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技術 ワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構

出願人 工藤まほ河野優子
発明者 三重野丈一
出願日 2019年2月4日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2019-018216
公開日 2020年8月20日 (6ヶ月経過) 公開番号 2020-125803
状態 特許登録済
技術分野 捕獲、駆除 ベルト・チェーン
主要キーワード 収納構成 二重パイプ 外円筒体 ストッパーボール 内円筒体 弛緩操作 トラップ機構 押圧作動
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

ワイヤ挿通パイプ中に挿貫したワイヤを一方向には流通させるがその逆方向には固定して逆流通できないように構成したワイヤ固定機構に関する。

解決手段

内壁テーパー形状とする外円筒体と、外円筒体内部で摺動可能とした内円筒体と、内円筒体の中心部を挿通するワイヤと、内円筒体の周壁穿孔した複数のボール遊嵌孔と、ボール遊嵌孔に遊嵌自在で、内円筒体のボール遊嵌孔と外円筒体のテーパー部が対応する位置関係になった際に内円筒体の中心部を挿通するワイヤ表面圧接するストッパ—ボールとよりなるワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構を構成した。

概要

背景

概要

ワイヤ挿通パイプ中に挿貫したワイヤを一方向には流通させるがその逆方向には固定して逆流通できないように構成したワイヤ固定機構に関する。内壁テーパー形状とする外円筒体と、外円筒体内部で摺動可能とした内円筒体と、内円筒体の中心部を挿通するワイヤと、内円筒体の周壁穿孔した複数のボール遊嵌孔と、ボール遊嵌孔に遊嵌自在で、内円筒体のボール遊嵌孔と外円筒体のテーパー部が対応する位置関係になった際に内円筒体の中心部を挿通するワイヤ表面圧接するストッパ—ボールとよりなるワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構を構成した。

目的

この発明では、テーパー形状の二重パイプの周壁間に複数のストッパーボールを介在して該ボールの離隔作動によりワイヤが逆流通しないように固定するワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内壁テーパー形状とする外円筒体と、外円筒体内部で摺動可能とした内円筒体と、内円筒体の中心部を挿通するワイヤと、内円筒体の周壁穿孔した複数のボール遊嵌孔と、ボール遊嵌孔に遊嵌自在で、内円筒体のボール遊嵌孔と外円筒体のテーパー部が対応する位置関係になった際に内円筒体の中心部を挿通するワイヤ表面圧接するストッパ—ボールとよりなるワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構

請求項2

スプリングにより内円筒体を外円筒体のテーパー形状の内壁方向に移動付勢したことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構。

請求項3

ボール遊嵌孔の内周面は内側から外側に向かって狭窄状のテーパーとしたことを特徴とする請求項1、2に記載のワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構。

請求項4

ストッパ—ボールは表面に摩擦係数の高い表面処理をしたことを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1項に記載のワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構。

技術分野

0001

この発明は、ワイヤ挿通パイプ中に挿貫したワイヤを一方向には流通させるがその逆方向には固定して逆流通できないように構成したワイヤ固定機構に関する。

0002

従来、例えば、害獣捕獲をする際に使用するトラップ機構は害獣の脚体踏板を踏むと踏板の降下作動によってトラップワイヤが縮径して踏板を踏んだ害獣の脚体を捕縛するという原理が使用されている。

0003

かかるトラップ機構においてはトラップワイヤが縮径して踏板を踏んだ害獣の脚体を捕縛するワイヤはワイヤ挿通パイプ中を挿貫しており、ワイヤ挿通パイプ中にはワイヤが一定方向には自由に挿貫できるがその逆方向では固定されて流通しないワイヤ固定機構が必要になる。
なぜならば、ワイヤが害獣の脚体を捕縛した時にはその捕縛状態を維持するための固定機構がワイヤ挿通パイプ中で必要になる。

0004

かかる固定機構はワイヤをループ部方向に引張って自由端から引出し可能であるがその反対方向、すなわち、ワイヤ自由端方向には移動しない逆通不可、いわゆる、逆止弁的な機能である(例えば、特許文献1)。

