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技術 端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路

出願人 シャープ株式会社
発明者 坪井秀和堀貴子山田昇平
出願日 2018年11月7日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2018-209699
公開日 2020年5月21日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-077962
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 洗濯機器 不活動状態 キッチン機器 生活機器 本エンド 同期シグナル エンドマーカ 送受信点
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年5月21日)のものです。
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図面 (10)

課題

効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。

解決手段

端末装置が、RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報として、EUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を含め、EUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を含める。

概要

背景

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRAまたはE−UTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

概要

効率的に通信を行うことができる端末装置基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。端末装置が、RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報として、EUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を含め、EUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を含める。

目的

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基地局装置通信する端末装置であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続確立を指示するメッセージとを受信する受信部と、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信する送信部と、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択する処理部とを備え、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める端末装置。

請求項2

請求項1記載の端末装置であって、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合であっても、前記基地局装置が報知するシステム情報に特定の情報が含まれる場合に、前記第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める端末装置。

請求項3

端末装置と通信する基地局装置であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信する送信部と、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信する受信部と、前記システム情報に含める情報を選択する処理部とを備え、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める基地局装置。

請求項4

基地局装置と通信する端末装置に適用される通信方法であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信するステップと、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信するステップと、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択するステップとを少なくとも含み、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める通信方法。

請求項5

請求項4記載の通信方法であって、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合であっても、前記基地局装置が報知するシステム情報に特定の情報が含まれる場合に、前記第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める通信方法。

請求項6

端末装置と通信する基地局装置に適用される通信方法であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信するステップと、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信するステップと、前記システム情報に含める情報を選択するステップとを少なくとも含み、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める通信方法。

請求項7

基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信する機能と、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信する機能と、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択する機能を前記端末装置に対して発揮させ、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める集積回路。

請求項8

請求項7記載の集積回路であって、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合であっても、前記基地局装置が報知するシステム情報に特定の情報が含まれる場合に、前記第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める集積回路。

請求項9

端末装置と通信する基地局装置に実装される集積回路であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信する機能と、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信する機能と、前記システム情報に含める情報を選択する機能を前記基地局装置に対して発揮させ、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める集積回路。

技術分野

0001

本発明は、端末装置基地局装置、方法、および、集積回路に関する。

背景技術

0002

セルラ移動通信無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRAまたはE−UTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。

0003

また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

先行技術

0004

3GPP RP−170855,”Work Item on New Radio (NR) Access Technology”
3GPP TS 23.501,“System Architecture for the 5G System; Stage 2”
3GPP TS 36.300, “Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E−UTRAN);Overall description; Stage 2”
3GPP TS 36.331 v15.3.0,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
3GPP TS 36.323,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
3GPP TS 36.322,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification”
3GPP TS 36.321,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification”
3GPP TS 37.340,“EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and NR; Multi−Connectivity; Stage 2”
3GPP TS 38.300, “NR;NR and NG−RAN Overall description; Stage 2”
3GPP TS 38.331,“NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
3GPP TS 38.323,“NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
3GPP TS 38.322,“NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification”
3GPP TS 38.321,“NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification”
3GPP TS 23.401 v14.3.0,“General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN) access”
3GPP TS 23.502,“Procedure for 5G System; Stage 2”
3GPP TS 37.324, “NR;Service Data Adaptation Protocol (SDAP) specification”
3GPP TS 37.320, “UTRA and E−UTRA; Radio measurement collection for Minimization of Drive Tests (MDT); Overall description”

発明が解決しようとする課題

0005

EPCに接続するEUTRAの端末装置は、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)接続のセットアップを完了する際に基地局装置に送信するメッセージRRC接続セットアップ完了メッセージ)に、端末装置が蓄積(Store)した様々な情報の有無を示す情報を含める機能をもつ(非特許文献4)。非特許文献4では、前記蓄積した情報として、サービングセルおよび隣接セル測定結果に関する情報、ブルートゥース(登録商標)の測定結果に関する情報、WLANの測定結果に関する情報、端末装置の移動履歴情報などが含まれる。これらの蓄積した情報のすべてあるいは一部は、ネットワークの最適化のために統計的に使用されてもよいが、5GCは未だこれらの機能の一部を端末装置に設定する機能を持たないため、端末装置は5GCに接続する場合にはこれらの蓄積(Store)した様々な情報の有無を示す情報をRRC接続セットアップ完了メッセージに含めないことが非特許文献4に規定されている。

0006

しかしながら、蓄積された情報はネットワークの最適化の目的だけではなく、基地局装置が端末装置の状態を把握して最適な通信パラメータを設定するために用いることができる。

0007

本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

0008

(1)上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信する受信部と、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信する送信部と、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択する処理部とを備え、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0009

(2)本発明の第2の態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信する送信部と、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信する受信部と、前記システム情報に含める情報を選択する処理部とを備え、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める。

0010

(3)本発明の第3の態様は、基地局装置と通信する端末装置に適用される通信方法であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信するステップと、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信するステップと、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択するステップとを少なくとも含み、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0011

(4)本発明の第4の態様は、端末装置と通信する基地局装置に適用される通信方法であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信するステップと、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信するステップと、前記システム情報に含める情報を選択するステップとを少なくとも含み、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める。

0012

(5)本発明の第5の態様は、基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信する機能と、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信する機能と、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択する機能を前記端末装置に対して発揮させ、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場
合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0013

(6)本発明の第6の態様は、端末装置と通信する基地局装置に実装される集積回路であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信する機能と、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信する機能と、前記システム情報に含める情報を選択する機能を前記基地局装置に対して発揮させ、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める。

0014

なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。

発明の効果

0015

本発明の一態様によれば、端末装置は、必要とされる有用な情報を基地局装置に通知することができ、効率的に通信を行うことができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施の形態に係る通信システムの概略図。
本発明の実施の形態における、EUTRAにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
本発明の実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
本発明の実施の形態におけるRRC接続確立手順フローの一例を示す図。
本発明の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図。
本発明の実施の形態における基地局装置の構成を示すブロック図。
本発明の実施の形態におけるRRC接続確立手順のフローの一例を示す図。
本発明の実施の形態におけるRRC接続セットアップ完了メッセージのコンテンツ設定手順のフローの一部の一例を示す図。
本発明の実施の形態におけるRRC接続セットアップ完了メッセージのコンテンツ設定手順のフローの一部の別の一例を示す図。

実施例

0017

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。

0018

LTE(およびLTE−A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてよい。また、NRとMulti Radio Dual connectivity(MR−DC)で接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。また、本実施形態でのE−UTRA(EUTRA)という用語は、LTEという用語に置き換えられてもよい。また、LTEという用語はE−UTRA(EUTRA)という用語に置き換えられてもよい。

0019

図1は本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図である。

0020

E−UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E−UTRAN Node B)102は、E−UTRAの基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網(コアネットワーク)であり、E−UTRA用コア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。

