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技術 端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路

出願人 シャープ株式会社鴻穎創新有限公司
発明者 坪井秀和堀貴子山田昇平
出願日 2019年2月7日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-020709
公開日 2020年8月27日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-129719
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 洗濯機器 キッチン機器 C状態 生活機器 復帰手順 メジャメント APレイヤ 論理経路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月27日)のものです。
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図面 (9)

課題

プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。

解決手段

基地局装置と通信する端末装置が、User Equipment(UE)能力照会メッセージを受信する受信部と、UE能力照会メッセージに基づきUE能力情報を基地局装置に通知する送信部とを備え、UE能力情報はService Data Adaptation Protocol(SDAPレイヤに関するUE能力の情報を含み、SDAPレイヤに関するUE能力の情報は、上りリンクのためのSDAPヘッダサポートするか否かを示す情報、および/またはデフォルトデ−タ無線ベアラをサポートするか否かを示す情報を含む。

概要

背景

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

概要

プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。基地局装置と通信する端末装置が、User Equipment(UE)能力照会メッセージを受信する受信部と、UE能力照会メッセージに基づきUE能力情報を基地局装置に通知する送信部とを備え、UE能力情報はService Data Adaptation Protocol(SDAPレイヤに関するUE能力の情報を含み、SDAPレイヤに関するUE能力の情報は、上りリンクのためのSDAPヘッダサポートするか否かを示す情報、および/またはデフォルトデ−タ無線ベアラをサポートするか否かを示す情報を含む。

目的

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、端末装置のセル選択および/または再選択を効率的に行うことができる端末装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

端末装置であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する送信部と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する受信部と、前記第1の情報を保持する制御部とを備え、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する端末装置。

請求項2

端末装置に適用される方法であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信するステップと、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信するステップと、前記第1の情報を保持するステップとを含み、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する方法。

請求項3

端末装置に実装される集積回路であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する機能と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する機能と、前記第1の情報を保持する機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する集積回路。

技術分野

0001

本発明は、端末装置基地局装置、方法、および、集積回路に関する。

背景技術

0002

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。

0003

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

先行技術

0004

3GPP RP−170855,”Work Item on New Radio (NR) Access Technology”
3GPP TS 23.501 v15.3.0,“System Architecture for the 5G System; Stage 2”
3GPP TS 36.300, v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E−UTRAN);Overall description; Stage 2”
3GPP TS 36.331 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
3GPP TS 36.323 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
3GPP TS 36.322 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification”
3GPP TS 36.321 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification”
3GPP TS 37.340v 15.3.0,“EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and NR; Multi−Connectivity; Stage 2”
3GPP TS 38.300v 15.3.0,“NR;NR and NG−RAN Overall description; Stage 2”
3GPP TS 38.331 v15.3.0,“NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
3GPP TS 38.323 v15.3.0,“NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
3GPP TS 38.322 v15.3.0,“NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification”
3GPP TS 38.321 v15.3.0,“NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification”
3GPP TS 23.401 v15.0.0,“General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN) access”
3GPP TS 23.502 v15.3.0,“Procedure for 5G System; Stage 2”
3GPP TS 37.324 v15.1.0,“NR;Service Data Adaptation Protocol (SDAP) specification”
3GPP RP−161266、 “5G Architecture Options−Full Set”
3GPP R2−1816900,”Clarification on RRC state transition”

発明が解決しようとする課題

0005

NRの技術の一つとして、インアクティブ状態(RRC_INACTIVE、RRC_INACTIVE状態とも称する)が導入された。インアクティブ状態とは、コアネットワークとの接続を維持したまま、RANに設定された特定のエリア(RAN nortification area:RNA)をRANへの通知なしで移動できる状態である。端末装置は、このインアクティブ状態と、待ち受け状態であるアイドル状態(RRC_IDLE、RRC_IDLE状態とも称する)と、接続状態(RRC_CONNECTED、RRC_CONNECTED状態とも称する)とを、定められた条件に基づいて遷移する。また、この状態遷移において、定められた条件に基づいて端末装置は様々なパラメータを保持したり破棄したりする(非特許文献18)。

0006

しかしながら、状態遷移において、前記パラメータの管理が正しく行われない(望ましい結果が得られない)場合があり、端末装置がセルの選択および/または再選択を効率的に行うことができないという課題があった。

0007

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、端末装置のセル選択および/または再選択を効率的に行うことができる端末装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

0008

(1)上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、端末装置であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する送信部と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する受信部と、前記第1の情報を保持する制御部とを備え、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0009

(2)本発明の第2の態様は、端末装置に適用される方法であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信するステップと、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信するステップと、前記第1の情報を保持するステップとを含み、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0010

(3)本発明の第3の態様は、端末装置に実装される集積回路であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する機能と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する機能と、前記第1の情報を保持する機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0011

なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。

発明の効果

0012

本発明の一態様によれば、端末装置は、最適なパラメータ設定に基づき、効率的にセル選択および/または再選択を行うことができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の実施の形態に係る通信システムの概略図。
本発明の実施の形態における、E−UTRAにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
本発明の実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
本発明の実施の形態におけるRRC接続復帰要求(RRCConnectionResumeRequest)メッセージの送信処理フローの一例を示す図。
本発明の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図。
本発明の実施の形態における基地局装置の構成を示すブロック図。
本発明の実施の形態におけるRRC接続解放メッセージを受信したときの端末装置の動作のフローの一例を示す図。
本発明の実施の形態における端末装置がRRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEを離れる際の動作(第1の動作)のフローの一例を示す図。

実施例

0014

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。

0015

LTE(およびLTE−A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい。またNRは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。LTEは、NRに含まれる技術として定義されてもよい。また、NRとMulti RAT Dual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。また、コアネットワークが5GCであるLTEは、コアネットワークがEPCである従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。また本実施形態でのE−UTRAという用語は、LTEという用語に置き換えられても良いし、LTEという用語はE−UTRAという用語に置き換えられても良い。

0016

図1は本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図である。

0017

E−UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E−UTRAN Node B)102は、E−UTRA100の基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網であり、E−UTRA100用のコア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。

0018

NR106は非特許文献9等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NR106の基地局装置である。5GC110は、非特許文献2等に記載のコア網であり、NR106用のコア網として設計されているが、5GC110に接続する機能をもつE−UTRA100用のコア網として使われても良い。以下E−UTRA100とは5GC110に接続する機能をもつE−UTRA100を含んでも良い。

0019

インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース124等はCPのみ、又はUPのみ、又はCP及びUP両方を通すインタフェースであっても良い。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース124等は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もあっても良い。

0020

UE122はNR106に対応、又はE−UTRA100及びNR106両方対応した端末装置である。非特許文献3、及び/又は(and/or)非特許文献9に記載の通り、UE122が、E−UTRA100、及び/又はNR106を介してコア網と接続する際、UE122と、E−UTRA100、及び/又はNR106との間に、無線ベアラ(RB:Radio Bearer)と呼ばれる論理経路確立される。CPに用いられる無線ベアラは、シグナリング無線ベアラ(SRB:Signaling Radio Bearer)と呼ばれ、UPに用いられる無線ベアラは、データ無線ベアラ(DRB Data Radio Bearer)と呼ばれる。各RBは、RB識別子(RB Identity,又はRB ID)が割り当てられ、一意に識別される。SRB用RB識別子は、SRB識別子(SRB Identity,又はSRB ID)と呼ばれ、DRB用RB識別子は、DRB識別子(DRB Identity,又はDRB ID)と呼ばれる。

0021

非特許文献3に記載の通り、UE122の接続先コア網がEPC104である場合、UE122と、E−UTRA100、及び/又はNR106との間に確立された各DRBは更に、EPC104内を経由する各EPS(Evolved Packet System)ベアラと一意にづけられる。各EPSベアラは、EPSベアラ識別子(Identity,又はID)が割り当てられ、一意に識別される。また同一のEPSベアラを通るデータは同一のQoSが保証される。

0022

非特許文献9に記載の通り、UE122の接続先コア網が5GC110である場合、UE122と、E−UTRA100、及び/又はNR106との間に確立された一つ又は複数のDRBは更に、5GC110内に確立されるPDU(Packet Data Unit)セッションの一つに紐づけられる。各PDUセッションには、一つ又は複数のQoSフローが存在する。各DRBは、紐づけられているPDUセッション内に存在する、一つ又は複数のQoSフローと対応付け(map)されても良いし、どのQoSフローと対応づけられなくても良い。各PDUセッションは、PDUセッション識別子(Identity,又はID)で識別される。また各QoSフローは、QoSフロー識別子で識別される。また同一のQoSフローを通るデータは同一のQoSが保証される。

0023

EPC104には、PDUセッション、及び/又はQoSフローは存在せず、5GC110にはEPSベアラは存在しない。言い換えると、UE122がEPC104と接続している際、UE122はEPSベアラの情報を持ち、UE122が5GC110と接続している際、UE122はPDUセッション、及び/又はQoSフローの情報を持つ。

0024

図2は本発明の各実施の形態における、E−UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。

0025

図2(A)はE−UTRA100においてUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。

0026

PHY(Physical layer)200は、無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層(上位レイヤ)に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium
Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ−タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われる。

0027

MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。

0028

RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層(下位レイヤ)が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC200は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ−タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。

0029

PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するためのパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコルレイヤ)である。PDCP206は、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。

0030

なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMACPDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMACSDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。

0031

図2(B)はE−UTRA100において、UE122がeNB102、および認証やモビリティマネージメントなどの機能を提供する論理ノードであるMME(Mobility Management Entity)と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。

0032

CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208、およびNAS(non Access Strarum)210が存在する。RRC208は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)及びセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバ及び測定(Measurement:メジャメント)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC204とMAC202で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献4)。また、MMEとUE122との間の信号を運ぶNASレイヤに対して、UE122とeNB102との間の信号を運ぶPHY200、MAC202、RLC204、PDCP206、RRC208の一部のレイヤあるいはすべてのレイヤをAS(Access Strarum)レイヤと称してよい。

