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技術 誤り率測定装置及び誤り率測定方法

出願人 アンリツ株式会社
発明者 保坂恭男津村一昌
出願日 2018年11月27日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2018-221674
公開日 2020年6月4日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-088652
状態 未査定
技術分野 直流方式デジタル伝送 デジタル伝送の保守管理 エラーの検出、防止
主要キーワード パルスパターン信号 波形エディタ ウィザード画面 パルスパターン発生器 来歴情報 疑似ランダムパターン 誤り率測定装置 電圧ノイズ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年6月4日)のものです。
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図面 (14)

課題

被試験対象に入力するためのパルスパターン信号パターンデータに施された符号化処理又は復号処理来歴情報を表示することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供する。

解決手段

パターンエディタ21に表示されたパターンデータに対して、操作部27の操作に応じて符号化処理又は復号処理を行う符号化処理部22及び復号処理部23と、符号化処理部22及び復号処理部23により符号化又は復号されたパターンデータと、符号化処理部22及び復号処理部23による符号化処理又は復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するパターンファイル生成部24と、を備え、操作部27の操作によりパターンエディタ21でパターンファイルが開かれた際に、パターンエディタ21が、符号化又は復号された前記パターンデータと、来歴情報とを表示する。

概要

背景

近年、通信ステム高速化の一途をたどっており、通信システムを構成する電子機器通信機器高性能化が進んでいる。このような高速の通信システムに対応した機器品質評価に際しては、疑似ランダムパターン(PN)などのパルスパターン信号を用いた誤り率測定装置による試験が広く行われている。

誤り率測定装置は、パルスパターン信号を被試験対象(Device Under Test:DUT)となる機器に送信し、送信したパルスパターン信号とDUTから返送されたパルスパターン信号とを比較してビット誤りを検出する装置である。

上記のような従来の誤り率測定装置は、パルスパターン発生器モジュール誤り検出器のモジュールとをそれぞれ複数備えており、それらをマルチプレクサデマルチプレクサと組み合わせることで、高ビットレートのパルスパターン信号による誤り検出を実行することが可能になっている。

近年では、誤り率測定に用いる試験用のパルスパターン信号のパターンデータをユーザが任意に作成・編集可能であるとともに、パルスパターン信号のパターンデータに対して任意の符号化処理復号処理を施すことができる誤り率測定装置が求められている。

パターンデータをユーザが任意に作成・編集可能である装置としては、論理回路動作確認シミュレーションを行うシミュレータに加えるシミュレーション用波形データを生成する波形エディタシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

被試験対象に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供する。パターンエディタ21に表示されたパターンデータに対して、操作部27の操作に応じて符号化処理又は復号処理を行う符号化処理部22及び復号処理部23と、符号化処理部22及び復号処理部23により符号化又は復号されたパターンデータと、符号化処理部22及び復号処理部23による符号化処理又は復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するパターンファイル生成部24と、を備え、操作部27の操作によりパターンエディタ21でパターンファイルが開かれた際に、パターンエディタ21が、符号化又は復号された前記パターンデータと、来歴情報とを表示する。

目的

本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

操作入力受け付ける操作部(27)と、被試験対象(200)に入力するためのパルスパターン信号を発生させるパルスパターン発生器(14)と、前記パルスパターン信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記パルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出器(13)と、前記パルスパターン信号のパターンデータを表示するパターンデータ表示手段(21,26)と、前記パターンデータ表示手段に表示された前記パターンデータに対して、前記操作部の操作に応じて符号化処理又は復号処理を行うコーディング手段(22,23)と、前記コーディング手段により符号化又は復号された前記パターンデータと、前記コーディング手段による前記符号化処理又は前記復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するパターンファイル生成部(24)と、を備え、前記操作部の操作により前記パターンデータ表示手段で前記パターンファイルが開かれた際に、前記パターンデータ表示手段が、符号化又は復号された前記パターンデータと、前記来歴情報とを表示することを特徴とする誤り率測定装置

