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技術 引戸装置

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 兒島賢三郎中島聡石井雅
出願日 2019年2月25日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-032077
公開日 2020年8月31日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-133355
状態 未査定
技術分野 蝶番の付属品;滑動ウイング用の付属品 ウイング用の支持装置
主要キーワード 下端ガイド 受入凹所 ガイド側壁 溝幅方向両側 振れ止 下段レール 上段レール 方向途中部位
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (9)

課題

閉鎖位置における引戸パネルと壁面との段差を小さくすることが可能でありながらも、引戸パネルの下端側を安定的にガイドし、かつガイドする部材が障害になり難い引戸装置を提供する。

解決手段

引戸パネルを吊下支持し、直線部及び壁面に対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部を有した上レールと、引戸パネルの戸尻側端部近傍に位置するように設けられ、引戸パネルの下端側をガイドする下端ガイド部材を備え、下端ガイド部材の先端部にアーム状保持部と、引戸パネルの被ガイド溝にガイド部を挿入させた直線ガイド位置においてアーム状保持部の基端側を保持する一方、被ガイド溝の戸尻側端部に位置されたガイド部が斜め戸厚方向に移動する引戸パネルに連動して移動するようにアーム状保持部の基端側をガイドする下レールを備え、被ガイド溝には、被ガイド溝の戸尻側端部にガイド部を接離自在に保持する保持部が設けられている。

概要

背景

従来より、壁面に対してアウトセット状に配されて開閉自在とされる引戸パネルを備えた引戸装置戸袋納めとされる引戸パネルを備えた引戸装置が知られている。このような引戸装置では、閉鎖位置において引戸パネルと壁面との間に戸厚や戸袋を区画する一方の戸袋壁の壁厚に応じた段差が形成され、該段差が目立ち易くなる傾向があった。
例えば、下記特許文献1には、引戸の上部に間隔を空けて設けられたローラユニットを案内する二本の案内レール直線レールと斜め方向に伸び引込みレールとを設け、閉じた状態の引戸の表面と壁面とをフラットにできる引戸具が開示されている。また、この引戸具は、引戸の下部の端部にブラケットを介して取り付けられ底面に略L字形案内溝を有する案内体の案内溝に挿入される第一のピン体と、引戸の底面に形成された幅方向細長く伸びる引戸溝に挿入される第二のピン体と、を備えた構成とされている。
また、下記特許文献2には、閉成時には二枚の引き戸の表面が面一となり、開成時には開成された引き戸が他方の引き戸の前面へ重複するように開成されるように吊り下げられた引き戸の下部の前後への振れを防止する振れ止め装置が開示されている。この振れ止め装置は、引き戸の下方において、上レールの傾斜部と平行に摺動するスライダーの先端部に、引き戸下面のガイド溝内にスライド自在に係合するガイドピンを設けた構成とされている。

概要

閉鎖位置における引戸パネルと壁面との段差を小さくすることが可能でありながらも、引戸パネルの下端側を安定的にガイドし、かつガイドする部材が障害になり難い引戸装置を提供する。引戸パネルを吊下支持し、直線部及び壁面に対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部を有した上レールと、引戸パネルの戸尻側端部近傍に位置するように設けられ、引戸パネルの下端側をガイドする下端ガイド部材を備え、下端ガイド部材の先端部にアーム状保持部と、引戸パネルの被ガイド溝にガイド部を挿入させた直線ガイド位置においてアーム状保持部の基端側を保持する一方、被ガイド溝の戸尻側端部に位置されたガイド部が斜め戸厚方向に移動する引戸パネルに連動して移動するようにアーム状保持部の基端側をガイドする下レールを備え、被ガイド溝には、被ガイド溝の戸尻側端部にガイド部を接離自在に保持する保持部が設けられている。

目的

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、閉鎖位置における引戸パネルと壁面との段差を小さくすることが可能でありながらも、引戸パネルの下端側を安定的にガイドし得、かつガイドする部材が障害になり難い引戸装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

引戸パネル上端側の被ガイド部材を吊下支持し、かつ壁面と平行状にガイドする直線部及び出入口の部位において前記壁面に対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部を有した上レールと、閉鎖位置の前記引戸パネルの戸尻側端部近傍に位置するように設けられ、該引戸パネルの下端側をガイドする下端ガイド部材と、を備えており、前記下端ガイド部材は、前記引戸パネル側に向けて延びるように設けられ、先端部に前記引戸パネルの下端部の被ガイド溝に挿入されるガイド部を設けたアーム状保持部と、前記壁面と平行状に移動する前記引戸パネルの被ガイド溝に前記ガイド部を挿入させた直線ガイド位置において前記アーム状保持部の基端側を保持する一方、前記被ガイド溝の戸尻側端部に位置された前記ガイド部が前記斜め戸厚方向に移動する前記引戸パネルに連動して移動するように前記アーム状保持部の基端側をガイドする下レールと、を備え、前記被ガイド溝には、該被ガイド溝の戸尻側端部に位置された前記ガイド部を接離自在に保持する保持部が設けられていることを特徴とする引戸装置

請求項2

請求項1において、前記下端ガイド部材の下レールは、閉鎖位置の前記引戸パネルの戸尻側端部が近接される壁体の下端部に埋込状にかつ床上に位置するように配される構成とされていることを特徴とする引戸装置。

請求項3

請求項2において、前記下端ガイド部材の下レールは、壁厚方向に沿う寸法が前記壁体の壁厚と同寸法とされたガイドユニット体内に設けられていることを特徴とする引戸装置。

請求項4

請求項2または3において、前記アーム状保持部の基端側には、床側走行対象上を走行自在とされた転動体が設けられていることを特徴とする引戸装置。

請求項5

請求項1乃至4のいずれか1項において、前記下レールには、前記アーム状保持部の基端側に設けられた被ガイド部を、前記直線ガイド位置と前記引戸パネルの閉鎖位置との間において、平面視して円弧状にガイドする湾曲ガイド部が設けられていることを特徴とする引戸装置。

請求項6

請求項5において、前記被ガイド部には、上下方向に沿う軸回りに回転自在とされた被ガイドローラーが設けられており、前記下レールには、前記被ガイドローラーを溝幅方向両側から挟むように、かつ該被ガイドローラーを前記湾曲ガイド部に沿ってガイドするガイド側壁部が設けられていることを特徴とする引戸装置。

