図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

給紙カセット設置数に拘らず、異なる種類の用紙を選択的に給紙する。

解決手段

複合機1は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部8と、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部12と、複数種類の用紙を収納する給紙カセット3とを備える。そして、制御部20は、原稿に所定の給紙情報が付加されている場合に、画像データに基づいて給紙情報を読み取る。また、制御部20は、給紙情報に相当する用紙を給紙カセット3から画像形成部12へ搬送する一方、給紙情報に相当しない用紙を給紙カセット3から画像形成部12を経由することなく排紙するように用紙の搬送を制御する。

概要

背景

画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部へ搬送される用紙を収納する給紙カセットとを備える。

例えば、特許文献1に記載の複写装置は、コピー原稿に適した特定の用紙を収納した給紙装置を予め特定し、コピー原稿作成時に、特定給紙装置を自動的に選択し、その給紙装置に収納された用紙によりコピー原稿を作成する。

概要

給紙カセットの設置数に拘らず、異なる種類の用紙を選択的に給紙する。複合機1は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部8と、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部12と、複数種類の用紙を収納する給紙カセット3とを備える。そして、制御部20は、原稿に所定の給紙情報が付加されている場合に、画像データに基づいて給紙情報を読み取る。また、制御部20は、給紙情報に相当する用紙を給紙カセット3から画像形成部12へ搬送する一方、給紙情報に相当しない用紙を給紙カセット3から画像形成部12を経由することなく排紙するように用紙の搬送を制御する。

目的

本発明は上記の事情を考慮し、給紙カセットの設置数に拘らず、異なる種類の用紙を選択的に給紙することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、前記画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、複数種類の前記用紙を収納する給紙カセットと、を備え、前記原稿に所定の給紙情報が付加されている場合に、前記画像データに基づいて前記給紙情報を読み取り、前記給紙情報に相当する前記用紙を前記給紙カセットから前記画像形成部へ搬送する一方、前記給紙情報に相当しない前記用紙を前記給紙カセットから前記画像形成部を経由することなく排紙するように前記用紙の搬送を制御することを特徴とする画像形成装置

請求項2

前記給紙カセットから搬送される前記用紙の種類を検出する用紙判別センサーを更に備え、前記給紙情報は、前記用紙の種類を示していて、前記給紙情報と前記用紙判別センサーが検出した前記用紙の種類とを比較することで、前記給紙カセットから搬送される前記用紙が前記給紙情報に相当するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記給紙情報は、前記給紙カセットにおける前記用紙の収納順を示していて、前記給紙カセットから搬送される前記用紙の搬送順に基づいて前記収納順を判定し、前記給紙カセットから搬送される前記用紙が前記給紙情報に相当するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項4

前記給紙情報に相当しないと判定されて前記給紙カセットから排紙される前記用紙が所定の上限枚数に達した場合、前記給紙情報に相当する前記用紙の未検出をユーザー通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、所望の用紙を画像形成部へ搬送する画像形成装置に関する。

背景技術

0002

画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部へ搬送される用紙を収納する給紙カセットとを備える。

0003

例えば、特許文献1に記載の複写装置は、コピー原稿に適した特定の用紙を収納した給紙装置を予め特定し、コピー原稿作成時に、特定給紙装置を自動的に選択し、その給紙装置に収納された用紙によりコピー原稿を作成する。

先行技術

0004

特開平2−12165号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来、画像形成装置は、様々な種類(地色や厚さ)の用紙に画像を形成するために、複数の給紙カセットを備えて、給紙カセット毎に異なる種類の用紙を収納する。そして、所望の種類の用紙を収納する給紙カセットから用紙が給紙されるように給紙が制御される。このように、複数の給紙カセットを備えることにより、異なる種類の用紙を選択的に給紙する。

0006

しかしながら、画像形成装置は、コストや設置の都合上、複数の給紙カセットを備えることができない場合がある。複数の給紙カセットを備えていない画像形成装置は、異なる種類の用紙を選択的に給紙することができない。

