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技術 酵素含有食品

出願人 株式会社ビィゴライフ
発明者 坂田寿宏
出願日 2019年2月6日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2019-019719
公開日 2020年8月20日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-124177
状態 未査定
技術分野 食品の着色及び栄養改善
主要キーワード プレ濾過 こうじ 濾布濾過 大豆麹 サビン 呈色物質 体重増減 体調管理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月20日)のものです。
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課題

麹菌を利用して、健康増進の目的にかなう酵素含有食品を提供する。

解決手段

麹菌分泌酵素含有組成物と、サラシア抽出物と、ヒューミックシェール抽出物と、酪酸菌とを含有せしめて酵素含有食品となす。更に、少なくとも6種類以上のビタミンが含有されていることが好ましい。また、糖質分解及び蛋白質分解酵素活性を有することが好ましい。この酵素含有食品は、体質改善体調管理、又はダイエットのために好適に用いられる。

概要

背景

麹菌は、酒類調味料等の発酵食品の製造に必須の微生物として知られている。発酵過程における麹菌は、菌体外グルコアミラーゼ等の酵素分泌して穀類等の発酵原料を分解するのを助けている。従来、麹菌を増殖させる方法には、麹自体の調製のごとく、蒸した穀類に麹菌を散布して所定の温度、湿度等の環境下に静置して、穀類等の表面で麹菌を増殖させる方法がある。このように穀類等の表面で固体培養する方法では、麹菌が麹自体の調製のごとく増殖するので、麹の調製に適した所望の酵素活性プロファイルを備えた麹菌の増殖が得やすいが、一般に作業が煩雑となった。一方、調整された液体培地中で麹菌を液体培養する方法も提案されている。この方法によれば、培養条件を揃える等の作業性に優れるが、所望する酵素活性プロファイルが得にくい傾向があった。

このような問題に関連して、例えば、特許文献1,2には、麹菌を、難消化性デキストリンポリデキストロース水溶性セルロースプルラン等の難分解性糖質を含有する液体培地を用いて培養することにより、グルコアミラーゼ等の酵素活性が高く、全行程を液相のまま焼酎を製造するのにも適した、麹菌培養物が得られることが記載されている。

また、例えば、特許文献3には、麹菌を、炭素分として穀類麹を添加した液体培地を用いて培養することにより、麹菌が分泌するα−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、α−グルコシダーゼプロテアーゼなどの酵素活性の高い麹菌培養物が得られることが記載されている。

概要

麹菌を利用して、健康増進の目的にかなう酵素含有食品を提供する。 麹菌分泌酵素含有組成物と、サラシア抽出物と、ヒューミックシェール抽出物と、酪酸菌とを含有せしめて酵素含有食品となす。更に、少なくとも6種類以上のビタミンが含有されていることが好ましい。また、糖質分解及び蛋白質分解の酵素活性を有することが好ましい。この酵素含有食品は、体質改善体調管理、又はダイエットのために好適に用いられる。 なし

目的

本発明の目的は、麹菌を利用して、健康増進の目的にかなう酵素含有食品を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

請求項2

更に、少なくとも6種類以上のビタミンが含有されている、請求項1記載の酵素含有食品。

請求項3

糖質分解及び蛋白質分解酵素活性を有する、請求項1又は2記載の酵素含有食品。

請求項4

前記麹菌分泌酵素含有組成物を35〜50質量%含有し、前記サラシア抽出物を20〜40質量%含有し、前記ヒューミックシェール抽出物を1〜3質量%含有し、前記酪酸菌を1〜3質量%含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の酵素含有食品。

請求項5

カプセル剤の形態であり、その1粒中に、前記麹菌分泌酵素含有組成物を120〜180mg含有し、前記サラシア抽出物を90〜126mg含有し、前記ヒューミックシェール抽出物を3.6〜10.8mg含有し、前記酪酸菌を3.6〜7.2mg含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の酵素含有食品。

請求項6

体質改善体調管理、又はダイエットのために用いられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の酵素含有食品。

請求項7

食事と共に摂取するように用いられる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の酵素含有食品。

技術分野

0001

本発明は、食事サプリメント等として有用な、酵素含有食品に関する。

背景技術

0002

麹菌は、酒類調味料等の発酵食品の製造に必須の微生物として知られている。発酵過程における麹菌は、菌体外グルコアミラーゼ等の酵素分泌して穀類等の発酵原料を分解するのを助けている。従来、麹菌を増殖させる方法には、麹自体の調製のごとく、蒸した穀類に麹菌を散布して所定の温度、湿度等の環境下に静置して、穀類等の表面で麹菌を増殖させる方法がある。このように穀類等の表面で固体培養する方法では、麹菌が麹自体の調製のごとく増殖するので、麹の調製に適した所望の酵素活性プロファイルを備えた麹菌の増殖が得やすいが、一般に作業が煩雑となった。一方、調整された液体培地中で麹菌を液体培養する方法も提案されている。この方法によれば、培養条件を揃える等の作業性に優れるが、所望する酵素活性プロファイルが得にくい傾向があった。