技術分野

0001

本発明は、出入口開閉する引戸パネルを備えた引戸装置に関する。

背景技術

0002

従来より、壁面に対してアウトセット状に配されて開閉自在とされる引戸パネルを備えた引戸装置や戸袋納めとされる引戸パネルを備えた引戸装置が知られている。このような引戸装置では、閉鎖位置において引戸パネルと壁面との間に戸厚や戸袋を区画する一方の戸袋壁の壁厚に応じた段差が形成され、該段差が目立ち易くなる傾向があった。
例えば、下記特許文献1には、引戸の上部に間隔を空けて設けられたローラユニットを案内する二本の案内レール直線レールと斜め方向に伸び引込みレールとを設け、閉じた状態の引戸の表面と壁面とをフラットにできる引戸具が開示されている。また、この引戸具は、引戸の下部の端部にブラケットを介して取り付けられ底面に略L字形案内溝を有する案内体の案内溝に挿入される第一のピン体と、引戸の底面に形成された幅方向細長く伸びる引戸溝に挿入される第二のピン体と、を備えた構成とされている。
また、下記特許文献2には、閉成時には二枚の引き戸の表面が面一となり、開成時には開成された引き戸が他方の引き戸の前面へ重複するように開成されるように吊り下げられた引き戸の下部の前後への振れを防止する振れ止め装置が開示されている。この振れ止め装置は、引き戸の下方において、上レールの傾斜部と平行に摺動するスライダーの先端部に、引き戸下面のガイド溝内にスライド自在に係合するガイドピンを設けた構成とされている。

先行技術

0003

特許第4818362号公報
実開昭61−177179号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記特許文献1に記載された引戸具では、案内体の案内溝及び引戸溝に挿入されていない状態のピン体が床部から突出し、また、引戸の下部の端部から案内体が突出する構成となるため、更なる改善が望まれる。
また、上記特許文献2に記載された振れ止め装置では、引き戸が閉成位置から開成側に移動する際に、ガイド溝内をスライド自在とされたガイドピンがガイド溝の端部から戸幅方向に相対的に移動し易くなる懸念がある。

0005

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、閉鎖位置における引戸パネルと壁面との段差を小さくすることが可能でありながらも、引戸パネルの下端側を安定的にガイドし得、かつガイドする部材が障害になり難い引戸装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

前記目的を達成するために、本発明に係る引戸装置は、引戸パネルの上端側の被ガイド部材を吊下支持し、かつ壁面と平行状にガイドする直線部及び出入口の部位において前記壁面に対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部を有した上レールと、閉鎖位置の前記引戸パネルの戸尻側端部近傍に位置するように設けられ、該引戸パネルの下端側をガイドする下端ガイド部材と、を備えており、前記下端ガイド部材は、前記引戸パネル側に向けて延びるように設けられ、先端部に前記引戸パネルの下端部の被ガイド溝に挿入されるガイド部を設けたアーム状保持部と、前記壁面と平行状に移動する前記引戸パネルの被ガイド溝に前記ガイド部を挿入させた直線ガイド位置において前記アーム状保持部の基端側を保持する一方、前記被ガイド溝の戸尻側端部に位置された前記ガイド部が前記斜め戸厚方向に移動する前記引戸パネルに連動して移動するように前記アーム状保持部の基端側をガイドする下レールと、を備え、前記被ガイド溝には、該被ガイド溝の戸尻側端部に位置された前記ガイド部を接離自在に保持する保持部が設けられていることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明に係る引戸装置は、上述のような構成としたことで、閉鎖位置における引戸パネルと壁面との段差を小さくすることが可能でありながらも、引戸パネルの下端側を安定的にガイドすることができ、また、ガイドする部材を障害になり難くすることができる。

図面の簡単な説明

0008

(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る引戸装置の一例を模式的に示す一部破断概略横断面図である。
同引戸装置の一部破断概略分解斜視図である。
(a)は、同引戸装置が備える引戸パネルの上端側の被ガイド部材を構成する戸先側被ガイド部材の一例を模式的に示す一部省略概略斜視図、(b)は、同被ガイド部材を構成する戸尻側被ガイド部材の一例を模式的に示す一部省略概略斜視図である。
(a)は、図1(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図1(a)におけるX2−X2線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)は、図4(a)におけるY1−Y1線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)、(c)は、図4(a)におけるY2−Y2線矢視に対応させた一部破断概略横断面図である。
(a)は、同引戸装置が備える下端ガイド部材の一例を模式的に示す概略分解斜視図、(b)は、図7(a)におけるX3−X3線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)、(b)は、一部破断概略底面図である。
(a)、(b)は、一部破断概略底面図である。

実施例

0009

以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る引戸装置を施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。

0010

図1図8は、本実施形態に係る引戸装置の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る引戸装置1は、図1(a)〜(c)及び図2に示すように、壁体3に設けられた出入口6を開閉する引戸パネル10と、壁体3の壁面3aに沿うように配され、引戸パネル10の上端側をガイドする上レール30と、を備えている。また、引戸装置1は、図6に示すように、閉鎖位置の引戸パネル10の戸尻側端部近傍に位置するように設けられ、引戸パネル10の下端側をガイドする下端ガイド部材20を備えている。なお、図1及び図5では、下端ガイド部材20の図示を省略している。また、下端ガイド部材20の具体的構成については後述する。
壁体3は、住居等の建物内を区画する間仕切壁であってもよく、どのような壁でもよい。図1(a)に示すように、この壁体3の壁厚方向一方側の壁面3aに沿うように全開位置の引戸パネル10が配される。なお、この壁体3の全開位置の引戸パネル10が沿わせられる壁面3aに対面した状態を基準として手前側を前方として前後方向を説明する場合がある。また、引戸装置1は、この壁体3の手前側空間が廊下等の比較的に小さい空間に配設されるものでもよく、種々の箇所に設置されるものでもよい。

0011

出入口6は、壁体3を貫通するように設けられている。この出入口6は、床2(図6(b)参照)から図示省略の略天井に至るまでの開口高とされたものでもよく、上側が垂れ壁によって区画されたものでもよい。また、図例では、出入口6の開口幅方向両側を、開口枠を構成する縦枠4,5によって区画した例を示している。図1(c)に示すように、閉鎖位置の引戸パネル10の戸先側端部が近接される戸先側縦枠4の見込方向一方側(前方側)端部に、引戸パネル10の戸先側端部を受け入れ切欠状凹所を設けた例を示している。また、閉鎖位置の引戸パネル10の戸尻側端部が近接される戸尻側縦枠5の見込方向一方側(前方側)端部に、斜め前方側に向く傾斜面を設けた例を示している。なお、出入口6及びこれを区画する開口枠を構成する縦枠4,5としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の態様とされたものでもよい。また、図例では、片引き状に配される一枚の引戸パネル10によって出入口6を開閉する態様とした例を示しているが、引き分け状に配される二枚の引戸パネル10によって出入口6を開閉する態様等としてもよい。この場合は、二枚の引戸パネル10のそれぞれをガイドする後記する上レール30を設けた構成等としてもよい。

0012

引戸パネル10は、上下方向に長尺略矩形平板状とされている。この引戸パネル10の戸高寸法及び戸幅寸法は、出入口6の閉鎖が可能なように適宜の寸法とされている。また、この引戸パネル10の戸先側端部の戸厚方向両側には、適宜の手掛部が設けられている。また、この引戸パネル10の戸尻側端面は、閉鎖位置において戸尻側縦枠5の傾斜面に近接対面するように、斜め後方側に向く傾斜面とされている(図5(c)も参照)。この引戸パネル10は、上端側の被ガイド部材11,15が上レール30に吊下支持される構成とされている。本実施形態では、被ガイド部材11,15として、引戸パネル10の戸先側端部の上端側に設けられた戸先側被ガイド部材11と、引戸パネル10の戸尻側端部の上端側に設けられた戸尻側被ガイド部材15と、を備えた構成としている。
上レール30は、引戸パネル10の上端側の被ガイド部材11,15を、壁面3aと平行状にガイドする直線部36a,40a及び出入口6の部位において壁面3aに対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部36b,40bを有している。

