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技術 野球盤

出願人 株式会社エンスカイささのやドットコム株式会社
発明者 佐々野雅哉
出願日 2018年10月24日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-200349
公開日 2020年4月30日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-065730
状態 未査定
技術分野 小球遊技具(除パチンコ)
主要キーワード 差込突起 壁飾り 区画ライン 円筒支 アクリルプレート グランド部分 弾性強度 バキューム成形
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月30日)のものです。
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図面 (6)

課題

収納性に優れた野球盤を提供すること。

解決手段

野球場を模したゲーム領域11aが盤面11に形成されたゲーム盤本体10を有し、送球部20から捕球部40に向けてボールBを送り出し、この送り出されたボールBを、バッティング部30で打ち返す野球盤1において、ゲーム盤本体10は、盤面11と、この盤面11に対向する裏面12とがいずれも平坦板状部材によって形成されている構成とした。

概要

背景

従来、野球場を模したゲーム盤本体の盤面上で、送球部から捕球部に向けて送り出されたボールを、バッティング部で回転させるバットにより打ち返して遊ぶ野球盤が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、野球盤のゲーム盤本体は、盤面の周囲から起立するスタンド部や周壁部を有していたり、ゲーム盤本体の裏面に投球のための機構や、磁石によって鉄製のボールの軌道曲げて「変化球」とする機構が設けられたりしている。

概要

収納性に優れた野球盤を提供すること。野球場を模したゲーム領域11aが盤面11に形成されたゲーム盤本体10を有し、送球部20から捕球部40に向けてボールBを送り出し、この送り出されたボールBを、バッティング部30で打ち返す野球盤1において、ゲーム盤本体10は、盤面11と、この盤面11に対向する裏面12とがいずれも平坦板状部材によって形成されている構成とした。

目的

本発明は、上記問題に着目してなされたもので、収納性に優れた野球盤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

野球場を模したゲーム領域が盤面に形成されたゲーム盤本体を備え、送球部から捕球部に向けて送り出されたボールを、バッティング部で打ち返して遊ぶ野球盤において、前記ゲーム盤本体は、前記盤面と、この盤面に対向する裏面とがいずれも平坦板状部材であることを特徴とする野球盤。

請求項2

請求項1に記載された野球盤において、前記送球部は、前記捕球部の前方に設けられたホームベースの正面方向を挟んで隣接配置された一対の送球機構を有し、前記一対の送球機構は、前記ボールを送り出す送球口がそれぞれ前記ホームベースに向けられていることを特徴とする野球盤。

請求項3

請求項2に記載された野球盤において、前記盤面は、前記ゲーム領域の周縁の外側に形成された送球領域を有し、前記送球部は、前記送球領域に設けられていることを特徴とする野球盤。

請求項4

請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された野球盤において、前記バッティング部は、バットと、前記盤面から起立すると共に上方に開放した円筒支持部と、を有し、前記バットは、棒状のバット本体と、前記バット本体のグリップから径方向に突出すると共に前記円筒支持部に回転可能に差し込まれる保持軸と、前記バット本体の周面から前記保持軸と同一の方向に突出した板状の打撃板と、を有し、前記保持軸と前記打撃板との間には、前記ボールが通過可能な間隙を設けたことを特徴とする野球盤。

請求項5

請求項4に記載された野球盤において、前記バッティング部は、前記盤面に形成された第1係止部と、前記バット本体のグリップエンドに形成された第2係止部と、前記第1係止部及び前記第2係止部とを弾性変形可能に連結する弾性部材と、を有することを特徴とする野球盤。

請求項6

請求項1から請求項5のいずれか一項に記載された野球盤において、前記ゲーム盤本体は、前記裏面に印刷層が設けられた透明部材によって形成されていることを特徴とする野球盤。

技術分野

0001

本発明は、野球盤に関するものである。

背景技術

0002

従来、野球場を模したゲーム盤本体の盤面上で、送球部から捕球部に向けて送り出されたボールを、バッティング部で回転させるバットにより打ち返して遊ぶ野球盤が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、野球盤のゲーム盤本体は、盤面の周囲から起立するスタンド部や周壁部を有していたり、ゲーム盤本体の裏面に投球のための機構や、磁石によって鉄製のボールの軌道曲げて「変化球」とする機構が設けられたりしている。

