図面 (/)

技術 バッジ

出願人 株式会社エンスカイささのやドットコム株式会社
発明者 佐々野雅哉
出願日 2019年10月16日 (1年4ヶ月経過) 出願番号 2019-189298
公開日 2020年4月30日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-065922
状態 特許登録済
技術分野 装身具
主要キーワード 切欠片 連結用貫通孔 半円盤状 滑りブッシュ 位置規制突起 差し込み量 舌片形状 クリップ片
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

衣服等に装着した状態でバッジ本体を揺らすことができるバッジを提供すること。

解決手段

衣服等に装着して使用するバッジ1であって、バッジ本体10と、バッジ本体10の裏バッジ12に対向すると共に安全ピン21が設けられた裏板20と、バッジ本体10と裏板20とを相対回転可能に連結する回転軸30と、バッジ本体10の周縁部の一部に設けられた40と、を備えている。

概要

背景

従来、バッジ本体の裏側に安全ピンが設けられた裏板を配置し、バッジ本体と裏板とを結束具を用いて相対的に回転可能に連結したバッジが知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

衣服等に装着した状態でバッジ本体を揺らすことができるバッジを提供すること。衣服等に装着して使用するバッジ1であって、バッジ本体10と、バッジ本体10の裏バッジ12に対向すると共に安全ピン21が設けられた裏板20と、バッジ本体10と裏板20とを相対回転可能に連結する回転軸30と、バッジ本体10の周縁部の一部に設けられた40と、を備えている。

目的

本発明は、上記問題に着目してなされたもので、衣服等に取り付けた状態でバッジ本体を揺らすことができるバッジを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

バッジ本体と、前記バッジ本体の裏面に対向すると共に留め具が設けられた裏板と、前記バッジ本体と前記裏板とを相対回転可能に連結する回転軸と、前記バッジ本体の周縁部の一部に設けられたと、を備えることを特徴とするバッジ。

請求項2

請求項1に記載されたバッジにおいて、前記バッジ本体又は前記裏板のどちらか一方には、先端が前記バッジ本体又は前記裏板のいずれか他方に接触する三個以上の接触突起が設けられていることを特徴とするバッジ。

請求項3

請求項1又は請求項2に記載されたバッジにおいて、前記バッジ本体は、連結部を有し、前記裏板は、被連結部を有し、一対のバッジ間で、前記連結部と前記被連結部とを連結可能としたことを特徴とするバッジ。

技術分野

0001

本発明は、バッジに関するものである。

背景技術

0002

従来、バッジ本体の裏側に安全ピンが設けられた裏板を配置し、バッジ本体と裏板とを結束具を用いて相対的に回転可能に連結したバッジが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2009−72551号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、従来のバッジにあっては、安全ピンを介して裏板を衣服等に取り付けた状態でバッジ本体を回転させ、このバッジ本体を任意の向きに傾けることが可能である。しかしながら、バッジ本体の向きを変更するには、使用者指先等でバッジ本体を意図的に回転させる必要がある。また、バッジ本体の向きの変更後には、バッジ本体が自然と元の向きに戻ることも難しい。そのため、衣服等に取り付けた状態で回転軸を中心にしてバッジ本体を揺らすことができない、という問題がある。

0005

本発明は、上記問題に着目してなされたもので、衣服等に取り付けた状態でバッジ本体を揺らすことができるバッジを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明のバッジは、バッジ本体と、バッジ本体の裏側に配置された留め具を有する裏板と、バッジ本体と裏板とを相対回転可能に連結する回転軸と、バッジ本体の周縁部の一部に設けられたと、を備えている。

発明の効果

0007

本発明のバッジでは、バッジ本体の周縁部の一部に錘が設けられているため、錘の重量によって、バッジ本体の錘が設けられた位置が鉛直方向に引っ張られる。一方、バッジ本体と留め具を有する裏板とが回転軸によって相対回転可能に連結されている。そのため、裏板を衣服等に取り付けた状態でバッジに振動等が生じると、裏板が衣服等に固定されたまま、バッジ本体の錘が設けられた位置の引っ張られる向きが変化する。これにより、衣服等に取り付けた状態で人の手によらずにバッジ本体を揺らすことができる。

