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技術 内燃機関

出願人 トヨタ自動車株式会社
発明者 臼井隆
出願日 2018年9月19日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-174629
公開日 2020年3月26日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-045810
状態 未査定
技術分野 燃料噴射装置 特殊用途機関の応用、補機、細部
主要キーワード ポンプ駆動シャフト 軸線方向他方 複数区画 シリンダヘッド近傍 ウォーターポンププーリ 幅方向他方 共通接線 軸線方向中央
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (3)

課題

内燃機関本体及び補機によって、燃料ポンプを保護することを可能とする。

解決手段

内燃機関本体20におけるスーパーチャージャ90よりも上側の部位を上側部位としたとき、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視において、上下方向及びクランクシャフト100の軸線方向の双方に直交する方向である幅方向の一方側からスーパーチャージャ90の外縁及び内燃機関本体20の上側部位の外縁に接する仮想的な外側第1共通接線P1aよりも内燃機関本体20側に、燃料ポンプ70が位置している。

概要

背景

特許文献1に開示された内燃機関において、シリンダブロック上端には、吸気バルブ排気バルブが搭載されたシリンダヘッドが配置されている。シリンダヘッドの内部には、吸気バルブや排気バルブを駆動するカムシャフトが配置されている。これらカムシャフトには、クランクシャフト回転動力回転トルク)がタイミングチェーン等を介して伝達される。

また、上記カムシャフトの一つは、筒形状になっており、当該カムシャフトの内部には、ポンプ駆動シャフトが貫通されている。ポンプ駆動シャフトは、カムシャフトに対して相対回転可能になっている。ポンプ駆動シャフトには、クランクシャフトの駆動力ポンプ駆動用チェーンを介して伝達される。ポンプ駆動シャフトの一端は、カム機構を介して、燃料噴射弁燃料を供給するための燃料ポンプに接続されている。燃料ポンプは、全体としては、ポンプ駆動シャフトよりも上側に位置しており、当該燃料ポンプの一部は、シリンダヘッドを覆うシリンダヘッドカバーよりも外側に突出している。

概要

内燃機関本体及び補機によって、燃料ポンプを保護することを可能とする。内燃機関本体20におけるスーパーチャージャ90よりも上側の部位を上側部位としたとき、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視において、上下方向及びクランクシャフト100の軸線方向の双方に直交する方向である幅方向の一方側からスーパーチャージャ90の外縁及び内燃機関本体20の上側部位の外縁に接する仮想的な外側第1共通接線P1aよりも内燃機関本体20側に、燃料ポンプ70が位置している。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

シリンダブロック、前記シリンダブロックの上端に固定されるシリンダヘッド、及び前記シリンダブロックの下端に固定されるオイルパンを含んで構成される内燃機関本体と、クランクシャフト回転動力により駆動されて燃料吐出する燃料ポンプと、前記クランクシャフトに駆動連結されているとともに前記内燃機関本体に固定されている補機とを備えている内燃機関であって、当該内燃機関の上下方向及び前記クランクシャフトの軸線方向の双方に直交する方向を幅方向としたとき、前記補機の少なくとも一部は、前記内燃機関本体における前記幅方向の一方側の側面よりも前記幅方向の一方側に位置しており、前記内燃機関本体における前記補機よりも前記上下方向の上側の部位であり且つ前記燃料ポンプよりも前記上下方向の上側の部位を上側部位としたとき、前記クランクシャフトの軸線方向からの平面視において、前記幅方向の一方側から前記補機の外縁及び前記内燃機関本体の前記上側部位の外縁に接する仮想的な第1共通接線よりも前記内燃機関本体側に、前記燃料ポンプが位置している内燃機関。

請求項2

前記補機である第1補機とは別に、前記クランクシャフトに駆動連結されているとともに前記上下方向における前記第1補機よりも下側の位置で前記内燃機関本体に固定されている第2補機を備え、前記第2補機の少なくとも一部は、前記内燃機関本体における前記幅方向の一方側の側面よりも前記幅方向の一方側に位置しており、前記クランクシャフトの軸線方向からの平面視において、前記幅方向の一方側から前記第1補機の外縁及び前記第2補機の外縁に接する仮想的な第2共通接線よりも前記内燃機関本体側に、前記燃料ポンプが位置している請求項1に記載の内燃機関。

請求項3

前記燃料ポンプは、前記クランクシャフトの軸線方向における当該クランクシャフトの中央よりも一方側に位置しており、前記上下方向の上側からの平面視において、前記クランクシャフトの軸線方向の一方側から前記クランクシャフトの端縁及び前記補機の外縁に接する仮想的な第3共通接線よりも前記内燃機関本体側に、前記燃料ポンプが位置している請求項1又は2に記載の内燃機関。

請求項4

前記シリンダブロック内に区画されている複数の気筒と、複数の前記気筒内に燃料を噴射する前記気筒毎の筒内噴射弁と、前記気筒毎の前記筒内噴射弁が接続されている高圧デリバリパイプと、前記シリンダヘッド内に区画されて、複数の前記気筒に繋がっている前記気筒毎の吸気ポートと、前記気筒毎の前記吸気ポート内に燃料を噴射する前記気筒毎のポート噴射弁と、前記気筒毎の前記ポート噴射弁が接続されているとともに、燃料が貯蔵された燃料タンクに接続されている低圧デリバリパイプとを備え、前記燃料ポンプは、前記低圧デリバリパイプから供給された燃料を加圧して前記高圧デリバリパイプに圧送する請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関。

請求項5

前記シリンダヘッドにおける前記幅方向の一方側の側面からは、吸気通路が延びており、前記補機は、前記吸気通路の途中で吸気圧縮して下流側に圧送するスーパーチャージャである請求項4に記載の内燃機関。

技術分野

0001

この発明は、内燃機関に関する。

背景技術

0002

特許文献1に開示された内燃機関において、シリンダブロック上端には、吸気バルブ排気バルブが搭載されたシリンダヘッドが配置されている。シリンダヘッドの内部には、吸気バルブや排気バルブを駆動するカムシャフトが配置されている。これらカムシャフトには、クランクシャフト回転動力回転トルク)がタイミングチェーン等を介して伝達される。

0003

また、上記カムシャフトの一つは、筒形状になっており、当該カムシャフトの内部には、ポンプ駆動シャフトが貫通されている。ポンプ駆動シャフトは、カムシャフトに対して相対回転可能になっている。ポンプ駆動シャフトには、クランクシャフトの駆動力ポンプ駆動用チェーンを介して伝達される。ポンプ駆動シャフトの一端は、カム機構を介して、燃料噴射弁燃料を供給するための燃料ポンプに接続されている。燃料ポンプは、全体としては、ポンプ駆動シャフトよりも上側に位置しており、当該燃料ポンプの一部は、シリンダヘッドを覆うシリンダヘッドカバーよりも外側に突出している。

