図面 (/)

技術 茶経口組成物

出願人 花王株式会社
発明者 小林由典霜田祐一内田裕子惠口奏迫田俊
出願日 2019年6月19日 (1年8ヶ月経過) 出願番号 2019-113470
公開日 2020年5月14日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-072646
状態 未査定
技術分野 茶・コーヒー 食品の着色及び栄養改善
主要キーワード 立方体型 小分け包装 高速液体クロマトグラフ質量分析 ティーポット シード剤 還元糖分 チャック付き 検出域
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年5月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、香り立ちの良好な茶経口組成物を提供すること。

解決手段

次の成分(A)及び(B);(A)ケルセチン配糖体(B)ケンフェロールモノグルコシドを含有し、固形分中の成分(A)の含有量が0.2〜20質量%であり、 固形分中の成分(B)の含有量が0.01〜1.0質量%であり、かつ 成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.01〜1.0である、茶経口組成物

概要

背景

茶ポリフェノールは、様々な生理活性を有することから、飲食品への応用が注目されており、様々な茶製品が多数上市されている。例えば、非重合体カテキン類と、特定量シュウ酸と、サイクロデキストリンを配合することで、味が良好で、非重合体カテキン類を高濃度で摂取するのに適したインスタント粉末飲料(特許文献1)、茶ポリフェノール、ゲル化剤及び甘味成分を配合し、茶ポリフェノール濃度ゲル化強度とを一定の関係を満たすように制御することで、苦渋味が抑制され、かつ嗜好性が高く、手軽に高濃度の茶ポリフェノールが摂取できるゼリー状食品(特許文献2)等が提案されている。

一方、ケルセチン配糖体は、カラマツ等の寒冷地育成する樹木に含まれるフラボノイド配糖体一種であり、冷却作用を有することが報告されている。このようなケルセチン配糖体を含有させて過冷却状態を維持できる飲料が提案されている(特許文献3)。

また、アストラガリンは、の葉やの葉に含まれるケンフェロールモノグリコシドの一種であり、抗アレルギー作用を有することが報告されている。このような生理作用に着目し、アストラガリンの飲食品への応用が検討されており、例えば、アストラガリンに、果糖ガラクトース乳糖及びブドウ糖からなる群から選ばれる糖の1種又は2種以上を配合することで、アストラガリンの吸収性が向上するとの報告がある(特許文献4)。

概要

ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、香り立ちの良好な茶経口組成物を提供すること。次の成分(A)及び(B);(A)ケルセチン配糖体(B)ケンフェロールモノグルコシドを含有し、固形分中の成分(A)の含有量が0.2〜20質量%であり、 固形分中の成分(B)の含有量が0.01〜1.0質量%であり、かつ 成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.01〜1.0である、茶経口組成物なし

目的

本発明の課題は、ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、茶の香り立ちの良好な茶経口組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

次の成分(A)及び(B);(A)ケルセチン配糖体(B)ケンフェロールモノグルコシドを含有し、固形分中の成分(A)の含有量が0.2〜20質量%であり、固形分中の成分(B)の含有量が0.01〜1.0質量%であり、かつ成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.01〜1.0である、経口組成物

請求項2

茶経口組成物が顆粒剤又は濃縮飲料である、請求項1記載の茶経口組成物。

請求項3

成分(A)がルチン及びイソクエルシトリンである、請求項1又は2記載の茶経口組成物。

請求項4

成分(B)がアストラガリンである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の茶経口組成物。

請求項5

質量比[(B)/(A)]が0.03〜0.7である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の茶経口組成物。

請求項6

固形分中の成分(B)の含有量が0.03〜0.5質量%である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の茶経口組成物。

請求項7

請求項1〜6のいずれか1項に記載の茶経口組成物を添加してなる、飲食品

技術分野

0001

本発明は、経口組成物に関する。

背景技術

0002

茶ポリフェノールは、様々な生理活性を有することから、飲食品への応用が注目されており、様々な茶製品が多数上市されている。例えば、非重合体カテキン類と、特定量シュウ酸と、サイクロデキストリンを配合することで、味が良好で、非重合体カテキン類を高濃度で摂取するのに適したインスタント粉末飲料(特許文献1)、茶ポリフェノール、ゲル化剤及び甘味成分を配合し、茶ポリフェノール濃度ゲル化強度とを一定の関係を満たすように制御することで、苦渋味が抑制され、かつ嗜好性が高く、手軽に高濃度の茶ポリフェノールが摂取できるゼリー状食品(特許文献2)等が提案されている。

0003

一方、ケルセチン配糖体は、カラマツ等の寒冷地育成する樹木に含まれるフラボノイド配糖体一種であり、冷却作用を有することが報告されている。このようなケルセチン配糖体を含有させて過冷却状態を維持できる飲料が提案されている(特許文献3)。

0004

また、アストラガリンは、の葉やの葉に含まれるケンフェロールモノグリコシドの一種であり、抗アレルギー作用を有することが報告されている。このような生理作用に着目し、アストラガリンの飲食品への応用が検討されており、例えば、アストラガリンに、果糖ガラクトース乳糖及びブドウ糖からなる群から選ばれる糖の1種又は2種以上を配合することで、アストラガリンの吸収性が向上するとの報告がある(特許文献4)。

先行技術

0005

特開2004−159505号公報
特開2006−115783号公報
特開2009−219394号公報
特開2002−291441号公報

発明が解決しようとする課題

0006

インスタント茶飲料は、急須ティーポット等を用いることなく、カップ等の容器に入れ熱水等を注ぐだけで手軽に飲用することができるが、急須等で淹れた茶飲料と比較して茶の香り立ちが劣るという問題がある。急須等で淹れた茶飲料は、淹れたての香りが豊かであるが、この香りには、直接感じ鼻腔香のみならず、口に含んだときにから鼻に抜けて感じる鼻抜け香があることが知られており、香り立ちのよい茶飲料とするためには鼻抜け香が特に重要となる。
本発明者らは、インスタント茶飲料にケルセチン配糖体を高含有させると、茶の香り立ちを向上できることを見出したが、エグ味口腔内に長く残りやすく、茶の香りと呈味とを両立し難しいことが判明した。ここで、本明細書において「エグ味」とは、口に含んだときに口内に残る収れん性口腔感覚をいう。
本発明の課題は、ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、茶の香り立ちの良好な茶経口組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明者らは、上記課題に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、ケルセチン配糖体に対してケンフェロールモノグルコシドを特定の量比で含有させることで、意外なことに、ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、茶の香り立ちの良好な茶経口組成物が得られることを見出した。

0008

すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B);
(A)ケルセチン配糖体
(B)ケンフェロールモノグルコシド
を含有し、
固形分中の成分(A)の含有量が0.2〜20質量%であり、
固形分中の成分(B)の含有量が0.01〜1.0質量%であり、かつ
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.01〜1.0である、
茶経口組成物を提供するものである。

0009

本発明はまた、上記茶経口組成物を添加してなる飲食品を提供するものである。

発明の効果

0010

本発明によれば、ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、茶の香り立ちの良好な茶経口組成物を提供することができる。

