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技術 ピアスチェーンとピアス及びツール

出願人 株式会社ミキモト装身具
発明者 有竹茂阿部尚人
出願日 2018年9月28日 (2年7ヶ月経過) 出願番号 2018-184659
公開日 2020年4月2日 (1年1ヶ月経過) 公開番号 2020-049176
状態 未査定
技術分野 装身具
主要キーワード 丸カン 留め金具 ピンタイプ 滑り止め用 支持溝 ピン挿 円周溝 装身具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

ピアス本体と共にピアスチェーンに装着した際に、吊り下げ装飾体揺れ動いても、留め金具脱落する恐れがないようにする。

解決手段

真珠等の装飾体11の背面にピアスピン12を突設したピアス本体10と、そのピアスピン12を装着者耳たぶを通した後方で、そのピアスピン12に装着されるピアスチェーン50と、ピアスチェーン50を抜け止めする留め金具30とを備えたピアスであり、そのピアスチェーン50は、ピアスピン12を挿通させる孔52aを形成した環状のピン挿通体52と、そのピン挿通体52に一端が連結したチェーン53と、そのチェーン53の他端に連結した真珠等の吊り下げ装飾体51とを備えている。そして、チェーン53を構成する複数のチェーン素環のうち一端(上端)のチェーン素環53aが、ピン挿通体52に一体に固着している。

概要

背景

装身具一種に、装着者に付けるアクセサリとしてイヤリングがあり、そのうち耳たぶに孔をあけ、そこを通して装着するものをピアスと称している。
ピアスにも真珠貴金属等の装飾体に直接又はチェ—ン等を介して設けたフックを耳たぶの孔に通して付けるタイプと、装飾体の背面に突設したピアスピンを耳たぶの孔に通し、留め金具で抜け止めするピンタイプのものなどがある。

ピンタイプのピアスにはさらに、耳たぶに通したピアスピンによって、チェーンを介して吊り下げ装飾体を垂下させるピアスチェーン(「チェーンピアス」とも称す)を備えたものもある。
例えば、図11に示すように、真珠等の装飾体11の背面にピアスピン12を突設したピアス本体10と、そのピアスピン12を装着者の耳たぶ5を通した後方で、そのピアスピン12に装着されるピアスチェーン20と、留め金具30とを備えた装身具であるピアスがある。

ピアスチェーン20は、ピアスピン12を挿通させる丸カン等のピン挿通体22に、チェーン23を介して真珠等の吊り下げ装飾体21を連結している。留め金具30は、ピアスピン12に装着して、ピアスチェーン20のピン挿通体22をピアスピン12から抜けないように抜け止めする。

このようなピアスの従来のピアスチェーン20は、そのピン挿通体22側の端部付近を図12に拡大して示すように、ピアスピン12を挿通させる孔22aを形成した環状のピン挿通体22に、遊びカン24を中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結している。
そして、チェーン23を構成するチェーン素環のうち一端のチェーン素環23aを、その遊びカン24に中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結し、図11に示すように他端のチェーン素環23bを、吊り下げ装飾体21に固着した取付カン25に中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結している。

このピアスは、ピアス本体10だけを耳たぶ5に装着して使用してもよいし、そのピアスピン12にピアスチェーン20のピン挿通体22を挿通させ、チェーン23を介して吊り下げ装飾体21を垂下させ、それが揺れ動く優雅な装身具として使用することもできる。

概要

ピアス本体と共にピアスチェーンを耳に装着した際に、吊り下げ装飾体が揺れ動いても、留め金具が脱落する恐れがないようにする。真珠等の装飾体11の背面にピアスピン12を突設したピアス本体10と、そのピアスピン12を装着者の耳たぶを通した後方で、そのピアスピン12に装着されるピアスチェーン50と、ピアスチェーン50を抜け止めする留め金具30とを備えたピアスであり、そのピアスチェーン50は、ピアスピン12を挿通させる孔52aを形成した環状のピン挿通体52と、そのピン挿通体52に一端が連結したチェーン53と、そのチェーン53の他端に連結した真珠等の吊り下げ装飾体51とを備えている。そして、チェーン53を構成する複数のチェーン素環のうち一端(上端)のチェーン素環53aが、ピン挿通体52に一体に固着している。

