図面 (/)

技術 現金処理装置

出願人 沖電気工業株式会社
発明者 野口恵一
出願日 2018年9月18日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-173382
公開日 2020年3月26日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-046804
状態 未査定
技術分野 紙幣の取り扱い
主要キーワード バラ状態 リセット対象 警告値 注意喚起レベル 有無表示 通知態様 一円硬貨 外シャッター
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現することが可能な現金処理装置を提供する。

解決手段

金種毎現金収納する収納部と、前記収納部の状態を表示する表示部と、前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定する、現金処理装置。

概要

背景

小売店スーパーマーケットなどの流通施設商業施設、また、銀行等の金融機関において、店内の現金を管理(例えば流通施設や商業施設の場合は、売上金入金し、釣銭準備金出金する)現金処理装置が設置されている。

通常、出金機能を有する現金処理装置では、現金を出金する前に補充取引により全ての金種収納してから使用する。これは、出金の際に有高不足により出金できない事象が発生しないようにするためである。

下記特許文献1には、表示操作部の待機画面に、各金種の有高を表示するとともに、入出金が適正に完了できない可能性のある金種については警告情報を表示する貨幣処理装置が開示されている。当該特許文献1では、収納された貨幣の有高が所定の下限警告値以上である場合、出金が適正に完了できない可能性のある金種として、警告情報が表示されることが記載されている。

概要

収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現することが可能な現金処理装置を提供する。金種毎に現金を収納する収納部と、前記収納部の状態を表示する表示部と、前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定する、現金処理装置。

目的

本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

金種毎現金収納する収納部と、前記収納部の状態を表示する表示部と、前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定する、現金処理装置

請求項2

前記制御部は、前記収納部の状態として、前記収納部に収納されている現金の枚数を管理し、前記エンド状態は、前記収納部に収納されている現金が0枚の状態であり、前記ニアエンド状態は、前記収納部に収納されている現金が、所定の閾値以下、かつ、0枚より多い状態である、請求項1に記載の現金処理装置。

請求項3

前記制御部は、前記現金処理装置の電源投入時に、前記エンド系の状態の表示有無を決定するための前記表示有無選択画面を表示する、請求項2に記載の現金処理装置。

請求項4

前記制御部は、前記現金処理装置の電源投入時にエンド状態の金種については、前記エンド系の状態表示有無の選択対象として前記表示有無選択画面に表示し、前記エンド状態の金種以外の金種については、前記エンド系の状態表示有りに決定する、請求項3に記載の現金処理装置。

請求項5

前記制御部は、前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、前記現金処理装置の電源投入後に補充取引が行われた金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の現金処理装置。

請求項6

前記制御部は、前記エンド系の状態表示有りに決定されている金種のうち、回収取引が行われた金種を、前記エンド系の状態表示無しに決定変更する、請求項5に記載の現金処理装置。

請求項7

前記制御部は、前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、料金授受取引で出金した金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更する、請求項2〜6のいずれか1項に記載の現金処理装置。

請求項8

前記制御部は、前記エンド状態または前記ニアエンド状態が発生した金種について状態表示を行うと共に、当該金種についての今後のエンド系表示有無を決定させる前記表示有無選択画面を表示する、請求項2に記載の現金処理装置。

請求項9

前記制御部は、前記エンド系の表示有無を、取引選択画面有高確認画面、または有高確認レシートに出力する、請求項2〜8のいずれか1項に記載の現金処理装置。

請求項10

前記制御部は、前記決定された金種毎のエンド系表示有無の決定は、前記現金処理装置の電源がOFFになるまで有効とする、請求項2〜9のいずれか1項に記載の現金処理装置。

請求項11

前記制御部は、前記金種毎のエンド系表示有無の決定を、設定取引において設定する、請求項2に記載の現金処理装置。

請求項12

前記制御部は、前記設定取引にて設定された金種毎のエンド系表示有無の決定は、前記設定取引により設定変更されるまで有効とする、請求項11に記載の現金処理装置。

請求項13

前記制御部は、前記エンド系の状態表示有りの金種について、状態表示の際の通知態様を決定するための通知態様選択画面を表示する、請求項2〜12のいずれか1項に記載の現金処理装置。

請求項14

前記制御部は、前記金種毎のエンド系表示有無の決定タイミングを操作履歴として保存する、請求項2〜13のいずれか1項に記載の現金処理装置。

技術分野

0001

本発明は、現金処理装置に関する。

背景技術

0002

小売店スーパーマーケットなどの流通施設商業施設、また、銀行等の金融機関において、店内の現金を管理(例えば流通施設や商業施設の場合は、売上金入金し、釣銭準備金出金する)現金処理装置が設置されている。

0003

通常、出金機能を有する現金処理装置では、現金を出金する前に補充取引により全ての金種収納してから使用する。これは、出金の際に有高不足により出金できない事象が発生しないようにするためである。

