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技術 端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路

出願人 シャープ株式会社鴻穎創新有限公司
発明者 堀貴子山田昇平坪井秀和
出願日 2019年1月10日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2019-002865
公開日 2020年7月27日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-113880
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 洗濯機器 キッチン機器 生活機器 本エンド 通知エリア エンドマーカ メジャメント リコンフィギュレーション
関連する未来課題
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図面 (9)

課題

プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。

解決手段

端末装置であって、基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信する受信部と、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティ解放する処理を行う処理部とを有する。

概要

背景

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

概要

プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。端末装置であって、基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信する受信部と、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティ解放する処理を行う処理部とを有する。

目的

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基地局装置通信する端末装置であって、前記基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信する受信部と、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティ解放する処理を行う処理部と、を有する、端末装置。

請求項2

基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信する受信部と、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行い、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行う処理部と、を有する、端末装置。

請求項3

端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置へRRCコネクションの再設定に関するメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行わせ、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる処理部と、を有する、基地局装置。

請求項4

端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置へ、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行わせ、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる処理部と、を有する、基地局装置。

請求項5

基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信し、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行う、方法。

請求項6

基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記基地局装置から、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信し、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行い、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行う、方法。

請求項7

端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置へRRCコネクションの再設定に関するメッセージを送信し、前記端末装置に、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行わせ、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる、方法。

請求項8

端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置へ、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行わせ、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる、方法。

技術分野

0001

本発明は、端末装置基地局装置、方法、および、集積回路に関する。

背景技術

0002

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。

0003

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

先行技術

0004

3GPP RP−170855,”Work Item on New Radio (NR) Access Technology”
3GPP TS 23.501 v15.3.0,“System Architecture for the 5G System; Stage 2”
3GPP TS 36.300, v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E−UTRAN);Overall description; Stage 2”
3GPP TS 36.331 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
3GPP TS 36.323 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
3GPP TS 36.322 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification”
3GPP TS 36.321 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification”
3GPP TS 37.340v 15.3.0,“EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and NR; Multi−Connectivity; Stage 2”
3GPP TS 38.300v 15.3.0,“NR;NR and NG−RAN Overall description; Stage 2”
3GPP TS 38.331 v15.3.0,“NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
3GPP TS 38.323 v15.3.0,“NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
3GPP TS 38.322 v15.3.0,“NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification”
3GPP TS 38.321 v15.3.0,“NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification”
3GPP TS 23.401 v15.0.0,“General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN) access”
3GPP TS 23.502 v15.3.0,“Procedure for 5G System; Stage 2”
3GPP TS 37.324 v15.1.0,“NR;Service Data Adaptation Protocol (SDAP) specification”
3GPP RP−161266、 “5G Architecture Options−Full Set”

発明が解決しようとする課題

0005

NRの技術検討の一つとして、E−UTRAとNRの両方のRAT(Radio Access Technology)のセルをRAT毎にセルグループ化してUEに割り当て、端末装置と1つ以上の基地局装置とが通信する仕組み(MR−DC:Multi−RAT Dual Connectivity,Multi−Radio Dual Connectivity)が検討されている(非特許文献8)。

0006

しかしながら、E−UTRAとNRとで利用する通信プロトコルフォーマットや機能が異なるため、また非特許文献8に記載される通り、MR−DCの形態によって利用されるコア網が異なるため、RATとしてE−UTRAのみ、コア網としてLTEのコア網であるEPCのみを用いる従来のLTEでのDual Connectivityに比べ、プロトコル処理が複雑になり、基地局装置と端末装置との通信を効率的に行うことができないという課題があった。

0007

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置からRRCコネクションの再
設定に関するメッセージを受信する受信部と、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティ解放する処理を行う処理部と、を有する。

0009

また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信する受信部と、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行い、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行う処理部と、を有する。

0010

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置へRRCコネクションの再設定に関するメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行わせ、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる処理部と、を有する。

0011

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置へ、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行わせ、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる処理部と、を有する。

0012

また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信し、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行う。

0013

また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記基地局装置から、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信し、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行い、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行う。

0014

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置へRRCコネクションの再設定に関するメッセージを送信し、前記端末装置に、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行わせ、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる。

0015

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置へ、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行わせ、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる。

0016

なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。

発明の効果

0017

本発明の一態様によれば、端末装置は、プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図。
本発明の各実施の形態における、E−UTRAにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
本発明の各実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
本発明の各実施の形態におけるRRC208及び/又はRRC308における、各種設定のための手順のフローの一例を示す図
本発明の各実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図。
本発明の各実施の形態における基地局装置の構成を示すブロック図。
本発明の実施の形態におけるUE122の処理方法の一例。
本発明の実施の形態におけるUE122の処理方法の別の一例。