0013

上記のような構成とすれば、上レール30の直線部36a,40aによって引戸パネル10を壁面3aに沿わせて平行状にガイドすることができる。また、出入口6を閉鎖する閉鎖位置では、図1(c)及び図5(c)に示すように、上レール30の斜行部36b,40bによって引戸パネル10の戸厚方向の少なくとも一部を戸厚方向で壁面3aよりも出入口6内に配置することができる。これにより、引戸パネル10をアウトセット状に設けたものや戸袋納めとしたものと比べて、閉鎖位置において形成される引戸パネル10の戸厚方向一方側面(前面)と壁面3aとの段差を小さくすることができる。この結果、引戸パネル10を閉鎖位置とすれば、開放位置で引戸パネル10が沿わせられる壁面3aによって区画される廊下等の空間が引戸パネル10によって狭められるようなことを抑制することができる。

0014

また、上レール30には、図4及び図5に示すように、下方側に向けて開口するガイド溝31の溝底側を区画する底壁部32及び溝長手方向で少なくとも一部が溝幅方向に見て互いに重なり合う構成とされ溝幅方向両側を区画する両側の側壁部37,41が設けられている。また、この上レール30の壁面3a側の側壁部としての壁側側壁部41には、引戸パネル10の戸尻側被ガイド部材15の被ガイド部を構成するランナー本体16をガイドする戸尻側ガイド部40が設けられている。また、上レール30の反壁面側の側壁部としての前側側壁部37には、引戸パネル10の戸先側被ガイド部材11の被ガイド部を構成するランナー本体12をガイドする戸先側ガイド部36が設けられている。戸尻側ガイド部40には、戸尻側被ガイド部材15のランナー本体16を壁面3aと平行状にガイドする直線部40a及び出入口6の戸尻側部位において壁面3aに対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部40bが設けられている。戸先側ガイド部36には、戸先側被ガイド部材11のランナー本体12を壁面3aと平行状にガイドする直線部36a及び出入口6の戸先側部位において壁面3aに対して交差するように斜め戸厚方向にガイドする斜行部36bが設けられている。

0015

つまり、上レール30の壁側側壁部41に戸尻側ガイド部40を設け、上レール30の前側側壁部37に戸先側ガイド部36を設け、これら壁側側壁部41及び前側側壁部37を溝長手方向で少なくとも一部が溝幅方向に見て互いに重なり合う構成としている。このような構成とすれば、二本の案内レールを戸厚方向に並列状に設けたようなものと比べて、上レール30の戸厚方向に沿う寸法のコンパクト化を図ることができる。また、引戸パネルの戸先側のブラケットを戸尻側よりも大きく突出させる必要があるようなものと比べて、引戸パネル10の上端部の戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15の戸厚方向に沿う寸法のコンパクト化を図ることができる。また、例えば、二本の案内レールを上下方向に積み重ねるように設けたようなものと比べて、上レール30の上下方向に沿う寸法のコンパクト化を図ることもできる。また、例えば、戸先側被ガイド部材をガイドするレールと戸尻側被ガイド部材をガイドするレールとを戸幅方向に直列状にかつ別体的に設けたものと比べて、引戸パネル10の戸幅方向への可動範囲及び出入口6の有効開口幅を効果的に大きくすることができる。なお、上レール30の具体的構成については後述する。

0016

戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15は、図2及び図4に示すように、本実施形態では、引戸パネル10の上端面から上方側に向けて突出するように設けられている。このような構成とすれば、戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15を、引戸パネル10の戸厚方向一方側(前方側)や他方側(後方側)に付設状に設けたものと比べて、引戸パネル10の戸厚方向両側面をすっきりとした外観にすることができ、見栄えを向上させることができる。また、これら戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15を、戸厚方向で概ね引戸パネル10の戸厚内に納まるように設けた構成としている。図例では、戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15のランナー本体12,16の戸厚方向一方側の一部が引戸パネル10の戸厚方向一方側面よりも僅かに突出する構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。

0017

また、戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15には、図2に示すように、引戸パネル10の上端部の戸幅方向両側に設けられた取付凹所に取り付けられる取付部が設けられている。戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15のランナー本体12,16は、図4に示すように、各取付部から上方側に向けて突出するように設けられた支持部11a,15aに支持されている。各ランナー本体12,16は、引戸パネル10に対して上下方向に沿う軸回りに回転自在に保持されている。これらランナー本体12,16は、軸状とされた支持部11a,15aに対して回転自在に保持されたものでもよく、または、取付部に対して回転自在とされた支持部11a,15aに対して固定的に設けられたものでもよい。これら支持部11a,15aは、引戸パネル10の戸厚方向略中心部に位置するように設けられている。また、これら支持部11a,15aは、引戸パネル10の上端面からの突出寸法が互いに同寸法とされている。

0018

これら戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15の各ランナー本体12,16は、互いに同高さに配される構成とされている。
戸先側被ガイド部材11のランナー本体12には、後記する戸先側ガイド部36の案内片部38上を走行するように上レール30の溝幅方向に沿う軸回りに回転自在とされた片輪状の転動体13が設けられている。この転動体13は、ランナー本体12の反壁面側(前方側)の側面に付設状に設けられている。また、このランナー本体12の壁面3a側の側面は、平坦面状とされている。
また、図3(a)に示すように、戸先側被ガイド部材11のランナー本体12の下面側に、上下方向に沿う軸回りに回転自在とされた被ガイドローラー14を設けた構成としている。この被ガイドローラー14は、図4(a)に示すように、戸厚方向で戸厚方向略中心部に位置するように設けられている。また、本実施形態では、ランナー本体12の下面側に、支持部11aから溝長手方向に等間隔を空けて一対の被ガイドローラー14,14を設けた構成としている(図3(a)参照)。

0019

戸尻側被ガイド部材15のランナー本体16には、後記する戸尻側ガイド部40の案内片部42上を走行するように上レール30の溝幅方向に沿う軸回りに回転自在とされた片輪状の転動体17が設けられている。この転動体17は、戸先側被ガイド部材11の転動体13と同寸同形状とされ、ランナー本体16の壁面3a側の側面に付設状に設けられている。また、このランナー本体16の反壁面側(前方側)の側面は、平坦面状とされている。
また、図2及び図5(a)に示すように、戸尻側被ガイド部材15のランナー本体16の上面側に、上下方向に沿う軸回りに回転自在とされた被ガイドローラー18を設けた構成としている。この被ガイドローラー18は、図4(b)に示すように、戸厚方向で戸厚方向略中心部に位置するように設けられている。また、本実施形態では、ランナー本体16の上面側に、支持部15aから溝長手方向に等間隔を空けて一対の被ガイドローラー18,18を設けた構成としている。