0004

下記特許文献1には、表示操作部の待機画面に、各金種の有高を表示するとともに、入出金が適正に完了できない可能性のある金種については警告情報を表示する貨幣処理装置が開示されている。当該特許文献1では、収納された貨幣の有高が所定の下限警告値以上である場合、出金が適正に完了できない可能性のある金種として、警告情報が表示されることが記載されている。

先行技術

0005

特開2015−95108号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、現金処理装置の運用形態によっては、必ずしも全ての金種を現金処理装置に収納しておく必要がない場合がある。例えば釣銭として出金しない金種については、現金処理装置に収納しておかなくても問題がない。このような運用の際、本来は不要である収納する必要のない金種の収納庫状態が表示されると、利用者にとって煩わしく、また、補充取引の必要性の考慮に時間が取られることとなる。

0007

そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現することが可能な現金処理装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、金種毎に現金を収納する収納部と、前記収納部の状態を表示する表示部と、前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定する、現金処理装置が提供される。

0009

前記制御部は、前記収納部の状態として、前記収納部に収納されている現金の枚数を管理し、前記エンド状態は、前記収納部に収納されている現金が0枚の状態であり、前記ニアエンド状態は、前記収納部に収納されている現金が、所定の閾値以下、かつ、0枚より多い状態であってもよい。

0010

前記制御部は、前記現金処理装置の電源投入時に、前記エンド系の状態の表示有無を決定するための前記表示有無選択画面を表示してもよい。

0011

前記制御部は、前記現金処理装置の電源投入時にエンド状態の金種については、前記エンド系の状態表示有無の選択対象として前記表示有無選択画面に表示し、前記エンド状態の金種以外の金種については、前記エンド系の状態表示有りに決定してもよい。

0012

前記制御部は、前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、前記現金処理装置の電源投入後に補充取引が行われた金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更してもよい。

0013

前記制御部は、前記エンド系の状態表示有りに決定されている金種のうち、回収取引が行われた金種を、前記エンド系の状態表示無しに決定変更してもよい。

0014

前記制御部は、前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、料金授受取引で出金した金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更してもよい。

0015

前記制御部は、前記エンド状態または前記ニアエンド状態が発生した金種について状態表示を行うと共に、当該金種についての今後のエンド系表示有無を決定させる前記表示有無選択画面を表示してもよい。

0016

前記制御部は、前記エンド系の表示有無を、取引選択画面、有高確認画面、または有高確認レシートに出力してもよい。

0017

前記制御部は、前記決定された金種毎のエンド系表示有無の決定は、前記現金処理装置の電源がOFFになるまで有効としてもよい。

0018

前記制御部は、前記金種毎のエンド系表示有無の決定を、設定取引において設定してもよい。

0019

前記制御部は、前記設定取引にて設定された金種毎のエンド系表示有無の決定は、前記設定取引により設定変更されるまで有効としてもよい。

0020

前記制御部は、前記エンド系の状態表示有りの金種について、状態表示の際の通知態様を決定するための通知態様選択画面を表示してもよい。

0021

前記制御部は、前記金種毎のエンド系表示有無の決定タイミングを操作履歴として保存してもよい。

発明の効果

0022

以上説明した本発明によれば、収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現することが可能となる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の実施形態に係る現金処理装置の概略構成について説明する。
本発明の第1の実施例による表示有無選択画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施例による動作処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の第6の実施例によるエンド系表示有無の決定操作画面の一例を示す図である。
本発明の第7の実施例による待機画面にエンド系状態の表示有無を表示する場合の一例について説明する図である。
本発明の第7の実施例による有高確認画面にエンド系状態の表示有無を表示する場合の一例について説明する図である。
本発明の第7の実施例による有高照会レシートにエンド系状態の表示有無が印字される場合の一例について説明する図である。
本発明の第8の実施例による「設定画面」からのエンド系状態表示有無の設定について説明する図である。
本発明の第8の実施例によるエンド系状態表示「有」における「警告」について説明する図である。

実施例

0024

以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。

0025

また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。

0026

<0.導入>
本発明の実施形態は、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。本実施形態による現金処理装置は、例えば、レジで用いられる釣銭準備金として紙幣および硬貨を出金する釣銭出金、およびレジから回収された紙幣および硬貨を入金する売上入金などの処理を実行可能である。以下、このような本発明の実施形態による現金処理装置の構成および動作について順次詳細に説明する。

0027

<1.現金処理装置の構成例>
図1を参照して、本発明の実施形態に係る現金処理装置100の概略構成について説明する。図1に示したように、本発明の実施形態による現金処理装置100は、本体100aおよびアダプタ100bを有する。本体100aとアダプタ100bとは有線または無線で接続されている。

