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技術 ミスト発生装置

出願人 株式会社コロナ
発明者 鷲尾長櫻井敦史
出願日 2018年9月14日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-172309
公開日 2020年3月26日 (8ヶ月経過) 公開番号 2020-046084
状態 未査定
技術分野 加湿
主要キーワード 向仕切り板 方向仕切り板 下方周辺 下方周囲 防波板 各加熱ヒータ 水入れ 回転体周
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
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図面 (9)

課題

加熱ヒータによる輻射熱により回転体の変形を防止するミスト発生装置を提供する。

解決手段

回転体20と各加熱ヒータ11との間は、遮熱板15の一部である下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとで仕切られているので、加熱ヒータ制御手段93が故障する等して貯水タンク10内に水が存在しないクリーニングモード乾燥モード時に各加熱ヒータ11がOFF状態切り替わらず、各加熱ヒータ11から輻射熱が放射され続けても、下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとで回転体20への輻射熱の照射遮断することができるため、回転体20が各加熱ヒータ11の輻射熱の影響により高温となって変形することを防止することができる。

概要

背景

従来、この種のものでは、貯水タンクの水中にある加熱ヒータにより水温調節を可能とし、貯水タンク内の水を回転体で汲み上げて周囲に飛散させ衝突体破砕することでミストを発生させ、送風ファンにより器具本体内に取り込んだ空気が貯水タンクを通過し、ミストを含む加湿空気を室内に送風することで室内の加湿空気清浄を実施するものにおいて、貯水タンク内に水が存在しない状態で加熱ヒータがON状態のまま水面上に露出した場合、貯水タンクの側面に設置されたサーモスタットにより異常高温を検知して加熱ヒータを強制的にOFF状態切り替えることで、貯水タンク内での空焚き状態が長時間継続するのを阻止し、加熱ヒータ周辺にある部材が熱で損傷するのを防止可能としていた。(例えば、特許文献1)

概要

加熱ヒータによる輻射熱により回転体の変形を防止するミスト発生装置を提供する。 回転体20と各加熱ヒータ11との間は、遮熱板15の一部である下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとで仕切られているので、加熱ヒータ制御手段93が故障する等して貯水タンク10内に水が存在しないクリーニングモード乾燥モード時に各加熱ヒータ11がOFF状態に切り替わらず、各加熱ヒータ11から輻射熱が放射され続けても、下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとで回転体20への輻射熱の照射遮断することができるため、回転体20が各加熱ヒータ11の輻射熱の影響により高温となって変形することを防止することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

器具本体内にあり水を貯水する貯水タンクと、当該貯水タンク内の水を加熱する加熱ヒータと、当該貯水タンクの水中に下端水没し回転により水を汲み上げる回転体と、当該回転体を回転駆動させるミストモータと、前記回転体の回転により周囲に飛散した水を破砕してミストを発生させる衝突体と、前記回転体により発生したミストを含む加湿空気送風口から送風する送風ファンと、を備え、前記加熱ヒータと前記回転体との間に前記加熱ヒータから伝わる輻射熱遮断する遮熱手段を設置したことを特徴とするミスト発生装置

請求項2

前記加熱ヒータは前記回転体の周囲下方に位置し、前記遮熱手段は、前記加熱ヒータと前記回転体の下方との間を仕切下方仕切り板と、当該下方仕切り板の周囲に位置し前記加熱ヒータと前記回転体の周囲との間を仕切る側面方向仕切り板とを有した構成であることを特徴とする請求項1記載のミスト発生装置。