0033

前述のMAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208の機能分類
一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。

0034

なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、PDCPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。言い換えれば、PDCPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。

0035

図3は本発明の各実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。

0036

図3(A)はNR106においてUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。

0037

PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ−タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われてもよい。

0038

MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。

0039

RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC304は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持っても良い。すなわち、RLC304は、デ−タの再送制御等の機能を持っても良い(非特許文献12)。

0040

PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコル層)である。PDCP306、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)

0041

SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、5GC110から基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクのQoSフローとDRBとの対応付け(マッピング:mapping)、及び端末装置から基地局装置を介して5GC110に送られるアップリンクのQoSフローと、DRBとのマッピングを行い、マッピングルール情報を格納する機能を持もつ、サービスデータ適応プロトコル層(サービスデータ適応プロトコルレイヤ)である(非特許文献16)。

0042

図3(B)はNR106において、UE122がgNB108、および認証やモビリティマネージメントなどの機能を提供する論理ノードであるAMF(Access and Mobility Management function)と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。

0043

CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308、およびNAS(non Access Strarum)312が存在する。RRC308は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)及びセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバ及び測定(Measurement:メジャメント)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC304とMAC302で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献10)。また、AMFとUE122との間の信号を運ぶNASレイヤに対して、UE122とgNB108との間の信号を運ぶPHY200、MAC202、RLC204、PDCP206、RRC208の一部のレイヤあるいはすべてのレイヤをAS(Access Strarum)レイヤと称してよい。

0044

前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、及びRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層(各レイヤ)の機能の一部あるいは全部が他の層(レイヤ)に含まれてもよい。

0045

なお、端末装置、及び/又は(and/or)基地局装置に設定される各層の事を、エンティティと呼んでも良い。即ち、端末装置、及び/又は基地局装置に設定される、MAC層RLC層PDCP層、SDAP層、及びRRC層の事を、MACエンティティRLCエンティティPDCPエンティティ、SDAPエンティティ、及びRRCエンティティと、それぞれ呼んでも良い。

0046

なお、本発明の各実施の形態では、以下E−UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208を、それぞれE−UTRA用MAC又はLTE用MAC、E−UTRA用RLC又はLTE用RLC、E−UTRA用PDCP又はLTE用PDCP、及びE−UTRA用RRC又はLTE用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、及びNR用RR
Cと呼ぶ事もある。又は、E−UTRA PDCP又はLTE PDCP、NR PDCPなどとスペースを用いて記述する場合もある。

0047

また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられても良い。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでも良い。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であっても良い。また、E−UTRA100において、UE122がeNB102と通信する場合であってもPDCPとしてNR PDCPが使われても良い。

0048

次にLTEにおけるUE122の状態遷移について説明する。UE122は、RRC接続が設立されている(RRC connection has been established)とき、RRC_CONNECTED状態であってよい。また、UE122は、RRC接続が休止しているとき、(もしUE122が5GCに接続しているなら)RRC_INACTIVE状態であってよい。もし、それらのケースでないなら、UE122は、RRC_IDLE状態であってよい。

0049

なお、EPCに接続するUE122は、RRC_INACTIVE状態を持たないが、E−UTRANによってRRC接続の休止が開始されてもよい。この場合、RRC接続が休止されるとき、UE122はUEのASコンテキストと復帰に用いる識別子(resumeIdentity)を保持してRRC_IDLE状態に遷移する。UE122がUEのASコンテキストを保持しており、かつE−UTRANによってRRC接続の復帰が許可(Permit)されており、かつUE122がRRC_IDLE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移する必要があるとき、休止されたRRC接続の復帰が上位レイヤ(例えばNASレイヤ)によって開始されてよい。

0050

すなわち、EPCに接続するUE122と、5GCに接続するUE122とで、休止の定義が異なってよい。また、UE122がEPCに接続している場合(RRC_IDLE状態で休止している場合)と5GCに接続している場合(RRC_INACTIVE状態で休止している場合)とで、休止から復帰する手順のすべてあるいは一部が異なってよい。

0051

UE122が保持するUEのASコンテキストは、現在のRRC設定、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC(RObust Header Compression)状態を含むPDCP状態、接続元(Source)のPCellで使われていたC−RNTI、セル識別子(cellIdentity)、接続元のPCellの物理セル識別子、のすべてあるいは一部を含む情報であってよい。なお、eNB102および/またはgNB108の保持するUEのASコンテキストは、UE122が保持するUEのASコンテキストと同じ情報を含んでもよいし、UE122が保持するUEのASコンテキストに含まれる情報とは異なる情報が含まれてもよい。

0052

セキュリティコンテキストとは、ASレベルにおける暗号鍵、NH(Next Hop
parameter)、次ホップアクセス鍵導出に用いられるNCC(Next Hop Chaining Counter parameter)、選択されたASレベルの暗号化アルゴリズムの識別子、リプレイ保護のために用いられるカウンター、のすべてあるいは一部を含む情報であってよい。