0020

また、図3(b)に示すように、このランナー本体16の下面側に、上下方向に沿う軸回りに回転自在とされた被ガイドローラー19を設けた構成としている。この被ガイドローラー19は、図4(b)に示すように、戸厚方向で戸厚方向略中心部に位置するように設けられている。また、図例では、ランナー本体16の下面側における支持部15aの溝長手方向一方側に位置するように、一つの被ガイドローラー19を設けた例を示しているが、上記同様、支持部15aから溝長手方向に等間隔を空けて一対の被ガイドローラー19を設けてもよい。上記した戸先側被ガイド部材11の被ガイドローラー14,14及び戸尻側被ガイド部材15の被ガイドローラー18,18,19は、互いに同寸同形状とされている。

0021

上レール30は、概ね戸幅方向に沿うように長尺状とされている。本実施形態では、図5(b)に示すように、上レール30の前側側壁部37を、壁側側壁部41の直線部の全長に亘って反壁面側に位置するように設けた構成としている。例えば、前側側壁部37の直線部の戸尻側部位と壁側側壁部41の直線部の戸先側部位とのみを溝幅方向に見て互いに重なり合うように設けた構成とすれば、上レール30の直線部の反壁面側(前方側)において段差が目立ち易くなる。本実施形態によれば、このような段差が上レール30の反壁面側に形成されることがなく見栄えを向上させることができる。
この上レール30の戸先側ガイド部36には、前側側壁部37の下端部から壁面3a側に向けて突出し、戸先側被ガイド部材11の転動体13が走行する案内片部38が設けられている。また、上レール30の戸尻側ガイド部40には、壁側側壁部41の下端部から反壁面側に向けて突出し、戸尻側被ガイド部材15の転動体17が走行する案内片部42が設けられている。

0022

上記のような構成とすれば、引戸パネル10を戸先側ガイド部36及び戸尻側ガイド部40に対して吊下支持させて上吊型でスライドさせることができる。これにより、本実施形態のように出入口6や壁体3の手前側の床2側に、戸幅方向に長尺な床レール等を設けない構成とできる。また、これら転動体13,17が設けられたランナー本体12,16を引戸パネル10に対して上下方向に沿う軸回りに回転自在に保持させているので、上レール30の直線部36a,40aと斜行部36b,40bとを円滑に方向転換しながら走行させることができる。また、例えば、戸先側ガイド部及び戸尻側ガイド部のそれぞれの溝幅方向両側に案内片部を設け、戸先側被ガイド部材及び戸尻側被ガイド部材の被ガイド部の溝幅方向両側に一対の転動体を設けた構成とすることも考えられる。この場合には、戸尻側ガイド部の斜行部と戸先側ガイド部の直線部との交差部において戸尻側被ガイド部材のランナー本体を支持する支持部を通過させる開口を戸先側ガイド部の直線部の壁面側の案内片部に設けることが望ましい。このような場合には、戸先側被ガイド部材の壁面側の転動体が開口を通過する際にがたつき、また、直線部と斜行部とを移動する戸尻側被ガイド部材の反壁面側の転動体が案内片部間の開口を通過する際にがたつくことが考えられる。本実施形態によれば、戸先側及び戸尻側それぞれの片輪状の転動体13,17が一連状に設けられた案内片部38,42上をそれぞれに走行することとなるので、上記のようながたつきの発生を抑制することができる。

0023

これら案内片部38,42は、図4に示すように、互いに同高さとなるように設けられている。また、図5(b)に示すように、戸先側ガイド部36を構成する反壁面側の案内片部38は、本実施形態では、前側側壁部37の溝長手方向の全長に亘って設けられている。つまり、上レール30の戸尻側端部から溝幅方向両側の案内片部38,42が設けられている。
戸先側ガイド部36の直線部36aと戸尻側ガイド部40の直線部40aとは、壁厚方向で壁体3の一方側(手前側)の壁面3aに沿うように、かつ平行状に配される構成とされている。戸先側ガイド部36の直線部36aの戸先側端部には、斜行部36bが連なるように設けられている。戸尻側ガイド部40の直線部40aの戸先側端部には、斜行部40bが連なるように設けられている。戸先側ガイド部36の斜行部36bと戸尻側ガイド部40の斜行部40bとは、図5(b)に示すように、互いに平行状に設けられている。これらの斜行部36b,40bの先端部に各ランナー本体12,16が位置した状態が引戸パネル10の閉鎖位置とされる(図1(c)及び図5(c)参照)。

0024

戸先側ガイド部36の案内片部38は、直線部36a及び斜行部36bの全長に亘って一連状に設けられている。この案内片部38は、直線部36aと斜行部36bとの境界部(コーナー部)において平面視して円弧状となるように形成されている。また、図例では、この案内片部38の突出方向先端部に、上方側に向けて突出する突片部を設けた例を示している。つまり、この突片部と案内片部38と前側側壁部37とによって上方側に向けて開口し、転動体13を受け入れる受入溝を区画した構成としている。

0025

また、本実施形態では、戸先側ガイド部36における戸尻側ガイド部40の斜行部40bとの分岐部の戸先側に、前側側壁部37に平行状にかつ対向するように配された戸先側対向壁部47を設けた構成としている。この戸先側対向壁部47は、底壁部32,34の壁面3側の端部から垂れ下がるように設けられている。また、この戸先側対向壁部47の下端部には、案内片部38に向けて突出するように突片部48が設けられている。これら戸先側対向壁部47及び突片部48には、戸先側ガイド部36の直線部36a及び斜行部36bの前側側壁部37及び案内片部38とそれぞれ略平行状となるように、直線部及び斜行部が設けられている。
また、これら戸先側対向壁部47及び突片部48の直線部は、溝長手方向に見て、戸尻側ガイド部40の直線部40aの壁側側壁部41及び案内片部42と略一致するように設けられている。また、本実施形態では、図2に示すように、戸先側ガイド部36の斜行部36bの底壁部34を含む部位を、他の部位とは別体とされた部材を接合した構成としている。

0026

この戸先側ガイド部36の案内片部38の突出方向先端面と、これに対向する戸尻側ガイド部40の直線部40aの案内片部42及び突片部48の突出方向先端面と、は、被ガイドローラー14をガイドする開口側ガイド側壁部39,43,49を構成する。これら開口側ガイド側壁部39,43,49は、被ガイドローラー14を溝幅方向両側から挟むようにガイド溝31の開口側に設けられ、被ガイドローラー14を戸先側ガイド部36の直線部36a及び斜行部36bに沿ってガイドする構成とされている。このような構成とすれば、戸先側ガイド部36の案内片部38上を走行する片輪状の転動体13が傾くようなことを抑制することができ、この転動体13を直線部36a及び斜行部36bに沿って円滑にガイドすることができる。また、本実施形態では、戸先側被ガイド部材11のランナー本体12に、支持部11aから溝長手方向に等間隔を空けて一対の被ガイドローラー14,14を設けた構成としている。従って、直線部36aにおける直進性を向上させることができ、また、コーナー部において円滑に方向転換させることができる。互いに対向する開口側ガイド側壁部39と開口側ガイド側壁部43,49との間の溝幅方向に沿う寸法は、被ガイドローラー14,14の外径に応じた寸法とされている。

