図面 (/)

技術 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム

出願人 株式会社PFU
発明者 市井博之
出願日 2019年2月15日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2019-025286
公開日 2020年8月31日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-132323
状態 未査定
技術分野 シート,ウェブの制御 シート、マガジン及び分離
主要キーワード 監視措置 積み過ぎ 中央センサ 媒体検出信号 左側センサ 右側センサ 二重底 画像取得プログラム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題

置台に載置される媒体媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することを可能とする媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。

解決手段

媒体搬送装置100は、媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台103と、載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部116と、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの載置台に載置される媒体の重量の上限値を記憶する記憶部140と、載置台に載置された媒体のサイズを検出するサイズ検出部151と、載置台に載置された媒体の重量を検出する重量検出部152と、重量検出部により検出された重量が、サイズ検出部により検出されたサイズに対応する上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する通知部153と、を有する。

概要

背景

原稿等の媒体を搬送して撮像するスキャナ等の媒体搬送装置は、家庭オフィス等、様々な場所で様々な用途に用いられており、用途に応じて様々なタイプの媒体搬送装置が提供されている。例えばオフィス等では、載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加して、より多くの媒体を続けて搬送できるように、載置台に載置された媒体を下側から順に搬送する、いわゆる下取り出し方式の媒体搬送装置が用いられている。このような下取り出し方式の媒体搬送装置において、利用者により、許容範囲を超える重量の媒体が載置台に載置されると、媒体の破損又は搬送性能の低下等が発生する可能性がある。

原稿台に載置された原稿を下からコンタクトガラスへ順次給紙する自動原稿給紙装置が開示されている(特許文献1を参照)。この自動原稿給紙装置は、原稿台に載置された原稿が所定枚数以上の重さのとき、原稿の積み過ぎ警告表示する。

また、排出されたシートの重量を検知し、検知した重量に応じて警告表示するシートトレイが開示されている(特許文献2を参照)。

また、給紙トレイ底板に圧力を検知する複数のワイヤレスセンサを設置し、ワイヤレスセンサの検知した圧力に基づいて給紙トレイに収容された用紙の残量や用紙のサイズを算出し、ユーザに報知する画像形成装置が開示されている(特許文献3を参照)。

概要

載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することを可能とする媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。媒体搬送装置100は、媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台103と、載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部116と、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの載置台に載置される媒体の重量の上限値を記憶する記憶部140と、載置台に載置された媒体のサイズを検出するサイズ検出部151と、載置台に載置された媒体の重量を検出する重量検出部152と、重量検出部により検出された重量が、サイズ検出部により検出されたサイズに対応する上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する通知部153と、を有する。

目的

実開昭60−64939号公報
特開昭59−194971号公報
特開2006−264883号公報






載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することが望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台と、前記載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部と、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの前記載置台に載置される媒体の重量の上限値を記憶する記憶部と、前記載置台に載置された媒体のサイズを検出するサイズ検出部と、前記載置台に載置された媒体の重量を検出する重量検出部と、前記重量検出部により検出された重量が、前記サイズ検出部により検出されたサイズに対応する前記上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する通知部と、を有することを特徴とする媒体搬送装置

請求項2

前記上限値は、前記サイズが大きい程、小さくなるように設定される、請求項1に記載の媒体搬送装置。

請求項3

前記載置台は、媒体が載置された前記載置台の重量に応じて前記媒体搬送装置の筐体に圧力がかかるように、媒体搬送方向の下流側の端部において前記筐体に係合され、前記筐体と前記載置台の間に設けられ、媒体が載置された前記載置台により前記筐体にかかる圧力を検出する圧力センサをさらに有し、前記重量検出部は、前記圧力センサにより検出された圧力と、前記サイズ検出部により検出された媒体のサイズとに基づいて、前記重量を検出する、請求項1または2に記載の媒体搬送装置。

請求項4

前記重量検出部は、媒体のサイズが大きい程、前記圧力に対する前記重量の割合が小さいとみなして、前記重量を検出する、請求項3に記載の媒体搬送装置。

請求項5

前記重量検出部により検出された重量を前記記憶部に記憶する記憶制御部をさらに有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の媒体搬送装置。

請求項6

媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台と、前記載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部と、記憶部と、を有する媒体搬送装置の制御方法であって、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの前記載置台に載置される媒体の重量の上限値を前記記憶部に記憶し、前記載置台に載置された媒体のサイズを検出し、前記載置台に載置された媒体の重量を検出し、前記検出された重量が、前記検出されたサイズに対応する前記上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する、ことを特徴とする制御方法。

請求項7

媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台と、前記載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部と、記憶部と、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの前記載置台に載置される媒体の重量の上限値を前記記憶部に記憶し、前記載置台に載置された媒体のサイズを検出し、前記載置台に載置された媒体の重量を検出し、前記検出された重量が、前記検出されたサイズに対応する前記上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する、ことを前記媒体搬送装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。

技術分野

0001

本発明は、媒体搬送装置制御方法及び制御プログラムに関し、特に、媒体搬送中に、搬送される媒体を追加可能な媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムに関する。

背景技術

0002

原稿等の媒体を搬送して撮像するスキャナ等の媒体搬送装置は、家庭オフィス等、様々な場所で様々な用途に用いられており、用途に応じて様々なタイプの媒体搬送装置が提供されている。例えばオフィス等では、載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加して、より多くの媒体を続けて搬送できるように、載置台に載置された媒体を下側から順に搬送する、いわゆる下取り出し方式の媒体搬送装置が用いられている。このような下取り出し方式の媒体搬送装置において、利用者により、許容範囲を超える重量の媒体が載置台に載置されると、媒体の破損又は搬送性能の低下等が発生する可能性がある。

0003

原稿台に載置された原稿を下からコンタクトガラスへ順次給紙する自動原稿給紙装置が開示されている(特許文献1を参照)。この自動原稿給紙装置は、原稿台に載置された原稿が所定枚数以上の重さのとき、原稿の積み過ぎ警告表示する。

