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技術 ポータブル衛生洗浄器

出願人 三島光産株式会社
発明者 谷口史樹木寺啓二中利明
出願日 2018年10月15日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2018-194358
公開日 2020年4月23日 (10ヶ月経過) 公開番号 2020-062091
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 真空吸引機 引掛け具 電気接続線 トリガーガード ラッパ管 省資源性 開閉コック 温水洗浄器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月23日)のものです。
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図面 (3)

課題

構造を複雑化させることなく、安全かつ効率的に身体の洗浄を行うことができる実用性及び機能性に優れたポータブル衛生洗浄器を提供する。

解決手段

洗浄液貯留される保温容器11と、保温容器11に取付けられたポンプ13と、一側がポンプ13の吐出口13aに接続されたシャワーホース15と、シャワーホース15の他側に接続されたノズル部17を有するシャワーヘッド16と、シャワーヘッド16に着脱可能に取付けられ、ノズル部17から噴射される洗浄液の飛散を防止する飛散防止カバー26とを備え、保温容器11には温度表示部32が設けられ、シャワーヘッド16にはノズル部17の先側を照明する照明部27が設けられている。

概要

背景

従来、乳幼児要介護者等の身体を母親や介護者洗浄する際に用いられる様々な洗浄器具が提案されている。また、トイレ若しくはシャワー設備が整っていない海外旅行する旅行者或いはこれらの設備のない野外等で活動する人が使用するための携帯型の洗浄器具も提案されている。これらの洗浄器具は、災害時の避難所等での生活でも役立つものであり、需要が高まりつつある。例えば、特許文献1には、容器内の洗浄液ノズルから噴出させる樹脂製の携帯用洗浄器が記載されている。特許文献2には、台板上に温水洗浄器真空吸引機脱臭器取付け、各先端に洗浄ノズル吸引ノズル脱臭ラッパ管を装着したチューブホースを取付けたベッド排泄介護装置が記載されている。特許文献3には、便器部と、便座と、肘掛けと、背もたれと、噴射口が形成された洗浄ノズルと、洗浄ノズルを進退させる洗浄ノズル駆動機構と、洗浄ノズルの駆動を制御する制御部と、制御部を収容する本体収容部と、制御部と無線通信手段を通じて電気的に接続され、本体収容部から分離され、使用者が手に持って操作することが可能な遠隔操作部と、を備えたポータブルトイレが記載されている。特許文献4には、液体を噴射するノズル部を首振り自在に支持し、先端側が少なくともノズル部の先端よりも前方に位置する飛散防止部を備え、該飛散防止部の先端側を被洗浄部に当接自在とした衛生洗浄器が記載されている。

概要

構造を複雑化させることなく、安全かつ効率的に身体の洗浄を行うことができる実用性及び機能性に優れたポータブル衛生洗浄器を提供する。洗浄液が貯留される保温容器11と、保温容器11に取付けられたポンプ13と、一側がポンプ13の吐出口13aに接続されたシャワーホース15と、シャワーホース15の他側に接続されたノズル部17を有するシャワーヘッド16と、シャワーヘッド16に着脱可能に取付けられ、ノズル部17から噴射される洗浄液の飛散を防止する飛散防止カバー26とを備え、保温容器11には温度表示部32が設けられ、シャワーヘッド16にはノズル部17の先側を照明する照明部27が設けられている。

目的

本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、構造を複雑化させることなく、安全かつ効率的に身体の洗浄を行うことができる実用性及び機能性に優れた安価でかつ携帯が容易なポータブル衛生洗浄器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

身体の洗浄に用いられるポータブル衛生洗浄器であって、洗浄液貯留される保温容器と、該保温容器に取付けられたポンプと、一側が該ポンプの吐出口に接続されたシャワーホースと、該シャワーホースの他側に接続されたノズル部を有するシャワーヘッドと、該シャワーヘッドに着脱可能に取付けられ、前記ノズル部から噴射される前記洗浄液の飛散を防止する飛散防止カバーとを備え、前記保温容器には温度表示部が設けられ、前記シャワーヘッドには前記ノズル部の先側を照明する照明部が設けられたことを特徴とするポータブル衛生洗浄器。

請求項2

請求項1記載のポータブル衛生洗浄器において、前記シャワーヘッドには、前記ポンプの駆動と停止を切替える作動スイッチと、該作動スイッチの誤作動を防止するための誤作動防止カバー部を備えたことを特徴とするポータブル衛生洗浄器。

