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技術 ケラチン繊維を着色するための方法及び組成物

出願人 ロレアル
発明者 道辻知剛セリーヌ・ボサールディモイ・ロイマキシム・ドゥ・ボニ
出願日 2018年8月29日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-160120
公開日 2020年3月26日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-045286
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード 加熱用プレート 蒸発性成分 機械的張力 ナフタザリン 毛髪見本 イソインジゴ 閉塞空間 抜け毛防止剤
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課題

直接染料を使用して改善された色強度及び色持続性ケラチン繊維にもたらすことができる、毛髪等のケラチン繊維を着色するための新たな方法を提供すること。

解決手段

本発明は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための方法であって、(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに式(I)及び(II)のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程とを含む方法に関する。本発明は、優れた着色効率、例えば色強度及び色持続性を提供することができる。

概要

背景

酸化ベースと一般に呼ばれる酸化色前駆体、例えばオルト-又はパラ-フェニレンジアミン、オルト-又はパラ-アミノフェノール及び複素環式化合物を含有する染色組成物ケラチン繊維、特にヒト毛髪を染色することは知られている。これらの酸化ベースは、一般に、カップラーと組み合わされる。これらのベース及びこれらのカップラーは、無色の又は薄く着色された化合物であり、酸化性製品と組み合わされて、酸化縮合プロセスによって着色化合物を生じることができる。

酸化によるこのタイプの着色は、非常に高い視認性で、白髪カバーする能力を有し、多様な色調における色を得ることを可能にするが、酸化剤及びアルカリ剤の使用に起因して(特に、反復塗布又は他の毛髪処置との組合せによって)、ケラチン繊維に対するダメージをもたらす。

一方で、直接染料を含有する染色組成物でケラチン繊維、特にヒト毛髪を染色することもまた知られている。従来の直接染料は、特に以下のものである:硝酸ベンゼンアントラキノンニトロピリジン、アゾ、キサンチンアクリジンアジン、及びトリアリールメタンタイプ又は天然着色料。直接染料を使用する毛髪着色は、酸化染料を使用する毛髪着色に対して、アレルギーの問題をほとんど生じず、毛髪に対して引き起こすダメージが少なく、鮮明な色の視認性を与えるという利点を有する。

例えば、JP-A-2017-39682は、直接染料を含む、毛髪を染色するための組成物を開示している。

概要

直接染料を使用して改善された色強度及び色持続性をケラチン繊維にもたらすことができる、毛髪等のケラチン繊維を着色するための新たな方法を提供すること。本発明は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための方法であって、(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに式(I)及び(II)のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程とを含む方法に関する。本発明は、優れた着色効率、例えば色強度及び色持続性を提供することができる。なし

目的

本発明の目的は、直接染料を使用して改善された色強度及び色持続性をケラチン繊維にもたらすことができる、毛髪等のケラチン繊維を着色するための新たな方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための方法であって、(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):[式(I)及び(II)中、-Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択置換されている]のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程とを含む方法。

請求項2

ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色及び再整形することを意図する、請求項1に記載の方法。

請求項3

(a)化合物が、アルキルアミノスルホン酸、例えば2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸;アミノ酸、例えばグリシンアラニングルタミン酸アスパラギン酸フェニルアラニンβ-アラニンイソロイシンロイシンプロリングルタミンセリントレオニンバリントリプトファン、及びチロシン;アミノ酸のオリゴマー、例えばグリシルグリシン;アミノスルホン酸、例えばタウリン;並びにそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1又は2に記載の方法。

請求項4

(a)化合物が、2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸、グリシン、アラニン、タウリン、及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。

請求項5

組成物中の(a)化合物の量が、組成物の総質量に対して、1質量%から30質量%、好ましくは3から20質量%、より好ましくは5超から15質量%である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。

請求項6

(b)直接染料が、塩基性直接染料及び中性直接染料を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。

請求項7

組成物中の(b)直接染料の量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%から25質量%、好ましくは0.1から15質量%、より好ましくは0.1から8質量%である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。

請求項8

組成物中の(c)アルカリ剤の量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%から20質量%、好ましくは0.1質量%から15質量%、より好ましくは1質量%から10質量%、更により好ましくは2質量%から8質量%である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。

請求項9

組成物が、少なくとも1種のアルカリ土類金属の有機酸塩を更に含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。

請求項10

ケラチン繊維が、加熱工程中に、50℃から180℃、好ましくは60℃から150℃、より好ましくは70℃から120℃に加熱される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。

請求項11

組成物が、方法において使用される唯一活性組成物である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。

請求項12

組成物のpHが、8.0から12.0、好ましくは8.5から11.5、より好ましくは9.0から11.0である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。

請求項13

加熱することによってケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための組成物であって、(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):[式(I)及び(II)中、-Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物。

請求項14

加熱することによってケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色及び再整形するための組成物であって、(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):[式(I)及び(II)中、-Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物。

技術分野

0001

本発明は、毛髪等のケラチン繊維のための方法、特に着色方法、及び該方法において使用される組成物に関する。

背景技術

0002

酸化ベースと一般に呼ばれる酸化色前駆体、例えばオルト-又はパラ-フェニレンジアミン、オルト-又はパラ-アミノフェノール及び複素環式化合物を含有する染色組成物でケラチン繊維、特にヒト毛髪を染色することは知られている。これらの酸化ベースは、一般に、カップラーと組み合わされる。これらのベース及びこれらのカップラーは、無色の又は薄く着色された化合物であり、酸化性製品と組み合わされて、酸化縮合プロセスによって着色化合物を生じることができる。

0003

酸化によるこのタイプの着色は、非常に高い視認性で、白髪カバーする能力を有し、多様な色調における色を得ることを可能にするが、酸化剤及びアルカリ剤の使用に起因して(特に、反復塗布又は他の毛髪処置との組合せによって)、ケラチン繊維に対するダメージをもたらす。

0004

一方で、直接染料を含有する染色組成物でケラチン繊維、特にヒト毛髪を染色することもまた知られている。従来の直接染料は、特に以下のものである:硝酸ベンゼンアントラキノンニトロピリジン、アゾ、キサンチンアクリジンアジン、及びトリアリールメタンタイプ又は天然着色料。直接染料を使用する毛髪着色は、酸化染料を使用する毛髪着色に対して、アレルギーの問題をほとんど生じず、毛髪に対して引き起こすダメージが少なく、鮮明な色の視認性を与えるという利点を有する。

0005

例えば、JP-A-2017-39682は、直接染料を含む、毛髪を染色するための組成物を開示している。

0006

JP-A-2017-39682
WO 95/15144
WO 95/01772
EP 714 954
FR 2 189 006
FR 2 285 851
FR-2 140 205
EP 1 378 544
EP 1 674 073
仏国特許第2 830 189号

先行技術

0007

Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、2004年出版、第7版、「Fluorescent Dyes」章
Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry(2002年)、「Optical Brighteners」
Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology(1995年):「Fluorescent Whitening Agents」
「Industrial Dyes, Chemistry, Properties, Application」、Klaus Hunger編、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co KGaA社、Weinheim、2003年
「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Azo Dyes、2005年、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA社、Weinheim 10.1002/14356007.a03 245、point 3.2
「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Textile Auxiliaries、2002年、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA社、Weinheim 10.1002/14356007.a26 227
「Ashford's Dictionary of Industrial Chemicals」、第2版、14頁〜39頁、2001年

発明が解決しようとする課題

0008

本発明の目的は、直接染料を使用して改善された色強度及び色持続性をケラチン繊維にもたらすことができる、毛髪等のケラチン繊維を着色するための新たな方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

本発明の上記の目的は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための方法であって、
(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0010

0011

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、
(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、
(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程と
を含む方法によって達成することができる。

