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技術 中継装置、これを備えた設備機器システムおよびこのシステムに用いられる設備機器

出願人 株式会社ノーリツ
発明者 廣田大輔
出願日 2018年9月14日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-172397
公開日 2020年3月26日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-047977
状態 未査定
技術分野 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード 運転状態確認 学習態様 動作用電源電圧 学習信号 外部交流電源 動作項目 住宅設備機器 無線LANルータ
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作することができる中継装置、それを備えた設備機器システム、およびこのシステムに用いられる設備機器を提供する。

解決手段

複数の設備機器に対して遠隔操作を行うことが可能な学習機能付きリモコンを用いて所定の設備機器を動作させるための中継装置であって、学習機能付きリモコンは、記憶部と、所定の設備機器の所定の動作を実行する契機となる操作信号を、記憶部に記憶させるための学習信号を受信する学習信号受信部と、操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、中継装置は、学習信号を送信する学習信号送信部と、操作信号を受信する操作信号受信部と、所定の設備機器に操作信号に基づいた動作指令伝送する機器通信部と、を備えている。

概要

背景

従来から、設備機器に接続された中継装置サーバ装置等の管理装置とを通信網を介して通信接続した設備機器システムにおいて、携帯電話等の通信端末を用いて設備機器を遠隔操作する態様が知られている。例えば、下記特許文献1,2には、通信網を介して設備機器とセンター装置とがデータ通信を行うとともに、設備機器の遠隔操作を行う端末装置が通信網を介してセンター装置とデータ通信を行い、センター装置が端末装置と設備機器との間のデータの受け渡しを行う構成が開示されている。

また、例えば、下記特許文献3,4には、複数の家電機器を1つのリモコンで操作可能とするために、各機器動作項目を当該リモコンに設定可能とする学習機能付きリモコンを用いたシステム構成が開示されている。このような学習機能付きリモコンには、携帯電話等の通信端末を用いて当該リモコンに各機器の動作項目を設定することができるものがある。

概要

学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作することができる中継装置、それを備えた設備機器システム、およびこのシステムに用いられる設備機器を提供する。 複数の設備機器に対して遠隔操作を行うことが可能な学習機能付きリモコンを用いて所定の設備機器を動作させるための中継装置であって、学習機能付きリモコンは、記憶部と、所定の設備機器の所定の動作を実行する契機となる操作信号を、記憶部に記憶させるための学習信号を受信する学習信号受信部と、操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、中継装置は、学習信号を送信する学習信号送信部と、操作信号を受信する操作信号受信部と、所定の設備機器に操作信号に基づいた動作指令伝送する機器通信部と、を備えている。

目的

本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作することができる中継装置、これを備えた設備機器システム、およびこのシステムに用いられる設備機器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の設備機器に対して遠隔操作を行うことが可能な学習機能付きリモコンを用いて所定の設備機器を動作させるための中継装置であって、前記学習機能付きリモコンは、記憶部と、前記所定の設備機器の所定の動作を実行する契機となる操作信号を、前記記憶部に記憶させるための学習信号を受信する学習信号受信部と、前記操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、前記中継装置は、前記学習信号を送信する学習信号送信部と、前記操作信号を受信する操作信号受信部と、前記所定の設備機器に前記操作信号に基づいた動作指令伝送する機器通信部と、を備えた、中継装置。

請求項2

前記所定の設備機器は、前記機器通信部と所定の通信規格に基づいた通信を実行可能な機器側中継装置に接続され、前記機器通信部は、前記所定の通信規格に基づいた前記動作指令を前記機器側中継装置に伝送する、請求項1に記載の中継装置。

請求項3

前記所定の設備機器の前記所定の動作に関する動作項目を、予め定められたウェブブラウザを用いて閲覧し、選択可能な表現形式で記憶する動作項目記憶部を備え、前記機器通信部は、前記ウェブブラウザに基づくウェブページ表示可能な表示部を備えた通信端末無線通信可能に構成され、前記機器通信部は、前記動作項目記憶部に記憶されている前記動作項目を前記通信端末に送信し、前記ウェブブラウザに基づいて前記通信端末の前記表示部に前記動作項目を選択可能に表示するように構成される、請求項1または2に記載の中継装置。