0011

<茶経口組成物>
本明細書において「茶経口組成物」とは、植物抽出物茶原料として含み、経口摂取に供される製品をいう。茶経口組成物の製品形態としては、常温(20℃±15℃)において固形でも、液状でもよく、特に限定されない。液状の場合、濃縮液状、ゲル状、ゼリー状スラリー状のいずれの形態であっても構わない。濃縮液状である場合、その濃度はRTD(レディトゥドリンク)よりも高濃度であれば適宜選択可能であり、特に限定されない。固形としては、例えば、粉末状、顆粒状、錠状、棒状、板状、ブロック状等を挙げることができる。茶経口組成物が固形である場合、茶経口組成物中の固形分量は通常80質量%以上、好ましくは90質量%以上、より好ましくは93質量%以上、更に好ましくは95質量%以上、殊更に好ましくは97質量%以上である。なお、かかる固形分量の上限は特に限定されず、100質量%であってもよい。ここで、本明細書において「固形分量」とは、試料を105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発物質を除いた残分の質量をいう。中でも、茶経口組成物の製品形態としては、固形、濃縮液状、ゼリー状が好ましく、固形、濃縮液状がより好ましく、固形が更に好ましい。固形の中では、粉末状、顆粒状、錠状が好ましく、顆粒状が更に好ましい。

0012

本発明の茶経口組成物は、成分(A)としてケルセチン配糖体を含有する。ここで、本明細書において「ケルセチン配糖体」とは、ケルセチンに糖が結合した化合物をいい、具体的には下記一般式(A)で表される化合物である。なお、成分(A)は、原料由来するものでも、新たに加えられたものでもよい。

0013

0014

〔一般式(A)中、R1〜R3のうちのいずれか1個はグルコース残基又はルチノース残基を示し、残りの2個は水素原子を示す。〕

0015

本明細書において「グルコース残基」とは、グルコースから水酸基を1個除いた一価の基をいい、また「ルチノース残基」とはルチノースから水酸基を1個除いた一価の基をいう。
中でも、一般式(A)で表される化合物としては、R1がグルコース残基又はルチノース残基であり、R2及びR3が水素原子であることが好ましい。
成分(A)としては、本発明の効果を享受しやすい点から、(A1)ルチン及び(A2)イソクエルシトリンが好ましい。

0016

本発明の茶経口組成物は、固形分中の成分(A)の含有量が0.2〜20質量%であるが、茶の香り立ちの向上の観点から、0.21質量%以上が好ましく、0.22質量%以上がより好ましく、0.23質量%以上が更に好ましく、0.24質量%以上が殊更好ましく、またエグ味の抑制の観点から、10質量%以下が好ましく、6質量%以下がより好ましく、3質量%以下が更に好ましく、1.5質量%以下が殊更に好ましい。成分(A)の含有量の範囲としては、茶経口組成物の固形分中に、好ましくは0.21〜10質量%、より好ましくは0.22〜6質量%、更に好ましくは0.23〜3質量%、殊更に好ましくは0.24〜1.5質量%である。なお、成分(A)の含有量は、通常知られている測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することが可能であり、例えば、液体クロマトグラフ分析することが可能である。具体的には、後掲の実施例に記載の方法が挙げられる。なお、測定の際には装置の検出域適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。

0017

本発明の茶経口組成物は、成分(B)としてケンフェロールモノグルコシドを含有する。ここで、本明細書において「ケンフェロールモノグルコシド」とは、ケンフェロールの水酸基にグルコースが1つ結合した化合物をいい、グルコースの結合位置は特に限定されない。成分(B)としては、例えば、アストラガリン、ポプルニン等を挙げることができる。中でも、本発明の効果を享受しやすい点から、アストラガリンが好ましい。成分(B)は、原料に由来するものでも、新たに加えられたものでもよい。

0018

本発明の茶経口組成物は、固形分中の成分(B)の含有量が0.01〜1.0質量%であるが、エグ味の抑制、鼻抜け香の向上の観点から、0.02質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましく、0.04質量%以上が更に好ましく、また成分(B)に由来する渋味抑制の観点から、0.7質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.3質量%以下が更に好ましく、0.15質量%以下が殊更に好ましい。成分(B)の含有量の範囲としては、茶経口組成物の固形分中に、好ましくは0.02〜0.7質量%、より好ましくは0.03〜0.5質量%、更に好ましくは0.03〜0.3質量%、殊更に好ましくは0.04〜0.15質量%である。なお、成分(B)の含有量は、通常知られている測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することが可能であり、例えば、液体クロマトグラフで分析することが可能である。具体的には、後掲の実施例に記載の方法が挙げられる。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。

0019

本発明の茶経口組成物は、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.01〜1.0であるが、エグ味の抑制、鼻抜け香の向上の観点から、0.02以上が好ましく、0.03以上がより好ましく、0.04以上が更に好ましく、0.08以上が殊更に好ましく、そして0.8以下が好ましく、0.7以下がより好ましく、0.6以下が更に好ましく、0.5以下が殊更に好ましい。かかる質量比[(B)/(A)]の範囲としては、好ましくは0.02〜0.8、より好ましくは0.03〜0.7、更に好ましくは0.04〜0.6、殊更に好ましくは0.08〜0.5である。

0020

更に、本発明の茶経口組成物は、成分(C)としてデキストリンを含有することができる。ここで、本明細書において「デキストリン」とは、でんぷん分解物の一種であり、でんぷんを酸処理又は加熱処理して部分的に加水分解低分子化した化合物である。デキストリンは、糖がグリコシド結合によって重合した分子構造を有しており、グリコシド結合は、鎖状に結合していても、環状に結合していても、これらの混合物であっても構わない。糖の結合方式としては、α−1,4結合、α−1,6結合、β−1,2結合、β−1,3結合、β−1,4結合、β−1,6結合等が挙げられ、単一の結合方式のみでも、2種以上の結合方式でも構わない。

0021

成分(C)は、本発明の効果を享受しやすい点から、デキストロース当量(DE)が、1以上が好ましく、2以上がより好ましく、3以上が更に好ましく、そして40以下が好ましく、30以下がより好ましく、20以下が更に好ましく、16以下が更に好ましい。かかるDEの範囲としては、好ましくは1〜40であり、より好ましくは2〜30であり、更に好ましくは3〜20であり、殊更に好ましくは3〜16である。なお、デキストロース当量(DE)は、通常知られているデキストロースの測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することができる。具体的には、後掲の実施例に記載の方法により測定することができる。なお、成分(C)の含有量は、所望する最終形態に応じて適宜設定することができる。

0022

本発明の茶経口組成物は、所望により、甘味料酸味料香料アミノ酸たんぱく質ビタミンミネラル酸化防止剤エステル乳化剤品質安定剤、保存料調味料果汁エキス野菜エキス花蜜エキス等の添加剤を1種又は2種以上を含有することができる。添加剤の含有量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜設定することができる。

0023

本発明の茶経口組成物の具体例としては、例えば、インスタント茶飲料;濃縮飲料乳飲料ヨーグルトチーズ等の乳製品ゼリーグミキャンディースナックビスケットチョコレート米菓等の菓子の飲食品が挙げられ、健康食品栄養機能食品特定保健用食品栄養補助食品、健康補助食品サプリメント等)、医薬品、医薬部外品とすることもできる。なお、インスタント茶飲料又は濃縮飲料の場合、液体希釈溶解して茶飲料として飲用に供することができればよく、液体は飲料に還元できれば特に限定されない。例えば、水、炭酸水牛乳豆乳等が挙げられ、液体の温度は問わない。また、健康食品、医薬品、又は医薬部外品である場合の剤型としては、例えば、顆粒剤錠剤カプセル剤散剤丸剤チュアブル剤トローチ剤等が挙げられる。中でも、茶経口組成物としては、インスタント茶飲料、濃縮飲料、ゼリー食品、顆粒剤、錠剤が好ましく、インスタント茶飲料、濃縮飲料、顆粒剤が更に好ましい。