0012

該方法は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪のを着色及び再整形する(reshape)ことを意図しうる。

0013

(a)化合物は、アルキルアミノスルホン酸、例えば2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸;アミノ酸、例えばグリシンアラニングルタミン酸アスパラギン酸フェニルアラニンβ-アラニンイソロイシンロイシンプロリングルタミンセリントレオニンバリントリプトファン、及びチロシン;アミノ酸のオリゴマー、例えばグリシルグリシン;アミノスルホン酸、例えばタウリン;並びにそれらの混合物からなる群から選択することができる。

0014

(a)化合物は、2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸、グリシン、アラニン、タウリン、及びそれらの混合物からなる群から選択することができる。

0015

組成物中の(a)化合物の量は、組成物の総質量に対して、1質量%から30質量%、好ましくは3から20質量%、より好ましくは5超から15質量%であってもよい。

0016

(b)直接染料は、塩基性直接染料及び中性直接染料を含んでもよい。

0017

組成物中の(b)直接染料の量は、組成物の総質量に対して、0.01質量%から25質量%、好ましくは0.1から15質量%、より好ましくは0.1から8質量%であってもよい。

0018

組成物中の(c)アルカリ剤の量は、組成物の総質量に対して、0.01質量%から20質量%、好ましくは0.1質量%から15質量%、より好ましくは1質量%から10質量%、更により好ましくは2質量%から8質量%であってもよい。

0019

組成物は、少なくとも1種のアルカリ土類金属の有機酸塩を更に含んでもよい。

0020

本発明による方法において、ケラチン繊維は、加熱工程中に、50℃から180℃、好ましくは60℃から150℃、より好ましくは70℃から120℃に加熱されてもよい。

0021

本発明による方法において、組成物は、方法において使用される唯一活性組成物であってもよい。

0022

組成物のpHは、8.0から12.0、好ましくは8.5から11.5、より好ましくは9.0から11.0であってもよい。

0023

本発明はまた、加熱することによってケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための組成物であって、
(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0024

0025

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む組成物に関する。

0026

本発明はまた、加熱することによってケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色及び再整形するための組成物であって、
(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0027

0028

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む組成物に関する。

0029

本発明による方法及び組成物は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するために使用することができ、改善された色強度及び色持続性をケラチン繊維にもたらすことができる。

0030

また、本発明は、上記の工程(i)から(iii)を含む1回の作業に起因して、良好な使用性、例えば短い処理時間を提供することができる。

0031

加えて、本発明による方法及び組成物は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を再整形又は変形するために使用することができ、ケラチン繊維を着色することと同時に、十分な再整形効率、例えば強いウェーブ強度をケラチン繊維にもたらすことができる。

0032

したがって、本発明による方法及び組成物は、1回の作業に起因して、著しく効率的にケラチン繊維を同時に着色し、且つ再整形又は変形するために使用することができ、改善された色強度、色持続性、及び十分な再整形をケラチン繊維にもたらすことができる。

0033

鋭意検討の結果、本発明者等は、驚いたことに、本発明による方法が、着色効率、例えば色強度及び色持続性を高めることができることを見出した。

0034

したがって、本発明の一態様は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色するための方法であって、
(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0035

0036

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、
(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、
(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程と
を含む方法である。

0037

更に、本発明者等は、驚いたことに、本発明の組成物の使用により、前記着色効率だけでなく、十分な再整形効率、例えばカール強度をケラチン繊維にもたらすことができることを見出した。

0038

したがって、該方法は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色し、且つ再整形することを意図しうる。

0039

したがって、本発明の別の態様は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を着色及び再整形するための方法であって、
(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0040

0041

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、
(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、
(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程と
を含む方法である。

0042

加えて、本発明の他の態様は、上記の本発明の方法に使用される組成物である。

0043

以下では、本発明による方法及び組成物をそれぞれ詳細に説明する。

0044

[方法]
本発明による方法は、ケラチン繊維、好ましくは毛髪を再整形するための方法であって、
(i)(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0045

0046

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む組成物をケラチン繊維上に塗布する工程と、
(ii)ケラチン繊維を加熱する工程と、
(iii)任意選択で、ケラチン繊維をすすぎ、且つ/又は乾燥させる工程と
を含む方法である。

0047

本発明による方法において使用される組成物の詳細は、下記の[組成物]と題するセクションで説明する。したがって、本発明による方法において使用される組成物は、本発明による組成物と同じでありうる。

0048

本発明による方法は、毛髪等のケラチン繊維を直接染料で着色することを意図する。好ましくは、1つのタイプの組成物のみが、本発明による方法において使用される。

0049

工程(i)では、後で説明する組成物をケラチン繊維に塗布する。組成物の塗布は、ブラシ及び等の任意の手段によって実施することができる。組成物をケラチン繊維中に浸透させるために、組成物の塗布後、ケラチン繊維を、必要に応じて、ある特定の長さの時間にわたり、典型的には10秒間から1時間、好ましくは1から10分間そのままの状態で放置することが可能でありうる。

0050

工程(ii)では、ケラチン繊維を加熱する。

0051

ケラチン繊維は、(ii)加熱工程中に、50℃以上、好ましくは60℃以上、より好ましくは70℃以上に加熱されることが好ましい場合がある。

0052

ケラチン繊維は、(ii)加熱工程中に、180℃以下、好ましくは150℃以下、より好ましくは120℃以下に加熱されることが好ましい場合がある。

0053

ケラチン繊維は、(ii)加熱工程中に、50℃から180℃、好ましくは60℃から150℃、より好ましくは70℃から120℃に加熱されることが好ましい場合がある。加熱時間は、例えば、1から30分、好ましくは5から20分であってもよい。(ii)加熱工程は、制御して該方法にとって望ましい温度を実現することができる任意の加熱手段によって実施することができる。

0054

本発明の一実施形態では、工程(i)の前及び/又は後で、好ましくは工程(ii)の前に、ケラチン繊維を再整形又は変形するために(好ましくは毛髪等のケラチン繊維のテンポラリー又はパーマネントウェーブ、より好ましくはパーマネントウェーブ)、毛髪等のケラチン繊維に、ケラチン繊維を変形するのに典型的に使用される機械的張力をかけることができる。

0055

したがって、本発明の方法は、ケラチン繊維を同時に着色及び再整形又は変形するための方法を提供することができ、改善された色強度、色持続性、及び十分な再整形をケラチン繊維にもたらすことができる。

0056

機械的張力は、意図される形状にケラチン繊維を変形する任意の手段によって、ケラチン繊維に加えることができる。例えば、機械的張力は、カーラーローラー、及びクリップからなる群から選択される少なくとも1つの再整形手段によって与えることができる。再整形手段は、少なくとも1つのヒーターを備えてもよい。ケラチン繊維をカーラーの周り巻き付ける場合、この巻き上げは、ケラチン繊維の全長に対して、又は、例えば、ケラチン繊維の長さの半分に対して実施することができる。例えば、所望のヘアスタイルの形状及びカールの量によっては、巻き上げを多少太い束で実施することができる。

0057

本発明による方法は、(ii)加熱工程の前に、ケラチン繊維を湿った状態で保つために、ケラチン繊維を取り囲む閉塞空間中にケラチン繊維を配置する工程を含むことが好ましい場合がある。機械的張力をケラチン繊維に加える上記の変形工程が実施される場合、この配置工程は、変形工程の後に実施することができる。

0058

閉塞空間は、少なくとも1つの被覆手段によって形成することができる。被覆手段は、硬質であっても軟質であってもよい。被覆手段は、フィルム及びシートからなる群から選択される少なくとも1つの部材を含んでもよい。フィルム又はシートの材料は限定されない。例えば、フィルム又はシートは、熱可塑性又は熱硬化性樹脂、紙、織物、覆い(bonnet)、アルミニウム箔等の金属箔等を含んでもよい。

