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技術 空気調和機

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 清水昭彦植松峻一浅羽伸悟
出願日 2018年12月14日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-234031
公開日 2020年6月18日 (8ヶ月経過) 公開番号 2020-094770
状態 未査定
技術分野 ユニットのエアフィルタ・熱交換器・箱体 空気流制御部材
主要キーワード ストッパーリブ レバー接続 通風路外 回動操作性 網部分 枠体部分 各羽根部材 ストッパー用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年6月18日)のものです。
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図面 (12)

課題

吹出性能を低下させることなく容易に掃除ができる空気調和機の提供。

解決手段

左右風向変更羽根9は、上下風向変更羽根8の一面に設けた羽根ベース15を介して、羽根ベース15の一端を中心として回動可能である構成としてある。これにより、左右風向変更羽根9の羽根ベース15は、上下風向変更羽根8の回動に伴い吹出口6の前方に位置する。そのため、羽根ベース15が送風ファン5近くの流速の速い通風路7奥側に位置する従来のものに比べ、風路抵抗を低減し高性能化を図ることができる。また、通風路7内等を掃除する際には、左右風向変更羽根9の羽根ベース15を通風路7の外に位置させることができるので、通風路7内の奥まで手を挿入しなくても、羽根ベース15における吹出口6中央側端部である自由端部を手前に回動し、通風路7を開放することができ、通風路7内の掃除が容易になる。

概要

背景

一般に空気調和機は、空気調和機本体の吸込口から吸い込んだ空気を熱交換器熱交換した後、熱交換後の空気を吹出口から吹き出し、室内を空調する。空気調和機の運転時、吸込口から吸い込んだ空気中の塵埃等がフィルタを通り抜け、通風路風向変更羽根等に付着してしまう。

そのため、通風路や風向変更羽根等に付着した塵埃等を容易に掃除できる空気調和機が提案されている。

図10は空気調和機本体内の通風路や風向変更羽根等に付着した塵埃の掃除を容易にした空気調和機である。図10における空気調和機は、通風路104の下流側に設けた左右羽根102のベーンベース103を、図11に示すように略中央部で二つに分割し、ベーンベース103の両端を回動可能に係止し、本体内部清掃時はベーンベース103を回動させ、ベーンベース103の位置を変更して、通風路104を開放する構成としてある。

上記構成によれば、複数の板状部材からなる左右羽根102を吹出口101から取り外さなくても通風路104を開放できるので、通風路104や左右羽根102の掃除が容易にできる、というものである。

概要

吹出性能を低下させることなく容易に掃除ができる空気調和機の提供。左右風向変更羽根9は、上下風向変更羽根8の一面に設けた羽根ベース15を介して、羽根ベース15の一端を中心として回動可能である構成としてある。これにより、左右風向変更羽根9の羽根ベース15は、上下風向変更羽根8の回動に伴い吹出口6の前方に位置する。そのため、羽根ベース15が送風ファン5近くの流速の速い通風路7奥側に位置する従来のものに比べ、風路抵抗を低減し高性能化をることができる。また、通風路7内等を掃除する際には、左右風向変更羽根9の羽根ベース15を通風路7の外に位置させることができるので、通風路7内の奥まで手を挿入しなくても、羽根ベース15における吹出口6中央側端部である自由端部を手前に回動し、通風路7を開放することができ、通風路7内の掃除が容易になる。

目的

本発明は上記の問題に鑑みてなしたもので、吹出性能を低下させることなく容易に掃除ができる空気調和機の提供を目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

本体と、前記本体内に設けた熱交換器及び送風ファンと、前記送風ファンの送風方向の下流側に設けた通風路と、前記通風路の下流側に設けた上下風向変更羽根と、左右風向変更羽根と、前記上下風向変更羽根の一面に設けた羽根ベースと、を備え、前記左右風向変更羽根は、前記羽根ベースを介して、前記羽根ベースの一端を中心として回動可能である空気調和機

