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技術 画像形成装置

出願人 株式会社沖データ
発明者 井上貴雄神沢直樹
出願日 2018年11月29日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2018-224073
公開日 2020年6月4日 (6ヶ月経過) 公開番号 2020-082626
状態 未査定
技術分野 連続用紙の取扱い ウエブの整合,緊張,案内,ローラ
主要キーワード 揺動刃 セット軸 媒体供給ユニット 進入状態 初期直径 カッタセンサ 箱状部材 連続媒体
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

連続媒体をセットする際の作業性を向上させる手段を提供する。

解決手段

連続媒体に画像形成を行う画像形成部と、前記連続媒体を前記画像形成部に給紙する給紙ローラと、前記連続媒体をガイドするガイド部と、前記給紙ローラの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部の駆動制御により、前記給紙ローラは、弛んだ状態の前記連続媒体を前記画像形成部に向って給紙し、前記連続媒体が、前記弛んだ状態から画像形成時の状態に遷移したときに、前記連続媒体の張力によって、前記連続媒体の前記ガイド部による規制解除する。

概要

背景

従来の画像形成装置は、装置の背面側に設けられた挿入口にロール紙の先端を挿入して、ロール紙を画像形成装置にセットしている(例えば、特許文献1参照。)。

概要

連続媒体をセットする際の作業性を向上させる手段を提供する。連続媒体に画像形成を行う画像形成部と、前記連続媒体を前記画像形成部に給紙する給紙ローラと、前記連続媒体をガイドするガイド部と、前記給紙ローラの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部の駆動制御により、前記給紙ローラは、弛んだ状態の前記連続媒体を前記画像形成部に向って給紙し、前記連続媒体が、前記弛んだ状態から画像形成時の状態に遷移したときに、前記連続媒体の張力によって、前記連続媒体の前記ガイド部による規制解除する。

目的

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ロール紙等の連続媒体をセットする際の作業性を向上させる手段を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

連続媒体画像形成を行う画像形成部と、前記連続媒体を前記画像形成部に給紙する給紙ローラと、前記連続媒体をガイドするガイド部と、前記給紙ローラの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部の駆動制御により、前記給紙ローラは、弛んだ状態の前記連続媒体を前記画像形成部に向って給紙し、前記連続媒体が、前記弛んだ状態から画像形成時の状態に遷移したときに、前記連続媒体の張力によって、前記連続媒体の前記ガイド部による規制解除することを特徴とする画像形成装置

請求項2

請求項1に記載の画像形成装置において、前記ガイド部に、切欠部を設けたことを特徴とする画像形成装置。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、前記切欠部の近傍に、第1の傾斜を設けたことを特徴とする画像形成装置。

請求項4

請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記ガイド部は、前記連続媒体の搬送方向と直交する幅方向における端部を規制し、前記搬送方向の上流側に、前記連続媒体をガイドする第1のガイド面と、前記搬送方向の下流側に、前記連続媒体をガイドする第2のガイド面と、を有し、前記第1のガイド面は、第2の傾斜を有することを特徴とする画像形成装置。

請求項5

請求項4に記載の画像形成装置において、前記第1のガイド面の、前記幅方向の長さは、前記第2のガイド面の前記幅方向の長さより短いことを特徴とする画像形成装置。

請求項6

請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、装置正面に前記連続媒体の排出口を設け、前記ガイド部を、装置背面側に設けた給紙口の前記搬送方向の上流側に配置し、前記ガイド部に、上方に向けて開口する挿入口を設けたことを特徴とする画像形成装置。

請求項7

請求項6に記載の画像形成装置において、前記給紙口から前記連続媒体の巻芯外周面の上部に向かう接線と、媒体搬送路の搬送面のなす角度をθ2としたときに、前記第1の傾斜の傾斜角θ1を、0度超、θ2未満としたことを特徴とする画像形成装置。

