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技術 情報処理装置、ネットワークシステム及びチーミングプログラム

出願人 富士通株式会社
発明者 河田智樹
出願日 2018年11月19日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2018-216400
公開日 2020年6月4日 (6ヶ月経過) 公開番号 2020-088470
状態 未査定
技術分野 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 故障スイッチ スイッチブレード 設定不備 アクティブパス 接続間違い ブレードシステム 保守交換 継続運用
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図面 (12)

課題

故障スイッチ修理又は交換の後に、スイッチ交換手順の間違い、スイッチ設定不備ポート接続の間違いなどにより、ネットワークシステム通信不可となるのを防ぐこと。

解決手段

スイッチ情報記憶部22が、接続先ポート毎にネットワークシステム10が正常時のスイッチ情報を正常時情報として記憶する。そして、正常性判定部23が、接続先のスイッチ1が故障後に修理又は交換されてスイッチ情報を送信すると、送信されたスイッチ情報に含まれるVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報を比較する。そして、正常性判定部23は、比較結果に基づいて修理又は交換の後のスイッチ1との間の通信を制御する。

概要

背景

2台のスイッチと2つのNIC(Network Interface Card)を用いてチーミングを行うことによって情報処理装置通信に使用するパス冗長化することができる。ここで、スイッチはデータを伝送する伝送装置であり、NICは通信を制御する通信制御装置である。また、チーミングとは、情報処理装置に複数のNICを取り付けて利用することである。代表的なチーミング構成としてアクティブスタンバイ構成がある。図7は、アクティブスタンバイ構成のチーミング動作を説明するための図である。

図7において、情報処理装置92は、NIC#1とNIC#2で表される2つのNIC2aを有する。NIC#1はスイッチ#1で表されるスイッチ91を介して外部ネットワーク3と接続し、NIC#2はスイッチ#2で表されるスイッチ91を介して外部ネットワーク3と接続する。また、情報処理装置92は、チーミング部92cを有する。チーミング部92cは、NIC#1及びスイッチ#1で構成される系#1とNIC#2及びスイッチ#2で構成される系#2を冗長系として制御する。

図7(a)に示すように、NIC#1とスイッチ#1を経由するパス#1がアクティブな状態でありNIC#2とスイッチ#2を経由するパス#2がスタンバイの状態でスイッチ#1に故障が発生しNIC#1とスイッチ#1間が通信不可になると、チーミング部92cは、フェイルオーバーを行う。すなわち、チーミング部92cは、アクティブパス切り替えを行い、パス#1をアクティブな状態から停止状態にし、パス#2をスタンバイの状態からアクティブな状態にする。このように、チーミング部92cは、チーミング動作によりアクティブパスを切り替えることで、ネットワークシステム全体の停止を防ぎ、ネットワークシステムの継続運用を可能とする。

その後、図7(b)に示すように、故障したスイッチ#1が交換されると、チーミング部92cは、フェイルバックを行う。すなわち、チーミング部92cは、NIC#1とスイッチ#1のリンクアップを検出し、パス#1を停止状態からアクティブな状態に戻し、パス#2をアクティブな状態からスタンバイの状態に戻す。なお、フェイルバックを自動的に行うか否かは設定により変更が可能である。自動フェイルバックを行わない場合には、チーミング部92cは、パス#1を停止状態からスタンバイの状態にする。

なお、ネットワーク上で発生した障害箇所や管理者の設定間違えを検出する際に有効な技術として、パケット転送経路を求める技術がある。この技術では、ネットワーク障害監視装置は、指定されたMAC(Media Access Control)アドレスにより、各レイヤ2スイッチのフィルタリングデータベース検索し、指定されたMACアドレスに対応するポートを求める。そして、ネットワーク障害監視装置は、各レイヤ2スイッチの各ポート間の接続関係を示すネットワークの構成情報を格納する構成情報テーブルと、求めた各レイヤ2スイッチのポートとに基づき、パケットの転送経路を求める。

また、現用系から待機系への切り替えの際に、マルチキャスト通信を継続するための技術がある。この技術では、データ転送装置は、データを送受信するための複数のインタフェースを備え、データの宛先と、その宛先に送信されるべきデータを送信するインタフェースとを対応付け転送先情報構築して保持する。待機系のデータ転送装置は、転送先情報を構築する前に、インタフェースを介してマルチキャスト通信のためのデータを受信すると、転送先情報にかかわらず、一つ以上のインタフェースからマルチキャスト通信のためのデータを送信する。一方、待機系のデータ転送装置は、転送先情報を構築した後に、インタフェースを介してマルチキャスト通信のためのデータを受信すると、転送先情報によって、受信したデータの宛先と対応付けられたインタフェースから、受信したデータを送信する。

また、一方が伝送路を介してレイヤ2スイッチに接続され、他方が中継伝送路に接続される伝送装置とレイヤ2スイッチ間冗長構成を実現し、ネットワークに影響を与えず経路切り替えを行う技術がある。この技術では、伝送路は、運用系の伝送路と、予備系の伝送路からなる。運用系の伝送路に障害発生したとき、伝送装置は、リンクダウンの検出によって運用系の伝送路を強制シャットダウンし、パケット送信を停止してレイヤ2スイッチのポートをMACフラッシュさせる。この後、伝送装置は、予備系の伝送路を運用系とする経路切り替えを行い、新たに運用系となった伝送路を介してパケット送信を行う。これにより、レイヤ2スイッチは、MAC学習してポート設定を行い、障害発生後の通信を継続する。

