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図面 (9)

課題

手動操作補助となる音声入力による操作と、音声入力のみによる操作との両方に対応することが可能な画像形成システムを提供する。

解決手段

音声入力装置からの音声入力の内容と対応付けて予め設定された動作を実行する音声入力モードとして、操作部での手動操作を補助するための音声補助入力モードと、音声入力による独立した操作を行うための音声独立操作モードとが登録された記録部と、適用される音声入力モードに応じて、音声入力による操作と操作部からの操作とに基づいた処理の実行を制御する制御部とを備え、音声補助入力モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理に反映させ、音声独立操作モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理と並行して処理される、第1の処理と異なる第2の処理に反映させる画像形成システムを構成する。

概要

背景

スマートスピーカー等の音声入力装置画像形成装置とを連携させ、音声入力によって画像形成装置を操作する画像形成システムが使用されている。音声入力によって画像形成装置を操作する画像形成システムとしては、例えば、操作部で手動操作が行われた時に、表示部に表示されている画面種別、操作部での手動操作の種別のうちの少なくともいずれかと、音声入力の内容とに対応付けて予め設定された動作を画像形成装置で実行する画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この画像形成システムでは、操作部による手動操作を補助する目的で音声入力を行う際、手動操作の内容に関連付けられた音声が入力された場合に、音声認識キー等を押下すること無く音声入力による画像形成装置の操作を行うことができる。

概要

手動操作の補助となる音声入力による操作と、音声入力のみによる操作との両方に対応することが可能な画像形成システムを提供する。音声入力装置からの音声入力の内容と対応付けて予め設定された動作を実行する音声入力モードとして、操作部での手動操作を補助するための音声補助入力モードと、音声入力による独立した操作を行うための音声独立操作モードとが登録された記録部と、適用される音声入力モードに応じて、音声入力による操作と操作部からの操作とに基づいた処理の実行を制御する制御部とを備え、音声補助入力モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理に反映させ、音声独立操作モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理と並行して処理される、第1の処理と異なる第2の処理に反映させる画像形成システムを構成する。

目的

本発明においては、手動操作の補助となる音声入力による操作と、音声入力のみによる操作との両方に対応することが可能な画像形成システム、及び、画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

画像形成装置と、音声入力装置とを有する画像形成システムであって、前記画像形成装置は、前記音声入力装置と通信する通信部と、操作入力受け付ける操作部と、前記音声入力装置からの音声入力の内容と対応付けて予め設定された動作を実行する音声入力モードとして、前記操作部での手動操作補助するための音声補助入力モードと、前記音声入力による独立した操作を行うための音声独立操作モードとが登録された記録部と、適用される前記音声入力モードに応じて、前記音声入力による操作と前記操作部からの操作とに基づいた処理の実行を制御する制御部と、備え、前記制御部は、前記操作部を操作中に前記音声入力装置から音声を検出した際に、前記音声補助入力モードが適用されている場合は、音声による指示を前記操作部での操作に基づいた第1の処理に反映させ、前記音声独立操作モードが適用されている場合は、音声による指示を前記操作部での操作に基づいた第1の処理と並行して処理される、前記第1の処理と異なる第2の処理に反映させる画像形成システム。

請求項2

前記制御部は、1つの操作内容に対して、前記音声補助入力モードと前記音声独立操作モードとのいずれかを選択して適用する請求項1に記載の画像形成システム。

請求項3

前記画像形成装置は、ユーザーを認証する認証部を備え、前記認証部による認証に基づいて、前記制御部が前記音声入力モードを切り替える請求項2に記載の画像形成システム。

請求項4

前記制御部は、特定の音声入力の内容を検出した場合に、前記音声入力モードを切り替える請求項2に記載の画像形成システム。

請求項5

前記音声入力装置は、特定の音声入力の内容を検出した場合に、前記特定の音声入力の内容を検出したことを前記制御部に通知し、前記制御部は、前記音声入力装置からの通知に従って前記音声入力モードを切り替える請求項2に記載の画像形成システム。

請求項6

前記画像形成装置は、所定の条件において前記音声入力モードを、前記音声補助入力モードから前記音声独立操作モードに切り替えるための判定を行う独立モード許可判定部を備え、前記独立モード許可判定部の判定に基づいて、前記制御部が前記音声入力モードを前記音声独立操作モードに切り替える請求項2に記載の画像形成システム。

請求項7

前記独立モード許可判定部は、前記操作部における手動操作時間が閾値を超えた場合に、前記判定を行う請求項6に記載の画像形成システム。

請求項8

前記独立モード許可判定部は、前記操作部における手動操作の操作回数が閾値を超えた場合に、前記判定を行う請求項6に記載の画像形成システム。

請求項9

前記独立モード許可判定部は、前記操作部における手動操作の操作回数当たりの設定変更回数を有効操作割合とし、前記有効操作割合が閾値を下回る場合に、前記判定を行う請求項6に記載の画像形成システム。

請求項10

前記操作部が前記音声入力モードを切り替えるための切り替え入力部を有し、前記切り替え入力部に対する操作に対応して前記制御部が前記音声入力モードを切り替える請求項2に記載の画像形成システム。

