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技術 作業車両及び車両充電システム

出願人 株式会社小松製作所
発明者 富澤美帆高野善之
出願日 2018年9月20日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-176017
公開日 2020年3月26日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-045702
状態 未査定
技術分野 建設機械の構成部品
主要キーワード 横仕切り 縦仕切り デリバリユニット メンテナンス作業員 走行方向後方 運転空間 バッテリ回路 スイングピニオン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
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図面 (6)

課題

複数のカプラに対して外部電源が同時に接続されることを回避しながら、メンテナンス性を向上させる。

解決手段

外部からアクセス可能充電口140を備え、充電口140は、外部電源につながる普通充電コネクタ170A、急速充電コネクタ170Bがそれぞれ端部161A、161Bから接続可能とされているとともに互いに隣り合うように並設された普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bを有し、普通充電カプラ160Aの端部161Aと急速充電カプラ160Bの端部161Bとは、これら普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bの並設方向に互いに対向している。

概要

背景

特許文献1には、外部電源が接続される複数のカプラ接続部材)を有する電動式建設機械が開示されている。複数のカプラは互いに並設されている。複数のカプラは、並設方向スライド可能とされたスライド板によって、いずれか一の接続部材のみが外部に開放される構成とされている。

概要

複数のカプラに対して外部電源が同時に接続されることを回避しながら、メンテナンス性を向上させる。外部からアクセス可能充電口140を備え、充電口140は、外部電源につながる普通充電コネクタ170A、急速充電コネクタ170Bがそれぞれ端部161A、161Bから接続可能とされているとともに互いに隣り合うように並設された普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bを有し、普通充電カプラ160Aの端部161Aと急速充電カプラ160Bの端部161Bとは、これら普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bの並設方向に互いに対向している。

目的

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、複数のカプラに対して外部電源が同時に接続されることを回避しながら、メンテナンス性を向上させることができる作業車両、及び、車両充電システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車体と、前記車体に対して外部からアクセス可能充電口と、を備え、前記充電口は、前記外部を向く端部を有し、外部電源につながるコネクタがそれぞれ前記端部側から接続可能とされているとともに互いに隣り合うように並設された第一カプラ及び第二カプラを有し、前記第一カプラの端部と及び前記第二カプラの端部とは、これら第一カプラ及び第二カプラの並設方向に互いに対向している作業車両

請求項2

前記充電口は、前記車体の内方に向かって凹となるように前記並設方向に接続された第一平面及び第二平面を有する基部をさらに有し、前記第一カプラは、該第一カプラに対して前記コネクタが接続される方向に延びる第一軸線が前記第一平面に直交するように、前記前記第一平面から突出して設けられ、前記第二カプラは、該第二カプラに対して前記コネクタが接続される方向に延びる第二軸線が前記第二平面に直交するように、前記第二平面から突出して設けられている請求項1に記載の作業車両。

請求項3

前記第一軸線と前記第二軸線とは、前記車体の外方で交差する請求項2に記載の作業車両。

請求項4

前記車体内に設けられたバッテリユニットをさらに備え、前記第一カプラは、前記コネクタとしての普通充電コネクタが接続されることで前記バッテリユニットに対して普通充電が可能な普通充電カプラであって、前記第二カプラは、前記コネクタとしての急速充電コネクタが接続されることで前記バッテリユニットに対して急速充電が可能な急速充電カプラである請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車両。

請求項5

請求項4に記載の作業車両と、前記外部電源につながる前記普通充電コネクタ及び前記急速充電コネクタと、を備え、前記普通充電カプラに前記普通充電コネクタが接続された際に、該普通充電コネクタによって前記急速充電カプラへの前記急速充電コネクタの接続が妨げられ、前記急速充電カプラに前記急速充電コネクタが接続された際に、該急速充電コネクタによって前記普通充電カプラへの前記急速充電コネクタの接続が妨げられる車両充電システム

請求項6

前記車体内に設けられたバッテリユニットと、前記車体内に設けられた機器と、をさらに備え、前記第一カプラは、前記コネクタとしての充電コネクタが接続されることで前記バッテリユニットに対して充電が可能な充電カプラであって、前記第二カプラは、前記コネクタとして給電コネクタが接続されることで前記機器に電力を供給する給電カプラである請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車両。

