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技術 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路

出願人 シャープ株式会社
発明者 坪井秀和山田昇平横枕一成高橋宏樹
出願日 2017年3月22日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2017-055589
公開日 2020年5月28日 (6ヶ月経過) 公開番号 2020-080444
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 洗濯機器 離脱条件 定数情報 不活動状態 キッチン機器 測定識別子 ギャップパターン 生活機器
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図面 (20)

課題

効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置通信方法および集積回路に関する技術を提供すること。

解決手段

1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置が、第1のSRBおよび第2のSRBを介してそれぞれの前記報告設定を受信し、第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める。

概要

背景

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation
Partnership Project:3GPP)において検討されている。

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。

概要

効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置通信方法および集積回路に関する技術を提供すること。1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置が、第1のSRBおよび第2のSRBを介してそれぞれの前記報告設定を受信し、第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める。

目的

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、該端末装置と通信する基地局装置、該端末装置に用いられる通信方法、該基地局装置に用いられる通信方法、該端末装置に実装される集積回路、該基地局装置に実装される集積回路を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置であって、前記測定設定には、測定対象報告設定測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、第1のシグナリング無線ベアラ(第1のSRB)および第2のシグナリング無線ベアラ(第2のSRB)を介してそれぞれの前記報告設定を受信する受信部と、前記第1のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第1の測定結果を前記第1のSRBを介して送信し、前記第2のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第2の測定結果を前記第2のSRBを介して送信する送信部とを備え、前記第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、前記第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める端末装置。

請求項2

前記第1のSRBから通知される信号に基づいて、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断する請求項1記載の端末装置。

請求項3

端末装置に測定設定を送信する基地局装置(第1の基地局装置)であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、前記端末装置から他の基地局装置(第2の基地局装置)に通知される測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断する制御部と、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを示す情報を前記端末装置に送信する送信部とを備える基地局装置。

請求項4

1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置に適用される通信方法であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、第1のシグナリング無線ベアラ(第1のSRB)および第2のシグナリング無線ベアラ(第2のSRB)を介してそれぞれの前記報告設定を受信するステップと、前記第1のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第1の測定結果を前記第1のSRBを介して送信し、前記第2のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第2の測定結果を前記第2のSRBを介して送信するステップとを含み、前記第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、前記第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める通信方法。

請求項5

端末装置に測定設定を送信する基地局装置(第1の基地局装置)に適用される通信方法であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、前記端末装置から他の基地局装置(第2の基地局装置)に通知される測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断するステップと、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを示す情報を前記端末装置に送信するステップとを含む通信方法。

請求項6

1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置に実装される集積回路であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、第1のシグナリング無線ベアラ(第1のSRB)および第2のシグナリング無線ベアラ(第2のSRB)を介してそれぞれの前記報告設定を受信する機能と、前記第1のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第1の測定結果を前記第1のSRBを介して送信し、前記第2のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第2の測定結果を前記第2のSRBを介して送信する機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、前記第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める集積回路。

請求項7

端末装置に測定設定を送信する基地局装置(第1の基地局装置)に実装される集積回路であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、前記端末装置から他の基地局装置(第2の基地局装置)に通知される測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断する機能と、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを示す情報を前記端末装置に送信する機能とを前記基地局装置に対して発揮させる集積回路。

技術分野

0001

本発明は、端末装置基地局装置通信方法、および、集積回路に関する。

背景技術

0002

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation
Partnership Project:3GPP)において検討されている。

0003

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。

先行技術

0004

RP−161214,NTDOCOMO,”Revision of SI: Study on New Radio Access Technology”,2016年6月
3GPP R2−1700574 http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_AHs/2017_01_NR/Docs/R2−1700574.zip
3GPP R2−1701967 http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_97/Docs/R2−1701967.zip

発明が解決しようとする課題

0005

LTEとNRの両方のRAT(Radio Access Technology)のセルをRAT毎にセルグループ化して端末装置に割り当て、端末装置と1つ以上の基地局装置とが通信する仕組み(EN−DC:E−UTRA−NR Dual Connectivity)が検討されている(非特許文献2)。

0006

さらに、EN−DCでは、基地局装置と端末装置が、一部の無線リソース制御(RRC)測定の設定および報告セルグループ毎に直接行い、通信に用いる適切なセルを選択する仕組みが検討されている(非特許文献3)。

0007

しかしながら、従来のLTEのセルを用いたDC(Dual Connectivity)では、測定の設定および報告は1つのセルグループでのみ行われていたため、これを複数のセルグループに適用すると、基地局装置と端末装置との通信を効率的に行うことができないという課題があった。

0008

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、該端末装置と通信する基地局装置、該端末装置に用いられる通信方法、該基地局装置に用いられる通信方法、該端末装置に実装される集積回路、該基地局装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

0009

(1)上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置であって、前記測定設定には、測定対象報告設定測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、第1のシグナリング無線ベアラ(第1のSRB)および第2のシグナリング無線ベアラ(第2のSRB)を介してそれぞれの前記報告設定を受信する受信部と、前記第1のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第1の測定結果を前記第1のSRBを介して送信し、前記第2のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第2の測定結果を前記第2のSRBを介して送信する送信部とを備え、前記第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、前記第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める。

0010

(2)本発明の第2の態様は、端末装置に測定設定を送信する基地局装置(第1の基地局装置)であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、前記端末装置から他の基地局装置(第2の基地局装置)に通知される測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断する制御部と、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを示す情報を前記端末装置に送信する送信部とを備える。

0011

(3)本発明の第3の態様は、1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置に適用される通信方法であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、第1のシグナリング無線ベアラ(第1のSRB)および第2のシグナリング無線ベアラ(第2のSRB)を介してそれぞれの前記報告設定を受信するステップと、前記第1のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第1の測定結果を前記第1のSRBを介して送信し、前記第2のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第2の測定結果を前記第2のSRBを介して送信するステップとを含み、前記第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、前記第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める。

0012

(4)本発明の第4の態様は、端末装置に測定設定を送信する基地局装置(第1の基地局装置)に適用される通信方法であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対
象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、前記端末装置から他の基地局装置(第2の基地局装置)に通知される測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断するステップと、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを示す情報を前記端末装置に送信するステップとを含む。

0013

(5)本発明の第5の態様は、1または複数の基地局装置から測定設定を受信する端末装置に実装される集積回路であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、第1のシグナリング無線ベアラ(第1のSRB)および第2のシグナリング無線ベアラ(第2のSRB)を介してそれぞれの前記報告設定を受信する機能と、前記第1のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第1の測定結果を前記第1のSRBを介して送信し、前記第2のSRBを介して受信した前記測定識別子に対応する第2の測定結果を前記第2のSRBを介して送信する機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記第1の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、第1のセルグループのサービングセルと第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含め、前記第2の測定結果に含めるサービングセルの測定結果として、前記第2のセルグループのサービングセルの測定結果を含める。

0014

(6)本発明の第6の態様は、端末装置に測定設定を送信する基地局装置(第1の基地局装置)に実装される集積回路であって、前記測定設定には、測定対象と報告設定と測定識別子とが含まれ、前記測定対象には、個々の測定対象を識別するための識別子(測定対象識別子)と測定する周波数に関する情報が少なくとも含まれ、前記報告設定には、個々の報告設定を識別するための識別子(報告設定識別子)と報告する条件に関する情報が少なくとも含まれ、前記測定識別子は、前記測定対象識別子と前記報告設定識別子との組み合わせを示す情報のそれぞれを識別する識別子であり、前記端末装置から他の基地局装置(第2の基地局装置)に通知される測定結果に含めるサービングセルの測定結果に、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを判断する機能と、第1の基地局装置のセルグループのサービングセルの測定結果を含めるか否かを示す情報を前記端末装置に送信する機能とを前記基地局装置に対して発揮させる。

発明の効果

0015

本発明の一態様によれば、端末装置および基地局装置は、効率的に通信を行うことができる。

図面の簡単な説明

0016

本実施形態の無線通信システム概念図である。
本発明の実施形態に係る端末装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る基地局装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る下りリンクスロットの概略構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るサブフレ−ム、スロット、ミニスロットの時間領域における関係を示した図である。
本発明の実施形態に係るスロットまたはサブフレ−ムの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るPSCell(SN)追加に関連する動作の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るSNのSCell追加に関連する動作の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るSNのSCell追加に関連する動作の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るRRC接続再設定メッセージの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るRRC接続再設定メッセージに含まれる要素の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るRRC接続再設定メッセージに含まれる要素の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る測定設定手順の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る測定設定の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る測定設定手順の別の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る測定設定の別の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る測定結果の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るサービングセルの測定結果の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る隣接セルの測定結果の一例を示す図である。

実施例

0017

以下、本発明の実施形態について説明する。

0018

本実施形態の無線通信システム、および無線ネットワークについて説明する。

0019

LTE(およびLTE−A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい。またNRは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。LTEは、NRに含まれる技術として定義されてもよい。また、NRとDual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。

0020

図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置2および基地局装置3を具備する。また、基地局装置3は、1または複数の送受信点4(transmission reception point:TRP)を具備してもよい。基地局装置3は、基地局装置3によって制御される通信可能範囲(通信エリア)を1つまたは複数のセルとして端末装置2をサーブしてもよい。基地局装置3は、コアネットワーク装置を含んでもよい。また、基地局装置3は、1または複数の送受信点4によって制御される通信可能範囲(通信エリア)を1つまたは複数のセルとして端末装置2をサーブしてもよい。また、1つのセルを複数の部分領域(Beamed area、またはBeamed cellとも称する)にわけ、それぞれの部分領域において端末装置2をサーブしてもよい。ここで、部分領域は、ビ−ムフォーミングで使用されるビ−ムのインデックスクワコロケ−ションのインデックスあるいはプリコ−ディングのインデックスに基づいて識別されてもよい。

0021

基地局装置3がカバ−する通信エリアは周波数毎にそれぞれ異なる広さ、異なる形状で
あっても良い。また、カバ−するエリアが周波数毎に異なっていてもよい。また、基地局装置3の種別セル半径の大きさが異なるセルが、同一の周波数または異なる周波数に混在して1つの通信システムを形成している無線ネットワークのことを、ヘテロジニアスネットワークと称する。

0022

基地局装置3から端末装置2への無線通信リンクを下りリンクと称する。端末装置2から基地局装置3への無線通信リンクを上りリンクと称する。端末装置2から他の端末装置2への直接無線通信リンクサイドリンクと称する。

0023

図1において、端末装置2と基地局装置3の間の無線通信および/または端末装置2と他の端末装置2の間の無線通信では、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic
Prefix)を含む直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、シングルキャリア周波数多重(SC−FDM:Single−Carrier Frequency Division Multiplexing)、離散フ−リエ変換拡散OFDM(DFT−S−OFDM:Discrete Fourier Transform Spread OFDM)、マルチキャリア符号分割多重(MC−CDM:Multi−Carrier Code Division Multiplexing)が用いられてもよい。

0024

また、図1において、端末装置2と基地局装置3の間の無線通信および/または端末装置2と他の端末装置2の間の無線通信では、ユニバ−サルフィルタマルチキャリア(UFMC:Universal−Filtered Multi−Carrier)、フィルタOFDM(F−OFDM:Filtered OFDM)、窓が乗算されたOFDM(Windowed OFDM)、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC:Filter−Bank Multi−Carrier)が用いられてもよい。

0025

なお、本実施形態ではOFDMを伝送方式としてOFDMシンボルで説明するが、上述の他の伝送方式の場合を用いた場合も本発明に含まれる。例えば、本実施形態におけるOFDMシンボルはSC−FDMシンボル(SC−FDMA(Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボルと称される場合もある)であってもよい。

0026

また、図1において、端末装置2と基地局装置3の間の無線通信および/または端末装置2と他の端末装置2の間の無線通信では、CPを用いない、あるいはCPの代わりにゼロパディングをした上述の伝送方式が用いられてもよい。また、CPやゼロパディングは前方と後方の両方に付加されてもよい。

0027

端末装置2は、セルの中を通信エリアとみなして動作する。端末装置2は、非無線接続時(アイドル状態、RRC_IDLE状態とも称する)において、セル再選択手順によって別の適切なセルへ移動してもよい。端末装置2は、無線接続時(コネクティッド状態、RRC_CONNECTED状態とも称する)において、ハンドオ−バ手順によって別のセルへ移動してもよい。適切なセルとは、一般的に、基地局装置3から示される情報に基づいて端末装置2のアクセス禁止されていないと判断されるセルであって、かつ、下りリンクの受信品質が所定の条件を満たすセルのことを示す。また、端末装置2は、不活動状態インアクティブ状態とも称する)において、セル再選択手順によって別の適切なセルへ移動してもよい。端末装置2は、不活動状態において、ハンドオ−バ手順によって別のセルへ移動してもよい。

0028

端末装置2がある基地局装置3と通信可能であるとき、その基地局装置3のセルのうち、端末装置2との通信に使用されるように設定されているセルを在圏セル(Servin
g cell、サービングセル)と称して、その他の通信に使用されないセルは周辺セル(Neighboring cell)と称してよい。また、サービングセルにおいて必要となるシステム情報の一部あるいは全部は、端末装置2に対して、別のセルで報知または通知される場合もある。

0029

本実施形態では、端末装置2に対して1つまたは複数のサービングセルが設定される。複数のサービングセルが端末装置2に対して設定された場合、設定された複数のサービングセルは、1つのプライマリセルと1つまたは複数のセカンダリセルとを含んでよい。プライマリセルは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション確立(connection re−establishment)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオ−バプロシージャにおいてプライマリセルと指示されたセルでもよい。RRC(Radio Resource Control)接続が確立された時点、または、RRC接続が確立された後に、1つまたは複数のセカンダリセルが設定されてもよい。また、プライマリセル(PCell)を含む1つまたは複数のサービングセルで構成されるセルグループ(マスターセルグループ(MCG)とも称する)と、プライマリセルを含まず、少なくともランダムアクセス手順が実施可能であり非活性状態とならないプライマリセカンダリセル(PSCell)を含む1つまたは複数のサービングセルで構成される1つまたは複数のセルグループ(セカンダリセルグループ(SCG)とも称する)とが端末装置2に対して設定されてもよい。マスターセルグループは1つのプライマリセルと0個以上のセカンダリセルで構成される。セカンダリセルグループは1つのプライマリセカンダリセルと0個以上のセカンダリセルで構成される。また、MCGとSCGの何れかはLTEのセルで構成されるセルグループであってもよい。

