図面 (/)

技術 乳化皮膚化粧料

出願人 株式会社マンダム
発明者 石井さやか
出願日 2018年10月24日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-199646
公開日 2020年4月30日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-066583
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード B型粘度計 サッカリドガム ブライド ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド 分岐鎖脂肪族アルコール ビニルジフェニルジメチコン アクリル酸アルキルコポリマー メタクリル酸ベヘネス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

水と油性成分とを含有する乳化皮膚化粧料において、油性成分によるベタツキが抑制され、かつ使用後の肌に皮膜感を与える乳化皮膚化粧料を提供すること。

解決手段

下記の成分A、成分B、成分C及び成分Dを含有し、成分Aの含有量が0.01質量%以上0.5質量%以下であり、成分Bの含有量が0.005質量%以上0.1質量%以下である、乳化皮膚化粧料;成分A:プルラン、成分B:ビオサッカリドガム、成分C:油性成分、及び成分D:水。

概要

背景

従来より、水と油性成分とを含有する乳化系皮膚化粧料が知られている。乳化系の皮膚化粧料に使用可能な油性成分は様々なものが知られており、皮膚化粧料にエモリエント効果を付与するためには炭化水素油エステル油が使用され、皮膚化粧料に日焼け止め効果を付与するためには紫外線吸収剤が使用される(例えば、特許文献1、2)。しかしながら、油性成分は一般的に使用者ベタツキ感じさせる傾向があり、ベタツキの抑制が求められる。特に、男性などのベタツキを嫌う使用者を対象とする皮膚化粧料の場合には、ベタツキの抑制はより重要な課題となる。

一方、皮膚化粧料に求められる使用感の一つとして、適度な皮膜感が挙げられる。皮膚化粧料の使用後の肌に皮膜感が感じられることにより、肌が守られているような保護感や、保湿感を与えることができる。

概要

水と油性成分とを含有する乳化皮膚化粧料において、油性成分によるベタツキが抑制され、かつ使用後の肌に皮膜感を与える乳化皮膚化粧料を提供すること。下記の成分A、成分B、成分C及び成分Dを含有し、成分Aの含有量が0.01質量%以上0.5質量%以下であり、成分Bの含有量が0.005質量%以上0.1質量%以下である、乳化皮膚化粧料;成分A:プルラン、成分B:ビオサッカリドガム、成分C:油性成分、及び成分D:水。なし

目的

本発明の課題は、水と油性成分とを含有する乳化皮膚化粧料において、油性成分によるベタツキが抑制され、かつ使用後の肌に皮膜感を与える乳化皮膚化粧料を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

下記の成分A、成分B、成分C及び成分Dを含有し、成分Aの含有量が0.01質量%以上0.5質量%以下であり、成分Bの含有量が0.005質量%以上0.1質量%以下である、乳化皮膚化粧料。成分A:プルラン成分B:ビオサッカリドガム成分C:油性成分成分D:水

請求項2

前記成分Cが、炭化水素油エステル油シリコーン油、油脂、高級アルコール及び紫外線吸収剤からなる群より選択される1種以上の油性成分である、請求項1に記載の乳化皮膚化粧料。

請求項3

更に下記成分Eを含む、請求項1又は2に記載の乳化皮膚化粧料。成分E:多価アルコール

技術分野

0001

本発明は乳化皮膚化粧料に関する。

背景技術

0002

従来より、水と油性成分とを含有する乳化系の皮膚化粧料が知られている。乳化系の皮膚化粧料に使用可能な油性成分は様々なものが知られており、皮膚化粧料にエモリエント効果を付与するためには炭化水素油エステル油が使用され、皮膚化粧料に日焼け止め効果を付与するためには紫外線吸収剤が使用される(例えば、特許文献1、2)。しかしながら、油性成分は一般的に使用者ベタツキ感じさせる傾向があり、ベタツキの抑制が求められる。特に、男性などのベタツキを嫌う使用者を対象とする皮膚化粧料の場合には、ベタツキの抑制はより重要な課題となる。

0003

一方、皮膚化粧料に求められる使用感の一つとして、適度な皮膜感が挙げられる。皮膚化粧料の使用後の肌に皮膜感が感じられることにより、肌が守られているような保護感や、保湿感を与えることができる。