請求項3

請求項2記載のポータブル衛生洗浄器において、前記シャワーホースの外側に装着された外側チューブを有し、前記作動スイッチの動作を前記ポンプに伝達するための電気接続線は、前記シャワーホースと並列に前記外側チューブに収納されていることを特徴とするポータブル衛生洗浄器。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1記載のポータブル衛生洗浄器において、前記ノズル部から噴射される前記洗浄液の噴射流量又は噴射圧力が調整可能であることを特徴とするポータブル衛生洗浄器。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1記載のポータブル衛生洗浄器において、前記ノズル部から噴射される前記洗浄液の噴射形態は、霧状、シャワー状、又は直線状に切替え可能であることを特徴とするポータブル衛生洗浄器。

技術分野

0001

本発明は、乳幼児要介護者、又はトイレ若しくはシャワー設備のない野外等で活動する人等の身体を洗浄して衛生的に保つことができる安価でかつ携帯が容易なポータブル衛生洗浄器に関する。

背景技術

0002

従来、乳幼児や要介護者等の身体を母親や介護者が洗浄する際に用いられる様々な洗浄器具が提案されている。また、トイレ若しくはシャワー設備が整っていない海外旅行する旅行者或いはこれらの設備のない野外等で活動する人が使用するための携帯型の洗浄器具も提案されている。これらの洗浄器具は、災害時の避難所等での生活でも役立つものであり、需要が高まりつつある。例えば、特許文献1には、容器内の洗浄液ノズルから噴出させる樹脂製の携帯用洗浄器が記載されている。特許文献2には、台板上に温水洗浄器真空吸引機脱臭器取付け、各先端に洗浄ノズル吸引ノズル脱臭ラッパ管を装着したチューブホースを取付けたベッド排泄介護装置が記載されている。特許文献3には、便器部と、便座と、肘掛けと、背もたれと、噴射口が形成された洗浄ノズルと、洗浄ノズルを進退させる洗浄ノズル駆動機構と、洗浄ノズルの駆動を制御する制御部と、制御部を収容する本体収容部と、制御部と無線通信手段を通じて電気的に接続され、本体収容部から分離され、使用者が手に持って操作することが可能な遠隔操作部と、を備えたポータブルトイレが記載されている。特許文献4には、液体を噴射するノズル部を首振り自在に支持し、先端側が少なくともノズル部の先端よりも前方に位置する飛散防止部を備え、該飛散防止部の先端側を被洗浄部に当接自在とした衛生洗浄器が記載されている。

先行技術

0003

実用新案登録第3081895号公報
特開2004−160113号公報
特開2016−195833号公報
特開2001−104208号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1の携帯用洗浄器は、洗浄液を収容した可撓性の容器を手で握って潰すようにして、洗浄液をノズルから噴出させる手動式なので、使用者(介護者)の肉体的な負担が大きく、洗浄効率が悪いという問題がある。特許文献2のベッド排泄介護装置は、大掛かりで省スペース性欠け、搬送及び設置に手間がかかって、介護者の負担が増大し、設置場所制約を受け易いという問題がある。特許文献3のポータブルトイレは、構造が複雑で高コストであり、設置場所が限定されると共に、乳幼児或いは寝たきり病人高齢者等の要介護者が使用することは困難で汎用性に欠けるという問題がある。特許文献4の衛生洗浄器は、貯水タンク内の洗浄液をヒータで加熱するため、漏電等の安全面に注意払う必要があり、構造が複雑になり易い反面、洗浄液の温度表示機能がなく、噴射される洗浄液の流量や噴射圧力の調整ができず、機能性に欠けるという問題がある。また、特許文献1の携帯用洗浄器及び特許文献4の衛生洗浄器は、携帯又は持ち運びが可能であるが、照明を備えていないため、夜間の野外等のような暗所での作業が困難であるという問題もある。

0005

本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、構造を複雑化させることなく、安全かつ効率的に身体の洗浄を行うことができる実用性及び機能性に優れた安価でかつ携帯が容易なポータブル衛生洗浄器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

前記目的に沿う本発明に係るポータブル衛生洗浄器は、身体の洗浄に用いられるポータブル衛生洗浄器であって、
洗浄液が貯留される保温容器と、該保温容器に取付けられたポンプと、一側が該ポンプの吐出口に接続されたシャワーホースと、該シャワーホースの他側に接続されたノズル部を有するシャワーヘッドと、該シャワーヘッドに着脱可能に取付けられ、前記ノズル部から噴射される前記洗浄液の飛散を防止する飛散防止カバーとを備え、前記保温容器には温度表示部が設けられ、前記シャワーヘッドには前記ノズル部の先側を照明する照明部が設けられている。

