図面 (/)

技術 15−HEPEを含む組成物及びその使用方法

出願人 アフィミューンリミテッド
発明者 デビッドコウグフランジョンクリマク
出願日 2019年11月27日 (1年2ヶ月経過) 出願番号 2019-214063
公開日 2020年4月23日 (10ヶ月経過) 公開番号 2020-063259
状態 未査定
技術分野 化合物または医薬の治療活性 非環式または炭素環式化合物含有医薬
主要キーワード 平均最大値 単一項目 シフト表 中断対象 カテゴリーデータ PE組成物 参加期間 上昇用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

インスリン感受性の低下、乾癬線維症、癌、神経変性障害炎症性疾患脂肪細胞分化受胎または生殖の問題、疼痛、及び肥満治療において使用される組成物の提供。

解決手段

15-ヒドロキシエイコサペンタエン酸(15−HEPE)の薬学的に許容可能なエステル複合体、及び/または塩を含む、それを必要とする対象において疾患を治療することまたは予防することにおける使用のための薬学的組成物であって、前記対象が摂食状態である、前記薬学的組成物。

概要

背景

概要

インスリン感受性の低下、乾癬線維症、癌、神経変性障害炎症性疾患脂肪細胞分化受胎または生殖の問題、疼痛、及び肥満治療において使用される組成物の提供。15-ヒドロキシエイコサペンタエン酸(15−HEPE)の薬学的に許容可能なエステル複合体、及び/または塩を含む、それを必要とする対象において疾患を治療することまたは予防することにおける使用のための薬学的組成物であって、前記対象が摂食状態である、前記薬学的組成物。なし

目的

本開示は、15−ヒドロキシエイコサペンタエン酸(15−HEPEまたは15−OH
EPAとも称される)を含む薬学的組成物を、それを必要とする対象に投与することによ
って疾患を治療または予防する組成物、製剤、及び方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

15−HEPEまたはその薬学的に許容可能な誘導体を含む薬学的組成物

請求項2

前記薬学的組成物が、100mg〜1000mgの15−HEPEまたはその薬学的に許容可能な誘導体を含む、請求項1に記載の組成物

請求項3

前記その薬学的に許容可能な誘導体が、エステル複合体、塩、またはそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の組成物。

請求項4

前記15−HEPEが、遊離酸形態である、請求項1に記載の組成物。

請求項5

前記15−HEPEが、エステル化形態である、請求項1に記載の組成物。

請求項6

前記エステル化形態が、メチルエステル形態、エチルエステル形態、またはそれらの組み合わせである、請求項5に記載の組成物。

請求項7

前記エステル化形態が、トリグリセリド形態である、請求項5に記載の組成物。

請求項8

前記15−HEPEが、塩形態である、請求項1に記載の組成物。

請求項9

前記15−HEPEが、15(S)−HEPE及び/または15(R)−HEPEを含む、請求項1に記載の組成物。

請求項10

前記15−HEPEが、15(S)−HEPEからなる、請求項1に記載の組成物。

請求項11

前記15−HEPEが、15(R)−HEPEからなる、請求項1に記載の組成物。

請求項12

疾患の治療を必要とする対象において疾患を治療する方法であって、前記対象に、有効量の15−HEPEまたはその薬学的に許容可能な誘導体を含む組成物を投与することを含む、方法。

請求項13

前記疾患が、インスリン感受性の低下、乾癬線維症、癌、神経変性障害炎症性疾患脂肪細胞分化受胎または生殖の問題、疼痛、及び肥満からなる群から選択される、請求項12に記載の方法。

請求項14

前記癌が、皮膚癌である、請求項13に記載の方法。

請求項15

前記皮膚癌が、黒色腫である、請求項14に記載の方法。

請求項16

前記神経変性障害が、ハンチントン病である、請求項13に記載の方法。

請求項17

前記線維症が、特発性肺線維症である、請求項13に記載の方法。

請求項18

前記その薬学的に許容可能な誘導体が、エステル、複合体、塩、またはそれらの組み合わせを含む、請求項12に記載の方法。

請求項19

前記疾患が、前記組成物を投与されておらず、任意に、プラセボを投与されている第2の対象と比較して低減される、請求項12に記載の方法。

請求項20

前記15−HEPEまたはその薬学的に許容可能な誘導体を含む組成物の前記有効量が、約100mg〜約2000mgである、請求項12に記載の方法。

請求項21

15−HEPEの吸収を増加させる方法であって、15−HEPEまたはその誘導体を含む組成物を、それを必要とする摂食状態である対象に投与することを含む、方法。

請求項22

前記その薬学的に許容可能な誘導体が、エステル、複合体、塩、またはそれらの組み合わせを含む、請求項21に記載の方法。

技術分野

0001

優先権の主張
本出願は、2015年12月18日に出願の米国特許仮出願第62/269,280号
に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、15−ヒドロキシエイコサペンタエン酸(15−HEPEまたは15−OH
EPAとも称される)を含む薬学的組成物を、それを必要とする対象に投与することによ
って疾患を治療または予防する組成物、製剤、及び方法を提供する。

0002

様々な実施形態において、本発明は、15−ヒドロキシエイコサペンタエン酸(以下「
15−HEPE」)を含む組成物及び製剤、ならびにそれを使用して疾患及び障害を治療
する方法を提供する。本明細書に開示される組成物及び製剤は、他の疾患及び障害の中で
も、肝臓疾患関節炎線維症特発性肺線維症インスリン感受性の低下、乾癬、癌(
例えば、黒色腫)、神経変性障害(例えば、ハンチントン病)、炎症性疾患脂肪細胞
化、受胎または生殖の問題、疼痛肥満、及びそれらの続発症の治療において使用される
ことができる。

図面の簡単な説明

0003

本技術の多くの態様は、以下の図面を参照してより良く理解され得る。図面の構成要素
は、必ずしも縮尺通りではない。むしろ、本技術の原理を明確に示すことに重点が置かれ
ている。

