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技術 コンロ用バーナ

出願人 リンナイ株式会社
発明者 佐藤裕康浅井一浩武田和也
出願日 2018年10月23日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2018-198907
公開日 2020年4月30日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-067201
状態 未査定
技術分野 ガスバーナ
主要キーワード 内側筒体 外側筒体 引掛け爪 中間筒体 ピン頭 各混合管 傾動支点 掃除用具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月30日)のものです。
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図面 (11)

課題

上下2段の炎口5U,5Lを有するコンロ用バーナであって、バーナボディとの間に下段炎口5Lを画成する環状の下バーナキャップ3と、下バーナキャップ3との間に上段炎口5Uを画成する環状の上バーナキャップ4と、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4とを分離しないように、且つ、下バーナキャップ3に対し上バーナキャップ4が上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容するように連結する連結手段8とを備えるものにおいて、上段炎口5Uの掃除の作業性を向上できるようにする。

解決手段

連結手段8は、上バーナキャップ4が下バーナキャップ3に対し上方に所定ストローク平行移動した状態から更に上バーナキャップ4の周方向2箇所を支点にして上下方向に傾動することを許容するように構成される。

概要

背景

従来、この種のコンロ用バーナとして、外側筒体中間筒体内側筒体との内外3重の筒体を有するバーナボディと、内周部にバーナボディの中間筒体に嵌合する筒部が垂設され、バーナボディの外側筒体との間に下段炎口画成する環状の下バーナキャップと、内周部にバーナボディの内側筒体に嵌合する筒部が垂設され、下バーナキャップとの間に上段炎口を画成する環状の上バーナキャップとを備えるものは知られている(例えば、特許文献1参照)。

ところで、一般的なコンロ用バーナに設けられているバーナキャップは1個であり、上記従来例のような上下2個のバーナキャップを備えるコンロ用バーナは特殊である。そのため、ユーザがバーナ掃除後に上下一方のバーナキャップを設置し忘れる虞がある。この場合、上下のバーナキャップを一体化し、バーナキャップに孔を明けて、この孔で上段炎口を形成することが考えられる。然し、これでは、煮こぼれで上段炎口が目詰まりした場合、掃除がし難くなる。

そこで、従来、特許文献2により、下バーナキャップと上バーナキャップとを分離しないように、且つ、下バーナキャップに対し上バーナキャップが上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容するように連結する連結手段を設けたコンロ用バーナも知られている。このものでは、下バーナキャップと上バーナキャップとが連結手段により連結されるため、上下一方のバーナキャップを設置し忘れることを確実に防止できる。

更に、特許文献2に記載のものでは、上バーナキャップを下バーナキャップの上方に引き離して両者間に歯ブラシ等の掃除用具挿入可能な隙間を確保できるため、上段炎口が煮こぼれで目詰まりしても、上段炎口を掃除用具を用いて容易に掃除できるとしている。然し、実際には、下バーナキャップと上バーナキャップとの間に掃除用具を挿入するに十分な隙間を確保できず、上段炎口の掃除は必ずしも容易ではなかった。

概要

上下2段の炎口5U,5Lを有するコンロ用バーナであって、バーナボディとの間に下段炎口5Lを画成する環状の下バーナキャップ3と、下バーナキャップ3との間に上段炎口5Uを画成する環状の上バーナキャップ4と、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4とを分離しないように、且つ、下バーナキャップ3に対し上バーナキャップ4が上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容するように連結する連結手段8とを備えるものにおいて、上段炎口5Uの掃除の作業性を向上できるようにする。連結手段8は、上バーナキャップ4が下バーナキャップ3に対し上方に所定ストローク平行移動した状態から更に上バーナキャップ4の周方向2箇所を支点にして上下方向に傾動することを許容するように構成される。