概要

故障スイッチ修理又は交換の後に、スイッチ交換手順の間違い、スイッチ設定不備ポート接続の間違いなどにより、ネットワークシステムが通信不可となるのを防ぐこと。スイッチ情報記憶部22が、接続先ポート毎にネットワークシステム10が正常時のスイッチ情報を正常時情報として記憶する。そして、正常性判定部23が、接続先のスイッチ1が故障後に修理又は交換されてスイッチ情報を送信すると、送信されたスイッチ情報に含まれるVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報を比較する。そして、正常性判定部23は、比較結果に基づいて修理又は交換の後のスイッチ1との間の通信を制御する。

目的

また、チーミングとは、情報処理装置に複数のNICを取り付けて利用することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

冗長構成伝送装置とともにネットワークシステム構築し、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替え情報処理装置において、自装置が備える通信制御装置接続先の伝送装置ポートに関する情報である接続情報について前記ネットワークシステムが正常であるときの情報を正常接続情報として記憶する接続情報記憶部と、前記通信制御装置の接続先の伝送装置が修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を制御する制御部とを有することを特徴とする情報処理装置。

請求項2

前記接続情報は、伝送装置ポートが属するVLANを構成する伝送装置ポートに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

電源オンされた伝送装置から前記接続情報を受信して前記接続情報記憶部に現在接続情報として格納する受信部と、正常状態記憶指示に基づいて、前記現在接続情報を前記正常接続情報として前記接続情報記憶部に格納する格納部とをさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記判定部は、前記正常接続情報がない場合には、修理又は交換の後の伝送装置は正常であると判定し、前記制御部は、前記判定部により修理又は交換の後の伝送装置は正常であると判定された場合には、前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を開始することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報処理装置。

請求項5

前記伝送装置はスイッチであり、前記通信制御装置はネットワークインタフェースカードであり、前記伝送装置ポートに関する情報はポートの識別子、ポートがタグかアンタグかを示す情報、リンク状態を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。

請求項6

冗長構成の伝送装置と、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替える情報処理装置とを有するネットワークシステムにおいて、前記伝送装置は、伝送装置ポートに関する情報である接続情報を伝送装置ポート毎に作成する作成部と、前記作成部により作成された接続情報を送信する送信部とを有し、前記情報処理装置は、前記送信部により送信された接続情報を受信する受信部と、前記ネットワークシステムが正常であるときに前記受信部が受信した接続情報を正常接続情報として記憶する接続情報記憶部と、前記運用中の伝送装置が故障して修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて、修理又は交換の後の伝送装置との間の通信を制御する制御部とを有することを特徴とするネットワークシステム。

請求項7

冗長構成の伝送装置とともにネットワークシステムを構築し、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替える情報処理装置で実行されるチーミングプログラムにおいて、前記情報処理装置が備える通信制御装置の接続先の伝送装置ポートに関する情報である接続情報について前記ネットワークシステムが正常であるときの情報を正常接続情報として接続情報記憶部に記憶し、前記通信制御装置の接続先の伝送装置が修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定し、判定した結果に基づいて前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を制御する処理を前記情報処理装置に実行させることを特徴とするチーミングプログラム。

技術分野

背景技術

0002

2台のスイッチと2つのNIC(Network Interface Card)を用いてチーミングを行うことによって情報処理装置が通信に使用するパス冗長化することができる。ここで、スイッチはデータを伝送する伝送装置であり、NICは通信を制御する通信制御装置である。また、チーミングとは、情報処理装置に複数のNICを取り付けて利用することである。代表的なチーミング構成としてアクティブスタンバイ構成がある。図7は、アクティブスタンバイ構成のチーミング動作を説明するための図である。

0003

図7において、情報処理装置92は、NIC#1とNIC#2で表される2つのNIC2aを有する。NIC#1はスイッチ#1で表されるスイッチ91を介して外部ネットワーク3と接続し、NIC#2はスイッチ#2で表されるスイッチ91を介して外部ネットワーク3と接続する。また、情報処理装置92は、チーミング部92cを有する。チーミング部92cは、NIC#1及びスイッチ#1で構成される系#1とNIC#2及びスイッチ#2で構成される系#2を冗長系として制御する。

0004

図7(a)に示すように、NIC#1とスイッチ#1を経由するパス#1がアクティブな状態でありNIC#2とスイッチ#2を経由するパス#2がスタンバイの状態でスイッチ#1に故障が発生しNIC#1とスイッチ#1間が通信不可になると、チーミング部92cは、フェイルオーバーを行う。すなわち、チーミング部92cは、アクティブパス切り替えを行い、パス#1をアクティブな状態から停止状態にし、パス#2をスタンバイの状態からアクティブな状態にする。このように、チーミング部92cは、チーミング動作によりアクティブパスを切り替えることで、ネットワークシステム全体の停止を防ぎ、ネットワークシステムの継続運用を可能とする。

