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技術 端末装置および基地局装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 中村理山田良太
出願日 2018年9月20日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-176138
公開日 2020年3月26日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-048110
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 洗濯機器 キッチン機器 デアクティベート 生活機器 多重ステップ プロシジャー 帯域幅設定 マルチパネル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

少ない制御情報で効率的にスロット内での繰り返し送信を行うこと。

解決手段

周波数ホッピングに関するパラメータとして、スロット内ホッピングが設定されている場合、スロットを第1の区間と第2の区間に分割し、前記第1の区間と第2の区間に対してそれぞれ少なくとも1つの復調用参照信号を配置する。また、スロット内でのPUSCH繰り返しに関するパラメータが有効の場合、前記周波数ホッピングに関する情報が有効な場合と同じ基準で第1の区間と第2の区間を生成し、前記第1の区間と第2の区間に対して少なくとも1つの復調用参照信号を配置するし、同一のトランスポートブロックから生成されるPUSCHを2つ生成し、前記2つの生成されたPUSCHを前記第1の区間と第2の区間に配置する。

概要

背景

3GPP(Third Generation Partnership Project)で仕様化されているLTE(Long
Term Evolution)の通信ステムでは、DCI(Downlink Control Information、グラント)を基地局装置から端末装置通知し、通知されたDCIによってデータ送信を行うダイナミックスケジューリングが仕様化されている。ダイナミックスケジューリングでは、1つのDCIを受信した場合、1回の伝送が行われる。一方、ダイナミックスケジューリングに加えて、周期的に無線リソース割り当てるSPS(Semi-Persistent Scheduling)が仕様化されている。SPSでは、1つのDCIを受信した場合においても、周期的な無線リソースの割り当てが行われるため、複数回のデータ伝送を行うことができる。

現在3GPPでは、eMBB(enhanced Mobile Broad Band)、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)、mMTC(massive Machine-Type Communications)をユースケースとし、第5世代移動通信(New Radio、NR)の標準化を行っている。NR Rel−15ではLTEのSPSを拡張したCS(Configured scheduling)
が仕様化されている。CSでは、スロットを繰り返した伝送が可能であり、伝送の信頼度の向上が可能となっている。

Rel−16では、さらなる高信頼性パケット受信成功率99。9999%)や低遅延性(0。5msから1msの遅延)を達成するため、3GPPで行われている。(非特許文献2、非特許文献3)

概要

少ない制御情報で効率的にスロット内での繰り返し送信を行うこと。周波数ホッピングに関するパラメータとして、スロット内ホッピングが設定されている場合、スロットを第1の区間と第2の区間に分割し、前記第1の区間と第2の区間に対してそれぞれ少なくとも1つの復調用参照信号を配置する。また、スロット内でのPUSCH繰り返しに関するパラメータが有効の場合、前記周波数ホッピングに関する情報が有効な場合と同じ基準で第1の区間と第2の区間を生成し、前記第1の区間と第2の区間に対して少なくとも1つの復調用参照信号を配置するし、同一のトランスポートブロックから生成されるPUSCHを2つ生成し、前記2つの生成されたPUSCHを前記第1の区間と第2の区間に配置する。

目的

本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、低遅延性を向上するための制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基地局装置通信を行い、上位層シグナリングを受信する受信部を備える端末装置であって、前記上位層シグナリングは、スロット内でのPUSCH繰り返しに関するパラメータと、リダンダンシーバージョンパターンに関するパラメータと、周波数ホッピングに関するパラメータを含み、前記周波数ホッピングに関するパラメータとして、スロット内ホッピングが設定されている場合、スロットを第1の区間と第2の区間に分割し、前記第1の区間と第2の区間に対してそれぞれ少なくとも1つの復調用参照信号を配置し、前記スロット内でのPUSCH繰り返しに関する情報が有効の場合、前記周波数ホッピングに関するパラメータが有効な場合と同一の基準で第1の区間と第2の区間を生成し、前記第1の区間と第2の区間に対して少なくとも1つの復調用参照信号を配置する制御部を備え、同一のトランスポートブロックから生成されるPUSCHを2つ生成し、前記2つの生成されたPUSCHを前記第1の区間と第2の区間に配置する端末装置。

請求項2

前記2つの生成されたPUSCHは、前記同一のトランスポートブロックから生成される異なるリダンダンシーバージョンの信号である請求項1記載の端末装置。

請求項3

前記異なるリダンダンシーバージョンは、前記リダンダンシーバージョンパターンに関するパラメータに基づいて決定される請求項2記載の端末装置。

請求項4

前記制御部は、少なくとも基地局装置から通知されるMCSに関する情報と、少なくとも前記第1の区間に含まれる復調用参照信号を除くOFDMシンボル数にしたがって前記トランスポートブロックのビット数を決定し、該ビット数に基づいて前記第1の区間で送信するPUSCHと前記第2の区間で送信するPUSCHを生成する請求項1記載の端末装置。

技術分野

0001

本発明は、端末装置基地局装置およびその通信方法に関する。

背景技術

0002

3GPP(Third Generation Partnership Project)で仕様化されているLTE(Long
Term Evolution)の通信ステムでは、DCI(Downlink Control Information、グラント)を基地局装置から端末装置に通知し、通知されたDCIによってデータ送信を行うダイナミックスケジューリングが仕様化されている。ダイナミックスケジューリングでは、1つのDCIを受信した場合、1回の伝送が行われる。一方、ダイナミックスケジューリングに加えて、周期的に無線リソース割り当てるSPS(Semi-Persistent Scheduling)が仕様化されている。SPSでは、1つのDCIを受信した場合においても、周期的な無線リソースの割り当てが行われるため、複数回のデータ伝送を行うことができる。

0003

現在3GPPでは、eMBB(enhanced Mobile Broad Band)、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)、mMTC(massive Machine-Type Communications)をユースケースとし、第5世代移動通信(New Radio、NR)の標準化を行っている。NR Rel−15ではLTEのSPSを拡張したCS(Configured scheduling)
が仕様化されている。CSでは、スロットを繰り返した伝送が可能であり、伝送の信頼度の向上が可能となっている。

0004

Rel−16では、さらなる高信頼性パケット受信成功率99。9999%)や低遅延性(0。5msから1msの遅延)を達成するため、3GPPで行われている。(非特許文献2、非特許文献3)

先行技術

0005

3GPP TS38.211, V15.2.0, “Physical channels and modulation (Release 15)”.
Huawei, HiSilicon, Nokia, Nokia Shanghai Bell, “SID on Physical Layer Enhancements for NR URLLC”, RP-181477.
Huawei, HiSilicon, “Enhanced UL configured grant transmissions”, R1-1808100.