0003

このような問題に関連して、例えば、特許文献1,2には、麹菌を、難消化性デキストリンポリデキストロース水溶性セルロースプルラン等の難分解性糖質を含有する液体培地を用いて培養することにより、グルコアミラーゼ等の酵素活性が高く、全行程を液相のまま焼酎を製造するのにも適した、麹菌培養物が得られることが記載されている。

0004

また、例えば、特許文献3には、麹菌を、炭素分として穀類麹を添加した液体培地を用いて培養することにより、麹菌が分泌するα−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、α−グルコシダーゼプロテアーゼなどの酵素活性の高い麹菌培養物が得られることが記載されている。

先行技術

0005

特開2003−265165号公報
特開2005−295871号公報
特許第6310106号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記の従来技術による麹菌培養物は、健康増進目的で日常的に摂取するために利用されるものではなかった。また、当該麹菌培養物を個別に摂取しただけでは、その活性が十分に引き出されるとはいい難かった。

0007

よって、本発明の目的は、麹菌を利用して、健康増進の目的にかなう酵素含有食品を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記目的のため、本発明は、麹菌分泌酵素含有組成物と、サラシア抽出物と、ヒューミックシェール抽出物と、酪酸菌とを含有することを特徴とする酵素含有食品を提供するものである。

0009

上記酵素含有食品は、これに含有される麹菌分泌酵素含有組成物が、糖質分解や蛋白質分解の酵素活性に優れている。よって、食事からの栄養素を十分に消化吸収するのを助ける効果がある。一方、サラシア抽出物には、糖類の吸収を抑える効果がある。また、酪酸菌には、腸内環境を整える効果がある。更に、ヒューミックシェール抽出物に含まれるミネラル分には、麹菌が発現する酵素活性の機能を助ける効果がある。よって、上記酵素含有食品を日常的に摂取することにより、体質改善を図ることができる。

0010

また、本発明の酵素含有食品は、更に、少なくとも6種類以上のビタミンが含有されていることが好ましい。これによれば、ビタミン類が更に麹菌が発現する酵素活性の機能を助ける。

0011

また、本発明の酵素含有食品は、糖質分解及び蛋白質分解の酵素活性を有することが好ましい。

0012

また、本発明の酵素含有食品は、前記麹菌分泌酵素含有組成物を35〜50質量%含有し、前記サラシア抽出物を20〜40質量%含有し、前記ヒューミックシェール抽出物を1〜3質量%含有し、前記酪酸菌を1〜3質量%含有することが好ましい。

0013

また、本発明の酵素含有食品は、カプセル剤の形態であり、その1粒中に、前記麹菌分泌酵素含有組成物を120〜180mg含有し、前記サラシア抽出物を90〜126mg含有し、前記ヒューミックシェール抽出物を3.6〜10.8mg含有し、前記酪酸菌を3.6〜7.2mg含有することが好ましい。

0014

また、本発明の酵素含有食品は、体質改善、体調管理、又はダイエットのために用いられることが好ましい。

0015

また、本発明の酵素含有食品は、食事と共に摂取するように用いられることが好ましい。

発明の効果

0016

本発明によれば、麹菌を利用して、健康増進の目的にかなう酵素含有食品を提供することができる。

0017

本発明は、麹菌分泌酵素含有組成物と、サラシア抽出物と、ヒューミックシェール抽出物と、酪酸菌とを含有する酵素含有食品を提供するものである。以下、更に詳細に説明する。なお、本明細書において「質量%」による値は、特にことわりがない限り、乾燥物換算の値を意味するものとする。

0018

(麹菌分泌酵素含有組成物)
本発明に用いる麹菌分泌酵素含有組成物とは、麹菌が増殖する際、その培地中に麹菌由来の酵素が分泌されるので、そのように産生する酵素を採取し、含有せしめてなる組成物である。麹菌分泌酵素含有組成物を得る方法に特に制限はなく、例えば特許第6310106号公報に記載の方法などを利用し得る。

0019

以下には、特許第6310106号公報に記載の方法を、より具体的に説明する。ただし、本発明に用いる麹菌分泌酵素含有組成物の範囲は、これらの方法によって得られたものに限られるものではない。

0020

すなわち、以下のステップを含む方法である。
(i)調整液体培地に第1の穀類麹を添加すること。
(ii)第1の穀類麹を添加した調整液体培地を用いて第1の通気培養を行うこと。
(iii)第1の通気培養を行った調整液体培地に第2の穀類麹を添加すること。
(iv)第2の穀類麹を添加した調整液体培地を用いて第2の通気培養を行うこと。

0021

上記のステップに用いる調整液体培地は、例えば、ポリペプトン酵母エキスパウダースクロース硝酸ナトリウム硝酸カリウム硫酸マグネシウム硫酸鉄七水和物、及び水等の麹菌の繁殖に必要な成分を含んでなる濃縮培地組成に、調整水等を加えることにより、培地中のpHが3〜6(好ましくはpHが4〜5)になるように調整した培地である。