0005

その後、図7(b)に示すように、故障したスイッチ#1が交換されると、チーミング部92cは、フェイルバックを行う。すなわち、チーミング部92cは、NIC#1とスイッチ#1のリンクアップを検出し、パス#1を停止状態からアクティブな状態に戻し、パス#2をアクティブな状態からスタンバイの状態に戻す。なお、フェイルバックを自動的に行うか否かは設定により変更が可能である。自動フェイルバックを行わない場合には、チーミング部92cは、パス#1を停止状態からスタンバイの状態にする。

0006

なお、ネットワーク上で発生した障害箇所や管理者の設定間違えを検出する際に有効な技術として、パケット転送経路を求める技術がある。この技術では、ネットワーク障害監視装置は、指定されたMAC(Media Access Control)アドレスにより、各レイヤ2スイッチのフィルタリングデータベース検索し、指定されたMACアドレスに対応するポートを求める。そして、ネットワーク障害監視装置は、各レイヤ2スイッチの各ポート間の接続関係を示すネットワークの構成情報を格納する構成情報テーブルと、求めた各レイヤ2スイッチのポートとに基づき、パケットの転送経路を求める。

0007

また、現用系から待機系への切り替えの際に、マルチキャスト通信を継続するための技術がある。この技術では、データ転送装置は、データを送受信するための複数のインタフェースを備え、データの宛先と、その宛先に送信されるべきデータを送信するインタフェースとを対応付け転送先情報構築して保持する。待機系のデータ転送装置は、転送先情報を構築する前に、インタフェースを介してマルチキャスト通信のためのデータを受信すると、転送先情報にかかわらず、一つ以上のインタフェースからマルチキャスト通信のためのデータを送信する。一方、待機系のデータ転送装置は、転送先情報を構築した後に、インタフェースを介してマルチキャスト通信のためのデータを受信すると、転送先情報によって、受信したデータの宛先と対応付けられたインタフェースから、受信したデータを送信する。

0008

また、一方が伝送路を介してレイヤ2スイッチに接続され、他方が中継伝送路に接続される伝送装置とレイヤ2スイッチ間冗長構成を実現し、ネットワークに影響を与えず経路切り替えを行う技術がある。この技術では、伝送路は、運用系の伝送路と、予備系の伝送路からなる。運用系の伝送路に障害発生したとき、伝送装置は、リンクダウンの検出によって運用系の伝送路を強制シャットダウンし、パケット送信を停止してレイヤ2スイッチのポートをMACフラッシュさせる。この後、伝送装置は、予備系の伝送路を運用系とする経路切り替えを行い、新たに運用系となった伝送路を介してパケット送信を行う。これにより、レイヤ2スイッチは、MAC学習してポート設定を行い、障害発生後の通信を継続する。

先行技術

0009

特開2002−252625号公報
特開2008−141645号公報
国際公開第2006/114809号

発明が解決しようとする課題

0010

図7(b)に示したフェイルバックにおいて、交換後のスイッチ91が設定不備接続間違いなどで交換前のスイッチ91と同等の通信ができる状態でない場合、アクティブパスでの通信が不可能となる。しかしながら、アクティブパスは物理的にリンクアップしているため、他方のパスへのフェイルオーバーは発生しない。したがって、ネットワーク通信全体が停止し、ネットワークシステム不全となるという問題がある。なお、スイッチ設定ミスには、スイッチ設定と接続との順序を誤ってしまい、先に接続を行った後で設定を行った場合も含まれる。

0011

特に、スイッチブレードの場合、図8に示すように、ブレードシャーシ81にスイッチブレード#1を搭載すると同時にスイッチブレード#1の電源がONとなり、かつ、サーバブレード#1のNIC#1ともバックプレーンボード84を介して強制的に接続される。このため、スイッチブレード82の場合は、搭載とほぼ同時にリンクアップが行われる。通常、保守交換した直後のスイッチブレード82では設定は復元されていないため、スイッチブレード82が初期設定の状態(スイッチブレード82は交換前と同様の通信はできない状態)にある。しかしながら、サーバブレード83とスイッチブレード82との間がリンクアップして自動フェイルバックが起きるため、ネットワークシステム不全が発生する可能性が高い。

0012

なお、自動フェイルバックが設定されてなく、故障からの復帰後にパスの状態がスタンバイ状態移行する場合、交換直後は正常に状態遷移したかのようにチーミング部92cからは見える。しかしながら、スイッチの設定が誤っていた場合、将来アクティブパスに故障が発生してスタンバイ状態からアクティブ状態へと切り替えられた際に、やはり通信不可の状態になる。

0013

本発明は、1つの側面では、交換後のスイッチ91の設定不備や接続間違いなどによるネットワークシステム不全の発生を防ぐことを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

1つの態様では、情報処理装置は、冗長構成の伝送装置とともにネットワークシステムを構築し、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替える。前記情報処理装置は、接続情報記憶部と、判定部と、制御部とを有する。前記接続情報記憶部は、自装置が備える通信制御装置の接続先の伝送装置ポートに関する情報である接続情報について前記ネットワークシステムが正常であるときの情報を正常接続情報として記憶する。前記判定部は、前記通信制御装置の接続先の伝送装置が修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定する。前記制御部は、前記判定部による判定結果に基づいて前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を制御する。

発明の効果

0015

1つの側面では、本発明は、ネットワークシステム不全の発生を防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0016