0024

また、茶経口組成物がインスタント茶飲料である場合、例えば、瓶等に容器詰し飲用する際にカップ1杯分スプーン等で計量するもの、1杯分を収容したカップタイプ、カップ1杯分毎に小分け包装したスティックタイプ等とすることができる。また、茶経口組成物が濃縮飲料である場合、例えば、カップ1杯分毎に小分け包装したポーションタイプの希釈飲料等が挙げられる。なお、カップの容量は50〜320mLであることが好ましく、また小分け包装の内容量はカップ容量に適合するように適宜設定することが可能である。中でも、本発明の効果を享受しやすい点から、カップ1杯分毎に小分け包装したものが好ましく、例えば、スティック包装したもの、ピロー包装したものを挙げることができる。小分け包装は、アルミ蒸着フィルム等を材質とする包装材料で包装することができる。なお、容器内及び包材内窒素ガス充填してもよく、また包材酸素透過性の低いものが品質維持の点で好ましい。

0025

本発明の茶経口組成物は、常法にしたがって製造することが可能であり、適宜の方法を採り得る。例えば、植物抽出物、成分(A)及び成分(B)、必要により他の成分を配合し、成分(A)及び成分(B)の各含有量とともに、質量比[(B)/(A)]を調整して製造することができる。植物抽出物、成分(A)及び(B)の混合順序は特に限定されず、任意の順序で添加しても、3者を同時に添加してもよい。混合方法としては、撹拌、震盪等の適宜の方法を採用することが可能であり、混合装置を使用しても構わない。混合装置の混合方式は、容器回転型でも、容器固定型でもよい。容器回転型として、例えば、水平円筒型V型ダブルコーン型、立方体型等を採用することができる。容器固定型として、例えば、リボン型スクリュー型円錐形スクリュー型、パドル型流動層型フィリップスブレンダ−等を採用することができる。また、公知の造粒法により造粒物としてもよい。造粒方法としては、例えば、噴霧造粒流動層造粒圧縮造粒転動造粒、撹拌造粒押出造粒粉末被覆造粒等が挙げられる。なお、造粒条件は、造粒方法により適宜選択することができる。また、錠剤とする場合には、湿式打錠及び乾式打錠のいずれでもよく、公知の圧縮成形機を使用することができる。更に、濃縮液状とする場合には、例えば、常圧にて溶媒蒸発を行う常圧濃縮法減圧にて溶媒の蒸発を行う減圧濃縮法、膜分離により溶媒を除去する膜濃縮法等の公知の濃縮方法を採用することができる。

0026

植物抽出物としては、茶飲料の製造に一般に使用されているものであれば特に限定されない。植物抽出物の原料としては、例えば、Camellia属の茶葉、Camellia属以外の茶葉、穀物等を挙げることができる。植物抽出物及びその原料は、それぞれ1種又は2種以上を使用することができる。
植物抽出物の抽出方法としては、例えば、ニーダー抽出、攪拌抽出(バッチ抽出)、向流抽出ドリップ抽出)、カラム抽出等の公知の方法を採用することができる。また、抽出条件は特に限定されず、抽出方法により適宜選択することが可能である。また、植物抽出物は、茶経口組成物の製造方法に応じて、濃縮又は乾燥することができる。濃縮方法としては、上記と同様の方法が挙げられ、乾燥方法としては、例えば、噴霧乾燥、凍結乾燥等の公知の方法を採用することができる。

0027

Camellia属の茶葉としては、例えば、C.sinensis.var.sinensis(やぶきた種を含む)、C.sinensis.var.assamica及びそれらの雑種から選択される茶葉(Camellia sinensis)が挙げられ、その加工方法により、不発酵茶半発酵茶発酵茶分類することができる。Camellia属の茶葉は、1種又は2種以上を使用することができる。なお、茶葉の茶品種及び採取時期は特に限定されず、また茶葉は火入れ加工が施されていてもよい。
不発酵茶としては、例えば、煎茶、深蒸し煎茶、焙じ茶番茶、玉露、かぶせ茶、碾茶入り茶、茎茶、棒茶、茶等の緑茶が挙げられる。また、半発酵茶としては、例えば、鉄観音色種黄金武夷岩茶等の烏龍茶が挙げられる。更に、発酵茶としては、ダージリン、アッサムスリランカ等の紅茶が挙げられる。
Camellia属以外の茶葉としては、例えば、イチョウの葉、柿の葉、ビワの葉、桑の葉、クコの葉、杜仲の葉、小松菜ルイボスクマザサドクダミアマチャヅルスイカズラツキミソウ、カキドオシカワラケツメイギムネマシルベスタ黄杞茶(クルミ科)、甜茶(バラ科)、キダチアロエ等が挙げられる。更に、カモミールハイビスカスペパーミントレモングラスレモンピールレモンバームローズヒップローズマリー等のハーブも用いることができる。
穀物としては、例えば、大麦小麦ハト麦ライ麦燕麦麦等の麦;玄米等の米;大豆黒大豆ソラマメインゲン豆、小豆エビスクサ、ササゲラッカセイエンドウリョクトウ等の豆;ソバトウモロコシ、白ゴマ黒ゴマ、粟、稗、黍、キヌワ等を挙げることができる。

0028

中でも、植物抽出物の原料として、Camellia属の茶葉を含有することが好ましく、緑茶、紅茶及び烏龍茶から選択される1種又は2種以上を含有することが更に好ましい。なお、本明細書では、Camellia属の茶葉として不発酵茶葉を最も多く使用する茶経口組成物を「緑茶経口組成物」とし、「半発酵茶葉」を最も多く使用する茶経口組成物を「烏龍茶経口組成物」とし、「発酵茶葉」を最も多く使用する茶経口組成物を「紅茶経口組成物」とする。

0029

Camellia属の茶抽出物を茶原料として含有する場合、本発明の茶経口組成物は、成分(D)として非重合体カテキン類を含有することができる。ここで、本明細書において「非重合体カテキン類」とは、カテキン、ガロカテキン、エピカテキン及びエピガロカテキン等の非ガレート体と、カテキンガレートガロカテキンガレートエピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレート等のガレート体を併せての総称である。本発明においては、上記8種の非重合体カテキン類のうち少なくとも1種を含有すればよい。