請求項7

請求項6に記載の作業車両と、前記外部電源につながる前記充電コネクタ及び前記給電コネクタと、を備え、前記充電カプラに前記充電コネクタが接続された際に、該充電コネクタによって前記給電カプラへの前記給電コネクタの接続が妨げられ、前記給電カプラに前記給電コネクタが接続された際に、該給電コネクタによって前記充電カプラへの前記充電コネクタの接続が妨げられる車両充電システム。

技術分野

0001

本発明は、作業車両及び車両充電システムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、外部電源が接続される複数のカプラ接続部材)を有する電動式建設機械が開示されている。複数のカプラは互いに並設されている。複数のカプラは、並設方向スライド可能とされたスライド板によって、いずれか一の接続部材のみが外部に開放される構成とされている。

先行技術

0003

特開2012−1889号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上記特許文献1の技術では、スライド板が可動するため該スライド板に摩耗等が生じる結果、メンテナンス頻度が増加する。

0005

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、複数のカプラに対して外部電源が同時に接続されることを回避しながら、メンテナンス性を向上させることができる作業車両、及び、車両充電システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一の態様に係る作業車両は、車体と、前記車体に対して外部からアクセス可能充電口と、を備え、前記充電口は、前記外部を向く端部を有し、外部電源につながるコネクタがそれぞれ前記端部側から接続可能とされているとともに互いに隣り合うように並設された第一カプラ及び第二カプラを有し、前記第一カプラの端部と及び前記第二カプラの端部とは、これら第一カプラ及び第二カプラの並設方向に互いに対向している。

0007

本発明の一の態様に係る車両充電システムは、上記の作業車両と、前記外部電源につながる前記普通充電コネクタ及び前記急速充電コネクタと、を備え、前記普通充電カプラに前記普通充電コネクタが接続された際に、該普通充電コネクタによって前記急速充電カプラへの前記急速充電コネクタの接続が妨げられ、前記急速充電カプラに前記急速充電コネクタが接続された際に、該急速充電コネクタによって前記普通充電カプラへの前記急速充電コネクタの接続が妨げられる。

発明の効果

0008

上記態様の作業車両及び車両充電システムによれば、複数のカプラに対して外部電源が同時に接続されることを回避しながら、メンテナンス性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの側面図である。
本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの上部旋回体の内部構造を示す模式的な平面図である。
本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの上部旋回体の後部かつ上部における内部構造を示す模式的な側面図である。
本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの充電口の平面図である。
本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの充電口の斜視図である。

実施例

0010

以下、本発明の実施形態について図1図5を参照して詳細に説明する。
<電動式油圧ショベル(電動式建設機械)>
図1に示すように、電動式建設機械の一例としての電動式油圧ショベル200は、下部走行体210及び上部旋回体(車体)220を備えている。以下では、電動式油圧ショベル200が水平面に設置された状態における重力が作用する方向を上下方向と称する。

0011

<下部走行体>
下部走行体210は、一対の履帯211を有している。これら履帯211が走行用油圧モータ(図示省略)によって駆動されることで下部走行体210が走行する。下部走行体210の走行方向を前後方向、走行方向前方側(通常の前進方向、下記ブレード212が設けられている側)を前方、当該前方の反対側である走行方向後方を後方と称する。また、前進方向を見て右方を「右」、左方を「左」と称する。上記履帯211は、左右に一対が設けられている。
下部走行体210の前部には、下部走行体210の車幅方向(以下、単に幅方向と称する。)に延びる排土板としてのブレード212が設けられている。該ブレード212は、油圧シリンダによって駆動されることで高さ位置が調整可能とされている。

0012

<上部旋回体>
上部旋回体220は、下部走行体210上に設けられている。上部旋回体220は、スイングサークル215を介して下部走行体210に接続されている。スイングサークル215は、上下方向に延びる旋回軸線を中心とした円環状をなしている。上部旋回体220は、スイングサークル215によって、下部走行体210に対して旋回軸線回りに旋回可能とされている。

0013

上部旋回体220は、作業機221、運転空間80、旋回フレーム10、門型フレーム20、バッテリユニット40、インバータ36、パワーデリバリユニット37、電動モータ39、油圧ポンプ51、油圧バルブ52、操作パターン切替部53、旋回モータ70、クーリングユニット61、補機バッテリ64、プロテクタ95、外装カバー100及び充電口140を備えている。