0059

例えば、フィルム又はシートは、閉塞空間を形成するために、ケラチン繊維によって覆われた加熱用ロッド加熱用バー又は加熱用プレート上にセットされてもよい。

0060

閉塞空間は、ケラチン繊維に塗布された組成物中の水等の蒸発性成分蒸発を制限することができ、したがって、ケラチン繊維の温度を、開放状態におけるケラチン繊維の従来の加熱プロセス又は装置によって得ることができる温度よりも高く上昇させることができる。更に、ケラチン繊維を有効に加熱することができ、ケラチン繊維を均等に加熱することができる。

0061

閉塞空間は、水及び本発明による方法において使用される組成物中の1つ又は複数の成分がケラチン繊維から蒸発し、被覆手段の壁面に付着し、ケラチン繊維上に落ちることができる凝結ケージを形成してもよい。このサイクルは、ケラチン繊維の加熱中に繰り返されてもよい。こうして、ケラチン繊維を湿った状態で常に保つことができ、したがって、ケラチン繊維の乾燥及び劣化を防止することができる。

0062

閉塞空間の形成は、閉塞空間中のケラチン繊維を湿った状態で保つことができ、ケラチン繊維の温度を一定に保つことができるため、好ましい場合がある。ケラチン繊維の湿った状態は、本発明による方法において使用される組成物中の成分がケラチン繊維中に有効に浸透するのに好ましい場合がある。

0063

工程(iii)では、ケラチン繊維を好ましくは水ですすいでもよく、且つ/又は乾燥させてもよい。ケラチン繊維の乾燥は、ヘアドライヤー等の従来の乾燥手段で実施することができる。

0064

本発明の方法は、好ましくは唯一の活性組成物としての1つのタイプの組成物の使用を含む、上記の工程(i)から(iii)を含む1回の作業により、ケラチン繊維を同時に着色するだけでなく、再整形又は変形するために使用することができる。「1回の作業」という表現は、本明細書において、活性組成物のケラチン繊維への一工程のみの塗布を含む、ケラチン繊維を着色、再整形、又は変形するための一連の工程を意味する。

0065

[組成物]
本発明による組成物は、
(a)アルキルアミノスルホン酸並びに以下の式(I)及び(II):

0066

0067

[式(I)及び(II)中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されている]
のものから選択される少なくとも1種の化合物、
(b)少なくとも1種の直接染料、並びに
(c)少なくとも1種のアルカリ剤
を含む。

0068

上記の組成物は、特にケラチン繊維を着色するための、化粧用組成物であることが好ましい。ケラチン繊維は毛髪であることが好ましい。

0069

組成物は、本発明による方法のための唯一の活性組成物であってもよい。言い換えれば、本発明による方法は、別の活性組成物を使用する必要がない場合がある。

0070

(化合物)
本発明による組成物は、(a)アルキルアミノスルホン酸並びに上記の式(I)及び(II)のものから選択される少なくとも1種の化合物を含む。2種以上の(a)化合物を組み合わせて使用することができる。したがって、単一のタイプの(a)化合物、又は異なるタイプの(a)化合物の組合せを使用することができる。

0071

0072

アルキルアミノスルホン酸は、好ましくは、イミノ基(-NH-)及びスルホン酸部分に結合している、C1〜C20アルキル基、好ましくはC5〜C16シクロアルキル基、より好ましくはC6〜C12シクロアルキル基を有してもよい。アルキルアミノスルホン酸は、4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸、2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸、及びそれらの混合物からなる群から選択することができる。

0073

上記の式(I)及び(II)の(a)化合物は、それらの非イオン化形態(I)若しくは(II)、又はそれらのイオン化若しくはベタイン形態(I')若しくは(II')であってもよい:

0074

0075

[式中、
- Rは、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の、好ましくは直鎖状のC1〜C5アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキサミド基、C6〜C18芳香族基、複素環式基、-C(O)-OH、-S(O)2-OH、-C(O)-O-M+、-S(O)2-O-M+(M+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウム等のカチオン性対イオンを表す)、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの基で任意選択で置換されており、
- nは、0又は1である]。

0076

C1〜C5アルキル基として、メチル基エチル基プロピル基イソプロピル基n-ブチル基、sec-ブチル基、iso-ブチル基、tert-ブチル基及びペンチル基を挙げることができる。メチル基及びエチル基が好ましく、メチル基がより好ましい。

0077

アミノ基として、-NH2、スルホニルアミノ基等の-NH2を含む基、及びヒドロキシアミノ基等の-NH-R'(式中、R'は、上に挙げたヒドロキシル基又はC1〜C5アルキル基を示す)を含む基、及びC1〜C5アルキルアミノ基を挙げることができる。「アミノ」基という用語は、本明細書において、尿素基の一部を意味しないことに留意されたい。アミノ基として、-NH2が好ましい。

0078

C6〜C18芳香族基として、フェニル基等の一価のC6〜C18アリール基、並びにヒドロキシフェニル基及びアミノフェニル基等の置換フェニル基、並びにトリル基等の一価のC7〜C18アラルキル基を挙げることができる。

0079

複素環式基として、一価の、飽和又は不飽和の、置換又は非置換の複素環式基、例えば置換又は非置換のピロリル基、置換又は非置換のピロリジニル基、置換又は非置換のピリジル基、置換又は非置換のピペリドノ(piperidono)基、置換又は非置換のピペリジニル基、置換又は非置換のモルホリノ基、置換又は非置換のモルホリニル基、置換又は非置換のフリル基、及び置換又は非置換のインドリル基、例えば3-インドリル基を挙げることができる。

0080

上記の式(I)及び(II)の(a)化合物は、それぞれ、アミノ酸及びアミノスルホン酸に相当する。

0081

(a)化合物は、好ましくは、「中性」又は「酸性」のアミノ酸又はアミノスルホン酸から選択される。「中性」という用語は、pHが、室温(25℃)で、水中で、両端を含めて5から7の間であるアミノ酸又はアミノスルホン酸を意味することが意図される。「酸性」という用語は、pHが、室温で、水中で、6未満であるアミノ酸又はアミノスルホン酸を意味することが意図される。

0082

アミノ酸又はアミノスルホン酸は、酸基の数以下の数のアミノ基を含んでもよい。

0083

(a)化合物は、アルキルアミノスルホン酸、例えば2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸;アミノ酸、例えばグリシン、アラニン、グルタミン酸、アスパラギン酸、フェニルアラニン、β-アラニン、イソロイシン、ロイシン、プロリン、グルタミン、セリン、トレオニン、バリン、トリプトファン、及びチロシン;アミノ酸のオリゴマー、例えばグリシルグリシン;アミノスルホン酸、例えばタウリン;並びにそれらの混合物からなる群から選択することができる。

0084

(a)化合物は、2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸、グリシン、アラニン、タウリン、及びそれらの混合物からなる群から選択されることが好ましい。

0085

本発明による組成物は、(a)化合物を、組成物の総質量に対して、1質量%以上、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上の量で含有してもよい。

0086

本発明による組成物は、(a)化合物を、組成物の総質量に対して、30質量%以下、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下の量で含有してもよい。

0087

本発明による組成物は、(a)化合物を、組成物の総質量に対して、1質量%から30質量%、好ましくは3から20質量%、より好ましくは5から15質量%の量で含有してもよい。

0088

(直接染料)
本発明による組成物は、(b)少なくとも1種の直接染料を含む。2種以上の直接染料を組み合わせて使用することができる。したがって、単一のタイプの直接染料、又は異なるタイプの直接染料の組合せを使用することができる。