実施例

0019

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。

0020

LTE(およびLTE−A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい。またNRは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。LTEは、NRに含まれる技術として定義されてもよい。また、NRとMulti RAT(又はRadio) Dual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。また本実施形態でのE−UTRAという用語は、LTEという用語に置き換えられても良いし、LTEという用語はE−UTRAという用語に置き換えられても良い。

0021

図1は本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図である。

0022

E−UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E−UTRAN Node B)102は、E−UTRA100の基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網であり、E−UTRA100用のコア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。

0023

NR106は非特許文献9等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NR106の基地局装置である。5GC110は、非特許文献2等に記載のコア網であり、NR106用のコア網として設計されているが、5GC110に接続する機能をもつE−UTRA100用のコア網として使われても良い。以下E−UTRA100とは5GC110に接続する機能をもつE−UTRA100を含んでも良い。

0024

インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース124等はCPのみ、又はUPのみ、又はCP及びUP両方を通すインタフェースであっても良い。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース124等は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もあっても良い。

0025

UE122はNR106に対応、又はE−UTRA100及びNR106両方対応した端末装置である。非特許文献3、及び/又は(and/or)非特許文献9に記載の通り、UE122が、E−UTRA100、及び/又はNR106を介してコア網と接続する際、UE122と、E−UTRA100、及び/又はNR106との間に、無線ベアラ(RB:Radio Bearer)と呼ばれる論理経路が確立される。CPに用いられる無線ベアラは、シグナリング無線ベアラ(SRB:Signaling Radio Bearer)と呼ばれ、UPに用いられる無線ベアラは、データ無線ベアラ(DRB Data Radio Bearer)と呼ばれる。各RBは、RB識別子(RB Identity,又はRB ID)が割り当てられ、一意に識別される。SRB用RB識別子は、SRB識別子(SRB Identity,又はSRB ID)と呼ばれ、DRB用RB識別子は、DRB識別子(DRB Identity,又はDRB ID)と呼ばれる。

0026

非特許文献3に記載の通り、UE122の接続先コア網がEPC104である場合、UE122と、E−UTRA100、及び/又はNR106との間に確立された各DRBは更に、EPC104内を経由する各EPS(Evolved Packet System)ベアラと一意にづけられる。各EPSベアラは、EPSベアラ識別子(Identity,又はID)が割り当てられ、一意に識別される。また同一のEPSベアラを通る
データは同一のQoSが保証される。

0027

非特許文献9に記載の通り、UE122の接続先コア網が5GC110である場合、UE122と、E−UTRA100、及び/又はNR106との間に確立された一つ又は複数のDRBは更に、5GC110内に確立されるPDU(Packet Data Unit)セッションの一つに紐づけられる。各PDUセッションには、一つ又は複数のQoSフローが存在する。各DRBは、紐づけられているPDUセッション内に存在する、一つ又は複数のQoSフローと対応付け(map)されても良いし、どのQoSフローと対応づけられなくても良い。各PDUセッションは、PDUセッション識別子(Identity,又はID)で識別される。また各QoSフローは、QoSフロー識別子で識別される。また同一のQoSフローを通るデータは同一のQoSが保証される。

0028

EPC104には、PDUセッション、及び/又はQoSフローは存在せず、5GC110にはEPSベアラは存在しない。言い換えると、UE122がEPC104と接続している際、UE122はEPSベアラの情報を持ち、UE122が5GC110と接続している際、UE122はPDUセッション、及び/又はQoSフローの情報を持つ。

0029

図2は本発明の各実施の形態における、E−UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。

0030

図2(A)はE−UTRA100においてUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。

0031

PHY(Physical layer)200は、無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層(上位レイヤ)に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium
Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ−タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われる。

0032

MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。

0033

RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層(下位レイヤ)が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC200は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ−タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。

0034

PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するためのパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコルレイヤ)である。PDCP206は、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。

0035

なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMACPDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMACSDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。

0036

図2(B)はE−UTRA100において、UE122がeNB102と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。

0037

CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208が存在する。RRC208は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)及びセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバ及び測定(Measurement:メジャメント)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC204とMAC202で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献4)。

0038

前述のMAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。

0039

なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、PDCPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。言い換えれば、PDCPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。

0040

図3は本発明の各実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。

0041

図3(A)はNR106においてUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。

0042

PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ−タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われてもよい。

