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技術 髪トリートメント組成物

出願人 株式会社ネイチャーラボ
発明者 大宮理成
出願日 2019年4月25日 (1年6ヶ月経過) 出願番号 2019-084348
公開日 2020年8月31日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-132620
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 観察基準 立ち具合 ディフェンス 茎エキス 光遮蔽剤 頭皮状態 白髪染め ポリアリールアルキルシロキサン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

髪のメラニン色素を増やすことが可能な髪トリートメント組成物を提供する。

解決手段

0.0005重量%以上のメラニン合成促進ペプチドと、0.00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以上の抗老化ペプチドと、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重量%以上の抗炎症性植物抽出物と、を含む、髪トリートメント組成物。

概要

背景

髪の色はメラニン色素により形成される。メラニンには、褐色から黒色のユーメラニン
と、黄色から赤色のフェオメラニンの2種類がある。髪におけるユーメラニンとフェオメ
ラニンの存在比によって、髪の色が決定される。例えば、ユーメラニンが多く、フェオメ
ラニンが少ない場合、髪は黒髪になる。ユーメラニンが少なく、フェオメラニンが多い場
合、髪は金髪や赤毛になる。髪に含まれるメラニン色素が減少したり、無くなったりする
と、髪は白髪又はグレイヘアになる(例えば、特許文献1から3参照。)。

毛包バルジ領域には、色素幹細胞が存在する。色素幹細胞は色素細胞メラノサイト
)を生成する。色素細胞はメラニン色素を生成し、毛母細胞ケラチノサイト)に供給す
る。メラニン色素を供給された毛母細胞は分裂し、髪となって伸びる。色素幹細胞は、加
齢により減少したり、活性が低下したりするものと考えられている。色素幹細胞の減少及
び活性の低下が、白髪又はグレイヘアの原因であると考えられている。

概要

髪のメラニン色素を増やすことが可能な髪トリートメント組成物を提供する。 0.0005重量%以上のメラニン合成促進ペプチドと、0.00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以上の抗老化ペプチドと、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重量%以上の抗炎症性植物抽出物と、を含む、髪トリートメント組成物。なし

目的

本発明は、髪のメラニン色素を効率的に増やすことができる髪トリートメント組成物を
提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

0.0005重量%以上のメラニン合成促進ペプチドと、0.00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以上の抗老化ペプチドと、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重量%以上の抗炎症性植物抽出物と、を含む、髪トリートメント組成物

請求項2

前記メラニン合成促進ペプチドが、パルミトイルテトラペプチド−20又はパルミトイルテトラペプチド−20アミドである、請求項1に記載の組成物

請求項3

前記パルミトイルテトラペプチド−20アミドがグレイバース登録商標)に含まれる、請求項2に記載の組成物。

請求項4

前記髪再生ペプチドがアセチルテトラペプチド−3である、請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。

請求項5

前記髪再生ペプチドがキャピキシル(登録商標)に含まれる、請求項1から4のいずれか1項に記載の組成物。

請求項6

前記抗老化ペプチドが、トリフルオロアセチルトリペプチド−2である、請求項1から5のいずれか1項に記載の組成物。

請求項7

前記抗老化ペプチドがプロジェリン(登録商標)に含まれる、請求項1から6のいずれか1項に記載の組成物。

請求項8

前記幹細胞溶解物がリンゴ幹細胞溶解物を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の組成物。

請求項9

0.009重量%以上の前記リンゴ幹細胞溶解物を含む、請求項8に記載の組成物。

請求項10

前記幹細胞溶解物が幹細胞溶解物を含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物。

請求項11

0.00625重量%以上の前記竹幹細胞溶解物を含む、請求項10に記載の組成物。

請求項12

前記抗炎症性植物抽出物がヤナギラン抽出物を含む、請求項1から11のいずれか1項に記載の組成物。

請求項13

0.005重量%以上の前記ヤナギラン抽出物を含む、請求項12に記載の組成物。

請求項14

前記ヤナギラン抽出物がディフェンスカルプ(登録商標)に含まれる、請求項12又は13に記載の組成物。

請求項15

前記抗炎症性植物抽出物がアカツメクサ花エキスを含む、請求項1から14のいずれか1項に記載の組成物。

請求項16

0.00063重量%以上の前記アカツメクサの花エキスを含む、請求項15に記載の組成物。

請求項17

前記アカツメクサの花エキスがキャピキシル(登録商標)に含まれる、請求項15又は16に記載の組成物。

請求項18

白髪又はグレイヘアを防止する、請求項1から17のいずれか1項に記載の組成物。

請求項19

髪のメラニン色素を増やす、請求項1から18のいずれか1項に記載の組成物。

請求項20

シャンプーである、請求項1から19のいずれか1項に記載の組成物。

請求項21

美容液である、請求項1から19のいずれか1項に記載の組成物。

請求項22

1.0重量%以上のグレイバース(登録商標)と、2.5重量%以上のキャピキシル(登録商標)と、0.05重量%以上のプロジェリン(登録商標)と、0.009重量%以上のリンゴ幹細胞溶解物と、0.00625重量%以上の竹幹細胞溶解物と、0.1重量%以上のディフェンスカルプ(登録商標)と、を含む、髪トリートメント組成物。