請求項3

前記側面方向仕切り板の周囲には、前記加熱ヒータと前記回転体の下方との間を仕切る上方仕切り板を設置したことを特徴とする請求項2に記載のミスト発生装置。

請求項4

前記下方仕切り板には、前記回転体と対向する位置から離れた箇所に貫通穴を形成したことを特徴とする請求項2または3記載のミスト発生装置。

技術分野

0001

この発明は、ミストを含む加湿空気を室内へ供給するミスト発生装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種のものでは、貯水タンクの水中にある加熱ヒータにより水温調節を可能とし、貯水タンク内の水を回転体で汲み上げて周囲に飛散させ衝突体破砕することでミストを発生させ、送風ファンにより器具本体内に取り込んだ空気が貯水タンクを通過し、ミストを含む加湿空気を室内に送風することで室内の加湿空気清浄を実施するものにおいて、貯水タンク内に水が存在しない状態で加熱ヒータがON状態のまま水面上に露出した場合、貯水タンクの側面に設置されたサーモスタットにより異常高温を検知して加熱ヒータを強制的にOFF状態切り替えることで、貯水タンク内での空焚き状態が長時間継続するのを阻止し、加熱ヒータ周辺にある部材が熱で損傷するのを防止可能としていた。(例えば、特許文献1)

先行技術

0003

特開2017−75706号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、この従来のものでは、通常運転時において加熱ヒータにより温度上昇する水温と区別するため、サーモスタットで加熱ヒータを強制的にOFF状態に切り替える温度は約70℃程度とかなり高温に設定されていることから、サーモスタットにより加熱ヒータがOFF状態に切り替わるタイミングまで貯水タンク内は空焚きで高温に曝されている状態であるため、加熱ヒータと近い位置にある回転体が熱の影響を受けて変形する可能性があり、改善の余地があった。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体内にあり水を貯水する貯水タンクと、
当該貯水タンク内の水を加熱する加熱ヒータと、
当該貯水タンクの水中に下端水没し回転により水を汲み上げる回転体と、当該回転体を回転駆動させるミストモータと、前記回転体の回転により周囲に飛散した水を破砕してミストを発生させる衝突体と、
前記回転体により発生したミストを含む加湿空気を送風口から送風する送風ファンと、 を備え、
前記加熱ヒータと前記回転体との間に前記加熱ヒータから伝わる輻射熱遮断する遮熱手段を設置したことを特徴としている。

0006

また、請求項2では、前記加熱ヒータは前記回転体の周囲下方に位置し、
前記遮熱手段は、前記加熱ヒータと前記回転体の下方との間を仕切下方仕切り板と、当該下方仕切り板の周囲に位置し前記加熱ヒータと前記回転体の周囲との間を仕切る側面方向仕切り板とを有した構成であることを特徴としている。

0007

また、請求項3では、前記側面方向仕切り板の周囲には、前記加熱ヒータと前記回転体の下方との間を仕切る上方仕切り板を設置したことを特徴としている。

0008

また、請求項4では、前記下方仕切り板には、前記回転体と対向する位置から離れた箇所に貫通穴を形成したことを特徴としている。

発明の効果

0009

この発明によれば、加熱ヒータと回転体との間に加熱ヒータから伝わる輻射熱を遮断する遮熱手段を設置したので、万一貯水タンク内に水が存在しない空焚き状態で加熱ヒータがON状態のまま駆動し続けても、遮熱手段により加熱ヒータから回転体に伝わる輻射熱を遮断することができるため、加熱ヒータにより回転体が高温となって変形するのを防止できる。

0010

また、加熱ヒータは回転体の周囲下方に位置し、遮熱手段は、加熱ヒータと回転体の下方との間を仕切る下方仕切り板と、当該下方仕切り板の周囲に位置し加熱ヒータと回転体の周囲との間を仕切る側面方向仕切り板とを有した構成であるので、加熱ヒータと近い距離に位置する回転体の下方と周囲において加熱ヒータの輻射熱を遮断することができるため、回転体の変形を確実に阻止することができる。

0011

また、側面方向仕切り板の周囲には、加熱ヒータと回転体の周囲との間を仕切る上方仕切り板を設置したので、貯水タンクが空焚き状態のときに加熱ヒータから発生する輻射熱を上方仕切り板により更に遮熱することができ、回転体の変形を防止することができる。

0012

また、下方仕切り板上には、回転体と対向する位置から離れた箇所に貫通穴を形成したので、加熱ヒータで加熱された温水が貫通穴を介して回転体周辺に流れ込むことから、加熱ヒータでの水の加熱具合仕切り板により仕切られた回転体の下方周辺と加熱ヒータ付近とで水温差が発生することを防止すると共に、回転体の下方は仕切り板により加熱ヒータとは仕切られていることから、貯水タンクが空焚き状態のとき加熱ヒータ伝わる輻射熱を遮断して回転体の変形を防止することができる。