先行技術

0004

特開2010−112256号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記内燃機関のような燃料ポンプの配置においては、車両に対して他の物体衝突した場合に、燃料ポンプにおける、シリンダヘッドカバーから突出している部位に、上記衝突によって変形したり脱落したりした部品等が衝突し、燃料ポンプが破損するおそれがある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するための内燃機関は、シリンダブロック、前記シリンダブロックの上端に固定されるシリンダヘッド、及び前記シリンダブロックの下端に固定されるオイルパンを含んで構成される内燃機関本体と、クランクシャフトの回転動力により駆動されて燃料を吐出する燃料ポンプと、前記クランクシャフトに駆動連結されているとともに前記内燃機関本体に固定されている補機とを備えている内燃機関であって、当該内燃機関の上下方向及び前記クランクシャフトの軸線方向の双方に直交する方向を幅方向としたとき、前記補機の少なくとも一部は、前記内燃機関本体における前記幅方向の一方側の側面よりも前記幅方向の一方側に位置しており、前記内燃機関本体における前記補機よりも前記上下方向の上側の部位であり且つ前記燃料ポンプよりも前記上下方向の上側の部位を上側部位としたとき、前記クランクシャフトの軸線方向からの平面視において、前記幅方向の一方側から前記補機の外縁及び前記内燃機関本体の前記上側部位の外縁に接する仮想的な第1共通接線よりも前記内燃機関本体側に、前記燃料ポンプが位置している。

0007

上記構成によれば、衝突物の衝突によって変形したり脱落したりした部品等が、クランクシャフトの軸線方向と直交する方向において幅方向の一方側から燃料ポンプに衝突しようとしても、燃料ポンプよりも先に補機及び内燃機関本体に衝突する蓋然性が高い。すなわち、補機及び内燃機関本体によって、燃料ポンプを保護することが可能となる。

0008

内燃機関において、前記補機である第1補機とは別に、前記クランクシャフトに駆動連結されているとともに前記上下方向における前記第1補機よりも下側の位置で前記内燃機関本体に固定されている第2補機を備え、前記第2補機の少なくとも一部は、前記内燃機関本体における前記幅方向の一方側の側面よりも前記幅方向の一方側に位置しており、前記クランクシャフトの軸線方向からの平面視において、前記幅方向の一方側から前記第1補機の外縁及び前記第2補機の外縁に接する仮想的な第2共通接線よりも前記内燃機関本体側に、前記燃料ポンプが位置していてもよい。

0009

上記構成によれば、衝突物の衝突によって変形したり脱落したりした部品等が、クランクシャフトの軸線方向に直交する方向において幅方向の一方側から燃料ポンプに衝突しようとしても、燃料ポンプよりも先に第1補機及び第2補機に衝突する蓋然性が高い。すなわち、第1補機及び第2補機によって、燃料ポンプを保護することが可能となる。

0010

内燃機関において、前記燃料ポンプは、前記クランクシャフトの軸線方向における当該クランクシャフトの中央よりも一方側に位置しており、前記上下方向の上側からの平面視において、前記クランクシャフトの軸線方向の一方側から前記クランクシャフトの端縁及び前記補機の外縁に接する仮想的な第3共通接線よりも前記内燃機関本体側に、前記燃料ポンプが位置していてもよい。

0011

上記構成によれば、衝突物の衝突によって変形したり脱落したりした部品等が、クランクシャフトの軸線方向の一方側から燃料ポンプに衝突しようとしても、燃料ポンプよりも先に補機及びクランクシャフトに衝突する蓋然性が高い。すなわち、クランクシャフトの軸線方向においても、補機及びクランクシャフトによって、燃料ポンプを保護することが可能となる。

0012

内燃機関は、前記シリンダブロック内に区画されている複数の気筒と、複数の前記気筒内に燃料を噴射する前記気筒毎の筒内噴射弁と、前記気筒毎の前記筒内噴射弁が接続されている高圧デリバリパイプと、前記シリンダヘッド内に区画されて、複数の前記気筒に繋がっている前記気筒毎の吸気ポートと、前記気筒毎の前記吸気ポート内に燃料を噴射する前記気筒毎のポート噴射弁と、前記気筒毎の前記ポート噴射弁が接続されているとともに、燃料が貯蔵された燃料タンクに接続されている低圧デリバリパイプとを備え、前記燃料ポンプは、前記低圧デリバリパイプから供給された燃料を加圧して前記高圧デリバリパイプに圧送してもよい。

0013

上記構成によれば、低圧デリバリパイプと燃料ポンプと高圧デリバリパイプとが直列に接続されている。したがって、例えば、燃料タンクから低圧デリバリパイプへと延びる配管から分岐させて燃料ポンプに燃料を供給する配管系統に比較して、配管の接続関係単純化できる。

0014

内燃機関において、前記シリンダヘッドにおける前記幅方向の一方側の側面からは、吸気通路が延びており、前記補機は、前記吸気通路の途中で吸気圧縮して下流側に圧送するスーパーチャージャであってもよい。

0015

低圧デリバリパイプや高圧デリバリパイプは、シリンダヘッド近傍に配置される。そのため、低圧デリバリパイプと燃料配管と高圧デリバリパイプの配管系統を短縮する上では、燃料ポンプをシリンダヘッド近傍に配置することが考えられる。この場合、シリンダヘッド近傍で燃料ポンプを保護することが求められる。この点、スーパーチャージャは、シリンダヘッド近傍に配置されるのが一般的であることから、上記構成のように補機がスーパーチャージャであれば、シリンダヘッド近傍で燃料ポンプを保護する上で好適である。

図面の簡単な説明

0016

内燃機関の概略図。
内燃機関を上側から視た平面図。

実施例

0017

以下、内燃機関の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、内燃機関10の内燃機関本体20は、全体として略直方体状のシリンダブロック22を備えている。シリンダブロック22の内部には、円柱状の気筒22aが複数区画されており(図1では一つのみ図示)、これら各気筒22a内に図示しないピストンが上下方向に往復移動可能に収容されている。図2に示すように、複数の気筒22aは、各気筒22aの中心軸線が互いに平行に延びていて、上側からの平面視で一列に並んでいる。図1に示すように、シリンダブロック22の内部において各気筒22aよりも下側には、クランク室22bが区画されている。シリンダブロック22における各気筒22aは、クランク室22bを介してシリンダブロック22よりも下側の空間に連通している。

0018

シリンダブロック22の下端面には、全体として略四角形箱状のオイルパン24が固定されている。オイルパン24は上側に開放されている。オイルパン24の底部には、内燃機関本体20の各種部位を潤滑するためのオイル貯留されている。なお、オイルパン24は、当該オイルパン24における上側の部位を構成するケースと、当該オイルパン24における下側の部位を構成するケースとに分割されていることもある。なお、図2では、オイルパン24及びシリンダブロック22の図示を省略している。ただし、シリンダブロック22における気筒22aの位置を仮想的に破線で図示している。

0019

図1に示すように、シリンダブロック22の下端面と、オイルパン24の上端面との間には、全体として一方向に延びているクランクシャフト100が配置されている。上記一方向は、複数の気筒22aの列方向に沿っている。クランクシャフト100におけるシャフト本体100aは、当該シャフト本体100aの軸を構成するクランクジャーナル、ピストン(コネクティングロッド)と連結されるクランクピン、これらを連結するクランクアームを備えて構成され、屈曲を繰り返しながら全体として上記一方向に延びている。なお、図2では、シャフト本体100aにおけるその軸線方向(クランクシャフト100の軸線方向)一方側の一部のみを図示し、軸線方向他方側の大部分の図示を省略している。シャフト本体100aは、シリンダブロック22のクランク室22bとオイルパン24内とで構成される空間内において、シリンダブロック22の下端面とシリンダブロック22に取り付けられるクランクキャップとの間で回転可能に支持されている。シャフト本体100aは、シリンダブロック22及びオイルパン24を貫通している。そのため、シャフト本体100aにおける軸線方向一方側の一部は、シリンダブロック22及びオイルパン24よりも外側に突出している。

