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課題

抗ウイルス作用、特にHIV複製阻害活性を有する新規化合物およびそれを含有する医薬、特に抗HIV薬を提供する。

解決手段

式(I)の化合物。(式中、A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3C;R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、独立して、水素ハロゲンシアノ、置換・非置換のアルキル、置換・非置換のアルキニル、または置換・非置換の非芳香族炭素環式基;R3Cは、水素、置換・非置換のアルキル、又は置換・非置換の非芳香族炭素環式基;環T1は、置換・非置換の含窒素非芳香族複素環;R1は、水素、ハロゲン、シアノ、又は置換・非置換のアルキル;R2は、独立して、置換・非置換のアルキル等:nは、1又は2;R3は、置換・非置換の芳香族炭素環式基等;R4は、水素又はカルボキシ保護基

概要

背景

ウイルスのなかでも、レトロウイルス一種であるヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus、以下HIVと略す)は、後天性免疫不全症候群(Acquired immunodeficiency syndrome、以下エイズAIDS)と略す)の原因となることが知られている。そのエイズの治療薬としては、これまでのところ逆転写酵素阻害剤(AZT、3TC等)、プロテアーゼ阻害剤インディナビル等)、およびインテグラーゼ阻害剤ラルテグラビル等)が主流であるが、腎臓障害等の副作用耐性ウイルス出現等の問題が判明しており、それらとは異なる作用メカニズムを有する抗HIV薬の開発が期待されている。

また、エイズの治療においては、耐性ウイルスが容易に出現するという理由から、現在、多剤併用療法が効果的であると報告されている。抗HIV薬としては、逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤、インテグラーゼ阻害剤の3種が臨床で使用されているが、同じ作用メカニズムを有する薬剤はしばしば交叉耐性を示し、または付加的な効果を示すに過ぎず、異なった作用メカニズムの抗HIV薬の開発が要望されている。

ベンゼンピリジン等の6員環母核またはそれらの縮合環上にカルボキシアルキル型側鎖を有する抗HIV薬が、特許文献1〜32、36に記載されている。特に、特許文献28(WO2013/159064)、特許文献29(WO2012/145728)等には、5員ヘテロ環縮合したベンゼン誘導体が記載されている。また特許文献16(WO2012/140243)、特許文献36(WO2014/057103)には、種々の置換基を有するベンゼン誘導体が記載されている。また5員環母核にカルボキシアルキル型側鎖を有する抗HIV薬が、特許文献33〜35に記載されている。しかし、いずれの文献にも、本発明の3環性化合物は記載されていない。
また最近のインテグラーゼ阻害剤等の抗HIV薬に関する特許が非特許文献1に紹介されている。

概要

抗ウイルス作用、特にHIV複製阻害活性を有する新規化合物およびそれを含有する医薬、特に抗HIV薬を提供する。式(I)の化合物。(式中、A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3C;R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、独立して、水素ハロゲンシアノ、置換・非置換のアルキル、置換・非置換のアルキニル、または置換・非置換の非芳香族炭素環式基;R3Cは、水素、置換・非置換のアルキル、又は置換・非置換の非芳香族炭素環式基;環T1は、置換・非置換の含窒素非芳香族複素環;R1は、水素、ハロゲン、シアノ、又は置換・非置換のアルキル;R2は、独立して、置換・非置換のアルキル等:nは、1又は2;R3は、置換・非置換の芳香族炭素環式基等;R4は、水素又はカルボキシ保護基)なし

目的

本発明の目的は、抗ウイルス活性を有する新規化合物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

以下の式(I’)で示される化合物またはその製薬上許容される塩。(式中、A3は、CR3AまたはNであり;R3Aは水素またはハロゲンであり;R4Aは、ハロゲン以外の置換基置換されたアルキルであり;環T1は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環であり;R1は、水素、ハロゲン、シアノ、または置換もしくは非置換のアルキルであり;R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシであり;nは、1または2であり;R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4は、水素、アルキルまたはアラルキルである。)

請求項2

式:で示される部分構造が、以下の式:(式中、Eはそれぞれ独立して、−NRa−、−O−、−S−、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;Raは、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基であり;Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基であり;同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する窒素原子および炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;kは2〜7の整数である)で示される部分構造である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項3

式:で示される部分構造が、以下のいずれかの式: (式中、Qは、−NRa−、−O−、−S−または−CRbRc−であり、Lは、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;mは、0〜5の整数であり;その他の記号は請求項2と同意義である)で示される部分構造である、請求項2記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項4

以下の式(I−1−1)または(I−2−1): (式中、R3Aが水素であり、R4A、R1、R2、R3、R4およびnは請求項1と同意義であり、RaRbおよびRcは請求項2と同意義であり、mは請求項3と同意義である)で示される請求項3記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項5

R1がアルキル、シアノ、またはハロゲンである、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項6

nが1であり;R2がアルキルオキシである、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項7

R4が水素である、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項8

R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項9

R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、−SO2Ra3、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;または隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する窒素原子および炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか;kが3〜5の整数である、請求項2記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項10

Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4が水素である、請求項3または4記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項11

mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成する、請求項3または4記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項12

Raが、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4が水素である、請求項3または4のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

請求項13

請求項1〜12のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩を含有する、医薬組成物

請求項14

抗ウイルス剤である、請求項13記載の医薬組成物。

請求項15

抗HIV剤である、請求項13記載の医薬組成物。

技術分野

0001

本発明は、抗ウイルス作用を有する新規化合物、更に詳しくは、抗HIV薬に関する。

背景技術

0002

ウイルスのなかでも、レトロウイルス一種であるヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus、以下HIVと略す)は、後天性免疫不全症候群(Acquired immunodeficiency syndrome、以下エイズAIDS)と略す)の原因となることが知られている。そのエイズの治療薬としては、これまでのところ逆転写酵素阻害剤(AZT、3TC等)、プロテアーゼ阻害剤インディナビル等)、およびインテグラーゼ阻害剤ラルテグラビル等)が主流であるが、腎臓障害等の副作用耐性ウイルス出現等の問題が判明しており、それらとは異なる作用メカニズムを有する抗HIV薬の開発が期待されている。

0003

また、エイズの治療においては、耐性ウイルスが容易に出現するという理由から、現在、多剤併用療法が効果的であると報告されている。抗HIV薬としては、逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤、インテグラーゼ阻害剤の3種が臨床で使用されているが、同じ作用メカニズムを有する薬剤はしばしば交叉耐性を示し、または付加的な効果を示すに過ぎず、異なった作用メカニズムの抗HIV薬の開発が要望されている。

0004

ベンゼンピリジン等の6員環母核またはそれらの縮合環上にカルボキシアルキル型側鎖を有する抗HIV薬が、特許文献1〜32、36に記載されている。特に、特許文献28(WO2013/159064)、特許文献29(WO2012/145728)等には、5員ヘテロ環縮合したベンゼン誘導体が記載されている。また特許文献16(WO2012/140243)、特許文献36(WO2014/057103)には、種々の置換基を有するベンゼン誘導体が記載されている。また5員環母核にカルボキシアルキル型側鎖を有する抗HIV薬が、特許文献33〜35に記載されている。しかし、いずれの文献にも、本発明の3環性化合物は記載されていない。
また最近のインテグラーゼ阻害剤等の抗HIV薬に関する特許が非特許文献1に紹介されている。

0005

WO2007/131350
WO2009/062285
WO2009/062288
WO2009/062289
WO2009/062308
WO2010/130034
WO2010/130842
WO2011/015641
WO2011/076765
WO2012/033735
WO2012/003497
WO2012/003498
WO2012/065963
WO2012/066442
WO2012/102985
WO2012/140243
WO2013/012649
WO2013/002357
WO2013/025584
WO2013/043553
WO2013/073875
WO2013/062028
WO2013/103724
WO2013/103738
WO2013/123148
WO2013/134113
WO2013/134142
WO2013/159064
WO2012/145728
WO2013/157622
WO2014/009794
WO2014/028384
WO2012/137181
WO2014/053665
WO2014/053666
WO2014/057103
Expert. Opin. Ther. Patents (2014)24(6)

先行技術

0006

なお、本出願人によって3環性誘導体に関するHIV複製阻害剤が特許出願されている(WO2014/119636、WO2015/147247、WO2015/174511)。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の目的は、抗ウイルス活性を有する新規化合物を提供することである。本発明は、好ましくは、HIV複製阻害作用を有する抗HIV薬を提供する。より好ましくは、従来の抗HIV薬とは基本骨格が異なり、またHIVの変異株耐性株にも有効な新規の抗HIV薬を提供する。さらに本発明は、それらの合成中間体製法も提供する。

課題を解決するための手段

0008

本発明者らは鋭意検討した結果、含窒素3環性誘導体がHIV複製阻害剤として有用であることを見出した。さらに、本発明化合物およびそれらを含有する医薬が、抗ウイルス薬(例:抗レトロウイルス薬、抗HIV薬、抗HTLV−1(Human T cell leukemia virus type 1:ヒトT細胞白血病ウイルス1型)薬、抗FIV(Feline immunodeficiency virus :ネコエイズウイルス)薬、抗SIV(Simian immunodeficiency virus :サルエイズウイルス)薬)、特に抗HIV薬、抗AIDS薬、またはその関連疾患の治療薬等として有用であることを見出し、以下に示す本発明を完成した。
本発明は以下の、(1)〜(23)、(1C)〜(18C)、(1B)〜(16B)および(1A)〜(21A)に関する。

0009

(1)以下の式(I)で示される化合物またはその製薬上許容される塩。





(式中、破線は、結合の存在、非存在を表し、
A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3Cであり;
R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、それぞれ独立して、水素ハロゲンシアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基であり;
R3Cは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基であり;
環T1は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環であり;
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシであり;
nは、1または2であり;
R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
R4は、水素またはカルボキシ保護基である。)
ただし以下の化合物を除く。




(2)以下の式(I’):




(式中、A3はCR3AまたはNであり;R3Aは水素またはハロゲンであり;その他の記号は(1)と同意義である)で示される(1)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(3)式:




で示される部分構造が、以下の式:



(式中、Eはそれぞれ独立して、−NRa−、−O−、−S−、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する窒素原子および炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基がを含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
kは2〜7の整数である)
で示される部分構造である、(1)または(2)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(4)式:




で示される部分構造が、以下のいずれかの式:




(式中
Qは、−NRa−、−O−、−S−または−CRbRc−であり、
Lは、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;
mは、0〜5の整数であり;
その他の記号は(3)と同意義である)で示される部分構造である、(3)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(5)以下の式(I−1−1)または(I−2−1):




(式中、R3Aが水素であり、R4A、R1、R2、R3、R4およびnは(1)と同意義であり、RaRbおよびRcは(3)と同意義であり、mは(4)と同意義である)
で示される(4)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(6)R4Aが、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基である、(1)〜(5)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(7)R1がアルキル、シアノ、またはハロゲンである、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(8)nが1であり;R2がアルキルオキシである、(1)〜(7)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(9)R4が水素である、(1)〜(8)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(10)R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、(1)〜(6)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(11)R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、−SO2Ra3、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;または隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する窒素原子および炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか;kが3〜5の整数である、(3)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(12)Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4が水素である、(4)〜(6)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(13)mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成する、(4)〜(6)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(14)Raが、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4が水素である、(4)〜(6)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(15)R4Aがハロゲン、シアノ、アルキル、またはハロアルキルであり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4が水素である、(4)または(5)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(16)R4Aがハロゲン、シアノ、アルキル、またはハロアルキルであり;Raが、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R3が置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;R4が水素である、(4)または(5)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(17)(1)記載の、I−001、I−003、I−012、I−019、I−026、I−027、I−041、I−043、I−048、I−085、I−112、I−122、I−156、I−157、I−164、I−176、I−181、I−187、I−189、I−190、およびI−197のいずれかである化合物またはその製薬上許容される塩。
(18)(1)記載の、I−220、I−244、I−257、I−258、I−260、I−262、I−267、I−270、I−278、I−292、I−293、I−303、I−304、I−305、I−306、I−307、I−308、およびI−309のいずれかである化合物またはその製薬上許容される塩。
(19)(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩を含有する、医薬組成物
(20)抗ウイルス作用を有する、(19)記載の医薬組成物。
(21)抗HIV作用を有する、(19)記載の医薬組成物。
(22)(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩を投与することを特徴とする、HIV感染症の治療または予防法
(23)HIV感染症の治療の治療または予防するための、(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0010

(1C)以下の式(I)で示される化合物またはその製薬上許容される塩。




(式中、破線は、結合の存在、非存在を表し、
A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3Cであり;
R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基であり;
R3Cは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基であり;
環T1は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環であり;
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシであり;
nは、1または2であり;
R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
R4は、水素またはカルボキシ保護基である。)
ただし以下の化合物を除く。

0011

(2C)式:




で示される部分構造が、以下の式:



(式中、Eはそれぞれ独立して、−NRa−、−O−、−S−、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;
Raは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;kは2〜7の整数である)
で示される部分構造である、(1C)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0012

(3C)式:




で示される部分構造が、以下のいずれかの式:




(式中
Qは、−NRa−、−O−、−S−または−CRbRc−であり、
Lは、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;
mは、0〜5の整数であり;
その他の記号は前記と同意義である)で示される部分構造である、(2C)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0013

(4C)以下の式(I−1−1)もしくは(I−2−1):