目的

この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、このようなピアスチェーンを備えたピアスを耳に装着した際に、耳たぶと留め金具との間に殆ど隙間ができないようにし、吊り下げ装飾体が揺れ動いても、留め金具が脱落する恐れがないようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ピアスピン挿通させる孔を形成した環状のピン挿通体と、該ピン挿通体に一端が連結したチェーンと、該チェーンの他端に連結した吊り下げ装飾体とを備え、前記チェーンを構成する複数のチェーン素環のうち前記一端のチェーン素環が前記ピン挿通体に一体に固着していることを特徴とするピアスチェーン。

請求項2

請求項1に記載のピアスチェーンと、装飾体の背面に前記ピアスピンを突設したピアス本体と、前記ピアスピンに装着され、前記ピアスチェーンの前記ピアスピンを挿通させた前記ピン挿通体を抜け止めする留め金具とを備えたピアス。

請求項3

請求項2に記載のピアスを装着者耳たぶに装着する際に、前記ピアスチェーンの前記ピン挿通体に前記ピアスピンを容易に挿通するためのツールであって、所定の幅及び長さと厚さを有する細長支持体長手方向の先端部に、前記ピン挿通体の径方向を前記支持体の幅方向に向けて嵌合させ、該ピン挿通体の外周を支持するU字状の支持溝と、該支持溝の中心部側から前記支持体の厚さ方向に外表面に向って円錐状に拡開するガイド面とを形成していることを特徴とするツール。

請求項4

前記支持体の少なくとも前記支持溝を形成した部分は弾性材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載のツール。

請求項5

前記支持体の先端面に、前記ピアスチェーンを構成する前記チェーン素環の一部を嵌入させる切欠溝を形成したことを特徴とする請求項3又は4に記載のツール。

技術分野

0001

この発明は、ピアスチェーンとそれを備えたピアス、及びそのピアスを装着者に装着する際に、ピアスチェーンのピン挿通体にピアス本体のピアスピンを容易に挿通するためのツールに関する。

背景技術

0002

装身具一種に、装着者の耳に付けるアクセサリとしてイヤリングがあり、そのうち耳たぶに孔をあけ、そこを通して装着するものをピアスと称している。
ピアスにも真珠貴金属等の装飾体に直接又はチェ—ン等を介して設けたフックを耳たぶの孔に通して付けるタイプと、装飾体の背面に突設したピアスピンを耳たぶの孔に通し、留め金具で抜け止めするピンタイプのものなどがある。

0003

ピンタイプのピアスにはさらに、耳たぶに通したピアスピンによって、チェーンを介して吊り下げ装飾体を垂下させるピアスチェーン(「チェーンピアス」とも称す)を備えたものもある。
例えば、図11に示すように、真珠等の装飾体11の背面にピアスピン12を突設したピアス本体10と、そのピアスピン12を装着者の耳たぶ5を通した後方で、そのピアスピン12に装着されるピアスチェーン20と、留め金具30とを備えた装身具であるピアスがある。

0004

ピアスチェーン20は、ピアスピン12を挿通させる丸カン等のピン挿通体22に、チェーン23を介して真珠等の吊り下げ装飾体21を連結している。留め金具30は、ピアスピン12に装着して、ピアスチェーン20のピン挿通体22をピアスピン12から抜けないように抜け止めする。

0005

このようなピアスの従来のピアスチェーン20は、そのピン挿通体22側の端部付近図12に拡大して示すように、ピアスピン12を挿通させる孔22aを形成した環状のピン挿通体22に、遊びカン24を中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結している。
そして、チェーン23を構成するチェーン素環のうち一端のチェーン素環23aを、その遊びカン24に中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結し、図11に示すように他端のチェーン素環23bを、吊り下げ装飾体21に固着した取付カン25に中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結している。