請求項2

前記上下風向変更羽根は、一面に段部を有し、前記段部に前記羽根ベースを設けた、請求項1に記載の空気調和機。

請求項3

前記左右風向変更羽根と前記羽根ベースをそれぞれ二つずつ備え、それぞれの前記左右風向変更羽根は、一つの前記羽根ベースを介して、前記上下風向変更羽根の両端部に一つずつ回動可能に設けられた請求項1または2に記載の空気調和機。

請求項4

前記上下風向変更羽根は前記本体に回動可能に支持された軸部を有し、前記羽根ベースは、前記上下風向変更羽根に前記軸部より下流側で回動可能に設けられた請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。

技術分野

0001

本発明は空気調和機に関するものである。

背景技術

0002

一般に空気調和機は、空気調和機本体の吸込口から吸い込んだ空気を熱交換器熱交換した後、熱交換後の空気を吹出口から吹き出し、室内を空調する。空気調和機の運転時、吸込口から吸い込んだ空気中の塵埃等がフィルタを通り抜け、通風路風向変更羽根等に付着してしまう。

0003

そのため、通風路や風向変更羽根等に付着した塵埃等を容易に掃除できる空気調和機が提案されている。

0004

図10は空気調和機本体内の通風路や風向変更羽根等に付着した塵埃の掃除を容易にした空気調和機である。図10における空気調和機は、通風路104の下流側に設けた左右羽根102のベーンベース103を、図11に示すように略中央部で二つに分割し、ベーンベース103の両端を回動可能に係止し、本体内部清掃時はベーンベース103を回動させ、ベーンベース103の位置を変更して、通風路104を開放する構成としてある。

0005

上記構成によれば、複数の板状部材からなる左右羽根102を吹出口101から取り外さなくても通風路104を開放できるので、通風路104や左右羽根102の掃除が容易にできる、というものである。

先行技術

0006

特許第3567853号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上記空気調和機は、左右羽根102のベーンベース103を通風路104に設けてあるため、通風路104における通風抵抗が大きくなり、吹出性能が低下するという問題があった。

0008

また、通風路104内等の掃除が容易になるものの、左右羽根102を取り付けたベーンベース103を回動させる前に、上下羽根105を吹出口101から取り外す必要があった。さらに、ベーンベース103が吹出口101の上流側に位置しているため、吹出口101の奥側の狭いスペースに手を挿入してベーンベース103の端部を手前に回動させるという困難な操作が必要であった。つまり、掃除のしやすさという観点からは不十分であった。

0009

本発明は上記の問題に鑑みてなしたもので、吹出性能を低下させることなく容易に掃除ができる空気調和機の提供を目的としたものである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上記目的を達成するため、左右風向変更羽根は、上下風向変更羽根の一面に設けた羽根ベースを介して、羽根ベースの一端を中心として回動可能である構成としてある。

0011

左右風向変更羽根は、上下風向変更羽根の一面に設けられているため、上下風向変更羽根が回動し、吹出口が開口することに伴い、左右風向変更羽根は、吹出口の下流に移動する。そのため、左右風向変更羽根が送風ファン近くの流速の速い通風路奥側に位置する従来のものに比べ、風路抵抗を低減し高性能化を図ることができる。

0012

また、左右風向変更羽根は羽根ベースを介して、羽根ベースの一端を中心として回動可能であるため、通風路内等を掃除する際、左右風向変更羽根の羽根ベースを通風路の外に位置させることができる。そのため、通風路内の奥まで手を挿入しなくても、羽根ベースにおける吹出口中央側端部である自由端部を手前に移動させて通風路を開放することができ、通風路内等の掃除が容易になる。

発明の効果

0013

本発明は、上記構成により、本体通風路内の掃除がしやすく、吹出性能も良好な空気調和機を提供することができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す断面図
同実施の形態1に係る室内機の吹出口に設けた上下・左右風向変更羽根の斜視図
同実施の形態1に係る室内機の吹出口に設けた上下・左右風向変更羽根の要部拡大斜視図
同実施の形態1に係る室内機の吹出口に設けた上下・左右風向変更羽根の断面図
同実施の形態1に係る空気調和機の吹出口に設けた上下・左右風向変更羽根の分解斜視図
同実施の形態1に係る空気調和機の吹出口に設けた左右風向変更羽根の羽根部材と羽根ベースを示す分解斜視図
同実施の形態1に係る吹出口に設けた左右風向変更羽根における吹出口中央側端部近傍を示す拡大斜視図
同実施の形態1に係る空気調和機の吹出口に設けた左右風向変更羽根の駆動構成を示す斜視図
同実施の形態1に係る空気調和機の吹出口に設けた左右風向変更羽根の駆動部を示す平面図
従来の空気調和機の吹出口を開いた時の室内機の断面図
従来の空気調和機の吹出口に設けた左右風向変更羽根を示す説明図