0030

本発明の茶経口組成物中の植物抽出物の配合量は、植物抽出物の種類に応じて適宜設定可能である。例えば、茶抽出物を配合する場合において、本発明の茶経口組成物がインスタント茶飲料又は濃縮飲料である場合には、所定の用法にしたがって希釈したときに、飲料中の成分(D)の含有量が、通常0.03〜0.5質量%、好ましくは0.04〜0.4質量%、より好ましくは0.05〜0.3質量%、更に好ましくは0.06〜0.3質量%、より更に好ましくは0.08〜0.25質量%、殊更に好ましくは0.10〜0.25質量%となる量を配合すればよい。なお、希釈倍率は適宜設定可能であるが、例えば、茶経口組成物がインスタント茶飲料である場合、通常20〜600質量倍、好ましくは30〜500質量倍、より好ましくは40〜250質量倍、更に好ましくは50〜200質量倍であり、殊更に好ましくは50〜150質量倍である。また、茶経口組成物が濃縮飲料である場合、希釈倍率は、通常1.5〜200質量倍、好ましくは1.5〜100質量倍、より好ましくは1.8〜50質量倍、更に好ましくは2〜30質量倍である。また、本発明の茶経口組成物がそのまま喫食可能な飲食品、例えば、ゼリー食品、健康食品、菓子である場合には、固形分中の成分(D)の含有量が、通常0.1〜30質量%、好ましくは0.2〜20質量%、より好ましくは0.3〜18質量%、更に好ましくは0.5〜15質量%、より更に好ましくは1〜18質量%、殊更に好ましくは3〜15質量%となるように植物抽出物を配合すればよい。なお、成分(D)の含有量は、上記8種の非重合体カテキン類の合計量に基づいて定義される。また、成分(D)の含有量は、通常知られている測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することが可能であり、例えば、液体クロマトグラフで分析することが可能である。具体的には、後掲の実施例に記載の方法が挙げられる。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。

0031

<飲食品>
本発明の飲食品は、上記茶経口組成物を添加したものである。
茶経口組成物が添加される飲食品は特に限定されないが、例えば、炭酸飲料果汁飲料野菜ジューススポーツドリンク、栄養ドリンク、コーヒー飲料ココア飲料、茶飲料、乳飲料、乳酸菌飲料豆乳飲料等の飲料一般、ヨーグルト、ゼリー、プディングムース水羊羹等のデザートアイスクリームラクトアイスアイスミルクシャーベット等の冷菓又は氷菓、ケーキ、クッキー、ビスケット、チョコレート、パイクラッカー、スナック、チューインガムハードキャンディーソフトキャンディー、ヌガー、ゼリービーンズ、グミ、饅頭煎餅、かき餅、あられ、羊羹等の菓子、タレトマトケチャップソース麺つゆシロップ等の調味料、クリームジャムパン練り製品食肉加工品レトルト食品缶詰漬け物佃煮冷凍食品等を挙げることができる。
茶経口組成物の添加方法としては特に制限はなく、例えば、茶経口組成物の飲食品への直接添加や、水等の液体を用いて希釈してからの飲食品への添加、製品への被覆フィリング、製造工程中の生地への混練としての使用等が挙げられ、最終的に喫食する飲食品に茶経口組成物が含有されていればよい。好適な添加方法としては、茶の香り立ちの観点から、飲食品に直接ふりかけて喫食する態様が挙げられる。
茶経口組成物の添加量は飲食品の種類により適宜選択可能であるが、飲食品100質量部に対し、茶経口組成物を固形分換算で通常0.01〜30質量部、好ましくは0.03〜20質量部、更に好ましくは0.05〜15質量部、殊更に好ましくは0.1〜10質量部である。

0032

1.ルチン、イソクエルシトリン及びアストラガリンの分析
試料溶液フィルター(0.45μm)で濾過し、高速液体クロマトグラフ型式LC−20 Prominence,島津製作所製)を用い、カラム〔Cadenza CD−C18(3μm,4.6mmφ×150mm,Imtakt)〕を装着し、カラム温度40℃にてグラディエント法により行った。移動相A液は酢酸を0.05質量%含有する水溶液、B液はアセトニトリル溶液とし、流速は1mL/分、試料注入量は10μL、UV検出器波長は360nmの条件で行った。なお、グラディエントの条件は、以下のとおりである。

0033

濃度勾配条件
時間(分) A液濃度体積%) B液濃度(体積%)
0 85% 15%
20 80% 20%
35 10% 90%
50 10% 90%
50.1 85% 15%
60 85% 15%

0034

ルチン、イソクエルシトリン及びアストラガリンの標準品を用いて濃度既知標準溶液を調製し、上記分析条件にて高速液体クロマトグラフ分析に供することによりリテンションタイムを測定するとともに、検量線を作成した。
・ルチン :11.3分
・イソクエルシトリン :12.9分
・アストラガリン :18.2分
上記リテンションタイムで一致したピークをルチン、イソクエルシトリン、アストラガリンとして試料溶液中の各成分の定量を行った。

0035

2.デキストリンの分析
(1)定量法
試料、及び各濃度の標準溶液1.5mLに、1N−NaOH水溶液を250μLと0.5 MのPMP(3−メチル−1−フェニル−5−ピラゾロン)−メタノール溶液を500μL加え、70℃で30分加熱する。得られた溶液に 対し、1N−HCl水溶液を250μLにて中和し、5mLのクロロホルムを加え分配し、水層を測定試料とする。上記操作により得られた測定試料について、高速液体クロマトグラフ質量分析を用い、下記条件にて測定する。

0036

分析条件
HPLC装置:型式ACQUITY UPLC、Waters製
MS装置:型式SYNAPTG2−S HDMS型、Waters製
イオン化ESI−Negative
質量範囲:m/z 100−2500
・カラム:型式Unison UK−C18 UP(2.0×100mm,3μm),インタクト社製
・移動相:C液:ギ酸0.05%水溶液、D液:アセトニトリル溶液
・流量 :0.6mL/min
注入量 :1μL

0037

なお、移動相のグラディエントの条件は、以下のとおりである。

0038

濃度勾配条件
時間(分) C液濃度(体積%) D液濃度(体積%)
0 85% 15%
30 10% 90%
30.1 0% 100%
40 0% 100%
40.1 85% 15%
50 85% 15%

0039

(2)デキストロース当量
(I)分析は、デキストリンに含まれているぶどう糖麦芽糖などの還元糖分をぶどう糖として定量する場合に適用し、次の手順にしたがって行う。
・水分の定量
レインエイノン法による還元糖分の定量
・ぶどう糖として計算した還元糖含有率DE値、%)の計算

0040

(II)試料の調製及び力価標定
(II-A)試料の調製
(II-1)標準転化糖溶液
スクロース試薬)4.75gを正確に量り取り、90mLの水を使用して500mL容メスフラスコに移し入れる。これに塩酸比重1.18)5mLを加え、20〜30℃で3日間放置した後、水を加えて定容し、冷暗所に保存する。その50mLを200mL容メスフラスコにとり、フェノールフタレイン指示薬として1mol/L水酸化ナトリウム溶液で中和した後、水を加えて定容する。これを転化糖溶液としてフェーリング溶液の力価の標定に用いる。
(II-2)メチレンブルー溶液
1%メチレンブルー1gを水に溶かして100mLとする。
(II-3)フェーリング溶液
G液:硫酸銅(CuSO4・5H2O)34.639gを水に溶かして500mLとし、2日間放置後ろ過する。
H液:酒石酸カリウムナトリウム(KNaC4H4O6・4H2O)173gと水酸化ナトリウム50gを水に溶かして500mLとし、これを2日間放置後ろ過する。