0043

MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。

0044

RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC304は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持っても良い。すなわち、RLC304は、デ−タの再送制御等の機能を持っても良い(非特許文献12)。

0045

PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコル層)である。PDCP306、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)。

0046

SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、5GC110から基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクのQoSフローとDRBとの対応付け(マッピング:mapping)、及び端末装置から基地局装置を介して5GC110に送られるアップリンクのQoSフローと、DRBとのマッピングを行い、マッピングルール情報を格納する機能を持もつ、サービスデータ適応プロトコル層(サービスデータ適応プロトコルレイヤ)である(非特許文献16)。端末装置が上位レイヤよりSDAPSDUをQoSフロー情報と共に受け取った際、格納されているQoSフローとDRBとのマッピングルールに基づいて、SDAP SDUを該当するDRBに割り当てる。QoSフローとDRBとのマッピングルールが格納されていない場合、SDAP SDUをデフォルト無線ベアラ(デフォルトDRB)に割り当てても良い。QoSフローは同じQoSポリシーによって処理される、一つ又は複数のサービスデータフロー(Service Data Flow:SDF)から成る(非特許文献2)。またSDAPはダウンリンクQoSフローの情報を基に、アップリンクのQoSフローとDRBとのマッピングを行う、リフクティブQoS(Reflective QoS)の機能を持っても良い。またQoSフローとDRBとの対応付けルールが変更になった場合には、エンドマーカー(End Marker)DPUを作成し、変更前のDRBに送信する事により、SDAP SDUの順番通りの配信(in−sequence delivery)を保証しても良い(非特許文献2、非特許文献16)。

0047

エンドマーカーPDUとは、非特許文献16に記載のSDAP制御PDUで、UEのSDAP層が、本エンドマーカーPDUのQoSフロー識別子フィールドに含まれるQoSフロー識別子に対応したQoSフローと、本エンドマーカーPDUが送信された無線ベアラとの対応(mapping)が終了する事を通知するために使われる。

0048

UE122において、SDAP層は各PDUセッションに対し一つ存在する。よってUE122にSDAP層が存在するのは、UE122が5GC110と接続している場合である。

0049

なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、SDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。NASレイヤにおいて、サービスデータフローとQoSフローとの対応付が行われる。言い換えれば、SDAPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。

0050

なお、MAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310において処理されたデータの事を、それぞれMACPDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDU、SDAP PDUと呼んでも良い。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMACSDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDU、SDAP SDUと呼んでも良い。

0051

図3(B)はNR106において、UE122がgNB108と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。

0052

CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308が存在する。RRC308は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)及びセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバ及び測定(Measurement:メジャメント)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC304とMAC302で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献10)。

0053

前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、及びRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層(各レイヤ)の機能の一部あるいは全部が他の層(レイヤ)に含まれてもよい。

0054

なお、端末装置、及び/又は(and/or)基地局装置に設定される各層の事を、エンティティと呼んでも良い。即ち、端末装置、及び/又は基地局装置に設定される、MAC層RLC層PDCP層、SDAP層、及びRRC層の事を、MACエンティティRLCエンティティ、PDCPエンティティ、SDAPエンティティ、及びRRCエンティティと、それぞれ呼んでも良い。

0055

なお、本発明の各実施の形態では、以下E−UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208を、それぞれE−UTRA用MAC又はLTE用MAC、E−UTRA用RLC又はLTE用RLC、E−UTRA用PDCP又はLTE用PDCP、及びE−UTRA用RRC又はLTE用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、及びNR用RRCと呼ぶ事もある。又は、E−UTRA PDCP又はLTE PDCP、NR PDCPなどとスペースを用いて記述する場合もある。

0056

また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられても良い。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでも良い。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であっても良い。また、E−UTRA100において、UE122がeNB102と通信する場合であってもPDCPとしてNR PDCPが使われても良い。

0057

図4は、本発明の各実施の形態におけるRRC208及び/又は(and/or)RRC308における、各種設定のための手順(procedure)のフローの一例を示す図である。図4は、基地局装置(eNB102及び/又はgNB108)から端末装置(UE122)にRRCメッセージが送られる場合のフローの一例である。