先行技術

0004

特開2006−298834号公報
特開2016−41665号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従って本発明の課題は、水と油性成分とを含有する乳化皮膚化粧料において、油性成分によるベタツキが抑制され、かつ使用後の肌に皮膜感を与える乳化皮膚化粧料を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、下記〔1〕〜〔3〕に関する。
〔1〕 下記の成分A、成分B、成分C及び成分Dを含有し、成分Aの含有量が0.01質量%以上0.5質量%以下であり、成分Bの含有量が0.005質量%以上0.1質量%以下である、乳化皮膚化粧料。
成分A:プルラン
成分B:ビオサッカリドガム
成分C:油性成分
成分D:水
〔2〕 前記成分Cが、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、油脂、高級アルコール及び紫外線吸収剤からなる群より選択される1種以上の油性成分である、前記〔1〕に記載の乳化皮膚化粧料。
〔3〕 更に下記成分Eを含む、前記〔1〕又は〔2〕に記載の乳化皮膚化粧料。
成分E:多価アルコール

発明の効果

0007

本発明の乳化皮膚化粧料は、水と油性成分とを含有する乳化皮膚化粧料であって、油性成分によるベタツキが抑制される効果、及び使用後の肌に皮膜感を与える効果を発揮する。

0008

本発明の乳化皮膚化粧料は、プルラン、ビオサッカリドガム、油性成分及び水を少なくとも含有する。本明細書においては、上記「プルラン」を「成分A」、上記「ビオサッカリドガム」を「成分B」、上記「油性成分」を「成分C」、及び上記「水」を「成分D」と称する場合がある。本発明の乳化皮膚化粧料は、多価アルコールを更に含有することが好ましい。本明細書においては、上記「多価アルコール」を「成分E」と称する場合がある。本発明の乳化皮膚化粧料は、成分A〜E以外の成分を更に含んでもよい。成分A、成分B、成分C、成分D、成分Eや成分A〜E以外の成分は、それぞれ1種のみを用いてもよく、2種以上を用いてもよい。

0009

成分Aは「プルラン」である。成分Aを肌に塗布することで適度な柔らかさの皮膜を肌上に形成する。これにより、皮膜感を感じさせ、保湿感や保護感を感じさせる効果を発揮する。比較的硬い皮膜を形成するキサンタンガムポリビニルピロリドン等を用いた場合には、塗布後の肌がつっぱったり、乾燥感が強くなり保湿感が低下したりする。成分Aは、1種のみを用いてもよく、2種以上を用いてもよい。

0010

成分Aの分子量は、特に限定されないが、好ましくは10万〜30万である。

0011

成分Aの市販品としては、林原社製、商品名「化粧用プルラン」等が挙げられる。

0012

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の成分Aの含有量は、塗布後の皮膜感を付与する観点から、0.01質量%以上であり、好ましくは0.05質量%以上であり、より好ましくは0.07質量%以上であり、成分Aによるベタツキを抑制する観点から、0.5質量%以下であり、好ましくは0.3質量%以下である。なお、成分Aの含有量は、本発明の乳化皮膚化粧料中に含まれる全ての成分Aの合計量である。

0013

成分Bは「ビオサッカリドガム」である。成分Bを配合することにより、成分Cによるベタツキを抑制することができる。加えて、成分B自体が皮膜を形成する成分であり、成分Aとともに皮膜を形成するため、軋み感などの違和感を生じさせず、滑らかな感触となる。

0014

成分Bは市販品を使用することができる。成分Bの市販品としては、ビオサッカリドガム−1(ソラビア社製、商品名:FUCOGEL 1.5P)、ビオサッカリドガム−4(ソラビア社製、商品名:GLYCOFILM 1.5P)等が挙げられる。

0015

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の成分Bの含有量は、ベタツキ抑制効果を発揮する観点から、0.005質量%以上であり、好ましくは0.008質量%以上であり、より好ましくは0.01質量%以上であり、コストの観点から、0.1質量%以下であり、好ましくは0.05質量%以下であり、より好ましくは0.03質量%以下である。なお、成分Bの含有量は、本発明の乳化皮膚化粧料中に含まれる全ての成分Bの合計量である。

0016

成分Cは「油性成分」である。成分Cは、エモリエント効果や日焼け止め効果を発揮するために添加される成分である。本発明は、成分Cを含有する乳化化粧料であってもベタツキを抑制することができ、なおかつ、皮膜感を付与することができることを特徴としている。成分Cは1種のみを用いてもよく、2種以上を用いてもよい。

0017

成分Cは、特に限定されないが、例えば、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、油脂、高級アルコール及び紫外線吸収剤からなる群より選択される1種以上の油性成分が好ましい。

0018

炭化水素油としては、特に限定されないが、例えば、イソドデカンイソヘキサデカンイソヘキサドデカンオレフィンオリゴマー軽質流動イソパラフィンスクワラン流動パラフィン流動イソパラフィンワセリン等が挙げられる。炭化水素油は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0019