0020

図1に示すように、シリンダブロック22の上端面には、全体として略直方体状のシリンダヘッド26が固定されている。シリンダヘッド26の内部には、各気筒22aに繋がっている気筒22a毎の吸気ポート26aが区画されている。クランクシャフト100の軸線方向及び内燃機関10の上下方向の双方に直交する方向を幅方向としたとき、各吸気ポート26aは、シリンダヘッド26における幅方向中央よりも一方側に位置している。各吸気ポート26aを通じて、各気筒22aに吸気が導入される。また、シリンダヘッド26の内部には、各気筒22aに繋がっている気筒22a毎の排気ポート26bが区画されている。各排気ポート26bは、シリンダヘッド26における幅方向中央よりも他方側に位置している。各排気ポート26bを通じて、各気筒22aから排気が外部に排出される。また、図示は省略するが、シリンダヘッド26には、各吸気ポート26aを開閉するための吸気バルブや各排気ポート26bを開閉するための排気バルブが取り付けられている。

0021

シリンダヘッド26の上端面には、全体として略四角形箱状のシリンダヘッドカバー28が固定されている。シリンダヘッドカバー28は下側に開放されていて、シリンダヘッド26を上側から覆っている。このように、本実施形態において、オイルパン24、シリンダブロック22、シリンダヘッド26、及びシリンダヘッドカバー28は、内燃機関本体20を構成している。なお、オイルパン24、シリンダブロック22、シリンダヘッド26、及びシリンダヘッドカバー28が重ねられている方向が内燃機関10の上下方向に相当する。

0022

シリンダヘッド26には、各吸気ポート26a内に燃料を噴射する気筒22a毎のポート噴射弁42が取り付けられている。各ポート噴射弁42は、シリンダヘッド26における幅方向一方側の側面を通じて、シリンダヘッド26の外部から各吸気ポート26a内へと至っている。

0023

各ポート噴射弁42は、燃料を一定量貯めておく低圧デリバリパイプ44に接続されている。低圧デリバリパイプ44は、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28の外部に位置している。図2に示すように、低圧デリバリパイプ44は、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28よりも幅方向一方側で、クランクシャフト100の軸線方向に沿って延びている。なお、低圧デリバリパイプ44におけるクランクシャフト100の軸線方向他方側の端部には、当該低圧デリバリパイプ44内に燃料を供給する燃料供給通路37が接続されている。詳しい図示は省略するが、燃料供給通路37には、燃料タンク内フィードポンプから燃料が圧送される。

0024

図1に示すように、シリンダヘッド26には、各気筒22a内に燃料を噴射する気筒22a毎の筒内噴射弁46が取り付けられている。各筒内噴射弁46は、シリンダヘッドカバー28の上面を通じて、シリンダヘッドカバー28及びシリンダヘッド26の内部へと至っている。各筒内噴射弁46の先端は各気筒22aに臨んでいる。

0025

各筒内噴射弁46は、燃料を一定量貯めておく高圧デリバリパイプ48に接続されている。高圧デリバリパイプ48は、シリンダヘッドカバー28よりも上側に位置している。また、高圧デリバリパイプ48は、シリンダヘッドカバー28における中央よりも幅方向一方側に位置している。図2に示すように、高圧デリバリパイプ48は、クランクシャフト100の軸線方向に沿って延びている。

0026

シリンダヘッド26における幅方向一方側の側面には、吸気を各吸気ポート26aに分配するためのインテークマニホールド33が固定されている。インテークマニホールド33は、吸気の流れ方向の下流側(シリンダヘッド26側)において、気筒22a毎の分岐管に分かれている。各分岐管は、各吸気ポート26aに連通している。

0027

図1に示すように、インテークマニホールド33における上流端は、吸気を圧縮して下流側に圧送するスーパーチャージャ90を間に挟んで吸気管35に接続されている。吸気管35には、外部から吸気が導入される。本実施形態では、インテークマニホールド33、スーパーチャージャ90、及び吸気管35によって吸気通路が構成されている。つまり、シリンダヘッド26における幅方向一方側の側面からは吸気通路が延びている。そして、吸気通路の途中に、スーパーチャージャ90が位置している。

0028

シリンダヘッド26とシリンダヘッドカバー28とで区画される空間内には、吸気バルブを駆動するための吸気カムシャフト30が配置されている。吸気カムシャフト30は、クランクシャフト100の軸線方向に延びたシャフト本体30aを備えている。シャフト本体30aは、シリンダヘッド26の上端面と当該シリンダヘッド26に取り付けられる図示しないカムキャップとの間で回転可能に支持されている。シャフト本体30aにおけるその延設方向の途中には、吸気バルブを駆動するための図示しないカム機構が取り付けられている。図2に示すように、シャフト本体30aは、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28を貫通している。そのため、シャフト本体30aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の一部は、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28よりも外側に突出している。なお、図2では、シャフト本体30aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の一部のみを図示し、軸線方向他方側の大部分の図示を省略している。

0029

図1に示すように、シリンダヘッド26とシリンダヘッドカバー28とで区画される空間内において吸気カムシャフト30と幅方向に隣り合う位置には、排気バルブを駆動するための排気カムシャフト31が配置されている。排気カムシャフト31は、クランクシャフト100の軸線方向に延びたシャフト本体31aを備えている。シャフト本体31aは、シリンダヘッド26の上端面と当該シリンダヘッド26に取り付けられる図示しないカムキャップとの間で回転可能に支持されている。シャフト本体31aにおけるその延設方向の途中には、排気バルブを駆動するための図示しないカム機構が取り付けられている。図2に示すように、シャフト本体31aは、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28を貫通している。そのため、シャフト本体31aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の一部は、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28よりも外側に突出している。なお、図2では、シャフト本体31aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の一部のみを図示し、軸線方向他方側の大部分の図示を省略している。

0030

内燃機関10において、クランクシャフト100のシャフト本体100aにおける軸線方向一方側の端部、すなわち、シャフト本体100aにおけるシリンダブロック22から突出している部位には、略円盤状のクランクプーリ100bが取り付けられている。また、シャフト本体100aにおける、クランクプーリ100bよりもクランクシャフト100の軸線方向他方側には、歯車である第1クランクスプロケット100cが取り付けられている。第1クランクスプロケット100cの径は、クランクプーリ100bの径よりも小さくなっている。また、シャフト本体100aにおける、第1クランクスプロケット100cよりもクランクシャフト100の軸線方向他方側には、歯車である第2クランクスプロケット100dが取り付けられている。第2クランクスプロケット100dの径は、第1クランクスプロケット100cの径と同一になっている。クランクプーリ100b、第1クランクスプロケット100c、及び第2クランクスプロケット100dは、シャフト本体100aと一体回転する。なお、本実施形態において、クランクプーリ100b、第1クランクスプロケット100c、及び第2クランクスプロケット100dは、クランクシャフト100の一部を構成している。また、図1及び図2において、第1クランクスプロケット100c及び第2クランクスプロケット100dの歯を省略し、これらを円盤状に図示している。