0022

ポリペプトンは、大豆生成物原料とする培養基材であり、植物性タンパク質分解物を供給するために培地に添加される。これに限らず、他の植物由来又は動物由来ペプトン等も使用され得る。

0023

酵母エキスパウダーは、酵母自己消化物で、アミノ酸等を供給するために培地に添加される。これに限らず、他の植物由来又は動物由来のエキス等も使用され得る。

0024

スクロースは、炭素源を供給するために培地に添加される。

0025

硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸マグネシウム、及び硫酸鉄七水和物は、ミネラル等を供給するために培地に添加される。これらに限らず、他の無機塩等のミネラル源も使用され得る。

0026

上記した各成分の量、割合は、培養を阻害しない範囲で、適宜変更することができる。

0027

なお、調整液体培地としては、上記以外の組成でもよく、例えば一般的に麹菌の培養に用いられるCzapek−Dox(CD)培地等も使用され得る。

0028

上記のステップに用いる調整液体培地は、あらかじめ80℃〜95℃で、10分間〜40分間、好ましくは15分間〜35分間、より好ましくは20分間〜30分間加熱滅菌され、その後20℃〜50℃、好ましくは25℃〜45℃、より好ましくは30℃〜40℃に冷却されたものであり得る。

0029

上記のステップに用いる第1及び第2の穀類麹は、アスペルギルス属分類される麹菌により得られたものであり得る。麹菌は、例えば、それぞれアスペルギルスオリゼー、アスペルギルス・カワチ、アスペルギルス・ニガー、アスペルギルス・アワモリ、及びアスペルギルス・ソーヤ等であり得る。その菌類もしくは穀類麹は、1種類を単品で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。特に好ましい麹菌は、アスペルギルス・オリゼー、アスペルギルス・カワチ、又はアスペルギルス・ニガーである。

0030

上記した第1及び第2の穀類麹は、これらに限定されないが、例えば、それぞれ玄米麹大豆麹米糠麹、粟麹、稗麹等であり得る。その穀類麹は、1種類を単品で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。特に好ましくは、第1の穀類麹は玄米麹、大豆麹、米糠麹、粟麹、及び稗麹等の少なくとも1つから選定され、且つ第2の穀類麹は大豆麹である。

0031

上記のステップにおいて、第1の穀類麹は、調整液体培地の容積の2w/v%〜15w/v%、好ましくは3w/v%〜12w/v%、より好ましくは5w/v%〜10w/v%の量で調整液体培地へ添加され得る。

0032

上記のステップに用いる第2の穀類麹は、調整液体培地の容積の1w/v%〜10w/v%、好ましくは2w/v%〜8w/v%、より好ましくは3w/v%〜5w/v%の量で調整液体培地へ添加され得る。

0033

上記のステップにおいて、通気培養とは、撹拌を伴う培養であり、通気の目的は、空気を麹菌に与えることである。第1の通気培養を行う時間は、麹菌の繁殖状況に応じて24時間〜60時間、好ましくは24時間〜54時間、より好ましくは24時間〜48時間の間に設定され、そして第2の通気培養を行う時間は、麹菌の繁殖状況に応じて、12時間〜30時間、好ましくは12時間〜27時間、より好ましくは12時間〜24時間の間に設定され得る。第1の通気培養の温度は、20℃〜40℃、好ましくは25℃〜40℃、より好ましくは30℃〜40℃の間に設定され、第2の通気培養の温度は、10℃〜40℃、好ましくは15℃〜35℃、より好ましくは20℃〜30℃の間に設定され得る。

0034

上記のようにして得られる培養後の麹菌培養物中には、麹菌に由来する多種の酵素が含まれている。すなわち、使用した調整液体培地のその液体部分には、アミラーゼやプロテアーゼをはじめとする多くの種類の酵素が、麹菌から分泌されている。特に、α−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、α−グルコシダーゼ等の糖質分解酵素やプロテアーゼ等の蛋白質分解酵素が多く含まれている。

0035

上記した培養後の培養物は、濃縮したり、乾燥・粉末化したりしてもよく、更に、ろ過や遠心分離等の固液分離手段により麹菌を除去して、麹菌の菌体を含まない培養液(以下、単に「培養液」という。)を得てもよい。また、その培養液を濃縮したり、乾燥・粉末化したりしてもよい。ただし、酵素活性の低下を防ぐには、40℃以上の温度環境を要する工程を経ないことが好ましく、30℃以上の温度環境を要する工程を経ないことがより好ましい。よっって、例えば、乾燥・粉末化には、限外濾過による濃縮後にエタノール沈殿して、得られた固形分を20〜30℃で乾燥する手段を用いたり、あるいは、おからパウダー、豆乳パウダー、きな粉などの大豆由来粉末を添加して、その粉末ごと酵素を固相に固液分離して、得られた固形分を20〜30℃で乾燥する手段を用いたりすることが好ましい。