0006

このピアスは、ピアス本体10だけを耳たぶ5に装着して使用してもよいし、そのピアスピン12にピアスチェーン20のピン挿通体22を挿通させ、チェーン23を介して吊り下げ装飾体21を垂下させ、それが揺れ動く優雅な装身具として使用することもできる。

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、このような従来のピアスチェーン20は、吊り下げ装飾体21を垂下させるチェーン23の一端が、ピアスピン12を挿通させるピン挿通体22に遊びカン24を介して連結されており、その遊びカン24の径はチェーンの太さよりかなり大きい。
そのため、ピアス本体10と共に耳に装着した際に、図11に示すように耳たぶ5と留め金具30との間に径の大きな遊びカン24が径方向に向いて介在し、両者の間に隙間が発生する。その状態で吊り下げ装飾体21が揺れ動いた場合、留め金具30を動かして脱落させてしまう恐れがあった。

0008

留め金具30がピアスピン12から脱落するとピアスチェーン20も脱落し、ピアス本体10も耳たぶ5から抜け落ちて、紛失してしまう恐れがある。
このようなピアスを装着者の耳に装着する際には、ピアス本体10のピアスピン12を耳たぶ5の孔を通してから、耳の後ろ側で、ピアスチェーン20のピン挿通体22にピアスピン12を挿通しなければならないが、それがかなり難しいため時間がかかるという問題もあった。

0009

この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、このようなピアスチェーンを備えたピアスを耳に装着した際に、耳たぶと留め金具との間に殆ど隙間ができないようにし、吊り下げ装飾体が揺れ動いても、留め金具が脱落する恐れがないようにすることを目的とする。
また、耳の後ろ側でも、ピアスチェーンのピン挿通体にピアス本体のピアスピンを容易に挿通できるようにすることを他の目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記の目的を達成するため、この発明によるピアスチェーンは、ピアスピンを挿通させる孔を形成した環状のピン挿通体と、そのピン挿通体に一端が連結したチェーンと、そのチェーンの他端に連結した吊り下げ装飾体とを備え、上記チェーンを構成する複数のチェーン素環のうち上記一端のチェーン素環が上記ピン挿通体に一体に固着していることを特徴とする。

0011

また、この発明によるピアスは、上記のピアスチェーンと、装飾体の背面に上記ピアスピンを突設したピアス本体と、そのピアスピンに装着され、上記ピアスチェーンの上記ピアスピンを挿通させた上記ピン挿通体を抜け止めする留め金具とを備えたことを特徴とする。

0012

さらに、この発明によるツールは、上記のピアスを装着者の耳に装着する際に、上記ピアスチェーンのピン挿通体に上記ピアスピンを容易に挿通するためのツールであって、所定の幅及び長さと厚さを有する細長支持体長手方向の先端部に、上記ピン挿通体の径方向を上記支持体の幅方向に向けて嵌合させ、そのピン挿通体の外周を支持するU字状の支持溝と、その支持溝の中心部側から上記支持体の厚さ方向に外表面に向って円錐状に拡開するガイド面とを形成していることを特徴とする。

0013

上記支持体の少なくとも上記支持溝を形成した部分は弾性材で形成されていることが望ましい。
また、上記支持体の先端面に、上記ピアスチェーンを構成する上記チェーン素環の一部を嵌入させる切欠溝を形成するとよい。

発明の効果

0014

この発明によるピアスチェーン及びピアスは、装着者の耳に装着した際に、耳たぶと留め金具との間に殆ど隙間ができないので、吊り下げ装飾体が揺れ動いても、留め金具が脱落する恐れがない。
この発明によるツールを使用すれば、耳の後ろ側でも、ピアスチェーンのピン挿通体にピアス本体のピアスピンを容易に挿通することができる。