図面の簡単な説明

0008

実施例1のバッジを示す正面図である。
実施例1のバッジを示す背面図である。
実施例1のバッジを正面側から見たときの分解斜視図である。
実施例1のバッジを背面側から見たときの分解斜視図である。
図1のA−A断面図である。
(a)は、実施例1のバッジが鉛直方向に対して右方向に揺れた状態を示す正面図であり、(b)は、実施例1のバッジが鉛直方向に対して左方向に揺れた状態を示す正面図である。
実施例2のバッジを正面側から見たときの分解斜視図である。
実施例2のバッジを背面側から見たときの分解斜視図である。
実施例2のバッジの縦断面図である。
実施例2のバッジを二つ連結した状態を示す斜視図である。
(a)は、実施例1のバッジの第1変形例を示す正面図であり、(b)は、図11(a)のB−B断面図である。
(a)は第1変形例のバッジが鉛直方向に対して右方向に揺れた状態を示す正面図であり、(b)は、第1変形例のバッジが鉛直方向に対して左方向に揺れた状態を示す正面図である。
(a)は、実施例1のバッジの第2変形例を示す正面図であり、(b)は、図13(a)のC−C断面図である。

実施例

0009

以下、本発明のバッジを実施するための形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。

0010

(実施例1)
実施例1のバッジ1は、衣服や鞄、帽子等に取り付けてアクセサリー等として用いられる。このバッジ1は、図1及び図2に示すように、バッジ本体10と、裏板20と、回転軸30と、錘40と、を備えている。

0011

バッジ本体10は、鉄、ステンレスアルミニウム、鉄を錫で鍍金したブリキ等の金属や合金によって形成され、いわゆるバッジと呼ばれるものである。このバッジ本体10は円盤形状を呈しており(図1参照)、図3及び図4に示すように、表バッジ11と、裏バッジ12と、表示シート13と、を有している。

0012

表バッジ11は、円形プレートによって形成され、天板部11aと、天板部11aの周縁からバッジ本体10の背面側に立設する側壁部11bと、を有している。天板部11aは、バッジ本体10の中心位置O1を頂点とする山なりの曲面形状をなしている。

0013

裏バッジ12は、円形プレートによって形成され、背板部12aと、背板部12aの周縁からバッジ本体10の正面側に立設する周壁部12bと、を有している。この裏バッジ12は、表バッジ11の側壁部11bによって形成された開口11cに差し込まれた状態でかしめられ、表バッジ11と一体になっている。すなわち、バッジ本体10は、表バッジ11によって表面が形成され、裏バッジ12によって裏面が形成されている。さらに、この裏バッジ12には、中心位置O1を貫通する貫通孔12cが形成されている。この貫通孔12cは、回転軸30の直径よりも大きい直径に設定されている。

0014

表示シート13は、一方の面に任意の模様や図柄(図1参照。以下、「表示13c」という)が描かれたシート本体13aと、このシート本体13aの表示13cが描かれた面を覆う樹脂シート13bと、を有している。シート本体13aは、印刷や手書き等によって表示13cを施すことができるものであればよく、一般に印刷用紙として用いられているアート紙、コート紙、上質紙等を使用可能である。また、シート本体13aとして、紙の表面にアルミニウムの層を真空蒸着により付したアルミ蒸着転写紙を用いてもよい。樹脂シート13bは、シート本体13aを透視できる無色又は有色透明であって、防水性を有するシートである。この樹脂シート13bは、透明度が高く、シワになりにくいものが望ましく、例えば透明PET(Poly Ethylene Terephthalate)樹脂、透明ポリプロピレン樹脂等で形成される。

0015

表示シート13は、表示13cが外部から見える状態で表バッジ11を覆い、周縁部が表バッジ11の側壁部11bと裏バッジ12の周壁部12bとの間に挟み込まれて固定されている(図5参照)。ここで、表示13cは、図1に示すように、バッジ本体10の中心位置O1に対して上下の方向性を有している。そして、シート本体13aの周縁部には、表示13cの上下の方向性を示す印13e(図3参照)が設けられている。