0041

(II-B)フェーリング溶液の力価の標定
フェーリング溶液G液5.0mL及びH液5mLを200mL容三角フラスコにとり、50mL容ビュレットを用いて標準転化糖溶液19.5mLを加える。電熱器上で2分間沸騰させた後、メチレンブルー溶液4滴を加え、沸騰しながら標準転化糖溶液を滴下し、青色が消失したところを終点とする。滴定は沸騰し始めてから3分以内に終了する。この滴定を3回行い、平均値を求める。但し、3回の平均値を滴定値とするが、各滴定値の差は0.1mL以内とする。また、力価の小数点以下第4位を四捨五入し、1±0.02の範囲内に収める。

0042

0043

〔式中、Aは、消費した標準転化糖溶液の量(mL)を示す。〕

0044

(III)試料の調製
分析試料は、試料の性状に応じて、次により調製する。
(III-1)液体試料
液体中に結晶又は塊状物析出している場合には、密閉容器に入れ、60〜70℃の水浴に浸漬して溶解し、よく振り混合した後、室温に冷却する。
(III-2)固体試料
粉末又は結晶状とし、塊がある場合には砕き、よく混合する。

0045

(IV)水分の定量
水分の定量は、試料の性状により、次の方法で行う。
(IV-1)液体試料
乾燥助剤として、予め秤量瓶海砂を約15g取り、ガラス棒とともに105℃の乾燥機中で乾燥して恒量を求める。次に、前記(III)で調製した均一試料を固形分として約2gに相当する量を正確に量り取り、必要があれば少量の水を全体が浸るまで加え、時々ガラス棒でかき混ぜながら水浴上で加熱して大部分の水を揮散させる。更に、105℃の乾燥機内で時々かき混ぜ、ほとんど乾燥するまで乾かした後、真空乾燥機に移し、70℃で4時間乾燥する。デシケータ中で室温まで放冷した後、重量を量る。1時間ずつ真空乾燥を繰り返して恒量を求める。減量が、2mg以下の変化になった時を恒量に達したとみなす
(IV-2)固体試料
前記(III)で調製した均一試料約2gを予め恒量にした秤量瓶に正確に量り取り、真空乾燥機で70℃、4時間乾燥する。次に、デシケータ中で室温まで放冷した後、重量を量る。更に、1時間ずつ真空乾燥を繰り返して、減量が2mg以下の変化になった時を恒量に達したとみなす。
(IV-3)水分の計算
試料中の水分は、次式により算出する。数値は小数点以下第2位を四捨五入する。

0046

0047

〔式中、W0は試料の採取量(g)を示し、W1は乾燥後の試料の重量(g)を示す。〕

0048

(V)DE値の定量
(V-1)検液の調製
前記(III)で調製した均一試料約10gを正確に量り取り、水に溶かして500mL容メスフラスコに移し入れ、水を加えて容定し検液とする。
(V-2)滴定操作
フェーリング溶液G液5.0mL及びH液5mLを200mL容三角フラスコに採り、50mL容ビュレットを用いて、(V-1)で調製した検液15mLを加え、(II-B)の要領にしたがって滴定し、これを予備滴定とする。更に同様にして、予備滴定で得た滴定数より約1mL少ない量の検液を加え、(II-B)の要領にしたがって滴定する。ここで得た検液の消費量にフェーリング溶液の力価を乗じ、この数値から表1に示すレイン・エイノン糖量表(ぶどう糖)を用いて還元糖濃度(DE値,mg/100mL)をぶどう糖として求める。
(V-3)DE値の計算
試料の乾燥状態におけるぶどう糖として計算したDE値は、次式により算出する。数値は、小数点以下第2位を四捨五入する。

0049

0050

〔式中、
DSは、表1に示すレイン・エイノン糖量表(ぶどう糖)を用いて求めた検液100mL中のぶどう糖量(mg)を示し、
Mは、(IV)で量した試料の水分(%)を示し、
Sは、(V-1)で秤量した試料の採取量(g)を示す。〕

0051

0052

3.非重合体カテキン類の分析
試料溶液をフィルター(0.45μm)で濾過し、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP、島津製作所製)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフパックドカラムL−カラムTMODS(4.6mmφ×250mm、3μm:財団法人化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度35℃にてグラディエント法により分析した。非重合体カテキン類の標準品として、田工業製のものを使用し、検量線法で定量した。移動相E液は酢酸を0.1mol/L含有する蒸留水溶液、F液は酢酸を0.1mol/L含有するアセトニトリル溶液とし、流速は1mL/分、試料注入量は10μL、UV検出器波長は280nmの条件で行った。なお、グラディエントの条件は、以下のとおりである。

0053

濃度勾配条件
時間(分) E液濃度(体積%) F液濃度(体積%)
0 97% 3%
5 97% 3%
37 80% 20%
43 80% 20%
43.5 0% 100%
48.5 0% 100%
49 97% 3%
60 97% 3%

0054

実施例1
緑茶抽出乾燥物(佐食品工業株式会社、新茶撰煎茶)80質量部に対し、ルチン試薬(富士フィルム和光純薬株式会社、ルチン純度95質量%、以下、同様である。)0.10質量部と、イソクエルシトリン試薬(富士フィルム和光純薬株式会社、イソクエルシトリン純度97質量%、以下、同様である。)0.10質量部と、アストラガリン試薬(シグマアルドリッチジャパン合同社製、Kaempferol 3-beta-D-glucopyranoside、アストラガリン純度97質量%、以下、同様である。)0.020質量部を加え、最後にデキストリン(三和澱粉株式会社、サンデック♯30、DE3〜7)を全量が100質量部になるように添加し、均一に混合して粉末状のインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について分析及び官能評価を行った。その結果を表2に示す。なお、得られたインスタント緑茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0055

実施例2、3
アストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例1と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られた各インスタント緑茶飲料について実施例1と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表2に示す。なお、得られたインスタント緑茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0056

参考例1
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例1と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例1と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表2に示す。なお、得られたインスタント緑茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0057

比較例1
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例1と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例1と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表2に示す。なお、得られたインスタント緑茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0058

官能評価1
実施例1〜3、比較例1及び参考例1で得られたインスタント緑茶飲料1gを、それぞれ80℃の熱水100mLで希釈して還元飲料を調製し、各還元飲料を飲用したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験は、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0059

エグ味の評価基準
エグ味は、飲用したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例1の還元飲料のエグ味の評点を「1」とし、実施例2の還元飲料のエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0060

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、飲用したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例1の還元飲料の鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例2の還元飲料の鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0061

0062

実施例4
ルチン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例1と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例1と同様に分析及び官能評価を行った。なお、官能評価は、実施例1と同様の方法で調製された還元飲料について、官能評価1と同一基準にて実施した。その結果を、参考例1の結果とともに表3に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0063

実施例5、6
アストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例4と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られた各インスタント緑茶飲料について実施例4と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表3に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0064

比較例2
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例4と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例4と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表3に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0065

0066

実施例7
ルチン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例2と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例1と同様に分析及び官能評価を行った。なお、官能評価は、実施例1と同様の方法で調製された還元飲料について、官能評価1と同一基準にて実施した。その結果を、参考例1の結果とともに表4に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0067

比較例3
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例7と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例7と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表4に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0068

