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技術 シートヒータシステムおよび制御装置

出願人 トヨタ紡織株式会社
発明者 隈部明信
出願日 2018年12月18日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-236118
公開日 2020年6月25日 (8ヶ月経過) 公開番号 2020-097303
状態 未査定
技術分野 車両用座席
主要キーワード ヒータ停止 遠隔操作器 ヒータ付き クッションシート ヒータ駆動信号 乗り物用シート 車両本体側 シートヒータ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

シートクッションおよびシートバックの加温に必要な電力および時間を削減可能なシートヒータステムおよび制御装置を提供する。

解決手段

シートヒータシステム1は、シートクッション11と、シートバック12と、着座姿勢と折り畳み姿勢との間でシートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方を駆動するシート駆動部14と、シートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方に設けられたヒータ15と、シート駆動部14とヒータ15とを制御する制御装置20と、を備える。制御装置20は、ヒータ15の駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するとともに、ヒータ15を駆動する。

概要

背景

従来、車両等に搭載されるシート内にヒータを設けることにより、シートを加温することが知られている。たとえば、特許第6284877号公報(以下、「特許文献1」という。)には、乗員を弾性的に支持するシートパッドと、シートパッドを被覆するシートカバーと、シートパッドとシートカバーとの間に配置されたシートヒータと、を備える乗り物用シートが開示されている。シートヒータは、通電により発熱し、シートカバーを加温する。シートヒータへの通電量は、ECU等の制御部によって制御される。

概要

シートクッションおよびシートバックの加温に必要な電力および時間を削減可能なシートヒータシステムおよび制御装置を提供する。シートヒータシステム1は、シートクッション11と、シートバック12と、着座姿勢と折り畳み姿勢との間でシートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方を駆動するシート駆動部14と、シートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方に設けられたヒータ15と、シート駆動部14とヒータ15とを制御する制御装置20と、を備える。制御装置20は、ヒータ15の駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するとともに、ヒータ15を駆動する。

目的

本発明の目的は、シートクッションおよびシートバックの加温に必要な電力および時間を削減可能なシートヒータシステムおよび制御装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

座部を構成するシートクッションと、前記シートクッションに着座した乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートクッションに対して前記シートバックが起立した着座姿勢と、前記着座姿勢から前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方が他方に近づくように折り畳まれた折り畳み姿勢と、の間で前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方を駆動するシート駆動部と、前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方に設けられたヒータと、前記シート駆動部と前記ヒータとを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記ヒータの駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、前記シートクッションおよび前記シートバックが前記折り畳み姿勢となるように前記シート駆動部を駆動するとともに、前記ヒータを駆動する、シートヒータステム

請求項2

前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方の温度を検出する温度センサをさらに備え、前記制御装置は、前記温度センサの検出値高温側基準値以上になったときに、前記ヒータを停止させる、請求項1に記載のシートヒータシステム。

請求項3

前記制御装置は、前記ヒータの停止後、前記温度センサの検出値が前記高温側基準値よりも小さな低温側基準値以下になったときに、前記ヒータを再駆動する、請求項2に記載のシートヒータシステム。

請求項4

前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方の温度を検出する温度センサをさらに備え、前記ヒータは、通電量増減に応じて発熱量が増減するように構成されており、前記制御装置は、前記温度センサの検出値が高温側基準値以上になったときに、前記ヒータへの通電量を低下させる、請求項1に記載のシートヒータシステム。

請求項5

前記制御装置は、前記ヒータへの通電量を低下させた後、前記温度センサの検出値が低温側基準値以下になったときに、前記ヒータへの通電量を増大させる、請求項4に記載のシートヒータシステム。

請求項6

前記制御装置は、前記ヒータの停止を指示するヒータ停止信号を受信すると、前記着座姿勢となるように前記シート駆動部を駆動するとともに、前記ヒータを停止させる、請求項1から5のいずれかに記載のシートヒータシステム。

請求項7

前記制御装置は、前記ヒータの駆動中において、前記着座姿勢となるように前記シート駆動部を駆動させるシート戻し信号を受信したときに、前記着座姿勢となるように前記シート駆動部を駆動する、請求項1から6のいずれかに記載のシートヒータシステム。

請求項8

前記制御装置は、前記ヒータ駆動信号を受信すると、前記折り畳み姿勢となるように前記シート駆動部を駆動した後または前記シート駆動部を駆動している途中に、前記ヒータを駆動する、請求項1から7のいずれかに記載のシートヒータシステム。