請求項23

白髪又はグレイヘアを防止する、請求項22に記載の組成物。

請求項24

髪のメラニン色素を増やす、請求項22又は23に記載の組成物。

請求項25

シャンプーである、請求項22から24のいずれか1項に記載の組成物。

請求項26

美容液である、請求項22から24のいずれか1項に記載の組成物。

技術分野

0001

本発明は、髪トリートメント組成物に関する。

背景技術

0002

髪の色はメラニン色素により形成される。メラニンには、褐色から黒色のユーメラニン
と、黄色から赤色のフェオメラニンの2種類がある。髪におけるユーメラニンとフェオメ
ラニンの存在比によって、髪の色が決定される。例えば、ユーメラニンが多く、フェオメ
ラニンが少ない場合、髪は黒髪になる。ユーメラニンが少なく、フェオメラニンが多い場
合、髪は金髪や赤毛になる。髪に含まれるメラニン色素が減少したり、無くなったりする
と、髪は白髪又はグレイヘアになる(例えば、特許文献1から3参照。)。

0003

毛包バルジ領域には、色素幹細胞が存在する。色素幹細胞は色素細胞メラノサイト
)を生成する。色素細胞はメラニン色素を生成し、毛母細胞ケラチノサイト)に供給す
る。メラニン色素を供給された毛母細胞は分裂し、髪となって伸びる。色素幹細胞は、加
齢により減少したり、活性が低下したりするものと考えられている。色素幹細胞の減少及
び活性の低下が、白髪又はグレイヘアの原因であると考えられている。

先行技術

0004

特許第3289975号公報
特許第4971072号公報
特許第5850266号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、髪のメラニン色素を効率的に増やすことができる髪トリートメント組成物を
提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の態様によれば、0.0005重量%以上のメラニン合成促進ペプチドと、0.
00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以上の抗老化ペプチド
と、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重量%以上の抗炎症性
植物抽出物と、を含む、髪トリートメント組成物が提供される。

0007

上記の髪トリートメント組成物において、メラニン合成促進ペプチドが、パルミトイル
テトラペプチド−20又はパルミトイルテトラペプチド−20アミドであってもよい。

0008

上記の髪トリートメント組成物において、パルミトイルテトラペプチド−20アミドが
グレイバース登録商標)に含まれていてもよい。

0009

上記の髪トリートメント組成物において、髪再生ペプチドがアセチルテトラペプチド
3であってもよい。

0010

上記の髪トリートメント組成物において、髪再生ペプチドがキャピキシル(登録商標)
に含まれていてもよい。

0011

上記の髪トリートメント組成物において、抗老化ペプチドが、トリフルオロアセチル
リペプチド−2であってもよい。

0012

上記の髪トリートメント組成物において、抗老化ペプチドがプロジェリン(登録商標)
に含まれていてもよい。

0013

上記の髪トリートメント組成物において、幹細胞溶解物がリンゴ幹細胞溶解物を含んで
いてもよい。

0014

上記の髪トリートメント組成物において、0.009重量%以上のリンゴ幹細胞溶解物
を含んでいてもよい。

0015

上記の髪トリートメント組成物において、幹細胞溶解物が幹細胞溶解物を含んでいて
もよい。

0016

上記の髪トリートメント組成物において、0.00625重量%以上の竹幹細胞溶解物
を含んでいてもよい。

0017

上記の髪トリートメント組成物において、抗炎症性植物抽出物ヤナギラン抽出物を含
んでいてもよい。

0018

上記の髪トリートメント組成物において、0.005重量%以上の前記ヤナギラン抽出
物を含んでいてもよい。

0019

上記の髪トリートメント組成物において、ヤナギラン抽出物がディフェンスカルプ(登
録商標)に含まれていてもよい。

0020

上記の髪トリートメント組成物において、抗炎症性植物抽出物がアカツメクサの花エキ
スを含んでいてもよい。

0021

上記の髪トリートメント組成物において、0.00063重量%以上のアカツメクサの
花エキスを含んでいてもよい。

0022

上記の髪トリートメント組成物において、アカツメクサの花エキスがキャピキシル(登
録商標)に含まれていてもよい。

0023

上記の髪トリートメント組成物が、白髪又はグレイヘアを防止してもよい。

0024

上記の髪トリートメント組成物が、髪のメラニン色素を増やしてもよい。

0025

上記の髪トリートメント組成物がシャンプーであってもよい。

0026

上記の髪トリートメント組成物が美容液であってもよい。

0027

本発明の態様によれば、上記の上記の髪トリートメント組成物を頭皮に施すことを含む
、白髪又はグレイヘアを防止方法が提供される。

0028

本発明の態様によれば、上記の上記の髪トリートメント組成物を頭皮に施すことを含む
、髪のメラニン色素の増加方法が提供される。

0029

本発明の態様によれば、1.0重量%以上のグレイバース(登録商標)と、2.5重量
%以上のキャピキシル(登録商標)と、0.05重量%以上のプロジェリン(登録商標)
と、0.009重量%以上のリンゴ幹細胞溶解物と、0.00625重量%以上の竹
胞溶解物と、0.1重量%以上のディフェンスカルプ(登録商標)と、を含む、髪トリー
トメント組成物が提供される。