0069

実施例8
ルチン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例2と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られた各インスタント緑茶飲料について実施例1と同様に分析及び官能評価を行った。なお、官能評価は、実施例1と同様の方法で調製された還元飲料について、官能評価1と同一基準にて実施した。その結果を、参考例1の結果とともに表5に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0070

比較例4
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例8と同様の操作によりインスタント緑茶飲料を得た。得られたインスタント緑茶飲料について実施例8と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表5に示す。得られたインスタント緑茶飲料はいずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0071

0072

実施例9
焙じ茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰 ほうじ茶)80質量部に対し、ルチン試薬0.10質量部と、イソクエルシトリン試薬0.10質量部と、アストラガリン試薬0.1質量部を加え、最後にデキストリン(三和澱粉株式会社、サンデック♯30、DE3〜7)を全量が100質量部になるように添加し、均一に混合して粉末状のインスタント焙じ茶飲料を得た。得られたインスタント焙じ茶飲料について実施例1と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント焙じ茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が1.5質量%であった。

0073

実施例10
焙じ茶抽出乾燥物に代えて、烏龍茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰 烏龍茶)を用いたこと以外は、実施例9と同様の操作によりインスタント烏龍茶飲料を得た。得られたインスタント烏龍茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント烏龍茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.5質量%であった。

0074

実施例11
焙じ茶抽出乾燥物に代えて、麦茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰 麦茶)を用いたこと以外は、実施例9と同様の操作によりインスタント麦茶飲料を得た。得られたインスタント麦茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント麦茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、非重合体カテキン類は検出されなかった。

0075

参考例2
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例9と同様の操作によりインスタント焙じ茶飲料を得た。得られたインスタント焙じ茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント焙じ茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が1.5質量%であった。

0076

参考例3
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例10と同様の操作によりインスタント烏龍茶飲料を得た。得られたインスタント烏龍茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント烏龍茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.5質量%であった。

0077

参考例4
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例11と同様の操作によりインスタント麦茶飲料を得た。得られたインスタント麦茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。得られたインスタント麦茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、非重合体カテキン類は検出されなかった。

0078

比較例5
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例9と同様の操作によりインスタント焙じ茶飲料を得た。得られたインスタント焙じ茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント焙じ茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が1.5質量%であった。

0079

比較例6
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例10と同様の操作によりインスタント烏龍茶飲料を得た。得られたインスタント烏龍茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。なお、得られたインスタント烏龍茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.5質量%であった。

0080

比較例7
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例11と同様の操作によりインスタント麦茶飲料を得た。得られたインスタント麦茶飲料について実施例9と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表6に示す。得られたインスタント麦茶飲料は固形分量が97.0質量%であり、非重合体カテキン類は検出されなかった。

0081

官能評価2
実施例9〜11、比較例5〜7及び参考例2〜4で得られた粉末状のインスタント茶飲料1gを、それぞれ80℃の熱水100mLで希釈して還元飲料を調製し、各還元飲料を飲用したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験は、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。その結果を、実施例2、比較例1及び参考例1のインスタント緑茶飲料の結果とともに表6に示す。

0082

エグ味の評価
インスタント焙じ茶飲料については、比較例5の還元飲料のエグ味の評点を「1」とし、参考例2の還元飲料のエグ味の評点を「5」として、官能評価1と同一の5段階で評価した。また、インスタント烏龍茶飲料については、比較例6の還元飲料のエグ味の評点を「1」とし、参考例3の還元飲料のエグ味の評点を「5」として、官能評価1と同一の5段階で評価した。更に、インスタント麦茶飲料については、比較例7の還元飲料のエグ味の評点を「1」とし、参考例4の還元飲料のエグ味の評点を「5」として、官能評価1と同一の5段階で評価した。

0083

鼻抜け香の評価
インスタント焙じ茶飲料については、参考例2の還元飲料の鼻抜け香の評点を「1」として、官能評価1と同一の5段階で評価した。また、インスタント烏龍茶飲料については、参考例3の還元飲料の鼻抜け香の評点を「1」として、官能評価1と同一の5段階で評価した。更に、インスタント麦茶飲料については、参考例4の還元飲料の鼻抜け香の評点を「1」として、官能評価1と同一の5段階で評価した。

0084

0085

実施例12
緑茶抽出濃縮物(三井農林株式会社、ホワイトノーブルプロ濃縮緑茶ポーション)99質量部に対し、ルチン試薬0.006質量部と、イソクエルシトリン試薬0.012質量部と、アストラガリン試薬0.015質量部を加え、最後にデキストリン(三和澱粉株式会社、サンデック♯30、DE3〜7)を全量が100質量部になるように添加し、均一に混合して濃縮緑茶飲料を得た。得られた濃縮緑茶飲料について分析及び官能評価を行った。なお、官能評価は濃縮緑茶飲料10gを、80℃の熱水490mLで希釈して調製された還元飲料について、官能評価1と同一基準にて実施した。その結果を表7に示す。得られた濃縮緑茶飲料は固形分量が18質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が2.6質量%であった。

0086

参考例5
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例12と同様の操作により濃縮緑茶飲料を得た。得られた濃縮緑茶飲料について実施例12と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表7に示す。なお、得られた濃縮緑茶飲料は固形分量が18質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が2.6質量%であった。

0087

0088

実施例13
緑茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰煎茶)80質量部に対し、ルチン試薬0.10質量部と、イソクエルシトリン試薬0.10質量部と、アストラガリン試薬0.1質量部、ステアリン酸カルシウム2質量部を加え、最後にデキストリン(三和澱粉株式会社、サンデック♯30、DE3〜7)を全量が100質量部になるように添加し、均一に混合した。次いで、単発式打錠機RIKEN社製)を用いて、穴径14mmのリングで、質量1g/1錠にて打錠し、円形の錠剤を得た。得られた錠剤について分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表8に示す。なお、得られた錠剤は、いずれも固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0089

参考例6
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例13と同様の操作により錠剤を得た。得られた錠剤について実施例13と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表8に示す。なお、得られた錠剤は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0090

比較例8
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例13と同様の操作により錠剤を得た。得られた錠剤について実施例13と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表8に示す。なお、得られた錠剤は固形分量が97.0質量%であり、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が3.6質量%であった。

0091

官能評価3
実施例13、比較例8及び参考例6で得られた錠剤1錠を水なしで口腔内に含んだ後、直ちに噛み砕き、唾液により錠剤が口内で完全に消滅したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0092

エグ味の評価基準
エグ味は、服用したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例8の錠剤のエグ味の評点を「1」とし、参考例6の錠剤のエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0093

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、服用したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例6の錠剤の鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例13の錠剤の鼻抜け香の評点を「4」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0094

0095

実施例14
80℃に加温した熱水99mLに寒天を0.5g添加し、10分間温度を維持しながら攪拌子で攪拌して完全に溶解させた。次いで、緑茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰煎茶)0.4g、ルチン試薬0.0013g、イソクエルシトリン試薬0.001g、アストラガリン試薬0.001g、最後にデキストリン(三和澱粉株式会社、サンデック♯30、DE3〜7)を熱水以外の成分の全量が1gになるように添加した後、5分間攪拌して完全に溶解させてゼリー原液を調製した。次いで、得られたゼリー原液40gを容器(スチロール樹脂プラスチックカップ、容量:70mL、取り出し口内径:5cm)に流し入れ、冷蔵庫で10℃以下に冷却してゼリー食品を得た。得られたゼリー食品について分析及び官能評価を行った。その結果を表9に示す。