0030

本実施形態の無線通信システムは、TDD(Time Division Duplex)および/またはFDD(Frequency Division Duplex)が適用されてよい。複数のセルの全てに対してTDD(Time Division Duplex)方式またはFDD(Frequency Division Duplex)方式が適用されてもよい。また、TDD方式が適用されるセルとFDD方式が適用されるセルが集約されてもよい。

0031

下りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリア下りリンクコンポーネントキャリア(あるいは下りリンクキャリア)と称する。上りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを上りリンクコンポーネントキャリア(あるいは上りリンクキャリア)と称する。サイドリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアをサイドリンクコンポーネントキャリア(あるいはサイドリンクキャリア)と称する。下りリンクコンポーネントキャリア、上りリンクコンポーネントキャリア、および/またはサイドリンクコンポーネントキャリアを総称してコンポーネントキャリア(あるいはキャリア)と称する。

0032

本実施形態の物理チャネルおよび物理信号について説明する。ただし、下りリンク物理チャネルおよび/または下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号と称してもよい。上りリンク物理チャネルおよび/または上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号と称してもよい。下りリンク物理チャネルおよび/または上りリンク物理チャネルを総称して、物理チャネルと称してもよい。下りリンク物理信号および/または上りリンク物理信号を総称して、物理信号と称してもよい。

0033

図1において、端末装置2と基地局装置3の下りリンク無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。

0034

・NR−PBCH(New Radio Physical Broadcast CHannel)
・NR−PDCCH(New Radio Physical Downlink Control CHannel)
・NR−PDSCH(New Radio Physical Downlink Shared CHannel)

0035

NR−PBCHは、端末装置2が必要とする重要なシステム情報(Essential
information)を含む重要情報ブロックMIB:Master Information Block、EIB:Essential Information Block)を基地局装置3が報知するために用いられる。ここで、1つまたは複数の重要情報ブロックは、重要情報メッセージとして送信されてもよい。例えば、重要情報ブロックにはフレーム番号(SFN:System Frame Number)の一部あるいは全部を示す情報(例えば、複数のフレームで構成されるスーパーフレーム内における位置に関する情報)が含まれてもよい。例えば、無線フレーム(10ms)は、1msのサブフレームの10個で構成され、無線フレームは、フレーム番号で識別される。フレーム番号は、1024で0に戻る(Wrap around)。また、セル内の領域ごとに異なる重要情報ブロックが送信される場合には領域を識別できる情報(例えば、領域を構成する基地送信ビーム識別子情報)が含まれてもよい。ここで、基地局送信ビームの識別子情報は、基地局送信ビーム(プリコーディング)のインデックスを用いて示されてもよい。また、セル内の領域ごとに異なる重要情報ブロック(重要情報メッセージ)が送信される場合にはフレーム内の時間位置(例えば、当該重要情報ブロック(重要情報メッセージ)が含まれるサブフレーム番号)を識別できる情報が含まれてもよい。すなわち、異なる基地局送信ビームのインデックスが用いられた重要情報ブロック(重要情報メッセージ)の送信のそれぞれが行われるサブフレーム番号のそれぞれを決定するための情報が含まれてもよい。例えば、重要情報には、セルへの接続やモビリティのために必要な情報が含まれてもよい。また、重要情報メッセージはシステム情報メッセージの一部であってもよい。また、重要情報メッセージの一部あるいは全部が、最少システム情報(Minimum SI)と称されてもよい。あるセルにおける有効な最少システム情報のすべてが取得できない場合に、端末装置2は、そのセルをアクセスが禁止されたセル(Barred Cell)とみなしてもよい。また、最少システム情報の一部のみがPBCHで報知され、残りの最少システム情報が後述するNR−PSCHで送信されてもよい。

0036

NR−PDCCHは、下りリンクの無線通信(基地局装置3から端末装置2への無線通信)において、下りリンク制御情報(Downlink Control Information:DCI)を送信するために用いられる。ここで、下りリンク制御情報の送信に対して、1つまたは複数のDCI(DCIフォーマットと称してもよい)が定義される。すなわち、下りリンク制御情報に対するフィールドがDCIとして定義され、情報ビットマップされる。

0037

例えば、DCIとして、スケジューリングされたNR−PDSCHに対するHARQACKを送信するタイミング(例えば、NR−PDSCHに含まれる最後のシンボルからHARQ−ACK送信までのシンボル数)示す情報を含むDCIが定義されてもよい。

0038

例えば、DCIとして、1つのセルにおける1つの下りリンクの無線通信NR−PDSCH(1つの下りリンクトランスポートブロックの送信)のスケジューリングのために用いられるDCIが定義されてもよい。

0039

例えば、DCIとして、1つのセルにおける1つの上りリンクの無線通信NR−PUS
CH(1つの上りリンクトランスポートブロックの送信)のスケジューリングのために用いられるDCIが定義されてもよい。

0040

ここで、DCIには、NR−PDSCHあるいはNR−PUSCHのスケジューリングに関する情報が含まれる。ここで、下りリンクに対するDCIを、下りリンクグラント(downlink grant)、または、下りリンクアサインメント(downlink assignment)とも称する。ここで、上りリンクに対するDCIを、上りリンクグラント(uplink grant)、または、上りリンクアサインメント(Uplink assignment)とも称する。

0041

NR−PDSCHは、媒介アクセス(MAC:Medium Access Control)からの下りリンクデータ(DL−SCH:Downlink Shared CHannel)の送信に用いられる。また、システム情報(SI:System Information)やランダムアクセス応答(RAR:Random Access Response)などの送信にも用いられる。

0042

ここで、基地局装置3と端末装置2は、上位層(higher layer)において信号をやり取り(送受信)する。例えば、基地局装置3と端末装置2は、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層において、RRCシグナリング(RRC message:Radio Resource Control message、RRC information:Radio Resource C
ontrol informationとも称される)を送受信してもよい。また、基地局装置3と端末装置2は、MAC(Medium Access Control)層において、MACコントロールエレメントを送受信してもよい。ここで、RRCシグナリング、および/または、MACコントロールエレメントを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。ここでの上位層は、物理層から見た上位層を意味するため、MAC層RRC層RLC層PDCP層、NAS層などの一つまたは複数を含んでもよい。例えば、MAC層の処理において上位層とは、RRC層、RLC層、PDCP層、NAS層などの一つまたは複数を含んでもよい。

0043

NR−PDSCHは、RRCシグナリング、および、MACコントロールエレメントを送信するために用いられてもよい。ここで、基地局装置3から送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置2に対して共通のシグナリングであってもよい。また、基地局装置3から送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置2に対して専用のシグナリング(dedicated signalingとも称する)であってもよい。すなわち、端末装置固有(UEスペフィック)な情報は、ある端末装置2に対して専用のシグナリングを用いて送信されてもよい。

0044

NR−PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために用いられてもよい。NR−PRACHは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャ、ハンドオーバプロシージャ、コネクション再確立(connection re−establishment)プロシージャ、上りリンク送信に対する同期(タイミング調整)、およびNR−PUSCH(UL−SCH)リソースの要求を示すために用いられてもよい。

0045

図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理信号が用いられる。ここで、下りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
同期信号(Synchronization signal:SS
参照信号(Reference Signal:RS)

0046

同期信号は、端末装置2が下りリンクの周波数領域および時間領域の同期をとるために用いられる。同期信号は、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)およびセカンダリ同期信号(Second Synchronization Signal)を含んでよい。また、同期信号は、端末装置2がセル識別子(セルID:Cell Identifier、PCI:Physical Cell Identifierとも称する)を特定するために用いられてもよい。また、同期信号は、下りリンクビームフォーミングにおいて基地局装置3が用いる基地局送信ビームおよび/または端末装置2が用いる端末受信ビームの選択/識別/決定に用いられてよい。すなわち、同期信号は、基地局装置3によって下りリンク信号に対して適用された基地局送信ビームのインデックスを、端末装置2が選択/識別/決定するために用いられてもよい。NRにおいて用いられる同期信号、プライマリ同期信号およびセカンダリ同期信号をそれぞれNR−SS、NR−PSS、NR−SSSと称してもよい。また、同期信号は、セルの品質を測定するために用いられてもよい。例えば同期信号の受信電力(SSRP)や受信品質(SSRQ)が測定に用いられてよい。また、同期信号は、一部の下りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられてもよい。

0047

下りリンクの参照信号(以下、本実施形態では単に参照信号とも記載する)は、用途等に基づいて複数の参照信号に分類されてよい。例えば、参照信号には以下の参照信号の1つまたは複数が用いられてよい。

0048

・DMRS(Demodulation Reference Signal)
・CSI−RS(Channel State Information Reference Signal)
・PTRS(Phase Tracking Reference Signal)
MRS(Mobility Reference Signal)

0049

DMRSは、受信した変調信号復調時の伝搬路補償に用いられてよい。DMRSは、NR−PDSCHの復調用、NR−PDCCHの復調用、および/またはNR−PBCHの復調用のDMRSを総じてDMRSと称してもよいし、それぞれ個別に定義されてもよい。

0050

CSI−RSは、チャネル状態測定に用いられてよい。PTRSは、端末の移動等により位相トラックするために使用されてよい。MRSは、ハンドオーバのための複数の基地局装置からの受信品質を測定するために使用されてよい。

0051

また、参照信号には、位相雑音補償するための参照信号が定義されてもよい。

0052

ただし、上記複数の参照信号の少なくとも一部は、他の参照信号がその機能を有してもよい。

0053

また、上記複数の参照信号の少なくとも1つ、あるいはその他の参照信号が、セルに対して個別に設定されるセル固有参照信号(Cell−specific reference signal;CRS)、基地局装置3あるいは送受信点4が用いる送信ビーム毎のビーム固有参照信号(Beam−specific reference signal;BRS)、および/または、端末装置2に対して個別に設定される端末固有参照信号(UE−specific reference signal;URS)として定義されてもよい。

0054

また、参照信号の少なくとも1つは、無線パラメータサブキャリア間隔などのヌメロ
ロジーやFFTの窓同期などができる程度の細かい同期(Fine synchronization)に用いられて良い。

0055

また、参照信号の少なくとも1つは、無線リソース測定(RRM:Radio Resource Measurement)に用いられてよい。また、参照信号の少なくとも1つは、ビームマネジメントに用いられてよい。無線リソース測定のことを以下では単に測定とも称する。

0056

また、参照信号の少なくとも1つに、同期信号が含まれてもよい。

0057

図1において、端末装置2と基地局装置3の上りリンク無線通信(端末装置2から基地局装置3の無線通信)では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。

0058

・NR−PUCCH(New Radio Physical Uplink Control CHannel)
・NR−PUSCH(New Radio Physical Uplink Shared CHannel)
・NR−PRACH(New Radio Physical Random Access CHannel)

0059

NR−PUCCHは、上りリンク制御情報(Uplink Control Information:UCI)を送信するために用いられる。ここで、上りリンク制御情報には、下りリンクのチャネルの状態を示すために用いられるチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)が含まれてもよい。また、上りリンク制御情報には、UL−SCHリソースを要求するために用いられるスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)が含まれてもよい。また、上りリンク制御情報には、HARQ−ACK(Hybrid Automatic Repeat request ACKnowledgement)が含まれてもよい。HARQ−ACKは、下りリンクデータ(Transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit:MACPDU,Downlink−Shared Channel:DL−SCH)に対するHARQ−ACKを示してもよい。

0060

NR−PUSCHは、媒介アクセス(MAC:Medium Access Control)からの上りリンクデータ(UL−SCH:Uplink Shared CHannel)の送信に用いられる。また、上りリンクデータと共にHARQ−ACKおよび/またはCSIを送信するために用いられてもよい。また、CSIのみ、または、HARQ−ACKおよびCSIのみを送信するために用いられてもよい。すなわち、UCIのみを送信するために用いられてもよい。

0061

NR−PUSCHは、RRCシグナリング、および、MACコントロールエレメントを送信するために用いられてもよい。ここで、NR−PUSCHは、上りリンクに置いてUEの能力(UE Capability)の送信に用いられてもよい。

0062

なお、NR−PDCCHとNR−PUCCHには同一の呼称(例えばNR−PCCH)および同一のチャネル定義が用いられてもよいし。NR−PDSCHとNR−PUSCHには同一の呼称(例えばNR−PSCH)および同一のチャネル定義が用いられてもよい。

0063

BCH、UL−SCHおよびDL−SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(Medium Access Control:MAC)層で用いられるチャネルをトランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位を、トランスポートブロック(transport block:TB)またはMACPDU(Protocol Data Unit)とも称する。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)デ−タの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコ−ドワードにマップされ、コ−ドワード毎に符号化処理が行なわれる。

0064

本実施形態の無線プロトコル構造について説明する。

0065

本実施形態では、端末装置2及び基地局装置3のユーザデータを扱うプロトコルスタックユーザプレーン(UP(User−plane、U−Plane))プロトコルスタック、制御デ−タを扱うプロトコルスタックを制御プレ−ン(CP(Control−plane、C−Plane))プロトコルスタックと称する。

0066

物理層(Physical layer:PHY層)は、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供する。PHY層は、上位の媒体アクセス制御層(Medium Access Control layer:MAC層)とトランスポートチャネルで接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC層とPHY層とレイヤ(layer:層)間でデ−タが移動する。端末装置2と基地局装置3のPHY層間において、物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われる。

0067

MAC層は、多様な論理チャネルを多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う。MAC層は、上位の無線リンク制御層(Radio Link Control layer:RLC層)とは論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC層は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY層の制御を行う機能、ランダムアクセス手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ。

0068

RLC層は、上位層から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する。また、RLC層は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC層は、デ−タの再送制御等の機能を持つ。

0069

パケットデータコバージェンスプトコル層(Packet Data Convergence Protocol layer:PDCP層)は、ユーザデータであるIPパケット無線区間で効率的に伝送するために、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP層は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい。

0070

さらに、制御プレ−ンプロトコルスタックには、無線リソース制御層(Radio Resource Control layer:RRC層)がある。RRC層は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。基地局装置3と端末装置2のRRC層間で各RBの設定が行われてもよい。

0071

SRBはRRCメッセージとNASメッセージを送信するために用いられる無線ベアラとして定義される。さらに、SRBは、CCCH論理チャネルを用いるRRCメッセージのためのSRB(SRB0)、DCCH論理チャネルを用いるRRCメッセージとSRB2の確立よりも前に送信されるNASメッセージのためのSRB(SRB1)、DCCH論理チャネルを用いるNASメッセージと記録された測定情報(Logged measurement information)などを含むRRCメッセージのためのSRB(SRB2)、が定義されてよい。また、それ以外のSRBが定義されてよい。