0004

絶食条件下で、100mg、500mg、1000mg、及び2000mgのDS102の単回経口投与後の、15−ヒドロキシ−エイコサペンタエン酸エチルエステル[15(S)−HEPE]の平均血漿濃度を図示する。

0005

絶食条件及び摂食条件下で、500mgのDS102(15−HEPE)の単回経口投与後の、平均血漿15(S)−HEPE濃度を図示する。

0006

28日中の1日目の、絶食条件下の、28日間500mg及び1000mgの複数回経口QD投与後の平均血漿15(S)−HEPE濃度を図示する。

0007

28日中の14日目の、絶食条件下の、28日間500mg及び1000mgの複数回経口QD投与後の平均血漿15(S)−HEPE濃度を図示する。

0008

28日中の28日目の、絶食条件下の、28日間500mg及び1000mgの複数回経口QD投与後の平均血漿15(S)−HEPE濃度を図示する。

0009

様々な実施形態において、本発明は、15−HEPEを含む組成物及び製剤、ならびに
それを使用した疾患及び障害を治療する方法を提供する。

0010

本明細書で使用される場合、「15−HEPE」は、15−ヒドロキシ−エイコサ−5
,8,11,13,17−ペンタエン酸である。時に15−OHEPAとも称される15
−HEPEは、オメガ−3脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(「EPA」、エイコサ−
5,8,11,14,17−ペンタエン酸または20:5n−3)から当該技術分野で既
知の方法に従って合成することができる。本明細書で使用される場合、用語「15−HE
PE」は、その遊離酸形態の15−HEPE(例えば、15−ヒドロキシ−エイコサ−5
,8,11,13,17−ペンタエン酸)及び/またはその薬学的に許容可能なエステル
複合体、もしくは塩、または前述のうちのいずれかの混合物を指す。15−HEPEの
誘導体を代わりに使用してよいが、これには、15−HEPEのヒドロキシ基欠く誘導
体化合物は含まれない。いくつかの実施形態において、15−HEPEは、遊離酸形態で
使用される。あるいは、15−HEPEの薬学的に許容可能なエステルまたは塩が本発明
において使用される。いくつかの実施形態において、15−HEPEは、メチルエステル
またはエチルエステル形態などのC1−4アルキルエステルの形態である。

0011

別の態様において、本発明は、治療的に有効な量の15−HEPEを含む薬学的組成物
を提供する。15−HEPEは、その組成物ならびに本明細書に記述された方法及び使用
における唯一の重要な活性成分であってよい。15−HEPEは唯一の活性成分であって
よい。あるいは、15−HEPEは、共製剤(co−formulation)または共
投与(co−administration)のために他の薬剤と組み合わせてよい。

0012

一実施形態では、15−HEPEまたは15−HEPEを含む組成物は、摂食対象に投
与される。本明細書における「摂食対象」または「摂食状態」の対象は、進行する4時間
以内に食事をした対象を指す。

0013

15−HEPEは、キラル分子であり、(S)−または(R)−エナンチオマー形態で
、またはラセミ混合物として使用してよい。本明細書で使用される「15−HEPE」は
立体特異性に関する制限なしに、すべてのそのような形態を含む。別の実施形態におい
て、15−HEPEは、(S)形態:15(S)−ヒドロキシ−(5Z,8Z,11Z,
13E,17Z)−エイコペンタエン酸、を含む。いくつかの実施形態において、15−
HEPEはエチルエステルの形態で使用してよい。他の実施形態において、15−HEP
Eは遊離酸として使用されてもよい。

0014

本発明はさらに、15−HEPEを含む経口送達用薬学的組成物を提供する。その組成
物は、薬学的に許容可能な賦形剤を含んでよい。15−HEPEは本明細書で論じられた
任意の形態であってよい。15−HEPEは約50mg〜約3000mg存在してよい。

0015

別途画定されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語及び科学用語は、
本発明が関連する技術分野における当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を
有する。本明細書に記載されているものと類似または同等の方法及び材料を本発明の実施
において使用することができるものの、好適な方法及び材料を以下に記載する。本明細書
で言及されたすべての刊行物、特許出願、特許、及び他の参考文献は、それらの全体が参
照により明示的に組み込まれる。矛盾する場合、定義を含めて、本明細書が優先される。
加えて、本明細書に記載される材料、方法、及び実施例は、単に例示的であり限定するも
のではない。

0016

本発明の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなる。本発明は様々な形
態で具体化することが可能であるが、本開示が本発明の例示として考えられるべきであり
、例示された特定の実施形態に発明を限定することを意図するものではないという理解で
いくつかの実施形態の以下の説明が作成されている。見出しは便宜のためにのみ提供され
ており、いかなる様態でも本発明を限定するものと解釈されるべきではない。任意の見出
しの下に例示される実施形態は、任意の他の見出しの下に例示される実施形態と組み合わ
せてよい。

0017

本出願において特定された様々な量的値における数値の使用は、別途明示的に示さない
限り、記述された範囲内の最小値及び最大値の両方に単語「約」が前置されているかのよ
うに記述されている。このようにして、記述された値からのわずかな変動を使用して、記
述された値と実質的に同じ結果を達成することができる。また、範囲の開示は、列挙され
た最小値と最大値の間のすべての値、及びそのような値によって形成され得る任意の範囲
を含む連続的な範囲として意図されている。列挙された数値を任意の他の列挙された数値
に分割することによって形成され得る任意の及びすべての比(及び任意のそのような比の
範囲)も本明細書に開示される。したがって、当業者であれば、多くのそのような比、範
囲、及び比の範囲が、本明細書に提示される数値から明確に導き出され得、かつすべての
例において、そのような比、範囲、及び比の範囲が、本発明の様々な実施形態を表すこと
を理解するであろう。