0058

図4において、基地局装置はRRCメッセージを作成する(ステップS400)。基地局装置におけるRRCメッセージの作成は、基地局装置が報知情報(SI:System
Information)やページング情報を配信する際に行われても良いし、基地局装置が特定の端末装置に対して処理を行わせる必要があると判断した際、例えばセキュリティに関する設定や、RRC接続の再設定(無線線ベアラの処理(確立、変更、解放など)や、セルグループの処理(確立、追加、変更、解放など)、メジャメント設定、ハンドオーバ設定など)、RRC接続状態の解放などの際に行われても良い。またRRCメッセージは異なるRATへのハンドオーバコマンドに用いられても良い。RRCメッセージには各種情報通知や設定のための情報(パラメータ)が含まれる。非特許文献4又は非特許文献10などのRRCに関する仕様書では、これらのパラメータは、フィールド及び/又は情報要素呼ばれ、ASN.1(Abstract Syntax Notation One)という記述方式を用いて記述される。

0059

図4において、次に基地局装置は、作成したRRCメッセージを端末装置に送信する(ステップS402)。次に端末装置は受信した上述のRRCメッセージに従って、設定などの処理が必要な場合には処理を行う(ステップS404)。

0060

なお、RRCメッセージの作成は、上述の例に限らず、非特許文献4や、非特許文献10などに記載の通り、他の目的で作成されても良い。

0061

例えば、RRCメッセージは、Dual Connectivity(DC)や、非特許文献8に記載のMulti−RAT Dual Connectivity(MR−DC)に関する設定に用いられても良い。

0062

Dual Connectivity(DC)とは、2つの基地局装置(ノード)がそれぞれ構成するセルグループ、すなわちマスターノード(Master Node:MN)が構成するマスタセルグループ(Master Cell Group:MCG)及びセカンダリノード(Secondery Node:SN)が構成するセカンダリセルグループ(Secondery Cell Group:SCG)の両方の無線リソースを利用してデータ通信を行う技術であっても良い。また非特許文献8に記載のMR−DCとは、E−UTRAとNRの両方のRAT(Radio Access Technology)のセルをRAT毎にセルグループ化してUEに割り当て、MCGとSCGの両方の無線リソースを利用してデータ通信を行う技術であっても良い。MR−DCにおいて、マスターノードとは、MR−DCに係る主なRRC機能、例えば、セカンダリノードの追加、RBの確立、変更、及び解放、MCGの追加、変更、解放、ハンドオーバ等の機能、を持つ基地局であっても良く、セカンダリノードとは、一部のRRC機能、例えばSCGの変更、及び解放等、を持つ基地局であっても良い。

0063

非特許文献8に記載のMR−DCにおいて、マスターノード側のRATのRRCが、MCG及びSCG両方の設定を行うために用いられても良い。例えばコア網がEPC104で、マスターノードがeNB102(拡張型eNB102とも称する)である場合のMR−DCである、EN−DC(E−UTRA−NR Dual Connectivity)、コア網が5GC110で、マスターノードがeNB102である場合のMR−DCである、NGEN−DC(NG−RAN E−UTRA−NR Dual Connectivity)において、非特許文献4に記載のE−UTRAのRRCメッセージがeNB102とUE122との間で送受信されても良い。この場合RRCメッセージには、LTE(E−UTRA)の設定情報だけでなく、非特許文献10に記載の、NRの設定情報が含まれても良い。またeNB102からUE122に送信されるRRCメッセージは、eNB102からgNB108を経由してUE122に送信されても良い。また、本RRCメッセージの構成は、非MR−DCであって、eNB102(拡張型eNB)がコア網として5GCを用いる、E−UTRA/5GC(非特許文献17に記載のオプション5)に用いられても良い。

0064

また逆に、非特許文献8に記載のMR−DCにおいて、コア網が5GC110で、マスターノードがgNB108である場合のMR−DCである、NE−DC(NR−E−UTRA Dual Connectivity)において、非特許文献10に記載のNRのRRCメッセージがgNB102とUE122との間で送受信されても良い。この場合RRCメッセージには、NRの設定情報だけでなく、非特許文献4に記載の、LTE(E−UTRA)の設定情報が含まれても良い。またgNB108からUE122に送信されるRRCメッセージは、gNB108からeNB102を経由してUE122に送信されても良い。

0065

なお、MR−DCを利用する場合に限らず、eNB102からUE122に送信されるE−UTRA用RRCメッセージに、NR用RRCメッセージが含まれていても良いし、gNB108からUE122に送信されるNR用RRCメッセージに、E−UTRA用RRCメッセージが含まれていても良い。