0031

図2に示すように、内燃機関10において、吸気カムシャフト30のシャフト本体30aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部、すなわち、シャフト本体30aにおけるシリンダヘッド26から突出している部位には、歯車である吸気カムスプロケット30bが取り付けられている。吸気カムスプロケット30bの径は、クランクシャフト100の第2クランクスプロケット100dの径よりも大きくなっている。吸気カムスプロケット30bは、シャフト本体30aと一体回転する。

0032

内燃機関10において、排気カムシャフト31のシャフト本体31aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部、すなわち、シャフト本体31aにおけるシリンダヘッド26から突出している部位には、歯車である排気カムスプロケット31bが取り付けられている。排気カムスプロケット31bの径は、吸気カムスプロケット30bの径と同一になっている。排気カムスプロケット31bは、シャフト本体31aと一体回転する。なお、図1及び図2において、吸気カムスプロケット30b及び排気カムスプロケット31bの歯を省略し、これらを円盤状に図示している。

0033

図1に示すように、クランクシャフト100の第2クランクスプロケット100dと、吸気カムシャフト30の吸気カムスプロケット30bと、排気カムシャフト31の排気カムスプロケット31bとには、カムシャフト駆動チェーン81が巻き掛けられている。カムシャフト駆動チェーン81は、クランクシャフト100の回転動力(回転トルク)を、吸気カムシャフト30及び排気カムシャフト31に伝達する。つまり、クランクシャフト100が回転すると、吸気カムスプロケット30b及び排気カムスプロケット31bを介して、吸気カムシャフト30及び排気カムシャフト31が回転する。なお、図2では、カムシャフト駆動チェーン81の図示を省略している。

0034

内燃機関本体20における幅方向一方側の側面には、車室内に供給する空気を圧送するエアコンプレッサ60が固定されている。詳細には、エアコンプレッサ60のハウジング60aは、オイルパン24の側面に固定されている。ハウジング60aは、全体としては略円柱状になっている。図2に示すように、ハウジング60aは、その軸線方向がクランクシャフト100の軸線方向と略一致するように配置されている。ハウジング60aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面からは、駆動軸60bが突出している。駆動軸60bは、オイルパン24におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面よりも軸線方向一方側に突出している。駆動軸60bにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、略円盤状のコンプレッサプーリ60c(図1参照)が取り付けられている。コンプレッサプーリ60cの径は、クランクシャフト100のクランクプーリ100bの径よりも小さくなっている。コンプレッサプーリ60cは、クランクシャフト100の軸線方向に関して、クランクプーリ100bと同位置に位置している。コンプレッサプーリ60cは、駆動軸60bと一体回転する。

0035

図1に示すように、内燃機関本体20における幅方向一方側の側面において、エアコンプレッサ60よりも上側には、シリンダブロック22やシリンダヘッド26内に区画されたウォータージャケット冷却水を圧送するウォーターポンプ50が固定されている。詳細には、ウォーターポンプ50のハウジング50aは、シリンダブロック22における上下方向の略中央の側面に固定されている。ハウジング50aは、全体としては略円柱状になっている。ハウジング50aは、その軸線方向がクランクシャフト100の軸線方向と略一致するように配置されている。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ハウジング50aにおける最も幅方向一方側に位置している部位は、エアコンプレッサ60のハウジング60aにおける最も幅方向一方側に位置している部位よりも幅方向他方側に位置している。図2に示すように、ハウジング50aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面からは、駆動軸50bが突出している。駆動軸50bは、シリンダブロック22におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面よりも軸線方向一方側に突出している。駆動軸50bにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、略円盤状のウォーターポンププーリ50c(図1参照)が取り付けられている。この実施形態では、ウォーターポンププーリ50cの径は、エアコンプレッサ60のコンプレッサプーリ60cの径と同一になっている。ウォーターポンププーリ50cは、クランクシャフト100の軸線方向に関して、クランクシャフト100のクランクプーリ100bと同位置に位置している。ウォーターポンププーリ50cは、駆動軸50bと一体回転する。

0036

図1に示すように、内燃機関本体20における幅方向一方側の側面において、ウォーターポンプ50よりも上側には、吸気を圧縮して圧送する上記のスーパーチャージャ90が固定されている。詳細には、スーパーチャージャ90のハウジング90aは、シリンダブロック22における上寄りの部位の側面に固定されている。ハウジング90aは、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、略L字状になっている。具体的には、ハウジング90aは、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、シリンダブロック22における上寄りの部位の側面から幅方向一方側へ突出した横辺部91と、横辺部91における幅方向一方側の端部から上側へと突出した縦辺部92とを備えている。縦辺部92は、上下方向に関して、インテークマニホールド33よりも下側から、インテークマニホールド33よりも上側にまで至っている。縦辺部92の上端は、上下方向に関して、シリンダヘッド26の上端面と略同位置に位置している。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ハウジング90aにおける最も幅方向一方側の部位である縦辺部92の端は、ウォーターポンプ50における最も幅方向一方側の部位よりも幅方向一方側に位置しており、エアコンプレッサ60における最も幅方向一方側の部位よりも幅方向他方側に位置している。

0037

図2に示すように、ハウジング90aは、クランクシャフト100の軸線方向に関して、シリンダブロック22の中央域に位置している。ハウジング90aは、詳細には、クランクシャフト100の軸線方向に関して、インテークマニホールド33の範囲内に位置している。そして、ハウジング90aの縦辺部92に、インテークマニホールド33が接続されている。縦辺部92の内部においては、インテークマニホールド33と吸気管35とを連通する通路が貫通している。この通路には、吸気を圧送する圧送機構(例えば2つのロータ)が配置されている。

0038

ハウジング90aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面からは、駆動軸90bが突出している。駆動軸90bは、シリンダブロック22におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面よりも軸線方向一方側に突出している。駆動軸90bにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、略円盤状のスーパーチャージャプーリ90cが取り付けられている。この実施形態では、スーパーチャージャプーリ90cの径は、エアコンプレッサ60のコンプレッサプーリ60cの径と同一になっている。スーパーチャージャプーリ90cは、クランクシャフト100の軸線方向に関して、クランクプーリ100bと同位置に位置している。スーパーチャージャプーリ90cは、駆動軸90bと一体回転する。

0039

図1に示すように、クランクシャフト100のクランクプーリ100bと、エアコンプレッサ60のコンプレッサプーリ60cと、ウォーターポンプ50のウォーターポンププーリ50cと、スーパーチャージャ90のスーパーチャージャプーリ90cとには、補機駆動ベルト82が巻き掛けられている。そして、補機駆動ベルト82は、クランクシャフト100の回転動力を、エアコンプレッサ60、ウォーターポンプ50、及びスーパーチャージャ90に伝達する。つまり、クランクシャフト100が回転すると、各補機のプーリ50c,60c,90cを介して、エアコンプレッサ60の駆動軸60b、ウォーターポンプ50の駆動軸50b、及びスーパーチャージャ90の駆動軸90bが回転する。そして、エアコンプレッサ60、ウォーターポンプ50、及びスーパーチャージャ90が上記したそれぞれの機能を果たす。このように、エアコンプレッサ60、ウォーターポンプ50、及びスーパーチャージャ90は、クランクシャフト100に駆動連結されていて、クランクシャフト100の回転動力により駆動される。これらエアコンプレッサ60、ウォーターポンプ50、及びスーパーチャージャ90は、内燃機関本体20に固定された補機を構成している。なお、図2では、補機駆動ベルト82の図示を省略している。