0018

15−ヒドロキシエイコサペンタエン酸
一実施形態において、本発明の組成物は、15−HEPEを活性成分として含む。15
−HEPEは、エイコサペンタエン酸(EPA)の代謝産物である15−ヒドロキシエイ
コサペンタエン酸の略語であり、これは、酵素15−リポキシゲナーゼへのエイサペンタ
エン酸の曝露などの当該技術分野で既知の方法によって合成することができる。本明細書
で使用される場合、用語「15−HEPE」は、その遊離酸形態の15−HEPE(例え
ば、15−ヒドロキシエイコサペンタエン酸)及び/またはその薬学的に許容可能なエス
テル、複合体、もしくは塩、または前述のうちのいずれかの混合物を指す。15−HEP
Eの誘導体を代わりに使用してよいが、これには、15−HEPEのヒドロキシ基を欠く
誘導体化合物は含まれない。本文脈における用語「薬学的に許容可能な」は、目的となる
物質が、対象に対して許容できない毒性または組成物の他の構成要素との相互作用を生じ
させないことを意味する。

0019

一実施形態において、15−HEPEはエステルの形態(本明細書ではE−15−HE
PEまたはエチル−15−HEPEとも称される)である。別の実施形態において、15
−HEPEは、15−HEPEのC1−C5アルキルエステルを含む。別の実施形態にお
いて、15−HEPEは、15−HEPEメチルエステル、15−HEPEプロピルエス
テル、または15−HEPEブチルエステルを含む。さらに別の実施形態において、15
−HEPEは、光学活性15(S)−ヒドロキシ−(5Z,8Z,11Z,13E,17
Z)−エイコサペンタエン酸を含む。この異性体を上記で論じた形態のいずれかで使用し
てよい。

0020

別の実施形態において、15−HEPEは、リチウム15−HEPE、モノ−、ジ−、
またはトリグリセリド15−HEPE、または15−HEPEの任意の他のエステルもし
くは塩、または遊離酸形態の15−HEPEを含む。

0021

様々な実施形態において、本発明は、15−HEPEを含む薬学的組成物、例えば経口
送達可能な組成物を提供する。一実施形態において、組成物は、治療的に有効な量の15
−HEPEを含む。一実施形態において、薬学的組成物は、約0.1重量%〜約99重量
%、約1重量%〜約95重量%、約5重量%〜約90重量%の15−HEPEを含む。

0022

一実施形態において、薬学的組成物は、少なくとも約70重量%、少なくとも約80重
量%、または少なくとも約90重量%の15−HEPEを含む。一実施形態において、薬
学的組成物は、少なくとも約50重量%、少なくとも約60重量%、少なくとも約70重
量%、少なくとも約80重量%、または少なくとも約90重量%の15−HEPEを含む

0023

別の実施形態において、15−HEPEは、約1mg〜約10,000mg、25mg
〜約7500mg、約25mg〜約5000mg、約50mg〜約5000mg、約50
mg〜約3000mg、約75mg〜約2500mg、または約100mg〜約1000
mg、例えば、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約
150mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg
、約300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425
mg、約450mg、約475mg、約500mg、約525mg、約550mg、約5
75mg、約600mg、約625mg、約650mg、約675mg、約700mg、
約725mg、約750mg、約775mg、約800mg、約825mg、約850m
g、約875mg、約900mg、約925mg、約950mg、約975mg、約10
00mg、約1025mg、約1050mg、約1075mg、約1100mg、約10
25mg、約1050mg、約1075mg、約1200mg、約1225mg、約12
50mg、約1275mg、約1300mg、約1325mg、約1350mg、約13
75mg、約1400mg、約1425mg、約1450mg、約1475mg、約15
00mg、約1525mg、約1550mg、約1575mg、約1600mg、約16
25mg、約1650mg、約1675mg、約1700mg、約1725mg、約17
50mg、約1775mg、約1800mg、約1825mg、約1850mg、約18
75mg、約1900mg、約1925mg、約1950mg、約1975mg、約20
00mg、約2025mg、約2050mg、約2075mg、約2100mg、約21
25mg、約2150mg、約2175mg、約2200mg、約2225mg、約22
50mg、約2275mg、約2300mg、約2325mg、約2350mg、約23
75mg、約2400mg、約2425mg、約2450mg、約2475mg、または
約2500mgの量で本発明の組成物中に存在する。

0024

一実施形態において、本発明の組成物中に存在する15−HEPEは、少なくとも90
重量%の15−HEPEを含む(用語「15−HEPE」は本明細書において画定され例
示されている)。15−HEPE組成物は、さらに高い純度の15−HEPE、例えば少
なくとも95重量%の15−HEPEまたは少なくとも97重量%の15−HEPEを含
むことができ、その場合、15−HEPEは、本明細書で説明されているように任意の形
態の15−HEPEである。15−HEPEの純度は、本明細書に提供される15−HE
PEの記載のうちのいずれかによって、さらに画定され得る(例えば、不純物プロファイ
ル)。

0025

上記では、薬学的組成物における15−HEPEの量及びそれらの純度が論じられてい
る。必須脂肪酸及びそれらの合成の性質は、15−HEPE組成物が必須脂肪酸代謝カス
ケードにおける他の必須脂肪酸からの部分を含んでよいというようなものである。

0026

一実施形態において、本発明の組成物は、約10重量%以下、約9重量%以下、約8重
量%以下、約7重量%以下、約6重量%以下、約5重量%以下、約4重量%以下、約3重
量%以下、約2重量%以下、約1重量%以下、または約0.5重量%以下の、アルファ
レン酸、ステアリドン酸ドコサヘキサエン酸(DHA)、またはそれらの誘導体を含
む他のオメガ−3脂肪酸を含有する。他の実施形態において、存在するそのような他のオ
メガ−3脂肪酸は実質的にないか、またはない。

0027

別の実施形態において、15−HEPEは、本発明の組成物中に存在するすべての脂肪
酸の少なくとも約60重量%、少なくとも約70重量%、少なくとも約80重量%、少な
くとも約90重量%、少なくとも約95重量%、少なくとも約97重量%、少なくとも約
98重量%、少なくとも約99重量%、または100重量%を占める。