実施例

0015

第1の発明は、本体と、前記本体内に設けた熱交換器及び送風ファンと、前記送風ファンの送風方向の下流側に設けた通風路と、前記通風路の下流側に設けた上下風向変更羽根と、左右風向変更羽根と、前記上下風向変更羽根の一面に設けた羽根ベースと、を備え、前記左右風向変更羽根は、前記羽根ベースを介して、前記羽根ベースの一端を中心として回動可能である構成としてある。

0016

左右風向変更羽根は、上下風向変更羽根の一面に設けられているため、上下風向変更羽根が回動し、吹出口が開口することに伴い、左右風向変更羽根は、吹出口の下流に移動する。そのため、左右風向変更羽根が送風ファン近くの流速の速い通風路奥側に位置する従来のものに比べ、風路抵抗を低減し高性能化を図ることができる。

0017

また、左右風向変更羽根は羽根ベースを介して、羽根ベースの一端を中心として回動可能であるため、通風路内等を掃除する際、左右風向変更羽根の羽根ベースを通風路の外に位置させることができる。そのため、通風路内の奥まで手を挿入しなくても、羽根ベースにおける吹出口中央側端部である自由端部を手前に移動させて通風路を開放することができ、通風路内等の掃除が容易になる。

0018

第2の発明は、第1の発明において、前記上下風向変更羽根は、一面に段部を有し、前記段部に前記羽根ベースを設けた構成としてある。

0019

これにより、上下風向変更羽根の一面に設けた左右風向変更羽根の羽根ベースが、上下風向変更羽根の上面に沿って流れる空気の抵抗が増加することを抑制でき、吹出性能を向上させてより高性能化することができる。

0020

第3の発明は、第1または第2の発明において、前記左右風向変更羽根と前記羽根ベースをそれぞれ二つずつ備え、それぞれの前記左右風向変更羽根は、一つの前記羽根ベースを介して、前記上下風向変更羽根の両端部に一つずつ回動可能に設けられた構成としてある。

0021

これにより、羽根ベースの手前側への回動操作が吹出口の略中央部分で行えるので、羽根ベースの回動操作が容易にでき、通風路内の掃除が容易になる。

0022

第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記上下風向変更羽根は前記本体に回動可能に支持された軸部を有し、前記羽根ベースは、前記上下風向変更羽根に前記軸部より下流側で回動可能に設けられた構成としてある。

0023

これにより、左右風向変更羽根の羽根ベースの奥側端部を含むほぼ全体が、通風路の外側に位置するので、羽根ベースの手前への回動操作性が向上し、掃除が更に容易なものとなる。また、左右風向変更羽根を脱着する必要がある場合、羽根ベースの吹出口端部の回転軸通風路外に位置するので、羽根ベースの脱着も容易になり、掃除の容易化をより一層高めることができる。

0024

以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態を、図面に基づき説明する。図面では煩雑さを防ぐため同一構造のものには説明を省略し、符号は必要最小限にとどめていることがある。なお、下記に開示される実施の形態はすべて例示であって、本発明に係る空気調和機に制限を加える意図はない。また、下記に開示される実施の形態では、必要以上の詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項についての詳細な説明や、実質的に同一の構成についての重複する説明を省略する場合がある。これは、説明が不必要に冗長になるのを避けることで、当業者の理解を容易にするためである。

0025

(実施の形態1)
実施の形態1に係る空気調和機は、室内機と室外機冷媒配管及び制御配線等により互いに接続された、セパレート型の空気調和機である。室内機と室外機によりヒートポンプが構成されており、室外機には圧縮機が設けられている。実施の形態1に係る空気調和機の室内機は、室内の壁面に取り付ける壁掛け式室内機である。