請求項8

請求項6または請求項7に記載の画像形成装置において、前記ガイド部の挿入口に、外側に湾曲する挿入ガイドを設けたことを特徴とする画像形成装置。

請求項9

連続媒体に画像形成を行う画像形成部と、前記連続媒体を前記画像形成部に給紙する給紙ローラと、前記連続媒体をガイドするガイド部と、前記ガイド部を回動可能に支持する軸部と、前記給紙ローラの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部の駆動制御により、前記給紙ローラは、弛んだ状態の前記連続媒体を前記画像形成部に向って給紙し、前記連続媒体が、前記弛んだ状態から画像形成時の状態に遷移したときに、前記連続媒体の張力によって、前記ガイド部を前記軸部を中心に回動させることを特徴とする画像形成装置。

請求項10

請求項9に記載の画像形成装置において、前記ガイド部を、前記連続媒体の装着部から離間する方向に付勢する付勢部材を設け、前記連続媒体が、前記弛んだ状態から画像形成時の状態に遷移するときに、前記ガイド部が前記付勢部材の付勢力に抗して回動することを特徴とする画像形成装置。

請求項11

装置正面に設けられた排出口と、装置背面に設けられた給紙口とを有する連続媒体の媒体搬送路を備えた画像形成装置において、前記給紙口の前記媒体搬送路の搬送方向の上流側に、前記連続媒体を挿入する挿入口を有するガイド部を設け、前記挿入口を、上方に向けて開口させたことを特徴とする画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、ロール紙等の連続媒体印刷を行う画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来の画像形成装置は、装置の背面側に設けられた挿入口にロール紙の先端を挿入して、ロール紙を画像形成装置にセットしている(例えば、特許文献1参照。)。

先行技術

0003

特開2018−69521号公報(段落0017、第1図、第2図)

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述した従来の技術においては、装置の正面側からロール紙をセットしようとすると、挿入口が見えづらいため、ロール紙のセット作業が困難になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ロール紙等の連続媒体をセットする際の作業性を向上させる手段を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記課題を解決するために、連続媒体に画像形成を行う画像形成部と、前記連続媒体を前記画像形成部に給紙する給紙ローラと、前記連続媒体をガイドするガイド部と、前記給紙ローラの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部の駆動制御により、前記給紙ローラは、弛んだ状態の前記連続媒体を前記画像形成部に向って給紙し、前記連続媒体が、前記弛んだ状態から画像形成時の状態に遷移したときに、前記連続媒体の張力によって、前記連続媒体の前記ガイド部による規制解除することを特徴とする。

発明の効果

0006

これにより、本発明は、連続媒体のセット時の作業性を向上させることができるという効果が得られる。

図面の簡単な説明

0007

実施例1のプリンタ概略構成を示す説明図
実施例1のプリンタの正面側から見た外観図
実施例1のプリンタの背面側から見た外観図
実施例1のプリンタの上面から見た外観図
実施例1の給紙部の図4のA部を示す拡大図
実施例1の給紙部の図5の矢印B方向から見た背面を示す説明図
実施例1の給紙部の図5断面線C−Cに沿った断面を示す説明図
実施例1のロール紙の用紙ガイドへの挿入状態を示す説明図
実施例1の給紙部の各部の寸法関係を示す説明図
実施例1のロール紙の傾斜面への当接状態を示す説明図
実施例1のロール紙の給紙口への進入状態を示す説明図
実施例1のロール紙のセット状態を示す説明図
実施例1の用紙ガイドの他の態様を示す説明図
実施例2の給紙部を示す拡大図
実施例2の給紙部の図14の矢印D方向から見た背面を示す説明図
実施例2の給紙部の図15の断面線E−Eに沿った断面を示す説明図
実施例2の給紙部の図15の断面線F−Fに沿った断面を示す説明図
実施例2のロール紙の傾斜面への当接状態を示す説明図
実施例2のロール紙のセット状態を示す説明図

0008

以下に、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例について説明する。

0009

以下に、図1ないし図12を用いて本実施例のプリンタについて説明する。

0010

本実施例の画像形成装置としてのプリンタ1は、電子写真方式のプリンタであって、図1に示すように、正面側の上部に配置された操作表示部2と、背面側に配置された、印刷用の連続媒体としてのロール紙3を供給する媒体供給ユニット4と、ロール紙3の搬送方向(図1において、右から左に向かう方向)の下流側に配置された印刷ユニット5で構成され、媒体供給ユニット4から供給されたロール紙3に印刷ユニット5によってカラー画像等の印刷を行う。

