部63の反対側に位置する。内側面64Bは、第2加圧パッド5と第1凹部63との間に位置する。

0052

第2プレート67は、第2凹部64の内部に位置する。第2プレート67は、第1方向に延びる。第2プレート67は、例えば、第1プレート66と同じ材料からなる。第2プレート67は、第2凹部64の底面と接触する。第2プレート67は、第2方向において、第2加圧パッド5に対して加熱ローラ2の反対側に位置する。第2加圧パッド5は、第2プレート67に接着固定されている。第2プレート67は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2加圧パッド5の上流端面52に対して、下流側にずれている。第2プレート67は、第3方向において、一端部671と、一端部671から離れて位置する他端部672とを有する。一端部671は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、他端部672に対して下流側に位置する。一端部671は、第3方向において、内側面64Bと向かい合う。他端部672は、第3方向において、規制面64Aと間隔を空けて向かい合う。他端部672は、第3方向において、上流端面52に対して規制面64Aの反対側に位置する。

0053

図3に示すように、ホルダ突出部61,62は、第1方向においてホルダ本体60を挟む。ホルダ本体60は、第1方向において、一端部60Aと、一端部60Aに対して離れて位置する他端部60Bとを備える。ホルダ突出部61は、ホルダ本体60の一端部60Aから第1方向に突出する。ホルダ突出部62は、ホルダ本体60の他端部60Bから第1方向に突出する。ホルダ突出部61,62のそれぞれは、角筒形状を有する。

0054

ステイ68は、押圧部材69により、加熱ローラ2に向かって押圧される。これによって、第1加圧パッド4および第2加圧パッド5が、ベルト3を加熱ローラ2に向かって加圧する。ステイ68は、金属からなる。ステイ68は、ステイ本体681と、挿入部682,683とを備える。ステイ本体681は、第2方向において、ホルダ本体60に対して、加熱ローラ2の反対側に位置する(図2参照)。ステイ本体681は、ホルダ本体60と接触する(図2参照)。ステイ本体681は、第3方向において、第1加圧パッド4と第2加圧パッド5との間の中間よりも、第1加圧パッド4側に位置する(図2参照)。ステイ本体681は、第1方向に延びる。挿入部682は、ステイ本体681の第1方向の一端部から、第1方向に突出する。挿入部683は、ステイ本体681の第1方向の他端部から、第1方向に突出する。挿入部682は、ホルダ突出部61の内部に挿入される。挿入部683は、ホルダ突出部62の内部に挿入される。

0055

押圧部材69は、ステイ68に押圧力を付与する。押圧部材69は、第1方向に間隔を空けて2つ配置される。押圧部材69は、バネ691と、当接部692とを備える。バネ691は、線材螺旋状に巻回される圧縮コイルばねである。当接部692は、押圧部材69の一端部に設けられる。当接部692は、第2方向において、ホルダ突出部61,62のそれぞれに対して、加熱ローラ2の反対側から当接する。押圧部材69の他端部は、フレーム7,8のそれぞれに支持される。これにより、押圧部材69は、パッドホルダ6を介して、ステイ68を、加熱ローラ2に向かって押圧する。

0056

2.6フレーム7,8、軸受け11,12
図3に示すように、フレーム7,8は、加熱ローラ2を支持する。フレーム7,8は、第1方向において互いに間隔を空けて位置する。なお、フレーム8の構造は、フレーム7の構造と同様であるため、フレーム8の構造についての説明を省略する。

0057

フレーム7は、板形状を有する。フレーム7は、第1方向と直交するように延びる。フレーム7は、平面部72を備える。平面部72は、フレーム7におけるフレーム8と反対側の表面である。平面部72は、第1方向と直交するように延びる。フレーム7は、第1支持部70(図6参照)と、開口部71(図6参照)と、第1突出部73(図4参照)と、第2突出部74(図4参照)とを備える。

0058

第1支持部70は、第1方向における加熱ローラ2の両端部を支持する。第1支持部70は、加熱ローラ2の径方向において、フレーム7,8に対して加熱ローラ2を位置決めする。詳しくは、加熱ローラ2は、第1方向において、一端部2Aと、一端部2Aから離れて位置する他端部2Bとを有する。フレーム7が備える第1支持部70は、一端部2Aを支持する。フレーム8が備える第1支持部70は、他端部2Bを支持する。