0007

そこで、本発明は上記の事情を考慮し、給紙カセットの設置数に拘らず、異なる種類の用紙を選択的に給紙することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の画像形成装置は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、前記画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、複数種類の前記用紙を収納する給紙カセットと、を備え、前記原稿に所定の給紙情報が付加されている場合に、前記画像データに基づいて前記給紙情報を読み取り、前記給紙情報に相当する前記用紙を前記給紙カセットから前記画像形成部へ搬送する一方、前記給紙情報に相当しない前記用紙を前記給紙カセットから前記画像形成部を経由することなく排紙するように前記用紙の搬送を制御することを特徴とする。

0009

上記の画像形成装置は、前記給紙カセットから搬送される前記用紙の種類を検出する用紙種類センサーを更に備え、前記給紙情報は、前記用紙の種類を示していて、前記給紙情報と前記用紙判別センサーが検出した前記用紙の種類とを比較することで、前記給紙カセットから搬送される前記用紙が前記給紙情報に相当するか否かを判定するとよい。

0010

上記の画像形成装置は、前記給紙情報が、前記給紙カセットにおける前記用紙の収納順を示していて、前記給紙カセットから搬送される前記用紙の搬送順に基づいて前記収納順を判定し、前記給紙カセットから搬送される前記用紙が前記給紙情報に相当するか否かを判定してもよい。

0011

上記の画像形成装置は、前記給紙情報に相当しないと判定されて前記給紙カセットから排紙される前記用紙が所定の上限枚数に達した場合、前記給紙情報に相当する前記用紙の未検出をユーザー通知してもよい。

発明の効果

0012

本発明によれば、給紙カセットの設置数に拘らず、異なる種類の用紙を選択的に給紙することが可能となる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の一実施形態に係る複合機概要的に示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る複合機の電気的構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る複合機における用紙選択モードコピー動作で処理される原稿の例を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係る複合機における用紙選択モードのコピー動作を示すフローチャートである。

実施例

0014

先ず、本発明の実施形態に係る複合機1(画像形成装置)の全体の構成について図1を参照しながら説明する。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側を複合機1の前側とする。各図に適宜付される矢印L、R、U、Loは、それぞれ複合機1の左側、右側、上側、下側を示す。

0015

複合機1は、略箱型状の装置本体2を備える。装置本体2内の下部には、画像形成に用いる用紙を収納する複数の給紙カセット3が設けられる。装置本体2の上部には、画像が形成された用紙が排紙される第1排紙トレイ4が設けられる。装置本体2の右側部には、複合機1の外側で用紙を収納する手差しトレイ5と、画像が未形成の用紙が排紙される第2排紙トレイ6が開閉可能に設けられる。本実施形態では、手差しトレイ5及び第2排紙トレイ6は、別々に設けられるが、共通の1つのトレイとして設けられてもよい。

0016

装置本体2の上部には、原稿搬送及び画像読取等のスキャン動作を行う原稿読取装置7が設けられ、原稿読取装置7は、図1に示すように、原稿から画像を読み取る画像読取部8と、画像読取部8へ原稿を搬送する原稿搬送部9とを備える。画像読取部8及び原稿搬送部9において、主に左右方向が原稿の搬送方向であり、以下の説明では、この搬送方向を原稿の長さ方向とし、搬送方向に直交する方向(前後方向)を原稿の幅方向とする。

0017

画像読取部8は、装置本体2の胴内空間の上方に配置され、装置本体2の上面に、原稿台となるプラテンガラス8aと読取スリット8bとを備える。読取スリット8bは、左側に設けられ、プラテンガラス8aは、読取スリット8bの右側に設けられる。また、画像読取部8は、プラテンガラス8a及び読取スリット8bの下方に光学走査ユニット撮像部を備える。画像読取部8は、プラテンガラス8a上に載置された原稿又は原稿搬送部9から搬送されて読取スリット8bを通過する原稿に対して、主走査方向(前後方向)及び副走査方向(左右方向)に走査して原稿の画像を読み取って画像データを取得する。画像読取部8は、取得した画像データを制御部20(図2参照)へ送信する。