0014

<作業機>
作業機221は、図1に示すように、ブーム222、アーム223及びバケット224を有する。作業機221は、ブーム222、アーム223及びバケット224がそれぞれ各油圧シリンダにより駆動されることで掘削等の各種作業を行う。以下では、作業機221が電動式油圧ショベル200の前方を向いている状態における上部旋回体220の幅方向を単に「幅方向」と称する。また、幅方向の中央に向かう方向を「幅方向内側」と称し、幅方向の中央から左側(幅方向一方側)又は右側(幅方向他方側)に向かう方向を「幅方向外側」と称する。

0015

<運転空間>
運転空間80は、オペレータ搭乗し、該オペレータによる電動式油圧ショベル200の操縦が行われる部分である。運転空間80は、図1に示すように、上部旋回体220の前部かつ上部における左寄りの部分に設けられている
運転空間80は、床面を形成するとなるフロアパネル81と、該フロアパネル81の後方かつ上方に設けられた運転席84を有している。その他、運転空間80には、コントローラ等が収容されたコンソールボックス、各種レバー、ペダルが設けられている。運転空間80の上方は、キャノピー90によって覆われている。キャノピー90の後部は、門型フレーム20の上端に固定されている。

0016

<旋回フレーム>
旋回フレーム10は、図2に示すように、ベースプレート11、横仕切りプレート12、前部縦仕切りプレート13、前部補強プレート14、ブラケット15及びスペーサとしての後部縦仕切りプレート16を有している。

0017

<ベースプレート>
図2に示すように、ベースプレート11は、水平方向に延びる板状をなす部材である。即ち、ベースプレート11は、前後方向及び幅方向に延びている。ベースプレート11の下面はスイングサークル215上に固定されている。これによって、旋回フレーム10はスイングサークル215によって下方から支持されている。

0018

<横仕切りプレート>
横仕切りプレート12は、ベースプレート11の上面から上方に向かって突出するとともに幅方向にわたって延びる板状の部材である。横仕切りプレート12は、幅方向を長手方向として延びている。横仕切りプレート12は、ベースプレート11における前後方向の中央よりも前方側の部分に配置されている。横仕切りプレート12は、ベースプレート11の幅方向両側の端部、即ち、左右両側の端部にわたって延びている。

0019

<前部縦仕切りプレート>
前部縦仕切りプレート13は、ベースプレート11の上面から突出するとともに前後方向に延びる板状の部材である。前部縦仕切りプレート13は、ベースプレート11の上面における横仕切りプレート12の前方側で、幅方向に互いに離間して一対が設けられている。即ち、前部縦仕切りプレート13は、左右に間隔をあけて一対が設けられている。一対の前部縦仕切りプレート13は、それぞれベースプレート11の幅方向両側の端部よりも幅方向内側に配置されている。

0020

前部縦仕切りプレート13は、後方側の端部が横仕切りプレート12の前方側を向く面に接続されている。即ち、前部縦仕切りプレート13は、横仕切りプレート12から前方に延びるように設けられている。図2に示すように、一対の前部縦仕切りプレート13は、横仕切りプレート12との接続箇所である後方側の端部から前方側に向かうに従って、互いに近接するように設けられている。

0021

<前部補強プレート>
前部補強プレート14は、一対の前部縦仕切りプレート13の前部で、これら一対の前部縦仕切りプレート13に一体に固定されている。
<ブラケット>
ブラケット15は、一対の前部縦仕切りプレート13及び前部補強プレート14の前端に固定されている。ブラケット15を介して作業機221がベースプレート11に支持されている。

0022

<後部縦仕切りプレート>
後部縦仕切りプレート16は、ベースプレート11の上面から突出するとともに前後方向に延びる板状の部材である。後部縦仕切りプレート16は、ベースプレート11の上面における横仕切りプレート12の後方側で、幅方向に互いに離間して一対が設けられている。即ち、後部縦仕切りプレート16は、左右に一対が設けられている。一対の後部縦仕切りプレート16の幅方向の間隔は、一対の前部縦仕切りプレート13の後端におけるこれら前部縦仕切りプレート13の幅方向の間隔よりも大きい。

