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技術 貯湯式給湯機

出願人 三菱電機株式会社
発明者 岡橋健治
出願日 2019年2月15日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-025851
公開日 2020年8月31日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-133965
状態 未査定
技術分野 フィルタ・等化器
主要キーワード 侵入ノイズ 外部電源ケーブル コンバーター回路 インバーター装置 パルス性ノイズ サージ性 インパルスノイズ ノイズフィルター
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

簡単な構成で、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を抑制することのできる貯湯式給湯機を提供する。

解決手段

貯湯式給湯機1は、水を加熱する加熱ユニット2と、加熱ユニット2により加熱された湯を貯留する貯湯タンク14を有し、加熱ユニット2とは別体となったタンクユニット3と、加熱ユニット2からタンクユニット3へ電力を供給するユニット電源ラインとを備える。加熱ユニット2は、外部電源ラインから電力供給を受ける加熱ユニット電源部5と、加熱ユニット電源部5から電力供給を受けて加熱ユニット2を動作させる加熱ユニット運転部6と、加熱ユニット電源部5と加熱ユニット運転部6との間をつなぐ第一電源ライン7とを有する。加熱ユニット電源部5は、外部電源ラインへ流出する伝導ノイズを抑制する流出ノイズフィルター22を有する。ユニット間電源ラインは、第一電源ライン7から分岐している。

概要

背景

貯湯タンクを備えた貯湯式給湯機が広く用いられている。特許文献1には、室内機室外機を有する冷暖房機において、電源ラインから侵入するインパルスノイズを吸収するノイズフィルターを設ける技術が開示されている。

概要

簡単な構成で、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を抑制することのできる貯湯式給湯機を提供する。貯湯式給湯機1は、水を加熱する加熱ユニット2と、加熱ユニット2により加熱された湯を貯留する貯湯タンク14を有し、加熱ユニット2とは別体となったタンクユニット3と、加熱ユニット2からタンクユニット3へ電力を供給するユニット間電源ラインとを備える。加熱ユニット2は、外部電源ラインから電力供給を受ける加熱ユニット電源部5と、加熱ユニット電源部5から電力供給を受けて加熱ユニット2を動作させる加熱ユニット運転部6と、加熱ユニット電源部5と加熱ユニット運転部6との間をつなぐ第一電源ライン7とを有する。加熱ユニット電源部5は、外部電源ラインへ流出する伝導ノイズを抑制する流出ノイズフィルター22を有する。ユニット間電源ラインは、第一電源ライン7から分岐している。

目的

本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を抑制することのできる貯湯式給湯機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

水を加熱する加熱ユニットと、前記加熱ユニットにより加熱された湯を貯留する貯湯タンクを有し、前記加熱ユニットとは別体となったタンクユニットと、前記加熱ユニットから前記タンクユニットへ電力を供給するユニット電源ラインと、を備え、前記加熱ユニットは、外部電源ラインから電力供給を受ける加熱ユニット電源部と、前記加熱ユニット電源部から電力供給を受けて前記加熱ユニットを動作させる加熱ユニット運転部と、前記加熱ユニット電源部と前記加熱ユニット運転部との間をつなぐ第一電源ラインと、を有し、前記加熱ユニット電源部は、前記外部電源ラインへ流出する伝導ノイズを抑制する流出ノイズフィルターを有し、前記ユニット間電源ラインは、前記第一電源ラインから分岐している貯湯式給湯機

請求項2

前記加熱ユニット電源部は、前記外部電源ラインから侵入する伝導ノイズを抑制する侵入ノイズフィルターを有する請求項1に記載の貯湯式給湯機。

請求項3

前記ユニット間電源ラインの一部を形成し、前記加熱ユニットに接続される第一端と前記タンクユニットに接続される第二端とを有するユニット間電源ケーブルを備え、前記ユニット間電源ケーブルの導体断面積は、前記外部電源ラインを形成する外部電源ケーブルの導体断面積よりも小さい請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。