0053

(実施の形態)
図1から図8を用いて、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する各手順において、説明する処理以外の処理が実施の手順に含まれてもよく、また、説明する一部の処理が実施の手順に含まれなくてもよい。

0054

本発明の実施の形態における無線リソース制御(RRC)接続復帰手順の一例を図4を用いて説明する。

0055

この手順はRRC_INACTIVEからRRC_CONNECTEDへUE122を移すために用いられてよい。この手順は、RRCの上位レイヤからRRC接続の復帰の要求があったときや、RRCが(例えばセルの再選択によりRNAが変更になったことをネットワークに通知するため(RNAアップデート)、またはRRC_INACTIVEのUE122がRANのページングを受信したために、)RRC接続の復帰を要求したときに開始されてよい。

0056

UE122は、RNAアップデートの処理をトリガするために用いられるタイマーT380を停止し、以下に説明するRRC接続復帰要求(RRCConnectionResumeRequest)メッセージの送信処理を開始する。

0057

まず、UE122は、RRC接続復帰要求メッセージに含めるコンテンツとして以下のようにセットする(ステップS401)。

0058

もし、報知されるシステム情報に、完全なResumeIDを用いることを示す情報が含まれるなら、休止(Suspend)のときに提供され、保持(Store)している完全なI−RNTI(fullI−RNTI)の値をfullI−RNTIにセットする。そうでなければ、休止(Suspend)のときに提供され、保持(Store)している短いI−RNTI(shortI−RNTI)の値をshortI−RNTIにセットする。ここで、完全なI−RNTIは、RRC_INACTIVEのUE122の休止されたUEコンテキストを識別するために用いられる識別子であり、例えば40ビットの情報であってよい。また、短いI−RNTIも、RRC_INACTIVEのUE122の休止されたUEコンテキストを識別するために用いられる識別子であるが、完全なI−RNTIよりも少ないビット数が用いられる。例えば短いI−RNTIは24ビットの情報であってよい。ここでのUEコンテキストはネットワークで保持されるUE122に関する情報であり、UE122のセキュリティに関する能力の情報や、無線に関する能力の情報を含んでよい。

0059

上位レイヤあるいはASレイヤ(例えばRRC)から受け取った情報に従ってresumeCauseをセットする。ここでresumeCauseは、RRC接続復帰要求メッセージに含める復帰の理由を示す情報である。例えば、resumeCauseには、緊急呼であることを示すemergencyや、RNAのアップデートのための復帰であることを示すrna−Updateなどが含まれる。

0060

MAC−I(Message Authentication Code − Integrity)の下位16ビットをshortResumeMAC−Iにセットする。ここで、shortResumeMAC−Iは、eNB102、および/またはgNB108でUE122の認証を容易にするための認証トークンとして用いられる情報である。

0061

次に、PHYおよびMACの設定を除き、保持しているUEのASコンテキストからRRC設定とセキュリティコンテキストをリストアする(ステップS402)。

0062

整合性保護(Integrity protection)のために用いられる鍵を更新し、SRB0以外のすべてのSRBに対して整合性保護を復帰するように下位レイヤを設定する(ステップS403)。

0063

SRB0以外のすべての無線ベアラに対して暗号化を復帰するように下位レイヤを設定する(ステップS404)。

0064

SRB1に対してデフォルトの設定を適用する(ステップS405)。

0065

デフォルトのNR PDCP設定を適用する(ステップS406)。

0066

SRB1を復帰する(ステップS407)。

0067

UE122は、RRC接続復帰要求メッセージを送信のために下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS408)。

0068

上記RRC接続復帰要求メッセージの返信として、RRC接続復帰メッセージ、RRC接続セットアップメッセージ、RRC接続却下メッセージ、RRC接続解放メッセージなどがeNB102またはgNB108からUE122に送られてよい。

0069

例えば、eNB102またはgNB108は、UE122を接続状態に復帰させるために、RRC接続復帰メッセージをUE122に送信してもよい。また、eNB102またはgNB108は、UE122に接続状態の復帰ではなく確立させるために、RRC接続セットアップメッセージをUE122に送信してもよい。また、eNB102またはgNB108は、UE122をインアクティブ状態に戻すために、RRC接続却下メッセージをUE122に送信してもよい。また、eNB102またはgNB108は、UE122をアイドル状態に移すために、RRC接続解放メッセージをUE122に送信してもよい。

0070

以下に、RRC接続解放メッセージを受信したときのUE122の動作を図7を用いて説明する。

0071

UE122は、RRC接続解放メッセージを受信してから既定の時間(例えば60ms)か、下位レイヤからこのRRC接続解放メッセージに対する是応答を正常に完了したことが通知されたか何れか早い方まで、以下の動作を遅延させてもよい(ステップS701)。