エステル油としては、特に限定されないが、例えば、オレイン酸エチルミリスチン酸イソプロピルパルミチン酸2−エチルヘキシルパルミチン酸イソプロピルミリスチン酸ミリスチルパルミチン酸セチルオレイン酸オレイルミリスチン酸オクチルドデシルオレイン酸オクチルドデシルイソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリルトリ2−エチルヘキサン酸グリセリルトリオクタノイン)、トリ(カプリルカプリン酸)グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトールオクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシルジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸プロピレングリコール、及びヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油等が挙げられる。エステル油は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0021

油脂としては、特に限定されないが、例えば、ヤシ油パーム油水素添加パーム油、アボカド油ゴマ油オリーブ油、ククイナッツ油、サフラワー油アーモンド油、トウモロコシ油綿実油ヒマワリ種子油ブドウ種子油ヘーゼルナッツ油マカデミアナッツ油メドウフォーム油ローズヒップ油等が挙げられる。油脂は1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0022

高級アルコールとしては、特に限定されないが、炭素数12〜24の脂肪族アルコールが挙げられ、例えば、オクチルドデカノールデシルテトラデカノールイソステアリルアルコール等の炭素数12〜24の1価の分岐鎖脂肪族アルコールオレイルアルコール等の炭素数12〜22の1価の直鎖不飽和脂肪族アルコールセチルアルコールステアリルアルコールベヘニルアルコール等の炭素数12〜22の1価の直鎖飽和脂肪族アルコール等が挙げられる。高級アルコールは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0023

紫外線吸収剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸メチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、サリチル酸エチレングリコールサリチル酸フェニルサリチル酸オクチル、サリチル酸ブチルフェニル、サリチル酸ホモメンチルパラメトキシケイ皮酸オクチルパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(メトキシケイ皮酸エトキシエチル)、ジメトキシケイ皮酸モノエチルヘキサン酸グリセリル、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、オクチルトリアゾンメトキシケイヒ酸エチルヘキシルジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルオクトクリレンポリシリコン−15、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンオキシベンゾン−3、2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニルアニリノ]−1,3,5−トリアジン、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタンベンゾトリアゾールベンジリデンカンファートリメトキシケイヒ酸メチルビストリメチルシロキシシリルイソペンチル、及びフェニルベンズイミダゾールスルホン酸等が挙げられる。紫外線吸収剤は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0024

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の成分Cの含有量は、好ましくは1.0質量%以上であり、より好ましくは2.5質量%以上であり、更に好ましくは5.0質量%以上であり、ベタツキを抑制する観点から、好ましくは20.0質量%以下であり、より好ましくは15.0質量%以下である。なお、成分Cの含有量は、本発明の乳化皮膚化粧料中に含まれる全ての成分Cの合計量である。

0025

成分Dは「水」である。成分Dは水中油型の乳化系を形成するための媒体としての役割を有する。本発明の乳化皮膚化粧料を乳化系とすることで、みずみずしさが発揮される。

0026

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の成分Dの含有量は、好ましくは30.0質量%以上であり、より好ましくは40.0質量%以上であり、更に好ましくは50.0質量%以上であり、好ましくは90.0質量%以下であり、より好ましくは85.0質量%以下であり、更に好ましくは80.0質量%以下である。

0027

成分Eは「多価アルコール」である。成分Eを配合することによって、本発明の乳化皮膚化粧料の肌へのなじみを向上させることができる。また、保湿感を向上させることができる。成分Eは、1種のみを用いてもよく、2種以上を用いてもよい。

0029

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の成分Eの含有量は、肌へのなじみ効果の観点から、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上であり、更に好ましくは1.0質量%以上であり、ベタツキ抑制効果をより一層向上させる観点から、好ましくは20.0質量%以下であり、より好ましくは15.0質量%以下であり、更に好ましくは10.0質量%以下である。

0030

本発明の乳化皮膚化粧料は、成分Cを乳化させた乳化化粧料である。上記乳化としては、例えば、界面活性剤を用いた乳化や、増粘性高分子を用いた所謂高分子乳化などが挙げられる。従って、本発明の乳化皮膚化粧料は、界面活性剤及び/又は増粘性高分子を含有することが好ましい。

0031

上記界面活性剤としては、ノニオン界面活性剤アニオン界面活性剤カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。中でも、ノニオン界面活性剤が好ましい。上記界面活性剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を用いてもよい。