0036

本発明に用いる麹菌分泌酵素含有組成物は、その品質を、所定の酵素活性により管理し得る。具体的には、例えば、α−アミラーゼ活性であれば、好ましくは100,000〜200,000U/g(麹菌分泌酵素含有組成物の1g当たり)の範囲を設定し得、より好ましくは150,000〜200,000U/g(麹菌分泌酵素含有組成物の1g当たり)の範囲を設定し得る。なお、ここにいうα−アミラーゼ活性の活性単位(U)は、独立行政法人酒類総合研究所標準分析法の「111固体こうじ111-5 α−アミラーゼ」に準拠した測定により、40℃、pH5で、30分間に1%可溶性デンプン溶液を1mL分解する活性を、単位活性量として定めたものである。

0037

また、例えば、グルコアミラーゼとα−グルコシダーゼによるいわゆる糖化力であれば、好ましくは1,000〜4,000U/g(麹菌分泌酵素含有組成物の1g当たり)の範囲を設定し得、より好ましくは2,000〜4,000U/g(麹菌分泌酵素含有組成物の1g当たり)の範囲を設定し得る。なお、ここにいう糖化力の活性単位(U)は、糖化力測定キット(キッコーマバイオケミファ株式会社製)を利用して測定したとき、キットに備わる基質である4−ニトロフェニル−β−マルトシド(G2−β−PNP)が、測定サンプル中のグルコアミラーゼとα−グルコシダーゼによって4−ニトロフェノール(PNP)に分解するので、この4−ニトロフェノール(PNP)が37℃で1分間に1μmol生成する活性を、単位活性量として定めたものである。

0038

また、例えば、酸性プロテアーゼであれば、好ましくは5,000〜10,000U/g(麹菌分泌酵素含有組成物の1g当たり)の範囲を設定し得、より好ましくは8,000〜10,000U/g(麹菌分泌酵素含有組成物の1g当たり)の範囲を設定し得る。なお、ここにいう酸性プロテアーゼ活性の活性単位(U)は、独立行政法人酒類総合研究所標準分析法の「111固体こうじ111-10 酸性プロテアーゼ」に準拠した測定により、カゼイン(乳製)を基質として、38℃、pH3で、反応初期の1分間に1μgのL−チロシンに相当する非たん白性のフェブリ試薬呈色物質の増加をもたらす活性を、単位活性量として定めたものである。

0039

麹菌分泌酵素含有組成物の配合量としては、典型的には、酵素含有食品の全量中に35〜50質量%の範囲で含有するようにすればよく、より典型的には45〜50質量%の範囲で含有するようにすればよい。

0040

(サラシア抽出物)
本発明に用いるサラシア抽出物は、サラシア属植物からの抽出物である。その原料とされる植物体としては、根、、枝、葉、花、果実などの部位であり得、可食部であることが好ましい。より好ましくは根、幹などの部位であり、1種類以上の部位を混合して抽出原料に使用してもよい。

0041

サラシア属植物としては、例えば、サラシアレティキュラータ(Salacia reticulata)、サラシア・オブロンガ(Salacia oblonga)、サラシア・キネンシス(Salacia chinensis)、サラシア・プリノイデス(Salacia prinoides)、サラシア・ラティフォリア(Salacia latifolia)、サラシア・グラディフローラ(Salacia grandiflora)、サラシア・ブルノニアーナ(Salacia burunoniana)、サラシア・マクロスペルマ(Salacia macrosperma)、サラシア・ロクスブルギイ(Salacia roxburghii)等が挙げられる。なかでも、サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)、サラシア・オブロンガ(Salacia oblonga)、サラシア・キネンシス(Salacia chinensis)に由来するものは、健康食品素材として入手し易く、好ましく用いられる。サラシア属植物は、1種類を単品で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。

0042

サラシア抽出物の調製のための抽出溶媒としては、水、メタノールエタノール等のアルコール類アセトン等のケトン類、あるいはこれらの混合溶媒から選択され得る。なかでも、水、アルコール含水アルコール等を用いることが好ましく、熱水、エタノール、含水エタノール等を用いることがより好ましい。含水エタノールを使用する場合、そのエタノール濃度は、好ましくは30〜90質量%の範囲で設定し得、より好ましくは40〜70質量%の範囲で設定し得る。

0043

抽出物は、抽出原料に、必要に応じて任意に粉砕等の加工を施したうえ、常温もしくは加熱下に、必要に応じて任意に撹拌等の処理を施しながら、上記した抽出溶媒と一定時間混合する、等の調製方法により得ることができる。抽出物は、適宜適当な固液分離手段により抽出原料を除去してもよい。また、噴霧乾燥凍結乾燥等の手段により乾燥・粉末化してもよい。