0027

戸尻側ガイド部40の案内片部42は、上記同様、直線部40a及び斜行部40bの全長に亘って一連状に設けられている。この案内片部42は、直線部40aと斜行部40bとの境界部(コーナー部)において平面視して円弧状となるように形成されている。また、図例では、上記同様、この案内片部42の突出方向先端部に、上方側に向けて突出する突片部を設けた例を示している。つまり、この突片部と案内片部42と壁側側壁部41とによって上方側に向けて開口し、転動体17を受け入れる受入溝を区画した構成としている。
また、本実施形態では、戸尻側ガイド部40の斜行部40bの壁側側壁部41に平行状にかつ対向するように配された戸尻側対向壁部44を設けた構成としている。この戸尻側対向壁部44は、直線状の底壁部32から斜め戸厚方向に分岐するように設けられた戸尻側の斜行部の底壁部33の反壁面側の端部から垂れ下がるように設けられている。また、この戸尻側対向壁部44の下端部には、案内片部42に向けて突出するように突片部45が設けられている。
これら戸尻側対向壁部44及び突片部45は、戸尻側ガイド部40の斜行部40bの壁側側壁部41及び案内片部42とそれぞれ略平行状となるように設けられている。

0028

この戸尻側ガイド部40の案内片部42の突出方向先端面と、これに対向する戸先側ガイド部36の直線部36aの案内片部38及び突片部45の突出方向先端面と、は、被ガイドローラー19をガイドする開口側ガイド側壁部43,39,46を構成する。これら開口側ガイド側壁部43,39,46は、上記と概ね同様、被ガイドローラー19を溝幅方向両側から挟むようにガイド溝31の開口側に設けられ、被ガイドローラー19を戸尻側ガイド部40の直線部40a及び斜行部40bに沿ってガイドする構成とされている。互いに対向する開口側ガイド側壁部43と開口側ガイド側壁部39,46との間の溝幅方向に沿う寸法は、被ガイドローラー19の外径に応じた寸法とされている。

0029

また、本実施形態では、上レール30の底壁部32,33に、戸尻側被ガイド部材15のランナー本体16の上面側の被ガイドローラー18を戸尻側ガイド部40の直線部40a及び斜行部40bに沿ってガイドする底側ガイド溝35を設けた構成としている。このような構成とすれば、戸尻側ガイド部40の案内片部42上を走行する片輪状の転動体17が傾くようなことを抑制することができ、この転動体17を直線部40a及び斜行部40bに沿って円滑にガイドすることができる。
また、本実施形態では、戸尻側被ガイド部材15のランナー本体16に、支持部15aから溝長手方向に等間隔を空けて一対の被ガイドローラー18,18を設けた構成としている。従って、直線部40aにおける直進性を向上させることができ、また、コーナー部において円滑に方向転換させることができる。

0030

底側ガイド溝35は、図4及び図5(a)に示すように、戸尻側ガイド部40の直線部40a及び斜行部40bの底壁部32,33に一連状に、かつ下方側に向けて開口するように設けられている。この底側ガイド溝35は、戸尻側ガイド部40の直線部40a及び斜行部40bに沿うように設けられている。また、この底側ガイド溝35の溝幅寸法は、被ガイドローラー18,18の外径に応じた寸法とされている。
なお、図例では、上レール30の戸尻側端部及び戸尻側の斜行部40bの先端部を溝長手方向に沿って開口させた例を示しているが、適宜の封止部材を設けるようにしてもよい。
また、上記のような構成とされた上レール30は、天井側の適宜の固定対象にねじ等の固着具や適宜の固定具を介して固定されるものでもよい。また、上レール30の固定対象としては、開口枠を構成する上枠でもよく、天井パネル天井下地でもよい。
また、上レール30の適所に、引戸パネル10を全開位置及び閉鎖位置に規制する適宜のキャッチ機構や、引戸パネル10を閉鎖側に助勢する助勢機構、全開側や閉鎖側に移動する引戸パネル10を減速させる緩衝機構等を設けた構成としてもよい。

0031

上記のような構成とされた引戸装置1においては、図1(a)及び図5(a)、(b)に示すように、引戸パネル10は、出入口6を開放させた全開位置では、壁体3の壁面3aの手前側に位置するように配される。図例では、引戸パネル10の戸先側端面が戸幅方向で出入口6内に位置しないように配される構成とした例を示している。つまり、全開位置においていわゆる引き残しが形成されない構成とした例を示しているが、引き残しが形成される構成としてもよい。
全開位置とされた引戸パネル10を閉鎖側に移動させれば、図1(b)及び図5(a)、(b)に示すように、戸先側被ガイド部材11の転動体13が戸先側ガイド部36の直線部36aの案内片部38上を走行する。また、戸尻側被ガイド部材15の転動体17が戸尻側ガイド部40の直線部40aの案内片部42上を走行する。
そして、更に引戸パネル10を閉鎖側に移動させ、各ランナー本体12,16が直線部36a,40aと斜行部36b,40bとのコーナー部を介して斜行部36b,40bに至れば、引戸パネル10が戸厚方向斜め後方側となる出入口6側に向けて移動する。

0032

この際、戸先側被ガイド部材11のランナー本体12は、コーナー部の開口側ガイド側壁部39,49間を移動する下面側の被ガイドローラー14,14によって方向転換が円滑になされる。また、戸尻側被ガイド部材15のランナー本体16は、底側ガイド溝35のコーナー部を移動する上面側の被ガイドローラー18,18によって方向転換が円滑になされる。なお、このような被ガイドローラー14,14,18,18を設けずに、上記した受入溝による規制によって各ランナー本体12,16の方向転換がなされる構成としてもよい。
そして、各ランナー本体12,16が斜行部36b,40bの先端部に至れば、図1(c)及び図5(c)に示すように、引戸パネル10が閉鎖位置となる。本実施形態では、閉鎖位置において引戸パネル10の手前側に向く面と壁面3aとが概ね同一平面状となる構成としている。図例では、閉鎖位置の引戸パネル10の手前側に向く面が壁面3aよりも僅かに手前側に位置する構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。
また、閉鎖位置とされた引戸パネル10を開放側に移動させれば、上記とは概ね逆、つまり、各ランナー本体12,16が斜行部36b,40b及びコーナー部を経て直線部36a,40aに至り、全開位置となる。