0004

また、排出されたシートの重量を検知し、検知した重量に応じて警告表示するシートトレイが開示されている(特許文献2を参照)。

0005

また、給紙トレイ底板に圧力を検知する複数のワイヤレスセンサを設置し、ワイヤレスセンサの検知した圧力に基づいて給紙トレイに収容された用紙の残量や用紙のサイズを算出し、ユーザに報知する画像形成装置が開示されている(特許文献3を参照)。

先行技術

0006

実開昭60−64939号公報
特開昭59−194971号公報
特開2006−264883号公報

発明が解決しようとする課題

0007

載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することが望まれている。

0008

本発明の目的は、載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することを可能とする媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

本発明の一側面に係る媒体搬送装置は、媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台と、載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部と、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの載置台に載置される媒体の重量の上限値を記憶する記憶部と、載置台に載置された媒体のサイズを検出するサイズ検出部と、載置台に載置された媒体の重量を検出する重量検出部と、重量検出部により検出された重量が、サイズ検出部により検出されたサイズに対応する上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する通知部と、を有する。

0010

また、本発明の一側面に係る制御方法は、媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台と、載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部と、記憶部と、を有する媒体搬送装置の制御方法であって、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの載置台に載置される媒体の重量の上限値を記憶部に記憶し、載置台に載置された媒体のサイズを検出し、載置台に載置された媒体の重量を検出し、検出された重量が、検出されたサイズに対応する上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する。

0011

また、本発明の一側面に係る制御プログラムは、媒体搬送中に、載置される媒体を追加可能に設けられた載置台と、載置台に載置された媒体を下側から順に給送する給送部と、記憶部と、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの載置台に載置される媒体の重量の上限値を記憶部に記憶し、載置台に載置された媒体のサイズを検出し、載置台に載置された媒体の重量を検出し、検出された重量が、検出されたサイズに対応する上限値を超えている場合、利用者に警告を通知することを媒体搬送装置に実行させる。

発明の効果

0012

本発明によれば、載置台に載置される媒体を媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することが可能となる。

図面の簡単な説明

0013

媒体搬送装置100を示す斜視図である。
媒体搬送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。
サイズセンサ112について説明するための模式図である。
サイズセンサ112について説明するための模式図である。
サイズセンサ112について説明するための模式図である。
サイズセンサ112について説明するための模式図である。
圧力センサ113について説明するための表である。
媒体搬送装置100の概略構成を示すブロック図である。
記憶装置140及びCPU150の概略構成を示す図である。
上限値テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
量テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
重量監視処理の動作の例を示すフローチャートである。
媒体の検出結果と媒体の載置状態及びサイズとの関係を表す表である。
媒体読取処理の動作の例を示すフローチャートである。
他の処理回路260の概略構成を示す図である。

実施例

0014

以下、本発明の一側面に係る媒体搬送装置について図を参照しつつ説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。

0015

図1は、実施形態に係る、イメージスキャナとして構成された媒体搬送装置100を示す斜視図である。媒体搬送装置100は、原稿である媒体を搬送し、撮像する。媒体は、用紙、厚紙又はカード等である。媒体搬送装置100は、ファクシミリ複写機プリンタ複合機MFP、Multifunction Peripheral)等でもよい。なお、搬送される媒体は、原稿でなく印刷対象物等でもよく、媒体搬送装置100はプリンタ等でもよい。

0016

媒体搬送装置100は、上側筐体101、下側筐体102、載置台103、排出台105、複数の操作装置106及び表示装置107等を備える。

0017

上側筐体101は、媒体搬送装置100の上面を覆う位置に配置され、媒体つまり時、媒体搬送装置100内部の清掃時等に開閉可能なようにヒンジにより下側筐体102に係合している。

0018

載置台103は、媒体を載置可能に下側筐体102に係合している。利用者が、載置される媒体を媒体搬送中に追加できるように、載置台103の載置面は媒体搬送装置100の設置面に対して略平行に設けられ且つその載置面の上方は開放されている。このように、載置台103は、媒体搬送中に、載置される媒体を利用者に追加可能に設けられている。載置台103には、媒体の搬送方向と直交する方向に移動可能なサイドガイド104a及び104bが設けられている。以下では、サイドガイド104a及び104bを総じてサイドガイド104と称する場合がある。排出台105は、排出された媒体を保持できるように下側筐体102に係合している。

0019

操作装置106は、ボタン等の入力デバイス及び入力デバイスから信号を取得するインタフェース回路を有し、利用者による入力操作受け付け、利用者の入力操作に応じた操作信号を出力する。表示装置107は、液晶有機EL(Electro-Luminescence)等から構成されるディスプレイ及びディスプレイに画像データを出力するインタフェース回路を有し、画像データをディスプレイに表示する。

0020

図2は、媒体搬送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。

0021

媒体搬送装置100内部の搬送経路は、シュートローラ111、サイズセンサ112、圧力センサ113、ピックローラ114、媒体センサ115、給送ローラ116、リタードローラ117、第1搬送ローラ118、第1従動ローラ119、第1撮像装置120a、第2撮像装置120b、第2搬送ローラ121及び第2従動ローラ122等を有している。

0022

なお、シュートローラ111、ピックローラ114、給送ローラ116、リタードローラ117、第1搬送ローラ118、第1従動ローラ119、第2搬送ローラ121及び第2従動ローラ122のそれぞれの数は一つに限定されず、複数でもよい。その場合、複数設けられる各ローラは、それぞれ媒体搬送方向A1と直交する方向に間隔を空けて並べて配置される。

0023

上側筐体101の下面は媒体の搬送路の上側ガイド101aを形成し、下側筐体102の上面は媒体の搬送路の下側ガイド102aを形成する。また、上側筐体101の載置台103側の側面は、載置台103に載置された複数の媒体の先端が突き当てられる突当て部101bを形成する。図2において矢印A1は媒体の搬送方向を示す。以下では、上流とは媒体の搬送方向A1の上流のことをいい、下流とは媒体の搬送方向A1の下流のことをいう。