発明が解決しようとする課題

0006

Rel−16では、信頼性や低遅延性を向上させることになっており、スロット内で信号を繰り返すことが検討されている。しかしながら、その詳細については提案されていない。一方で、機能拡張を行うには、端末装置と基地局装置で制御信号を規定し、制御信号の送信によって行う必要がある。

0007

本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、低遅延性を向上するための制御方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題を解決するために本発明に係る基地局装置、端末装置および通信方法の構成は、次の通りである。

0009

(1)本発明の一態様は、
基地局装置と通信を行い、上位層シグナリングを受信する受信部を備える端末装置であって、
前記上位層シグナリングは、スロット内でのPUSCH繰り返しに関するパラメータと、リダンダンシーバージョンパターンに関するパラメータと、周波数ホッピングに関するパラメータを含み、前記周波数ホッピングに関するパラメータとして、スロット内ホッピングが設定されている場合、スロットを第1の区間と第2の区間に分割し、前記第1の区間と第2の区間に対してそれぞれ少なくとも1つの復調用参照信号を配置し、前記スロット内でのPUSCH繰り返しに関する情報が有効の場合、前記周波数ホッピングに関するパラメータが有効な場合と同じ基準で第1の区間と第2の区間を生成し、前記第1の区間と第2の区間に対して少なくとも1つの復調用参照信号を配置する制御部を備え、同一のトランスポートブロックから生成されるPUSCHを2つ生成し、前記2つの生成されたPUSCHを前記第1の区間と第2の区間に配置する。
(2)本発明の一態様は、前記2つの生成されたPUSCHは、同一のトランスポートブロックから生成される異なるリダンダンシーバージョンの信号である。
(3)本発明の一態様は、前記異なるリダンダンシーバージョンは、前記リダンダンシーバージョンパターンに関するパラメータに基づいて決定される。
(4)本発明の一態様は、前記制御部は、少なくとも基地局装置から通知されるMCSに関する情報と、前記第一の区間に含まれる復調用参照信号以外のOFDMシンボル数にしたがって前記トランスポートブロックのビット数を決定し、該ビット数に基づいて前記第1の区間で送信するPUSCHと前記第2の区間で送信するPUSCHを生成する。

発明の効果

0010

本発明の一又は複数の態様によれば、基地局装置及び端末装置は、スロット内での繰り返しを行うことができる選択することができる。

図面の簡単な説明

0011

第1の実施形態に係る通信システム1の構成例を示す図である。
第1の実施形態に係る基地局装置の構成例を示す図である。
第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
第1の実施形態に係るスロット内周波数ホッピング適用時の復調用参照信号の配置を示す図である。
第1の実施形態に係るスロット内周波数ホッピング適用時のPUSCHの配置を示す図である。
第1の実施形態に係るスロット間周波数ホッピング適用時において、スロット内繰り返しを適用した場合のPUSCHの配置を示す図である。
第1の実施形態に係る周波数ホッピングを適用しない場合において、スロット内繰り返しを適用した場合のPUSCHの配置を示す図である。
第1の実施形態に係るスロット内周波数ホッピング適用時のPUSCHの配置の別例を示す図である。
第1の実施形態に係る、PUSCHマッピングタイプAでスロット内周波数ホッピング適用時のPUSCHの配置を示す図である。

実施例

0012

本実施形態に係る通信システムは、基地局装置(セルスモールセルサービングセルコンポーネントキャリア、eNodeB、Home eNodeB、gNodeB)および端末装置(端末移動端末、UE:User Equipment)を備える。該通信システムにおいて、下りリンクの場合、基地局装置は送信装置送信点送信アンテナ群送信アンテナポート群、TRP(Tx/Rx Point))となり、端末装置は受信装置受信点受信端末受信アンテナ群受信アンテナポート群)となる。上りリンクの場合、基地局装置は受信装置となり、端末装置は送信装置となる。前記通信システムは、D2D(Device-to-Device、sidelink)通信にも適用可能である。その場合、送信装置も受信装置も共に端末装置になる。

0013

前記通信システムは、人間が介入する端末装置と基地局装置間のデータ通信に限定されるものに限定されない。つまり、MTC(Machine Type Communication)、M2M通信(Machine-to-Machine Communication)、IoT(Internet of Things)用通信、NB−IoT(Narrow Band-IoT)等(以下、MTCと呼ぶ)の人間の介入を必要としないデータ通信の形態にも、適用することができる。この場合、端末装置がMTC端末となる。前記通信システムは、上りリンク及び下りリンクにおいて、CP−OFDM(Cyclic Prefix - Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等のマルチキャリア伝送方式を用いることができる。前記通信システムは、上りリンクにおいて、Transform precoderに関する上位層パラメータが設定された場合、Transform precodingを適用、つまりDFTを適用するDFTS−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread - Orthogonal Frequency Division Multiplexing、SC-FDMAとも称される)等の伝送方式を用いる。なお、以下では、上りリンク及び下りリンクにおいて、OFDM伝送方式を用いた場合で説明するが、これに限らず、他の伝送方式を適用することができる。

0014

本実施形態における基地局装置及び端末装置は、無線事業者サービスを提供する国や地域から使用許可免許)が得られた、いわゆるライセンスバンド(licensed band)と
呼ばれる周波数バンド、及び/又は、国や地域からの使用許可(免許)を必要としない、いわゆるアンライセンスバンド(unlicensed band)と呼ばれる周波数バンドで通信する
ことができる。

0015

本実施形態において、“X/Y”は、“XまたはY”の意味を含む。本実施形態において、“X/Y”は、“XおよびY”の意味を含む。本実施形態において、“X/Y”は、“Xおよび/またはY”の意味を含む。

0016

(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る通信システム1の構成例を示す図である。本実施形態における通信システム1は、基地局装置10、端末装置20を備える。カバレッジ10aは、基地局装置10が端末装置20と接続(通信)可能な範囲(通信エリア)である(セルとも呼ぶ)。なお、基地局装置10は、カバレッジ10aにおいて、複数の端末装置20を収容することができる。

0017

図1において、上りリンク無線通信r30は、少なくとも以下の上りリンク物理チャネルを含む。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)
物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)

0018

PUCCHは、上りリンク制御情報(Uplink Control Information: UCI)を送信するために用いられる物理チャネルである。上りリンク制御情報は、下りリンクデータに対する肯定応答(positive acknowledgement:ACK)/否定応答(Negative acknowledgement:
NACK)を含む。ここで下りリンクデータとは、Downlink transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit: MACPDU, Downlink-Shared Channel: DL-SCH, Physical Downlink Shared Channel:PDSCH等を示す。ACK/NACKは、HARQ−ACK(Hybrid Automatic Repeat request ACKnowledgement)、HARQフィードバック、HARQ応答、または、HARQ制御情報送達確認を示す信号とも称される。

0019

NRは、少なくともPUCCHフォーマット0、PUCCHフォーマット1、PUCCHフォーマット2、PUCCHフォーマット3、PUCCHフォーマット4という5つのフォーマットサポートする。PUCCHフォーマット0およびPUCCHフォーマット2は、1または2のOFDMシンボルから構成され、それ以外のPUCCHは4〜14のOFDMシンボルから構成される。またPUCCHフォーマット0およびPUCCHフォーマット1の帯域幅12サブキャリアから構成される。また、PUCCHフォーマット0では、12サブキャリアかつ1OFDMシンボル(あるいは2OFDMシンボル)のリソースエレメントで1ビット(あるいは2ビット)のACK/NACKが送信される。

0020

上りリンク制御情報は、初期送信のためのPUSCH(Uplink-Shared Channel: UL-SCH)リソースを要求するために用いられるスケジューリングリクエスト(Scheduling Request: SR)を含む。スケジューリングリクエストは、初期送信のためのUL−SCHリソースを要求することを示す。

0021

上りリンク制御情報は、下りリンクのチャネル状態情報(Channel State Information:
CSI)を含む。前記下りリンクのチャネル状態情報は、好適な空間多重数レイヤ数)を示すランク指標(Rank Indicator:RI)、好適なプレコーダを示すプレコーディング行列指標(Precoding Matrix Indicator:PMI)、好適な伝送レートを指定するチャネル品質
指標(Channel Quality Indicator: CQI)などを含む。前記PMIは、端末装置によって決定されるコードブックを示す。該コードブックは、物理下りリンク共有チャネルプレコーディングに関連する。