請求項11

前記制御部は、前記音声独立操作モードで実行されたジョブが完了したら、前記音声入力モードを前記音声補助入力モードに切り替える請求項2に記載の画像形成システム。

請求項12

前記制御部は、前記音声補助入力モードによる前記第1の処理と、前記音声独立操作モードによる前記第2の処理とを並行して実行する請求項1に記載の画像形成システム。

請求項13

前記音声入力装置は、複数の音声を識別する話者識別部を有し、前記制御部は、第1のユーザーが前記音声補助入力モードでの第1の処理中に、前記話者識別部によって第2のユーザーの音声が識別されたら、前記第2のユーザーの音声による第2の処理に対して前記音声独立操作モードを適用する請求項12に記載の画像形成システム。

請求項14

前記音声入力装置は、指向性入力部を有し、前記制御部は、前記指向性入力部で得られる音声の指向性の情報と、前記音声入力装置と前記操作部との位置関係とから、前記音声入力装置に対して音声入力を行っているユーザーの位置を特定し、前記ユーザーが前記操作部の正面に位置する場合、前記制御部は音声入力による操作に対して前記音声補助入力モードを適用して処理し、前記ユーザーが前記操作部の正面以外に位置する場合、前記制御部は音声入力による操作に対して前記音声独立操作モードを適用して処理する請求項12に記載の画像形成システム。

請求項15

音声入力装置と通信する通信部と、操作入力を受け付ける操作部と、前記音声入力装置からの音声入力の内容と対応付けて予め設定された動作を実行する音声入力モードとして、前記操作部での手動操作を補助するための音声補助入力モードと、前記音声入力による独立した操作を行うための音声独立操作モードとが登録された記録部と、適用される前記音声入力モードに応じて、前記音声入力による操作と前記操作部からの操作とに基づいた処理の実行を制御する制御部と、備え、前記制御部は、前記操作部を操作中に前記音声入力装置からの音声を検出した際に、前記音声補助入力モードが適用されている場合は、音声による指示を前記操作部での操作に基づいた第1の処理に反映させ、前記音声独立操作モードが適用されている場合は、音声による指示を前記操作部での操作に基づいた第1の処理と並行して処理される、前記第1の処理と異なる第2の処理に反映させる画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、音声入力による操作が可能な画像形成システム、及び、画像形成装置に係わる。

背景技術

0002

スマートスピーカー等の音声入力装置と画像形成装置とを連携させ、音声入力によって画像形成装置を操作する画像形成システムが使用されている。音声入力によって画像形成装置を操作する画像形成システムとしては、例えば、操作部で手動操作が行われた時に、表示部に表示されている画面種別、操作部での手動操作の種別のうちの少なくともいずれかと、音声入力の内容とに対応付けて予め設定された動作を画像形成装置で実行する画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この画像形成システムでは、操作部による手動操作を補助する目的で音声入力を行う際、手動操作の内容に関連付けられた音声が入力された場合に、音声認識キー等を押下すること無く音声入力による画像形成装置の操作を行うことができる。

先行技術

0003

特開2013−222229号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述の画像形成システムでは、従来の操作部での手動操作に対する補助としてのみ、音声入力による操作が使用されている。しかしながら、画像形成システムにおいては、従来の操作パネルで手動操作を行いながら補助的に音声操作を使う場合だけでなく、音声入力による操作のみで画像形成装置を操作することも求められている。このため、従来の操作パネルで手動操作を行いながら補助的に音声操作を使う場合と、音声操作のみでジョブなどの処理を完結させる場合との2つの場合について対応することが可能な画像形成システムが求められている。

0005

上述した問題の解決のため、本発明においては、手動操作の補助となる音声入力による操作と、音声入力のみによる操作との両方に対応することが可能な画像形成システム、及び、画像形成装置を提供する。

課題を解決するための手段

0006

本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、音声入力装置とを有する。画像形成装置は、音声入力装置と通信する通信部と、操作入力受け付ける操作部と、音声入力装置からの音声入力の内容と対応付けて予め設定された動作を実行する音声入力モードとして、操作部での手動操作を補助するための音声補助入力モードと、音声入力による独立した操作を行うための音声独立操作モードとが登録された記録部と、適用される音声入力モードに応じて、音声入力による操作と操作部からの操作とに基づいた処理の実行を制御する制御部とを備える。制御部は、操作部を操作中に音声入力装置から音声を検出した際に、音声補助入力モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理に反映させ、音声独立操作モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理と並行して処理される、第1の処理と異なる第2の処理に反映させる。

0007

また、本発明の画像形成装置は、音声入力装置と通信する通信部と、操作入力を受け付ける操作部と、音声入力装置からの音声入力の内容と対応付けて予め設定された動作を実行する音声入力モードとして、操作部での手動操作を補助するための音声補助入力モードと、音声入力による独立した操作を行うための音声独立操作モードとが登録された記録部と、適用される音声入力モードに応じて、音声入力による操作と操作部からの操作とに基づいた処理の実行を制御する制御部とを備える。制御部は、操作部を操作中に音声入力装置から音声を検出した際に、音声補助入力モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理に反映させ、音声独立操作モードが適用されている場合は、音声による指示を操作部での操作に基づいた第1の処理と並行して処理される、第1の処理と異なる第2の処理に反映させる。