0007

本発明に係るポータブル衛生洗浄器において、前記シャワーヘッドには、前記ポンプの駆動と停止を切替える作動スイッチと、該作動スイッチの誤作動を防止するための誤作動防止カバー部を備えていることが好ましい。

0008

本発明に係るポータブル衛生洗浄器において、前記シャワーホースの外側に装着された外側チューブを有し、前記作動スイッチの動作を前記ポンプに伝達するための電気接続線は、前記シャワーホースと並列に前記外側チューブに収納されていることが好ましい。

0009

本発明に係るポータブル衛生洗浄器において、前記ノズル部から噴射される前記洗浄液の噴射流量又は噴射圧力が調整可能であることが好ましい。

0010

本発明に係るポータブル衛生洗浄器において、前記ノズル部から噴射される前記洗浄液の噴射形態は、霧状、シャワー状、又は直線状に切替え可能であることが好ましい。

発明の効果

0011

本発明に係るポータブル衛生洗浄器は、使用時に温度表示部で洗浄液の温度を確認し、必要に応じて洗浄液の温度を適温に調整して使用することができ、快適性及び安全性に優れる。また、飛散防止カバーで洗浄液を確実に洗浄対象箇所に案内して効率的に洗浄できると共に、跳ね返った洗浄液(汚水)が周囲に飛散することを防止することができ、使用場所の制約を受け難く、取り扱い性に優れる。飛散防止カバーは、必要に応じて、交換したり、取外して洗浄したりして清潔に保つことができる。照明部でノズル部の先側を照明する際に、飛散防止カバーで光を拡散させて周囲を照らすことができ、暗所でも洗浄対象箇所を確認しながら洗浄を行うことができ、洗浄の確実性及び操作性に優れる。

0012

シャワーヘッドに、ポンプの駆動と停止を切替える作動スイッチと、作動スイッチの誤作動を防止するための誤作動防止カバー部を備えた場合、洗浄作業時にシャワーヘッドを握った手で作動スイッチを操作することにより、ポンプの駆動と停止を簡単かつ確実に切替えることができると共に、外力等によって不意にポンプが誤作動することを防止でき、操作性及び動作の確実性に優れる。

0013

シャワーホースの外側に装着された外側チューブを有し、作動スイッチの動作をポンプに伝達するための電気接続線が、シャワーホースと並列に外側チューブに収納されている場合、シャワーホースと電気接続線を一体化して簡素化でき、取り扱い性に優れる。

0014

ノズル部から噴射される洗浄液の噴射流量又は噴射圧力が調整可能である場合、洗浄対象箇所、汚れの種類、又は汚れ具合等に応じて、噴射流量又は噴射圧力を調整し、被洗浄者苦痛を与えたり、洗い残しを発生させたりすることなく、確実かつ効率的に洗浄を行うことができ、省資源性にも優れる。

0015

ノズル部から噴射される洗浄液の噴射形態が、霧状、シャワー状、又は直線状に切替え可能である場合、洗浄対象箇所、洗浄範囲(広さ)、汚れの種類、又は汚れ具合等に応じて、噴射形態を選択し、効率的に洗浄を行うことができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の一実施の形態に係るポータブル衛生洗浄器の構成を示す説明図である。
同ポータブル衛生洗浄器のシャワーヘッドの変形例を示す説明図である。