(式中、各定義は前記と同意義である)
で示される(2C)または(3C)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0014

(5C)R4AおよびR5Bのいずれか一方が、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基である、(1C)〜(4C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0015

(6C)R1がアルキル、シアノ、またはハロゲンである、(1C)〜(5C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0016

(7C)nが1であり;R2がアルキルオキシである、(1C)〜(6C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0017

(8C)R4が水素である、(1C)〜(7C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0018

(9C)R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、(1C)〜(5C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0019

(10C)R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、−SO2Ra3、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;または隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか;kが3〜5の整数である、(2C)に記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0020

(11C)Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、(3C)〜(5C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0021

(12C)mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり、隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成する、(3C)〜(5C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0022

(13C)Raが、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、(3C)〜(5C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0023

(14C)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキルであり;R3Bが水素であり;R4Aがハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基であり;R4Bが水素であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、(3C)または(4C)に記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0024

(15C)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキルであり;R4Aがハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、(3C)または(4C)に記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0025

(16C)(1C)〜(15C)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩を含有する、医薬組成物。

0026

(17C)抗ウイルス作用を有する、(16C)記載の医薬組成物。

0027

(18C)抗HIV作用を有する、(16C)記載の医薬組成物。

0028

(1B)以下の式(I)で示される化合物またはその製薬上許容される塩。




(式中、破線は、結合の存在、非存在を表し、
A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3Cであり;
R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基であり;
R3Cは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基であり;
環T1は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環であり;
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシであり;
nは、1または2であり;
R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
R4は、水素またはカルボキシ保護基である。)
ただし以下の化合物を除く。

0029

(2B)式:




で示される部分構造が、以下の式:



(式中、Eはそれぞれ独立して、−NRa−、−O−、−S−、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;
Raは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、または−COCONRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基が介在した置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
kは2〜7の整数である)
で示される部分構造である、上記(1B)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0030

(3B)式:




で示される部分構造が、以下のいずれかの式:




(式中
Qは、−NRa−、−O−、−S−または−CRbRc−であり、
Lは、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり;
mは、0〜5の整数であり;
その他の記号は前記と同意義である)で示される部分構造である、上記(2B)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0031

(4B)以下の式(I−1−1)もしくは(I−2−1):




(式中、各定義は前記と同意義である)
で示される上記(2B)または(3B)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0032

(5B)R1がアルキル、シアノ、またはハロゲンである、上記(1B)〜(4B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0033

(6B)nが1であり;R2がアルキルオキシである、上記(1B)〜(5B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0034

(7B)R4が水素である、上記(1B)〜(6B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0035

(8B)R1がアルキルまたはハロゲンであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、上記(1B)〜(4B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0036

(9B)Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、−CONRa4Ra5、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、上記(2B)〜(4B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0037

(10B)mが1〜3の整数であり;R1がアルキルであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素であり、隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbが、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または、隣接する炭素原子上の2つのRbが、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成する、上記(2B)〜(4B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0038

(11B)Raが、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、上記(2B)〜(4B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0039

(12B)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキルであり;R3Bが水素であり;R4Aが水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基であり;R4Bが水素であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、上記(2B)または(3B)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0040

(13B)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキルであり;R4Aが水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基であり;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3であり;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;mが1〜3の整数であり;R1がアルキルであり;nが1であり;R2がアルキルオキシであり;R4が水素である、上記(2B)または(3B)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0041

(14B)上記(1B)〜(13B)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩を含有する、医薬組成物。

0042

(15B)抗ウイルス作用を有する、上記(14B)記載の医薬組成物。

0043

(16B)抗HIV作用を有する、上記(14B)記載の医薬組成物。

0044

(1A)以下の式(I)で示される化合物またはその製薬上許容される塩。




(式中、破線は、結合の存在、非存在を表し、
A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3C;
R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基;
R3Cは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基;
環T1は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環であり、該複素環を構成する互いに隣接しない2個の原子は、置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または置換もしくは非置換のアルキニレンにより架橋されていてもよい;
R1は、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキル;
R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ;
nは、1または2;
R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基;
R4は、水素またはカルボキシ保護基。)
ただし以下の化合物を除く。

0045

(1A’)以下の式(I’)で示される化合物またはその製薬上許容される塩。




(式中、
A3は、CR3AまたはN;
R3AおよびR4Aは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基;
環T1は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環であり、該複素環を構成する互いに隣接しない2個の原子は、置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または置換もしくは非置換のアルキニレンにより架橋されていてもよい;
R1は、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキル;
R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ;
nは、1または2;
R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基;
R4は、水素またはカルボキシ保護基。)
ただし以下の化合物を除く。

0046

(2A)式:




で示される部分が、以下のいずれかの式:




(式中、
Raは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−SORa2、または−SO2Ra3;
Ra1、Ra2、およびRa3は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基;
mは、0〜5の整数;
Lは、−SO2−、−SO−、−CO−、または−CRbRc−;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキル;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキル;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、一緒になってオキソを形成していてもよく;
隣接する炭素原子上のRbおよび/またはRcは、隣接する炭素原子と一緒になって置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
Raと、Raが結合する窒素原子と隣接する炭素原子上のRbおよび/またはRcは、隣接する窒素原子及び炭素原子と一緒になって置換もしくは非置換の芳香族複素環または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよい)で示される構造である、上記(1A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0047

(2A’)式:




で示される部分が、以下のいずれかの式:




(式中、
Raは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、−CORa1、−SORa2、または−SO2Ra3;
Ra1、Ra2、およびRa3は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基;
mは、0〜5の整数;
Lは、−SO2−、−SO−、−CO−、または−CRbRc−;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキル;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキル;
同一炭素上のRbおよびRcは一緒になってオキソを形成していてもよい)で示される構造である、上記(1A’)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
(3A)以下の式(I−1−1)もしくは(I−2−1)で示される上記(2A)もしくは(2A’)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0048

(4A)R1がアルキルである、上記(1A)〜(3A)、(1A’)〜(2A’)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0049

(5A)nが1;R2がアルキルオキシである、上記(1A)〜(4A)、(1A’)〜

0050

(2A’)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0051

(6A)R4が水素である、上記(1A)〜(5A)、(1A’)〜(2A’)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0052

(7A)R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(1A)〜(3A)、(1A’)〜(2A’)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0053

(8A)Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキル;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキル;mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(2A)、(2A’)または(3A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0054

(8A’)Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3;RbおよびRcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたはアルキル;mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(2A‘)または(3A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0055

(9A)mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素であり、Raと、Raが結合する窒素原子と隣接する炭素原子上のRbおよび/またはRcが、隣接する窒素原子及び炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成するか、または、隣接する炭素原子上のRbおよび/またはRcの少なくとも一つが、隣接する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成する、上記(2A)または(3A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0056

(10A)Raが、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル;mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(2A)または(3A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0057

(11A)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキル;R3Bが水素;R4Aが水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基;R4Bが水素;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたはアルキル;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたはアルキル;mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(2A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0058

(11A’)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキル;R4Aが水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたはアルキル;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたはアルキル;mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(2A’)または(3A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0059

(12A)R3Aが水素、ハロゲン、アルキル、またはハロアルキル;R4Aが水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、または非芳香族炭素環式基;Raが水素、置換もしくは非置換のアルキル、−CORa1、または−SO2Ra3;Rbがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキル;Rcがそれぞれ独立して水素、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキル;mが1〜3の整数;R1がアルキル;nが1;R2がアルキルオキシ;R4が水素である、上記(3A)記載の化合物またはその製薬上許容される塩。

0060

(13A)上記(1A)〜(12A)、(1A’)、(2A’)、(8A’)、(11A’)のいずれかに記載の化合物またはその製薬上許容される塩を含有する、医薬組成物。

0061

(14A)抗ウイルス作用を有する、上記(13A)記載の医薬組成物。

0062

(15A)抗HIV作用を有する、上記(13A)記載の医薬組成物。

0063

(16A)上記(1)〜(16)、(1A)〜(12A)、(1A’)、(2A’)、(8A’)、(11A’)のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩を含有する、経口投与のための医薬組成物。
(17A)錠剤散剤顆粒剤カプセル剤丸剤フィルム剤懸濁剤乳剤エリキシル剤シロップ剤リモナーデ剤酒精剤芳香水剤エキス剤煎剤またはチンキ剤である、(16A)記載の医薬組成物。
(18A)糖衣錠フィルムコーティング錠腸溶性コーティング錠、徐放錠トローチ錠、舌下錠バッカル錠チュアブル錠口腔内崩壊錠ドライシロップソフトカプセル剤マイクロカプセル剤または徐放性カプセル剤である、(17A)記載の医薬組成物。
(19A)上記(1)〜(16)、(1A)〜(12A)、(1A’)、(2A’)、(8A’)、(11A’)のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩を含有する、非経口投与のための医薬組成物。
(20A)経皮、皮下、静脈内、動脈内、筋肉内、腹腔内、経粘膜吸入経鼻点眼、点または内投与のための、(19A)記載の医薬組成物。
(21A)注射剤点滴剤点眼剤点鼻剤点耳剤エアゾール剤吸入剤ローション剤注入剤塗布剤含嗽剤浣腸剤軟膏剤硬膏剤ゼリー剤クリーム剤貼付剤パップ剤外用散剤または坐剤である、(19A)または(20A)記載の医薬組成物。
(22A)上記(1)〜(16)、(1A)〜(12A)、(1A’)、(2A’)、(8A’)、(11A’)のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩を含有する、小児用または高齢者用の医薬組成物。
(23A)上記(1)〜(16)、(1A)〜(12A)、(1A’)、(2A’)、(8A’)、(11A’)のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩と、逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤、インテグラーゼ阻害剤、またはその他の抗HIV薬との組み合わせからなる医薬組成物。
(24A)上記(1)〜(16)、(1A)〜(12A)、(1A’)、(2A’)、(8A’)、(11A’)のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩を含有する、逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤、インテグラーゼ阻害剤、またはその他の抗HIV薬との併用療法のための医薬組成物。

0064

本発明は更に以下の発明を提供する。
上記化合物またはその製薬上許容される塩をヒトに投与することを特徴とする、ウイルス感染症(例:HIV感染症)の治療または予防方法
ウイルス感染症(例:HIV感染症)の治療または予防のための上記化合物またはその製薬上許容される塩。

発明の効果

0065

本発明化合物は、ウイルス、特にHIV(例:HIV−1)やその変異ウイルス、耐性ウイルスに対して複製阻害活性を有する。よって、ウイルス感染症(例:エイズ)等の予防または治療に有用である。また本発明は、抗ウイルス剤の合成中間体を提供する。

実施例

0066

以下に本明細書において用いられる各用語の意味を説明する。各用語は特に断りのない限り、単独で用いられる場合も、または他の用語と組み合わせて用いられる場合も、同一の意味で用いられる。

0067

式(I)中、破線は、結合の存在、非存在を表す。式(I)の二つの破線中、いずれか一方が結合の存在を意味し、他方は結合の不存在を意味する。環内の破線が結合の存在を意味する場合、R4Bに結合する破線は結合の不存在を意味し、A3はCR3AまたはNであり、R4Bは存在しない。環内の破線が結合の不存在を意味する場合、R4Bに結合する破線は結合の存在を意味し、A3はCR3AR3BまたはNR3Cを意味する。この場合、R4Bは、水素、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基である。
「ハロゲン」とは、フッ素原子塩素原子臭素原子、およびヨウ素原子包含する。特にフッ素原子、および塩素原子が好ましい。

0068

「アルキル」とは、炭素数1〜15、好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜6、さらに好ましくは炭素数1〜4の直鎖または分枝状の炭化水素基を包含する。例えば、メチルエチル、n−プロピルイソプロピルn−ブチルイソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチルネオペンチルn−ヘキシルイソヘキシル、n−へプチル、イソヘプチルn−オクチル、イソオクチル、n−ノニルn−デシル等が挙げられる。
「アルキル」の好ましい態様として、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチルが挙げられる。さらに好ましい態様として、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチルが挙げられる。

0069

「アルケニル」とは、任意の位置に1以上の二重結合を有する、炭素数2〜15、好ましくは炭素数2〜10、より好ましくは炭素数2〜6、さらに好ましくは炭素数2〜4の直鎖または分枝状の炭化水素基を包含する。例えば、ビニルアリル、プロペニルイソプロペニルブテニルイソブテニルプレニルブタジエニルペンテニルイソペンテニルペンタジエニルヘキセニル、イソヘキセニル、ヘキサジエニル、ヘプテニルオクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル等が挙げられる。
「アルケニル」の好ましい態様として、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニルが挙げられる。

0070

「アルキニル」とは、任意の位置に1以上の三重結合を有する、炭素数2〜10、好ましくは炭素数2〜8、さらに好ましくは炭素数2〜6、さらに好ましくは炭素数2〜4の直鎖または分枝状の炭化水素基を包含する。例えば、エチニルプロピニルブチニルペンチニルヘキシニル、ヘプチニル、オクチニル、ノニニル、デシニル等を包含する。これらはさらに任意の位置に二重結合を有していてもよい。
「アルキニル」の好ましい態様として、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニルが挙げられる。

0071

「アルキレン」とは、炭素数1〜15、好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜6、さらに好ましくは炭素数1〜4の直鎖または分枝状の2価の炭化水素基を包含する。例えば、メチレンエチレントリメチレンプロピレンテトラメチレンペンタメチレンヘキサメチレン等が挙げられる。