0016

裏板20は、鉄、ステンレス、アルミニウム、鉄を錫で鍍金したブリキ等の金属や合金によって形成された円盤状のプレートである。この裏板20は、中心位置O2がバッジ本体10の中心位置O1に一致した状態で、バッジ本体10の背後に配置されて裏面(裏バッジ12)に対向している。なお、裏板20は、バッジ本体10よりも直径が小さく、バッジ本体10に隠れる大きさに設定されている。裏板20の裏面(バッジ本体10に対向していない面)20aには、安全ピン21(留め具)が取り付けられている。なお、安全ピン21は、裏板20を切り込んで形成された一対の切欠片21aによって保持されている(図2参照)。さらに、この裏板20の表面(バッジ本体10に対向する面)20bには、中心位置O2に回転軸30が設けられている。

0017

回転軸30は、裏板20の表面20bの中心位置O2から突出し、先端31がバッジ本体10の裏バッジ12(裏面)に形成された貫通孔12cに差し込まれて抜け止めされた軸部材である。ここで、回転軸30は、鉄やブリキ等の金属によって形成されており、裏板20に形成された穴(不図示)に裏面20aから表面20bへ打ち込み圧入され、表面20bから突出した状態で固定されている。

0018

そして、この回転軸30は、先端31が貫通孔12cに差し込まれた後に潰されて、裏バッジ12から抜け止めされる。ここで、裏バッジ12に形成された貫通孔12cの直径は、回転軸30の直径よりも大きく、バッジ本体10は回転軸30を中心に回転可能である。これにより、回転軸30は、バッジ本体10と裏板20とを相対回転可能に連結する。なお、貫通孔12cと回転軸30との間に滑りブッシュボールベアリング等からなるベアリング介装してもよい。

0019

錘40は、例えば鉄やアルミニウム等の金属で形成された重量物であり、バッジ本体10の周縁部10aの一部(表示13cの下部13d)に沿って設けられている。この錘40によって、バッジ本体10は、周縁部10aの一部の重量が重くなっている。ここでは、錘40を、バッジ本体10の裏バッジ12の背板部12a及び周壁部12bの一部に接着剤等で固定している。また、この錘40は、表示13cの下部13d(図1において一点鎖線で囲む領域)の裏側に配置されている。なお、「表示13cの下部13d」とは、表示13cの下部13dを鉛直方向の下方に向ける位置を意味し、表示13cの下部13dに必ずしも重複していなくてもよい。

0020

以下、実施例1のバッジ1の作用を、「バッジの製造作用」、「バッジの使用作用」、「バッジの特徴的作用」に分けて説明する。

0021

[バッジの製造作用]
実施例1のバッジ1を製造するには、あらかじめ、裏板20に回転軸30を打ち込み圧入して固定する。また、バッジ本体10の裏バッジ12に、錘40を貼り付ける。そして、回転軸30の先端31を裏バッジ12の背面から貫通孔12cに差し込み、この先端31を潰すことで抜け止めして、裏バッジ12と裏板20とを相対回転可能に連結する。

0022

一方、表示シート13の上に、天板部11aの背面が上方を向いた状態で表バッジ11を置く。そして、表示シート13の周縁部で表バッジ11の側壁部11bを包んでから、この表バッジ11の側壁部11bによって形成された開口11cに、裏板20を連結した裏バッジ12を挿入する。このとき、裏バッジ12の周方向の位置を調整し、表示シート13に設けられた表示13cの上下の方向性を示す印13eの位置に、裏バッジ12に固定した錘40の位置を一致させる。これにより、錘40を、表示13cの上下方向の下部13d(一点鎖線で囲む領域)に対応する位置に配置することができる。

0023

そして、表バッジ11に裏バッジ12を挿入したら、表バッジ11の側壁部11bをかしめて、表バッジ11の側壁部11bと裏バッジ12の周壁部12bの間に表示シート13の周縁部を挟み込んだ状態で裏バッジ12を固定する。これにより、バッジ本体10に裏板20が連結されたバッジ1が製造される。なお、安全ピン21は、あらかじめ裏板20に取り付けておく。