0044

本発明に用いるサラシア抽出物は、その品質を、所定の活性成分含有量により管理し得る。具体的には、例えば、マンジフェリン(mangiferin)であれば、好ましくは300〜1,000mg/100g(サラシア抽出物の100g当り)の範囲を設定し得、より好ましくは500〜1,000mg/100g(サラシア抽出物の100g当り)の範囲を設定し得る。マンジフェリンは、例えばHPLC分析によるチャートピーク面積を、別途、マンジフェリンの標準品による検量線にあてはめる方法等により、定量分析が可能である。

0045

サラシア抽出物としては、商業的に商品名「SALARETIN」(株式会社サビンサジパンコーポレーション製)なども上市されているので、そのような市販品を用いてもよい。

0046

サラシア抽出物の配合量としては、典型的には、酵素含有食品の全量中に20〜40質量%の範囲で含有するようにすればよく、より典型的には25〜35質量%の範囲で含有するようにすればよい。

0047

(ヒューミックシェール抽出物)
本発明に用いるヒューミックシェール抽出物は、ヒューミックシェールからの抽出物である。その原料とされるヒューミックシェールとは、およそ1億年前の植物が炭化せずに微生物により腐植してなる堆積物(腐植泥板岩)であり、商業的には、米国ユタ州部で採掘されており、入手可能である。

0048

ヒューミックシェール抽出物の調製のための抽出溶媒としては、水、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、あるいはこれらの混合溶媒から選択され得る。なかでも、水、アルコール、含水アルコール等を用いることが好ましく、熱水、エタノール、含水エタノール等を用いることがより好ましい。含水エタノールを使用する場合、そのエタノール濃度は、好ましくは30〜90質量%の範囲で設定し得、より好ましくは40〜70質量%の範囲で設定し得る。

0049

抽出物は、抽出原料に、必要に応じて任意に粉砕等の加工を施したうえ、常温もしくは加熱下に、必要に応じて任意に撹拌等の処理を施しながら、上記した抽出溶媒と一定時間混合する、等の調製方法により得ることができる。抽出物は、適宜適当な固液分離手段により抽出原料を除去してもよい。また、噴霧乾燥、凍結乾燥等の手段により乾燥・粉末化してもよい。

0050

本発明に用いるヒューミックシェール抽出物は、その品質を、所定の活性成分の含有量により管理し得る。具体的には、例えば、腐植酸として知られるフルボ酸(fulvic acid)であれば、好ましくは30〜500mg/100g(ヒューミックシェール抽出物の100g当り)の範囲を設定し得、より好ましくは200〜500mg/100g(ヒューミックシェール抽出物の100g当り)の範囲を設定し得る。なお、フルボ酸は、分子内にカルボキシル基フェノール性水酸基を有する多価有機酸として、複数型が存在する物質であるが、その平均的分子構造が知られており(Shin, H. S.; Moon, H.「AN "AVERAGE" STRUCTURE PROPOSED FORSOIL FULVIC ACIDAIDED BY DEPT/QUAT 13C NMRPULSE TECHNIQUES」Soil Science: April 1996 Volume 161 Issue 4 p250-256)、例えばHPLC分析(蛍光検出)によるチャートのピーク下面積を、別途、フルボ酸の標準品による検量線にあてはめる方法等により、定量分析が可能である。

0051

ヒューミックシェール抽出物としては、商業的に商品名「ヒュミックシェル抽出粉末」(株式会社イノス製)なども上市されているので、そのような市販品を用いてもよい。

0052

ヒューミックシェール抽出物の配合量としては、典型的には、酵素含有食品の全量中に1〜3質量%の範囲で含有するようにすればよく、より典型的には1.2〜3質量%の範囲で含有するようにすればよい。

0053

(酪酸菌)
本発明に用いる酪酸菌は、酪酸生菌であって偏性嫌気性芽胞形成性菌であり、高温強酸にも耐ええる胞子を形成し、悪環境下では生育活動を停止し、環境が良くなると改めて生育活動を再開するので、例えば経口摂取すると腸内に生きたまま届く。従来、整腸剤等として用いられており、安全性が確立されている。

0054

上記した酪酸菌としては、任意のものを用いることができるが、例えば、バチルストヨイ(Bacillus toyoi)、クロストリジウムブチリカム(Clostridium butyricum)等であれば、健康食品素材として入手し易く、好ましく用いられる。酪酸菌は、1種類を単品で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。

0055

本発明に用いる酪酸菌物は、その品質を、所定の生菌活性量により管理し得る。具体的には、例えば、アガープレート培地を使用したコロニー形成アッセイにおいて、コロニー形成能が、好ましくは5×108〜1×109CFU/g(酪酸菌製剤の1g当り)の範囲を設定し得、より好ましくは8×108〜1×109CFU/g(酪酸菌製剤の1g当り)の範囲を設定し得る。

0056

酪酸菌としては、商業的に商品名「酪酸菌ABP末」(エースバイオプロダクト株式会社製)なども上市されているので、そのような市販品を用いてもよい。

0057

酪酸菌の配合量としては、典型的には、酵素含有食品の全量中に1〜3質量%の範囲で含有するようにすればよく、より典型的には1〜2質量%の範囲で含有するようにすればよい。