0030

上記の髪トリートメント組成物が、白髪又はグレイヘアを防止してもよい。

0031

上記の髪トリートメント組成物が、髪のメラニン色素を増やしてもよい。

0032

上記の髪トリートメント組成物がシャンプーであってもよい。

0033

上記の髪トリートメント組成物が美容液であってもよい。

発明の効果

0034

本発明によれば、髪のメラニン色素を効率的に増やすことができる髪トリートメント
成物を提供可能である。

図面の簡単な説明

0035

実施例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の量の改善度割合の推移を示すグラフである。
実施例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の量の改善度割合の推移を示す表である。
実施例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の色の改善度割合の推移を示すグラフである。
実施例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の色の改善度割合の推移を示す表である。
実施例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の根元の改善度割合の推移を示すグラフである。
実施例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の根元の改善度割合の推移を示す表である。
実施例に係る被験者アンケートによる白髪の気になり具合の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の気になり具合のVAS変化率の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の量の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の量のVAS変化率の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の色の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の色のVAS変化率の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の範囲の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の範囲のVAS変化率の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の目立ち具合の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る被験者のアンケートによる白髪の目立ち具合のVAS変化率の推移を示すグラフと表である。
実施例に係る医師及び毛髪診断士による被験者の診断結果を示す表である。
比較例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の量の改善度割合の推移を示すグラフである。
比較例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の量の改善度割合の推移を示す表である。
比較例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の色の改善度割合の推移を示すグラフである。
比較例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の色の改善度割合の推移を示す表である。
比較例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の根元の改善度割合の推移を示すグラフである。
比較例に係る医師及び毛髪診断士が評価した白髪の根元の改善度割合の推移を示す表である。

実施例

0036

以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお以下の示す実施形態は、この発
明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術
的思想は構成部材の組み合わせ等を下記のものに特定するものではない。この発明の技術
的思想は、特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。

0037

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、0.0005重量%以上のメラニン合成促
進ペプチドと、0.00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以
上の抗老化ペプチドと、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重
量%以上の抗炎症性植物抽出物と、を含む。

0038

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるメラニン合成促進ペプチドの濃度は、
0.0005重量%以上、0.00065重量%以上、あるいは0.0008重量%以上
であってもよい。また、メラニン合成促進ペプチドの濃度は、0.0025重量%以下、
0.002重量%以下、あるいは0.0015重量%以下であってもよい。メラニン合成
促進ペプチドは、メラニン色素の合成を促進する。メラニン合成促進ペプチドは、例えば
メラノコルチン受容体(MC1−R)に結合する。また、メラニン合成促進ペプチド
は、白髪又はグレイヘアの原因となるメラニン色素の酸化ストレスを低減させてもよい。
例えば、メラニン合成促進ペプチドは、長寿タンパク質であるサーチュイン(SIRT
を活性化させ、抗酸化酵素であるチロシンキナーゼ関連タンパク質(TRP)−2を活性
化させてもよい。

0039

メラニン合成促進ペプチドの例としては、パルミトイルテトラペプチド−20、パル
トイルテトラペプチド−20アミド、及びアセチルヘキサペプチド−1が挙げられる。パ
ルミトイルテトラペプチド−20は、パルミチン酸と、アルギニンヒスチジン、フェニ
ルアラニン及びトリプトファンからなる合成テトラペプチドと、の反応生成物である。パ
ルミトイルテトラペプチド−20は、α−メラノサイト刺激ホルモンMSH)の生体
倣ペプチドである。パルミトイルテトラペプチド−20アミドは、グレイバース(登録商
標、AH&NS)に含まれていてもよい。

0040

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるグレイバース(登録商標、AH&NS
)の濃度は、1.0重量%以上、1.25重量%以上、あるいは1.5重量%以上であっ
てもよい。また、グレイバース(登録商標、AH&NS)の濃度は、6.0重量%以下、
5.5重量%以下、あるいは5.0重量%以下であってもよい。

0041

実施形態に係る髪トリートメント組成物における髪再生ペプチドの濃度は、0.000
69重量%以上、0.0009重量%以上、あるいは0.0011重量%以上であっても
よい。また、髪再生ペプチドの濃度は、0.00345重量%以下、0.00276重量
%以下、あるいは0.00207重量%以下であってもよい。髪再生ペプチドは、毛包及
毛根を保護するペプチドであってもよい。また、髪再生ペプチドは、白髪又はグレイヘ
アの原因となる炎症を抑制する抗炎症作用を有していてもよい。髪再生ペプチドは、5α
リダクターゼを抑制し、男性ホルモンを抑制するペプチドであってもよい。

0042

髪再生ペプチドの例としては、アセチルテトラペプチド−3及びトリペプチド−1銅が
挙げられる。アセチルテトラペプチド−3は、リシングリシン、ヒスチジン、及びリシ
ンを含む合成テトラペプチドをアセチル化して得られる。アセチルテトラペプチド−3は
、キャピキシル(登録商標、AH&NS)に含まれていてもよい。

0043

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるキャピキシル(登録商標、AH&NS
)の濃度は、2.5重量%以上、3.125重量%以上、あるいは3.75重量%以上で
あってもよい。また、キャピキシル(登録商標、AH&NS)の濃度は、15.0重量%
以下、13.75重量%以下、あるいは12.5重量%以下であってもよい。

0044

実施形態に係る髪トリートメント組成物における抗老化ペプチドの濃度は、0.000
01重量%以上、0.00001重量%以上、あるいは0.00002重量%以上であっ
てもよい。また、抗老化ペプチドの濃度は、0.00005重量%以下、0.00004
重量%以下、あるいは0.00003重量%以下であってもよい。抗老化ペプチドは、例
えば、毛包細胞及び毛乳頭細胞におけるストレスホルモンに対する耐性を向上させる。抗
老化ペプチドは、白髪又はグレイヘアの原因となる炎症を抑制する機能を有していてもよ
い。髪再生ペプチドと抗老化ペプチドが存在することにより、好中球エラスターゼを抑制
し、ストレスホルモンに対して毛包を保護する傾向にある。