0024

[バッジの使用作用]
実施例1のバッジ1を使用するには、裏板20の裏面20aに取り付けられた安全ピン21を衣服や帽子等の任意の位置に取り付ける。これにより、バッジ1を衣服等に装着して、アクセサリー等として使用することができる。

0025

[バッジの特徴的作用]
実施例1のバッジ本体10には、周縁部10aの一部(表示13cの下部13d)に沿って錘40が設けられている。そのため、バッジ本体10は、錘40が設けられた位置が、錘40の重みによって引っ張られる。また、バッジ1が振動すると、バッジ本体10が引っ張られる方向が変化する。そのため、図6(a)や図6(b)に示すように、安全ピン21を介して裏板20を衣服等に固定したとき、バッジ本体10は回転軸30を中心に錘40が取り付けられた位置が自重によって回転方向に移動する。よって、バッジ1を衣服等に取り付けた状態で、バッジ本体10を回転方向に沿って人の手によらずに左右に揺らすことができる。

0026

また、バッジ本体10の表バッジ11を覆う表示シート13には、上下の方向性を有する表示13cが設けられている。一方、錘40は、この表示13cの下部13dに配置されている。

0027

そのため、バッジ1が振動していない静止時、バッジ本体10では、錘40が設けられた表示13cの下部13dが鉛直方向の下方に引っ張られる。そのため、バッジ1を取り付ける際に表示13cの上下方向を鉛直方向に沿わせなくても、表示13cは、バッジ本体10の自重によって上下方向が鉛直方向に沿う。これにより、このバッジ1では、バッジ本体10の取り付け方向を気にする必要がない。

0028

さらに、実施例1のバッジ1では、バッジ本体10が円盤形状を呈すると共に、回転軸30の先端31がバッジ本体10の裏面である裏バッジ12の中心位置O1に形成された貫通孔12cを貫通している。これにより、バッジ本体10は、取り付け位置を変化させることなく、回転軸30を中心にして揺れることができる。

0029

(実施例2)
実施例2のバッジ1Aは、少なくともバッジ本体の裏バッジ及び裏板をポリプロピレン等の熱可塑性プラスチックによって形成し、裏バッジに錘を一体成形した例である。以下、図7から図10に基づいて、実施例2のバッジ1Aの構成を説明する。

0030

実施例2のバッジ1Aは、図7及び図8に示すように、バッジ本体50と、裏板60と、回転軸70と、錘に相当するプレート部52bと、を備えている。

0031

バッジ本体50は、いわゆる缶バッジと同様の円盤形状を呈しており、図7及び図8に示すように、表バッジ51と、裏バッジ52と、表示シート53と、を有している。

0032

表バッジ51は、金属や合金、熱可塑性プラスチック等からなる円形プレートによって形成され、天板部51aと、天板部51aの周縁からバッジ本体50の背面側に起立する側壁部51bと、を有している。天板部51aは、バッジ本体50の中心位置O1を頂点とする山なりの曲面形状をなしている。

0033

裏バッジ52は、ポリプロピレン等の熱可塑性プラスチックによって形成された樹脂成型品であり、表バッジ51の側壁部51bによって形成された開口51cに差し込まれた状態でかしめられ、表バッジ51に固定される(図9参照)。すなわち、バッジ本体50は、表バッジ51によって表面が形成され、裏バッジ52によって裏面が形成されている。そして、この裏バッジ52は、枠部52aと、枠部52aの内側に設けられたプレート部52bと、枠部52aとプレート部52bの間に架け渡された梁部52cと、を有している。ここで、枠部52aとプレート部52bと梁部52cは、一体成形されている。