0028

15−HEPEの合成からいくらか残留エイコサペンタエン酸が存在してよい。約1
0重量%以下、約9重量%以下、約8重量%以下、約7重量%以下、約6重量%以下、約
5重量%以下、約4重量%以下、約3重量%以下、約2重量%以下、約1重量%以下、ま
たは約0.5重量%以下のEPAが存在してよい。あるいは、実質的にないか、またはヒ
ロキシ形態へ修飾されていない形態のいくらかのEPAが存在する。

0029

剤形
本開示に従って使用するための組成物は、1つ以上の投薬単位として製剤化することが
できる。本明細書において、用語「投与単位」及び「投薬単位」は、治療効果を提供する
ための単回投与に好適な量の治療薬剤を含有する薬学的組成物の部分を指す。このような
投薬単位は、1日当たり1から複数(すなわち、1〜約10、1〜8、1〜6、1〜4、
または1〜2)回、または治療反応を誘発するために必要に応じて何回でも投与してよい

0030

いくつかの実施形態において、本発明の組成物は、経口送達可能な剤形または投薬単位
の形態である。好適な剤形の非限定的な例として、錠剤(例えば、懸濁錠、咬合懸濁錠、
急速分散錠咀嚼剤など)、カプレットカプセル(例えば、軟質または硬質ゼラチン
セル、もしくはHPMCカプセル)、薬用飴、サシェ剤、カシェ剤トローチ、ペレッ
ト、懸濁物エリキシルシロップ、または経口投与に合理的に適合された任意の他の固
体の剤形が挙げられる。本明細書において用語「経口送達」及び「経口投与」には、飲み
込まれているかどうかにかかわらず、治療下の対象の口内に薬剤または組成物が置かれる
任意の形態の送達が含まれる。それ故、これには、口腔及び舌下投与、ならびに食道投与
が含まれる。

0031

あるいは、本発明の組成物はまた、直腸局所、または非経口(例えば、皮下、筋肉
静脈内、及び皮内または点滴)送達のために製剤化され得る。

0032

本発明の組成物における15−HEPEの量を論じる場合、これはいくつかの剤形に分
割してよい。経口投与のためのサイズには限界がある。対象が1日当たり1〜4gの15
−HEPEを投与される場合、これは1gの15−HEPEをそれぞれ提供する最大4つ
のカプセルによるものでもよい。

0033

本発明の組成物は、直接吸収される液体剤形または投与単位の形態であることができ、
または摂取前に食品または飲料と混合することができる。好適な液体剤形の非限定例とし
て、溶液、懸濁液、エリキシル、シロップ、液体エアロゾル製剤などが挙げられる。

0034

別の実施形態において、本発明の組成物は、1種以上の薬学的に許容可能な賦形剤を含
む。本明細書において用語「薬学的に許容可能な賦形剤」とは、それ自体が治療薬ではな
く、治療薬を対象に送達するための担体またはビヒクルとして使用されるか、またはその
取扱いまたは保存性質を改善するために、または組成物の単位用量の形成を可能にするか
容易にするために薬学的組成物に添加され、許容できない毒性または組成物中の他の構成
要素との相互作用を生じさせない任意の物質を意味する。例にすぎないが、本開示に従う
薬学的組成物は、酸化防止剤界面活性剤防腐剤香味剤、共溶媒、粘度助剤、懸濁助
剤、及び親油性相のうちの1つ以上を含んでよい。

0035

一実施態様において、薬学的組成物は、アスコルビン酸パルミチン酸、パルミチン酸
アスコルビル、α−トコフェロールイデベノンユビキノンフェルラ酸、コエンザイ
ムQ10、リコピン緑茶カテキンエピガロカテキン3−ガレート(EGCG)、緑
茶ポリフェノールGTP)、シリマリンコーヒーベリー、レスベラトロールブドウ
種子、ザクロエキス、ゲニステンピクノジェノールナイアシンアミドなどの1種以上
の酸化防止剤を含む。一実施形態において、薬学的組成物は、約0.01重量%〜約2重
量%の酸化防止剤、例えば、約0.01重量%、約0.02重量%、約0.03重量%、
約0.04重量%、約0.05重量%、約0.06重量%、約0.07重量%、約0.0
8重量%、約0.09重量%、約0.1重量%、約0.11重量%、約0.12重量%、
約0.13重量%、約0.14重量%、約0.15重量%、約0.16重量%、約0.1
7重量%、約0.18重量%、約0.19重量%、約0.2重量%、約0.21重量%、
約0.22重量%、約0.23重量%、約0.24重量%、約0.25重量%、約0.2
6重量%、約0.27重量%、約0.28重量%、約0.29重量%、約0.3重量%、
約0.31重量%、約0.32重量%、約0.33重量%、約0.34重量%、約0.3
5重量%、約0.36重量%、約0.37重量%、約0.38重量%、約0.39重量%
、約0.4重量%、約0.41重量%、約0.42重量%、約0.43重量%、約0.4
4重量%、約0.45重量%、約0.46重量%、約0.47重量%、約0.48重量%
、約0.49重量%、約0.5重量%、約0.51重量%、約0.52重量%、約0.5
3重量%、約0.54重量%、約0.55重量%、約0.56重量%、約0.57重量%
、約0.58重量%、約0.59重量%、約0.6重量%、約0.61重量%、約0.6
2重量%、約0.63重量%、約0.64重量%、約0.65重量%、約0.66重量%
、約0.67重量%、約0.68重量%、約0.69重量%、約0.7重量%、約0.7
1重量%、約0.72重量%、約0.73重量%、約0.74重量%、約0.75重量%
、約0.76重量%、約0.77重量%、約0.78重量%、約0.79重量%、約0.
8重量%、約0.81重量%、約0.82重量%、約0.83重量%、約0.84重量%
、約0.85重量%、約0.86重量%、約0.87重量%、約0.88重量%、約0.
89重量%、約0.9重量%、約0.91重量%、約0.92重量%、約0.93重量%
、約0.94重量%、約0.95重量%、約0.96重量%、約0.97重量%、約0.
98重量%、約0.99重量%、約1重量%、約1.1重量%、約1.2重量%、約1.
3重量%、約1.4重量%、約1.5重量%、約1.6重量%、約1.7重量%、約1.
8重量%、約1.9重量%、または約2重量%の1種以上の酸化防止剤を含む。