0024

載置台103は、媒体が載置された載置台103の重量に応じて下側筐体102に圧力がかかるように、媒体搬送方向A1の下流側の端部103aにおいてヒンジ103bにより下側筐体102に係合されている。

0025

シュートローラ111は、載置台103に設けられ、載置台103に載置された媒体の内、最も下側に位置する媒体と接触して、その媒体を媒体搬送方向A1に向けて送り出す。

0026

サイズセンサ112は、載置台103に設けられ、載置台103に載置された媒体のサイズを検出する。サイズセンサ112の詳細については後述する。

0027

圧力センサ113は、下側筐体102と載置台103の間に設けられ、媒体が載置された載置台103により下側筐体102にかかる圧力を検出する。圧力センサ113は、検出した圧力の大きさに応じた電気信号である圧力信号を生成して出力する。圧力信号は、検出した圧力が大きい程、信号値が小さくなるように生成される。なお、圧力信号は、検出した圧力が大きい程、信号値が大きくなるように生成されてもよい。

0028

ピックローラ114は、下側筐体102に設けられ、載置台103に載置され且つ先端が突当て部101bに突き当てられた複数の媒体の内、最も下側に位置する媒体と接触して、その媒体を媒体搬送方向A1に向けて送り出す。シュートローラ111及びピックローラ114の働きにより、媒体搬送装置100は、いわゆる下取り出し方式で媒体を搬送させる。

0029

媒体センサ115は、例えば接触センサであり、給送ローラ116及びリタードローラ117の上流側に配置され、載置台103に媒体が載置されているか否かを検出する。媒体センサ115は、載置台103に媒体が載置されている状態と載置されていない状態とで信号値が変化する媒体検出信号を生成して出力する。

0030

給送ローラ116は、給送部の一例であり、下側筐体102に設けられ、載置台103に載置された媒体を下から順に媒体搬送方向A1に向けて給送する。リタードローラ117は、上側筐体101に、給送ローラ116と対向する位置に設けられ、媒体の分離動作を行う。給送ローラ116及びリタードローラ117は、媒体を分離して給送する。

0031

第1撮像装置120aは、主走査方向に直線状に配列されたCCD(Charge Coupled Device)による撮像素子を備える縮小光学系タイプの撮像センサを有する。また、第1撮像装置120aは、搬送される媒体に向けて光を照射する光源と、撮像素子上に像を結ぶレンズと、撮像素子から出力された電気信号を増幅し、アナログデジタル(A/D)変換するA/D変換器とを有する。第1撮像装置120aは、後述するCPUからの制御に従って、搬送された媒体の裏面を撮像した入力画像を生成して出力する。

0032

同様に、第2撮像装置120bは、主走査方向に直線状に配列されたCCDによる撮像素子を備える縮小光学系タイプの撮像センサを有する。また、第2撮像装置120bは、搬送される媒体に向けて光を照射する光源と、撮像素子上に像を結ぶレンズと、撮像素子から出力された電気信号を増幅し、アナログ/デジタル(A/D)変換するA/D変換器とを有する。第2撮像装置120bは、後述するCPUからの制御に従って、搬送された媒体の表面を撮像した入力画像を生成して出力する。

0033

なお、第1撮像装置120a及び第2撮像装置120bを一方だけ配置し、媒体の片面だけを読み取るようにしてもよい。また、CCDの代わりにCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)による撮像素子を備える等倍光学系タイプのCIS(Contact Image Sensor)を利用することもできる。以下では、第1撮像装置120a及び第2撮像装置120bを総じて撮像装置120と称する場合がある。

0034

載置台103に載置された媒体は、シュートローラ111、ピックローラ114、給送ローラ116がそれぞれ図2の矢印A2、A3、A4の方向に回転することによって、上側ガイド101aと下側ガイド102aの間を媒体搬送方向A1に向かって搬送される。一方、リタードローラ117が矢印A5の方向に回転することによって、載置台103に複数の媒体が載置されている場合、載置台103に載置されている媒体のうち給送ローラ116と接触している媒体のみが分離される。

0035

媒体は、上側ガイド101aと下側ガイド102aによりガイドされながら、第1搬送ローラ118と第1従動ローラ119の間に送り込まれる。媒体は、第1搬送ローラ118が矢印A6の方向に回転することによって第1撮像装置120aと第2撮像装置120bの間に送り込まれる。撮像装置120により読み取られた媒体は、第2搬送ローラ121が矢印A7の方向に回転することによって排出台105上に排出される。

0036

図3A図3B図4A及び図4Bは、サイズセンサ112について説明するための模式図である。

0037

図3A図3B図4A及び図4Bは、載置台103を上方から見た模式図である。図3A図3B図4A及び図4Bに示すように、サイズセンサ112は、中央センサC1、第1右側センサR1、第2右側センサR2、第3右側センサR3、第1左側センサL1、第2左側センサL2及び第3左側センサL3を含む。載置台103の載置面には、各センサを格納するための凹部が形成され、各センサは、載置台103に載置された媒体と接触しないように各凹部内に配置される。

0038

各センサは、発光器及び受光器を含む。発光器は、赤外光紫外光、又は可視光等の所定波長の光を照射する。受光器は、対向する位置に媒体が存在しない場合は発光器により照射された光を受光せず、対向する位置に媒体が存在する場合は発光器により照射され且つ媒体により反射した光を受光する。各センサは、発光器により照射された光を受光器が受光した場合、対向する位置に媒体が存在すると判別して媒体を検出する。

0039

なお、各センサは、超音波発信器及び超音波受信器を含んでもよい。超音波発信器は、超音波発信する。超音波受信器は、対向する位置に媒体が存在しない場合は超音波発信器により発信された超音波を受信せず、対向する位置に媒体が存在する場合は超音波発信器により発信され且つ媒体により反射した超音波を受信する。各センサは、超音波発信器により発信された超音波を超音波受信器が受信した場合、対向する位置に媒体が存在すると判別して媒体を検出する。