0018

原稿搬送部9は、画像読取部8の上方に配置され、原稿を搬送する機能に加えて、画像読取部8のプラテンガラス8aや読取スリット8b(装置本体2の上面)を覆うカバー部材として開閉可能に取り付けられる。原稿搬送部9は、画像読取前の原稿が載置される供給トレイ9aと、画像読取後の原稿が排出される排出トレイ9bと、原稿を搬送する搬送機構9cとを備える。搬送機構9cは、読取スリット8bに対応して左側に設けられ、供給トレイ9aは、搬送機構9cの上部から右方に延設され、排出トレイ9bは、搬送機構9cの下部から右方に延設される。搬送機構9cは、供給トレイ9a上の原稿を、読取スリット8bに対応する読取位置を経由して排出トレイ9bに送り出すように搬送する。

0019

更に、装置本体2の上部には、操作表示部10が正面側に取り付けられる。操作表示部10は、例えば、テンキースタートキーシステムメニューキー送信キーコピーキー等の操作キーと、タッチパネル等の表示器とを備え、ユーザーからの操作入力受け付ける。

0020

装置本体2内の左部には、レーザースキャニングユニット(LSU)で構成される露光部11が配置され、装置本体2内の右部には、画像形成部12が設けられる。画像形成部12には、像担持体である感光体ドラムが回転可能に設けられる。感光体ドラムの周囲には、帯電部と、トナーコンテナに接続された現像部と、転写ローラーと、クリーニング部とが、感光体ドラムの回転方向に沿って配置される。

0021

装置本体2内の右部には、下方から上方に向かって用紙の搬送経路13が設けられ、搬送経路13の右側には、両面印刷用反転経路14が設けられる。複合機1は、搬送経路13及び反転経路14に沿って、複数の搬送ローラーを備え、モーター等の駆動源13a(図2参照)によって各搬送ローラー回転駆動することで用紙を搬送する。

0022

搬送経路13の上流端には給紙部15が給紙カセット3の近傍に設けられ、搬送経路13の中流部には、感光体ドラム及び転写ローラーで構成される転写部16が設けられる。搬送経路13の下流部には定着部17が設けられ、搬送経路13の下流端には排紙部18が第1排紙トレイ4の近傍に設けられる。また、搬送経路13には、給紙部15の下流側に用紙判別センサー19が設けられる。用紙判別センサー19は、給紙カセット3から給紙部15によって給紙される用紙の種類を検出して判別するように構成され、例えば、用紙の地色を検出する色センサーで構成される。

0023

反転経路14は、搬送経路13上の用紙の搬送方向において、定着部17の下流側且つ排紙部18の上流側で搬送経路13から分岐し、給紙部15の下流側且つ転写部16の上流側で搬送経路13に合流している。搬送経路13上の用紙の搬送方向において、給紙部15の下流側且つ転写部16の上流側では、搬送経路13が第2排紙トレイ6への経路に分岐し、また、手差しトレイ5からの経路が搬送経路13に合流している。

0024

次に、複合機1のコピー動作等に含まれる画像形成動作について説明する。複合機1では、画像読取部8や外部のコンピューター等から画像データが入力され、コピー開始印刷開始を指示されると、画像形成動作を開始する。先ず、画像形成部12において、感光体ドラムの表面が、帯電部によって帯電された後、露光部11からのレーザー光により画像データに応じて露光され、感光体ドラムの表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像部によってトナーを用いてトナー像に現像される。

0025

一方、給紙カセット3に収納された用紙は、給紙部15によって取り出されて搬送経路13上を搬送される。搬送経路13上の用紙は、所定のタイミングで転写部16へ搬送され、転写部16によって感光体ドラム上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、定着部17へ搬送され、定着部17による加熱及び加圧によって用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部18から第1排紙トレイ4に排出される。

0026

次に、上記の複合機1の電気的な構成について図2を参照しながら説明する。複合機1は、CPU等からなる制御部20と、ROMやRAM等からなる記憶部21とを装置本体2の内部に備える。