0072

MCGSRBは、MCGのSRBを用いて、送信される。MCG Split SRBは、MCGまたはSCGのSRBを用いて、送信されるが、PDCPが、MCG側に配置されるので、本明細書では、MCG SRBとして説明する。すなわち、“MCG SRB“は、“MCG SRBおよび/またはMCG Split SRB“と置き換えてもよい。SCG SRBは、SCGのSRBを用いて、送信される。SCG Split
SRBは、MCGまたはSCGのSRBを用いて、送信されるが、PDCPが、SCG側に配置されるので、本明細書では、SCG SRBとして説明する。すなわち、“SCG SRB“は、“SCG SRBおよび/またはSCG Split SRB“と置き換えてもよい。

0073

また、MCGSRBにはSRB0とSRB1とSRB2とが用意されるかもしれない。また、SCG SRBにはSRB0および/またはSRB1が用意されないかもしれない。

0074

また、MCGSRBでは、NASメッセージおよびRRCメッセージを送ることができ、SCG SRBでは、RRCメッセージを送ることができるようにしてもよい。SCG SRBでは、NASメッセージを送ることができないようにしてもよい。

0075

なお、PHY層は一般的に知られる開放型システム間相互接続(Open Systems Interconnection:OSIモデル階層構造の中で第一層の物理層に対応し、MAC層、RLC層及びPDCP層はOSIモデルの第二層であるデ−タリンク層に対応し、RRC層はOSIモデルの第三層であるネットワーク層に対応する。

0076

上記のMAC層、RLC層及びPDCP層の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。例えば、物理層から見れば、MAC層のコントロ−ルエレメント、およびRRCシグナリングは、上位層の信号である。例えば、MAC層から見れば、RRCシグナリングは、上位層の信号である。RRC層から見れば、MAC層および物理層は、下位層である。RRC層から見て、例えばNAS層は、上層(Upper Layer)とも称する。

0077

また、ネットワークと端末装置2との間で用いられるシグナリングプロトコルは、アクセス層(Access Stratum:AS)プロトコルと非アクセス層(Non−Access Stratum:NAS)プロトコルとに分割される。例えば、RRC層以下のプロトコルは、端末装置2と基地局装置3との間で用いられるアクセス層プロトコルである。また、端末装置2の接続管理(Connection Management:CM)やモビリティ管理(Mobility Management:MM)などのプロトコルは非アクセス層プロトコルであり、端末装置2とコアネットワーク(CN)との間で用いられる。例えば、端末装置2とモバイル管理エンティティ(Mobility Management Entity:MME)との間で、非アクセス層プロトコルを用いた通信が、基地局装置3を介して透過的に行われる。

0078

以下、サブフレ−ムについて説明する。本実施形態ではサブフレ−ムと称するが、リソースユニット無線フレ−ム、時間区間時間間隔などと称されてもよい。また、1つまたは複数のサブフレ−ムが1つの無線フレ−ムを構成してもよい。

0079

図4は、本発明の実施形態に係る下りリンクスロットの概略構成の一例を示す図である。無線フレ−ムのそれぞれは、10ms長である。また、無線フレ−ムのそれぞれは10個のサブフレ−ムおよびX個のスロットから構成される。つまり、1サブフレ−ムの長さは1msである。スロットのそれぞれは、サブキャリア間隔によって時間長が定義される。例えば、OFDMシンボルのサブキャリア間隔が15kHz、NCP(Normal Cyclic Prefix)の場合、X=7あるいはX=14であり、それぞれ0.5msおよび1msである。また、サブキャリア間隔が60kHzの場合は、X=7あるいはX=14であり、それぞれ0.125msおよび0.25msである。図2は、X=7の場合を一例として示している。なお、X=14の場合にも同様に拡張できる。また、上りリンクスロットも同様に定義され、下りリンクスロットと上りリンクスロットは別々に定義されてもよい。

0080

スロットのそれぞれにおいて送信される信号または物理チャネルは、リソースグリッドによって表現されてよい。リソースグリッドは、複数のサブキャリアと複数のOFDMシンボルによって定義される。1つのスロットを構成するサブキャリアの数は、セルの下り
リンクおよび上りリンクの帯域幅にそれぞれ依存する。リソースグリッド内のエレメントのそれぞれをリソースエレメントと称する。リソースエレメントは、サブキャリアの番号とOFDMシンボルの番号とを用いて識別されてよい。

0081

リソースブロックは、ある物理下りリンクチャネル(PDSCHなど)あるいは上りリンクチャネル(PUSCHなど)のリソースエレメントのマッピングを表現するために用いられる。リソースブロックは、仮想リソースブロック物理リソースブロックが定義される。ある物理上りリンクチャネルは、まず仮想リソースブロックにマップされる。その後、仮想リソースブロックは、物理リソースブロックにマップされる。スロットに含まれるOFDMシンボル数X=7で、NCPの場合には、1つの物理リソースブロックは、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルと周波数領域において12個の連続するサブキャリアとから定義される。つまり、1つの物理リソースブロックは、(7×12)個のリソースエレメントから構成される。ECP(Extended CP)の場合、1つの物理リソースブロックは、例えば、時間領域において6個の連続するOFDMシンボルと、周波数領域において12個の連続するサブキャリアとにより定義される。つまり、1つ
の物理リソースブロックは、(6×12)個のリソースエレメントから構成される。このとき、1つの物理リソースブロックは、時間領域において1つのスロットに対応し、15
kHzのサブキャリア間隔の場合、周波数領域において180kHz(60kHzの場合には720kHz)に対応する。物理リソースブロックは、周波数領域において0から番号が付けられている。

0082

次に、サブフレ−ム、スロット、ミニスロットについて説明する。図5は、サブフレ−ム、スロット、ミニスロットの時間領域における関係を示した図である。同図のように、3種類の時間ユニットが定義される。サブフレ−ムは、サブキャリア間隔によらず1msであり、スロットに含まれるOFDMシンボル数は7または14であり、スロット長はサブキャリア間隔により異なる。ここで、サブキャリア間隔が15kHzの場合、1サブフレ−ムには14OFDMシンボル含まれる。そのため、スロット長は、サブキャリア間隔をΔf(kHz)とすると、1スロットを構成するOFDMシンボル数が7の場合、スロット長は0.5/(Δf/15)msで定義されてよい。ここで、Δfはサブキャリア間隔(kHz)で定義されてよい。また、1スロットを構成するOFDMシンボル数が7の
場合、スロット長は1/(Δf/15)msで定義されてよい。ここで、Δfはサブキャリア間隔(kHz)で定義されてよい。さらに、スロットに含まれるOFDMシンボル数をXとしたときに、スロット長はX/14/(Δf/15)msで定義されてもよい。

0083

ミニスロット(サブスロットと称されてもよい)は、スロットに含まれるOFDMシンボル数よりも少ないOFDMシンボルで構成される時間ユニットである。同図はミニスロットが2OFDMシンボルで構成される場合を一例として示している。ミニスロット内のOFDMシンボルは、スロットを構成するOFDMシンボルタイミングに一致してもよい。なお、スケジュリング最小単位はスロットまたはミニスロットでよい。

0084

図6は、スロットまたはサブフレ−ム(サブフレ−ムタイプ)の一例を示す図である。ここでは、サブキャリア間隔15kHzにおいてスロット長が0.5msの場合を例として示している。同図において、Dは下りリンク、Uは上りリンクを示している。同図に示されるように、ある時間区間内(例えば、システムにおいて1つのUEに対して割り当てなければならない最小の時間区間)においては、
・下りリンクパ−ト(デュレ−ション)
ギャップ
・上りリンクパ−ト(デュレ−ション)
のうち1つまたは複数を含んでよい。

0085

図6(a)は、ある時間区間(例えば、1UEに割当可能な時間リソースの最小単位、またはタイムユニットなどとも称されてよい。また、時間リソースの最小単位を複数束ねてタイムユニットと称されてもよい。)で、全て下りリンク送信に用いられている例であり、図6(b)は、最初の時間リソースで例えばPCCHを介して上りリンクのスケジュ
−リングを行い、PCCHの処理遅延及び下りから上り切り替え時間、送信信号の生成のためのギャップを介して上りリンク信号を送信する。図6(c)は、最初の時間リソースで下りリンクのPCCHおよび/または下りリンクのPSCHの送信に用いられ、処理遅延及び下りから上りの切り替え時間、送信信号の生成のためのギャップを介してPSCHまたはPCCHの送信に用いられる。ここで、一例としては、上りリンク信号はHARQ−ACKおよび/またはCSI、すなわちUCIの送信に用いられてよい。図6(d)は、最初の時間リソースで下りリンクのPCCHおよび/または下りリンクのPSCHの送信に用いられ、処理遅延及び下りから上りの切り替え時間、送信信号の生成のためのギャップを介して上りリンクのPSCHおよび/またはPCCHの送信に用いられる。ここで、一例としては、上りリンク信号は上りリンクデ−タ、すなわちUL−SCHの送信に用いられてもよい。図6(e)は、全て上りリンク送信(上りリンクのPSCHまたはPCCH)に用いられている例である。

0086

上述の下りリンクパ−ト、上りリンクパ−トは、LTEと同様複数のOFDMシンボルで構成されてよい。

0087

LTEの測定(measurement)について、説明を行う。

0088

基地局装置3は、端末装置2に対して、RRCシグナリング(無線リソース制御信号)のRRC接続再設定(RRCConnectionReconfiguration)メッセージを使って、測定設定(Measurement configuration)メッセージを送信する。端末装置2は、測定設定(Measurement configuration)メッセージに含まれるシステム情報を設定するとともに、通知されたシステム情報に従って、サービングセルおよび隣接セル(リストセル(listed cell)および/または検出セル(detected cell)を含む)に対する測定、イベント評価、測定報告を行う。リストセルは、測定対象(Measurement
object)にリストされているセル(基地局装置3から端末装置2へ隣接セルリストとして通知されているセル)であり、検出セルは、測定対象(Measurement object)によって指示された周波数において端末装置2が検出したが、測定対象(Measurement object)にはリストされていないセル(隣接セルリストとして通知されていない端末装置2自身が検出したセル)である。

0089

測定(measurement)には、3つのタイプ(周波数内測定(intra−frequency measurements)、周波数間測定(inter−frequency measurements)、無線アクセス技術間測定(inter−RAT measurements))がある。周波数内測定(intra−frequency measurements)は、サービングセルの下りリンク周波数(下りリンク周波数)での測定である。周波数間測定(inter−frequency measurements)は、サービングセルの下りリンク周波数とは異なる周波数での測定である。無線アクセス技術間測定(inter−RAT measurements)は、サービングセルの無線技術(例えばEUTRA)とは異なる無線技術(例えばUTRA、GERAN,CDMA2000など)での測定である。さらに、無線アクセス技術間測定には、NRの測定が含まれてもよい。

0090

測定設定(Measurement configuration)メッセージには、測定識別子(measId)、測定対象(Measurement objects)、報告設定(Reporting configurations)の設定の追加および/または修正および/または削除、数量設定(quantityConfig)、測定ギャップ設定(measGapConfig)、サービングセル品質閾値(s−Measure)などが含まれる。

0091

<数量設定(quantityConfig)>
数量設定(quantityConfig)は、測定対象(Measurement objects)がEUTRAの場合、第3層フィルタ係数(L3 filtering
coefficient)を指定する。第3層フィルタ係数(L3 filtering coefficient)は、最新の測定結果と、過去のフィルタリング測定結果との比(割合)を規定する。フィルタリング結果は、端末装置2でイベント評価に利用される。

0092

<測定ギャップ設定(measGapConfig)>
測定ギャップ設定(measGapConfig)は、測定ギャップパターン(measurement gap pattern)の設定や、測定ギャップ(measurement gap)の活性化(activation)/非活性化(deactivation)を制御するために利用される。測定ギャップ設定(measGapConfig)では、測定ギャップを活性化させる場合の情報として、ギャップパターン(gap pattern)、開始システムフレ−ム番号(startSFN)、開始サブフレ−ム番号(startSubframeNumber)が通知される。ギャップパターン(gap pattern)は、測定ギャップ(measurement gap)として、どのパターンを使うかを規定する。開始システムフレ−ム番号(startSFN)は、測定ギャップ(measurement gap)を開始するSFN(System Frame Number)を規定する。開始サブフレ−ム番号(startSubframeNumber)は、測定ギャップ(measurement gap)を開始するサブフレ−ム番号を規定する。

0093

<サービングセル品質閾値(s−Measure)>
サービングセル品質閾値(s−Measure)は、サービングセルの品質に関する閾
値を表し、端末装置2が測定(measurement)を行う必要があるか否かを制御するために利用される。サービングセル品質閾値(s−Measure)は、参照信号受信電力(RSRP)に対する値として設定される。

0094

<測定識別子(measId)>
ここで、測定識別子(measId)は、測定対象(Measurement objects)と、報告設定(Reporting configurations)とをリンクさせるために利用され、具体的には、測定対象識別子(measObjectId)と報告設定識別子(reportConfigId)とをリンクさせる。測定識別子(measId)には、一つの測定対象識別子(measObjectId)と一つの報告設定識別子(reportConfigId)が対応付けられる。測定設定(Measurement configuration)メッセージは、測定識別子(measId)、測定対象(Measurement objects)、報告設定(Reporting configurations)の関係に対して追加・修正・削除することが可能である。

0095

measObjectToRemoveListは、指定された測定対象識別子(measObjectId)および指定された測定対象識別子(measObjectId)に対応する測定対象(Measurement objects)を削除するコマンドである。この際、指定された測定対象識別子(measObjectId)に対応付けられたすべての測定識別子(measId)は、削除される。このコマンドは、同時に複数の測定対象識別子(measObjectId)の指定が可能である。

0096

measObjectToAddModifyListは、指定された測定対象識別子(measObjectId)を指定された測定対象(Measurement objects)に修正、または、指定された測定対象識別子(measObjectId)と指定された測定対象(Measurement objects)を追加するコマンドである。このコマンドは、同時に複数の測定対象識別子(measObjectId)の指定が可能である。

0097

reportConfigToRemoveListは、指定された報告設定識別子(reportConfigId)および指定された報告設定識別子(reportConfigId)に対応する報告設定(Reporting configurations)を削除するコマンドである。この際、指定された報告設定識別子(reportConfigId)に対応付けられたすべての測定識別子(measId)は、削除される。このコマンドは、同時に複数の報告設定識別子(reportConfigId)の指定が可能である。