0059

第1支持部70は、穴である。第1支持部70は、第1方向から見て円形状を有する。一端部2Aは、フレーム7の第1支持部70に挿入される。他端部2Bは、フレーム8の第1支持部70に挿入される。これにより、加熱ローラ2は、フレーム7,8を第1方向に貫通する。一端部2Aの周面は、軸受け11により回転可能に支持される。他端部2Bの周面は、軸受け12により回転可能に支持される。言い換えれば、軸受け11は、一端部2Aの周面を回転可能に支持する。軸受け12は、他端部2Bの周面を回転可能に支持する。フレーム7の第1支持部70は、軸受け11を支持する。フレーム8の第1支持部70は、軸受け12を支持する。

0060

開口部71は、第2方向において、第1支持部70に対して間隔を空けて位置する。フレーム7の開口部71は、ホルダ突出部61が挿入される。ホルダ突出部61は、第1方向においてフレーム7を貫通する。フレーム8の開口部71は、ホルダ突出部62が挿入される。ホルダ突出部62は、第1方向においてフレーム8を貫通する。第2方向における開口部71の寸法は、第2方向におけるホルダ突出部61およびホルダ突出部62のそれぞれの寸法よりも大きい。第3方向における開口部71の寸法は、第3方向におけるホルダ突出部61およびホルダ突出部62のそれぞれの寸法よりも大きい。

0061

図4に示すように、第1突出部73および第2突出部74は、平面部72に位置する。第1突出部73および第2突出部74は、第3方向に互いに間隔を空けて位置する。第1突出部73は、ホルダ突出部61に対して第3方向の一方側に位置する。第2突出部74は、ホルダ突出部61に対して第3方向の他方側に位置する。第2突出部74は、第3方向において、パッドホルダ6のホルダ突出部61に対して第1突出部73の反対側に位置する。第1突出部73および第2突出部74のそれぞれは、平面部72から第1方向に突出する。第1突出部73および第2突出部74のそれぞれは、円柱形状を有する。

0062

2.7サブフレーム9,10
図3および図4に示すように、サブフレーム9,10は、パッドホルダ6を支持する。サブフレーム9は、第1方向において、フレーム7に対してフレーム8の反対側に位置する。サブフレーム9は、第1方向において、フレーム7の平面部72と接触する。サブフレーム10は、第1方向において、フレーム8に対してフレーム7の反対側に位置する。サブフレーム10は、第1方向において、フレーム8の平面部72と接触する。なお、サブフレーム9の構造は、サブフレーム10の構造と同様であるため、サブフレーム10の構造についての説明を省略する。

0063

図4に示すように、サブフレーム9は、フレーム7に対して第3方向に移動可能である。詳しくは、サブフレーム9は、ねじ14がフレーム7およびサブフレーム9を締結する前の状態において、第3方向に移動可能である。サブフレーム9は、板形状を有する。サブフレーム9は、第1方向と直交するように延びる。サブフレーム9は、第2支持部90と、第1接触部91と、第2接触部92とを備える。

0064

第2支持部90は、パッドホルダ6を第2方向に移動可能に支持する。第2支持部90は、穴である。第2支持部90は、第2方向に延びる。第2支持部90は、第1方向において開口部71(図6参照)と連通する。サブフレーム9の第2支持部90には、ホルダ突出部61が挿入される。サブフレーム10の第2支持部90には、ホルダ突出部62が挿入される(図6参照)。第2方向における第2支持部90の寸法は、第2方向におけるホルダ突出部61およびホルダ突出部62のそれぞれの寸法よりも大きい。

0065

第2支持部90は、接触面90A,90Bを有する。サブフレーム9の接触面90A,90Bは、ホルダ突出部61と接触可能である。サブフレーム10の接触面90A,90Bは、ホルダ突出部62と接触可能である。接触面90A,90Bは、第3方向において互いに間隔を空けて向かい合う。接触面90A,90Bのそれぞれは、第2方向に沿って延びる。

0066

第1接触部91は、第1突出部73に対して第2方向に接触する。第2接触部92は、第2突出部74に対して第2方向に接触する。第1接触部91および第2接触部92は、第3方向に互いに間隔を空けて位置する。第1接触部91は、第3方向において、第2支持部90に対して一方側に位置する。第2接触部92は、第3方向において、第2支持部90に対して他方側に位置する。

0067

第1接触部91は、穴である。第1接触部91は、第3方向に延びる。第1接触部91には、第1突出部73が挿入される。第1接触部91は、第1ガイド面91A,91Bを有する。第1ガイド面91A,91Bは、第2方向において互いに間隔を空けて向かい合う。第1ガイド面91A,91Bのそれぞれは、第1突出部73と接触可能であり、第1突出部73の移動をガイドする。第1ガイド面91A,91Bのそれぞれは、第3方向に沿って延びる。