請求項9

前記制御装置は、前記ヒータの駆動から一定時間経過後、前記ヒータを停止させる、請求項1から8のいずれかに記載のシートヒータシステム。

請求項10

前記制御装置は、前記シートクッションまたは前記シートバックと一体的に設けられている、請求項1から9のいずれかに記載のシートヒータシステム。

請求項11

座部を構成するシートクッションと、前記シートクッションに着座した乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートクッションに対して前記シートバックが起立した着座姿勢と前記着座姿勢から前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方が他方に近づくように折り畳まれた折り畳み姿勢との間で前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方を駆動するシート駆動部と、前記シートバックおよび前記シートクッションの少なくとも一方に設けられたヒータと、を備えるヒータ付きシートに用いられる制御装置であって、前記ヒータの駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、前記シートクッションおよび前記シートバックが前記折り畳み姿勢となるように前記シート駆動部を駆動するとともに、前記ヒータを駆動する、制御装置。

技術分野

0001

この発明は、シートヒータステムおよび制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、車両等に搭載されるシート内にヒータを設けることにより、シートを加温することが知られている。たとえば、特許第6284877号公報(以下、「特許文献1」という。)には、乗員を弾性的に支持するシートパッドと、シートパッドを被覆するシートカバーと、シートパッドとシートカバーとの間に配置されたシートヒータと、を備える乗り物用シートが開示されている。シートヒータは、通電により発熱し、シートカバーを加温する。シートヒータへの通電量は、ECU等の制御部によって制御される。

先行技術

0003

特許第6284877号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載されるようなシートヒータシステムでは、シートの加温中に当該シートの表面から熱が散逸するため、シートが適温となるように当該シートを加温するのに要する電力や時間が多くなる。

0005

本発明の目的は、シートクッションおよびシートバックの加温に必要な電力および時間を削減可能なシートヒータシステムおよび制御装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

この発明に従ったシートヒータシステムは、座部を構成するシートクッションと、前記シートクッションに着座した乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートクッションに対して前記シートバックが起立した着座姿勢と、前記着座姿勢から前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方が他方に近づくように折り畳まれた折り畳み姿勢と、の間で前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方を駆動するシート駆動部と、前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方に設けられたヒータと、前記シート駆動部と前記ヒータとを制御する制御装置と、を備える。前記制御装置は、前記ヒータの駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、前記シートクッションおよび前記シートバックが前記折り畳み姿勢となるように前記シート駆動部を駆動するとともに、前記ヒータを駆動する。

0007

本シートヒータシステムでは、制御装置は、ヒータ駆動信号を受信すると、シートクッションおよびシートバックが折り畳み姿勢となるようにシート駆動部を駆動するため、シートクッションおよびシートバックが着座姿勢でヒータが駆動される場合に比べ、ヒータの駆動中におけるシートクッションおよびシートバックの表面からの熱の散逸が抑制される。よって、シートクッションおよびシートバックの加温に必要な電力および時間が削減される。

0008

また、前記シートヒータシステムにおいて、前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方の温度を検出する温度センサをさらに備えていてもよい。

0009

この場合において、前記制御装置は、前記温度センサの検出値高温側基準値以上になったときに、前記ヒータを停止させてもよい。

0010

この態様では、シートクッションおよびシートバックの温度が過剰に高くなることが抑制され、かつ、消費電力が低減される。

0011

また、前記制御装置は、前記ヒータの停止後、前記温度センサの検出値が前記高温側基準値よりも小さな低温側基準値以下になったときに、前記ヒータを再駆動することが好ましい。

0012

このようにすれば、シートクッションおよびシートバックの温度が適切な温度範囲(高温側基準値と低温側基準値との間の範囲)に保たれる。

0013

また、前記ヒータは、通電量の増減に応じて発熱量が増減するように構成されていてもよい。この場合において、前記制御装置は、前記温度センサの検出値が高温側基準値以上になったときに、前記ヒータへの通電量を低下させてもよい。

0014

この態様においても、シートクッションおよびシートバックの温度が過剰に高くなることが抑制され、かつ、消費電力が低減される。

0015

また、前記制御装置は、前記ヒータへの通電量を低下させた後、前記温度センサの検出値が前記高温側基準値よりも小さな低温側基準値以下になったときに、前記ヒータへの通電量を増大させることが好ましい。