請求項4

前記学習機能付きリモコンは、前記通信端末と無線通信を可能とする通信部を備え、前記通信端末を介して伝送された操作指令に基づいて前記操作信号送信部から前記操作信号を送信可能に構成される、請求項3に記載の中継装置。

請求項5

請求項1から4の何れかに記載の中継装置と、前記中継装置から伝送される動作指令に基づいて動作する所定の設備機器と、前記所定の設備機器に接続され、前記動作指令を受信する機器側中継装置と、を備えた、設備機器システム

請求項6

請求項5に記載の設備機器システムに用いられる設備機器であって、前記動作指令に基づいて動作するよう構成された、設備機器。

技術分野

0001

本発明は、給湯器等の所定の設備機器遠隔操作するための中継装置、これを備えた設備機器システムおよびこのシステムに用いられる設備機器に関する。

背景技術

0002

従来から、設備機器に接続された中継装置とサーバ装置等の管理装置とを通信網を介して通信接続した設備機器システムにおいて、携帯電話等の通信端末を用いて設備機器を遠隔操作する態様が知られている。例えば、下記特許文献1,2には、通信網を介して設備機器とセンター装置とがデータ通信を行うとともに、設備機器の遠隔操作を行う端末装置が通信網を介してセンター装置とデータ通信を行い、センター装置が端末装置と設備機器との間のデータの受け渡しを行う構成が開示されている。

0003

また、例えば、下記特許文献3,4には、複数の家電機器を1つのリモコンで操作可能とするために、各機器動作項目を当該リモコンに設定可能とする学習機能付きリモコンを用いたシステム構成が開示されている。このような学習機能付きリモコンには、携帯電話等の通信端末を用いて当該リモコンに各機器の動作項目を設定することができるものがある。

先行技術

0004

特許第4441430号公報
特許第4695423号公報
特開2004−194084号公報
特許第5797088号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、給湯器等、設備機器によっては、学習機能付きリモコンをそのまま適用できない場合がある。すなわち、学習機能付きリモコンで操作可能な設備機器は、学習機能付きリモコンから送信される操作信号が受信可能な位置に配置されている必要がある。一般的に、操作信号は、赤外線等の光線が用いられるため、操作信号が受信可能な範囲は限定的であり、壁等の遮蔽物があるとその範囲はさらに狭くなる。

0006

このため、給湯器等、本体が屋外に配置され、当該本体に接続される操作リモコン台所等の部屋の奥まった箇所に位置する壁面に取り付けられるような設備機器を、そのまま上記のような学習機能付きリモコンで操作可能とすることは難しい。したがって、複数の設備機器において学習機能付きリモコンを用いて操作しようとしても、一部の設備機器においては、別途専用の遠隔操作経路を利用する必要が生じる。このため、通信端末においても、所定の設備機器を遠隔操作するためのアプリケーションと、学習機能付きリモコンを用いて複数の設備機器を遠隔操作するためのアプリケーションとの両方をインストールする必要が生じ、手間である。

0007

本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作することができる中継装置、これを備えた設備機器システム、およびこのシステムに用いられる設備機器を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る中継装置は、複数の設備機器に対して遠隔操作を行うことが可能な学習機能付きリモコンを用いて所定の設備機器を動作させるための中継装置であって、前記学習機能付きリモコンは、記憶部と、前記所定の設備機器の所定の動作を実行する契機となる操作信号を、前記記憶部に記憶させるための学習信号を受信する学習信号受信部と、前記操作信号を送信する操作信号送信部と、を備え、前記中継装置は、前記学習信号を送信する学習信号送信部と、前記操作信号を受信する操作信号受信部と、前記所定の設備機器に前記操作信号に基づいた動作指令伝送する機器通信部と、を備えている。