0072

もし、RRC接続解放メッセージがGERANへのリダイレクションを示すredirectedCarrierInfoを含むか、freqPriorityListGERANを含むidleModeMobilityControlInfoを含むなら、以下に示す処理1Aを行い、そうでないなら、処理1Aを行わずステップS704に遷移する(ステップS702)。ここで、redirectedCarrierInfoは、例えば、(FDDでは下りリンクの)キャリア周波数と対象となるRATの種類(例えばEUTRA、GERAN、UTRA−FDD、UTRA−TDD、NRリリース15、など)を示す情報であってよい。freqPriorityListGERANは、例えば、GERANにおける各周波数セル再選択優先度の情報を示す情報であってよい。idleModeMobilityControlInfoは、例えば、UE122に対して個別にセル再選択優先度の情報を提供するものであってよく、UE122のセル再選択に用いられてよい。

0073

処理1A:もしASセキュリティがアクティベートされておらず、かつ、もし上位レイヤがASセキュリティなしのGERANへのリダイレクトを許可しないことを示しているかUE122が5GCに接続しているなら、RRC接続解放メッセージのコンテンツを無視して、解放理由を「その他」に設定して、後に示すRRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEを離れる際の動作(第1の動作)を実行してこの手順を終了する(ステップS703)。

0074

もしASセキュリティがアクティベートされていないなら、以下に示す処理1Bを行い、そうでないなら、処理1Bを行わずステップS706に遷移する(ステップS704)。

0075

処理1B:もしNRへのリダイレクトを指示されているなら、redirectedCarrierInfoのコンテンツを無視する。もしidleModeMobilityControlInfoにfreqPriorityListNRが含まれるなら、idleModeMobilityControlInfoのコンテンツを無視する。もしUE122がredirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoのコンテンツを無視するなら、解放理由を「その他」に設定して、後に示す第1の動作を実行してこの手順を終了する(ステップS705)。ここで、freqPriorityListNRは、例えば、NRにおける各周波数のセル再選択優先度の情報を示す情報であってよい。

0076

もし、RRC接続解放メッセージがEUTRAへのリダイレクションを示すredirectedCarrierInfoを含み、UE122が5GCに接続しているなら、以下に示す処理1Cを行い、そうでないなら、処理1Cを行わずステップS708に遷移する(ステップS706)。

0077

処理1C:もしRRC接続解放メッセージにcn−Typeが含まれるなら、この受信したcn−Typeを上位レイヤに提供する(ステップS707)。

0078

もしRRC接続解放メッセージにidleModeMobilityControlInfoが含まれるなら、以下に示す処理1Dを行い、そうでないなら、処理1Eを行う(ステップS708)。

0079

処理1D:RRC接続解放メッセージに含まれるidleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を保持する。もしRRC接続解放メッセージにt320が含まれるなら、このt320の値に従ってセットされるタイマーの値でタイマーT320をスタートする(ステップS709)。ここで、タイマーT320とは、UE122に個別に通知されたセル再選択優先度情報を適用する期間を管理するために用いられるタイマーであってよく、t320を受けとったときに開始してよい。また、タイマーT320はその他の条件で開始してもよい。タイマーT320は、RRC_CONNECTEDに入った時に停止してよい。また、タイマーT320はその他の条件で停止してもよい。タイマーT320が満了したとき、すなわちタイマーT320が開始して既定の時間(例えばt320)経過したとき、UE122に個別に通知されたセル再選択優先度情報を破棄(Discard)してよい。

0080

処理1E:システム情報で報知されるセル再選択優先度情報を適用する(ステップS710)。

0081

もしRRC接続解放メッセージに含まれる解放理由がloadBalancingTAURequiredを示すなら(ステップS711)、解放理由を「load Bala
ncing TAU Required」に設定して、後に示す第1の動作を実行する(ステップS712)。ここで、loadBalancingTAURequiredは、例えば、TAUの負荷分散が必要であることを示す情報であってよい。

0082

そうでなければ、もしRRC接続解放メッセージに含まれる解放理由がcs−FallbackHighPriorityを示すなら(ステップS713)、解放理由を「cs−Fallback High Priority」に設定して、後に示す第1の動作を実行する(ステップS714)。ここで、cs−FallbackHighPriorityは、例えば、高優先度回線交換フォールバックCircuit Switched FallBack)であることを示す情報であってよい。

0083

そうでなければ、以下に示す処理1Fを行う(ステップS715)。

0084

処理1F:もしextendedWaitTimeが存在しており、かつ、もしUE122が遅延許容アクセスサポートしているかUE122がNB−IoTUEであるなら、extendedWaitTimeを上位レイヤに転送する(ステップS716)。もしRRC接続解放メッセージに含まれる解放理由がrrc−Suspendを示すなら以下に示す処理1Gを行い、そうでないなら、処理1Hを行う(ステップS717)。ここで、例えば、rrc−SuspendはRRC接続を休止することを示す情報であってよい。

0085

処理1G:もしrrc−InactiveConfigが含まれるなら、RRC_INACTIVEに入る処理を行い、そうでないなら、解放理由を「RRC suspension」に設定して、後に示す第1の動作を実行する(ステップS718)。ここで、rrc−InactiveConfigは、例えば、RRC_INACTIVEに入るUE122が適用する設定であってよい。

0086

処理1H:解放理由を「その他」に設定して、後に示す第1の動作を実行する(ステップS719)。

0087

以下に、本発明の実施の形態における、UE122がRRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEを離れる際のUE122の動作(第1の動作)の一例を図8を用いて説明する。