0033

より具体的には、例えば、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンモノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノミリスチン酸ポリエチレングリコール、モノベヘン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸グリセリルモノイソステアリン酸グリセリル、モノベヘン酸グリセリルモノラウリン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノベヘン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ソルビタン等が挙げられる。

0034

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の界面活性剤の含有量は、乳化特性と安定性の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、一方、ベタツキ抑制効果と安定性をより一層向上させる観点から、好ましくは3.0質量%以下、好ましくは2.0質量%以下であり、更に好ましくは1.0質量%以下である。上記界面活性剤の含有量は、本発明の乳化皮膚化粧料中に含まれる全ての界面活性剤の合計量である。

0035

上記増粘性高分子としては、カルボキシビニルポリマーアルキル変性カルボキシビニルポリマーアクリル酸アルキルコポリマー、(アクリレーツメタクリル酸ステアレス−20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー及び(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー等のアクリル系増粘性高分子;メチルセルロースエチルセルロースヒドロキシメチルセルロースヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルセルロースカルボキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース系増粘性高分子;キサンタンガム、ゼラチングアガムカラギーナンペクチン及びローカストビーンガム等の天然ガム系増粘性高分子等が挙げられる。増粘性高分子は1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0036

上記カルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸重合体である。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(例えば炭素数10〜30のメタクリル酸アルキル)との共重合体である。

0037

本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の増粘性高分子の含有量は、乳化特性と安定性の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、一方、ベタツキ抑制効果と塗布性をより一層向上させる観点から、好ましくは1.0質量%以下、好ましくは0.75質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以上である。上記増粘性高分子の含有量は、本発明の乳化皮膚化粧料中に含まれる全ての増粘性高分子の合計量である。

0038

本発明の乳化皮膚化粧料は、更に上記以外の他の成分を任意に含有することができる。他の成分としては、例えば、キレート剤エタノール等の低級アルコール中和剤粉体酸化防止剤防腐剤香料着色剤清涼剤ビタミン類アミノ酸pH調整剤美白剤抗炎症剤消臭剤動植物抽出物等の添加剤等が挙げられる。上記他の成分は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。

0039

本発明の乳化皮膚化粧料は、速乾性肌なじみをより一層向上する観点から、エタノールを含有してもよい。本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中のエタノールの含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、更に好ましくは10.0質量%以上であり、一方、好ましくは25.0質量%以下、好ましくは20.0質量%以下である。

0040

本発明の乳化皮膚化粧料は、皮脂吸着性サラサラとした使用感を付与する観点から、粉体を含有してもよい。上記粉体としては、使用感の観点から、シリコーン粒子結晶セルロースが好ましい。上記シリコーン粒子としては、例えば、ポリメチルシルセスキオキサン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコンビニルジフェニルジメチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー等が挙げられる。本発明の乳化皮膚化粧料100質量%中の粉体の含有量は、好ましくは1.0質量%以上であり、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは2.5質量%以下である。

0041

本発明の乳化皮膚化粧料のpHは、特に限定されないが、例えば、25℃において、5.0〜7.5が好ましく、5.5〜7.0がより好ましい。

0042

本発明の乳化皮膚化粧料の粘度は、特に限定されないが、例えば、25℃での粘度が500〜80000mPa・sであることが好ましく、3000〜15000mPa・sであることがより好ましい。粘度測定B型粘度計を用い、粘度に合ったローター回転数で実施する。

0043

本発明の乳化皮膚化粧料は、乳化化粧料である。中でも、みずみずしい使用感の観点から、水中油(O/W)型の乳化化粧料が好ましい。

0044

本発明の乳化皮膚化粧料の剤型としては、特に限定されないが、例えば、クリーム乳液等が挙げられる。中でも、乳液が好ましい。

0045

本発明の乳化皮膚化粧料としては、特に限定されないが、例えば、日焼け止め化粧料、保湿化粧料美白化粧料アクネケア用化粧料アンチエージング化粧料(例えば、しわ抑制、たるみ抑制等を目的とする)等のスキンケア化粧料等が挙げられる。本発明の乳化皮膚化粧料は、ベタツキが抑制され、かつ皮膜感が感じられることから、男性用のスキンケア化粧料にも有用である。本発明の乳化皮膚化粧料は、例えば、化粧品医薬部外品医薬品、雑貨のいずれであってもよい。

0046

本発明の乳化皮膚化粧料を適用する部位としては、特に限定されず、顔(例えば、額、目元、目じり、口元等)、腕、、手の指先、足、かかと、首、脇、背中、頭皮毛髪等が挙げられる。