0072

「アルケニレン」とは、任意の位置に1以上の二重結合を有する、炭素数2〜15、好ましくは炭素数2〜10、より好ましくは炭素数2〜6、さらに好ましくは炭素数2〜4の直鎖または分枝状の2価の炭化水素基を包含する。例えば、ビニレン、プロペニレン、ブテニレンペンテニレン等が挙げられる。

0073

「アルキニレン」とは、任意の位置に1以上の三重結合を有する、炭素数2〜15、好ましくは炭素数2〜10、より好ましくは炭素数2〜6、さらに好ましくは炭素数2〜4の直鎖または分枝状の2価の炭化水素基を包含する。これらはさらに任意の位置に二重結合を有していてもよい。例えば、エチニレンプロピニレン、ブチニレン、ペンチニレン、ヘキシニレン等が挙げられる。

0074

「アルキルオキシ」とは、上記「アルキル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、メトキシエトキシ、n−プロピルオキシイソプロピルオキシ、n−ブチルオキシ、tert−ブチルオキシ、イソブチルオキシ、sec−ブチルオキシ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、へキシルオキシ等が挙げられる。
「アルキルオキシ」の好ましい態様として、メトキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、tert−ブチルオキシが挙げられる。

0075

「アルケニルオキシ」とは、上記「アルケニル」が酸素原子に結合した基を意味する。
例えば、ビニルオキシアリルオキシ、1−プロペニルオキシ、2−ブテニルオキシ、2−ペンテニルオキシ、2−ヘキセニルオキシ、2−ヘプテニルオキシ、2−オクテニルオキシ等が挙げられる。

0076

「アルキニルオキシ」とは、上記「アルキニル」が酸素原子に結合した基を意味する。
例えば、エチニルオキシ、1−プロピニルオキシ、2−プロピニルオキシ、2−ブチニルオキシ、2−ペンチニルオキシ、2−ヘキシニルオキシ、2−ヘプチニルオキシ、2−オクチニルオキシ等が挙げられる。

0077

「芳香族炭素環」とは、単環または2環以上の、環状芳香族炭化水素を包含する。例えば、ベンゼン環ナフタレン環アントラセン環フェナントレン環等が挙げられる。
「芳香族炭素環」の一つの態様として、ベンゼン環、ナフタレン環が挙げられる。別の態様として、ベンゼン環が挙げられる。

0078

「芳香族炭素環式基」とは、単環または2環以上の、芳香族炭化水素基を意味する。例えば、フェニルナフチルアントリルフェナントリル等が挙げられる。
「芳香族炭素環式基」の好ましい態様として、フェニルが挙げられる。

0079

「非芳香族炭素環」とは、単環または2環以上の、環状飽和炭化水素または環状非芳香族不飽和炭化水素を包含する。2環以上の「非芳香族炭素環」は、単環または2環以上の非芳香族炭素環に、上記「芳香族炭素環」における環が縮合したものも包含する。
さらに、「非芳香族炭素環」は、以下のように架橋している環、またはスピロ環を形成する環も包含する。

0080

単環の非芳香族炭素環としては、炭素数3〜16が好ましく、より好ましくは炭素数3〜12、さらに好ましくは炭素数3〜8である。例えば、シクロプロパンシクロブタンシクロペンタンシクロヘキサンシクロヘプタンシクロオクタンシクロノナン、シクロデカンシクロプロペンシクロブテンシクロペンテンシクロヘキセンシクロヘプテンシクロヘキサジエン等が挙げられる。
2環以上の非芳香族炭素環としては、炭素数8〜13が好ましく、より好ましくは炭素数9〜10である。例えば、インダンインデン、アセナフタレンテトラヒドロナフタレンフルオレン等が挙げられる。

0081

「非芳香族炭素環式基」とは、単環または2環以上の、非芳香族飽和炭化水素基または非芳香族不飽和炭化水素基を意味する。2環以上の非芳香族炭素環式基は、単環または2環以上の非芳香族炭素環式基に、「芳香族炭素環式基」における環が縮合したものも包含する。
さらに、「非芳香族炭素環式基」は、以下のように架橋している基、またはスピロ環を形成する基も包含する。

0082

0083

単環の非芳香族炭素環式基としては、炭素数3〜16が好ましく、より好ましくは炭素数3〜12、さらに好ましくは炭素数4〜8である。例えば、シクロアルキルシクロアルケニル等が挙げられる。
「シクロアルキル」としては、炭素数3〜10が好ましく、より好ましくは炭素数3〜7であり、シクロプロピルシクロブチルシクロペンチルシクロヘキシルシクロヘプチルシクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル等が挙げられる。
「シクロアルケニル」としては、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペンテニルシクロヘキセニル、シクロヘプテニル、シクロヘキサジエニル等が挙げられる。
2環以上の非芳香族炭素環式基としては、炭素数8〜13が好ましく、より好ましくは炭素数9〜10である。例えば、インダニル、インデニルアセナフチルテトラヒドロナフチル、フルオレニルジヒドロインデニル等が挙げられる。

0084

「非芳香族炭素環オキシ」とは、「非芳香族炭素環」が酸素原子に結合した基を意味する。「非芳香族炭素環オキシ」の「非芳香族炭素環」部分も、上記「非芳香族炭素環式基」と同様である。例えば、シクロプロピルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロへキセニルオキシ等が挙げられる。

0085

「含窒素非芳香族複素環」とは、少なくとも一つの窒素原子を環構成原子として有し、さらに酸素原子、硫黄原子および窒素原子から任意に選択される同一または異なるヘテロ原子を環内に1以上有していてもよい、単環または2環以上の、環状非芳香族環を包含する。
2環以上の「含窒素非芳香族複素環」は、単環または2環以上の含窒素非芳香族複素環に、「芳香族炭素環」、「非芳香族炭素環」、および/または「芳香族複素環」におけるそれぞれの環が縮合したものも包含する。
さらに、「含窒素非芳香族複素環」は、架橋構造を有する環、およびスピロ環を形成する環も包含する。すなわち、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレン、置換もしくは非置換のアルキニレンまたは任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキニレンにより架橋している環、および置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレン、置換もしくは非置換のアルキニレンまたは任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキニレンによって構成されるスピロ環を形成する環も包含する。例えば、以下のような環が挙げられる。

0086

単環の含窒素非芳香族複素環としては、5〜12員が好ましく、より好ましくは5〜8員である。例えば、チアゾリジンピロリジンピロリンイミダゾリジンイミダゾリンピラゾリジンピラゾリンピペリジンピペラジンモルホリンチオモルホリンジヒドロピリジンテトラヒドロピリジン、ジヒドロチアゾリン、テトラヒドロチアゾリン、テトラヒドロイソチアゾリン、ジヒドロオキサジンヘキサヒドロアゼピン、テトラヒドロジアゼピンテトラヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジンチアジン等が挙げられる。
2環以上の含窒素非芳香族複素環としては、9〜20員が好ましく、より好ましくは8〜16員である。例えば、インドリンイソインドリン等が挙げられる。
好ましくは、単環または2環の含窒素非芳香族複素環であり、該2環の含窒素非芳香族複素環には、縮合環、架橋している環、およびスピロ環を包含する。
好ましい架橋している含窒素非芳香族複素環は、置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1または2つの基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、または意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1または2つの基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンにより架橋している2環の含窒素非芳香族複素環である。
好ましいスピロ環の含窒素非芳香族複素環は、T1の環構成原子の同一炭素原子の2つの置換基が一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1または2つの基を含む置換もしくは非置換のアルキレンである場合の2環の含窒素非芳香族複素環である。
好ましい縮環の含窒素非芳香族複素環は、9または10員の2環の含窒素非芳香族複素環である。

0087

「芳香族複素環」とは、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から任意に選択される同一または異なるヘテロ原子を環内に1以上有する、単環または2環以上の、芳香族環を包含する。
2環以上の「芳香族複素環」は、単環または2環以上の芳香族複素環に、上記「芳香族炭素環」における環が縮合したものも包含する。
単環の芳香族複素環としては、5〜8員が好ましく、より好ましくは5員または6員である。例えば、ピロールイミダゾールピラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジントリアゾールトリアジンテトラゾールフランチオフェンイソオキサゾールオキサゾールオキサジアゾールイソチアゾールチアゾールチアジアゾール等が挙げられる。
2環の芳香族複素環としては、8〜18員が好ましく、より好ましくは9員または10員である。例えば、インドリン、イソインドリン、インダゾリンインドリジンキノリンイソキノリンシンノリンフタラジンキナゾリンナフチリジンキノキサリンプリンプテリジンベンズイミダゾールベンズイソオキサゾールベンズオキサゾールベンズオキサジアゾール、ベンゾイソチアゾールベンゾチアゾールベンゾチアジアゾールベンゾフランイソベンゾフランベンゾチオフェンベンゾトリアゾールイミダゾピリジン、トリアゾロピリジン、イミダゾチアゾール、ピラジノピリダジン、オキサゾロピリジン、チアゾロピリジン等が挙げられる。
3環以上の芳香族複素環としては、11〜26員が好ましく、より好ましくは13または14員である。例えば、カルバゾールアクリジンキサンテンフェノチアジンフェノキサチインフェノキサジンジベンゾフラン等が挙げられる。

0088

「芳香族複素環式基」とは、O、SおよびNから任意に選択される同一または異なるヘテロ原子を環内に1以上有する、単環または2環以上の、芳香族環式基を意味する。
2環以上の芳香族複素環式基は、単環または2環以上の芳香族複素環式基に、上記「芳香族炭素環式基」における環が縮合したものも包含する。
単環の芳香族複素環式基としては、5〜10員が好ましく、より好ましくは5員または6員である。例えば、ピロリル、イミダゾリルピラゾリルピリジルピリダジニルピリミジニルピラジニルトリアゾリルトリアジニルテトラゾリルフリルチエニルイソオキサゾリルオキサゾリルオキサジアゾリルイソチアゾリルチアゾリルチアジアゾリル等が挙げられる。
2環の芳香族複素環式基としては、8〜18員が好ましく、より好ましくは9員または10員である。例えば、インドリル、イソインドリル、インダゾリルインドリジニル、キノリニルイソキノリニルシンノリニル、フタラジニル、キナゾリニルナフチリジニルキノキサリニルプリニル、プテリジニルベンズイミダゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンズオキサジアゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンゾチアゾリルベンゾチアジアゾリル、ベンゾフリル、イソベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンゾトリアゾリル、イミダゾピリジル、トリアゾロピリジル、イミダゾチアゾリル、ピラジノピリダジニル、オキサゾロピリジル、チアゾロピリジル等が挙げられる。
3環以上の芳香族複素環式基としては、11〜26員が好ましく、より好ましくは13または14員である。例えば、カルバゾリルアクリジニル、キサンテニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、ジベンゾフリル等が挙げられる。

0089

「非芳香族複素環」とは、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から任意に選択される同一または異なるヘテロ原子を環内に1以上有する、単環または2環以上の、環状非芳香族環を包含する。
2環以上の「非芳香族複素環」は、単環または2環以上の非芳香族複素環に、上記「芳香族炭素環」、「非芳香族炭素環」、および/または「芳香族複素環」におけるそれぞれの環が縮合したものも包含する。
さらに、「非芳香族複素環」は、以下のように架橋している環、またはスピロ環を形成する環も包含する。

0090

単環の非芳香族複素環としては、3〜8員が好ましく、より好ましくは5員または6員である。例えば、ジオキサンチイランオキシランオキセタンオキサチオランアゼチジン、チアン、チアゾリジン、ピロリジン、ピロリン、イミダゾリジン、イミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、テトラヒドロフランテトラヒドロピラン、ジヒドロチアゾリン、テトラヒドロチアゾリン、テトラヒドロイソチアゾリン、ジヒドロオキサジン、ヘキサヒドロアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、テトラヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジン、ジオキソランジオキサジンアジリジンジオキソリン、オキセパン、チオラン、チアジン等が挙げられる。
2環以上の非芳香族複素環としては、8〜20員が好ましく、より好ましくは8〜16員である。例えば、インドリン、イソインドリン、クロマンイソクロマン等が挙げられる。

0091

「非芳香族複素環式基」とは、O、SおよびNから任意に選択される同一または異なるヘテロ原子を環内に1以上有する、単環または2環以上の、非芳香族環式基を意味する。
2環以上の非芳香族複素環式基は、単環または2環以上の非芳香族複素環式基に、上記「芳香族炭素環式基」、「非芳香族炭素環式基」、および/または「芳香族複素環式基」におけるそれぞれの環が縮合したものも包含する。
さらに、「非芳香族複素環式基」は、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレン、置換もしくは非置換のアルキニレンまたは任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキニレンにより架橋している環、および置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレン、置換もしくは非置換のアルキニレンまたは任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキニレンによって構成されるスピロ環を形成する環も包含する。例えば、以下のような環が挙げられる。