0009

上記構成によれば、学習機能付きリモコンへの学習信号を送信する学習信号送信部と、学習機能付きリモコンからの操作信号を受信する操作信号受信部とを備えた中継装置が、所定の設備機器とは別の場所に配置可能に構成される。中継装置が学習信号を学習機能付きリモコンへ送信することにより、当該所定の設備機器の所定の動作を実行する契機となる操作信号が、学習機能付きリモコンの記憶部に記憶される。また、学習機能付きリモコンに記憶された操作信号を中継装置に送信することにより、中継装置が所定の設備機器に対応する動作を実行するための動作指令を当該所定の設備機器に伝送する。これにより、所定の設備機器の配置場所に拘わらず、学習機能付きリモコンとの送受信可能範囲に学習信号送信部および操作信号受信部を配置することができる。したがって、学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作することができる。

0010

前記所定の設備機器は、前記機器通信部と所定の通信規格に基づいた通信を実行可能な機器側中継装置に接続され、前記機器通信部は、前記所定の通信規格に基づいた前記動作指令を前記機器側中継装置に伝送してもよい。これによれば、中継装置と機器側中継装置との間で所定の通信規格に基づいた通信を実行することができる。これにより、中継装置をハブとして所定の通信規格に対応した複数の設備機器を操作可能に構成することができる。

0011

前記中継装置は、前記所定の設備機器の前記所定の動作に関する動作項目を、予め定められたウェブブラウザを用いて閲覧し、選択可能な表現形式で記憶する動作項目記憶部を備え、前記機器通信部は、前記ウェブブラウザに基づくウェブページ表示可能な表示部を備えた通信端末と無線通信可能に構成され、前記機器通信部は、前記動作項目記憶部に記憶されている前記動作項目を前記通信端末に送信し、前記ウェブブラウザに基づいて前記通信端末の前記表示部に前記動作項目を選択可能に表示するように構成されてもよい。この構成によれば、中継装置に所定の設備機器の所定の動作に関する動作項目がウェブブラウザを用いて閲覧および選択操作可能な表現形式で記憶される。中継装置は、ウェブブラウザに基づくウェブページを表示部に表示可能に構成される通信端末と無線通信することにより、通信端末の表示部において動作項目を閲覧可能になる。したがって、中継装置が動作項目を表示可能な表示部を有していない、または表示能力の低い表示部しか有していなくても通信端末を介して動作項目の設定を容易に行うことができる。

0012

前記学習機能付きリモコンは、前記通信端末と無線通信を可能とする通信部を備え、前記通信端末を介して伝送された操作指令に基づいて前記操作信号送信部から前記操作信号を送信可能に構成されてもよい。これにより、通信端末の表示部に表示されるウェブブラウザ上で動作するアプリケーションを共通化することができる。したがって、通信端末を用いてこれらの設備機器の遠隔操作を実現するために共通する1つのアプリケーションを起動するだけで、複数の設備機器の動作項目を学習機能付きリモコンに学習させることができ、かつ、複数の設備機器を1つの学習機能付きリモコンで遠隔操作することができる。

0013

本発明の他の態様に係る設備機器システムは、上記構成の中継装置と、前記中継装置から伝送される動作指令に基づいて動作する所定の設備機器と、前記所定の設備機器に接続され、前記動作指令を受信する機器側中継装置と、を備えている。

0014

本発明の他の態様に係る設備機器は、上記構成の設備機器システムに用いられる設備機器であって、前記動作指令に基づいて動作するよう構成されている。

発明の効果

0015

本発明は、以上に説明した構成を有し、学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0016

図1は、本発明に係る一実施の形態における設備機器システムの概略構成図である。
図2は、本実施の形態における学習機能付きリモコンの学習のために通信端末に表示される動作項目の例を示す図である。
図3は、本実施の形態における学習機能付きリモコンを用いた給湯器操作のために通信端末に表示される動作項目の例を示す図である。

実施例

0017

以下、好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施の形態に限定されない。

0018

(一実施の形態)
図1は、本発明に係る一実施の形態における設備機器システムの概略構成図である。

0019

この設備機器システムは、所定の設備機器(例えば、燃焼加熱式の給湯器)1と、給湯器1に内蔵されているコントローラ(図示せず)と通信可能に接続された給湯器専用の中継装置(機器側中継装置)2と、機器側中継装置と無線ルータ無線LANルータ)4を介して通信接続された中継装置3と、を備えている。