0036

治療法
本明細書に開示される組成物及び製剤は、肝臓疾患、関節炎、線維症、特発性肺線維症
、インスリン感受性障害、乾癬、癌(例えば、黒色腫)、神経変性障害(例えば、ハンチ
トン病)、炎症性疾患、脂肪細胞分化、受胎または生殖の問題、疼痛、肥満、及びそれ
らの続発症の治療において使用され得る。

0037

一実施形態において、本開示は、対象におけるインスリン感受性の低下を治療及び/ま
たは予防する方法であって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与するこ
とを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPE
を含む組成物を投与する前に、対象がインスリン感受性であること及び/またはイン
リン感受性を発症する危険性があることを決定することをさらに含む。

0038

一実施形態において、本開示は、対象における乾癬を治療及び/または予防する方法で
あって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含む、方法を提
供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む組成物を投与
する前に、対象が乾癬を有すること及び/または乾癬を発症する危険性があることを決定
することをさらに含む。

0039

一実施形態において、本開示は、対象における癌を治療及び/または予防する方法であ
って、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含む、方法を提供
する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む組成物を投与す
る前に、対象が癌を有すること及び/または癌を発症する危険性があることを決定するこ
とをさらに含む。いくつかの実施形態において、癌は皮膚癌である。いくつかの実施形態
において、皮膚癌は黒色腫である。

0040

一実施形態において、本開示は、対象における神経変性障害を治療及び/または予防す
る方法であって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含む、
方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む組成
物を投与する前に、対象が神経変性障害を有すること及び/または神経変性障害を発症す
る危険性があることを決定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、神経変
性障害は、ハンチントン病である。

0041

一実施形態において、本開示は、対象における炎症性疾患を治療及び/または予防する
方法であって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含む、方
法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む組成物
を投与する前に、対象が炎症性疾患を有すること及び/または炎症性疾患を発症する危険
性があることを決定することをさらに含む。

0042

一実施形態において、本開示は、対象における脂肪細胞分化障害を治療及び/または予
防する方法であって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含
む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む
組成物を投与する前に、対象が脂肪細胞分化障害を有すること及び/または脂肪細胞分化
障害を発症する危険性があることを決定することをさらに含む。

0043

一実施形態において、本開示は、対象における受胎または生殖の問題を治療及び/また
は予防する方法であって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与すること
を含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを
含む組成物を投与する前に、対象が受胎または生殖の問題を有すること及び/または受胎
または生殖の問題を発症する危険性があることを決定することをさらに含む。

0044

一実施形態において、本開示は、対象における疼痛を治療及び/または予防する方法で
あって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含む、方法を提
供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む組成物を投与
する前に、対象が疼痛を有すること及び/または疼痛を発症する危険性があることを決定
することをさらに含む。

0045

一実施形態において、本開示は、対象における肥満を治療及び/または予防する方法で
あって、有効な量の15−HEPEを含む組成物を対象に投与することを含む、方法を提
供する。いくつかの実施形態において、その方法は、15−HEPEを含む組成物を投与
する前に、対象が肥満であること及び/または肥満になる危険性があることを決定するこ
とをさらに含む。

0046

一実施形態において、本開示は、対象における特発性肺線維症を治療及び/または予防
する方法であって、対象に有効量の15−HEPEを含む組成物を投与することを含む方
法を提供する。いくつかの実施形態において、本方法は、対象が特発性肺線維症を有する
こと及び/または特発性肺線維症を発症する危険性があることを、15−HEPEを含む
組成物を投与する前に決定することをさらに含む。

0047

本明細書で使用される場合、疾患、障害、または状態の「治療(treating)」
または「治療(treatment)」は、少なくとも部分的に:(1)疾患、障害、ま
たは状態を予防すること、すなわち、疾患、障害、または状態に曝露されているかまたは
素因があるが、疾患、障害、または状態の症状をまだ経験していないかまたは呈していな
哺乳動物において疾患、障害、または状態の臨床症状を発症させないこと、(2)疾患
、障害、または状態を阻害すること、すなわち、疾患、障害、もしくは状態、またはその
臨床症状の発症を停止または低減すること、(3)疾患、障害、または状態を緩和するこ
と、すなわち、疾患、障害、もしくは状態、またはその臨床症状の退行を引き起こすこと
、を含む。所与の疾患または障害と関連して用語「予防」とは、何も発生していない場合
に疾患の発症の発現を予防すること、障害または疾患の素因があるかもしれないが障害ま
たは疾患を有するものとしてまだ診断されていない対象において疾患または障害が発生す
ることを予防すること、及び/または既に存在する場合にはさらなる疾患/障害の発症を
予防することを意味する。