先行技術

0005

特開2000−297849号公報

発明が解決しようとする課題

0006

かかる逆止弁機能に類似する機構を用いるとしても流通する対象がワイヤという細紐固体形状であるために液体の逆止弁機能とは異なる複雑な逆止機能を有する構造を使用しなければならない。しかも、形状のハンディなワイヤ挿通パイプ中に逆方向固定の機構を収納構成することは困難であった。

0007

この発明では、テーパー形状二重パイプ周壁間に複数のストッパーボールを介在して該ボールの離隔作動によりワイヤが逆流通しないように固定するワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構を提供する。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、内壁をテーパー形状とする外円筒体と、外円筒体内部で摺動可能とした内円筒体と、内円筒体の中心部を挿通するワイヤと、内円筒体の周壁に穿孔した複数のボール遊嵌孔と、ボール遊嵌孔に遊嵌自在で、内円筒体のボール遊嵌孔と外円筒体のテーパー部が対応する位置関係になった際に内円筒体の中心部を挿通するワイヤ表面圧接するストッパ—ボールとよりなるワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構を提供せんとする。

0009

また、スプリングにより内円筒体を外円筒体のテーパー形状の内壁方向に移動付勢したことを特徴とする。

0010

また、ボール遊嵌孔の内周面は内側から外側に向かって狭窄状のテーパーとしたことを特徴とする。

0011

また、ストッパ—ボールは表面に摩擦係数の高い表面処理をしたことを特徴とする。

発明の効果

0012

請求項1の発明によれば、内壁をテーパー形状とする外円筒体と、外円筒体内部で摺動可能とした内円筒体と、内円筒体の中心部を挿通するワイヤと、内円筒体の周壁に穿孔した複数のボール遊嵌孔と、ボール遊嵌孔に遊嵌自在で、内円筒体のボール遊嵌孔と外円筒体のテーパー部が対応する位置関係になった際に内円筒体の中心部を挿通するワイヤ表面を圧接するストッパーボールとより構成したので、ワイヤを一方向に引張ると内円筒体は外円筒体のテーパー部から離反してストッパーボールがボール遊嵌孔から外円筒体自在に移動自在になりワイヤの表面とストッパーボールとの接触が離反してワイヤは自在に内円筒体を挿通自在となる。
他方、ワイヤを反対方向に引張ると内円筒体は外円筒体のテーパー部方向に移動して互いのテーパー部が一体に密着し、ストッパーボールが外円筒体のテーパー部により強制的に内方に押しやられてワイヤ表面と圧接状態となる。すなわち、ストッパーボールはボール遊嵌孔からワイヤ方向に移動してワイヤの表面とストッパーボールとは圧接状態となりワイヤは固定されワイヤは反対方向に移動不能状態となる。かかる状態では外円筒体と内円筒体とワイヤとは三者それぞれ一体の固定状態となる効果がある。
このようにワイヤの引張り方向を一定の方向に流通可能としながら他方向には固定されて固定停止状態に構成できるので、例えば、害獣のトラップ構造において脚体を捕縛するループ部ワイヤの引張弛緩操作に簡便な構造で確実な操作が可能となる効果がある。

0013

請求項2の発明によれば、スプリングにより内円筒体を外円筒体のテーパー形状の内壁方向に移動付勢したことにより、ワイヤの引張り方向を一定の方向に流通可能としながら他方向には固定されてより迅速にかつ確実に固定停止状態とすることができる効果がある。

0014

請求項3の発明によれば、ボール遊嵌孔の内周面は内側から外側に向かって狭窄状のテーパーとしたことによりストッパーボールの移動が容易に行えるためワイヤの押圧作動が迅速にかつ確実に行える効果がある。

0015

請求項4の発明によれば、ストッパーボールは表面に摩擦係数の高い表面処理をしたことにより、ワイヤとストッパーボールとの押圧接触が確実に行えると共にワイヤの停止機能を確実に行える効果がある。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施形態におけるワイヤ固定機構を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態におけるワイヤ固定機構を示す図であり、(a)は天面図、(b)は底面図、(c)は側面図を示している。
本発明の実施形態におけるワイヤ固定機構の逆止構造を示す断面図であり、(a)はワイヤ移動を解放した状態を示す図であり、(b)はワイヤ移動を規制した状態を示す図である。
本発明の実施形態におけるワイヤ固定機構におけるストッパーボールの動きを示す図であり、(a)はワイヤの移動を規制する方向に移動する際のストッパーボールの動きを示し、(b)はワイヤの移動を規制する方向に移動する際のストッパーボールの動きを示す図である。