0028

本体100aは、紙幣投入口101と、紙幣搬送部104と、紙幣鑑別部105と、万券カセット107と、五千券カセット109と、千券カセット111と、紙幣回収カセット113と、硬貨投入口117と、硬貨搬送部118と、硬貨鑑別部119と、硬貨収納庫123と、硬貨リジェクト部127と、硬貨出金箱129と、操作表示部133と、を備える。紙幣部には紙幣扉が設けられており、紙幣扉が開いている場合に紙幣部の内部への操作が可能となる。同様に、硬貨部には硬貨扉が設けられており、硬貨扉が開いている場合に硬貨部の内部への操作が可能となる。

0029

紙幣投入口101は、現金処理装置100に入金される紙幣が投入される投入口である。また、紙幣投入口101は、紙幣の出金口でもあり、例えば釣銭である紙幣が紙幣投入口101から出金される。また、入金時に紙幣鑑別部105により正常ではないとしてリジェクトされた紙幣が紙幣投入口101から出金される。紙幣投入口101は、シャッター機構を有し、現金投入時または受取時にシャッターは開き、投入時または受取時以外シャッターは閉じている。また、紙幣投入口101には紙幣センサが設けられ、紙幣センサは、紙幣投入口101における紙幣の有無を検知する紙幣投入検知部として機能する。

0030

紙幣搬送部104は、現金処理装置100内で紙幣を搬送する。例えば、紙幣搬送部104は、紙幣投入口101に投入された紙幣を分離し、分離した紙幣を搬送路に繰り出す。さらに、紙幣搬送部104は、紙幣を紙幣鑑別部105に搬送し、紙幣鑑別部105での鑑別結果に応じた搬送先に紙幣を搬送する。また、紙幣搬送部104は、紙幣カセットから紙幣を繰出し、繰出された紙幣を紙幣投入口101に搬送する。

0031

紙幣鑑別部105は、投入された紙幣が正常な紙幣であるか否かを各種センサによって鑑別する。

0032

万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111は、それぞれ万券、五千券、および千券の紙幣を収納する現金収納部である。具体的には、万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111(各紙幣カセット)には、バラ状態の各種紙幣が釣銭準備金として収納される。また、各紙幣カセットには、売上として入金され、紙幣鑑別部105で正常と鑑別された各種紙幣が収納される。さらに、釣銭出金時には、各紙幣カセットから各種紙幣が出金される。

0033

紙幣回収カセット113は、紙幣リジェクト部114および紙幣回収部115を備える。紙幣リジェクト部114には、紙幣鑑別部105によって正常な紙幣ではないと鑑別された紙幣、すなわちリジェクトされた紙幣が集積される。具体的には、紙幣リジェクト部114には、紙幣投入口101から紙幣カセットへ紙幣を搬送する際、または紙幣カセットから紙幣投入口101または紙幣回収部115に紙幣を搬送する際にリジェクトされた紙幣などが集積される。また、紙幣リジェクト部114には、循環使用しない金種の紙幣(例えば、二千券)等が収納されてもよい。

0034

紙幣回収部115は、売上回収のためのカセットである。具体的には、紙幣回収部115には、精算集計時に、各紙幣カセットから移動された紙幣が売上金として収納される。

0035

硬貨投入口117は、現金入金口の一例であり、硬貨が投入される開口である。硬貨搬送部118は、硬貨投入口117に投入された硬貨を搬送する。また、硬貨搬送部118は、硬貨収納庫123から繰り出された硬貨を硬貨出金箱129に搬送する。硬貨鑑別部119は、投入された硬貨が正常な硬貨であるか否かを各種センサによって鑑別する。

0036

硬貨収納庫123には、硬貨投入口117に投入された各種硬貨(五百円硬貨、百円硬貨、五十円硬貨、十円硬貨、五円硬貨、一円硬貨)が収納されており、釣銭出金時または売上回収時には硬貨収納庫123から各種硬貨が繰り出される。

0037

硬貨リジェクト部127には、硬貨鑑別部119によって正常な硬貨ではないと鑑別された硬貨、すなわちリジェクトされた硬貨が収納される。具体的には、硬貨リジェクト部127には、硬貨投入口117から硬貨収納庫123へ硬貨を搬送する際、または硬貨収納庫123から硬貨出金箱129に硬貨を搬送する際にリジェクトされた硬貨などが収納される。

0038

硬貨出金箱129は、釣銭出金時または売上回収時に硬貨を出金するための硬貨出金口である。具体的には、硬貨出金箱129には、釣銭出金時または売上回収時に、硬貨収納庫123から硬貨が搬送される。

0039

操作表示部133は、各種画面を表示する表示部としての機能を有する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作表示部133は、操作者による操作を検出する操作部としての機能も有する。操作部としての機能は、例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作部の機能は分離して構成されてもよい。