0040

図1に示すように、内燃機関本体20における幅方向一方側の側面には、燃料を吐出する燃料ポンプ70が固定されている。詳細には、燃料ポンプ70のハウジング70aは、シリンダブロック22における上寄りの部位の側面に固定されている。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ハウジング70aは、スーパーチャージャ90の横辺部91と重なる位置に位置している。図2に示すように、ハウジング70aは、クランクシャフト100の軸線方向中央よりも一方側に位置しており、スーパーチャージャ90のハウジング90aよりもクランクシャフト100の軸線方向一方側に位置している。ハウジング70aは、全体としては略直方体状になっている。ハウジング70aにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面からは、駆動軸70bが突出している。駆動軸70bは、シリンダブロック22におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端面よりも軸線方向一方側に突出している。駆動軸70bにおけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、歯車である燃料ポンプスプロケット70cが取り付けられている。燃料ポンプスプロケット70cの径は、クランクシャフト100の第1クランクスプロケット100cの径よりも小さくなっている。燃料ポンプスプロケット70cは、クランクシャフト100の軸線方向に関して、第1クランクスプロケット100cと同位置に位置している。燃料ポンプスプロケット70cは、駆動軸70bと一体回転する。なお、図1及び図2において、燃料ポンプスプロケット70cの歯を省略し、これらを円盤状に図示している。

0041

図2に示すように、燃料ポンプ70のハウジング70aには、当該ハウジング70a内に低圧デリバリパイプ44から燃料を供給するための第1配管72が接続されている。第1配管72は、低圧デリバリパイプ44におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部から延びている。また、燃料ポンプ70のハウジング70aからは、当該ハウジング70a内から高圧デリバリパイプ48へと燃料を供給するための第2配管74が延びている。第2配管74は、高圧デリバリパイプ48におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部に接続されている。

0042

図1に示すように、クランクシャフト100の第1クランクスプロケット100cと、燃料ポンプ70の燃料ポンプスプロケット70cとには、燃料ポンプ駆動チェーン83が巻き掛けられている。そして、燃料ポンプ駆動チェーン83は、クランクシャフト100の回転動力を、燃料ポンプ70に伝達する。つまり、クランクシャフト100が回転すると、燃料ポンプスプロケット70cを介して、燃料ポンプ70の駆動軸70bが回転する。燃料ポンプ70の駆動軸70bが回転すると、低圧デリバリパイプ44から燃料ポンプ70のハウジング70a内に供給された燃料が加圧されて高圧デリバリパイプ48へと圧送される。このように、燃料ポンプ70は、クランクシャフト100に駆動連結されていて、クランクシャフト100の回転動力により駆動される。なお、図2では、燃料ポンプ駆動チェーン83の図示を省略している。

0043

次に、燃料ポンプ70の位置について詳述する。
先ず、内燃機関本体20及びスーパーチャージャ90に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。図1に示すように、内燃機関本体20のうち、スーパーチャージャ90よりも上側の部位であり且つ燃料ポンプ70よりも上側の部位を第1上側部位としたとき、この第1上側部位は、シリンダヘッドカバー28によって構成される。ここで、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、第1上側部位の外縁及びスーパーチャージャ90の外縁に対して幅方向一方側から(クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で上下方向と直交する方向と交差する方向から)接する仮想的な外側第1共通接線P1aを考える。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、第1上側部位であるシリンダヘッドカバー28は略四角形である。また、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、スーパーチャージャ90は、ハウジング90aの形状を反映して略L字状となっていて、L字の一辺に相当する縦辺部92が、内燃機関本体20の側面から幅方向一方側に離れた位置で上側に立ち上がっている。こうした形状の第1上側部位及びスーパーチャージャ90に対する外側第1共通接線P1aは、第1上側部位に対しては、シリンダヘッドカバー28における四角形のうち、幅方向一方側かつ上側の角(シリンダヘッドカバー28における幅方向一方側の側面とシリンダヘッドカバー28の上面とが交わる角)に接している。一方、外側第1共通接線P1aは、スーパーチャージャ90に対しては、内燃機関本体20の側面から幅方向一方側に離れた位置で上側に立ち上がるハウジング90aの縦辺部92の上端のうち、幅方向一方側の端に接している。

0044

次に、内燃機関本体20及びウォーターポンプ50に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。図1に示すように、内燃機関本体20のうち、ウォーターポンプ50よりも上側の部位であり且つ燃料ポンプ70よりも上側の部位を第2上側部位としたとき、この第2上側部位は、概ねシリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28によって構成される。ここで、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、第2上側部位の外縁及びウォーターポンプ50の外縁に対して幅方向一方側から接する仮想的な中間第1共通接線P1bを考える。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、第2上側部位であるシリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28は全体として略四角形である。また、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ウォーターポンプ50は、ハウジング50aの形状を反映して略円形である。こうした形状の第2上側部位及びウォーターポンプ50に対する中間第1共通接線P1bは、第2上側部位に対しては、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28が構成する四角形のうち、シリンダヘッドカバー28における幅方向一方側かつ上側の角に接している。一方、中間第1共通接線P1bは、ウォーターポンプ50に対しては、当該ウォーターポンプ50のハウジング50aの円のうち、幅方向一方側の部位に接している。

0045

次に、内燃機関本体20及びエアコンプレッサ60に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。図1に示すように、内燃機関本体20のうち、エアコンプレッサ60よりも上側の部位であり且つ燃料ポンプ70よりも上側の部位を第3上側部位としたとき、この第3上側部位は、第2上側部位と一致している。ここで、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、第3上側部位の外縁及びエアコンプレッサ60の外縁に対して幅方向一方側から接する仮想的な内側第1共通接線P1cを考える。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、第3上側部位であるシリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28は全体として略四角形である。また、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、エアコンプレッサ60は、ハウジング60aの形状を反映して略円形である。こうした形状の第3上側部位及びエアコンプレッサ60に対する内側第1共通接線P1cは、第3上側部位に対しては、シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー28が構成する四角形のうち、シリンダヘッドカバー28における幅方向一方側かつ上側の角に接している。一方、内側第1共通接線P1cは、エアコンプレッサ60に対しては、当該エアコンプレッサ60のハウジング60aの円のうち、幅方向一方側の部位に接している。

0046

クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、燃料ポンプ70の全体は、外側第1共通接線P1aよりも内燃機関本体20側に位置しているとともに中間第1共通接線P1bよりも内燃機関本体20側に位置している。また、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、燃料ポンプ70の大部分は、内側第1共通接線P1cよりも内燃機関本体20側に位置している。