図面の簡単な説明

0013

この発明の一実施形態の外観を説明する斜視図
同実施形態の概略構成
同実施形態の操作部を説明する図
同実施形態の制御ブロック
同実施形態の運転開始から終了までの動作を説明するフローチャート
同実施形態の貯水タンク内を説明する平面図
同実施形態の図6のA−A断面図
同実施形態の図6のB−B断面図

実施例

0014

次に、この発明の一実施形態におけるミスト発生装置を図に基づいて説明する。
図1を参照する。1は器具本体、2は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、3は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、4は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバーである。

0015

図2を参照する。10は器具本体1内の略中段高さ位置にあって所定量の水を貯水する貯水タンクであり、この貯水タンク10内には、水面Lより下で上下方向に平行な位置関係で2本設置されON状態、OFF状態を切り替えることで貯水を加熱する上加熱ヒータ11a及び下加熱ヒータ11bと、貯水タンク10の外壁に設置され貯水温度を検知する貯水温度センサ12と、フロートが上下することで水位を検知する水位センサ13と、貯水タンク10の外壁に設置され各加熱ヒータ11がOFF状態に切り替わらず加熱が継続され異常高温となったら各加熱ヒータ11と電源との接点開放し自動での接点復帰は行わない手動復帰バイメタル式のサーモスタット14と、上加熱ヒータ11aと回転体20との間に配置され貯水タンク10に水が存在しないとき各加熱ヒータ11がON状態で継続することで放射される輻射熱から回転体20を保護する遮熱手段としての遮熱板15と、を備えている。

0016

図2を参照する。20は貯水タンク10の水中に下端が水没し駆動軸21に軸支され中空逆円錐形で上方に向かって円周が徐々に拡大する筒状の回転体であり、回転体20は、上部外周に所定間隔を離間させて位置し回転体20と共に回転する円筒状の枠体22と、該枠体22の全周壁に多数のスリット金網パンチングメタル等から成る衝突体としての多孔部23が設置されている。

0017

図2を参照する。24は貯水タンク10の上方に設置され駆動軸21と軸支することで回転体20を回転駆動させるミストモータ24であり、当該ミストモータ24が駆動すると回転体20が回転して貯水タンク10の内壁から汲み上げられた水が回転体20の上端に形成された複数の図示しない飛散口から外周方向へ飛散し多孔部23に衝突することで、水が微細化して粒径ナノメートル(nm)サイズのミストが多量に生成されると同時に、粒径が比較的大きな大粒水滴が発生する。

0018

なお、貯水タンク10内の水位が下限水位を下回ると、回転体20で水を汲み上げることが困難な状態になり、ミストと負イオン発生量が減少して室内に放出される加湿空気量が減少してしまう。
また、貯水タンク10内の水位が上限水位を上回ると、水の粘性抵抗により回転体20の回転に対する負荷が増大することから、ミストモータ24に負荷がかかり製品寿命の低下に繋がる。
以上のことから、貯水タンク10内の水位を下限水位から上限水位の範囲に収めることで、回転体20による水の汲み上げ量を確保すると共にミストモータ24の負荷増大を防止することができる。

0019

図2を参照する。30は貯水タンク10と送風口40とを接続し貯水タンク10内で発生したミストを含む加湿空気が通過する気水分離ケース、31は該気水分離ケース30の途中に互い違いとなるよう複数配置された板状のバッフル板である。

0020

気水分離ケース30内を加湿空気が通過すると加湿空気に含まれる粒径の大きな大粒水滴がバッフル板31に付着し、バッフル板31に付着した大粒水滴が溜まると気水分離ケース30の側面を流れ落ちて貯水タンク10へ滴下する。これにより、送風口40まで大粒水滴が案内されることがなく、送風口40付近の結露発生を未然に防止することができる。