0048

本明細書で使用される場合、「有効量」は、対象に治療効果を与えるために必要とされ
活性組成物の量を指す。本明細書で使用される場合、「治療的に有効な量」とは、治療
されている疾患、障害、または状態の症状の1つ以上をある程度緩和する、投与されてい
る薬剤または化合物の十分な量を指す。いくつかの実施形態において、結果は、疾患の徴
候、症状、または原因の低減及び/または緩和、または生物系の任意の他の所望の改変
ある。例えば、いくつかの実施形態において、治療的使用のための「有効量」は、過度
有害な副作用を伴わずに疾患症状臨床的に有意な減少を提供するのに必要とされる、本
明細書に開示される化合物を含む組成物の量である。いくつかの実施形態において、任意
の個々の場合における適切な「有効量」は、用量漸増研究などの技術を使用して決定され
る。用語「治療的に有効な量」は、例えば、予防的に有効な量を含む。他の実施形態にお
いて、本明細書に開示される化合物の「有効量」は、過剰な副作用を伴わずに所望の薬理
作用効果または治療的改善を達成するのに有効な量である。他の実施形態において、「効
果量」または「治療的に有効な量」は、対象の代謝、年齢、体重、全身状態、治療されて
いる状態、治療されている状態の重症度、処方する医師の判断により対象間で異なること
が理解されるべきである。本文脈において用語「薬学的に許容可能な」は、目的となる物
質が、対象に対して許容できない毒性または組成物の他の構成要素との相互作用を生じさ
せないことを意味する。

0049

さらなる説明なしで、当業者は、前述の説明及び以下の例示的な実施例を使用して、本
開示の薬剤を作製及び利用すること、及び特許請求される方法及び組成物を実施してもよ
いと考えられる。以下の実施例は、本技術の様々な実施形態を例証することを意図する。
このように、議論された特定の実施形態は、本技術の範囲を限定するものとして解釈され
るべきではない。本技術の範囲から逸脱することなく、様々な同等物、変化、及び修正
行われ得ることが当業者には明らかとなり、そのような同等の実施形態が本明細書に含ま
れるべきであるということが理解されるべきである。本技術の方法と共に使用され得る1
5−HEPEを含む組成物の非限定的な実施例が本明細書に記載される。さらに、本開示
引用されるすべての参考文献は、本明細書に完全に記載されているかのように、その全
体が参照により本明細書に組み込まれる。以下の実施例は、本開示の実施を容易にするた
めに提供されており、決して本開示の残りの部分を限定するものとして解釈されるべきで
はない。

0050

18際以上〜45以下の男性及び女性の健常なボランティアにおいて、第1相、単一
施設ランダム化二重盲検プラセボ対照研究を行った。57人の対象を、コホート当たり8
人の対象(理想的に4人の男性及び4人の女性であるが、性別当たり3人以上)で登録
た。コホート5には、中断対象を考慮して、合計9人の対象を登録した。研究開始の有効
日は、第1の対象の算入として定義した(算入はインフォームドコンセントへのサイン
ら始まる)。本研究の第1部(単回用量コホート)に登録された対象は、本研究薬物に関
連するAEを有さず、複数回用量を始める前に少なくとも14日の休薬期間があったとい
う条件で、第2部(複数回用量)に戻されて、再登録されることができた。両方の部の研
究に参加した対象は18人であった。対象は、研究1日目の21日前以内にスクリーニン
グを受けた。

0051

第1部−単回上昇用量(SAD)。第1部は4つの用量コホートを含んだ(100mg、500mg、1000mg、及び2000mg)。6人の対象は、無作為抽出され、DS102を受容し、2人の対象が適合するプラセボを受容した。DS102の単回経口用量または適合するプラセボを投与した。

0052

第1部−食効。コホート2はまた、2つの摂食状態で500mgのDS102を受容した。1回目の500mg用量は絶食状態で与えたが、2回目及び3回目の500mg用量は摂食状態で与えた(それぞれ、標準ATPIII/TLC食及び高脂肪食)。2回目の用量は、それらの1回目の用量の少なくとも14日後に受容され、3回目の用量は、それらの2回目の用量の少なくともその14日後に受容された。

0053

第2部−複数上昇用量(MAD)。本研究の第2部は、それぞれ8人の対象からなる3つのコホートを使用して、3つの用量レベルでの複数回投与レジメンを含んだ。6人の対象が無作為抽出され、DS102を受容し、2人の対象が適合するプラセボを受容した。コホート5及び6(それぞれ9人及び8人の対象)は、28日間QDで、経口DS102またはプラセボを受容した。

0054

コホート(第1部への)は、第1の3つのコホート(100mg、500mg、及び1
000mg)から始まる逐次的方法で、適合するプラセボと並行して開始した。1000
mgコホートからの8日間の評価可能な安全なデータを有する最低5人の対象は、次のコ
ホート(2000mg単回用量)を開始する決定が行われる前及び第1のコホートを第2
部(最大500mg/日)で開始する前に必要とされた。

0055

合計49人の対象(第1部における対象32人(24人活性、8人プラセボ)及び第2
部における17人の対象(13人活性及び4人プラセボ))が、研究に入り、研究治療へ
無作為抽出された。合計47人の対象が研究を完了した。全対象を安全性分析に含めた。
DS102を受容したすべての37人の対象は、PK分析に含めた。本研究に登録された
すべての対象は、すべての包含を満たし、除外基準のいずれも満たしていない健常なボラ
ティアで、正常であると治験責任医師(PI)によって判断された。

0056

第1部において、DS102カプセル(ロット番号2540M−1504)または適合
プラセボ(ロット番号KM73)は、表1に従って単回経口用量で投与した。

0057

第2部において、DS102カプセル(ロット番号2540M−1504)または適合
するプラセボ(ロット番号KM73)は、表2に従って28日間QDで投与した。

0058

臨床的な実施のための計画研究期間は12週間であった。各対象に対するスクリーニン
グ期間を含む合計参加期間は、研究第1部において、コホート1、3、及び4はおよそ4
週間であり、コホート2は7週間であった。各対象に対するスクリーニング期間を含む合
計参加時間は、研究第2部において、コホート5及び6はおよそ9週間であった。