発明の効果

0008

本発明によれば、手動操作の補助となる音声入力による操作と、音声入力のみによる操作との両方に対応することが可能な画像形成システム、及び、画像形成装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0009

画像形成システムの概略構成を示す図である。
画像形成装置の構成を示すブロック図である。
音声入力装置の構成を示すブロック図である。
操作部における切り替え入力部の例を示す図である。
2つの音声入力モードを排他的に使用する、画像形成システムの音声操作の動作フローチャートである。
独立モード許可判定部のもたつき判定処理フローチャートである。
2つの音声入力モードを並行して使用する、画像形成システムの音声操作の動作フローチャートである。
2つの音声入力モードを並行して使用する、画像形成システムの音声操作の動作フローチャートである。

実施例

0010

以下、本発明を実施するための形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.画像形成システムの概要
2.画像形成システムの実施形態

0011

〈1.画像形成システムの概要〉
画像形成システムの実施の形態の説明に先立ち、画像形成システムの概要について説明する。画像形成システムは、2つの音声入力モードを持つことを特徴とする。また、画像形成システムは、2つの音声入力モードの一方のみを排他的に使用する、又は、両方を並行して使用することができる。

0012

[音声入力モード]
画像形成システムは、1つめの音声入力モードとして、画像形成装置の操作部における手動操作を補助するために音声入力操作を受け付ける音声補助入力モード(以下、補助モードとも称する)を有する。
また、画像形成システムは、2つめの音声入力モードとして、画像形成装置の操作部における手動操作にかかわらず、音声による独立した画像形成装置の操作を行うために音声入力操作を受け付ける音声独立操作モード(以下、独立モードとも称する)を有する。

0013

音声補助入力モード(補助モード)は、画像形成装置の操作部を操作している操作者が、一部の操作を手動操作の替わりに音声入力で行うことによって、手動操作の操作回数を削減することができる。即ち、音声補助入力モード(補助モード)では、画像形成装置の操作部を操作している手動操作と、音声入力を行う音声操作とで同じジョブへの操作を受け付ける。

0014

また、音声独立操作モード(独立モード)は、画像形成装置の操作部で行われる手動操作に替わって、音声入力によって画像形成装置の操作を行うことで、音声入力のみで画像形成装置の操作を行うことができる。即ち、音声独立操作モード(独立モード)では、画像形成装置の操作部を操作している手動操作と、音声入力を行う音声操作とで異なるジョブへの操作を受け付ける。

0015

[音声入力モードの排他的使用]
画像形成システムは、音声入力を用いる操作に対して、音声補助入力モード(補助モード)と音声独立操作モード(独立モード)とのいずれかを、排他的に選択して適用することができる。

0016

補助モードの場合、画像形成装置は、操作部において手動操作で行われているジョブに対して、音声入力による操作を受け付ける。このため、補助モードの場合には、画像形成装置に対し、手動操作と音声入力操作とで同じジョブへの操作が行われる。

0017

一方、独立モードの場合、画像形成装置は、操作部において手動操作で行われている第1のジョブとは異なる第2のジョブに対して、音声入力による操作を受け付ける。即ち、独立モードの場合には、画像形成装置に対し、手動操作と音声入力操作とでそれぞれ異なるジョブへの操作が行われる。このため、画像形成システムでは、手動操作によって画像形成装置を操作して行う第1のジョブの処理と、音声操作によって画像形成装置を操作して行う第2のジョブの処理とが、並行して行われる。なお、独立モードの場合に、必ずジョブが並行に行われる必要はなく、音声入力操作による操作のみが行われてもよい。

0018

画像形成システムが補助モードと独立モードとのいずれかを選択するためには、画像形成装置において音声入力モードを切り替える必要がある。画像形成システムは、モードの切り替えとして、例えば、画像形成装置の認証装置ユーザー認証によるモードの切り替え、特定の音声入力の内容によるモードの切り替え、手動操作者の操作がもたついている際のモードの切り替え、及び、操作部での手動操作によるモードの切り替えを行うことができる。

0019

画像形成装置の認証装置によってモードを切り替える場合は、例えば、第1のユーザーが操作部において手動操作を行いながら補助モードで音声入力を使用している状況で、第2のユーザーが認証装置により認証を行った際に、音声入力を独立モードに切り替える。これにより、第1のユーザーが手動操作によって画像形成装置を操作して第1のジョブを処理するとともに、認証を行った第2のユーザーが独立モードでの音声入力によって画像形成装置を操作して第2のジョブを処理することができる。このように、手動操作者(第1のユーザー)と音声入力操作者(第2のユーザー)とが、それぞれ異なるジョブに対して画像形成装置を操作することができる。