実施例

0017

本発明は、内壁をテーパー形状とする外円筒体と、外円筒体内部で摺動可能とした内円筒体と、内円筒体の中心部を挿通するワイヤと、内円筒体の周壁に穿孔した複数のボール遊嵌孔と、ボール遊嵌孔に遊嵌自在で、内円筒体のボール遊嵌孔と外円筒体のテーパー部が対応する位置関係になった際に内円筒体の中心部を挿通するワイヤ表面を圧接するストッパーボールとより構成したワイヤ挿通パイプにおけるワイヤの一方向流通を固定するワイヤ固定機構を要旨とする。

0018

また、スプリングにより内円筒体を外円筒体のテーパー形状の内壁方向に移動付勢したことを特徴とする。

0019

また、ボール遊嵌孔の内周面は内側から外側に向かって狭窄状のテーパーとしたことを特徴とする。

0020

本発明の実施例を図面に基づき詳説する。
基本的に本発明は、図1に示すように、内円筒体10と外円筒体20との組み合わせよりなり外円筒体20のテーパー部21においてストッパーボール12を介在した構造とする。

0021

外円筒体20は内壁をテーパー形状とすると共に、内円筒体10は外円筒体20内部で摺動可能に構成している。
内円筒体10の中心部にはワイヤWを挿通しており、内円筒体10の周壁には複数のボール遊嵌孔11を穿孔している。ボール遊嵌孔11の内周面は内側から外側に向かって狭窄状のテーパーに構成している。

0022

ボール遊嵌孔11にはワイヤW表面を圧着固定するストッパーボール12を遊嵌している。ストッパーボール12は表面に摩擦係数の高い表面処理をしている。
また、内円筒体10の天端には外円筒体20の天端との間にスプリング30を介設することで内円筒体10を外円筒体20の内壁であるテーパー部21に移動付勢している。

0023

この発明の作用について具体的に詳説する。
ワイヤ固定機構Aは、図2に示すように、ワイヤWを内円筒体10の中空部13に挿通して外円筒体20に内円筒体10を収納する。
この際に内円筒体10は、図3(a)、(b)に示すように、スプリング30の付勢により外円筒体の先端部に位置している。すなわち、外円筒体20の内周壁のテーパー部21と内円筒体10の外周壁14とが密着した嵌着状態となる。

0024

この状態でワイヤWを先端方向に引張ると内円筒体10は、図4(a)、(b)に示すように、ワイヤWと共に外円筒体20の先端部方向に移動する。すなわち、内円筒体10のボール遊嵌孔11と外円筒体20のテーパー部21が対応する位置関係になったときに内円筒体10の中心部を挿通するワイヤW表面に当接するストッパーボール12は、外円筒体20のテーパー部21によって内方のワイヤW表面に圧接状態となる。その圧接付勢力によってワイヤWは、ストッパーボール12表面に食い込み固定状態となる。

0025

他方、ワイヤWが上記と反対方向に引っ張られると内円筒体10はワイヤWに付随して外円筒体20の基端部方向に移動してストッパーボール12がワイヤW表面から離反してワイヤWの固定状態を解除しワイヤWは自在に一定方向に摺動可能となる。

0026

このようにワイヤWの引っ張る方向に応じてストッパーボール12とワイヤWとの圧接形態が変わりストッパーボール12の移動位置、すなわち、ワイヤWの引っ張り方向によりワイヤWの固定状態からワイヤWの自由な流通形態に変更可能となる。

0027

なお、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、公知発明並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、等も含まれる。また、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。

0028

10内円筒体
11ボール遊嵌孔
12ストッパーボール
13中空部
14外周壁
20外円筒体
21テーパー部
30スプリング
Aワイヤ固定機構
W ワイヤ

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