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技術 端末、基地局及び無線通信方法

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 武田和晃安川真平永田聡諸我英之リューリュームーチン
出願日 2020年5月18日 (7ヶ月経過) 出願番号 2020-086894
公開日 2020年8月20日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-127246
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード メジャメント 共通認識 サブフレーム群 種通信方式 実施タイミング 報告対象 サブフレームセット 複数サブフレーム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月20日)のものです。
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図面 (14)

課題

使用帯域システム帯域の一部の狭帯域に制限される場合であっても、複数の狭帯域のCSI(Channel State Information)を適切に測定及び/又は報告する。

解決手段

無線通信システム1におユーザ端末20A〜20Cは、ある帯域に関する情報を上位レイヤシグナリングで受信し、ある帯域のCSI(Channel State Information)測定の開始または停止に関する情報を含む下り制御情報を受信する受信部と、CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に、ある帯域におけるCSIの測定を行い、測定の結果の送信を制御する制御部と、を有する。

概要

背景

MTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューションLTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト(以下、「LTE−A」と表す)、FRA(Future Radio Access)などともいう)も検討されている。

ところで、近年、通信装置低コスト化に伴い、ネットワークに繋がれた装置が、人間の手を介さずに相互に通信して自動的に制御を行う機器間通信M2M:Machine-to-Machine)の技術開発が盛んに行われている。特に、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、M2Mの中でも機器間通信用のセルラシステムとして、MTC(Machine Type Communication)の最適化に関する標準化を進めている(非特許文献2)。MTC端末は、例えば電気メータガスメータ自動販売機、車両、その他産業機器などの幅広い分野への利用が考えられている。

概要

使用帯域システム帯域の一部の狭帯域に制限される場合であっても、複数の狭帯域のCSI(Channel State Information)を適切に測定及び/又は報告する。無線通信システム1におユーザ端末20A〜20Cは、ある帯域に関する情報を上位レイヤシグナリングで受信し、ある帯域のCSI(Channel State Information)測定の開始または停止に関する情報を含む下り制御情報を受信する受信部と、CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に、ある帯域におけるCSIの測定を行い、測定の結果の送信を制御する制御部と、を有する。

目的

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、使用帯域がシステム帯域の一部の狭帯域に制限される場合であっても、複数の狭帯域のCSIを適切に測定及び/又は報告することができる端末基地局及び無線通信方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ある帯域に関する情報を上位レイヤシグナリングで受信し、前記ある帯域のCSI(ChannelStateInformation)測定の開始または停止に関する情報を含む下り制御情報を受信する受信部と、前記CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に、前記ある帯域におけるCSIの測定を行い、前記測定の結果の送信を制御する制御部と、を有することを特徴とする端末

請求項2

前記ある帯域は、下りリンクにおける異なる複数帯域のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の端末。

請求項3

前記制御部は、前記CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に、前記ある帯域の参照信号を受信し、前記参照信号を用いて前記ある帯域におけるCSIの測定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末。

請求項4

前記ある帯域に関する情報は、前記参照信号の周期を含む、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端末。

請求項5

前記CSI測定は、周期的CSI測定であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の端末。

請求項6

前記制御部は、前記下り制御情報が示すリソースで前記測定の結果を送信するように制御することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の端末。

請求項7

ある帯域に関する情報を上位レイヤシグナリングで端末宛てに送信し、前記ある帯域のCSI(ChannelStateInformation)測定の開始または停止に関する情報を含む下り制御情報を前記端末宛てに送信する送信部と、前記端末において前記CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に行われた、前記ある帯域におけるCSIの測定の結果を受信する受信部と、を有することを特徴とする基地局。

請求項8

ある帯域に関する情報を上位レイヤシグナリングで受信する工程と、前記ある帯域のCSI(ChannelStateInformation)測定の開始または停止に関する情報を含む下り制御情報を受信する工程と、前記CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に、前記ある帯域におけるCSIの測定を行う工程と、前記測定の結果の送信を制御する工程と、を有することを特徴とする、端末の無線通信方法

技術分野

0001

本発明は、次世代移動通信システムにおける端末基地局及び無線通信方法に関する。

背景技術

0002

MTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューションLTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト(以下、「LTE−A」と表す)、FRA(Future Radio Access)などともいう)も検討されている。

0003

ところで、近年、通信装置低コスト化に伴い、ネットワークに繋がれた装置が、人間の手を介さずに相互に通信して自動的に制御を行う機器間通信M2M:Machine-to-Machine)の技術開発が盛んに行われている。特に、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、M2Mの中でも機器間通信用のセルラシステムとして、MTC(Machine Type Communication)の最適化に関する標準化を進めている(非特許文献2)。MTC端末は、例えば電気メータガスメータ自動販売機、車両、その他産業機器などの幅広い分野への利用が考えられている。

先行技術

0004

3GPP TS 36.300 “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2”
3GPP TS 36.888 “Study on provision of low-cost Machine-Type Communications (MTC) User Equipments (UEs) based onLTE(Release 12)”

発明が解決しようとする課題

0005

コストの低減及びセルラシステムにおけるカバレッジエリアの改善の観点から、MTC端末の中でも、簡易ハードウェア構成で実現可能な低コストMTC端末(low-costMTC UE)の需要が高まっている。低コストMTC端末は、上りリンク(UL)及び下りリンク(DL)の使用帯域を、システム帯域(例えば、1コンポーネントキャリア)の一部に制限することで実現される。