請求項4

前記ユニット間電源ラインの一部を形成し、前記加熱ユニットに接続される第一端と前記タンクユニットに接続される第二端とを有するユニット間電源ケーブルを備え、前記加熱ユニットは、前記外部電源ラインを形成する外部電源ケーブルが接続される外部電源端子台と、前記ユニット間電源ケーブルの前記第一端が接続される電源供給端子台と、を有し、前記タンクユニットは、前記ユニット間電源ケーブルの前記第二端が接続されるタンクユニット電源端子台を有し、前記電源供給端子台の定格電流値は、前記外部電源端子台の定格電流値よりも小さく、前記タンクユニット電源端子台の定格電流値は、前記外部電源端子台の定格電流値よりも小さい請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。

請求項5

前記タンクユニットは、前記ユニット間電源ラインから電力供給を受けるタンクユニット電源部と、前記タンクユニット電源部から電力供給を受けて前記タンクユニットを動作させるタンクユニット運転部と、を有し、前記タンクユニット電源部は、伝導ノイズを抑制するタンクユニットノイズフィルターを有し、前記タンクユニットノイズフィルターの定格電流値は、前記流出ノイズフィルターの定格電流値よりも小さい請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。

請求項6

前記タンクユニットは、前記ユニット間電源ラインから電力供給を受けるタンクユニット電源部と、前記タンクユニット電源部から電力供給を受けて前記タンクユニットを動作させるタンクユニット運転部と、を有し、前記タンクユニット電源部は、伝導ノイズを抑制するタンクユニットノイズフィルターを有し、前記タンクユニットノイズフィルターは、前記流出ノイズフィルターとは異なる特性を有する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。

請求項7

前記貯湯式給湯機を遠隔操作するリモートコントローラーに対して、前記タンクユニットを介することなく前記加熱ユニットから電力を供給可能である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。

請求項8

前記加熱ユニット電源部は、前記外部電源ラインから供給される交流電力直流電力に変換する電力変換部を有し、前記加熱ユニットから前記タンクユニットへ前記ユニット間電源ラインにより直流電力を供給する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。

請求項9

前記ユニット間電源ラインを流れる電流が、前記外部電源ラインから前記加熱ユニットへ流れる電流よりも低い値になるように構成されている請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。

技術分野

0001

本発明は、貯湯式給湯機に関する。

背景技術

0002

貯湯タンクを備えた貯湯式給湯機が広く用いられている。特許文献1には、室内機室外機を有する冷暖房機において、電源ラインから侵入するインパルスノイズを吸収するノイズフィルターを設ける技術が開示されている。

先行技術

0003

特開平1−266460号公報

発明が解決しようとする課題

0004

貯湯式給湯機において、例えばヒートポンプ方式の加熱手段のようにインバーター制御などを行う機器から外部電源ライン伝導ノイズが流出する可能性がある。他の機器に影響しないようにするためには、貯湯式給湯機から外部電源ラインへ伝導ノイズが流出することを抑制することが望まれる。上述した従来の技術では、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を抑制することについて考慮されていない。

0005

本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を抑制することのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る貯湯式給湯機は、水を加熱する加熱ユニットと、加熱ユニットにより加熱された湯を貯留する貯湯タンクを有し、加熱ユニットとは別体となったタンクユニットと、加熱ユニットからタンクユニットへ電力を供給するユニット間電源ラインと、を備え、加熱ユニットは、外部電源ラインから電力供給を受ける加熱ユニット電源部と、加熱ユニット電源部から電力供給を受けて加熱ユニットを動作させる加熱ユニット運転部と、加熱ユニット電源部と加熱ユニット運転部との間をつなぐ第一電源ラインと、を有し、加熱ユニット電源部は、外部電源ラインへ流出する伝導ノイズを抑制する流出ノイズフィルターを有し、ユニット間電源ラインは、第一電源ラインから分岐しているものである。

発明の効果

0007

本発明によれば、簡単な構成で、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を抑制することのできる貯湯式給湯機を提供することが可能となる。

図面の簡単な説明

0008

実施の形態1による貯湯式給湯機を示す図である。
実施の形態2による貯湯式給湯機を示す図である。
実施の形態3による貯湯式給湯機を示す図である。

実施例

0009

以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。

0010

実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機1を示す図である。図1に示すように、貯湯式給湯機1は、水を加熱する加熱ユニット2と、タンクユニット3と、ユニット間電源ケーブル4とを備えている。加熱ユニット2とタンクユニット3とは、別体となっており、互いに離れた位置に設置可能である。すなわち、加熱ユニット2の外郭を形成する筐体と、タンクユニット3の外郭を形成する筐体とは、別々に設けられている。ユニット間電源ケーブル4は、加熱ユニット2からタンクユニット3へ電力を供給するユニット間電源ラインの一部を形成している。