0016

このようにすれば、シートクッションおよびシートバックの温度が適切な温度範囲(高温側基準値と低温側基準値との間の範囲)に保たれる。

0017

また、前記制御装置は、前記ヒータの停止を指示するヒータ停止信号を受信すると、前記着座姿勢となるように前記シート駆動部を駆動するとともに、前記ヒータを停止させることが好ましい。

0018

このようにすれば、乗員は、加温されたシートクッションに座ることができる。

0019

また、前記制御装置は、前記ヒータの駆動中において、前記着座姿勢となるように前記シート駆動部を駆動させるシート戻し信号を受信したときに、前記着座姿勢となるように前記シート駆動部を駆動することが好ましい。

0020

この態様では、ヒータの駆動中、すなわち、シートクッションおよびシートバックが折り畳み姿勢であるときにシート戻し信号を受信することにより、シートクッションおよびシートバックが着座姿勢となる。このため、乗員は、加温されたシートクッションに座ることが可能となる。

0021

また、前記制御装置は、前記ヒータ駆動信号を受信すると、前記折り畳み姿勢となるように前記シート駆動部を駆動した後または前記シート駆動部を駆動している途中に、前記ヒータを駆動することが好ましい。

0022

このようにすれば、シートクッションおよびシートバックの表面からの熱の散逸がより確実に抑制される。

0023

また、前記制御装置は、前記ヒータの駆動から一定時間経過後、前記ヒータを停止させることが好ましい。

0024

このようにすれば、シートクッションおよびシートバックの加温とそれに必要な電力の削減との双方が達成される。

0025

また、前記制御装置は、前記シートクッションまたは前記シートバックと一体的に設けられていてもよい。

0026

この発明に従った制御装置は、座部を構成するシートクッションと、前記シートクッションに着座した乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートクッションに対して前記シートバックが起立した着座姿勢と前記着座姿勢から前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方が他方に近づくように折り畳まれた折り畳み姿勢との間で前記シートクッションおよび前記シートバックの少なくとも一方を駆動するシート駆動部と、前記シートバックおよび前記シートクッションの少なくとも一方に設けられたヒータと、を備えるヒータ付きシートに用いられる制御装置である。この制御装置は、前記ヒータの駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、前記シートクッションおよび前記シートバックが前記折り畳み姿勢となるように前記シート駆動部を駆動するとともに、前記ヒータ(15)を駆動する。

発明の効果

0027

以上に説明したように、この発明によれば、シートクッションおよびシートバックの加温に必要な電力および時間を削減可能なシートヒータシステムおよび制御装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0028

本発明の一実施形態のシートヒータシステムの全体構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示されるシートヒータシステムのヒータの構成を概略的に示す図である。
制御装置の制御内容ヒータ駆動操作)を示すフローチャートである。
制御装置の制御内容(ヒータ停止操作)を示すフローチャートである。
制御装置の制御内容(シート戻し操作)を示すフローチャートである。

実施例

0029

この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。

0030

図1は、本発明の一実施形態のシートヒータシステムの全体構成を概略的に示す斜視図である。図1に示されるように、本実施形態のシートヒータシステム1は、ヒータ付きシート10と、制御装置20と、を有している。

0031

ヒータ付きシート10は、乗り物用シート、特に車両用シートとして機能する。ヒータ付きシート10は、シートクッション11と、シートバック12と、ヘッドレスト13と、シート駆動部14と、ヒータ15と、温度センサ16と、を有している。

0032

シートクッション11は、座部を構成する。シートクッション11は、乗員を弾性的に支持する。シートクッション11は、クッションパッドと、クッションパッドを被覆するクッションシートと、を有している。

0033

シートバック12は、シートクッション11に着座した乗員の背部を支持する。シートバック12は、その前面が背凭れ面を形成している。シートバック12は、バックパッドと、バックパッドを被覆するバックシートと、を有している。

0034

ヘッドレスト13は、シートバック12の上部に設けられている。

0035

シート駆動部14は、シートクッション11とシートバック12との境界部に設けられている。シート駆動部14は、シートクッション11に対してシートバック12が起立した着座姿勢(図1に示される姿勢)と、着座姿勢からシートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方が他方に近づくように折り畳まれた折り畳み姿勢と、の間でシートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方を駆動する。本実施形態では、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢から折り畳み姿勢となるとき、シートバック12の下端部を回動中心としてシートバック12の上端部がシートクッション11に近づくようにシートバック12が回動する。なお、折り畳み姿勢は、シートクッション11およびシートバック12間の空間が着座姿勢におけるシートクッション11およびシートバック12間の空間よりも小さな姿勢を意味する。折り畳み姿勢には、シートクッション11の表面とシートバック12の表面とが互いに接触した姿勢も含まれる。

