図面 (/)

技術 印字装置及び印字方法

出願人 大阪シーリング印刷株式会社
発明者 小野信一江頭雄介吉田雅彦
出願日 2018年10月22日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-198155
公開日 2020年4月30日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-066128
状態 未査定
技術分野 非銀塩感光材料および非銀塩写真法 電磁気プリンタおよび光プリンタ
主要キーワード ロール仕上げ フォトクロミック現象 傾斜駆動 サングラス用レンズ フォトクロミック高分子 フォトクロミックガラス グラシン ジアリールエテン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

印字装置において、音の発生を抑えながら速いスピード印字できるようにする。

解決手段

特定の光に反応するフォトクロミック材料を予め被印字媒体としてのラベルシート30に塗布しておく。そして、予め入力された情報に合わせて光源3からの照射光を制御してラベルシート30に対して照射し、印字する。

概要

背景

従来より、特定物質において、光の照射によって着色又は色調が変化し、熱又は異なった波長の光によってもとに戻るというフォトクロミック現象が知られている。これは例えば、ハロゲン化銀などを混入したフォトクロミックガラスサングラス用レンズなど)や、アゾ化合物などを分子鎖中に付加させたフォトクロミック高分子などに見られる。このような性質を利用して感光性樹脂硬化させる技術が知られている。

例えば、特許文献1のように、印刷がされない裏面に、第1の外部刺激により発色し、かつ第1の外部刺激とは異なる第2の外部刺激により消色する発色又は消色層を設け、この発色又は消色層に用紙の裏面を識別できる標識を第1の外部刺激により発色させて形成し、可視光を透過しないケース梱包されているプリンタ用紙が知られている。

概要

印字装置において、音の発生を抑えながら速いスピード印字できるようにする。特定の光に反応するフォトクロミック材料を予め被印字媒体としてのラベルシート30に塗布しておく。そして、予め入力された情報に合わせて光源3からの照射光を制御してラベルシート30に対して照射し、印字する。

目的

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、音の発生を抑えながら速いスピードで印字できるようにすることにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

特定の照射光を供給する光源と、装置制御部と、上記光源からの照射光を上記装置制御部からの信号に合わせて制御し、該照射光に反応するフォトクロミック材料が予め塗布された被印字媒体に対して照射して印字を行う光制御部とを備えていることを特徴とする印字装置

請求項2

請求項1に記載の印字装置において、上記光制御部は、アレイ状に並んだマイクロミラーデジタル式傾斜駆動させることで光の方向を制御する光制御装置を有することを特徴とする印字装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の印字装置において、上記被印字媒体としてのラベルシートを順次繰り出しながらラベルとなる部分に印字を行うように構成されていることを特徴とする印字装置。

請求項4

請求項1から3のいずれか1つに記載の印字装置において、上記特定の照射光は、紫外光であることを特徴とする印字装置。

請求項5

特定の光に反応するフォトクロミック材料を予め被印字媒体に塗布する準備工程と、上記被印字媒体を送り出す送り出し工程と、上記送り出されてきた被印字媒体に、予め入力された情報に合わせて光源からの照射光を制御して上記被印字媒体に対して照射し、印字する照射工程とを含むことを特徴とする印字方法

技術分野

0001

本発明は、照射光に反応するフォトクロミック材料が予め塗布された被印字媒体に対して照射光を照射して印字を行う印字装置及び印字方法に関する。

背景技術

0002

従来より、特定物質において、光の照射によって着色又は色調が変化し、熱又は異なった波長の光によってもとに戻るというフォトクロミック現象が知られている。これは例えば、ハロゲン化銀などを混入したフォトクロミックガラスサングラス用レンズなど)や、アゾ化合物などを分子鎖中に付加させたフォトクロミック高分子などに見られる。このような性質を利用して感光性樹脂硬化させる技術が知られている。

0003

例えば、特許文献1のように、印刷がされない裏面に、第1の外部刺激により発色し、かつ第1の外部刺激とは異なる第2の外部刺激により消色する発色又は消色層を設け、この発色又は消色層に用紙の裏面を識別できる標識を第1の外部刺激により発色させて形成し、可視光を透過しないケース梱包されているプリンタ用紙が知られている。