0034

枠部52aは、表バッジ51の側壁部51bに沿うリング形状を呈しており、表バッジ51に固定された際、中心がバッジ本体50の中心位置O1に一致する。枠部52aの周面は、表バッジ51側に向かって次第に外方に向けて広がりテーパ状に傾斜している(図9参照)。枠部52aは、最大外径が、表バッジ51の側壁部51bによって形成される開口51cに差し込み可能な大きさに設定されている。また、枠部52aには、他のバッジ1Aに設けられた被連結片62aを着脱可能に連結できる連結部54が取り付けられている。

0035

連結部54は、被連結片62aに連結可能なフック部54aと、枠部52aに取り付けるための突起部54bと、を有している。連結部54は、枠部52aの周縁近傍位置に形成された連結用貫通孔52dに突起部54bが挿入されることで枠部52aに取り付けられる。このとき、フック部54aは、バッジ本体50から径方向外側に突出する。なお、連結用貫通孔52dは、裏バッジ52を垂直に起立させたときに重心の下方となる位置に設けられている。

0036

プレート部52bは、枠部52aの内側に設けられ、裏バッジ52の重心をバッジ本体50の中心位置O1から周縁側へとオフセットする平板部分である。ここでは、プレート部52bは、平面視で半円盤形状を呈している。すなわち、このプレート部52bは、バッジ本体50の周縁部の一部に設けられた錘に相当する。

0037

梁部52cは、枠部52aに連結した一端から、プレート部52bの直線状の周縁に対して直交する方向に延び、プレート部52bに連結した他端がバッジ本体50の中心位置O1に位置している。そして、枠部52aの中心に位置したプレート部52bと梁部52cとの連結位置には、回転軸70が貫通する貫通孔52eが形成されている。

0038

さらに、この裏バッジ52には、回転軸70の貫通方向に突出した三個の接触突起55が形成されている。各接触突起55は、図9に示すように、それぞれ枠部52aやプレート部52b、梁部52cよりも裏板60に向かって突出しており、先端が裏板60に接触する。ここで、各接触突起55の先端面は、中央が膨出した円弧面に形成されている。また、三個の接触突起55は、バッジ本体50の中心位置O1を中心にして互いに等間隔に離れた位置に配置され、ここでは、二個の接触突起55がプレート部52bに形成され、一個の接触突起55が梁部52cに形成されている。

0039

表示シート53は、一方の面に任意の模様や図柄(図7参照。以下、「表示53c」という)が描かれたシート本体53aと、このシート本体53aの表示53cが描かれた面を覆う樹脂シート53bと、を有している。なお、シート本体53aや樹脂シート53bの性質材質は実施例1と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。

0040

そして、表示シート53は、表示53cが外部から見える状態で表バッジ51を覆い、周縁部が表バッジ51と裏バッジ52との間に挟み込まれて固定されている(図9参照)。ここで、表示53cは、図7に示すように、バッジ本体50の中心位置O1に対して上下の方向性を有している。また、シート本体53aの周縁部には、表示53cの上下の方向性を示す印53d(図7参照)が設けられている。印53dは、表示シート53で表バッジ51を覆った際、表バッジ51の背面側に回り込み、裏バッジ52を差し込むときの目印となる。

0041

裏板60は、ポリプロピレン等の熱可塑性プラスチックによって形成された円盤状の樹脂成型品である。この裏板60は、中心位置O2がバッジ本体50の中心位置O1に一致した状態で、バッジ本体50の背後に配置されて裏面(裏バッジ52)に対向する。なお、裏板60は、バッジ本体50よりも直径が小さく、正面から見たときにバッジ本体50の背後に隠れる大きさに設定されている。

0042

裏板60の裏面60a(バッジ本体50に対向していない面)には、図8に示すように、一対のクリップ片61(留め具)と、被連結片62a(被連結部)を取り付けるためのアーチ部62と、被連結片62aのアーチ部62への差し込み量規制する位置規制突起63とが一体的に形成されている。各クリップ片61は、それぞれ裏板60に片持ち状態で固定され、同方向に向かって平行に延びた舌片形状を呈している。裏板60は、クリップ片61が対向する領域がくり抜かれ、クリップ片61が撓みやすくなっている。このクリップ片61は、裏板60との間に衣服等を挟み込むことができ、これにより、バッジ1Aを衣服等に取り付けることが可能となる。また、各クリップ片61は、基部61aがアーチ状に湾曲しており、図10に示すように、安全ピン65を保持することができる。これにより、安全ピン65を用いてバッジ1Aを衣服等に取り付けることもできる。なお、裏板60の裏面60aには、安全ピン65の脱落を規制する突部65aが形成されている。