0020

中継装置3は、学習機能付きリモコン5からの操作信号Soに基づいて機器側中継装置2を介して給湯器1に動作指令Coを伝送するように構成されている。また、携帯電話等からなる通信端末6は、アクセスポイントAP)として機能する無線LANルータ4を介して学習機能付きリモコン5と通信を行う。通信端末6は、無線LAN接続可能に構成されている。無線LANルータ4および通信端末6は、給湯器1が設置されている住宅の入居者使用者)が所有しているものである。

0021

給湯器1は、住宅の屋外または屋内の所定の場所に設置され、台所や浴槽等に湯水を供給する給湯機能を備えている。給湯器1は、外部交流電源商用電源)から供給される交流電圧を変換して所定の直流電圧を生成する電源部(図示せず)を有し、この電源部で生成した直流電圧を内部で使用するとともに、2芯ケーブルC1を介して機器側中継装置2へそ動作用電源電圧として供給する。

0022

機器側中継装置2は、住宅の屋外または屋内の所定の場所に設置され、2芯ケーブルC1によって給湯器1のコントローラと接続されている。これにより、2芯ケーブルC1を介して機器側中継装置2と給湯器1のコントローラとの間で相互に通信(双方向通信)が行われる。ここで、2芯ケーブルC1には、前述の電源部から機器側中継装置2へ供給される動作用電源電圧に通信の情報が重畳される。

0023

また、機器側中継装置2は、無線LANルータ4と無線LAN接続設定が行われると、無線LANルータ4との間で無線LANによる無線通信が可能である。この機器側中継装置2は、給湯器1のコントローラとの間の通信処理を実行するとともに、無線LANルータ4を介して行う中継装置3との間の通信処理を実行する。機器側中継装置2は、例えば、給湯器1のコントローラから送信されてきた機器情報を、通信形式を変換して無線LANルータ4を介して中継装置3へ送信する。また、中継装置3から無線LANルータ4を介して送信されてきた情報を、動作指令Coに変換して給湯器1のコントローラへ伝送する。

0024

学習機能付きリモコン5は、記憶部50と、給湯器1および後述する設備機器7の所定の動作の契機となる操作信号を、記憶部50に記憶させるための学習信号Slを受信する学習信号受信部51と、その操作信号Soを送信する操作信号送信部52と、を備えている。さらに、学習機能付きリモコン5は、CPU、ROM、RAMおよび記憶部等で構成されたマイクロコントローラおよび/または集積回路により構成される制御部(図示せず)を備えている。学習機能付きリモコン5は、市販されているものでよい。

0025

記憶部50は、例えば、フラッシュメモリのような不揮発性メモリ等により構成される。学習信号受信部51は、例えば赤外線または可視光線等の無線光通信で用いられる光線の受光部として構成され、操作信号送信部52は、当該光線の発光部として構成される。操作信号送信部52は、学習機能付きリモコン5の周囲に操作信号Soとなる光線(無指向性の光線)を発光可能に構成される。これにより、学習機能付きリモコン5による広い範囲への操作信号Soの送信が可能となり、後述する設備機器7の受信部(受光部)7aおよび中継装置3の操作信号受信部32の配置可能な位置が制限され難くなる。

0026

学習機能付きリモコン5は、一の設備機器のリモコンの代替品として機能することができる。例えば、図1に示す設備機器(例えば、テレビエアコン室内灯等の家電機器)7は、その設備機器7に備え付けられた(専用の)リモコン8で操作可能である。このために、リモコン8は、設備機器7の所定の動作を実行する契機となる操作信号を設備機器7に送信する送信部8aを備えている。また、設備機器7は、リモコン8からの操作信号を受信する受信部7aを備えている。

0027

学習機能付きリモコン5は、操作信号送信部52から複数の操作信号Soを送信可能に構成される。学習機能付きリモコン5の記憶部50には複数のIDが記憶されており、複数のIDのそれぞれに操作信号Soを割り当てることが可能となっている。学習機能付きリモコン5は、IDを読み出すことで対応する操作信号Soを操作信号送信部52から送信する。