0006

しかしながら、使用帯域となる狭帯域(例えば、1.4MHz)の候補が、システム帯域内で複数設定される場合、これら複数の狭帯域それぞれに関するチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)の測定及び報告が必要である。しかしながら、各サブフレームでは、1つの狭帯域に対するCSIの測定しか実施できないため、効率的なCSIの測定及び報告の方法を確立する必要がある。

0007

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、使用帯域がシステム帯域の一部の狭帯域に制限される場合であっても、複数の狭帯域のCSIを適切に測定及び/又は報告することができる端末、基地局及び無線通信方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の一態様に係る端末は、ある帯域に関する情報を上位レイヤシグナリングで受信し、前記ある帯域のCSI(Channel State Information)測定の開始または停止に関する情報を含む下り制御情報を受信する受信部と、前記CSI測定の開始または停止に関する情報の受信後に、前記ある帯域におけるCSIの測定を行い、前記測定の結果の送信を制御する制御部と、を有する。

発明の効果

0009

本発明によれば、使用帯域がシステム帯域の一部の狭帯域に制限される場合であっても、複数の狭帯域のCSIを適切に測定及び/又は報告することができる。

図面の簡単な説明

0010

下りリンクのシステム帯域に対する狭帯域の配置例を示す図である。
MTC端末におけるPDSCHの割り当ての一例を示す図である。
第1の実施形態に係るCSI測定の一例を示す図である。
第3の実施形態に係るCSI測定要求に関する情報の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る狭帯域セットの一例を示す図である。
第3の実施形態に係るCSI測定要求に基づく動作の一例を示す図である。
第3の実施形態に係るCSI測定要求に基づく動作の異なる一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係るCSI要求に関する情報の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る無線通信システム概略構成図である。
本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。

実施例

0011

MTC端末の低コスト化のために、ピークレートの減少、リソースブロックの制限、受信RF制限によって端末の処理能力を抑えることが検討されている。例えば、下りデータチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を用いたユニキャスト送信最大トランスポートブロックサイズが1000ビット、下りデータチャネルを用いたBCCH送信で最大トランスポートブロックサイズが2216ビットに制限される。また、下りデータチャネルの帯域幅が6リソースブロック(RB(Resource Block)、PRB(Physical Resource Block)ともいう)に制限される。さらに、MTC端末における受信RFが1に制限される。

0012

また、低コストMTC端末(LC(Low-Cost)−MTC UE)は、既存のユーザ端末よりもトランスポートブロックサイズ、リソースブロックが制限されるため、LTEのRel−8〜Rel−11セルには接続できない。このため、低コストMTC端末は報知信号によってアクセス許可通知されているセルのみに接続される。さらに、下りデータ信号だけでなく、下りリンクで送信される各種制御信号システム情報、下り制御情報)や、上りリンクで送信されるデータ信号や各種制御信号についても、規定の狭帯域(例えば、1.4MHz)に制限することが考えられている。

0013

このように帯域が制限されたMTC端末は、既存のユーザ端末との関係を考慮してLTEのシステム帯域で動作させる必要がある。例えば、システム帯域において、帯域が制限されたMTC端末と帯域が制限されない既存のユーザ端末との間で、周波数多重サポートされる。また、帯域が制限されたユーザ端末は、上りリンクと下りリンクにおいて、所定の狭帯域のRFのみがサポートされる。ここで、MTC端末は、サポートする最大の帯域がシステム帯域の一部の狭帯域である端末であり、既存のユーザ端末は、サポートする最大の帯域がシステム帯域(例えば、20MHz)である端末である。

0014

すなわち、MTC端末の使用帯域の上限は狭帯域に制限され、既存のユーザ端末の使用帯域の上限はシステム帯域に設定される。MTC端末は、狭帯域を基準として設計されているため、ハードウェア構成を簡略化して、既存のユーザ端末よりも処理能力が抑えられている。なお、MTC端末は、低コストMTC端末(LC−MTC UE)、MTC UEなどと呼ばれてもよい。既存のユーザ端末は、ノーマルUE、non−MTC UE、Category 1 UEなどと呼ばれてもよい。

0015

ここで、図1を参照して、下りリンクにおけるシステム帯域に対する狭帯域の配置について説明する。図1Aに示すように、MTC端末の使用帯域が、既存のLTE帯域(例えば、20MHz)の一部の狭帯域(例えば、1.4MHz)に制限されている。狭帯域がシステム帯域の所定の周波数位置に固定されると、トラヒック中心周波数に集中してしまう。また、周波数ダイバーシチ効果が得られないため、周波数利用効率が低下するおそれがある。

0016

一方で、図1Bに示すように、使用帯域となる狭帯域の周波数位置をシステム帯域内で変化可能な構成とすれば、MTC端末に対するトラヒックオフロードや、周波数ダイバーシチ効果が実現でき、周波数利用効率の低下を抑制することができる。したがって、MTC端末は、周波数ホッピング周波数スケジューリングの適用を考慮して、RFの再調整(retuning)機能を有することが好ましい。

0017

ところで、MTC端末は、1.4MHzの狭帯域のみしかサポートしていないため、広帯域のPDCCHで送信される下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)を検出できない。そこで、MTC端末に対しては、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)を用いて、下り(PDSCH)と上り(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)のリソース割り当てを行うと考えられる。

0018

図2は、MTC端末におけるPDSCHの割り当ての一例を示す図である。図2のように、EPDCCHは所定の狭帯域に割り当てられる。EPDCCHが割り当てられる周波数位置に関する情報は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MACシグナリング、報知信号など)で通知されてもよいし、予めユーザ端末に設定されていてもよい。