0045

抗老化ペプチドの例としては、トリフルオロアセチルトリペプチド−2が挙げられる。
トリフルオロアセチルトリペプチド−2は、バリンチロシン及びバリンを含むトリペプ
チド−2と、トリフルオロ酢酸と、から得られる。トリフルオロアセチルトリペプチド−
2は、プロジェリン(Progeline、登録商標、AH&NS)に含まれていてもよ
い。

0046

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるプロジェリン(登録商標、AH&NS
)の濃度は、0.05重量%以上、0.0625重量%以上、あるいは0.075重量%
以上であってもよい。また、プロジェリン(登録商標、AH&NS)の濃度は、0.3重
量%以下、0.275重量%以下、あるいは0.25重量%以下であってもよい。

0047

実施形態に係る髪トリートメント組成物における幹細胞溶解物の濃度は、0.0152
5%重量以上、0.01976重量%以上、あるいは0.02432重量%以上であって
もよい。また、幹細胞溶解物の濃度は、0.076重量%以下、0.061重量%以下、
あるいは0.0456重量%以下であってもよい。幹細胞溶解物は、幹細胞のエキスであ
ってもよい。幹細胞溶解物は、幹細胞の細胞質成分の溶解物を少なくとも含む。幹細胞溶
解物は、幹細胞の細胞質成分の溶解物に加えて、幹細胞の細胞壁成分の溶解物を含んでい
てもよい。

0048

幹細胞溶解物が、リンゴ幹細胞溶解物を含んでいてもよい。リンゴ幹細胞溶解物は、リ
ンゴ幹細胞のエキスであってもよい。リンゴ幹細胞は、毛根中にメラニン色素を維持する
効果を有する。リンゴ幹細胞溶解物は、リンゴ幹細胞の細胞質成分の溶解物を少なくとも
含む。リンゴ幹細胞溶解物は、リンゴ幹細胞の細胞質成分の溶解物に加えて、リンゴ幹細
胞の細胞壁成分の溶解物を含んでいてもよい。リンゴ幹細胞溶解物は、例えば、頭皮を保
護し、毛包を保護し、バルジ幹細胞を活性化させる。髪再生ペプチドとリンゴ幹細胞溶解
物が存在することにより、毛根保護作用コラーゲン17産生促進作用が向上する傾向に
ある。リンゴ幹細胞溶解物の製造方法は任意であるが、例えば、リンゴ幹細胞に高圧を加
えることによって、リンゴ幹細胞溶解物を得てもよい。リンゴ幹細胞溶解物は、レシチン
グリセリンキサンタンガム、及びフェノキシエタノールを含む溶媒中に含まれていて
もよい。

0049

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるリンゴ幹細胞溶解物の濃度は、0.0
09%重量以上、0.0117重量%以上、あるいは0.0144重量%以上であっても
よい。また、リンゴ幹細胞溶解物の濃度は、0.045重量%以下、0.036重量%以
下、あるいは0.027重量%以下であってもよい。リンゴ幹細胞溶解物としては、例え
ば、PhytoCellTec Malus Domestica(登録商標、AH&N
S)が使用可能である。

0050

幹細胞溶解物が、竹幹細胞溶解物を含んでいてもよい。竹幹細胞溶解物は、竹幹細胞の
エキスであってもよい。竹幹細胞としては、モウソウチク成長点幹細胞が使用可能である
。竹幹細胞溶解物は、竹幹細胞の細胞質成分の溶解物を少なくとも含む。竹幹細胞溶解物
は、竹幹細胞の細胞質成分の溶解物に加えて、竹幹細胞の細胞壁成分の溶解物を含んでい
てもよい。竹幹細胞溶解物の製造方法は任意であるが、例えば、竹幹細胞の細胞質水溶
物を抽出してもよい。

0051

実施形態に係る髪トリートメント組成物における竹幹細胞溶解物の濃度は、0.006
25重量%以上、0.00813重量%以上、あるいは0.01重量%以上であってもよ
い。また、竹幹細胞溶解物の濃度は、0.03125重量%以下、0.025重量%以下
、あるいは0.01875重量%以下であってもよい。竹幹細胞溶解物は、例えば、抗糖
化作用を有し、コラーゲンの産生を促進し、ケラチン誘導する。なお、頭皮が糖化する
と、頭皮が固くなる傾向にある。竹幹細胞溶解物と髪再生ペプチドとリンゴ幹細胞溶解物
が存在することにより、抗糖化作用とケラチン誘導作用が向上する傾向にある。竹幹細胞
溶解物は、例えば、AH&NSから入手可能である。

0052

実施形態に係る髪トリートメント組成物における抗炎症性植物抽出物の濃度は、0.0
0563重量%以上、0.00732重量%以上、あるいは0.00901重量%以上で
あってもよい。また、抗炎症性植物抽出物の濃度は、0.02815重量%以下、0.0
2252重量%以下、あるいは0.01689重量%以下であってもよい。抗炎症性植物
抽出物は、毛根を保護する作用を有していてもよい。髪再生ペプチドと抗炎症性植物抽出
物が存在することにより、抗炎症作用と毛根保護作用が向上する傾向にある。

0053

抗炎症性植物抽出物の例としては、ヤナギラン抽出物が挙げられる。ヤナギラン抽出物
は、ヤナギランの花の抽出物、ヤナギランの葉の抽出物、及びヤナギランのの抽出物、
並びにこれらの混合物であってもよい。ヤナギラン抽出物は、頭皮常在菌であるマラセチ
ア菌の量を適度な状態に維持し、毛根を保護する。ヤナギラン抽出物は、下記化学式に示
すオエノテインBを有効成分として含有する。