目的

本発明は、以上の点に鑑み、上下のバーナキャップを連結する連結手段を有するコンロ用バーナであって、下バーナキャップと上バーナキャップとの間に掃除用具を挿入するに十分な隙間を確保して、上段炎口の掃除の作業性を向上することができるようにしたものを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上下2段の炎口を有するコンロ用バーナであって、外側筒体中間筒体内側筒体との内外3重の筒体を有するバーナボディと、内周部にバーナボディの中間筒体に嵌合する筒部が垂設され、バーナボディの外側筒体との間に下段炎口画成する環状の下バーナキャップと、内周部にバーナボディの内側筒体に嵌合する筒部が垂設され、下バーナキャップとの間に上段炎口を画成する環状の上バーナキャップと、下バーナキャップと上バーナキャップとを分離しないように、且つ、下バーナキャップに対し上バーナキャップが上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容するように連結する連結手段とを備えるものにおいて、連結手段は、上バーナキャップが下バーナキャップに対し上方に所定ストローク平行移動した状態から更に上バーナキャップの周方向2箇所を支点にして上下方向に傾動することを許容するように構成されることを特徴とするコンロ用バーナ。

請求項2

前記上バーナキャップの前記周方向2箇所は、上バーナキャップの当該周方向2箇所間の2つの周方向部分の一方が180°を上回る中心角を持つ広間隔部分、他方が180°を下回る中心角を持つ狭間隔部分となるような位置に設定され、前記連結手段は、上バーナキャップが前記下バーナキャップに対し上方に所定ストローク平行移動した状態から広間隔部分が上方に傾くように傾動することを許容するように構成されることを特徴とする請求項1記載のコンロ用バーナ。

請求項3

前記上バーナキャップの前記周方向2箇所は、周方向にほぼ180°離れた位置に設定され、前記連結手段は、上バーナキャップが前記下バーナキャップに対し上方に所定ストローク平行移動した状態から前記周方向2箇所間の一方の半周部分が上方に傾くように傾動することと、前記周方向2箇所間の他方の半周部分が上方に傾くように傾動することとを許容するように構成されることを特徴とする請求項1記載のコンロ用バーナ。

請求項4

請求項1〜3の何れか1項記載のコンロ用バーナであって、前記下バーナキャップと前記上バーナキャップとの間の周面のうち、コンロ用バーナを囲うようにしてコンロ天板上に載置する五徳の複数の五徳爪同一方位に位置する周方向複数部分は、前記上段炎口が存在しない無炎口部とするものにおいて、上バーナキャップの前記周方向2箇所は無炎口部が存在する周方向箇所であることを特徴とするコンロ用バーナ。

技術分野

0001

本発明は、上下2段の炎口を有するコンロ用バーナに関する。

背景技術

0002

従来、この種のコンロ用バーナとして、外側筒体中間筒体内側筒体との内外3重の筒体を有するバーナボディと、内周部にバーナボディの中間筒体に嵌合する筒部が垂設され、バーナボディの外側筒体との間に下段炎口画成する環状の下バーナキャップと、内周部にバーナボディの内側筒体に嵌合する筒部が垂設され、下バーナキャップとの間に上段炎口を画成する環状の上バーナキャップとを備えるものは知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

ところで、一般的なコンロ用バーナに設けられているバーナキャップは1個であり、上記従来例のような上下2個のバーナキャップを備えるコンロ用バーナは特殊である。そのため、ユーザがバーナ掃除後に上下一方のバーナキャップを設置し忘れる虞がある。この場合、上下のバーナキャップを一体化し、バーナキャップに孔を明けて、この孔で上段炎口を形成することが考えられる。然し、これでは、煮こぼれで上段炎口が目詰まりした場合、掃除がし難くなる。

0004

そこで、従来、特許文献2により、下バーナキャップと上バーナキャップとを分離しないように、且つ、下バーナキャップに対し上バーナキャップが上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容するように連結する連結手段を設けたコンロ用バーナも知られている。このものでは、下バーナキャップと上バーナキャップとが連結手段により連結されるため、上下一方のバーナキャップを設置し忘れることを確実に防止できる。