0088

UE122は、以下の処理を行う。

0089

MACをリセットする(ステップS801)。

0090

もしUE122が条件Aを満たすなら(ステップS802)、(A)もしタイマーT320が走っているなら停止し、(B)もしidleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を保持しているなら破棄する(ステップS803)。

0091

前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、RRC_INACTIVEを離れること(Leaving RRC_INACTIVE)がRRC接続解放によってトリガされたものでない場合であることが含まれてもよい。

0092

前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、RRC_INACTIVEを離れること(Leaving RRC_INACTIVE)がRRC接続解放メッセージによってトリガされたものでない場合であることが含まれてもよい。

0093

前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、RRC_INACTIVEを離れること(Leaving RRC_INACTIVE)が、RRC接続復帰要求メッセージに対する返信として受信したRRC接続解放メッセージによってトリガされたものでない場合であることが含まれてもよい。

0094

また、前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、(1)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放によってトリガされたものでない、または、(2)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放メッセージによってトリガされたものであり、且つRRC接続解放メッセージに含まれるidleModeMobilityControlInfoを無視した場合であることが含まれてもよい。

0095

また、前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、(1)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放によってトリガされたものでない、または、(2)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放によってトリガされたものであり、且つidleModeMobilityControlInfoを含まないRRC接続解放メッセージによってトリガされたものである場合であることが含まれてもよい。

0096

また、前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、(1)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放によってトリガされたものでない、または、(2)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放メッセージによってトリガされたものであり、且つ
UE122がRRC接続解放メッセージに含まれるredirectedCarrierInfoのコンテンツを無視した、またはRRC接続解放メッセージに含まれるidleModeMobilityControlInfoのコンテンツを無視した場合であることが含まれてもよい。

0097

また、前記条件Aには、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、(1)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放によってトリガされたものでない、または、(2)RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放メッセージによってトリガされたものであり、且つ
UE122がRRC接続解放メッセージによって提供されたセル再選択優先度情報を保持しなかった場合であることが含まれてもよい。

0098

また、前記条件Aは前述した複数の条件の組み合わせを含んでもよい。

0099

U122は、前記条件Aを満たさない場合には、ステップS803に含まれる処理を実行しなくてよい。例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、RRC_INACTIVEを離れること(Leaving RRC_INACTIVE)がRRC接続解放によってトリガされたものである場合に、ステップS803を実行しないようにしてもよい。また、例えば、RRC_INACTIVEを離れる場合であって、RRC_INACTIVEを離れることがRRC接続解放によってトリガされたものあり、かつ、idleModeMobilityControlInfoを含むRRC接続解放によってトリガされたものである場合には、ステップS803に含まれる処理を実行しないようにしてもよい。

0100

ここで、「RRC接続解放によってトリガされた」とは、(1)RRC接続解放メッセージを受信したことによってトリガされた、(2)RRC接続解放メッセージを受信したか否かに関わらずRRC接続が解放されることによってトリガされた、の何れかあるいは両方の意味が含まれてよい。

0101

タイマーT320、T322、T325、T330以外のタイマーを停止する(ステップS804)。ここで、タイマーT322は、UE122に個別に通知された一部のオフセットの情報を適用する期間を制御するために用いられるタイマーであってよい。また、タイマーT325は、あるキャリア周波数(例えばRRC接続拒否メッセージを受け取ったキャリア周波数)あるいはRATの優先度下げる(de−prioritiseする)期間を制御するために用いられるタイマーであってよい。また、T330は、RRC_IDLEのUE122が行う測定を制御するために用いられるタイマーであってよい。

0102

もしRRC_CONNECTEDを離れることがRRCのサスペンションによってトリガされたなら(ステップS805)、以下の処理2Aを行い(ステップS806)、そうでなければ、処理2Bを行う(ステップS807)。

0103

処理2A:NR PDCPとともに設定された(Configured with NR PDCP)無線ベアラを含むすべてのSRBとDRBのRLCエンティティを再確立(再設立とも称する)(Re−establish)する。現在のRRC設定、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含むPDCP状態、接続元(Source)のPCellで使われていたC−RNTI、セル識別子(cellIdentity)、接続元のPCellの物理セル識別子、のすべてあるいは一部を含むUE AS Contextを保持する。E−UTRANによって提供された、resumeIdentity、存在するならnextHopChainingCount、存在するならdrb−ContinueROHCのすべてあるいは一部を保持する。SRB0を除く、NR PDCPとともに設定された無線ベアラを含むすべてのSRBとDRBを休止(Suspend)する。上位レイヤにRRC接続の休止を通知する。整合性保護と暗号化を休止するよう下位レイヤを設定する。ここで、nextHopChainingCountは、パラメータNCCに関連し、鍵の更新に用いられる情報であってよい。また、drb−ContinueROHCは、ヘッダ圧縮プロトコルで設定された、DRBのためのヘッダ圧縮プロトコルの情報(コンテキスト)を使い続けるかリセットするかを示す情報であってよい。