0047

本発明の乳化皮膚化粧料は、上記各構成成分を混合し、公知の方法、例えばホモミキサーを用いて攪拌することにより製造することができる。

0048

以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。なお、配合量及び含有量は、純分に換算した量であり、特記しない限り「質量%」を表す。

0049

実施例1〜10及び比較例1〜7(皮膚化粧料の調製)
実施例1〜10及び比較例1〜7の化粧料について、表1及び表2に記した組成に従い、常法にて調製した。

0050

実施例、比較例における各原料の詳細は次の通りである。なお、各表中の各成分の値は質量%であり、各表に記載の量は商品の量ではなく、各成分の量(有効成分の量)である。

0051

プルラン:林原社製、商品名「化粧品用プルラン」、平均分子量:20万
ビオサッカリドガム−1:ソラビア社製:商品名「FUCOGEL 1.5P」
メチルフェニルポリシロキサン:ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン
ポリオキシエチレンメチルグルコシド:日油社製、商品名「マクビオブライドMG−20E」、メチルグルセス−20
PEG−100水添ヒマシ油:青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−100」、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、オキシエチレン平均付加モル数100
PEG−50水添ヒマシ油:青木油脂工業社製、商品名「ブラウノン RCW−50」、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、オキシエチレンの平均付加モル数50
カルボキシビニルポリマー:LUBRIZOL社製、商品名「CARBOPOL 980POLYMER」、カルボマー
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体:LUBRIZOL社製、商品名「PEMLEN TR−1」、アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30)クロスポリマー(アルキル変性カルボキシビニルポリマー)
キサンタンガム:DSP五協フードケミカル社製、商品名「エコーガムT」
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー:シリコーン粒子

0052

実施例及び比較例で得られた各化粧料を前腕部内側に塗布し手でなじませた。化粧料が肌に浸透して馴染んだと感じた時点で、塗布部をで触り、「皮膜感」及び「ベタツキ」を以下の基準で評価した。なお、上記「皮膜感」とは、肌上に固体状の皮膜が形成されているような感触をさし、油膜などの液状の膜が形成されている感触とは異なる。結果を表1及び表2に示す。

0053

(皮膜感)
○(良好):肌上に皮膜が形成されていることを明確に感じる。
△(実用可能):肌上に皮膜が形成されていることを僅かに感じる。
×(不良):肌上に皮膜が形成されていることを感じない。

0054

(ベタツキ)
○(良好):ベタツキが感じられない。
△(実用可能):ベタツキがやや感じられるものの実用上許容できる。
×(不良):ベタツキが明らかに感じられ、実用上不快である。

0055

0056

0057

各表の結果が示すように、本発明の乳化皮膚化粧料は、皮膜感及びベタツキの評価が実用可能〜良好であることが分かった。
一方、プルランが含まれない比較例1、3及び4では、他の必須成分が所定量含まれていても、皮膜感の評価が不良であった。ビオサッカリドガムが含まれないか過少な比較例2、5及び6では、他の必須成分が所定量含まれていても、ベタツキの評価が不良であった。プルランが過多な比較例7では、他の必須成分が所定量含まれていても、ベタツキの評価が不良であった。

0058

処方例1乳液
プルラン0.12質量%
ビオサッカリドガム−1 0.01質量%
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル8.0質量%
4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン
0.5質量%
メチルフェニルポリシロキサン0.5質量%
カルボキシビニルポリマー0.1質量%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体0.2質量%
キサンタンガム0.01質量%
PEG−100水添ヒマシ油0.1質量%
PEG−50水添ヒマシ油 0.1質量%
ポリオキシエチレンメチルグルコシド2.0質量%
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
1.5質量%
ヒアルロン酸ナトリウム0.01質量%
コラーゲン0.1質量%
エデト酸二ナトリウム0.05質量%
水酸化カリウム0.12質量%
エタノール15.0質量%
水 残部
合計 100質量%

実施例

0059

処方例2クリーム
プルラン0.12質量%
ビオサッカリドガム−1 0.01質量%
ステアリン酸15.0質量%
セタノール2.0質量%
イソステアリン酸イソプロピル6.0質量%
イソステアリン酸ヘキシルデシル1.0質量%
1,3−ブチレングリコール5.0質量%
グリセリン5.0質量%
ヒアルロン酸ナトリウム0.01質量%
コラーゲン0.1質量%
エデト酸二ナトリウム0.1質量%
水酸化カリウム0.2質量%
エタノール5.0質量%
メチルパラベン0.1質量%
水 残部
合計 100質量%

0060

本発明の乳化皮膚化粧料は、ベタツキが抑制され、かつ皮膚に皮膜感を付与できる乳液等として使用することができる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