0021

図2を参照する。40は器具本体1上部の前面方向が開口した状態で形成された送風口であり、送風口40には、上下方向の風向を変更可能な板状のルーバー41と、室内へ送風される加湿空気の温度を検知する送風温度センサ42と、が備えられ、気水分離ケース30を通過したミストを含む加湿空気が送風口40から室内へ送風されることで室内の加湿と空気清浄とが実施可能となる。

0022

図2を参照する。50は器具本体1の底面に形成され室内の空気が入り込む吸気口であり、吸気口50内には、所定の回転数で駆動することで室内空気吸引して器具本体1の上部方向へ送風する送風ファン51と、吸気口50へ吸い込まれる室内空気の雰囲気温度を検知する吸気温度センサ52と、器具本体1が設置された室内の相対湿度を検知する湿度センサ53と、を備えている。

0023

送風ファン51が所定の回転数で駆動すると、器具本体1の底面に形成された吸気口50から吸い込んだ室内空気が器具本体1の上部方向へ送風され、吸気口5と貯水タンク10とを接続する送風案内路54を室内空気が通過し、貯水タンク10内へ流入した室内空気がミストを含んだ加湿空気となって前記気水分離ケース30内を上昇し送風口40から室内へ送風されることで、ミストを含んだ加湿空気を室内に供給することができる。

0024

図2を参照する。60は貯水タンク10の側面に一端が接続され貯水タンク10内に市水を給水する給水管であり、給水管60の配管途中には、電磁弁開閉して貯水タンク10内への給水を制御する給水弁61と、給水圧所定値まで減圧する減圧弁62とが備えられている。

0025

70は貯水タンク10の下部に一端が接続され貯水タンク10内の水を器具本体1外部に排水する排水管であり、排水管70の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水タンク10内水の排水を制御する排水弁71が備えられている。

0026

図3を参照する。80は上面パネル2に設置され複数のスイッチとランプとを備えた操作部であり、操作部80には、ミスト運転の開始及び停止を指示する運転スイッチ81と、各加熱ヒータ11のON/OFF状態を切り替えることで貯水タンク10内の貯水温度を変化させ所定時間あたりに貯水タンク10から流出する水量である加湿量を変化させる3段階の加湿レベルと、湿度センサ53で検知された湿度が予め設定された湿度となるよう前記加湿レベルを変化させるオートモードとから選択可能な加湿スイッチ82と、ミストモータ24と送風ファン51との回転数の大小を設定可能な三段階の風量レベルと、湿度センサ53で設定された湿度が予め設定された湿度となるよう前記風量レベルを変化させるオードモードとから選択可能な風量スイッチ83と、が備えられている。

0027

図3を参照する。操作部80の各スイッチ上部には各スイッチに対応したランプが備えられており、運転スイッチ81が操作されたら点灯する運転ランプ84と、ミスト運転が所定時間以上継続したら開始する除菌運転時に点灯する除菌ランプ85と、加湿スイッチ82で設定された加湿レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する加湿レベルランプ86と、風量スイッチ83で設定された風量レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する風量レベルランプ87と、が備えられている。

0028

図4を参照する。90は各センサで検知された検知値や操作部80上に備えられた各スイッチでの設定内容に基づき運転内容や弁の開閉を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミストモータ24を所定の回転数で駆動させるミストモータ制御手段91と、送風ファン51を所定の回転数で駆動させる送風ファン制御手段92と、各加熱ヒータ11のON/OFF状態を切り替えて貯水タンク10内の水温を制御するSSR(ソリッドステートリレー)で構成される加熱ヒータ制御手段93と、が備えられている。

0029

次にこの一実施形態での運転開始から終了までの動作について図5のフローチャートを参照し説明する。
まず、操作部80の運転スイッチ81が操作されたら、制御部90は、排水弁71を開弁して貯水タンク10内の水を排水し、水位センサ13でOFF信号が検知されたら給水弁61を開弁して貯水タンク10内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁71を閉弁することで給水弁61から流入する水を貯水タンク10内に供給し、水位センサ13でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水タンク10内に供給されたとして給水弁61を閉弁する洗浄モードを行う(ステップS101)。