0021

NR106は非特許文献9等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NRの基地局装置である。5GC110は、非特許文献2等に記載のコア網であり、NR用コア網として設計されているが、5GCに接続する機能をもつE−UTRAのコア網として使われてもよい。以下E−UTRAとは5GCに接続する機能をもつE−UTRAを含んでもよい。

0022

インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124はCPのみ、又はUPのみ、又はCP及びUP両方を通すインタフェースである。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もある。

0023

UE122はE−UTRAに対応、NRに対応、またはE−UTRA及びNR両方に対応した端末装置(User Equipment:UE)である。

0024

図2は本発明の各実施の形態における、E−UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。

0025

図2(A)はUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。

0026

PHY(Physical layer)200は、無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層(上位レイヤ)に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium
Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ−タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われる。

0027

MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Contr
ol layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。

0028

RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層(下位レイヤ)が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC200は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ−タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。

0029

PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するためのパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコルレイヤ)である。PDCP206は、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。

0030

なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMACPDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMACSDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。

0031

図2(B)はUE122がeNB102と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。

0032

CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208が存在する。RRC208は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定などを行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい(非特許文献4)。

0033

前述のMAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。

0034

なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、PDCPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。言い換えれば、PDCPレイヤは
RRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。

0035

図3は本発明の各実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。

0036

図3(A)はUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。

0037

PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ−タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われてもよい。

0038

MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。

0039

RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC304は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持ってもよい。すなわち、RLC304は、デ−タの再送制御等の機能を持ってもよい(非特許文献12)。

0040

PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコル層)である。PDCP306、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)。

0041

SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、コアネットワークから基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクQoSフローとDRBとの対応付け(マッピング:mapping)、及び端末装置から基地局装置を介してコアネットワークに送られるアップリンクのQoSフローと、DRBとのマッピングを行い、マッピングルール情報を格納する機能を持もつ、サービスデータ適応プロトコル層(サービスデータ適応プロトコルレイヤ)である(非特許文献16)。端
末装置が上位レイヤよりSDAPSDUをQoSフロー情報と共に受け取った際、格納されているQoSフローとDRBとのマッピングルールに基づいて、SDAP SDUを該当するDRBに割り当てる。QoSフローとDRBとのマッピングルールが格納されていない場合、SDAP SDUをデフォルト無線ベアラ(デフォルトDRB)に割り当ててもよい。QoSフローは同じQoSポリシーによって処理される、一つ又は複数のサービスデータフロー(Service Data Flow:SDF)から成る(非特許文献2)。またSDAPはダウンリンクQoSフローの情報を基に、アップリンクのQoSフローとDRBとのマッピングを行う、リフクティブQoS(Reflective QoS)の機能を持ってもよい。またQoSフローとDRBとの対応付けルールが変更になった場合には、エンドマーカー(End Marker)PDUを作成し、変更前のDRBに送信する事により、SDAP SDUの順番通りの配信(in−sequence
delivery)を保証してもよい(非特許文献2、非特許文献16)。

0042

エンドマーカーPDUとは、非特許文献16に記載のSDAP制御PDUで、UEのSDAPエンティティが、本エンドマーカーPDUのQoSフロー識別子フィールドに含まれるQoSフロー識別子に対応したQoSフローと、本エンドマーカーPDUが送信された無線ベアラとの対応(mapping)が終了する事を通知するために使われる。

0043

なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、SDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。NASレイヤにおいて、サービスデータフローとQoSフローとの対応付が行われる。言い換えれば、SDAPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。

0044

なお、MAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310において処理されたデータの事を、それぞれMACPDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDU、SDAP PDUと呼んでもよい。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMACSDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDU、SDAP SDUと呼んでもよい。

0045

図3(B)はUE122がgNB108と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。

0046

CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308が存在する。RRC308は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定などを行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC304とMAC302で構成される部分をRLCベアラと呼んでもよい(非特許文献10)。

0047

SRBは、CCCH論理チャネルを用いるRRCメッセージのためのSRB(SRB0)、DCCH論理チャネルを用いるRRCメッセージとSRB2の確立よりも前に送信されるNASメッセージのためのSRB(SRB1)、DCCH論理チャネルを用いるNASメッセージと記録された測定情報(Logged measurement information)などを含むRRCメッセージのためのSRB(SRB2)、が定義されてよい。また、それ以外のSRBが定義されてよい。

0048

前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、及びRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層(各レイヤ)の機能の一部あるいは全部が他の層(レイヤ)に含まれてもよい。

0049

なお、本発明の各実施の形態では、以下E−UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208を、それぞれE−UTRA用MAC又はLTE用MAC、E−UTRA用RLC又はLTE用RLC、E−UTRA用PDCP又はLTE用PDCP、及びE−UTRA用RRC又はLTE用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、及びNR用RRCと呼ぶ事もある。又は、E−UTRA PDCP又はLTE PDCP、NR PDCPなどとスペースを用いて記述する場合もある。

0050

また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられてもよい。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでもよい。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であってもよい。

0051

基地局装置は、基地局装置によって制御される通信可能範囲(通信エリア)を1つまたは複数のセルとして端末装置をサーブしてもよい。また、基地局装置は、1または複数の送受信点によって制御される通信可能範囲(通信エリア)を1つまたは複数のセルとして端末装置をサーブしてもよい。また、NRでは1つのセルを複数の部分領域(Beamed area、またはBeamed cellとも称する)にわけ、それぞれの部分領域において端末装置をサーブしてもよい。端末装置は、セルの中を通信エリアとみなして動作する。端末装置は、非無線接続時(アイドル状態、RRC_IDLE状態とも称する)において、セル再選択手順によって別の適切なセルへ移動してもよい。端末装置は、無線接続時(コネクティッド状態、RRC_CONNECTED状態とも称する)において、ハンドオ−バ手順によって別のセルへ移動してもよい。適切なセルとは、一般的に、基地局装置から示される情報に基づいて端末装置のアクセス禁止されていないと判断されるセルであって、かつ、下りリンク受信品質が所定の条件を満たすセルのことを示す。また、端末装置は、不活動状態インアクティブ状態とも称する)において、セル再選択手順によって別の適切なセルへ移動してもよい。端末装置は、不活動状態において、ハンドオ−バ手順によって別のセルへ移動してもよい。

0052

端末装置がある基地局装置と通信可能であるとき、その基地局装置のセルのうち、端末装置との通信に使用されるように設定されているセルを在圏セル(Serving cell、サービングセル)と称して、その他の通信に使用されないセルは周辺セル(Neighboring cell)と称してよい。また、サービングセルにおいて必要となるシステム情報の一部あるいは全部は、端末装置に対して、別のセルで報知または通知される場合もある。