0020

特定の音声入力の内容によってモードの切り替える場合は、音声入力操作を行いたいユーザーが、音声入力装置に対して特定の内容の音声入力を行うことにより、音声入力モードを任意に切り替える。例えば、「補助モードで実行」、「独立モードで実行」等の各モードに紐付けた特定の音声入力の内容を予め画像形成システムに登録しておき、画像形成システムが音声入力の内容から特定の内容を検出した際に、入力内容に対応したモードを適用する。具体的には、独立モードに切り替えてジョブを操作した場合に、ユーザーが音声入力装置に対して「独立モードで実行。」、「BOX内のAAAというファイルプリント。」と音声入力を行うと、「独立モードで実行。」の音声入力によって音声入力モードとして独立モードが選択され、「BOX内のAAAというファイルをプリント。」の音声入力によって画像形成装置を操作することができる。

0021

手動操作者の操作がもたついている際にモードを切り替える場合は、例えば、手動操作者が補助モードによる音声入力を使っていない状況において、以下の条件を満たす手動操作を継続している場合には、手動操作者の処理のもたつきを判定し、音声入力を独立モードに切り替える。手動操作者のもたつきが判定された際に音声入力モードを独立モードに切り替えることにより、第1のユーザーによる第1のジョブの完了を待つことなく、第2のユーザーが音声入力操作によって第2のジョブを開始することができる。

0022

手動操作者のもたつきを判定する条件としては、手動操作時間が閾値を超えた場合、手動操作回数が閾値を超えた場合、及び、有効な操作割合(例えば、手動操作回数に対する設定変更の回数[有効操作割合=設定変更数/手動操作回数])が閾値を下回っている場合が挙げられる。

0023

操作部での手動操作によってモードを切り替える場合は、例えば、画像形成装置の操作部に、音声入力モードを切り替えるためのボタンコマンド等の切り替え入力部を配置し、操作者が切り替え入力部を操作することにより、音声入力モードを切り替える。例えば、画像形成装置において予め補助モードが選択されている状況において、ユーザーが切り替え入力部を操作することにより、音声入力モードが補助モードから独立モードに切り替えられる。また、予め独立モードが選択されている状況において、ユーザーが切り替え入力部を操作することにより、音声入力モードが独立モードから補助モードに切り替えられる。

0024

なお、画像形成システムでは、補助モードから独立モードに切り替えた後、独立モードでの操作が行われたジョブが完了した際には、音声入力モードを再度補助モードに切り替えることが好ましい。補助モードに切り替えることにより、ユーザーが次のジョブを行う際に、同じジョブに対して手動操作と音声入力操作とによって画像形成装置を操作することができる。これにより、画像形成装置が、手動操作の内容と音声入力操作の内容とを異なるジョブへの操作として受け付けるような事態を抑制することができる。

0025

[音声入力モードの並行使用]
画像形成システムは、音声入力を用いる画像形成装置の操作に対して、上記の2つの音声入力モードを、並行して使用することができる。この場合には、補助モードによる音声入力操作と手動操作とによって画像形成装置を操作して第1のジョブを処理するのと並行して、独立モードによる音声入力操作で画像形成装置を操作して第2のジョブを処理することができる。

0026

補助モードと独立モードとを並行して使用する場合には、音声入力操作によって、2つのジョブへの操作が行われる。このため、画像形成装置において2つのジョブが並行して処理される。このため、音声入力装置から入力される音声が、どのジョブに対する操作か判断するために、音声入力モードと操作対象となるジョブとの紐付けが必要となる。

0027

例えば、ユーザー毎に、使用モードとジョブとを時系列的に紐付けることができる。この場合には、声の質からユーザーの識別を行う。
時系列的に先に第1のユーザーが画像形成装置を操作して第1のジョブを処理している状況では、この第1のユーザーからの音声入力操作に対しては補助モードとして画像形成装置の操作を受け付ける。そして、補助モードで動作中に、第2のユーザーとして識別される音声が音声入力部に入力されて第2のジョブが開始された場合、第2のユーザーからの音声入力操作に対しては、独立モードとして画像形成装置の操作を受け付ける。これにより、第1のユーザーの音声入力に対しては補助モードで画像形成装置を操作して第1のジョブを処理し、第2のユーザーの音声入力に対しては独立モードで画像形成装置を操作して第2のジョブ操作を処理する。

0028

また、画像形成装置の位置とユーザーの位置との関係を把握することにより、空間的にユーザーとジョブとを紐付けることもできる。例えば、音声入力装置として、指向性マイクロフォン(以下、マイク)を複数有する場合には、指向性マイクの設置位置や音声が入力される方向等から、音声入力を行っているユーザーの位置を把握することができる。このため、ユーザーによる音声入力が、画像形成装置の操作部の前から行われているか、それ以外の場所から行われているかを把握することができる。そして、操作部の前からユーザーが音声入力を行っている場合には、補助モードとして手動操作と音声入力操作とによる画像形成装置の操作を受け付けてジョブを処理する。また、操作部の前以外の場所からのユーザーが音声入力を行っている場合には、独立モードとして音声入力操作のみによる画像形成装置の操作を受け付けてジョブを処理する。これにより、操作部の前にいる第1のユーザーの音声入力に対しては補助モードが適用され、操作部の前以外にいる第2のユーザーの音声入力に対しては独立モードが適用される。