先行技術

0004

特許第5042488号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1のようなプリンタ用紙は、インクジェットプリンタを用いてプリンタ用紙の裏面に文字を印字しているため、印字に時間がかかり、また、印字するときの音が問題になる場合がある。

0006

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、音の発生を抑えながら速いスピードで印字できるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0007

上記の目的を達成するために、この発明では、フォトクロミックを利用して印字するようにした。

0008

具体的には、第1の発明では、
特定の照射光を供給する光源と、
装置制御部と、
上記光源からの照射光を上記装置制御部からの信号に合わせて制御し、該照射光に反応するフォトクロミック材料が予め塗布された被印字媒体に対して照射して印字を行う光制御部とを備えている。

0009

上記の構成によると、光制御部によって印字が必要な部分に照射光を照射して非接触で印字が行われるので、音の発生が抑えられると共に、高速での印字処理が可能である。

0010

第2の発明では、第1の発明において、
上記光制御部は、アレイ状に並んだマイクロミラーデジタル式傾斜駆動させることで光の方向を制御する光制御装置を有する。

0011

上記の構成によると、マイクロミラーを利用した精度の良い仕上がりがきれいな印字を行える。

0012

第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記被印字媒体としてのラベルシートを順次繰り出しながらラベルとなる部分に印字を行うように構成されている。

0013

上記の構成によると、ラベルシートを順次繰り出しながら、ラベルとなる部分に情報を印字することで、極めて高速かつ静粛にラベルの印字が可能となる。

0014

第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、
上記特定の照射光は、紫外光である。

0015

上記の構成によると、例えば、紫外光により印字を行い、紫外光以外の光により印字を消すという構成を容易に作り得ることができる。

0016

第5の発明では、
特定の光に反応するフォトクロミック材料を予め被印字媒体に塗布する準備工程と、
上記被印字媒体を送り出す送り出し工程と、
上記送り出されてきた被印字媒体に、予め入力された情報に合わせて光源からの照射光を制御して上記被印字媒体に対して照射し、印字する照射工程とを含む構成とする。

0017

上記の構成によると、予めフォトクロミック材料が塗布された被印字媒体を送り出しながら、光制御部によって印字が必要な部分に照射光を照射して非接触で印字が行われるので、インクジェットプリンタなどに比べ、音の発生が抑えられると共に、高速での印字処理が可能である。

発明の効果

0018

以上説明したように、本発明によれば、照射光に反応するフォトクロミック材料が予め塗布された被印字媒体に対して照射光を照射して印字を行うので、非接触で印字を行え、音の発生を抑えながら速いスピードで印字できる。

図面の簡単な説明

0019

大まかな印字装置の構成を示す図である。
ラベルシートの構成を拡大して示す断面図である。
本発明の実施形態に係るジアリールエテンのフォトクロミック現象を説明する図である。
その他の実施形態に係るアゾベンゼンのフォトクロミック現象を説明する図である。

実施例

0020

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0021

図1は本発明の実施形態の印字装置1の概要を示し、この印字装置1は、この印字装置1の全体を制御する装置制御部2を備えている。この装置制御部2には、パソコン等よりなる制御盤20からのデータが送受信可能となっている。制御盤20は、例えば、CPU21と、このCPU21に接続されたディスプレイ23と、キーボード24と、マウス25と、メモリ22とを備えている。制御盤20において、所望の印字、処理数処理スピード等を入力可能となっている。

0022

印字装置1は、特定の照射光である例えば紫外光を供給する光源3を備えている。この光源3は、紫外光ではなく可視光を供給するものでも良い。紫外光であれば、紫外光により印字を行い、紫外光以外の光により印字を消すという構成を容易に作り得ることができる。光源3には、装置制御部2からの制御信号が送られ、印字作業に合わせて適宜オンオフ強弱等の制御が可能となっている。

0023

印字装置1は、光源3からの照射光を装置制御部2からの信号に合わせて制御し、レンズ5を介して照射する光制御部4を備えている。光制御部4は、光制御装置として、例えば、DLP(Digital Light Processing:Texas Instruments社の登録商標)を有する。このDLPには、アレイ状に並んだマイクロミラーを有するデジタル・マイクロミラー・デバイス(Digital Micromirror Device、DMD)が設けられており、このマイクロミラーをデジタル式に傾斜駆動させることで光の方向を精密に制御できるようになっている。