0047

次に、上記外側第1共通接線P1aの対象となっている補機であるスーパーチャージャ90、及びスーパーチャージャ90よりも下側に位置している補機であるエアコンプレッサ60に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。なお、エアコンプレッサ60は、スーパーチャージャ90のみならず燃料ポンプ70よりも下側に位置している。また、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、エアコンプレッサ60における最も幅方向一方側の部位は、スーパーチャージャ90における最も幅方向一方側の部位よりも幅方向一方側に位置している。ここで、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、スーパーチャージャ90の外縁及びエアコンプレッサ60の外縁に対して幅方向一方側から接する仮想的な外側第2共通接線P2aを考える。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、スーパーチャージャ90は、上記のとおり略L字状である。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、エアコンプレッサ60は、上記のとおり略円形ある。これらスーパーチャージャ90及びエアコンプレッサ60に対する外側第2共通接線P2aは、スーパーチャージャ90に対しては、当該スーパーチャージャ90におけるハウジング90aの縦辺部92の上端のうち、幅方向一方側の端に接している。一方、外側第2共通接線P2aは、エアコンプレッサ60に対しては、当該エアコンプレッサ60のハウジング60aの円のうち、幅方向一方側の部位に接している。

0048

次に、上記外側第1共通接線P1aの対象となっている補機であるスーパーチャージャ90、及びスーパーチャージャ90よりも下側に位置している補機であるウォーターポンプ50に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。なお、ウォーターポンプ50は、スーパーチャージャ90のみならず燃料ポンプ70よりも下側に位置している。また、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ウォーターポンプ50における最も幅方向一方側の部位は、スーパーチャージャ90における最も幅方向一方側の部位よりも幅方向他方側に位置している。ここで、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、スーパーチャージャ90の外縁及びウォーターポンプ50の外縁に対して幅方向一方側から接する仮想的な内側第2共通接線P2bを考える。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、スーパーチャージャ90は、上記のとおり略L字状である。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ウォーターポンプ50は、上記のとおり略円形ある。これらスーパーチャージャ90及びウォーターポンプ50に対する内側第2共通接線P2bは、スーパーチャージャ90に対しては、当該スーパーチャージャ90のハウジング90aにおけるL字の外側の縁の角に接している。一方、内側第2共通接線P2bは、ウォーターポンプ50に対しては、当該ウォーターポンプ50のハウジング90aの円のうち、幅方向一方側の部位に接している。

0049

次に、上記中間第1共通接線P1bの対象となっている補機であるウォーターポンプ50、及びウォーターポンプ50よりも下側に位置している補機であるエアコンプレッサ60に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。ここで、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ウォーターポンプ50の外縁及びエアコンプレッサ60の外縁に対して幅方向一方側から接する仮想的な下側第2共通接線P2cを考える。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、ウォーターポンプ50は、上記のとおり略円形である。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、エアコンプレッサ60は、上記のとおり略円形ある。これらウォーターポンプ50及びエアコンプレッサ60に対する下側第2共通接線P2cは、ウォーターポンプ50に対しては、当該ウォーターポンプ50のハウジング90aの円のうち、幅方向一方側の部位に接している。一方、下側第2共通接線P2cは、エアコンプレッサ60に対しては、当該エアコンプレッサ60のハウジング60aの円のうち、幅方向一方側の部位に接している。

0050

燃料ポンプ70は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、外側第2共通接線P2a、内側第2共通接線P2b、及び下側第2共通接線P2cのいずれの接線よりも内燃機関本体20側に位置している。

0051

次に、上記外側第1共通接線P1aの対象となっている補機であるスーパーチャージャ90、及びクランクシャフト100に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。図2に示すように、上下方向の上側からの平面視において、クランクシャフト100の軸線方向一方側から(上側からの平面視でクランクシャフト100の軸線方向と交差する方向から)スーパーチャージャ90の外縁及びクランクシャフト100の端縁に接する仮想的な上側第3共通接線P3aを考える。上側からの平面視で、スーパーチャージャ90におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、スーパーチャージャプーリ90cが位置している。また、上側からの平面視で、クランクシャフト100におけるその軸線方向一方側の端部には、クランクプーリ100bが位置している。したがって、これらスーパーチャージャ90及びクランクシャフト100に対する上側第3共通接線P3aは、スーパーチャージャ90に対しては、スーパーチャージャプーリ90cに接している。一方、上側第3共通接線P3aは、クランクシャフト100に対しては、クランクプーリ100bに接している。なお、本実施形態では、スーパーチャージャプーリ90c及びクランクプーリ100bは、クランクシャフト100の軸線方向に関して同位置に位置している。したがって、上側第3共通接線P3aは、幅方向に沿っている。

0052

次に、上記中間第1共通接線P1bの対象となっている補機であるウォーターポンプ50、及びクランクシャフト100に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。ここで、上側からの平面視において、クランクシャフト100の軸線方向一方側からウォーターポンプ50の外縁及びクランクシャフト100の端縁に接する仮想的な中間第3共通接線P3bを考える。図2に示すように、上側からの平面視で、ウォーターポンプ50におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、ウォーターポンププーリ50cが位置している。また、上記のとおり、上側からの平面視で、クランクシャフト100におけるその軸線方向一方側の端部には、クランクプーリ100bが位置している。したがって、これらウォーターポンプ50及びクランクシャフト100に対する中間第3共通接線P3bは、ウォーターポンプ50に対しては、ウォーターポンププーリ50cに接している。一方、中間第3共通接線P3bは、クランクシャフト100に対しては、クランクプーリ100bに接している。なお、本実施形態では、ウォーターポンププーリ50c及びクランクプーリ100bは、クランクシャフト100の軸線方向に関して同位置に位置している。したがって、中間第3共通接線P3bは、幅方向に沿っている。また、ウォーターポンププーリ50c及びスーパーチャージャプーリ90cは、クランクシャフト100の軸線方向に関して同位置に位置している。したがって、上側からの平面視において、中間第3共通接線P3bは、上側第3共通接線P3aと一致している。

0053

次に、上記内側第1共通接線P1cの対象となっている補機であるエアコンプレッサ60、及びクランクシャフト100に対する燃料ポンプ70の位置を規定する仮想的な共通接線について説明する。ここで、上側からの平面視において、クランクシャフト100の軸線方向一方側からエアコンプレッサ60の外縁及びクランクシャフト100の端縁に接する仮想的な下側第3共通接線P3cを考える。図2に示すように、上側からの平面視で、エアコンプレッサ60におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の端部には、コンプレッサプーリ60cが位置している。また、上記のとおり、上側からの平面視で、クランクシャフト100におけるその軸線方向一方側の端部には、クランクプーリ100bが位置している。したがって、これらエアコンプレッサ60及びクランクシャフト100に対する下側第3共通接線P3cは、エアコンプレッサ60に対しては、コンプレッサプーリ60cに接している。一方、下側第3共通接線P3cは、クランクシャフト100に対しては、クランクプーリ100bに接している。なお、本実施形態では、コンプレッサプーリ60c及びクランクプーリ100bは、クランクシャフト100の軸線方向に関して同位置に位置している。したがって、下側第3共通接線P3cは、幅方向に沿っている。また、コンプレッサプーリ60c、ウォーターポンププーリ50c、及びスーパーチャージャプーリ90cは、クランクシャフト100の軸線方向に関して同位置に位置している。したがって、上側からの平面視において、下側第3共通接線P3cは、上側第3共通接線P3a及び中間第3共通接線P3bと一致している。