0011

操作表示部2は、図2ないし図4に示すように、表面にタッチパネルが設けられたLCD等の表示画面2aと、利用者によるキー操作を受付けるための操作キー2b等を備えており、表示画面2aに、プリンタ1の状況や、利用者に対する所定の情報、入力画面等の各種の画面を表示する共に、タッチパネルと操作キー2bからなる入力手段により、利用者からの指示入力等を受付ける機能を有する。

0012

媒体供給ユニット4には、印刷ユニット5の反対側にセット軸6が設けられており、このセット軸6にロール紙3の巻芯3aが着脱可能に装着される。
本実施例の媒体供給ユニット4の背面側のロール紙3の装着部側には、図1に示すように、ガイド部としての用紙ガイド41を有する給紙部40(詳細は後述する。)が設けられる。

0013

また、媒体供給ユニット4には、上記セット軸6、給紙部40の他に、媒体搬送路7の搬送方向に沿って、給紙センサ8、搬送ローラ9、カッタセンサ11、搬送ローラ12、カッタ13が順に配置される。
更に、媒体供給ユニット4には、上カバー4aが開閉可能に設けられており、媒体供給ユニット4の媒体搬送路7でジャムが発生したとき等に保守作業等のために開放される。

0014

給紙センサ8は、媒体搬送路7の最上流部の給紙口7aの近傍に配置されたロール紙3の存否を検出する機械式または光学式センサである。
給紙ローラとしての搬送ローラ9は、給紙センサ8とカッタセンサ11の間に配置され、対向配置されたローラ対の間にロール紙3を挟持して搬送する。

0015

カッタセンサ11は、カッタ13の搬送方向の上流側(以下、単に上流側ともいう。)に配置され、媒体搬送路7を搬送されるロール紙3を検出する機械式または光学式のセンサである。
搬送ローラ12は、カッタセンサ11とカッタ13との間に配置され、対向配置されたローラ対の間にロール紙3を挟持して搬送する。

0016

カッタ13は、回転刃と、回転刃を押圧する揺動刃を有するロータリカッタであって、ロール紙3を所定の長さに切断してカット紙を形成する。
プリンタ1の印刷ユニット5には、内部の上部に印刷する現像剤像としてのトナー像を形成する画像形成部15が配置され、その下方には、媒体搬送路7の搬送方向に沿って、搬送ローラ16、書出センサ17、搬送ベルト18、定着部19、排出センサ21、排出ローラ22等が配置される。

0017

また、搬送ベルト18の画像形成部15の反対側の下面側には、濃度検出部23とクリーニング部24が配置され、搬送ベルト18の下方には、制御部25が配置される。
更に、印刷ユニット5には、上カバー5aが開閉可能に設けられており、印刷ユニット5の媒体搬送路7でジャムが発生したとき等に保守作業等のために開放される。

0018

本実施例の画像形成部15は、3つの独立した現像ユニット26y、26m、26cが搬送方向に沿ってトナー像を現像する順に配置され、これら3つの現像ユニット26は、それぞれに設定された色、つまりY色(イエロー)、M色(マゼンダ)、C色(シアン)の現像剤としてのトナーを収容したトナーカートリッジ27を有しており、これら3つの現像ユニット26は、トナー色を除き、それぞれ同一の構造であるため、以下に一つの現像ユニット26yについて説明する。

0019

現像ユニット26yは、感光体ドラム28、およびその周囲に配置された帯電ローラ現像ローラ現像ブレード供給ローラ等で一体的に構成され、プリンタ1に着脱可能に装着される。
また、各現像ユニット26の感光体ドラム28の上方には、LED等の発光体からの光を照射して感光体ドラム28の表面に静電潜像を形成する露光ヘッド29が対向配置される。

0020

更に、感光体ドラム28の搬送ベルト18を挟んだ反対側の搬送ベルト18内には、各現像ユニット26で形成された、トナー像を搬送ベルト18により搬送されるロール紙3上に転写する転写ローラ31が対向配置される。
搬送ローラ16は、カッタ13と画像形成部15との間に配置され、対向配置されたローラ対の間にロール紙3を挟持して搬送する。