0030

ステップS101の洗浄モードが終了したら、制御部90は、貯水温度センサ12で検知される貯水温度が室温と同値になるまで加熱ヒータ制御手段93で各加熱ヒータ11をON状態にして、ミストモータ24及び送風ファン51が所定の回転数となるようミストモータ制御手段91及び送風ファン制御手段92で制御する立ち上げ動作を実行する立ち上げモードを行う(ステップS102)。

0031

ステップS102の立ち上げモードが終了したら、制御部90は、加湿スイッチ82及び風量スイッチ83で設定された加湿レベルと風量レベルとに基づいて、ミストモータ24と送風ファン51とが所定の回転数で駆動するようミストモータ制御手段91と送風ファン制御手段92とで回転数を制御し、各加熱ヒータ11のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段93で切り替えて制御して、加湿レベルと風量レベルとに合わせた所定の温度範囲内にするミスト運転を実行する通常運転モードを行う(ステップS103)。

0032

また、制御部90は、前記ミスト運転中に貯水タンク10の水位が下限水位以下となって水位センサ13がOFF信号を出力したと判断したら、給水弁61を開弁して貯水タンク10内への給水を開始し、貯水タンク10の水位が上限水位に達して水位センサ13がON信号を出力したと判断したら、給水弁61を閉弁して貯水タンク10内への給水を停止することで、常時ミスト運転が実施可能な水位を保持することができる。

0033

また、制御部90は、水入れ替え動作の実施タイミングに達したと判断したら、ミストモータ24と送風ファン51とを停止させ排水弁71を開放して貯水タンク10内の水を排水し、水位センサ13が下限水位を検知する所定の排水時間が経過するまでに水位センサ13が下限水位を検知していれば排水弁71を閉止すると共に給水弁61を開放して貯水タンク10内への給水を開始し、水位センサ13で上限水位が検知するか所定の給水時間が経過したら給水弁61を閉止する動作を所定回数だけ繰り返し、所定のタイミングでミストモータ24と送風ファン51とを駆動させる水入れ替え動作を実施することで、貯水タンク10内を清浄にしてスケール析出が発生するのを防止する。

0034

なお、前記水入れ替え動作時において水位センサ13が下限水位を検知する所定の排水時間内に水位センサ13が下限水位を検知しなかった場合、制御部90は、エラーと判断してミストモータ24と送風ファン51との駆動を停止させ運転ランプ84を点滅させることでエラーを報知すると共に、運転スイッチ81を操作することでのミスト運転の実施を禁止するエラー状態に切り替わる。そして、作業者によるメンテナンスが実施された後に制御部90にある図示しない特定のスイッチが操作される等の所定のエラー解除動作が実行されたと制御部90が判断したら、エラー状態を解除して運転スイッチ81を操作することでミスト運転の実施が可能な状態に切り替わる。

0035

ステップS103の通常運転モードが開始されてから経過した時間が16時間となったか、または通常運転モード中に運転スイッチ81が操作されミスト運転終了の指示があったと判断したら、制御部90は、ミストモータ24を停止させてから排水弁71を開弁して貯水タンク10内の水を排水し、所定時間経過したら給水弁61を開弁して貯水タンク10内を洗浄してから排水弁71を閉弁して貯水タンク10内に所定量だけ貯水する洗浄運転を行い、その後、各加熱ヒータ11をON状態にして水を65℃前後に加熱し除菌を行う除菌運転を10分間実施し、10分経過後に貯水タンク10内を冷却する冷却運転を実行し、貯水温度が60℃未満になったら排水弁71を開弁して排水するクリーニングモードを行う(ステップS104)。

0036

ステップS104のクリーニングモードが終了したら、制御部90は、乾燥モード(ステップS105)に移行し、送風ファン51が所定の回転数(例えば、800rpm)で駆動するよう送風ファン制御手段92で制御し、所定時間(例えば3時間)だけ送風ファン51を駆動させ続ける乾燥運転を実施して、3時間経過したと判断したら、送風ファン51を停止させて運転を終了する。