0019

EPDCCHはPDSCHの割り当てリソースに関するDCIを含む。ユーザ端末に対しては、下り信号(例えば、PDSCH)を割り当て可能な無線リソースの候補(狭帯域セット、PDSCHセット、EPDCCHセットなどともいう)が上位レイヤシグナリングで通知され、DCIに基づいてPDSCHセットの1つが動的に指定される。例えば、図2では、ユーザ端末は、EPDCCHが送信された次のサブフレームで、DCIに基づいて受信すべきPDSCHセットを把握し、PDSCHの受信を行う。なお、PDSCHの受信はEPDCCHの受信と同じサブフレームでされてもよい。

0020

ユーザ端末は、EPDCCHによって特定される割り当てリソースでPDSCHを受信する。例えば、DCIのリソース割り当てフィールド(RA(Resource Allocation) field)によって、受信すべきPDSCHに含まれるPRBを特定することができる。ここで、RAフィールドのサイズは削減することが可能であり、その場合でも周波数スケジューリングゲインを維持することができる。

0021

ところで、周波数スケジューリングを適用するためには、複数の狭帯域(例えば、1.4MHz)からなる周波数ブロックに対するチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)の測定及び報告が必要である。しかしながら、各サブフレームでは、1つの狭帯域に対するCSIの測定しか実施できないため、1.4MHzを超える広帯域(又は複数の1.4MHzの周波数ブロック)に対するCSIの測定法を確立する必要がある。

0022

また、LC−MTC端末に対して、周期的にCSIを測定させることは、ユーザ端末における消費電力増大を引き起こすという課題がある。さらに、トラヒック頻度の少ないLC−MTC端末に対して、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)を用いて周期的にCSIを報告させることは、上りリンクの伝送効率低下や、ユーザ端末における消費電力増大を引き起こすという課題がある。

0023

そこで、本発明者らは、狭帯域のCSI測定に関する情報を用いて、各狭帯域のCSI測定の実施タイミングを制御することを検討し、本発明に至った。

0024

本発明の一態様においては、PDCCH/EPDCCHで送信される下り制御信号の受信をトリガーとして、CSIの測定を開始する。これにより、ユーザ端末が長期間周期的にCSIを測定(及び周波数retuning)する必要はなく、効率的にCSIを測定及び報告できるため、周波数スケジューリングの適用を容易にすることができる。

0025

本発明に係る狭帯域のCSI測定に関する情報として、狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報(第1の実施形態)、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報(第2の実施形態)、狭帯域のCSI測定要求(第3の実施形態)について、以下で説明する。ここでは、使用帯域が狭帯域に制限されたユーザ端末としてMTC端末を例示するが、本発明の適用はMTC端末に限定されない。また、狭帯域を6PRB(1.4MHz)として説明するが、他の狭帯域であっても、本明細書に基づいて本発明を適用することができる。

0026

<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態では、各狭帯域においてCSIを測定するためのサブフレーム群を示すサブフレームセット(CSIメジャメントサブフレームセット)を、ユーザ端末に対して設定する。ユーザ端末は、受信したサブフレームセットに属するサブフレーム(CSIサブフレーム)で、CSIを測定する。ここで、CSIメジャメントサブフレームは、各狭帯域で異なるように設定されることが好ましい。なお、CSIメジャメントサブフレームセットは、CSIサブフレームセットと呼ばれてもよい。

0027

狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報は、無線基地局からユーザ端末に上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MACシグナリング、報知信号など)で通知される。なお、CSIサブフレームセットが予めユーザ端末及び無線基地局共通で設定される場合には、通知されなくてもよい。

0028

狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報は、例えば、CSIサブフレームの設定対象となる周波数情報(例えば、狭帯域を特定する情報)、CSIサブフレームのタイミング情報(例えば、CSIサブフレームの周期、サブフレームオフセットサブフレーム番号、サブフレーム位置などの情報)を含んでもよい。CSIサブフレームのタイミング情報は、例えばCSIサブフレームを‘1’、CSIサブフレーム以外のサブフレームを‘0’で示したビットマップであってもよい。当該ビットマップの長さとして、例えば、20、40、60、80ビットなどを用いてもよいが、これらに限られるものではない。

0029

なお、狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報は、制御信号(例えば、DCI(Downlink Control Information))で通知されてもよい。狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報は、別途上位レイヤシグナリングなどで通知される情報に関連付けられる値としてもよい。また、複数の狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報は、1つのシグナリングに含めて通知されてもよい。

0030

図3は、第1の実施形態に係るCSI測定の一例を示す図である。図3には、ユーザ端末に設定される狭帯域として、2つの下り帯域(DL BW #1、DL BW #2)が示されている。また、各狭帯域に対応するCSIサブフレームセットとして、それぞれCSI subframe set #1及びCSI subframe set #2が設定されている。図3におけるCSIサブフレームは、同じタイミングで異なる狭帯域の測定を行わないように、異なるサブフレームオフセットを適用されている。また、図3では、CSIサブフレーム周期は、各狭帯域で同じ周期(20サブフレーム)であるが、これに限られず、例えば別の狭帯域のCSIサブフレーム周期の整数倍としてもよい。

0031

CSIサブフレームに基づくCSI測定は、CRS(Cell-specific Reference Signal)ベースでCSIを測定する送信モード(例えば、送信モード4)及びDM−RS(Demodulation Reference Signal)ベースでCSIを測定する送信モード(例えば、送信モード7〜9)の両方に適用可能である。

0032

以上、第1の実施形態によれば、CSIサブフレームセットを適切に設定することにより、ユーザ端末における無駄なCSI測定を省くことができ、消費電力増大を抑制することができる。