0040

以下では、媒体の長手方向のサイズを縦サイズと称し、媒体の短手方向のサイズを横サイズと称する場合がある。また、図3A及び図3Bに示すように、媒体搬送方向A1と直交する幅方向A8において、媒体の中心が載置台103の中心にあうように媒体が載置された状態を中央置きと称する場合がある。一方、図4A及び図4Bに示すように、サイドガイド104a側の媒体の端部がサイドガイド104aに接するように媒体が載置された状態を右寄せと称する場合がある。逆に、サイドガイド104b側の媒体の端部がサイドガイド104bに接するように媒体が載置された状態を左寄せと称する場合がある。また、図3A及び図4Aに示すように、媒体の長手方向が媒体搬送方向A1にあうように媒体が載置された状態を縦置きと称し、図3B及び図4Bに示すように、媒体の短手方向が媒体搬送方向A1にあうように媒体が載置された状態を横置きと称する場合がある。また、媒体が載置されている向き(縦置きに載置されているか横置きに載置されているか)を媒体の載置方向と称する場合がある。

0041

図3A図3B図4A及び図4Bでは、媒体搬送装置100がサポートする、幅方向A8の媒体のサイズの上限値がA3横サイズ(A4縦サイズ)である場合について説明する。この場合、各サイドガイド104が載置台103の中央位置P1から最も離れる位置は、中央位置P1からA3横サイズの1/2の距離D4(148.5mm)だけ離れた位置である。

0042

幅方向A8において、中央センサC1は、中央位置P1から、A6横サイズの1/2の距離D1(52.5mm)の範囲内に配置される。第3右側センサR3及び第3左側センサL3は、中央位置P1から、距離D1の範囲外であり且つA5横サイズの1/2の距離D2(74mm)の範囲内に配置される。第2右側センサR2及び第2左側センサL2は、中央位置P1から、距離D2の範囲外であり且つA4横サイズの1/2の距離D3(105mm)の範囲内に配置される。第1右側センサR1及び第1左側センサL1は、中央位置P1から、距離D3の範囲外であり且つ距離4の範囲内に配置される。

0043

一方、媒体搬送方向A1において、第3右側センサR3及び第3左側センサL3は、突当て部101bが存在する突き当て位置P2から、A6横サイズの距離D5(105mm)の範囲外であり且つA6縦サイズの距離D6(148mm)の範囲内に配置される。第2右側センサR2及び第2左側センサL2は、突き当て位置P2から、距離D6の範囲外であり且つA5縦サイズの距離D7(210mm)の範囲内に配置される。第1右側センサR1及び第1左側センサL1は、突き当て位置P2から、距離D6の範囲外であり且つ距離D7の範囲内に配置される。但し、第1右側センサR1及び第1左側センサL1は、第2右側センサR2及び第2左側センサL2より下流側に配置される。中央センサC1は、中央位置P1から、距離D7の範囲外であり且つA4縦サイズの距離D8(297mm)の範囲内に配置される。

0044

サイズセンサ112は、中央センサC1、第1右側センサR1、第2右側センサR2、第3右側センサR3、第1左側センサL1、第2左側センサL2及び第3左側センサL3のそれぞれによる媒体の検出結果を示すサイズ信号を生成して出力する。

0045

図5は、圧力センサ113について説明するための表である。

0046

図5の表は、媒体のサイズ及び載置状態毎の、その媒体が載置された載置台103の重量と、圧力センサ113により検出される圧力との関係を示す。図5に示すように、一般に、媒体が載置された載置台103の重量が大きい程、圧力センサ113により検出される圧力は大きい。但し、載置台103は、媒体が載置された載置台103の重量に応じて下側筐体102に圧力がかかるように、媒体搬送方向A1の下流側の端部において下側筐体102に係合されている。そのため、載置台103において、媒体搬送方向A1の上流側に重量がかかる程、圧力センサ113により検出される圧力は大きくなる。したがって、媒体が縦置きに載置される場合と横置きに載置される場合とで重量は同一であるが、媒体が縦置きに載置される場合の圧力は、横置きにされる場合の圧力より大きくなる。図示しないが、同様に、重量が同一であり且つサイズが異なる媒体では、媒体のサイズが大きい程、特に媒体搬送方向A1における媒体のサイズが大きい程、圧力は大きくなる。

0047

図6は、媒体搬送装置100の概略構成を示すブロック図である。

0048

媒体搬送装置100は、前述した構成に加えて、駆動装置131、インタフェース装置132、記憶装置140、CPU(Central Processing Unit)150及び処理回路160等をさらに有する。

0049

駆動装置131は、1つ又は複数のモータを含む。駆動装置131は、CPU150からの制御信号によって、シュートローラ111、ピックローラ114、給送ローラ116、リタードローラ117、第1搬送ローラ118及び第2搬送ローラ121を回転させて媒体の搬送動作を行う。

0050

インタフェース装置132は、例えばUSB等のシリアルバスに準じるインタフェース回路を有し、不図示の情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ携帯情報端末等)と電気的に接続して読取画像及び各種の情報を送受信する。また、インタフェース装置132の代わりに、無線信号を送受信するアンテナと、所定の通信プロトコルに従って、無線通信回線を通じて信号の送受信を行うための無線通信インタフェース回路とを有する通信部が用いられてもよい。所定の通信プロトコルは、例えば無線LAN(Local Area Network)である。

0051

記憶装置140は、記憶部の一例である。記憶装置140は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置ハードディスク等の固定ディスク装置、又はフレキシブルディスク光ディスク等の可搬用の記憶装置等を有する。また、記憶装置140には、媒体搬送装置100の各種処理に用いられるコンピュータプログラムデータベース、テーブル等が格納される。コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶装置140にインストールされてもよい。可搬型記録媒体は、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等である。さらに、記憶装置140には、データとして、入力画像、上限値テーブル及び重量テーブル等が格納される。上限値テーブル及び重量テーブルの詳細については後述する。