図面の簡単な説明

0015

この発明によるピアスチェーンを備えたピアスの一実施形態の組付け状態を示す斜視図である。
同じくそのピアスチェーンのピン挿通体側の端部付近を拡大して示す斜視図である。
図1に示したピアスチェーンを備えたピアスを装着者の耳に装着した状態の一例を示す側面図である。
この発明によるツールの一実施形態を示す斜視図である。
図4に示したツールに図1に示したピアスチェーンをセットした状態を示す斜視図である。
同じくその状態の平面図である。
図4から図6に示したツールを使用して、図1に示したピアスを装着者の耳に装着する手順を示す側面図である。
この発明によるピアスチェーンの変形例とそのピン挿通体を拡大して示す斜視図である。
この発明によるピアスチェーンの他の変形例とそのピン挿通体を拡大して示す斜視図である。
この発明によるピアスチェーンのさらに他の変形例とそのピン挿通体を拡大して示す斜視図である。
従来のピアスチェーンを備えたピアスを装着者の耳に装着した状態の一例を示す側面図である.
同じくそのピアスチェーンのピン挿通体側の端部付近を拡大して示す斜視図である。

実施例

0016

以下、この発明を実施するための形態を図面を参照して具体的に説明する。
〔ピアスチェーンを備えたピアスの実施形態〕
先ず、この発明によるピアスチェーンを備えたピアスの実施形態を、図1図3によって説明する。図1はそのピアスの組付け状態を示す斜視図、図2はそのピアスチェーンのピン挿通体側の端部付近を拡大して示す斜視図、図3はそのピアスを装着者の耳に装着した状態の一例を示す側面図である。
これらの図において、図11に示したピアスの各部と共通する部分には同一の符号を付している。

0017

図1及び図3に示すピアスは、図11に示した従来のピアスと同様に、真珠等の装飾体11の背面にピアスピン12を突設したピアス本体10と、そのピアスピン12を装着者の耳たぶ5を通した後方で、そのピアスピン12に装着されるピアスチェーン50と、留め金具30とを備えている。ピアスチェーン50は、図11に示したピアスチェーン20と一部相違している。ピアスピン12の先端は安全のためっておらず、平坦面又は凸曲面になっている。

0018

この実施形態のピアスチェーン50は、ピアスピン12を挿通させる孔52aを形成した環状のピン挿通体52と、そのピン挿通体52に一端が連結したチェーン53と、そのチェーン53の他端に連結した真珠等の吊り下げ装飾体51とを備えている。この実施形態におけるピン挿通体52は、従来のピアスチェーンの丸カンと同様な形状である。
しかし、チェーン53を構成する複数のチェーン素環のうち上記一端(上端)のチェーン素環53aが、ピン挿通体52に一体に固着している。

0019

この例では、チェーン53を構成する各チェーン素環は長円形に形成されており、図2に拡大して示すように、チェーン素環53aの長径部の一端部がピン挿通体52に、中心軸線が互いに直交する向きで溶接又は溶着等によって一体に接合し固着している。各チェーン素環の短径は、ピン挿通体52の環径より遥かに小さく、ピン挿通体52の軸線方向の厚さの1.5倍〜2倍程度である。
チェーン53の他端のチェーン素環53bは、図1及び図3に示すように、吊り下げ装飾体51に固着した取付カン55に中心軸線が互いに交差するように挿通させて連結している。なお、チェーン53を構成するチェーン素環の数は4個に限らず任意である。

0020

留め金具30は、ピアスピン12を挿通させる孔31aを形成した環状基部31とその径方向の両端から対称伸びロール状の一対の押さえ部32とからなり、一対の押さえ部32によってピアスピン12を挟んで自身を固定する。ピアスピン12の外周には複数の滑り止め用円周溝12aが形成されている。この留め金具30は、ピアスピン12を挿通させて所望の位置に固定し、ピアスチェーン50のピン挿通体52をピアスピン12から抜けないように抜け止めする。
ピアスチェーン50を使用しない場合でも、耳に装着したピアス本体10が脱落しないように、留め金具30によってピアスピン12を抜け止めする。しかし、留め金具は、この構造に限るものではない。