先行技術

0003

特開2015−157064号公報

発明が解決しようとする課題

0004

すなわち、従来の野球盤にあっては、ゲーム盤本体の盤面及び裏面のそれぞれに、立体的凹凸が形成されている。さらに、従来の野球盤では、盤面にボールが落下する開閉可能な扉を設けて「消える魔球」とする等、ボールの軌道を三次元方向に変化させるため、ゲーム盤本体の厚みが増してしまう。そのため、ゲーム盤本体が厚みを持って大きくなり、収納しにくいという問題がある。

0005

本発明は、上記問題に着目してなされたもので、収納性に優れた野球盤を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の野球盤は、野球場を模したゲーム領域が盤面に形成されたゲーム盤本体を有し、送球部から捕球部に向けて送り出されたボールを、バッティング部で打ち返して遊ぶ。
そして、ゲーム盤本体は、盤面と、この盤面に対向する裏面とがいずれも平坦板状部材である。

発明の効果

0007

本発明の野球盤では、ゲーム盤本体が、盤面及び裏面がいずれも平坦な板状部材であるため、ゲーム盤本体の厚みを薄くして、狭い隙間であっても収納を可能にすることができる。さらに、このゲーム盤本体を壁に掛けても、壁からほとんど出っ張ることがない。そのため、壁面を利用して常に見えるようにしながら収納するいわゆる壁掛け収納によって収納することもできる。これにより、ゲーム盤本体を収納しやすくなり、収納性に優れたものとすることができる。

図面の簡単な説明

0008

(a)は、実施例1の野球盤を示す全体斜視図であり、(b)は、図1(a)におけるA−A断面図である。
実施例1のゲーム盤本体を示す平面図である。
(a)は、実施例1の送球部のスロープ部材を示す分解斜視図であり、(b)は、実施例1のスロープ部材を示す斜視図である。
(a)は、実施例1のバッティング部を示す分解斜視図であり、(b)は、実施例1のバッティング部を示す斜視図である。
実施例1の野球盤の要部を拡大した斜視図である。

実施例

0009

以下、本発明の野球盤を実施するための形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。

0010

(実施例1)
実施例1の野球盤1は、野球を題材としたボードゲーム一種であり、図1(a)に示すように、ゲーム盤本体10と、送球部20と、バッティング部30と、捕球部40と、複数の野手プレート50と、バックスクリーン60と、を備えている。

0011

ゲーム盤本体10は、盤面11と、この盤面11に対向する裏面12とがいずれも平坦な板状部材である。このゲーム盤本体10は、ここでは、透明部材である無色透明アクリルプレートによって形成されている。このゲーム盤本体10は、盤面11を上方に向けて平らなテーブル等の上に載置して使用する。

0012

盤面11は、ゲーム盤本体10の一方の面であり、野球場を模したゲーム領域11aと、ゲーム領域11aのグランド部分外周縁の外側に設けられた送球領域11bと、を有している。

0013

ゲーム領域11aには、レーザー加工により、バッターボックス13aを示すラインファウルライン13b、ネクスバッターサークル13cを示すライン、内野区画ライン13d、グラスライン13e、ピッチャーズマウンド13fを示すライン、ピッチャーズプレート13gを示すライン、スリフットライン13h、塁ベース13j、ホームベース13kが描画されている。また、ゲーム領域11aのフェアグラウンド(ファウルライン13bで挟まれた領域)には、ファーストセカンドサードショートレフトセンターライトの各野手位置に、それぞれゲーム盤本体10を貫通する平面視で半円形状の第1貫通孔14が形成されている。各第1貫通孔14は、いずれも円弧部分がバックスクリーン60側に臨んでいる。また、各第1貫通孔14のバックスクリーン60側には、野手プレート50を差込み固定するための穴15が、第1貫通孔14ごとに一対ずつ形成されている(図2参照)。

0014

さらに、ゲーム領域11aのファウルグラウンド(ファウルライン13bの外側の領域)には、ゲーム盤本体10を貫通する平面視で矩形状の第2貫通孔16と、平面視で四分の一楕円形状の第3貫通孔17が一対ずつ形成されている。また、ゲーム領域11aのフェアグランドの外周縁の近傍位置には、ゲーム盤本体10を貫通する第4貫通孔18が形成されている。この第4貫通孔18は、ここでは五か所形成され、一定の間隔をあけてゲーム盤本体10の周方向に沿って並んでいる。なお、各第4貫通孔18は、いずれも平面視でほぼ矩形状を呈している。