0028

学習機能付きリモコン5に、設備機器7の所定の動作(例えばテレビの電源をオンする動作等)の契機となる操作信号を学習させる場合、まず、学習機能付きリモコン5を、当該操作信号を割り当てるIDを呼び出した状態で学習信号Slの受信を待ち受ける状態とする。その後、設備機器7に対応するリモコン8の送信部8aを学習機能付きリモコン5(の学習信号受信部51)に向けた状態でリモコン8を操作し、送信部8aから対応する操作信号を出力させる。学習機能付きリモコン5は、リモコン8の送信部8aから送信された操作信号を、学習信号Slとして学習信号受信部51で受信し、当該学習信号Slを呼び出したIDに操作信号Soとして割り当てて、記憶部50に記憶させる。

0029

この結果、その後、学習機能付きリモコン5が、操作信号Soが割り当てられたIDを読み出した場合に、当該IDに割り当てられた操作信号Soが操作信号送信部52から設備機器7の受信部7aに送信される。したがって、学習機能付きリモコン5から操作信号Soを送信するための操作を行うことにより、専用のリモコン8を用いなくても、設備機器7を操作することが可能となる。

0030

このように、学習機能付きリモコン5は、設備機器7の所定の動作の契機となる操作信号を学習して送信可能とすることができるため、1つの学習機能付きリモコン5によって複数の設備機器7に対して遠隔操作を行うことが可能である。すなわち、図1において学習機能付きリモコン5によって遠隔操作可能な設備機器7は1つだけ示されているが、複数の設備機器7が存在してもよい。なお、このような一または複数の設備機器7(図1において破線で示される構成)は、給湯器1を中心とする設備機器システムとしては存在していなくてもよい。

0031

学習機能付きリモコン5は、本体表面に複数のIDを選択し、対応する操作信号Soを送信するための複数の操作ボタンを有する操作部が設けられてもよい。これに加えてまたはこれに代えて、学習機能付きリモコン5は、通信端末6から送信される操作指令(ID指定信号)に基づいて、対応するIDに割り当てられた操作信号Soを送信可能に構成されていてもよい。すなわち、学習機能付きリモコン5は、いわゆるクラウドリモコンとして構成されてもよい。この場合、学習機能付きリモコン5は、図1に示すように、通信端末6と無線通信を可能とする通信部53を備えている。学習機能付きリモコン5は、通信端末6を介して伝送された操作指令に基づいて操作信号送信部52から操作信号Soを送信可能に構成される。

0032

操作指令(ID指定信号)は、通信端末6から無線LANルータ4を介して学習機能付きリモコン5に送信されてもよい。これに加えてまたはこれに代えて、操作指令は、通信端末6からインターネット等の所定の通信網および無線LANルータ4を介して学習機能付きリモコン5に送信されてもよい。

0033

本実施の形態における中継装置3は、このような学習機能付きリモコン5を用いて給湯器1を操作可能にするための装置である。中継装置3は、学習機能付きリモコン5との間で学習信号Slおよび操作信号Soを送受信可能な領域に配設される。例えば、学習機能付きリモコン5がリビングルーム等の所定の部屋に配置される場合、中継装置3もそれと同じ部屋に配設される。

0034

中継装置3は、給湯器1の所定の動作を実行する契機となる操作信号を、記憶部50に記憶させるための学習信号Slを送信する学習信号送信部31と、操作信号Soを受信する操作信号受信部32と、給湯器1に操作信号Soに基づいた動作指令Coを伝送する機器通信部33と、を備えている。

0035

学習信号送信部31は、学習機能付きリモコン5の学習信号受信部51が受信可能な光線の発光部として構成され、操作信号受信部32は、学習機能付きリモコン5の操作信号送信部52が送信可能な光線の受光部として構成される。

0036

さらに、中継装置3は、給湯器1の所定の動作に関する動作項目を、予め定められたウェブブラウザを用いて閲覧し、選択可能な表現形式で記憶する動作項目記憶部30を備えている。さらに、中継装置3は、CPU、ROM、RAMおよび記憶部等で構成されたマイクロコントローラおよび/または集積回路により構成される制御部(図示せず)を備えている。動作項目記憶部30は、例えば、フラッシュメモリのような不揮発性メモリ等により構成される。