0089

直接染料は、その色を発色するために酸化剤の使用を必要としない着色物質を意味する。

0090

直接染料は、天然直接染料であっても合成直接染料であってもよい。

0091

「天然直接染料」という表現は、天然に存在し、任意選択で天然化合物、例えば灰又はアンモニアの存在下で、植物基質又は昆虫等の動物からの抽出(及び任意選択で精製)によって製造される、任意の染料又は染料前駆体を意味すると理解される。

0093

天然直接染料を含有する抽出物又は浸出液、特にヘンナベース抽出物、ウコン(curcuma longa)抽出物、ソルガム葉鞘抽出物、アカミノキ(haematoxylon campechianum)抽出物、緑茶抽出物マツ樹皮抽出物カカオ抽出物、及びログウッド抽出物を使用することも可能である。

0094

天然直接染料は、クルクミノイド、サンタリン、クロロフィリン、ヘマトキシリン、ヘマテイン、ブラジレイン、ブラジリン、ソルガム、ラッカイン酸、ローソン、ジュグロン、アリザリン、プルプリン、カルミン酸、ケルメス酸、プルプロガリン、プロトカテクアルデヒド、インジゴイド、イサチン、スピヌロシン、アピゲニン、オルセイン、ベタニン、フラボノイド、アントシアン、及びこれらの化合物を含有する抽出物又は浸出液からなる群から選択されることが好ましい。

0095

或いは、天然直接染料は、好ましくは、例えば、ヒドロキシル化キノン、インジゴイド、ヒドロキシフラボン、サンタリンA及びB、イサチン及びその誘導体、並びにブラジリン及びそのヒドロキシル化誘導体から選択することができる。

0096

ヒドロキシル化キノンは、好ましくは、ベンゾキノンナフトキノン、及びモノ-又はポリヒドロキシル化アントラキノンであり、これらは、アルキルアルコキシアルケニルクロロ、フェニルヒドロキシアルキル及びカルボキシル等の基で任意選択で置換されている。

0097

ナフトキノンは、好ましくは、ローソン、ジュグロン、フラビオリンナフタザリンナフトプルプリン、ラパコールプルンバギン、クロロプルンバギン、ドロセロン、シコニン、2-ヒドロキシ-3-メチル-1,4-ナフトキノン、3,5-ジヒドロキシ-1,4-ナフトキノン、2,5-ジヒドロキシ-1,4-ナフトキノン、2-メトキシ-5-ヒドロキシ-1,4-ナフトキノン及び3-メトキシ-5-ヒドロキシ-1,4-ナフトキノンである。

0098

ベンゾキノンは、好ましくは、スピヌロシン、アトロメンチン、オーレンチグリオクラジン(aurentioglyocladin)、2,5-ジヒドロキシ-6-メチルベンゾキノン、2-ヒドロキシ-3-メチル-6-メトキシベンゾキノン、2,5-ジヒドロキシ-3,6-ジフェニルベンゾキノン、2,3-ジメチル-5-ヒドロキシ-6-メトキシベンゾキノン及び2,5-ジヒドロキシ-6-イソプロピルベンゾキノンである。

0099

アントラキノンは、好ましくは、アリザリン、キニザリン、プルプリン、カルミン酸、クリソファノール、ケルメス酸、レインアロエエモジン、プソイドプルプリン、キニザリンカルボン酸フラングラエモジン、2-メチルキニザリン、1-ヒドロキシアントラキノン及び2-ヒドロキシアントラキノンである。

0100

インジゴイドは、好ましくは、インジゴ、インジルビンイソインジゴ及びチリアンパープルである。

0101

ヒドロキシフラボンは、好ましくは、クエルセチン及びモリンである。

0102

「合成直接染料」という表現は、化学合成によって製造される、任意の染料又は染料前駆体を意味すると理解される。

0103

直接染料は、酸性(アニオン性)直接染料、塩基性(カチオン性)直接染料、中性(非イオン性)直接染料からなる群から選択することができる。

0104

合成染料の非限定的な例には、単独の又は混合物としての、(非イオン性)中性、アニオン性(酸性)、及びカチオン性(塩基性)染料、例えば、アゾ、メチンカルボニル、アジン、ニトロ(ヘテロ)アリールタイプ又はトリ(ヘテロ)アリールメタン直接染料、ポルフィリン及びフタロシアニンが含まれる。

0105

より詳細には、アゾ染料は、-N=N-官能基を含み、この官能基の2個の窒素原子は、環の中に同時に含まれることはない。しかしながら、-N=N-配列の2個の窒素原子の一方が環の中に含まれることは排除されない。

0106

メチンファミリーの染料は、より詳細には、>C=C<及び-N=C<から選択される少なくとも1つの配列を含む化合物であり、これらの配列の2個の原子は、環の中に同時に含まれることはない。しかしながら、配列の窒素又は炭素原子の一方が環の中に含まれうることが指定される。より詳細には、このファミリーの染料は、以下のタイプの化合物から生じる:純粋なメチン(1つ又は複数の上述の-C=C-配列を含む);アゾメチン(少なくとも1つ又は複数の-C=N-配列を含む)、例えば、アザカルボシアニン及びそれらの異性体、ジアザカルボシアニン及びそれらの異性体、テトラアザカルボシアニン;モノ-及びジアリールメタン;インドアミン(又はジフェニルアミン);インドフェノール;インドアニリン

0107

カルボニルファミリーの染料に関しては、例えば、アクリドン、ベンゾキノン、アントラキノン、ナフトキノン、ベンズアントロンアントラトロン(anthranthrone)、ピラントロン、ピラゾールアントロンピリミジノアントロン、フラバントロン、インダントロンフラボン、(イソ)ビオラントロンイソインドリノンベンゾイミダゾロンイソキノリノン、アントラピリドンピラゾロキナゾリンペリノン、キナクリドンキノフタロン、ナフタルイミド、アントラピリミジンジケトピロロピロール又はクマリン染料から選択される合成染料を挙げることができる。

0108

環状アジンファミリーの染料に関しては、特に、アジン、キサンテンチオキサンテンフルオリンジン、アクリジン、(ジ)オキサジン、(ジ)チアジン又はピロニン染料を挙げることができる。

0109

ニトロ(ヘテロ)芳香族染料は、より詳細には、ニトロベンゼン又はニトロピリジン直接染料である。

0110

ポルフィリン又はフタロシアニンタイプの染料に関しては、1種又は複数の金属又は金属イオン、例えば、アルカリ及びアルカリ土類金属、亜鉛並びにケイ素等を任意選択で含む、カチオン性又は非カチオン性化合物を使用することができる。

0111

特に好適である合成直接染料の例として、単独の又は混合物としての、ニトロベンゼン染料、アゾ、アゾメチン若しくはメチン直接染料、アザカルボシアニン、例えばテトラアザカルボシアニン(テトラアザペンタメチン)、キノン、特にアントラキノン、ナフトキノン若しくはベンゾキノン直接染料、又はアジン、キサンテン、トリアリールメタン、インドアミン、フタロシアニン及びポルフィリン直接染料を挙げることができる。より一層好ましくは、これらの合成直接染料は、単独の又は混合物としての、ニトロベンゼン染料、アゾ、アゾメチン又はメチン直接染料及びテトラアザカルボシアニン(テトラアザペンタメチン)から選択される。

0112

本発明に従って使用することができるアゾ、アゾメチン、メチン又はテトラアザペンタメチン直接染料の中でも、特許出願WO 95/15144、WO 95/01772及びEP 714 954;FR 2 189 006、FR 2 285 851、FR-2 140 205、EP 1 378 544及びEP 1 674 073に記載されているカチオン性染料を挙げることができる。