0026

図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す断面図、図2同室内機の吹出口に設けた上下・左右風向変更羽根の斜視図、図3は同上下・左右風向変更羽根の要部拡大斜視図、図4は同上下・左右風向変更羽根の断面図、図5は同上下・左右風向変更羽根の分解斜視図、図6同左右風向変更羽根の羽根部材と羽根ベースを示す分解斜視図、図7は同左右風向変更羽根における吹出口中央側端部近傍を示す拡大斜視図、図8は同左右風向変更羽根の駆動構成を示す斜視図、図9は同左右風向変更羽根の駆動部を示す平面図である。

0027

本実施の形態に係る空気調和機の室内機1は、図1に示すように、上面に開口部2aを有する本体2と、本体2の前面を覆う前面パネル3とを備えている。

0028

本体2の内部には、開口部2aから取り入れた室内の空気を熱交換する熱交換器4と、熱交換器4で熱交換された空気を室内に吹き出すための送風ファン5とが設けられている。送風ファン5は、本体2の下方に設けられた吹出口6を通じて、室内に空気を吹き出すように設けられている。また、送風ファン5の送風方向の下流側に設けた通風路7には、吹出口6を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向変更羽根8と、空気の吹き出し方向を左右に変更する左右風向変更羽根9と、上下風向変更羽根8の一面に設けた羽根ベース15とが設けられている。

0029

また、本体2の開口部2aと熱交換器4との間に、開口部2aから取り入れた室内の空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ10が設けられている。フィルタ10は、枠体部分と、当該枠体部分に保持された網部分とを備えている。本実施の形態に係る空気調和機は、フィルタ10の網部分に付着した塵埃を自動で清掃するフィルタ掃除ユニット11を備えている。

0030

次に、上下風向変更羽根8と左右風向変更羽根9と羽根ベース15について説明する。

0031

図1に示すように、上下風向変更羽根8は上下2段に2つ設けられている。つまり、室内機1は、2つの上下風向変更羽根8を備えている。それぞれの上下風向変更羽根8は、短手方向の上流側に位置する軸部12を備えている。軸部12は本体2の吹出口6両端部分に軸支されている。そのため、上下風向変更羽根8は上下方向に回動自在である。図2に示すように、上下風向変更羽根8のうち、下側の上下風向変更羽根8の上面には、段部13が備えられている。

0032

図4に示すように、段部13は、上下風向変更羽根8の短手方向の上流側(軸部12側)に位置する上流側の面13aと、上下風向変更羽根8の短手方向の下流側に位置する下流側の面13bと、上流側の面13aと下流側の面13bの間にあり二面と略垂直に交わる壁面とを有する。下流側の面13bは、上流側の面13aと略水平に、上流側の面13aよりも低く位置している。また、下流側の面13bは、上下風向変更羽根8の長手方向において、少なくとも左右風向変更羽根9を設けた部分が、上流側の面13aよりも低く位置している。

0033

図2に示すように、下側の上下風向変更羽根8は、下流側の面13bに2つの左右風向変更羽根9を備えている。それぞれの左右風向変更羽根9は、1つずつ上下風向変更羽根8の両端部に回動可能に設けられている。なお、上下風向変更羽根8の両端部とは、上下風向変更羽根8の上面を長手方向に略3分割した場合に、両端に位置する2つの面である。

0034

左右風向変更羽根9は、羽根ベース15を介して、上下風向変更羽根8に設けられている。羽根ベース15は複数の羽根部材14を軸支するための板状部材である。羽根ベース15は2つあり、それぞれを上下風向変更羽根8に設けてある。また、羽根ベース15の吹出口端部側は上下風向変更羽根8に回動自在に軸支され、羽根ベース15における吹出口中央側端部が固定されない自由端とされている。そのため、図2に示すように、2つの羽根ベース15はそれぞれ、吹出口中央側端部を手前に回動できる。