図1は、実施例に係るネットワークシステムの構成を示す図である。
図2Aは、VLAN接続情報の例(VLANを2つ含む場合)を示す図である。
図2Bは、VLAN接続情報の例(VLANが1つのみの場合)を示す図である。
図3は、スイッチ及び情報処理装置によるチーミング動作を説明するための図である。
図4は、チーミング動作のポート独立性を説明するための図である。
図5Aは、チーミング処理のフローを示す第1の図である。
図5Bは、チーミング処理のフローを示す第2の図である。
図5Cは、チーミング処理のフローを示す第3の図である。
図6は、実施例に係るチーミングプログラムを実行する情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図7は、アクティブスタンバイ構成のチーミング動作を説明するための図である。
図8は、ブレードシステムの構成を示す図である。

0017

以下に、本願の開示する情報処理装置、ネットワークシステム及びチーミングプログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。

0018

まず、実施例に係るネットワークシステムの構成について説明する。図1は、実施例に係るネットワークシステムの構成を示す図である。図1に示すように、ネットワークシステム10は、スイッチ#1及びスイッチ#2で表される2台のスイッチ1と情報処理装置2を有する。

0019

スイッチ1は、情報処理装置2と外部ネットワーク3との通信を中継する伝送装置である。スイッチ#1とスイッチ#2は、冗長パスを構成する。スイッチ1は、VLAN(Virtual Local Area Network)情報記憶部11と、ポート情報記憶部12と、スイッチ情報記憶部13と、VLAN接続情報生成部14と、スイッチ情報送信部15とを有する。なお、スイッチ#1とスイッチ#2は同一の機能構成を有するので、図1は、スイッチ#1の機能構成だけを示す。

0020

VLAN情報記憶部11は、VLAN関連情報を記憶する。VLAN関連情報には、VLANを構成するポートの識別子、各ポートのtag/untag情報が含まれる。tagは、フレーム送信時にVLAN ID(Identifier:識別子)を付与して送信することを指定し、untagは、フレーム送信時にVLAN IDを付与しないで送信することを指定する。

0021

ポート情報記憶部12は、ポート関連情報を記憶する。ポート関連情報には、ポートのリンク状態が含まれる。スイッチ情報記憶部13は、スイッチ関連情報を記憶する。スイッチ関連情報には、モデル名、シリアル番号が含まれる。

0022

VLAN接続情報生成部14は、まず、VLAN関連情報とポート関連情報に基づいて、VLAN毎にVLAN構成情報を生成する。VLAN構成情報には、VLAN IDと、VLANを構成するポートの識別子と、各ポートのtag/untag(タグ/アンタグ)情報と、各ポートのリンク状態とが含まれる。

0023

そして、VLAN接続情報生成部14は、各ポートに割り当てられている1つ以上のVLANのVLAN構成情報をまとめてポート毎にVLAN接続情報を生成する。図2A及び図2Bは、VLAN接続情報の例を示す図である。図2Aは、1つのポート(ポート#1)に2つのVLANが割り当てられている場合を示し、図2Bは、1つのポート(ポート#2)に1つのVLANだけが割り当てられている場合を示す。

0024

図2Aに示すように、ポート#1のVLAN接続情報には、VLAN#1のVLAN構成情報とVLAN#10のVLAN構成情報が含まれる。VLAN#1は、ポート#1とポート#19とポート#20から構成される。ポート#1はuntagが設定されリンクアップ(up)の状態である。ポート#19はtagが設定されリンクアップの状態である。ポート#20はtagが設定されリンクダウン(down)の状態である。

0025

VLAN#10は、ポート#1とポート#2とポート#3とポート#21から構成される。ポート#1はtagが設定されリンクアップの状態である。ポート#2はtagが設定されリンクアップの状態である。ポート#3はtagが設定されリンクアップの状態である。ポート#21はtagが設定されリンクアップの状態である。

0026

図2Bに示すように、ポート#2のVLAN接続情報には、VLAN#10のVLAN構成情報が含まれる。VLAN#10のVLAN構成情報は、図2Aに示したVLAN#10のVLAN構成情報と同じである。

0027

スイッチ情報送信部15は、VLAN接続情報とスイッチ関連情報を結合してスイッチ情報をポート毎に生成し、スイッチ情報が作成されたポートから情報処理装置2に送信する。例えば、スイッチ情報送信部15は、図2Aに示したVLAN接続情報とスイッチ関連情報を結合してポート#1から送信する。また、スイッチ情報送信部15は、図2Bに示したVLAN接続情報とスイッチ関連情報を結合してポート#2から送信する。スイッチ情報送信部15は、スイッチ情報を定期的、又は、VLAN接続情報が変更されるたびに送信する。

0028

情報処理装置2は、情報処理を行う装置であり、例えばサーバである。情報処理装置2は、NIC#1とNIC#2で表される2つのNIC2aと、チーミング制御UI部2bと、チーミング部2cとを有する。NIC2aは、通信を制御する通信制御装置である。NIC#1はスイッチ#1と接続し、NIC#2はスイッチ#2と接続する。

0029

チーミング制御UI部2bは、システム管理者から正常状態記憶指示受け付け、チーミング部2cにスイッチ1の正常状態を記憶するように指示する。システム管理者は、ネットワークシステム10が正常と判断される時点で、チーミング制御UI部2bを用いてスイッチ1の正常状態を記憶するように指示する。