実施例

0017

続いて、添付した図面を参照して本発明を具体化した実施の形態について説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態に係るポータブル衛生洗浄器10は、乳幼児、要介護者、又はトイレ若しくはシャワー設備のない野外等で活動する人(避難所生活者を含む)等の身体(主に排便後の肛門等)を洗浄して衛生的に保つものである。
ポータブル衛生洗浄器10は、洗浄液が貯留される保温容器11を有している。保温容器11としては、内壁外壁の間に空気層断熱材層(例えば、発泡スチロール発泡ウレタン等)を有するものが好適に用いられる。保温容器11の上面開口部は蝶番11aを介して回動可能に取付けられた開閉蓋12で密閉される。洗浄液としては温水(例えば、35〜45℃)が好適に用いられるが、その温度は、適宜、選択することができ、夏場では常温の水又は冷水を用いることもできる。保温容器11の内容量は、保温効果を考慮すれば、例えば最大で5L程度が好ましいが、これに限定されるもではない。
保温容器11の内部にはポンプ13が取付けられ、ポンプ13の吐出口13aに、外側チューブ14で覆われたシャワーホース15の一側が接続されている(拡大図参照)。そして、シャワーホース15の他側は、シャワーヘッド16のノズル部17に接続されている。
また、保温容器11には、ポータブル衛生洗浄器10を制御する制御ボックス18が取付けられている。制御ボックス18には電源コード19と電気接続された電源スイッチ20が設けられ、電源コード19のプラグ(図示せず)をコンセント差込み、電源スイッチ20をオンにすることにより、ポータブル衛生洗浄器10は待機状態となる。なお、ポータブル衛生洗浄器10は商用電源に接続して電力供給を行う代わりに、バッテリーを内蔵する構造とすれば、野外等の電源のない場所での使用及び停電時の使用にも対応することができる。

0018

次に、シャワーヘッド16には、ポンプ13の駆動と停止を切替える作動スイッチ23が設けられている。作動スイッチ23は、シャワーヘッド16の握り手22の一側部に設けられ、長手方向の一端側が握り手22に対して回動可能に保持されている。そして、握り手22と作動スイッチ23との間には、作動スイッチ23の長手方向の他端側を握り手22から遠ざける方向に付勢する付勢バネ圧縮バネ)24が配置されている。ポータブル衛生洗浄器10の使用者(被洗浄者自身又は被洗浄者の身体を洗浄する介護者)は握り手22と一緒に作動スイッチ23を手で握り、作動スイッチ23の長手方向の他端側が握り手22側に近付くように作動スイッチ23を回動させ、付勢バネ24を圧縮することにより、ポンプ13を駆動してノズル部17から洗浄液を噴射することができる。このとき、付勢バネ24の弾性力に抗して作動スイッチ23を操作する(回動させる)必要があるので、外部からの衝撃等でポンプ13が誤作動する可能性を低減できる。また、作動スイッチ23の操作面側を囲むように、握り手22の一側部に環状の誤作動防止カバー部25が設けられているので、作動スイッチ23に不意に外力が加わり難く、誤作動をより確実に防ぐことができる。なお、作動スイッチとして、本実施の形態で示したレバー方式の作動スイッチの代わりに、スライド式又は押しボタン式等の作動スイッチを用いてもよい。また、別途、押しボタン式又はスライド式等のロック解除スイッチを追加し、二段階で操作する構造として誤作動を防止してもよい。ロック解除スイッチを設ける場合は、誤作動防止カバー部は、省略することもできる。

0019

次に、シャワーヘッド16の先端部には、ノズル部17から噴射される洗浄液の飛散を防止する飛散防止カバー26が着脱可能に取付けられている。飛散防止カバー26の材質としてはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニル樹脂PVC)等の合成樹脂が好適に用いられるが、これに限定されるものではない。特に軽量で軟質性の合成樹脂は安全で好ましい。また、飛散防止カバー26は無色透明とすることにより、洗浄中に飛散防止カバー26を通して洗浄対象箇所を確認することができ、好ましいが、視認性を妨げない範囲で半透明若しくは有色透明としてもよい。飛散防止カバー26の形状としては、基側がノズル部17の外周を覆う筒状に形成され、先側に向かって拡径するお椀状(カップ状)、半球状、又は円錐状に形成されたものが好適に用いられる。このとき、飛散防止カバー26の基側をシャワーヘッド16に螺着することにより、飛散防止カバー26を容易に着脱することができる。この飛散防止カバー26により、ノズル部17から噴射される洗浄液を確実に洗浄対象箇所に案内して効率的に洗浄できると共に、跳ね返った洗浄液(汚水)が周囲に飛散することを防止できる。特に、飛散防止カバー26の先側の開口部を洗浄対象箇所に押し当てるようにして使用すれば、洗浄液の飛散を効果的に防止できると共に、シャワーヘッド16の位置を固定して姿勢を安定化させることができ、被洗浄者自身で洗浄を行う場合の操作性にも優れる。