0035

詳述すると、図5図6に示すように、上下風向変更羽根8は、段部13の下流側の面13bにおいて吹出口端部側に設けられた軸受孔17と、段部13の下流側の面13bの略中央部分に設けられたストッパー用孔19と、段部13の壁面に設けられた少なくとも1つの固定孔12aとを備えている。上流側の面13aにおいて、固定孔12aを設けた箇所には、上流側の面13aから略垂直方向に突出する膨らみを設けている。これにより、固定孔12aを設けた箇所の強度低下を防止できる。

0036

また、羽根ベース15は、吹出口端部側に設けられた回転軸16と、吹出口中央側端部に設けられたストッパーリブ18と、吹出口中央側端部に設けられた把手部20と、羽根ベース15の上面から略垂直方向に突出する複数の軸15aと、羽根ベース15の上流側の長手方向に位置する複数の固定突起部12b(図7に示す)とを有している。

0037

図5に示すように、回転軸16は、羽根ベース15の下面から略垂直方向に突出する軸である。回転軸16は軸受孔17に挿入可能である。回転軸16を軸受孔17に挿入して、係合部を中心に羽根ベース15を回動自在としている。

0038

ストッパーリブ18は、羽根ベース15の下面から略垂直方向に突出するリブである。図5において、ストッパーリブ18は図示していないが、図6に示すように、ストッパーリブ18は把手部20の後ろに位置している。ストッパーリブ18はストッパー用孔19に挿入可能である。ストッパーリブ18をストッパー用孔19に挿入することで、羽根ベース15を上下風向変更羽根8の上面に固定できる。さらに、固定孔12aは、図7に示す固定突起部12bに嵌合することでも、羽根ベース15を上下風向変更羽根8の上面に固定できる。これにより、通風路7等を掃除する際以外に、意図せず左右風向変更羽根9が手前に開かないように、左右風向変更羽根9を上下風向変更羽根8の上面に固定できる。把手部20は、ストッパーリブ18の手前に位置し、羽根ベース15の上方略垂直方向に突出するように設けられた突出物である。把手部20に指をかけて手前に引っ張ると、羽根ベース15は回転軸16と軸受孔17の係合部を中心に回動する。把手部20はスリット孔を有しており、空気調和機の運転時に吹出口6から吹き出された空気がスリット孔に流れるため、把手部20に結露が生じにくくなる。

0039

また、図3に示すように、軸受孔17を軸部12より手前に設けてある。そのため、上下風向変更羽根8を回動させて吹出口6を開いた際、左右風向変更羽根9の吹出口側端部を含むほぼ全体が通風路7の外側に位置し、通風路7内の掃除が容易になる。

0040

図6に示すように、各羽根部材14は、吹出口6から吹き出された空気を整流する主面と、羽根部材14の最下面に位置し主面と略垂直に位置するベース面と、ベース面の略中央に設けられた穴である軸受部21と、主面の下部から下方略垂直方向に突出する軸であるピン軸22aと、ピン軸22aと対向する位置に設けられベース面から上方略垂直方向に突出する軸である連係ピン22bを有している。

0041

図7に示すように、連動アーム23はスリット溝24を有する板状部材である。スリット溝24は、上下風向変更羽根8の長手方向に長い略楕円状貫通孔である。

0042

図6図7に示すように、軸受部21に軸15aが挿入される。これにより、各羽根部材14は左右方向に回動自在である。また、スリット溝24にピン軸22aが挿入される。これにより、連動アーム23を左右方向にスライドさせたとき、複数の羽根部材14を同方向に統一できる。

0043

さらに、図8図9に示すように、左右風向変更羽根9は、羽根ベース15の吹出口端部側に位置するレバーアーム25、駆動アーム27を備えている。レバーアーム25は、上下風向変更羽根8の長手方向に長い略平板状の部材である。駆動アーム27は、上下風向変更羽根8の長手方向に長い略棒状の部材である。レバーアーム25における吹出口6中央側端部は、最も吹出口端部側に位置する羽根部材14aを介して連動アーム23に連結されている。