0021

書出センサ17は、画像形成部15の上流側に配置された機械式または光学式のセンサでセンサであって、画像形成部15へ搬送されるロール紙3を検出する。
搬送ベルト18は、プラスチックフィルム等からなる無端ベルトであって、駆動プーリ18aにより図1において反時計方向回転駆動され、テンションプーリ18bにより図1において右方向にテンションが付与されており、ロール紙3を定着部19の方向へ搬送する。

0022

定着部19は、転写ローラ31によりロール紙3上に転写されたトナー像を、ヒータ等による熱と対向配置された2つのローラ等による圧力によってロール紙3上に定着させる。
排出センサ21は、定着部19と排出ローラ22との間で排出ローラ22の直近に配置された機械式または光学式のセンサであって、定着部19から排出され、排出ローラ22により搬送される印刷済みのロール紙3の後端を検出する。

0023

排出ローラ22は、媒体搬送路7の最下流部つまり正面側に設けられた排出口7bの上流側の直近に配置され、対向配置されたローラ対の間にロール紙3を挟持して、印刷済みのロール紙3を印刷ユニット5の外部に排出する。
濃度検出部23は、トナーの濃度調整時に、搬送ベルト18上に転写された各色のトナーの濃度を検出する光学式のセンサである。

0024

クリーニング部24は、ベルトクリーニングブレード24aと廃トナータンク24bからなり、ベルトクリーニングブレード24aは、搬送ベルト18を挟んでクリーニングローラ24cに対向して搬送ベルト18の外周面摺接するように配置されており、搬送ベルト18の外周面に付着したトナーを廃トナータンク24b内に掻き落して除去する。

0025

プリンタ1の制御部25は、図示しない記憶部に格納されたプログラムに基づいて、受信した印刷データを基に、プリンタ1内の搬送ローラ9、12、16等の駆動等を制御して印刷処理等を実行する機能を有する。
本実施例の給紙部40は、図5ないし図7に示すように、媒体供給ユニット4の背面側の、媒体搬送路7の最上流部に設けられた給紙口7aを有しており、給紙口7aの搬送方向上流側の直近には、一対の用紙ガイド41a、41bが設けられる。

0026

用紙ガイド41a、41bは、それぞれ「コ」の字状断面形状を有する棒状部材であって、給紙口7aの搬送方向の直交方向(幅方向という。)の両側の端部に面対称に配置され(図5図6参照)、ロール紙3の幅方向の端部をガイドする。

0027

用紙ガイド41は、図5に示すように、対向するガイド部材42a、42bの、幅方向の外側をガイド部材42cで接続して「コ」の字に形成され、背面側、つまりロール紙3の装着部側のガイド部材42aの幅方向の長さは、対向するガイド部材42bの長さより短く形成される。

0028

また、用紙ガイド41a、41bの平面からなる上端面は上方に向って「コ」の字に開口しており、対向するガイド部材42a、42bの内側の面(内面という)と、それぞれのガイド部材42cの内面とで形成される矩形の領域が、ロール紙3の先端を挿入する挿入口43として機能する。

0029

ガイド部材42aは、用紙ガイド41の背面側に配置され、そのガイド部材42b側の角部を挿入口43から下方に斜めに比較的大きく切除した、第2の傾斜としての面取44が設けられ、下部には、図6に示すように、略矩形の空間を形成する切欠部45が設けられる。

0030

また、ガイド部材42aの内面と面取44の斜面は、挿入されたロール紙3の厚さ方向の一方の面をガイドする第1のガイド面として機能する。

0031

ガイド部材42bは、用紙ガイド41の正面側に配置され、その給紙口7a側の内面は、図7に示すように、傾斜面46に向って凸の湾曲面に形成され、ロール紙3の厚さ方向の他方の面をガイドする第2のガイド面として機能する。
両側のガイド部材42cの内面は、挿入されるロール紙3の幅方向の両端をガイドするガイド面として機能する。