0011

加熱ユニット2は、例えばヒートポンプ方式の加熱装置でもよいし、太陽熱を用いる加熱装置でもよいし、燃料電池廃熱を用いる加熱装置でもよいし、複数の方式を組み合わせた加熱装置でもよい。ヒートポンプ方式の場合には、加熱ユニット2は、例えば、冷媒圧縮する圧縮機と、圧縮機により圧縮された高温高圧の冷媒と水との間で熱を交換する水冷媒熱交換器と、水冷媒熱交換器を通過した高圧冷媒減圧及び膨張させる減圧装置と、減圧装置を通過した低圧冷媒外気との間で熱を交換することにより低圧冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える。

0012

本実施の形態における加熱ユニット2は、加熱ユニット電源部5と、加熱ユニット運転部6と、加熱ユニット電源部5と加熱ユニット運転部6との間をつなぐ第一電源ライン7と、外部電源端子台8と、電源供給端子台9とを備えている。外部電源端子台8には、外部電源ケーブル10が接続されている。外部電源50から供給される電力は、外部電源ケーブル10を通って、外部電源端子台8に供給される。外部電源50は、例えば商用電源である。外部電源50は、例えば、単相交流100ボルトの電源、単相交流200ボルトの電源、三相交流200ボルトの電源のいずれかでもよい。また、外部電源50の周波数は、例えば、50ヘルツまたは60ヘルツでもよい。本実施の形態では、外部電源ケーブル10により外部電源ラインが形成される。

0013

電源ライン11は、加熱ユニット電源部5と、外部電源端子台8との間をつないでいる。本実施の形態では、外部電源ケーブル10から供給される電力は、外部電源端子台8及び電源ライン11を通って、加熱ユニット電源部5に供給される。加熱ユニット運転部6は、加熱ユニット電源部5から第一電源ライン7を通って供給される電力を利用して、加熱ユニット2を動作させる。電源ライン12は、第一電源ライン7の途中にある分岐部13と、電源供給端子台9との間をつないでいる。

0014

図示を省略するが、加熱ユニット運転部6は、例えば、加熱ユニット2が備える圧縮機、ポンプバルブなどの機器を駆動する電動機のようなアクチュエータと、アクチュエータの動作を制御する制御装置とを有している。制御装置は、インバーター装置によりアクチュエータの動作速度を制御してもよい。インバーター装置は、加熱ユニット電源部5から供給される交流電力直流電力に変換するコンバーター回路と、コンバーター回路からコンデンサを介して供給される直流電力を交流電力に変換するインバーター回路とを有している。また、加熱ユニット運転部6は、例えば温度センサ圧力センサ流量センサなどのセンサを備えていてもよい。

0015

タンクユニット3は、加熱ユニット2により加熱された湯を貯留する貯湯タンク14と、タンクユニット電源部15と、タンクユニット運転部16と、タンクユニット電源端子台17を有している。貯湯タンク14内には、温度による水の比重の違いにより、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成して、湯水が貯留される。加熱ユニット2とタンクユニット3との間は、湯水が通る外部配管(図示省略)により接続されている。また、図示を省略するが、上水道のような水源からの水を供給する給水配管と、加熱ユニット2へ水を送るための配管とが貯湯タンク14の下部に接続されており、加熱ユニット2からの湯すなわち高温水が通る配管と、給湯先へ湯を送るための配管とが貯湯タンク14の上部に接続されている。加熱ユニット2により加熱された高温水を貯湯タンク14内に蓄積する沸上運転のときには、貯湯タンク14内の下部の低温水が上記外部配管を通って加熱ユニット2へ送られる。加熱ユニット2により加熱された高温水は、上記外部配管を通ってタンクユニット3へ戻り、貯湯タンク14の上部に流入する。このようにして、沸上運転では、貯湯タンク14内の上部から下部に向かって徐々に高温水が蓄積されていく。