0015

送球領域11bには、後述する送球部20のスロープ部材21を差込み固定するための複数の送球部用穴19aと、ゲーム盤本体10を壁掛けするための一つの壁掛け用穴19bが形成されている(図2参照)。ここで、ゲーム領域11aのうち、送球領域11bとの近傍位置には、バックスクリーン60を差込み固定するための一対のバックスクリーン用穴19c、19cが形成されており、送球部用穴19aの一部は、一対のバックスクリーン用穴19c、19cの間に形成されている。

0016

裏面12は、ゲーム盤本体10の他方の面であり、図1(b)に示すように、印刷層12aが設けられている。この印刷層12aは、ゲーム盤本体10越しに盤面11側から視認可能である。すなわち、この印刷層12aにより、ゲーム盤本体10に任意の模様や図柄、色彩等を描画することができる。

0017

送球部20は、ゲーム盤本体10に着脱可能に取り付けられ、ボールBを捕球部40に向けて送り出す。この送球部20は、盤面11が有する送球領域11bに設けられ、捕球部40の前方(バックスクリーン60側)に設けられたホームベース13kの正面方向O1を挟んで隣接配置された一対のスロープ部材21(送球機構)を有している。ここで、一対のスロープ部材21は、図1(a)に示すように、送球口21aがそれぞれホームベース13kに向けられており、互いの送球口21aの延長方向O2が、ホームベース13k上で交差する。なお、ゲーム領域11aに形成された第1貫通孔14及び第4貫通孔18は、この送球口21aの延長方向O2と干渉しない位置に形成される。

0018

ここで、「送球口21a」とは、図3(b)に示すように、ボールBが送り出される部分である。ここでは、送球口21aが送球領域11bからゲーム領域11aに向けて突出し、ゲーム領域11aに位置している。また、ホームベース13kの正面方向O1上には、図2に示すように、ピッチャーズマウンド13f及びピッチャーズプレート13gの中心位置、二塁ベース13j、センター位置の第1貫通孔14、中央位置の第4貫通孔18、壁掛け用穴19bがそれぞれ設定されている。

0019

スロープ部材21は、図3(a)に示すように、台座プレート22と、一対のスローププレート23、23と、を有している。台座プレート22は、矩形状の板部材であり、盤面11に臨む底面に差込突起22aが形成されている。この差込突起22aは、ゲーム盤本体10の送球領域11bに形成された送球部用穴19aに差し込まれる。また、底面に対向する上面には一対の噛み合い凹部22b、22bが形成されている。各噛み合い凹部22bには、スローププレート23がそれぞれ嵌め込まれる。

0020

スローププレート23は、直角三角形状の板部材であり、直角の第1角部23dに向き合う斜面23cを上方に向け、内角が最も小さい第2角部23eをホームベース13kに向けた状態で盤面11に設置される。このスローププレート23は、盤面11に臨む底面に、一対の差込突起23a、23aと、この一対の差込突起23a、23aの間に形成された噛み合い凹部23bと、が形成されている。一対の差込突起23a、23aは、それぞれ送球部用穴19aに差し込まれる。また、噛み合い凹部23bは、台座プレート22の上面に形成された噛み合い凹部22bと噛み合い、これによりスローププレート23が台座プレート22に直交した状態で連結される。

0021

そして、図3(b)に示すように、一対のスローププレート23、23をそれぞれ台座プレート22に連結した際、この一対のスローププレート23、23の各斜面23cの間に生じる隙間によって送球溝24が形成される。送球溝24は、ボールBが回転可能に嵌まり込む溝であり、第2角部23e(先端)に向かって傾斜して次第に低くなる。すなわち、送球溝24のうち、第2角部23eに挟まれた部分が送球口21aになる。

0022

バッティング部30は、ゲーム盤本体10に形成されたバット用穴31に着脱可能に取り付けられ、送球部20から送り出されたボール(以下、「投球」という)を打ち返す部分である。このバッティング部30は、支持部32と、バット33と、輪ゴム34(弾性部材)と、を有している。