0032

第1の傾斜としての傾斜面46は、用紙ガイド41a、41b間の中央部の媒体搬送路7の搬送面7cの最背面側に設けられ、図7に示すように、ロール紙3の装着部側から給紙口7aに向って下る方向に傾斜する。
また、用紙ガイド41a、41bのそれぞれの下部は、媒体供給ユニット4内に設けられた、図示しないラックアンドピニオン形式スライド機構に接続しており、それぞれの用紙ガイド41a、41bは、スライドガイド47に沿って幅方向に往復移動する。

0033

これにより、それぞれのガイド部材42cの内面間の幅方向の長さL1は、ロール軸6に装着されたロール紙3の幅に応じて調整される。
本実施例のガイド部材42aの先端間の幅方向の長さL2は、ロール紙3を下方に円滑に通過させるために、長さL1に対して84%以上、95%以下に設定される(図5参照)。

0034

これにより、ガイド部材42aの内面の幅方向の長さL3は、長さL1に対して2.5%以上、8%以下となるように形成され、後述するロール紙3が弛緩状態図9参照)から引張状態(図12参照)に遷移するときにロール紙3の過度な湾曲が防止される。
また、傾斜面46の搬送面7cからの傾斜角θ1は、図8に示すように、給紙口7aから、ロール紙3の巻芯3aの外周面の上部に向かう接線の搬送面7cからの角度をθ2とすると、0超、θ2未満に設定される。

0035

これにより、印刷ユニット5の画像形成部15へのロール紙3の給紙中に、ロール紙3が傾斜面46のロール紙3の装着部側の角部に接触することがなくなり、ロール紙3の供給を円滑に行うことができる。
更に、切欠部45の開口の搬送面7aから高さHは、給紙口7aから、取扱うロール紙3の中で初期直径が最大のロール紙3の外周面の上部に向かう接線が、交わらない高さに設定される。

0036

これにより、ロール紙3のセット動作(後述)やロール紙3の給紙中に、切欠部45への接触によるロール紙3の破断等を防止が防止される。
以下に、本実施例のプリンタ1の媒体供給ユニット4におけるロール紙3のセット動作について説明する。

0037

利用者は、媒体供給ユニット4のセット軸6にロール紙3を装着し、ロール紙3の先端を引き出して、給紙部40の挿入口43に上方から先端を挿入する。
このとき、セット軸6と挿入口43との間のロール紙3は、図9に示すように、長手方向に張力が付与されていない弛んだ状態、つまり弛緩状態になっている。

0038

利用者が、ロール紙3を更に挿入すると、図10に示すように、先端が傾斜面46に当接する。
このとき、本実施例の傾斜面46は、給紙口7aに向って下る方向に傾斜しているので、ロール紙3の更なる挿入に伴って、図11に示すように、ロール紙3の進入方向が搬送方向に円滑に転向する。

0039

また、傾斜面46によって、挿入されるロール紙3の先端が、切欠部45から外側、つまりロール紙3の装着部側に、はみ出すことが防止される。
そして、給紙センサ8が、ロール紙3の先端を検出すると、制御部25は、セット動作を開始し、搬送ローラ9、12を搬送方向に回転させる。

0040

利用者が、ロール紙3を更に挿入して、ロール紙3の先端が搬送ローラ9に達すると、ロール紙3が自動的に搬送方向に搬送される(図1参照)。
ロール紙3の先端が、カッタセンサ11によって検出されると、制御部25は、先端を検出したときから所定の時間の経過後に、搬送ローラ9、12の駆動を停止させ、ロール紙3の先端を、カッタ13の手前で待機させる。

0041

この搬送ローラ9、12によるロール紙3の搬送中に、挿入口43に挿入されていたロール紙3は、セット軸6に装着されているロール紙3の慣性によって引っ張られる。

0042

そして、ロール紙3が挿入口43とセット軸6に装着されているロール紙3との間で張った状態になると、ロール紙3の幅方向の両端が、それぞれ用紙ガイド41a、41bのガイド部材42aの面取44に沿って内側に移動し(図5参照)、両端が両側のガイド部材42aの先端による規制によってロール紙3が幅方向で湾曲した湾曲状態になる。