0053

ドライブテストの最小化(Minimization of Drive Tests:MDT)について説明する。MDTとは、例えばネットワークがネットワークの最適化のために端末装置に測定を行わせて報告させることができる仕組みである。

0054

非特許文献17では、UTRANとEUTRANに対する制御プレーンを用いたMDTのための端末装置固有の測定の収集サポートするための機能とプロシージャが規定されている。NRのネットワークに対しても上記と同様の規定が適用されてもよい。

0055

MDTにはLogged MDTと呼ばれるモードとImmediate MDTと呼ばれるモードとが存在する。MDTにおいて、ネットワークは端末装置に対してLogged MDTのための設定パラメータをRRCメッセージの一つであるLoggedMeasurementConfigurationメッセージで転送する。この設定は、上書きによって置き換えられ、タイマーの条件に基づく停止や満了によって処分(クリアランス)されてよい。

0056

また、非特許文献17では、MDTにおいて、端末装置がネットワークに報告するパラメータとして、以下のパラメータが規定されている。

0057

(1)下りリンクのパイロット強度測定のため、記録された測定(Logged Measurement)レポートには、サービングセルの測定結果や、RRC_IDLEで測定された、同一周波数異周波数、あるいは異無線アクセス技術(Inter RAT)の利用できる(Availableな)測定結果や、時間の記録(Time Stamp)や、位置情報などが含まれてよい。例えば端末装置は変数VarLogMeasReportにこれらの情報を蓄積してよい。

0058

(2)EUTRAのMBSFN(Multimedia Broadcast Single Frequency network)測定記録のため、記録された測定レポートには、ターゲットとなるMBSFNエリアのMBSFN測定結果や、もし設定されていれば、利用できる下りリンクパイロット強度測定結果などが含まれてよい。例えば端末装置は変数VarLogMeasReportにこれらの情報を蓄積してよい。

0059

(3)WLANとBlueTooth(登録商標)の測定記録のため、記録された測定レポートには、WLANおよび/またはBlueToothの測定結果が含まれてよい。例えばWLANの測定結果には、BSSIDとSSID、RSSI、RTTなどが含まれてよい。例えばBlueToothの測定結果には、MACアドレスやRSSIなどが含まれてよい。例えば端末装置は変数VarLogMeasReportにこれらの情報を蓄積してよい。

0060

(4)無線リンク失敗レポートには、端末装置が最後に経験した接続失敗に関する情報が含まれてよい。接続失敗とは、無線リンク失敗(RLF)や、ハンドオーバ失敗(HOF)が含まれてよい。例えば端末装置は変数VarRLF−Reportにこれらの情報を蓄積してよい。

0061

(5)失敗したRRC接続確立の記録のため、接続確立失敗レポートには、RRC接続確立が失敗したときに選択された公衆携帯電話網(Public Land Mobile Network:PLMN)の情報などを蓄積してよい。例えば端末装置は変数VarConnEstFailReportにこれらの情報を蓄積してよい。

0062

(6)RRC_IDLEの測定の記録のため、IDLE測定レポートが用意されてよい
。例えば端末装置は変数VarMeasIdleReportにIDLE測定レポートの情報を蓄積してよい。

0063

例えば、ネットワークは、複数の端末装置から集められた上記のレポートを統計的に用いることで、カバレッジホールの検出やセル境界の把握、および/または電波干渉状況の把握などをおこなうことができる。

0064

図4および図7はそれぞれ本発明の実施の形態におけるEUTRAとNRのRRC接続確立手順(プロシージャ)のフローの一例を示す図である。

0065

図4は、本発明の実施の形態におけるEUTRAのRRC接続確立手順(プロシージャ)のフローの一例を示す図である。このプロシージャの目的は、RRC接続を確立すること、サスペンドされたRRC接続をレジュームすること、UE122をRRCインアクティブ状態(RRC_INACTIVE)からRRC接続状態(RRC_CONNECTED)に移すこと、または早期データ送信(Early Data Transmission)を実行することであってよい。RRC接続の確立はSRB1の確立を伴ってよい。このプロシージャは、初期NAS個別情報(Initial NAS dedicated information)をUE122からE−UTRANへ転送するために用いられてもよい。

0066

RRC接続を確立する場合であって、早期データ送信の開始でない場合、UE122はRRC接続要求(RRCConnectionRequest)メッセージの送信を開始してよい。また、RRC接続を確立する場合であって、早期データ送信の開始である場合、UE122はRRC早期データ要求(RRCEarlyDataRequest)メッセージの送信を開始してよい。また、RRC接続をレジュームする場合、UE122はRRC接続レジューム要求(RRCConnectionResumeRequest)メッセージの送信を開始してよい(ステップS401)。

0067

RRC接続要求メッセージの送信に関する処理(アクション)について説明する。

0068

UE122は、RRCレイヤの上位のレイヤから、位置登録時にネットワークから払い出されるUE識別子(SAETemporary Mobile Subscriber Identity:S−TMSI)が提供される場合、上位レイヤから受け取った値をUE識別子(ue−Identity)にセットする。もし、上位レイヤから5G−S−TMSIが提供される場合、UE識別子に上位レイヤから受け取った値の一部をUE識別子にセットする。いずれの情報も提供されない場合、UE識別子にランダムな値をセットする。

0069

UE122がEPCに接続する場合、(A)もし、UE122が確立理由(Establishment Cause)のひとつであるmo−VoiceCallをサポートし、UE122がマルチメディア無線電話(Multimedia Telephony:MMTEL)音声発呼(Mobile Originating MMTEL Voice)のためにRRC接続の確立をおこなっており、基地局装置から報知されるシステム情報の一部であるシステム情報ブロックタイプ2(SystemInformationBlockType2)がvoiceServiceCauseIndicationを含み、上位レイヤから受け取った確立理由が高優先アクセス(highPriorityAccess)でなければ、RRC接続要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるestablishmentCauseの値にmo−VoiceCallをセットする。なお、上記voiceServiceCauseIndicationは、UE122がMMTEL音声の発呼の際に確立理由としてmo−VoiceCallを用いることが
要求されているかを示す情報である。

0070

(A)でない場合、(B)もし、UE122が確立理由(Establishment
Cause)のひとつであるMMTELビデオの発呼(Mobile Originating MMTEL Video)のためのmo−VoiceCallをサポートし、UE122がMMTELビデオの発呼のためにRRC接続の確立をおこなっており、基地局装置から報知されるシステム情報ブロックタイプ2(SystemInformationBlockType2)がvideoServiceCauseIndicationを含み、上位レイヤから受け取った確立理由が高優先アクセス(highPriorityAccess)でなければ、RRC接続要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるestablishmentCauseの値にmo−VoiceCallをセットする。なお、上記videoServiceCauseIndicationは、UE122がMMTELビデオの発呼の際に確立理由としてmo−VoiceCallを用いることが要求されているかを示す情報である。