0058

(ビタミン類)
本発明においては、任意にビタミン類を用い得る。そのビタミン類としては、例えば、ビタミンAビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12等のビタミンB類ビタミンCビタミンD2、ビタミンD3等のビタミンD類ビタミンEパントテン酸葉酸ビオチンナイアシン等が挙げられる。なかでも、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD類、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸、葉酸等がより好ましく用いられる。ビタミン類は、1種類を単品で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。特には、異なる種類のビタミンの少なくとも6種類以上を用いることが好ましく、少なくとも8種類以上を用いることがより好ましい。ビタミン類としては、例えば市販されているビタミンミックスなどを用いてもよい。

0059

ビタミン類を用いる場合、その配合量としては、典型的には、酵素含有食品の全量中に5〜20質量%の範囲で含有するようにすればよく、より典型的には10〜20質量%の範囲で含有するようにすればよく、更により典型的には10〜15質量%の範囲で含有するようにすればよい。

0060

(他の素材
本発明においては、上記に説明した成分以外にも、任意に他の素材を用い得る。そのビタミン類としては、例えば、加工デンプン微結晶セルロース等の賦形剤クエン酸等の有機酸ドロマイトマンガン含有酵母亜鉛高含有酵母、銅高含有酵母、鉄高含有酵母等のミネラル供給素材、有胞子性乳酸菌等の乳酸菌、酵母、混合ハーブエキス、香料呈味風味剤等が挙げられる。ただし、上記に説明した成分の含量を確保する観点からは、酵素含有食品の全量中に、他の素材は、25質量%以下の含有量であることが好ましく、20質量%以下の含有量であることがより好ましく、15質量%以下の含有量であることが特に好ましい。

0061

(酵素含有食品)
本発明の酵素含有食品は、上記に説明した、麹菌分泌酵素含有組成物、サラシア抽出物、ヒューミックシェール抽出物、及び酪酸菌を含有し、また、任意にはビタミン類を含有して、経口用とされた組成物である。そして、それをヒトやペット動物が経口的に摂取することで健康増進の目的にかなう体質改善の効果が得られる。より具体的には、本発明の酵素含有食品は、食事からの栄養素の吸収や代謝を活発にして、体調管理、特には、後述の実施例でもされるように体形の維持やダイエットのために好適に用いられる。

0062

本発明の酵素含有食品の剤形的な形態に特に制限はなく、乾燥末を混合した、そのままであってもよく、適宜、経口用として適当な賦形剤や結着剤分散剤乳化剤などの使用により、全体として固形状、半固形状液体状(懸濁・分散状)、ゼリー状ペースト状など、いずれの形状に調製してもよく、あるいは医薬的に許容される基材担体を用いて、カプセル剤、顆粒剤、粉末、錠剤など、いずれの剤形に調製してもよい。

0063

ただし、体質改善のため有効量を所定期間にわたって効率的に摂取できる形態であるためには、上記に説明した、麹菌分泌酵素含有組成物、サラシア抽出物、ヒューミックシェール抽出物、及び酪酸菌は、それらの合計で、酵素含有食品中に60〜100質量%の範囲の含有量で含有していることが好ましく、70〜90質量%の範囲の含有量で含有していることがより好ましく、70〜80質量%の範囲の含有量で含有していることが更により好ましい。

0064

また、カプセル剤の形態であれば、上記に説明した、麹菌分泌酵素含有組成物、サラシア抽出物、ヒューミックシェール抽出物、及び酪酸菌の合計量が、その錠剤の1粒当たり217〜324mgの範囲の内用量であることが好ましく、1粒当たり260〜324mgの範囲の内用量であることがより好ましい。より具体的には、その1粒中に、麹菌分泌酵素含有組成物を120〜180mgの範囲で含有し、サラシア抽出物を90〜126 mgの範囲で含有し、ヒューミックシェール抽出物を3.6〜10.8mgの範囲で含有し、酪酸菌を3.6〜7.2mgの範囲で含有することが好ましい。

0065

また、包材包装された粉末又は顆粒の形態であれば、上記に説明した、麹菌分泌酵素含有組成物、サラシア抽出物、ヒューミックシェール抽出物、及び酪酸菌の合計量が、1包当たり434〜648mgの範囲の内用量であることが好ましく、1包当たり868〜1296mgの範囲の内用量であることがより好ましい。