0022

NRでは、上位層パラメータRI制限を設定することができる。RI制限には複数の設定パラメータが存在し、1つはタイプ1シングルパネルRI制限であり、8ビットで構成
される。ビットマップパラメータであるタイプ1シングルパネルRI制限は、ビット系列r7、…r2、r1を形成する。ここでr7、はMSB(Most Significant Bit)であり、r0、はLSB(Least Significant Bit)である。riがゼロの時(iは0、1、…7)、i+1レイヤに関連付いたプリコーダに対応するPMIとRIレポーティング許容
されない。RI制限にはタイプ1シングルパネルRI制限の他にタイプ1マルチパネルRI制限があり、4ビットで構成される。ビットマップパラメータであるタイプ1マルチ
ネルRI制限は、ビット系列r4、r3、r2、r1を形成する。ここでr4、はMSBであり、r0、はLSBである。riがゼロの時(iは0、1、2、3)、i+1レイヤに関連付いたプリコーダに対応するPMIとRIレポーティングは許容されない。

0023

前記CQIは、所定の帯域における好適な変調方式(例えば、QPSK、16QAM、64QAM、256QAMAMなど)、符号化率(coding rate)、および周波数利用効
率を指し示すインデックス(CQIインデックス)を用いることができる。端末装置は、PDSCHのトランスポートブロックがブロック誤り確率BLER)0.1を超えずに受信可能であろうCQIインデックスをCQIテーブルから選択する。ただし上位層シグナリングによって所定のCQIテーブルが設定された場合には、BLER=0.00001を超えずに受信可能であろうCQIインデックスをCQIテーブルから選択する。

0024

PUSCHは、上りリンクデータ(Uplink Transport Block、Uplink-Shared Channel: UL-SCH)を送信するために用いられる物理チャネルであり、伝送方式としては、CP−OFDM、もしくはDFT−S−OFDMが適用される。PUSCHは、前記上りリンクデータと共に、下りリンクデータに対するHARQ−ACKおよび/またはチャネル状態情報を送信するために用いられてもよい。PUSCHは、チャネル状態情報のみを送信するために用いられてもよい。PUSCHはHARQ−ACKおよびチャネル状態情報のみを送信するために用いられてもよい。

0025

PUSCHは、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを送
信するために用いられる。RRCシグナリングは、RRCメッセージRRC層の情報/RRC層の信号/RRC層のパラメータ/RRC情報要素とも称される。RRCシグナリングは、無線リソース制御層において処理される情報/信号である。基地局装置から送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置に対して共通のシグナリングであってもよい。基地局装置から送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置に対して専用のシグナリング(dedicated signalingとも称する)であってもよい。すなわち
ユーザ装置スペフィック(ユーザ装置固有)な情報は、ある端末装置に対して専用のシグナリングを用いて送信される。RRCメッセージは、端末装置のUE Capabilityを含めることができる。UE Capabilityは、該端末装置がサポートする機能を示す情報である。

0026

PUSCHは、MAC CE(Medium Access Control Element)を送信するために用いられる。MAC CEは、媒体アクセス制御層(Medium Access Control layer)において処理(送信)される情報/信号である。例えば、パワーヘッドルームは、MAC CEに含まれ、物理上りリンク共有チャネルを経由して報告されてもよい。すなわち、MAC CEのフィールドが、パワーヘッドルームのレベルを示すために用いられる。上りリンクデータは、RRCメッセージ、MAC CEを含むことができる。RRCシグナリング、および/または、MAC CEを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。RRCシグナリング、および/または、MAC CEは、トランスポートブロックに含まれる。

0027

PRACHは、ランダムアクセスに用いるプリアンブルを送信するために用いられる。PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために用いられる。PRACHは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャハンドオーバプロシージャ、コネクション確立(connection re-establishment)プロシージ
ャ、上りリンク送信に対する同期(タイミング調整)、およびPUSCH(UL−SCH)リソースの要求を示すために用いられる。

0028

上りリンクの無線通信では、上りリンク物理信号として上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal: UL RS)が用いられる。上りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するためには使用されないが、物理層によって使用される。上りリンク参照信号には、復調用参照信号(Demodulation Reference Signal:DMRS)、サウンディング
照信号(Sounding Reference Signal:SRS)が含まれる。DMRSは、物理上りリンク共有チャネル/物理上りリンク制御チャネルの送信に関連する。例えば、基地局装置10は、物理上りリンク共有チャネル/物理上りリンク制御チャネルを復調するとき、伝搬路推定伝搬路補正を行うために復調用参照信号を使用する。

0029

SRSは、物理上りリンク共有チャネル/物理上りリンク制御チャネルの送信に関連しない。基地局装置10は、上りリンクのチャネル状態を測定(CSI Measurement)するた
めにSRSを使用する。

0030

図1において、下りリンクr31の無線通信では、少なくとも以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・物理報知チャネル(PBCH)
物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)
・物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)

0031

PBCHは、端末装置で共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block:MIB, Broadcast Channel: BCH)を報知するために用いられる。
MIBはシステム情報の1つである。例えば、MIBは、下りリンク送信帯域幅設定システムフレーム番号SFN:System Frame number)を含む。MIBは、PBCHが送信されるスロットの番号、サブフレームの番号、および、無線フレームの番号の少なくとも一部を指示する情報を含んでもよい。

0032

PDCCHは、下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)を送信するために用いられる。下りリンク制御情報は、用途に基づいた複数のフォーマット(DCIフォーマットとも称する)が定義される。1つのDCIフォーマットを構成するDCIの種類やビット数に基づいて、DCIフォーマットは定義されてもよい。各フォーマットは、用途に応じて使われる。下りリンク制御情報は、下りリンクデータ送信のための制御情報と上りリンクデータ送信のための制御情報を含む。下りリンクデータ送信のためのDCIフォーマットは、下りリンクアサインメント(または、下りリンクグラント)とも称する。上りリンクデータ送信のためのDCIフォーマットは、上りリンクグラント(または、上りリンクアサインメント)とも称する。

0033

1つの下りリンクアサインメントは、1つのサービングセル内の1つのPDSCHのスケジューリングに用いられる。下りリンクグラントは、該下りリンクグラントが送信されたスロットと同じスロット内のPDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられてもよい。下りリンクアサインメントには、PDSCHのための周波数領域リソース割り当て、時間領域リソース割り当て、PDSCHに対するMCS(Modulation and Coding Scheme)、初期送信または再送信を指示するNDI(NEW Data Indicator)、下りリンクにおけるHARQプロセス番号を示す情報、誤り訂正符号化時にコードワードに加えられた冗長性の量を示すRedudancy versionなどの下りリンク制御情報が含まれる。コードワードは、誤り訂正符号化後のデータである。下りリンクアサインメントはPUCCHに対する送信電力制御TPC:Transmission Power Control)コマンド、PUSCHに対するTPCコマンドを含めてもよい。上りリンクグラントは、PUSCHを繰り返し送信する回数を示すRepetiton numberを含めてもよい。なお、各下りリンクデータ送信のためのDCIフォーマットには、上記情報のうち、その用途のために必要な情報(フィールド)が含まれる。

0034

1つの上りリンクグラントは、1つのサービングセル内の1つのPUSCHのスケジューリングを端末装置に通知するために用いられる。上りリンクグラントは、PUSCHを送信するためのリソースブロック割り当てに関する情報(リソースブロック割り当ておよびホッピングリソース割り当て)、時間領域リソース割り当て、PUSCHのMCSに関する情報(MCS/Redundancy version)、DMRSポートに関する情報、PUSCHの再送に関する情報、PUSCHに対するTPCコマンド、下りリンクのチャネル状態情報(Channel State Information: CSI)要求(CSI request)、など上
リンク制御情報を含む。上りリンクグラントは、上りリンクにおけるHARQプロセス番号を示す情報、PUCCHに対する送信電力制御(TPC:Transmission Power Control)コマンド、PUSCHに対するTPCコマンドを含めてもよい。なお、各上りリンクデータ送信のためのDCIフォーマットには、上記情報のうち、その用途のために必要な情報(フィールド)が含まれる。