0096

参考例7
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例14と同様の操作によりゼリー食品を得た。得られたゼリー食品について実施例14と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表9に示す。

0097

比較例9
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例14と同様の操作によりゼリー食品を得た。得られたゼリー食品について実施例14と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表9に示す。

0098

官能評価4
実施例14、比較例9及び参考例7で得られたゼリー食品を小さじのスプーンで3gすくい取った後、口腔内に含み、で唾液と混ぜて完全に消滅したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0099

エグ味の評価基準
エグ味は、摂取したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例9のゼリー食品のエグ味の評点を「1」とし、参考例7のゼリー食品のエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0100

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、摂取したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例7のゼリー食品の鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例14のゼリー食品の鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0101

0102

実施例15
ホワイトチョコレート(株式会社 明治、明治ホワイトチョコレート)98.0質量部、緑茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰煎茶)1.0質量部、ルチン試薬0.16質量部と、イソクエルシトリン試薬0.10質量部、アストラガリン試薬0.10質量部を1Lの容器に入れ、60℃の温水にて温浴させ均一に混合した。次に、ゴムベラで混合しながら33℃の温水で温浴させながらチョコレートを徐冷した。チョコレートの温度が34℃になったところでシード剤(不二製油株式会社、チョコシードA)を0.64質量部添加して混合し、最後にチョコレートの型にチョコレートを注ぎ、15℃の恒温室静置させてチョコレートを固めた。得られたチョコレートについて分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表10に示す。なお、得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0103

実施例16
アストラガリン試薬を変化させたこと以外は、実施例15と同様の操作によりチョコレートを得た。得られたチョコレートについて実施例15と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表10に示す。得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0104

比較例10
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例15と同様の操作によりチョコレートを得た。得られたチョコレートについて実施例15と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表10に示す。得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0105

参考例8
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例15と同様の操作によりチョコレートを得た。得られたチョコレートについて実施例15と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表10に示す。得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0106

官能評価5
実施例15、16、比較例10及び参考例8で得られたチョコレート5gを口腔内に含んだ後、唾液により口内で溶かし、完全に消滅したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0107

エグ味の評価基準
エグ味は、摂取したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例10のチョコレートのエグ味の評点を「1」とし、参考例8のチョコレートのエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0108

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、摂取したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例8のチョコレートの鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例15のチョコレートの鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0109

0110

実施例17
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例15と同様の操作によりチョコレートを得た。得られたチョコレートについて実施例15と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表11に示す。なお、得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0111

比較例11
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例17と同様の操作によりチョコレートを得た。得られたチョコレートについて実施例17と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表11に示す。得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0112

参考例9
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例17と同様の操作によりチョコレートを得た。得られたチョコレートについて実施例17と同様に分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表11に示す。得られたチョコレートは、固形分量が99.0質量%であった。

0113

官能評価6
官能試験は、実施例17、比較例11及び参考例9で得られたチョコレートについて、参考例9のチョコレートに基づく相対評価としたこと以外は、専門パネル5名が官能評価5と同一の5段階で評価することを合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0114

0115

実施例18
下記に示す分量の原材料を用い、下記の方法により焼き菓子を調製した。
1)ショートニング17.2質量部、上白糖16.2質量部、食塩0.50質量部、緑茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰煎茶)0.13質量部、ルチン試薬0.15質量部と、イソクエルシトリン試薬0.093質量部、アストラガリン試薬0.093質量部を秤量後、ミキサー(Hobart社製 N50MIER(5コートミキサー))に入れ、中速にて比重が0.70になるまで撹拌し、シュガーバッターを調製した。
2)上記1)で得られたシュガーバッターを中速で撹拌しながら、全3.2質量部と水8.4質量部を混合した卵水を75秒間かけて少しづつ加えた。
3)上記2)で得られた混合物に薄力粉53.9質量部を入れ、低速で30秒、次いで中速で15秒撹拌をし、生地を調製した。
4)上記3)で得られた生地を型ぬき(直径約3.5mm、生地厚4mm)を用いてビスケット生地を調製した。
5)ビスケット生地をオーブン(上火200℃/下火180℃)で9分間焼成を行った。
6)焼成後、オーブンから取り出し網の上に載せ、室温下で10分間冷却した後、チャック付きポリエチレン袋に入れ、20℃の恒温室にて1晩放置し、ビスケットを得た。
得られたビスケットについて分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表12に示す。なお、得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0116

実施例19
アストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例18と同様の操作によりビスケットを得た。得られたビスケットについて実施例18と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表12に示す。得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0117

比較例12
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例18と同様の操作によりビスケットを得た。得られたビスケットについて実施例18と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表12に示す。得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0118

参考例10
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例18と同様の操作によりビスケットを得た。得られたビスケットについて実施例18と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表12に示す。得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0119

官能評価7
実施例18、19、比較例12及び参考例10で得られたビスケットを口腔内に含み噛み砕き、唾液により口内で溶かして完全に消滅したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0120

エグ味の評価基準
エグ味は、摂取したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例12のビスケットのエグ味の評点を「1」とし、参考例10のビスケットのエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0121

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、摂取したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例10のビスケットの鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例18のビスケットの鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0122

0123

実施例20
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例18と同様の操作によりビスケットを得た。得られたビスケットについて下記の方法に従って分析および官能評価を行った。その結果を表13に示す。得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0124

比較例13
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例20と同様の操作によりビスケットを得た。得られたビスケットについて実施例20と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表13に示す。得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0125

参考例11
ルチン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例20と同様の操作によりビスケットを得た。得られたビスケットについて実施例20と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表13に示す。得られたビスケットは、固形分量が98.9質量%であった。

0126

官能評価8
官能試験は、実施例20、比較例13及び参考例11で得られたビスケットについて、参考例11のビスケットに基づく相対評価としたこと以外は、専門パネル5名が官能評価7と同一の5段階で評価することを合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0127

0128

実施例21
下記の方法によりキャンディーを調製した。
1)水飴47.3質量部、グラニュー糖26質量部、クエン酸三ナトリウム1.5質量部、レモン香料(長谷川香料株式会社)0.20質量部、緑茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰煎茶)0.8質量部、ルチン試薬0.12質量部と、イソクエルシトリン試薬0.076質量部、アストラガリン試薬0.076質量を水23.9質量部に70℃で加熱溶解し、液状キャンディー生地を調製した。
2)上記1)で得られた液状キャンディー生地を70℃で加熱し続け、水分がほとんどなくなるまで煮詰めた。
3)上記2)で得られた液状キャンディーを型に入れ成形し、室温で冷却をしてキャンディーを得た。
得られたキャンディーについて分析及び官能評価を行った。その結果を表14に示す。なお、得られたキャンディーは、固形分量が99.0質量%であった。

0129

実施例22
アストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例21と同様の操作によりキャンディーを得た。得られたキャンディーについて実施例21と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表14に示す。得られたキャンディーは、固形分量が99.0質量%であった。

0130

比較例14
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例21と同様の操作によりキャンディーを得た。得られたキャンディーについて実施例21と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表14に示す。得られたキャンディーは、固形分量が99.0質量%であった。