0040

アダプタ100bは、図1に示したように、操作指示部150および制御部160を有する。

0041

操作指示部150は、操作者による操作を検出する操作部としての機能、および各種画面を表示する表示部としての機能を包含する。操作者は、例えば操作指示部150を操作することにより、現金処理装置100に所望の取引を実行させることが可能である。なお、操作指示部150は、表示機能も有するタッチパネルであってもよい。

0042

制御部160は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラム演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、データ等を記憶する記憶装置などのデータ格納用記憶装置等で構成される。

0043

この制御部160は、現金処理装置100の動作全般を制御する。例えば、制御部160は、各紙幣カセットおよび硬貨収納庫123に収納されている現金の枚数を管理する。また、制御部160は、操作表示部133および操作指示部150に表示される画面を制御する。

0044

また、制御部160は、紙幣カセットや硬貨収納庫123に収納されている現金の状態(収納庫状態)について操作表示部133に表示する制御(状態表示制御)を行う。

0045

なお、図1においては制御部160を含むアダプタ100bが本体100aと分離構成される例を示したが、アダプタ100bの機能および本体100aの機能は一体的に構成されてもよい。また、本体100aに制御部を設け、アダプタ100bの制御部160と連携して現金処理装置100の動作を制御してもよい。本体100aの制御部は、本体100aの動作を制御し、例えば、紙幣投入口101のシャッターの開閉や紙幣の搬送動作等を制御する。

0046

<2.現金処理装置が行う各種取引>
制御部160は、操作者が所望の処理を選択するための取引選択画面を操作表示部133または操作指示部150に表示させ、取引選択画面において操作者により選択された取引を制御する。

0047

制御部160の制御により実現される各取引には、料金授受(入金)取引、補充取引、有高確認取引、回収取引、および設定取引がある。取引選択画面には、「料金授受」ボタン、「補充」ボタン、「有高確認」ボタン、「回収」ボタン、および「設定ボタン」が含まれ、利用者により選択された取引が実現される。以下、制御部160の制御により実現される各取引の概要を説明する。

0048

「料金授受」ボタンが選択された場合、制御部160は、料金授受(入金)取引を制御する。料金授受取引では、売上金額が入力され、入力された売上金額以上の金額の現金が現金処理装置100に投入されると、制御部160は、(投入された現金の金額−売上金額)に相当する現金を釣銭として紙幣投入口101または硬貨出金箱129に出金させる。釣銭の出金は、紙幣投入口101に投入された紙幣が紙幣カセットに収納され、硬貨投入口117に投入された硬貨が硬貨収納庫123に収納された後に行われる。

0049

「補充」ボタンが選択された場合、制御部160は、補充取引を制御する。補充取引は、現金処理装置100に現金を補充するための取引である。補充取引では、紙幣が紙幣投入口101に投入され、硬貨が硬貨投入口117に投入され、紙幣が紙幣カセットに収納され、硬貨が硬貨収納庫123に収納される。現金の投入前に、操作表示部133または操作指示部150が補充金額入力画面を表示してもよい。

0050

「有高確認」ボタンが選択された場合、制御部160は、有高確認取引を制御する。有高確認取引では、操作表示部133または操作指示部150に、現金処理装置100に収納されている紙幣および硬貨の有高が表示される。具体的には、金種毎に有高が表示される。

0051

「回収」ボタンが選択された場合、制御部160は、回収取引を制御する。回収取引は、現金処理装置100から売上金を回収するための取引である。回収取引では、各紙幣カセットから紙幣が紙幣回収部115に移動して収納され、硬貨収納庫123から硬貨が硬貨出金箱129に移動して収納される。

0052

「設定」ボタンが選択された場合、制御部160は、設定取引を制御する。設定取引は、現金処理装置100の動作パラメータを設定するための取引である。例えば、制御部160は、利用者の操作に従って、次に説明する収納庫の状態表示におけるニアフル枚数の閾値や、ニアエンド枚数の閾値を設定登録する。

0053

<3.収納庫の状態表示>
制御部160は、収納庫に収納された現金の枚数を管理し、その状態(収納庫状態)を、操作表示部133または操作指示部150の表示面や、現金処理装置100に設けられたLED(Light Emitting Diode)等の発光部により利用者に提示することが可能である。

0054

管理される収納庫の状態は、金種別の収納庫毎の収納枚数に応じて以下のように決定される。なお各閾値は、金種毎に変更可能である。
・フル状態;フル枚数として設定された閾値以上の状態。フル枚数の閾値は、例えば最大集積可能枚数等、構造上決定されるものであってもよく、装置側で予め設定される。
ニアフル状態ニアフルとして設定された枚数以上、かつ、フル枚数未満の状態。ニアフル枚数の閾値は、利用者が設定により指定することが可能である。
・ニアエンド状態;ニアエンドとして設定された枚数以下、かつ、0枚より多い状態。ニアエンド枚数の閾値は、利用者が設定により指定することが可能である。
・エンド状態;0枚の状態。