0043

ロール紙3の先端が更に搬送されると、ロール紙3は、湾曲状態のまま、下方に、つまり搬送面7cの方向に移動し、ロール紙3の両端が、切欠部45に達したときに(図6参照)、ロール紙3の両端のガイド部材42aの先端による規制が解除され、ロール紙3の弾性によって幅方向で平坦な状態に復帰し、搬送ローラ9、12による搬送が停止して待機状態になったときに、図12に示すように、ロール紙3が引っ張られて、給紙口7aとセット軸6に装着されているロール紙3との間で引っ張られた状態、つまり引張状態になる。

0044

このように、本実施例のロール紙3は、上記したセット動作によって、弛んだ状態から、画像形成動作等を行うときの引張状態に遷移する。

0045

以下に、本実施例のプリンタ1の印刷動作について説明する。

0046

プリンタ1に電源投入されると、プリンタ1の制御部25は、定着部19の暖気を行い、定着部19の温度が所定の定着温度に達したときに暖気を終了させ、給紙センサ8によりロール紙3の存在を確認し、ロール紙3が存在している場合は、図示しないパーソナルコンピュータ等の上位装置からの印刷データの受信を待って待機する。

0047

ロール紙3が存在していない場合は、給紙センサ8よるロール紙3の先端の検出を待って待機し、給紙センサ8がロール紙3の先端を検出したときに上記したセット動作を行ってロール紙3の先端をカッタ13の手前で待機させ、上位装置からの印刷データの受信を待って待機する。

0048

印刷データの受信を待って待機していた制御部25は、印刷データを受信すると、印刷処理を開始し、ロール紙3を搬送ローラ9、12によりカッタ9を通過させて、画像形成部15の方向へ搬送し、印刷ユニット5に設けられた搬送ローラ16に引渡す。

0049

搬送ローラ16に引渡されたロール紙3の先端を書出センサ13が検出すると、制御部25は画像形成動作を開始し、搬送ローラ16から搬送ベルト18に受渡されたロール紙3を、搬送ベルト18により搬送して画像形成部15の現像ユニット26y、26m、26cを順に通過させる。

0050

このとき、制御部25は、露光ヘッド29からの光を各現像ユニット26の感光体ドラム28に照射して感光体ドラム28の表面に各色の静電潜像を形成し、それぞれの感光体ドラム28の静電潜像にトナーを付着させて各色のトナー像を現像する。

0051

現像された各色のトナー像は、感光体ドラム28と転写ローラ31のニップ部の通過時に、転写ローラ31に印加された転写電圧より、ロール紙3上に各色のトナー像からなる画像が順次に転写され、転写後に搬送ベルト18上に付着したトナーは、ベルトクリーニングブレード24aによって除去され、廃トナータンク24b内に回収される。

0052

トナー像が転写されたロール紙3は、定着部19へ搬送され、定着部19によってトナー像を定着させてロール紙3上に画像が印刷される。
画像が印刷されたロール紙3は、排出ローラ22により排出口7bから印刷ユニット5の外部へ搬送される。

0053

そして、制御部25は、ロール紙3への印刷データの印刷を全て終えると、カッタ9によりロール紙3を切断して所定の長さのカット紙を形成し、搬送ローラ9、12によるロール紙3の搬送を停止させる。

0054

ロール紙3の切断を終えた制御部25は、カット紙を、搬送ローラ16、搬送ベルト18、排出ローラ22等により搬送方向に搬送し、カット紙の後端を排出センサ21が検出した後、一定時間の経過後に、印刷済みのカット紙の印刷ユニット5外への排出を認識し、今回の印刷処理を終了させて新たな印刷データの受信を待って待機する。

0055

このようにして、本実施例のプリンタ1による印刷動作が行われる。

0056

以上説明したように、本実施例では、装置正面に媒体搬送路7の排出口7bが配置され、装置背面側に設けられた給紙口7aからロール紙3を供給するプリンタ1において、ロール紙3の給紙口7aの上流側に、挿入口43を上部に設けた用紙ガイド41を配置したので、挿入口43の視認性を向上させて上方からロール紙3を容易に挿入することができ、ロール紙3のセット時の作業性を向上させることができる。