0030

チーミング部2cは、NIC#1及びスイッチ#1で構成される系#1とNIC#2及びスイッチ#2で構成される系#2を冗長系として制御する。チーミング部2cは、スイッチ情報受信部21と、スイッチ情報記憶部22と、正常性判定部23と、チーミング制御部24と、受付部25とを有する。

0031

スイッチ情報受信部21は、スイッチ1が送信したスイッチ情報をNIC2a経由で受信し、スイッチ情報記憶部22のNIC2aの番号に対応する現在情報を、受信したスイッチ情報を用いて更新する。ここで、現在情報は、現在のスイッチ情報である。また、スイッチ情報受信部21は、故障したスイッチ1が修理又は交換されてリンクアップしたポートからスイッチ情報が送信されると、スイッチ情報の受信を正常性判定部23に通知する。

0032

スイッチ情報記憶部22は、NIC2aの番号に対応付けて現在情報と正常時情報を記憶する。ここで、正常時情報は、ネットワークシステム10が正常の状態のときのスイッチ情報である。

0033

正常性判定部23は、スイッチ1が故障してチーミング制御部24からポートダウンを通知されると、ダウンしたポートに接続するNIC2aの番号に対応する現在情報をクリアする。その後、スイッチ情報受信部21からスイッチ情報の受信を通知されると、正常性判定部23は、現在情報に含まれる現在のVLAN接続情報と正常時情報に含まれる正常時のVLAN接続情報を比較する。そして、現在のVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報が一致した場合には、正常性判定部23は、修理又は交換の後のスイッチ1が正常な状態であると判定し、修理又は交換の後のスイッチ1が正常な状態であることをチーミング制御部24に通知する。

0034

一方、現在のVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報が異なる場合には、スイッチ1の設定不備、構成情報の未復元、ポート接続間違いなどの可能性があり、正常性判定部23は、スイッチ1が正常な状態に復帰していないと判定する。そして、正常性判定部23は、新たなスイッチ情報の受信を待つ。

0035

なお、正常時情報がない場合には、ネットワークシステム10の正常状態が確定していない状態であり、正常性判定部23は、スイッチ1が正常な状態であることをチーミング制御部24に通知する。また、正常性判定部23は、現在のVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報の一部が異なる場合でも、スイッチ1が正常な状態に復帰していると判定してもよい。例えば、正常性判定部23は、特定のポートのリンク状態が異なる場合に、スイッチ1が正常な状態に復帰していると判定してもよい。

0036

チーミング制御部24は、NIC2aが接続するポートのリンクダウンを検出すると、フェイルオーバー処理を実行するとともに、正常性判定部23にリンクダウンを通知する。また、チーミング制御部24は、スイッチ1が正常な状態であることを正常性判定部23から通知されると、フェイルバック処理を実行する。なお、チーミング制御部24は、設定に基づいて、フェイルバック処理を実行する代わりにスタンバイ状態への状態変更処理を行ってもよい。

0037

受付部25は、スイッチ1の正常状態の記憶指示をチーミング制御UI部2bから受け付け、スイッチ情報記憶部22の現在情報を正常時情報にコピーする。

0038

次に、スイッチ1及び情報処理装置2によるチーミング動作について説明する。図3は、スイッチ1及び情報処理装置2によるチーミング動作を説明するための図である。なお、図3において、実線の矢印は処理フローを示し、点線の矢印はデータフローを示す。また、図3は、スイッチ#1が故障後に修理又は交換されて正常な状態に復帰した場合を示す。

0039

図3に示すように、スイッチ#1のVLAN接続情報生成部14が、VLAN関連情報とポート関連情報に基づいてVLAN接続情報を生成する(t1)。そして、スイッチ情報送信部15が、VLAN接続情報とスイッチ関連情報に基づいてスイッチ情報を生成し、スイッチ情報が生成されたポートから情報処理装置2に送信する(t2)。

0040

そして、情報処理装置2のスイッチ情報受信部21が、スイッチ情報を受信してスイッチ情報記憶部22の現在情報に保存する(t3)。その後、チーミング制御UI部2bが、システム管理者の指示に基づいて、正常状態の記憶を受付部25に指示する(t4)。そして、受付部25が、スイッチ情報記憶部22の現在情報を正常時情報にコピーする(t5)。

0041

その後、チーミング制御部24が、スイッチ#1のポートのリンクダウンを検出すると、正常性判定部23にポートダウンを通知する(t6)。正常性判定部23は、スイッチ情報記憶部22の対象NIC2aに対応する現在情報をクリアし、スイッチ情報受信部21からの通知待ち状態となる。ここで、対象NIC2aは、ダウンしたポートに接続するNIC2aである。

0042

その後、スイッチ情報受信部21が、スイッチ情報を受信して(t7)スイッチ情報記憶部22の現在情報に保存するとともに、スイッチ情報の受信を正常性判定部23に通知する(t8)。正常性判定部23は、現在のVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報を比較して、スイッチ情報を送信したスイッチ#1が正常な状態であるか否かを判定する。

0043

そして、正常性判定部23は、スイッチ#1が正常な状態である場合には、スイッチ#1が正常な状態になったことをチーミング制御部24に通知する(t9)。そして、チーミング制御部24は、スタンバイ状態へNIC#1のポート状態を変更する(t10)。なお、チーミング制御部24は、設定に基づいて、フェイルバック処理を行ってもよい。