請求項2

前記パルスパターン信号がNRZ信号又はPAM4信号であることを特徴とする請求項1に記載の誤り率測定装置。

請求項3

前記コーディング手段は、前記NRZ信号のパターンデータに対して、8b/10b、64b/66b、128b/130b、128b/132b、又は前方誤り訂正のいずれかに基づく符号化処理又は復号処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の誤り率測定装置。

請求項4

前記コーディング手段は、前記PAM4信号のパターンデータに対して、グレイコードプリコード、又は前方誤り訂正のいずれかに基づく符号化処理又は復号処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の誤り率測定装置。

請求項5

操作入力を受け付ける操作部(27)と、被試験対象(200)に入力するためのパルスパターン信号を発生させるパルスパターン発生器(14)と、前記パルスパターン信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記パルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出器(13)と、前記パルスパターン信号のパターンデータを表示するパターンデータ表示手段(21,26)と、を備える誤り率測定装置(100)を用いる誤り率測定方法であって、前記パターンデータ表示手段に表示された前記パターンデータに対して、前記操作部の操作に応じて符号化処理又は復号処理を行うコーディングステップ(S8)と、前記コーディングステップにより符号化又は復号された前記パターンデータと、前記コーディングステップによる前記符号化処理又は前記復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するパターンファイル生成ステップ(S9)と、前記操作部の操作により前記パターンデータ表示手段で前記パターンファイルが開かれた際に、前記パターンデータ表示手段が、符号化又は復号された前記パターンデータと、前記来歴情報とを表示するステップ(S2,S12)と、を含むことを特徴とする誤り率測定方法。

技術分野

0001

本発明は、誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関し、特に、ユーザが誤り率測定に用いる試験信号パターンデータを編集可能な誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関する。

背景技術

0002

近年、通信ステム高速化の一途をたどっており、通信システムを構成する電子機器通信機器高性能化が進んでいる。このような高速の通信システムに対応した機器品質評価に際しては、疑似ランダムパターン(PN)などのパルスパターン信号を用いた誤り率測定装置による試験が広く行われている。

0003

誤り率測定装置は、パルスパターン信号を被試験対象(Device Under Test:DUT)となる機器に送信し、送信したパルスパターン信号とDUTから返送されたパルスパターン信号とを比較してビット誤りを検出する装置である。

0004

上記のような従来の誤り率測定装置は、パルスパターン発生器モジュール誤り検出器のモジュールとをそれぞれ複数備えており、それらをマルチプレクサデマルチプレクサと組み合わせることで、高ビットレートのパルスパターン信号による誤り検出を実行することが可能になっている。

0005

近年では、誤り率測定に用いる試験用のパルスパターン信号のパターンデータをユーザが任意に作成・編集可能であるとともに、パルスパターン信号のパターンデータに対して任意の符号化処理復号処理を施すことができる誤り率測定装置が求められている。

0006

パターンデータをユーザが任意に作成・編集可能である装置としては、論理回路動作確認シミュレーションを行うシミュレータに加えるシミュレーション用波形データを生成する波形エディタシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0007

特開平8−194721号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、特許文献1に開示されたような従来の波形エディタシステムは、符号化処理や復号処理が施されたパターンデータを表示した際に、そのパターンデータに対してどのような符号化処理又は復号処理(以下、単に「コーディング」とも称する)がどのような順序で施されているかを、ユーザが知ることができないという問題があった。このため、例えば、表示されたパターンデータに対してユーザが同一のコーディングを複数回掛けてしまい、所望のコーディングが施された状態のパターンデータを得ることができなくなるという虞があった。

0009

本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するために、本発明に係る誤り率測定装置は、操作入力受け付ける操作部と、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号を発生させるパルスパターン発生器と、前記パルスパターン信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記パルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出器と、前記パルスパターン信号のパターンデータを表示するパターンデータ表示手段と、前記パターンデータ表示手段に表示された前記パターンデータに対して、前記操作部の操作に応じて符号化処理又は復号処理を行うコーディング手段と、前記コーディング手段により符号化又は復号された前記パターンデータと、前記コーディング手段による前記符号化処理又は前記復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するパターンファイル生成部と、を備え、前記操作部の操作により前記パターンデータ表示手段で前記パターンファイルが開かれた際に、前記パターンデータ表示手段が、符号化又は復号された前記パターンデータと、前記来歴情報とを表示する構成である。