0066

(実施の形態)
図1から図8を用いて、本発明の実施の形態を説明する。本発明の実施の形態では、ハンドオーバ等により、UE122の接続先コア網がEPC104から5GC110に切り
替わる際の処理に関して、説明を行う。UE122の接続先コア網がEPC104から5GC110に切り替わるとは、UE122がeNB102を介してEPC104接続する状態から、UE122がeNB102を介して5GC110と接続する状態に切り替わる事であっても良い。またUE122の接続先コア網がEPC104から5GC110に切り替わるとは、UE122がeNB102を介してEPC104接続する状態から、UE122がgNB108を介して5GC110と接続する状態に切り替わる場合であっても良い。

0067

なお、本発明の実施の形態において、端末装置の接続先のコア網の切り替えを伴うハンドオーバの事をインターシステム(inter system)ハンドオーバと呼ぶ事があり、端末装置の接続先のコア網の切り替えを伴わないハンドオーバの事をイントラシステム(intra system)ハンドオーバと呼ぶ事がある。また本発明の実施の形態において、端末装置の接続先のRATの切り替えを伴うハンドオーバの事をインターRAT(inter RAT)ハンドオーバと呼ぶ事があり、端末装置の接続先のコア網の切り替えを伴わないハンドオーバの事をイントラRAT(intra RAT)ハンドオーバと呼ぶ事がある。即ちUE122の接続先基地局が、eNBからgNB、又はgNBからeNBに切り替わるハンドオーバの事をインターRATハンドオーバと呼ぶ事があり、UE122の接続先基地局が、eNBからeNB、又はgNBからgNBに切り替わるハンドオーバの事をイントラRATハンドオーバと呼ぶ事がある。

0068

本発明の実施の形態においてハンドオーバは、端末装置が基地局装置から送られるRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信した際、RRCコネクションの再設定に関するメッセージの中にハンドオーバに関する各種パラメータが含まれている事に事付いて行われても良い。またハンドオーバに関する各種パラメータとは、非特許文献4に記載のモビリティコントロールインフォ(MobilityControlInfo)という名称の情報要素であっても良いし、非特許文献10に記載のリコンフィギュレーションウィシンク(ReconfigurationWithSync)という名称の情報要素であっても良いし、他の名称の情報要素であっても良い。

0069

また本発明の実施の形態においてハンドオーバは、端末装置が基地局装置から、現在接続しているRAT(E−UTRA、又はNR等)から第二のRAT(E−UTRA、又はNR、又はUTRA、又はGERAN等)への移動である事を示すRRCメッセージを受信した事に基づいて行われても良い。現在接続しているRATから第二のRATへの移動である事を示すRRCメッセージとは、非特許文献4に記載のMobilityFromEUTRACommandという名称であっても良いし、非特許文献10に記載MobilityFromNRCommandという名称であっても良いし、他の名称であっても良い。また上述の現在接続しているRATから第二のRATへの移動である事を示すRRCメッセージには、上述の第二のRATの設定に関するRRCコネクションの再設定に関するメッセージが含まれていても良い。

0070

図5は本発明の各実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。

0071

図5に示すUE122は、eNB102及び/又はgNB108よりRRCメッセージ等を受信する受信部500、及び受信したメッセージに含まれる各種情報要素(IE:Information Element)、及び/又は各種フィールド、及び/又は各種条件等の、設定情報に従って処理を行う処理部502から成る。

0072

図6は本発明の各実施の形態における基地局装置(eNB102及び/又はgNB10
8)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図6では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。

0073

図6に示すeNB102及び/又はgNB108は、UE122へRRCメッセージ等を送信する送信部600、及び各種情報要素(IE:Information Element)、及び/又は各種フィールド、及び/又は各種条件等の、設定情報を含めたRRCメッセージを作成し、UE122に送信する事により、UE122の処理部502に処理を行わせる処理部602から成る。

0074

図7を用いて、本発明の実施の形態におけるUE122の処理方法の一例を説明する。

0075

eNB102を介してEPC104に接続しているUE122の受信部500は、eNB102の送信部600から送信された、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受け取る(ステップS700)。

0076

UE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに含まれる、RRCコネクションの再設定に関するメッセージの中に、フル設定を適応する事を示す情報が含まれているか否かを確認する。含まれている場合には、RRCコネクションの再設定に関するメッセージの中に、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行う(ステップS702)。

0077

なお上述のRRCコネクションの再設定に関するメッセージとは、非特許文献4に記載のRRCコネクション再設定(RRCConnectionReconfiguration)という名称のメッセージであっても良いし、非特許文献10に記載のRRC再設定(RRCReconfiguration)という名称のメッセージであっても良い。また上述のフル設定とは非特許文献4に記載のFull Configurationという名称の情報であっても良いし、非特許文献10に記載のFull Configurationという名称の情報であっても良い。