0043

被連結片62aは、二股に分かれた先端に爪部62bを有し、他端に連結部54のフック部54aを挿入可能な開口62cが形成された樹脂製小片である。この被連結片62aは、先端を縮めた状態でアーチ部62に差し込まれ、爪部がアーチ部62の内側に引っ掛かって抜け止めされる。また、この被連結片62aは、図9に示すように、アーチ部62に差し込んだ状態で先端が位置規制突起63に干渉し、被連結片62aのアーチ部62への差し込み量が規制される。

0044

裏板60の表面60b(バッジ本体50に対向する面)には、回転軸70を保持するボス64が形成されている。ボス64は、裏板60の中心位置O2に位置しており、ここでは、一対のクリップ片61の間に形成されている。なお、実施例2のバッジ1Aでは、図9に示すように、ボス64の先端は裏バッジ52に接触する。しかしながら、ボス64と裏バッジ52の間には、隙間が生じていてもよい。また、ボス64を設けたことで、回転軸70の端部が裏板60を貫通することがない。このため、裏板60の裏面60a側に露出することがなく、回転軸70の端部が衣服等に接触することを防止できる。

0045

回転軸70は、一端に拡径した頭部71を有する棒状体であり、裏バッジ52の貫通孔52eを表側から貫通し、先端が裏板60に形成されたボス64に保持される。このとき、頭部71は、図9に示すように、裏バッジ52と表バッジ51の間に挟まれ、軸方向の位置決めがなされる。これにより、回転軸70は、バッジ本体50と裏板60とを相対回転可能に連結する。なお、回転軸70は、鉄やブリキ等の金属によって形成してもよいし、熱可塑性プラスチックによって形成してもよい。

0046

以下、実施例2のバッジ1Aの特徴的作用を説明する。

0047

実施例2のバッジ1Aでは、バッジ本体50が回転軸70を介して裏板60に回転可能に連結されると共に、裏バッジ52の枠部52aの内側に半円盤状のプレート部52bが一体成形されている。そのため、バッジ本体50は、プレート部52bを形成した位置が、プレート部52bの重みによって重量方向の下方に引っ張られる。そのため、実施例1と同様に、裏板60を衣服等に固定したとき、バッジ本体50は回転軸70を中心にプレート部52bが形成された部分が自重によって回転方向に移動する。よって、バッジ1Aを衣服等に取り付けた状態で、バッジ本体50を左右に揺らすことができる。

0048

また、実施例2のバッジ1Aでは、バッジ本体50の裏バッジ52及び裏板60を熱可塑性プラスチックの樹脂成型品によって形成している。これにより、裏バッジ52では、環状の枠部52aと半円盤状のプレート部52b等を一体成形することができる。また、裏板60では、円盤状の裏板60に一対のクリップ片61や回転軸70を保持するボス64等を一体成形することができる。

0049

これにより、裏バッジ52や裏板60を金属によって形成する場合と比較して、軽量化やコストダウンを図ることができる。なお、表バッジ51も熱可塑性プラスチックの樹脂成型品によって形成してもよい。

0050

なお、裏バッジ52を樹脂成型品としたことで、錘に相当するプレート部52bを枠部52aと一体成形することができる。このため、錘を裏バッジ52に対して別途取り付ける必要がなく、さらに、錘の位置がずれるといった不具合も生じ得ない。

0051

また、実施例2のバッジ1Aでは、裏バッジ52に先端が裏板60に接触する接触突起55が形成されている。これにより、裏バッジ52を裏板60に点接触によって接触させることができ、バッジ本体50と裏板60との間に生じる摩擦を低減することができる。このため、バッジ本体50を回転しやすくすることができる。