0011

この構成により、本発明に係る誤り率測定装置は、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる。これにより、ユーザは、パターンデータに対してどのようなコーディングがどのような順序でいつ施されたかを知ることができる。このため、本発明に係る誤り率測定装置は、ユーザがパターンデータに対して同一のコーディングを複数回掛けてしまい、所望のコーディングが施された状態のパターンデータを得ることができなくなるという問題を回避することができる。

0012

また、本発明に係る誤り率測定装置においては、前記パルスパターン信号がNRZ信号又はPAM4信号であってもよい。

0013

また、本発明に係る誤り率測定装置においては、前記コーディング手段は、前記NRZ信号のパターンデータに対して、8b/10b、64b/66b、128b/130b、128b/132b、又は前方誤り訂正のいずれかに基づく符号化処理又は復号処理を行う構成であってもよい。

0014

また、本発明に係る誤り率測定装置においては、前記コーディング手段は、前記PAM4信号のパターンデータに対して、グレイコードプリコード、又は前方誤り訂正のいずれかに基づく符号化処理又は復号処理を行う構成であってもよい。

0015

また、本発明に係る誤り率測定方法は、操作入力を受け付ける操作部と、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号を発生させるパルスパターン発生器と、前記パルスパターン信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記パルスパターン信号とを比較して、前記被測定信号の誤りを検出する誤り検出器と、前記パルスパターン信号のパターンデータを表示するパターンデータ表示手段と、を備える誤り率測定装置を用いる誤り率測定方法であって、前記パターンデータ表示手段に表示された前記パターンデータに対して、前記操作部の操作に応じて符号化処理又は復号処理を行うコーディングステップと、前記コーディングステップにより符号化又は復号された前記パターンデータと、前記コーディングステップによる前記符号化処理又は前記復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するパターンファイル生成ステップと、前記操作部の操作により前記パターンデータ表示手段で前記パターンファイルが開かれた際に、前記パターンデータ表示手段が、符号化又は復号された前記パターンデータと、前記来歴情報とを表示するステップと、を含む構成である。

0016

この構成により、本発明に係る誤り率測定方法は、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる。これにより、ユーザは、パターンデータに対してどのようなコーディングがどのような順序でいつ施されたかを知ることができる。このため、本発明に係る誤り率測定方法は、ユーザがパターンデータに対して同一のコーディングを複数回掛けてしまい、所望のコーディングが施された状態のパターンデータを得ることができなくなるという問題を回避することができる。

発明の効果

0017

本発明は、被試験対象に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供するものである。

図面の簡単な説明

0018

本発明の実施形態に係る誤り率測定装置の構成を示すブロック図である。
グレイコードに基づく符号化処理と復号処理を説明するための表である。
パターンファイルを開くためのパターンエディタの操作画面の表示例を示す図である。
コーディングが施されていないパターンデータを含むパターンファイルのパターンエディタにおける表示例を示す図である。
パターンエディタのウィザード画面の表示例を示す図(その1)である。
パターンエディタのウィザード画面の表示例を示す図(その2)である。
パターンエディタのウィザード画面の表示例を示す図(その3)である。
パターンエディタのウィザード画面の表示例を示す図(その4)である。
コーディング種別ごと略称を示す表である。
パターンファイルを保存するためのパターンエディタの操作画面の表示例を示す図である。
コーディングが施されたパターンデータを含むパターンファイルのパターンエディタにおける表示例を示す図である。
パターンファイルの内容の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る誤り率測定装置を用いる誤り率測定方法の処理を示すフローチャートである。

実施例

0019

以下、本発明に係る誤り率測定装置及び誤り率測定方法の実施形態について、図面を用いて説明する。

0020

図1に示すように、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、測定部10と、パターンデータ出力部20と、制御部30と、を備える。