0016

ユニット間電源ケーブル4は、加熱ユニット2の電源供給端子台9に接続された第一端4aと、タンクユニット電源端子台17に接続された第二端4bとを有している。電源ライン18は、タンクユニット電源部15と、タンクユニット電源端子台17との間をつないでいる。加熱ユニット電源部5からの電力は、分岐部13、電源ライン12、電源供給端子台9、ユニット間電源ケーブル4、タンクユニット電源端子台17、及び電源ライン18を通って、タンクユニット電源部15に供給される。

0017

タンクユニット運転部16は、加熱ユニット電源部5から供給される電力を利用して、タンクユニット3を動作させる。図示を省略するが、タンクユニット運転部16は、例えば、タンクユニット3が備えるポンプ、流路切替弁混合弁などの機器を駆動する電動機のようなアクチュエータと、アクチュエータの動作を制御する制御装置とを有している。制御装置は、インバーター装置によりアクチュエータの動作速度を制御してもよい。また、タンクユニット運転部16は、例えば温度センサ、圧力センサ、流量センサなどのセンサを備えていてもよい。タンクユニット運転部16が備える制御装置と、加熱ユニット運転部6が備える制御装置とは、有線通信または無線通信により、双方向に通信可能になっている。本実施の形態では、タンクユニット運転部16が備える制御装置と、加熱ユニット運転部6が備える制御装置とが連携して貯湯式給湯機1の動作を制御する。

0018

リモートコントローラー20は、使用者が貯湯式給湯機1を遠隔操作するための端末装置である。リモートコントローラー20は、運転動作指令及び設定値の変更などに関する使用者の操作を受け付ける機能を有する。本実施の形態において、リモートコントローラー20は、配線23を介して、タンクユニット運転部16が備える制御装置に接続されている。リモートコントローラー20は、タンクユニット運転部16から配線23を介して電力供給を受けることで動作する。図示を省略するが、リモートコントローラー20には、例えば、貯湯式給湯機1の状態等の情報を表示する表示部、使用者が操作するスイッチ等の操作部、スピーカマイク等が搭載されている。リモートコントローラー20は、例えば台所リビング浴室などの壁に設置されてもよい。

0019

本実施の形態において、電源ライン12、電源供給端子台9、及びユニット間電源ケーブル4は、加熱ユニット2からタンクユニット3へ電力を供給するユニット間電源ラインに相当する。前述したように、ユニット間電源ラインを形成する電源ライン12は、第一電源ライン7の途中に設けられた分岐部13から分岐している。このため、加熱ユニット電源部5を通過した電流がユニット間電源ラインを通ってタンクユニット3へ供給される。

0020

本実施の形態における加熱ユニット電源部5は、外部電源ラインから侵入する伝導ノイズを抑制する侵入ノイズフィルター21と、外部電源ラインへ流出する伝導ノイズを抑制する流出ノイズフィルター22とを有している。

0021

外部電源ケーブル10から加熱ユニット2へ流れる電流には、外部電源50に接続された他の機器からのノイズ、あるいは等によるノイズが重畳されている可能性がある。これらの伝導ノイズを以下「侵入ノイズ」と称する。侵入ノイズフィルター21は、外部電源ラインから流入した交流電流から、侵入ノイズによるノイズ成分の少なくとも一部を除去する。本実施の形態であれば、侵入ノイズフィルター21により侵入ノイズが除去された電流を加熱ユニット運転部6及びタンクユニット運転部16のそれぞれに供給することができる。このため、加熱ユニット運転部6及びタンクユニット運転部16のそれぞれが侵入ノイズによって誤動作したり故障したりする可能性を確実に低減できる。

0022

侵入ノイズフィルター21は、高周波ノイズパルス性ノイズサージ性ノイズのうちの少なくとも一つのノイズを除去するように構成されている。侵入ノイズフィルター21は、例えば、コモンモードチョークコイルXコンデンサYコンデンサのうちの少なくとも一つを備えていてもよい。また、侵入ノイズフィルター21は、例えばバリスタアレスタのようなサージ対策素子を備えていてもよい。