0113

したがって、特に、以下の式に相当するカチオン性直接染料を挙げることができる:

0114

0115

[式中、
Dは、窒素原子又は-CH基を表し、
R1及びR2は、同一であるか又は異なっており、水素原子;-CN、-OH若しくは-NH2基で置換されていてもよく、又はベンゼン環の炭素原子と一緒になって、酸素若しくは窒素を任意選択で含み、1つ若しくは複数のC1〜C4アルキル基で置換されていてもよい複素環を形成してもよい、C1〜C4アルキル基;又は4'-アミノフェニル基を表し、
R3及びR'3は、同一であるか又は異なっており、水素原子、塩素臭素ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子シアノ基、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基又はアセチルオキシ基を表し、
X-は、好ましくは塩化物イオンメチル硫酸イオン及び酢酸イオンから選択されるアニオンを表し、
Aは、以下の構造:

0116

0117

(式中、R4は、ヒドロキシル基で置換されていてもよいC1〜C4アルキル基を表す)、

0118

0119

{式中、
R5は、水素原子、C1〜C4アルコキシ基又はハロゲン原子、例えば臭素、塩素、ヨウ素若しくはフッ素を表し、
R6は、水素原子若しくはC1〜C4アルキル基を表すか、又はベンゼン環中の炭素原子と一緒になって、酸素を任意選択で含む、及び/若しくは1つ若しくは複数のC1〜C4アルキル基で任意選択で置換されている複素環を形成し、
R7は、水素原子又はハロゲン原子、例えば臭素、塩素、ヨウ素若しくはフッ素を表し、
D1及びD2は、同一であるか又は異なっており、窒素原子又は-CH基を表し、
m=0又は1であり、
X-は、好ましくは塩化物イオン、メチル硫酸イオン及び酢酸イオンから選択される化粧品として許容されるアニオンを表し、
Eは、以下の構造:

0120

0121

(式中、R'は、C1〜C4アルキル基を表す)
から選択される基を表し、
m=0であり、D1が窒素原子を表す場合、Eはまた、以下の構造:

0122

0123

(式中、R'は、C1〜C4アルキル基を表す)
を有する基を示すことができる}
から選択される基を表す]。

0124

合成直接染料は、蛍光染料から選択することができる。2つ以上のタイプの蛍光染料を組み合わせて使用することができる。

0125

いくつかの蛍光染料の使用は、暗色の毛髪上に、従来の親水性又は疎水性の直接染料によるよりも視認性の高い色を得ることを可能にしうる。更に、これらの蛍光染料はまた、暗色の毛髪に塗布された場合、ダメージを与えることなく毛髪を明色化することを可能にしうる。

0126

本明細書で使用する場合、「蛍光染料」という用語は、蛍光化合物及び光学的光沢剤を意味すると理解される。少なくとも1つの実施形態では、蛍光染料は、組成物の媒体に可溶性である。

0127

蛍光染料は、可視放射、例えば400から800nmの範囲の波長を吸収し、より高い波長の可視領域で光を再放出することができる蛍光化合物である。

0128

一実施形態によれば、本発明に有用な蛍光染料は、橙色の蛍光を再放出する。それらは、例として、500から700nmの範囲の最大再放出波長を示す。

0129

蛍光染料の非限定的な例には、当技術分野で知られている化合物、例えば、Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、2004年出版、第7版、「Fluorescent Dyes」章に記載されているものが含まれる。

0130

本開示の光学的光沢剤は、「光沢剤」、又は「蛍光光沢剤」、又は「蛍光光沢物質」、又は「FWA」、又は「蛍光増白物質」、又は「増白剤」、又は「蛍光増白剤」の名称でも知られており、無色透明の化合物であり、その理由は、それらは可視光では吸収せず、紫外光(200から400ナノメートルの範囲の波長)のみで吸収し、吸収されたエネルギーを、一般に青色及び/又は緑色のスペクトル可視部、つまり400から550ナノメートルの範囲の波長で放出される、より高い波長の蛍光に変換するからである。

0131

光学的光沢剤は、当技術分野で知られており、例えば、Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry(2002年)、「Optical Brighteners」及びKirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology(1995年):「Fluorescent Whitening Agents」に記載されている。

0132

本開示の組成物中で使用することができる蛍光染料には、当技術分野で知られている化合物、例えば、仏国特許第2 830 189号に記載されているものが含まれる。

0133

とりわけ挙げることができる可溶性蛍光化合物には、以下のファミリーに属するものが含まれる:ナフタルイミド、クマリン、キサンテン、特にキサンテノジキノリジン及びアザキサンテン;ナフトラクタム;アズラクトン;オキサジン;チアジン;ジオキサジン;アゾ化合物;アゾメチン;メチン;ピラジン;スチルベン;ケトピロール;並びにピレン

0134

存在する場合、蛍光染料は、より詳細には、橙色の蛍光を再放出するものが好ましい。

0135

イオン性の観点から、(b)直接染料は、酸性直接染料、塩基性直接染料及び中性直接染料からなる群から選択することができ、これは、可能な全てのタイプの直接染料、例えばいわゆるニトロ染料及びHC染料を包含する。酸性直接染料は、それらの化学構造中に、アニオン性部分を有する。塩基性直接染料は、それらの化学構造中に、カチオン性部分を有する。中性直接染料は、非イオン性である。

0136

一実施形態によれば、(b)直接染料は、少なくとも1種の酸性直接染料を含むことが好ましい。

0137

アニオン性直接染料は、アルカリ性物質とのそれらの親和性のため、「酸性直接染料」として通常知られている(例えば、「Industrial Dyes, Chemistry, Properties, Application」、Klaus Hunger編、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co KGaA社、Weinheim、2003年を参照されたい)。アニオン性又は酸性染料は、文献において知られている(例えば、「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Azo Dyes、2005年、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA社、Weinheim 10.1002/14356007.a03 245、point 3.2、「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Textile Auxiliaries、2002年、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA社、Weinheim 10.1002/14356007.a26 227、及び「Ashford's Dictionary of Industrial Chemicals」、第2版、14頁〜39頁、2001年を参照されたい)。

0138

「アニオン性直接染料」という用語は、その構造中に、少なくとも1つのスルホネート基SO3-及び/又は少なくとも1つのカルボキシレート基C(O)O-及び/又は少なくとも1つのホスホネート基P(=O)O-O-及び任意選択で1つ又は複数のアニオン性基G-(G-は、同一であっても異なっていてもよく、アルコキシドO-、チオアルコキシドS-、ホスホネートカルボキシレート及びチオカルボキシレート:C(Q)Q'-から選択されるアニオン性基を表し、Q及びQ'は、同一であっても異なっていてもよく、酸素又は硫黄原子を表し、好ましくは、G-は、カルボキシレートを表し、即ち、Q及びQ'は、酸素原子を表す)を含む任意の直接染料を意味する。

0139

本発明の配合物の好ましいアニオン性染料は、酸性ニトロ直接染料、酸性アゾ染料、酸性アジン染料、酸性トリアリールメタン染料、酸性インドアミン染料、酸性アントラキノン染料、アニオン性スチリル染料、及びインジゴイド並びに酸性天然染料から選択され、これらの染料のそれぞれは、カチオン性対イオンX+を保持する少なくとも1つのスルホネート、ホスホネート又はカルボキシレート基を含有し、ここで、X+は、好ましくはアルカリ及びアルカリ土類金属から選択される有機又は無機のカチオン性対イオン、例えばNa+及びK+を表す。

0140

好ましい酸性染料は、以下のものから選択することができる:
a)式(II)又は(II')のジアリールアニオン性アゾ染料:

0141

0142

[式(II)及び(II')中、
・R7、R8、R9、R10、R'7、R'8、R'9及びR'10は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
-アルキル、
-アルコキシ、アルキルチオ
-ヒドロキシルメルカプト
-ニトロ、
- R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''-(R°は、水素原子又はアルキル若しくはアリール基を表し、X、X'及びX''は、同一であっても異なっていてもよく、酸素若しくは硫黄原子、又はNRを表し、Rは、水素原子又はアルキル基を表す)、
- 先に規定した(O)2S(O-)-, X+、
- 先に規定した(O)CO--, X+、
- 先に規定した(O)P(O2-)-, 2X+、
- R''-S(O)2-(R''は、水素原子又はアルキル、アリール、(ジ)(アルキル)アミノ若しくはアリール(アルキル)アミノ基、好ましくはフェニルアミノ又はフェニル基を表す)、
- R'''-S(O)2-X'-(R'''は、アルキル又は任意選択で置換されているアリール基を表し、X'は、先に規定した通りである)、
- (ジ)(アルキル)アミノ、
- i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、及びiv)X+を伴うアルコキシから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノ、
- 任意選択で置換されているヘテロアリール、好ましくはベンゾチアゾリル基
-シクロアルキル、とりわけシクロヘキシル
- Ar-N=N-(Arは、任意選択で置換されているアリール基、好ましくは1つ又は複数のアルキル、(O)2S(O-)-, X+又はフェニルアミノ基で任意選択で置換されているフェニルを表す)
から選択される基を表し、
- 或いは、2つの隣接する基であるR7とR8、又はR8とR9、又はR9とR10は、一緒になって、縮合ベンゾ基A'を形成し、R'7とR'8、又はR'8とR'9、又はR'9とR'10は、一緒になって、縮合ベンゾ基B'を形成し、A'及びB'は、i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、iv)ヒドロキシル、v)メルカプト、vi)(ジ)(アルキル)アミノ、vii)R°-C(X)-X'-、viii)R°-X'-C(X)-、ix)R°-X'-C(X)-X''-、x)Ar-N=N-、及びxi)任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノ(X+、R°、X、X'、X''及びArは、先に規定した通りである)から選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されており、
・Wは、シグマ結合σ、酸素若しくは硫黄原子、又は二価の基i)-NR-(Rは、先に規定した通りである)、若しくはii)メチレン-C(Ra)(Rb)-(Ra及びRbは、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはアリール基を表し、或いは、Ra及びRbは、それらを保持する炭素原子と一緒になって、スピロシクロアルキルを形成する)を表し、好ましくは、Wは、硫黄原子を表すか、又はRa及びRbは、一緒になって、シクロヘキシルを形成し、
式(II)及び(II')は、少なくとも1つのスルホネート(O)2S(O-)-, X+又はホスホネート(O)P(O2-) 2X+又はカルボキシレート(O)C(O-)-, X+基(X+は、先に規定した通りである)を、環A、A'、B、B'又はCの1つに含むことが理解され、
式(II)の染料の例として、アシッドレッド1、アシッドレッド4、アシッドレッド13、アシッドレッド14、アシッドレッド18、アシッドレッド27、アシッドレッド32、アシッドレッド33、アシッドレッド35、アシッドレッド37、アシッドレッド40、アシッドレッド41、アシッドレッド42、アシッドレッド44、アシッドレッド68、アシッドレッド73、アシッドレッド135、アシッドレッド138、アシッドレッド184、食用赤色1号、食用赤色13号、食用赤色17号、アシッドオレンジ6、アシッドオレンジ7、アシッドオレンジ10、アシッドオレンジ19、アシッドオレンジ20、アシッドオレンジ24、アシッドイエロー9、アシッドイエロー36、アシッドイエロー199、食用黄色3号;アシッドバイオレット7、アシッドバイオレット14、アシッドブルー113、アシッドブルー117、アシッドブラック1、アシッドブラウン4、アシッドブラウン20、アシッドブラック26、アシッドブラック52、食用黒色1号、食用黒色2号、ピグメントレッド57を挙げることができ、
式(II')の染料の例として、アシッドレッド111、アシッドレッド134、アシッドイエロー38を挙げることができる];
b)式(III)及び(III')のアントラキノン染料:

0143

0144

[式(III)及び(III')中、
・R22、R23、R24、R25、R26及びR27は、同一であっても異なっていてもよく、水素若しくはハロゲン原子又は
-アルキル、
-ヒドロキシル、メルカプト、
-アルコキシ、アルキルチオ、
-任意選択で置換されている、好ましくはアルキル及び(O)2S(O-)-, X+(X+は、先に規定した通りである)から選択される1つ又は複数の基で置換されているアリールオキシ又はアリールチオ
- アルキル及び(O)2S(O-)-, X+(X+は、先に規定した通りである)から選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノ、
- (ジ)(アルキル)アミノ、
- (ジ)(ヒドロキシアルキル)アミノ、
- (O)2S(O-)-, X+(X+は、先に規定した通りである)
から選択される基を表し、
・Z'は、水素原子又はNR28R29基を表し、R28及びR29は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
- アルキル、
-ポリヒドロキシアルキル、例えばヒドロキシエチル、
- 1つ又は複数の基、特にi)アルキル、例えばメチル、n-ドデシル、n-ブチル、ii)(O)2S(O-)-, X+(X+は、先に規定した通りである)、iii)R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''-(R°、X、X'及びX''は、先に規定した通りであり、好ましくは、R°は、アルキル基を表す)で任意選択で置換されているアリール、
-シクロアルキル、とりわけシクロヘキシル
から選択される基を表し、
・Zは、ヒドロキシル及びNR'28R'29(R'28及びR'29は、同一であっても異なっていてもよく、先に規定したR28及びR29と同じ原子又は基を表す)から選択される基を表し、
式(III)及び(III')は、少なくとも1つのスルホネート基(O)2S(O-)-, X+(X+は、先に規定した通りである)を含むことが理解され、
式(III)の染料の例として、アシッドブルー25、アシッドブルー43、アシッドブルー62、アシッドブルー78、アシッドブルー129、アシッドブルー138、アシッドブルー140、アシッドブルー251、アシッドグリーン25、アシッドグリーン41、アシッドバイオレット42、アシッドバイオレット43、モーダントレッド3;紫色401号(EXT Violet 2)を挙げることができ、
式(III')の染料の例として、アシッドブラック48を挙げることができる];
並びに
g)式(IV)のキノリンベース染料:

0145

0146

[式(IV)中、
・R61は、水素若しくはハロゲン原子又はアルキル基を表し、
・R62、R63及びR64は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は(O)2S(O-)-, X+基(X+は、先に規定した通りである)を表し、
・或いは、R61とR62、又はR61とR64は、一緒になって、1つ又は複数の(O)2S(O-)-, X+基(X+は、先に規定した通りである)で任意選択で置換されているベンゾ基を形成し、
・Gは、酸素若しくは硫黄原子又はNRe基(Reは、水素原子若しくはアルキル基を表す)を表し、特に、Gは、酸素原子を表し、
式(IV)は、少なくとも1つのスルホネート基(O)2S(O-)-, X+(X+は、先に規定した通りである)を含むことが理解され、
式(IV)の染料の例として、アシッドイエロー2、アシッドイエロー3及びアシッドイエロー5を挙げることができる]。

0147

酸性直接染料は、黄色4号(Yellow 5)、橙色205号(Orange 4)、紫色401号、アシッドブラック1及びアシッドバイオレット43(CI60730)からなる群から選択されることが好ましい。