0021

測定部10は、例えば、シンセサイザ11と、ジッタ変調源12と、誤り検出器13と、パルスパターン発生器14と、ノイズ発生源15と、を備える。

0022

DUT200は、ノイズ発生源15からの試験信号の入力に伴ってDUT200から出力される被測定信号を、誤り検出器13に出力するように配置される。DUT200が対応する規格の例としては、PCIExpress(登録商標)、USB(登録商標)(Universal Serial Bus)、CEI(Common Electrical Interface)、Ethernet(登録商標)、InfiniBandなどが挙げられる。

0023

ジッタ変調源12は、シンセサイザ11が生成するクロックに所望のジッタを付加してジッタクロックを発生させるようになっている。

0024

パルスパターン発生器14は、DUT200に入力するためのパルスパターン信号を発生させ、発生させたパルスパターン信号をノイズ発生源15に出力するようになっている。例えば、パルスパターン発生器14は、ジッタ変調源12から入力されたジッタクロックを用いて、後述するパターンデータ出力部20の記憶部25から入力されるパターンデータのパルスパターン信号を発生させる。

0025

パルスパターン発生器14が発生させるパルスパターン信号は、例えばNRZ信号、RZ信号、又はPAM4信号である。パルスパターン発生器14が発生させるパルスパターン信号の他の例としては、NRZ−PSK信号、NRZ−DPSK信号、NRZ−DQPSK信号RZ−DPSK信号、RZ−DQPSK信号、PAM8信号、PAM16信号などが挙げられる。

0026

ノイズ発生源15は、パルスパターン発生器14から出力されたパルスパターン信号にジッタや電圧ノイズを加えたストレス信号、又は、パルスパターン発生器14から出力されたパルスパターン信号そのものを試験信号としてDUT200に出力するようになっている。

0027

誤り検出器13は、DUT200からの被測定信号と試験信号とを比較して、被測定信号のビット誤り率を検出するようになっている。

0028

なお、パルスパターン発生器14及び誤り検出器13をそれぞれ測定部10に複数個設けて、それらをマルチプレクサやデマルチプレクサと組み合わせることにより、更に高ビットレートでの誤り検出を実行することも可能である。

0029

パターンデータ出力部20は、パターンエディタ21と、符号化処理部22と、復号処理部23と、パターンファイル生成部24と、記憶部25と、表示部26と、操作部27と、を備える。なお、パターンエディタ21及び表示部26はパターンデータ表示手段を構成する。また、符号化処理部22及び復号処理部23はコーディング手段を構成する。

0030

パターンエディタ21は、パルスパターン発生器14に発生させるパルスパターン信号のパターンデータを表示及び編集するためのものである。

0031

符号化処理部22は、パターンエディタ21に表示されたパターンデータに対して、ユーザによる操作部27の操作に応じて符号化処理を行うものである。符号化処理部22は、PAM4信号のパターンデータに対しては、例えば、グレイコード(Gray Code)、プリコード(Precode)、又は前方誤り訂正(Forward Error Correction:FEC)のいずれかに基づく符号化処理を行うようになっている。また、符号化処理部22は、NRZ信号のパターンデータに対しては、例えば、8b/10b、64b/66b、128b/130b、128b/132b、又はFECのいずれかに基づく符号化処理を行うようになっている。

0032

復号処理部23は、パターンエディタ21に表示されたパターンデータに対して、ユーザによる操作部27の操作に応じて復号処理を行うものである。復号処理部23は、PAM4信号のパターンデータに対しては、例えば、グレイコード(Gray Code)、プリコード(Precode)、又はFECのいずれかに基づく復号処理を行うようになっている。また、復号処理部23は、NRZ信号のパターンデータに対しては、例えば、8b/10b、64b/66b、128b/130b、128b/132b、又はFECのいずれかに基づく復号処理を行うようになっている。

0033

ここで、符号化処理部22によるグレイコードに基づく符号化処理は、PAM4方式の4レベル表現する"00","01","10","11"の2ビットを、パターンデータにおいてそれぞれ図2に示すように変換するコーディングである。復号処理部23によるグレイコードに基づく復号についても上記の符号化と同じ変換が実施される。