0037

より具体的には、動作項目記憶部30は、HTML(Hyper Text Makeup Language)ファイル、XML(eXtensible Makeup Language)ファイル等の文書データ、それに関連する画像データ、音声データ、およびウェブアプリケーション等によって構成されるウェブページを通信端末6の表示部61に表示させるためのウェブサーバとして構成される。

0038

通信端末6は、そのウェブページを表示部61に表示させるソフトウェアであるウェブブラウザを備えている限り、いかなる通信端末であってもよい。通信端末6のウェブブラウザにおいて、そのウェブページのアドレス(URL)を入力することにより、当該ウェブページにアクセスすることができ、当該ウェブページの内容を閲覧可能である。本実施の形態においては、少なくとも給湯器1のメンテナンス等を行う作業者が有する通信端末6は、上記ウェブブラウザを備えている。ウェブブラウザは、公知の(汎用の)ウェブブラウザを利用可能である。中継装置3のウェブサーバに基づくウェブページを表示可能なウェブブラウザは、1つだけでも複数あってもよい。

0039

機器通信部33は、ウェブブラウザに基づくウェブページを通信端末6の表示部61に表示するために、当該通信端末6と無線通信可能に構成されている。より具体的には、機器通信部33は、AP(アクセスポイント)機能を有している。図示しないAPボタン等の押下操作等によりAP機能が有効化されると、中継装置3と通信端末6との間で直接無線通信が可能となる。中継装置3と通信端末6との通信は、ネットワークで一般的に用いられているプロトコルであるTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)が用いられている。また、中継装置2がウェブページを通信端末6に送信するときには、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)が用いられる。

0040

通信端末6と中継装置3との間で直接無線通信が可能になると、当該ウェブブラウザ上で学習機能付きリモコン5の学習および機器動作のための所定の操作を行うためのアプリケーションプログラム(以下、「リモコン用アプリ」という)が起動し、リモコン用アプリにおける操作に基づいて、通信端末6と中継装置3とで無線通信を行い、機器通信部33は、動作項目記憶部30に記憶されている動作項目を通信端末6に送信する。通信端末6は、リモコン用アプリで動作するウェブブラウザに基づいて通信端末6の表示部61に動作項目を選択可能に表示する。

0041

図2は、本実施の形態における学習機能付きリモコンの学習のために通信端末に表示される動作項目の例を示す図である。通信端末6の表示部61には、中継装置3が動作指令Coを伝送する給湯器1を特定する情報(例えば給湯器1の機種名、機種番号等)および当該給湯器1に対応する複数の動作項目(学習機能付きリモコン5による遠隔操作が許容される項目)が表示される。

0042

図2には、風呂への自動湯張り機能および床暖房機能を備えた給湯器1を例示しており、その動作項目の例として、「ふろ自動ON」、「ふろ自動OFF」、「追いだきON」、「追いだきOFF」、「床暖房1ON」、「床暖房1OFF」等といった動作項目が示されている。給湯器1に対応する動作項目は、これらに限られず、例えば、給湯温度設定変更(上昇および下降)動作、運転状態の情報を取得する運転状態確認動作等、各種の動作が含まれ得る。

0043

さらに、通信端末6の表示部61には、動作項目ごとに学習信号Slを送信する契機となる仮想の学習実行ボタンコマンド送信ボタン)62が表示される。通信端末6の表示部61は、接触入力操作が可能なタッチパネルとして構成されており、仮想のコマンド送信ボタン62を接触入力操作することにより、対応する動作の学習信号Sl(学習機能付きリモコン5の記憶部50に記憶させるべき操作信号)が中継装置3の学習信号送信部31から送信される。その後の学習機能付きリモコン5における学習態様(操作信号の記憶態様)は、上述した設備機器7(以下、所定の設備機器である給湯器1に対してその他の設備機器と称する)における態様と同様である。