0035

DMRSシンボルを送信するOFDMシンボル番号ポジション)は、もし周波数ホッピングが適用されず、PUSCHマッピングタイプAの場合、スロットの初めのOFDMシンボルとそのスロットでスケジュールされたPUSCHリソースの最後のOFDMシンボルの間のシグナリングされた期間によって与えられる。周波数ホッピングが適用されず、PUSCHマッピングタイプBの場合、スケジュールされたPUSCHリソース期間に
よって与えられる。周波数ホッピングが適用される場合、ホップあたりの期間で与えられる。PUSCHマッピングタイプAに関して、先頭のDMRSのポジションを示す上位層パラメータが2である場合のみ、追加のDMRS数を示す上位層パラメータが3の場合がサポートされる。またPUSCHマッピングタイプAに関して、4シンボル期間は、先頭のDMRSのポジションを示す上位層パラメータが2である場合のみ適用可能である。

0036

PDCCHは、下りリンク制御情報に巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)を付加して生成される。PDCCHにおいて、CRCパリティビットは、所定の識別子を用いてスクランブル排他的論理和演算マスクとも呼ぶ)される。パリティビットは、C−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)、CS(Configured Scheduling)−RNTI、Temporary C−RNTI、P(Paging)−RNTI、SI(System Information)−RNTI、またはRA(Random Access)−RNTIでスク
ンブルされる。C−RNTIおよびCS−RNTIは、セル内において端末装置を識別するための識別子である。Temporary C−RNTIは、コンテンションベースランダムアクセス手順(contention based random access procedure)中に、ランダムアクセスプリアンブルを送信した端末装置を識別するための識別子である。C−RNTIおよびTemporary C−RNTIは、単一のサブフレームにおけるPDSCH送信またはPUSCH送信を制御するために用いられる。CS−RNTIは、PDSCHまたはPUSCHのリソースを周期的に割り当てるために用いられる。ここでCS−RNTIでスクランブリングされたPDCCH(DCIフォーマット)は、CSタイプ2をアクティベートあるいはデアクティベートするために用いられる。一方、CSタイプ1ではCS−RNTIでスクランブリングされたPDCCHに含まれる制御情報(MCSや無線リソース割当等)は、CSに関する上位層パラメータに含め、該上位層パラメータによってCSのアクティベート(設定)を行う。P−RNTIは、ページングメッセージ(Paging Channel: PCH)を送信するために用いられる。SI−RNTIは、SIBを送信するために用
いられる、RA−RNTIは、ランダムアクセスレスポンス(ランダムアクセスプロシジャーにおけるメッセージ2)を送信するために用いられる。

0037

PDSCHは、下りリンクデータ(下りリンクトランスポートブロック、DL-SCH)を送信するために用いられる。PDSCHは、システムインフォメーションメッセージ(System Information Block: SIBとも称する。)を送信するために用いられる。SIBの一部
又は全部は、RRCメッセージに含めることができる。

0038

PDSCHは、RRCシグナリングを送信するために用いられる。基地局装置から送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置に対して共通(セル固有)であってもよい。すなわち、そのセル内のユーザ装置共通な情報は、セル固有のRRCシグナリングを使用して送信される。基地局装置から送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置に対して専用のメッセージ(dedicated signalingとも称する)であってもよ
い。すなわち、ユーザ装置スペシフィック(ユーザ装置固有)な情報は、ある端末装置に対して専用のメッセージを使用して送信される。

0039

PDSCHは、MAC CEを送信するために用いられる。RRCシグナリングおよび/またはMAC CEを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。PMCHは、マルチキャストデータ(Multicast Channel: MCH)を送信するために用いられる。

0040

図1の下りリンクの無線通信では、下りリンク物理信号として同期信号(Synchronization signal:SS)、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal: DL RS)が用いられる。下りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するためには使用されないが、物理層によって使用される。

0041

同期信号は、端末装置が、下りリンクの周波数領域および時間領域の同期を取るために用いられる。下りリンク参照信号は、端末装置が、下りリンク物理チャネルの伝搬路推定/伝搬路補正を行なうために用いられる。例えば、下りリンク参照信号は、PBCH、PDSCH、PDCCHを復調するために用いられる。下りリンク参照信号は、端末装置が、下りリンクのチャネル状態の測定(CSI measurement)するために用いることもできる。

0042

下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号とも称する。また、上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号とも称する。また、下りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理チャネルを総称して、物理チャネルとも称する。また、下りリンク物理信号および上りリンク物理信号を総称して、物理信号とも称する。

0043

BCH、UL−SCHおよびDL−SCHは、トランスポートチャネルである。MAC層で用いられるチャネルを、トランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位を、トランスポートブロック(TB:Transport Block)、
または、MACPDU(Protocol Data Unit)とも称する。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliverする)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理などが行なわれる。

0044

図2は、本実施形態に係る基地局装置10の構成の概略ブロック図である。基地局装置10は、上位層処理部(上位層処理ステップ)102、制御部(制御ステップ)104、送信部(送信ステップ)106、送信アンテナ108、受信アンテナ110、受信部(受信ステップ)112を含んで構成される。送信部106は、上位層処理部102から入力される論理チャネルに応じて、物理下りリンクチャネルを生成する。送信部106は、符号化部(符号化ステップ)1060、変調部(変調ステップ)1062、下りリンク制御信号生成部(下りリンク制御信号生成ステップ)1064、下りリンク参照信号生成部(下りリンク参照信号生成ステップ)1066、多重部(多重ステップ)1068、および無線送信部(無線送信ステップ)1070を含んで構成される。受信部112は、物理上りリンクチャネルを検出し(復調、復号など)、その内容を上位層処理部102に入力する。受信部112は、無線受信部(無線受信ステップ)1120、伝搬路推定部(伝搬路推定ステップ)1122、多重分離部(多重分離ステップ)1124、等化部(等化ステップ)1126、復調部(復調ステップ)1128、復号部(復号ステップ)1130を含んで構成される。

0045

上位層処理部102は、媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層などの物理層より上位層の処理を行なう。上位層処理部102は、送信部106および受信部112の制御を行なうために必要な情報を生成し、制御部104に出力する。上位層処理部102は、下りリンクデータ(DL-SCHなど)、システム情報(MIB, SIB)などを送信部106に出力する。なお、DMRS構成情報はRRC等の上位レイヤによる通知ではなく、システム情報(MIBあるいはSIB)によって端末装置に通知してもよい。

0046

上位層処理部102は、ブロードキャストするシステム情報(MIB、又はSIBの一部)を生成、又は上位ノードから取得する。上位層処理部102は、BCH/DL−SCHとして、前記ブロードキャストするシステム情報を送信部106に出力する。前記MIBは、送信部106において、PBCHに配置される。前記SIBは、送信部106において、PDSCHに配置される。上位層処理部102は、端末装置固有のシステム情報(SIB)を
生成し、又は上位の—度から取得する。該SIBは、送信部106において、PDSCHに配置される。

0047

上位層処理部102は、各端末装置のための各種RNTIを設定する。前記RNTIは、PDCCH、PDSCHなどの暗号化(スクランブリング)に用いられる。上位層処理部102は、前記RNTIを、制御部104/送信部106/受信部112に出力する。

0048

上位層処理部102は、PDSCHに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック、DL-SCH)、端末装置固有のシステムインフォメーション(System Information Block: SIB)、RRCメッセージ、MAC CE、DMRS構成情報がSIBやMIBの
ようなシステム情報や、DCIで通知されない場合はDMRS構成情報などを生成、又は上位ノードから取得し、送信部106に出力する。上位層処理部102は、端末装置20の各種設定情報の管理をする。なお、無線リソース制御の機能の一部は、MACレイヤ物理レイヤで行われてもよい。

