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技術 乗物用シート

出願人 トヨタ紡織株式会社
発明者 大津秀樹
出願日 2019年2月12日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2019-022746
公開日 2020年8月31日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-131716
状態 未査定
技術分野 車両用座席 車両用シートベルト
主要キーワード 掛止端 複数人用 被覆部位 同形同寸 平板部位 内壁形状 ワイヤ材 付属部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (10)

課題

シートパッド挿通部の内壁被覆部で覆いつつ、被覆部の裏側の端部を、極力簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことにある。

解決手段

シートパッド4Pとは別体の保持部材30と、保持部材30に対して被覆部の裏側の端部(E)を着脱可能に取付け取付け構造40とを有し、保持部材30は、取付け構造40にて被覆部の裏側の端部(E)が取付けられた状態で、シートパッド4Pの裏側の挿通部(11,12)の周縁掛止されている。

概要

背景

この種の乗物用シートには、各種の付属部材が設置されることがあり、この付属部材が、シートパッド挿通部に挿通されている。例えば特許文献1に開示のシートクッションは、本発明のシートパッドに相当するパッドと、本発明のシートカバーに相当する表皮と、本発明の挿通部に相当する引出孔と、付属部材としてのバックルとを有している。引出孔は、シート外形をなすパッドを厚み方向に貫通する孔部であり、シートパッドの着座側と裏側とに開口している。またバックルは、挿通部内に設置された立方体状の部材であり、その先端側に、シートベルトタング係止することができる。そして引出孔の内壁は、本発明の被覆部に相当する被覆布で覆われている。この被覆布は、引出孔の内壁形状に倣った筒状の面材であり、被覆布の上端縁は、パッドの上面を覆う表皮部分縫合されている。そして被覆布の下端部は、引出孔からパッドの裏面に引き出され、さらにパッド側に固定されたプレートに保持されている。このプレートは、上方視で概ね矩形をなす平板状の枠体であり、パッド内インサートワイヤに固定された状態で、パッドの裏側で引出孔の開口の周縁にあてがわれている。

概要

シートパッドの挿通部の内壁を被覆部で覆いつつ、被覆部の裏側の端部を、極力簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことにある。シートパッド4Pとは別体の保持部材30と、保持部材30に対して被覆部の裏側の端部(E)を着脱可能に取付け取付け構造40とを有し、保持部材30は、取付け構造40にて被覆部の裏側の端部(E)が取付けられた状態で、シートパッド4Pの裏側の挿通部(11,12)の周縁に掛止されている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シート外形をなすシートパッドと、前記シートパッドを厚み方向に貫通する挿通部と、前記挿通部の内壁を覆う被覆部と、前記シートパッドの着座面を覆うシートカバーとを備え、前記被覆部は、その着座側の端部が前記シートカバーに着脱不能に取付けられることで前記シートカバーの一部をなし、着座側とは反対の前記被覆部の裏側の端部は、前記シートパッドの裏側に保持されている乗物用シートにおいて、前記シートパッドとは別体の保持部材と、前記保持部材に対して前記被覆部の裏側の端部を着脱可能に取付ける取付け構造とを有し、前記保持部材は、前記取付け構造にて前記被覆部の裏側の端部が取付けられた状態で、前記シートパッドの裏側の前記挿通部の周縁掛止されている乗物用シート。

請求項2

前記取付け構造は、前記保持部材に設けられた係止突起部と、前記被覆部の裏側の端部に設けられた係止部とで構成されているとともに、前記係止突起部に対して前記係止部が着脱可能に係止されて取付けられている請求項1に記載の乗物用シート。

請求項3

前記被覆部は、第一の被覆部位と、前記挿通部内において前記第一の被覆部位の対向位置に配置される第二の被覆部位とを有し、前記保持部材には、前記挿通部を間に挟んで対向配置された一対の係止突起部が設けられているとともに、前記一対の係止突起部の一方に、前記第一の被覆部位の裏側の端部に設けられた係止部が係止され、前記一対の係止突起部の他方に、前記第二の被覆部位の裏側の端部に設けられた係止部が係止されている請求項2に記載の乗物用シート。

請求項4

平板状の前記保持部材に、その面方向に突出する前記係止突起部が設けられている請求項2又は3のいずれか一項に記載の乗物用シート。

請求項5

前記係止部は、前記係止突起部を挿通可能な長孔状又はスリット状の部位であり、前記係止突起部の先端側は、前記係止部の長尺方向の寸法よりも大寸とされ、前記係止突起部の先端とは反対の根本側は、前記係止部の長尺方向の寸法よりも小寸とされている請求項2〜4のいずれか一項に記載の乗物用シート。

請求項6

前記保持部材には、前記挿通部の少なくとも一部を裏側から覆うように配置される板状の底部位が設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載の乗物用シート。

請求項7

前記保持部材には、前記シートカバーが取外し不能に固定されている固定領域と、前記被覆部の裏側の端部が前記取付け構造を介して取付けられている領域とが分かれて設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の乗物用シート。

技術分野

0001

本発明は、シートパッドを厚み方向に貫通する挿通部と、挿通部の内壁を覆う被覆部とを備え、被覆部の裏側の端部が、シートパッドの裏側に保持されている乗物用シートに関する。

背景技術

0002

この種の乗物用シートには、各種の付属部材が設置されることがあり、この付属部材が、シートパッドの挿通部に挿通されている。例えば特許文献1に開示のシートクッションは、本発明のシートパッドに相当するパッドと、本発明のシートカバーに相当する表皮と、本発明の挿通部に相当する引出孔と、付属部材としてのバックルとを有している。引出孔は、シート外形をなすパッドを厚み方向に貫通する孔部であり、シートパッドの着座側と裏側とに開口している。またバックルは、挿通部内に設置された立方体状の部材であり、その先端側に、シートベルトタング係止することができる。そして引出孔の内壁は、本発明の被覆部に相当する被覆布で覆われている。この被覆布は、引出孔の内壁形状に倣った筒状の面材であり、被覆布の上端縁は、パッドの上面を覆う表皮部分縫合されている。そして被覆布の下端部は、引出孔からパッドの裏面に引き出され、さらにパッド側に固定されたプレートに保持されている。このプレートは、上方視で概ね矩形をなす平板状の枠体であり、パッド内インサートワイヤに固定された状態で、パッドの裏側で引出孔の開口の周縁にあてがわれている。

先行技術

0003

実開平03−100557号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで公知技術では、被覆布の下端部(被覆部の端部)をパッドの裏側に保持する際に、インサートワイヤとプレートが必須となるため、パッド側の構成が複雑化しがちであった。もっとも被覆布の下端側を帯状に形成し、パッドの裏側に配置された表皮部分に縫合することにより、パッド側の部材を省略することも考えられる。しかし被覆布の下端部を一旦縫合してしまうと表皮から容易に取外すことができなくなる。このため被覆布の仕上がり性を考慮しつつ、被覆布の下端部を表皮に縫合する作業が面倒となりがちであり、特に表皮が適当な位置にない場合には縫合作業にことのほか手間がかかってしまう。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートパッドの挿通部の内壁を被覆部で覆いつつ、被覆部の裏側の端部を、極力簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことにある。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートは、シート外形をなすシートパッドと、シートパッドを厚み方向に貫通する挿通部と、挿通部の内壁を覆う被覆部と、シートパッドの着座面を覆うシートカバーとを備える。そして被覆部は、その着座側の端部がシートカバーに着脱不能に取付けられることでシートカバーの一部をなし、着座側とは反対の被覆部の裏側の端部は、シートパッドの裏側に保持されている。この種のシート構成では、被覆部の裏側の端部を、極力簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことが望まれる。