0037

次に、貯水タンク10内に設置された遮熱板15の構造について詳述する。
図6及び図7を参照する。遮熱板15は、回転体20の周囲下方に位置し前後方向と平行な下方仕切り板15aと、下方仕切り板15aの両端部と接続し鉛直上方向伸びて回転体20の側面方向に位置する側面方向仕切り板15bと、側面方向仕切り板15bの上端部と接続し下方仕切り板15aと平行な位置関係で水面L上にある上方仕切り板15cと、で構成されており、上方仕切り板15cの前後方向の端部付近にある取り付け穴18を貯水タンク10の前後方向の側面板に接続された係止フック19に引っ掛けることで、所定の取り付け位置での遮熱板15の着脱を可能としている。

0038

図6及び図7を参照する。回転体20の下端付近と上加熱ヒータ11a及び下加熱ヒータ11bとの間には遮熱板15の下向仕切り板15a及び側面方向仕切り板15bが位置する。よって、貯水タンク10内に水が存在しない状態で各加熱ヒータ11がON状態のまま継続しても、下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとにより各加熱ヒータ11の輻射熱を遮断することができ、回転体20へ輻射熱が伝わるのを防止できる。

0039

図6及び図7を参照する。回転体20の下方周囲と各加熱ヒータ11の上方との間を仕切るように上方仕切り板15cが位置する。よって、貯水タンク10内に水が存在しないときに各加熱ヒータ11がON状態で継続し続け、各加熱ヒータ11の上方から回転体20方向へ輻射熱が放射されても、上方仕切り板15cにより輻射熱を遮熱することができ、回転体20へ輻射熱が伝わるのを防止できる。

0040

図7及び図8を参照する。上方仕切り板15cは水面Lより上に位置しているので、ミスト運転で回転体20から周囲に飛散した大粒水滴が直接水面Lに落下せず上方仕切り板15cに落下するので、大粒水滴が水面Lに落下することで発生するピチャピチャ音を防止することができ静音性が向上する。

0041

図6及び図8を参照する。下方仕切り板15aには、回転体20と対向する位置から左右方向へ離れた位置に下方仕切り板15aを貫通する貫通穴17が形成されている。この貫通穴17により、遮熱板15の上下方向にある水が混ざり合うので、各加熱ヒータ11が設置された遮熱板15の下方と上方とで水温が不均衡になることを防止しつつ、回転体20の下方から離れた位置に貫通穴17が形成されているので、貯水タンク10内に水が存在しない場合における各加熱ヒータ11の輻射熱が回転体に与える影響を最小限に抑えることができる。

0042

図7及び図8を参照する。下方仕切り板15aには、回転体20下端の略中心位置から離れた位置に上端が存在する凸形状の防波板16が設置されている。この防波板16により、回転体20が回転駆動することで回転方向に発生する水流が乱されるため、回転体20が回転駆動することで回転体20下方の水中で発生する渦により回転体20下方の水位低下を阻止し、回転体20により水の汲み上げ量が減少するのを防止することができる。

0043

次に、本実施形態の効果を説明する。

0044

図6及び図7を参照する。回転体20と各加熱ヒータ11との間は、遮熱板15を構成する下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとで仕切られているので、万一加熱ヒータ制御手段93が故障する等して貯水タンク10内に水が存在しないクリーニングモードや乾燥モード時に各加熱ヒータ11がOFF状態に切り替わらず、貯水タンク10内が空焚き状態となって各加熱ヒータ11から輻射熱が放射され続けても、下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとで回転体20への輻射熱を遮断することができるため、回転体20が各加熱ヒータ11の輻射熱の影響により高温となって変形することを防止することができる。

0045

図7及び図8を参照する。回転体20の下方周囲と各加熱ヒータ11の上方との間を仕切るように上方仕切り板15cが位置することで、貯水タンク10内に水が存在しないときに各加熱ヒータ11がON状態で継続し続け、各加熱ヒータ11の上方から回転体20方向へ輻射熱が放射されても、上方仕切り板15cにより輻射熱を遮熱することができるため、輻射熱の影響で回転体20の表面温度が上昇して変形することを防止することができる。