0029

〈2.画像形成システムの実施形態〉
以下、画像形成システムの具体的な実施の形態について説明する。図1に、本実施の形態の画像形成システムの概略構成図を示す。画像形成システムは、上述の概要に記載されているように、画像形成装置を操作するための音声入力モードとして、音声補助入力モード(補助モード)と、音声独立操作モード(独立モード)とを有する。

0030

図1に示す画像形成システムは、画像形成装置10と、画像形成装置10が音声入力を受け付ける音声入力装置20とが、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されている。さらに、画像形成システムは、画像形成装置10や音声入力装置20とネットワークを介して接続された外部サーバー30等を備えていてもよい。ネットワークは有線であっても無線であってもよい。例えば、画像形成装置10と外部サーバー30とが有線LANに接続され、音声入力装置20が無線で接続されている例が挙げられる。

0031

画像形成装置10は、画像形成機能を実現するための構成を有する。
音声入力を受け付ける音声入力装置20は、入力される音声信号を処理する処理装置を含んでもよい。音声入力装置20としては、従来のマイクやスマートスピーカー等が挙げられる。音声入力装置20は、音声入力を受け付ける機能を実現するための構成としての音声入力部としてのマイクと、情報を表示(出力)するためのタッチパネル等の表示部や、スピーカー等の音声出力部とを備える。なお、画像形成システムにおいて、音声入力装置20は、少なくともこれら機能を有していれば特に限定されない。

0032

[画像形成装置の機能構成
画像形成システムに係る画像形成装置10の機能構成の具体例を図2に示す。なお、ここで示す画像形成装置10は、画像読み取り機能印刷機能を備えた一般的な構成を示しているが、必ずしも全ての機能を搭載する必要はなく、ファクシミリ装置スキャナー装置等の限定的な機能を有した構成であってもよい。

0033

画像形成装置10は、操作部11、制御部12、画像処理部13、画像形成部14、有線通信部15、認証部16、自動原稿搬送部17、画像読み取り部18、無線通信部19、不揮発メモリ41、RAM42、HDD(hard disk drive)43、及び、独立モード許可判定部44が相互に通信可能に接続されて構成される。

0034

制御部12は、制御装置として機能する演算装置であるCPU(Central Processing Unit)等を備える。制御部12は、画像形成装置10の全体を統括的に制御し、コピー機能プリンタ機能ファクシミリ機能スキャン機能等の各機能の実行を制御する。また、画像形成装置10は、制御部12で実行されるプログラム等を記憶する不揮発メモリ41、補助モード及び独立モードでの処理の内容、ユーザーに関する各種の情報(ユーザー情報)、及び、画像データ等を保存する記録部であるHDD(hard disk drive)43、制御部12でプログラムを実行する際の作業領域として機能するRAM(random access memory)42等の画像形成装置10の動作に必要な要素を含む。

0035

また、制御部12は、画像形成装置を操作するための音声入力モードとして、音声補助入力モード(補助モード)と、音声独立操作モード(独立モード)とを切り替える。そして、制御部12は、画像形成システムにおいて選択されているいずれかの音声入力モードに応じて、音声入力による操作内容に対応付けて予め設定された、画像形成装置10を動作させるための処理を行う。

0036

操作部11は、ユーザーからのジョブの開始や設定の変更など、各種の操作を受け付ける。操作部11は、表示部の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルや、画面外テンキー文字入力キースタートキー等を備えて構成される。

0037

画像形成部14は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する。画像形成部14は、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置等を有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う。画像形成出力印刷)を行う際は、主走査方向への1ライン分の画像形成を繰り返し、画像形成の対象物(記録紙)を副走査方向に移動させることによって、記録紙上に2次元の画像を形成する。

0038

画像処理部13は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、画像データの圧縮伸張処理などを行う。
有線通信部15は、有線で接続されたネットワークを介して音声入力装置や、外部サーバー等の外部の装置とデータの送受信を行う。また、無線通信部19は、無線で接続されたネットワークを介して外部の装置とデータの送受信を行う。

0039

認証部16は、画像形成装置10を使用するユーザーがログインする際に、ユーザー認証を行う。認証方式はユーザーIDやパスワード等の情報を操作パネルから入力する方式でもよく、ICカード等に記載されたユーザー情報を非接触で読み取る方式でもよい。さらに、音声認証指紋認証等の生体認証であってもよい。認証部16は、画像形成装置のインターフェースである認証モジュールに対してユーザーが非接触ICカードを近付けることで、ユーザー情報を自動的に読み取る。そして、認証部16は、読み取ったユーザー情報をHDD43等に記録された各ユーザーの照合用認証情報と比較して認証を行う。

0040

画像読み取り部18は、記録紙等に記載された原稿の画像を光学的に読み取って画像データを取得する。画像読み取り部18は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて主走査方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を副走査方向に順次移動させる駆動部と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズミラー等からなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号デジタルの画像データに変換する変換部等を備える。