0055

<4.課題の整理>
収納庫の状態表示制御において、常に全ての金種について状態表示が行われることは煩わしい場合がある。例えば、現金処理装置の運用形態によっては、必ずしも全ての金種を現金処理装置に収納しておく必要がない場合がある。具体的には、例えば釣銭として出金しない金種(例えば、万券、二千券、五円硬貨、一円硬貨)については、現金処理装置に収納しておかなくても問題がないため、このような運用の際に本来は不要である収納する必要のない金種の収納庫状態が表示されると、利用者にとって煩わしいものとなる。また、補充取引の必要性の考慮に時間が取られることにもなる。

0056

本発明の実施形態は、上記事情を一着眼点にして創作された発明であり、本発明の実施形態による現金処理装置は、収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現することを可能とする。

0057

<5.現金処理装置の動作>
本実施形態による現金処理装置100の動作において、制御部160は、表示有無選択画面からの利用者による操作、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて、収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現させる。以下、本実施形態の動作について、複数の実施例を用いて具体的に説明する。

0058

(3−1.第1の実施例)
制御部160は、現金処理装置100の電源投入時に、操作表示部133または操作指示部150に、「表示有無選択画面」を表示し、金種毎に、エンド系(本明細書では、エンド状態およびニアエンド状態を含めて「エンド系」と称す)の状態表示の有無を利用者に決定させる。

0059

図2に、本実施例による表示有無選択画面の一例を示す。図2に示すように、表示有無選択画面20には、「エンド、ニアエンドの通知有無を選択してください」という文言と共に、金種毎に、状態表示の有無を決定する「有」ボタン、「無」ボタンが表示されている。制御部160は、利用者の操作に従って、各金種の状態表示有無を決定する。図2に示す例では、例えば、万券、五円硬貨、および、一円硬貨が、釣銭として出金しない金種であるため、状態表示「無」に決定されている。

0060

ここで決定された表示有無は、現金処理装置100の電源がOFFされるまで継続して有効とされる。すなわち、制御部160は、決定された表示有無の情報を、例えば電源がOFFされるとデータが消える記憶領域(RAMなど)に記憶するようにしてもよいし、電源がON/OFFされたときに、当該決定された表示有無の情報をリセット初期化)するようにしてもよい。

0061

作用効果
第1の実施例によれば、現金処理装置100の電源投入時(使用開始時)に、釣銭として使用しない金種のエンド、ニアエンドの状態表示を行わないよう利用者が任意に決定することができる。これにより、不要なエンド系の状態表示(利用者への通知など)が視界に入る煩わしさの解消と、「補充取引」の必要性の考慮およびその実行の手間を省くことにより、業務効率化を実現することができる。

0062

(3−2.第2の実施例)
上述した第1の実施例では、電源投入時に、全ての金種について、「表示有無選択画面」からエンド系の状態表示有無を選択しているが、第2の実施例では、電源投入時における各金種の状態に応じて、釣銭として使用しない可能性のある金種のみ、「表示有無選択画面」で選択対象とすることで、さらに業務効率化を図る。

0063

現金処理装置100の電源投入は、その日の営業時間前など、一日の利用を開始するタイミング等で行われることが想定されるが、この場合、釣銭として使用する金種は予め補充されている(前営業日など、使用中において常にエンドにならないよう補充されている)ことが想定される。したがって、電源投入時にエンドでない金種は釣銭として使用することが見込まれ、一方、エンドの金種は釣銭として使用しないことが予想される。

0064

そこで、制御部160は、電源投入時にエンドであった金種のみ(すなわち、釣銭として使用しないため状態表示が不要と思われる金種のみ)を、エンド系状態表示の有無を選択する「表示有無選択画面」において利用者の選択対象とする。この場合、制御部160は、選択対象以外の金種(すなわち、釣銭として使用することが見込まれるため状態表示が必要となる金種)については、無条件にエンド系の表示を行うよう制御する。なお、制御部160は、「表示有無選択画面」において、選択対象以外の金種は非表示としてもよいし、または、グレーアウト等の表示態様により、選択できないこと(若しくは表示「有」から変更できないこと)を明示するよう表示制御してもよい。

0065

(作用効果)
第2の実施例により、釣銭として使用する可能性の高い金種のエンド系表示有無選択の手間を省くことができ、さらに業務効率化が図れる。

0066

(3−3.第3の実施例)
続いて、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて、状態表示の有無を自動で決定する場合について説明する。

0067

制御部160は、現金処理装置100の電源が投入された後に、補充取引が行われた金種のみを、エンド系の状態表示の対象に決定し、それ以外の金種については、エンド系の状態表示は行わない。補充取引が複数回に分けて行われた場合、新たな金種を補充する度に、エンド系表示対象の金種が増えることとなる。