0098

reportConfigToAddModifyListは、指定された報告設定識別子(reportConfigId)を指定された報告設定(Reporting configurations)に修正、または、指定された報告設定識別子(reportConfigId)と指定された報告設定(Reporting configurations)を追加するコマンドである。このコマンドは、同時に複数の報告設定識別子(reportConfigId)の指定が可能である。

0099

measIdToRemoveListは、指定された測定識別子(measId)を削除するコマンドである。この際、指定された測定識別子(measId)に対応付けられた測定対象識別子(measObjectId)と報告設定識別子(reportConfigId)は、削除されずに維持される。このコマンドは、同時に複数の測定識別子(measId)の指定が可能である。

0100

measIdToAddModifyListは、指定された測定識別子(measId)を指定された測定対象識別子(measObjectId)と指定された報告設定識別子(reportConfigId)に対応付けるように修正、または、指定された測定対象識別子(measObjectId)と指定された報告設定識別子(reportConfigId)を指定された測定識別子(measId)に対応付けし、指定された測定識別子(measId)を追加するコマンドである。このコマンドは、同時に複数の測定識別子(measId)の指定が可能である。

0101

<測定対象(Measurement objects)>
測定対象(Measurement objects)は、RATおよび周波数ごとに規定されている。また、報告設定(Reporting configurations)は、EUTRAに対する規定と、EUTRA以外のRATに対する規定がある。

0102

測定対象(Measurement objects)には、測定対象識別子(measObjectId)と対応付けられた測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)、測定対象UTRA(measObjectUTRA)、測定対象GERAN(measObjectGERAN)、測定対象CDMA2000(measObjectCDMA2000)、測定対象WLAN(measObjectWLAN)などが含まれる。また、測定対象(Measurement objects)には、測定対象識別子(measObjectId)と対応付けられた測定対象NR(measObjectNR)が含まれてもよい。

0103

測定対象識別子(measObjectId)は、測定対象(Measurement
objects)の設定を識別するために使用する識別子である。測定対象(Measurement objects)の設定は、前述のように、無線アクセス技術(RAT)および周波数ごとに規定されている。測定対象(Measurement objects)は、EUTRA、UTRA、GERAN、CDMA2000に対して別途仕様化されている。EUTRAに対する測定対象(Measurement objects)である測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)は、EUTRAの隣接セルに対して適用される情報を規定する。また、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)のなかで異なる周波数のものは異なる測定対象(Measurement objects)として扱われ、別途測定対象識別子(measObjectId)が割り当てられる。

0104

測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)には、EUTRA搬送波周波数情報(eutra−CarrierInfo)、測定帯域幅(measurementBandwidth)、オフセット周波数(offsetFreq)、隣接セルリスト(neighbour cell list)に関する情報、ブラックリスト(black
list)に関する情報が含まれる。

0105

次に、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)に含まれる情報ついて説明する。EUTRA搬送波周波数情報(eutra−CarrierInfo)は、測定対象とする搬送波周波数を指定する。測定帯域幅(measurementBandwidth)は、測定対象とする搬送波周波数で動作する全ての隣接セル共通な測定帯域幅を示す。オフセット周波数(offsetFreq)は、測定対象とする周波数において適用される測定オフセット値を示す。

0106

隣接セルリスト(neighbour cell list)に関する情報は、イベント評価や、測定報告の対象となる隣接セルに関する情報を含む。隣接セルリスト(nei
ghbour cell list)に関する情報としては、物理セル識別子(physical cell ID)や、セル固有オフセット(cellIndividualOffset、隣接セルに対して適用する測定オフセット値を示す)などが含まれている。この情報は、EUTRAの場合、端末装置2が、既に、報知情報(報知されるシステム情報)から既に取得している隣接セルリスト(neighbour cell list)に対して、追加・修正または削除を行うための情報として利用される。

0107

また、ブラックリスト(black list)に関する情報は、イベント評価や、測定報告の対象とならない隣接セルに関する情報を含む。ブラックリスト(black list)に関する情報としては、物理セル識別子(physical cell ID)などが含まれる。この情報は、EUTRAの場合、端末装置2が、既に、報知情報から取得しているブラックセルリスト(black listed cell list)に対して、追加・修正または削除を行うための情報として利用される。

0108

<報告設定(Reporting configurations)>
報告設定(Reporting configurations)には、報告設定識別子(reportConfigId)と対応付けられた報告設定EUTRA(reportConfigEUTRA)などが含まれる。

0109

報告設定識別子(reportConfigId)は、測定に関する報告設定(Reporting configurations)を識別するために使用する識別子である。測定に関する報告設定(Reporting configurations)は、前述のように、EUTRAに対する規定と、EUTRA以外のRAT(UTRA、GERAN、CDMA2000)に対する規定がある。EUTRAに対する報告設定(Reporting configurations)である報告設定EUTRA(reportConfigEUTRA)は、EUTRAにおける測定の報告に利用するイベントのトリガ条件(triggering criteria)を規定する。

0110

また、報告設定EUTRA(reportConfigEUTRA)には、イベント識別子(eventId)、トリガ量(triggerQuantity)、ヒステリシス(hysteresis)、トリガ時間(timeToTrigger)、報告量(reportQuantity)、最大報告セル数(maxReportCells)、報告間隔(reportInterval)、報告回数(reportAmount)が含まれる。

0111

次に、報告設定EUTRA(reportConfigEUTRA)について説明する。イベント識別子(eventId)は、イベントトリガ報告(event triggered reporting)に関する条件(criteria)を選択するために利用される。ここで、イベントトリガ報告(event triggered reporting)とは、イベントトリガ条件を満たした場合に、測定を報告する方法である。この他に、イベントトリガ条件を満たした場合に、一定間隔で、ある回数だけ測定を報告するというイベントトリガ定期報告(event triggered periodic
reporting)もある。

0112

イベントトリガ条件としては、後述の8種類が少なくとも規定されている。すなわち、イベント識別子(eventId)によって指定されたイベントトリガ条件を満たした場合、端末装置2は、基地局装置3に対して、測定報告(measurement report)を行う。トリガ量(triggerQuantity)は、イベントトリガ条件を評価するために利用する量である。すなわち、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)、または、参照信号受信品
質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)が指定される。すなわち、端末装置2は、このトリガ量(triggerQuantity)によって指定された量を利用して、下りリンク参照信号の測定を行い、イベント識別子(eventId)で指定されたイベントトリガ条件を満たしているか否かを判定する。ヒステリシス(hysteresis)は、イベントトリガ条件で利用されるパラメータである。トリガ時間(timeToTrigger)は、イベントトリガ条件を満たすべき期間を示す。報告量(reportQuantity)は、測定報告(measurement report)において報告する量を示す。ここでは、トリガ量(triggerQuantity)で指定した量、または、参照信号受信電力(RSRP)および参照信号受信品質(RSRQ)が指定される。ここで、参照信号受信品質(RSRQ)は、(N*RSRP)/(EUTRA CarrierRSSI)で表される比である。受信信号強度(EUTRA Carrier RSSI)は、全受信信号電力の強さを示し、測定帯域幅はシステム帯域幅と同じである。Nは受信信号強度(EUTRA Carrier RSSI)の測定帯域幅に関するリソースブロック(RB:Resource Block)数である。最大報告セル数(maxReportCells)は、測定報告(measurement report)に含めるセルの最大数を示す。報告間隔(reportInterval)は、定期報告(periodical reporting)またはイベントトリガ定期報告(event triggered periodic reporting)に対して利用され、報告間隔(reportInterval)で示される間隔ごとに定期報告する。報告回数(reportAmount)は、必要に応じて、定期報告(periodical reporting)を行う回数を規定する。

0113

尚、後述のイベントトリガ条件で利用する閾値パラメータオフセットパラメータ(a1_Threshold、a2_Threshold、a3_Offset、a4_Threshold、a5_Threshold1、a5_Threshold2、a6_O
ffset、c1_Threshold、c2_Offset)は、報告設定EUTRA(reportConfigEUTRA)において、イベント識別子(eventId)と一緒に、端末装置2へ通知される。

0114

<イベントトリガ条件について>
測定報告(measurement report)をするためのイベントトリガ条件が複数定義されており、それぞれ加入条件離脱条件がある。すなわち、基地局装置3から指定されたイベントに対する加入条件を満たした端末装置2は、基地局装置3に対して測定報告(measurement report)を送信する。また、基地局装置3から指定されたイベントに対する離脱条件を満たした端末装置2は、基地局装置3から離脱条件を満たす場合に報告をトリガするように設定されていた場合(報告設定にreportOnLeaveが含まれる場合)に、基地局装置3に対して測定報告(measurement report)を送信する。以下が、各イベントに対する加入条件と離脱条件である。

0115

<イベント(Event)A1>
イベント(Event)A1加入条件:Ms−Hys>a1_Threshold
イベント(Event)A1離脱条件:Ms+Hys<a1_Threshold
<イベント(Event)A2>
イベント(Event)A2加入条件:Ms−Hys<a2_Threshold
イベント(Event)A2離脱条件:Ms+Hys>a2_Threshold
<イベント(Event)A3>
イベント(Event)A3加入条件:Mn+Ofn+Ocn−Hys>Ms+Ofs+Ocs+a3_Offset
イベント(Event)A3離脱条件:Mn+Ofn+Ocn+Hys<Ms+Ofs+Ocs+a3_Offset
<イベント(Event)A4>
イベント(Event)A4加入条件:Mn+Ofn+Ocn−Hys>a4_Threshold
イベント(Event)A4離脱条件:Mn+Ofn+Ocn+Hys<a4_Threshold
<イベント(Event)A5>
イベント(Event)A5加入条件:Ms−Hys<a5_Threshold1,Mn+Ofn+Ocn-Hys>a5_Threshold2
イベント(Event)A5離脱条件:Ms+Hys>a5_Threshold1,Mn+Ofn+Ocn+Hys<a5_Threshold2
<イベント(Event)A6>
イベント(Event)A6加入条件:Mn+Ocn−Hys>Ms+Ocs+a6_Offset
イベント(Event)A6離脱条件:Mn+Ocn+Hys<Ms+Ocs+a6_Offset
<イベント(Event)C1>
イベント(Event)C1加入条件:Mcr+Ocr−Hys>c1_Threshold
イベント(Event)C1離脱条件:Mcr+Ocr+Hys>c1_Threshold
<イベント(Event)C2>
イベント(Event)C2加入条件:Mcr+Ocr−Hys>Mref+Oref+c2_Offset
イベント(Event)C2離脱条件:Mcr+Ocr+Hys>Mref+Oref+c2_Offset

0116

ここで、Msとは、サービングセルに対する測定結果である(セル特有の測定オフセット値を考慮しない)。Mnとは、隣接セル(neighbour cell)に対する測定結果である。Mcrとは、CSI−RSリソースの測定結果である(いずれの測定オフセット値も考慮しない)。Mrefとは、参照CSI−RSリソースの測定結果である(いずれの測定オフセット値も考慮しない)。参照CSI−RSリソースは、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)で通知されるc2−RefCSI−RSとして定義される。Hysとは、対象とするイベントに対するヒステリシスパラメータである。

0117

Ofnとは、隣接セルの周波数に対する周波数特有の測定オフセット値である。Ofnは、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)のオフセット周波数(offsetFreq)に相当する。周波数内測定(intra−frequency measurements)の場合、Ofnは、Ofsと同じである。周波数間測定(inter−frequency measurements)の場合、Ofnは、サービングセルとは異なる下りリンク周波数に対応する測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)に含まれるオフセット周波数(offsetFreq)である。

0118

Ocnとは、隣接セルに対するセル特有の測定オフセット値である。Ocnは、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)のセル固有オフセット(cellIndividualOffset)に相当する。Ocnが設定されていない場合は、測定オフセット値を0とする。周波数内測定(intra−frequency measurements)の場合、Ocnは、サービングセルと同じ下りリンク周波数の測定対象E
UTRA(measObjectEUTRA)に含まれるセル固有オフセット(cellIndividualOffset)である。周波数間測定(inter−frequency measurements)の場合、Ocnは、サービングセルとは異なる下りリンク周波数に対応する測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)に含まれるセル固有オフセット(cellIndividualOffset)である。

0119

Ocrとは、CSI−RS特有の測定オフセット値である。Ocrは、CSI−RSリソースの周波数に関連する測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)のCSI−RS固有オフセット(csi−RS−IndividualOffset)に相当する。Ocrが設定されていない場合は、測定オフセット値を0とする。

0120

Ofsとは、サービングセルの周波数に対する周波数特有のオフセット値である。Ofsは、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)のオフセット周波数(offsetFreq)に相当する。

0121

Ocsとは、サービングセルに対するセル特有の測定オフセット値である。Ocsは、サービングセルの周波数の測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)のセル固有オフセット(cellIndividualOffset)に含まれる。

0122

a1_Thresholdとは、イベントA1に対して利用される閾値パラメータである。a2_Thresholdとは、イベントA2に対して利用される閾値パラメータである。a3_Offsetとは、イベントA3に対して利用されるオフセットパラメータである。a4_Thresholdとは、イベントA4に対して利用される閾値パラメータである。a5_Threshold1とa5_Threshold2とは、イベントA5に対して利用される閾値パラメータである。a6_Offsetとは、イベントA6に対して利用されるオフセットパラメータである。c1_Thresholdとは、イベントC1に対して利用される閾値パラメータである。c2_Offsetとは、イベントC2に対して利用されるオフセットパラメータである。

0123

端末装置2はサービングセルの測定結果Ms及び隣接セルの測定結果Mnにより各イベントを発生する。サービングセルの測定結果Msが、各パラメータの適用後、閾値a1_Thresholdよりよい場合、イベントA1が発生し、閾値a2_Thresholdより悪い場合、イベントA2が発生する。隣接セルの測定結果Mnが、各パラメータの適用後、サービングセル測定結果Ms及びオフセットa3_Offsetより良い場合、イベントA3が発生し、隣接セルの測定結果Mnが、各パラメータの適用後、閾値a4_Thresholdより良い場合、イベントA4が発生する。サービングセルの測定結果Msが、各パラメータの適用後、閾値a5_Threshold1より悪い且つ隣接セルの測定結果Mnが、各パラメータの適用後、閾値a5_Threshold2より良い場合、イベントA5が発生する。