0044

図3に示したチーミング動作はポート毎に独立して行われ、一部のポートが正常な状態でない場合でも、他のポートは影響を受けない。図4は、チーミング動作のポート独立性を説明するための図である。図4において、スイッチ#1が有する「1」、「2」、「3」、「4」、・・・、「19」、「20」、「21」、「22」、・・・は、ポートの番号である。VLAN#1は、ポート#1、ポート#19、ポート#20から構成される。VLAN#2は、ポート#1、ポート#2、ポート#3、ポート#21から構成される。

0045

情報処理装置#1〜情報処理装置#3は、それぞれNIC#1とNIC#2を有する。情報処理装置#1〜情報処理装置#3においてNIC#1側がアクティブの状態でスイッチ#1が故障し、スイッチ#1の修理又は交換の後にポート#19のケーブル接続忘れ、又は、ポート#19の設定ミスがあるとする。

0046

この場合、ポート#19を含むVLAN#1のVLAN構成情報が正常時と異なるため、VLAN#1に含まれるポート#1のVLAN接続情報は正常時と異なる。したがって、情報処理装置#1のNIC#1は通信可能な状態とならない。一方、ポート#19を含まないVLAN#10のVLAN構成情報は正常時と同じであるため、VLAN#10にしか含まれないポート#2及びポート#3のVLAN接続情報は正常時と同じとなる。したがって、情報処理装置#2及び情報処理装置#3のNIC#1は通信可能な状態となり、フェイルバックが行われる。

0047

次に、チーミング処理のフローについて説明する。図5A図5Cは、チーミング処理のフローを示す図である。図5Aに示すように、スイッチ#1は、スイッチ情報生成処理として、以下のステップS1〜ステップS3の処理を行う。すなわち、スイッチ#1は、電源がONされると、定義済みの各VLANに対して、VLAN接続情報を生成し(ステップS1)、NIC#1と接続されているポートがリンクアップしたか否かを判定する(ステップS2)。

0048

そして、NIC#1と接続されているポートがリンクアップしていない場合には、スイッチ#1は、ステップS1へ戻る。一方、NIC#1と接続されているポートがリンクアップした場合には、スイッチ#1は、NIC#1と接続されているポートである対象ポートの属しているVLANのVLAN接続情報を含むスイッチ情報を送信し(ステップS3)、ステップS1へ戻る。

0049

そして、NIC#1が情報処理装置2へスイッチ情報を転送し(ステップS4)、チーミング部2cがスイッチ情報受信処理として、スイッチ情報を受信し(ステップS5)、現在情報を更新する(ステップS6)。チーミング部2cは、ステップS5とステップS6の処理を繰り返す。

0050

その後、チーミング部2cは、指示受付処理として、正常状態の記憶指示があったか否かを判定し(ステップS7)、システム管理者がネットワークシステム10の正常状態の記憶を指示すると、現在情報を正常時情報へコピーする(ステップS8)。正常状態の記憶指示がない間は、チーミング部2cは、ステップS7を繰り返す。

0051

その後、図5Bに示すように、スイッチ#1が故障して、NIC#1がリンクダウンすると、チーミング部2cは、チーミング実行処理として、以下のステップS9〜ステップS13、ステップS18〜ステップS28の処理を行う。

0052

すなわち、チーミング部2cは、リンクダウンを検出し(ステップS9)、フェイルオーバー処理を行う(ステップS10)。チーミング部2cは、フェイルオーバー処理として、アクティブ状態のNIC#1を停止し、スタンバイ状態のNIC#2とスイッチ#2をアクティブにする。そして、#2系が通信を開始する。また、チーミング部2cは、現在情報をクリアする(ステップS11)。

0053

その後、保守員がスイッチ#1を修理又は交換し、電源をONすると、NIC#1がリンクアップし、チーミング部2cは、リンクアップを検出して(ステップS12)、リンク状態をリンクアップに変更する(ステップS13)。

0054

また、スイッチ#1は、定義済みの各VLANに対して、VLAN接続情報を生成し(ステップS14)、NIC#1と接続されているポートがリンクアップしたか否かを判定する(ステップS15)。

0055

そして、NIC#1と接続されているポートがリンクアップしていない場合には、スイッチ#1は、ステップS14へ戻る。一方、NIC#1と接続されているポートがリンクアップした場合には、スイッチ#1は、対象ポートの属しているVLANのVLAN接続情報を含むスイッチ情報を送信し(ステップS16)、ステップS14へ戻る。

0056

そして、NIC#1が情報処理装置2へスイッチ情報を転送し(ステップS17)、チーミング部2cがスイッチ情報受信処理ループを実行する(ステップS18)。ここで、スイッチ情報受信処理ループとは、図5Aに示したスイッチ情報を受信して(ステップS5)現在情報を更新する(ステップS6)処理を繰り返すことである。