0057

また、用紙ガイド41のロール紙3の装着部側のガイド部材42aに挿入口43から切欠部45に亘る面取44を設けると共に、用紙ガイド41の下方に切欠部45を設け、切欠部45の搬送面7cに傾斜面46を設けたので、ロール紙3のセット動作時に、ロール紙3の幅方向の両端の用紙ガイド41による規制を容易に解除することができ、ロール紙3の皺の発生を抑制することができる。

0058

更に、ロール紙3の上方からの挿入時に、用紙ガイド41のガイド部材42cの比較的長い内面で、ロール紙3の幅方向の両端部をガイドするので、ロール紙3のスキューを抑制することができる。
なお、本実施例では、用紙ガイド41は、コの字状の断面形状を有するとして説明したが、両端部のガイド部材42cの内面を円弧状に形成して「U」字状とするようにしてもよい。

0059

また、本実施例では、用紙ガイド41の上端面は、平面であるとして説明したが、図13に示すように、用紙ガイド41の上端面に外側に湾曲するラッパ状の挿入ガイド49を設けるようにしてもよい。このようにすれば、ロール紙3の先端の挿入口43への挿入性を向上させることができる。

0060

以下に、図14ないし図19を用いて本実施例のプリンタについて説明する。なお上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の給紙部40に設けられた、ガイド部としての用紙ガイド51は、図14ないし図17に示すように、媒体搬送路7の背面側の給紙口7aの搬送方向上流側の直近に配置される。

0061

用紙ガイド51は、給紙口7aの全幅に亘って設けられた無底の箱状部材であって、平面からなる上端面には矩形の開口が形成され、その開口により形成された矩形の領域が、ロール紙3の先端を挿入する挿入口52として機能する。

0062

用紙ガイド51の幅方向の両側の側板51aの内側には、図15に示すように、それぞれ上部が鍵状に形成されたスライド板53が設けられ、スライド板53は、正面側の板状部材正面板51bという。)に設けられたラック53aとピニオン53bとを有するラックアンドピニオン形式のスライド機構に接続しており、それぞれのスライド板53は、スライドガイド54に沿って幅方向に往復移動する。

0063

用紙ガイド51の正面板51bの内面は、図16に示すように、上記実施例1のガイド部材52bと同様の形状に形成され、背面側の板状部材(背面板51cという。)の内面は平坦な面として形成され、それぞれロール紙3の厚さ方向の両側の面をガイドするガイド面として機能する。

0064

また、両側のスライド板53の内面は、挿入されるロール紙3の幅方向の両端をガイドするガイド面として機能する。
本実施例の用紙ガイド51は、両側の側板51aの下部の外側に設けられた円柱状の軸部55を中心に、ロール紙3の装着部の方向に回動可能に構成される。

0065

また、用紙ガイド51は、図17に示すように、軸部55に挿入され、用紙ガイド51に設けられたピン56aと搬送面7cに両端部を係止されたトーションスプリング等の付勢部材56により、ロール紙3の装着部から離間する方向に付勢される。
本実施例の傾斜面46は、上記実施例1と同様に設けられ、用紙ガイド51の背面板51cには、用紙ガイド51の回動時に背面板51cと傾斜面との接触を避けるための逃げ部57が設けられる。

0066

以下に、本実施例のプリンタ1の媒体供給ユニット4におけるロール紙3のセット動作について説明する。

0067

利用者は、媒体供給ユニット4のセット軸6にロール紙3を装着し、ロール紙3の先端を引き出し、給紙部40の挿入口52に上方から先端を挿入する。このとき、セット軸6と、付勢部材56により、第1の状態としての直立状態となっている挿入口52との間のロール紙3は、長手方向に張力が付与されていない弛緩状態になっている(図9参照)。

0068

利用者が、ロール紙3を更に挿入すると、図18に示すように、先端が傾斜面46に当接する。このとき、本実施例の傾斜面46は、給紙口7aに向って下る方向に傾斜しているので、ロール紙3の更なる挿入に伴ってロール紙3の進入方向が搬送方向に円滑に転向する(図11参照)。

0069

そして、給紙センサ8が、ロール紙3の先端を検出すると、制御部25は、セット動作を開始し、上記実施例1で説明したのと同様にして、ロール紙3の先端をカッタ13の手前で待機させる。