0124

また、EUTRA以外のRATに対する報告設定(Reporting configurations)である報告設定InterRAT(reportConfigInterRAT)には、EUTRA以外のRATにおける測定の報告に利用するイベントのトリガ条件(triggering criteria)が複数定義されている。例えば、隣接セル(他のRAT)の測定結果が、各パラメータの適用後、RAT毎に設定される閾値b1_Thresholdより良い場合、イベントB1が発生する。また、PCellの測定結果が、各パラメータの適用後、閾値b2_Threshold1より悪い且つ隣接セル(他のRAT)の測定結果が、各パラメータの適用後、RAT毎に設定される閾値b2_Threshold2より良い場合、イベントB2が発生する。

0125

尚、基地局装置3は、サービングセル品質閾値(s−Measure)を通知する場合と通知しない場合がある。基地局装置3がサービングセル品質閾値(s−Measure)を通知する場合、端末装置2は、サービングセル(serving cell)の品質(RSRP値)がサービングセル品質閾値(s−Measure)よりも低いときに、隣接セルの測定と、イベント評価(イベントトリガ条件を満たすか否か、報告条件(Reporting criteria)の評価とも言う)を行う。一方、基地局装置3がサービングセル品質閾値(s−Measure)を通知しない場合、端末装置2は、サービングセルの品質(RSRP値)によらず、隣接セルの測定と、イベント評価を行う。

0126

<Measurement Resultについて>
イベントトリガ条件を満たした端末装置2は、基地局装置3に対して、測定報告(Measurement report)を送信する。測定報告(Measurement report)には、測定結果(Measurement result)が含まれる。

0127

この測定結果(Measurement result)は、測定識別子(measId)、サービングセル測定結果(measResultServing)、EUTRA測定結果リスト(measResultListEUTRA)で構成される。ここで、EUTRA測定結果リスト(measResultListEUTRA)には、物理セル識別子(physicalCellIdentity)、EUTRAセル測定結果(measResultEUTRA)が含まれる。

0128

ここで、測定識別子(measId)とは、前述のように、測定対象識別子(measObjectId)と報告設定識別子(reportConfigId)とのリンクに利用されていた識別子である。また、サービングセル測定結果(measResultServing)は、サービングセルに対する測定結果であり、サービングセルに対する参照信号受信電力(RSRP)および参照信号受信品質(RSRQ)の両方の結果を報告する。サービングセルに対する測定結果は、測定結果には必ず含まれる。また、物理セル識別子(physicalCellIdentity)は、セルを識別するために利用する。EUTRAセル測定結果(measResultEUTRA)は、EUTRAセルに対する測定結果である。隣接セルの測定結果は関連するイベントの発生時にのみ含まれる。

0129

NRの測定(measurement)は、LTEと同等の測定設定および測定報告の仕組みが用いられてもよい。例えば、NRの測定設定(Measurement configuration)メッセージに、測定識別子(measId)、測定対象(Measurement objects)、報告設定(Reporting configurations)の設定の追加および/または修正および/または削除、数量設定(quantityConfig)、測定ギャップ設定(measGapConfig)、サービングセル品質閾値(s−Measure)などが含まれてよい。

0130

また、測定対象NR(measObjectNR)には、NR搬送波周波数情報(eutra−CarrierInfo)、測定帯域幅(measurementBandwidth)、オフセット周波数(offsetFreq)、隣接セルリスト(neighbour cell list)に関する情報、ブラックリスト(black list)に関する情報の一部あるいは全部が含まれてよい。

0131

また、報告設定NR(reportConfigNR)にはイベントトリガ報告に関する情報が含まれてよい。イベントトリガ条件としては、LTEのイベントA1からA6と同等のイベントが少なくとも含まれてよい。

0132

また、参照信号受信電力(RSRP)は、測定に同期信号が用いられる場合には、同期
信号受信電力(SSRP)に置き換えられてもよい。同様に、参照信号受信品質(RSRQ)は、測定に同期信号が用いられる場合には、同期信号受信品質(SSRQ)に置き換えられてもよい。

0133

以下にNRの測定(measurement)の一例を示す。なお、メッセージに含まれる情報および/またはメッセージの構造は一例であり、これに限定されるものではない。

0134

基地局装置3は、端末装置2に対して、RRCシグナリング(無線リソース制御信号)のRRC接続再設定(RRCConnectionReconfiguration)メッセージを使って、測定設定(Measurement configuration)メッセージを送信する。端末装置2は、測定設定(Measurement configuration)メッセージに含まれるシステム情報を設定するとともに、通知されたシステム情報に従って、サービングセルおよび隣接セル(リストセル(listed cell)および/または検出セル(detected cell)を含む)に対する測定、イベント評価、測定報告を行う。リストセルは、測定対象(Measurement object)にリストされているセル(基地局装置3から端末装置2へ隣接セルリストとして通知されているセル)であり、検出セルは、測定対象(Measurement object)によって指示された周波数において端末装置2が検出したが、測定対象(Measurement object)にはリストされていないセル(隣接セルリストとして通知されていない端末装置2自身が検出したセル)である。

0135

測定(measurement)には、3つのタイプ(周波数内測定(intra−frequency measurements)、周波数間測定(inter−frequency measurements)、無線アクセス技術間測定(inter−RAT measurements))がある。周波数内測定(intra−frequency measurements)は、サービングセルの下りリンク周波数(下りリンク周波数)での測定である。周波数間測定(inter−frequency measurements)は、サービングセルの下りリンク周波数とは異なる周波数での測定である。無線アクセス技術間測定(inter−RAT measurements)は、サービングセルの無線技術(例えばNR)とは異なる無線技術(例えばEUTRA、UTRA、GERAN,CDMA2000など)での測定である。

0136

測定設定(Measurement configuration)メッセージには、測定識別子(measId)、測定対象(Measurement objects)、報告設定(Reporting configurations)の設定の追加および/または修正および/または削除、数量設定(quantityConfig)、測定ギャップ設定(measGapConfig)、サービングセル品質閾値(s−Measure)などが含まれる。

0137

<数量設定(quantityConfig)>
数量設定(quantityConfig)は、測定対象(Measurement objects)がNRまたはEUTRAの場合、第3層フィルタ係数(L3 filtering coefficient)を指定してもよい。第3層フィルタ係数(L3 filtering coefficient)は、最新の測定結果と、過去のフィルタリング測定結果との比(割合)を規定する。フィルタリング結果は、端末装置2でイベント評価に利用される。

0138

<測定ギャップ設定(measGapConfig)>
測定ギャップ設定(measGapConfig)は、測定ギャップパターン(mea
surement gap pattern)の設定や、測定ギャップ(measurement gap)の活性化(activation)/非活性化(deactivation)を制御するために利用される。測定ギャップ設定(measGapConfig)では、測定ギャップを活性化させる場合の情報として、ギャップパターン(gap pattern)、開始システムフレ−ム番号(startSFN)、開始サブフレ−ム番号(startSubframeNumber)が通知される。ギャップパターン(gap pattern)は、測定ギャップ(measurement gap)として、どのパターンを使うかを規定する。開始システムフレ−ム番号(startSFN)は、測定ギャップ(measurement gap)を開始するSFN(System Frame Number)を規定する。開始サブフレ−ム番号(startSubframeNumber)は、測定ギャップ(measurement gap)を開始するサブフレ−ム番号を規定する。また、測定ギャップ設定はセル毎あるいはセルグループ毎に独立して設定されてもよい。

0139

<サービングセル品質閾値(s−Measure)>
サービングセル品質閾値(s−Measure)は、サービングセルの品質に関する閾値を表し、端末装置2が測定(measurement)を行う必要があるか否かを制御するために利用される。サービングセル品質閾値(s−Measure)は、参照信号受信電力(RSRP)または同期信号受信電力(SSRP)に対する値として設定される。

0140

<測定識別子(measId)>
ここで、測定識別子(measId)は、測定対象(Measurement objects)と、報告設定(Reporting configurations)とをリンクさせるために利用され、具体的には、測定対象識別子(measObjectId)と報告設定識別子(reportConfigId)とをリンクさせる。測定識別子(measId)には、一つの測定対象識別子(measObjectId)と一つの報告設定識別子(reportConfigId)が対応付けられる。測定設定(Measurement configuration)メッセージは、測定識別子(measId)、測定対象(Measurement objects)、報告設定(Reporting configurations)の関係に対して追加・修正・削除することが可能である。

0141

measObjectToRemoveListは、指定された測定対象識別子(measObjectId)および指定された測定対象識別子(measObjectId)に対応する測定対象(Measurement objects)を削除するコマンドである。この際、指定された測定対象識別子(measObjectId)に対応付けられたすべての測定識別子(measId)は、削除される。このコマンドは、同時に複数の測定対象識別子(measObjectId)の指定が可能である。

0142

measObjectToAddModifyListは、指定された測定対象識別子(measObjectId)を指定された測定対象(Measurement objects)に修正、または、指定された測定対象識別子(measObjectId)と指定された測定対象(Measurement objects)を追加するコマンドである。このコマンドは、同時に複数の測定対象識別子(measObjectId)の指定が可能である。

0143

reportConfigToRemoveListは、指定された報告設定識別子(reportConfigId)および指定された報告設定識別子(reportConfigId)に対応する報告設定(Reporting configurations)を削除するコマンドである。この際、指定された報告設定識別子(reportCon
figId)に対応付けられたすべての測定識別子(measId)は、削除される。このコマンドは、同時に複数の報告設定識別子(reportConfigId)の指定が可能である。

0144

reportConfigToAddModifyListは、指定された報告設定識別子(reportConfigId)を指定された報告設定(Reporting configurations)に修正、または、指定された報告設定識別子(reportConfigId)と指定された報告設定(Reporting configurations)を追加するコマンドである。このコマンドは、同時に複数の報告設定識別子(reportConfigId)の指定が可能である。

0145

measIdToRemoveListは、指定された測定識別子(measId)を削除するコマンドである。この際、指定された測定識別子(measId)に対応付けられた測定対象識別子(measObjectId)と報告設定識別子(reportConfigId)は、削除されずに維持される。このコマンドは、同時に複数の測定識別子(measId)の指定が可能である。

0146

measIdToAddModifyListは、指定された測定識別子(measId)を指定された測定対象識別子(measObjectId)と指定された報告設定識別子(reportConfigId)に対応付けるように修正、または、指定された測定対象識別子(measObjectId)と指定された報告設定識別子(reportConfigId)を指定された測定識別子(measId)に対応付けし、指定された測定識別子(measId)を追加するコマンドである。このコマンドは、同時に複数の測定識別子(measId)の指定が可能である。

0147

<測定対象(Measurement objects)>
測定対象(Measurement objects)は、RATおよび周波数ごとに規定されている。また、報告設定(Reporting configurations)は、NRに対する規定と、NR以外のRATに対する規定がある。

0148

測定対象(Measurement objects)には、測定対象識別子(measObjectId)と対応付けられた測定対象NR(measObjectNR)、測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)、測定対象UTRA(measObjectUTRA)、測定対象GERAN(measObjectGERAN)、測定対象CDMA2000(measObjectCDMA2000)、測定対象WLAN(measObjectWLAN)などが含まれる。

0149

測定対象識別子(measObjectId)は、測定対象(Measurement
objects)の設定を識別するために使用する識別子である。測定対象(Measurement objects)の設定は、前述のように、無線アクセス技術(RAT)および周波数ごとに規定されている。測定対象(Measurement objects)は、NR、EUTRA、UTRA、GERAN、CDMA2000に対して別途仕様化されている。NRに対する測定対象(Measurement objects)である測定対象NR(measObjectNR)は、NRの隣接セルに対して適用される情報を規定する。また、測定対象NR(measObjectNR)のなかで異なる周波数のものは異なる測定対象(Measurement objects)として扱われ、別途測定対象識別子(measObjectId)が割り当てられる。

0150

測定対象NR(measObjectNR)には、NR搬送波周波数情報(nr−CarrierInfo)、測定帯域幅(measurementBandwidth)、オ
フセット周波数(offsetFreq)、隣接セルリスト(neighbour cell list)に関する情報、ブラックリスト(black list)に関する情報の一部あるいは全部が含まれてよい。

0151

次に、測定対象NR(measObjectNR)に含まれる情報ついて説明する。NR搬送波周波数情報(nr−CarrierInfo)は、測定対象とする搬送波周波数を指定する。測定帯域幅(measurementBandwidth)は、測定対象とする搬送波周波数で動作する全ての隣接セル共通な測定帯域幅を示す。オフセット周波数(offsetFreq)は、測定対象とする周波数において適用される測定オフセット値を示す。

0152

隣接セルリスト(neighbour cell list)に関する情報は、イベント評価や、測定報告の対象となる隣接セルに関する情報を含む。隣接セルリスト(neighbour cell list)に関する情報としては、物理セル識別子(physical cell ID)や、セル固有オフセット(cellIndividualOffset、隣接セルに対して適用する測定オフセット値を示す)などが含まれている。この情報は、NRの場合、端末装置2が、既に、報知情報(報知されるシステム情報)から既に取得している隣接セルリスト(neighbour cell list)に対して、追加・修正または削除を行うための情報として利用されてよい。

0153

また、ブラックリスト(black list)に関する情報は、イベント評価や、測定報告の対象とならない隣接セルに関する情報を含む。ブラックリスト(black list)に関する情報としては、物理セル識別子(physical cell ID)などが含まれる。この情報は、NRの場合、端末装置2が、既に、報知情報から取得しているブラックセルリスト(black listed cell list)に対して、追加・修正または削除を行うための情報として利用されてよい。

0154

<報告設定(Reporting configurations)>
報告設定(Reporting configurations)には、報告設定識別子(reportConfigId)と対応付けられた報告設定NR(reportConfigNR)などが含まれる。

0155

報告設定識別子(reportConfigId)は、測定に関する報告設定(Reporting configurations)を識別するために使用する識別子である。測定に関する報告設定(Reporting configurations)は、前述のように、NRに対する規定と、NR以外のRAT(EUTRA、UTRA、GERAN、CDMA2000)に対する規定がある。NRに対する報告設定(Reporting configurations)である報告設定NR(reportConfigNR)は、NRにおける測定の報告に利用するイベントのトリガ条件(triggering criteria)を規定する。

0156

また、報告設定NR(reportConfigNR)には、イベント識別子(eventId)、トリガ量(triggerQuantity)、ヒステリシス(hysteresis)、トリガ時間(timeToTrigger)、報告量(reportQuantity)、最大報告セル数(maxReportCells)、報告間隔(reportInterval)、報告回数(reportAmount)の一部あるいは全部が含まれてよい。