0148

一実施形態によれば、(b)直接染料は、少なくとも1種の塩基性直接染料を含むことが好ましい。

0149

本発明において使用することができる塩基性直接染料には、限定はしないが、ベーシックブルー3、ベーシックブルー6、ベーシックブルー7、ベーシックブルー9、ベーシックブルー26、ベーシックブルー41、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン4、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックグリーン1、ベーシックグリーン4、ベーシックオレンジ1、ベーシックオレンジ2、ベーシックレッド1、ベーシックレッド2、ベーシックレッド22、ベーシックレッド46、ベーシックレッド76、ベーシックレッド118、ベーシックバイオレット1、ベーシックバイオレット3、ベーシックバイオレット4、ベーシックバイオレット10、ベーシックバイオレット11:1、ベーシックバイオレット14、ベーシックバイオレット16、ベーシックイエロー11、ベーシックイエロー28、及びベーシックイエロー57が含まれうる。

0150

一実施形態によれば、(b)直接染料は、少なくとも1種の中性(非イオン性)直接染料を含むことが好ましい。

0151

本発明において使用することができる中性(非イオン性)直接染料には、限定はしないが、ニトロ染料、例えば4-アミノ-3-ニトロフェノール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、2-ニトロ-5-グリセリルメチルアニリン、3-メチルアミノ-4-ニトロフェノキシエタノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HC染料、例えばHC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄9、黄色203号(Yellow 10)、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤10、HC赤7、HC赤11、HC青2、HC青12、HC青14、HC橙1、HC橙2、HC紫1、HC紫2、及び分散染料が含まれうる。

0152

分散染料の例には、限定はしないが、ディスパースブラック9、ディスパースブルー1、ディスパースブルー3、ディスパースブルー7、ディスパースブラウン4、ディスパースオレンジ3ディスパースレッド11、ディスパースレッド15、ディスパースレッド17、ディスパースバイオレット1、ディスパースバイオレット4、及びディスパースバイオレット15が含まれうる。

0153

本発明の特定の一実施形態では、(b)直接染料は、少なくとも1種の塩基性直接染料及び少なくとも1種の中性直接染料を組み合わせて含む。本発明の別の特定の実施形態では、(b)直接染料は、2つ以上のタイプの塩基性直接染料を組み合わせて含む。

0154

塩基性直接染料の量は、組成物の総質量に対して、0.001質量%以上、好ましくは0.01質量%以上であってもよく、5質量%以下、好ましくは3質量%以下であってもよい。

0155

本発明の特定の一実施形態では、(b)直接染料は、2つ以上のタイプの中性直接染料を組み合わせて含む。本発明の別の特定の実施形態では、中性直接染料は、ニトロ染料、HC染料、及び分散染料を組み合わせて含む。

0156

中性直接染料の量は、組成物の総質量に対して、0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上であってもよく、20質量%以下、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下であってもよい。

0157

本発明のある特定の実施形態では、(b)直接染料は、いかなる酸性直接染料も含まない。

0158

本発明による組成物は、(b)直接染料を、組成物の総質量に対して、0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上の量で含有してもよい。

0159

本発明による組成物は、(b)直接染料を、組成物の総質量に対して、25質量%以下、好ましくは15質量%以下、より好ましくは8質量%以下の量で含有してもよい。

0160

本発明による組成物は、(b)直接染料を、組成物の総質量に対して、0.01質量%から25質量%、好ましくは0.1から15質量%、より好ましくは0.1から8質量%又は1から8質量%の量で含有してもよい。

0161

(アルカリ剤)
本発明による組成物は、少なくとも1種の(c)アルカリ剤を更に含んでもよい。2種以上の(c)アルカリ剤を組み合わせて使用することができる。したがって、単一のタイプのアルカリ剤、又は異なるタイプのアルカリ剤の組合せを使用することができる。

0162

(c)アルカリ剤は、高温で、ケラチン繊維の再整形に寄与しうるケラチン繊維におけるランチオニン化(lanthionization)を引き起こしうる。

0163

(c)アルカリ剤は、無機アルカリ剤であってもよい。無機アルカリ剤は、アンモニア;アルカリ金属水酸化物;アルカリ土類金属水酸化物;アルカリ金属リン酸塩及びリン酸一水素塩(monohydrogenophosphate)、例えばリン酸ナトリウム又はリン酸一水素ナトリウムからなる群から選択されることが可能でありうる。しかしながら、(c)アルカリ剤は、その臭気のため、アンモニアでないことが好ましい。したがって、無機アルカリ剤は、無機アンモニウム塩、例えば炭酸アンモニウム及び重炭酸アンモニウム;並びに水酸化アルキルアンモニウム、例えば水酸化テトラメチルアンモニウムから選択されることが好ましい。

0164

無機アルカリ金属水酸化物の例として、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムを挙げることができる。アルカリ土類金属水酸化物の例として、水酸化カルシウム及び水酸化マグネシウムを挙げることができる。無機アルカリ剤として、水酸化ナトリウムが好ましい。

0165

アルカリ剤は、有機アルカリ剤であってもよい。有機アルカリ剤は、モノアミン及びその誘導体;ジアミン及びその誘導体;ポリアミン及びその誘導体;塩基性アミノ酸及びその誘導体;塩基性アミノ酸のオリゴマー及びその誘導体;塩基性アミノ酸のポリマー及びその誘導体;尿素及びその誘導体;並びにグアニジン及びその誘導体からなる群から選択されることが好ましい。

0166

有機アルカリ剤の例として、モノ-、ジ-及びトリ-エタノールアミン、並びにイソプロパノールアミン等のアルカノールアミン;尿素、グアニジン及びそれらの誘導体;リジンオルニチン又はアルギニン等の塩基性アミノ酸;並びに下記の構造:

0167

0168

(式中、Rは、ヒドロキシル又はC1〜C4アルキル基で任意選択で置換されているプロピレン等のアルキレンを示し、R1、R2、R3及びR4は、独立して、水素原子、アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を示す)に記載されているもの等のジアミン(これは、1,3-プロパンジアミン及びその誘導体によって例示することができる)
を挙げることができる。アルギニン、尿素及びモノエタノールアミンが好ましい。

0169

本発明による組成物中の(c)アルカリ剤の量は、組成物の総質量に対して、0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上、更により好ましくは2質量%以上であってもよい。

0170

一方で、本発明による組成物中の(c)アルカリ剤の量は、組成物の総質量に対して、20質量%以下、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更により好ましくは8質量%以下であってもよい。

0171

本発明による組成物中の(c)アルカリ剤の量は、組成物の総質量に対して、0.01質量%から20質量%、好ましくは0.1質量%から15質量%、より好ましくは1質量%から10質量%、更により好ましくは2質量%から8質量%の範囲であってもよい。

0172

(他の成分)
本発明による組成物はまた、少なくとも1種の追加の成分を含んでもよい。

0173

追加の成分の量は限定されないが、本発明による組成物の総質量に対して、0.1から10質量%であってもよい。追加の成分は、有機溶媒、特に水溶性有機溶媒、油;固体脂肪物質界面活性剤親水性増粘剤;アニオン性、非イオン性又は両性のポリマー;ペプチド及びその誘導体;タンパク質加水分解物;膨張剤及び浸透剤;抜け毛防止剤;抗フケ剤;会合型又はそうではない、天然又は合成の油用増粘剤;懸濁化剤;金属イオン封鎖剤;乳白剤;染料;日焼け止め剤;ビタミン又はプロビタミン;香料;保存剤安定化剤;並びにそれらの混合物からなる群から選択することができる。

0174

本発明による組成物は、典型的には、水を含む。

0175

組成物中の水の量は、組成物の総質量に対して、50から99質量%、好ましくは55から95質量%、より好ましくは60から90質量%であってもよい。

0176

-アルカリ土類金属の有機酸塩
本発明による組成物は、少なくとも1種のアルカリ土類金属の有機酸塩を更に含んでもよい。2種以上のそのような塩を組み合わせて使用することができる。したがって、単一のタイプのそのような塩、又は異なるタイプのそのような塩の組合せを使用することができる。