0006

そこで本発明の乗物用シートは、シートパッドとは別体の保持部材と、保持部材に対して被覆部の裏側の端部を着脱可能に取付ける取付け構造とを有している。そして保持部材は、取付け構造にて被覆部の裏側の端部が取付けられた状態で、シートパッドの裏側の挿通部の周縁に掛止されている。本発明では、被覆部の裏側の端部を、シートパッドとは別体の保持部材を介してシートパッドの裏側に保持しているため、シートパッドの構成を極力簡略化することが可能となる。さらに被覆部の裏側の端部が、取付け構造を介して保持部材に着脱可能に取付けられるため、被覆部の優れた仕上がり性の確保に資する構成となっている。

0007

第2発明の乗物用シートは、第1発明の乗物用シートにおいて、取付け構造は、保持部材に設けられた係止突起部と、被覆部の裏側の端部に設けられた係止部とで構成されているとともに、係止突起部に対して係止部が着脱可能に係止されて取付けられている。本発明では、保持部材の係止突起部と被覆部の係止部の係止力にて、被覆部の裏側の端部をシートパッドの裏側に保持することができる。このため本発明では、保持部材と被覆部以外の構成を極力省略することが可能となり、より簡便な構成となっている。

0008

第3発明の乗物用シートは、第2発明の乗物用シートにおいて、被覆部は、第一の被覆部位と、挿通部内において第一の被覆部位の対向位置に配置される第二の被覆部位を有している。また保持部材には、挿通部を間に挟んで対向配置された一対の係止突起部が設けられている。そして一対の係止突起部の一方に、第一の被覆部位の端部に設けられた係止部が係止され、一対の係止突起部の他方に、第二の被覆部位の端部に設けられた係止部が係止されている。本発明では、被覆部の構成に応じて一対の係止突起部を保持部材に設け、これら一対の係止突起部を、挿通部を間に挟んで対向配置している。そして各係止突起部に、それぞれ対応する被覆部の裏側の端部を係止しておくことで、保持部材に被覆部をバランス良く保持することができる。

0009

第4発明の乗物用シートは、第2発明又は第3発明の乗物用シートにおいて、平板状の保持部材に、その面方向に突出する係止突起部が設けられている。本発明では、保持部材と係止突起部とが平板状に形成されるため、保持部材の構成を簡略化することができる。

0010

第5発明の乗物用シートは、第2発明〜第4発明のいずれかの乗物用シートにおいて、係止部は、係止突起部を挿通可能な長孔状又はスリット状の部位である。また係止突起部の先端側は、係止部の長尺方向の寸法よりも大寸とされ、係止突起部の先端とは反対の根本側は、係止部の長尺方向の寸法よりも小寸とされている。本発明では、係止部に係止突起部を根本側まで挿通でき、さらに係止突起部の大寸な先端側を係止部に安定的に係止しておくことができる。

0011

第6発明の乗物用シートは、第1発明〜第5発明のいずれかの乗物用シートにおいて、保持部材には、挿通部の少なくとも一部を裏側から覆うように配置される板状の底部位が設けられている。本発明では、挿通部の裏側に配置されている底部位に、挿通部内に配置された付属部材を載置等することが可能であり、シートの利便性向上に資する構成となっている。そして本発明では、付属部材を載置するための構成をシートパッド側に設ける必要がなく、シートパッドの構成を更に簡略化することが可能となる。

0012

第7発明の乗物用シートは、第1発明〜第6発明のいずれかの乗物用シートにおいて、保持部材には、シートカバーが取外し不能に固定されている固定領域と、被覆部の裏側の端部が取付け構造を介して取付けられている領域とが分かれて設けられている。本発明では、保持部材の固定領域をシートカバーに固定しておくことで、この保持部材を、シートパッドの裏側に安定的に配置しておくことができる。そして固定された状態の保持部材の別の領域に、被覆部の裏側の端部を更に安定的に保持することが可能となる。

発明の効果

0013

本発明に係る第1発明によれば、シートパッドの挿通部の内壁を被覆部で覆いつつ、被覆部の裏側の端部を、極力簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことができる。また第2発明によれば、被覆部の裏側の端部を、より簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことができる。また第3発明によれば、被覆部の裏側の端部を、シートパッドの裏側に安定的に保持しておくことができる。また第4発明によれば、被覆部の裏側の端部を、さらに簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことができる。また第5発明によれば、被覆部の裏側の端部を、シートパッドの裏側により安定的に保持しておくことができる。また第6発明によれば、シートの利便性を向上させつつ、被覆部の裏側の端部を、極力簡便な構成にてシートパッドの裏側に保持しておくことができる。そして第7発明によれば、被覆部の裏側の端部を、シートパッドの裏側に更に安定的に保持しておくことができる。

図面の簡単な説明

0014

乗物用シートの斜視図である。
シートクッションの裏面図である。
図2のIII−III線断面に相当する概略断面図である。
シートパッドの裏面図である
保持部材の裏面図である。
係止部を示す被覆部の拡大正面図である。
係止突起部を示す保持部材一部の拡大裏面図である。
実施例2のシートバックの斜視図である。
実施例2のシートバックの裏面図である。

実施例

0015

以下、本発明を実施するための形態を、図1図9を参照して説明する。各図には、便宜上、乗物用シートの前後方向と左右方向と上下方向を示す矢線を適宜図示する。また図2では、便宜上、バックルを省略し、図3では、バックルを二転破線で図示している。

0016

図1に示す乗物用シート2は、乗物室内に配設された内装品であり、シートクッション4と、複数のシートバック6と、複数のヘッドレスト8と、左右一対のシートベルト9とを備えている(図1では、便宜上、各シートバックに共通の符号6を付し、各ヘッドレストに共通の符号8を付す)。そしてシートクッション4(詳細後述)の後部には、起立状態の各シートバック6の下部が起倒可能に連結されており、各シートバック6の上部にはヘッドレスト8が配設されている。また各シートベルト9は、シートクッション4に着座した乗員を拘束可能な帯状の部材であり、乗物用シート2の右側と左側に分かれて配置されている。なお各シートベルト9の上端及び下端(図示省略)は、乗物用シート2又は乗物室内の適宜の位置に固定しておくことができる。そして各シートベルト9は上下方向に延長しており、その途中に、シートクッション4の後部側に係止可能なタング9aが取付けられている。