0041

自動原稿搬送部17は、原稿トレイ等に載置された原稿を搬送機構により搬送して画像読み取り部18へ送り出す。自動原稿搬送部17により、原稿トレイ等に載置された多数枚の原稿の画像(両面を含む)を、画像読み取り部18において連続して読み取ることが可能となる。

0042

独立モード許可判定部44は、音声入力モードを、補助モードから独立モードに切り替えるための判定を行う。例えば、独立モード許可判定部44は、画像形成システムにおいて、手動操作者のもたつきを判定する。独立モード許可判定部44は、例えば、手動操作時間が閾値を超えた場合、手動操作回数が閾値を超えた場合、又は、有効な操作割合(例えば、手動操作回数に対する設定変更の回数[有効操作割合=設定変更数/手動操作回数])が閾値を下回っている場合に、補助モードから独立モードに切り替えるためのもたつき判定を行う。画像形成システムは、独立モード許可判定部44の判定に基づいて、制御部12が音声入力モードを独立モードに切り替える。なお、画像形成システムにおいては、制御部12から独立した独立モード許可判定部44を設けずに、制御部12において音声入力モードを切り替えるための判定処理が行われてもよい。この場合には、制御部12がシステム制御構成として独立モード許可判定部44を有し、制御部12内の独立モード許可判定部44が音声入力モードを切り替えるための判定処理を行う。

0043

[音声入力装置の機能構成]
図3に、音声入力装置20の機能構成の具体例を示す。図3に示すように、音声入力装置20は、全体を制御する演算装置である制御部22、制御部22で実行されるプログラム等を記憶する不揮発メモリ25、制御部22でプログラムを実行する際の作業領域として機能するRAM26、マイク等の音声を収集する音声入力部21、音声入力装置20からユーザー等に音声で情報を通知する音声出力部27、上記ネットワークを介した無線通信を制御する無線通信部23とを含む。

0044

制御部22は、音声入力装置20の全体を統括的に制御する演算装置であるCPU(Central Processing Unit)等を備える。制御部22は、音声入力装置20に音声を入力しているユーザーを識別する話者識別部24を有する。話者識別部24は、音声入力装置20に音声を入力している複数のユーザーの音声を、ユーザー毎に分離して識別する。これにより、音声入力装置20は、ユーザー毎の音声入力の内容を、それぞれ別の音声信号として識別する。

0045

サーバーの構成]
外部サーバー30は、パーソナルコンピューター等の、一般的なコンピューターで実現することができる。そのため、そのハードウェア構成は、一般的なコンピューターのハードウェア構成と同様とすることができる。このため、外部サーバー30のハードウェア構成の詳細な説明は省略する。画像形成システムでは、画像形成装置10の制御部12や音声入力装置20の制御部21が行う処理を、ネットワークによって接続された外部サーバー30が替わりに行ってもよい。また、画像形成装置10や音声入力装置20が使用する各種のデータが外部サーバー30に保存されていてもよい。

0046

[操作部の構成]
操作部11は、ユーザーからのジョブの開始や設定の変更など、各種の操作を受け付ける。操作部11は、表示部の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルや、画面外に設けられたテンキーや文字入力キー、スタートキー等を備えて構成される。また、操作部11は、操作部11において手動操作によって音声入力モードを切り替えるために、画像形成装置10の操作部11に音声入力モードを切り替えるためのボタンやコマンド等の切り替え入力部を有する。

0047

操作部11における切り替え入力部の例を図4に示す。図4に示す操作部11は、タッチパネル上に表示されたコマンドボタンに対するタップ操作によるユーザーの操作を受け付ける。図4に示す操作部11では、操作部11に表示されるコマンドボタン(タブ)の1つとして、切り替え入力部45が配置されている。そして、ユーザーが手動で切り替え入力部45を操作することにより、制御部12が音声入力モードを切り替える。

0048

[音声入力モードの排他的使用のフローチャート]
図5に、2つの音声入力モードを排他的に使用する、画像形成システムの音声操作の動作フローチャートを示す。以下の例では、画像形成システムのデフォルト設定として音声入力モードを補助モードに設定し、独立モードに変更する条件に合致した場合に、音声入力モードを補助モードから独立モードに切り替える場合について説明する。

0049

まず、画像形成装置10の制御部12が、画像形成システムの音声入力モードを予め補助モードに設定する(ステップS1)。次に、ユーザーが画像形成装置10を操作する際に、認証装置(認証部16)においてユーザー認証を行う。このユーザー認証の際に、独立モード許可判定部44は、記録部(HDD43等)に保存されているユーザー情報から、認証されたユーザーが音声入力を独立モードで使用する設定かどうかを判定する(ステップS2)。ユーザーが独立モードを使用する設定となっている場合(ステップS2のYes)は、独立モード許可判定部44の判定に基づいて、制御部12が音声入力モードを補助モードから独立モードに切り替える(ステップS8)。

0050

独立モードで使用する設定となっていない場合(ステップS2のNo)、独立モード許可判定部44は、操作部11において切り替え入力部45が操作されたかどうかを判定する(ステップS3)。操作部11において切り替え入力部45が操作された場合(ステップS3のYes)、独立モード許可判定部44の判定に基づいて、制御部12が音声入力モードを補助モードから独立モードに切り替える(ステップS8)。