0036

ヒータ15は、シートクッション11およびシートバック12の少なくとも一方に設けられている。本実施形態では、ヒータ15は、シートクッション11およびシートバック12の双方に設けられている。具体的に、一のヒータ15は、クッションパッドとクッションシートとの間に配置されており、他のヒータ15は、バックパッドとバックシートとの間に配置されている。なお、一のヒータ15および他のヒータ15のいずれか一方は、省略されてもよい。

0037

図2に示されるように、ヒータ15は、シート状に形成されている。ヒータ15は、基材15aと、ヒータ線15bと、を有している。基材15aは、樹脂等からなり、可撓性を有するシート状に形成されている。ヒータ線15bは、基材15a上に配置されている。ヒータ線15bは、当該ヒータ線15bに通電されることにより発熱する。ヒータ線15bは、ニクロム線等からなる。ヒータ線15bは、当該ヒータ線15bへの通電量の増減に応じて発熱量が増減するように構成されている。

0038

温度センサ16は、ヒータ線15bの一部に設けられている。この温度センサ16の検出値Tは、制御装置20に送られる。

0039

制御装置20は、シート駆動部14とヒータ15とを制御する。制御装置20は、ヒータ15の駆動を指示するヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するとともに、ヒータ15を駆動する。本実施形態では、制御装置20は、ヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動した後またはシート駆動部14を駆動している途中に、ヒータ15を駆動する。なお、ヒータ駆動信号は、遠隔操作器スマートホンや、キー等)や、車両に搭載されたコントローラ(図示略)から制御装置20に送信される。コントローラは、インストルメントパネル等に設置された操作部から操作されることが可能に構成されており、ヒータ駆動信号がコントローラから制御装置20に送信される時刻を操作部で設定可能に構成されている。

0040

制御装置20は、ヒータ15の駆動中に温度センサ16の検出値Tが高温側基準値T1以上になったときに、ヒータ15を停止させる。制御装置20は、温度センサ16の検出値Tが高温側基準値T1以上になったことに基づいてヒータ15を停止させた後、温度センサ16の検出値Tが高温側基準値T1よりも小さな低温側基準値T2以下になったときに、ヒータ15を再駆動する。

0041

制御装置20は、ヒータ15の駆動中において、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動させるシート戻し信号を受信したときに、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動する。なお、シート戻し信号は、遠隔操作器やコントローラから制御装置20に送信される。コントローラから制御装置20へのシート戻し信号の送信は、キーを保持した乗員が車両に近づいたときや、車両のドアが開かれたとき等に実行されるように構成されている。

0042

制御装置20は、ヒータ15の停止を指示するヒータ停止信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するとともに、ヒータ15を停止させる。なお、ヒータ停止信号は、遠隔操作器やコントローラから制御装置20に送信される。

0043

制御装置20は、ヒータ15の駆動開始後、一定時間経過したときに、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するとともに、ヒータ15を停止させる。

0044

制御装置20は、シートクッション11またはシートバック12と一体的に設けられていてもよい。この場合、制御装置20は、シートクッション11内またはシートバック12内に配置されることが好ましい。ただし、制御装置20は、車両本体側に設けられてもよい。なお、図1では、説明のため、制御装置20は、ヒータ付きシート10から離間した位置に示されている。

0045

本実施形態では、制御装置20は、信号受信部21と、シート駆動部制御部22と、ヒータ制御部23と、温度信号受信部24と、を有している。

0046

温度信号受信部24は、温度センサ16の検出値Tを受信する。温度信号受信部24は、検出値Tを信号受信部21とヒータ制御部23とに送信する。

0047

信号受信部21は、制御装置20の外部から、ヒータ駆動信号、シート戻し信号およびヒータ停止信号を受信するとともに、温度信号受信部24から検出値Tを受信する。

0048

信号受信部21は、ヒータ駆動信号を受信すると、当該ヒータ駆動信号をシート駆動部制御部22とヒータ制御部23とに信号を送る。より詳細には、信号受信部21は、温度信号受信部24から受信した検出値Tが低温側基準値T2以下の場合、ヒータ駆動信号をシート駆動部制御部22とヒータ制御部23とに送るものの、温度信号受信部24から受信した検出値Tが低温側基準値T2より大きい場合、ヒータ駆動信号をシート駆動部制御部22とヒータ制御部23とに送らない。