0049

上位層処理部102は、端末装置がサポートする機能(UE capability)等、端末装置
に関する情報を端末装置20(受信部112を介して)から受信する。端末装置20は、自身の機能を基地局装置10に上位層の信号(RRCシグナリング)で送信する。端末装置に関する情報は、その端末装置が所定の機能をサポートするかどうかを示す情報、または、その端末装置が所定の機能に対する導入およびテストの完了を示す情報を含む。所定の機能をサポートするかどうかは、所定の機能に対する導入およびテストを完了しているかどうかを含む。

0050

端末装置が所定の機能をサポートする場合、その端末装置はその所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)を送信する。端末装置が所定の機能をサポートしない場合、その端末装置はその所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)を送信しないようにしてよい。すなわち、その所定の機能をサポートするかどうかは、その所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)を送信するかどうかによって通知される。なお、所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)は、1または0の1ビットを用いて通知してもよい。

0051

上位層処理部102は、受信部112から復号後の上りリンクデータ(CRCも含む)からDL-SCHを取得する。上位層処理部102は、端末装置が送信した前記上りリンクデータに対して誤り検出を行う。例えば、該誤り検出はMAC層で行われる。

0052

制御部104は、上位層処理部102/受信部112から入力された各種設定情報に基づいて、送信部106および受信部112の制御を行なう。制御部104は、上位層処理部102/受信部112から入力された設定情報に基づいて、下りリンク制御情報(DCI)を生成し、送信部106に出力する。例えば制御部104は、上位層処理部102/受信部112から入力されたDMRSに関する設定情報(DMRS構成1であるかDMRS構成2であるか)を考慮して、DMRSの周波数配置(DMRS構成1の場合は偶数サブキャリアあるいは奇数サブキャリア、DMRS構成2の場合は第0〜第2のセットのいずれか)を設定し、DCIを生成する。

0053

制御部104は、伝搬路推定部1122で測定されたチャネル品質情報(CSI Measurement結果)を考慮して、PUSCHのMCSを決定する。制御部104は、前記PUSCHのMCSに対応するMCSインデックスを決定する。制御部104は、決定したMCSインデックスをアップリンクグラントに含める。

0054

送信部106は、上位層処理部102/制御部104から入力された信号に従って、P
BCH、PDCCH、PDSCHおよび下りリンク参照信号などを生成する。符号化部1060は、上位層処理部102から入力されたBCH、DL−SCHなどを、予め定められた/上位層処理部102が決定した符号化方式を用いて、ブロック符号畳み込み符号ターボ符号ポーラ符号化、LDPC符号などによる符号化(リピティションを含む)を行なう。符号化部1060は、制御部104から入力された符号化率に基づいて、符号化ビットをパンクチャリングする。変調部1062は、符号化部1060から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM、256QAM等の予め定められた/制御部104から入力された変調方式(変調オーダー)でデータ変調する。該変調オーダーは、制御部104で選択された前記MCSインデックスに基づく。

0055

下りリンク制御信号生成部1064は、制御部104から入力されたDCIに対してCRCを付加する。下りリンク制御信号生成部1064は、前記CRCに対して、RNTIを用いて暗号化(スクランブリング)を行う。さらに、下りリンク制御信号生成部1064は、前記CRCが付加されたDCIに対してQPSK変調を行い、PDCCHを生成する。下りリンク参照信号生成部1066は、端末装置が既知系列を下りリンク参照信号として生成する。前記既知の系列は、基地局装置10を識別するための物理セル識別子などの基に予め定められた規則で求まる。

0056

多重部1068は、PDCCH/下りリンク参照信号/変調部1062から入力される各チャネルの変調シンボルを多重する。つまり、多重部1068は、PDCCH/下りリンク参照信号を/各チャネルの変調シンボルをリソースエレメントにマッピングする。マッピングするリソースエレメントは、前記制御部104から入力される下りリンクスケジューリングによって制御される。リソースエレメントは、1つのOFDMシンボルと1つのサブキャリアからなる物理リソース最小単位である。なお、MIMO伝送を行う場合、送信部106は符号化部1060および変調部1062をレイヤ数具備する。この場合、上位層処理部102は、各レイヤのトランスポートブロック毎にMCSを設定する。

0057

無線送信部1070は、多重された変調シンボルなどを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)してOFDMシンボルを生成する。無線送信部1070は、前記OFDMシンボルにサイクリックプレフィックス(cyclic prefix: CP)を付加
してベースバンドディジタル信号を生成する。さらに、無線送信部1070は、前記ディジタル信号をアナログ信号に変換し、フィルタリングにより余分な周波数成分を除去し、搬送周波数アップコンバートし、電力増幅し、送信アンテナ108に出力して送信する。

0058

受信部112は、制御部104の指示に従って、受信アンテナ110を介して端末装置20からの受信信号を検出(分離、復調、復号)し、復号したデータを上位層処理部102/制御部104に入力する。無線受信部1120は、受信アンテナ110を介して受信された上りリンクの信号を、ダウンコンバートによりベースバンド信号に変換し、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信された信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。無線受信部1120は、変換したディジタル信号からCPに相当する部分を除去する。無線受信部1120は、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
前記周波数領域の信号は、多重分離部1124に出力される。

0059

多重分離部1124は、制御部104から入力される上りリンクのスケジューリングの情報(上りリンクデータチャネル割当て情報など)に基づいて、無線受信部1120から入力された信号をPUSCH、PUCCH及上りリンク参照信号などの信号に分離する。前記分離された上りリンク参照信号は、伝搬路推定部1122に入力される。前記分離さ
れたPUSCH、PUCCHは、等化部1126に出力する。

0060

伝搬路推定部1122は、上りリンク参照信号を用いて、周波数応答(または遅延プロファイル)を推定する。復調用に伝搬路推定された周波数応答結果は、等化部1126へ入力される。伝搬路推定部1122は、上りリンク参照信号を用いて、上りリンクのチャネル状況の測定(RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、RSSI(Received Signal Strength Indicator)の測定)を行う。上りリンクのチャネル状況の測定は、PUSCHのためのMCSの決定などに用いられる。

0061

等化部1126は、伝搬路推定部1122より入力された周波数応答より伝搬路での影響を補償する処理を行う。補償の方法としては、MMSE重みやMRC重みを乗算する方法や、MLDを適用する方法等、既存のいかなる伝搬路補償も適用することができる。復調部1128は、予め決められている/制御部104から指示される変調方式の情報に基づき、復調処理を行う。

0062

復号部1130は、予め決められている符号化率/制御部104から指示される符号化率の情報に基づいて、前記復調部の出力信号に対して復号処理を行う。復号部1130は、復号後のデータ(UL-SCHなど)を上位層処理部102に入力する。

0063

図3は、本実施形態における端末装置20の構成を示す概略ブロック図である。端末装置20は、上位層処理部(上位層処理ステップ)202、制御部(制御ステップ)204、送信部(送信ステップ)206、送信アンテナ208、受信アンテナ210および受信部(受信ステップ)212を含んで構成される。

0064

上位層処理部202は、媒体アクセス制御(MAC)層、パケットデータ統合プロトコル(PDCP)層、無線リンク制御(RLC)層、無線リソース制御(RRC)層の処理を行なう。上位層処理部202は、自端末装置の各種設定情報の管理をする。上位層処理部202は、自端末装置がサポートしている端末装置の機能を示す情報(UE Capability
)を、送信部206を介して、基地局装置10へ通知する。上位層処理部202は、UE CapabilityをRRCシグナリングで通知する。