0070

この搬送ローラ9、12によるロール紙3の搬送中に、挿入口52に挿入されていたロール紙3は、セット軸6に装着されているロール紙3の慣性によって引っ張られ、ロール紙3が挿入口52とセット軸6に装着されているロール紙3との間で張った状態になると、ロール紙3の厚さ方向の一方の面が、用紙ガイド51の背面板51cの上端を押圧する。

0071

ロール紙3の先端が更に搬送されると、用紙ガイド51は、付勢部材56の付勢力に抗してロール紙3の装着部側へ回動し、図19に示すように、ロール紙3が引っ張られて、給紙口7aとセット軸6に装着されているロール紙3との間で引張状態にり、用紙ガイド51は、ロール紙3の装着部側へ回動して、第2の状態としての回動状態になる。
このように、本実施例のロール紙3は、上記したセット動作によって、弛んだ状態から、画像形成動作等を行うときの引張状態に遷移する。

0072

以下に、本実施例のプリンタ1の印刷動作について説明する。
プリンタ1に電源が投入されると、プリンタ1の制御部25は、定着部19の暖気を行い、定着部19の温度が所定の定着温度に達したときに暖気を終了させ、給紙センサ8によりロール紙3の存在を確認し、ロール紙3が存在している場合は、上位装置からの印刷データの受信を待って待機する。

0073

ロール紙3が存在していない場合は、給紙センサ8よるロール紙3の先端の検出を待って待機し、給紙センサ8がロール紙3の先端を検出したときに上記したセット動作を行い、ロール紙3の先端を、カッタ13の手前で待機させ、上位装置からの印刷データの受信を待って待機する。

0074

その後の印刷処理の処理動作は、上記実施例1で説明したのと同様であるので、説明を省略する。

0075

このようにして、本実施例のプリンタ1による印刷動作が行われる。

0076

以上説明したように、本実施例では、装置正面に媒体搬送路7の排出口7bが配置され、装置背面側に設けられた給紙口7aからロール紙3を供給するプリンタ1において、ロール紙3の給紙口7aの上流側に、挿入口52を上部に設けた回動可能な用紙ガイド51を配置したので、挿入口52の視認性を向上させて上方からロール紙3を容易に挿入することができ、ロール紙3のセット時の作業性を向上させることができる。

0077

また、用紙ガイド51の内面を矩形の空間とし、下方の搬送面7cに傾斜面46を設けたので、ロール紙3のセット動作時に、比較的長いガイド面で、ロール紙3の厚さ方向の表裏の面と、幅方向の両端部をガイドすることができ、ロール紙3の皺の発生やスキューを抑制することができる。

実施例

0078

なお、本実施例では、用紙ガイド51の上端面は、平面であるとして説明したが、上記実施例1で説明した挿入ガイド49を、用紙ガイド51の上端面に挿入ガイド49を設けるようにしてもよい。この場合に外側に湾曲する湾曲面は、正面板51bと背面板51cとスライド板53の上端面に設けるようにすれば、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることができる。

0079

1プリンタ
2操作表示部
2a表示画面
2b操作キー
3ロール紙
4媒体供給ユニット
4a、5a 上カバー
5印刷ユニット
6セット軸
7媒体搬送路
7a給紙口
7b 排出口
7c 搬送面
8給紙センサ
9、12、16搬送ローラ
11カッタセンサ
13カッタ
15画像形成部
17書出センサ
18搬送ベルト
18a駆動プーリ
18bテンションプーリ
19定着部
21排出センサ
22排出ローラ
23濃度検出部
24クリーニング部
24aベルトクリーニングブレード
24b廃トナータンク
24cクリーニングローラ
25 制御部
26、26y、26m、26c現像ユニット
27トナーカートリッジ
28感光体ドラム
29露光ヘッド
31転写ローラ
40 給紙部
41、41a、41b、51用紙ガイド
42a、42b、42cガイド部材
43、52 挿入口
44 面取
45切欠部
46 傾斜面
47、54スライドガイド
49挿入ガイド
51a側板
51b正面板
51c背面板
53スライド板
53a ラック
53bピニオン
55 軸部
56付勢部材
56aピン
57 逃げ部

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