0131

参考例12
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例21と同様の操作によりキャンディーを得た。得られたキャンディーについて実施例21と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表14に示す。得られたキャンディーは、固形分量が99.0質量%であった。

0132

官能評価9
実施例21、22、比較例14及び参考例12で得られたキャンディーを口腔内に含み、舌の上で唾液により口内で少しずつ溶かしている間に感じる「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0133

エグ味の評価基準
エグ味は、摂取したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例14のキャンディーのエグ味の評点を「1」とし、参考例12のキャンディーのエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0134

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、摂取したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例12のキャンディーの鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例21のキャンディーの鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0135

0136

実施例23
ルチン試薬及びアストラガリン試薬の配合量を変化させたこと以外は、実施例21と同様の操作によりキャンディーを得た。得られたキャンディーについて下記の方法に従って分析及び官能評価を行った。その結果を表15に示す。得られたキャンディーは、固形分量が98.9質量%であった。

0137

比較例15
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例23と同様の操作によりキャンディーを得た。得られたキャンディーについて実施例23と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表15に示す。得られたキャンディーは、固形分量が98.9質量%であった。

0138

参考例13
ルチン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例23と同様の操作によりキャンディーを得た。得られたキャンディーについて実施例23と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表15に示す。得られたキャンディーは、固形分量が98.9質量%であった。

0139

官能評価10
官能試験は、実施例23、比較例15及び参考例13で得られたキャンディーについて、参考例13のキャンディーに基づく相対評価としたこと以外は、専門パネル5名が官能評価9と同一の5段階で評価することを合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0140

0141

実施例24
下記の方法によりグミを調製した。
1)ゼラチン7.6質量部、水飴40質量部、グラニュー糖26質量部、クエン酸三ナトリウム1.5質量部、レモン香料(長谷川香料株式会社)0.20質量部、緑茶抽出乾燥物(佐藤食品工業株式会社、新茶撰煎茶)0.8質量部、ルチン試薬0.12質量部と、イソクエルシトリン試薬0.080質量部、アストラガリン試薬0.080質量を水23.6質量部に70℃で加熱溶解し、液状グミ生地を調製した。
2)上記1)で得られた液状グミ生地を型に入れ成形し、常温で1時間放冷した。
3)上記2)で得られた液状グミを、5℃で一晩冷却してグミを得た。
得られたグミについて分析を行い、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表16に示す。なお、得られたグミは、固形分量が80.0質量%であった。

0142

比較例16
アストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例24と同様の操作によりグミを得た。得られたグミについて実施例24と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表16に示す。得られたグミは、固形分量が80.0質量%であった。

0143

参考例14
ルチン試薬、イソクエルシトリン試薬及びアストラガリン試薬を配合しなかったこと以外は、実施例24と同様の操作によりグミを得た。得られたグミについて実施例24と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表16に示す。得られたグミは、固形分量が80.0質量%であった。

0144

官能評価11
実施例24、比較例16及び参考例14で得られたグミを口腔内に含み、唾液とよく混ぜ合わせながら噛み砕いている間に感じられる「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0145

エグ味の評価基準
エグ味は、摂取したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例16のグミのエグ味の評点を「1」とし、参考例14のグミのエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0146

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、摂取したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例14のグミの鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例24のグミの鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0147

0148

実施例25
実施例2で得られた茶経口組成物1gを、ヨーグルト(株式会社 明治、明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン)30gに振り掛け乳食品を得た。得られた乳食品について、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表17に示す。なお、表中の分析値は、実施例2の茶経口組成物の分析値である。

0149

比較例17
比較例1で得られた茶経口組成物1gを、ヨーグルト(株式会社 明治、明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン)30gに振り掛け、乳食品を得た。得られた乳食品について実施例25と同様に官能評価を行った。その結果を表17に示す。なお、表中の分析値は、比較例1の茶経口組成物の分析値である。

0150

参考例15
参考例1で得られた茶経口組成物1gを、ヨーグルト(株式会社 明治、明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン)30gに振り掛け、乳食品を得た。得られた乳食品について実施例25と同様に官能評価を行った。その結果を表17に示す。なお、表中の分析値は、参考例1の茶経口組成物の分析値である。

0151

官能評価12
実施例25、比較例17及び参考例15で得られた乳食品を、それぞれ小さじのスプーンで3gすくい取った後、口腔内に含み、舌で唾液と混ぜて完全に消滅したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0152

エグ味の評価基準
エグ味は、摂取したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例17の乳食品のエグ味の評点を「1」とし、参考例15の乳食品のエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0153

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、摂取したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例15の乳食品の鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例25の乳食品の鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0154

0155

実施例26
実施例2で得られた茶経口組成物1.0gを、牛乳(株式会社 明治、明治おいしい牛乳)50mLに均一に混合し、乳飲料を得た。得られた乳飲料について、下記の方法により官能評価を行った。その結果を表18に示す。なお、表中の分析値は、実施例2の茶経口組成物の分析値である。

0156

比較例18
比較例1で得られた茶経口組成物1.0gを、牛乳(株式会社 明治、明治おいしい牛乳)50mLに均一に混合し、乳飲料を得た。得られた乳飲料について実施例26と同様に官能評価を行った。その結果を表18に示す。なお、表中の分析値は、比較例1の茶経口組成物の分析値である。

0157

参考例16
参考例1で得られた茶経口組成物1.0gを、牛乳(株式会社 明治、明治おいしい牛乳)50mLに均一に混合し、乳飲料を得た。得られた乳飲料について実施例26と同様に官能評価を行った。その結果を表18に示す。なお、表中の分析値は、参考例1の茶経口組成物の分析値である。

0158

官能評価13
実施例26、比較例18、参考例16で得られた乳飲料を、それぞれ飲用したときの「エグ味」及び「鼻抜け香」について、専門パネル5名が官能試験を行った。官能試験では、各パネリストが「エグ味」及び「鼻抜け香」の評価基準を、下記の評価基準とすることに合意したうえで実施した。そして、専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。

0159

エグ味の評価基準
エグ味は、飲用したときにエグ味が残るか否かを観点に、比較例18の乳飲料のエグ味の評点を「1」とし、参考例16の乳飲料のエグ味の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:エグ味が強く残る
2:エグ味が残る
3:エグ味がわずかに残る
4:エグ味がほとんど残らない
5:エグ味が残らない

0160

鼻抜け香の評価基準
鼻抜け香は、飲用したときに鼻抜け香が感じられるか否かを観点に、参考例16の乳飲料の鼻抜け香の評点を「1」とし、実施例26の乳飲料の鼻抜け香の評点を「5」として評価した。具体的な評価基準は以下のとおりである。
1:鼻抜け香が弱い
2:鼻抜け香がやや弱い
3:通常の鼻抜け香
4:鼻抜け香がやや強い
5:鼻抜け香が強い

0161

実施例

0162

表2〜16から、ケルセチン配糖体に対してケンフェロールモノグルコシドを特定の量比で含有させることにより、ケルセチン配糖体を高含有しながらも、エグ味が残らずに、茶の香り立ちの良好な茶経口組成物が得られることがわかる。また、表17、18から、本発明の茶経口組成物を飲食品に添加しても飲食品本来風味を損なわないことから、食品添加剤としても使用できることがわかる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