0065

上位層処理部202は、DL−SCH、BCHなどの復号後のデータを受信部212から取得する。上位層処理部202は、前記DL−SCHの誤り検出結果から、HARQ−ACKを生成する。上位層処理部202は、SRを生成する。上位層処理部202は、HARQ−ACK/SR/CSI(CQIレポートを含む)を含むUCIを生成する。また上位層処理部202は、DMRS構成情報が上位レイヤによって通知されている場合、DMRS構成に関する情報を制御部204に入力する。上位層処理部202は、前記UCIやUL−SCHを送信部206に入力する。なお、上位層処理部202の機能の一部は、制御部204に含めてもよい。

0066

制御部204は、受信部212を介して受信した下りリンク制御情報(DCI)を解釈する。制御部204は、上りリンク送信のためのDCIから取得したPUSCHのスケジューリング/MCSインデックス/TPC(Transmission Power Control)などに従って、送信部206を制御する。制御部204は、下りリンク送信のためのDCIから取得したPDSCHのスケジューリング/MCSインデックスなどに従って、受信部212を制御する。さらに制御部204は、下りリンク送信のためのDCIに含まれるDMRSの周波数配置に関する情報と、上位層処理部202から入力されるDMRS構成情報にしたがって、DMRSの周波数配置を特定する。

0067

送信部206は、符号化部(符号化ステップ)2060、変調部(変調ステップ)20
62、上りリンク参照信号生成部(上りリンク参照信号生成ステップ)2064、上りリンク制御信号生成部(上りリンク制御信号生成ステップ)2066、多重部(多重ステップ)2068、無線送信部(無線送信ステップ)2070を含んで構成される。

0068

符号化部2060は、制御部204の制御に従って(MCSインデックスに基づいて算出される符号化率に従って)、上位層処理部202から入力された上りリンクデータ(UL-SCH)を畳み込み符号化、ブロック符号化ターボ符号化等の符号化を行う。

0069

変調部2062は、BPSK、QPSK、16QAM、64QAM、256QAM等の制御部204から指示された変調方式/チャネル毎に予め定められた変調方式で、符号化部2060から入力された符号化ビットを変調する(PUSCHのための変調シンボルを生成する)。

0070

上りリンク参照信号生成部2064は、制御部204の指示に従って、基地局装置10を識別するための物理セル識別子(physical cell identity:PCI、Cell IDなどと称される)、上りリンク参照信号を配置する帯域幅、サイクリックシフト、DMRSシーケンスの生成に対するパラメータの値、さらに周波数配置などを基に、予め定められた規則(式)で求まる系列を生成する。

0071

上りリンク制御信号生成部2066は、制御部204の指示に従って、UCIを符号化、BPSK/QPSK変調を行い、PUCCHのための変調シンボルを生成する。

0072

多重部2068は、制御部204からの上りリンクスケジューリング情報(RRCメッセージに含まれる上りリンクのためのCS(Configured Scheduling)における送信間隔
DCIに含まれる周波数領域および時間領域リソース割り当てなど)に従って、PUSCHのための変調シンボル、PUCCHのための変調シンボル、上りリンク参照信号を送信アンテナポート(DMRSポート)毎に多重する(つまり、各信号はリソースエレメントにマップされる)。

0073

ここで、CS(configured scheduling)に関して説明を行う。CSを行うためのRR
C情報であるConfiguredGrantConfigの情報要素(information element)として、繰り返し数に関する上位層パラメータ(repK)と繰り返し時のRVに関する上位パラメータ(repK-RV)が設定されうる。repKは、送信されたトランスポートブロックに適用される繰り返し
数が定義される。repK-RVは、繰り返しに適用されるリダンダンシーバージョンパターン
を示す。K回繰り返し中のn回目送信機会に関して、設定されるRV系列(リダンダンシーバージョンパターン)の中の(mod(n−1、4)+1)番目の値に関連付けられた伝送が行われる。またトランスポートブロックの初送は、設定されるRV系列が{0、2、3、1}の場合、K回繰り返しの最初の送信機会で開始される。設定されるRV系列が{0、3、0、3}の場合、RV=0と関連付けられたK回繰り返しのいずれかの送信機会で開始される。設定されるRV系列が{0、0、0、0}の場合、K=8の時の最後の送信機会を除く、K回繰り返しのいずれかの送信機会で開始される。いずれのRV系列に関しても、繰り返しはK回繰り返し送信後、あるいは周期P内のK回繰り返し中の最後の送信機会、あるいは周期P内に同じトランスポートブロックをスケジューリングするためのアップリンクグラントを受信した時のいずれかに初めに達した場合に終端される。端末装置は、周期Pによって算出される時間期間よりも長いK回繰り返し送信に関する時間期間が設定されることを期待しない。repKを設定した場合、値として1回、2回、4回、
8回のいずれかを設定可能である。ただし、RRCパラメータ自体が存在しない場合、繰り返し数は1として送信を行う。またrepK-RVは、{0、2、3、1}、{0、3、0、
3}、{0、0、0、0}のいずれかを設定可能である。なお、同一のトランスポートブロックから生成される異なるリダンダンシーバージョンの信号は、同一のトランスポート
ブロック(情報ビット系列)から構成される信号であるが、構成される符号化ビットの少なくとも一部が異なる。

0074

Rel−15では、スロットの繰り返しに関する仕様化が行われているが、本実施形態では、スロット内での繰り返し送信について説明を行う。Rel−15では、周波数ダイバーシチ効果を得るための技術として、周波数ホッピングが仕様化されている。周波数ホッピングは、符号化部2060における符号化後のトランスポートブロックを2つに分け、多重部2068においてスロットの前半(第1のホップ、第1の区間、第1の期間)と後半(第2のホップ、第2の区間、第2の期間)で用いる周波数リソースを用いて伝送するように制御部204が制御を行う技術である。これにより、一方の周波数特性がよくない場合においても、受信機での復号時に利得の高い周波数リソースを用いた信号により、誤りなく伝送できる状況を作り出すことができる。サブキャリア間隔が15kHzの場合、スロット長は1msであることから、0.5msの遅延に抑えるためには周波数ホッピングの仕組みを一部用いることで、仕様書へのインパクトを最小限にしつつ、スロット内繰り返しを実現することが可能となる。つまり、周波数ホッピングと同様、14OFDMシンボルから成るスロットを、前半7シンボル(第1のホップ)と後半7シンボル(第2のホップ)に分け、第1のホップと第2のホップで同じ信号を送信する。ここで、第1のホップと第2のホップは7シンボルよりも少なくてもよいし、第1のホップと第2のホップで異なるOFDMシンボル数であってもよい。

0075

本実施形態におけるスロット内繰り返しの仕組みについて説明を行うため、まずは周波数ホッピングの詳細な説明を行う。周波数ホッピングに関する上位層パラメータ(frequencyHopping)が設定されている場合において、その値としてはモード1あるいはモード2が設定可能である。モード2はスロット間ホッピングであり、複数のスロットを用いて送信する場合において、スロットごとに周波数を変えて送信するモードである。一方、モード1はスロット内ホッピングであり、1つまたは複数のスロットを用いて送信する場合において、スロットを前半と後半に分割し、前半と後半で周波数を変えて送信するモードである。周波数ホッピングにおける周波数割り当てとしては、DCIやRRCで通知された周波数領域の無線リソース割り当ては第1のホップに適用し、第2のホップの周波数割り当ては、第1のホップで用いる無線リソースに対して、周波数ホッピング量に関する上位層パラメータ(frequencyHoppingOffset)で設定される値だけシフトした無線リソースを割り当てる。