0017

[シートクッション]
図1に示すシートクッション4は、シート幅方向である左右方向に長尺な矩形状をなしており、右側の右側着座部4Aと、中央の中央着座部4Bと、左側の左側着座部4Cとに区分けされている。このシートクッション4は、基本構成としてクッションフレーム4Fとクッションパッド4Pとクッションカバー4Sを有し、さらに図2に示す複数の被覆部21,22と保持部材30と取付け構造40を有している(各部材等の詳細は後述)。そしてシートクッション4の後部左右には、図1図3に示すように後述の各挿通部11,12が設けられており、各挿通部11,12内には、シートベルト9のタング9aを係止可能なバックル9bがそれぞれ設置されている。これら各挿通部11,12の内壁は、シートの優れた意匠性を維持する観点から、後述する各被覆部21,22で被覆されている。そして各被覆部21,22は、後述するように着座側のクッションカバー4Sに一体化されており、着座側とは反対の各被覆部21,22の裏側の端部(E)はクッションパッド4Pの裏側に保持されている。この種の構成では、各被覆部21,22の裏側の端部(E)を、極力簡便な構成にてクッションパッド4Pの裏側に保持しておくことが望まれる。そこで本実施例では、各被覆部21,22の裏側の端部(E)を、後述する極力簡便な構成(保持部材30と取付け構造40)にてクッションパッド4Pの裏側に保持しておくこととした。以下、各構成について詳述する。

0018

[基本構成]
ここで図1図3に示すシートクッション4は、クッションフレーム4F(図示省略)上にクッションパッド4Pを配置し、このクッションパッド4Pをクッションカバー4Sで被覆することで形成されている。クッションフレーム4F(シートフレーム)は、上方視で概ねアーチ状をなす枠体であり、剛性に優れる金属や硬質樹脂で形成されている。またクッションカバー4S(シートカバー)は、シートの意匠面を構成する面材であり、天然繊維又は合成繊維からなる布帛織物編物,不織布)や皮革天然皮革合成皮革)にて形成されている。このクッションカバー4Sは、後述するクッションパッド4Pの着座面から裏面にかけての部分を被覆している。そして着座面を覆うクッションカバー4S部分には、後述する各被覆部21,22が縫合によって着脱不能に取付けられており、これら各被覆部21,22がクッションカバー4Sの一部をなしている。

0019

そして図1図4に示すクッションパッド4P(シートパッド)は、シート外形をなす上面視で略矩形の部材であり、ポリウレタンフォーム密度:10kg/m3〜60kg/m3)等の発泡樹脂で形成できる。このクッションパッド4Pは、上方視で概ね矩形をなすように形成されており、右側着座部4Aと中央着座部4Bと左側着座部4Cの外形を構成している。そしてクッションパッド4Pには後述する複数の挿通部(第一挿通部11,第二挿通部12)が設けられており、各挿通部11,12内には、図1及び図3に示すようにバックル9bがそれぞれ配置されている(各図では、便宜上、各バックルに共通の符号9bを付す)。ここで各バックル9bは、いずれも立方体状の部材であり、その上面側に、対応するシートベルト9のタング9aを係止することができる。そしてバックル9bの下側は、帯状又は板状の連結部材9cに起倒可能に連結されており、この連結部材9cの下端部は、シートクッション4又は乗物室内の床面側に固定されている。

0020

[挿通部]
図1図4に示すクッションパッド4Pでは、右側着座部4Aの後部左側に第一挿通部11が設けられており、左側着座部4Cの後部右側に第二挿通部12が設けられている。これら第一挿通部11と第二挿通部12は、図3に示すようにクッションパッド4Pを厚み方向に貫通する直方体状の貫通孔であり、クッションパッド4Pの着座側の上開口OP1と反対の裏側の下開口OP2を有している。そして第一挿通部11は、上方視において相対的に左右に長尺な矩形に形成されており、バックル9bを左右に寝かせた状態で配置可能な寸法を有している。この第一挿通部11の内部には、図3及び図4を参照して、右側の右内壁11aと左側の左内壁11bとが対向配置され、前側の前内壁11cと後側の後内壁11dとが対向配置されている。また第二挿通部12は、上方視において相対的に左右に短尺な矩形に形成されており、バックル9bを起立させた状態で配置可能な寸法を有している。この第二挿通部12の内部にも、別の右内壁12aと別の左内壁12bとが対向配置され、別の前内壁12cと別の後内壁12dとが対向配置されている。

0021

[被覆部]
そして図2及び図3を参照して、第一挿通部11の各内壁11a〜11dは第一被覆部21で被覆されており、第二挿通部12の各別の内壁12a〜12dは第二被覆部22で被覆されている。ここで第一被覆部21と第二被覆部22は概ね同一の基本構成を有しているため、専ら第一被覆部21を一例にその詳細を説明する。この第一被覆部21は、第一挿通部11の内側形状に倣った概ね四角筒状の面材であり、右側被覆部位21aと、左側被覆部位21bと、前側被覆部位21cと、後側被覆部位21dと、後述の係止部41とを有している。なお第一被覆部21の素材は特に限定しないが、適度な伸縮性を有する素材を用いることが好ましく、この種の素材として、クッションカバー4Sで例示の素材を使用することができる。

0022

そして図2及び図3に示す右側被覆部位21aは、第一挿通部11の右内壁11aを覆う部分である。この右側被覆部位21aは、上下に直線的に延びる帯状に形成されて、クッションパッド4Pの裏側に引き出し可能な長さ寸法を有している。また左側被覆部位21bは、第一挿通部11の左内壁11bを覆う部分であり、その下端部Eをなす部分として底側被覆部位21eを有している。この底側被覆部位21eは、後述する底部位34を覆う部分であり、左側被覆部位21bの上側部分に縫合されて一体化されている。本実施例では、右側被覆部位21aと左側被覆部位21bが、本発明の第一の被覆部位と第二の被覆部位に相当し、これらが第一挿通部11内で互いに対向位置に配置されることとなる。そして左右の各被覆部位21a,21bの着座側の端部である上端部側は、クッションパッド4Pの着座面を覆うクッションカバー4S部分に縫合糸Yで縫合して着脱不能に取付けられている。また各被覆部位21a,21bの裏側の端部である下端部E側は、クッションカバー4Sに縫合されておらず自由状態となっている。

0023

また図2に示す前側被覆部位21cは、第一挿通部11の前内壁11cを覆う部分であり、後側被覆部位21dは、前側被覆部位21cに対向配置されて第一挿通部11の後内壁11dを覆う部分である。これら前後の各被覆部位21c,21dの上端部も、着座面を覆うシートカバー部分に縫合して着脱不能に取付けられ、各被覆部位21c,21dの下端部E側は、シートカバーに縫合されておらず自由状態となっている。なお前側被覆部位21cと後側被覆部位21dの左側は、後述する底部位34に縫合されるため相対的に上下に短尺となっており、これらの右側は相対的に長尺とされている。そして図2に示す第二被覆部22も、第二挿通部12の各別の内壁12a〜12dを被覆する概ね四角筒状の面材であり、別の右側被覆部位22aと、別の左側被覆部位22bと、別の前側被覆部位22cと、別の後側被覆部位22dと、後述の係止部41とを有している。