0023

ここで、バット用穴31は、ゲーム盤本体10を貫通した貫通孔であり、バッターボックス13aの内側に形成されている。このバット用穴31は、平面視で長穴形状を呈しており(図2参照)、長径がホームベース13kの正面方向O1と平行になっている。また、バット用穴31は、ホームベース13kを挟んで一対形成されている。

0024

支持部32は、図4(a)に示すように、楕円柱状台座部32aと、台座部32aの上面32bから突出した円筒支持部32cと、台座部32aの上面32bに形成された第1係止部32dと、を有している。

0025

台座部32aは、一対のバット用穴31、31のいずれか一方に抜き差し可能に差し込まれる。この台座部32aは、バット用穴31に差し込まれたとき、上面32bが盤面11とほぼ面一状態で盤面11から露出する。

0026

円筒支持部32cは、台座部32aの上面32bの中心位置から突出し、台座部32aをバット用穴31に差し込むことで盤面11から起立した状態になる。この円筒支持部32cは、上方に開放した開口部32eを有している。また、円筒支持部32cの高さH1は、ボールBの直径よりも高く設定されている。

0027

第1係止部32dは、台座部32aの上面32bから突出すると共に、先端32fが状に屈曲した板片である。第1係止部32dは、円筒支持部32cに隣接している。

0028

バット33は、図4(a)に示すように、棒状のバット本体33aと、バット本体33aの一端に形成されたグリップ33bから径方向に突出した保持軸33cと、バット本体33aの周面から保持軸33cと同一の方向に突出した板状の打撃板33dと、を有している。ここで、保持軸33cは、円筒支持部32cの開口部32eに回転可能に差し込まれるが、保持軸33cの基部には、環状の当接部33eが形成されており、保持軸33cを円筒支持部32cに差し込んだ際、この当接部33eが開口部32eの周縁に干渉する。これに対し、打撃板33dの高さH2は、円筒支持部32cの高さH1よりも短く設定されている。そのため、保持軸33cを円筒支持部32cに差し込んだ際、打撃板33dの先端が盤面11に接触することが防止されている。

0029

また、打撃板33dは、バット本体33aの他端であるバットヘッド33fから、バット本体33aの長さ方向の中間部までの領域に形成され、この打撃板33dと保持軸33cとの間には、ボールBが通過可能な間隙33gが設けられている。さらに、バット本体33aのグリップエンド33hには、周方向に延びる溝からなる第2係止部33jが形成されている。

0030

輪ゴム34は、第1係止部32dと第2係止部33jとを連結する弾性変形可能な弾性部材であり、一般的な環状のゴムである。この輪ゴム34には、第1係止部32d及びグリップエンド33hがそれぞれ挿通され、第1係止部32dの先端32f及びグリップエンド33hに形成された第2係止部33jの間に架け渡されている。なお、弾性部材としては、輪ゴム34の他に巻きバネゴムバンド等であってもよい。

0031

捕球部40は、ホームベース13kの後方バックネット側)に形成され、送球部20から送り出されたボールBを受け止める部分である。ここでは、ゲーム盤本体10を貫通し、ゲーム盤本体10の周方向に並んだ三カ所の貫通孔41を有している。すなわち、捕球部40は、各貫通孔41内周面であるへこみ段差41aによって構成されている。なお、ここでは、左右の貫通孔41は、ホームベース13kとバッターボックス13aの間の領域まで拡大されている。しかしながら、左右の貫通孔41は、バッターボックス13aの後方領域のみに形成してもよい。つまり、ホームベース13kとバッターボックス13aの間の領域は、盤面11によって平坦な面に形成されてもよい。

0032

野手プレート50は、ゲーム盤本体10に着脱自在に取り付けられ、バッティング部30で打ち返されたボール(以下、「打球」という)の進行を妨げるものである。この野手プレート50は、半円形の板部材によって形成され、直線状の側面51に一対の差込突起52、52が形成されている。そして、この野手プレート50は、各差込突起52をゲーム領域11aに形成された穴15に差し込むことで、図1(a)に示すように盤面11から起立する。なお、各野手プレート50は、形状を変えたり、表面や裏面に任意の模様や図柄を付したり、成形品人形であってもよい。