0092

単環の非芳香族複素環式基としては、3〜8員が好ましく、より好ましくは5員または6員である。例えば、ジオキサニル、チイラニル、オキシラニルオキセタニルオキサチオラニル、アゼチジニル、チアニル、チアゾリジニル、ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピペリジルピペラジニルモルホリニルモルホリノチオモルホリニル、チオモルホリノ、ジヒドロピリジル、テトラヒドロピリジル、テトラヒドロフリルテトラヒドロピラニル、ジヒドロチアゾリル、テトラヒドロチアゾリル、テトラヒドロイソチアゾリル、ジヒドロオキサジニル、ヘキサヒドロアゼピニル、テトラヒドロジアゼピニル、テトラヒドロピリダジニル、ヘキサヒドロピリミジニル、ジオキソラニル、ジオキサジニル、アジリジニル、ジオキソリニル、オキセパニル、チオラニル、チイニル、チアジニル等が挙げられる。
2環以上の非芳香族複素環式基としては、8〜20員が好ましく、より好ましくは8〜16員である。例えば、インドリニル、イソインドリニル、クロマニル、イソクロマニル、ジヒドロベンゾフリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキサニル、ベンゾモルホリニル等が挙げられる。

0093

「カルボキシ保護基」とは、加水分解やカルボキシ保護基の脱保護反応によって、カルボキシル基に変換される保護基であり、カルボキシ保護基として好ましくはアルキル(例:メチル、エチル、t−ブチル)、アラルキル(例:ベンジル)が例示され、より好ましくは炭素数1〜4のアルキルが例示される。

0094

「置換もしくは非置換のアルキル」、「置換もしくは非置換のアルケニル」、「置換もしくは非置換のアルキニル」、「置換もしくは非置換のアルキルオキシ」、「置換もしくは非置換のアルケニルオキシ」、「置換もしくは非置換のアルキニルオキシ」、「置換もしくは非置換のアルキレン」、「置換もしくは非置換のアルケニレン」および「置換もしくは非置換のアルキニレン」の置換基としては、次の置換基が挙げられる。任意の位置の炭素原子が次の置換基から選択される1以上の同一または異なる、好ましくは1〜4個の、より好ましくは1〜3個の基と結合していてもよい。
置換基:ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシホルミル、ホルミルオキシ、スルファニルスルフィノスルホ、チオホルミル、チオカルボキシジチオカルボキシ、チオカルバモイル、シアノ、ニトロ、ニトロソアジドヒドラジノウレイドアミジノグアニジノトリアルキルシリル、アルキルオキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、ハロアルキルオキシアルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、アルキニルカルボニル、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル、アルキニルスルホニル、アルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシ、アルキニルカルボニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アルケニルスルホニルオキシ、アルキニルスルホニルオキシ、アルキルオキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アルキニルオキシカルボニル、アルキルスルファニル、アルケニルスルファニル、アルキニルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルケニルスルフィニル、アルキニルスルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のイミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環カルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルファニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環スルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルファニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルホニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルホニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環スルホニル、および置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルホニル。

0095

「置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環式基」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基」、「置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルホニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルホニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環スルホニル」および「置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルホニル」の環上の置換基としては、次の置換基が挙げられる。環上の任意の位置の原子が次の置換基から選択される1以上の同一または異なる、好ましくは1〜4個の、より好ましくは1〜3個の基と結合していてもよい。
置換基:ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、ホルミル、ホルミルオキシ、スルファニル、スルフィノ、スルホ、チオホルミル、チオカルボキシ、ジチオカルボキシ、チオカルバモイル、シアノ、ニトロ、ニトロソ、アジド、ヒドラジノ、ウレイド、アミジノ、グアニジノ、トリアルキルシリル、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルキルオキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、ハロアルキルオキシ、アルキルオキシアルキル、アルキルオキシアルキルオキシ、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、アルキニルカルボニル、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル、アルキニルスルホニル、アルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシ、アルキニルカルボニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アルケニルスルホニルオキシ、アルキニルスルホニルオキシ、アルキルオキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アルキニルオキシカルボニル、アルキルスルファニル、アルケニルスルファニル、アルキニルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルケニルスルフィニル、アルキニルスルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のイミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環カルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルスルファニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシアルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシアルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシアルキル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルファニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環スルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルファニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルホニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルホニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環スルホニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルホニル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、および−C(NRa6)NRa4Ra5(式中、Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基である)。

0096

「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基」および「置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環」は、「オキソ」で置換されている場合も包含する。

0097

0098

「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ」および「置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環」の非芳香族炭素環および芳香族複素環部分も上記と同様に「オキソ」で置換されていてもよい。例えば、環T1は、以下のようにオキソで置換されていてもよい。

0099

0100

「置換若しくは非置換のアミノ」とは、次の置換基から選択される1または2の基で置換されていてもよいアミノを包含する。
置換基:ヒドロキシ、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニルハロアルキニル、アルキルオキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、ハロアルキルオキシ、ハロアルケニルオキシ、ハロアルキニルオキシ、アルケニルカルボニル、アルキニルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルケニルカルボニル、ハロアルキニルカルボニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、置換若しくは非置換のカルバモイル、置換若しくは非置換の芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の芳香族複素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族複素環式基、置換若しくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換若しくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換若しくは非置換の非芳香族複素環アルキル、置換若しくは非置換の芳香族炭素環カルボニル、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環カルボニル、置換若しくは非置換の芳香族複素環カルボニル、置換若しくは非置換の非芳香族複素環カルボニル、置換若しくは非置換の芳香族炭素環カルバモイル、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環カルバモイル、置換若しくは非置換の芳香族複素環カルバモイル、および置換若しくは非置換の非芳香族複素環カルバモイル。
「置換若しくは非置換のアミノ」の一つの態様として、アミノ、メチルアミノジメチルアミノエチルアミノジエチルアミノエチルメチルアミノシクロプロピルアミノシクロヘキシルアミノベンジルアミノアセチルアミノベンゾイルアミノメチルスルホニルアミノ、テトラヒドロピラニルアミノ、テトラヒドロフラニルアミノ、モルホリノアミノ、モルホリニルアミノ、ピペリジニルアミノ、ピペラジニルアミノ等が挙げられる。異なる態様として、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルメチルアミノ、ジエチルアミノ、アセチルアミノ、メチルスルホニルアミノ、テトラヒドロピラニルアミノ、テトラヒドロフラニルアミノ、モルホリノアミノ、ピペリジニルアミノ等が挙げられる。

0101

「トリアルキルシリル」とは、上記「アルキル」3個がケイ素原子に結合している基を意味する。3個のアルキルは同一でも異なっていてもよい。例えば、トリメチルシリルトリエチルシリル、tert−ブチルジメチルシリル等が挙げられる。

0102

「ハロアルキル」とは、1以上の上記「ハロゲン」が上記「アルキル」に結合した基を意味する。例えば、モノフルオロメチル、モノフルオロエチル、モノフルオロプロピル、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、モノクロロメチル、トリフルオロメチルトリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、1,2−ジブロモエチル、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル等が挙げられる。
「ハロアルキル」の好ましい態様として、トリフルオロメチル、トリクロロメチルが挙げられる。

0103

「ハロアルキルオキシ」とは、上記「ハロアルキル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、モノフルオロメトキシ、モノフルオロエトキシ、トリフルオロメトキシトリクロロメトキシ、トリフルオロエトキシ、トリクロロエトキシ等が挙げられる。
「ハロアルキルオキシ」の好ましい態様として、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシが挙げられる。

0104

「アルキルカルボニル」とは、上記「アルキル」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、メチルカルボニル、エチルカルボニル、プロピルカルボニル、イソプロピルカルボニル、tert−ブチルカルボニル、イソブチルカルボニル、sec−ブチルカルボニル、ペンチルカルボニル、イソペンチルカルボニル、へキシルカルボニル等が挙げられる。
「アルキルカルボニル」の好ましい態様として、メチルカルボニル、エチルカルボニル、n−プロピルカルボニルが挙げられる。

0105

「アルケニルカルボニル」とは、上記「アルケニル」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、エチレニルカルボニル、プロペニルカルボニル等が挙げられる。

0106

「アルキニルカルボニル」とは、上記「アルキニル」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、エチニルカルボニル、プロピニルカルボニル等が挙げられる。

0107

「アルキルスルホニル」とは、上記「アルキル」がスルホニル基に結合した基を意味する。例えば、メチルスルホニルエチルスルホニルプロピルスルホニルイソプロピルスルホニル、tert−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル等が挙げられる。
「アルキルスルホニル」の好ましい態様として、メチルスルホニル、エチルスルホニルが挙げられる。

0108

「アルケニルスルホニル」とは、上記「アルケニル」がスルホニル基に結合した基を意味する。例えば、エチレニルスルホニル、プロペニルスルホニル等が挙げられる。

0109

「アルキニルスルホニル」とは、上記「アルキニル」がスルホニル基に結合した基を意味する。例えば、エチニルスルホニル、プロピニルスルホニル等が挙げられる。

0110

「アルキルカルボニルオキシ」とは、上記「アルキルカルボニル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、メチルカルボニルオキシ、エチルカルボニルオキシ、プロピルカルボニルオキシ、イソプロピルカルボニルオキシ、tert−ブチルカルボニルオキシ、イソブチルカルボニルオキシ、sec−ブチルカルボニルオキシ等が挙げられる。
「アルキルカルボニルオキシ」の好ましい態様としては、メチルカルボニルオキシ、エチルカルボニルオキシが挙げられる。

0111

「アルケニルカルボニルオキシ」とは、上記「アルケニルカルボニル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、エチレニルカルボニルオキシ、プロペニルカルボニルオキシ等が挙げられる。

0112

「アルキニルカルボニルオキシ」とは、上記「アルキニルカルボニル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、エチニルカルボニルオキシ、プロピニルカルボニルオキシ等が挙げられる。

0113

「アルキルスルホニルオキシ」とは、上記「アルキルスルホニル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、メチルスルホニルオキシ、エチルスルホニルオキシ、プロピルスルホニルオキシ、イソプロピルスルホニルオキシ、tert−ブチルスルホニルオキシ、イソブチルスルホニルオキシ、sec−ブチルスルホニルオキシ等が挙げられる。
「アルキルスルホニルオキシ」の好ましい態様としては、メチルスルホニルオキシ、エチルスルホニルオキシが挙げられる。

0114

「アルケニルスルホニルオキシ」とは、上記「アルケニルスルホニル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、エチレニルスルホニルオキシ、プロペニルスルホニルオキシ等が挙げられる。

0115

「アルキニルスルホニルオキシ」とは、上記「アルキニルスルホニル」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、エチニルスルホニルオキシ、プロピニルスルホニルオキシ等が挙げられる。

0116

「アルキルオキシカルボニル」とは、上記「アルキルオキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、メチルオキシカルボニルエチルオキシカルボニル、プロピルオキシカルボニル、イソプロピルオキシカルボニル、tert−ブチルオキシカルボニル、イソブチルオキシカルボニル、sec−ブチルオキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、イソペンチルオキシカルボニル、へキシルオキシカルボニル等が挙げられる。
「アルキルオキシカルボニル」の好ましい態様としては、メチルオキシカルボニル、エチルオキシカルボニル、プロピルオキシカルボニルが挙げられる。

0117

「アルケニルオキシカルボニル」とは、上記「アルケニルオキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、エチレニルオキシカルボニル、プロペニルオキシカルボニル等が挙げられる。

0118

「アルキニルオキシカルボニル」とは、上記「アルキニルオキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、エチニルオキシカルボニル、プロピニルオキシカルボニル等が挙げられる。

0119

「アルキルスルファニル」とは、上記「アルキル」がスルファニル基の硫黄原子と結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、メチルスルファニルエチルスルファニル、n−プロピルスルファニルイソプロピルスルファニル等が挙げられる。

0120

「アルケニルスルファニル」とは、上記「アルケニル」がスルファニル基の硫黄原子と結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、エチレニルスルファニル、プロペニルスルファニル等が挙げられる。

0121

「アルキニルスルファニル」とは、上記「アルキニル」がスルファニル基の硫黄原子と結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、エチニルスルファニル、プロピニルスルファニル等が挙げられる。

0122

「アルキルスルフィニル」とは、上記「アルキル」がスルフィニル基に結合した基を意味する。例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル等が挙げられる。

0123

「アルケニルスルフィニル」とは、上記「アルケニル」がスルフィニル基に結合した基を意味する。例えば、エチレニルスルフィニル、プロペニルスルフィニル等が挙げられる。

0124

「アルキニルスルフィニル」とは、上記「アルキニル」がスルフィニル基に結合した基を意味する。例えば、エチニルスルフィニル、プロピニルスルフィニル等が挙げられる。

0125

「置換若しくは非置換のイミノ」とは、次の置換基から選択される1の基で置換されていてもよいイミノを包含する。
置換基:ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アルキルオキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、ハロアルキルオキシ、ハロアルケニルオキシ、ハロアルキニルオキシ、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、アルキニルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルケニルカルボニル、ハロアルキニルカルボニル、アミノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、置換若しくは非置換の芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の芳香族複素環式基、および置換若しくは非置換の非芳香族複素環式基。

0126

「置換若しくは非置換のイミノ」の一つの態様として、イミノ、メチルイミノエチルイミノ、シクロプロピルイミノ、シクロヘキシルイミノアセチルイミノ、テトラヒドロピラニルイミノ、テトラヒドロフラニルイミノ、モルホリノイミノ、モルホリニルイミノ、ピペリジニルイミノ、ピペラジニルイミノ等が挙げられる。