0076

次に、周波数ホッピングを行う場合のDMRSの配置について説明を行う。周波数ホッピングがenableの時のDMRSの配置は、図4に基づいて行われる。図中の数字はDMRSが配置されるOFDMシンボルインデックスを表しており、例えばPUSCHマッピングタイプAでDMRS追加ポジションが1、開始OFDMシンボルインデックスl0=2、シンボル期間が7の場合、多重部2068において第1のホップでは2番目と6番目のOFDMシンボルにDMRSを配置し、第2のホップでは0番目と4番目のOFDMシンボルにDMRSを配置するように制御部204は制御を行う。上記ではシンボル期間が7の場合について説明を行ったが、7以外の値についても同様に適用可能である。

0077

次に、スロット内繰り返しを行うために、上述の周波数ホッピングの仕組みを可能な限り流用することで、仕様策定のインパクトを最小限にしつつ、スロット内繰り返しを実現する方法を開示する。なお、主にCSを対象に説明を行うが、C−RNTIでスクランブリングされたPDCCHによってPUSCHの割り当てを行う通信や、制御チャネルを送信(運搬)するPUCCHにも適用可能である。

0078

まず、上位層処理部がスロット内繰り返しに関する上位層パラメータを設定し、値がenableとなっている場合に、端末装置の制御部はスロット内繰り返しを適用する。一方、ス
ロット内繰り返しに関する上位層パラメータがdisableに設定されている場合、あるいは
スロット内繰り返しに関する上位層パラメータが設定されない場合、端末装置の制御部はスロット内繰り返しを適用しない。なお、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータとして設定される値はこれに限らず、繰り返しパターンが複数ある場合はモード1やモード2等と設定されてもよい。繰り返し数が設定されてもよい。

0079

次に周波数ホッピングとスロット内繰り返しの組み合わせについて説明を行う。周波数ホッピングに関する上位層パラメータ(frequencyHopping)が設定され、値としてモード2が設定されている場合、多重部は、図5のようにスロットおよびホップ(ホッピング、ミニスロット、ホッピングスロット、ショートスロット、サブスロット)を構成する。つまり、スロット内ホッピングを適用する。この場合において、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータがenableに設定されている場合、制御部は、図5中の第1ホップと第2ホップで同一信号を送信するように制御を行う。ここで第1ホップと第2ホップは異なるRV(redundancy version)に属する信号であってもよい。どのRVの信号を送信するかは、RVに関する上位層パラメータ(repK-RV)によって上位層処理部が決定し、制御
部に入力される。ここでRel−15では、スロット内ホッピングが仕様化されていないため、configured grantを用いたタイプ1およびタイプ2PUSCH伝送両方に関して、端末装置が繰り返し数に関する上位層パラメータ(repK)として設定されている値と1より大きい値を設定された場合、端末装置はそのトランスポートブロックを、各スロットで同じ(OFDM)シンボル配置を適用する連続するスロットにわたって、repK回だけ繰り返して送信する。一方、スロット内ホッピングが仕様化された場合、周波数ホッピングとしてモード2が設定されている状態で、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータがenableの場合、スロット単位ではなく、ホップ単位でrepK回繰り返し送信が適用されるように制御部は制御を行う。例えばRVに関する上位層パラメータが、{0,2,3,1}を示す場
合、図5の第1スロットの第1ホップでRV=0の伝送を行い、第1スロットの第2ホップでRV=2の伝送を行い、第2スロットの第1ホップでRV=3の伝送を行い、第2スロットの第2ホップでRV=1の伝送を行うように制御部が制御を行う。このようにスロット内繰り返しを適用した場合、従来4回の繰り返しには4スロットを要したが、2スロットで4回繰り返しを実現できる。なお繰り返しはホップ間で変更する必要はなく、第2ホップは第1ホップと同一のRVを適用するとしてもよい。また第1ホップはRVに関する上位層パラメータ(repK-RV)にしたがって決定し、第2ホップはRV=0としてもよ
い。また第2ホップにいずれのRVを適用するかは、上位層パラメータによって設定されてもよいし、システムとして規定されてもよい。

0080

次に、周波数ホッピングに関する上位層パラメータ(frequencyHopping)としてモード1が設定された場合について説明を行う。スロット内繰り返しに関する上位層パラメータがenableに設定されている場合において、周波数ホッピングに関する上位層パラメータ(frequencyHopping)が設定され、値としてモード1が設定された場合、多重部は、図6のようにスロット単位で周波数をホッピングするように信号を無線リソースに配置する。また、上位層処理部においてスロット内ホッピングに関する上位層パラメータが設定されているため、多重部が第1ホップおよび第2ホップを生成するように制御部は制御を行う。図6で示すように、第2ホップの先頭にはDMRSが配置されるが、周波数ホッピングは適用されず、同じスロットに属する第1ホップと第2ホップは同一の周波数割り当てを用いる。繰り返し数に関する上位層パラメータとして1より大きい値が設定される等、複数スロットを用いた伝送を行う場合は、連続するスロット間で異なる周波数割り当てを用いるように多重部は信号(PUSCH)の配置を行う。RV等に関してはモード2の説明と同様であり、ホップごとに異なるRVを適用することやホップ間で同一のRVを適用することが可能である。

0081

次に、周波数ホッピングに関する上位層パラメータ(frequencyHopping)が設定されな
い(あるいは適用しないことが設定される)場合について説明を行う。上位層処理部において、周波数ホッピングに関する上位層パラメータが設定されない場合、図7のように周波数ホッピングは行わないように多重部は信号(チャネル)を配置する。ただし、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータが設定されている場合には、周波数ホッピングに関する上位層パラメータとしてモード1は設定されていないが、多重部が第1ホップおよび第2ホップを図7のように生成するように制御部が制御を行う。ここで多重部は、DMRSの配置として、周波数ホッピングを適用する場合と同様の表(図4)を用いる。図7で示すように第2ホップの先頭にはDMRSが配置されるが、周波数ホッピングは適用されず、同じスロットに属する第1ホップと第2ホップは同一の周波数割り当てを用いるように多重部はPUSCHの割り当てを行う。繰り返し数に関する上位層パラメータで1より大きい値が設定される等、複数スロットを用いた伝送を行う場合においても、連続するスロット間で同一の周波数割り当てを用いて伝送を行う。RV等に関しては、モード1およびモード2の説明と同様であり、ホップごとに異なるRVを適用することやホップ間(つまりスロット内)で同一のRVを適用することが可能である。なお、制御部は、スロット内の追加DMRS数を示す上位層パラメータが1または1よりも大きな値であり、周波数ホッピングがdisableの場合であっても、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータがenableの場合、各ホップの追加DMRS数は1であると仮定し、最大1つの追加DMRSがPUSCH期間内で送信されるとしてもよい。

0082

また、上述ではホッピングパターンは、偶数のスロット(あるいは第1のホップ)間は同一の周波数割り当てを用い,奇数のスロット(あるいは第2のホップ)間は同一の周波数割り当てを用いる例を示してきたがこれに限定されない。例えば,図8に示すように,第1スロットの第1ホップと第2スロットの第2ホップで同じ周波数割り当てを用い,第1スロットの第2ホップと第2スロットの第1ホップで同じ周波数割り当てを用いてもよい.この配置の場合,リダンダンシーバージョン系列が{0,3,0,3}となるように上位層処理部が設定されている場合、RV=0およびRV=3のPUSCHが送信される周波数がそれぞれ同一ではなくなるため、周波数ダイバーシチ効果を得ることができる。図8のようなホップの配置を行うか図4のようなホップ配置を行うかは、周波数ホッピングに関する上位層パラメータによって設定されてもよいし、リダンダンシーバージョンパターンに関する上位層パラメータから決定されてもよい。周波数ホッピングに関する上位層パラメータで設定される場合、モード1やモード2以外の設定時に設定されるとしてもよい。