0033

なお、第1の実施形態では、ユーザ端末は、測定したCSIを、ULグラントに基づいて上り狭帯域によりPUSCHを用いて報告することが好ましい。これにより、PUCCHを用いた周期的CSI報告に比べて、上りリンクの伝送効率低下や、ユーザ端末における消費電力増大を抑制することができる。なお、当該ULグラントとしては、所定の狭帯域に関するCSI要求を含む構成としてもよい。当該構成については、後述する。

0034

また、第1の実施形態で考慮すべき別の問題について説明する。広帯域(複数の狭帯域)の通信を同時に行うことができる通常のユーザ端末であれば、ある狭帯域のCSIサブフレームのタイミングにおいて、別の狭帯域でデータ送受信を行うことができる。しかしながら、1つの狭帯域でのみ通信可能なユーザ端末(例えば、MTC端末)は、このような同時通信が行えないため、ある狭帯域のCSIサブフレームのタイミングにおいて、別の狭帯域でデータ送受信が生じる場合の動作を規定する必要がある。

0035

ユーザ端末は、CSIサブフレームと同じタイミングでデータ送信又は受信を行うよう指示された場合、当該CSIサブフレームにおけるCSI測定をスキップして(行わず)、指示されたデータ送信又は受信を実施する構成としてもよい。例えば、ある狭帯域におけるCSIサブフレームと同じタイミングでPDSCHがトリガーされている場合、当該サブフレームではPDSCH受信を優先して行ってもよい。また、ユーザ端末は、CSIサブフレームでデータ送信又は受信を行うよう指示された場合であっても、当該サブフレームにおけるCSI測定を実施する構成としてもよい。

0036

また、無線基地局は、ユーザ端末にデータ送信又は受信を行わせたいサブフレームが、当該ユーザ端末に設定されたCSIサブフレームに該当すると判断すると、CSIサブフレームにおける当該データ送信又は受信をスケジューリングしない構成としてもよい。また、ユーザ端末にCSIサブフレームにおけるデータ(PDSCH)受信をスケジューリングした場合であっても、無線基地局は、所定の狭帯域のCSIサブフレームのタイミングで、別の狭帯域のPDSCH送信を中断サスペンド)してもよい。例えば、CSIサブフレームを含む複数サブフレームでPDSCHを中断してもよい。

0037

<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態では、各狭帯域の周期的CSI測定(periodic CSI measurement)の開始又は停止を、動的な制御信号によりユーザ端末に通知する。ユーザ端末は、周期的CSI測定の開始を指示された狭帯域について周期的CSI測定を実施し、停止を指示された狭帯域について周期的CSI測定を停止する。

0038

狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報は、無線基地局からユーザ端末に制御信号(例えば、DCI)で通知される。例えば、当該情報は、従来のDCIに含まれるフィールドを読み替える構成としてもよいし、新しくフィールドを設ける構成としてもよい。周期的CSI測定の開始/停止の指示に関する情報は、例えば、測定の開始を‘1’、測定の停止を‘0’で表す1ビットの情報を含んでもよい。

0039

また、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報は、さらに、周期的CSI測定の設定対象となる周波数情報、CSIサブフレームのタイミング情報(例えば、CSIサブフレームの周期、サブフレームオフセット、サブフレーム番号、サブフレーム位置などの情報)、周期的CSI測定の継続時間情報などを含んでもよい。

0040

なお、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MACシグナリング、報知信号など)で通知されてもよい。また、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報は、別途上位レイヤシグナリングなどで通知される情報に関連付けられる値としてもよい。また、複数の狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報は、1つのシグナリングに含めて通知されてもよい。

0041

ユーザ端末は、第1の実施形態で述べた狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報を用いて、狭帯域の周期的CSI測定に関する情報を取得してもよい。この場合、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報は、狭帯域のCSIサブフレームセットに基づく測定の開始/停止を制御するために用いられてもよい。これにより、第1の実施形態に係る測定を動的に制御することができるため、ある狭帯域のCSIサブフレームのタイミングにおいて、別の狭帯域でデータ送受信が生じる際の上述した問題を解消することが可能である。例えば、ある狭帯域でデータ送受信が生じるサブフレームと、CSIサブフレームが同じにならないように、周期的CSI測定を制御することができる。

0042

ユーザ端末は、受信した狭帯域の周期的CSI測定の開始に関する情報が、周期的CSI測定の継続時間情報を含む場合、当該継続時間だけ周期的CSI測定を実施し、継続時間経過後は周期的CSI測定を停止する構成としてもよい。

0043

以上、第2の実施形態によれば、PDCCH/EPDCCHで送信される周期的CSI測定の実施を制御する制御信号により、ユーザ端末における無駄なCSI測定を省くことができ、消費電力増大を抑制することができる。

0044

なお、第2の実施形態では、ユーザ端末は、測定したCSIを、ULグラントに基づいて上り狭帯域によりPUSCHを用いて報告することが好ましい。これにより、PUCCHを用いた周期的CSI報告に比べて、上りリンクの伝送効率低下や、ユーザ端末における消費電力増大を抑制することができる。

0045

<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態では、各狭帯域に対するCSI測定要求(CSI measurement request)を、動的な制御信号によりユーザ端末に通知する。従来、非周期CSI測定(aperiodic CSI measurement)では、ULグラントなどに含まれるCSI要求(CSI request)をトリガーとして、ユーザ端末が過去に測定したCSIを報告していた。一方、第3の実施形態では、ユーザ端末は、CSI測定要求を含む制御信号の受信を契機として、所定の狭帯域でCSI測定を実施して、測定したCSIを報告する。