0021

このピアス本体10をピアスチェーン50と共に装着者の耳に装着すると、図3に示すようになる。ピアスチェーン50のピン挿通体52とチェーン53との間に遊びカンが存在せず、チェーン53の一端の幅の狭いチェーン素環53aがピン挿通体52に直接一体に固着しているので、耳たぶ5と留め金具30との間の隙間が殆どなくなり、ピン挿通体52を挟んで密着した状態になる。また、チェーン53がピアスピン12の長手方向に揺れても、チェーン素環53aはピン挿通体52に対して揺動することはない。
そのため、吊り下げ装飾体51が揺れ動いても、留め金具30が緩んで脱落するようなことはない。

0022

〔ツールの実施形態〕
次に、この発明によるツールの一実施形態を、図4図7によって説明する。
図4はそのツールの斜視図、図5はそのツールに図1に示したピアスチェーンをセットした状態を示す斜視図、図6は同じくその状態の平面図である。図7はそのツールを使用して、図1に示したピアスを装着者の耳に装着する手順を示す側面図である。

0023

このツール70は、上述したピアスを装着者の耳たぶに装着する際に、ピアスチェーン50のピン挿通体52に、ピアスピン12を容易に挿通するためのツール(冶具)である。
そのツール70は、所定の幅及び長さと厚さを有する細長い支持体71の長手方向の先端部に、環状のピン挿通体52の径方向を支持体の幅方向に向けせて嵌合させ、そのピン挿通体52の外周を支持するU字状の支持溝72を形成している。また、その支持溝72の中心部側から支持体71の厚さ方向に外表面に向って円錐状に拡開する(内径が次第に増加する)ガイド面73を形成している。

0024

支持体71の少なくとも支持溝72を形成した部分は、摩擦係数の高いゴム樹脂等の弾性材で形成するのが望ましい。
この実施形態ではさらに、支持体71における支持溝72の両側に残る一対の先端面71aに、ピアスチェーン50を構成するチェーン53のチェーン素環の一部を嵌入させる切欠溝(この例ではV溝)74を形成している。また、支持体71の前面と背面に長手方向に沿う細長い凹部75を形成している。これは、支持体71を指で挟んで持ち易くするためである。

0025

図5及び図6に示すように、このツール70の支持体71のU字状の支持溝72に、ピアスチェーン50のピン挿通体52を上方から押し込んで嵌合させ、その外周を支持させる。その際、ピアスチェーン50のチェーン53を構成するチェーン素環の一部、この例ではピン挿通体52に固着されたチェーン素環53aに連結されたチェーン素環53cが、切欠溝74に嵌入して位置決めされ、吊り下げ装飾体51を支持体71の一側面側垂らす
切欠溝74があった方が、チェーン53の位置決めと支持が容易になるが、これは必須ではない。また、一対の切欠溝74のどちらを使用してもよい。
このようにピアスチェーン50をツール70にセットした後、そのピアスチェーン50を図3に示したようにピアス本体10と共に装着者の耳に装着する際には、図7に示す手順で行う。

0026

まず、図7の(A)に示すように、ピアス本体10のピアスピン12を耳たぶ5の孔に通して後方に突出させる。そして、図5に示したようにピアスチェーン50をセットしたツール70の支持体71を装着者が親指人差し指で挟んで略垂直に保持し、そのガイド面73がピアスピン12の先端に当たるようにして、矢示Aで示すように後方から耳たぶ5に近付けるように移動させる。それによって、ピアスピン12の先端がガイド面73に案内されて、U字状の支持溝72に嵌合支持されているピン挿通体52の孔52aへ導かれて挿入され、ピン挿通体52にピアスピン12が容易に挿通される。