0104

処理2B:すべての確立されている無線ベアラのためのRLCエンティティとMAC設定と関連するPDCPエンティティの解放を含むすべての無線リソースを解放する。解放理由とともに上位レイヤにRRC接続の解放を通知する。

0105

以下に、RRC_INACTIVEを離れる際の動作に関連する様々な手順の一例を示す。

0106

UE122によるページングメッセージの受信に関する動作について説明する。

0107

もしアイドル状態であるなら、ページングメッセージに含まれるPagingRecordの各々に対して以下の処理3Aを行う。ここで、PagingRecordは、対象となるUE122を識別する情報が含まれてよい。

0108

処理3A:もしPagingRecordに含まれるue−Identityが上位レイヤによって割り当てられたUE識別子のひとつと一致するなら、ue−Identity、accessTypeなどを上位レイヤに転送する。ここで、accessTypeは、アクセスタイプを示す情報であってよく、例えば、circuit switched(CS)、packet switched(PS)などが含まれてよい。

0109

もしインアクティブ状態であるなら、ページングメッセージに含まれるPagingRecordの各々に対して以下の処理3Bを行う。

0110

処理3B:もしPagingRecordに含まれるue−Identityが保持しているI−RNTIと一致するなら、UE122が設定されているアクセス識別子に基づいた理由値(Cause Value)を設定してRRC接続復帰手順を開始する。そうでなければ、もしPagingRecordに含まれるue−Identityが上位レイヤによって割り当てられたUE識別子のひとつと一致するなら、ue−Identity、accessTypeなどを上位レイヤに転送して、解放理由を「その他」に設定して、第1の動作を実行する。

0111

インアクティブ状態における、UE122によるタイマーT300またはT302が走っている間のセル再選択に関する動作について説明する。

0112

もしタイマーT300またはT302が走っている間にセル再選択が起こったなら、以下に示す処理4Aを行う。

0113

処理4A:もし変数pendingRnaUpdateがTRUEにセットされているならFALSEにセットする。解放理由を「RRC復帰失敗」に設定して、第1の動作を実行する。

0114

インアクティブ状態における、UE122によるタイマーT300満了に関する動作について説明する。

0115

もしタイマーT300が満了したなら、以下の処理を行う。

0116

もしUE122がRRC接続復帰要求メッセージを送信してRRC接続復帰メッセージを受信していないなら、MACをリセットして確立されたすべての無線ベアラのためのRLCを再確立してSRB1を休止する。そうでなければ、MACをリセットしてMACの設定を解放して確立されたすべての無線ベアラのためのRLCを再確立する。

0117

もしインアクティブ状態であれば、解放理由を「RRC接続失敗」に設定して、第1の動作を実行する。

0118

インアクティブ状態における、UE122によるRRC接続復帰メッセージの受信に関する一部の動作の一例について説明する。

0119

UE122は、タイマーT320を含む、様々なタイマーが走っているなら停止させる。

0120

もし、RRC接続復帰メッセージが、早期データ送信(Early Data Transmission:EDT)のためのRRC接続復帰要求の返信で受信されたなら、RRC接続復帰メッセージに含まれる一部のパラメータ(例えばnextHopChyainingCounter)の値を無視する。

0121

RRC接続復帰メッセージが、早期データ送信(Early Data Transmission:EDT)のためのRRC接続復帰要求の返信で受信されたのでなければ、もしRRC接続復帰メッセージの整合性保護のチェックが失敗したら、(A)休止したRRC接続からの復帰(RRC_IDLE状態からの復帰)であれば解放理由を「その他」
に設定して、第1の動作を実行し、(B)RRC_INACTIVEからの復帰であれば解放理由を「RRC復帰失敗」に設定して第1の動作を実行して、このプロシージャを終了する。

0122

UE122は、RRC_CONNECTEDに入り、上位レイヤにRRC接続が復帰していることを通知する。

0123

その後の処理については説明を省略する。

0124

UE122がインアクティブ状態に入る際の一部の動作の一例について説明する。

0125

RRC_INACTIVEに入るとき、UE122は以下の動作を行う。

0126

UE122はMACをリセットし、一部のタイマーを除くすべてのタイマーを停止する。前記一部のタイマーには、T320が含まれてよい。

0127

UE122はすべてのSRBとDRBのためのRLCエンティティを再確立する。

0128

UE122は受信した設定(例えばrrc−InactiveConfig)を適用する。

0129

もし、RRC接続復帰要求に対する返信としてRRC接続解放メッセージを受け取ったなら、UE122は。保持しているすべてのセキュリティコンテキストを新しく受信した(例えばrrc−InactiveConfigに含まれる)セキュリティコンテキストに置き換え、保持しているC−RNTIをUE122がRRC接続解放メッセージを受信する際に使っていたテンポラリC−RNTIに置き換え、保持しているセル識別子(cellIdentity)と物理セル識別子(Physical cell identity)をUE122がRRC接続解放メッセージを受信したときのPCellのcellIdentityと物理セル識別子に置き換える。