0071

(A)でも(B)でもない場合、UE122は、RRC接続要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるestablishmentCauseに、上位レイヤから受け取った情報に従って値をセットする。

0072

UE122が5GCに接続する場合、UE122は、RRC接続要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるestablishmentCauseに、上位レイヤから受け取った情報に従って値をセットする。

0073

上記処理の後、UE122は、RRC接続要求メッセージを送信のために下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS401)。

0074

RRC接続レジューム要求メッセージの送信に関する処理(アクション)について説明する。

0075

UE122はサスペンドされたRRC接続からRRC接続をレジュームする場合に以下の処理を行う。

0076

UE122は、(A)早期データ送信を開始しているか、システム情報ブロックタイプ2にuseFullResumeIDが含まれているなら、ストアしているレジュームのための識別子であるresumeIdentityをRRC接続レジューム要求メッセージのフィールドの一つであるresumeIDにセットする。なお、フィールドにセットするとは、フィールドの値に設定すると換言してもよい。

0077

(A)でない場合、ストアしているresumeIdentityの一部(左から9ビット目から20ビット目と、29ビット目から40ビット目)を含むように、RRC接続レジューム要求メッセージのフィールドの一つであるtruncatedResumeIDにセットする。

0078

上記処理の後、(B)もし、UE122が確立理由(Establishment Cause)のひとつであるmo−VoiceCallをサポートし、UE122がMMTEL音声の発呼(Mobile Originating MMTEL Voice)のためにRRC接続のレジュームをおこなっており、システム情報ブロックタイプ2(SystemInformationBlockType2)がvoiceServiceCauseIndicationを含み、上位レイヤから受け取った確立理由が高優先アクセス(highPriorityAccess)でなければ、RRC接続レジューム要求
メッセージに含まれるフィールドの一つであるresumeCauseの値にmo−VoiceCallをセットする。

0079

(B)でない場合、(C)もし、UE122が確立理由(Establishment
Cause)のひとつであるMMTELビデオの発呼(Mobile Originating MMTEL Video)のためのmo−VoiceCallをサポートし、UE122がMMTELビデオの発呼のためにRRC接続のレジュームをおこなっており、システム情報ブロックタイプ2(SystemInformationBlockType2)がvideoServiceCauseIndicationを含み、上位レイヤから受け取った確立理由が高優先アクセス(highPriorityAccess)でなければ、RRC接続レジューム要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるresumeCauseの値にmo−VoiceCallをセットする。

0080

(B)でも(C)でもない場合、UE122は、RRC接続レジューム要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるresumeCauseに、上位レイヤから受け取った情報に従って値をセットする。

0081

上記処理の後、RRC設定を回復リストア)し、すべてのシグナリング無線ベアラ(SRB)とすべてのデータ無線ベアラ(DRB)のためのPDCPエンティティを再確立(Re−establish)する。

0082

上記処理の後、UE122は、RRC接続レジューム要求メッセージを送信のために下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS401)。

0083

UE122は、RRC_INACTIVEからRRC接続をレジュームする場合に以下の処理を行う。

0084

UE122は、(A)システム情報ブロックタイプ2にuseFullResumeIDが含まれているなら、サスペンドで提供され蓄積(保持)していたfullI−RNTIをRRC接続レジューム要求メッセージのフィールドの一つであるfullI−RNTIにセットする。

0085

(A)でない場合、サスペンドで提供され蓄積(保持)していたshortI−RNTIをRRC接続レジューム要求メッセージのフィールドの一つであるshortI−RNTIにセットする。

0086

上記処理の後、UE122は、RRC接続レジューム要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるresumeCauseに、上位レイヤあるいはAS(Access Strarum)レイヤから受け取った情報に従って値をセットする。

0087

上記処理の後、UE122は、RRC接続レジューム要求メッセージを送信のために下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS401)。

0088

UE122がRRC接続セットアップメッセージを受信(ステップS403)したときのプロシージャ(アクション)について説明する。

0089

(A)もし、RRC接続セットアップメッセージを、サスペンドされたRRC接続からのRRC接続レジューム要求メッセージの返信として受け取ったなら、以下の(1)から(5)の処理を行う。

0090

(1)すべての無線リソース(SRB0以外のすべての確立された、あるいはサスペンドされたRBに対する、RLCエンティティ、MACコンフィグレーション、およびPDCPエンティティを含む)を解放リリース)する。

0091

(2)蓄積(保持)していたASコンテキストとresumeIdentityを捨てる(Discardする)。

0092

(3)もし蓄積(保持)していたら、nextHopChainingCountを捨てる(Discardする)。

0093

(4)もし蓄積(保持)していたら、drb−ContinueROHCを捨てる(Discardする)。

0094

(5)上位レイヤにRRC接続のフォールバックを通知する。

0095

(A)でない場合、もし、RRC接続セットアップメッセージを、RRC_INACTIVEからのRRC接続レジューム要求メッセージの返信として受け取ったなら、以下の(1)から(3)の処理を行う。

0096

(1)もし変数pendingRnaUpdateの値が真(TRUE)にセットされていたら、値をFALSE)にセットする。

0097

(2)蓄積(保持)していたASコンテキストとfullI−RNTIとshortI−RNTIを捨てる(Discardする)。

0098

(3)上位レイヤにRRC接続のフォールバックを通知する。

0099

上記処理の後、RRC接続セットアップメッセージに含まれる個別無線リソース設定(radioResourceConfigDedicated)の情報に基づいて無線リソースの設定をおこなう。

0100

上記処理の後、種々のタイマーを停止し、RRC接続状態(RRC_CONNECTED)に遷移する。

0101

上記処理の後、図8に示すように、以下の(1)から(3)に示すようにRRC接続セットアップ完了メッセージのコンテンツをセットする。

0102

(1)メッセージのコンテンツにmobilityStateを含め、mobilityStateの値として、移動状態を設定する(ステップS801)。

0103

(2)もし、UE122が移動履歴情報の蓄積をサポートしており、UE122の変数VarMobilityHistoryReportに移動履歴情報が存在する(利用できる(Available))なら、メッセージのコンテンツにmobilityHistoryAvailを含め、mobilityHistoryAvailの値として、真(true)を設定する(ステップS803)。

0104

(3)UE122がEPCに接続する場合、以下の(A)から(G)に示すようにRRC接続セットアップ完了メッセージのコンテンツをセットする(ステップS805、ステップS807)。

0105

(A)もしUE122が変数VarRLF−Reportに無線リンク失敗またはハンドオーバ失敗の情報が存在(Available)し、VarRLF−Reportに蓄積されたPLMNの識別子のリスト(plmn−IdentityList)にRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにrlf−InfoAvailableを含め、rlf−InfoAvailableの値として、真(true)を設定する。

0106

(B)もしUE122がEUTRAに対するMBSFNの記録された測定(MBSFNlogged measurements)が存在(Available)し、VarL
ogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableMBSFNを含め、logMeasAvailableMBSFNの値として、真(true)を設定する。