0052

CPU150は、予め記憶装置140に記憶されているプログラムに基づいて動作する。なお、CPU150に代えて、DSP(digital signal processor)、LSI(large scale integration)等が用いられてよい。また、CPU150に代えて、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、FPGA(Field-Programming Gate Array)等が用いられてもよい。

0053

CPU150は、操作装置106、表示装置107、サイズセンサ112、圧力センサ113、媒体センサ115、撮像装置120、駆動装置131、インタフェース装置132及び記憶装置140等と接続され、これらの各部を制御する。CPU150は、撮像装置120の媒体読取制御等を行い、入力画像を取得する。また、CPU150は、サイズセンサ112及び圧力センサ113から受信する各信号に基づいて、媒体の重量に関する警告を利用者に通知する。

0054

処理回路160は、撮像装置120から取得した入力画像に所定の画像処理を施す。処理回路160は、画像処理が施された入力画像を記憶装置140に格納する。なお、処理回路160として、LSI、DSP、ASIC又はFPGA等が用いられてもよい。

0055

図7は、記憶装置140及びCPU150の概略構成を示す図である。

0056

図7に示すように、記憶装置140には、サイズ検出プログラム141、重量検出プログラム142、通知プログラム143、記憶制御プログラム144、制御プログラム145及び画像取得プログラム146等の各プログラムが記憶される。これらの各プログラムは、プロセッサ上で動作するソフトウェアにより実装される機能モジュールである。CPU150は、記憶装置140に記憶された各プログラムを読み取り、読み取った各プログラムに従って動作することにより、サイズ検出部151、重量検出部152、通知部153、記憶制御部154、制御部155及び画像取得部156として機能する。

0057

図8Aは、上限値テーブルのデータ構造の一例を示す図である。

0058

図8Aに示すように、上限値テーブルには、それぞれ異なる複数のサイズ毎に、各サイズの媒体を搬送するときの載置台103に載置される媒体の重量の上限値が記憶される。

0059

給送される媒体の上に載置される媒体の総重量が大きすぎると、シュートローラ111、ピックローラ114、給送ローラ116及びリタードローラ117は、媒体を良好に給送できない。したがって、各上限値は、シュートローラ111、ピックローラ114、給送ローラ116及びリタードローラ117等による媒体の給送力に応じて事前に設定される。但し、媒体のサイズが大きい程、給送される媒体と、その媒体の上に載置された媒体とが接する面積が大きくなり、その二つの媒体の間の摩擦力が大きくなる。そのため、給送される媒体の上に載置された媒体の総重量が同一である場合でも、媒体のサイズが大きい程、媒体は給送されにくくなる。したがって、媒体のサイズ毎の重量の上限値は、媒体のサイズが大きい程、小さくなるように設定される。

0060

図8Bは、重量テーブルのデータ構造の一例を示す図である。

0061

図8Bに示す例では、圧力は、予め定められた範囲毎に分類される。重量テーブルには、複数のサイズ及び載置状態毎に、各範囲に含まれる圧力に対応する媒体の重量が記憶される。重量テーブル内の各重量の値は、例えば、媒体のサイズ毎及び媒体の載置状態毎に、載置台103に載置する媒体の重量を変更しながら、圧力センサ113により検出される圧力を測定する事前の実験により定められる。

0062

上記したように、重量が同一であり且つサイズが異なる媒体では、媒体のサイズが大きい程、圧力センサ113により検出される圧力は大きくなる。したがって、重量テーブルには、媒体のサイズが大きい程、圧力センサ113により検出された圧力に対する媒体の重量の割合が小さくなるように、媒体の重量が記憶される。また、媒体が縦置きに載置される場合の圧力は、その媒体が横置きにされる場合の圧力より大きくなる。したがって、重量テーブルには、媒体が縦置きに載置される場合における圧力に対する媒体の重量の割合が、媒体が横置きに載置される場合における圧力に対する媒体の重量の割合より小さくなるように、媒体の重量が記憶される。

0063

なお、図8Bに示す例では、A4サイズについてのみ、載置方向毎に別個に重量が記憶されているが、A6又はA5等の他のサイズについても、載置方向毎に別個に重量が記憶されてもよい。

0064

図9は、重量監視処理の動作の例を示すフローチャートである。

0065

以下、図9に示したフローチャートを参照しつつ、媒体搬送装置100の重量監視処理の動作の例を説明する。なお、以下に説明する動作のフローは、予め記憶装置140に記憶されているプログラムに基づき主にCPU150により媒体搬送装置100の各要素と協働して実行される。重量監視処理は、定期的に実行される。

0066

最初に、サイズ検出部151は、サイズセンサ112からサイズ信号を受信する(ステップS101)。

0067

次に、サイズ検出部151は、載置台103に載置された媒体のサイズを検出する(ステップS102)。サイズ検出部151は、受信したサイズ信号から、中央センサC1、第1右側センサR1、第2右側センサR2、第3右側センサR3、第1左側センサL1、第2左側センサL2及び第3左側センサL3のそれぞれによる媒体の検出結果を取得する。サイズ検出部151は、各センサによる媒体の検出結果に基づいて、媒体のサイズを検出する。

0068

図10は、各センサによる媒体の検出結果と、媒体の載置状態及びサイズとの関係を表す表である。

0069

図10の表の各行はそれぞれ各センサに対応し、各列は媒体の載置状態及びサイズに対応している。図10の表において、各列に対応する載置状態及びサイズの媒体が載置台103に載置されたときに、各行に対応するセンサによってその媒体が検出される場合、対応する欄に「〇」が示され、その媒体が検出されない場合、対応する欄に「−」が示される。

0070

図3A及び図10を参照して、媒体が中央置き且つ縦置きに載置される場合について説明する。この場合、A6サイズの媒体は全てのセンサで検出されない。A5サイズの媒体は第3右側センサR3及び第3左側センサL3で検出され、他のセンサで検出されない。A4サイズの媒体は中央センサC1、第2〜第3右側センサR2〜R3及び第2〜第3左側センサL2〜L3で検出され、他のセンサで検出されない。A3サイズの媒体は全ての媒体で検出される。