0027

制御部20は、記憶部21に格納された制御プログラム制御用データに基づいて、制御部20に接続された各部を制御する。例えば、制御部20は、画像読取部8、原稿搬送部9、操作表示部10、露光部11、画像形成部12、各搬送ローラーの駆動源13a、給紙部15及び用紙判別センサー19等の複合機1の各部に接続されている。そして、制御部20は、原稿搬送部9による原稿搬送や画像読取部8による画像読取等のスキャン動作、給紙カセット3に収納された用紙の搬送、画像形成動作等を制御する。また、制御部20は、記憶部21に記憶されるプログラムを実行することにより、給紙情報読取部22及び選択搬送制御部23として機能する。給紙情報読取部22及び選択搬送制御部23の詳細は後述する。

0028

ところで、複合機1は、原稿搬送部9の供給トレイ9aに載置された原稿のコピー動作を実行する場合、原稿搬送部9による原稿搬送及び画像読取部8による画像読取等のスキャン動作や、画像形成部12等による画像形成動作を行う。このとき、複合機1は、コピー動作を実行する場合の給紙モードとして、通常モードと用紙選択モードとの何れかを、操作表示部10を介した操作によって選択してよい。

0029

通常モードでは、一つの給紙カセット3に一種類の用紙を収納しておいて、給紙カセット3に収納された用紙を順次、給紙する。用紙選択モードでは、一つの給紙カセット3に複数種類の用紙を収納しておいて、給紙カセット3に収納された複数種類の用紙から、所望の種類の用紙を選択して給紙する。また、用紙選択モードでは、所望の種類の用紙を選択して給紙するために、制御部20が上記の給紙情報読取部22や選択搬送制御部23として動作する。

0030

次に、複合機1の用紙選択モードのコピー動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。上記したように、用紙選択モードでは、ユーザーは、一つの給紙カセット3に複数種類の用紙を事前に収納しておく必要があり(ステップS1)、一例として、地色の異なる用紙を収納する。また、用紙選択モードでは、ユーザーは、給紙カセット3から給紙すべき用紙の種類を示す給紙情報を、コピー対象の原稿に事前に付加しておく必要がある。給紙情報は、文字記号等で示され、原稿に印刷されてよく、手書きで原稿に書き込まれてもよく、又は付箋テープ等に記載されて原稿に貼り付けられてもよい。なお、給紙情報は、後述するように、複合機1に事前に登録される。

0031

ユーザーが、給紙情報を付加した原稿を原稿読取装置7にセットし(ステップS2)、例えば、原稿搬送部9の供給トレイ9aに載置した後、操作表示部10を操作してコピー開始を指示すると(ステップS3)、原稿読取装置7が稼働して原稿を読み取って画像データを取得する(ステップS4)。この原稿の画像データは、制御部20へ送信され、給紙情報読取部22が、この画像データに基づいて給紙情報を読み取って識別することで、給紙すべき用紙の種類を判定する(ステップS5)。

0032

画像データに基づく給紙情報の読み取りについて具体的に説明する。複合機1は、原稿における給紙情報の付加位置を予め定義して記憶部21に記憶しておいて、給紙情報読取部22は、画像データの付加位置の画像に文字認識処理等を行うことで給紙情報を読み取る。例えば、給紙情報の付加位置は、図3に示すように、原稿の右下端として定義されてよく、又は他の端部として定義されてもよい。

0033

用紙の種類の判定について具体的に説明する。複合機1は、用紙の種類毎に給紙情報を予め定義して記憶部21に記憶しておいて、給紙情報読取部22は、原稿の画像データから読み取った給紙情報が、予め定義した給紙情報の何れに対応するかを識別することで、用紙の種類を判定する。一例として、複合機1は、用紙の種類として用紙の各地色に対応する給紙情報を予め定義し、例えば、白色の用紙の給紙情報を文字「A」、赤色の用紙の給紙情報を文字「B」、青色の用紙の給紙情報を文字「C」、黄色の用紙の給紙情報を文字「D」と定義する。例えば、図3に示すように、原稿の給紙情報として文字「A」が記載されている場合、給紙情報読取部22は、給紙すべき用紙は地色が白色の用紙であると判定する。なお、給紙情報読取部22は、原稿の画像データから読み取った給紙情報を、給紙すべき用紙の給紙情報として記憶部21に記憶してよい。