0024

[保持部材]
図2図5に示す保持部材30は、各被覆部21,22の裏側の端部(E)が保持される板材であり、左右一対の開口部(第一開口部31,第二開口部32)と、後述する底部位34及び複数の係止突起部42とを有している。この保持部材30は、クッションパッド4Pとは別体であって、左右方向に長尺な平板状に形成され、上方視において概ね矩形状をなしている。そして保持部材30の外形寸法は、図4に示す各挿通部11,12(各下開口OP2)よりも寸大とされており、各下開口OP2の周縁に掛止可能な寸法を有している。例えば図4及び図5を参照して、本実施例の保持部材30の左右の寸法は、第一挿通部11と第二挿通部12を網羅可能な寸法に設定されており、保持部材30の右縁30aは第一挿通部11の右方に張り出し、保持部材30の左縁30bは第二挿通部12の左方に張り出している。また保持部材30の前後の寸法は、各挿通部11,12の前後の寸法よりも大きくなるように設定されており、保持部材30の前縁30cは各挿通部11,12の前方に張り出し、保持部材30の後縁30dは各挿通部11,12の後方に張り出している。なお保持部材30の素材は、適度な剛性を有する素材であれば特に限定しないが、典型的にはソリッド樹脂や金属で形成される。

0025

また図5に示す第一開口部31と第二開口部32は、保持部材30を厚み方向に貫通する孔部であり、図3に示すように、それぞれ対応するバックル9bや連結部材9cを挿通可能な開口寸法を有している。例えば第二開口部32は、第二挿通部12の直下に配置されるように保持部材30の左端側に設けられており、第二開口部32の開口寸法は、第二挿通部12の下開口OP2と概ね一致している。また第一開口部31は、第一挿通部11の直下に配置されるように保持部材30の右端側に設けられている。この第一開口部31の開口寸法は、第一挿通部11の下開口OP2に比して左右の寸法が小さくなっており、保持部材30をクッションパッド4Pの裏側に配置した状態では第一挿通部11の右方に配置される。そして本実施例では、図2及び図3を参照して、保持部材30に底部位34が設けられており、この底部位34が第一挿通部11の左方に配置されている。すなわち第一挿通部11の左方には、第一開口部31の左方に位置する保持部材30部分が配置され、この保持部材30部分が底部位34となっている。そして底部位34によって、第一挿通部11の左側を裏側から覆うことが可能となっており、この底部位34の左右の寸法は、寝かせた状態のバックル9bを載置可能な寸法に設定されている。

0026

[取付け構造、係止部]
図2及び図3に示す取付け構造40は、保持部材30に対して各被覆部21,22の裏側の端部(E)を着脱可能に取付ける構造である。この取付け構造40は、各被覆部21,22に設けられた複数の係止部41と、保持部材30に設けられた後述の複数の係止突起部42とで構成されている(各図では、便宜上、各係止部に共通の符号41を付し、各係止突起部に共通の符号42を付す)。ここで第一被覆部21と第二被覆部22は概ね同一構成の係止部41を有しているため、以下に、第一被覆部21を一例に係止部41の詳細を説明する。この第一被覆部21では、図2に示す各被覆部位21a〜21d(21e)の裏側の端部である下端部Eに、各々、延長方向が異なる以外は概ね同一構成の係止部41が設けられている。例えば図6に示す右側被覆部位21aの下端部Eには、スリット(切目)状の右側の係止部41が設けられており、この右側の係止部41は、長さ寸法L1で前後方向(長尺方向)に延びている。また同様に図2に示す左側被覆部位21bの下端部Eには、右側の係止部41と左右対称となるように左側の係止部41が設けられている。また前側被覆部位21cの下端部Eには、左右方向(長尺方向)に延びる前側の係止部41が設けられ、後側被覆部位21dの下端部Eには、前側の係止部41と前後対称となるように後側の係止部41が設けられている。そして図2に示す第二被覆部22においても、第一被覆部21と同様に各被覆部位21a〜21d(21e)の下端部Eにスリット状の係止部41が設けられている。

0027

[係止突起部]
また図5に示す保持部材30には、第一開口部31の周囲に複数の係止突起部42が設けられ、第二開口部32の周囲にも複数の係止突起部42が設けられている。そして第一開口部31と第二開口部32には左右対称となるように複数の係止突起部42が配置されているため、第一開口部31の周囲の各係止突起部42を一例にその詳細を説明する。この第一開口部31では、その左辺側と右辺側と前辺側と後辺側に係止突起部42がそれぞれ設けられている。これら各係止突起部42は、突出方向が異なる以外は概ね同形同寸平板部位であって保持部材30の面方向にそれぞれ突出している。例えば図2及び図7を参照して、第一開口部31の右辺側には、右方に突出する右側の係止突起部42が設けられており、第一被覆部21の右側被覆部位21aの係止部41を係止することができる。この右側の係止突起部42は、図5及び図7に示すように保持部材30の右縁30aに設けられているとともに、上方視において逆台形状をなしている。そして図6及び図7を参照して、右側の係止突起部42の先端側(右端側)の左右方向(長尺方向)の寸法L2は係止部41の長さ寸法L1よりも長くなっている。また右側の係止突起部42の根本側(左端側)の左右方向の寸法L3は係止部41の長さ寸法L1未満となっている。また図2及び図5に示す第一開口部31の左辺側には、左方に突出する左側の係止突起部42が設けられており、左側被覆部位21bの係止部41を係止することができる。この左側の係止突起部42は、概ね矩形の貫通孔H内に設けられているとともに、右側の係止突起部42と左右対称となるように逆台形状をなしている。そして本実施例では、右側の係止突起部42が、本発明の一対の係止突起部の一方に相当し、左側の係止突起部42が、本発明の一対の係止突起部の他方に相当する。

0028

また図2及び図5に示す第一開口部31の前辺側には、前方に突出する前側の係止突起部42が設けられており、前側被覆部位21cの係止部41を係止することができる。また第一開口部31の後辺側には、後方に突出する後側の係止突起部42が設けられており、後側被覆部位21dの係止部41を係止することができる。これら前側の係止突起部42と後側の係止突起部42とは、保持部材30の前縁30cと後縁30dに分かれて設けられているとともに、それぞれ前後対称となるように逆台形状をなしている。そして第二開口部32の左辺側と右辺側と前辺側と後辺側にも、第二開口部32と左右対称となるように概ね同一構成の係止突起部42がそれぞれ設けられており、各係止突起部42には、第二被覆部22の対応する係止部41を係止することができる。なお第二開口部32の周囲では、別の左側の係止突起部42と別の前側の係止突起部42と別の後側の係止突起部42が保持部材30の対応する縁に形成され、別の右側の係止突起部42が概ね矩形の貫通孔H内に設けられている。

0029

[被覆部の配置手法]
図1図3を参照して、第一挿通部11内に第一被覆部21を配置するとともに、第二挿通部12内に第二被覆部22を配置する。ここで第一被覆部21と第二被覆部22の配置手法は概ね同一であるため、第一被覆部21を一例にその配置手法を説明する。この第一被覆部21は、クッションカバー4Sの一部をなすように、各被覆部位21a〜21dの上端縁がクッションカバー4Sに予め縫合されて着脱不能に取付けられている。このためクッションカバー4Sでクッションパッド4Pの着座面を被覆する際に、第一被覆部21を第一挿通部11内に配置していくことができる。そして図2及び図3に示すように右側被覆部位21aにて第一挿通部11の右内壁11aを覆い、左側被覆部位21bにて第一挿通部11の左内壁11bを覆う。また前側被覆部位21cにて第一挿通部11の前内壁11cを覆い、後側被覆部位21dにて第一挿通部11の後内壁11dを覆う。こうして各被覆部位21a〜21dによって各内壁11a〜11dを被覆し、さらに各被覆部位21a〜21d(21e)の下端部Eを、後述するようにクッションパッド4Pの裏側に引き出しておく。また第二被覆部22においても、別の各被覆部位22a〜22dによって第二挿通部12の各別の内壁12a〜12dを被覆する。そして別の各被覆部位22a〜22dの下端部Eを、後述するようにクッションパッド4Pの裏側に引き出しておく。