0078

UE122の処理部502は、フル設定における処理において、UE122の接続先のコア網を確認する。UE122の接続先コア網がEPC104である場合には、UE122がEPC104に接続している事に基づいて、確立又は設定している全てのDRBに対するPDCPエンティティを解放する。なお、確立又は設定している全てのDRBに対するPDCPエンティティを解放するとは、確立又は設定している全てのDRBに対するE−UTRA PDCPエンティティ又はNR PDCPエンティティを解放すると言っても良い。また、確立又は設定している全てのDRBに対するPDCPエンティティを解放する際、確立又は設定している全てのDRBに対するRLCエンティティ、及び/又はロジカルチャネル、及び/又はDRB識別子(DRB Identity)を解放しても良い。また上述の解放処理を行う際、上位レイヤに対し、DRBの解放と、解放されたDRBに対応するEPSベアラ識別子を通知しても良い(ステップS704)。

0079

なお、上述の確立又は設定している全てのDRBとは、確立又は設定している全てのRBと言っても良い。また、上述の確立又は設定している全てのDRBとは、UE122が設定している全てのEPSベアラ識別子(EPSbearer Identity)に対応するDRBであっても良い。

0080

なお上述の、UE122がEPC104に接続している事に基づく判断は、5GC110に接続していない事に基づく判断でも良いし、EPC104から5GC110への移動である事に基づく判断でも良い。また、上述のEPC104から5GC110への移動は、(EPC104から5GC110への)インターシステムハンドオーバと言い換えても良いし、上述のインターシステムハンドオーバとは、インターシステムハンドオーバかつインターRATハンドオーバであっても良いし、インターシステムハンドオーバかつイントラRATハンドオーバであっても良い。

0081

また上述の、UE122がEPC104に接続している事に基づく判断は、上述のRRCコネクションの再設定に関するメッセージの中に、EPC104から5GC110へのインターシステムハンドオーバである事を明示的に示す情報、又はEPC104から5GC110へのインターシステムハンドオーバである事が分かる情報(EPC104から5GC110へのインターシステムハンドオーバである事を暗黙的に示す情報)が含まれている事に基づく判断であっても良い。上述のEPC104から5GC110へのインターシステムハンドオーバである事を示す情報、又はEPC104から5GC110へのインターシステムハンドオーバである事が分かる情報とは、例えば非特許文献10に記載の、nas−Containerという名称の情報要素であっても良いし、他の名称の情報要素であっても良い。上述のnas−Containerという名称の情報要素は、マスター鍵変更を示す情報に含まれても良い。

0082

またUE122の処理部502は、上述のフル設定における処理において、上述のRRCコネクションの再設定に関するメッセージに含まれる各SRB識別子(SRB Identity)に対し、E−UTRAPDCPエンティティが設定されている、又はE−UTRA PDCPエンティティが設定されていた場合には、E−UTRA PDCPエンティティを解放しても良い。またE−UTRA PDCPエンティティを解放した後にNR PDCPを確立しても良い。また、RRCコネクションの再設定に関するメッセージに含まれる各SRB識別子に対し、E−UTRA RLCベアラが確立又は設定されている場合、又はE−UTRA RLCベアラが確立又は設定されていた場合には、E−UTRA RLCベアラを解放しても良い。上述のRLCベアラとは、RLCエンティティ、及び/又はロジカルチャネルの事であっても良い(不図示)。

0083

図8を用いて、本発明の実施の形態におけるUE122の処理方法の別の一例を説明する。

0084

eNB102を介してEPC104に接続しているUE122の受信部500は、eNB102の送信部600から送信された、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受け取る(ステップS800)。

0085

UE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバ処理を行い、更に上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理を行う(ステップS802)。

0086

UE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに、上述の第二のRATがNRである事を意味する情報が含まれている事、及びUE122がEPC104に接続していた事に基づいて、UE122が設定している全てのEPSベアラ識別子(EPSbearer Identity)に対応するDRBに対し、PDCPエンティティを解放する。またこの際、UE122が設定している全てのEPSベアラ識別子(EPS
bearer Identity)に対応するDRBに対し、DRB識別子(DRB Identity)を解放しても良い。またこの際、上位レイヤに対し、DRBの解放と、解放されたDRBに対応するEPSベアラ識別子を通知しても良い。またこの際、上位レイヤに対し、RRC接続が解放された事を通知しても良い。なお、上述のPDCPエンティティを解放するとは、E−UTRA PDCPエンティティ又はNR PDCPエンティティと言っても良い。また、上術のUE122が設定している全てのEPSベアラ識別子(EPS bearer Identity)に対応するDRBに対し、とは、確立していた全てのDRBに対し、と言っても良い。上術のUE122が設定している全てのEPSベアラ識別子に対応するとは、EPC104に関連する、又はEPC104に対応する、などと言っても良いし、RBがEPC104に関連、又は対応等している事を示す他の表現でも良い。(ステップS804)。