0033

バックスクリーン60は、送球領域11bの前方に設置される矩形状の板部材である。このバックスクリーン60は、盤面11に臨む底面60aに、一対の差込突起61、61と、一対の切欠部62、62が形成されると共に、一対の切欠部62、62の間に規制部61aが形成されている。そして、このバックスクリーン60は、一対の差込突起61、61をそれぞれバックスクリーン用穴19cに差し込むことで、図5に示すように盤面11から起立する。また、規制部61aは、一対の差込突起61、61がバックスクリーン用穴19cに差し込まれた状態で先端が盤面11に接触し、ボールBがバックスクリーン60の後方に転がることを規制する。

0034

また、一対の切欠部62、62は、バックスクリーン60の底面60aを矩形状に切り欠いた部分であり、切欠深さH3はボールBの直径以上に設定されている。そのため、図5に示すように、バックスクリーン60を盤面11に設置した際、底面60aが盤面11に突き当たり、ボールBが通過可能な高さの間隙62aが生じる。また、この間隙62aには、スロープ部材21の送球口21aが差し込まれ、送球口21aから送り出されたボールBは、バックスクリーン60に干渉することなく転がっていくことが可能である。

0035

以下、実施例1の野球盤1の作用を説明する。

0036

この野球盤1を使用して遊ぶには、まず、盤面11を上方に向け、ゲーム盤本体10をテーブル等の平坦な場所に載置する。次に、送球部20、バッティング部30、野手プレート50、バックスクリーン60をそれぞれ盤面11上に設置する。

0037

すなわち、送球部20の一対のスロープ部材21、21をそれぞれ組み立てる。そして、各スロープ部材21の差込突起22a及び差込突起23aを、送球領域11bに形成された送球部用穴19aに差し込み、一対のスロープ部材21、21を盤面11に設置する。

0038

また、複数の野手プレート50の差込突起52をゲーム領域11aに形成された穴15に差し込み、野手プレート50を盤面11に設置する。さらに、バックスクリーン60の差込突起61をバックスクリーン用穴10cに差し込み、バックスクリーン60を盤面11に設置する。

0039

そして、バット33の保持軸33cを、支持部32の円筒支持部32cに差し込み、第1係止部32dと第2係止部33jの間に輪ゴム34を架け渡してバッティング部30を組み立てる。そして、支持部32の台座部32aを、一対のバット用穴31、31のどちらか一方に差し込み、バッティング部30を盤面11に設置する。このとき、図1(a)に示すように、第1係止部32dが捕球部40に向いた状態でバッティング部30を取り付ける。また、バッティング部30を設置するバット用穴31は、任意に選択することができる。

0040

送球部20等の設置が完了したら野球ゲームを開始する。すなわち、ボールBを送り出す人(以下「投手」という)は、一対のスロープ部材21、21のうち、どちらか一方を選択する。そして、選択した一方のスロープ部材21の送球溝24の途中位置にボールBを載置する。このとき、ボールBが転がらないように指先等で押さえておく。一方、バッティング部30を操作する人(以下、「打者」という)は、保持軸33cを中心にバット本体33aを任意の角度まで人力で回転させ、指先等で押さえて回転状態を保持する。このとき、輪ゴム34は自身の弾性力に抗して変形させられる。

0041

そして、投手は、任意のタイミングでボールBの押さえを解除する。これにより、ボールBは、自重によって送球溝24を転がっていき、送球口21aからホームベース13kに向かって送り出される。なお、ボールBを送球溝24に沿って転がす際、指先等でボールBに回転をかけると、ボールBの軌道を曲げてカーブボールにしたり、バックスピンサイドスピンの間の回転軸を持つシュートボールにすることができる。

0042

これに対し、打者は、ホームベース13kに向かって転がってくるボールBの位置を確認しつつ、バット33の回転状態を解除する。これにより、輪ゴム34の弾性変形力でバット33が自動的に回転させられ、バット33にボールBが干渉すれば、ボールBが打ち返される。