0071

図3B及び図10を参照して、媒体が中央置き且つ横置きに載置される場合について説明する。この場合、A6サイズの媒体は全てのセンサで検出されない。A5サイズの媒体は第3右側センサR3及び第3左側センサL3で検出され、他のセンサで検出されない。A4サイズの媒体は第1〜第3右側センサR1〜R3及び第1〜第3左側センサL1〜L3で検出され、他のセンサで検出されない。

0072

図4A及び図10を参照して、媒体が右寄せ且つ縦置きに載置される場合について説明する。この場合、A6サイズの媒体は第3右側センサR3で検出され、他のセンサで検出されない。A5サイズの媒体は第1〜第3右側センサR1〜R3で検出され、他のセンサで検出されない。A4サイズの媒体は中央センサC1、第1〜第3右側センサR1〜R3及び第1左側センサL1で検出され、他のセンサで検出されない。A3サイズの媒体は全ての媒体で検出される。

0073

図4B及び図10を参照して、媒体が右寄せ且つ横置きに載置される場合について説明する。この場合、A6サイズの媒体は全てのセンサで検出されない。A5サイズの媒体は第3右側センサR3及び第3左側センサL3で検出され、他のセンサで検出されない。A4サイズの媒体は第1〜第3右側センサR1〜R3及び第1〜第3左側センサL1〜L3で検出され、他のセンサで検出されない。

0074

なお、媒体が左寄せで載置される場合の各センサの検出結果は、中央位置P1に対して各センサの線対象の位置に存在するセンサの、媒体が右寄せで載置される場合における検出結果と同様となる。

0075

したがって、サイズ検出部151は、以下の条件1又は条件2が満たされる場合、媒体のサイズとしてA6サイズ以下を検出する。
(条件1)全てのセンサが媒体を検出しない。
(条件2)第3右側センサR3又は第3左側センサL3の内の何れか一方のみが媒体を検出。

0076

一方、サイズ検出部151は、以下の条件3、条件4又は条件5が満たされる場合、媒体のサイズとしてA5サイズを検出する。
(条件4)第3右側センサR3及び第3左側センサL3のみが媒体を検出。
(条件5)第1〜第3右側センサR1〜R3のみが媒体を検出。
(条件6)第1〜第3左側センサL1〜L3のみが媒体を検出。

0077

一方、サイズ検出部151は、以下の条件7、条件8又は条件9が満たされる場合、媒体のサイズとして縦置きに載置されたA4サイズを検出する。
(条件7)中央センサC1、第2〜第3右側センサR2〜R3及び第2〜第3左側センサL2〜L3のみが媒体を検出。
(条件8)中央センサC1、第1〜第3右側センサR1〜R3及び第1左側センサL1のみが媒体を検出。
(条件9)中央センサC1、第1〜第3左側センサL1〜L3及び第1右側センサR1のみが媒体を検出。

0078

一方、サイズ検出部151は、以下の条件10が満たされる場合、媒体のサイズとして横置きに載置されたA4サイズを検出する。
(条件10)第1〜第3右側センサR1〜R3及び第1〜第3左側センサL1〜L3のみが媒体を検出。

0079

一方、サイズ検出部151は、以下の条件11が満たされる場合、媒体のサイズとしてA3サイズを検出する。
(条件11)全てのセンサが媒体を検出。

0080

なお、サイズ検出部151は、上記の何れの条件も満たされない場合、媒体を検出したセンサの数に基づいて、媒体のサイズを検出する。例えば、サイズ検出部151は、媒体を検出したセンサの数が3以下である場合、媒体のサイズとして、A6サイズを検出する。また、サイズ検出部151は、媒体を検出したセンサの数が4である場合、媒体のサイズとして、A5サイズを検出する。また、サイズ検出部151は、媒体を検出したセンサの数が5又は6である場合、媒体のサイズとして、縦置きに載置されたA4サイズを検出する。

0081

また、A6サイズ未満の媒体では、面積が十分に小さく、相互に接する二つの媒体の間の摩擦力が十分に小さいため、サイズ検出部151は、A6サイズ未満については詳細に判別せずに、A6サイズとして検出している。但し、サイズ検出部151は、A6サイズ未満についても詳細にサイズを判別してもよい。その場合、媒体搬送装置100には、サイズセンサ112として、A6未満のサイズを判別するためのセンサがさらに設けられる。サイズ検出部151は、各センサによる媒体の検出結果に基づいて、A6サイズ未満のサイズを判別する。

0082

また、サイズ検出部151は、A4サイズの媒体についてのみ媒体の載置方向を判別しているが、A6及びA5等の他のサイズの媒体についても媒体の載置方向を判別してもよい。その場合、媒体搬送装置100には、サイズセンサ112として、A6サイズ及び/又はA5サイズの媒体が縦置きに載置されているか横置きに載置されているかを判別するためのセンサがさらに設けられる。サイズ検出部151は、各センサによる媒体の検出結果に基づいて、A6サイズ又はA5サイズの媒体の載置方向を判別する。

0083

次に、重量検出部152は、圧力センサ113から圧力信号を受信する(ステップS103)。

0084

次に、重量検出部152は、載置台103に載置された媒体の重量を検出する(ステップS104)。重量検出部152は、圧力信号に示される圧力、即ち圧力センサ113により検出された圧力と、サイズ検出部151により検出された媒体のサイズ及び載置方向とに基づいて、媒体の重量を検出する。重量検出部152は、重量テーブルを参照し、圧力信号に示される圧力と、サイズ検出部151により検出された媒体のサイズ及び載置方向とに対応する重量を特定し、特定した重量を、載置台103に載置された媒体の重量として検出する。