0127

「ヒドロキシアルキル」とは、1以上のヒドロキシ基が、上記「アルキル」の炭素原子に結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピル、1,2−ヒドロキシエチル等が挙げられる。
「ヒドロキシアルキル」の好ましい態様として、ヒドロキシメチルが挙げられる。

0128

「アルキルオキシアルキル」とは、上記「アルキルオキシ」が上記「アルキル」に結合した基を意味する。例えば、メトキシメチルメトキシエチルエトキシメチル等が挙げられる。

0129

「アルキルオキシアルキルオキシ」とは、上記「アルキルオキシ」が上記「アルキルオキシ」に結合した基を意味する。例えば、メトキシメトキシメトキシエトキシエトキシメトキシエトキシエトキシ等が挙げられる。

0130

「置換若しくは非置換のカルバモイル」とは、次の置換基から選択される1または2の基で置換されていてもよいカルバモイルを包含する。
置換基:ヒドロキシ、シアノ、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノ、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、アルキニルカルボニル、アルキルスルホニル、置換若しくは非置換の芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の芳香族複素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族複素環式基、置換若しくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換若しくは非置換の芳香族複素環アルキル、および置換若しくは非置換の非芳香族複素環アルキル。
「置換若しくは非置換のカルバモイル」の一つの態様として、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N−エチル−N−メチルカルバモイル、N,N−ジエチルカルバモイル、N−n−プロピルアミノカルバモイル、N−イソプロピルカルバモイル、N−モルホリノカルバモイル、N−テトラヒドロフラニルカルバモイル、N−ピペリジルカルバモイル、N−テトラヒドロピラニルカルバモイル、N−ベンジルカルバモイル、N−アセチルカルバモイル、N−メチルスルホニルカルバモイル、N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル、N−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)カルバモイル等が挙げられる。異なる態様として、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N−n−プロピルアミノカルバモイル、N−イソプロピルカルバモイル、N−モルホリノカルバモイル、N−テトラヒドロフラニルカルバモイル、N−ピペリジルカルバモイル、N−テトラヒドロピラニルカルバモイル、N−メチルスルホニルカルバモイル、N−(2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル、N−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)カルバモイル等が挙げられる。

0131

「置換若しくは非置換のスルファモイル」とは、次の置換基から選択される1または2の基で置換されていてもよいアミノスルホニルを包含する。
置換基:アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、ヒドロキシアルキル、アルキルカルボニル、置換若しくは非置換の芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換若しくは非置換の芳香族複素環式基、置換若しくは非置換の非芳香族複素環式基、置換若しくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換若しくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換若しくは非置換の芳香族複素環アルキル、および置換若しくは非置換の非芳香族複素環アルキル。
「置換若しくは非置換のスルファモイル」の一つの態様として、スルファモイル、N−メチルスルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N−エチル−N−メチルスルファモイル、N,N−ジエチルスルファモイル、N−n−プロピルアミノスルファモイル、N−イソプロピルスルファモイル、N−モルホリノスルファモイル、N−テトラヒドロフラニルスルファモイル、N−ピペリジルスルファモイル、N−テトラヒドロピラニルスルファモイル、N−ベンジルスルファモイル、N−アセチルスルファモイル、N−メチルスルホニルスルファモイル等が挙げられる。異なる態様として、スルファモイル、N−メチルスルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N−n−プロピルアミノスルファモイル、N−イソプロピルスルファモイル、N−モルホリノスルファモイル、N−テトラヒドロフラニルスルファモイル、N−ピペリジルスルファモイル、N−テトラヒドロピラニルスルファモイル、N−メチルスルホニルスルファモイル等が挙げられる。

0132

「芳香族炭素環オキシ」、「芳香族炭素環カルボニル」、「芳香族炭素環オキシカルボニル」、「芳香族炭素環スルファニル」、「芳香族炭素環スルホニル」、「芳香族炭素環アルキル」、「芳香族炭素環アルキルオキシ」、「芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「芳香族炭素環カルバモイル」の「芳香族炭素環」部分も、上記「芳香族炭素環式基」と同様である。

0133

「置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシカルボニル」「置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルホニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルバモイル」の「芳香族炭素環」部分の置換基も、上記「置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基」上の置換基と同様である。

0134

「非芳香族炭素環アルキル」、「非芳香族炭素環カルボニル」、「非芳香族炭素環オキシカルボニル」、「非芳香族炭素環スルファニル」、「非芳香族炭素環スルホニル」、「非芳香族炭素環アルキル」、「非芳香族炭素環アルキルオキシ」、「非芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「非芳香族炭素環カルバモイル」、「非芳香族炭素環アミノ」の「非芳香族炭素環」部分も、上記「非芳香族炭素環式基」と同様である。

0135

「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルホニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルバモイル」の「非芳香族炭素環」部分の置換基も、上記「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基」上の置換基と同様である。

0136

「芳香族複素環オキシ」、「芳香族複素環カルボニル」、「芳香族複素環オキシカルボニル」、「芳香族複素環スルファニル」、「芳香族複素環スルホニル」、「芳香族複素環アルキル」、「芳香族複素環アルキルオキシ」、「芳香族複素環アルキルスルファニル」、「芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「芳香族複素環アルキルオキシアルキル」、「芳香族複素環カルバモイル」の「芳香族複素環」部分も、上記「芳香族複素環式基」と同様である。

0137

「置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環スルホニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシアルキル」、「置換または非置換の芳香族複素環カルバモイル」の「芳香族複素環」部分の置換基も、上記「置換もしくは非置換の芳香族複素環式基」上の置換基と同様である。

0138

「非芳香族複素環オキシ」、「非芳香族複素環カルボニル」、「非芳香族複素環オキシカルボニル」、「非芳香族複素環スルファニル」、「非芳香族複素環スルホニル」、「非芳香族複素環アルキル」、「非芳香族複素環アルキルオキシ」、「非芳香族複素環アルキルスルファニル」、「非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「非芳香族複素環アルキルオキシアルキル」、「非芳香族複素環カルバモイル」、「非芳香族複素環アミノ」の「非芳香族複素環」部分も、上記「非芳香族複素環式基」と同様である。

0139

「置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルホニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシアルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルバモイル」の「非芳香族複素環」部分の置換基も、上記「置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基」上の置換基と同様である。

0140

「芳香族炭素環アルキル」、「非芳香族炭素環アルキル」、「芳香族複素環アルキル」、「非芳香族複素環アルキル」、「芳香族炭素環アルキルオキシ」、「非芳香族炭素環アルキルオキシ」、「芳香族複素環アルキルオキシ」、「非芳香族複素環アルキルオキシ」、「芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「非芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「芳香族複素環アルキルスルファニル」、「非芳香族複素環アルキルスルファニル」、「芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「芳香族複素環アルキルオキシアルキル」、「非芳香族複素環アルキルオキシアルキル」のアルキル部分も上記「アルキル」と同様である。

0141

「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシ」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルスルファニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」、「置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルオキシアルキル」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルオキシアルキル」のアルキル部分の置換基も、上記「置換または非置換のアルキル」上の置換基と同様である。

0142

「芳香族炭素環オキシ」とは、「芳香族炭素環」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、フェニルオキシナフチルオキシ等が挙げられる。

0143

「芳香族炭素環カルボニル」とは、「芳香族炭素環」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、フェニルカルボニル、ナフチルカルボニル等が挙げられる。

0144

「芳香族炭素環オキシカルボニル」とは、上記「芳香族炭素環オキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、フェニルオキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル等が挙げられる。

0145

「芳香族炭素環スルファニル」とは、「芳香族炭素環」がスルファニル基の硫黄原子と結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、フェニルスルファニル、ナフチルスルファニル等が挙げられる。

0146

「芳香族炭素環スルホニル」とは、「芳香族炭素環」がスルホニル基に結合した基を意味する。例えば、フェニルスルホニルナフチルスルホニル等が挙げられる。

0147

「非芳香族炭素環カルボニル」とは、「非芳香族炭素環」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、シクロプロピルカルボニルシクロヘキシルカルボニル、シクロへキセニルカルボニル等が挙げられる。

0148

「非芳香族炭素環オキシカルボニル」とは、上記「非芳香族炭素環オキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、シクロプロピルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボニル、シクロへキセニルオキシカルボニル等が挙げられる。

0149

「非芳香族炭素環スルファニル」とは、「非芳香族炭素環」がスルファニル基の硫黄原子と結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、シクロプロピルスルファニル、シクロヘキシルスルファニル、シクロヘキセニルスルファニル等が挙げられる。

0150

「非芳香族炭素環スルホニル」とは、「非芳香族炭素環」がスルホニル基に結合した基を意味する。例えば、シクロプロピルスルホニル、シクロヘキシルスルホニル、シクロヘキセニルスルホニル等が挙げられる。

0151

「芳香族複素環オキシ」とは、「芳香族複素環」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、ピリジルオキシ、オキサゾリルオキシ等が挙げられる。

0152

「芳香族複素環カルボニル」とは、「芳香族複素環」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、ピリジルカルボニル、オキサゾリルカルボニル等が挙げられる。

0153

「芳香族複素環オキシカルボニル」とは、上記「芳香族複素環オキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、ピリジルオキシカルボニル、オキサゾリルオキシカルボニル等が挙げられる。

0154

「非芳香族複素環オキシ」とは、「非芳香族複素環」が酸素原子に結合した基を意味する。例えば、ピペリジニルオキシ、テトラヒドロフリルオキシ等が挙げられる。

0155

「非芳香族複素環カルボニル」とは、「非芳香族複素環」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、ピペリジニルカルボニル、テトラヒドロフリルカルボニル等が挙げられる。

0156

「非芳香族複素環オキシカルボニル」とは、上記「非芳香族複素環オキシ」がカルボニル基に結合した基を意味する。例えば、ピペリジニルオキシカルボニル、テトラヒドロフリルオキシカルボニル等が挙げられる。

0157

「非芳香族複素環スルファニル」とは、「非芳香族複素環」がスルファニル基の硫黄原子と結合している水素原子と置き換わった基を意味する。例えば、ピペリジニルスルファニル、テトラヒドロフリルスルファニル等が挙げられる。

0158

「非芳香族複素環スルホニル」とは、「非芳香族複素環」がスルホニル基に結合した基を意味する。例えば、ピペリジニルスルホニル、テトラヒドロフリルスルホニル等が挙げられる。

0159

「芳香族炭素環アルキル」またはアラルキルとは、1以上の上記「芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルを意味する。例えば、ベンジル、フェネチル、フェニルプロピニル、ベンズヒドリルトリチルナフチルメチル、以下に示される基

0160

等が挙げられる。
「芳香族炭素環アルキル」の好ましい態様としては、ベンジル、フェネチル、ベンズヒドリルが挙げられる。

0161

「非芳香族炭素環アルキル」とは、1以上の上記「非芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルを意味する。また、「非芳香族炭素環アルキル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」で置換されている「非芳香族炭素環アルキル」も包含する。例えば、シクロプロピルメチルシクロブチルメチルシクロペンチルメチル、シクロへキシルメチル、以下に示される基

0162

等が挙げられる。

0163

「芳香族複素環アルキル」とは、1以上の上記「芳香族複素環式基」で置換されているアルキルを意味する。また、「芳香族複素環アルキル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」および/または「非芳香族炭素環式基」で置換されている「芳香族複素環アルキル」も包含する。例えば、ピリジルメチル、フラニルメチル、イミダゾリルメチル、インドリルメチル、ベンゾチオフェニルメチル、オキサゾリルメチル、イソキサゾリルメチル、チアゾリルメチル、イソチアゾリルメチル、ピラゾリルメチル、イソピラゾリルメチル、ピロリジニルメチル、ベンズオキサゾリルメチル、以下に示される基

0164

等が挙げられる。

0165

「非芳香族複素環アルキル」とは、1以上の上記「非芳香族複素環式基」で置換されているアルキルを意味する。また、「非芳香族複素環アルキル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」、「非芳香族炭素環式基」および/または「芳香族複素環式基」で置換されている「非芳香族複素環アルキル」も包含する。例えば、テトラヒドロピラニルメチル、モルホリニルエチル、ピペリジニルメチル、ピペラジニルメチル、以下に示される基

0166

等が挙げられる。

0167

「芳香族炭素環アルキルオキシ」とは、1以上の上記「芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルオキシを意味する。例えば、ベンジルオキシ、フェネチルオキシ、フェニルプロピニルオキシ、ベンズヒドリルオキシ、トリチルオキシ、ナフチルメチルオキシ、以下に示される基

0168

等が挙げられる。

0169

「非芳香族炭素環アルキルオキシ」とは、1以上の上記「非芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルオキシを意味する。また、「非芳香族炭素環アルキルオキシ」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」で置換されている「非芳香族炭素環アルキルオキシ」も包含する。例えば、シクロプロピルメチルオキシ、シクロブチルメチルオキシ、シクロペンチルメチルオキシ、シクロへキシルメチルオキシ、以下に示される基