0030

[被覆部の端部の保持]
そして図2及び図3に示す各被覆部21,22の裏側の端部(E)を、クッションパッド4Pの裏側に保持しておくのであるが、この種の構成は極力簡便であることが望まれる。そこで本実施例の乗物用シート2は、クッションパッド4Pとは別体の保持部材30と、保持部材30に対して各被覆部21,22の裏側の端部(E)を着脱可能に取付ける取付け構造40とを有している。そして保持部材30は、取付け構造40にて各被覆部21,22の裏側の端部(E)が取付けられた状態で、クッションパッド4Pの裏側の各挿通部11,12の周縁に掛止されている。すなわち本実施例では、後述するようにクッションパッド4Pの裏側に保持部材30を配置し、この保持部材30に、取付け構造40を介して各被覆部21,22の裏側の端部(E)を着脱可能に取付けて保持させている。

0031

[保持部材の配置手法(固定領域の形成)]
まず保持部材30は、図2図4を参照して、クッションパッド4Pの裏側に配置されて、第一挿通部11と第二挿通部12を網羅するように位置決めされる。この状態の保持部材30では、第二開口部32が第二挿通部12の直下に配置され、第一開口部31が第一挿通部11の右下に配置され、さらに底部位34が、第一挿通部11の左下を裏側から覆うように配置される。そして本実施例では、第一被覆部21の下側を底部位34に縫合して固定することにより、保持部材30に固定領域A1を形成することができる。すなわち図3を参照して、底部位34の左縁に、左側被覆部位21b及び底側被覆部位21eを縫合し、さらに底側被覆部位21eにて底部位34の上面を覆っておく。また底部位34の前縁には、図2に示す前側被覆部位21cの左下縁側を底側被覆部位21e(前縁)とともに縫合し、底部位34の後縁には、後側被覆部位21dの左下縁側を底側被覆部位21e(後縁)とともに縫合する。こうして保持部材30には、対応する各被覆部位21a〜21eと底部位34とが取外し不能に縫合して固定された固定領域A1が設けられるとともに、この固定領域A1をなす縫合線SEWが概ね横U字をなすように形成される。こうして保持部材30を、固定領域A1にて対応する被覆部位(クッションカバー4Sの一部)に固定しておくことで、クッションパッド4Pの裏側の適所に位置決めしておくことが可能となる。

0032

つぎに図2に示す保持部材30に、取付け構造40を介して各被覆部21,22の端部(E)を係止して保持しておく。ここで本実施例の保持部材30には、上述の固定領域A1と、被覆部の端部を保持する領域(右側の領域A2,左側の領域A3)とが分かれて設けられている。右側の領域A2は、保持部材30の第一開口部31周囲の各係止突起部42が配置されている領域である。そして右側の領域A2の各係止突起部42に、後述するように第一被覆部21の各被覆部位の下端部Eを保持することができる。また左側の領域A3は、保持部材30の第二開口部32周囲の各係止突起部42が配置されている領域である。そして左側の領域A3の各係止突起部42に第二被覆部22の各被覆部位の下端部Eを保持することができる。

0033

本実施例では、取付け構造40による第一被覆部21と第二被覆部22の係止(保持)手法は概ね同一であるため、第一被覆部21の右側被覆部位21aを一例にその係止手法を説明する。右側被覆部位21aの係止に際しては、図2及び図3に示すように右側被覆部位21aを適度に張った状態としつつ、その下端部Eを、第一開口部31を通じてシートパッド4Pの裏側に引き出しておく。そして右側被覆部位21aの下端部E側に設けられている係止部41に、第一開口部31の右側の係止突起部42を挿入していく。このときスリット状の係止部41を、右側被覆部位21aの伸縮によって広げながら右側の係止突起部42をその根元まで挿通しておく。そして右側の係止突起部42の寸大な先端側が係止部41の左右の縁に係止されることにより、右側被覆部位21aの下端部Eを保持部材30に着脱可能な状態で係止しておくことができる。すなわち右側被覆部位21aの下端部Eは、右側の係止突起部42と係止部41の係止力にて保持部材30に保持されているだけであり、保持部材30に縫合されて一体化しているわけではない。このため右側の係止突起部42を係止部41から抜き外すことで、右側被覆部位21aの下端部Eを保持部材30から容易に取外すことができる。そして右側被覆部位21aに皺が生じるなどして仕上がり性が悪い場合には、右側被覆部位21aの下端部Eを一旦取り外したのち右側の係止突起部42に付け直すことができ、優れた仕上がり性の確保に資する構成となっている。また上述の係止作業は、特別な工具を用いなくとも(工具レスで)行うことができるため、作業性の向上を図ることが可能である。

0034

また図2及び図3に示す左側被覆部位21bでは、その底側被覆部位21eの下端部Eを、第一開口部31を通じてシートパッド4Pの裏側に引き出しておく。そして底側被覆部位21eの下端部E側に設けられている係止部41に第一開口部31の左側の係止突起部42を挿入して係止しておく。こうすることで左側被覆部位21b(底側被覆部位21e)の下端部Eを、左側の係止突起部42と係止部41の係止力にて保持部材30に保持しておくことができる。こうして本実施例では、右側被覆部位21aと左側被覆部位21b(21e)の各下端部Eを、右左の一対の係止突起部42に係止しておくことで、両被覆部位21a,21b(21e)を左右にバランスよく保持部材30の右側の領域A2に保持できる。また同様に前側被覆部位21c(右側)の下端部Eを、前側の係止突起部42にて保持部材30に保持し、後側被覆部位21d(右側)の下端部Eを、後側の係止突起部42にて保持部材30に保持しておく。このように前側被覆部位21cと後側被覆部位21dの各下端部Eを、前後一対の係止突起部42に係止しておくことで、両被覆部位21c,21dを前後にバランスよく保持部材30の右側の領域A2に保持できる。そして本実施例では、各被覆部位21a〜21eが適度に張った状態で保持部材30に保持されるため、これら各被覆部位21a〜21eを仕上がり性良く第一挿通部11に配置しておくことができる。そして保持部材30の右側は、前後左右の各被覆部位21a,21dからかかるテンション引張力)で、第一挿通部11の下開口OP2の周縁に押し当てられた状態で安定的に掛止されることとなる。

0035

また同様の手法によって、図2及び図3に示す第二被覆部22の下端部E側を保持部材30の左側の領域A3に着脱可能に係止しておく。そして各別の被覆部位22a〜22dが適度に張った状態で保持部材30に保持されるため、これら各別の被覆部位22a〜22dを仕上がり性良く第二挿通部12に配置しておくことができる。また保持部材30の左側は、前後左右の各別の被覆部位22a〜22dからかかるテンション(引張力)で、第二挿通部12の下開口OP2の周縁に押し当てられた状態で安定的に掛止されることとなる。こうして本実施例では、各被覆部21,22の裏側の端部(E)を、クッションパッド4Pとは別体の保持部材30を介してクッションパッド4Pの裏側に保持している。このため乗物用シート2においては、クッションパッド4Pの構成を極力簡略化することが可能となり、クッションパッド4Pの生産性向上や製造コストの低減に資する構成となっている。