0052

さらに、実施例2のバッジ1Aでは、裏バッジ52に連結部54を設け、裏板60に被連結片62aを設け、この連結部54と被連結片62aとを着脱可能に連結することができる。そのため、図10に示すように、第1のバッジ1αの連結部54のフック部54aを、第2のバッジ1βの被連結片62aに形成された開口62cに差し込むことで、二つのバッジ1α、1βを繋いだ状態で使用することができる。なお、このとき、上側に位置する第1のバッジ1αの裏板60のみを衣服等に取り付けることで、各バッジ1α、1βのバッジ本体50をそれぞれ回転させることができる。

0053

以上、本発明のバッジを実施例1及び実施例2に基づいて説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。

0054

実施例1では、バッジ本体10の中心位置O1に貫通孔12cを形成し、回転軸30がバッジ本体10の中心位置O1に配置される例を示したが、これに限らない。例えば、図11(a)に示すバッジ1Bのように、貫通孔12cをバッジ本体10の中心位置O1に対してオフセットした位置に形成してもよい。このとき、裏板20は、図11(b)に示すように、バッジ本体10よりも十分に小さい円盤形状とする。

0055

このように、貫通孔12cがバッジ本体10の中心位置O1からオフセットした位置に形成された場合には、図12(a)及び図12(b)に示すように、バッジ1Bが振動したことでバッジ本体10が揺れると、回転軸30を中心としてバッジ本体10の位置が変化する。これにより、バッジ本体10を大きく揺らすことができ、バッジ本体10の動きをより目立たせることが可能となる。

0056

また、実施例1のバッジ1では、錘40を金属で形成された重量物によって構成した例を示したが、これに限らない。例えば、図13(a)に示すバッジ1Cのように、バッジ本体10の表バッジ11と裏バッジ12の間にチップLED41と、このチップLED41に電気を供給する電池電源)42aを収納した電池ケース42を配置する。ここで、チップLED41は、通電により発光する発光体であり、化合物半導体として造られたLED素子(Light Emitting Diode/発光ダイオード)を基板の上に乗せ、電極ワイヤーでつないで電気を流せるようにして、樹脂でコーティングしたものである。このチップLED41は、発光面を表バッジ11の天板部11aに向けて、天板部11aの裏面に固定される(図13(b)参照)。さらに、チップLED41は、配線コード43を介して電池42aに電気的に接続されている。なお、表バッジ11及び表示シート13は、光を透過する素材によって形成される。これにより、裏バッジ12に設けられたスイッチ44をON/OFF操作し、チップLED41を適宜点灯させることで、バッジ本体10の表面を光らせることができる。

0057

そして、このようなバッジ1Cにおいて、電池42a及び電池ケース42をバッジ本体10の周縁部10aに配置し、錘として利用してもよい。これにより、重量物である錘を別途設けることなく、表面が発光するバッジ1Cを揺らすことができる。

0058

実施例1のバッジ1では、バッジ本体10を金属や合金によって形成された缶バッジとした例を示したが、これに限らない。例えば、バッジ本体10をプラスチックプレートウッドプレートによって形成してもよいし、布製のバッジ本体であってもよい。また、裏板20についても、プラスチック等で形成してもよい。

0059

実施例1では、裏板20に回転軸30を固定し、バッジ本体10の裏バッジ12に貫通孔12cを形成した例を示したが、これに限らない。例えば、裏バッジ12の背板部12aから回転軸30を突出させ、裏板20に形成した貫通孔に挿入した後、回転軸30の先端31にワッシャを取り付けて抜け止めしてもよい。また、回転軸30を裏バッジ12及び裏板20とは別体に形成すると共に、裏バッジ12及び裏板20の双方に貫通孔を形成してもよい。この場合には、回転軸30の両端をそれぞれ貫通孔に差し込んだ後、ワッシャを取り付けて抜け止めする。

0060

さらに、実施例1のバッジ1では、バッジ本体10を円盤形状としたが、バッジ本体10の形状は任意に設定することができ、矩形楕円形ハート形等であってもよい。

0061

また、実施例1では、裏板20に設けた留め具として安全ピン21を用いる例を示したが、これに限らない。例えば、裏板20から垂直に起立する針と、この針に装着するバタフライクラッチによって留め具を構成してもよい。また、留め具として、キーチェーンストラップを用いてもよい。