0170

等が挙げられる。

0171

「芳香族複素環アルキルオキシ」とは、1以上の上記「芳香族複素環式基」で置換されているアルキルオキシを意味する。また、「芳香族複素環アルキルオキシ」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」および/または「非芳香族炭素環式基」で置換されている「芳香族複素環アルキルオキシ」も包含する。例えば、ピリジルメチルオキシ、フラニルメチルオキシ、イミダゾリルメチルオキシ、インドリルメチルオキシ、ベンゾチオフェニルメチルオキシ、オキサゾリルメチルオキシ、イソキサゾリルメチルオキシ、チアゾリルメチルオキシ、イソチアゾリルメチルオキシ、ピラゾリルメチルオキシ、イソピラゾリルメチルオキシ、ピロリジニルメチルオキシ、ベンズオキサゾリルメチルオキシ、以下に示される基

0172

等が挙げられる。

0173

「非芳香族複素環アルキルオキシ」とは、1以上の上記「非芳香族複素環式基」で置換されているアルキルオキシを意味する。また、「非芳香族複素環アルキルオキシ」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」、「非芳香族炭素環式基」および/または「芳香族複素環式基」で置換されている「非芳香族複素環アルキルオキシ」も包含する。例えば、テトラヒドロピラニルメチルオキシ、モルホリニルエチルオキシ、ピペリジニルメチルオキシ、ピペラジニルメチルオキシ、以下に示される基

0174

等が挙げられる。

0175

「芳香族炭素環アルキルスルファニル」とは、1以上の上記「芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルスルファニルを意味する。例えば、ベンジルスルファニル、フェネチルスルファニル、フェニルプロピニルスルファニル、ベンズヒドリルスルファニル、トリチルスルファニル、ナフチルメチルスルファニル等が挙げられる。

0176

「非芳香族炭素環アルキルスルファニル」とは、1以上の上記「非芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルスルファニルを意味する。また、「非芳香族炭素環アルキルスルファニル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」で置換されている「非芳香族炭素環アルキルスルファニル」も包含する。例えば、シクロプロピルメチルスルファニル、シクロブチルメチルスルファニル、シクロペンチルメチルスルファニル、シクロへキシルメチルスルファニル等が挙げられる。

0177

「芳香族複素環アルキルスルファニル」とは、1以上の上記「芳香族複素環式基」で置換されているアルキルスルファニルを意味する。また、「芳香族複素環アルキルスルファニル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」および/または「非芳香族炭素環式基」で置換されている「芳香族複素環アルキルスルファニル」も包含する。例えば、ピリジルメチルスルファニル、フラニルメチルスルファニル、イミダゾリルメチルスルファニル、インドリルメチルスルファニル、ベンゾチオフェニルメチルスルファニル、オキサゾリルメチルスルファニル、イソキサゾリルメチルスルファニル、チアゾリルメチルスルファニル、イソチアゾリルメチルスルファニル、ピラゾリルメチルスルファニル、イソピラゾリルメチルスルファニル、ピロリジニルメチルスルファニル、ベンズオキサゾリルメチルスルファニル等が挙げられる。

0178

「非芳香族複素環アルキルスルファニル」とは、1以上の上記「非芳香族複素環式基」で置換されているアルキルスルファニルを意味する。また、「非芳香族複素環アルキルスルファニル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」、「非芳香族炭素環式基」および/または「芳香族複素環式基」で置換されている「非芳香族複素環アルキルスルファニル」も包含する。例えば、テトラヒドロピラニルメチルスルファニル、モルホリニルエチルスルファニル、ピペリジニルメチルスルファニル、ピペラジニルメチルスルファニル等が挙げられる。

0179

「芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」とは、1以上の上記「芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルオキシカルボニルを意味する。例えば、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル、フェニルプロピニルオキシカルボニル、ベンゾヒドリルオキシカルボニル、トリチルオキシカルボニル、ナフチルメチルオキシカルボニル、以下に示される基

0180

等が挙げられる。

0181

「非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」とは、1以上の上記「非芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルオキシカルボニルを意味する。また、「非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」で置換されている「非芳香族炭素環アルキルオキシカルボニル」も包含する。例えば、シクロプロピルメチルオキシカルボニル、シクロブチルメチルオキシカルボニル、シクロペンチルメチルオキシカルボニル、シクロへキシルメチルオキシカルボニル、以下に示される基

0182

等が挙げられる。

0183

「芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」とは、1以上の上記「芳香族複素環式基」で置換されているアルキルオキシカルボニルを意味する。また、「芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」および/または「非芳香族炭素環式基」で置換されている「芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」も包含する。例えば、ピリジルメチルオキシカルボニル、フラニルメチルオキシカルボニル、イミダゾリルメチルオキシカルボニル、インドリルメチルオキシカルボニル、ベンゾチオフェニルメチルオキシカルボニル、オキサゾリルメチルオキシカルボニル、イソキサゾリルメチルオキシカルボニル、チアゾリルメチルオキシカルボニル、イソチアゾリルメチルオキシカルボニル、ピラゾリルメチルオキシカルボニル、イソピラゾリルメチルオキシカルボニル、ピロリジニルメチルオキシカルボニル、ベンズオキサゾリルメチルオキシカルボニル、以下に示される

0184

等が挙げられる。

0185

「非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」とは、1以上の上記「非芳香族複素環式基」で置換されているアルキルオキシカルボニルを意味する。また、「非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」は、アルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」、「非芳香族炭素環式基」および/または「芳香族複素環式基」で置換されている「非芳香族複素環アルキルオキシカルボニル」も包含する。例えば、テトラヒドロピラニルメチルオキシ、モルホリニルエチルオキシ、ピペリジニルメチルオキシ、ピペラジニルメチルオキシ、以下に示される基

0186

等が挙げられる。

0187

「芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」とは、1以上の上記「芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルオキシアルキルを意味する。例えば、ベンジルオキシメチル、フェネチルオキシメチル、フェニルプロピニルオキシメチル、ベンゾヒドリルオキシメチル、トリチルオキシメチル、ナフチルメチルオキシメチル、以下に示される基

0188

等が挙げられる。

0189

「非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」とは、1以上の上記「非芳香族炭素環式基」で置換されているアルキルオキシアルキルを意味する。また、「非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」は、非芳香族炭素環が結合しているアルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」で置換されている「非芳香族炭素環アルキルオキシアルキル」も包含する。例えば、シクロプロピルメチルオキシメチル、シクロブチルメチルオキシメチル、シクロペンチルメチルオキシメチル、シクロへキシルメチルオキシメチル、以下に示される基

0190

等が挙げられる。

0191

「芳香族複素環アルキルオキシアルキル」とは、1以上の上記「芳香族複素環式基」で置換されているアルキルオキシアルキルを意味する。また、「芳香族複素環アルキルオキシアルキル」は、芳香族複素環が結合しているアルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」および/または「非芳香族炭素環式基」で置換されている「芳香族複素環アルキルオキシアルキル」も包含する。例えば、ピリジルメチルオキシメチル、フラニルメチルオキシメチル、イミダゾリルメチルオキシメチル、インドリルメチルオキシメチル、ベンゾチオフェニルメチルオキシメチル、オキサゾリルメチルオキシメチル、イソキサゾリルメチルオキシメチル、チアゾリルメチルオキシメチル、イソチアゾリルメチルオキシメチル、ピラゾリルメチルオキシメチル、イソピラゾリルメチルオキシメチル、ピロリジニルメチルオキシメチル、ベンズオキサゾリルメチルオキシメチル、以下に示される基

0192

等が挙げられる。

0193

「非芳香族複素環アルキルオキシアルキル」とは、1以上の上記「非芳香族複素環式基」で置換されているアルキルオキシアルキルを意味する。また、「非芳香族複素環アルキルオキシ」は、非芳香族複素環が結合しているアルキル部分が上記「芳香族炭素環式基」、「非芳香族炭素環式基」および/または「芳香族複素環式基」で置換されている「非芳香族複素環アルキルオキシアルキル」も包含する。例えば、テトラヒドロピラニルメチルオキシメチル、モルホリニルエチルオキシメチル、ピペリジニルメチルオキシメチル、ピペラジニルメチルオキシメチル、以下に示される基

0194

等が挙げられる。

0195

本発明は、以下の化合物(I)または(I’)に包含される種々の化合物を提供する。

0196

各基の好ましい態様を以下に示す。下記の可能な組み合わせの化合物が好ましい。

0197

R1は、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり、より好ましくは、ハロゲンまたはアルキルである。さらに好ましくはアルキルである。

0198

R2は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換または非置換の非芳香族炭素環オキシ(好ましくは、置換もしくは非置換のシクロアルキルオキシ、または置換もしくは非置換のシクロアルケニルオキシ)である。好ましくは、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシであり、より好ましくは置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシであり、特に好ましくはアルキルオキシである。アルキルオキシは、好ましくは、炭素数1〜6または炭素数1〜4の直鎖または分枝状のアルキルオキシ、より好ましくはt−ブチルオキシである。R2における「置換もしくは非置換」の置換基としては、ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ等が好ましい例として例示される。

0199

nは、1または2であり、好ましくは1である。

0200

nが1の場合、R2は好ましくは以下の立体構造をとる。

0201

0202

R3は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基である。好ましくは、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基である。これらの環上の置換基としては、以下のR31〜R35が例示される。
R3は、好ましくは、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族環式基であり、好ましくは5〜7員であるが、縮合されていてもよく、架橋構造を有していてもよい。縮合環部分は、5〜10員で、単環でも2環性でも良い。置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基としては、以下の式で示されるフェニル基が例示される。
R3の別の好ましい態様としては、ハロゲン、アルキル、および/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキル、および/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキル、および/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキル、および/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基である。R3のより好ましい態様としては、ハロゲン、アルキル、および/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基またはハロゲン、アルキル、および/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基である。

0203

R31、R32、R33、R34およびR35は、それぞれ独立して、好ましくは、水素原子、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルキルオキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシハロアルキル、ハロアルキルオキシ、カルボキシ、カルバモイル、またはアルキルアミノであり、より好ましくは、水素原子、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、アルキルまたはアルキルオキシであり、さらに好ましくは、水素原子、フルオロクロロ、ブロモ、ヒドロキシ、アミノ、メチル、エチルまたはメチルオキシであり、特に好ましくは、水素原子、ハロゲン、ヒドロキシ、メチルまたはエチルである。
またR31とR32、R32とR33、R33とR34ならびにR34とR35は、それぞれ独立して、隣接する原子と一緒になって置換もしくは非置換の芳香族炭素環、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、置換もしくは非置換の芳香族複素環または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していても良い。これらの環は、好ましくは5〜8員、より好ましくは5員または6員であり、6員がより好ましい。

0204

R3における非芳香族炭素環および非芳香族複素環は、上記と同様に「オキソ」で置換されていてもよい。
R3における「置換もしくは非置換の芳香族炭素環」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環」の環上の置換基としては、上記「置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基」、「置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基」、「置換もしくは非置換の芳香族複素環式基」、「置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基」の環上の置換基が挙げられる。

0205

またR31、R32、R33、R34およびR35における互いに隣接していない2個の基は一緒になって架橋構造を形成してもよい。架橋構造としては、置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレンが例示される。「置換もしくは非置換」の置換基は好ましくは、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルアルコキシアルコキシアルキル、ハロゲン、ハロゲン化アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシ、オキソ、カルボキシ、カルバモイルまたはフェニルであり、より好ましくは、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、ヒドロキシおよび/またはオキソであり、さらに好ましくは、メチル、エチル、F,Br,アミノ、ヒドロキシ等である。

0206

R3は、より好ましくは、1〜2個の炭素環または複素環(例:5〜7員環)と縮合していてもよい、フェニルまたは非芳香族炭素環式基であり、より好ましくは以下に例示される環式基である。該炭素環、複素環、フェニル、非芳香族炭素環、または以下の環式基上には、同一または異なる1〜4個の置換基(例:ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、モノまたはジアルキルアミノ、アルキル、ハロゲン化アルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、オキソ、シアノ)が存在していてもよい。

0207

R3は、さらに好ましくは、以下の基である。

0208

0209

0210

0211

またR3は、結合手をN原子上に有する環状アミン、好ましくは飽和の環状アミンであってもよい。該環状アミンは、置換、縮合および/または架橋されていてもよい5〜7員複素環であり、環構成原子としてN原子、O原子および/またはS原子が含まれていてもよい。置換基として好ましくは、アルキル、シクロアルキル、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ等である。該環状アミンとしては、以下が例示される。

0212

0213

またR3は、以下に例示されるような、環内に2重結合を1または2本有する置換または非置換の非芳香族炭素環式基、環内に2重結合を1または2本有する置換または非置換の非芳香族複素環式基であってもよい。該炭素環式基または該複素環式基は、好ましくは5〜7員である。置換基として好ましくは、アルキル、シクロアルキル、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ等である。

0214

0215

さらにR3は以下の群から選択されてもよい。

0216

0217

より好ましくは、R3は以下の群から選択されてもよい。

0218

0219

化合物(I)、(I’)(I−1)、(I−2)、(I−3)、(I’−3)、(I−1−1)、(I−1A)、(1−AA)、(I’−1A)、(I−1−1A)、(I−1−1B)、(I−1−1C)、(I−1−1D)、(I−1−1E)および(I−2−1)の異性体の一態様は、R3の環の向きによって特定される立体異性体を包含するが、本発明はそれらのすべての異性体およびラセミ体を包含する。