0046

狭帯域のCSI測定要求は、無線基地局からユーザ端末に制御信号(例えば、DCI)で通知される。例えば、当該情報は、DCIにCSI測定要求のためのフィールド(CSI測定要求フィールド)を含めることで通知してもよい。なお、CSI測定要求フィールドは、従来のDCIに含まれるフィールドを読み替える構成としてもよいし、新しくフィールドを設ける構成としてもよい。

0047

CSI測定要求は、例えば、所定の狭帯域におけるCSI測定及び報告をトリガーすることを指示してもよい。この場合、ULグラントを用いてCSI測定要求を通知することができる。なお、当該CSI測定要求は、CSI測定報告要求と呼ばれてもよい。

0048

また、CSI測定要求は、例えば、所定の狭帯域におけるCSI測定をトリガーすることを指示するだけでもよい。この場合、DLアサインメントDLグラント)を用いてCSI測定要求を通知することができる。

0049

図4は、第3の実施形態に係るCSI測定要求に関する情報の一例を示す図である。図4Aは、ULグラントに含まれるCSI測定要求フィールドの一例を示し、図4Bは、DLアサインメントに含まれるCSI測定要求フィールドの一例を示す。

0050

図4A及び図4Bは、図4AがCSI測定及び報告の指示情報であるのに対し、図4BはCSI測定のみの指示情報である点が異なる。また、図4では、CSI測定要求フィールドが“00”の場合、CSI測定(及び報告)がトリガーされないことを示し、“01”〜“11”の場合、上位レイヤで設定された狭帯域セット(第1、第2、第3の狭帯域セット)からいずれかの狭帯域セットについて、CSI測定(及び報告)がトリガーされることを示す。

0051

図5は、本発明の一実施形態に係る狭帯域セットの一例を示す図である。図5Aは、セットに含まれる狭帯域の候補の一例を示している。図5Aの場合、ユーザ端末に設定される狭帯域として、2つの下り帯域(DL BW #1、DL BW #2)が示されている。図5Bは、狭帯域セット(Reduced UE BW set)と狭帯域との上位レイヤで設定される対応関係の一例を示している。図5Bの場合、第1の狭帯域セットはDL BW #1に対応し、第2の狭帯域セットはDL BW #2に対応し、第3の狭帯域セットはDL BW #1及びDL BW #2に対応する。このように、1つの狭帯域セットには、複数の狭帯域が関連付けられてもよい。

0052

なお、図4では、CSI測定要求フィールドが2ビットで表現される場合を例に示したが、これに限られず、1ビットや、3ビット以上で表されてもよい。また、図5では狭帯域セットの内容は上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)で設定されるものとしたが、これに限られない。例えば、狭帯域セットと、当該狭帯域セットが示す狭帯域との対応関係と、が予め設定される構成としてもよい。また、狭帯域の候補の数は、2に限られない。

0053

第3の実施形態においては、上述したCSI測定要求を含むULグラント又はDLアサインメントを利用して、ユーザ端末は以下の(1)〜(3)のような方法でCSI測定及び報告を行う。
(1)ULグラントで通知されるCSI測定要求に従って、CSI測定を実施後、測定したCSIを上記ULグラントが示す上りリソースを用いて報告する。
(2)ULグラントで通知されるCSI測定要求に従って、過去に測定したCSIを上記ULグラントが示す上りリソースを用いて報告する。また、報告後、上記CSI測定要求に従って、CSI測定を実施する。
(3)DLアサインメントで通知されるCSI測定要求に従って、CSI測定を実施する。測定したCSIは、別途通知されるULグラント(例えば、CSI要求を含む)に従って報告する。

0054

方法(1)によれば、CSI報告について遅延を許容して、ユーザ端末における無駄なCSI測定を省くことができ、消費電力増大を抑制することができる。また、方法(2)によれば、測定に係る遅延なく過去の最新測定結果を含んだCSI報告を行うことができるとともに、無駄なCSI測定を省くことができる。また、上述の方法(3)によれば、CSI測定のみを実施させることができるため、上りリンクの伝送効率低下をさらに抑制することができるとともに、無駄なCSI測定を省くことができる。

0055

まず、方法(1)について具体的な例を用いて説明する。図6は、第3の実施形態に係るCSI測定要求に基づく動作の一例を示す図である。図6には、図3と同様に2つの狭帯域(DL BW #1、DL BW #2)が示されており、DL BW #1でULグラントによりCSI測定要求が通知される。図6の期間P11、P12及びP13を用いて、異なる内容のCSI測定要求について説明する。

0056

P11では、ユーザ端末は、DL BW #2のCSI測定要求が含まれるULグラントを受信したため、周波数切り替え(RF retuning)を行って、BW #2のCSI測定を行う。測定したCSIは、上記ULグラントに基づいて、サブフレーム番号n+k+αで上り狭帯域により、PUSCHを用いて報告される。なお、図6及び後述の図7では、図示しない上り狭帯域でCSI報告を行うものとするが、上り狭帯域としては、図示される下り狭帯域のいずれかと対応した周波数が用いられてもよい。

0057

ここで、nは、当該ULグラントを検出したサブフレーム番号であり、kは、所定の数(例えば、4)であり、αは、CSI測定要求に関連する処理に基づく値である。例えば、αは、RFリチューニングにかかる時間(例えば、1ms)や、CSI測定にかかる時間(例えば、4ms)、UL信号の生成にかかる時間(例えば、4ms)などを考慮して算出される。なお、当該αに関する情報は、DCIに含まれて通知されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRCシグナリング、MACシグナリング、報知信号など)で通知されてもよい。また、αは予め規定されてもよい。