0068

現金処理装置100の電源投入は、その日の営業時間前など、一日の利用を開始するタイミング等で行われることが想定され、また、一日の終わりには、売上金等として回収されるため、各金種がエンド状態になっていることが想定される。こまめに回収せずに現金処理装置100を金庫代わりに運用しているような場合は、現金処理装置100に現金が残されたまま翌営業日を迎えることもあるが、本実施例では、電源OFFを行う前に売上金等の回収をして各金種がエンド状態になっている場合を想定する。

0069

この場合、利用者は、現金処理装置100の電源投入後に、釣銭として使用する現金を補充取引により補充する作業を行う。これにより、電源投入後に補充された金種は釣銭として使用し、補充されない金種は釣銭として使用しないものとみなすことができる。

0070

電源投入後における金種毎の「補充」取引の有無に基づいて制御部160が決定した各金種の表示有無は、現金処理装置100の電源がOFFされるまで継続して有効とされる。

0071

以下、このような第3の実施例について、図3を参照して動作処理を説明する。

0072

図3は、第3の実施例による動作処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0073

図3に示すように、まず、現金処理装置100の電源が投入され(ステップS103)、補充取引が行われた場合(ステップS106/Yes)、制御部160は、補充された金種のエンド系表示を「有」に決定する(ステップS109)。

0074

次に、紙幣収納カセットのエンドまたはニアエンドの状態が検知された場合(ステップS112/Yes)、制御部160は、検知された金種のエンド系表示が「有」に設定されているか否かを確認する(ステップS115)。

0075

次いで、エンド系表示が「有」に設定されている場合(ステップS115/Yes)、制御部160は、当該金種について、エンドまたはニアエンドが検知されたことを表示するよう制御する(ステップS118)。

0076

そして、以上説明したステップS106〜S118の処理を、現金処理装置100の電源がOFFされるまで繰り返す(ステップS121)。

0077

(作用効果)
第3の実施例によれば、現金処理装置100自身が、釣銭として使用されている金種を判別し、エンド系の状態表示有無を決定することができるため、利用者の決定操作が不要となり、さらなる業務改善が図れる。

0078

(3−4.第4の実施例)
上述した第3の実施例では、「補充」取引があった場合にエンド系の状態表示「有」とした決定内容については、現金処理装置100の電源がOFFにならない限り変更されないが、第4の実施例では、さらに、「回収」取引の有無に応じて、その金種のエンド系の状態表示有無を変更することを可能とする。

0079

制御部160は、エンド系の状態表示「有」に決定した金種のうち、「回収」取引によりエンドが検出された金種については、その検出の時点で、エンド系の状態表示「無」に戻す決定を行う。「回収」取引によりエンドとなった金種は、釣銭として使用しないものとみなし、エンド系の状態表示は不要となるためである。なお、その後、その金種について再び補充取引が行われた場合は、再度、エンド系の状態表示「有」に決定する(すなわち、エンド系の状態表示の対象とする)。

0080

電源投入後における金種毎の「補充」取引および「回収」取引の有無に基づいて制御部160が決定した各金種の表示有無は、現金処理装置100の電源がOFFされるまで継続して有効とされる。

0081

(作用効果)
以上により、第4の実施例によれば、現金処理装置100の運用が24時間通電の場合においても、電源OFFすることなく、エンド系表示有無を変更することが可能となる。

0082

(3−5.第5実施例)
次いで、電源投入後における金種毎の「料金授受」取引で出金された金種のみ、状態表示の対象とする場合について説明する。

0083

制御部160は、現金処理装置100の電源が投入された後に、「料金授受」取引で出金された金種のみを、エンド系の状態表示の対象に決定し、それ以外の金種については、エンド系の状態表示は行わない。「料金授受」取引で出金された金種は、釣銭として使用されているものとみなし、エンド系の状態表示が必要となるためである。一方、「料金授受」取引で出金されない金種は、釣銭として使用されていないため、エンド系の状態表示は不要と判断する。

0084

電源投入後における金種毎の「料金授受」取引に基づいて制御部160が決定した各金種の表示有無は、現金処理装置100の電源がOFFされるまで継続して有効とされる。

0085

(作用効果)
第5の実施例によれば、現金処理装置100自身が、釣銭として使用されている金種を判別し、エンド系の状態表示有無を決定することができるため、利用者の決定操作が不要となり、さらなる業務改善が図れる。

0086

(3−6.第6の実施例)
制御部160は、現金処理装置100の電源投入後、金種毎に、最初にエンドまたはニアエンドが発生した際に、その金種の今後のエンド系表示有無について利用者に決定させるようにしてもよい。本実施例では、現金処理装置100の電源投入の段階では全ての金種がエンド系表示有無の対象とされる。

0087

図4は、本実施例によるエンド系表示有無の決定操作画面の一例を示す図である。図4左の画面22に示すように、例えば100円硬貨についてニアエンドが発生した場合、ニアエンド状態の表示(通知)と共に、「今後も100円硬貨についてエンド系状態表示を行うか否かを指定してください」といった文言を表示する。画面22の「次へ」ボタンを利用者が選択すると、図4右の画面23が表示される。