0107

(C)もしUE122がEUTRAに対するMBSFNの記録された測定(MBSFN
logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableMBSFNを含め、logMeasAvailableMBSFNの値として、真(true)を設定する。そうでない場合、もしUE122がEUTRAに対する記録された測定(logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableを含め、logMeasAvailableの値として、真(true)を設定する。

0108

(D)もしUE122がBluetoothの記録された測定(Bluetooth logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableBTを含め、logMeasAvailableBTの値として、真(true)を設定する。

0109

(E)もしUE122がWLANの記録された測定(WLAN logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableWLANを含め、logMeasAvailableWLANの値として、真(true)を設定する。

0110

(F)もしUE122が変数VarConnEstFailReportに接続確立失敗情報(connection establishment failure information)が存在(Available)し、RPLMNがVarConnEstFailReportに蓄積されたPLMNの識別子と等しければ、メッセージのコンテンツにconnEstFailInfoAvailableを含め、connEstFailInfoAvailableの値として、真(true)を設定する。

0111

(G)もしシステム情報ブロックタイプ2がidleModeMeasurementsを含み、UE122の変数VarMeasIdleReportにRRC_IDLE状態における測定情報(IDLEmode measurement information)が存在(Available)すれば、メッセージのコンテンツにidleMeasAvailableを含め、idleMeasAvailableの値として、真(true)を設定する。

0112

上記処理の後、送信のために下位レイヤにRRC接続セットアップ完了メッセージを提出する(ステップS405)。

0113

上記(3)の処理において、図9のステップS905、ステップS907に示すように、UE122がEPCに接続する場合だけではなく、システム情報ブロック2あるいはその他のシステム情報ブロックに処理の実行を指示する情報(例えば値にTRUEを持つenableMDTフィールド)が含まれる場合、あるいは特定のフィールド(例えばenableMDTフィールド)が存在している場合に(A)から(G)の処理を行うようにしてもよい。例えば、特定のリリース(リリースA)のUE122はこのフィールドを認識せず、別のリリース(リリースB)のUE122はこのフィールドを認識する場合、リリースAのUE122は、UE122がEPCに接続する場合だけ(A)から(G)の処理をおこない、リリースBのUE122は、UE122がEPCに接続しない場合(例えば5GCに接続する場合)であっても、enableMDTフィールドが含まれる場合に(A)から(G)の処理を行わせることが可能となる。この情報は、RRC接続をレジュームする場合に、RRC接続レジューム完了(RRCConnectionResumeComplete)メッセージに含めるコンテンツをセットする際であって、RRC接続完了メッセージと同様に(1)から(3)に基づきコンテンツがセットされる場合に用いられてもよい。

0114

以下のEUTRAの各プロシージャおよびフィールドの説明において、「EUTRAセル」は、「EUTRAセルとNRセル」と置き換えられてもよい。また、EUTRAだけでなく、NRにおいても同様の(類似の)手順が用いられてよい。NRに適用する場合、EUTRAは適宜NRと置き換えられてもよい。

0115

mobilityStateについて説明する。もし、システム情報でT_CRmax、N_CR_H、N_CR_M、などのパラメータが報知されている場合、Normal−mobility状態、High−mobility状態、およびMedium−mobility状態が利用可能である。Medium−mobility状態とは、T_CRmax期間のセル再選択回数がN_CR_Mを超え、N_CR_Hを超えない状態である。High−mobility状態とは、T_CRmax期間のセル再選択の回数がN_CR_Hを超える状態である。それ以外の状態が一定期間続いた場合、Normal−mobility状態となる。このとき同じ2つのセル間での連続した再選択はカウントしなくてよい。mobilityStateは、Medium−mobility状態と、High−mobility状態であることを通知するために値としてそれぞれmediumとhighを用いてよい。Normal−mobility状態および/またはそれ以外の場合に、値としてnormalを用いてよい。

0116

UE122が移動履歴情報をストアするプロシージャについて説明する。このプロシージャはRRC_CONNECTEDとRRC_IDLEをカバーし、UE122によってどのように移動履歴情報が蓄積(ストア)されるかを規定する。また、このプロシージャは、RRC_INACTIVEをカバーしてもよい。

0117

もしUE122が移動履歴情報の蓄積をサポートするなら、UE122は、以下の手順を行う。

0118

手順1:RRC_CONNECTEDにおけるサービングセルの一つであるPCellや、RRC_IDLEにおけるサービングセルから他のEUTRAセルまたは他のRATのセルまたは圏外(Out of service)に変わった場合、UE122は、変数VarMobilityHistoryReportに後述するエントリー(VisitedCellInfo)のリスト(VisitedCellInfoList)を含め
る。このとき、UE122は、変数VarMobilityHistoryReportの蓄積可能な最大エントリー数に基づき最も古いエントリーを削除してからエントリーを含めてもよい。UE122は、前のPCellあるいはサービングセルのセルグローバル識別子が存在する(Availableである)場合、エントリーのフィールドの一つであるvisitedCellIdにそのセルのセルグローバル識別子を含める。UE122は、前のPCellあるいはサービングセルのセルグローバル識別子が存在しない(Availableでない)場合、エントリーのフィールドの一つであるvisitedCellIdにそのセルの物理セル識別子キャリア周波数の情報を含める。そして何れの場合であってもUE122は、エントリーのフィールドの一つであるtimeSpentにそのPCellまたはサービングセルで費やした時間の情報を含める。なお、時間の情報が、timeSpentで示すことのできる最大の時間を超える場合には、timeSpentで示すことのできる最大の時間を設定する。上記エントリーが変数VarMobilityHistoryReportに含められる。ここで、セルグローバル識別子は、そのネットワークにおいて、そのセルを世界的に一意に識別できる識別子であり、EUTRAにおいては、PLMN識別子と物理セル識別子の組み合わせで表される。NRにおいても、セルグローバル識別子は、そのネットワークにおいて、そのセルを世界的に一意に識別できる識別子であることに変わりなく、EUTRAと同様、PLMN識別子と物理セル識別子の組み合わせで表されてもよい。ここで、PLMN識別子はPLMN(Public Land Mobile Network)を識別する識別子であり、報知情報(システム情報)によってUE122に報知されてよい。

0119

ここで、VisitedCellInfoListは、例えば、最大16個の、もっとも最近訪れたセルまたはEUTRAの外で費やした時間の情報を含んでよい。もっとも最近訪れたセルまたはEUTRAの外で費やした時間の情報(すなわち新しく追加される情報)がリストの最初に蓄積されてよい。すでに16個の情報がリストに蓄積されている場合には、16番目の情報(もっとも古い情報)を削除してから前記情報を追加してもよい。また、リストにはRRC_IDLE状態とRRC_CONNECTED状態で訪れたセルを含めてよい。また、リストにはRRC_INACTIVE状態で訪れたセルを含めてよい。