0023

<門型フレーム>
門型フレーム20は、図2に示すように、ベースプレート11上に固定されている。門型フレーム20は、一対の柱部21及び梁部22を有している。

0024

一対の柱部21は、ベースプレート11上における横仕切りプレート12よりも後方で、幅方向に離間して一対が設けられている。柱部21は上下方向に延びており、下端がベースプレート11に固定されている。
梁部22は、一対の柱部21の上端にわたって幅方向に延びている。梁部22は、ベースプレート11の上面の上方に該上面と間隔をあけて設けられている。一対の柱部21と梁部22とは一体に固定されている。門型フレーム20は、前後方向から見て逆U字状をなしている。

0025

<バッテリユニット>
バッテリユニット40は、電動式油圧ショベル200の電源である。図2に示すように、バッテリユニット40は、ベースプレート11上における後部の中央付近に設けられている。バッテリユニット40は、一対の後部縦仕切りプレート16上に配置されている。バッテリユニット40は、前部が門型フレーム20を挿通するように配置されている。
図2及び図3に示すように、バッテリユニット40は、バッテリボックス41及びセンサボックス44を備えている。

0026

<バッテリボックス>
バッテリボックス41は、内部に多数のバッテリを収容している。バッテリボックス41は、図3に示すように、複数のバッテリケース42を上下方向に積層されることで構成されている。これら複数のバッテリケース42の内部には、複数のバッテリが配列されるように設けられている。各バッテリケース42に配置された複数のバッテリがバッテリボックス41全体で電気的に接続されることでバッテリ回路を構成している。

0027

<センサボックス>
センサボックス44は、各バッテリケース42の背面からさらに後方に突出するように設けられている。センサボックス44は、幅方向に延びる箱状をなしている。センサボックス44の内部には、各種のセンサ及びコンタクタ等が収容されている。最上部のセンサボックス44には、当該センサボックス44から後方に突出するようにサービスプラグ44aが設けられている。サービスプラグ44aを引き抜くことで、バッテリユニット40のバッテリ回路が遮断される。

0028

<インバータ>
インバータ36は、図2及び図3に示すように、バッテリユニット40のバッテリボックス41の上方に設けられている。より具体的には、インバータ40は、バッテリボックス41の上面に固定されたフレーム状をなすキャリア36a上に支持されている。インバータ36は、バッテリユニット40から供給される直流電力交流電力に変換する。

0029

<パワーデリバリユニット>
パワーデリバリユニット37は、図2に示すように、バッテリユニット40の右側に設けられている。パワーデリバリユニット37は、バッテリユニット40に充電された直流電力をインバータ36に供給する。即ち、インバータ36には、パワーデリバリユニット37を介してバッテリユニット40からの直流電力が供給される。パワーデリバリユニット37には、コンタクタ、DC−DC変換器及び車載充電器等の各種電気機器が設けられている。

0030

<電動モータ>
電動モータ39は、インバータ36から供給される交流電力によって駆動される。電動モータ39は、図2に示すように、バッテリユニット40の左側に設けられている。電動モータ39は、駆動軸が前後方向に沿うように設けられている。

0031

<油圧ポンプ>
油圧ポンプ51は、電動モータ39の駆動軸の回転に伴って駆動されることで、作動油吐出する。油圧ポンプ51は、図2に示すように、ベースプレート11上の電動モータ39の前方側であって横仕切りプレート12の前後位置付近に設けられている。油圧ポンプ51は、回転軸が前後方向に沿うように配置されている。油圧ポンプ51の回転軸は電動モータ39の駆動軸に接続されている。

0032

<油圧バルブ>
油圧バルブ52は、図2に示すように、ベースプレート11上の前部縦仕切りプレート13の左側かつ横仕切りプレート12の前方側に設けられている。油圧バルブ52は、油圧ポンプ51に接続されている。油圧バルブ52は、油圧ポンプ51から吐出される作動油を各種油圧シリンダ等の油圧機器分配する。

0033

<操作パターン切替部>
操作パターン切替部53は油圧バルブ52に接続されており、メンテナンス作業員によって設定変更されることで、油圧バルブ52による作動油の分配先を変更する。これにより、運転者の各種レバー操作によって可動される油圧シリンダが変更される。その結果、運転者による各種レバー操作の操作パターンを切り替えることができる。
操作パターン切替部53は、図2に示すように、平面視にて油圧バルブ52の左側(幅方向外側)に配置されている。