0057

そして、スイッチ情報を受信すると、チーミング部2cは、図5Cに示すように、正常時情報は存在するか否かを判定し(ステップS19)、正常時情報が存在しない場合には、ステップS26へ進む。一方、正常時情報が存在する場合には、チーミング部2cは、現在情報は更新されたか否かを判定し(ステップS20)、更新されていない場合には、更新を待つ。一方、現在情報が更新された場合には、チーミング部2cは、修理又は交換の前とスイッチ#1のモデルは同一か否かを判定し(ステップS21)、同一でない場合には、ステップS20へ戻る。

0058

一方、スイッチ#1のモデルが同一である場合には、チーミング部2cは、修理又は交換の前とスイッチ#1のシリアル番号は同一か否かを判定する(ステップS22)。シリアル番号が同一の場合には、スイッチ未交換の場合なので、チーミング部2cは、ポート番号は同一か否かを判定し(ステップS23)、同一でない場合には、ステップS20へ戻り、同一である場合には、ステップS26へ進む。

0059

一方、シリアル番号が同一でない場合には、スイッチ交換の場合なので、チーミング部2cは、ポート番号は同一か否かを判定し(ステップS24)、同一でない場合には、ステップS20へ戻る。一方、同一である場合には、チーミング部2cは、VLAN接続情報は一致か否かを判定し(ステップS25)、一致しない場合には、ステップS20へ戻る。

0060

一方、VLAN接続情報が一致の場合には、チーミング部2cは、自動フェイルバック設定か否かを判定し(ステップS26)、自動フェイルバック設定でない場合には、NIC#1の状態をスタンバイに変更する(ステップS27)。一方、自動フェイルバック設定の場合には、チーミング部2cは、フェイルバック処理を実行する(ステップS28)。チーミング部2cは、フェイルバック処理として、停止状態のNIC#1をアクティブにし、アクティブ状態のNIC#2をスタンバイにし、スイッチ#1をアクティブにする。そして、#1系が通信を開始する。

0061

上述してきたように、実施例では、スイッチ情報記憶部22が、接続先のポート毎にネットワークシステム10が正常時のスイッチ情報を正常時情報として記憶する。そして、接続先のスイッチ1が故障後に修理又は交換されてスイッチ情報を送信すると、正常性判定部23が、送信されたスイッチ情報に含まれるVLAN接続情報と正常時のVLAN接続情報を比較する。そして、正常性判定部23は、比較結果に基づいて修理又は交換の後のスイッチ1との間の通信を制御する。したがって、情報処理装置2は、スイッチ交換手順の間違い、スイッチ設定の不備、ポート接続の間違いなどにより、ネットワークシステム10が通信不可となることを防ぐことができる。

0062

また、実施例では、スイッチ情報はスイッチポートが属するVLANのVLAN構成情報を含むので、情報処理装置2は、VLANに関して、スイッチ交換手順の間違い、スイッチ設定の不備、ポート接続の間違いなどを正確に検出することができる。

0063

また、実施例では、スイッチ情報受信部21が、スイッチ1からスイッチ情報を受信してスイッチ情報記憶部22の現在情報を更新し、受付部25が、システム管理者による正常時状態の記憶指示に基づいて、現在情報を正常時情報にコピーする。したがって、情報処理装置2は、ネットワークシステム10が正常であるときのスイッチ情報を正常時情報として記憶することができる。

0064

また、実施例では、正常時情報がない場合には、正常性判定部23は、修理又は交換の後のスイッチ1は正常であると判定するので、情報処理装置2は、ネットワークシステム10の正常状態が確定していない場合にも、フェイルバックを行うことができる。

0065

なお、実施例では、チーミング部2cについて説明したが、チーミング部2cが有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有するチーミングプログラムを得ることができる。そこで、チーミングプログラムを実行する情報処理装置2のハードウェア構成について説明する。

0066

図6は、実施例に係るチーミングプログラムを実行する情報処理装置2のハードウェア構成を示す図である。図6に示すように、情報処理装置2は、メインメモリ51と、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)52と、NIC#1と、NIC#2と、HDD(Hard Disk Drive)54とを有する。また、情報処理装置2は、スーパーIO(Input Output)55と、DVI(Digital Visual Interface)56と、ODD(Optical Disk Drive)57とを有する。

0067

メインメモリ51は、プログラムやプログラムの実行途中結果等を記憶するメモリである。CPU52は、メインメモリ51からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。CPU52は、メモリコントローラを有するチップセットを含む。

0068

HDD54は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、スーパーIO55は、マウスキーボード等の入力装置を接続するためのインタフェースである。DVI56は、液晶表示装置を接続するインタフェースであり、ODD57は、DVD、CD−Rの読み書きを行う装置である。

0069

NIC#1及びNIC#2は、PCIエクスプレスPCIe)によりCPU52に接続され、HDD54及びODD57は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)によりCPU52に接続される。スーパーIO55は、LPC(Low Pin Count)によりCPU52に接続される。

0070

そして、情報処理装置2において実行されるチーミングプログラムは、情報処理装置2により読み出し可能な記録媒体の一例であるCD−Rに記憶され、ODD57によってCD−Rから読み出されて情報処理装置2にインストールされる。あるいは、チーミングプログラムは、NIC#1又はNIC#2を介して接続された他のコンピュータシステムデータベース等に記憶され、これらのデータベースから読み出されて情報処理装置2にインストールされる。そして、インストールされたチーミングプログラムは、HDD54に記憶され、メインメモリ51に読み出されてCPU52によって実行される。