0034

符号化処理部22によるプリコードに基づく符号化処理では、パターンデータの先頭の2ビットはそのままにして、その後に続くビット列に対して先頭の2ビットとの差分をとるコーディングが行われる。一方、復号処理部23によるプリコードに基づく復号処理では、上記の先頭の2ビットをその後に続くビット列に加算するコーディングが行われる。

0035

FECは、データ転送における誤り制御の技術の一種である。符号化処理部22によるFECに基づく符号化処理では、パターンデータのビット列に冗長ビットを付加する処理が行われる。一方、復号処理部23によるFECに基づく復号処理では、冗長ビットを用いてパターンデータのビット列を復元する処理が行われる。

0036

符号化処理部22による8b/10bに基づく符号化処理では、パターンデータのビット列に対して8ビットのデータを10ビットのデータに変換して、ローレベルハイレベルの状態が長期間あるいは不定期にわたって続くことを抑制することにより、パターンデータの中にクロックを埋め込む処理が行われる。一方、復号処理部23による8b/10bに基づく復号処理では、パターンデータのビット列に対して10ビットのデータを8ビットのデータに変換する処理が行われる。

0037

符号化処理部22による64b/66bに基づく符号化処理では、パターンデータのビット列に対して64ビットのデータを66ビットのデータに変換して、ローレベルやハイレベルの状態が長期間あるいは不定期にわたって続くことを抑制することにより、パターンデータの中にクロックを埋め込む処理が行われる。一方、復号処理部23による64b/66bに基づく復号処理では、パターンデータのビット列に対して66ビットのデータを64ビットのデータに変換する処理が行われる。

0038

符号化処理部22による128b/130bに基づく符号化処理では、パターンデータのビット列に対して128ビットのデータを130ビットのデータに変換して、ローレベルやハイレベルの状態が長期間あるいは不定期にわたって続くことを抑制することにより、パターンデータの中にクロックを埋め込む処理が行われる。一方、復号処理部23による128b/130bに基づく復号処理では、パターンデータのビット列に対して130ビットのデータを128ビットのデータに変換する処理が行われる。

0039

符号化処理部22による128b/132bに基づく符号化処理では、パターンデータのビット列に対して128ビットのデータを132ビットのデータに変換して、ローレベルやハイレベルの状態が長期間あるいは不定期にわたって続くことを抑制することにより、パターンデータの中にクロックを埋め込む処理が行われる。一方、復号処理部23による128b/132bに基づく復号処理では、パターンデータのビット列に対して132ビットのデータを128ビットのデータに変換する処理が行われる。

0040

パターンファイル生成部24は、符号化処理部22により符号化されたパターンデータと、符号化処理部22による符号化処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するようになっている。このようなパターンファイルがユーザによる操作部27の操作によりパターンエディタ21で開かれた際には、符号化されたパターンデータと、符号化処理の来歴情報とがパターンエディタ21に表示される。

0041

また、パターンファイル生成部24は、復号処理部23により復号されたパターンデータと、復号処理部23による復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成するようになっている。このようなパターンファイルがユーザによる操作部27の操作によりパターンエディタ21で開かれた際には、復号されたパターンデータと、復号処理の来歴情報とがパターンエディタ21に表示される。

0042

なお、符号化処理部22による符号化処理と、復号処理部23による復号処理の両方が行われたパターンデータを含むパターンファイルは、符号化処理部22による符号化処理の来歴情報と、復号処理部23による復号処理の来歴情報との両方の来歴情報を含む。このようなパターンファイルがユーザによる操作部27の操作によりパターンエディタ21で開かれた際には、符号化及び復号されたパターンデータと、符号化処理及び復号処理の来歴情報とがパターンエディタ21に表示される。

0043

さらに、来歴情報には、符号化処理部22により符号化される前のパターンデータを特定する情報や、復号処理部23により復号される前のパターンデータを特定する情報が含まれることが望ましい。パターンデータを特定する情報とは、例えば、符号化又は復号される前のパターンデータを含むパターンファイルのファイル名である。