0068

第2接触部92は、穴である。第2接触部92は、第3方向に延びる。第2接触部92には、第2突出部74が挿入される。第2接触部92は、第2ガイド面92A,92Bを有する。第2ガイド面92A,92Bは、第2方向において互いに間隔を空けて向かい合う。第2ガイド面92A,92Bのそれぞれは、第2突出部74と接触可能であり、第2突出部74の移動をガイドする。第2ガイド面92A,92Bのそれぞれは、第3方向に沿って延びる。

0069

これによって、サブフレーム9,10のそれぞれは、第1突出部73と第1接触部91とが接触するとともに、第2突出部74および第2接触部92が接触した状態において第3方向に移動可能である。

0070

2.8 ねじ14
図4に示すように、サブフレーム9は、ねじ14により、フレーム7に固定可能である。サブフレーム10は、ねじ14により、フレーム8に固定可能である(図3参照)。複数のねじ14は、第1ねじ14Aと、第2ねじ14Bとを含む。第1ねじ14Aは、フレーム7およびサブフレーム9を締結する。第2ねじ14Bは、サブフレーム9およびサブフレーム10を締結する(図3参照)。

0071

3.定着装置1の製造工程
次に、図5Aから図7を参照して、定着装置1の製造工程の一実施形態について説明する。

0072

図5Aに示すように、定着装置1の製造において、まず、第1加圧パッド4が第1プレート66に接着される。このとき、第1加圧パッド4の下流端面45は、第3方向において、第1プレート66の一端部661に対して他端部662の反対側に位置する。第1加圧パッド4の上流端面44は、第3方向において、一端部661と他端部662との間に位置する。

0073

また、第2加圧パッド5が第2プレート67に接着される。このとき、第2加圧パッド5の上流端面52は、第3方向において、第2プレート67の他端部672に対して一端部671の反対側に位置する。第2加圧パッド5の下流端面53は、第3方向において、一端部671と他端部672との間に位置する。

0074

次いで、第1加圧パッド4および第1プレート66が、第1凹部63に配置される。このとき、第1プレート66の一端部661は、規制面63Aと接触せず、第1加圧パッド4の下流端面45が、規制面63Aと接触する。

0075

また、第2加圧パッド5および第2プレート67が、第2凹部64に配置される。このとき、第2プレート67の他端部672は、規制面64Aと接触せず、第2加圧パッド5の上流端面52が、規制面64Aと接触する。

0076

次いで、図5Bに示すように、第3方向における第1角部40とホルダ突出部61の基準面61Aとの間の寸法Lが測定される。基準面61Aは、例えば、第3方向におけるホルダ突出部61の端面である。その後、ホルダ本体60がベルト3の内側に挿入される。

0077

次いで、図6に示すように、ベルト3は、フレーム7とフレーム8との間に配置される。このとき、ホルダ突出部61は、フレーム7の開口部71に挿通される。ホルダ突出部62は、フレーム8の開口部71に挿通される。

0078

次いで、サブフレーム9が、フレーム7の平面部72に配置される。また、サブフレーム10が、フレーム8の平面部72に配置される。このとき、サブフレーム9の第2支持部90は、ホルダ突出部61を受け入れる。サブフレーム10の第2支持部90は、ホルダ突出部62を受け入れる。第1接触部91は、第1突出部73を受け入れる。第2接触部92は、第2突出部74を受け入れる。

0079

次いで、図7に示すように、加熱ローラ2、軸受け11,12が、フレーム7,8に組み付けられる。フレーム7,8は、連結フレーム7xによって連結される。定着装置1は、フレーム7,8を連結する連結フレーム7xを備える。次いで、上記した寸法Lに基づいて、サブフレーム9,10が第3方向にスライドされて、第1加圧パッド4が所望の位置に配置される(図2参照)。

0080

次いで、第1ねじ14Aがサブフレーム9およびフレーム7を締結する。第2ねじ14Bがサブフレーム10およびフレーム8を締結する(図3参照)。以上によって、定着装置1が製造される。

0081

4.作用効果
図4に示すように、加熱ローラ2を支持するフレーム7が第1突出部73を備え、サブフレーム9が第1接触部91を備える。第1接触部91は、第1突出部73に対して第2方向に接触する。そして、サブフレーム9は、第1突出部73と第1接触部91とが接触した状態において、第3方向に移動可能である。

0082

そのため、パッドホルダ6に対する第1加圧パッド4の組み付け誤差などが生じた場合であっても、サブフレーム9を第3方向に移動させることにより、第3方向において加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置を調整でき、加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置精度の向上を図ることができる。