0049

信号受信部21は、シート戻し信号を受信すると、当該シート戻し信号をシート駆動部制御部22に送る。

0050

信号受信部21は、ヒータ停止信号を受信すると、当該ヒータ停止信号をシート駆動部制御部22とヒータ制御部23とに送る。

0051

シート駆動部制御部22は、信号受信部21から、ヒータ駆動信号、シート戻し信号およびヒータ停止信号を受信する。

0052

シート駆動部制御部22は、信号受信部21からヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を制御する。

0053

シート駆動部制御部22は、ヒータ15の駆動中にシート戻し信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢から着座姿勢に変更されるようにシート駆動部14を制御する。これにより、ヒータ15の駆動が継続された状態において、シートクッション11およびシートバック12は着座姿勢となる。

0054

シート駆動部制御部22は、信号受信部21からヒータ停止信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を制御する。

0055

シート駆動部制御部22は、信号受信部21からヒータ駆動信号を受信した後、一定時間経過したときに、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を制御する。

0056

ヒータ制御部23は、信号受信部21からヒータ駆動信号およびヒータ停止信号を受信するとともに、温度信号受信部24から検出値Tを受信する。

0057

ヒータ制御部23は、信号受信部21からヒータ駆動信号を受信すると、ヒータ15を駆動する。より詳細には、ヒータ制御部23は、信号受信部21からヒータ駆動信号を受信すると、シート駆動部制御部22によるシート駆動部14の駆動が終了した後、または、シート駆動部制御部22によるシート駆動部14の駆動中に、ヒータ15を駆動する。

0058

ヒータ制御部23は、信号受信部21からヒータ停止信号を受信すると、ヒータ15を停止させる。

0059

ヒータ制御部23は、ヒータ15の駆動中に温度信号受信部24から受信した検出値Tが高温側基準値T1以上である場合、ヒータ15を停止させる。ヒータ制御部23は、信号受信部21からヒータ停止信号を受信していない状態において、温度信号受信部24から受信した検出値Tが高温側基準値T1以上であることに基づいてヒータ15を停止させた後、温度信号受信部24から受信した検出値Tが低温側基準値T2以下となった場合、ヒータ15を再駆動する。

0060

ヒータ制御部23は、信号受信部21からヒータ駆動信号を受信した後、一定時間経過したときにヒータ15を停止させる。

0061

次に、図3を参照しながら、制御装置20がヒータ駆動信号を受信した場合の当該制御装置20の制御内容(ヒータ駆動操作)について説明する。図3は、制御装置の制御内容(ヒータ駆動操作)を示すフローチャートである。

0062

まず、信号受信部21が外部からヒータ駆動信号を受信する(ステップS11)。そうすると、信号受信部21は、検出値Tが低温側基準値T2以下か否かを判断する(ステップS12)。その結果、検出値Tが低温側基準値T2よりも大きい場合、すなわち、シートクッション11およびシートバック12の加温が不要である場合、制御装置20は、制御を終了する一方、検出値Tが低温側基準値T2以下である場合、すなわち、シートクッション11およびシートバック12の加温が必要である場合、シート駆動部制御部22は、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢から折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動する(ステップS13)。その後、ヒータ制御部23は、ヒータ15を駆動する(ステップS14)。なお、ステップS13とステップS14とは、同時に実行されてもよい。

0063

次に、ヒータ制御部23は、温度センサ16の検出値Tが高温側基準値T1以上か否かを判断する(ステップS15)。その結果、検出値Tが高温側基準値T1以上でない場合、ヒータ制御部23は、再度ステップS15へ戻り、検出値Tが高温側基準値T1以上である場合、すなわち、シートクッション11およびシートバック12が十分に加温された状態である場合、ヒータ制御部23は、ヒータ15を停止する(ステップS16)。

0064

その後、ヒータ制御部23は、温度センサ16の検出値Tが低温側基準値T2以下か否かを判断する(ステップS17)。その結果、検出値Tが低温側基準値T2以下でない場合、ヒータ制御部23は、再度ステップS17へ戻り、検出値Tが低温側基準値T2以下である場合、すなわち、シートクッション11およびシートバック12の加温が必要である場合、ヒータ制御部23は、ヒータ15を再駆動する(ステップS14)。