0024

この光制御部4によって、光源3からの照射光に反応するフォトクロミック材料が予め塗布された被印字媒体としてのラベルシート30に対して照射することで、フォトクロミック材料が感光し、ラベル31に印字を行うように構成されている。

0025

本実施形態では、ラベルシート30は、図2に示すように、基材32の表面に発色層33が設けられ、裏面に粘着剤34が設けられ、粘着剤34を剥離紙35が覆っている。例えば、基材32としては、上質紙、コート、キャストなどの紙基材や、OPP(2軸延伸ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PS(ポリスチレン)などのフィルムが用いられる。発色層33としては、本実施形態では、ジアリールエテンが用いられている。ジアリールエテンは、例えば図3に示すように、紫外光照射により、印字が行われ、可視光照射により印字を消すことができる。

0026

粘着剤34としては、アクリル系、ゴム系、ホットメルトなど特に限定されない。剥離紙35としては、薄くて堅くロール仕上げに適したグラシン紙ベースグラシンセパ、厚めでしっかりしたクラフト紙ベースのクラフトセパポリラミセパ、表面の平滑性が高い透明フィルムベースのフィルムセパなどが用いられる。

0027

そして、剥離紙35を剥がした状態で、特定の形状に切り取られた部分がラベル31を構成するようになっている。

0028

次に、本実施形態に係る印字装置1の作動について説明する。

0029

まず、準備工程において、特定の光に反応するフォトクロミック材料を予め被印字媒体であるラベルシート30に塗布しておく。例えば、この塗布方法は特に限定されず、棒状部材の表面の溝に塗料を付着させてラベルシート30に均一な塗膜を塗布したり、グラビアロールの表面の溝に塗料を付着させてラベルシート30に均一な塗膜を塗布したりすれば良い。このラベルシート30は、ロール状に巻き取って光(特に紫外光)が当たらないような状態にして保管しておく。

0030

次いで、送り出し工程において、ロール状のラベルシート30から帯状のラベルシート30を順次繰り出す。

0031

次いで、照射工程において、装置制御部2が光源3を制御して紫外光を発光させると共に、制御盤20において予め入力された情報に合わせ、光制御部4がマイクロミラーをデジタル式に傾斜駆動させることで、光源3からの照射光を制御してラベルシート30のラベル31になる部分の表面に照射し、印字する。

0032

このようにして印字されたラベルシート30のラベルとなる部分を後の工程で切り取って貼り付ける等の処理が行われる。

0033

一方、図3に示すように、可視光を照射すると、印字が消去される。このように、本実施形態であれば、容易にリライトできる性質を利用して様々な応用が可能である。

0034

このように本実施形態では、ラベルシート30を順次繰り出しながら、ラベル31となる部分に情報を印字することで、極めて高速かつ静粛にラベルの印字が可能となる。

0035

本実施形態では、光制御部4によって印字が必要な部分に照射光を照射して非接触で印字が行われるので、音の発生が抑えられると共に、高速での印字処理が可能である。

0036

本実施形態では、マイクロミラーを利用した精度の良い仕上がりがきれいな印字を行える。さらに、フォトクロミック現象を利用しているので、煙や臭いの発生がないという利点がある。

0037

したがって、本実施形態に係る印字装置1によると、照射光に反応するフォトクロミック材料が予め塗布されたラベルシート30に対して照射光を照射して印字を行うので、非接触で印字を行え、音の発生を抑えながら速いスピードで印字できる。

0038

(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としても良い。

0039

すなわち、上記実施形態では、発色層33としてジアリールエテンを用いたが、アゾベンゼン、フリルフルキド、スピロベンゾピランなどを用いても良い。

0040

例えば、図4に示すように、アゾベンゼンを使用すると、紫外光照射により印字が行われ、可視光照射又は加熱により、印字を消すことができる。この場合にも、例えば、紫外光で印字し、熱を加えて文字を消去するという性質を利用して様々な応用が可能である。

0041

なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。

0042

1印字装置
2装置制御部
3光源
4光制御部
5レンズ
20制御盤
21 CPU
22メモリ
23ディスプレイ
24キーボード
25マウス
30ラベルシート(被印字媒体)
31 ラベル
32基材
33発色層
34粘着剤
35剥離紙

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