0005

更に、特許文献2に記載のものでは、上バーナキャップを下バーナキャップの上方に引き離して両者間に歯ブラシ等の掃除用具挿入可能な隙間を確保できるため、上段炎口が煮こぼれで目詰まりしても、上段炎口を掃除用具を用いて容易に掃除できるとしている。然し、実際には、下バーナキャップと上バーナキャップとの間に掃除用具を挿入するに十分な隙間を確保できず、上段炎口の掃除は必ずしも容易ではなかった。

先行技術

0006

特許第3586974号公報
特開2009−63201号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、以上の点に鑑み、上下のバーナキャップを連結する連結手段を有するコンロ用バーナであって、下バーナキャップと上バーナキャップとの間に掃除用具を挿入するに十分な隙間を確保して、上段炎口の掃除の作業性を向上することができるようにしたものを提供することをその課題としている。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明は、上下2段の炎口を有するコンロ用バーナであって、外側筒体と中間筒体と内側筒体との内外3重の筒体を有するバーナボディと、内周部にバーナボディの中間筒体に嵌合する筒部が垂設され、バーナボディの外側筒体との間に下段炎口を画成する環状の下バーナキャップと、内周部にバーナボディの内側筒体に嵌合する筒部が垂設され、下バーナキャップとの間に上段炎口を画成する環状の上バーナキャップと、下バーナキャップと上バーナキャップとを分離しないように、且つ、下バーナキャップに対し上バーナキャップが上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容するように連結する連結手段とを備えるものにおいて、連結手段は、上バーナキャップが下バーナキャップに対し上方に所定ストローク平行移動した状態から更に上バーナキャップの周方向2箇所を支点にして上下方向に傾動することを許容するように構成されることを特徴とする。

0009

本発明によれば、上バーナキャップをその周方向2箇所を支点にして傾動させることにより、支点となる周方向2箇所間の周方向部分で、下バーナキャップと上バーナキャップとの間に上記所定ストロークより広い隙間を空けることができる。従って、この隙間に十分に掃除用具を挿入することができ、上段炎口の掃除の作業性が向上する。

0010

尚、本発明において、上バーナキャップの傾動支点となる周方向2箇所を、上バーナキャップの当該周方向2箇所間の2つの周方向部分の一方が180°を上回る中心角を持つ広間隔部分、他方が180°を下回る中心角を持つ狭間隔部分となるような位置に設定する場合、連結手段は、上バーナキャップが下バーナキャップに対し上方に所定ストローク平行移動した状態から広間隔部分が上方に傾くように傾動することを許容するように構成すればよく、また、上バーナキャップの傾動支点となる周方向2箇所を周方向にほぼ180°離れた位置に設定する場合、連結手段は、上バーナキャップが下バーナキャップに対し上方に所定ストローク平行移動した状態から周方向2箇所間の一方の半周部分が上方に傾くように傾動することと、周方向2箇所間の他方の半周部分が上方に傾くように傾動することとを許容するように構成すればよい。

0011

尚、上バーナキャップの傾動支点となる周方向箇所では、上バーナキャップを傾動させても下バーナキャップと上バーナキャップとの間の隙間は広がらない。ここで、一般的に、下バーナキャップと上バーナキャップとの間の周面のうち、コンロ用バーナを囲うようにしてコンロ天板上に載置する五徳の複数の五徳爪同一方位に位置する周方向複数部分は、上段炎口が存在しない無炎口部としている。そして、本発明において、上バーナキャップの傾動支点となる周方向2箇所は、無炎口部が存在する周方向箇所であることが望ましい。これによれば、傾動支点となる周方向箇所で下バーナキャップと上バーナキャップとの間の隙間が広がらなくても、上段炎口の掃除に支障をきたすことはない。