0051

操作部11において切り替え入力部45が操作されていない場合(ステップS3のNo)、独立モード許可判定部44は、もたつき判定処理を行う(ステップS4)。このもたつき判定処理の詳細については後述する。

0052

もたつき判定処理において、ユーザーの手動操作のもたつきがあると判定された場合(ステップS5のYes)、独立モード許可判定部44の判定に基づいて、制御部12が音声入力モードを補助モードから独立モードに切り替える(ステップS8)。

0053

もたつき判定処理において、ユーザーの手動操作にもたつきが有ると判定されなかった場合(ステップS5のNo)、制御部12は、音声入力装置20に対してユーザーからの音声入力があるかどうかを判定する(ステップS6)。音声入力がない場合(ステップS6のNo)、音声入力を独立モードに切り替えずに上述のステップS2の判定処理に戻る。

0054

音声入力があった場合(ステップS6のYes)、独立モード許可判定部44は、ユーザーの音声入力に、音声入力モードを切り替えるための特定の内容が含まれているかを判定する。ユーザーの音声入力に音声入力モードを切り替えるための特定の内容が含まれている場合(ステップS7のYes)、独立モード許可判定部44の判定に基づいて、制御部12が音声入力モードを補助モードから独立モードに切り替える(ステップS8)。

0055

ユーザーの音声入力に音声入力モードを切り替えるための特定の内容が含まれていない場合(ステップS7のNo)、制御部12は現在の音声入力モードが独立モードとなっているかどうかを判定する(ステップS9)。音声入力モードが独立モードとなっていない場合、即ち音声入力モードが補助モードの場合、制御部12は、補助モードで画像形成装置10への音声入力操作を受け付け、ジョブの処理を実行する(ステップS10)。ステップS10において補助モードでのジョブの処理の完了後は、ステップS2の判定処理に戻る。

0056

ユーザーの音声入力に音声入力モードを切り替えるための特定の内容が含まれている場合(ステップS9のYes)、制御部12は、独立モードでのユーザーの音声入力操作が有るかどうかを判定する(ステップS11)。ユーザーの音声入力操作が有る場合(ステップS11のYes)、制御部12は、ユーザーの音声入力操作に従って画像形成装置10におけるジョブの処理を行い(ステップS13)、ジョブが完了したかどうかを判定する(ステップS14)。ジョブが完了していない場合(ステップS14のNo)、ステップS11のユーザーの音声入力操作が有るかどうかの判定を継続する。また、ジョブが完了した場合(ステップS14のYes)、制御部12が音声入力モードの設定を独立モードから補助モードに切り替える(ステップS1)。そして、ステップS2以降の処理を継続する。

0057

独立モードでユーザーの音声入力操作がない場合(ステップS11のNo)、制御部12は、独立モードに切り替えられてから音声入力がされない状態が一定時間経過したかどうかを判定する(ステップS12)。一定時間経過していない場合(ステップS12のNo)、一定時間が経過するまでステップS11のユーザーの音声入力操作が有るかどうかの判定を継続する。また、一定時間が経過した場合(ステップS12のYes)、制御部12が音声入力モードの設定を独立モードから補助モードに切り替える(ステップS1)。そして、ステップS2以降の処理を継続する。

0058

以上の処理により、画像形成システムにおける音声入力モードを、補助モードと独立モードとで排他的に使用して、音声入力によって画像形成装置を操作してジョブの処理を実行することができる。

0059

[もたつき判定処理のフローチャート]
上述の図5に示す画像形成システムの音声入力のステップS4における、独立モード許可判定部44のもたつき判定処理のフローチャートを図6に示す。

0060

まず、独立モード許可判定部44は、操作部11での手動操作時間が閾値を超えたかどうかを判定する(ステップS21)。手動操作時間が閾値を超えていない場合(ステップS21のNo)、操作部11での手動操作回数が閾値を超えたかどうか判定する(ステップS22)。

0061

手動操作回数が閾値を超えていない場合(ステップS22のNo)、操作部11での手動操作による有効操作割合が閾値を下回っているかどうかを判定する(ステップS23)。さらに、有効操作割合が閾値を下回っていない場合(ステップS23のNo)、独立モード許可判定部44は手動操作者による操作部11の操作がもたついていると判定せずに、もたつき判定処理を終了する。

0062

手動操作時間が閾値を超えている場合(ステップS21のYes)、手動操作回数が閾値を超えている場合(ステップS22のYes)、又は、有効操作割合が閾値を下回っている場合(ステップS23のYes)、独立モード許可判定部44は手動操作者による操作部11の操作がもたついていると判定し(ステップS24)、もたつき判定処理を終了する。

0063

[音声入力モードの並行使用のフローチャート]
(1.時系列
図7に、画像形成システムにおいて2つの音声入力モードを並行して使用する例として、時系列的に補助モードと独立モードとを設定する場合の動作フローチャートを示す。以下の例では、時系列的に先に画像形成装置の音声入力操作を開始する第1のユーザーに対して補助モードを適用し、時系列的に後から画像形成装置の音声入力を行う第2のユーザーに対して独立モードを適用する場合について説明する。