0059

薬物動態研究第1部について、1日目の投与前に、投与後312時間まで、コホート1
、2、3、及び4の血液サンプル採取した。研究第2部について、1日目、14日目及
び28日目の投与前及び投与後168時間後まで、コホート5、6、及び7の血液サンプ
ルを採取した。この適切なPKパラメータ、例えば、Cmax、Tmax、AUC0−2
4、AUC0−last、AUC0−inf、AUC%ext、Kel、t1/2、RC
max、及びRAUCは、適切な場合に示された。血漿15(S)−HEPEデータは、
定量限界未満(BLQ)及び不完全なPKプロファイルをもたらすスパース測定可能な濃
度のみの多くの値を含有した。観察されるデータの性質を考慮して、従来の投与量比率及
定常状態分析は行われなかった。PKパラメータのための推測統計分析は行われなかっ
た。

0060

統計的方法サンプルサイズ(N)、算術平均(mean)、標準偏差(SD)、変動
係数CV%)、中央値、最小値、及び最大値を含む要約統計は、すべてのわずかな濃度
時点で計算した。血漿15(S)−HEPEPKパラメータは、治療によって集計され
、対象及びパラメータによって列挙された。要約統計(N、mean、SD、CV%、中
央値、最小値、及び最大値)は、計算した血漿15(S)−HEPE PKパラメータで
計算した。加えて、幾何平均(幾何平均(Geom.Mean)及び幾何CV%(Geo
m.CV%)は、AUC及びCmaxについて提示した。除外された対象は、PKパラ
タテーブルリストに含まれたが、要約統計から除外され、表中のように記載される。平
均及び個々の濃度時間プロファイルは、線状及び半対数スケールで提示した。線状平均プ
ロットは、標準偏差あり及びなしで提示した。個々のプロットは、線状及び半対数スケ
ルで提示した。

0061

安全性:すべての臨床安全性データを対象別データリストに提示した。臨床検査、身体
検査バイタルサイン心電図(ECG)、及び有害事象(AE)によって安全性を評価
した。

0062

連続変数観測数(N)、算術平均、標準偏差、中央値、最小値、及び最大値を使用し
て要約した。カテゴリーデータのための頻度数を報告した。AEは、国際医薬用語集(M
edDRA(登録商標))、バージョン18.0に従って分類した。併用医薬は、世界保
機関(WHO)医薬品辞書2015年3月1日に従って分類した。バイタルサイン、心
電図、及び実験室概要また基準値からの変化の結果を提示される。シフト表も、実験室
及び心電図パラメータのために提示した。

0063

絶食条件下での、100mg、500mg、1000mg、及び2000mgのDS1
02の単回経口投与の後の、15−ヒドロキシ−エイコサペンタエン酸エチルエステル[15(S)−HEPE]の平均血漿濃度を図1に提示する。

0064

絶食条件下での、100mg、500mg、1000mg、及び2000mgのDS1
02の単回経口投与の後の、血漿中の15(S)−HEPEの濃度時間プロファイルは、
十分に特徴付けられなかった。すべての対象において、100mgのDS102投与後の
血漿濃度は、全体のサンプリング間隔にわたって定量限界未満であった。2人の対象のみ
が、500mgのDS102投与後の定量化可能な血漿濃度を有し、3人の対象が100
mg投与後、及び4人の対象が2000mg投与後に定量化可能な血漿濃度を有した(
そのうち1人が1つのみの測定可能な濃度を有した)。平均血漿濃度は非常に可変的であ
った。

0065

絶食条件及び摂食条件下での500mgのDS102の単回経口投与後の、平均血漿1
5(S)−HEPE濃度を図2に提示する。

0066

500mgのDS102を標準または高脂肪食で投与した場合、血漿中の15(S)−
HEPEの濃度時間プロファイルは、すべての対象について特徴付けられた。15(S)
−HEPEの平均血漿濃度は、絶食条件と比較して摂食条件下でより高かった。標準また
は高脂肪食での500mgのDS102のおよそ4時間後、ピーク平均濃度に達し、その
後、明らかに急激に低下し、血漿濃度は、少なくとも1人の対象で投与後12時間の間定
量化可能であり続けた。標準または高脂肪食での対象からの15(S)−HEPEプロフ
イル間に有意差はなかったが、結果はまた、相当可変的であった。1日目、14日目、
及び28日目の、絶食条件下の、28日間の500mg及び1000mgの複数回経口Q
D投与の後の平均血漿15(S)−HEPE濃度を、それぞれ図3、4、及び5に提示す
る。

0067

28日間で、500mg及び1000mgのDS102の複数回経口QD投与の後の、
血漿中の15(S)−HEPEの濃度時間プロファイルは、十分に特徴付けられず、平均
血漿濃度は非常に可変的なままであった。500mgのDS102 QD後の、平均血漿
15(S)−HEPE濃度は非常に可変的であったが、すべての日程に概して類似してい
た。投与前値トラフ)は、14日目及び28日目において定量化可能ではなかった。ピ
ーク平均15(S)−HEPE濃度は、1日目の4時間から14日目及び28日目の6時
間にかけて、研究日程にとともに増加する傾向があり、その後、明らかに急激に低下し、
血漿濃度は、少なくとも1人の対象で、1日目及び28日目の投与後12時間の間及び1
4日目の投与後24時間の間定量化可能であった。1000mgのDS102 QD後、
平均血漿15(S)−HEPE濃度は、14日目において、1日目及び28日目より高か
った。14日目及び28日目において、定量化可能な投与前値(トラフ)はなかった。ピ
ーク平均濃度までの時間は4〜6時間の範囲であり、血漿15(S)−HEPE濃度は、
少なくとも1人の対象で、1日目及び28日目の投与後8時間の間及び14日目の投与後
12時間の間定量化可能なままであった。これらの結果を表3に提示する。

0068

表3に示すように、中央値のTmax値は、500mgと1000mg用量レベルの両
方について6.00時間、ならびに2000mg用量レベルについて8.00時間であっ
た。絶食状態でのすべての3つのコホートについて、PKパラメータは、十分なデータを
有する2人または3人の対象のみを計算した。曝露パラメータ(Cmax及びAUC0−
last)は、非常に可変的であり、50%越の変動係数(CV%)の幾何平均係数と共
に、慎重に解釈されるべきである。