0085

なお、上記したように、重量テーブルには、媒体のサイズが大きい程、圧力センサ113により検出された圧力に対する媒体の重量の割合が小さくなるように、媒体の重量が記憶される。したがって、重量検出部152は、媒体のサイズが大きい程、圧力センサ113により検出された圧力に対する媒体の重量の割合が小さいとみなして、媒体の重量を検出する。また、重量テーブルには、媒体が縦置きに載置される場合における圧力に対する媒体の重量の割合が、媒体が横置きに載置される場合における圧力に対する媒体の重量の割合より小さくなるように、媒体の重量が記憶される。したがって、重量検出部152は、媒体が縦置きに載置される場合における圧力に対する媒体の重量の割合は、媒体が横置きに載置される場合における圧力に対する媒体の重量の割合より小さいとみなして、媒体の重量を検出する。

0086

また、重量検出部152は、重量テーブルを用いて媒体の重量を検出するのでなく、媒体の重量と、媒体のサイズ、媒体の載置状態及び圧力センサ113により検出される圧力との関係を示す関係式により媒体の重量を検出してもよい。その場合、媒体搬送装置100は、媒体の重量と、媒体のサイズ、媒体の載置状態及び圧力との関係を示す関係式(近似式)を事前に設定しておく。重量検出部152は、その近似式に、媒体のサイズ、媒体の載置状態及び圧力を代入することにより、媒体の重量を算出する。

0087

次に、通知部153は、重量検出部152により検出された重量が装置上限値を超えているか否かを判定する(ステップS105)。装置上限値は、装置が許容する媒体の重量の上限値であり、上限値テーブルに記憶されたサイズ毎の上限値より大きい値に設定される。検出された重量が装置上限値を超えている場合、通知部153は、処理をステップS108へ移行する。

0088

一方、検出された重量が装置上限値以下である場合、通知部153は、サイズ検出部151により検出されたサイズの媒体を搬送するときの載置台103に載置される媒体の重量の上限値を特定する(ステップS106)。通知部153は、上限値テーブルを参照し、サイズ検出部151により検出されたサイズに対応する重量の上限値を特定する。

0089

次に、通知部153は、重量検出部152により検出された重量が、特定した上限値を超えているか否かを判定する(ステップS107)。検出された重量が、特定した上限値以下である場合、通知部153は、媒体の搬送異常が発生する可能性がないと推定し、利用者に警告を通知せずに、一連のステップを終了する。

0090

一方、検出された重量が、特定した上限値を超えている場合、通知部153は、媒体の搬送異常が発生する可能性があると推定し、利用者に警告を通知する(ステップS108)。通知部153は、載置台103に載置された媒体の重量が装置の許容範囲を超えており媒体の搬送異常が発生する可能性がある旨と、媒体のサイズ及び重量とを表示装置107に表示することにより、利用者に警告を通知する。なお、通知部153は、各情報を、インタフェース装置132を介して情報処理装置に送信して情報処理装置に表示させることにより、利用者に警告を通知してもよい。

0091

このように、通知部153は、サイズ検出部151により検出された媒体のサイズ、及び、重量検出部152により検出された媒体の重量に基づいて、媒体の搬送異常が発生するか否かを推定し、媒体の搬送異常が発生すると推定した場合、利用者に警告を通知する。

0092

次に、記憶制御部154は、重量検出部152により検出された重量を記憶装置140に記憶し(ステップS109)、一連のステップを終了する。記憶制御部154は、重量検出部152により検出された重量と、サイズ検出部151により検出されたサイズと、現在時刻とを関連付けて、履歴として記憶装置140に記憶する。なお、記憶制御部154は、検出された重量が上限値を超えているか否かに関わらず、重量及びサイズが検出されるたびに、検出された重量及びサイズを現在時刻と関連付けて記憶してもよい。

0093

媒体搬送装置100の管理者は、許容範囲を超える重量の媒体が利用者によって載置台に載置され、媒体の破損又は搬送性能の低下が発生した場合に、記憶装置140に記憶された履歴を確認することにより、その原因を特定することができる。また、媒体搬送装置100の管理者は、利用者が誤って載置台103に寄りかかったり、載置台103を押さえつけたりして媒体搬送装置100が破損した場合にも、記憶装置140に記憶された履歴を確認することにより、その原因を特定することができる。したがって、媒体搬送装置100は、管理者の利便性を向上させることができる。

0094

なお、図9のフローチャートにおいて、ステップS105及び/又はS109の処理は省略されてもよい。

0095

図11は、媒体読取処理の動作の例を示すフローチャートである。

0096

以下、図11に示したフローチャートを参照しつつ、媒体搬送装置100の媒体読取処理の動作の例を説明する。なお、以下に説明する動作のフローは、予め記憶装置140に記憶されているプログラムに基づき主にCPU150により媒体搬送装置100の各要素と協働して実行される。媒体読取処理は、定期的に実行される。

0097

最初に、制御部155は、利用者により操作装置106を用いて媒体の読み取りの指示が入力されて、媒体の読み取りを指示する操作信号を操作装置106から受信するまで待機する(ステップS201)。

0098

次に、制御部155は、媒体センサ115から受信する媒体検出信号に基づいて載置台103に媒体が載置されているか否かを判定する(ステップS202)。載置台103に媒体が載置されていない場合、制御部155は、ステップS201へ処理を戻し、操作装置106から新たに操作信号を受信するまで待機する。

0099

一方、載置台103に媒体が載置されている場合、制御部155は、駆動装置131を駆動する(ステップS203)。制御部155は、シュートローラ111、ピックローラ114、給送ローラ116、リタードローラ117、第1搬送ローラ118及び第2搬送ローラ121を回転させて、媒体を搬送させる。

0100

次に、画像取得部156は、搬送された媒体を撮像装置120に撮像させて、入力画像を取得する(ステップS204)。

0101

次に、画像取得部156は、入力画像を、インタフェース装置132を介して情報処理装置へ送信する(ステップS205)。なお、情報処理装置と接続されていない場合、画像取得部156は、入力画像を記憶装置140に記憶しておく。