0220

R4は、水素、またはカルボキシ保護基であるが、好ましくは、水素である。R4が水素以外の化合物であって、加水分解やカルボキシ保護基の脱保護反応によって、水素に変換される化合物は、特に合成中間体としても有用である。またR4が水素以外の化合物であって、体内で水素に変換され得る化合物は、プロドラッグとしても有用である。カルボキシ保護基として好ましくはアルキル(例:メチル、エチル、t−ブチル)、アラルキル(例:ベンジル)が例示され、より好ましくは炭素数1〜4のアルキルである。

0221

A3は、CR3A、CR3AR3B、NまたはNR3Cであり、好ましくはCR3AまたはNであり、より好ましくは、CR3Aである。
別の態様としては、以下の化合物が好ましい。

0222

(式中、各定義は前記と同意義である。)

0223

R3A、R3B、R4AおよびR4Bは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、シアノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアルキニル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基(好ましくは、置換もしくは非置換のシクロアルキル)である。置換もしくは非置換の置換基としては、アルキルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルキルオシ、アミノ、アルキルアミノ、芳香族炭素環アルキルオキシから選択される、同一または異なる1〜4個、好ましくは1〜2個の置換基が例示される。
R3Cは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基である。
さらに好ましくは、R3Aは、水素、ハロゲン、アルキル、またはシアノであり、R4Aは、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されたアルキル、アルキニル、または3〜6員のシクロアルキルである。
R3Aは、より好ましくは、水素またはハロゲンである。R3Aは、特に好ましくは、水素、フッ素またはクロロである。R4Aは、より好ましくはハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されたアルキル、アルキニル、または3〜6員のシクロアルキルである。R4Aは、特に好ましくは、ハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、ハロC1−3アルキル、C2−3アルキニル、または3〜4員のシクロアルキルである。

0224

さらに別の態様としては、以下の化合物が好ましい。


()

(式中、各定義は前記と同意義である。)

0225

T1環は、置換もしくは非置換の含窒素非芳香族複素環である。T1環は、好ましくは5〜12員環、より好ましくは5〜10員環である。T1環は、さらに好ましくは5〜8員環である。T1環の構成原子として好ましくは、1〜2個のN原子を含有するか、1~2個のN原子および1個のO原子を含有するか、または1〜2個のN原子および1個のS原子を含有する。T1環の構成原子としてさらに好ましくは、2個のN原子を含有するか、2個のN原子および1個のS原子を含有するか、または1個のN原子および1個のO原子を含有する。T1環は、単環、縮環、またはスピロ環でもよく、さらに架橋構造を有していてもよい。好ましくは5〜8員の単環、9〜12員の縮環、または9〜11員のスピロ環であり、該環はさらにヘテロ原子を含んでいても良いC1−3アルキレンで架橋されていてもよい。

0226

T1環の置換基としては、それぞれ独立して、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、−CORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−NRa4Ra5(Ra1、Ra2、Ra3,Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基オキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基オキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環スルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環スルファニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環スルファニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環スルファニル、置換もしくは非置換のアルキルカルボニル、置換もしくは非置換のアルケニルカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環カルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシカルボニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環カルボニルオキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環カルボニルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環カルボニルオキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環カルボニルオキシ、ホルミル、置換もしくは非置換のアミノ、または置換もしくは非置換のカルバモイルである)または後記Ra、Rb、およびRcからなる群から選択される同一または異なる1〜4個、好ましくは1〜2個の置換基が例示される。
T1環の置換基上の置換基としては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、アルキルオキシアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、トリアルキルシリル、非芳香族炭素環アミノ、置換もしくは非置換のフェニル(置換基の例:アルキル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン)、置換もしくは非置換のフェニルオキシ(置換基の例:アルキル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン)、置換もしくは非置換のベンジルオキシ(置換基の例:アルキル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン)、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基(例:5〜6員、(置換基の例:アルキル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン))、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基(例:4〜6員、(置換基の例:アルキル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン))である)、および非芳香族複素環アミノから選択される、同一または異なる1〜4個、好ましくは1〜2個の置換基が例示される。

0227

T1環の置換基の別の態様としては、それぞれ独立して、オキソ、または後記Ra、Rb、およびRcからなる群から選択される同一または異なる1〜4個、好ましくは1〜2個の置換基が例示される。

0228

T1環の置換基の別の態様としては、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
ここで、Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基である。

0229

T1環における含窒素非芳香族複素環を構成する互いに隣接しない2個の原子は、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレン、置換もしくは非置換のアルキニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキニレンにより架橋されていてもよい。アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレン上の置換基としては、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ、アミノ、メチルアミノ、カルバモイル、フェニル等が例示される。

0230

T1環は、好ましくは以下に例示される構造を包含する。

0231

(式中、各定義は前記と同意義である)

0232

Eはそれぞれ独立して、−NRa−、−O−、−S−、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−である。より好ましいEは、それぞれ独立して、−NRa−、−O−、または−CRbRc−である。

0233

Raは、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5(式中、Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換若しくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり、Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり、Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基である)である。Raの置換基としては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキルオキシ、ヒドロキシ、アルキルオキシアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノアルキル、アルキルオキシアルキル、アルキルスルホニルアミノアルキル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルアミノアルキル、アルキルオキシアルキルオキシカルボニルアミノ、アルキルアミノアルキルジアルキルアミノアルキル、アミノアルキルオキシ、アルキルアミノアルキルオキシ、ジアルキルアミノアルキルオキシ、ジアルキルアミノアルキルオキシアルキル、アルキルカルボニルアミノ、カルバモイル、アルキルカルバモイルジアルキルカルバモイル、ベンジル、ハロゲン化ベンジル、ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、シクロアルキルおよび/またはハロアルキルで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、オキソおよび/またはハロアルキルで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルキルオキシ、シクロアルキル、非芳香族炭素環式基、非芳香族複素環式基、および/またはハロアルキルで置換されていてもよい芳香族複素環式基、ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、オキソおよび/またはハロアルキルで置換されていてもよい非芳香族複素環式基、ハロゲン、アルキル、および/またはハロアルキルで置換されていてもよい芳香族炭素環アルキル、ハロゲン、アルキル、および/またはハロアルキルで置換されていてもよい非芳香族炭素環、ハロゲン、アルキル、および/またはハロアルキルで置換されていてもよい芳香族複素環アルキル、ハロゲン、アルキル、および/またはハロアルキルで置換されていてもよい非芳香族複素環アルキル、アルキルハロゲン、非芳香族炭素環アミノ、非芳香族複素環アルキル、オキソ、ハロゲン、および/またはアルキルで置換されていてもよい非芳香族複素環式基、トリアルキルシリルが例示される。該置換基は1〜4つ存在していてもよく、該置換基が複数存在する場合は、同一でも異なっていても良い。Raは、好ましくは水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のハロアルキル、アルキルアミノもしくはジアルキルアミノで置換されたアルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、または−SO2Ra3である。Ra1、Ra2、およびRa3は、それぞれ独立して好ましくは、水素、炭素数1〜6のアルキルまたはアルキルアミノもしくはジアルキルアミノで置換されたアルキルである。Ra4およびRa5の好ましい態様としては、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、炭素数1〜6のアルキル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基(置換基の例:ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、ハロアルキル、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ等)、または置換もしくは非置換の芳香族複素環式基(置換基の例:ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、ハロアルキル、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ等)である。R6aの好ましい態様としては、水素または炭素数1〜6のアルキルである。
Raの別の態様は、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキルである。該「置換もしくは非置換」の置換基としては、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、シアノ、ウレイド、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環オキシ、置換もしくは非置換の芳香族複素環オキシ、置換もしくは非置換の非芳香族複素環オキシ等である。
好ましくは、ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロアルキルオキシヒドロキシアルキルオキシ、アミノアルキルオキシ、アルキルスルホニルアミノアルキルオキシ、アルキルオキシアルキルオキシ、トリアルキルシリルアルキルオキシアルキルオキシ、ジアルキルアミノアルキルオキシ、カルバモイル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいモノアルキルカルバモイル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルオキシカルボニルアミノ、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいジアルキルカルバモイル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルスルホニルアミノ、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルカルボニルアミノ、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環アルキルオキシ、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環アルキルオキシ、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環アルキルオキシ、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環オキシ、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環オキシ、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環オキシ、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環オキシ、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環オキシ等が挙げられる。該置換基が複数存在する場合は、同一でも異なっていても良い。
置換基群A:ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルバモイル、モノアルキルカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、アルキルオキシ、ハロアルキルオキシ、スルファモイル、モノアルキルスルファモイル、ジアルキルスルファモイル、アルキルオキシアルキルオキシ、ハロアルキルオキシアルキルオキシ、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル(アルキル)アミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニル(アルキル)アミノ、トリアルキルシリル、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族炭素環式基、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族炭素環式基、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族複素環式基、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族複素環式基、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族炭素環オキシ、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族炭素環オキシ、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族複素環オキシ、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族複素環オキシ。
置換基群B:ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルバモイル、モノアルキルカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、アルキル、ハロアルキル、アルキルオキシ、ハロアルキルオキシ、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、モノアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、スルファモイル、モノアルキルスルファモイル、ジアルキルスルファモイル、アルキルオキシアルキル、アルキルオキシアルキルオキシ、ハロアルキルオキシアルキル、ハロアルキルオキシアルキルオキシ、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル(アルキル)アミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルキルスルホニル(アルキル)アミノ、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族炭素環式基、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族炭素環式基、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族複素環式基、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族複素環式基、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族炭素環オキシ、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族炭素環オキシ、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族複素環オキシ、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族複素環オキシ、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族炭素環アルキル、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族炭素環アルキル、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族複素環アルキル、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族複素環アルキル、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族炭素環アルキルオキシ、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族炭素環アルキルオキシ、アルキルおよび/またはハロゲン芳香族複素環アルキルオキシ、オキソ、アルキルおよび/またはハロゲンで置換されていても良い非芳香族複素環アルキルオキシ。

0234

Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり、好ましくは、水素、ハロゲン、またはアルキルである。置換もしくは非置換の置換基としては、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、カルバモイル、アルキルカルバモイル、フェニル、ハロゲン化フェニル、芳香族炭素環式基(例:6または10員)、非芳香族炭素環式基(例:5〜7員)、芳香族複素環式基(例:5〜6員)、非芳香族複素環式基(例:5〜7員)が例示される。

0235

Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換のアルキルであり、好ましくは、水素、ハロゲン、またはアルキルである。置換もしくは非置換の置換基としては、ハロゲン、ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、カルバモイル、アルキルカルバモイル、フェニル、ハロゲン化フェニル、芳香族炭素環式基(例:6または10員)、非芳香族炭素環式基(例:5〜7員)、芳香族複素環式基(例:5〜6員)、非芳香族複素環式基(例:5〜7員)が例示される。

0236

同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよいものが挙げられる。

0237

T1環における隣接する炭素原子上のRbおよび/またはRcは、隣接する炭素原子と一緒になって置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく、好ましくは、置換もしくは非置換の5〜6員の非芳香族複素環を形成してもよい。置換基としては、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ等が挙げられる。
Raと、Raが結合する窒素原子と隣接する炭素原子上のRbおよび/またはRcは、隣接する窒素原子及び炭素原子と一緒になって置換もしくは非置換の芳香族複素環または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく、好ましくは、置換もしくは非置換の5〜6員の芳香族複素環または置換もしくは非置換の5〜6員の非芳香族複素環を形成してもよい。置換基としては、ハロゲン、アルキル、アルキルオキシ、ハロアルキル、ハロアルキルオキシ等が挙げられる。

0238

kは、2〜7の整数、好ましくは3〜5の整数である。

0239

T1環は、より好ましくは以下に例示される構造を包含する。




(式中、各定義は前記と同意義である)

0240

Lは、−SO2−、−SO−、または−CRbRc−であり、好ましくは−SO2−、または−CRbRc−である。

0241

Qは、−NRa−、−O−、−S−または−CRbRc−であり、好ましくは−NRa−、−O−、または−CRbRc−である。

0242

mは、0〜5の整数、好ましくは1〜3の整数である。

0243

T1環は、さらに好ましくは以下に例示される構造を包含する。




(式中、各定義は前記と同意義である)

0244

本発明化合物の好ましい実施形態を以下に例示する。以下の実施形態で示される化合物としては、これらの具体例の全ての組み合わせが例示される。
(実施形態1)
式(I)が以下の式(I‘):




(式中、A3はCR3AまたはNであり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
nが1であり;
R4は水素であり;
R1はハロゲンまたはアルキルであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
T1環は2個のN原子、2個のN原子および1個のS原子、または1個のN原子および1個のO原子を含有する、置換もしくは非置換の5〜12員の含窒素非芳香族複素環式基である。)である。

0245

(実施形態2)
式(I)が以下の式(I’−AA):




(式中、A3はCR3AまたはNであり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Qは−NRa−、−O−または−CRbRc−であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよい。)である。

0246

(実施形態3)
式(I)が以下の式(I’−1A):




(式中、A3はCR3AまたはNであり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよい。)である。

0247

(実施形態4)
式(I)が以下の式(I−1−1A):