0054

燃料ポンプ70は、上側からの平面視において、上側第3共通接線P3a、中間第3共通接線P3b、及び下側第3共通接線P3cのいずれの接線よりも内燃機関本体20側に位置している。

0055

次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上下方向に関して、燃料ポンプ70は、スーパーチャージャ90の横辺部91と同位置に位置している。図1に示すように、燃料ポンプ70は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、当該燃料ポンプ70の全体が、外側第1共通接線P1a及び中間第1共通接線P1bのいずれの接線よりも内燃機関本体20側に位置している。また、燃料ポンプ70は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、当該燃料ポンプ70の大部分が、内側第1共通接線P1cよりも内燃機関本体20側に位置している。こうした位置関係のもとでは、例えば車両に対して他の物体が衝突した場合に、その衝突によって変形したり脱落したりした部品等が、クランクシャフト100の軸線方向に直交する方向において幅方向一方側且つ上側から燃料ポンプ70に衝突しようとしても、当該部品等は、燃料ポンプ70よりも先に各補機やシリンダヘッドカバー28に衝突する蓋然性が高い。

0056

また、図1に示すように、燃料ポンプ70は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、外側第2共通接線P2a、内側第2共通接線P2b、及び下側第2共通接線P2cのいずれの接線よりも内燃機関本体20側に位置している。こうした位置関係のもとでは、衝突物の衝突によって変形したり脱落したりした部品等が、クランクシャフト100の軸線方向に直交する方向において幅方向一方側且つ下側から燃料ポンプ70に衝突しようとしても、当該部品等は、燃料ポンプ70よりも先にスーパーチャージャ90やエアコンプレッサ60、また、ウォーターポンプ50に衝突する蓋然性が高い。したがって、クランクシャフト100の軸線方向に直交する方向からの部品等の衝突に関して、燃料ポンプ70を保護することが可能である。

0057

また、図2に示すように、燃料ポンプ70は、上側からの平面視で、上側第3共通接線P3a、中間第3共通接線P3b、及び下側第3共通接線P3cのいずれの接線よりも内燃機関本体20側に位置している。こうした位置関係のもとでは、衝突物の衝突によって変形したり脱落したりした部品等が、クランクシャフト100の軸線方向一方側から燃料ポンプ70に衝突しようとしても、当該部品等は、燃料ポンプ70よりも先に各補機やクランクシャフト100に衝突する蓋然性が高い。したがって、クランクシャフト100の軸線方向一方側からの部品等の衝突に関しても、燃料ポンプ70を保護することが可能である。

0058

ところで、上記構成においては、低圧デリバリパイプ44と燃料ポンプ70と高圧デリバリパイプ48とが直列に接続されている。したがって、例えば、燃料タンクから低圧デリバリパイプ44へと延びる配管から分岐させて燃料ポンプ70に燃料を供給する配管系統に比較して、配管の接続関係を単純化できる。

0059

さらに、上記構成においては、低圧デリバリパイプ44及び高圧デリバリパイプ48が、ポート噴射弁42及び筒内噴射弁46の配置に合わせてシリンダヘッド26近傍に配置されている。そして、燃料ポンプ70は、シリンダブロック22における上寄りの部位に配置されていて、シリンダヘッド26の近傍に配置されている。そのため、低圧デリバリパイプ44と燃料ポンプ70とを繋いでいる第1配管72、及び燃料ポンプ70と高圧デリバリパイプ48とを繋いでいる第2配管74をそれぞれ短くできる。このようにして配管系統を短くすることは、配管の重量低減に寄与できるだけでなく、他の部品が配管に衝突して当該配管を介して燃料ポンプ70に衝撃が伝わることも抑制できる。

0060

なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態に示したスーパーチャージャ90の形状は一例であり、適宜変更可能である。例えば、ハウジング90aは、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、縦辺部92の上端から内燃機関本体20側へ張り出すような部位を有していてもよい。なお、スーパーチャージャ90の形状を変更するのに伴って、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視においてスーパーチャージャ90における外側第1共通接線P1aが接する部位が、ハウジング90aではなくスーパーチャージャプーリ90cとなってもよい。

0061

・内燃機関本体20に対するスーパーチャージャ90の固定位置を変更してもよい。スーパーチャージャ90は、例えばシリンダブロック22における上下方向の中央寄りの位置に固定されていてもよい。また、スーパーチャージャ90は、シリンダヘッド26に固定されていてもよい。つまり、スーパーチャージャ90の固定位置は、インテークマニホールド33及び吸気管35の位置に合わせて決定すればよい。

0062

・上記実施形態に示したウォーターポンプ50の形状は一例であり、適宜変更可能である。例えば、ハウジング50aは直方体状であってもよい。ウォーターポンプ50の形状を変更するのに伴って、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視においてウォーターポンプ50における中間第1共通接線P1bが接する部位が、ハウジング50aではなくウォーターポンププーリ50cとなってもよい。

0063

・内燃機関本体20に対するウォーターポンプ50の固定位置を変更してもよい。ウォーターポンプ50は、例えばシリンダブロック22における上下方向の下寄りの位置に固定されていてもよい。

0064

・上記実施形態に示したエアコンプレッサ60の形状は一例であり、適宜変更可能である。例えば、ハウジング60aは直方体状であってもよい。エアコンプレッサ60の形状を変更するのに伴って、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視においてエアコンプレッサ60における内側第1共通接線P1cが接する部位が、ハウジング60aではなくコンプレッサプーリ60cとなってもよい。

0065

・内燃機関本体20に対するエアコンプレッサ60の固定位置を変更してもよい。エアコンプレッサ60は、例えばシリンダブロック22における上下方向の下寄りの位置に固定されていてもよい。

0066

・内燃機関本体20の上側部位は、補機によって変更される。内燃機関本体20の上側部位は、内燃機関本体20のうち、燃料ポンプ70の位置を規定する第1共通接線の対象となっている補機よりも上側の部位であり且つ燃料ポンプ70よりも上側の部位であればよい。

0067

・燃料ポンプ70と第1共通接線との位置関係に関して、燃料ポンプ70は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、当該燃料ポンプ70の少なくとも一部が、外側第1共通接線P1a、中間第1共通接線P1b、及び内側第1共通接線P1cの少なくとも一つの接線よりも内燃機関本体20側に位置いればよい。例えば外側第1共通接線P1aよりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70の少なくとも一部が位置していれば、燃料ポンプ70はスーパーチャージャ90及び内燃機関本体20の上側部位によって部分的には保護されるし、中間第1共通接線P1bよりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70の少なくとも一部が位置していれば、燃料ポンプ70はウォーターポンプ50及び内燃機関本体20の上側部位によって部分的には保護される。

0068

・クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で燃料ポンプ70の少なくとも一部が第1共通接線よりも内燃機関本体20側に位置していることを条件として、燃料ポンプ70の位置を変更してよい。例えば、燃料ポンプ70は、シリンダブロック22における上下方向の中央近傍に位置していてもよいし、シリンダヘッド26に固定されていてもよい。また、上記の条件の下、燃料ポンプ70の形状を変更してもよい。例えば、ハウジング70aは、円柱形状であってもよい。