0088

画面23では、今回エンド系表示有無の決定操作対象となる「100円硬貨」以外の金種については、グレーアウト表示により選択できないことが明示されている。なお、画面23の表示態様は一例であって、本実施例はこれに限定されない。例えば、今回エンド系表示有無の決定操作対象となる「100円硬貨」だけを表示し、他の金種については非表示にしてもよい。

0089

ここで制御部160が決定した各金種の表示有無は、現金処理装置100の電源がOFFされるまで継続して有効とされる。

0090

(作用効果)
以上により、電源投入時に全ての金種についてエンド系表示有無を判断することなく、金種毎にエンド系状態が発生した際に判断することで、業務効率化が実現される。

0091

(3−7.第7実施例)
制御部160は、エンド系状態の表示有無について、現金処理装置100の待機画面や、有高照会画面、または、有高照会レシート等で参照できるようにしてもよい。以下、図面を用いて具体例を説明する。

0092

図5は、本実施例による待機画面にエンド系状態の表示有無を表示する場合の一例について説明する図である。図5に示す待機画面25は、取引を選択する「取引選択画面」であり、ここに、エンド系状態表示有無表示251が表示される。図5に示す例では、万券、五円硬貨、および、一円硬貨については、現在、エンド系状態表示の対象外となっている(エンド系通知なし)ことが表示されている。なお、エンド系通知の「警告」とは、単にエンド系状態を表示する「表示」よりも注意喚起度が高い通知態様であり、例えば画面を点滅させたり、アラームを鳴らしたりして、エンド系状態が発生したことを利用者に通知する通知態様である。上述した各実施例では、エンド系状態の表示有無を金種毎に決定するまでを説明したが、その際に、さらに、エンド系通知の態様(表示/警告)を利用者が任意に、または制御部160が自動で決定することも可能である。

0093

図5に示す例では、エンド系状態表示有無の表示として、通知態様(表示/警告)まで表示しているが、本実施例はこれに限定されず、単にエンド系状態表示「有」の金種と、エンド系状態表示「無」の金種を表示するようにしてもよい。

0094

図6は、本実施例による有高確認画面にエンド系状態の表示有無を表示する場合の一例について説明する図である。図6に示す有高確認画面26は、「取引選択画面」において「有高確認」ボタンが利用者により選択された場合に表示され、金種毎の収納枚数が表示される。有高確認画面26では、各金種の有高表示欄毎に、文字色背景色アイコン等の表現により、エンド系状態の表示有無が表示される。例えば図6に示す例では、背景色が無しの金種(五千、一千、500、100、50、10)は、エンド系状態表示「有」であり、背景色が付いている金種(一万、二千、5、1、リジェクト庫)が、エンド系状態表示「無」である。

0095

また、制御部160は、エンド系状態表示「有」の金種について、さらに通知態様(表示/警告)を表示するようにしてもよい。例えば制御部160は、有高確認画面26の余白部分に、下記の表示を行ってもよい。
「エンド系通知あり(警告):一千、500、100、50、10
エンド系通知あり(表示):五千」

0096

図7は、本実施例による有高照会レシートにエンド系状態の表示有無が印字される場合の一例について説明する図である。図7に示す有高照会レシート27は、現金処理装置100のレシートプリンタ部(不図示)から排出される。レシートプリンタ部は、現金処理装置100によって行われた各処理の内容を示す情報が印字されたレシートを排出する。

0097

図7に示すように、有高照会レシート27には、「五千券、千券、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨」については、エンド系状態表示の対象となっていること(さらに、金種別の通知態様「警告/表示」)と、「万券、二千券、5円硬貨、1円硬貨」については、エンド系状態表示の対象外となっていることが印字されている。

0098

(作用効果)
第7の実施例によれば、エンド系状態の表示有無確認を容易にすることができる。

0099

(3−8.第8実施例)
現金処理装置100の「設定」取引により、エンド系表示有無を設定する場合について説明する。上述した各実施例では、現金処理装置100の電源がOFFされた際は、エンド系表示有無の決定は消滅(リセット)されるが、本実施例では、「設定」取引によりエンド系表示有無を設定することで、電源OFFされても有効にすることができる。

0100

また、本実施例では、エンド系状態の表示「有」と設定した際、さらに、その通知態様「警告/表示」も設定取引にて設定できるようにする。

0101

以下、図8を参照して具体的に説明する。図8は、第8の実施例による「設定画面」からのエンド系状態表示有無の設定について説明する図である。

0102

図8に示すように、まず、取引選択画面29Aに表示されている「設定」ボタンが利用者により選択されると、設定画面29Bが表示される。

0103

次いで、設定画面29Bに表示されている「エンド系通知設定」ボタンが利用者により選択されると、エンド/ニアエンド通知有無選択画面29Cが表示される。エンド/ニアエンド通知有無選択画面29Cでは、金種毎に、エンド系表示有無が選択される。