0023

加熱ユニット運転部6が動作すると、加熱ユニット運転部6が電気的なノイズを発生させる可能性がある。例えば、加熱ユニット運転部6のインバーター装置が電気的なノイズを発生させる可能性がある。同様に、タンクユニット運転部16が動作すると、タンクユニット運転部16が電気的なノイズを発生させる可能性がある。本実施の形態であれば、加熱ユニット運転部6で発生したノイズ成分の少なくとも一部は、加熱ユニット運転部6と外部電源ケーブル10との間の電源ラインに位置する流出ノイズフィルター22により除去される。このため、加熱ユニット運転部6で発生したノイズが外部電源ラインへ流出することを確実に抑制でき、他の機器への影響を確実に抑制できる。同様に、タンクユニット運転部16で発生したノイズ成分の少なくとも一部は、タンクユニット運転部16と外部電源ケーブル10との間の電源ラインに位置する流出ノイズフィルター22により除去される。このため、タンクユニット運転部16で発生したノイズ外部電源ラインへ流出することを確実に抑制でき、他の機器への影響を確実に抑制できる。

0024

流出ノイズフィルター22は、高周波ノイズ、パルス性ノイズの少なくとも一方のノイズを除去するように構成されている。流出ノイズフィルター22は、加熱ユニット運転部6で発生するノイズと、タンクユニット運転部16で発生するノイズとの双方を除去するように構成されている。流出ノイズフィルター22は、例えば、コモンモードチョークコイル、Xコンデンサ、Yコンデンサのうちの少なくとも一つを備えていてもよい。

0025

本実施の形態であれば、加熱ユニット運転部6から外部電源ラインへの伝導ノイズの流出と、タンクユニット運転部16から外部電源ラインへの伝導ノイズの流出との双方を、一つの流出ノイズフィルター22によって抑制することができる。このため、簡単な構成で、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出を確実に抑制することができるので、製造コストを低減する上で有利になる。また、本実施の形態であれば、侵入ノイズフィルター21とは別に流出ノイズフィルター22を設けたことで、外部電源ラインへの伝導ノイズの流出をより確実に抑制できる。

0026

本実施の形態では、外部電源ケーブル10から加熱ユニット2へ供給された電力のうち、一部の電力は加熱ユニット運転部6により消費され、残りの電力がユニット間電源ラインを通ってタンクユニット3へ供給される。このため、ユニット間電源ラインを流れる電流は、外部電源ケーブル10から加熱ユニット2へ流れる電流よりも低い値になる。例えば、ユニット間電源ラインを流れる交流電流の実効値は、外部電源ケーブル10から加熱ユニット2へ流れる交流電流の実効値よりも低くなる。これにより、ユニット間電源ラインを構成する機器として、許容電流または定格電流が比較的低いものを用いることができるので、機器を簡素化できるという利点がある。

0027

例えば、ユニット間電源ケーブル4の導体断面積は、外部電源ケーブル10の導体断面積よりも小さくてもよい。導体断面積とは、長手方向に対して垂直な断面における金属等の導体部分面積である。上記のようにすることで、ユニット間電源ケーブル4として、外部電源ケーブル10よりも細い線径のものを使用することができるので、ユニット間電源ケーブル4を接続する際の施工性を向上できる。

0028

また、外部電源端子台8、電源供給端子台9、タンクユニット電源端子台17のそれぞれに定格電流値が定められている場合において、電源供給端子台9の定格電流値が外部電源端子台8の定格電流値よりも小さく、かつタンクユニット電源端子台17の定格電流値が外部電源端子台8の定格電流値よりも小さくなるようにしてもよい。上記のようにすることで、電源供給端子台9及びタンクユニット電源端子台17を小型化したり構造を簡単にしたりする上で有利になる。

0029

なお、分岐部13と電源供給端子台9との間の位置、すなわち電源ライン12の途中の位置に、ノイズフィルター(図示省略)が設けられていてもよい。当該ノイズフィルターを設けることで、加熱ユニット運転部6で発生したノイズがタンクユニット3側へ流出することをより確実に抑制できる。