0044

図6に示すように、最も吹出口端部側に位置する羽根部材14aの連係ピン22bは、レバーアーム25における吹出口6中央側端部の一端に設けた係合孔25aに挿入されている。レバーアーム25の吹出口端部側の他端は、駆動アーム27における吹出口6中央側端部の一端に連結されている。駆動アーム27の吹出口端部側の他端は、レバー30を介して、モータ26の軸に連結されている。レバー30は、モータ26の回転運動を駆動アーム27の左右方向の運動に変換する部材である。尚、上記モータ26は、図8図9では上下風向変更羽根8に設けてあるように見えるが、本体2側に設けてある。

0045

モータ26の回転動作は、レバー30により、駆動アーム27の左右方向の動作に変換される。駆動アーム27の左右方向の動作は、レバーアーム25に伝達され、最も吹出口端部側に位置する羽根部材14aを左右方向に動作させるとともに、連動アーム23を左右方向に動作させる。そして、連動アーム23は、他の羽根部材14の方向を最も吹出口端部側に位置する羽根部材14aの方向に揃えることができる。つまり、モータ26の回転動作により、全ての羽根部材14の方向を揃えることができる。

0046

図8図9に示すように、レバーアーム25は、上下風向変更羽根8の長手方向に長い溝31を備える平面部と、平面部から上下風向変更羽根8の回転軸方向に突出する連結アーム部28を備えている。連結アーム部28の先端には軸受が設けられている。

0047

駆動アーム27は、上下風向変更羽根8の長手方向に長い棒状部と、棒状部における吹出口6中央側端部の一端に設けられレバー30と接続するレバー接続部と、棒状部の中央側端部方向の他端から上下風向変更羽根8の回転軸方向に突出する駆動側連結アーム部29とを備えている。駆動側連結アーム部29の先端には、軸が設けられている。

0048

駆動側連結アーム部29の軸は、連結アーム部28の軸受に挿入される。駆動側連結アーム部29の軸は、連結アーム部28の軸受内で、回転方向の動作は自在であり、左右方向の動作は規制される。駆動側連結アーム部29の軸と連結アーム部28の軸受の中心軸は、上下風向変更羽根8の軸部12の中心軸と同軸上に位置する。これにより、上下風向変更羽根8が上下方向に回動しても、駆動側連結アーム部29の軸と、連結アーム部28の軸受との係合が外れることがない。

0049

また、上下風向変更羽根8は、軸部12の中心軸と同軸上に位置する部分に、ガイド凹部32を備えている。本実施の形態では、ガイド凹部32は、上下風向変更羽根8の短手方向上流側に設けられている。駆動側連結アーム部29の軸と連結アーム部28の軸受は、係合した状態で、ガイド凹部32に挿入されている。さらに、レバーアーム25の溝31には、上下風向変更羽根8に設けた凸部が挿入されている。つまり、溝31とガイド凹部32によって、レバーアーム25の左右方向以外の動作を規制しているので、レバーアーム25の左右方向の動作を、円滑な動作にできる。

0050

次に、上記のように構成された空気調和機において、作用効果について説明する。

0051

本実施の形態に係る空気調和機は、空調運転を開始すると、上下風向変更羽根8が開制御されて吹出口6が開放される。さらに、送風ファン5が駆動することで、室内の空気が開口部2aを介して室内機の内部に取り入れられる。取り入れられた空気は、熱交換器4で熱交換され、送風ファン5を通過し、送風ファン5の送風方向の下流側に形成された通風路7を通過して、吹出口6より吹き出される。吹出口6より吹き出される空気は、上下風向変更羽根8と左右風向変更羽根9によって風向を変え、室内を冷房もしくは暖房する。

0052

左右風向変更羽根9は、下側の上下風向変更羽根8の上面に位置する。また、それぞれの上下風向変更羽根8は短手方向の上流側に軸部12を備え、軸部12は本体2の吹出口6の両端部分に軸支されているため、上下風向変更羽根8は上下方向に回動自在である。そのため、上下風向変更羽根8の開口に伴い、左右風向変更羽根9の奥側端部を含むほぼ全体が吹出口の下流に位置する。これにより、左右風向変更羽根が通風路に位置する従来のものに比べ、風路抵抗を低減できる。すなわち、吹出性能の低下を抑制できる。