0044

図3は、本実施の形態における学習機能付きリモコンを用いた給湯器操作のために通信端末に表示される動作項目の例を示す図である。図3には、図2に示す動作項目のうち、上から4つの動作項目、すなわち、「ふろ自動ON」、「ふろ自動OFF」、「追いだきON」、「追いだきOFF」についての各操作信号が学習機能付きリモコン5の複数の操作信号Soとして割り当てられた場合を例示している。

0045

この場合、例えば、ID:001に「ふろ自動ON」に対応する操作信号Soが割り当てられ、ID:002に「ふろ自動OFF」に対応する操作信号Soが割り当てられ、ID:003に「追いだきON」に対応する操作信号Soが割り当てられ、ID:004に「追いだきOFF」に対応する操作信号Soが割り当てられる。なお、図3においては、操作可能な動作項目(対応する操作信号SoがIDに割り当てられた動作項目)として、給湯器1の動作項目のみが表示部61に表示される例を示している。しかし、その他の設備機器7における一または複数の動作項目も同様に表示部61に表示可能である。

0046

通信端末6の表示部61には、リモコン用アプリの動作に基づいて、学習機能付きリモコン5のIDに操作信号Soが割り当てられた給湯器1の動作項目が表示される。さらに、表示部61には、各動作項目に応じた操作信号Soを送信する契機となる仮想の操作実行ボタン63が表示される。仮想の操作実行ボタン63を接触入力操作することにより、対応する動作項目のIDが読み出され、当該IDに割り当てられた操作信号Soが学習機能付きリモコン5の操作信号送信部52から送信される。中継装置3の操作信号受信部32がこの操作信号Soを受信した場合、中継装置3は、対応する動作指令Coを、機器側中継装置2を介して給湯器1に伝送する。

0047

上記構成によれば、学習機能付きリモコン5への学習信号Slを送信する学習信号送信部31と、学習機能付きリモコン5からの操作信号Soを受信する操作信号受信部32とを備えた中継装置3が、所定の設備機器である給湯器1とは別の場所に配置可能に構成される。中継装置3が学習信号Slを学習機能付きリモコン5へ送信することにより、給湯器1の所定の動作を実行する契機となる操作信号Soが、学習機能付きリモコン5の記憶部50に記憶される。また、学習機能付きリモコン5に記憶された操作信号Soを中継装置3に送信することにより、中継装置3が給湯器1に対応する動作を実行するための動作指令Coを給湯器1に伝送する。

0048

これにより、給湯器1の配置場所に拘わらず、学習機能付きリモコン5との送受信可能範囲に学習信号送信部31および操作信号受信部32を配置することができる。したがって、学習機能付きリモコン5からの操作信号Soが届き難い位置に配置された設備機器(給湯器1)に対しても学習機能付きリモコン5で遠隔操作することができる。

0049

さらに、本実施の形態によれば、中継装置3の動作項目記憶部30に給湯器1の所定の動作に関する動作項目がウェブブラウザを用いて閲覧および選択操作可能な表現形式で記憶される。中継装置3は、ウェブブラウザに基づくウェブページを表示部61に表示可能に構成される通信端末6と無線通信することにより、通信端末6の表示部61において動作項目を閲覧可能になる。したがって、中継装置3が動作項目を表示可能な表示部を有していない、または表示能力の低い表示部しか有していなくても通信端末6を介して動作項目の設定を容易に行うことができる。

0050

また、本実施の形態によれば、学習機能付きリモコン5への操作信号Soの学習と、学習機能付きリモコン5を用いた操作(操作信号Soの送信)とを、共通の通信端末6を用いて行うことができる。これにより、図2および図3に示すように、通信端末6の表示部61に表示されるウェブブラウザ上で動作するアプリケーション(リモコン用アプリ)を共通化することができる。

0051

したがって、通信端末6を用いて複数の設備機器(給湯器1、その他の設備機器7,9)の遠隔操作を実現するために共通する1つのアプリケーションを起動させるだけで、複数の設備機器の動作項目を学習機能付きリモコン5に学習させることができる。さらに、1つのアプリケーションを用いて複数の設備機器を1つの学習機能付きリモコン5で遠隔操作することができる。これにより、ユーザの手間または操作の複雑化を防止することができる。