0034

上記のようにして給紙すべき用紙が判別されると、選択搬送制御部23は、給紙部15を制御して、給紙カセット3から用紙を順次、搬送経路13へ供給し(ステップS6)、用紙判別センサー19を制御して、搬送経路13へ供給された各用紙の種類を検出し(ステップS7)、例えば、各用紙の地色を検出する。

0035

また、選択搬送制御部23は、給紙情報読取部22が読み取った給紙情報(例えば、用紙の地色)と、用紙判別センサー19が検出した用紙の種類(例えば、用紙の地色)とを比較して用紙を判別する(ステップS8)。

0036

読み取った給紙情報と検出した用紙の種類とが一致する場合(ステップS8:YES)、選択搬送制御部23は、搬送経路13へ供給されている用紙を給紙情報に相当する選択用紙として画像形成部12や定着部17へ搬送するように搬送経路13の各搬送ローラーを制御する(ステップS9)。例えば、図3に示すように、原稿の給紙情報が文字「A」を示して、給紙すべき用紙が白色の用紙である場合、選択搬送制御部23は、給紙カセット3から給紙される用紙の地色が白色であれば、その用紙を画像形成部12へ搬送するように制御する。そして、画像形成動作や定着動作を行うことにより、原稿読取装置7が取得した画像データを選択用紙に形成する。

0037

一方、読み取った給紙情報と検出した用紙の種類とが一致しない場合(ステップS8:NO)、選択搬送制御部23は、搬送経路13へ供給されている用紙を給紙情報に相当しない未選択用紙として、画像形成部12や定着部17を経由することなく排紙するように搬送経路13や反転経路14の各搬送ローラーを制御する(ステップS10)。

0038

例えば、選択搬送制御部23は、未選択用紙を第2排紙トレイ6へ排紙するように搬送経路13の各搬送ローラーを制御してもよく、あるいは、未選択用紙を反転経路14を経由して第1排紙トレイ4へ排紙するように搬送経路13及び反転経路14の各搬送ローラーを制御してもよい。なお、複合機1は、ユーザーによる操作表示部10の操作に応じて、未選択用紙の排紙先を第1排紙トレイ4及び第2排紙トレイ6の何れかに選択させてもよい。

0039

なお、反転経路14は、通常、両面印刷時に用いられ、反転経路14の各搬送ローラーは、定着部17から出力された用紙をスイッチバックして反転経路14へ入力し、搬送経路13の搬送方向とは逆方向に搬送して、画像形成部12の上流側で搬送経路13へ出力するように制御される。しかし、用紙選択モードで用紙を第1排紙トレイ4へ排紙する際に反転経路14が用いられる場合、反転経路14の各搬送ローラーは、給紙カセット3から搬送経路13へ供給された用紙を反転経路14へ入力し、両面印刷時とは逆方向で、搬送経路13の搬送方向と同方向に搬送して、排紙部18へ出力するように制御される。

0040

そして、読み取った給紙情報と検出した用紙の種類とが一致するまで、選択搬送制御部23は、給紙カセット3から搬送経路13への用紙の供給(ステップS6)や、給紙情報に基づく用紙の判別(ステップS7、S8)を繰り返す。また、複数の原稿のコピー動作を行う場合、未処理の原稿が原稿読取装置7に存在していれば(ステップS10:Yes)、上記の一連の動作、即ち、原稿読取装置7による画像データの取得(ステップS4)から、給紙情報に相当する用紙の選択(ステップS8:Yes、ステップS9)、画像形成動作や定着動作までの動作を、各原稿に対して繰り返す。

0041

なお、上記した実施形態では、複合機1は、原稿に付加した用紙の地色を示す給紙情報を読み取り、給紙カセット3から給紙された用紙の地色を判別して、給紙情報が示す地色の用紙を選択する例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、複合機1は、原稿に付加した用紙の厚さを示す給紙情報を読み取り、給紙カセット3から給紙された用紙の厚さを判別して、給紙情報が示す厚さの用紙を選択するように構成されてもよい。この場合、複合機1は、用紙判別センサー19として、用紙の厚さを検出する超音波センサー等を備えるとよい。