0053

また、本実施の形態では、通風抵抗となりやすい羽根ベース15を、上下風向変更羽根8に形成した段部13の下流側の面13bに設けている。そのため、羽根ベース15が上下風向変更羽根8から突出する寸法を減少、もしくは、なくすことができる。つまり、下側の上下風向変更羽根8の上面に沿って流れる空気の抵抗を少なくできる。これにより、上下風向変更羽根8に、左右風向変更羽根9の羽根ベース15を設けたことにより生じる吹出性能の低下を抑制できる。

0054

一方、上下風向変更羽根8を手前に回動させて吹出口6を開口すれば、下側の上下風向変更羽根8の上面に設けてある左右風向変更羽根9が、吹出口6の前方に位置する。つまり、羽根ベース15が通風路7の外に位置する。そして、羽根ベース15の自由端部を手前に回動すると、通風路7を開放でき、通風路7内の掃除が容易になる。

0055

また、羽根ベース15を2つ設け、羽根ベース15の手前への回動操作を、吹出口6の一端ではなく、上下風向変更羽根8の長手方向における略中央部分で行う。羽根ベース15を1つで構成し、羽根ベース15の一端部を上下風向変更羽根8に軸支し、他端を自由端として回動する構成としてもよいが、羽根ベース15を1つで構成した場合、自由端が吹出口6の端部近傍に位置し、羽根ベース15を手前側に回動させにくくなる。しかしながら、本実施の形態のように、羽根ベース15が2つあり、それぞれの羽根ベース15の吹出口端部側を上下風向変更羽根8に軸支し、自由端部を手前側に回動自在とすれば、吹出口6の略中央部分で羽根ベース15を手前側へと回動できる。これにより、羽根ベース15を1つ設けた場合よりも、羽根ベース15を2つ設けた場合のほうが、通風路7内の掃除が容易になる。

0056

また、羽根ベース15における吹出口6中央側端部である自由端部には、把手部20が設けてある。把手部20を手前側に引っ張れば、ストッパーリブ18がストッパー用孔19から外れ、固定突起部12bが固定孔12aから外れる。そのため、容易に羽根ベース15を手前側に回動できる。

0057

また、羽根ベース15の吹出口端部側は、上下風向変更羽根8の軸部12より手前側に上下風向変更羽根8の下流側の面13bに軸支されている。よって、左右風向変更羽根9の羽根ベース15は、上下風向変更羽根8を開いた時、左右風向変更羽根9の奥側端部を含むほぼ全体が通風路7の外側に位置する。そのため、羽根ベース15の手前側への回動操作がしやすくなり、掃除が更に容易になる。

0058

また、羽根ベース15の吹出口端部側に設けた回転軸16が、通風路7外に位置するため、回転軸16と軸受孔17の脱着が容易になる。そのため、左右風向変更羽根9の上下風向変更羽根8からの脱着が容易になり、掃除が更に容易になる。

0059

以上、本発明に係る空気調和機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態に限られない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、空気調和機の構成に適宜変更を加えることは可能である。例えば、本実施の形態では室内機と室外機が別体となったセパレート型の空気調和機を例示して説明したが、室内機と室外機が一体化した一体型の空気調和機であってもよい。また、左右風向変更羽根9の羽根ベース15は2つに分割したものを例示したが、1つであってもよい。つまり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれるものである。

0060

本発明は、上記したように、本体通風路内の掃除がしやすく、吹出性能も良好な空気調和機を提供することができ、家庭用及び業務用の空気調和機に広く適用することができる。

0061

1室内機
2 本体
2a 開口部
3前面パネル
4熱交換器
5送風ファン
6吹出口
7通風路
8上下風向変更羽根
9左右風向変更羽根
10フィルタ
11フィルタ掃除ユニット
12 軸部
12a固定孔
12b固定突起部
13 段部
13a上流側の面
13b 下流側の面
14羽根部材
14a 最も吹出口端部側に位置する羽根部材
15羽根ベース
16回転軸
17軸受孔
18ストッパーリブ
19ストッパー用孔
20把手部
21軸受部
22aピン軸
23連動アーム
24スリット溝
25レバーアーム
26モータ
27駆動アーム
28連結アーム部
29駆動側連結アーム部
30レバー
31 溝
32ガイド凹部

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