0020

なお、必要に応じて、飛散防止カバー26の先側の開口部周縁ゴム等の軟質性の緩衝部材を取付けることにより、洗浄対象箇所に押し当てても被洗浄者が痛みを感じることがなく、快適にすることができる。また、1台のポータブル衛生洗浄器10を複数の被洗浄者が使用する場合や飛散防止カバー26が汚れた場合は、飛散防止カバー26のみを簡単に取外して洗浄することや、他の飛散防止カバーと交換することができ衛生的である。
このポータブル衛生洗浄器10をベッド等で使用する場合には、ノズル部17から噴射される洗浄液(洗浄後の汚水)を受け止めて回収するためのバケツ等を別途、用意することが好ましい。

0021

また、シャワーヘッド16の先端部には、ノズル部17の先側を照明する照明部27が設けられている。この照明部27は飛散防止カバー26の後方に配置されており、照明部27から照射された光が飛散防止カバー26に当たり、周囲に拡散することにより、洗浄の程度がより見易くなるという効果を有する。そして、夜間に他の照明が使えない場合でも洗浄対象箇所を照明部27で照らして確認しながら確実に洗浄を行うことができる。照明部27の光源28としては、LEDが好適に用いられるがこれに限定されるものではない。また、本実施の形態では、光源28を1つとしたが、ノズル部17の外周に複数の光源28を配置することもでき、光源28の数及び配置は適宜、選択することができる。なお、照明部27のオンオフを切替える照明スイッチ(図示せず)はシャワーヘッド16側に設けてもよいし、制御ボックス18側に設けてもよい。また、作動スイッチ23によるポンプ13の駆動と停止の切替えに連動させて、照明部27のオンオフを切替える構造とすることもできる。

0022

ノズル部17から噴射される洗浄液の噴射形態は、霧状、シャワー状、又は直線状に切替え可能であることが好ましい。この場合、園芸用散水ノズルと同様に、ノズル部17の先側に取付けられたヘッド部30を回転させて噴射形態を切替える構造としてもよいし、各種の噴射形態に対応した複数のヘッド部を交換して噴射形態を切替える構造としてもよい。また、ノズル部17から噴射される洗浄液の噴射流量又は噴射圧力が調整可能であることが好ましい。この洗浄液の噴射流量又は噴射圧力の調整はポンプ13の出力を調整することにより、容易に行うことができる。噴射流量(又は噴射圧力)調整スイッチ31は制御ボックス18に設けることが好ましいが、シャワーヘッド16側に設けることも可能である。なお、噴射流量(又は噴射圧力)調整スイッチ31の形態としては、ダイヤル式の他、押しボタン式又はスライド式等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、適宜、選択することができる。
また、制御ボックス18の上面には、洗浄液の温度を表示する温度表示部32が設けられており、これにより、洗浄液の温度が適温に保たれているかどうかを確認することができる。この温度表示部32は、保温容器11に取付けられた温度センサー33で測定された洗浄液の温度を表示できればよく、その配置は適宜、選択することができる。例えば、制御ボックス18の正面に配置してもよいし、保温容器11の開閉蓋12の上面に配置してもよい。

0023

次に、前述の作動スイッチ23でポンプ13の駆動と停止を切替えるためには、作動スイッチ23の動作をポンプ13に伝達するための電気接続線が必要となる。この電気接続線は、作動スイッチ23から電源スイッチ20を介してポンプ13と接続され、作動スイッチ23がオンになった時に、ポンプ13に電力が供給されてポンプ13が駆動し、作動スイッチ23がオフになった時に、ポンプ13への電力供給が遮断されてポンプ13が停止する。このとき、作動スイッチ23から保温容器11(制御ボックス18)に至るまでの電気接続線(図示せず)を、シャワーホース15と並列に外側チューブ14に収納する構造とすれば、シャワーホース15と電気接続線を一体化することができ、取り扱いを簡素化できる。このとき、保護チューブの中に電気接続線を挿通しておけば、より確実に電気接続線を保護することができ、外側チューブ14の内部でシャワーホース15が破損しても漏電の発生を効果的に防止することができる。また、保護チューブに内装した電気接続線をシャワーホースの内側に配置し、両者を一体化する構造としてもよい。このように、シャワーホースと電気接続線を一体化することにより、取り扱いが容易になるが、シャワーホースと電気接続線は、必ずしも一体化する必要はなく、独立させてもよい。
また、照明部27の電力をポンプ13と共通の商用電源(又はバッテリー)から供給する場合は、照明部27と電源スイッチ20との間を電気接続する必要があるが、その照明用電気接続線は、上記の電気接続線とひとまとめにして配線することができる。なお、照明部27の電力は乾電池から供給することもでき、シャワーヘッド16に乾電池を収容する構造とすれば、照明用電気接続線は不要となる。