0104

次に、エンド/ニアエンド通知有無選択画面29Cに表示されている「次へ」ボタンが利用者により選択されると、エンド/ニアエンド通知方法選択画面29Dが表示される。エンド/ニアエンド通知方法選択画面29Dでは、金種毎に、エンド系表示を行う際の通知方法(通知態様)として、「警告」か「表示」を選択できる。なお、エンド/ニアエンド通知方法選択画面29Dでは、前画面においてエンド系表示「無」が選択された金種については、グレーアウト表示、または非表示とすることで、通知方法の選択は行えないようになっている。

0105

ここで、設定取引により設定した内容は、再度設定取引により変更しない限り、現金処理装置100の電源をOFFにしても有効となる。すなわち、設定取引により設定した内容は、電源をOFFしてもデータが消滅しない記憶領域に記憶される(若しくは、制御部160が、現金処理装置100の電源ON/OFF時におけるリセット対象としないようにする)。

0106

ここで、エンド系状態の表示における、「警告」表示の一例について、図9を参照して説明する。図9は、第8の実施例によるエンド系状態表示「有」における「警告」について説明する図である。

0107

図9に示す有高確認画面30では、金種毎の収納枚数が有高として表示されている。ここで、エンド系状態表示対象の金種についてエンド系状態が発生している場合、制御部160は、有高確認画面30に表示する「有高を確認してください」の文言表示301に星マークを付与したり、文言表示301を点滅(例えば文字色と背景色を反転させて交互に表示)させたり等して、注意喚起レベルが高い警告表示を実施する。また、制御部160は、有高確認画面30において、エンド系状態が発生している金種表示302の文字色を赤色等にして目立たせるよう表示制御する。

0108

なお、エンド系状態表示の通知態様が「表示」の場合は、文言表示301に星マークの付与や点滅を行わず、単に、「有高を確認してください」の文言の表示を行うようにしてもよい。なお、制御部160は、「表示」の場合も、エンド系状態が発生している金種表示302の文字色を赤色等にして目立たせるよう表示制御してもよい。

0109

(作用効果)
第8の実施例によれば、設定取引により設定した内容は、再度設定取引により変更しない限り、現金処理装置100の電源をOFFにしても有効なため、電源をON/OFFの度に、都度設定する手間を省き、業務を効率化することができる。

0110

<4.応用例>
制御部160は、エンド系状態の表示有無の決定タイミングを操作履歴として保存(記憶部に記憶)しておいてもよい。これにより、利用者がどのようなタイミングで対象金種のエンド系状態の表示有無を決定したかを追跡、特定することができる。例えば利用者が意図せずに間違えてエンド系状態の表示有無を決定してしまい、問い合わせがあった際に、管理者は、操作履歴に基づいてどのようなタイミングで間違った操作が行われてしまったか等、原因を探ることができる。

0111

また、上述した設定取引において、エンド系状態の表示有無の他、フル/ニアフルといったフル系状態の表示有無についても設定することが可能である。また、フル系状態の表示を「有」に設定した際、その通知態様「警告/表示」についても設定取引において設定することが可能である。これにより、現金処理装置100の運用に合った操作の誘導を行うことができる。

0112

また、上述した第1〜第8の実施例をそれぞれ組み合わせた実施例も実現可能である。

0113

<5.補足
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

0114

また、現金処理装置100に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した現金処理装置100の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。

0115

100現金処理装置
100a 本体
100bアダプタ
101紙幣投入口
104紙幣搬送部
105紙幣鑑別部
107万券カセット
109 五千券カセット
111 千券カセット
113紙幣回収カセット
114紙幣リジェクト部
115紙幣回収部
117硬貨投入口
118硬貨搬送部
119硬貨鑑別部
123硬貨収納庫
127 硬貨リジェクト部
129硬貨出金箱
133操作表示部
150操作指示部
160 制御部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ローレルバンクマシン株式会社の「 棒金収納装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】既に作製されている棒金を装置内部の棒金収納部に容易に装填することが可能な棒金収納装置を提供する。【解決手段】装置外部から投入された棒金Bを計数する計数装填部120と、計数装填部120によって計... 詳細

  • 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社の「 現金取扱装置及び現金取扱方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】現金が現金取扱口から抜き取られたことをより高い精度で検知できるようにする。【解決手段】現金取扱装置100において、使用者に対して現金を渡すための現金取扱口と、現金取扱口の内部の使用者に対して奥... 詳細

  • 沖電気工業株式会社の「 取引装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】金融システムに柔軟に対応して振込取引を行うことができるようにする。【解決手段】本発明の取引装置は、振込取引を行う取引装置において、顧客により入力された振込先を含む振込情報を受け付ける入力部と、... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