0043

また、バックスクリーン60を設置したことで、打者から見てバックスクリーン60の後方に送球部20が設置されることになる。そのため、打者は、投手の手元操作が見えにくくなる。そのため、投手がボールBに左右の回転を与えたり、スロープ部材21でのボールBの送り出す位置を変化させたりして投球にアレンジを加えても、打者から確認しにくく、ボールBを打ち返すタイミングを計りにくくすることができる。また、ボールBが一対のスロープ部材21、21のどちらから送り出されるのかについても確認しにくいため、例えば、使用するスロープ部材21を自由に選択できるルール等にした場合、ボールBを打ち返すタイミングをさらに計りにくくできる。

0044

そして、バッティング30で打ち返された打球が第1貫通孔14に入ると「アウト」をカウントする。また、打球が第2貫通孔16又は第3貫通孔に入ると「ファウル」をカウントする。また、打球が第4貫通孔18に入ると、第4貫通孔18の位置に応じて予め設定した「一塁打」「二塁打」「三塁打」を適宜カウントする。さらに、打球が、フェアグランドから第4貫通孔18の間を抜けてゲーム領域11aの外側に出れば「ホームラン」をカウントする。

0045

一方、送球部20から送り出されたボールBをバッティング部30にて打ち返すことができず、このボールBが捕球部40のうちの中央の貫通孔41に入ると、「ストライク」をカウントする。また、ボールBが捕球部40のうちの左右の貫通孔41のいずれかに入ると、「ボール」をカウントする。なお、このような遊び方のルールについては、任意に決めることができ、必要に応じて変更可能である。

0046

このように、この野球盤1では、送球部20からボールBを送り出し、バッティング部30にてボールBを打ち返す又は空振りして、ボールBが入った穴によって打球の結果が決まり、ゲームを進めていく。

0047

ここで、実施例1の野球盤1では、ゲーム盤本体10がゲーム領域11aを有する盤面11と、この盤面11に対向する裏面12とがいずれも平坦な板状部材である。そのため、ゲーム領域11aの周囲に、盤面11から起立するスタンド部や周壁部を設けたり、ゲーム盤本体10の裏面12に投球のための機構を設けたりした野球盤と比べて、ゲーム盤本体10の厚みWを薄くすることができる。これにより、狭い隙間であってもゲーム盤本体10を収納することが可能となる。

0048

また、この実施例1のゲーム盤本体10には、壁掛け用穴19bが形成されている。そのため、この壁掛け用穴19bを利用して、ゲーム盤本体10を壁に掛け、壁面を利用して常に見えるようにしながら収納するいわゆる壁掛け収納とすることができる。この場合であっても、ゲーム盤本体10の厚みWが比較的薄いことから、ゲーム盤本体10が壁からほとんど出っ張ることがない。よって、ゲーム盤本体10を収納しやすくなり、収納性の優れた野球盤1とすることができる。

0049

なお、壁掛け用穴19bを利用してゲーム盤本体10を壁に掛けたときには、ゲーム盤本体10を壁飾りのようなインテリア雑貨として活用することも可能となる。すなわち、野球が好きな人には、応援している球団マーク選手写真が付されたグッズ飾りたいという要望がある。これに対し、実際の球団のマーク等が付された野球盤が市販されているが、このようなゲーム盤本体は厚みがあるため、壁に掛けて飾ると邪魔になる。これに対し、実施例1の野球盤1では、ゲーム盤本体10が平坦な板状部材である。このため、ゲーム盤本体10に球団のマーク等を付したものを壁に掛けても壁面からほとんど出っ張らずにゲーム盤本体10を飾ることができ、野球が好きな人の要望を叶えることが可能となる。

0050

また、ここでは、ゲーム盤本体10を透明部材であるアクリルプレートによって形成し、裏面12に印刷層12aを設けている。そのため、ゲーム盤本体10越しに、盤面11側から印刷層12aを視認することになる。これにより、盤面11上でボールBを転がすと、このボールBを浮いたように見せることができる。

0051

さらに、印刷層12aを、表示面が互いに反対方向を向いた一対の描画層によって白色層を挟んだ三層構造とした場合、盤面11側から印刷層12aの一方の表示面を視認することができる一方、ゲーム盤本体11を引っくり返して裏面12を表にしたときには、印刷層12aの他方の表示面を視認することができる。この場合、ゲーム盤本体10を引っくり返すことで、異なる模様を表示することができる。