0044

また、パターンファイル生成部24は、符号化処理や復号処理を受けていない生のパターンデータを含むパターンファイルを生成することも可能である。

0045

記憶部25は、パターンファイル生成部24により生成された、符号化処理や復号処理を受けていない生のパターンデータを含むパターンファイルと、符号化処理や復号処理を受けたパターンデータを含むパターンファイルとを記憶するようになっている。

0046

表示部26は、例えばLCDやCRTなどの表示機器で構成され、制御部30から出力される制御信号に応じて、パターンエディタ21の各種表示内容を表示するようになっている。この表示内容には、パルスパターン信号のパターンデータや、パターンデータのコーディングの来歴情報などが含まれる。さらに、表示部26は、誤り率測定の測定条件などを設定するためのボタンソフトキープルダウンメニュー、テキストボックスなどの操作対象の表示を行うようになっている。

0047

操作部27は、ユーザによる操作入力を受け付けるためのものであり、例えば表示部26の表示画面の表面に設けられたタッチパネルで構成される。あるいは、操作部27は、キーボード又はマウスのような入力デバイスを含んで構成されてもよい。例えば、ユーザは、操作部27を用いて、所望のパターンファイルを開く、パターンデータに対して所望のコーディングを行う、などの操作を行うことが可能になっている。

0048

制御部30は、例えばCPU、ROM、RAM、HDDなどを含むマイクロコンピュータ又はパーソナルコンピュータ等で構成され、誤り率測定装置100を構成する上記各部の動作を制御する。

0049

なお、パターンエディタ21及びパターンファイル生成部24は、例えば、制御部30による所定のプログラムの実行によりソフトウェア的に構成してもよい。また、符号化処理部22及び復号処理部23は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific IntegratedCircuit)などのディジタル回路で構成することや、制御部30による所定のプログラムの実行によりソフトウェア的に構成することが可能である。あるいは、パターンエディタ21、パターンファイル生成部24、符号化処理部22、及び復号処理部23は、ディジタル回路によるハードウェア処理と所定のプログラムによるソフトウェア処理とを適宜組み合わせて構成することも可能である。

0050

以下、パターンエディタ21の動作の一例を説明する。

0051

図3は、ユーザによる操作部27の操作により表示部26に表示される、パターンファイルを開くための操作画面31において、"bbb.txt"というファイル名のパターンファイルが選択された状態を示している。ユーザによる操作部27の操作によりOpenボタン32が押下されると、図4に示すように"bbb.txt"がパターンエディタ21上で開かれる。

0052

図4に示すように、パターンエディタ21の表示画面33は、パターンデータをテキスト形式で表示するパターンデータ表示領域34と、パターンデータ表示領域34に表示されたパターンデータに対する符号化処理や復号処理の来歴情報をテキスト形式で示す来歴情報表示領域35と、パターンデータ表示領域34に表示されたパターンデータに対して符号化処理又は復号処理を行ってパターンファイルに保存するためのSave with codingsボタン36と、パターンデータをテキスト形式で入力するためのパターンデータ入力領域37と、を含む。

0053

図4は、"bbb.txt"に含まれるパターンデータがパターンエディタ21のパターンデータ表示領域34に表示された状態を示している。操作部27によりSave with codingsボタン36が押下されると、図5に示すようなSave with codingsウィザード画面W1が表示部26に表示される。

0054

図5に示すようにSave with codingsウィザード画面W1は、パターンエディタ21のパターンデータ表示領域34に表示されたパターンデータに対して、符号化処理部22又は復号処理部23によりEncode(符号化処理)又はDecode(復号処理)のいずれのコーディングを行うかを選択するためのラジオボタン38a,38bを有する。なお、図5では、ラジオボタン38aにより符号化処理が選択された状態を示している。図5の状態において操作部27によりNextボタンN1が押下されると、図6に示すようなSave with codingsウィザード画面W2が表示部26に表示される。

0055

図6に示すようにSave with codingsウィザード画面W2は、パターンエディタ21のパターンデータ表示領域34に表示されたパターンデータの種類を選択するためのラジオボタン39a,39bを有する。なお、図6では、ラジオボタン39bによりPAM4が選択された状態を示している。図6の状態において操作部27によりNextボタンN2が押下されると、図7に示すようなSave with codingsウィザード画面W3が表示部26に表示される。