0065

また、ステップS14の実行から一定時間経過したときに、シート駆動部制御部22は、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢から着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動し、ヒータ制御部23は、ヒータ15を停止させる。

0066

続いて、図4を参照しながら、制御装置20がヒータ停止信号を受信した場合の当該制御装置20の制御内容(ヒータ停止操作)について説明する。図4は、制御装置の制御内容(ヒータ停止操作)を示すフローチャートである。

0067

ヒータ制御部23は、ヒータ15の駆動中にヒータ停止信号を受信する(ステップS21)。そうすると、ヒータ制御部23は、ヒータ15を停止させる(ステップS22)。そして、シート駆動部制御部22は、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢から着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動する(ステップS23)。なお、ステップS22とステップS23とは、同時に実行されてもよい。

0068

最後に、図5を参照しながら、制御装置20がシート戻し信号を受信した場合の当該制御装置20の制御内容(シート戻し操作)について説明する。図5は、制御装置の制御内容(シート戻し操作)を示すフローチャートである。

0069

シート駆動部制御部22は、ヒータ15の駆動中においてシート戻し信号を受信する(ステップS31)。そうすると、シート駆動部制御部22は、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢から着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動する(ステップS32)。

0070

以上に説明したように、本実施形態のシートヒータシステム1では、制御装置20は、ヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するため、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢でヒータ15が駆動される場合に比べ、ヒータ15の駆動中におけるシートクッション11およびシートバック12の表面からの熱の散逸が抑制される。よって、シートクッション11およびシートバック12の加温に必要な電力および時間が削減される。

0071

また、制御装置20は、温度センサ16の検出値Tが高温側基準値T1以上になったときに、ヒータ15を停止させるため、シートクッション11およびシートバック12の温度が過剰に高くなることが抑制され、かつ、消費電力が低減される。

0072

また、制御装置20は、ヒータ15の停止後、温度センサ16の検出値Tが低温側基準値T2以下になったときに、ヒータ15を再駆動するため、シートクッション11およびシートバック12の温度が適切な温度範囲(高温側基準値T1と低温側基準値T2との間の範囲)に保たれる。

0073

さらに、制御装置20は、ヒータ停止信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動するとともに、ヒータ15を停止させるため、乗員は、加温されたシートクッション11に座ることができる。

0074

また、制御装置20は、ヒータ15の駆動中、すなわち、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢であるときにシート戻し信号を受信したときに、シートクッション11およびシートバック12が着座姿勢となるようにシート駆動部14を駆動する。このため、乗員は、加温されたシートクッション11に座ることが可能となる。

0075

また、制御装置20は、ヒータ駆動信号を受信すると、シートクッション11およびシートバック12が折り畳み姿勢となるようにシート駆動部14を駆動した後またはシート駆動部14を駆動している途中に、ヒータ15を駆動するため、シートクッション11およびシートバック12の表面からの熱の散逸がより確実に抑制される。

0076

また、制御装置20は、ヒータ15の駆動から一定時間経過後、ヒータ15を停止させるため、シートクッション11およびシートバック12の加温とそれに必要な電力の削減との双方が達成される。

0077

なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。

0078

例えば、シートクッション11およびシートバック12は、着座姿勢から折り畳み姿勢となるとき、シートクッション11およびシートバック12の双方が互いに近づく方向に回動することによってシートクッション11およびシートバック12が折り畳まれてもよいし、シートクッション11がその後端部を回動中心としてその前端部がシートバック12に近づくように回動することによってシートクッション11およびシートバック12が折り畳まれてもよい。

0079

また、制御装置20のヒータ制御部23は、ヒータ15の駆動中に温度センサ16の検出値Tが高温側基準値T1以上になったときに、ヒータ15への通電量を低下させてもよい。また、ヒータ制御部23は、ヒータ15への通電量を低下させた後、温度センサ16の検出値Tが低温側基準値T2未満になったときに、ヒータ15への通電量を増大させてもよい。

0080

また、高温側基準値T1および低温側基準値T2は、比較的高温の値、比較的低温の値、あるいはそれらの中間の値などに設定可能である。

0081

1シートヒータシステム、10ヒータ付きシート、11シートクッション、12シートバック、13ヘッドレスト、14 シート駆動部、15ヒータ、16温度センサ、20制御装置、21信号受信部、22 シート駆動部制御部、23ヒータ制御部、24温度信号受信部。

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