0052

しかも、この実施例1の野球盤1では、ゲーム盤本体10に形成された各種の貫通孔や穴の配置が左右対称になっている。そのため、ゲーム盤本体10を引っくり返して裏面12を上方に向けたときにも、野球盤1として成立させることができる。これにより、印刷層12aを、表示面が互いに反対方向を向いた一対の描画層によって白色層を挟んだもので構成すれば、ゲーム盤本体10を引っくり返すことで盤上の模様が異なり、異なるゲーム盤本体10で遊んでいる感覚を持たせることができる。

0053

また、この野球盤1の送球部20は、捕球部40の前方に設けられたホームベース13kの正面方向O1を挟んで隣接配置された一対のスロープ部材21を有している。そして、この一対のスロープ部材21は、ボールBを送り出す送球口21aがそれぞれホームベース13kに向けられている。そのため、送球部20では、ホームベース13kに対して、斜め左前方又は斜め右前方からボールBを送り出すことになる。これにより、右ピッチャーによる投球軌道や、左ピッチャーによる投球軌道を模すことが可能となり、現実味のある野球を盤上で再現することができる。

0054

また、送球部20は、盤面11に設けられたゲーム領域11aの周縁の外側に形成された送球領域11bに設けられている。そのため、送球部20が打球の邪魔にならず、打ち返したボールBが送球部20と干渉して不適当な貫通孔に入ってしまうことを防止できる。また、例えば、送球部20をゲーム領域11a内のピッチャーズマウンド13f付近に設置した場合と比べて、投球軌道を長く確保することができる。これにより、ボールBを打ち返すタイミングを計りやすくなる。

0055

なお、この実施例1では、送球部20の送球機構が、送球口21aに向かって傾斜して次第に低くなる送球溝24を有するスロープ部材21によって構成されている。そのため、簡易な構造でボールBを適切な方向に向けて送り出すことができる。また、ボールBを送り出す際に載置する位置によってボールBの速さに変化を持たせることができ、送球速度の変更も簡単に行うことができる。

0056

一方、実施例1の野球盤1におけるバッティング部30は、バット33と、盤面11から起立すると共に上方に開放した円筒支持部32cと、を有している。ここで、バット33は、棒状のバット本体33aと、バット本体33aのグリップ33bから径方向に突出すると共に円筒支持部32cに回転可能に差し込まれる保持軸33cと、バット本体33aの周面から保持軸33cと同一の方向に突出した板状の打撃板33dと、を有している。そして、保持軸33cと打撃板33dとの間には、ボールBが通過可能な間隙33gが設けられている。

0057

これにより、バッティング部30では、バット本体33aを支持する円筒支持部32cの近傍に転がってきた投球は、間隙33gを通って捕球部40に捕球される。すなわち、いわゆる内角寄りの投球がバット33に干渉して打ち返されてしまうことを防止でき、より現実味のある野球を再現することができる。

0058

なお、実施例1では、ホームベース13kを挟んで一対のバット用穴31、31が形成されており、バッティング部30は一対のバット用穴31、31のどちらかに対して設置される。一方、送球部20では、一対のスロープ部材21、21のうちのどちらか一方を選択してボールBを送り出す。そのため、これらの選択の組み合わせによって、右ピッチャーが右バッターに対して強く、左ピッチャーが左バッターに対して強いというような、実際の野球における駆け引きを再現して遊ぶことが可能となる。

0059

さらに、ここでは、バッティング部30が、盤面11に形成された第1係止部32dと、バット本体33aのグリップエンド33hに形成された第2係止部33jと、第1係止部32d及び第2係止部33jの間に架け渡された弾性変形可能な輪ゴム34と、を有している。そして、円筒支持部32cを中心にしてバット本体33aを回転させ、輪ゴム34の弾性変形力でバット本体33aを回転させる構成となっている。

0060

このため、簡易的な構造でバット33を自動的に回転させることができ、不具合を発生しにくくすることができる。また、輪ゴム34の弾性変形力が弱まったときにも、輪ゴム34を新しいものに交換すれば弾性変形力を回復できて一定の力を維持させことができるので、メンテナンスが行いやすい。さらに、バット本体33aの回転角度や、輪ゴム34の弾性強度等を変更することで、バット33の回転速度を変えることができ、バッティング部30におけるボールBを打ち返す強さ(打力)を容易に調整することができる。そのため、例えば下位打線は回転角度180°以下、上位打線は回転角度225°以下、クリーンナップは回転角度270°以下等のルールを設定することで、より現実味のある野球を再現して遊ぶことができる。