0054

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるヤナギラン抽出物の濃度は、0.00
5重量%以上、0.0065重量%以上、あるいは0.008重量%以上であってもよい
。また、実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるヤナギラン抽出物の濃度は、0
.025重量%以下、0.02重量%以下、あるいは0.015重量%以下であってもよ
い。ヤナギラン抽出物が、ディフェンスカルプ(登録商標、AH&NS)に含まれていて
もよい。

0055

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるディフェンスカルプ(登録商標、AH
&NS)の濃度は、0.1%重量以上、0.125重量%以上、あるいは0.15重量%
以上であってもよい。また、ディフェンスカルプ(登録商標、AH&NS)の濃度は、0
.6重量%以下、0.55重量%以下、あるいは0.5重量%以下であってもよい。

0056

また、抗炎症性植物抽出物の例としては、アカツメクサの花エキス及びアボカド油脂肪
ブチルが挙げられる。実施形態に係る髪トリートメント組成物において、髪再生ペプチ
ドとともに、アカツメクサの花エキス又はアボカド油脂肪酸ブチルが配合されていると好
ましい。アカツメクサは、毛乳頭細胞にダメージを与え得るインターロイキン8を阻害
る効果を有する。また、アカツメクサは、下記化学式に示すビオカニンAを含む。

0057

実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるアカツメクサの花エキスの濃度は、0
.00063重量%以上、0.00082重量%以上、あるいは0.001重量%以上で
あってもよい。また、アカツメクサの花エキスの濃度は、0.00315重量%以下、0
.00232重量%以下、0.00189重量%以下であってもよい。アカツメクサの花
エキスは、キャピキシル(登録商標、AH&NS)又はミニポリル(登録商標、AH&N
S)に含まれていてもよい。

0058

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、シャンプー、美容液、ヘアリンスゲル
ヘアトリートメントローションチンキスプレームース洗浄組成物、ヘアコン
ィショナー、トニックポマード、及びフォーム等であってもよい。実施形態に係る髪ト
リートメント組成物は、例えば、1日当たり1回以上、頭皮に適用される。

0059

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、水、C1−C4−アルカノール
水溶性有機溶剤、油、脂肪性物質ワックス、C6−C30モノカルボン酸一価
二価又は三価アルコールとのエステル飽和非環式及び環式炭化水素、脂肪酸、脂肪族
アルコールシリコーンオイル界面活性成分消泡剤噴射剤、消泡剤、乳化剤発泡
剤、及び可溶化剤を含んでいてもよい。界面活性成分は、アニオン性カチオン性両性
、及び中性でもよい。乳化剤は、アニオン性、カチオン性、両性、及び中性でもよい。

0060

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、水溶性又は水分散性のヘアポリマ
ーを含んでいてもよい。ヘアポリマーの例としては、ヘアスタイリングポリマー及びコン
ディショニングポリマーが挙げられる。より具体的には、ヘアポリマーの例としては、酢
ビニルクロトン酸コポリマーメチルビニルエーテル無水マレイン酸コポリマ
ー、アクリル酸又はメタクリル酸と他のモノマーのコポリマー、ポリウレタン、N−ビニ
ピロリドン、及びシリコーンポリマーが挙げられる。

0061

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、ポリジメチルシロキサン等の水不
溶性シリコーンを含んでいてもよい。実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば
脂肪酸アミド等のワックスを含んでいてもよい。

0062

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、抗酸化剤を含んでいてもよい。上
記のヤナギラン抽出物及びアカツメクサの花エキスは抗酸化剤としても機能し得る。他の
抗酸化剤の例としては、ヘマチンビタミンC、及びビタミンEが挙げられる。

0063

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、保存剤酸化防止剤香油、脂質
再脂肪化剤、活性成分、及びケア成分を含んでいてもよい。例えば、実施形態に係る髪ト
リートメント組成物は、パンテノール、コラーゲン、ビタミン類タンパク質加水分解物
、α及びβヒドロキシル炭酸安定化剤pH調整剤乳白剤着色剤染料ゲル形成
剤、塩、保湿剤錯形成剤、粘度調節剤、及び光遮蔽剤を含んでいてもよい。

0064

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、ポリアルキルシロキサン、ポリア
リールシキサンポリアリールアルキルシロキサンシリコーン樹脂ポリエーテル
ロキサン、ジメチコンコポリオール(CTFA)、及びアミノ官能化シリコーン化合物
含んでいてもよい。

0065

実施形態に係る髪トリートメント組成物が噴射剤を含む場合、実施形態に係る髪トリー
トメント組成物は、例えば、プロパンブタンペンタンジメチルエーテル、1,1−
ジフルオロエタン(HFC−152a)、二酸化炭素窒素、及び圧縮空気の混合物を含
んでいてもよい。

0066

実施形態に係る髪トリートメント組成物が非イオン性乳化剤を含む場合、実施形態に係
る髪トリートメント組成物は、例えば、ラウレス−4等のラウレス、セテス−1等のセテ
ス、ポリエチレングリコールセチルエーテルセテアレス−25等のセテアレス、ポリグ
リコール脂肪酸グリセリドヒドロキシル化レシチン、脂肪酸のラクチルエステル、及び
アルキルポリグリコシドを含んでいてもよい。

0067

実施形態に係る髪トリートメント組成物が非イオン性界面活性剤を含む場合、実施形態
に係る髪トリートメント組成物は、例えば、6から20の炭素原子の直鎖又は分岐鎖のア
キル鎖を有する脂肪族アルコール又はアルキルフェノールと、エチレンオキシド及び/
又はプロピレンオキシドとの反応生成物を含んでいてもよい。