0069

表4.DS102の単回投与後薬物動態パラメータ
表4に示すように、標準及び高脂肪食の後、500mgのDS102の単回用量投与後
の、中央値のTmax値は、それぞれ4.00時間及び6.00時間であった。治療レジ
メンの両方について、PKパラメータは、標準食の後、4人の対象のみについて計算され
たAUC0−inf及びt1/2を除いて、DS102を受容した6人の対象について計
算した。

0070

表5に示されるように、標準食後、平均15(S)−HEPEt1/2は2.00時間
であった。はっきりした排出相は、高脂肪食後、見られなかった。データは非常に可変的
であったが、標準または高脂肪食が、絶食条件と比較して、平均最大値及び15(S)−
HEPE(ぞれぞれ、Cmax及びAUC0−lastに基づく)の全曝露を増加させた
ということが明らかであった。さらに、500mgのDS102の単回経口投与後、15
(S)−HEPE曝露は、絶食条件下でより高い用量(1000mg及び2000mg)
と比較して、摂食条件下でより高く見られた。DS102が標準食と共に与えられた場合
と比較して、高脂肪食と共に与えられた血漿中の15(S)−HEPEの出現は2時間遅
れた。高い変動性のために、曝露の程度が、高脂肪食後、標準食に対して異なるかどうか
を、ノンコンパートメント法を使用して決定することは可能ではなかった。

0071

安全性結果死亡重篤な有害事象(SAE)、または本研究で報告されたAEによる対
象の中断はなかった。 DS102の単回または複数上昇用量において、AE報告の対象
発生率に関して傾向は観察されず、ならびにプラセボに続くAE報告と同等であった。P
Iは、事象の大部分は、軽度の強度であり、ならびに本研究治療に関連しないものとみな
した。報告された事象の大部分は本研究治療に関連しないものとみなされ、味覚障害及び
おくび(DS102治療後)の事象は関連するとみなされた。第1部及び第2部の本研究
中に、AEとして報告されたいくつかの実験事象があった。すべての実験の報告された事
象は、軽度の強度であり、ならびに本研究治療に関連しないものとみなされた。

0072

100mg、500mg、1000mg、及び2000mgのDS102の単回上昇用
量及び500mg、500、及び1000mgの複数上昇用量は、本研究での健常な対象
において、安全であり、かつ十分な耐容性を示した。

0073

絶食状態で、100mg、500mg、1000mgまたは2000mgのDS102
の単回経口投与後及び500mgまたは2000mgのDS102の複数回経口QD投与
後、健常な対象において、15(S)−HEPEのPKプロファイルは、定量化可能な濃
度及び変動性の欠如により、十分に特徴付けられなかった。

0074

摂食状態(標準または高脂肪食)でのDS102の投与は、15(S)−HEPE吸収
を相当増加させるように見られた。

0075

最終排出相は、絶食状態での単回及び複数回投与後、概して明らかではなかった。平均
t1/2は、標準食を受容した対象において2.0時間と推定された。

0076

単回及び複数回用量コホートにおいて研究された用量レベルにわたる結果は、予測可能
な曝露を示していないが、増加する用量に比例して増加する。

0077

本開示は、網羅的であること、または本技術を本明細書に開示される正確な形態に限定
することを意図するものではない。特定の実施形態が例示的な目的のために本明細書に開
示されたが、関連分野の当業者が認識するであろう通り、本技術から逸脱せずに、種々の
同等な修正が可能である。場合により、周知の構造及び機能は、本技術の実施形態の説明
を不必要に曖昧にするのを避けるために、詳細に図示及び/または説明されていない。方
法のステップは具体的な順序で本明細書に提示され得るが、代替的実施形態では、ステッ
プは別の好適な順序を有してもよい。同様に、特定の実施形態の関連で開示される本技術
の特定の実施形態は、他の実施形態において組み合わせ得るか、または排除され得る。さ
らに、ある特定の実施形態に関連する利点は、それらの実施形態に関して開示されていて
もよいが、他の実施形態はまた、そのような利点を示し得、すべての実施形態が、本技術
の範囲内に含むために、本明細書に開示されるこのような利点または他の利点を示すこと
を、必ずしも必要とするものではない。したがって、本開示及び関連する技術は、本明細
書に明白に図示及び/または説明されていない他の実施形態を包含することができる。

0078

開示全体を通して、単数形の用語「a」、「an」、及び「the」は、文脈上別途
明確に示さない限り、複数の参照対象を含む。同様に、単語「または」が、2つ以上の項
目のリストに言及している他の項目から単一の項目のみを意味するということに明白に限
定されない限り、そのようなリストにおける「または」の使用は、(a)リスト内の任意
単一項目、(b)リスト内のすべての項目、または(c)リスト内の項目の任意の組み
合わせを含むものとして解釈されるべきである。加えて、用語「含む(comprisi
ng)」等は本開示を通して使用され、任意のより多くの同じ特徴(複数可)及び/また
は1つ以上の追加のタイプの特徴は排除されないというように、少なくとも列挙された特
徴(複数可)を含むことを意味する。本明細書に記載の「一実施形態(one embo
diment)」、「一実施形態(an embodiment)」、または類似の語句
は、組成物、組成物、方法、または実施形態に関連して記載される特性の特定の特徴が、
本技術の少なくとも1つの実施形態に含まれることができるということを意味する。した
がって、本明細書に記載のかかるまたは語句の出現は、必ずしもすべて同一の実施形態
について指しているわけではない。さらに、様々な特定の特徴、組成物、方法、または特
性は、1つ以上の実施形態において、任意の好適な様式で組み合わされてもよい。

実施例

0079

前述から、本発明の特定の実施形態が例示の目的のために本明細書に記載されたが、本
発明の範囲から逸脱せずに、様々な修正がなされ得ることが理解されるだろう。したがっ
て、本発明は、添付の特許請求の範囲によるところのものを除いて限定されない。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