0069

・補機は、上記実施形態で示したものに代えて、または加えて、例えばオルタネータといった他の補機が採用されてもよい。上記他の補機を採用する場合、その補機の設置位置は、別の補機の設置位置等との兼ね合いで調整すればよい。そして、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、上記他の補機の外縁及び内燃機関本体20の上側部位の外縁に対して幅方向一方側から接する第1共通接線よりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70の少なくとも一部が位置していてもよい。

0070

・上記実施形態で示した以外の他の補機の外縁及び内燃機関本体20の上側部位の外縁に対して幅方向一方側から接する第1共通接線よりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70の少なくとも一部が位置しているならば、燃料ポンプ70は、必ずしも外側第1共通接線P1a、中間第1共通接線P1b、及び内側第1共通接線P1cよりも内燃機関本体20側に位置している必要はない。

0071

・上記変更例のように、上記実施形態で示した以外の他の補機を内燃機関10に設置する場合、その補機を、燃料ポンプ70の位置を規定する第1共通接線の対象となっている補機よりも下側に配置してもよい。その場合、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、その補機の外縁と、燃料ポンプ70の位置を規定する第1共通接線の対象となっている補機の外縁とに対して幅方向一方側から接する仮想的な第2共通接線よりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70が位置していることが好適である。

0072

・燃料ポンプ70は、第2共通接線に対して内燃機関本体20とは反対側に位置していてもよい。こうした場合であっても、第1共通接線よりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70が位置していれば、燃料ポンプ70の位置を規定する第1共通接線の対象となっている補機、及び内燃機関本体20の上側部位によって燃料ポンプ70を保護することが可能となる。

0073

・燃料ポンプ70は、第3共通接線に対して内燃機関本体20とは反対側に位置していてもよい。こうした場合であっても、第1共通接線よりも内燃機関本体20側に燃料ポンプ70が位置していれば、燃料ポンプ70の位置を規定する第1共通接線の対象となっている補機、及び内燃機関本体20の上側部位によって燃料ポンプ70を保護することが可能となる。

0074

・クランクシャフト100と吸気カムシャフト30及び排気カムシャフト31との駆動連結の態様や、クランクシャフト100と各補機との駆動連結の態様は、問わない。例えば、燃料ポンプスプロケット70c及び第1クランクスプロケット100cを共にプーリに変更するとともに、燃料ポンプ駆動チェーン83をベルトに変更してもよい。

0075

・同様に、吸気カムスプロケット30b、排気カムスプロケット31b、及び第2クランクスプロケット100dをプーリに変更するとともに、カムシャフト駆動チェーン81をベルトに変更してもよい。

0076

・同様に、クランクプーリ100b、スーパーチャージャプーリ90c、ウォーターポンププーリ50c、及びコンプレッサプーリ60cをスプロケットに変更するとともに、補機駆動ベルト82をチェーンに変更してもよい。

0077

・スーパーチャージャプーリ90c、ウォーターポンププーリ50c、及びコンプレッサプーリ60cを同一の駆動ベルトで駆動連結することは必須ではない。例えば、ウォーターポンププーリ50c及びコンプレッサプーリ60cを駆動連結する駆動ベルトとは異なる駆動ベルトでスーパーチャージャプーリ90cを駆動してもよい。この場合、クランクシャフト100の軸線方向に関して、スーパーチャージャプーリ90cの位置と、ウォーターポンププーリ50c及びコンプレッサプーリ60cの位置とをずらせばよい。

0078

・吸気通路の構成は変更可能である。吸気通路は、吸気を外部から気筒22aに導くことができるようになっていればよい。例えばスーパーチャージャ90を廃止してもよい。この場合、インテークマニホールド33と吸気管35とを直接接続すればよい。

0079

・筒内噴射弁46の設置位置は変更可能である。筒内噴射弁46は、その先端が気筒22a内に臨んでいればよい。筒内噴射弁46は、例えば、シリンダヘッド26の側面を通じシリンダヘッド26の外部から気筒22a内へと至っていてもよい。

0080

・高圧デリバリパイプ48の設置位置は変更可能である。高圧デリバリパイプ48の設置位置は、筒内噴射弁46の位置に合わせて調整すればよい。例えば、高圧デリバリパイプ48は、シリンダヘッド26の幅方向一方側の側面よりも幅方向一方側に位置していてもよい。

0081

・燃料ポンプ70のハウジング70a内から高圧デリバリパイプ48へと燃料を供給するための第2配管74に関して、当該第2配管74の高圧デリバリパイプ48に対する接続位置は変更可能である。第2配管74は、構造物との干渉を避けた上で当該第2配管74の長さを極力短くできるようにして高圧デリバリパイプ48に接続すればよい。

0082

・ポート噴射弁42の設置位置は変更可能である。ポート噴射弁42は、その先端が吸気ポート26a内に臨んでいればよい。
・低圧デリバリパイプ44の設置位置は変更可能である。低圧デリバリパイプ44の設置位置は、ポート噴射弁42の位置に合わせて調整すればよい。

0083

・低圧デリバリパイプ44から燃料ポンプ70のハウジング70a内へと燃料を供給するための第1配管72に関して、当該第1配管72の低圧デリバリパイプ44との接続位置は変更可能である。第1配管72は、構造物との干渉を避けた上で当該第1配管72の長さを極力短くできるようにして低圧デリバリパイプ44に接続すればよい。

0084

・低圧デリバリパイプ44内に燃料を供給する燃料供給通路37に関して、当該燃料供給通路37の低圧デリバリパイプ44との接続位置は変更可能である。燃料供給通路37は、構造物との干渉を避けた上で当該燃料供給通路37の長さを極力短くできるようにして低圧デリバリパイプ44に接続すればよい。

0085

・他の補機や構造物の配置との兼ね合いで第1配管72や第2配管74を設置できない場合等においては、燃料ポンプから直接燃料ポンプ70へと燃料を供給し、燃料ポンプ70から高圧デリバリパイプ48へと燃料を圧送する構造も採用し得る。燃料タンクから低圧デリバリパイプ44へと延びる配管から分岐させて燃料ポンプ70に燃料を供給する構造を採用してもよい。

0086

・ポート噴射弁42と低圧デリバリパイプとを採用しない構成もあり得る。この場合も、燃料ポンプから直接燃料ポンプ70へと燃料を供給し、燃料ポンプ70から高圧デリバリパイプ48へと燃料を圧送してよい。

0087

・上記実施形態の内燃機関本体20の構成は、あくまでも概略的に例示したものであり、当該内燃機関本体20の構成は適宜変更可能である。

0088

10…内燃機関、20…内燃機関本体、22…シリンダブロック、22a…気筒、24…オイルパン、26…シリンダヘッド、26a…吸気ポート、42…ポート噴射弁、44…低圧デリバリパイプ、46…筒内噴射弁、48…高圧デリバリパイプ、50…ウォーターポンプ、60…エアコンプレッサ、70…燃料ポンプ、90…スーパーチャージャ、100…クランクシャフト、P1a…外側第1共通接線、P1b…中間第1共通接線、P1c…内側第1共通接線、P2a…外側第2共通接線、P2b…内側第2共通接線、P2c…下側第2共通接線、P3a…上側第3共通接線、P3b…中間第3共通接線、P3c…下側第3共通接線。

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