0068

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、アルキルアミンオキシドモノ
又はジアルキルアルカノールアミド、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステルアル
ポリグリコシド、及びソルビタンエステルを含んでいてもよい。

0069

実施形態に係る髪トリートメント組成物がカチオン性乳化剤及び/又はカチオン性界面
活性剤を含む場合、実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、四級化されたア
ンモニウム化合物を含んでいてもよい。実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例え
ば、セチルトリメチルアンモニウムクロリド又はブロミドステアリルベンジルジメチル
アンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリドステアラミドプロ
ピルジメチルアミンヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェート、ポリ(オキシ−
1,2−エタンジイル)、及び(オクタデシルニトリロ)トリ−2,1−エタンジイル)
トリス−(ヒドロキシ)−ホスフェートを含んでいてもよい。実施形態に係る髪トリート
メント組成物は、例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン
性グアー誘導体を含んでいてもよい。

0070

実施形態に係る髪トリートメント組成物がアニオン性乳化剤及び/又はアニオン性界面
活性剤を含む場合、実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、アルキルサル
ェート、アルキルエーテルサルフェート、アルキルスルホネートアルキルアリールスル
ホネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシ
ネート、アシタウレートアシルイセチオネートアルキルホスフェート、アルキルエ
テルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレート、及びα−オレフィンスルホ
ートを含んでいてもよい。

0071

実施形態に係る髪トリートメント組成物がアニオン性界面活性剤を含む場合、実施形態
に係る髪トリートメント組成物は、例えば、ラウリル硫酸ナトリウムラウリル硫酸アン
モニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウ
イルサルコニセトナトリウムオレイルコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク
アンモニウムドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、及びトリエタノールアミドデ
シルベンゼンスルホネートを含んでいてもよい。

0072

実施形態に係る髪トリートメント組成物が両性界面活性剤を含む場合、実施形態に係る
髪トリートメント組成物は、例えば、アルキルベタインアルキルアミドプロピルベタ
ン、アルキルスルホベタイン、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート
、アルキルアンホアセテート又はプロピオネート、並びにアルキルアンホジアセテート
ジプロピオネートを含んでいてもよい。

0073

実施形態に係る髪トリートメント組成物は、髪のメラニン色素を増やし、白髪又はグレ
イヘアを防止することが可能である。実施形態に係る髪トリートメント組成物は、髪の色
を、白髪又はグレイヘアになる前の色に戻すことが可能である。

0074

理論に拘束されるものではないが、実施形態に係る髪トリートメント組成物を頭皮に適
用することにより、メラニン合成促進ペプチドが毛包においてメラニン色素の合成を促進
する。メラニン色素の合成が促進されても、強く太い髪が伸びなければ、白髪又はグレイ
ヘアを、メラニン色素を含む髪に効果的に戻すことができない。これに対し、髪再生ペプ
チド及び幹細胞溶解物が、メラニン色素を含む髪を強く太くし、伸ばすことを促進する。
さらに、抗老化ペプチドが毛包細胞及び毛乳頭細胞のストレスホルモンに対する耐性を向
上させ、抗炎症性植物抽出物が毛包における炎症を抑制することにより、白髪又はグレイ
ヘアを、メラニン色素を含む髪に効果的に戻すことが可能である。

0075

上記のように本発明を実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図
面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様
々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。本発明はここでは記
載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。

0076

(実施例)

0077

0.001重量%のパルミトイルテトラペプチド−20、0.00138重量%のアセ
チルテトラペプチド−3、0.00125重量%のアカツメクサ花エキス、0.0000
2重量%のトリフルオロアセチルトリペプチド−2、0.018重量%のリンゴ果実培養
幹細胞エキス、0.0125重量%のモウソウチク成長点幹細胞溶解質、及び0.01重
量%のヤナギラン花/葉/茎エキスを含む実施例に係るエッセンス(美容液)を用意した

0078

パルミトイルテトラペプチド−20はグレイバース(登録商標)に含まれていた。実施
例に係るエッセンスにおけるグレイバース(登録商標)の含有量は2.0重量%であった
。アセチルテトラペプチド−3及びアカツメクサ花エキスはキャピキシル(登録商標)に
含まれていた。実施例に係るエッセンスにおけるキャピキシル(登録商標)の含有量は5
.0重量%であった。トリフルオロアセチルトリペプチド−2はプロジェリン(登録商標
)に含まれていた。実施例に係るエッセンスにおけるプロジェリン(登録商標)の含有量
は0.1重量%であった。リンゴ果実培養幹細胞エキス及びモウソウチク成長点幹細胞溶
解質は、AH&NSから購入した。ヤナギラン花/葉/茎エキスはディフェンスカルプ(
登録商標)に含まれていた。実施例に係るエッセンスにおけるディフェンスカルプ(登録
商標)の含有量は0.2重量%であった。

0079

20から69歳の成人20名(平均年齢43歳)を被験者として選択した。被験者が
実施例に係るエッセンスの使用を開始する前に、医師及び毛髪診断士が、被験者の頭頂部
及び側頭部の白髪を観察した。また、マイクロスコープを用いて、被験者の側頭部(耳輪
最上部の生え際)毛髪の根元の毛髪色を医師及び毛髪診断士が観察した。