0062

実施例1では、バッジ本体10に設けた表示13cが、バッジ本体10の中心位置O1に対して上下の方向性を有しているが、これに限らない。表示13cは、任意の図柄等であり、必ずしもバッジ本体10の中心位置O1に対して上下の方向性を有するものでなくてもよい。

0063

また、実施例1では、表バッジ11を表示シート13によって覆うことで表示13cを設ける例を示したが、これに限らない。バッジ本体10に対して、印刷や手書き等によって直接表示13cを描いてもよい。また、バッジ本体10にシールを貼り付けることで表示13cを施してもよい。

0064

実施例1のバッジ1では、裏バッジ12に、裏バッジ12とは別体の錘40を貼り付けて固定する例を示したが、これに限らない。例えば、裏バッジ12と錘40とを一体成形してもよい。また、錘40を表バッジ11と裏バッジ12の間に挟み込んで固定してもよい。また、錘を設ける位置についても、バッジ1が振動した際にバッジ本体10が揺れる位置であれば、任意に設定することができる。さらに、錘40は、一つに限らず、複数の錘をバッジ本体に設けてもよい。

0065

さらに、錘40は、バッジ本体10の表面に露出するように設けてもよい。この場合、錘自体をバッジ本体10に設けた模様や図柄にすることが可能になる。

0066

また、実施例2では、バッジ本体50の裏バッジ52に三個の接触突起55を形成し、裏バッジ52が裏板60に対して点接触する例を示した。しかしながら、これに限らない。裏バッジ52と裏板60とが点接触すればよいので、裏板60に接触突起55を形成してもよい。また、接触突起55の数は三個以上であれば任意に設定することができる。

0067

さらに、実施例2では、三個の接触突起55が、バッジ本体50の中心位置O1を中心にして互いに等間隔に離れた位置に配置された例を示したが、必ずしも等間隔に離れていなくてもよく、三個以上の接触突起55は、裏バッジ52と裏板60とを点接触させる程度に分散して配置されていればよい。

0068

また、実施例1及び実施例2では、回転軸30、70は、いずれも裏板20、60に固定され、バッジ本体10、50が回転軸30、70に対して回転可能となる例を示した。しかしながら、これに限らない。例えば、回転軸30、70の一端をバッジ本体10、50に固定し、ベアリング等を介して回転軸30、70の他端を裏板20、60に取り付けてもよい。この場合であっても、バッジ本体10、50と裏板20、60とは、相対回転可能に連結される。

0069

1バッジ
10 バッジ本体
11 表バッジ
12 裏バッジ
12c貫通孔
13表示シート
13c 表示
13d 下部
20裏板
20a 裏面
20b 表面
21安全ピン(留め具)
30回転軸
31 先端
40 錘

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 相田化学工業株式会社の「 銀合金」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】耐塩化性及び耐硫化性に優れた銀合金を提供する。【解決手段】銀合金は、耐硫化性及び耐塩化性を有し、0.04重量%から0.06重量%のゲルマニウム(Ge)と、0.03重量%から0.06重量%の金(... 詳細

  • スティルノヴォ エッセ.エッレ.エッレの「 指輪の調節システム」が 公開されました。( 2020/12/10)

    【課題・解決手段】本発明は、貴重な物質の分野に関するものであり、特に指輪の金細工、宝飾品の分野に関するものである。本発明はまた宝石(Bijoux)に関するものでもあることに留意をいただきたい。特に本発... 詳細

  • 鈴木浩子の「 装身具用連結部品及び装身具」が 公開されました。( 2020/12/10)

    【課題】連結を解除するための回し動きが引っ掛かり無く行える装身具用連結部品及び装身具を提供する【解決手段】第1の下り傾斜円弧凹部7の下り傾斜角度と第1の上り傾斜円弧凸部8の上り傾斜角度が略同傾斜角度で... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