0066

以上のように種々の形態となし得る、本発明に係る酵素含有食品は、その品質を、所定の酵素活性や活性成分の含有量により管理し得る。具体的には、例えば、上記したα−アミラーゼ活性であれば、好ましくは20,000〜80,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)の範囲を設定し得、より好ましくは50,000〜80,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)の範囲を設定し得る。また、例えば、上記したグルコアミラーゼとα−グルコシダーゼによるいわゆる糖化力であれば、好ましくは500〜2,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)の範囲を設定し得、より好ましくは1,000〜2,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)の範囲を設定し得る。また、例えば、上記した酸性プロテアーゼであれば、好ましくは500〜4,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)の範囲を設定し得、より好ましくは1,000〜4,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)の範囲を設定し得る。また、例えば、上記したマンジフェリン(mangiferin)であれば、好ましくは200〜400mg/100g(酵素含有食品の100g当り)の範囲を設定し得、より好ましくは250〜400mg/100g(酵素含有食品の100g当り)の範囲を設定し得る。また、例えば、上記した腐植酸として知られるフルボ酸(fulvic acid)であれば、好ましくは0.3〜7mg/100g(酵素含有食品の100g当り)の範囲を設定し得、より好ましくは2〜7mg/100g(酵素含有食品の100g当り)の範囲を設定し得る。また、例えば、上記した酪酸菌の生菌活性量であれば、アガープレート培地を使用したコロニー形成アッセイにおいて、コロニー形成能が、好ましくは5×106〜1.5×107CFU/g(酵素含有食品の1g当り)の範囲を設定し得、より好ましくは9×106〜1.5×107CFU/g(酵素含有食品の1g当り)の範囲を設定し得る。

0067

本発明の酵素含有食品を使用する態様については、特に制限はなく、例えば機能性食品、食事サプリメント、一般用医薬品などとして、利用者自己判断のもと適宜必要があると思われたときに摂取するようにしてもよいし、医師やその他の高度な知識と経験を有する者の判断のもとに摂取するようにして用いる、処方箋医薬などとして使用してもよい。また、ヒトだけでなく動物にも利用可能であり、ペット動物用の飼料サプリメントなどとしても利用することができる。

0068

ただし、体質改善のためには、1日の生活リズムのなかで食事などとともにできるだけ習慣的に摂取するようにしたほうがよい。摂取量としては、摂取する者の年齢体調などの条件によっても多少異なる場合もあるが、おおよそ大人であれば1日に、上記に説明した、麹菌分泌酵素含有組成物、サラシア抽出物、ヒューミックシェール抽出物、及び酪酸菌の合計量にして、868〜2592mgの範囲およそ4〜8粒で摂取することが好ましく、1296〜2592mgの範囲およそ6〜8粒で摂取することがより好ましい。

0069

以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は本発明の範囲を限定するものではない。

0070

<調製例1>
特許第6310106号公報に記載の方法により、麹菌から分泌された酵素を含有する組成物(以下、「麹菌分泌酵素含有組成物」という。)を調製した。具体的には、以下のとおり調製した。

0071

(玄米麹の調製)
5kgの玄米を2分割〜4分割にした。この分割した玄米を常温水に48時間浸漬した後に約1時間水切り、次いで玄米が柔らかくなるまで後蒸しした。後蒸し終了後の玄米を約30℃まで放冷し、次いでこの玄米に麹菌としてアスペルギルス・オリゼーを散布した。その後麹菌を散布した玄米を麹室に入れ、麹室内の温度が40℃以上にならないように6〜8時間毎監視した。48時間後に5kgの玄米麹を出麹した。

0072

(大豆麹の調製)
2kgの大豆を2分割〜4分割にした。この分割した大豆を常温水に24時間浸漬した後に約1時間水を切り、次いで大豆を指でつぶせる程度にまで後蒸しした。後蒸し終了後の大豆を約20℃まで放冷し、次いでこの大豆に麹菌としてアスペルギルス・オリゼーを散布した。その後麹菌を散布した大豆を麹蓋にのせた状態で大豆麹箱に入れた。大豆麹箱内の温度が約25℃〜約27℃に保たれるように監視した。72時間後に2kgの大豆麹を出麹した。

0073

(麹菌分泌酵素含有組成物の調製)
上記のようにして調製した玄米麹と大豆麹とを、表1に示す配合の液体培地で順次培養した。

0074

0075

具体的には、以下のとおり培養した。

0076

2Lの液体培地をあらかじめ95℃で30分間加熱滅菌し、その後に35℃まで冷却した。この冷却した液体培地に第1の穀類麹として200gの玄米麹を添加した。この玄米麹を添加した液体培地を撹拌しながら48時間、35℃〜37℃で第1の通気培養を行った。玄米麹の麹菌(アスペルギルス・オリゼー)の繁殖が十分であることを確認した後に、第1の通気培養を行った液体培地に、更に第2の穀類麹として100gの大豆麹を添加した。この大豆麹を添加した液体培地を撹拌しながらさらに24時間、20℃〜30℃で第2の通気培養を行った。

0077

培養後、麹菌(アスペルギルス・オリゼー)が分泌した酵素を含む10Lの培養液を300メッシュ濾布を用いて濾過することにより7Lの濾布濾過液を得た。この濾布濾過液を沈澱タンクに入れて、次いで冷蔵庫内で24時間静置することにより澱下げした。その後にこの濾布濾過液を孔径1μmのフィルタを用いて濾過し、さらに0.45μmカートリッジフィルタを用いてプレ濾過し、次いで0.45μmメンブレンカートリッジフィルタを用いて精密濾過することにより6Lの精密濾過液を得た。