0036

[乗物用シートの外観及び付属部材の設置]
図1図3に示す乗物用シート2では、シートクッション4の第一挿通部11内と第二挿通部12内にバックル9bがそれぞれ設置されている。そして本実施例では、各挿通部11,12の各内壁が、仕上がり性良く配置された各被覆部21,22で被覆されているため、シートクッション4の優れた意匠性の確保に資する構成となっている。また図1及び図3を参照して、第一挿通部11の左側には、保持部材30の底部位34が配置されており、この底部位34に、寝かせた状態のバックル9bを載置しておくことができる。このように保持部材30に底部位34を形成したことにより、クッションパッド4Pにバックル9bを載置すべき部分を設ける必要がなく、クッションパッド4Pの構成の簡略化に資する構成となっている。なおクッションパッド4Pに、底部位34に相当する箇所を設けることもできるが、当該箇所においては、クッションパッド4Pが薄くなって剛性が低下しがちである。そこで本実施例では、剛性に優れる保持部材30に底部位34を形成し、この底部位34によってバックル9bを安定的に支持でき、ロバスト性堅牢性に)優れる構成となっている。

0037

以上説明した通り本実施例では、各被覆部21,22の裏側の端部(E)を、クッションパッド4Pとは別体の保持部材30を介してクッションパッド4Pの裏側に保持しているため、クッションパッド4Pの構成を極力簡略化することが可能となる。さらに各被覆部21,22の裏側の端部(E)が、取付け構造40を介して保持部材30に着脱可能に取付けられるため、各被覆部21,22の優れた仕上がり性の確保に資する構成となっている。また本実施例では、保持部材30の係止突起部42と各被覆部21,22の係止部41の係止力にて、各被覆部21,22の裏側の端部(E)をクッションパッド4Pの裏側に保持することができる。このため本実施例では、保持部材30と各被覆部21,22以外の構成を極力省略することが可能となり、より簡便な構成となっている。また本実施例では、各被覆部21(22)の構成に応じて一対の係止突起部42を保持部材30に設け、これら一対の係止突起部42を、各挿通部11(12)を間に挟んで対向配置している。そして各係止突起部42に、それぞれ対応する各被覆部21,22の裏側の端部(E)を係止しておくことで、保持部材30に対して各被覆部21,22をバランス良く保持することができる。また本実施例では、保持部材30と係止突起部42とが平板状に形成されるため、保持部材30の構成を簡略化することができる。また本実施例では、係止部41に係止突起部42を根本側まで挿通でき、さらに係止突起部42の大寸な先端側を係止部41に安定的に係止しておくことができる。また本実施例では、第一挿通部11の裏側に配置されている底部位34に、第一挿通部11内に配置されたバックル9b(付属部材)を載置等することが可能であり、シートの利便性向上に資する構成となっている。そして本実施例では、付属部材を載置するための構成をクッションパッド4P側に設ける必要がなく、クッションパッド4Pの構成を更に簡略化することが可能となる。そして本実施例では、保持部材30の固定領域A1を第一被覆部21(シートカバーの一部)に固定しておくことで、この保持部材30を、クッションパッド4Pの裏側に安定的に配置しておくことができる。そして固定された状態の保持部材30の別の領域(A2,A3)に、各被覆部21,22の裏側の端部(E)を更に安定的に保持することが可能となる。このため本実施例によれば、クッションパッド4Pの各挿通部11(12)の内壁を各被覆部21(22)で覆いつつ、各被覆部21,22の裏側の端部(E)を、極力簡便な構成にてクッションパッド4Pの裏側に保持しておくことができる。

0038

[実施例2]
図8及び図9に示す実施例2の乗物用シート2Aでは、実施例1の乗物用シートとほぼ同一の基本構成を備える構成については、対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。実施例2の乗物用シート2Aは、右側のシートバック6Aが、複数の挿通部(第三挿通部13,第四挿通部14)と、複数の被覆部(第三被覆部23,第四被覆部24)と、保持部材30Aと、取付け構造40Aを有している点が実施例1と異なっている。そして右側のシートバック6Aの各挿通部13,14には、チャイルドシート50の裏面下部に設けられた左右一対のイソフィックスバー52(付属部材の他例)を挿通することが可能である。

0039

図8に示す右側のシートバック6Aは、基本構成としてバックフレーム6F(シートフレーム)と、バックパッド6P(シートパッド)と、バックカバー6S(シートカバー)を有している。これら基本構成6F,6P,6Sの基本的な構造は、実施例1のシートクッションの対応する部材と概ね同一である。そしてバックパッド6Pは、正面視で上下に長尺な概ね矩形の部材であり、中央に設けられている平坦天板メイン部6aaと、天板メイン部6aaの左右両側で前方に突出する天板サイド部6abを有している。

0040

そしてバックパッド6Pは、図8及び図9を参照して、複数の挿通部(第三挿通部13,第四挿通部14)と、複数のインサートワイヤW1を有している。第三挿通部13と第四挿通部14は、いずれもバックパッド6Pを厚み方向に貫通する正面視で矩形の貫通孔であり、バックパッド6Pの下部を切欠くことで形成されている。そして第三挿通部13は、天板メイン部6aaの右側下部に設けられており、第四挿通部14は、天板メイン部6aaの左側下部に設けられている。そして第三挿通部13の内部には、図9に示すように、右側の右内壁13aと、左側の左内壁13bと、上側の上内壁13cが設けられている。また第四挿通部14の内部にも、右側の別の右内壁14aと、左側の別の左内壁14bと、上側の別の上内壁14cが設けられている。またバックパッド6Pの裏面側には、複数のインサートワイヤW1が埋設状に一体化されており、各インサートワイヤW1には、後述するバックカバー6Sの掛止端部6Sa〜6Scをホグリング止めしておくことができる。そして本実施例では、第三挿通部13の右上側と、第四挿通部14の左上側と、両挿通部13,14の間の上側とにそれぞれインサートワイヤW1が配設されており、各インサートワイヤW1は、各挿通部13,14よりも上方で左右に延びている。

0041

また図8及び図9に示すバックカバー6Sは、シートバック6Aを包み込むように被覆する袋状の部材であり、その下部裏側には三対の掛止端部6Sa〜6Scが設けられている。各掛止端部6Sa〜6Scは、上下方向に延びる帯状に形成された部位であり、左右方向に適宜の間隔をあけて配置されている。そして右側の掛止端部6Saは第三挿通部13の右側に配置され、中央の掛止端部6Sbは両挿通部13,14の間に配置され、左側の掛止端部6Scは第四挿通部14の左側に配置される。そして各掛止端部6Sa〜6Scの先端にはワイヤ材W2が配設されており、このワイヤ材W2を、輪状のホグリングHGを介して、対応するインサートワイヤW1にホグリング止めすることができる。なお図9では、各掛止端部6Sa〜6Sc(及び保持部材30A)を露出して図示しているが、これらは、バックカバー6Sの下部側に取付けられた下帯部材などの面材で被覆しておくことができる。