0080

その後、被験者は3か月間、1日1回、抗酸化剤を含むシャンプーを使用して洗髪し、
実施例に係るエッセンスを頭皮全体に適用した。その間、被験者は、他のシャンプー、頭
化粧料白髪染め、及びヘアカラー等の使用を禁止された。実施例に係るエッセンスの
使用を開始してから、1ヵ月目、2ヵ月目、及び3ヵ月目に、医師及び毛髪診断士が、被
験者の毛髪を観察した。なお、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから2ヵ月後に
被験者1名が個人事情により対象外となった。

0081

医師及び毛髪診断士の観察による、被験者の白髪の量の改善度割合の推移を図1及び図
2に示す。なお、白髪の量が減った場合、改善と評価した。頭頂部の白髪の量について、
使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20名中8名(40%)、「僅か改
善」が20名中5名(25%)、「改善」が20名中7名(35%)であった。頭頂部の
白髪の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が20名中5名(
25%)、「僅か改善」が20名中10名(50%)、「改善」が20名中5名(25%
)であった。頭頂部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅
か改善」が19名中8名(42%)、「改善」が19名中11名(58%)であった。

0082

側頭部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20
名中8名(40%)、「僅か改善」が20名中5名(25%)、「改善」が20名中7名
(35%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後で
は、「不変」が20名中1名(5%)、「僅か改善」が20名中16名(80%)、「改
善」が20名中3名(15%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して
使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中10名(53%)、「改善」が19名中
9名(47%)であった。

0083

医師及び毛髪診断士の観察による、被験者の白髪の色の改善度割合の推移を図3及び図
4に示す。なお、白髪に色が付いた場合、改善と評価した。頭頂部の白髪の色について、
使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20名中8名(40%)、「僅か改
善」が20名中7名(35%)、「改善」が20名中5名(25%)であった。頭頂部の
白髪の色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が20名中2名(
10%)、「僅か改善」が20名中15名(75%)、「改善」が20名中3名(15%
)であった。頭頂部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅
か改善」が19名中10名(53%)、「改善」が19名中9名(47%)であった。

0084

側頭部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20
名中8名(40%)、「僅か改善」が20名中9名(45%)、「改善」が20名中3名
(15%)であった。側頭部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後で
は、「不変」が20名中1名(5%)、「僅か改善」が20名中17名(85%)、「改
善」が20名中2名(10%)であった。側頭部の白髪の色について、使用前と比較して
使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中13名(68%)、「改善」が19名中
6名(32%)であった。

0085

医師及び毛髪診断士の観察による、被験者の白髪の根元の改善度割合の推移を図5及び
図6に示す。なお、白髪の根元が灰色化した場合に、改善と評価した。頭頂部の白髪の根
元の状態について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20名中8名(
40%)、「僅か改善」が20名中5名(25%)、「改善」が20名中7名(35%)
であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では
、「不変」が20名中3名(15%)、「僅か改善」が20名中14名(70%)、「改
善」が20名中3名(15%)であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使用前と
比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中10名(53%)、「改善」が
19名中9名(47%)であった。

0086

側頭部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変
」が20名中9名(45%)、「僅か改善」が20名中5名(25%)、「改善」が20
名中6名(30%)であった。側頭部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使
用開始2ヶ月後では、「不変」が20名中1名(5%)、「僅か改善」が20名中11名
(55%)、「改善」が20名中8名(40%)であった。側頭部の白髪の根元の状態に
ついて、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中8名(42%
)、「改善」が19名中11名(58%)であった。

0087

被験者に対し、白髪の気になり具合について、ビジュアルアナログスケール(VAS)
を用いるアンケートを実施した。VASにおいて、白髪が気になる場合の評価値を0、白
髪が気にならない場合の評価値を10とした。その結果、図7に示すように、実施例に係
るエッセンスの使用を開始してから、白髪が気にならなくなっていったことが示された。
また、VASの変化率(%)は、105%より大きい場合は改善を意味し、95%より小
さい場合は悪化を意味する。図8に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始し
てから、白髪の気になり具合について、改善が進んでいったことが示された。

0088

被験者に対し、白髪の量について、VASを用いるアンケートを実施した。VASにお
いて、白髪の量が増えた場合の評価値を0、白髪の量が減った場合の評価値を10とした
。その結果、図9に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから、白髪の
量が減っていったことが示された。また、図10に示すように、実施例に係るエッセンス
の使用を開始してから、白髪の量について、改善が進んでいったことが示された。

0089

被験者に対し、白髪の色について、VASを用いるアンケートを実施した。VASにお
いて、白髪の色が薄くなった場合の評価値を0、白髪の色が濃くなった場合の評価値を1
0とした。その結果、図11に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してか
ら、白髪の色が濃くなっていったことが示された。また、図12に示すように、実施例に
係るエッセンスの使用を開始してから、白髪の色について、改善が進んでいったことが示
された。

0090

被験者に対し、白髪の範囲について、VASを用いるアンケートを実施した。VASに
おいて、白髪の範囲が増えた場合の評価値を0、白髪の範囲が減った場合の評価値を10
とした。その結果、図13に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから
、白髪の範囲が減っていったことが示された。また、図14に示すように、実施例に係る
エッセンスの使用を開始してから、白髪の範囲について、改善が進んでいったことが示さ
れた。

0091

被験者に対し、白髪の目立ち具合について、VASを用いるアンケートを実施した。V
ASにおいて、白髪が目立つようになった場合の評価値を0、白髪が目立たなくなった場
合の評価値を10とした。その結果、図15に示すように、実施例に係るエッセンスの使
用を開始してから、白髪が目立たなくなっていったことが示された。また、図16に示す
ように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから、白髪の目立ち具合について、改
善が進んでいったことが示された。