0061

なお、バネの巻き方向によってバット33の回転方向が規制されるが、左右それぞれ専用のバッティング部30を形成することで、第1係止部32d及び第2係止部33の間を連結する弾性部材として巻きバネを用いることも可能である。

0062

以上、本発明の野球盤を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。

0063

実施例1の野球盤1では、捕球部40においてボールBを捕球するへこみ段差41aを形成するため、ゲーム盤本体10を貫通する貫通孔41が形成されている。しかしながら、これに限らず、捕球部40がへこみ段差41aを有していればよいので、必ずしもゲーム盤本体10を貫通する必要はなく、盤面11をへこませた凹部によって捕球部40を構成してもよい。また、第1貫通孔14や第2貫通孔16、第3貫通孔17、第4貫通孔18においても、それぞれ盤面11をへこませた凹部によって構成してもよい。

0064

実施例1では、送球部20をゲーム領域11aの外側に形成した送球領域11bを設けた例を示した。しかしながら、これに限らず、ゲーム領域11a内に送球部20を設けてもよい。この場合では、送球領域11bが不要になり、ゲーム盤本体10を小型化することができる。

0065

また、実施例1では、送球部20における送球機構として、ボールBが自重で転がっていくスロープ部材21とする例を示したが、これに限らない。例えば、バネの段発力によってボールBを弾いて送り出す機構としてもよい。

0066

また、実施例1では、送球機構であるスロープ部材21が一対のスローププレート23、23を有し、この一対のスローププレート23、23の間に生じる隙間によって送球溝24を形成した例を示した。しかしながら、これに限らない。例えば、ボールBの直径よりも厚みの厚いスローププレートによってスロープ部材21を形成し、斜面23cに溝状にへこませることで送球溝を形成してもよい。さらに、スロープ部材21は、台座プレート22に一対のスローププレート23、23を連結し、これらを組み立てることで形成される例を示したが、これに限らない。例えば、樹脂成型によって台座プレート22及び一対のスローププレート23、23を一体的に形成してもよい。

0067

実施例1では、ゲーム盤本体10を透明部材であるアクリルプレートによって形成した例を示したが、これに限らない。例えば、ケミカルウッドファイバーボード合板、不透明なプラスチックプレートであってもよい。この場合には、盤面11に印刷層12aを設けてもよい。さらに、盤面11や裏面12に印刷層12aを設けなくてもよい。

0068

また、第1貫通孔14、第2貫通孔16、第3貫通孔17及び第4貫通孔18の数や位置は実施例1に示すものに限らず、任意に設定することができる。また、野手プレート50の形状や設置位置、数等についても、任意に設定することができる。さらに、走者を示すピンやプレート等を盤面11に取り付け可能としてもよい。

0069

実施例1では、送球部20やバッティング部30、野手プレート50等をゲーム盤本体10から取り外し可能とし、この野球盤1を使用する際に必要に応じてこれらを取り付ける例を示した。そのため、この送球部20等をより小さな部品に分解して収納することができ、収納性の向上をさらに図ることができる。また、送球部20等は、ゲーム盤本体10に形成された穴15等に対して抜き差しすることで着脱が可能である。そのため、野球盤1の組み立てを容易に行うことができ、簡単に遊ぶことができる。

0070

実施例1では、レーザー加工によってゲーム領域11aに各種のラインや塁ベース等が描画されているが、必要なラインや模様は、シール印刷等によって付してもよい。また、ゲーム盤本体10をバキューム成形射出成形による成形品とし、表面に施した凹凸によってライン等を示してもよい。

0071

1野球盤
10ゲーム盤本体
11 盤面
11aゲーム領域
11b 送球領域
12 裏面
12a印刷層
13kホームベース
20 送球部
21スロープ部材(送球機構)
21a送球口
30バッティング部
32 支持部
32c円筒支持部
32d 第1係止部
33バット
33a バット本体
33bグリップ
33c保持軸
33d打撃板
33g間隙
33hグリップエンド
33j 第2係止部
34輪ゴム(弾性部材)
40 捕球部
B ボール

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