0034

<旋回モータ>
旋回モータ70は、油圧バルブ52から供給される作動油によって回転駆動される油圧駆動式のモータである。旋回モータ70は、ベースプレート11における一対の前部縦仕切りプレート13の間の位置で、ベースプレート11を貫通するように設けられている。旋回モータ70は回転軸の軸線は上下方向に一致している。旋回モータ70が油圧によって駆動されることで、当該旋回モータ70の駆動力は、図示しないスイングピニオンを介してスイングサークル215に伝達される。これによって、上部旋回体220が下部走行体に対して旋回駆動する。

0035

<クーリングユニット>
クーリングユニット61は、図2に示すように、横仕切りプレート12の前方側、かつ、右側の前部縦仕切りプレートの右側の領域に設けられている。クーリングユニット61は、回転駆動されるクーリングファン62と、ラジエータオイルクーラを含む熱交換部63と、を有している。

0036

<補機バッテリ>
補機バッテリ64は、図2に示すように、ベースプレート11上のクーリングユニット61の下方に設けられている。補機バッテリ64は、例えばライトや各種コントローラ等の補機電力を供給する。補機バッテリ64には、パワーデリバリユニット37のDC−DCコンバータを介して充電が行われる。
オイルタンク65は、図2に示すように、クーリングユニット61の前方に配置されている。オイルタンク65には、油圧モータに供給される作動油が貯留されている。

0037

<プロテクタ>
プロテクタ95は、図1に示すように、上部旋回体220の後部かつ下部の両角部に幅方向に間隔をあけて一対が設けられている。プロテクタ95は、例えば鋼材等の高強度部材によって形成されている。プロテクタ95は、ベースプレート11の後端の両側の角部に一体に固定されており、上方に向かって延びている。プロテクタ95は、上部旋回体220の旋回時に後部が衝突した場合における衝撃から該上部旋回体220を保護する。

0038

<外装カバー>
外装カバー100は、図1に示すように、上部旋回体220の外形を形成するカバーである。外装カバー100の内側に上部旋回体220の各種機器が収容されている。外装カバー100は、左カバー120、右カバー130及び後部カバー110を有している。
左カバー120は、図1及び図2に示すように、外装カバー100の左側部分を形成している。左カバー120は、図2に示すように、油圧ポンプ51、油圧バルブ52及び操作パターン切替部53を左側から覆っている。

0039

右カバー130は、図1及び図2に示すように、外装カバー100の右側部分を形成している。右カバー130は、クーリングユニット61、補機バッテリ64及びオイルタンク65を覆っている。右カバー130には、クーリングユニット61に空気を導入するための吸気孔(図示省略)と、クーリングユニット61を通過した空気を排出するための排気孔(図示省略)が形成されている。

0040

<後部カバー>
図1及び図2に示すように、後部カバー110は、外装カバー100の後部を形成している。後部カバー110は、図2に示すように、バッテリユニット40、インバータ36、パワーデリバリユニット37及び電動モータ39を収容するように覆っている。

0041

後部カバー110は、図3に示すように、開閉部111を有している。開閉部111は、後部カバー110における後端かつ上端に当たる部分であって、幅方向中央に設けられておいる。開閉部111は、後部カバー110の上端で幅方向に沿う回動軸線O回りに回動可能に設けられている。

0042

<充電口>
充電口140は、図2及び図3に示すように、バッテリユニット40のバッテリボックス41の上面における後部に設けられている。より具体的には、充電口140は、図3に示すように、キャリア36aの後端上に支持されている。充電口140は、後部カバー110の開閉部111を開放することで、外部からアクセス可能な位置に配置されている。
充電口140は、図4及び図5に示すように、基部150、第一カプラとしての普通充電カプラ160A及び第二カプラとしての急速充電カプラ160Bを有している。

0043

<基部>
基部150は、キャリア36aの後端上に固定されている。基部150は、上部旋回体の後方側となる外方を向く第一平面151A及び第二平面151Bを有している。第一平面151A及び第二平面151Bは、上部旋回体220の幅方向に並設されている。
第一平面151Aと第二平面151Bとは、上部旋回体220の前方側となる内方に向かって凹となるように互いに接続されている。これによって、第一平面151Aと第二平面151Bとは互いに並設方向に対向している。
ここで、「第一平面151Aと第二平面151Bとが対向する」には、第一平面151Aと第二平面151Aとが互いに傾斜しながら向き合っている状態も含まれる。