0092

被験者に対し、医師が被験部位における頭皮の痒み、及び頭皮の異常について確認を行
った。その結果、図17に示すように、頭皮状態は認められなかった。

0093

(比較例)
0.001重量%のパルミトイルテトラペプチド−20を含むが、アセチルテトラペプ
チド−3、アカツメクサ花エキス、トリフルオロアセチルトリペプチド−2、リンゴ果実
培養幹細胞エキス、モウソウチク成長点幹細胞溶解質、及びヤナギラン花/葉/茎エキス
を含まない比較例に係るエッセンスであって、その他の組成は実施例に係るエッセンスと
同じである比較例に係るエッセンス(美容液)を用意した。

0094

20歳から69歳の成人20名(平均年齢44歳)を被験者として選択した。被験者が
比較例に係るエッセンスの使用を開始する前に、医師及び毛髪診断士が、被験者の頭頂部
及び側頭部の白髪を観察した。また、マイクロスコープを用いて、被験者の側頭部(耳輪
最上部の生え際)毛髪の根元の毛髪色を医師及び毛髪診断士が観察した。

0095

その後、被験者(1名は被験者の個人的な都合により対象外となった。)は3か月間、
1日1回、抗酸化剤を含むシャンプーを使用して洗髪し、比較例に係るエッセンスを頭皮
全体に適用した。その間、被験者は、他のシャンプー、頭髪化粧料、白髪染め、及びヘア
カラー等の使用を禁止された。比較例に係るエッセンスの使用を開始してから、1ヵ月目
、2ヵ月目、及び3ヵ月目に、医師及び毛髪診断士が、被験者の毛髪を観察した。

0096

医師及び毛髪診断士の観察による、被験者の白髪の量の改善度割合の推移を図18及び
図19に示す。観察基準は、実施例と同じであった。頭頂部の白髪の量について、使用前
と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19名中6名(31%)、「僅か改善」が
19名中10名(53%)、「改善」が19名中3名(16%)であった。頭頂部の白髪
の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中6名(32
%)、「僅か改善」が19名中12名(63%)、「改善」が19名中1名(5%)であ
った。頭頂部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善
」が19名中13名(68%)、「改善」が19名中6名(32%)であった。

0097

したがって、比較例に係るエッセンスを使用した場合は、実施例に係るエッセンスを使
用した場合と比較して、頭頂部の白髪の量の改善の度合いが低かった。

0098

側頭部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19
名中7名(37%)、「僅か改善」が19名中11名(58%)、「改善」が19名中1
名(5%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後で
は、「不変」が19名中3名(16%)、「僅か改善」が19名中15名(79%)、「
改善」が19名中1名(5%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して
使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中16名(84%)、「改善」が19名中
3名(16%)であった。

0099

したがって、比較例に係るエッセンスを使用した場合は、実施例に係るエッセンスを使
用した場合と比較して、側頭部の白髪の量の改善の度合いが低かった。

0100

医師及び毛髪診断士の観察による、被験者の白髪の色の改善度割合の推移を図20及び
図21に示す。観察基準は、実施例と同じであった。頭頂部の白髪の色について、使用前
と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19名中8名(42%)、「僅か改善」が
19名中9名(47%)、「改善」が19名中2名(11%)であった。頭頂部の白髪の
色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中5名(26%
)、「僅か改善」が19名中12名(63%)、「改善」が19名中2名(11%)であ
った。頭頂部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善
」が19名中12名(63%)、「改善」が19名中7名(37%)であった。

0101

したがって、比較例に係るエッセンスを使用した場合は、実施例に係るエッセンスを使
用した場合と比較して、頭頂部の白髪の色の改善の度合いが低かった。

0102

側頭部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19
名中8名(42%)、「僅か改善」が19名中11名(58%)であった。側頭部の白髪
の色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中4名(21
%)、「僅か改善」が19名中15名(79%)であった。側頭部の白髪の色について、
使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「不変」が19名中1名(5%)、「僅か改善
」が19名中14名(74%)、「改善」が19名中4名(21%)であった。

0103

したがって、比較例に係るエッセンスを使用した場合は、実施例に係るエッセンスを使
用した場合と比較して、側頭部の白髪の色の改善の度合いが低かった。

0104

医師及び毛髪診断士の観察による、被験者の白髪の根元の改善度割合の推移を図22
図23に示す。観察基準は、実施例と同じであった。頭頂部の白髪の根元の状態につい
て、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19名中8名(42%)、「僅
か改善」が19名中11名(58%)であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使
用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中8名(42%)、「僅か改善
」が19名中11名(58%)であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使用前と
比較して使用開始3ヶ月後では、「不変」が19名中1名(5%)、「僅か改善」が19
名中13名(69%)、「改善」が19名中5名(26%)であった。

0105

したがって、比較例に係るエッセンスを使用した場合は、実施例に係るエッセンスを使
用した場合と比較して、頭頂部の白髪の根元の改善の度合いが低かった。

0106

側頭部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変
」が19名中8名(42%)、「僅か改善」が19名中9名(47%)、「改善」が19
名中2名(11%)であった。側頭部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使
用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中3名(16%)、「僅か改善」が19名中10
名(53%)、「改善」が19名中6名(31%)であった。側頭部の白髪の根元の状態
について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中10名(5
3%)、「改善」が19名中9名(47%)であった。

0107

したがって、比較例に係るエッセンスを使用した場合は、実施例に係るエッセンスを使
用した場合と比較して、側頭部の白髪の根元の改善の度合いが低かった。

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