0157

次に、報告設定NR(reportConfigNR)について説明する。イベント識別子(eventId)は、イベントトリガ報告(event triggered r
eporting)に関する条件(criteria)を選択するために利用される。ここで、イベントトリガ報告(event triggered reporting)とは、イベントトリガ条件を満たした場合に、測定を報告する方法である。この他に、イベントトリガ条件を満たした場合に、一定間隔で、ある回数だけ測定を報告するというイベントトリガ定期報告(event triggered periodic reporting)もある。

0158

イベントトリガ条件としては、後述の6種類が少なくとも規定されてよい。イベント識別子(eventId)によって指定されたイベントトリガ条件を満たした場合、端末装置2は、基地局装置3に対して、測定報告(measurement report)を行う。トリガ量(triggerQuantity)は、イベントトリガ条件を評価するために利用する量である。すなわち、同期信号受信電力(SSRP)、または、同期信号受信品質(SSRQ)が指定される。すなわち、端末装置2は、このトリガ量(triggerQuantity)によって指定された量を利用して、下りリンクの同期信号の測定を行い、イベント識別子(eventId)で指定されたイベントトリガ条件を満たしているか否かを判定する。ヒステリシス(hysteresis)は、イベントトリガ条件で利用されるパラメータである。トリガ時間(timeToTrigger)は、イベントトリガ条件を満たすべき期間を示す。報告量(reportQuantity)は、測定報告(measurement report)において報告する量を示す。ここでは、トリガ量(triggerQuantity)で指定した量、または、同期信号受信電力(SSRP)または同期信号受信品質(SSRQ)が指定される。ここで、同期信号受信品質(SSRQ)は、(N*SSRP)/(NR CarrierRSSI)で表される比である。受信信号強度(NR Carrier RSSI)は、全受信信号電力の強さを示し、測定帯域幅はシステム帯域幅と同じである。Nは受信信号強度(NR Carrier RSSI)の測定帯域幅に関するリソースブロック(RB:Resource Block)数である。最大報告セル数(maxReportCells)は、測定報告(measurement report)に含めるセルの最大数を示す。報告間隔(reportInterval)は、定期報告(periodical reporting)またはイベントトリガ定期報告(event triggered periodic reporting)に対して利用され、報告間隔(reportInterval)で示される間隔ごとに定期報告する。報告回数(reportAmount)は、必要に応じて、定期報告(periodical reporting)を行う回数を規定する。

0159

尚、後述のイベントトリガ条件で利用する閾値パラメータやオフセットパラメータ(a1_Threshold、a2_Threshold、a3_Offset、a4_Threshold、a5_Threshold1、a5_Threshold2、a6_O
ffset)は、報告設定NR(reportConfigNR)において、イベント識別子(eventId)と一緒に、端末装置2へ通知される。

0160

<イベントトリガ条件について>
測定報告(measurement report)をするためのイベントトリガ条件が複数定義されており、それぞれ加入条件と離脱条件がある。すなわち、基地局装置3から指定されたイベントに対する加入条件を満たした端末装置2は、基地局装置3に対して測定報告(measurement report)を送信する。また、基地局装置3から指定されたイベントに対する離脱条件を満たした端末装置2は、基地局装置3から離脱条件を満たす場合に報告をトリガするように設定されていた場合(報告設定にreportOnLeaveが含まれる場合)に、基地局装置3に対して測定報告(measurement report)を送信する。以下が、各イベントに対する加入条件と離脱条件である。

0161

<イベント(Event)A1>
イベント(Event)A1加入条件:Ms−Hys>a1_Threshold
イベント(Event)A1離脱条件:Ms+Hys<a1_Threshold
<イベント(Event)A2>
イベント(Event)A2加入条件:Ms−Hys<a2_Threshold
イベント(Event)A2離脱条件:Ms+Hys>a2_Threshold
<イベント(Event)A3>
イベント(Event)A3加入条件:Mn+Ofn+Ocn−Hys>Ms+Ofs+Ocs+a3_Offset
イベント(Event)A3離脱条件:Mn+Ofn+Ocn+Hys<Ms+Ofs+Ocs+a3_Offset
<イベント(Event)A4>
イベント(Event)A4加入条件:Mn+Ofn+Ocn−Hys>a4_Threshold
イベント(Event)A4離脱条件:Mn+Ofn+Ocn+Hys<a4_Threshold
<イベント(Event)A5>
イベント(Event)A5加入条件:Ms−Hys<a5_Threshold1,Mn+Ofn+Ocn-Hys>a5_Threshold2
イベント(Event)A5離脱条件:Ms+Hys>a5_Threshold1,Mn+Ofn+Ocn+Hys<a5_Threshold2
<イベント(Event)A6>
イベント(Event)A6加入条件:Mn+Ocn−Hys>Ms+Ocs+a6_Offset
イベント(Event)A6離脱条件:Mn+Ocn+Hys<Ms+Ocs+a6_Offset

0162

ここで、Msとは、サービングセルに対する測定結果である(セル特有の測定オフセット値を考慮しない)。Mnとは、隣接セル(neighbour cell)に対する測定結果である。Hysとは、対象とするイベントに対するヒステリシスパラメータである。

0163

Ofnとは、隣接セルの周波数に対する周波数特有の測定オフセット値である。Ofnは、測定対象NR(measObjectNR)のオフセット周波数(offsetFreq)に相当する。周波数内測定(intra−frequency measurements)の場合、Ofnは、Ofsと同じである。周波数間測定(inter−frequency measurements)の場合、Ofnは、サービングセルとは異なる下りリンク周波数に対応する測定対象NR(measObjectNR)に含まれるオフセット周波数(offsetFreq)である。

0164

Ocnとは、隣接セルに対するセル特有の測定オフセット値である。Ocnは、測定対象NR(measObjectNR)のセル固有オフセット(cellIndividualOffset)に相当する。Ocnが設定されていない場合は、測定オフセット値を0とする。周波数内測定(intra−frequency measurements)の場合、Ocnは、サービングセルと同じ下りリンク周波数の測定対象NR(measObjectNR)に含まれるセル固有オフセット(cellIndividualOffset)である。周波数間測定(inter−frequency measurements)の場合、Ocnは、サービングセルとは異なる下りリンク周波数に対応する測定対象EUTRA(measObjectEUTRA)に含まれるセル固有オフセット(
cellIndividualOffset)である。

0165

Ofsとは、サービングセルの周波数に対する周波数特有のオフセット値である。Ofsは、測定対象NR(measObjectNR)のオフセット周波数(offsetFreq)に相当する。

0166

Ocsとは、サービングセルに対するセル特有の測定オフセット値である。Ocsは、サービングセルの周波数の測定対象NR(measObjectNR)のセル固有オフセット(cellIndividualOffset)に含まれる。

0167

a1_Thresholdとは、イベントA1に対して利用される閾値パラメータである。a2_Thresholdとは、イベントA2に対して利用される閾値パラメータである。a3_Offsetとは、イベントA3に対して利用されるオフセットパラメータである。a4_Thresholdとは、イベントA4に対して利用される閾値パラメータである。a5_Threshold1とa5_Threshold2とは、イベントA5に対して利用される閾値パラメータである。a6_Offsetとは、イベントA6に対して利用されるオフセットパラメータである。

0168

端末装置2はサービングセルの測定結果Ms及び隣接セルの測定結果Mnにより各イベントを発生する。サービングセルの測定結果Msが、各パラメータの適用後、閾値a1_Thresholdよりよい場合、イベントA1が発生し、閾値a2_Thresholdより悪い場合、イベントA2が発生する。隣接セルの測定結果Mnが、各パラメータの適用後、サービングセル測定結果Ms及びオフセットa3_Offsetより良い場合、イベントA3が発生し、隣接セルの測定結果Mnが、各パラメータの適用後、閾値a4_Thresholdより良い場合、イベントA4が発生する。サービングセルの測定結果Msが、各パラメータの適用後、閾値a5_Threshold1より悪い且つ隣接セルの測定結果Mnが、各パラメータの適用後、閾値a5_Threshold2より良い場合、イベントA5が発生する。

0169

また、NR以外のRATに対する報告設定(Reporting configurations)である報告設定InterRAT(reportConfigInterRAT)には、NR以外のRATにおける測定の報告に利用するイベントのトリガ条件(triggering criteria)が定義されてよい。例えば、隣接セル(他のRAT)の測定結果が、各パラメータの適用後、RAT毎に設定される閾値b1_Thresholdより良い場合、イベントB1が発生されてよい。また、PCellの測定結果が、各パラメータの適用後、閾値b2_Threshold1より悪い且つ隣接セル(他のRAT)の測定結果が、各パラメータの適用後、RAT毎に設定される閾値b2_Threshold2より良い場合、イベントB2が発生されてよい。

0170

尚、基地局装置3は、サービングセル品質閾値(s−Measure)を通知する場合と通知しない場合がある。基地局装置3がサービングセル品質閾値(s−Measure)を通知する場合、端末装置2は、サービングセル(serving cell)の品質(RSRP値あるいはSSRP値)がサービングセル品質閾値(s−Measure)よりも低いときに、隣接セルの測定と、イベント評価(イベントトリガ条件を満たすか否か、報告条件(Reporting criteria)の評価とも言う)を行う。一方、基地局装置3がサービングセル品質閾値(s−Measure)を通知しない場合、端末装置2は、サービングセルの品質(RSRP値あるいはSSRP値)によらず、隣接セルの測定と、イベント評価を行う。

0171

<Measurement Resultについて>
イベントトリガ条件を満たした端末装置2は、基地局装置3に対して、測定報告(Measurement report)を送信する。測定報告(Measurement report)には、測定結果(Measurement result)が含まれる。

0172

この測定結果(Measurement result)は、測定識別子(measId)、サービングセル測定結果(measResultServing)、NR測定結果リスト(measResultListNR)で構成される。ここで、NR測定結果リスト(measResultListNR)には、物理セル識別子(physicalCellIdentity)、NRセル測定結果(measResultNR)が含まれてよい。

0173

ここで、測定識別子(measId)とは、前述のように、測定対象識別子(measObjectId)と報告設定識別子(reportConfigId)とのリンクに利用されていた識別子である。また、サービングセル測定結果(measResultServing)は、サービングセルに対する測定結果であり、サービングセルに対する同期信号受信電力(SSRP)および同期信号受信品質(SSRQ)の両方の結果を報告してもよい。また、物理セル識別子(physicalCellIdentity)は、セルを識別するために利用する。NRセル測定結果(measResultNR)は、NRセルに対する測定結果である。隣接セルの測定結果は関連するイベントの発生時にのみ含まれる。

0174

次に、第1の基地局装置3のセル(第1のセル)をマスターセルグループのプライマリセルとして、接続状態または不活動状態の端末装置2が通信している状態において、第2の基地局装置3のセル(第2のセル)をセカンダリセルグループのセル(例えばプライマリセカンダリセル(PSCell))として追加する動作の一例について説明する。第1の基地局装置3のことをMeNB(Master eNB)またはMN(Master Node)とも称する。また、第2の基地局装置3のことをSeNB(Secondary eNB)またはSN(Secondary Node)とも称する。

0175

第1のセルを含むMCGのセルがLTEのセルであり、第2のセルを含むSCGのセルがLTEのセルである場合について説明する。

0176

第1の基地局装置3は、MCGのSRB(MCG SRB)を介して、プライマリセカンダリセルの候補となるセルの周波数を含む測定対象EUTRAと報告設定EUTRAとを端末装置2に設定する(ステップS71)。端末装置2は、設定された測定対象EUTRAと報告設定EUTRAに基づき測定を開始し(ステップS72)、報告設定EUTRAのトリガ条件に基づき、測定報告をMCG SRBを介して基地局装置3に報告する(ステップS73)。基地局装置3は測定報告に基づき、プライマリセカンダリセルを選択する(ステップS74)。また、基地局装置3は必要であれば、追加の測定設定を端末装置2に設定し、対象となるセルを識別するためのセルグローバル識別子CGI:Cell Grobal Identity)を端末装置2に報告させてもよい。なお、基地局装置3は、上記以外の手段により、プライマリセカンダリセルを選択してもよい。

0177

第1の基地局装置3は、選択したセルの基地局装置3(第2の基地局装置3)に、無線リソースの割り当てを要求するSeNB追加要求(SeNB Addition Request)メッセージを送信する(ステップS75)。SeNB追加要求には、SeNBによる再設定のために使われるUE能力(UE Capability)やMCGの無線リソース設定(radioResourceConfigDedMCG)やMCGのSCell情報や追加要求されるSCGのセル(PSCellおよび/またはSCell)情報が、SCG−ConfigInfoとして含まれてよい。また、MeNBは追加要求対
象のセルの最新の測定結果を提供してもよい。また、SCG−ConfigInfoに含まれるMCGのSCell情報やSCGのセル情報には、各セルを識別するためのインデックス(SCellIndex)情報が含まれてよい。また、SCG−ConfigInfoに含まれるMCGのSCell情報やSCGのセル情報には、セルの物理セル識別子情報(physCellId)やセルの下りリンク周波数情報(dl−CarrierFreq)が含まれてもよい。また、SCellIndexにPCellのインデックス(インデックス0)を加えた全サービングセルを識別するためのインデックス(ServCellIndex)が定義されてもよい。

0178

SeNB追加要求を受信した基地局装置3は、そのリソース要求容認できる場合、端末装置2に対して割り当てる無線リソース設定をSCG−Configとして設定し、SCG−Configを含むSeNB追加要求肯定(SeNB Addition Request Acknowledge)メッセージを第1の基地局装置3に送信する(ステップS76)。

0179

SeNB追加要求肯定メッセージを受信した第1の基地局装置3は、受信した無線リソース設定を是認(endorse)する場合、SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定を含むRRC接続再設定メッセージをMCG SRBを介して端末装置2に送る(ステップS77)。RRC接続再設定メッセージを受信した端末装置2は、新しい設定を適用し、適用に成功した場合、RRC接続再設定完了(RRCConnectionReconfigurationComplete)メッセージをMCG SRBを介して第1の基地局装置3に送る(ステップS78)。

0180

RRC接続再設定完了メッセージを受信した第1の基地局装置3は、第2の基地局装置3に端末装置2の再設定が成功して完了したことを通知してもよい。

0181

RRC接続再設定完了メッセージを送信した端末装置2は、第2の基地局装置3のPSCellとの同期(synchronisation)を実行し、PSCellでの通信を開始する(ステップS79)。なお、端末装置2は、RRC接続再設定完了メッセージを送信する前に第2の基地局装置3のPSCellとの同期を実行してもよい。