0058

P12では、ユーザ端末は、DL BW #1のCSI測定要求が含まれるULグラントを受信したため、BW #1のCSI測定を行う。ULグラントの受信とCSI測定対象が同じ帯域のため、周波数切り替えの必要はない。測定したCSIは、P11で上述した例と同様に報告される(不図示)。

0059

P13では、ユーザ端末は、DL BW #1及びDL BW #2のCSI測定要求が含まれるULグラントを受信したため、BW #1のCSI測定を行い、さらに周波数切り替えを行って、BW #2のCSI測定を行う(不図示)。測定した各CSIは、1サブフレーム内でまとめて報告されてもよいし、別々のサブフレームで報告されてもよい。

0060

次に、方法(2)について具体的な例を用いて説明する。図7は、第3の実施形態に係るCSI測定要求に基づく動作の異なる一例を示す図である。図7は、ユーザ端末が図6と同様のULグラントを受信した場合に、方法(1)ではなく方法(2)を用いて処理を行う例が示されている。

0061

P21では、ユーザ端末は、DL BW #2のCSI測定要求が含まれるULグラントを受信したため、DL BW #2について過去に測定した(測定済みの)CSIがあるか否かを判断する。この時点では、ユーザ端末は、DL BW #2のCSIを持たないため、CQI(Channel Quality Indicator) indexとして、0(OOR(Out of Range)に対応する)を含めて、CSI報告を行う。

0062

当該CSI報告は、上記ULグラントに基づいて、サブフレーム番号n+kで上り狭帯域により、PUSCHを用いて行われる。ここで、nは、当該ULグラントを検出したサブフレーム番号であり、kは、所定の数(例えば、4)である。CSI報告後、ユーザ端末は、周波数切り替えを行って、BW #2のCSI測定を行い、測定結果を保持する。

0063

P22では、ユーザ端末は、DL BW #1のCSI測定要求が含まれるULグラントを受信したため、DL BW #1について測定済みのCSIがあるか否かを判断する。この時点では、ユーザ端末は、DL BW #1のCSIを持たないため、CQI indexとして0を含めて、CSI報告を行う(不図示)。当該CSI報告は、P21で上述した例と同様に行われる。また、CSI報告後、ユーザ端末は、BW #1のCSI測定を行い、測定結果を保持する。

0064

P23では、ユーザ端末は、DL BW #1及びDL BW #2のCSI測定要求が含まれるULグラントを受信したため、これら複数の狭帯域について測定済みのCSIがあるか否かを判断する。この時点では、ユーザ端末は、両方の狭帯域のCSIを既に保持しているため、これらのCSIを、上記ULグラントに基づいて報告する(不図示)。また、CSI報告後、ユーザ端末は、BW #1及びBW #2のCSI測定を行い、測定結果をそれぞれ保持(又は更新)する。

0065

なお、ユーザ端末は、複数の狭帯域のCSI測定要求を受けた場合に、一部又は全部の狭帯域でCSI結果を保持しない場合には、当該一部又は全部の狭帯域についてCQI indexとして0を含めて、CSI報告を行うことができる。

0066

次に、方法(3)について説明する。ユーザ端末は、所定の狭帯域についてのCSI測定要求が含まれるDLアサインメントを受信すると、必要に応じて周波数切り替えを行って、上記所定の狭帯域のCSI測定を実施して、測定結果を保持(又は更新)する。ユーザ端末は、その後当該所定の狭帯域のCSI要求が含まれるULグラントを受信すると、保持しているCSIを、当該ULグラントに基づいて報告する。

0067

なお、所定の狭帯域のCSI測定を行う前に、当該所定の狭帯域のCSI要求が含まれるULグラントを受信した場合、CQI indexとして0を含めて、CSI報告を行うことができる。また、測定を指示するDCIと報告を指示するDCIとは、フォーマットが異なっていてもよい。

0068

以上、第3の実施形態によれば、CSI測定要求に基づく制御により、各狭帯域におけるCSI測定の回数を低減できるとともに、CSI測定及び/又はCSI報告を、柔軟に制御することができる。

0069

なお、上記各実施形態において、狭帯域のCSI測定報告のために、所定の狭帯域のCSI要求が含まれるULグラントが用いられてもよい。図8は、本発明の一実施形態に係るCSI要求に関する情報の一例を示す図である。図8では、ULグラントに含まれるCSI要求フィールドが“00”の場合、CSI報告がトリガーされないことを示し、“01”〜“11”の場合、上位レイヤで設定された狭帯域セット(第1、第2、第3の狭帯域セット)からいずれかの狭帯域セットについて、CSI及び報告がトリガーされることを示す。なお、当該CSI要求フィールドは、従来のDCIに含まれるフィールドを読み替える構成としてもよいし、新しくフィールドを設ける構成としてもよい。

0070

また、所定のDCIフォーマットに含まれる所定のフィールドが、所定の狭帯域に関するCSI測定要求フィールド、所定の狭帯域に関するCSI要求フィールド、既存のCSI要求フィールドのいずれを意味するかについては、ユーザ端末に対して上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MACシグナリング、報知信号など)で通知されてもよい。例えば、ユーザ端末は、RRCシグナリングに基づいて、所定のフィールドをCSI測定要求フィールドとして把握するように構成されてもよい。

0071

<無線通信システム>
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述した本発明の実施形態に係る無線通信方法が適用される。なお、上記の各実施形態に係る無線通信方法は、それぞれ単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用されてもよい。ここでは、狭帯域に使用帯域が制限されたユーザ端末としてMTC端末を例示するが、MTC端末に限定されるものではない。