0102

次に、制御部155は、媒体センサ115から受信する媒体検出信号に基づいて載置台103に媒体が残っているか否かを判定する(ステップS206)。載置台103に媒体が残っている場合、制御部155は、ステップS204へ処理を戻し、ステップS204〜S206の処理を繰り返す。

0103

一方、載置台103に媒体が残っていない場合、制御部155は、駆動装置131を停止し(ステップS207)、一連のステップを終了する。

0104

以上詳述したように、媒体搬送装置100は、媒体間摩擦を考慮して、媒体のサイズ毎に媒体の重量の上限値を設定し、媒体の重量が、媒体のサイズに対応する上限値を超えている場合、利用者に警告を通知する。したがって、載置台103に載置される媒体を媒体搬送中に追加可能な媒体搬送装置100において、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することが可能となった。

0105

これにより、媒体搬送装置100は、許容範囲を超える重量の媒体が利用者によって載置台103に載置されて、媒体の破損又は搬送性能の低下が発生することを未然に防止できる。

0106

また、媒体搬送装置100は、ソフトウェアによる処理によって、媒体の重量が、媒体のサイズ毎に設定した媒体の重量の上限値を超えているか否かを判定する。したがって、媒体搬送装置100では、媒体のサイズ毎の重量の上限値を容易に変更することが可能であり、媒体のサイズ毎の重量の上限値を利用者毎にカスタマイズすることも可能である。

0107

図12は、他の実施形態に係る媒体搬送装置の処理回路260の概略構成を示す図である。

0108

処理回路260は、媒体搬送装置100の処理回路160の代わりに使用され、CPU150の代わりに、重量監視措置及び媒体読取処理を実行する。処理回路260は、サイズ検出回路261、重量検出回路262、通知回路263、記憶制御回路264、制御回路265及び画像取得回路266等を有する。なお、これらの各部は、それぞれ独立した集積回路マイクロプロセッサファームウェア等で構成されてもよい。

0109

サイズ検出回路261は、サイズ検出部の一例である。サイズ検出回路261は、サイズセンサ112からサイズ信号を受信し、受信した信号に基づいて媒体のサイズを検出し、検出結果を重量検出回路262、通知回路263及び記憶制御回路264に出力する。

0110

重量検出回路262は、重量検出部の一例である。重量検出回路262は、圧力センサ113から圧力信号を、サイズ検出回路261から媒体のサイズの検出結果を受信し、受信した各情報に基づいて媒体の重量を検出し、検出結果を通知回路263及び記憶制御回路264に出力する。

0111

通知回路263は、通知部の一例である。通知回路263は、サイズ検出回路261から媒体のサイズの検出結果を、重量検出回路262から媒体の重量の検出結果を受信し、受信した各情報に基づいて、利用者に対する警告を表示装置107又はインタフェース装置132に出力する。

0112

記憶制御回路264は、記憶制御部の一例である。記憶制御回路264は、サイズ検出回路261から媒体のサイズの検出結果を、重量検出回路262から媒体の重量の検出結果を受信し、受信した各情報を記憶装置140に記憶する。

0113

制御回路265は、制御部の一例である。制御回路265は、操作装置106から操作信号を、媒体センサ115から媒体検出信号を受信し、受信した各信号に基づいて、駆動装置131を駆動するための駆動信号を駆動装置131に出力する。

0114

画像取得回路266は、画像取得部の一例である。画像取得回路266は、撮像装置120から入力画像を受信し、受信した入力画像を記憶装置140に記憶し、又は、インタフェース装置132に出力する。

0115

以上詳述したように、媒体搬送装置は、処理回路260によって媒体排出処理を実行する場合も、載置される媒体の重量に関する警告を利用者に適切に通知することが可能となった。

0116

以上、好適な実施形態について説明してきたが、実施形態はこれらに限定されない。例えば、重量検出部152は、圧力センサ113により検出された圧力でなく、重量センサにより検出された重量に基づいて、媒体の重量を特定してもよい。その場合、媒体搬送装置100には、圧力センサ113の代わりに、重量センサが設けられる。重量センサは、載置台103内部に設けられ、載置台103に載置された媒体の重量を検出し、検出した媒体の重量を示す重量信号を生成し出力する。重量検出部152は、重量センサから受信した重量信号に基づいて、媒体の重量を特定する。

0117

この場合も、重量検出部152は、載置台103に載置された媒体の重量を検出することができる。但し、載置台103の載置面は、媒体が良好に搬送されるように、フラットに且つ滑らかに形成される必要がある。したがって、重量センサは、載置台103に載置された媒体に接触しないように、載置台103内部に設けられる必要がある。そのため、載置台103内部に重量センサを配置するための二重底等が形成される必要があり、載置台103の構造が複雑になる。一方、圧力センサ113を利用する場合、載置台103又は下側筐体102に特別な構造が形成される必要がなく、媒体搬送装置100は、よりシンプルな構造で媒体の重量を検出することができる。

0118

100媒体搬送装置
103 載置台
113圧力センサ
116給送ローラ
140記憶装置
151サイズ検出部
152重量検出部
153通知部
154記憶制御部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社PFUの「 画像読取装置」が 公開されました。( 2021/01/07)

    【課題】様々な幅の媒体が適切に搬送されるように媒体トレイを変更する作業を容易にし、使用時の装置高さを低くする。【解決手段】画像読取装置1は、給紙口5が形成され、給紙口5に挿入される媒体を搬送し、媒体の... 詳細

  • シャープ株式会社の「 給紙装置および画像形成装置」が 公開されました。( 2021/01/07)

    【課題】センサを別途設けることなく、給紙カセットが引出状態であることを検知できるようにする。【解決手段】給紙カセット10は、収容された用紙Pが載置される可動載置部40を備える。給紙カセット装着部206... 詳細

  • シャープ株式会社の「 駆動機構、シート搬送装置及び画像形成装置」が 公開されました。( 2021/01/07)

    【課題】簡単な構成でありながら、たとえ第1回転軸及び第2回転軸が短くなっても駆動機構としての役割を果たすことができる駆動機構、シート搬送装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】駆動機構は、第1回転... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