0033

下端ガイド部材20は、図6(b)に示すように、引戸パネル10側に向けて延びるように設けられ、先端部に引戸パネル10の下端部の被ガイド溝7に挿入されるガイド部29を設けたアーム状保持部28を備えている。また、下端ガイド部材20は、このアーム状保持部28の基端側に設けられた被ガイド部25をガイドする下レール22を備えている。また、下レール22は、壁面3aと平行状に移動する引戸パネル10の被ガイド溝7にガイド部29を挿入させた直線ガイド位置において被ガイド部25を保持する。また、下レール22は、被ガイド溝7の戸尻側端部に位置されたガイド部29が斜め戸厚方向に移動する引戸パネル10に連動して移動するように被ガイド部25をガイドする。また、被ガイド溝7に、被ガイド溝7の戸尻側端部に位置されたガイド部29を接離自在に保持する保持部8を設けた構成としている。

0034

上記のような構成とすれば、被ガイド溝7に挿入されたガイド部29によって引戸パネル10の下端側を壁面3aと平行状にガイドすることができ、また、斜め戸厚方向にガイドすることができる。また、閉鎖位置から開放側に向けて引戸パネル10が斜め戸厚方向に移動する際に、下端ガイド部材20のガイド部29を引戸パネル10の被ガイド溝7の戸尻側端部において保持することができる。これにより、下レール22に基端側がガイドされるアーム状保持部28とともに移動するガイド部29によって引戸パネル10の下端側を斜め戸厚方向に安定的にガイドすることができる。
また、下端ガイド部材20は、閉鎖位置の引戸パネル10の戸尻側端部近傍に位置するように設けられ、閉鎖位置と全開位置との間を移動する引戸パネル10の被ガイド溝7にガイド部29が挿入された状態とされる。従って、案内体の案内溝及び引戸溝に挿入されていない状態のピン体が床部から突出し、引戸の下部の端部から案内体が突出する構成とされたようなものと比べて、下端ガイド部材20が障害になるようなことを抑制することができ、また、見栄えを向上させることができる。

0035

引戸パネル10の被ガイド溝7は、図6(b)及び図7に示すように、引戸パネル10の下端面において下方側に向けて開口するように設けられている。この被ガイド溝7は、引戸パネル10の下端部に直接的に設けられたものでもよいが、図例では、引戸パネル10の下端部に設けられた取付凹所に取り付けられた溝部材に設けられたものとしている。
また、被ガイド溝7は、戸幅方向に延びるように概ね全長に亘って設けられている。図例では、戸尻側端部の保持部8が設けられた部位から戸先側端面において開口させるように被ガイド溝7を設けた例を示している。なお、このような態様に代えて、被ガイド溝7を戸先側端面において開口させていない構成としてもよい。
また、被ガイド溝7は、戸厚方向略中心に位置するように設けられている。また、図例では、被ガイド溝7を、溝長手方向に見て、略方形溝状とした例を示している。

0036

保持部8は、開放側から閉鎖側に向けて移動する引戸パネル10の被ガイド溝7の戸尻側端部が直線ガイド位置のガイド部29に至ればガイド部29を保持する。また、保持部8は、引戸パネル10が閉鎖位置から開放側に向けて斜め戸厚方向に移動される際に、ガイド部29の保持が可能とされている。また、保持部8は、直線ガイド位置のガイド部29に対して開放側に移動する引戸パネル10の移動を伴ってガイド部29の保持を解除する構成とされている。
本実施形態では、保持部8は、上下方向に軸方向を沿わせた略円柱状のガイド部29を、同軸回りに回転自在に保持する構成とされている。また、保持部8は、ガイド部29を受け入れる受入凹所9を区画するように戸厚方向に間隔を空けて設けられた一対の保持片部8a,8aを備えている。

0037

受入凹所9は、下方側及び戸先側に向けて開口するように設けられている。
一対の保持片部8a,8aは、ガイド部29を戸厚方向両側から挟むように保持する構成とされている。これら保持片部8a,8aは、戸尻側から戸先側に向けて延びるように設けられ、延出方向途中部位から延出方向先端部に向かうに従い互いに近接するように設けられている。これら保持片部8a,8aの先端部間の戸厚方向に沿う寸法は、ガイド部29の外径よりも小とされている。また、これら保持片部8a,8aの先端部には、これらに対して相対的に移動するガイド部29を受入凹所9に受け入れ易くするために誘いとなる傾斜面や湾曲面が設けられている。
また、これら保持片部8a,8aの戸厚方向外側(反受入凹所側)には、これら保持片部8a,8aの戸厚方向外側への弾性変形許容する空間が設けられている。ガイド部29は、これら保持片部8a,8aの弾性変形を伴って、受入凹所9内に受け入れられて保持され、また、受入凹所9から離間される構成とされている。

0038

なお、被ガイド溝7の戸尻側端部に位置されたガイド部29を接離自在に保持する保持部8としては、上記のような構成とされたものに限られない。例えば、保持部8としては、被ガイド溝7の溝幅方向両側から互いに向き合う方向に付勢され、溝幅方向に進退自在に設けられたボール状やピン状の進退部を有したプランジャ等でもよく、溝幅方向に弾性変形可能とされた板ばね状とされたものでもよい。また、保持部8としては、マグネットキャッチ状のものでもよい。この場合は、保持部8及びガイド部29の一方に、他方に設けられた磁性体または磁石吸着する磁石を設けた構成とすればよい。ガイド部29を接離自在に保持する保持部8としては、その他、種々の構成とされたものの採用が可能である。

0039

下レール22は、本実施形態では、閉鎖位置の引戸パネル10の戸尻側端部が近接される壁体3の下端部に埋込状にかつ床2上に位置するように配される構成とされている。このような構成とすれば、下レール22を床2に埋込状に配される構成としたものと比べて、容易に設置することができ、また、下レール22内への塵埃等の侵入堆積を抑制することができる。
また、本実施形態では、この下レール22を、壁厚方向に沿う寸法が壁体3の壁厚と同寸法とされたガイドユニット本体21内に設けた構成としている。このような構成とすれば、ガイドユニット本体21の壁厚方向両面を壁体3の壁厚方向両面と略同一平面状にすることができ、位置決め性や見栄えを向上させることができる。

0040

ガイドユニット本体21は、出入口6の開口幅方向で戸尻側の壁体3の下端部に埋込状に設けられる。図例では、ガイドユニット本体21を、戸尻側縦枠5の下端部を開口幅方向に貫通させるように設けた例を示している。また、ガイドユニット本体21の出入口6側の端部に、戸尻側縦枠5の傾斜面に応じた傾斜面を設けた例を示している。
本実施形態では、図6(a)に示すように、このガイドユニット本体21に、別体とされた下レール22を埋込状に設けた構成としている。ガイドユニット本体21には、下レール22を収容するレール収容凹所21aが設けられている。このレール収容凹所21aは、下レール22に応じた形状とされている。また、ガイドユニット本体21には、下レール22に沿って移動する被ガイド部25の床2側に設けられた後記する転動体保持部27及びアーム状保持部28の移動を許容するようにこれらを受け入れる受入凹所21bが設けられている。この受入凹所21bは、レール収容凹所21aに連通するように下方側に設けられ、かつ下方側及び引戸パネル10側に向けて開口するように設けられている。