図面の簡単な説明

0012

本発明の第1実施形態のコンロ用バーナの斜視図。
図1のII−II線で切断した断面図。
第1実施形態のコンロ用バーナの下バーナキャップの斜め上方から見た斜視図。
第1実施形態のコンロ用バーナの上バーナキャップの斜め下方から見た斜視図。
第1実施形態のコンロ用バーナの上バーナキャップを傾動させた状態における上下のバーナキャップの斜視図。
図5のVI−VI線で切断した断面図。
本発明の第2実施形態のコンロ用バーナの下バーナキャップの斜め上方から見た斜視図。
第2実施形態のコンロ用バーナの上バーナキャップの斜め下方から見た斜視図。
第2実施形態のコンロ用バーナの上バーナキャップを傾動させた状態における上下のバーナキャップの斜視図。
図9のX−X線で切断した断面図。

実施例

0013

図1図2を参照して、1は、本発明の実施形態のコンロ用バーナである。このコンロ用バーナ1は、外側筒体21と中間筒体22と内側筒体23との内外3重の筒体を有するバーナボディ2と、内周部にバーナボディ2の中間筒体22に嵌合する筒部31を垂設した環状の下バーナキャップ3と、内周部にバーナボディ2の内側筒体23に嵌合する筒部41を垂設した環状の上バーナキャップ4とを備えている。

0014

そして、バーナボディ2の外側筒体21と下バーナキャップ3との間に下段炎口5Lが画成され、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間に上段炎口5Uが画成されている。図3も参照して具体的に説明すれば、下バーナキャップ3の下面外周部に、バーナボディ2の外側筒体21の上端着座する環状壁32を垂設し、この環状壁32に、下段炎口5Lとなる溝を周方向の間隔を存して複数形成している。

0015

また、上段炎口5Uは、上炎口部分5Uaと下炎口部分5Ubとの上下2部分に分割されている。そして、下バーナキャップ3の上面外周部に環状壁33を立設し、この環状壁33に、下炎口部分5Ubとなる溝を周方向の間隔を存して複数形成している。また、図4にも示されているように、上バーナキャップ4の下面外周部に、環状壁33に着座する環状壁42を垂設し、この環状壁42に、上炎口部分5Uaとなる溝を周方向の間隔を存して、且つ、下炎口部分5Ubとなる溝に対し周方向に位置をずらして複数形成している。尚、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間の周面のうち、コンロ用バーナ1を囲うようにしてコンロ天板(図示せず)上に載置する五徳(図示せず)の6個の五徳爪と同一方位に位置する6箇所の周方向部分は、上段炎口5Uに形成される火炎が五徳爪に触れて不完全燃焼することがないように、上段炎口5U、即ち、上炎口部分5Ua及び下炎口部分5Ubが存在しない無炎口部5Nとしている。

0016

コンロ用バーナ1は、更に、バーナボディ2の中間筒体22と内側筒体23との間の空間に連通する上段炎口5U用の第1混合管6Uと、バーナボディ2の外側筒体21と中間筒体22との間の空間に連通する下段炎口5L用の第2混合管6Lとを備えている。そして、第1と第2の各混合管6U,6Lの上流端に臨む第1と第2の各ガス管7U,7Lから供給される燃料ガスと燃料ガスの流れで吸引される一次空気とが各混合管6U,6L内で混合され、各混合管6U,6Lからの混合気が対応する各炎口5U,5Lから噴出して燃焼するようにしている。これによれば、上段炎口5Uと下段炎口5Lとの両者で燃焼させる強火状態から下段炎口5Lのみで燃焼させるとろ火状態まで火力広範囲可変することができる。

0017

また、コンロ用バーナ1には、下バーナキャップ3の周方向1箇所の無炎口部5Nの径方向外方に突出するターゲット34に対向する点火電極11と、火炎を検知する熱電対12とが付設されている。

0018

更に、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4とを分離しないように連結する連結手段8が設けられている。この連結手段8は、下バーナキャップ3に対し上バーナキャップ4が上方に所定ストロークだけ平行移動することを許容すると共に、上バーナキャップ4が下バーナキャップ3に対し上方に所定ストローク平行移動した状態から更に上バーナキャップ4の周方向2箇所を支点にして上下方向に傾動することを許容するように構成されている。以下、連結手段8について具体的に説明する。