0087

またUE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに、上述の第二のRATがNRである事を意味する情報が含まれている事、及びUE122がEPC104に接続していた事に基づいて、SRBのE−UTRAPDCPエンティティを解放しても良い。また上述のSRBのE−UTRA PDCPエンティティの解放は、SRBに対しE−UTRA PDCPエンティティが確立又は設定されている場合、又はE−UTRA PDCPエンティティが確立又は設定されていた場合に行われても良い。また上述のSRBのE−UTRA PDCPエンティティを解放する処理は、確立又は設定している全てのSRBに対して行われても良い(不図示)。

0088

また上述の、UE122がEPC104に接続していた事とは、UE122が5GC110に接続していなかった事と言っても良い。

0089

また上述の、UE122がEPC104に接続していた事とは、UE122が上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信した際にEPC104に接続していた事であっても良いし、UE122が上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバ処理を行う前にEPC104に接続していた事であっても良い。

0090

また、UE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに、上述の第二のRATがNRである事を意味する情報が含まれている事、及び5GC内におけるハンドオーバである事を意味する情報が含まれている事に基づいて、RAN通知エリア情報を解放しても良い。また上述のRAN通知エリア情報の解放は、UE122にRAN通知エリア情報が格納されている場合に行われても良い。また上述のRAN通知エリア情報とは、RAN通知エリア又はRANエリアとして設定されたセルのリスト情報、及び/又はRANエリアのコード、及び/又はRANエリアのコードのリストなどが含まれていても良い(不図示)。

0091

またUE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに、上述の第二のRATがE−UTRAである事を意味する情報が含まれている事、及び5GC110からEPC104へのインターシステムハンドオーバである事を意味する情報が含まれている事に基づいて、UE122が設定している全てのPDUセッションに関連しているPDCPエンティティ、及び/又はDRB識別子、及び/又はSDAPエンティティを解放しても良い。またこの際PDUセッションに対応するユーザプレーンリソースが解放された事を上位レイヤに通知しても良い。また上述のUE122が設定している全てのPDUセッションに関連しているとは、5GC110に関連している、又は5GC110に対応しているなどと言っても良いし、RBが5GC110に関連、又は対応等している事を示す他の表現でも良い。(不図示)。

0092

またUE122の処理部502は、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、上述のE−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに、上述の第二のRATがE−UTRAである事を意味する情報が含まれている事、及びEPC104から5GC110へのインターシステムハンドオーバである事を意味する情報が含まれている事に基づいて、UE122が設定している全てのEPSベアラ識別子に対応するDRBに対し、PDCPエンティティ、及び/又はDRB識別子を解放しても良い。またこの際DRBが解放された事、及び解放されたDRBに対応するEPSベアラ識別子を上位レイヤに通知しても良い。また上述のUE122が設定している全てのEPSベアラ識別子に対応するとは、EPC104に関連する、又はEPC104に対応するなどと言っても良いし、RBがEPC104に関連、又は対応等している事を示す他の表現でも良い。(不図示)。

0093

なお、UE122の受信部500が、gNB108の送信部600から送られる、NRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信した場合、UE122の処理部502は上述のNRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理を行っても良い。上述のNRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、デルタ設定が利用されていない事、及び/又はEPC104へのインターシステムハンドオーバである事に基づいて、全てのRBに対するPDCPエンティティ、及び/又はSDAPエンティティ、及び/又はRB識別子を解放しても良い。また上述の全てのRBとはPDUセッションに関連するRBと呼んでも良い。また上述の全てのRBとは5GC110に関連した、又は5GC110に対応したRBなどと呼んでも良いし、RBが5GC110に関連、又は対応等している事を示す他の表現でも良い。(不図示)。