0024

以上のように構成されたポータブル衛生洗浄器10の使用方法について説明する。
まず、保温容器11の開閉蓋12を開け、所定温度の洗浄液を保温容器11に貯留する。開閉蓋12を閉め、電源コード19のプラグ(図示せず)をコンセントに差込み、電源スイッチ20をオンにする。そして、温度表示部32で洗浄液が所定温度であることを確認する。使用者(被洗浄者自身又は介護者)は、握り手22を手で握り、指を作動スイッチ23に掛けた状態で、飛散防止カバー26の先側の開口部を洗浄対象箇所に軽く押し当てるようにしてシャワーヘッド16の位置を固定する。指先に力を込めて作動スイッチ23を握ると、ポンプ13が駆動し、保温容器11内の洗浄液がシャワーホース15を通って圧送され、ノズル部17の先端から噴射されて洗浄が行われる。このとき、ヘッド部30により、ノズル部17から噴射される洗浄液の噴射形態を切替えたり、噴射流量(又は噴射圧力)調整スイッチ31により、洗浄液の噴射流量(又は噴射圧力)の調整を行ったりして、効率的に洗浄を行うことができる。また、暗所でポータブル衛生洗浄器10を使用する場合は、照明部27をオンにしてノズル部17の先側を照明することにより、洗浄対象箇所を確認しながら確実に洗浄を行うことができる。洗浄が終わったら、電源スイッチ20をオフにし、電源コード19のプラグをコンセントから引き抜く。飛散防止カバー26はシャワーヘッド16から取外し、洗浄、乾燥を行って、次の使用に備える。

0025

次に、シャワーヘッドの変形例について説明する。
図2に示すように、変形例のシャワーヘッド35は、全体がピストル状に形成されており、握り手36の前面側に、ポンプ13(図1参照)の駆動と停止を切替えるトリガー状(レバー状)の作動スイッチ37が設けられ、別途、握り手36の側面部の上端側に、照明部27のオンオフを切替えるスライド式の照明スイッチ38が設けられている。作動スイッチ37と照明スイッチ38が別々に設けられているので、必要時のみ照明部27をオンにすることができる。そして、作動スイッチ37の誤作動を防止するために、作動スイッチ37の操作面側を囲むように誤作動防止カバー部(トリガーガード)39が設けられている。なお、外側チューブ14とシャワーヘッド35の基側との連結部はホースバンド40で固定されている。また、シャワーヘッド35の内部の通水路(図示せず)は、シャワーヘッド35の基側に取付けられた開閉コック41により開閉することができる。よって、ポンプ13の停止時に開閉コック41で通水路を閉じることにより、シャワーホース15(図1参照)内に残った洗浄液が、ノズル部17から自然に流出することを防止できる。なお、開閉コック41は通水路を開閉できればよく、構造及び取付け位置は適宜、選択することができる。また、開閉コック41の代わりに、通水路の途中に、サイフォン防止弁逆止弁)を取付けてもよい。さらに、シャワーヘッド35の基側上部にはリング状の引掛け具42が設けられており、使用しない時に、壁面等に取付けられたフック等に引掛け具42を引掛けてシャワーヘッド35を保持することができる。なお、引掛け具42の形状及び大きさは適宜、選択することができる。

0026

以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、保温容器に、洗浄液を加熱するための加熱手段を設け、洗浄液を適温に保つこともできる。また、上記実施の形態では、シャワーヘッドに作動スイッチを設けたが、必ずしもシャワーヘッドに作動スイッチを設ける必要はなく、保温容器(制御ボックス)側に作動スイッチを設けてもよい。

0027

10:ポータブル衛生洗浄器、11:保温容器、11a:蝶番、12:開閉蓋、13:ポンプ、13a:吐出口、14:外側チューブ、15:シャワーホース、16:シャワーヘッド、17:ノズル部、18:制御ボックス、19:電源コード、20:電源スイッチ、22:握り手、23:作動スイッチ、24:付勢バネ、25:誤作動防止カバー部、26:飛散防止カバー、27:照明部、28:光源、30:ヘッド部、31:噴射流量(又は噴射圧力)調整スイッチ、32:温度表示部、33:温度センサー、35:シャワーヘッド、36:握り手、37:作動スイッチ、38:照明スイッチ、39:誤作動防止カバー部(トリガーガード)、40:ホースバンド、41:開閉コック、42:引掛け具

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