0056

図7に示すようにSave with codingsウィザード画面W3は、パターンエディタ21のパターンデータ表示領域34に表示されたパターンデータに対して符号化処理部22又は復号処理部23により実行されるコーディングの種類を選択するためのチェックボックス40a,40bを有する。図5のSave with codingsウィザード画面W1で符号化処理が選択されているため、図7の例では、符号化処理の種類のみが選択できるようになっている。なお、図7では、チェックボックス40aによりGray Code(グレイコード)が選択された状態を示している。図7の状態において操作部27によりNextボタンN3が押下されると、図8に示すようなSave with codingsウィザード画面W4が表示部26に表示される。

0057

Save with codingsウィザード画面W1〜W3で選択された情報は、パターンファイル生成部24によりパターンファイルの<CodingHistory>タグ内に保存される。例えば、<CodingHistory>タグ内には、パターンデータが符号化又は復号された日時、符号化又は復号される前のパターンファイルのファイル名、パターンデータに対して符号化処理又は復号処理のいずれが行われたか、パターンデータに施された符号化処理又は復号処理の種類、などが保存される。以下に、<CodingHistory>タグ内に保存される情報の例を示す。
< CodingHistory>
This File is encoded from xxx.ptn the following codings on Feb 1,2018 00:00:00.
- Gray Coding
- PAM4 Precode

0058

図8に示すようにSave with codingsウィザード画面W4は、パターンエディタ21に表示されたパターンファイルのファイル名の後に、Save with codingsウィザード画面W1〜W3で選択されたコーディング種別の略称を付けるかどうかを指定するためのチェックボックス41を有する。なお、図8では、チェックボックス41によりパターンファイルのファイル名の後にコーディング種別の略称を付けることが選択された状態を示している。

0059

コーディング種別ごとの略称は、例えば図9に示すように定義されている。例えば、"Pattern.txt"というファイル名のパターンファイルに含まれているパターンデータがPAM4方式のデータであり、このパターンデータに対してグレイコードとプリコードに基づいた復号が行われた場合には、パターンファイル生成部24は、復号後のパターンデータを含むパターンファイルをファイル名を"Pattern_DeGryPrc.txt"として生成する。

0060

図8の状態において操作部27によりNextボタンN4が押下されると、図10に示すようにパターンファイルを記憶部25に保存するための操作画面42が表示部26に表示される。Saveボタン43が押下されることにより、図5図8のSave with codingsウィザード画面W1〜W4で選択された情報に基づいて、"bbb_EnGry.txt"というファイル名のパターンファイルがパターンファイル生成部24により生成されて記憶部25に保存される。さらに、"bbb_EnGry.txt"の内容が図11に示すようにパターンエディタ21に表示される。

0061

図11に示すように、パターンデータ表示領域34にはコーディング後のパターンデータがテキスト形式で表示され、来歴情報表示領域35にはコーディングの来歴情報がテキスト形式で表示される。

0062

図12に、2n−1のビット周期を有する疑似ランダムパターン(PN)の段数nが7のPAM4信号のパターンデータに対して、符号化処理部22によりグレイコードに基づいた符号化が行われた場合のパターンファイルの一例を示す。

0063

以下、本実施形態の誤り率測定装置100を用いる誤り率測定方法について、図13のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、記憶部25に既に保存されているパターンデータを誤り率測定装置100により符号化する処理を例に挙げて説明する。

0064

まず、制御部30は、図3に示すように、パターンファイルを開くための操作画面31を表示部26に表示させる(ステップS1)。

0065

次に、制御部30は、ユーザによる操作部27の操作により操作画面31において選択されたパターンファイル(ここでは"bbb.txt")を記憶部25から読み出して、図4に示すようにパターンエディタ21に表示させる(ステップS2)。なお、ステップS1において、コーディングの来歴情報が含まれているパターンファイルが選択された場合には、パターンデータとその来歴情報が図11に示すようにパターンエディタ21に表示される。