0019

図2乃至図4を参照して、連結手段8は、下バーナキャップ3のターゲット34を突設した無炎口部5Nが存在する周方向箇所に周方向に少許の間隙を存して立設した一対の第1係止爪部811,811と、この無炎口部5Nから周方向一方と他方に120°離れた下バーナキャップ3の無炎口部5N,5Nが存在する周方向箇所に立設した2個の第2係止爪部812,812と、これら第1と第2の係止爪部811,812により下バーナキャップ3に係止される、周囲1箇所が切り欠かれた止め輪82と、ターゲット34を突設した下バーナキャップ3の無炎口部5Nの上に位置する上バーナキャップ4の無炎口部5Nが存在する周方向箇所に垂設した、一対の第1係止爪部811,811間に挿入される第1引掛け爪部831と、この無炎口部5Nから周方向一方と他方に60°離れた上バーナキャップ4の無炎口部5N,5Nが存在する周方向箇所に垂設した一対の第2引掛け爪部832,832とで構成されている。

0020

第1と第2の各引掛け爪部831,832の内側縁には、止め輪82を受け入れる凹欠部83aが形成されている。上バーナキャップ4が下バーナキャップ3に着座している状態では、止め輪82と凹欠部83aの下端縁83bとの間に所定ストローク分の隙間が空く。そのため、上バーナキャップ4を下バーナキャップ3に対し上方に所定ストローク平行移動させたときに、第1と第2の各引掛け爪部831,832の凹欠部83aの下端縁83bが止め輪82に引掛かる。更に、この状態から上バーナキャップ4を、周方向2箇所、即ち、止め輪82に引掛かった2個の第2引掛け爪部832,832の凹欠部83aの下端縁83bを支点にして上下方向に傾動できる。ここで、上バーナキャップ4の2個の第2引掛け爪部832,832間の2つの周方向部分の一方は、第1引掛け爪部831が存在する中心角が180°を下回る約120°の狭間隔部分となり、他方は、中心角が180°を上回る約240°の広間隔部分となる。そして、上バーナキャップ4を下バーナキャップ3に対し上方に所定ストローク平行移動させた状態から、図5図6に示す如く、広間隔部分が上方に傾くように上バーナキャップ4を傾動することができる。これによれば、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間に広間隔部分で上記所定ストロークより広い隙間を空けることができる。従って、この隙間に十分に歯ブラシ等の掃除用具を挿入することができ、上段炎口5Uの掃除の作業性が向上する。

0021

尚、上バーナキャップ4の傾動支点となる各第2引掛け爪部832が配置された周方向箇所では、上バーナキャップ4を傾動させても下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間の隙間は広がらない。然し、各第2引掛け爪部832が配置されている周方向箇所は、無炎口部5Nが存在する箇所であるため、この周方向箇所で下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間の隙間が広がらなくても、上段炎口5Uの掃除に支障をきたすことはない。

0022

次に、図7乃至図10に示す第2実施形態について設明する。第2実施形態の基本的な構造は、上記第1実施形態のものと特に異ならず、第1実施形態と同様の部材、部位に上記と同一の符号を付している。第2実施形態の第1実施形態との相違点は、連結手段8の構成である。

0023

第2実施形態において、連結手段8は、上バーナキャップ4に、下バーナキャップ3のターゲット34を突設した無炎口部5Nの真上に位置する無炎口部5Nから周方向一方と他方に夫々60°及び120°離れた無炎口部5N,5Nが存在する周方向箇所に位置させて垂設した計4個の係止爪部84と、これら係止爪部84により上バーナキャップ4に係止される、周方向1箇所が切り欠かれた止め輪85と、下バーナキャップ3のターゲット34を突設した無炎口部5Nが存在する周方向箇所に、周方向に少許の隙間を存して立設した一対の第1引掛け爪部861,861と、この無炎口部5Nから180°離れた下バーナキャップ3の無炎口部5Nが存在する周方向箇所に、周方向に少許の隙間を存して立設した一対の第2引掛け爪部862,862とで構成されている。また、下バーナキャップ3には、ターゲット34を突設した無炎口部5Nから周方向一方と他方に60°及び120°離れた無炎口部5Nが存在する周方向箇所に位置させて、止め輪85が径方向外方にずれることを阻止する計4個のガイド突起87が立設されている。更に、上バーナキャップ4には、下バーナキャップ3のターゲット34を突設した無炎口部5Nの真上に位置する無炎口部5Nが存在する周方向箇所とこれから180°離れた無炎口部5Nが存在する周方向箇所とに位置させて、止め輪85が径方向内方にずれることを阻止する2個のガイド突起88が垂設されている。