0044

<第一平面>
第一平面151Aは、並設方向一方側(図4における上側、車幅方向一方側)に設けられている。
第一平面151Aは、第一平面151Aと第二平面151Bとの接続箇所から右側に向かうに従って後方側に向かって延びている。

0045

<第二平面>
第二平面151Bは、並設方向他方側(図4における下側、車幅方向他方側)に設けられている。
第二平面151Bは、第一平面151Aと第二平面151Bとの接続箇所から左側に向かうに従って後方側に向かって延びている。

0046

第一平面151Aと第二平面151Bとがなす角度θは、例えば130°〜170の範囲、好ましくは140°〜160°の範囲、より好ましくは145°〜155°の範囲に設定されている。本実施形態では、第一平面151Aと第二平面151Bとがなす角度θは150°に設定されている。

0047

<普通充電カプラ>
普通充電カプラ160Aは、第一平面151Aから該第一平面151Aの向く方向に突出するように設けられている。普通充電カプラ160Aは、中心軸線が該普通充電カプラ160Aの突出方向に延びる円筒状をなしている。普通充電カプラ160Aの中心軸線は、該普通充電カプラ160Aに対して普通充電コネクタ170Aが接続される方向に延びる第一軸線L1に一致している。普通充電カプラ160Aの突出方向の先端となる端部161Aは、第一軸線L1方向を向いている。即ち、普通充電カプラ160Aの端部161Aは、後方かつ左側を向いている。

0048

<急速充電カプラ>
急速充電カプラ160Bは、第二平面151Bから該第二平面151Bの向く方向に突出するように設けられている。急速充電カプラ160Bは、中心軸線が該急速充電カプラ160Bの突出方向に延びる円筒状をなしている。急速充電カプラ160Bの中心軸線は、該急速充電カプラ160Bに対して急速充電コネクタ170Bが接続される方向に延びる第二軸線L2に一致している。急速充電カプラ160Bの突出方向の先端となる端部161Bは、第二軸線L2方向を向いている。即ち、急速充電カプラ160Bの端部161Bは、後方かつ右側を向いている。

0049

普通充電カプラ160Aと急速充電カプラ160Bとは、第一平面151A及び第二平面151Bと同様に互いに並設されている。普通充電カプラ160Aの突出方向の端部と急速充電カプラ160Bの突出方向の端部とは、並設方向に互いに対向している。
ここで、「普通充電カプラ160Aの端部と急速充電カプラ160Bの端部とが対向する」には、普通充電カプラ160Aの突出方向の端部と急速充電カプラ160Bの突出方向の端部とが、互いに傾斜しながら向き合っている状態も含まれる。
第一軸線L1と第二軸線L2とは、上部旋回体220の後方側で互いに交点P3で交差している。第一軸線L1と第二軸線L2とは、それぞれ第一平面151Aと第二平面151Bとの双方に直交する仮想平面上に含まれている。
第一軸線L1及び第一平面151Aの交点P1と、第二軸線L2及び第二平面151Bとの交点P2とは同一の高さ位置に配置されている。

0050

第一軸線L1及び第一平面151Aの交点P1と、第二軸線L2及び第二平面151Bとの交点P2との距離D(これら交点の並設方向の間隔)は、例えば120〜160mmの範囲、好ましくは130〜150mmの範囲、より好ましくは135mm〜145mmの範囲に設定されている。本実施形態では、上記距離Dは137mmに設定されている。
普通充電カプラ160Aの第一軸線L1方向の長さと急速充電カプラ160Bの第二軸線L2方向の長さは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。

0051

普通充電カプラ160Aに接続される普通充電コネクタ170Aと急速充電カプラ160Bに接続される急速充電コネクタ170Bは、外部電源に接続されている。普通充電コネクタ170A、急速充電コネクタ170B及び電動式油圧ショベル200によって、車両充電システムが構成されている。