0041

なお、ガイドユニット本体21は、下レール22の収容が可能なように、レール収容凹所21aが設けられた部位で下レール22幅方向に分割されたものでもよく、また、上方側に向けて開口するレール収容凹所21aの上方側を覆う覆い部が設けられたものでもよい。また、ガイドユニット本体21は、壁体3や床2、戸尻側縦枠5等に対して適宜、ねじ等の固着具や適宜の固定具を介して固定されるものでもよい。
また、ガイドユニット本体21に、別体とされた下レール22を埋込状に設けた構成に代えて、下レール22を一体的に設けた構成としてもよい。換言すれば、下レール22の外郭形状をガイドユニット本体21のような形状としてもよい。

0042

下レール22は、図7及び図8に示すように、上記した上レール30の戸先側ガイド部36及び戸尻側ガイド部40の斜行部36b,40b及びこれらの近傍部位と略平行状となるように形成されている。つまり、本実施形態では、下レール22に、直線ガイド位置と引戸パネル10の閉鎖位置との間において、被ガイド部25を平面視して円弧状にガイドする湾曲ガイド部22bを設けた構成としている。このような構成とすれば、突出状態引退状態との間を斜め直進状にスライドされるスライダーのガイドピンにガイドされるものと比べて、引戸パネル10の下端側を円滑にガイドすることができ、また、下レール10の戸厚方向に沿う寸法のコンパクト化を図ることができる。
この下レール22の湾曲ガイド部22bは、戸幅方向に延びる直線部22aと斜め戸厚方向に延びる斜行部22cとを接続するように設けられている。直線部22aのレール長手方向に沿う寸法は、被ガイド部25を直線ガイド位置において保持可能であればよく、上レール30の直線部36a,40aの長さに対して短い寸法とされている。この直線部22aのレール長手方向に沿う寸法は、下レール22のコンパクト化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。

0043

また、この下レール22には、図6(b)に示すように、被ガイド部25をガイドするガイド溝23が下方側に向けて開口するように設けられている。この下レール22には、ガイド溝23の溝底側を区画する底壁部、ガイド溝23の溝幅方向両側を区画する両側の側壁部及びこれら両側の側壁部の下端部から互いに向き合う方向に突出する案内片部が設けられている。
また、下レール22には、図7及び図8に示すように、被ガイド部25を直線ガイド位置において保持する保持部24が設けられている。この保持部24は、磁力による吸着によって被ガイド部25を接離自在に保持する構成とされている。つまり、保持部24及び被ガイド部25の一方に磁石を設け、他方に一方の磁石に吸着される磁性体または磁石を設けた構成とされている。この保持部24は、開放側から閉鎖側に移動する引戸パネル10の被ガイド溝7の保持部8に、保持片部8a,8aの弾性変形を伴ってガイド部29を保持させ得るように、その保持力吸着力)が設定されている。なお、この保持部24としては、このような構成に限られず、上記したような弾性変形を伴い被ガイド部25を保持し得るような構成とされたものでもよく、その他、種々の構成とされたものの採用が可能である。

0044

被ガイド部25は、下レール22の両側の案内片部上をそれぞれに走行する転動体26a,26aをランナー本体26の溝幅方向両側に設けた構成とされている。これら転動体26a,26aは、溝幅方向に沿う軸回りに回転自在とされ、互いに同軸状に設けられている。また、これら転動体26a,26aは、互いに同寸同形状とされている。
また、被ガイド部25に、上下方向に沿う軸回りに回転自在とされた被ガイドローラー26bを設けている。また、下レール22に、被ガイドローラー26bを溝幅方向両側から挟むように、かつ被ガイドローラー26bを湾曲ガイド部22bに沿ってガイドするガイド側壁部22d,22dを設けた構成としている。このような構成とすれば、被ガイド部25を湾曲ガイド部22bに沿わせて円滑にガイドすることができる。本実施形態では、被ガイドローラー26bをランナー本体26の下面側に設け、下レール22のガイド側壁部22d,22dを、下レール22の両側の案内片部の互いに向き合う突出方向先端面としている。これらガイド側壁部22d,22d間の溝幅方向に沿う寸法は、被ガイドローラー26bの外径に応じた寸法とされている。

0045

被ガイドローラー26bは、ランナー本体26の戸厚方向で戸厚方向略中心部に位置するように設けられている。
また、本実施形態では、被ガイド部25に、溝長手方向に間隔を空けて一対の被ガイドローラー26b,26bを設けた構成としている。このような構成とすれば、被ガイド部25を湾曲ガイド部22bにおいてより円滑に方向転換させるようにしてガイドすることができる。これら被ガイドローラー26b,26bは、両側の転動体26a,26aの軸心から溝長手方向に沿う方向に等間隔を空けて設けられている。また、これら被ガイドローラー26b,26bは、互いに同寸同形状とされている。なお、上記のような態様に代えて、被ガイドローラー26bをランナー本体26の上面側に設け、下レール22の溝底側に、被ガイドローラー26bをガイドする底側ガイド溝を設けた構成等としてもよい。また、このような被ガイドローラー26bを設けていない構成としてもよい。この場合は、下レール22の両側の案内片部に、転動体26a,26aを受け入れる上記した上レール30と同様な受入溝を設けたような構成としてもよい。

0046

また、本実施形態では、図6(b)に示すように、アーム状保持部28の基端側に、床2側の走行対象上を走行自在とされた転動体27aを設けた構成としている。このような構成とすれば、アーム状保持部28の基端側を下レール22に沿って円滑に移動させることができる。
転動体27aは、被ガイド部25の下方側に設けられた転動体保持部27に回転自在に保持されている。上記したランナー本体26に設けられた一対の転動体26a,26aは、この転動体27aが床2側の走行対象上を走行可能とされた状態で、案内片部上を走行可能とされている。また、被ガイド部25のランナー本体26と転動体保持部27とは、ランナー本体26に設けられた一対の転動体26a,26aの軸心の略直下に位置にするように設けられた支軸によって固定的に連結されている。図例では、転動体保持部27を、この支軸と同軸状の略円柱状とした例を示している。

0047

また、転動体27aは、本実施形態では、ボールキャスター状とされている。なお、このような態様に代えて、転動体27aをローラー状とされたものとしてもよい。
また、図例では、この転動体27aの床2側の走行対象を床2とした例を示しているが、例えば、ガイドユニット本体21に、この転動体27aが走行する板状走行部を設けたような構成等としてもよい。
アーム状保持部28は、転動体保持部27から引戸パネル10側に向けて延びるように設けられている。このアーム状保持部28は、図7に示すように、直線ガイド位置において長手方向を戸厚方向に沿わせるように配される構成とされている。また、図8(b)に示すように、引戸パネル10が閉鎖位置において長手方向を斜行部22cの溝長手方向に直交する方向に沿わせるように配される構成とされている。