0027

その状態で、図7の(B)に矢示Bで示すように、ツール70を下方へ移動させると、ピアスチェーン50のピン挿通体52はピアスピン12に挿通支持されているので、支持溝72から離脱して残り、チェーン53が延びて吊り下げ装飾体51を垂下させる。
その後、図7の(C)に示すように、留め金具30を後方からピアスピン12に嵌入させ、矢示Cで示すように移動させて、ピン挿通体52に当った位置で係止させる。
このようにして、ツール70を使用すれば、耳の裏側でも装着者が自分でピアスチェーン50のピン挿通体52にピアスピン12を容易に挿通させ、ピアスチェーン50付きピアスを短時間で装着することができる。

0028

〔ピアスチェーンの他の実施形態〕
ここで、ピアスチェーンの前述した実施形態のピン挿通体52を変更した他の実施形態を図8図10によって説明する。これらの図において、図1図3に示したピアスチェーン50の各部と同様な部分には同一の符号を付してり、それらの説明は省略する。
図8に示すピアスチェーン50Aは、環状のピン挿通体52Aが、ピアスピンを挿通させる孔52aからリング状の前面52bに向かって内径が次第に増加する円錐状の案内面52cを設けている。そして、チェーン53の上端のチェーン素環53aが、そのピン挿通体52Aの外周面52dに一体に固着している。
このピン挿通体52Aは、ピアスピンの先端を円錐状の案内面52cによって孔52aへ導くことができるので、ピアスピンの挿通をより容易にすることができる。

0029

図9に示すピアスチェーン50Bは、環状のピン挿通体52Bが、大小のリング部を8の字の上下を逆にしたように一体に形成し、その大きい方のリング部52eにピアスピンを挿通させる孔52a形成している。そして、チェーン53の上端のチェーン素環53aが、そのピン挿通体52Bの小さい方のリング部52fに一体に固着している。

0030

図10に示すピアスチェーン50Cは、環状のピン挿通体52Cが、大小の丸カン部を8の字の上下を逆にしたように一体に固着し、その大きい方の丸カン部52gにピアスピンを挿通させる孔52aしている。そして、チェーン53の上端のチェーン素環53aが、そのピン挿通体52Cの小さい方の丸カン部52hに一体に固着している。
これらのピアスチェーン50B,50Cは、ツール70にセットする際に小さい方のリング部52f又は丸カン部52hを摘んで、大きい方のリング部52e又は丸カン部52gを支持溝72に嵌合させることができる。したがって、ピアスチェーンのツールへのセットが容易になる。
ピアスチェーンのピン挿通体の形状は、これらに限るものではなく、種々の変更が可能である。

0031

以上、この発明の実施形態について説明してきたが、その実施形態の各部の具体的な構成は、そこに記載したものに限るものではない。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された技術的特徴を有する以外は、何ら限定されないことは言うまでもない。
さらに、以上説明してきた実施形態の構成例、動作例及び変形例等は、適宜変更又は追加したり一部を削除してもよい。

0032

この発明は、耳に付ける装身具であるピアス、特にピアスチェーンを備えたピアスとそのピアスチェーン、及びピアスチェーンのピン挿通体にピアス本体のピアスピンを容易に挿通するためのツールに利用可能である。

0033

5:耳たぶ10:ピアス本体 11:装飾体12:ピアスピン
12a:円周溝30:留め金具31:環状基部 32:押さえ部
50,50A,50B,50C:ピアスチェーン51:吊り下げ装飾体
52,52A,52B,52C:ピン挿通体 52a:ピアスピンを挿通させる孔
52b:リング状の前面 52c:案内面52d:外周面
52e:大きい方のリング部 52f:小さい方のリング部
52g:大きい方の丸カン部 52h:小さい方の丸カン部
53:チェーン 53a:一端のチェーン素環 53b:他端のチェーン素環
55:取付カン70:ツール 71:支持体71a:先端面
72:支持溝73:ガイド面 74:切欠溝75:凹部

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