0052

本実施の形態において、中継装置3および機器側中継装置2間の通信は、所定の通信規格に基づいた電文通信プロトコル)によって行われる。所定の通信規格は、例えばECHONET Lite(登録商標規格等が用いられる。このために、機器側中継装置2および中継装置3の機器通信部33は、所定の通信規格に基づいた通信を実行可能に構成される。

0053

動作項目記憶部30は、給湯器1に対応する複数の動作項目のそれぞれに対応した複数の動作指令Coを、当該動作項目に対応付けて記憶する。複数の動作指令Coは、所定の通信規格に基づいて送信可能な電文により構成される。機器通信部33は、操作信号受信部32が操作信号Soを受信した場合、対応する動作指令Coとして、上記通信規格に基づいた動作指令Coを機器側中継装置2に伝送する。

0054

これによれば、中継装置3と機器側中継装置2との間で所定の通信規格に基づいた通信を実行することができる。このため、中継装置3は、同じ通信規格に基づく通信が可能な設備機器9に対しても学習機能付きリモコン5からの操作信号Soに基づく動作指令Coを伝送することができる。したがって、中継装置3をハブとして所定の通信規格に対応した複数の設備機器(給湯器1およびその他の設備機器9)を、1つの学習機能付きリモコン5で操作可能に構成することができる。

0055

なお、図1において所定の通信規格に基づく通信が可能な2つの設備機器(その他の設備機器)9が示されているが、このようなその他の設備機器9は、1つでも3つ以上でもよい。なお、このような一または複数の設備機器9は、給湯器1を中心とする設備機器システムとしては存在していなくてもよい。

0056

(他の実施の形態)
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更できる。

0057

例えば、上記実施の形態における機器側中継装置2は、給湯器1のコントローラと通信接続された構成であれば、独立した装置として構成されてもよいし、給湯器1が給湯器本体と給湯器本体を遠隔操作するための専用リモコン(図示せず)とを備えた構成においては、その専用リモコンに設けられていてもよい。

0058

なお、専用リモコンは、学習機能付きリモコン5からの操作信号Soの受信可能範囲外となる位置(リビングルームの外等)に配置される場合が多い。したがって、このような場合でも中継装置3をリビングルーム内に設置することにより、学習機能付きリモコン5による遠隔操作を容易に実現することができる。ただし、専用リモコンがリビングルーム内等の学習機能付きリモコン5からの操作信号Soの受信可能範囲内となる位置に配置される場合には、専用リモコンが学習信号送信部31および操作信号受信部32を備えた中継装置3として構成されてもよい。

0059

また、所定の設備機器として、給湯器1を例に挙げたが、これに限られない。例えば、本発明は、住宅設備機器である給湯器を備えた住宅設備機器システムだけでなく業務用の設備機器である業務用浴場システムにも適用可能である。また、設備機器システムは、無線LANルータ4の代わりに、中継装置3と有線LAN接続されるルータを備えていてもよい。

0060

また、上記実施の形態において、中継装置3と学習機能付きリモコン5との間で送受信される信号は、赤外線または可視光線等の無線光通信のための光線による信号である態様を例示したが、これに代えて、電波等を用いた信号でもよい。また、中継装置3の機器通信部33と通信端末6との間の通信(給湯器1の動作項目の情報を通信端末6の表示部61に表示させるための情報送信)として、無線LANルータ4を介さない態様(中継装置3がアクセスポイントとなる態様)を説明したが、中継装置3の機器通信部33と通信端末6との間の通信を、無線LANルータ4を介して行ってもよい。

0061

本発明は、学習機能付きリモコンからの操作信号が届き難い位置に配置された設備機器に対しても学習機能付きリモコンで遠隔操作するために有用である。

0062

1給湯器(所定の設備機器)
2機器側中継装置
3 中継装置
5学習機能付きリモコン
7,9 その他の設備機器(複数の設備機器)
30動作項目記憶部
31学習信号送信部
32 操作信号受信部
33 機器通信部
50 記憶部
51 学習信号受信部
52 操作信号送信部
53 通信部

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