0083

次に、各ホップでのOFDMシンボル数について説明を行う。図5図7では、PUSCHマッピングタイプB、DMRS追加ポジションが0、シンボル期間が7の場合を例に説明を行った。この場合、各ホップに含まれるDMRSシンボル数は1であるため、第1ホップと第2ホップに含まれるOFDMシンボル数は6となる。各ホップに含まれるOFDMシンボル数は同一となるため、各ホップで送信された信号をチェイス合成(Chase combining)することが可能である。一方、PUSCHマッピングタイプA、DMRS追加
ポジションが0、シンボル期間が7の場合の例を図9に示す。図9において、第1ホップのOFDMシンボル数は4であり、第2ホップのOFDMシンボル数は6となり、一致しない。この場合、各ホップで送信された信号をチェイス合成できなくなるという問題が生じる。そこで、スロット内繰り返しを行う場合、つまりスロット内繰り返しに関する上位層パラメータとしてenableが設定される場合、PUSCHマッピングタイプはBに限定されるとしてもよい。例えば、PUSCHマッピングタイプAが設定された場合、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータの設定に依らず、制御部はスロット内繰り返しを適用しないとする。あるいは、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータがenableに設定された場合において、多重部は、PUSCHマッピングタイプの設定に依らず、PUSCHマッピングタイプBとして配置してもよい。なお、PUSCHマッピングタイプの設定がDCIで通知される場合、スロット内繰り返しに関する上位層パラメータがenableに
設定された場合に、DCIの中の時間領域リソース配置に関するフィールドがPUSCHマッピングタイプAを示す場合、制御部はそのDCIを破棄してもよい。

0084

第1ホップのPUSCHに用いられるOFDMシンボル数と第2ホップのPUSCHに用いられるOFDMシンボル数が異なる場合、制御部は、少ないOFDMシンボル数に基づいて送信信号を決定してもよい。例えば、図9のように第1ホップのPUSCHに用いられるOFDMシンボル数が4、第2ホップのPUSCHに用いられるOFDMシンボル数が6の場合、少ないシンボル数である第1ホップを基準にPUSCHを生成し、同じ信号を第1ホップに割り当ててもよい。ただし、2シンボル余剰となるため、余剰となるOFDMシンボルには、多重部がDMRSを配置してもよいし、生成した4OFDMシンボルのいずれかをコピーして配置してもよい。ここで第1ホップと第2ホップで、上位層パラメータにしたがってRVを変更してもよい。

0085

異なる方法としては、第1ホップのPUSCHに用いられるOFDMシンボル数と第2ホップのPUSCHに用いられるOFDMシンボル数が異なる場合、基地局から通知されたMCSに関するパラメータと、少ないOFDMシンボル数(第1のホップ)に基づいて、トランスポートブロックサイズ送信情報ビット数)を決定し、算出されたトランスポートブロックサイズによって、第1ホップおよび第2ホップのPUSCHを生成するように制御部が制御を行うことが考えられる。つまり、第2ホップのOFDMシンボル数が多いため、符号化率は第2ホップの方が低くなる。このように第1ホップと第2ホップでOFDMシンボル数が異なる場合、つまりPUSCHマッピングタイプAにおいても、第1ホップおよび第2ホップのPUSCH生成に用いる情報ビット系列を共通化することで、スロット内繰り返しを適用することができる。ただしこの場合、受信機ではチェイス合成ではなくIR(Incremental Redundancy)、つまり変調シンボルの合成ではなく、符号化ビットのビットLLR(Log-Likelihood Ratio)合成を行うことになる。なお基地局装置から通知されるMCSは、CSタイプ1の場合は上位層パラメータ、CSタイプ2の場合はアクティベーションのためのDCIフォーマットで通知される。

0086

無線送信部2070は、多重された信号をIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)して、OFDMシンボルを生成する。無線送信部2070は、前記OFDMシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成する。さらに、無線送信部2070は、前記ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、余分な周波数成分を除去し、アップコンバートにより搬送周波数に変換し、電力増幅し、送信アンテナ208を介して基地局装置10に送信する。

0087

受信部212は、無線受信部(無線受信ステップ)2120、多重分離部(多重分離ステップ)2122、伝搬路推定部(伝搬路推定ステップ)2144、等化部(等化ステップ)2126、復調部(復調ステップ)2128、復号部(復号ステップ)2130を含んで構成される。

0088

無線受信部2120は、受信アンテナ210を介して受信した下りリンク信号を、ダウンコンバートによりベースバンド信号に変換し、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信した信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。無線受信部2120は、変換したディジタル信号からCPに相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対してFFTを行い、周波数領域の信号を抽出する。

0089

多重分離部2122は、前記抽出した周波数領域の信号を下りリンク参照信号、PDCCH、PDSCH、PBCHに分離する。伝搬路推定部2124は、下りリンク参照信号(DM−RSなど)を用いて、周波数応答(または遅延プロファイル)を推定する。復調
用に伝搬路推定された周波数応答結果は、等化部1126へ入力される。伝搬路推定部2124は、下りリンク参照信号(CSI−RSなど)を用いて、上りリンクのチャネル状況の測定(RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、RSSI(Received Signal Strength Indicator)、SINR(Signal to Interference plus Noise power Ratio)の測定)を行う。下りリンクのチャネル状況の測定は、PUS
CHのためのMCSの決定などに用いられる。下りリンクのチャネル状況の測定結果は、CQIインデックスの決定などに用いられる。

0090

等化部2126は、伝搬路推定部2124より入力された周波数応答よりMMSE規範に基づく等化重みを生成する。等化部2126は、多重分離部2122からの入力信号(PUCCH、PDSCH、PBCHなど)に該等化重みを乗算する。復調部2128は、予め決められている/制御部204から指示される変調オーダーの情報に基づき、復調処理を行う。

0091

復号部2130は、予め決められている符号化率/制御部204から指示される符号化率の情報に基づいて、前記復調部2128の出力信号に対して復号処理を行う。復号部2130は、復号後のデータ(DL-SCHなど)を上位層処理部202に入力する。

0092

本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し修正・書き込みが行なわれる。

0093

なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、実施形態の機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステム周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体光記録媒体磁気記録媒体等のいずれであっても良い。

0094

さらに「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。

0095

また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイスディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセ
ッサであってもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラマイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、ディジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。

0096

なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型電子機器、たとえば、AV機器キッチン機器掃除洗濯機器空調機器オフィス機器自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。

0097

以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。

0098

本発明は、基地局装置、端末装置および通信方法に用いて好適である。

0099

10基地局装置
20端末装置
10a 基地局装置10が端末装置と接続可能な範囲
102 上位層処理部
104 制御部
106 送信部
108送信アンテナ
110受信アンテナ
112 受信部
1060 符号化部
1062変調部
1064下りリンク制御信号生成部
1066 下りリンク参照信号生成部
1068多重部
1070無線送信部
1120無線受信部
1122伝搬路推定部
1124多重分離部
1126等化部
1128復調部
1130復号部
202 上位層処理部
204 制御部
206 送信部
208 送信アンテナ
210 受信アンテナ
212 受信部
2060 符号化部
2062 変調部
2064上りリンク参照信号生成部
2066 上りリンク制御信号生成部
2068 多重部
2070 無線送信部
2120 無線受信部
2122 多重分離部
2124 伝搬路推定部
2126 等化部
2128 復調部
2130 復号部

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