0130

もし、RRC接続復帰要求に対する返信としてRRC接続解放メッセージを受け取ったのではないなら、UEのASコンテキストを保持する。

0131

UE122は、RNAのアップデートに用いられるタイマーT380を開始し、SRB0を除くすべてのSRBとDRBとを休止させる。

0132

UE122のRRCレイヤは上位層にRRC接続の休止を通知し、RRC_INACTIVEに入る。

0133

RRC_INACTIVEにおけるセル再選択において、異なるRATのセルを選択するか、異なるコアネットワーク(CN)のタイプを選択するとき、UE122は、解放理由を「その他」に設定して、第1の動作を実行する。

0134

上記の動作以外の動作においても、RRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEを離れる際の動作(第1の動作)を実行する場合があってよい。

0135

図5は本発明の実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。

0136

図5に示すUE122は、eNB102よりRRC接続再設定メッセージ、RRC接続復帰メッセージ、RRC接続セットアップメッセージ、RRC接続却下メッセージ、RRC接続解放メッセージ等を受信する受信部500、及び受信したメッセージに含まれる各種情報要素(IE:Information Element)及び各種条件等に従って処理を行う処理部502、eNB102へRRC接続復帰要求メッセージ等を送信する送信部504から成る。また様々な条件に基づき各部の動作を制御する制御部を別途備えてもよい。

0137

図6は本発明の実施の形態における基地局装置(eNB102)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図6では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。

0138

図6に示すeNB102は、UE122へRRC接続再設定メッセージ、RRC接続復帰メッセージ、RRC接続セットアップメッセージ、RRC接続却下メッセージ、RRC接続解放メッセージ等を送信する送信部600、及び各種情報要素(IE:Information Element)を含めたメッセージを作成し、UE122に送信する事により、UE122の処理部502に処理を行わせる処理部602、及びUE122よりRRC接続復帰要求メッセージ等を受信する受信部604から成る。なお、図6に示す構成は、gNB108に適用されても良い。gNB108に適用される場合、送信部600よりUE122へ送信されるメッセージはRRC再設定メッセージ、RRC復帰メッセージ、RRCセットアップメッセージ、RRC却下メッセージ、RRC解放メッセージ等であっても良い。また、eNB102および/またはgNB108は、様々な条件に基づき各部の動作を制御する制御部を別途備えてもよい。

0139

このように、本発明の実施の形態では、UE122が状態遷移の条件に基づき設定の保持または破棄を行うことにより、適切なモビリティを実現することができる。

0140

詳細には、UE122は、状態遷移がトリガされた条件に基づきセル再選択優先度情報の破棄を行うことにより、不必要なセル再選択優先度情報の破棄を防ぐことができる。

0141

本発明の実施形態における、端末装置(UE122)および基地局装置(eNB102、および/またはgNB108)の種々の態様について説明する。

0142

(1)本発明の第1の態様は、端末装置であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する送信部と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する受信部と、前記第1の情報を保持する制御部とを備え、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0143

(2)本発明の第2の態様は、端末装置に適用される方法であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信するステップと、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信するステップと、前記第1の情報を保持するステップとを含み、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0144

(3)本発明の第3の態様は、端末装置に実装される集積回路であって、インアクティ
ブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する機能と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する機能と、前記第1の情報を保持する機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記制御部は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移するときに、少なくとも前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0145

(4)本発明の第4の態様は、端末装置であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する送信部と、セル選択のための優先度情報(第1の情報)を含む、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する受信部と、前記第2のメッセージに含まれる前記優先度情報を保持する制御部とを備え、前記制御部は、少なくとも前記第1のメッセージの返信として前記第2のメッセージを受信したか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記第1の情報を保持するか破棄するかを決定する。

0146

(5)本発明の第5の態様は、端末装置であって、インアクティブ状態から接続状態への復帰(レジューム)を要求する第1のメッセージを送信する送信部と、アイドル状態への遷移(接続の解放)を指示する第2のメッセージを受信する受信部と、前記第2のメッセージに含まれる優先度情報(第1の情報)を保持する制御部とを備え、前記制御部は、少なくとも前記第2のメッセージを受信し、かつ前記第2のメッセージに前記端末装置に対して個別に提供されるセル再選択優先度の情報(第1の情報)が含まれているか否かに基づき、前記第1の情報を保持している場合に前記優先度情報を保持するか破棄するかを決定する。

0147

これにより、UE122が状態遷移の条件に基づき設定の保持または破棄を行うことができ、適切なモビリティを実現することができる。

0148

本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ−タを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し修正・書き込みが行なわれる。

0149

なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ−タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ−タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ−タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ−タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ−タシステムであって、オペレ−ティングシステムや周辺機器等のハ−ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体光記録媒体磁気記録媒体等のいずれであってもよい。

0150

さらに「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバクライアントとなるコンピュ−タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュ−タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。

0151

また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイスディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ−ラ、マイクロコントロ−ラ、またはステ−トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。

0152

なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型電子機器、たとえば、AV機器キッチン機器掃除洗濯機器空調機器オフィス機器自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。

0153

以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。

0154

100 E−UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308RRC
310 SDAP
210、312 NAS
500、604 受信部
502、602 処理部
504、600 送信部

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