0048

ガイド部29は、アーム状保持部28の先端部から上方側に向けて突出するように設けられている。このガイド部29は、図6(b)に示すように、引戸パネル10の被ガイド溝7内に突出方向先端部が挿し入れられる構成とされている。なお、ガイド部29としては、略円柱状とされたものに限られず、例えば、上下方向に沿う軸回りに回転自在とされたローラー状とされたものでもよい。
なお、下レール22のガイド溝23の溝長手方向両端には、被ガイド部25の溝長手方向外側への移動を規制する適宜のストッパーが設けられている。また、このガイド溝23の溝長手方向両端に、被ガイド部25との衝撃を緩和する適宜の緩衝部を設けた構成としてもよい。また、上記のような壁体3と同厚さとされたガイドユニット本体21に下レール22を設けた態様に代えて、壁体3の下端部に設けられた切欠状凹所に下レール22を設置するような態様等としてもよい。

0049

上記のような下端ガイド構造においては、引戸パネル10の下端側が以下のようにガイドされる。
引戸パネル10が全開位置では、図7(a)に示すように、直線ガイド位置において保持部24によって保持された下端ガイド部材20のガイド部29が引戸パネル10の被ガイド溝7の戸先側端部に挿入された状態とされる。この全開位置から閉鎖側に向けて引戸パネル10を移動させれば、ガイド部29によって引戸パネル10の下端側が壁面3aと平行状にガイドされる。つまり、引戸パネル10の下端側の戸厚方向への振れが抑制される。更に閉鎖側に移動されて引戸パネル10の被ガイド溝7の戸尻側端部が直線ガイド位置のガイド部29に至れば、ガイド部29が保持部8に保持され、閉鎖側に移動する引戸パネル10とともに直線ガイド位置から斜め戸厚方向に移動する。下端ガイド部材20の被ガイド部25は、図8(a)に示すように、このガイド部29の直線ガイド位置からの移動を伴い、保持部24による保持が解除され、下レール22のガイド溝23に沿って移動する。つまり、被ガイド部25が下レール22の直線部22a、湾曲ガイド部22b及び斜行部22cに沿って移動する。

0050

引戸パネル10は、上記のように移動する被ガイド部25によってアーム状保持部28を介して移動が規制されたガイド部29にガイドされ、戸尻側の下端側の振れが抑制されながら閉鎖側に移動する。つまり、下レール22に沿って移動する被ガイド部25とともに直線ガイド位置から円弧を描くように移動し、更に斜め戸厚方向に移動するガイド部29によって引戸パネル10の戸尻側の下端側がガイドされる。
そして、図8(b)に示すように、被ガイド部25が下レール22の斜行部22cの端部に至り、引戸パネル10が閉鎖位置とされる。
上記とは逆に閉鎖位置から開放側に引戸パネル10を移動させる際には、図8(a)に示すように、被ガイド溝7の保持部8にガイド部29が保持された状態で、被ガイド部25が下レール22に沿って上記とは逆側に移動する。つまり、被ガイド部25が下レール22の斜行部22c、湾曲ガイド部22b及び直線部22aに沿って移動する。

0051

このように下レール22に沿って移動する被ガイド部25とともに斜め戸厚方向に移動し、更に円弧を描くように移動するガイド部29によって引戸パネル10の戸尻側の下端側がガイドされる。
そして、図7(b)に示すように、被ガイド部25が直線ガイド位置となれば、つまり、保持部24に保持される位置となれば、被ガイド部25の移動が抑止され、これにより、ガイド部29も直線ガイド位置において移動が抑止される。このようにガイド部29が直線ガイド位置とされた状態で、引戸パネル10を更に開放側へ移動させれば、被ガイド溝7の保持部8に対するガイド部29の保持が解除される。また、このガイド部29によって引戸パネル10の下端側が壁面3aと平行状にガイドされながら、図7(a)に示すように、全開位置となる。

0052

なお、本実施形態では、戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15を、引戸パネル10の上端面から上方側に向けて突出するように設けた構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、戸先側被ガイド部材11及び戸尻側被ガイド部材15を、引戸パネル10の戸厚方向一方側に付設状に設けた構成等としてもよい。
また、本実施形態では、上レール30の前側側壁部37を、壁側側壁部41の直線部の全長に亘って反壁面側に位置するように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、前側側壁部37の直線部の戸尻側部位と壁側側壁部41の直線部の戸先側部位とのみを溝幅方向に見て互いに重なり合うように設けた構成等としてもよい。
また、本実施形態では、上レール30に片輪状の転動体13,17が走行する案内片部38,42を設けた例を示しているが、引戸パネル10の上端側の被ガイド部材11,15及び上レール30としては、その他、種々の変形が可能である。例えば、引戸パネル10の上端側に、転動体13,17に代えてブロック状や片状、球状等の種々の構成とされた被ガイド部を設けた態様としてもよく、また、この被ガイド部に対応させて上レール30に適宜のガイド溝等を設けた構成等としてもよい。

0053

また、戸先側被ガイド部材11をガイドする戸先側ガイド部36を前側側壁部37に設け、戸尻側被ガイド部材15をガイドする戸尻側ガイド部40を壁側側壁部41に設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、戸尻側被ガイド部材15の被ガイド部を戸先側被ガイド部材11の被ガイド部よりも上方側に位置するように設けた構成としてもよい。この場合は、上レールに、戸先側被ガイド部材11の被ガイド部をガイドする下段レール部と戸尻側被ガイド部材15の被ガイド部をガイドする上段レール部とを積み重ねるように設けたような態様等としてもよい。また、このような態様に代えて、戸先側被ガイド部材11の被ガイド部をガイドするレール部と戸尻側被ガイド部材15の被ガイド部をガイドするレール部とを、戸厚方向に並列状に設けたり、戸幅方向に間隔を空けて設けたりしたような態様等としてもよい。

0054

また、本実施形態では、下レール22を、床2上に位置するように配される構成とした例を示しているが、床2に埋込状に配されるものとしてもよい。この場合は、下レール22のガイド溝23や、これにガイドされる被ガイド部25やアーム状保持部28、ガイド部29等を適宜、必要に応じて変形するようにすればよい。また、本実施形態では、下端ガイド部材20に、床2側の走行対象上を走行する転動体27a及び下レール22の案内片部上を走行する転動体26a,26aを設けた例を示しているが、これらのうちの一方を設けていない構成としてもよい。更には、このような転動体26a,27aに代えて、ブロック状や片状、球状等の種々の構成とされた被ガイド部を設けた態様としてもよく、また、この被ガイド部に対応させて下レール22に適宜のガイド溝等を設けた構成等としてもよい。本実施形態に係る引戸装置1が備える各部材の具体的構成としては、上記した構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。

0055

1引戸装置
7被ガイド溝
8 保持部
10引戸パネル
11戸先側被ガイド部材(被ガイド部材)
15戸尻側被ガイド部材(被ガイド部材)
20下端ガイド部材
21ガイドユニット本体
22 下レール
22b湾曲ガイド部
22dガイド側壁部
25 被ガイド部
26b被ガイドローラー
27a転動体
28アーム状保持部
29ガイド部
30 上レール
36a,40a 直線部
36b,40b斜行部
2 床
3壁体
3a 壁面
6 出入口

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