0024

第1と第2の各引掛け爪部861,862の内側縁には、止め輪85を受け入れる凹欠部86aが形成されている。上バーナキャップ4が下バーナキャップ3に着座している状態では、止め輪85と凹欠部86aの上端縁86bとの間に所定ストローク分の隙間が空く。そのため、上バーナキャップ4を下バーナキャップ3に対し上方に所定ストローク平行移動させたときに、第1と第2の両引掛け爪部861,862の凹欠部86aの上端縁86bに上バーナキャップ4と共に上動する止め輪85が引掛かる。更に、この状態から上バーナキャップ4を、周方向にほぼ180°離れた周方向2箇所、即ち、第1と第2の両引掛け爪部861,862の凹欠部86aの上端縁86bに対する止め輪85の引掛かり部を支点にして上下方向に傾動できる。そして、図9図10に示す如く、第1と第2の両引掛け爪部861,862の凹欠部86aの上端縁86bに対する止め輪85の引掛かり部間の周方向部分である上バーナキャップ4の一方の半周部分が上方に傾くように上バーナキャップ4を傾動させ、また、上バーナキャップ4の他方の半周部分が上方に傾くように上バーナキャップ4を傾動させることにより、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間に上方に傾いた半周部分で上記所定ストロークより広い隙間を空けることができる。従って、この隙間に十分に歯ブラシ等の掃除用具を挿入することができ、上段炎口5Uの掃除の作業性が向上する。

0025

また、上バーナキャップ4の傾動支点となる第1と第2の両引掛け爪部861,862の凹欠部86aの上端縁86bに対する止め輪85の引掛かり部が位置する周方向箇所では、上バーナキャップ4を傾動させても下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間の隙間は広がらないが、これら周方向箇所は無炎口部5Nが存在する箇所であるため、上段炎口5Uの掃除に支障をきたすことはない。

0026

以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、下バーナキャップと上バーナキャップとを連結する連結手段を、下バーナキャップの外周部の周方向2箇所に形成したピン挿通孔に下方から挿入される、下端に抜け止め用の頭部を有する2個のピンで構成することも可能である。この場合、各ピンを上バーナキャップの外周部に下方から連結して、上バーナキャップを下バーナキャップに対し上方に所定ストローク移動させたときに、ピン頭部が下バーナキャップのピン挿通孔の下端縁に当接するようにし、更に、ピン挿通孔を上方に向かって拡径するテーパー状に形成し、上バーナキャップが2個のピンを支点にして上下方向に傾動することを許容できるようにすればよい。

0027

また、上記実施形態では、下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との間の環状壁を、下バーナキャップ3に立設した、上段炎口5Uの下炎口部分5Ubを形成する環状壁33と、上バーナキャップ4に垂設した、上段炎口5Uの上炎口部分5Uaを形成する環状壁42とで構成しているが、これら環状壁33,42を一体化した環状壁を下バーナキャップ3と上バーナキャップ4との一方に設けて、この環状壁に上段炎口5Uを上下2部分に分割せずに形成するようにしてもよい。

0028

1…コンロ用バーナ、2…バーナボディ、21…外側筒体、22…中間筒体、23…内側筒体、3…下バーナキャップ、31…下バーナキャップの筒部、4…上バーナキャップ、41…上バーナキャップの筒部、5L…下段炎口、5U…上段炎口、5N…無炎口部、8…連結手段。

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