0094

また、UE122の受信部500が、gNB108の送信部600から送られる、NRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信した場合、UE122の処理部502は、上述のNRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに、ハンドオーバ先ターゲット)のRATが、UTRA(UMTSTerrestrial Radio Access)又はGERAN(GSMEDGE Radio Access Network)である事を示す情報が含まれる場合には、ハンドオーバ先(ターゲット)のRATが、UTRA又はGERANである事を示す情報が含まれる事に基づいて、UTRA又はGERANへのインターRATハンドオーバが起動されたと見なしても良い。
また、ハンドオーバ先(ターゲット)のRATが、UTRA又はGERANである事を示す情報が含まれる事に基づいて、NRからのインターシステム、及び/又はインターシステムハンドオーバの際の鍵同期(key synchronisation)、及び/又は鍵更新(key freshness)に使われる情報が上述のNRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに含まれている場合には、上述のNRからのインターシステム、及び/又はインターシステムハンドオーバの際の鍵同期、及び/又は鍵更新に使われる情報を上位レイヤに転送しても良い。上述のNRからのインターシステム、及び/又はインターシステムハンドオーバの際の鍵同期、及び/又は鍵更新に使われる情報は、非特許文献10に記載の、nas−SecurityParamFromNRという名称を持つ情報であっても良い。また、上述のNRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、ハンドオーバ先(ターゲット)のRATがE−UTRAである事に基づいて、MACのリセット、及び/又は稼働している全てのタイマーの停止、及び/又はRAN通知エリア情報の解放、及び/又はASセキュリティコンテクストの解放、及び/又は全ての無線リソースの解放、及び/又は、RRCコネクションが解放された事の上位レイヤへの通知等を行っても良いし、更にデルタ設定が利用されていない事、及び/又はEPC104へのインターシステムハンドオーバである事に基づいて、全てのRBに対するPDCPエンティティ、及び/又はSDAPエンティティ、及び/又はRB識別子を解放しても良い。また、上述のNRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージに従ったハンドオーバが、正常完了した事に基づく処理において、ハンドオーバ先(ターゲット)のRATがE−UTRA以外(UTRA又はGERAN等)である事に基づいて、RRCコネクションの解放を上位レイヤに通知しても良い(不図示)。

0095

なお、本発明の実施の形態における、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージとは、非特許文献4に記載のMobilityFromEUTRACommandという名称のメッセージであっても良い。また本発明の実施の形態における、NRから第二のRATへの移動である事を示すメッセージとは、非特許文献10に記載MobilityFromNRCommandという名称のメッセージであっても良い。

0096

このように、本発明の実施の形態では、UE122のハンドオーバ元RAT、ハンドオーバ先RAT、ハンドオーバ元コア網、ハンドオーバ先コア網の種類に応じた処理を行う事ができる。即ち、端末装置は、プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。

0097

なお、本発明の各実施の形態における、端末装置、及び方法は、例えば以下のように言う事ができる。

0098

すなわち基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信する受信部と、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行う処理部と、を有する。

0099

また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信する受信部と、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行い、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行う処理部と、を有する。

0100

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置へRRCコネクションの再設定に関するメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行わせ、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる処理部と、を有する。

0101

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置へ、E
−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行わせ、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる処理部と、を有する。

0102

また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記基地局装置からRRCコネクションの再設定に関するメッセージを受信し、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行い、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行う。

0103

また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記基地局装置から、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを受信し、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行い、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行う。

0104

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置へRRCコネクションの再設定に関するメッセージを送信し、前記端末装置に、前記RRCコネクションの再設定に関するメッセージに、フル設定を適応する事を示す情報が含まれている事に基づいて、フル設定における処理を行わせ、前記フル設定における処理において、前記端末装置が5Gコア網に接続していない事に基づいて、確立している全てのDRBに対する、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる。

0105

また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置へ、E−UTRAから第二のRATへの移動である事を示すメッセージを送信する送信部と、前記端末装置に、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに従った、ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理を行わせ、前記ハンドオーバが正常完了した事に基づく処理において、前記E−UTRAから第二のRATへのハンドオーバである事を示すメッセージに、前記第二のRATがNRである事の情報が含まれている事、及び前記端末装置がEPCに接続していた事に基づいて、確立している全てのEPSベアラIDに対応しているDRBに対し、PDCPエンティティを解放する処理を行わせる。

0106

本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ−タを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し修正・書き込みが行なわれる。

0107

なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ−タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ−タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ−タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ−タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ−タシステムであって、オペレ−ティングシステムや周辺機器等のハ−ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体光記録媒体磁気記録媒体等のいずれであってもよい。

0108

さらに「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバクライアントとなるコンピュ−タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュ−タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。

0109

また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイスディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ−ラ、マイクロコントロ−ラ、またはステ−トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。

0110

なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型電子機器、たとえば、AV機器キッチン機器掃除洗濯機器空調機器オフィス機器自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。

0111

以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。

0112

100 E−UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308RRC
310 SDAP
500 受信部
502、602 処理部
600 送信部

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