0182

以上、MeNBによるPSCell(SeNB)の追加について説明したが、PCellによるPSCell(SeNB)の修正についても、端末装置2から受信した測定報告に基づき、MeNBがSCG−ConfigInfoを含むSeNB修正要求(SeNB
Modification Request)メッセージをSeNBに送信することで実現できる。また、PCellによるPSCell(SeNB)の解放についても、端末装置2から受信した測定報告に基づき、MeNBがSeNB解放要求(SeNB Release Request)メッセージをSeNBに送信することで実現できる。また、PCellによるPSCell(SeNB)の変更についても、端末装置2から受信した測定報告に基づき、MeNBがSeNB追加要求メッセージ変更先のSeNBに送信し、SeNB解放要求メッセージ変更元のSeNBに送信することで実現できる。

0183

第1のセルを含むMCGのセルがNRのセルであり、第2のセルを含むSCGのセルがNRのセルである場合について説明する。この場合、MCGおよびSCGは、NRのRRCメッセージで設定されるかもしれない。MCGに関するパラメータおよびSCGに関するパラメータは、MCG SRBを使って、NRのRRCメッセージで設定されるかもしれない。MCGに関するパラメータは、直接MCG SRBを使って送信されるかもしれない。SCGに関するパラメータは、直接SCGのSRB(SCG SRB)を使って送信されるかもしれない。その場合、端末装置2は、SCG SRBを使って、SCGに関する報告設定を受信し、MCG SRBを使ってMCGに関する報告設定を受信するかも
しれない。

0184

この場合は、MCGのセルがLTEのセルでありSCGのセルがLTEのセルである場合の処理において、測定対象EUTRAと報告設定EUTRAをそれぞれ測定対象NRと報告設定NRに置き換えることにより、同様の処理でPSCellを追加することができるため、詳細な説明を省略する。

0185

ある設定の場合について説明する。この場合、第1のセルを含むMCGのセルがLTE(E−UTRAN)のセルであり、第2のセルを含むSCGのセルがNRのセルであるかもしれない。MCGに関するパラメータがEUTRANのRRCメッセージで設定され、SCGに関するパラメータは、EUTRANのRRCメッセージの中に含まれるNRのRRCメッセージによって設定されるかもしれない。EUTRANのRRCメッセージの中に含まれるMCGに関するパラメータは、直接MCG SRBを使って送信されるかもしれない。NRのRRCメッセージの中に含まれるSCGに関するパラメータは、直接SCG SRBを使って送信されるかもしれない。その場合、端末装置2は、SCG SRBを使って、SCGに関する報告設定を受信し、MCG SRBを使ってMCGに関する報告設定を受信する。

0186

端末装置2は、第1の基地局装置3から、MCGSRBを介して、NRセルの周波数を含む測定対象NRと報告設定InterRATとを設定される。前記NRセルの周波数は、プライマリセカンダリセルの候補を選択するために使われるかもしれない。端末装置2は、設定された測定対象NRと報告設定InterRATに基づき測定を開始し、報告設定InterRATのトリガ条件に基づき、測定報告をMCG SRBを介して基地局装置3に報告する。基地局装置3は測定報告に基づき、プライマリセカンダリセルを選択する。また、基地局装置3は必要であれば、追加の測定設定を端末装置2に設定し、対象となるセルを識別するためのセルグローバル識別子(CGI:Cell Grobal Identity)を端末装置2に報告させてもよい。なお、基地局装置3は、上記以外の手段により、プライマリセカンダリセルを選択してもよい。

0187

第1の基地局装置3(MN)は、選択したセルの基地局装置3(第2の基地局装置3、SN候補)に、無線リソースの割り当てを要求するSN追加要求(SN Addition Request)メッセージを送信する。SN追加要求には、SNによる再設定のために使われるUE能力(UE Capability)やMCGの無線リソース設定(radioResourceConfigDedMCG)や現状のMCGのSCell設定情報(sCellToAddModListMCG)や追加要求されるSCGのセル情報(sCellToAddModListSCG)や解放要求されるSCGのセル情報(sCellToReleaseListSCG)が、SCG−ConfigInfoとして含まれてよい。また、MNは追加要求対象のセルの最新の測定結果を提供してもよい。また、SCG−ConfigInfoに含まれるMCGのSCell情報やSCGのセル情報には、各セルを識別するためのインデックス(SCellIndex)情報が含まれてよい。また、SCG−ConfigInfoには、SCGで使うことのできるSCellIndexの値あるいは範囲を示す情報が含まれてもよい。これにより、SCellIndexをMCGと重複させることなく、SNがMNと独立してSCellIndexを設定することができる。また、SCGで使うことのできるSCellIndexの値あるいは範囲を示す情報は別のメッセージによってMNからSNに通知されてもよい。また、SCGで使用するSCellの数に関する情報がSNからMNに通知されてもよい。また、SCG−ConfigInfoに含まれるMCGのSCell情報やSCGのセル情報には、セルの物理セル識別子情報(physCellId)やセルの下りリンク周波数情報(dl−CarrierFreq)が含まれてもよい。また、SCellIndexにPCellのインデックス(インデックス0)を加えた全サービングセルを識別するための
インデックス(ServCellIndex)が定義されてもよい。

0188

SN追加要求を受信した基地局装置3は、そのリソース要求が容認できる場合、端末装置2に対して割り当てる無線リソース設定をSCG−Configとして設定し、SCG−Configを含むSN追加要求肯定(SN Addition Request Acknowledge)メッセージを第1の基地局装置3に送信する。

0189

SN追加要求肯定メッセージを受信した第1の基地局装置3は、受信した無線リソース設定を是認(endorse)する場合、SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定を含むRRC接続再設定メッセージをMCG SRBを介して端末装置2に送る。RRC接続再設定メッセージを受信した端末装置2は、新しい設定を適用し、適用に成功した場合、RRC接続再設定完了メッセージをMCG SRBを介して第1の基地局装置3に送る。

0190

SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定を含むRRC接続再設定メッセージを受信した端末装置2は、SCG SRBが設定されている場合、SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定に対する応答を、SCG SRBで送ってもよい。より詳細には、SCG SRBが設定されていて、かつ、SCG−Configに関する応答にSCG SRBを使うように設定されている場合に、SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定に対する応答を、SCG SRBで送るようにしてもよい。例えば、SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定を含むRRC接続再設定メッセージを受信した端末装置2は、SCG−Config以外の新しい設定を適用し、適用に成功した場合、RRC接続再設定完了メッセージをMCG SRBを第1の基地局装置3に送る。SCG−Configに関するSCGの無線リソース設定を含むRRC接続再設定メッセージを受信した端末装置2は、SCG−Configの新しい設定を適用し、適用に成功した場合、SCG RRC接続再設定完了メッセージをSCG SRBを第2の基地局装置3に送る。

0191

RRC接続再設定完了メッセージを受信した第1の基地局装置3は、第2の基地局装置3に端末装置2の再設定が成功して完了したことを通知する。

0192

RRC接続再設定完了メッセージを送信した端末装置2は、第2の基地局装置3のPSCellとの同期(synchronisation)を実行し、PSCellでの通信を開始する。なお、端末装置2は、RRC接続再設定完了メッセージを送信する前に第2の基地局装置3のPSCellとの同期を実行してもよい。

0193

以上、MNによるPSCell(SN)の追加について説明したが、PCellによるPSCell(SN)の修正についても、MNがSCG−ConfigInfoを含むSN修正要求(SN Modification Request)メッセージをSNに送信することで実現できる。また、PCellによるPSCell(SN)の解放についても、MNがSN解放要求(SN Release Request)メッセージをSNに送信することで実現できる。また、PCellによるPSCell(SN)の変更についても、MNがSN追加要求メッセージを変更先のSNに送信し、SN解放要求メッセージを変更元のSNに送信することで実現できる。

0194

SNによるPSCell(SN)の修正・解放・変更について説明する。

0195

例えば、MNがMCGSRBを介して、SNがSCG SRBを介して、それぞれ端末装置2に直接測定設定を設定して、端末装置2から測定報告を受信する場合、PSCellの修正・解放・変更が必要であることをSNが認識できる場合がある。

0196

PSCellの修正が必要な場合、SNは、SCG−Configを含むSN修正必要(SN Modification Required)メッセージをMNに送信することでMNにSN修正に必要な情報を通知してもよい。この情報に基づき、MNは、MNによるPSCellの修正を行うことが可能となる。また、端末装置2への設定(RRCConnectionReconfiguration)が成功した場合、MNはSN修正確認(SN Modification Confirm)メッセージをSNに送信してもよい。

0197

PSCellの解放が必要な場合、SNは、SN解放必要(SN Release Required)メッセージをMNに送信することでMNにSN解放が必要であることを通知してもよい。この情報に基づき、MNは、MNによるPSCellの解放を行うことが可能となる。また、MNはSN解放確認(SN Release Confirm)メッセージをSNに送信してもよい。

0198

SNの変更を伴うPSCellの変更が必要な場合、SNは、SCG−ConfigInfoの一部の情報(例えば、変更先SNのSCGのセル情報(sCellToAddModListSCG))を含むSN変更必要(SN Change Required)メッセージをMNに送信することによって、MNにSN変更に必要な情報を通知してもよい。この情報に基づき、MNは、変更先SNに対してSN追加要求メッセージを送信し、追加要求が成功した場合に変更元SNに対してSN解放メッセージを送信することが可能となる。

0199

次に、第1の基地局装置3(MN)のセル(第1のセル)をマスターセルグループのプライマリセルとして、第2の基地局装置3(SN)のセル(第2のセル)をセカンダリセルグループのプライマリセカンダリセルとして、接続状態または不活動状態の端末装置2が通信している状態において、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのSCellを追加するときの動作の一例について説明する。ただしこの動作は、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのSCellを追加する目的に限定されない。

0200

MNがMCGにおいてSCellを追加する場合、MCGのSCellに既に割り当てられたSCellIndexおよびSCGのSCellに既に割り当てられたSCellIndexと重複しないSCellIndexを選択し、追加するセルに割り当てる。追加されたSCellを含むMCGのSCell設定情報は、SCG−ConfigInfoのsCellToAddModListMCGに含められSNに通知されてもよい。

0201

SNがSCGにおいてSCellを追加する場合であって、先だって受信するSN追加要求メッセージにSCGで使用可能なSCellIndexの値のリストあるいは値の範囲が含まれる場合について図8を用いて説明する。まず、SN追加要求メッセージによって、SCGで使用可能なSCellIndexの値のリストあるいは値の範囲がSNに通知され(ステップS801)、図7のステップS76からステップS79と同じ手順によってSN追加手順を完了する(ステップS802からステップS805)。SNは、SCGのSCellに既に割り当てられたSCellIndexと重複しないSCellIndexを値のリストあるいは値の範囲から選択し、追加するセルに割り当てる(ステップS806)。追加されたSCellを含むSCGのSCell設定情報は、SCG−ConfigInfoあるいはSCG−Configのscg−ConfigPartSCGに含められ、MNに通知されてもよい(ステップS807)。SNは端末装置2に対してSCellの設定情報を含むRRC接続再設定メッセージ(SCG RRC接続再設定メッセージなど)を送信し(ステップS808)、SCellを設定した端末装置2は、RRC接続再設定完了メッセージ(SCG RRC接続再設定完了メッセージなど)をSC
G SRBを介して、SNに送信する(ステップS809)。これにより、Indexの重複を防ぐことができ、SCell追加時のMNとSNの間のシグナリングを削減できる。なお、ステップS808のRRC接続再設定メッセージ送信はMCG SRBを介して、MNが行い、ステップS809で端末装置2は、RRC接続再設定完了メッセージをMCG SRBを介して、MNに送信してもよい。また、SCGで使用可能なSCellIndexの値のリストあるいは値の範囲は、予め仕様書等で定められてもよい。

0202

SNがSCGにおいてSCellを追加する場合であって、先だって受信するSN追加要求メッセージにSCGで使用可能なSCellIndexの値のリストあるいは値の範囲が含まれない場合について図9を用いて説明する。SNは、MCGのSCellに既に割り当てられたSCellIndexおよびSCGのSCellに既に割り当てられたSCellIndexと重複しないSCellIndexを選択し、選択したSCellIndex情報をSN修正必要(SN Modification Required)メッセージに含めてMNに送信する(ステップS91)。MNは、SNから受信したSCellIndexが他の(MCGの)SCellと重複している場合、他のSCellIndexと重複しない新たなIndexをSN修正確認(SN Modification
Confirm)メッセージに含めてSNに送信してもよい(ステップS92)。また、SCellIndexが重複していない場合であってもSCellIndexを変更せずにSN修正確認メッセージをSNに送信してもよい。SN修正確認メッセージに含まれる情報は、追加されるSCellの情報を含むSCG−ConfigInfoであってもよい。あるいは、SNはSCellIndexを選択せず、SN修正必要メッセージには追加されるSCellのSCellIndex以外の情報(例えばセルの物理セル識別子や下りリンクキャリア周波数情報)を通知し、MNが選択したIndexをSCellIndexとしてもよい。SNは端末装置2に対してSCellの設定情報を含むRRC接続再設定メッセージ(SCG RRC接続再設定メッセージなど)をSCG SRBを介して、送信し(ステップS93)、SCellを設定した端末装置2は、RRC接続再設定完了メッセージ(SCG RRC接続再設定完了メッセージなど)をSCG SRBを介して、SNに送信する(ステップS94)。これにより、Indexの重複を防ぐことができ、SCell追加時のMNとSNの間のシグナリングを削減できる。なお、ステップS93のRRC接続再設定メッセージ送信はMCG SRBを介して、MNが行い、ステップS94で端末装置2は、RRC接続再設定完了メッセージをMCG SRBを介して、をMNに送信してもよい。

0203

上述のようにMNおよび/またはSNで追加されたSCellの設定はRRC接続再設定メッセージによって端末装置2に通知される。RRC接続再設定メッセージは、MCGのSCell追加の場合は、MNから設定されてよい。また、RRC接続再設定メッセージは、SCGのSCell追加の場合は、MNまたはSNから設定されてよい。

0204

なお、端末装置2は、MCGSRBで設定されたSCellIndexと同じIndexをSCG SRBから設定された場合、設定失敗をSCG失敗情報(SCGFailureInformation)メッセージで、MCG SRBを用いてMNに通知してもよい。また、端末装置2は、MCG SRBで設定されたSCellIndexと同じIndexをSCG SRBから設定された場合、設定失敗をSCG 再設定失敗(SCGRRCConnectionReconfigurationFailure)メッセージで、SCG SRBを用いてSNに通知してもよい。