0052

普通充電コネクタ170Aは、普通充電ガン171Aを有している。普通充電ガン171Aは、後端がケーブル172Aを介して外部電源に電気的に接続されている。普通充電ガン171Aは、先端が円筒状をなす普通充電カプラ160Aに嵌合可能とされている。普通充電ガン171Aが普通充電カプラ160Aと嵌り合った状態では、基部150における普通充電カプラ160Aの内側に配置された普通充電端子(図示省略)と普通充電ガン171Aの先端の端子とが電気的に接続される。これによって、外部電源からの電力がケーブル172A及び普通充電ガン171Aを介して充電口140の普通充電端子に供給される。普通充電端子に供給された電力は、パワーデリバリユニット37の普通充電器及びコンタクタを介してバッテリユニット40に供給される。

0053

急速充電コネクタ170Bは、急速充電ガン171Bを有している。急速充電ガン171Bは、後端がケーブル172Bを介して外部電源に電気的に接続されている。急速充電ガン171Bは、先端が円筒状をなす急速充電カプラ160Bに嵌合可能とされている。急速充電ガン171Bが急速充電カプラ160Bに差し込まれた状態では、基部150における急速充電カプラ160Bの内側に配置された急速充電端子(図示省略)と急速充電ガン171Bの先端の端子とが電気的に接続される。これによって、外部電源からの電力がケーブル172B及び急速充電ガン171Bを介して充電口140の急速充電端子に供給される。急速充電コネクタ170Bからの電力は、パワーデリバリユニット37のコンタクタを介してバッテリユニット40に供給される。

0054

作用効果
電動式油圧ショベル200にバッテリユニット40への充電を行う際には、後部カバー110の開閉部111を開放させることで、充電口140を後部カバー110の外方側露出した状態とする。この状態では、充電口140の普通充電カプラ160Aに普通充電コネクタ170Aを接続し、又は、急速充電カプラ160Bに急速充電コネクタ170Bを接続する。ここで仮に、普通充電カプラ160Aへの普通充電コネクタ170Aの接続と、急速充電カプラ160Bへの急速充電コネクタ170Bの接続とが同時に行われてしまった場合、作業者の意図しない充電が行われてしまう場合がある。即ち、例えば作業者がより速く充電が行われることを思惑して、充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bの双方を各コネクタに同時に接続した場合であっても、実際には先に接続した方のみが優先して充電が実行されることになる。この場合、作業者の意図とは異なる充電が行われたことになる。

0055

これに対して本実施形態では、普通充電カプラ160Aへの普通充電コネクタ170Aの接続と、急速充電カプラ160Bへの急速充電コネクタ170Bの接続とを同時に行うことができないように構成されている。
即ち、普通充電カプラ160Aの端部161Aと急速充電カプラ160Bとの端部161Bとは互いに並設方向に対向している。そのため、普通充電カプラ160Aに普通充電コネクタ170Aを接続しながら急速充電カプラ160Bに急速充電コネクタ170Bを接続しようとすると、普通充電コネクタ170Aの普通充電ガン171Aと急速充電コネクタ170Bの急速充電ガン171Bとが互いに物理的に干渉することとなる。

0056

つまり、普通充電カプラ160Aと急速充電カプラ160Bとは、これらのうちの一方に充電コネクタが接続された際に、他方には充電コネクタの接続が妨げられるような配置関係とされている。そのため、普通充電コネクタ170A及び急速充電コネクタ170Bの同時接続を回避することができるため、作業者の意図しない充電が行われてしまうことを防止することが可能となる。

0057

特に、普通充電ガン171Aは、普通充電カプラ160Aに取り付けられた状態で、該普通充電カプラ160Aの突出方向である第一軸線L1方向を長手方向とした形状をなしている。また、急速充電ガン171Bは、急速充電カプラ160Bに取り付けられた状態で、該急速充電カプラ160Bの突出方向である第二軸線L2方向を長手方向とした形状をなしている。そのため、普通充電カプラ160Aの中心軸線に一致する第一軸線L1と急速充電カプラ160Bの中心軸線に一致する第二軸線L2とが外方で交差していることにより、普通充電ガン171Aと急速充電ガン171Bとをより確実に互いに干渉させることができる。

0058

また、本実施形態では、普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bの配置関係のみをもって、これらへの充電コネクタの同時接続を回避しているため、別途可動部等を設ける必要がない。そのため、当該可動部の摩耗等を考慮することがないため、メンテナンス性を向上させることができる。