0120

手順2:UE122は、他のRATのセルまたは圏外から、(RRC_CONNECTEDまたはRRC_IDLEにおいて、)EUTRA(のセル)に入った場合、変数VarMobilityHistoryReportに後述するエントリーを含める。このとき、UE122は、変数VarMobilityHistoryReportのサイズなどに基づき最も古いエントリーを削除してからエントリーを含めてもよい。UE122は、エントリーのフィールドの一つであるtimeSpentにEUTRAの外(すなわち他のRATのセルまたは圏外)で費やした時間の情報を含める。このとき、visitedCellIdはエントリーに含めなくてよい。上記エントリーが変数VarMobilityHistoryReportに含められる。

0121

NRを考慮した移動履歴情報(Mobility History Information)の例を説明する。

0122

まず、UE122が移動履歴情報をストアするプロシージャについて説明する。このプロシージャはLTEのRRC_CONNECTEDとRRC_IDLE、およびNRのRRC_CONNECTEDとRRC_INACTIVEとRRC_IDLEとをカバーし、UE122によってどのように移動履歴情報がストアされるかを規定する。

0123

UE122が移動履歴情報をストアするプロシージャの別の例について説明する。

0124

手順1:EUTRAまたはNRのRRC_CONNECTEDにおけるサービングセルの一つであるPCellや、RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVEにおけるサービングセルから他のセルまたは圏外(Out of service)に変わった場合、UE122は、変数VarMobilityHistoryReportに後述するエントリー(VisitedCellInfo)のリスト(VisitedCellInfoList)を含める。このとき、UE122は、変数VarMobilityHistoryReportの蓄積可能な最大エントリー数に基づき最も古いエントリーを削除してからエントリーを含めてもよい。UE122は、前のPCellあるいはサービングセルのセルグローバル識別子が存在する(Availableである)場合、エントリーのフィールドの一つであるvisitedCellIdにそのセルのセルグローバル識別子(cellGlobalId)を含めてよい。また、前のPCellあるいはサービングセルがNRのセルである場合はNRのセルの情報を含めてもよい。例えば、NRのセルの情報は、そのセルのセルグローバル識別子、および/または同期シグナルおよび物理ブロードキャストチャネルを含むブロック(SS/PBCHブロック)を識別するインデックス情報であってもよい。前記SS/PBCHブロックのインデックス情報は、既定の条件を満たすSS/PBCHブロックのインデックス情報であってよい。UE122は、前のPCellあるいはサービングセルのセルグローバル識別子が存在しない(Availableでない)場合、前のPCellあるいはサービングセルがEUTRAのセルであれば、エントリーのフィールドの一つであるvisitedCellIdにそのセルの物理セル識別子(physCellId)とキャリア周波数(carrierFreq)の情報を含め、前のPCellあるいはサービングセルがNRのセルであれば、エントリーのフィールドの一つであるvisitedCellIdにNRのセルの情報を含めてよい。NRのセルの情報は、例えば、そのセルの物理セル識別子(physCellId)およびSS/PBCHブロックの周波数の情報(ssbFrequency)であってもよい。NRのセルの情報は、例えば、そのセルの物理セル識別子、SS/PBCHブロックの周波数の情報、およびSS/PBCHブロックのインデックス情報であってもよい。そして何れの場合であってもUE122は、エントリーのフィールドの一つであるtimeSpentにそのPCellまたはサービングセルで費やした時間の情報を含めてよい。上記エントリーが変数VarMobilityHistoryReportに含められる。

0125

ここで、VisitedCellInfoListは、例えば、最大16個の、もっとも最近訪れたEUTRAおよびNRのセル、またはEUTRAおよびNRの外で費やした時間の情報を含んでよい。もっとも最近訪れたセルまたはEUTRAおよびNRの外で費やした時間の情報(すなわち新しく追加される情報)がリストの最初に蓄積されてよい。すでに16個の情報がリストに蓄積されている場合には、16番目の情報(もっとも古い情報)を削除してから前記情報を追加してもよい。また、リストにはRRC_IDLE状態とRRC_INACTIVEとRRC_CONNECTED状態で訪れたセルを含めてよい。

0126

手順2:UE122は、EUTRAおよびNR以外のRATのセルまたは圏外から、(RRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEまたはRRC_IDLEにおいて、)EUTRAまたはNR(のセル)に入った場合、変数VarMobilityHistoryReportに後述するエントリーを含める。このとき、UE122は、変数VarMobilityHistoryReportのサイズなどに基づき最も古いエントリーを削除してからエントリーを含めてもよい。UE122は、エントリーのフィールドの一つであるtimeSpentにEUTRAおよびNRの外(すなわちEUTRAおよびNR以外のRATのセルまたは圏外)で費やした時間の情報を含める。このとき、visitedCellIdはエントリーに含めなくてよい。上記エントリーが変数VarMobilityHistoryReportに含められる。

0127

次に、端末装置情報(UE Information)プロシージャについて説明する。端末装置情報プロシージャはEUTRAN(ネットワーク)がUE122に対して情報のレポートを要求するために使われる。例えば、移動履歴情報は、このプロシージャによってUE122から基地局装置(eNB102またはgNB108)に通知されてもよい。

0128

EUTRANはUEInformationRequestメッセージをUE122に送ることによってこのプロシージャを開始する。

0129

手順1:セキュリティアクティベーション成功した後でUEInformationRequestメッセージを受信したUE122は、UEInformationRequestメッセージの一つの要素であるmobilityHistoryReportReqが真にセットされていた場合、UEInformationResponseメッセージにmobilityHistoryReportを含め、mobilityHistoryReportにVarMobilityHistoryReportのエントリーを含める。さらに、UE122は、現在のセル(PCell)のセルグローバル識別子をエントリーのフィールドの一つであるvisitedCellIdに含める。このときUE122は、mobilityHistoryReportのサイズなどに基づき最も古いエントリーを削除してからエントリーを含めてもよい。そしてUE122は、エントリーのフィールドの一つであるtimeSpentに現在のセルで費やした時間の情報を含める。上記エントリーがmobilityHistoryReportに含められる。そして、mobilityHistoryReportを含むUEInformationResponseメッセージは、SRB1またはSRB2を通じた送信のために下位レイヤに提出(submit)される。

0130

図7は、本発明の実施の形態におけるNRのRRC接続確立手順(プロシージャ)のフローの一例を示す図である。このプロシージャの目的は、RRC接続を確立することであってよい。RRC接続の確立はSRB1の確立を伴ってよい。このプロシージャは、初期NAS個別情報/メッセージ(Initial NAS dedicated information/message)をUE122からE−UTRANへ転送するために用いられてもよい。