0030

実施の形態2.
次に、図2を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図2は、実施の形態2による貯湯式給湯機1Aを示す図である。図2に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機1Aにおけるタンクユニット電源部15は、伝導ノイズを抑制するタンクユニットノイズフィルター24を有している。タンクユニットノイズフィルター24は、流出ノイズフィルター22とは異なる特性を有している。例えば、タンクユニットノイズフィルター24が抑制する信号の周波数帯は、流出ノイズフィルター22が抑制する信号の周波数帯とは異なる。本実施の形態であれば、タンクユニット運転部16で発生したノイズ成分の少なくとも一部は、タンクユニット運転部16と外部電源ケーブル10との間の電源ラインに位置するタンクユニットノイズフィルター24により除去される。このため、タンクユニット運転部16で発生したノイズが外部電源ラインへ流出することをより確実に抑制でき、他の機器への影響をより確実に抑制できる。特に、タンクユニット運転部16が特徴的なノイズを発生する場合、あるいはユニット間電源ケーブル4の長さが長い場合などにおいても、ノイズが外部電源ラインへ流出することをより確実に抑制できる。

0031

タンクユニットノイズフィルター24を通過した電流のうち、一部の電流は加熱ユニット運転部6へ流れ、残りの電流がユニット間電源ライン及びタンクユニットノイズフィルター24を通ってタンクユニット運転部16へ流れる。このため、タンクユニットノイズフィルター24を流れる電流は、流出ノイズフィルター22を流れる電流よりも低い値になる。そこで、タンクユニットノイズフィルター24の定格電流値が流出ノイズフィルター22の定格電流値よりも小さくなるように構成してもよい。そのようにすることで、タンクユニットノイズフィルター24のコストを低減する上で有利になる。

0032

本実施の形態において、リモートコントローラー20は、配線25を介して、加熱ユニット運転部6が備える制御装置に接続されている。リモートコントローラー20は、加熱ユニット運転部6から配線25を介して電力供給を受けることで動作する。このように、本実施の形態では、リモートコントローラー20に対して、タンクユニット3を介することなく加熱ユニット2から電力を供給可能である。これにより、以下の効果が得られる。ユニット間電源ケーブル4に断線が発生した場合でも、リモートコントローラー20への電力供給を維持することができる。よって、その場合に、リモートコントローラー20の表示部あるいは音声案内機能などの報知手段を用いて、異常の発生を使用者に報知することができる。

0033

実施の形態3.
次に、図3を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図3は、実施の形態3による貯湯式給湯機1Bを示す図である。図3に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機1Bにおける加熱ユニット電源部5は、外部電源ラインから供給される交流電力を直流電力に変換する電力変換部26を有している。電力変換部26は、侵入ノイズフィルター21及び流出ノイズフィルター22を通過した交流電力を直流電力に変換する。電力変換部26を経た直流電力のうち、一部の直流電力は、第一電源ライン7を通って加熱ユニット運転部6へ供給され、残りの直流電力は、第一電源ライン7の途中の分岐部13から電源ライン12、電源供給端子台9、ユニット間電源ケーブル4、タンクユニット電源端子台17、電源ライン18、及びタンクユニット電源部15を通って、タンクユニット運転部16に供給される。このように、本実施の形態では、加熱ユニット2からタンクユニット3に対してユニット間電源ラインにより直流電力を供給する。本実施の形態であれば、交流電力を直流電力に変換する電力変換部26を、加熱ユニット2とタンクユニット3とで共用できる。これにより、貯湯式給湯機1Bの全体としての回路構成を簡素化できるという利点がある。

0034

なお、上述した複数の実施の形態のうち、組み合わせることが可能な二つ以上を組み合わせて実施してもよい。

0035

1,1A,1B貯湯式給湯機、 2加熱ユニット、 3タンクユニット、 4ユニット間電源ケーブル、 4a 第一端、 4b 第二端、 5 加熱ユニット電源部、 6 加熱ユニット運転部、 7 第一電源ライン、 8外部電源端子台、 9電源供給端子台、 10外部電源ケーブル、 11 電源ライン、 12 電源ライン、 13分岐部、 14貯湯タンク、 15 タンクユニット電源部、 16 タンクユニット運転部、 17 タンクユニット電源端子台、 18 電源ライン、 20リモートコントローラー、 21侵入ノイズフィルター、 22 流出ノイズフィルター、 23配線、 24 タンクユニットノイズフィルター、 25 配線、 26電力変換部、 50 外部電源

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