0066

次に、制御部30は、操作部27によりSave with codingsボタン36が押下されたか否かを検出する(ステップS3)。

0067

次に、制御部30は、操作部27によりSave with codingsボタン36が押下された場合に、図5に示すようにSave with codingsウィザード画面W1を表示部26に表示させる(ステップS4)。

0068

次に、制御部30は、操作部27によりNextボタンN1が押下された場合に、図6に示すようにSave with codingsウィザード画面W2を表示部26に表示させる(ステップS5)。

0069

次に、制御部30は、操作部27によりNextボタンN2が押下された場合に、図7に示すようにSave with codingsウィザード画面W3を表示部26に表示させる(ステップS6)。

0070

次に、制御部30は、操作部27によりNextボタンN3が押下された場合に、図8に示すようにSave with codingsウィザード画面W4を表示部26に表示させる(ステップS7)。

0071

次に、符号化処理部22は、操作部27によりNextボタンN4が押下された場合に、図5図8に示したSave with codingsウィザード画面W1〜W4で設定された情報に基づいて、"bbb.txt"に含まれるパターンデータをPAM4のグレイコードで符号化する(コーディングステップS8)。なお、図5のSave with codingsウィザード画面W1でラジオボタン38bによりDecode(復号処理)が選択された場合には、コーディングステップS8において復号処理部23が"bbb.txt"に含まれるパターンデータに対して復号処理を行う。

0072

次に、パターンファイル生成部24は、コーディングステップS8により符号化又は復号されたパターンデータと、コーディングステップS8によるコーディングの来歴情報とを含むパターンファイルを生成する(パターンファイル生成ステップS9)。

0073

次に、制御部30は、図10に示すように、パターンファイルを記憶部25に保存するための操作画面42を表示部26に表示させる(ステップS10)。このとき、保存されるパターンファイルのファイル名を示すテキストボックス44には"bbb_EnGry.txt"と表示される。

0074

次に、ユーザによる操作部27の操作により、Saveボタン43が押下されることにより、パターンファイル生成ステップS9で生成されたパターンファイルが"bbb_EnGry.txt"という名称で記憶部25に保存される(ステップS11)。

0075

次に、制御部30は、図11に示すように、ステップS11で記憶部25に保存された"bbb_EnGry.txt"に含まれる、符号化されたパターンデータとコーディングの来歴情報とをパターンエディタ21に表示させる(ステップS12)。なお、図5のSave with codingsウィザード画面W1でラジオボタン38bによりDecode(復号処理)が選択された場合には、ステップS12において制御部30は、復号されたパターンデータとコーディングの来歴情報とをパターンエディタ21に表示させる。

0076

以上説明したように、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、符号化処理部22及び復号処理部23により符号化又は復号されたパターンデータと、符号化処理部22及び復号処理部23による符号化処理又は復号処理の来歴情報とを含むパターンファイルを生成することにより、DUT200に入力するためのパルスパターン信号のパターンデータに施された符号化処理又は復号処理の来歴情報を表示することができる。

0077

上記の構成により、ユーザは、パターンデータに対してどのようなコーディングがどのような順序でいつ施されたかを知ることができる。このため、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、ユーザがパターンデータに対して同一のコーディングを複数回掛けてしまい、所望のコーディングが施された状態のパターンデータを得ることができなくなるという問題を回避することができる。例えば、PAM4ではプリコードをパターンデータに掛ける前に、グレイコードをパターンデータに掛ける必要があるが、既にグレイコードが掛かったパターンデータに対して、グレイコードとプリコードを掛けてしまうと、グレイコードとグレイコードが打ち消し合い、プリコードのみが掛かった状態となり、ユーザが期待するコードではなくなってしまう。本実施形態に係る誤り率測定装置100は、このような問題を回避できる。

0078

10測定部
11シンセサイザ
12ジッタ変調源
13誤り検出器
14パルスパターン発生器
15ノイズ発生源
20パターンデータ出力部
21 パターンエディタ
22符号化処理部
23復号処理部
24パターンファイル生成部
25 記憶部
26 表示部
27 操作部
30 制御部
100誤り率測定装置
200 DUT

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