0131

RRC接続を確立する場合、UE122はRRCセットアップ要求(RRCSetupRequest)メッセージの送信を開始してよい。

0132

RRCセットアップ要求メッセージの送信に関する処理(アクション)について説明する。

0133

UE122は、RRCレイヤの上位のレイヤから5g−S−TMSIが提供される場合、ng−5G−S−TMSI−Part1をUE識別子(ue−Identity)にセットする。そうでない場合、UE識別子にランダムな値をセットする。

0134

UE122は、RRCセットアップ要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるestablishmentCauseに、上位レイヤから受け取った情報に従って値をセットする。

0135

上記処理の後、UE122は、送信のためにRRCセットアップ要求メッセージを下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS701)。

0136

RRCレジューム要求メッセージの送信に関する処理(アクション)について説明する。

0137

UE122はRRC接続をレジュームするように上位レイヤまたはASレイヤに要求されたときに以下の処理を行う。

0138

UE122は、(A)SIB1にuseFullResumeIDが含まれているなら、RRCResumeRequest1をメッセージとして用いて、ストアしている識別子のfullI−RNTIの値をフィールドの一つであるresumeIdentityにセットする。

0139

(A)でない場合、RRCResumeRequestをメッセージとして用いて、ストアしているshortI−RNTIの値をフィールドの一つであるshortResumeIdentityにセットする。

0140

上記処理の後、UE122は、RRCレジューム要求メッセージに含まれるフィールドの一つであるresumeCauseに、上位レイヤまたはASレイヤから受け取った情報に従って値をセットする。

0141

上記処理の後、RRC設定を回復(リストア)し、PDCP状態(State)を回復し、SRB1のためのPDCPエンティティを再確立(Re−establish)する。

0142

上記処理の後、UE122は、SRB1をレジュームする。

0143

上記処理の後、UE122は、RRCレジューム要求メッセージ(RRCResumeRequestまたはRRCResumeRequest1)を送信のために下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS701)。

0144

UE122がRRCセットアップメッセージを受信したとき(ステップS703)のプロシージャ(アクション)について説明する。

0145

(A)もし、RRCセットアップメッセージを、RRCResumeRequestまたはRRCResumeRequest1の返信として受け取ったなら、以下の(1)から(2)の処理を行う。

0146

(1)蓄積(保持)していたASコンテキスト、fullI−RNTIとshortI−RNTIを捨てる(Discardする)。

0147

(5)上位レイヤにRRC接続のフォールバックを通知する。

0148

上記処理の後、RRCセットアップメッセージに含まれる情報に従い、セルグループの設定をおこなう。

0149

上記処理の後、RRCセットアップメッセージに含まれる情報に従い、無線ベアラの設定をおこなう。

0150

もし、RRCセットアップメッセージを、RRCResumeRequestまたはRRCSetupRequestの返信として受け取ったなら、RRC接続状態(RRC_CONNECTED)に遷移する。

0151

上記処理の後、以下の(1)から(4)に示すようにRRCセットアップ完了メッセージのコンテンツをセットする。ただし、UE122のサポートするリリースによって、(1)から(4)の何れか、または何れかの組み合わせがセットされなくてよい。例えば、前記リリースAのUE122が(2)から(4)をセットせず、リリースBのUE122が(4)をセットしなくてもよい。また、例えば、前記リリースAのUE122が(4)をセットせず、リリースBのUE122が(1)から(4)をセットしてもよい。

0152

(1)もし、上位レイヤが識別子(5G−S−TMSI)を提供しているなら、(A)もしRRCセットアップメッセージを、RRCSetupRequestの返信として受け取ったなら、ng−5G−S−TMSI−Part2をng−5G−S−TMSI−Valueの値としてセットする。(A)でない場合、5G−S−TMSIをng−5G−S−TMSI−Valueの値としてセットする。

0153

(2)メッセージのコンテンツにmobilityStateを含め、mobilityStateの値として、移動状態を設定する。

0154

(3)もし、UE122が移動履歴情報の蓄積をサポートしており、UE122の変数VarMobilityHistoryReportに移動履歴情報が存在する(利用できる(Available))なら、メッセージのコンテンツにmobilityHistoryAvailを含め、mobilityHistoryAvailの値として、真(true)を設定する。

0155

(4)以下の(A)から(G)に示すようにRRCセットアップ完了メッセージのコンテンツをセットする。

0156

(A)もし、UE122が変数VarRLF−Reportに無線リンク失敗またはハンドオーバ失敗の情報が存在(Available)し、VarRLF−Reportに蓄積されたPLMNの識別子のリスト(plmn−IdentityList)にRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにrlf−InfoAvailableを含め、rlf−InfoAvailableの値として、真(true)を設定する。

0157

(B)もし、UE122がEUTRAおよび/またはNRに対するMBSFNの記録された測定(MBSFNlogged measurements)が存在(Availa
ble)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableMBSFNを含め、logMeasAvailableMBSFNの値として、真(true)を設定する。

0158

(C)もし、UE122がEUTRAおよび/またはNRに対するMBSFNの記録された測定(MBSFN logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableMBSFNを含め、logMeasAvailableMBSFNの値として、真(true)を設定する。そうでない場合、もしUE122がEUTRAおよび/またはNRに対する記録された測定(logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableを含め、logMeasAvailableの値として、真(true)を設定する。

0159

(D)もし、UE122がBluetoothの記録された測定(Bluetooth
logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableBTを含め、logMeasAvailableBTの値として、真(true)を設定する。

0160

(E)もし、UE122がWLANの記録された測定(WLAN logged measurements)が存在(Available)し、VarLogMeasReportに蓄積されたPLMNの識別子のリストにRPLMNが含まれるなら、メッセージのコンテンツにlogMeasAvailableWLANを含め、logMeasAvailableWLANの値として、真(true)を設定する。

0161

(F)もし、UE122が変数VarConnEstFailReportに接続確立失敗情報(connection establishment failure information)が存在(Available)し、RPLMNがVarConnEstFailReportに蓄積されたPLMNの識別子と等しければ、メッセージのコンテンツにconnEstFailInfoAvailableを含め、connEstFailInfoAvailableの値として、真(true)を設定する。

0162

(G)もし、SIB1がidleModeMeasurementsを含み、UE122の変数VarMeasIdleReportにRRC_IDLE状態および/またはRRC_INACTIVE状態における測定情報(IDLEmode measurement information)が存在(Available)すれば、メッセージのコンテンツにidleMeasAvailableを含め、idleMeasAvailableの値として、真(true)を設定する。

0163

上記処理の後、送信のために下位レイヤにRRCセットアップ完了メッセージを提出する(ステップS705)。

0164

なお、上記一連のプロシージャのすべてが実行される必要はなく、プロシージャの一部、のみが実行されてもよい。また、複数の条件による判断が行われる場合に、それら条件の一部のみを条件として判断が行われてもよい。他のすべてのプロシージャについても同様である。また、記載した処理以外の処理が各プロシージャに含まれてもよい。