0078

得られた精密濾過液1Lに、600gの難消化性デキストリンを添加し、混合することにより、およそ30℃の温度環境下に乾燥させて、更に粉砕することにより、粉末状の麹菌分泌酵素含有組成物の600gを得た。

0079

<実施例1>
常法に従い、調製例1で得られた麹菌分泌酵素含有組成物を配合し、更に表2に示す各原材料を含有してなる、カプセル状の酵素含有食品を調製した。この酵素含有食品は、1粒あたり430mgからなり、各原材料の1粒中の内容量及び配合割合は、表2に示す通りであった。なお、サラシア抽出物としては、商品名「SALARETIN」(株式会社サビンサジャパンコーポレーション製)、ヒューミックシェール抽出物としては、商品名「ヒューミックシェル抽出粉末」(株式会社イノス製)、酪酸菌としては、商品名「酪酸菌ABP末」(エースバイオプロダクト株式会社製)、有胞子性乳酸菌としては、商品名「クラリス−S」(三菱ケミカルフーズ株式会社製)、ドロマイトとしては、商品名「ドロマイトM−W」(石灰工業株式会社製)、ミネラル高含有酵母としては、商品名「OMEY-FE-05」、「OMEY-CU-05」、「MEY-MN-05」など(株式会社オムニカ製)、混合ハーブエキスとしては、商品名「オールナチュラルVM」(株式会社機能性原料研究所製)、をそれぞれ使用した。

0080

0081

試験例1>
実施例1で調製した酵素含有食品を水に溶かし、その一部をサンプルにして、独立行政法人酒類総合研究所標準分析法の「111固体こうじ111-5α−アミラーゼ」に準拠した、α−アミラーゼ活性測定を行った。その結果、実施例1で調製した酵素含有食品は、54,000U/g(酵素含有食品の1g当たり)のα−アミラーゼ活性を有していた。なお、ここにいうα−アミラーゼ活性の活性単位(U)は、40℃、pH5で、30分間に1%可溶性デンプン溶液を1mL分解する活性を、単位活性量として定めたものである。

0082

<試験例2>
実施例1で調製した酵素含有食品を水に溶かし、その一部をサンプルにして、糖化力測定キット(キッコーマンバイオケミファ株式会社製)により、糖化力を測定した。その結果、実施例1で調製した酵素含有食品は、1,240U/g(酵素含有食品の1g当たり)の糖化力を有していた。なお、ここにいう糖化力の活性単位(U)は、キットに備わる基質である4−ニトロフェニル−β−マルトシド(G2−β−PNP)が、測定サンプル中のグルコアミラーゼとα−グルコシダーゼによって4−ニトロフェノール(PNP)に分解するので、この4−ニトロフェノール(PNP)が37℃で1分間に1μmol生成する活性を、単位活性量として定めたものである。

0083

<試験例3>
実施例1で調製した酵素含有食品を水に溶かし、その一部をサンプルにして、独立行政法人酒類総合研究所標準分析法の「111固体こうじ111-10酸性プロテアーゼ」に準拠した、酸性プロテアーゼ活性測定を行った。その結果、実施例1で調製した酵素含有食品は、2,700U/g(酵素含有食品の1g当たり)の酸性プロテアーゼ活性を有していた。なお、ここにいう酸性プロテアーゼ活性の活性単位(U)は、38℃、pH3で、反応初期の1分間に1μgのL−チロシンに相当する非たん白性のフェブリレ試薬呈色物質の増加をもたらす活性を、単位活性量として定めたものである。

0084

<試験例4>
表3に示す各種素材の組み合わせにより粉末状の組成物を調製し、試験例3と同様にして酸性プロテアーゼ活性を測定した。

0085

0086

その結果、表3に示されるように、調製例1の麹菌分泌酵素含有組成物の酸性プロテアーゼ活性は(試験例4−1)、サラシア抽出物の添加により増加し(試験例4−2)、ヒューミックシェール抽出物の更なる添加により活性が更に高まった(試験例4−3)。サラシア抽出物やヒューミックシェール抽出物に含まれているミネラル分など、何らかの成分が、麹菌分泌酵素含有組成物の酸性プロテアーゼ活性を高めているためであると考えられた。

0087

<試験例5>
実施例1で調製した酵素含有食品を1日4粒〜8粒を食事と共に3ヶ月間にわたって服用してもらった55人のパネラーから、各自、表4に示す各アンケートに関して回答してもらった。

0088

実施例

0089

その結果、表4に示されるように、実施例1で調製した酵素含有食品を継続的に摂取したパネラーの多くから、体調、体重、及び体形に関して、良好に評価する回答結果が得られた。また、別途、各パネラーの摂取前後の体重を測定し、それを平均したところ、1人当たりの体重増減の平均は1.86kg減であった。

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