0064

画像形成装置10の制御部12は、画像形成装置10の操作部11で手動操作が行われているかどうかを判定する(ステップS31)。手動操作が行われていない場合(ステップS31のNo)、制御部12は手動操作が開始されるまで、ステップS31の判定を継続する。

0065

手動操作が行われている場合(ステップS31のYes)、制御部12は、音声入力装置20から音声入力が行われているかどうかを判定する(ステップS32)。音声入力が行われていない場合(ステップS32のNo)、制御部12は、音声入力が行われるまで、ステップS32の判定を継続する。

0066

音声入力が行われている場合(ステップS32のYes)、画像形成装置10を操作している第1のユーザー(現話者)の音声入力に対して、音声入力モードを補助モードに設定する(ステップS33)。そして、制御部12は、第1のユーザーの音声入力操作を補助モードで受け付ける。

0067

補助モードで第1のユーザーの音声入力操作を受け付けている最中、音声入力装置20の話者識別部24は、第2のユーザー(別話者)から音声入力装置20への音声入力が有るかどうかを判定する(ステップS34)。第2のユーザーから音声入力装置20への音声入力がない場合(ステップS34のNo)、画像形成装置10の制御部12は、第1のユーザーのジョブが完了するまで補助モードを継続し、本フローチャートによる処理を終了する。

0068

話者識別部24が第2のユーザーから音声入力装置20への音声入力を検出した場合(ステップS34のYes)、音声入力装置20の制御部22は、画像形成装置10の制御部12に対して、第2のユーザーの音声入力を検出したことを通知する。そして、画像形成装置10の制御部12は、第2のユーザーの音声入力に対して、音声入力モードを独立モードに設定する(ステップS35)。そして、制御部12は、補助モードで第1のユーザーの音声入力操作を受け付ける処理と並行して、独立モードで第2のユーザーの音声入力操作を受け付ける処理を行う。そして、制御部12は、第1のユーザーのジョブが完了するまで第1のユーザーの音声入力操作に対して補助モードを継続し、且つ、第2のユーザーのジョブが完了するまで第2のユーザーの音声入力操作に対して独立モードを継続し、本フローチャートによる処理を終了する。

0069

(2.ユーザー位置
図8に、画像形成システムにおいて2つの音声入力モードを並行して使用する例として、画像形成装置10の位置とユーザーの位置との関係から、補助モードと独立モードとを設定する場合の動作フローチャートを示す。以下の例では、画像形成装置10の操作部11の正面から音声入力を行う第1のユーザーに補助モードを適用し、画像形成装置10の操作部11の正面以外の位置から音声入力を行う第2のユーザーに独立モードを適用する場合について説明する。

0070

画像形成装置10の制御部12は、音声入力装置20への音声入力があるかどうかを判定する(ステップS41)。音声入力が無い場合(ステップS41のNo)、制御部12は、音声入力が行われるまでステップS41の判定を継続する。

0071

音声入力装置20への音声入力が有る場合(ステップS41のYes)、制御部12は、ユーザーが画像形成装置10の操作部11の正面から音声入力を行っているかどうかを判定する(ステップS42)。例えば、画像形成システムが複数の音声入力装置20を備え、さらに、音声入力装置20が音声入力部21として指向性マイクを備える場合には、各音声入力装置が検出する音の強度の差から、制御部12が音声入力を行っているユーザーの位置を検出することができる。そして、ユーザーの位置と、画像形成装置10の位置との関係からユーザーが操作部11の正面から音声入力を行っているかどうかを判定することができる。

0072

ユーザーが画像形成装置10の操作部11の正面から音声入力を行っている場合(ステップS42のYes)、制御部12は、このユーザー(第1のユーザー)からの音声入力操作に対して、音声入力モードとして補助モードを設定する(ステップS43)。
また、ユーザーが画像形成装置10の操作部11の正面から音声入力を行っていない場合(ステップS42のNo)、制御部12は、このユーザー(第2のユーザー)からの音声入力操作に対して、音声入力モードとして独立モードを設定する(ステップS44)。
そして、制御部12は、補助モードで第1のユーザーの音声入力操作を受け付ける処理と、独立モードで第2のユーザーの音声入力操作を受け付ける処理とを並行して行う。そして、制御部12は、第1のユーザーのジョブが完了するまで第1のユーザーの音声入力操作に対して補助モードを継続し、且つ、第2のユーザーのジョブが完了するまで第2のユーザーの音声入力操作に対して独立モードを継続し、本フローチャートによる処理を終了する。

0073

なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。

0074

10画像形成装置、11 操作部、12,22 制御部、13画像処理部、14画像形成部、15有線通信部、16 認証部、17自動原稿搬送部、18画像読み取り部、19,23無線通信部、20音声入力装置、21音声入力部、24話者識別部、25,41不揮発メモリ、26,42 RAM、27音声出力部、30外部サーバー、43 HDD、44独立モード許可判定部、45 入力部

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