0165

また、UE122で蓄積された前記各情報は、EUTRAに接続した場合とNRに接続した場合とで、同一の情報がネットワークに通知されてもよいし、異なる(または独立した)情報が通知されてもよい。例えば、EUTRAとNRとで独立した変数を用いてそれぞれ独立した情報を蓄積してもよいし、共通の変数に蓄積した情報をそれぞれ異なる条件で抽出および/または整形してもよい。

0166

また、UE122で蓄積された前記各情報は、EUTRAに接続した場合には、EUTRAのRRCメッセージでネットワークに通知されてもよいし、一部あるいは全部の情報がNRのRRCメッセージで生成され、EUTRAのRRCメッセージにエンカプセル化されてネットワークに通知されてもよい。また、UE122で蓄積された前記各情報は、NRに接続した場合には、NRのRRCメッセージでネットワークに通知されてもよいし、一部あるいは全部の情報がEUTRAのRRCメッセージで生成され、NRのRRCメッセージにエンカプセル化されてネットワークに通知されてもよい。

0167

また、上記プロシージャはRRCレイヤで行われてよい。すなわち、プロシージャ中に
おける上位レイヤとはRRCレイヤの上位レイヤ(例えばNASレイヤ)であってよいし、下位レイヤとはRRCレイヤの下位レイヤ(例えばPDCPレイヤやRLCレイヤMACレイヤやPHYレイヤ)であってよい。

0168

図5は本発明の実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。

0169

図5に示すUE122は、eNB102からRRC接続セットアップメッセージ等、及びgNB108からRRCセットアップメッセージ等を受信する受信部500、及び受信したメッセージに含まれる各種情報及び各種条件等に従って処理を行う処理部502、eNB102へRRC接続要求メッセージ、RRC接続セットアップ完了メッセージ等、及びgNB108へRRCセットアップ要求メッセー、RRCセットアップ完了メッセージ等を送信する送信部504から成る。また様々な条件に基づき各部の動作を制御する制御部を別途備えてもよい。

0170

図6は本発明の実施の形態における基地局装置(gNB108)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図6では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。

0171

図6に示すgNB108は、UE122へRRCメッセージ等を送信する送信部600、及び各種情報要素(IE:Information Element)を含めたRRCメッセージを作成し、UE122に送信する事により、UE122の処理部502に処理を行わせる処理部602、及びUE122よりRRCメッセージ等を受信する受信部604から成る。なお、図6に示す構成は、eNB102に適応されてもよい。また様々な条件に基づき各部の動作を制御する制御部を別途備えてもよい。

0172

このように、本発明の実施の形態では、UE122が移動(モビリティ)に関する情報を通知することにより、eNB102および/またはgNB108が適切なパラメータ設定をUE122に行うことができる。

0173

なお、上記説明で用いたメッセージおよび/または情報要素のフィールドの一部、又は全ては、オプショナルであってもよい。即ち上記説明で用いたメッセージおよび/または情報要素のフィールドは必要に応じてRRCメッセージに含まれてもよい。

0174

なお本発明の各実施の形態における無線ベアラとは、DRBであってもよいし、SRBであってもよい。

0175

本発明の実施形態における、UE122、eNB102、および/またはgNB108の種々の態様について説明する。

0176

(1)本発明の第1の態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信する受信部と、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信する送信部と、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択する処理部とを備え、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情
報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0177

(2)本発明の第1の態様において、前記端末装置が、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合であっても、前記基地局装置が報知するシステム情報に特定の情報が含まれる場合に、前記第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0178

(3)本発明の第2の態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信する送信部と、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信する受信部と、前記システム情報に含める情報を選択する処理部とを備え、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める。

0179

(4)本発明の第3の態様は、基地局装置と通信する端末装置に適用される通信方法であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信するステップと、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信するステップと、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択するステップとを少なくとも含み、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0180

(5)本発明の第3の態様において、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合であっても、前記基地局装置が報知するシステム情報に特定の情報が含まれる場合に、前記第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0181

(6)本発明の第4の態様は、端末装置と通信する基地局装置に適用される通信方法であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信するステップと、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信するステップと、前記システム情報に含める情報を選択するステップとを少なくとも含み、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める。

0182

(7)本発明の第5の態様は、基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、前記基地局装置から報知されるシステム情報と前記基地局装置から送信されるRRC接続の確立を指示するメッセージとを受信する機能と、RRC接続確立の完了を前記基地局装置に通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を送信する機能と、前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める情報を選択する機能を前記端末装置に対して発揮させ、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続する場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含め、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEP
Cまたは5GCに接続する場合に、何れのコアネットワークに接続するかに関わらず、第2の情報を蓄積していれば前記第2の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0183

(8)本発明の第5の態様において、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合であっても、前記基地局装置が報知するシステム情報に特定の情報が含まれる場合に、前記第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含める。

0184

(9)本発明の第6の態様は、端末装置と通信する基地局装置に実装される集積回路であって、システム情報とRRC接続の確立を指示するメッセージ(RRC接続セットアップメッセージ)とを送信する機能と、RRC接続確立の完了を通知するメッセージ(RRC接続セットアップ完了メッセージ)を受信する機能と、前記システム情報に含める情報を選択する機能を前記基地局装置に対して発揮させ、前記端末装置がEUTRAの無線技術でEPCに接続しない場合に、第1の情報を蓄積していれば前記第1の情報が存在することを示す情報を前記RRC接続セットアップ完了メッセージに含めることを前記端末装置に指示する情報を前記システム情報に含める。

0185

これにより、UE122と、eNB102および/またはgNB108とが効率的に通信をおこなうことができる。

0186

なお、以上説明した実施形態は単なる例示に過ぎず、様々な変形例、置換例を用いて実現することができる。例えば、上りリンク送信方式は、FDD(周波数分割復信)方式とTDD時分割復信)方式のどちらの通信システムに対しても適用可能である。また、実施形態で示される各パラメータや各イベント名称は、説明の便宜上呼称しているものであって、実際に適用される名称と本発明の実施形態の名称とが異なっていても、本発明の実施形態において主張する発明の趣旨に影響するものではない。

0187

本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ−タを機能させるプログラムであってもよい。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し修正・書き込みが行なわれる。

0188

なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ−タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ−タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ−タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ−タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ−タシステムであって、オペレ−ティングシステムや周辺機器等のハ−ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体光記録媒体磁気記録媒体等のいずれであってもよい。

0189

さらに「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバクライアントとなるコンピュ−タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであって
もよく、さらに前述した機能をコンピュ−タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。

0190

また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイスディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ−ラ、マイクロコントロ−ラ、またはステ−トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。

0191

なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型電子機器、たとえば、AV機器キッチン機器掃除洗濯機器空調機器オフィス機器自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。

0192

以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。

0193

100 E−UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308RRC
310 SDAP
500、604 受信部
502、602 処理部
504、600 送信部

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