0042

[被覆部]
そして図9を参照して、第三挿通部13の各内壁13a〜13cは第三被覆部23で被覆されており、第四挿通部14の各別の内壁14a〜14cは第四被覆部24で被覆されている。ここで第三被覆部23と第四被覆部24は概ね同一の基本構成を有しているため、第三被覆部23を一例にその詳細を説明する。この第三被覆部23は、右上側被覆部位23aと、左上側被覆部位23bと、上側被覆部位23cと、後述の複数の係止部41Aとを有している。右上側被覆部位23aは、第三挿通部13の右内壁13aを覆う部分であり、左上側被覆部位23bは、左内壁13bを覆う部分であり、上側被覆部位23cは、上内壁13cを覆う部分である。これら各被覆部位23a〜23cは、前後に直線的に延びる帯状に形成されて、バックパッド6Pの裏側に引き出し可能な長さ寸法を有している。そして本実施例では、右上側被覆部位23aと左上側被覆部位23bが、本発明の第一の被覆部位と第二の被覆部位に相当する。また第四被覆部24も、別の右上側被覆部位24aと、別の左上側被覆部位24bと、別の上側被覆部位24cと、後述の複数の係止部41Aとを有している。

0043

[保持部材]
図9に示す保持部材30Aは、左右一対の切欠き部(第一切欠き部35,第二切欠き部36)と、後述の複数の係止突起部42Aとを有している。この保持部材30Aは、左右方向に長尺な平板状に形成されており、正面視において概ね矩形状をなしている。また保持部材30Aの外形寸法は、各挿通部13,14よりも寸大とされており、これらの裏側の開口周縁に掛止可能な寸法を有している。そして保持部材30Aの右縁31aは第三挿通部13の右方に張り出し、保持部材30Aの左縁31bは第四挿通部14の左方に張り出している。また保持部材30Aの下縁31cを各挿通部13,14の下縁に位置合わせした場合、保持部材30Aの上縁31dは各挿通部13,14の上方に張り出している。また第一切欠き部35と第二切欠き部36は、保持部材30Aを厚み方向に貫通し且つ下方が解放された孔部であり、それぞれイソフィックスバーを挿通可能な開口寸法を有している。そして第一切欠き部35は、第三挿通部13の後方に配置されるように保持部材30Aの右側に設けられており、第二切欠き部36は、第四挿通部14の後方に配置されるように保持部材30Aの左側に設けられている。

0044

[取付け構造]
図9に示す取付け構造40Aは、各被覆部23,24の裏側の端部に設けられた複数の係止部41Aと、保持部材30Aに設けられた複数の係止突起部42Aとで構成されている。本実施例の係止部41Aは、実施例1の係止部と概ね同一の基本構成を有している。そして各右上側被覆部位23a(24a)と各左上側被覆部位23b(24b)の後端部Eには、それぞれ上下方向に延びる係止部41Aが設けられている。また各上側被覆部位23c(24c)の後端部Eには、左右方向に延びる係止部41Aが設けられている。また本実施例の係止突起部42Aも、実施例1の係止突起部と概ね同一の基本構成を有している。そして保持部材30Aでは、第一切欠き部35の右辺側と左辺側と上辺側にそれぞれ係止突起部42Aが設けられ、第二切欠き部36の右辺側と左辺側と上辺側にもそれぞれ係止突起部42Aが設けられている。

0045

[シートカバーの被覆作業(被覆部の配置)]
図9に示すバックカバー6Sの被覆に際しては、このバックカバー6Sをバックパッド6Pに被せたのち、各掛止端部6Sa〜6Scを、バックパッド6Pの下側から裏側に向けて折り返す。そして各掛止端部6Sa〜6Sc先端のワイヤ材W2を、バックパッド6Pの対応するインサートワイヤW1にホグリング止めしておく。この状態においては、右側の掛止端部6Saが第三挿通部13の右側に配置され、中央の掛止端部6Sbが両挿通部13、14の間に配置され、左側の掛止端部6Scが第四挿通部14の左側に配置される。そして各被覆部23,24は、バックカバー6Sの一部をなすようにバックカバー6Sに予め縫合されて着脱不能に取付けられている。このためバックカバー6Sでバックパッド6Pの着座面を被覆する際に、各被覆部23(24)を対応する挿通部13(14)内に配置していくこととなる。例えば第三被覆部23では、各被覆部位23a〜23cによって第三挿通部13の各内壁13a〜13cを被覆する。そして各被覆部位23a〜23cの後端部Eを、バックパッド6Pの裏側に引き出しておく。また第四被覆部24においても、各別の被覆部位24a〜24cによって第四挿通部14の各別の内壁14a〜14cを被覆する。そして各別の被覆部位24a〜24cの後端部Eを、バックパッド6Pの裏側に引き出しておく。

0046

[保持部材の配置手法(固定領域の形成)]
つぎに保持部材30Aを、バックパッド6Pの裏側に配置しつつ、第三挿通部13と第四挿通部14を網羅するように位置決めする。この状態の保持部材30Aでは、第一切欠き部35が第三挿通部13の後方に配置され、第二切欠き部36が第四挿通部14の後方に配置される。さらに本実施例では、保持部材30Aの右縁と左縁と中央上側とが、対応する掛止端部6Sa〜6Scに重なった状態で配置される。そこで保持部材30Aの右縁と左縁と中央上側をバックカバー6Sの対応する掛止端部6Sa〜6Scに縫合して固定することにより、保持部材30Aに固定領域A11(SEW1〜SEW3)を形成することができる。すなわち保持部材30Aの右縁側を、上下に延びる第一縫合線SEW1で右側の掛止端部6Saに縫合し、保持部材30Aの左縁側を、上下に延びる第二縫合線SEW2で左側の掛止端部6Scに縫合する。さらに保持部材30Aの中央上側を、左右に延びる第三縫合線SEW3で中央の掛止端部6Sbに縫合する。こうして保持部材30Aには、その適所と各と掛止端部6Sa〜6Scとが取外し不能に縫合して固定された固定領域A11が設けられることとなる。こうして保持部材30Aを、固定領域A11にて対応する掛止端部6Sa〜6Sc(バックカバー6Sの一部)に固定しておくことで、バックパッド6Pの裏側の適所に位置決めしておくことが可能となる。

0047

[被覆部の端部の保持]
そして図9に示す保持部材30Aに、取付け構造40Aを介して各被覆部23,24の端部(E)を係止して保持しておく。なお保持部材30Aにおいても、上述の固定領域A11と、被覆部の端部(E)を保持する領域(各切欠き部の周囲)とが分かれて設けられている。そして取付け構造40Aによる第三被覆部23と第四被覆部24の係止(保持)手法は概ね同一であるため、第三被覆部23の右上側被覆部位23aを一例にその係止手法を説明する。右上側被覆部位23aの係止に際しては、この右上側被覆部位23aを適度に張った状態としつつ、その後端部Eを、第一切欠き部35を通じて裏側に引き出しておく。そして右上側被覆部位23aの後端部E側に設けられている係止部41Aに、第一切欠き部35の右側の係止突起部42Aを挿入していく。そして右側の係止突起部42Aの寸大な先端側が係止部41Aの左右の縁に係止されることにより、右上側被覆部位23aの後端部Eを保持部材30Aに着脱可能な状態で係止して保持しておくことができる。そして同様の手法によって、残りの被覆部位23b,23cの後端部Eを、対応する係止突起部42Aと係止部41Aの係止力にて保持部材30Aに保持しておく。こうして本実施例においても、各被覆部位23a〜23cが適度に張った状態で保持部材30Aに保持されるため、これら各被覆部位23a〜23cを仕上がり性良く第三挿通部13に配置しておくことができる。そして保持部材30Aの右側は、各被覆部位23a〜23cからかかるテンションで、第三挿通部13の裏側の開口周縁に押し当てられた状態で安定的に掛止されることとなる。