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SORa2、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素、ヒドロキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルキルオキシ、置換もしくは非置換の芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族炭素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよく;
同一でなく隣接しない炭素原子上の2つのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接しない窒素原子および炭素原子上のRaのRbは、一緒になって、置換もしくは非置換のアルキレン、任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−、および−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルキレン、置換もしくは非置換のアルケニレン、または任意の位置に−O−、−NRa−、−S−、−CO−、−SO−,−SO2−から選択される1以上の基を含む置換もしくは非置換のアルケニレンを形成してもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよい。)である。

0248

(実施形態5)
式(I)が以下の式(I−1−1A):




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の非芳香族複素環式基、置換もしくは非置換の芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、置換もしくは非置換の非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環式基、または置換もしくは非置換の芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換の芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換もしくは非置換の非芳香族炭素環、または置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換もしくは非置換の芳香族複素環または単環の置換もしくは非置換の非芳香族複素環を形成してもよい。)である。

0249

(実施形態6)
式(I)が以下の式(I−1−1A):




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルケニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環式基、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環または単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成してもよい。)である。

0250

(実施形態7)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルケニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環式基、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、一緒になって単結合を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、一緒になって単結合を形成してもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環または単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成してもよい。)である。

0251

(実施形態8)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルケニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環式基、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環アルキル、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環アルキル、−CORa1、−COORa1、−SO2Ra3、−CONRa4Ra5,−CSNRa4Ra5、−COCONRa4Ra5、または−C(NRa6)NRa4Ra5であり;
Ra1、Ra2、およびRa3はそれぞれ独立して、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra6は、水素であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成していてもよく;
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環または単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成してもよい。)である。

0252

(実施形態9)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、−CORa1、−SO2Ra3、または−CONRa4Ra5であり;
Ra1およびRa3はそれぞれ独立して、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素または置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルであり;
Rcは、それぞれ独立して、水素または置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルである)である。

0253

(実施形態10)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環式基、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環アルキル、または置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環アルキルであり;
Rbは、それぞれ独立して、水素または置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルであり;
Rcは、それぞれ独立して、水素または置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルである)である。

0254

(実施形態11)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
同一炭素原子上のRbおよびRcは、結合する炭素原子と一緒になってカルボニル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成するか;
隣接する炭素原子上の2つのRbは、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成するか;または
隣接する窒素原子および炭素原子上のRaとRbは、それぞれが結合する環構成原子と一緒になって単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環または単環の置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環を形成し;その他のRa,RbおよびRcは上記実施形態8と同意義である。)である。

0255

(実施形態12)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、アルキル、ハロアルキル、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルキルオキシアルキル、アルキルスルホニル、またはハロアルキルスルホニルであり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、またはアルキルオキシアルキルであり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、またはアルキルオキシアルキルである)である。

0256

(実施形態13)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して置換基群Eから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基または置換基群Eから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;ここで置換基群Eはアルキル、ハロゲン、アルキルオキシ、ジアルキルアミノアルキルオキシ、アルキルアミノアルキルオキシ、アミノアルキルオキシ、非芳香族複素環アルキルオキシ、アルキルおよび/またはオキソで置換されていてもよい非芳香族複素環オキシ、アルキルおよび/またはオキソで置換されていてもよい非芳香族複素環式基、ジアルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、アミノアルキル、非芳香族複素環アルキル、およびアルキルで置換されていてもよい芳香族複素環式基である;
Rbは、それぞれ独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、またはアルキルオキシアルキルであり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、またはアルキルオキシアルキルである)である。

0257

(実施形態14)
式(I)が以下の式:




(式中、R1はアルキルまたはハロゲンであり;
R2はアルキルオキシであり;
R3はハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、ハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい芳香族複素環式基、またはハロゲン、アルキルおよび/またはアルキルオキシで置換されていてもよい非芳香族複素環式基であり;
R4は水素であり;
R3Aは水素またはハロゲンであり;
R4Aはシアノ、ハロゲン、ヒドロキシまたはアルキルオキシで置換されていてもよいアルキル、ハロゲン、アルキニル、または非芳香族炭素環式基であり;
Lは−SO2−、または−CRbRc−であり;
mは1または2であり;
Raは、それぞれ独立して水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、−CORa1、−SO2Ra3、または−CONRa4Ra5であり;
Ra1およびRa3はそれぞれ独立して、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Ra4およびRa5はそれぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキル、置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい非芳香族炭素環式基、または置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族複素環式基であり;
Rbは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルまたは置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環式基であり;
Rcは、それぞれ独立して、水素、置換基群Aから選択される1以上の基で置換されていてもよいアルキルまたは置換基群Bから選択される1以上の基で置換されていてもよい芳香族炭素環式基である)である。

0258

本発明化合物は、強いHIV複製阻害作用を有する。また、医薬品として有用な各種の体内動態および/または安全性等に優れている。これらのプロフィールは、好ましくは、例えば環上のヘテロ原子の種類や位置、環上の置換基の種類や位置等の工夫によって顕著に改善されている。

0259

本発明化合物は、全ての可能な異性体、好ましくは立体異性体(例:ケト−エノール異性体、イミンエナミン異性体、ジアステレオ異性体アトロプ異性体光学異性体回転異性体等)、ラセミ体またはそれらの混合物を含む。これらの異性体は、多くの場合、例えば光学分割晶析クロマト分離等により容易に分離可能であるが、便宜上、同一の平面構造式で表示される場合もある。またクロマト分離の場合には、ピーク時間(RT)で区別可能である。

0260

本発明化合物の一つ以上の水素、炭素および/または他の原子は、それぞれ水素、炭素および/または他の原子の同位体で置換され得る。そのような同位体の例としては、それぞれ2H、3H、11C、13C、14C、15N、18O、17O、31P、32P、35S、18F、123Iおよび36Clのように、水素、炭素、窒素酸素、リン、硫黄、フッ素、ヨウ素および塩素が包含される。式(I)、式(I−1)、式(I−2)、式(I−1−1)および式(I−2−1)で示される化合物は、そのような同位体で置換された化合物も包含する。該同位体で置換された化合物は、医薬品としても有用であり、式(I)、式(I−1)、式(I−2)、式(I−1−1)および式(I−2−1)で示される化合物のすべての放射性標識体を包含する。また該「放射性標識体」を製造するための「放射性標識化方法」も本発明に包含され、代謝薬物動態研究、結合アッセイにおける研究および/または診断のツールとして有用である。

0261

本発明化合物の放射性標識体は、当該技術分野で周知の方法で調製できる。例えば、トリチウム標識化合物は、トリチウムを用いた触媒脱ハロゲン化反応によって、トリチウムを導入することで調製できる。この方法は、適切な触媒、例えばPd/Cの存在下、塩基の存在下または非存在下で、本発明化合物が適切にハロゲン置換された前駆体とトリチウムガスとを反応させることを包含する。他のトリチウム標識化合物を調製するための適切な方法としては、文書Isotopes in the Physical and Biomedical Sciences,Vol.1,Labeled Compounds(Part A),Chapter 6 (1987年)を参照にできる。14C−標識化合物は、14C炭素を有する原料を用いることによって調製できる。

0262

本発明化合物の製薬上許容される塩としては、アルカリ金属(例えば、リチウムナトリウムカリウム等)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウムバリウム等)、マグネシウム遷移金属(例えば、亜鉛、鉄等)、アンモニア有機塩基(例えば、トリメチルアミントリエチルアミンジシクロヘキシルアミンエタノールアミンジエタノールアミントリエタノールアミンメグルミン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、ピリジン、ピコリン、キノリン等)およびアミノ酸との塩、または無機酸(例えば、塩酸硫酸硝酸炭酸臭化水素酸リン酸ヨウ化水素酸等)、および有機酸(例えば、ギ酸酢酸プロピオン酸トリフルオロ酢酸クエン酸乳酸酒石酸シュウ酸マレイン酸フマル酸マンデル酸グルタル酸リンゴ酸安息香酸フタル酸アスコルビン酸ベンゼンスルホン酸p−トルエンスルホン酸メタンスルホン酸エタンスルホン酸等)との塩が挙げられる。特に塩酸、硫酸、リン酸、酒石酸、メタンスルホン酸との塩等が挙げられる。これらの塩は、通常行われる方法によって形成させることができる。

0263

本発明化合物またはその製薬上許容される塩は、溶媒和物(例えば、水和物等)および/または結晶多形を形成する場合があり、本発明はそのような各種の溶媒和物および結晶多形も包含する。「溶媒和物」は、任意の数の溶媒分子(例えば、水分子等)と配位していてもよい。

0264

本発明化合物は、例えば、下記に示す一般的合成法によって製造することができる。また、抽出、精製等は、通常の有機化学実験で行う処理を行えばよい。
本発明化合物の合成は、当該分野において公知の手法を参酌しながら実施することができる。本発明は、以下の一般的合成法における中間体および最終化合物も提供する。各化合物における置換基等の種類、好ましい態様は前記の通りである。

0265

(一般的合成法)
化合物(I)、式(I−1)、式(I−2)、式(I−1−1)および式(I−2−1)で示される化合物は、文献公知の化合物や市販試薬等を用いて、当業者に周知の反応を適宜組合せることにより合成可能である。好ましくは、ハロゲン等の脱離基ニトロ基、(置換)アミノ基、(保護)アミノ基、アルキル基、(保護)ヒドロキシ基、エステル基等を有する、ベンゼン誘導体やピリジン誘導体出発原料とし、縮合環形成反応、側鎖形成反応、還元反応酸化反応加水分解反応フリーデルクラフト反応、カップリング反応保護反応、脱保護反応等を適宜行えば良い。また6員母核上の各置換基(R3,−C(R2)n−COOR4、R1)は、出発原料の化合物に存在していてもよいし、またはT1環を形成後に導入されてもよい。
反応溶媒としては、例えば、DMF、THF、ジオキサン、DME、テトラヒドロフラン、アセトンアセトニトリルアルコール(例:メタノールエタノール)、酢酸エチル、DMSO、ジクロロメタンジクロロエタントルエンクロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレン、水またはこれらから選択される混合溶媒を適宜使用することができる。塩基としては、例えば、ピリジン、ルチジン、トリエチルアミン、炭酸カリウム炭酸ナトリウム炭酸セシウム水素化ナトリウム、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等を適宜使用することができる。

0266

[1]T1環の形成反応
T1環は、好ましくはそれぞれ2環性のベンゼン誘導体を合成した後、形成される。T1環がT1−1である場合を例に説明すると、化合物(I)またはそれらの中間体を包含する化合物(I−X)は、例えば以下の工程を経て合成できる。当該反応は、例えばWO2004/094430号に記載の方法に準じて行える。

0267

0268

(式中、A3は、CR3AまたはN;Rは、化合物(I)におけるR3、−C(R2)nCOOR4、R1、およびこれらの組合せ、ならびにこれらの基を導入できる置換基からなる群から選択される1〜3個の基を表す;X1は、脱離基(例:ハロゲン原子)もしくはアルデヒド基、またはX1は隣接する1つの(CRbRc)と一緒になってオレフィンもしくはアセチレンを表す;X2は脱離基(例:ハロゲン原子);その他の記号は前記と同意義)

0269

化合物(I−X)は、化合物(I)である場合、以下の式で示される。

0270

0271

上記反応は、詳細には以下の通りである。
(1)LがC=OもしくはSO2の場合
(工程1)
化合物(II)と化合物(IV)を、塩基(例:ピリジン)および必要に応じて適切な試薬(例:DMAP)存在下、溶媒(例:ジクロロメタン)中、適切な温度(例:0〜100°C、好ましくは室温)で、適切な時間(例:数分〜数十時間)反応させることにより化合物(III)を得ることができる。
(工程2)
A5がNの場合:化合物(III)を、脱プロトン化剤(例:水素化ナトリウム)存在下、溶媒(例:DMF)中、適切な温度(例:0〜150°C、好ましくは約100°C)で反応させることにより、化合物(I−X)を得ることができる。
A5がCの場合:例えば、X1-(CRbRc)-がCl-C(O)-である化合物(III)に、ルイス酸(例:塩化アルミニウムチタンテトライソプロポキシド(IV))存在下で分子内フリーデルクラフト反応を行うことにより、化合物(I−X)を得ることができる。

0272

(2)Lが−(CRbRC)−の場合
(2−1)A5がNの場合:工程1では、化合物(II)を塩基(例:炭酸セシウム)存在下、溶媒(例:DMF)中、適切な温度(例:0〜100°C、好ましくは室温)で反応させる。工程2では、化合物(III)を必要に応じて脱プロトン化剤(例:水素化ナトリウム)存在下、適切な温度(例:室温〜100°C)で反応させることにより化合物(I−X)を得ることができる。
(2−2)A5がCの場合:工程1では、好ましくは、Raが−CORa1、−SORa2、または−SO2Ra3である化合物(II)を、塩基(例:炭酸セシウム)存在下、溶媒(例:DMF、アセトニトリル)中、適切な温度(例:0〜100°C、好ましくは室温)で反応させることにより、化合物(III)を得る。工程2では、例えば、X1-(CRbRc)-がCl-C(O)-である化合物(III)に、ルイス酸(例:塩化アルミニウム、塩化チタン(IV))を用いた分子内フリーデルクラフト反応を行うことにより、化合物(I−X)を得ることができる。

0273

[2]化合物(I−1)の合成

0274

(式中、Xはそれぞれ独立してハロゲンなどの脱離基;その他の記号は前記と同意義)

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