0042

また、他の実施形態では、複合機1は、原稿に付加した用紙の収納順を示す給紙情報を読み取り、給紙カセット3から給紙される用紙の搬送順に基づいて収納順を判別して、給紙情報が示す収納順の用紙を選択するように構成されてもよい。この場合、複合機1は、給紙カセット3から給紙される用紙を計数するカウンタを備えてもよく、あるいは、選択搬送制御部23が用紙を計数してもよい。

0043

例えば、図3に示すように、原稿の給紙情報として文字「3」が記載されている場合、給紙情報読取部22は、給紙すべき用紙は給紙カセット3において収納順が上から3枚目の用紙であると判定する。そして、選択搬送制御部23は、給紙カセット3から1枚目及び2枚目に給紙される用紙を第1排紙トレイ4や第2排紙トレイ6へ排紙した後、給紙カセット3から3枚目に給紙される用紙を画像形成部12へ搬送するように制御する。

0044

なお、複合機1は、用紙の地色や厚さ、収納順等の給紙情報の内、一つの給紙情報を適用する場合に限定されず、二つ以上の給紙情報を組み合わせて適用してもよい。

0045

また、複数の原稿について用紙選択モードでコピー動作を行う場合、給紙情報読取部22は、先行の原稿から読み取った給紙情報を、後続の原稿に共通の給紙情報として、記憶部21に記憶してもよい。この場合、選択搬送制御部23は、共通の原稿の給紙情報を、先行の原稿のコピー動作の際に用紙を選択して搬送する場合だけでなく、後続の原稿のコピー動作の際に用紙を選択して搬送する場合にも利用する。なお、給紙情報読取部22が後続の原稿から新たに給紙情報を読み取った場合、記憶部21に記憶されていた共通の原稿の給紙情報は、後続の原稿の新たな給紙情報によって更新されてよい。

0046

上記した実施形態では、複合機1は、給紙情報をコピー対象となる原稿に付加して用紙選択モードでのコピー動作を行う例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、複合機1は、給紙情報をコピー対象となる原稿の直前白紙原稿に付加して用紙選択モードでのコピー動作を行ってもよい。

0047

この場合、先ず、原稿読取装置7が白紙原稿を読み取って画像データを取得し、給紙情報読取部22が白紙原稿の画像データに基づいて給紙情報を読み取ると、白紙原稿の後続の原稿のコピー動作のために給紙情報が記憶部21に記憶され、白紙原稿の画像データは削除される。そして、白紙原稿の後続の原稿に対して用紙選択モードでのコピー動作を行う場合、白紙原稿の給紙情報に基づいて、給紙カセット3から給紙される用紙を選択して画像形成部12へ搬送する。なお、複数の原稿において給紙情報を付加する白色原稿は、1枚目の原稿に限定されず、給紙情報を変更する所望の位置に重ねられてよい。

0048

本実施形態では、上記のように、複合機1(画像形成装置)は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部8と、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部12と、複数種類の用紙を収納する給紙カセット3とを備える。そして、制御部20(給紙情報読取部22)は、原稿に所定の給紙情報が付加されている場合に、画像データに基づいて給紙情報を読み取る。また、制御部20(選択搬送制御部23)は、給紙情報に相当する用紙を給紙カセット3から画像形成部12へ搬送する一方、給紙情報に相当しない用紙を給紙カセット3から画像形成部12を経由することなく排紙するように用紙の搬送を制御する。

0049

これにより、複合機1は、給紙カセット3を1つだけ備える場合でも、給紙カセット3に収納された複数種類の用紙から、所望の種類の用紙を選択して給紙することができる。そのため、複数の給紙カセット3を備える場合に比べて、コストを削減すると共に、設置スペース縮小し、設置に掛かる手間を抑制することもできる。なお、ユーザーは、複雑な操作を必要とせず、原稿に給紙情報を付加するという簡易な手法によって、所望の種類の用紙を給紙させることができる。また、選択されない用紙は、画像形成部12を経由することなく排紙されるので、汚れや皺が生じることがなく、給紙カセット3に再度収納して改めて使用することができる。このように、本発明によれば、給紙カセット3の設置数に拘らず、異なる種類の用紙を選択的に給紙することが可能となる。