0083

図3に示すように、第1支持部70は、加熱ローラ2の径方向においてフレーム7に対して加熱ローラ2を位置決めする。そのため、サブフレーム9を第3方向に移動させることにより、第3方向において加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置を確実に調整することができる。

0084

第1支持部70は、軸受け11を支持し、加熱ローラ2を径方向に位置決めする。そのため、フレーム7が、加熱ローラ2にかかる第2方向の荷重を、軸受け11を介して確実に受けることができる。その結果、フレーム7に対する加熱ローラ2の位置が安定し、第2方向における加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置を安定させることができる。

0085

図4に示すように、サブフレーム9は、第2支持部90を備える。第2支持部90は、パッドホルダ6を第2方向に移動可能に支持する。そのため、加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の押圧力を調整することができる。

0086

接触面90Aは、第3方向においてホルダ突出部61と接触する。そのため、第2支持部90は、パッドホルダ6にかかる第3方向の荷重を受けることができる。その結果、第3方向における加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置をより安定させることができる。

0087

第1ねじ14Aは、フレーム7およびサブフレーム9を締結する。そのため、第1ねじ14Aは、第3方向における加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置を調整した状態で、サブフレーム9をフレーム7に対して固定することができる。

0088

第1突出部73および第1接触部91が、パッドホルダ6に対して第3方向の一方側において接触するとともに、第2突出部74および第2接触部92がパッドホルダ6に対して第3方向の他方側において接触する。そのため、サブフレーム9を第3方向に沿ってスライドさせることができ、第3方向における加熱ローラ2に対する第1加圧パッド4の位置精度の向上を確実に図ることができる。

0089

図2に示すように、第1角部40がベルト3を加熱ローラ2に圧接させ、第2角部41がベルト3を加熱ローラ2に圧接させない。そのため、定着動作時において、適切な押圧力を用紙に付与することができる。

0090

第3方向に互いに間隔を空けて配置される第1加圧パッド4および第2加圧パッド5がベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。そのため、加熱ローラ2とベルト3とが接触するニップ領域Nを十分に確保することができる。

0091

規制面63Aは、第1加圧パッド4に対して第3方向に接触する。そのため、第3方向におけるパッドホルダ6に対する第1加圧パッド4の位置精度の向上を図ることができる。

0092

ステイ本体681は、第3方向において、第1加圧パッド4と第2加圧パッド5との間の中間よりも、第1加圧パッド4側に位置する。これによって、第1加圧パッド4が、第2加圧パッド5と比較して大きな荷重を、ステイ68を介して押圧部材69から受ける。そのため、サブフレーム9を第3方向に移動させることにより、比較的大きな荷重を受ける第1加圧パッド4の加熱ローラ2に対する位置を調整することができる。

0093

5.第2実施形態
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。

0094

図8に示すように、第2実施形態の定着装置1は、接触部材15を備える。接触部材15は、フレーム7に設けられる。接触部材15は、フレーム7の平面部72に配置される。接触部材15は、サブフレーム9に対して第3方向に接触する。接触部材15は、シャフト151を有する。シャフト151は、第1方向に延びる。シャフト151は、フレーム7に固定される。接触部材15は、シャフト151を中心に揺動して位置を固定することが可能である。

0095

このような第2実施形態によれば、接触部材15がサブフレーム9に対して第3方向に接触するので、第3方向におけるフレーム7に対するサブフレーム9の位置精度の向上を図ることができる。また、第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。

0096

6.第3実施形態
次に、図9を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。

0097

図9に示すように、第3実施形態では、フレーム7が第1接触部91および第2接触部92を備え、サブフレーム9が第1突出部73および第2突出部74を備える。第3実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。

0098

7.変形例
第1実施形態では、ローラの一例としての加熱ローラ2が、ローラ本体20の内側に配置されるヒータ21を備えるが、本発明は、これに限定されない。例えば、定着装置1は、ヒータ21がローラ本体20の外側に位置する外部加熱方式であってもよい。また、定着装置1は、ローラ本体20を誘導加熱するIH方式であってもよい。また、ヒータ21はローラ本体20の内側に配置されず、ヒータ21がベルト3の周内に配置されるか、ヒータ21がベルト3の外周部を加熱する構成として、ベルト3が用紙のトナー像が転写された面に接する構成でもよい。また、定着装置1は、複数の感光ドラム101を備える画像形成装置100に設けられてもよい。

0099

1定着装置
2加熱ローラ
3ベルト
4 第1加圧パッド
5 第2加圧パッド
6パッドホルダ
7フレーム
8 フレーム
9サブフレーム
10 サブフレーム

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