0046

図6及び図8を参照する。下方仕切り板15aには、回転体20と対向する位置から左右方向へ離れた位置に下方仕切り板15aを貫通する貫通穴17が形成されているので、ミストモータ24が駆動して回転体20が回転すると、貫通穴17を介し遮熱板15上下方向の水が混ざり合うため、クリーニングモードの除菌運転時に貯水タンク10内の水温が遮熱板15の上下で不均衡となって水温にムラができ、十分に貯水タンク10内が除菌されない事態を未然に防止することができると共に、回転体20の下方から離れた位置に貫通穴17が形成されているので、貯水タンク10内に水が存在しない場合において、各加熱ヒータ11から放射される輻射熱が回転体に与える影響を最小限に抑えることができる。

0047

なお、下方仕切り板15aの前後方向の幅aは上加熱ヒータ11aと回転体10の下端位置とを結ぶ直線の約半分位置が下方仕切り板15aの両端部となるよう設定されている。これにより、各加熱ヒータ11の輻射熱から回転体10を保護すること、及び回転体10による水の汲み上げ量を確保することが達成可能となるように設定されている。

0048

すなわち、幅aが大きい場合、上加熱ヒータ11aと下方仕切り板15a及び側面方向仕切り板15bとの距離が近くなることから、下方仕切り板15aと側面方向仕切り板15bとが上加熱ヒータ11aの輻射熱の影響を大きく受けて上昇しやすくなり、回転体20が温度上昇し変形するリスクが高まる。

0049

また、幅aが小さい場合、回転体20の下端付近と側面方向仕切り板15bとの距離が近くなることから、回転体20が回転することで発生する渦中心位置の水位低下幅が幅aが大きい場合と比較して大きくなり回転体20の水の汲み上げ効率が低下する。

0050

よって、幅aを下方仕切り板15aの前後方向の幅aは上加熱ヒータ11aと回転体10の下端位置とを結ぶ直線の約半分位置となるよう設定することで、貯水タンク10内に水が存在しない状態で上加熱ヒータ11aがON状態で継続した場合における回転体20の変形を防止しつつ、ミスト運転時における回転体20の汲み上げ効率低下を抑制することができる。

0051

また、側面方向仕切り板15bの上下方向の高さbは回転体20の下端と下方仕切り板15aとの距離が最適値となるよう設定されており、回転体20の汲み上げ効率を最大化させミスト発生量が多量となるように設定されている。

0052

すなわち、高さbが大きい場合、回転体20下端と防波板16との距離が離れるため、回転体20の回転により発生する渦が大きくなり回転体20下方の水位低下幅が増大することから、回転体20による水の汲み上げ量が低下する。防波板20の上下方向の長さを大きくすれば渦は小さくなるが材料コストが増大し強度面のリスクが増える。

0053

また、高さbが小さい場合、回転体20下方の水量が減少するため回転体20で汲み上げる水量が減ってミスト発生量が低下することや、回転体20と防波板16の間の距離が短くなることで、回転体20の回転駆動時に防波板16へ接触するリスクが増える。

0054

よって、高さbを回転体20の下端と下方仕切り板15aとの距離が最適値となるよう設定することで、貯水タンク10内に水が存在しない状態で上加熱ヒータ11aがON状態で継続した場合における回転体20の変形を防止しつつ、回転体20の汲み上げ効率を最大化させミスト発生量を最大化させている。

0055

なお、本実施形態では遮熱手段として回転体20と各加熱ヒータ11との間を仕切る遮熱板15で説明したが、回転体20に伝熱する各加熱ヒータ11の輻射熱を遮断可能な手段であれば本発明と均等な範囲に属するものである。

0056

1器具本体
10貯水タンク
11a上加熱ヒータ
11b 下加熱ヒータ
15遮熱板(遮熱手段)
15a下方仕切り板
15b 側面方向仕切り板
15c上方仕切り板
16防波板
17貫通穴
20回転体
23多孔部(衝突体)
24ミストモータ
40送風口
51 送風ファン

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