0059

さらに、普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bは、互いに傾斜して接続された第一平面151A及び第二平面151Bによって姿勢が定められている。第一平面151A及び第二平面151Bはそれぞれ後方側を向いているため、同様に後方側を向く普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bに対して普通充電コネクタ170A又は急速充電コネクタ170Bを容易に取り付けることができる。また、普通充電コネクタ170A又は急速充電コネクタ170Bを取り付ける際に、例えば可動部の移動等、別途操作が必要ないため、作業の煩雑性を回避することができる。

0060

<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。

0061

例えば、普通充電カプラ160Aと急速充電カプラ160Bとは、上下方向又は前後方向等の車幅方向以外の他の方向に並設されていてもよい。これに応じて第一平面151A及び第二平面151Bも他の方向に並設されていてもよい。

0062

普通充電カプラ160Aと急速充電カプラ160Bとが、互い近接するように車幅方向に突出した構成であってもよい。この場合、車幅方向に対向する一対の面から普通充電カプラ160A及び急速充電カプラ160Bがこれらの面の向く方向に突出した構成となる。また、一対の面の離間距離は、少なくとも普通充電ガン171A及び急速充電ガン171Bの長手方向の長さよりも大きく設定される。この場合も実施形態同様、普通充電ガン171Aと急速充電ガン171Bとの同時接続を回避することができる。

0063

普通充電カプラ160Aと急速充電カプラ160Bとは、バッテリユニット40への充電用のみならず、例えば、インバータに外部電源からの直接電力を供給するための電源ケーブルのコネクタが接続される一対のカプラであってもよい。この場合も一対のカプラに対しての複数の電源ケーブルの同時接続を回避することができる。また、その他の用途の一対のカプラであってもよい。

0064

また、例えば第一カプラとして、コネクタとしての充電コネクタが接続されることでバッテリユニット40に対して充電が可能な充電カプラを設けるとともに、第二カプラとして、コネクタとして給電コネクタが接続されることで電動式油圧ショベル200内の機器に電力を供給する給電コネクタを設けてもよい。充電コネクタ及び給電コネクタはそれぞれ外部電源にケーブルを介して接続されている。
この場合、充電カプラに充電コネクタが接続された際には、該充電コネクタによって給電カプラへの給電コネクタの接続が妨げられる。また、給電カプラに前記給電コネクタが接続された際には、該給電コネクタによって充電カプラへの充電コネクタの接続が妨げられる。

0065

実施形態では、電動式建設機械の例として、電動式油圧ショベル200について説明したがこれに限定されることはない。例えば作業機221等の駆動も全て電動で行う電動式ショベル、さらにはケーブルを介して外部から電力が供給される電動式油圧ショベルに本発明を適用してもよい。また、他の電動式建設機械に本発明を適用してもよい。さらに、電動フォークリフトや電動ローダに本発明を適用してもよい。

0066

10旋回フレーム
11ベースプレート
12横仕切りプレート
13 前部縦仕切りプレート
14 前部補強プレート
15ブラケット
16 後部縦仕切りプレート
20門型フレーム
21 柱部
22 梁部
36インバータ
36aキャリア
37パワーデリバリユニット
39電動モータ
40バッテリユニット
41バッテリボックス
42バッテリケース
44センサボックス
44aサービスプラグ
51油圧ポンプ
52油圧バルブ
53操作パターン切替部
61クーリングユニット
62クーリングファン
63熱交換部
64補機バッテリ
65オイルタンク
70旋回モータ
80運転空間
81フロアパネル
84運転席
90キャノピー
95プロテクタ
100外装カバー
110後部カバー
111開閉部
120左カバー
130右カバー
140充電口
150 基部
151A 第一平面
151B 第二平面
160A普通充電カプラ(第一カプラ)
160B急速充電カプラ(第二カプラ)
161A 端部
161B 端部
170A 普通充電コネクタ(コネクタ)
170B 急速充電コネクタ(コネクタ)
171A 普通充電ガン
171B 急速充電ガン
172Aケーブル
172B ケーブル
200電動式油圧ショベル
210下部走行体
211履帯
212ブレード
215スイングサークル
220上部旋回体(車体)
221作業機
222ブーム
223アーム
224バケット
O回動軸線
L1 第一軸線
L2 第二軸線

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