0048

また同様の手法によって、図9に示す第四被覆部24の後端部E側を保持部材30Aに着脱可能に係止しておく。そして各別の被覆部位24a〜24cが適度に張った状態で保持部材30Aに保持されるため、これら各別の被覆部位24a〜24cを仕上がり性良く第四被覆部24に配置しておくことができる。そして保持部材30Aの左側は、各別の被覆部位24a〜24cからかかるテンションで、第四被覆部24の裏側の開口周縁に押し当てられた状態で安定的に掛止されることとなる。こうして本実施例においても、バックパッド6Pの各挿通部13(14)の内壁を各被覆部23(24)で覆いつつ、各被覆部23,24の裏側の端部(E)を、極力簡便な構成にてバックパッド6Pの裏側に保持しておくことができる。

0049

[乗物用シートの外観及び付属部材の設置]
図8に示す乗物用シート2Aでは、右側のシートバック6Aの第三挿通部13と第四挿通部14の内壁が、仕上がり性良く配置された各被覆部23,24で被覆されているため、右側のシートバック6Aの優れた意匠性の確保に資する構成となっている。そして乗物用シート2Aにチャイルドシート50を設置する際には、このチャイルドシート50の左右のイソフィックスバー52を、第三挿通部13と第四挿通部14にそれぞれ挿通しておくことができる。

0050

本実施形態の乗物用シート2等は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。本実施形態では、挿通部11等の構成(形状,寸法,形成位置,形成数など)を例示したが、挿通部の構成を限定する趣旨ではない。例えば挿通部は、矩形などの角筒状のほか、円筒状や楕円筒状などの各種の形状を取り得え、またシートパッドの適宜の位置に複数又は単数形成することができる。

0051

また本実施形態では、保持部材30等の構成を例示したが、保持部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば保持部材は、単数又は複数の挿通部を網羅する寸法に設定することができる。また保持部材の周縁一部にその面方向に突出する突出板部を形成し、この突出板部を、挿通部の裏側の開口周縁に係止しておくこともできる。また保持部材は、全体が平板状に形成されている場合のほか、その少なくとも一部が断面視で湾曲又は屈曲していてもよい。また保持部材の底部位は、付属部材の構成に応じて挿通部の一部または概ね全部を裏側から覆うことができる。例えば挿通部内に付属部材が収納された状態で設置されている場合、被覆部の端部を引き出す隙を残して、この挿通部の概ね全部を底部位で覆うことが可能である。なお保持部材は、固定領域を有していてもよく、有していなくともよい。そして固定領域がない場合には、保持部材が、被覆部位の引張力を利用して挿通部の周縁に掛止されることとなる。

0052

また本実施形態では、取付け構造40等の構成を例示したが、取付け構造の構成を限定する趣旨ではない。例えば係止部は、スリット状のほか、長孔状に形成することができる。また係止突起部は、保持部材の厚み方向(例えば図3の上下方向)に突出していてもよく、この場合には被覆部の端部に設けた孔部に係止突起部を挿入することが可能である。また取付け構造として、被覆部の端部に取付けられた板状の樹脂部材と、保持部材の孔部又はスリット部とを用い、樹脂部材に設けた係止突起部を、孔部又はスリット部に挿通して着脱可能に係止しておくことも可能である。また取付け構造として、被覆部の端部と保持部材とを着脱可能に取り付けておく別部材を採用することができ、この種の別部材として、被覆部の端部と保持部材を重ねて把持する部材や、被覆部の端部と保持部材の双方を貫通するクリップ等の部材を例示できる。

0053

また本実施形態では、シートクッション4とシートバック6Aを一例に説明したが、本実施例の構成は、アームレストやヘッドレストなどの各種シート構成部材に適用できる。また実施例1と実施例2の構成は適宜組み合わせて用いることが可能である。そしてシートパットとシートカバーの構成は、適用されるべきシート構成部材に応じて適宜変更可能である。また乗物用シートの構成も適宜変更可能であり、複数人用や一人用の乗物用シートに本発明の構成を適用できる。そして本実施形態の構成は、車両や航空機電車船舶などの乗物用シート全般に適用できる。

0054

2 実施例1の乗物用シート
4シートクッション
4A 右側着座部
4B 中央着座部
4C 左側着座部
6シートバック
8ヘッドレスト
9シートベルト
9aタング
9bバックル
9c連結部材
4Fクッションフレーム
4Pクッションパッド(本発明のシートパッド)
4Sクッションカバー(本発明のシートカバー)
11 第一挿通部
11a 右内壁
11b 左内壁
11c 前内壁
11d 後内壁
OP1上開口
OP2 下開口
12 第二挿通部
12a 別の右内壁
12b 別の左内壁
12c 別の前内壁
12d 別の後内壁
21 第一被覆部
21a 右側被覆部位
21d 後側被覆部位
21b 左側被覆部位
21c 前側被覆部位
21e 底側被覆部位
22 第二被覆部
22a 別の右側被覆部位
22b 別の左側被覆部位
22c 別の前側被覆部位
22d 別の後側被覆部位
E 各被覆部位の下端部(本発明の被覆部の裏側の端部)
Y縫合糸
30保持部材
30a右縁
30b 左縁
30c前縁
30d後縁
31 第一開口部
32 第二開口部
34 底部位
A1固定領域
SEW縫合線
H貫通孔
A2 右側の領域(被覆部の裏側の端部が取付け構造を介して取付けられている領域)
A3 左側の領域(被覆部の裏側の端部が取付け構造を介して取付けられている領域)
40 取付け構造
41係止部
42係止突起部
2A 実施例2の乗物用シート
6A 右側のシートバック
6Fバックフレーム
6Pバックパッド(本発明のシートパッド)
6Sバックカバー(本発明のシートカバー)
6aa天板メイン部
6ab 天板サイド部
6Sa〜6Sc掛止端部
13 第三挿通部
13a 右内壁
13b 左内壁
13c 上内壁
14 第四挿通部
14a 別の右内壁
14b 別の左内壁
14c 別の上内壁
23 第三被覆部
23a 右上側被覆部位
23b 左上側被覆部位
23c 上側被覆部位
24 第四被覆部
24a 別の右上側被覆部位
24b 別の左上側被覆部位
24c 別の上側被覆部位
30A 実施例2の保持部材
31a 右縁
31b 左縁
31c下縁
31d上縁
35 第一切欠き部
36 第二切欠き部
40A 実施例2の取付け構造
41A 係止部
42A 係止突起部
A11 固定領域
50チャイルドシート
52イソフィックスバー
HGホグリング
SEW1 第一縫合線
SEW2 第二縫合線
SEW3 第三縫合線
W1インサートワイヤ
W2 ワイヤ材

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