0050

例えば、複合機1は、給紙カセット3から搬送される用紙の種類を検出する用紙判別センサー19を更に備える。この場合、給紙情報は、用紙の地色や厚さ等の種類を示している。そして、選択搬送制御部23は、給紙情報と用紙判別センサー19が検出した用紙の種類とを比較することで、給紙カセット3から搬送される用紙が給紙情報に相当するか否かを判定する。これにより、給紙カセット3から給紙される用紙の種類を確実に判別するので、給紙情報に相当する用紙を確実に判定することができる。

0051

あるいは、複合機1において、給紙情報は、給紙カセット3における用紙の収納順を示している。そして、選択搬送制御部23は、給紙カセット3から搬送される用紙の搬送順に基づいて収納順を判定し、給紙カセット3から搬送される用紙が給紙情報に相当するか否かを判定する。これにより、用紙判別センサー19によって判別しにくい種類の用紙を給紙カセット3に収納している場合でも、所望の種類の用紙を選択して給紙することができる。例えば、複合機1では、未使用の用紙に限らず、使用済みの裏紙コピー等の画像形成の対象にすることがあり、給紙カセット3に未使用の用紙や使用済みの裏紙を所定数だけ収納しておく場合がある。このような場合、未使用の用紙や使用済みの裏紙を選択的に給紙させることが可能となる。

0052

なお、上記した実施形態では、選択搬送制御部23は、給紙情報と用紙の種類とが一致するまで、給紙カセット3からの用紙の供給(ステップS6)や、給紙情報に基づく用紙の判別(ステップS7、S8)を繰り返す例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、給紙情報と比較する用紙に所定の上限枚数を設定してもよい。

0053

具体的には、選択搬送制御部23は、給紙情報と用紙の種類とが一致することなく、第1排紙トレイ4や第2排紙トレイ6へ排紙した用紙の枚数を計数する。そして、排紙した用紙が所定の上限枚数に達した場合、選択搬送制御部23は、給紙情報に相当する用紙の未検出を、操作表示部10を介した警告画面スピーカ(図示せず)を介した警報によって、ユーザーに通知する。これにより、原稿に付加した給紙情報に誤りがあった場合や、給紙すべき用紙が給紙カセット3に収納されていない場合に、用紙の検出が無限ループに陥ることを抑制することができる。

0054

なお、本実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置の一例を示すものであって、本発明の技術範囲は、本実施形態に限定されるものではない。

0055

本実施形態では、複合機1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、画像読取部8を備える他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。

0056

1複合機(画像形成装置)
3給紙カセット
4 第1排紙トレイ
6 第2排紙トレイ
7原稿読取装置
8画像読取部
10操作表示部
12画像形成部
13搬送経路
14反転経路
17定着部
19用紙判別センサー
20 制御部
22給紙情報読取部
23 選択搬送制御部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • シチズン時計株式会社の「 プリンタ」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 ファンで発生した風を無駄なくサーマルヘッドの狙いの位置に当てることができるプリンタを提供する。【解決手段】 ケース2の縦壁に配置されるファン41と、ケース2の開口部2aを開閉するカバー(... 詳細

  • 富士ゼロックス株式会社の「 用紙搬送装置および画像形成装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】第1面に画像が形成されて搬送方向を反転させた用紙への水分の付着を抑える抑制手段を備えない場合と比べ第2面への転写不良を抑えた用紙搬送装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】搬送されながら... 詳細

  • 東芝テック株式会社の「 画像処理装置および画像処理方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 本発明が解決しようとする課題は、所定の条件を満たした場合に宛先やアドレスを全桁表示することで適切な宛先を選択できるようにすることである。【解決手段】 上記課題を解決するために、本実施形態... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