0072

図9は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。図9に示す無線通信システム1は、マシン通信システムのネットワークドメインLTEシステムを採用した一例である。当該無線通信システム1では、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。また、LTEシステムが下りリンク及び上りリンク共に最大20MHzのシステム帯域に設定されるものとするが、この構成に限られない。なお、無線通信システム1は、SUPER3G、LTE−A(LTE-Advanced)、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)などと呼ばれてもよい。

0073

無線通信システム1は、無線基地局10と、無線基地局10に無線接続する複数のユーザ端末20A、20B及び20Cとを含んで構成されている。無線基地局10は、上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)などが含まれるが、これに限定されるものではない。

0074

複数のユーザ端末20A、20B及び20Cは、セル50において無線基地局10と通信を行うことができる。例えば、ユーザ端末20Aは、LTE(Rel−10まで)又はLTE−Advanced(Rel−10以降も含む)をサポートするユーザ端末(以下、LTE端末)であり、他のユーザ端末20B、20Cは、マシン通信システムにおける通信デバイスとなるMTC端末である。以下、特に区別を要しない場合は、ユーザ端末20A、20B及び20Cは単にユーザ端末20と呼ぶ。

0075

なお、MTC端末20B、20Cは、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、電気メータ、ガスメータ、自動販売機などの固定通信端末に限らず、車両などの移動通信端末でもよい。また、ユーザ端末20は、直に他のユーザ端末と通信してもよいし、無線基地局10を介して他のユーザ端末と通信してもよい。

0076

無線通信システム1においては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、上り及び下りの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限られない。

0077

無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、下りL1/L2制御チャネルなどが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)が伝送される。

0078

下りL1/L2制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQIndicator Channel)などを含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)などが伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQの送達確認信号ACK/NACK)が伝送される。EPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCIなどの伝送に用いられる。

0079

無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、送達確認信号などが伝送される。PRACHにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブル(RAプリアンブル)が伝送される。

0080

図10は、本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。なお、送受信部103は、送信部及び受信部で構成される。

0081

下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。

0082

ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御などのRLCレイヤ送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化逆高速フーリエ変換IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理などの送信処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換などの送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。

0083

各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎プリコーディングして出力されたベースバンド信号無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。送受信部103は、システム帯域幅(例えば、1コンポーネントキャリア)より制限された狭帯域幅(例えば、1.4MHz)で、各種信号を送受信することができる。送受信部103は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッターレシーバー送受信回路又は送受信装置とすることができる。

0084

一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅される。各送受信部103はアンプ部102で増幅された上り信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。

0085

ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。

0086

送受信部103は、例えば、ユーザ端末20に対して、狭帯域のCSI測定に関する情報を送信する。また、送受信部103は、CSI測定に関する情報に基づいて個別に測定された複数の狭帯域のCSIを受信する。

0087

伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。

0088

図11は、本実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。なお、図11では、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図11に示すように、ベースバンド信号処理部104は、制御部(スケジューラ)301と、送信信号生成部(生成部)302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、を備えている。

0089

制御部(スケジューラ)301は、PDSCHで送信される下りデータ信号、PDCCH及び/又はEPDCCHで伝送される下り制御信号のスケジューリング(例えば、リソース割り当て)を制御する。また、システム情報、同期信号や、CRS(Cell-specific Reference Signal)、CSI−RS(Channel State Information Reference Signal)、DM−RS(Demodulation Reference Signal)などの下り参照信号のスケジューリングの制御も行う。また、上り参照信号、PUSCHで送信される上りデータ信号、PUCCH及び/又はPUSCHで送信される上り制御信号、PRACHで送信されるランダムアクセスプリアンブルなどのスケジューリングを制御する。

0090

制御部301は、各種信号を狭帯域に割り当ててユーザ端末20に対して送信するように、送信信号生成部302及びマッピング部303を制御する。例えば、制御部301は、下りリンクのシステム情報(MIB、SIB)や、EPDCCH、PDSCHなどを狭帯域幅で送信するように制御する。

0091

また、制御部301は、狭帯域のCSI測定に関する情報として、狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報(第1の実施形態)、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報(第2の実施形態)、狭帯域のCSI測定要求(第3の実施形態)などをユーザ端末20に送信するように制御する。制御部301は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ制御回路又は制御装置とすることができる。

0092

制御部301は、接続中のユーザ端末20が所定の狭帯域でCSIを測定するサブフレームのタイミングで、別の狭帯域のPDSCH送信を行わないようにスケジューリングしてもよいし、別の狭帯域のPDSCH送信を中断(サスペンド)してもよい。

0093

送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号を生成して、マッピング部303に出力する。例えば、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下り信号の割り当て情報を通知するDLアサインメント及び上り信号の割り当て情報を通知するULグラントを生成する。例えば、DLアサインメント及び/又はULグラントには、狭帯域のCSI測定要求を含めることができる。

0094

また、下りデータ信号には、各ユーザ端末20からのチャネル状態情報(CSI)などに基づいて決定された符号化率変調方式などに従って符号化処理変調処理が行われる。送信信号生成部302は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。

0095

マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成された下り信号を、所定の狭帯域の無線リソース(例えば、最大6リソースブロック)にマッピングして、送受信部103に出力する。マッピング部303は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパーマッピング回路又はマッピング装置とすることができる。