0071

また、実施例では、VLANを用いて通信する場合について説明したが、情報処理装置2は、他のネットワークにより通信してもよい。また、実施例では、スイッチ1及び外部ネットワーク3を経由して通信する場合について説明したが、情報処理装置2は、スイッチ1以外の他の伝送装置及び他のネットワークを経由して通信してもよい。

0072

また、実施例では、スイッチ情報を記憶する場合について説明したが、情報処理装置2は、スイッチ情報の代わりにVLAN接続情報を記憶してもよいし、VLAN接続情報とスイッチ関連情報を分けて記憶してもよい。

0073

以上の実施例1を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。

0074

(付記1)冗長構成の伝送装置とともにネットワークシステムを構築し、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替える情報処理装置において、
自装置が備える通信制御装置の接続先の伝送装置ポートに関する情報である接続情報について前記ネットワークシステムが正常であるときの情報を正常接続情報として記憶する接続情報記憶部と、
前記通信制御装置の接続先の伝送装置が修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を制御する制御部と
を有することを特徴とする情報処理装置。

0075

(付記2)前記接続情報は、伝送装置ポートが属するVLANを構成する伝送装置ポートに関する情報を含むことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。

0076

(付記3)電源がオンされた伝送装置から前記接続情報を受信して前記接続情報記憶部に現在接続情報として格納する受信部と、
正常状態の記憶指示に基づいて、前記現在接続情報を前記正常接続情報として前記接続情報記憶部に格納する格納部と
をさらに有することを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。

0077

(付記4)前記判定部は、前記正常接続情報がない場合には、修理又は交換の後の伝送装置は正常であると判定し、
前記制御部は、前記判定部により修理又は交換の後の伝送装置は正常であると判定された場合には、前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を開始することを特徴とする付記1、2又は3に記載の情報処理装置。

0078

(付記5)前記伝送装置はスイッチであり、前記通信制御装置はネットワークインタフェースカードであり、前記伝送装置ポートに関する情報はポートの識別子、ポートがタグかアンタグかを示す情報、リンク状態を含むことを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。

0079

(付記6)冗長構成の伝送装置と、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替える情報処理装置とを有するネットワークシステムにおいて、
前記伝送装置は、伝送装置ポートに関する情報である接続情報を伝送装置ポート毎に作成する作成部と、
前記作成部により作成された接続情報を送信する送信部と
を有し、
前記情報処理装置は、
前記送信部により送信された接続情報を受信する受信部と、
前記ネットワークシステムが正常であるときに前記受信部が受信した接続情報を正常接続情報として記憶する接続情報記憶部と、
前記運用中の伝送装置が故障して修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて、修理又は交換の後の伝送装置との間の通信を制御する制御部と
を有することを特徴とするネットワークシステム。

0080

(付記7)前記接続情報は、伝送装置ポートが属するVLANを構成する伝送装置ポートに関する情報を含むことを特徴とする付記6に記載のネットワークシステム。

0081

(付記8)前記受信部は、前記接続情報を受信して前記接続情報記憶部に現在接続情報として格納し、
前記情報処理装置は、
正常状態の記憶指示に基づいて、前記現在接続情報を前記正常接続情報として前記接続情報記憶部に格納する格納部をさらに有することを特徴とする付記6又は7に記載のネットワークシステム。

0082

(付記9)冗長構成の伝送装置とともにネットワークシステムを構築し、運用中の伝送装置が故障すると待機中の伝送装置に切り替える情報処理装置で実行されるチーミングプログラムにおいて、
前記情報処理装置が備える通信制御装置の接続先の伝送装置ポートに関する情報である接続情報について前記ネットワークシステムが正常であるときの情報を正常接続情報として接続情報記憶部に記憶し、
前記通信制御装置の接続先の伝送装置が修理又は交換された場合に修理又は交換の後の伝送装置から送信された前記接続情報が前記正常接続情報と一致するか否かを判定し、
判定した結果に基づいて前記通信制御装置と接続先の伝送装置ポートとの間の通信を制御する
処理を前記情報処理装置に実行させることを特徴とするチーミングプログラム。

0083

(付記10)前記接続情報は、伝送装置ポートが属するVLANを構成する伝送装置ポートに関する情報を含むことを特徴とする付記9に記載のチーミングプログラム。

実施例

0084

(付記11)電源がオンされた伝送装置から前記接続情報を受信して前記接続情報記憶部に現在接続情報として格納し、
正常状態の記憶指示に基づいて、前記現在接続情報を前記正常接続情報として前記接続情報記憶部に格納する
処理をさらに前記情報処理装置に実行させることを特徴とする付記9又は10に記載のチーミングプログラム。

0085

1,91 スイッチ
2,92情報処理装置
2a NIC
2bチーミング制御UI部
2c,92c チーミング部
3外部ネットワーク
10ネットワークシステム
11VLAN情報記憶部
12ポート情報記憶部
13スイッチ情報記憶部
14 VLAN接続情報生成部
15 スイッチ情報送信部
21 スイッチ情報受信部
22 スイッチ情報記憶部
23正常性判定部
24 チーミング制御部
25 受付部
51メインメモリ
52 CPU
54 HDD
55スーパーIO
56DVI
57ODD
81ブレードシャーシ
82スイッチブレード
83サーバブレード
84 バックプレーンボード

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