0205

なお、端末装置2は、SCGSRBで設定されたSCellIndexと同じIndexをMCG SRBから設定された場合、MCG SRBで設定された設定で上書きし、設定失敗をSCG失敗情報(SCGFailureInformation)メッセージで、MCG SRBを用いてMNに通知してもよい。また、端末装置2は、SCG S
RBで設定されたSCellIndexと同じIndexをMCG SRBから設定された場合、MCG SRBで設定された設定で上書きし、設定失敗をSCG 再設定失敗(SCGRRCConnectionReconfigurationFailure)メッセージで、SCG SRBを用いてSNに通知してもよい。

0206

次に、第1の基地局装置3(MN)のセル(第1のセル)をマスターセルグループのプライマリセルとして、第2の基地局装置3(SN)のセル(第2のセル)をセカンダリセルグループのプライマリセカンダリセルとして、接続状態または不活動状態の端末装置2が通信している状態において、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのSCellを修正するときの動作の一例について説明する。ただしこの動作は、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのSCellを修正する目的に限定されない。

0207

MNがMCGにおいてSCellを修正する場合、修正されたSCellを含むMCGのSCell設定情報を、SCG−ConfigInfoのsCellToAddModListMCGに含めてMNからSNに通知してもよい。

0208

SNがSCGにおいてSCellを修正する場合、修正されたSCellを含むSCGのSCell設定情報を、SCG−ConfigInfoあるいはSCG−Configのscg−ConfigPartSCGに含めてSNからMNに通知してもよい。

0209

上述のようにMNおよび/またはSNで修正されたSCellの設定はRRC接続再設定メッセージによって端末装置2に通知される。RRC接続再設定メッセージは、MCGのSCell追加の場合は、MNからMCG SRBを介して設定されてよい。また、RRC接続再設定メッセージは、SCGのSCell追加の場合は、MNまたはSNからそれぞれのSRB(MCG SRBまたはSCG SRB)を介して設定されてよい。

0210

次に、第1の基地局装置3(MN)のセル(第1のセル)をマスターセルグループのプライマリセルとして、第2の基地局装置3(SN)のセル(第2のセル)をセカンダリセルグループのプライマリセカンダリセルとして、接続状態または不活動状態の端末装置2が通信している状態において、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのSCellを解放するときの動作の一例について説明する。ただしこの動作は、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのSCellを開放する目的に限定されない。

0211

MNがMCGにおいてSCellを解放する場合、解放されたSCellを含むMCGのSCell設定情報を、SCG−ConfigInfoのsCellToAddModListMCGに含めてMNからSNに通知してもよい。

0212

SNがSCGにおいてSCellを解放する場合、解放されたSCellを含むSCGのSCell設定情報を、SCG−ConfigInfoあるいはSCG−Configのscg−ConfigPartSCGに含めてSNからMNに通知してもよい。

0213

あるいは、SNがSCGにおいてSCellを解放する場合に、解放するSCellIndex情報をSN修正必要(SN Modification Required)メッセージに含めてMNに送信する。MNは、SNから受信したSCellを解放したSCellの情報を含むSCG−ConfigInfoをSN修正確認(SN Modification Confirm)メッセージに含めてSNに送信してもよい。

0214

上述のようにMNおよび/またはSNで解放されたSCellの設定はRRC接続再設定メッセージによって端末装置2に通知される。RRC接続再設定メッセージは、MCGのSCell解放の場合は、MNからMCG SRBを介して設定されてよい。また、R
RC接続再設定メッセージは、SCGのSCell解放の場合は、MNまたはSNからそれぞれのSRB(MCG SRBまたはSCG SRB)を介して設定されてよい。

0215

RRC接続再設定メッセージの一例を、図10を用いて説明する。

0216

図10に示すように、RRC接続再設定メッセージは(10A)rrc−TransactionIdentifier、(10B)measConfig、(10C)mobilityControlInfo、(10D)dedicatedInfoNASList、(10E)radioResourceConfigDedicated、(10F)securityConfigHO、(10G)otherConfig、(10H)fullConfig、(10I)sCellToReleaseList、(10J)sCellToAddModList、(10K)systemInfomationBlockDedicatedの一部あるいは全部を含んでよい。

0217

(10A)rrc−TransactionIdentifierは、RRCプロシージャ(トランザクション)の識別に用いられる要素であり、例えば0から3の整数を値として持つ。(10B)measConfigは、端末装置2によって実行される(Performed)測定を設定するための情報であり、測定のためのギャップ期間の設定を含んでよい。(10D)dedicatedInfoNASListは、ネットワークと端末装置2との間でやり取りされる端末装置2固有のNAS層の情報のリストであり、DRB毎のNAS層の情報を含み、RRC層は透過的にこの情報を上位レイヤ(NAS層)に転送する。(10E)radioResourceConfigDedicatedは、SRBやDRBの設定、変更、および/または解放に使われる情報、MAC層の設定を変更するための情報、物理層のチャネル設定に関する情報などが含まれてよい。(10F)securityConfigHOは、セキュリティに関する設定であり、例えば、SRBのAS層における完全性保証(Integrity Protection)アルゴリズムの設定や、SRBおよび/またはDRBの暗号(Ciphering)アルゴリズムの設定などを含んでよい。(10H)fullConfigは、このRRC接続再設定メッセージに特定のオプションが適用されるか否かを示す情報であり、端末装置2は、(10H)fullConfigがRRC接続再設定メッセージに含まれる場合に、特定の要素に含まれる設定を適用するようにしてよい。(10I)sCellToReleaseList、(10J)sCellToAddModListは、セカンダリセルの追加、変更、および/または解放に使われる情報が含まれてよい。(10K)systemInfomationBlockDedicatedは、ターゲットセルの報知情報の一部を含んでよい。

0218

(10C)mobilityControlInfoは、ネットワーク制御によるモビリティ(例えばハンドオ−バ)のために必要なパラメータを含む。(10C)mobilityControlInfoは、targetPhysCellId、carrierFreq、carrierBandwidth、t304、newUE−Identity、radioResourceConfigCommon、rach−ConfigDedicated、の一部あるいは全部を含んでよい。また、(10C)mobilityControlInfoは、その他の様々な情報を含んでもよい。

0219

targetPhysCellIdは、ターゲットセルの識別子(例えば物理セル識別
子)を示す。carrierFreqは、端末装置2がターゲットセルで使う周波数の情報を示す。carrierBandwidthは、ターゲットセルの下りリンクおよび/または上りリンクの帯域幅の情報を示す。t304は、ハンドオ−バに関するタイマーの値を示し、例えば端末装置2は、タイマーで示される時間内にハンドオ−バが正常に完了しない場合に既定の処理を実行してもよい。newUE−Identityは、ターゲッ
トセルにおける端末装置2の新しい識別子(例えばC−RNTI)を示す。

0220

radioResourceConfigCommonは、ランダムアクセスパラメータや静的な物理層パラメータなどの共通無線リソース設定を特定する(Specify)ために使われる情報を含む。

0221

rach−ConfigDedicatedは、端末装置2に対して割り当てられる個別のランダムアクセスパラメータを特定するために使われる情報を含む。例えば、ランダムアクセスプリアンブルのフォーマットや時間/周波数リソースを明示的に示す情報、および/またはプリアンブルの送信に用いられるヌメロロジーの情報、の一部または全部を含んでよい。

0222

(10G)otherConfigは、その他の設定の一部あるいは全部が含まれる。

0223

RRC接続再設定メッセージに含まれるセカンダリセルグループの設定(SCG−Configuration)の一例を、図11を用いて説明する。

0224

図11に示すように、セカンダリセルグループの設定は(11A)scg−ConfigPartMCG、(11B)scg−ConfigPartSCGの一部あるいは全部を含んでよい。

0225

(11A)scg−ConfigPartMCGは、セカンダリセルグループの設定を行う際のマスターセルグループにも関連する設定であり、例えば鍵情報更新に関する情報および/またはマスターセルグループおよびセカンダリセルグループの電力に関する情報などが含まれてもよい。(11B)scg−ConfigPartSCGは、セカンダリセルグループの設定であり、例えば図12に示すような、(12A)radioResourceConfigDedicatedSCG、pSCellToAddMod、(12C)sCellToAddModListSCG、(12D)sCellToReleaseListSCG、および/または(12E)mobilityControlInfoSCGを含んでもよい。

0226

(12A)radioResourceConfigDedicatedSCGは、SCGに対する端末装置2固有の無線リソース設定であり、DRBの追加/変更のための情報、MAC層の設定情報、タイマーの設定値、および/または定数情報を含んでよい。(12B)pSCellToAddModは、PSCellとなるセルの追加/変更情報であり、SCell(PSCell)を識別するためのインデックス情報、セルの識別子(例えば物理セル識別子またはセルグロバル識別子)、下りリンクのキャリア周波数情報、PSCellの共通無線リソース設定、および/またはPSCellの端末装置2固有の無線リソース設定の情報が含まれてよい。

0227

(12C)sCellToAddModListSCGは、セカンダリセルグループのSCellとなるセルの追加/変更情報であり、1つまたは複数のSCell情報のリストを含んでよい。さらに、各SCell情報にはSCellを識別するためのSCellインデックス情報、セルの識別子(例えば物理セル識別子またはセルグロ−バル識別子)、下りリンクのキャリア周波数情報、および/またはSCellの共通無線リソース設定の情報が含まれてよい。(12D)sCellToReleaseListSCGは、セカンダリセルグループのSCellを解放するための情報であり、1つまたは複数のSCellインデックス情報のリストを含んでよい。

0228

(12E)mobilityControlInfoSCGは、セカンダリセルグルー
プの変更に必要な情報であり、セカンダリセルグループにおいて端末装置2に割り当てられる識別子、端末装置2に対して割り当てられる個別のランダムアクセスパラメータを特定するために使われる情報、および/または暗号アルゴリズムに関する情報が含まれてよい。

0229

なお、上記メッセージは一例であり、RRC接続再設定メッセージは上記RRC接続再設定メッセージ以外の情報を含んでもよいし、上記RRC接続再設定メッセージの一部の情報を含まなくてもよい。また、RRC接続再設定メッセージは、上記RRC接続再設定メッセージとは異なる構造、情報要素名、あるいはパラメータ名でもよい。

0230

次に、MNとSNから端末装置2に対して測定設定を設定する動作の一例について説明する。

0231

まず、MNとSNの測定対象が共通である場合の測定設定の一例について図13および図14を使って説明する。

0232

図13において、MNは、MCGSRBを介して、SNと共通で使用可能な測定対象を含む測定設定を端末装置2に設定する(ステップS132)。それに先立ち、SNが必要とする測定対象の情報がMNに通知されてもよい(ステップS131)。SNが必要とする測定対象の情報は、SN追加要求肯定メッセージあるいはSN修正要求肯定メッセージあるいはSN追加必要メッセージあるいはSN修正必要メッセージあるいはその他のRRCメッセージで通知されてもよい。

0233

MNが、EUTRAN、SNが、NG−RANで、MNは、EUTRANRRCメッセージ(LTERRCメッセージ、EUTRA RRCメッセージとも称する)、SNは、NG−RAN RRCメッセージ(NR RRCメッセージとも称する)を使うかもしれない。EUTRAN RRCメッセージでは、NRをInterRATの設定として設定するが、NG−RAN RRCメッセージでは、EUTRAをInterRATの設定として設定する。

0234

測定設定が成功した場合(例えば端末装置2からRRC接続再設定完了メッセージを受信した場合)、MNはSNに対して設定された測定対象の情報を通知してもよい(ステップS133)。

0235

SNは、SCGSRBを介して、測定対象を含まない測定設定を端末装置2に設定する(ステップS134)。

0236

ここで、ステップS132およびステップS134で設定される測定設定の一例を図14に示す。

0237

図14において、MN側では、端末装置2に対して、5つの測定対象が設定され、2つのreportConfigEUTRAと1つのreportConfigInterRATが設定されている。この3つの報告設定とそれぞれづけられた測定対象の組み合わせに対して測定識別子が設定されている。SN側では、端末装置2に対して、MNと共通の5つの測定対象が設定され、3つのreportConfigNRが設定されている。この3つの報告設定とそれぞれ紐づけられた測定対象の組み合わせに対して測定識別子が設定されている。

0238

このとき、サービングセルとして、MN側の測定におけるサービングセルはMNのセル(MCGのセル)のみとしてもよいし、MNとSNの両方のセルとしてもよい。例えば、
MN側の測定におけるサービングセルをMNのセルのみとした場合、SNのセルのみの周波数では、この周波数に対するEventA6をMN側の測定でサポートしない。すなわち、端末装置2はSNのセルのみの周波数の測定対象にEventA6が紐づけられた場合、この設定を有効とみなさない。また、MN側の測定におけるサービングセルをMNとSNの両方のセルとした場合、SNのセルのみの周波数で、この周波数に対するEventA6をMN側の測定でサポートしてもよい。

0239

また、サービングセルとして、SN側の測定におけるサービングセルはSNのセル(SCGのセル)のみとしてもよいし、MNとSNの両方のセルとしてもよい。例えば、SN側の測定におけるサービングセルをSNのセルのみとした場合、MNのセルのみの周波数では、この周波数に対するEventA6をSN側の測定でサポートしない。すなわち、端末装置2はMNのセルのみの周波数の測定対象にEventA6が紐づけられた場合、この設定を有効とみなさない。また、SN側の測定におけるサービングセルをMNとSNの両方のセルとした場合、MNのセルのみの周波数で、この周波数に対するEventA6をMN側の測定でサポートしてもよい。

0240

また、各測定対象はすべて異なる周波数であってもよい。あるいは、measObjectEUTRA内およびmeasObjectNR内では異なる周波数として、measObjectEUTRAとmeasObjectNRとで同じ周波数を持ってもよい。

0241

上記測定設定が設定された端末装置2は、MNに設定された(MCGSRBで設定された)報告設定の条件を満たす場合(ステップS135)に、測定結果をMNに(MCG
SRBを介して)通知する(ステップS136)また、SNに設定された(SCG SRBで設定された)報告設定の条件を満たす場合(ステップS137)に、測定結果をSNに(SCG SRBを介して)通知する(ステップS138)。

0242

これにより、測定対象の周波数が重複することなく効率的な測定を行うことができる。

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