0096

受信信号処理部304は、送受信部103から入力された受信信号に対して、受信処理(例えば、デマッピング復調復号など)を行う。ここで、受信信号は、例えば、ユーザ端末20から送信されるUL信号(送達確認信号(HARQ−ACK)、PUSCHで送信されたデータ信号など)である。受信信号処理部304は、受信した情報を制御部301に出力する。

0097

また、受信信号処理部304は、受信した信号を用いて受信電力(例えば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(例えば、RSRQ(Reference Signal Received Quality))やチャネル状態などについて測定してもよい。測定結果は、制御部301に出力されてもよい。受信信号処理部304は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器測定回路又は測定装置から構成することができる。

0098

図12は、本実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。なお、ここでは詳細な説明を省略するが、通常のLTE端末がMTC端末として振る舞うように動作してもよい。ユーザ端末20は、送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。なお、送受信部203は、送信部及び受信部から構成される。また、ユーザ端末20は、送受信アンテナ201、アンプ部202、送受信部203などを複数備えてもよい。

0099

送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、アンプ部202で増幅される。送受信部203は、アンプ部202で増幅された下り信号を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。

0100

送受信部203は、無線基地局10に対して、狭帯域のCSI測定に関する情報に基づいて後述の測定部405が個別に測定した複数の狭帯域のCSIを送信する。また、送受信部203は、狭帯域のCSI測定に関する情報を受信する。

0101

ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などを行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。

0102

一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理などが行われて送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。

0103

図13は、本実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。なお、図13においては、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図13に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、測定部405と、を備えている。

0104

制御部401は、送信信号生成部402及びマッピング部403の制御を行う。制御部401は、無線基地局10から送信された下り制御信号(PDCCH/EPDCCHで送信された信号)及び下りデータ信号(PDSCHで送信された信号)を、受信信号処理部404から取得する。制御部401は、下り制御信号や、下りデータ信号に対する再送制御の要否を判定した結果などに基づいて、上り制御信号(例えば、送達確認信号(HARQ−ACK)など)や上りデータ信号の生成を制御する。制御部401は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。なお、制御部401は、測定部405と合わせて本発明に係る測定部を構成することができる。

0105

制御部401は、受信信号処理部404から入力される狭帯域のCSI測定に関する情報に基づいて、測定部405におけるCSI測定の実施と、送信信号生成部402及びマッピング部403におけるCSI報告の生成・送信と、を制御する。

0106

例えば、制御部401は、測定部405に対して、狭帯域のCSIサブフレームセットに関する情報に基づいて、所定のCSIサブフレームセットに属するサブフレームで、所定の狭帯域のCSIを測定するように制御する(第1の実施形態)。

0107

また、制御部401は、測定部405に対して、狭帯域の周期的CSI測定の開始又は停止に関する情報に基づいて、所定の狭帯域について周期的CSI測定の実施(開始、停止)を制御する(第2の実施形態)。

0108

また、制御部401は、測定部405に対して、受信信号処理部404が狭帯域のCSI測定要求に関する情報を検出してから所定のタイミングで、所定の狭帯域のCSIを1回測定するように制御する(第3の実施形態)。

0109

制御部401は、所定の狭帯域についてのCSI測定要求又はCSI要求が含まれるULグラントに基づいて、当該所定の狭帯域で測定したCSI(例えば、測定済みの最新のCSI)を、当該ULグラントに基づいて報告するように制御する。なお、制御部401は、ユーザ端末20が測定済みのCSIを有さない場合、CQI indexとして0を含めたCSI報告を行うように制御してもよい。

0110

また、制御部401は、CSI測定要求又はCSI要求が示す報告対象の狭帯域を、上位レイヤシグナリングで設定された狭帯域セットに基づいて決定することができる。また、制御部401は、既存のCSI要求に基づいて、所定の狭帯域で測定したCSIを報告するように制御してもよい。

0111

送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号を生成して、マッピング部403に出力する。例えば、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、送達確認信号(HARQ−ACK)やチャネル状態情報(CSI)に関する上り制御信号を生成する。また、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。例えば、送信信号生成部402は、無線基地局10から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、制御部401から上りデータ信号の生成を指示される。送信信号生成部402は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。

0112

マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成された上り信号を無線リソース(最大6リソースブロック)にマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。

0113

受信信号処理部404は、送受信部203から入力された受信信号に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。ここで、受信信号は、例えば、無線基地局10から送信されるDL信号(下り制御信号、PDSCHで送信された下りデータ信号など)である。

0114

受信信号処理部404は、受信した情報を制御部401に出力する。受信信号処理部404は、例えば、報知情報、システム情報、RRCシグナリング、DCIなどを、制御部401に出力する。また、受信信号処理部404は、受信信号や、受信処理後の信号を、測定部405に出力する。受信信号処理部404は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置とすることができる。また、受信信号処理部404は、本発明に係る受信部を構成することができる。

0115

測定部405は、制御部401からの指示に基づいて、複数の狭帯域それぞれのCSIを個別に測定する。また、測定部405は、受信した信号を用いて受信電力(RSRP)、受信品質(RSRQ)などについて測定してもよい。なお、処理結果や測定結果は、制御部401に出力されてもよい。測定部405は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される測定器、測定回路又は測定装置とすることができる。

0116

なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。

0117

例えば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部又は全ては、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いて実現されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)と、ネットワーク接続用の通信インターフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。つまり、本発明の一実施形態に係る無線基地局、ユーザ端末などは、本発明に係る無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。

0118

ここで、プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。

0119

無線基地局10及びユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末の全体を制御する。また、プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。

0120

ここで、当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。例えば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。

0121

以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。例えば、上述の各実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

0122

本出願は、2015年1月23日出願の特願2015−011047に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

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