0177

複数のアルカリ土類金属の有機酸塩を使用する場合、有機酸のタイプが異なり、且つ/又はアルカリ土類金属のタイプが異なることが可能である。

0178

アルカリ土類金属は、マグネシウム及びカルシウムから選択することができる。

0179

有機酸のタイプは、アルカリ土類金属の有機酸塩を形成する有機酸のタイプとは無関係である。有機酸は、アルカリ土類金属の有機酸塩を形成する有機酸とは異なることが好ましい。

0180

有機酸は、α-ヒドロキシ酸から選択することができる。

0181

α-ヒドロキシ酸は、以下の式(I):

0182

0183

[式中、
R1=H、-OH、-NH2、-CH2COOH、又は直鎖状若しくは分枝状のC1〜4アルキルであり、
R2=H、-COOH、-CHOH-COOH、-CF3、-CH=CH2、-NHCONH2;-OH、Cl、-NH2、-COOH、-CF3及び-SCH3から選択される基で任意選択で置換されている直鎖状、分枝状又は環状のC1〜8アルキル;1つの-OH又は-OCH3基で任意選択で置換されているフェニル又はベンジル;或いは、

0184

0185

基であり、
R1及びR2はまた、それらを保持する炭素原子と一緒になって、オキソ基(=O)又はシクロプロピルシクロブチル、ヒドロキシシクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシル環、或いは、

0186

0187

基を形成してもよく、
R1=Hである場合、R2はまた、-(CHOH)2CH2OH又は-(CHOH)3CH2OH基を表してもよく、R=-OH又は-NR3R4(R3、R4=H又は1つ若しくは2つのOH基で任意選択で置換されている直鎖状若しくは分枝状のC1〜4アルキルである)である]、
によって表すことができ、並びにそれらの立体異性体、有機又は無機塩及び溶媒和物であることができる。

0188

α-ヒドロキシ酸は、以下のものから選択することができる:
グリコール酸シュウ酸乳酸、1-ヒドロキシ-1-シクロプロパンカルボン酸、2-ヒドロキシ-3-ブテン酸、2-ヒドロキシイソ酪酸、2-ヒドロキシ-n-酪酸、イソセリン、グリセリン酸、2-ヒドロキシ-3-メチル酪酸、2-ヒドロキシ-2-メチル酪酸、2-ヒドロキシ吉草酸、4-アミノ-2-ヒドロキシ酪酸、1-ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸、ジヒドロキシフマル酸シトラマル酸酒石酸クエン酸、2-ヒドロキシ-4-(メチルチオ)酪酸、マンデル酸、2-ヒドロキシ-3-メチル吉草酸グリオキシル尿素、β-イミダゾール乳酸、2-トリフルオロメチル-2-ヒドロキシプロピオン酸ヘキサヒドロマンデル酸、2-ヒドロキシオクタン酸アラビン酸、3-フェニル乳酸ヒドロキシフェニルグリシン、3-ヒドロキシマンデル酸、4-ヒドロキシマンデル酸、2-ヒドロキシノナン酸、L-アルギン酸、3-メトキシマンデル酸、4-メトキシマンデル酸、3-(4-ヒドロキシフェニル)乳酸、タルトロン酸、β-クロロ乳酸、1-シクロペンタノール-1-カルボン酸、1,2-ジヒドロキシシクロブタンカルボン酸、2-エチル-2-ヒドロキシ酪酸、α-ヒドロキシイソカプロン酸、α-ヒドロキシカプロン酸、2-ヒドロキシ-3,3-ジメチル酪酸リンゴ酸、ヒドロキシタルトロン酸、グルコン酸ラクトアミド、N-メチルラクトアミド、N-エチルラクトアミド、N,N-ジメチルラクトアミド、N-2-ヒドロキシエチルラクトアミド、並びにそれらの立体異性体、有機又は無機塩及び溶媒和物。

0189

α-ヒドロキシ酸は、好ましくは、グリコール酸、シュウ酸、L-乳酸、DL-乳酸、D-乳酸、リンゴ酸、酒石酸、DL-グリセリン酸、アラビン酸、グルコン酸、ヒドロキシタルトロン酸、ラクトアミド、N-メチルラクトアミド、N-エチルラクトアミド、及びN-2-ヒドロキシエチルラクトアミドからなる群から選択することができ、より好ましくは、グルコン酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、及びマンデル酸からなる群から選択することができ、更により好ましくは、α-ヒドロキシ酸は、グルコン酸である。

0190

グルコン酸塩をアルカリ土類金属、特にMgの有機酸塩として使用する場合、本発明による方法における加熱工程(ii)の時間を短縮することができる。いかなる理論にも拘しないが、この効果は、アルカリ土類金属グルコン酸塩、例えばグルコン酸マグネシウム触媒効果に基づくと考えられる。

0191

本発明による組成物中のアルカリ土類金属の有機酸塩の量は、組成物の総質量に対して、0.001質量%以上、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%超であり、5質量%以下、好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下であってもよい。

0192

(pH)
本発明による組成物のpHは、8.0以上、好ましくは8.5以上、より好ましくは9.0以上である。

0193

本発明による組成物のpHは、12.0以下、好ましくは11.5以下、より好ましくは11.0以下である。

0194

本発明による組成物のpHは、8.0から12.0、好ましくは8.5から11.5、より好ましくは9.0から11.0である。

0195

[使用]
本発明はまた、毛髪等のケラチン繊維を着色するための、(a)アルキルアミノスルホン酸並びに上に規定した式(I)及び(II)のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物の美容的使用を提供することができる。

0196

本発明による前記美容的使用は、優れた着色効率、例えば色強度及び色持続性をケラチン繊維にもたらすことができる。

0197

本発明はまた、毛髪等のケラチン繊維を着色及び再整形又は変形するための、(a)アルキルアミノスルホン酸並びに上に規定した式(I)及び(II)のものから選択される少なくとも1種の化合物、(b)少なくとも1種の直接染料、並びに(c)少なくとも1種のアルカリ剤を含む組成物の美容的使用を提供することができる。

0198

本発明による美容的使用は、1回の作業で実施することができる。加えて、本発明による美容的使用において使用される組成物は、ケラチン繊維を着色するため又は毛髪等のケラチン繊維を着色及び再整形若しくは変形するための唯一の活性組成物であってもよい。

0199

本発明の組成物の前記美容的使用は、前記着色効率だけでなく、十分な再整形効率、例えばカール強度をケラチン繊維にもたらすことができる。

0200

本発明を、実施例によって、より詳細に説明する。しかしながら、これらの実施例は、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない。

0201

[実施例1及び比較例1]
{調製}
Table 1(表1)に示す実施例1及び比較例1による以下の液体組成物を、Table 1(表1)に示す成分を混合することによって調製した。Table 1(表1)に示す成分の量についての数値は全て、活性原料としての「質量%」に基づく。

0202

0203

{評価}
(実施例の着色手順)
実施例1による組成物3gを、予めシャンプーされた中国人の100%白色毛見本(20cm)及び日本人天然毛髪見本(20cm)1gに塗布した。毛髪見本のそれぞれを、20mmパーマロッド(株式会社大広製作所製デジタルパーマODIS-2)上に巻き付け、プラスチックフィルム物理ラップによって覆い、次いで、デジタルパーマ機によって90℃で10分間加熱した。ロッド上の毛髪を室温で5分間冷却した後、物理的ラップを取り外し、次いで、毛髪をロッドから取り外した。次いで、毛髪を水道水ですすぎ、一晩自然乾燥させた。

0204

(比較例の着色手順)
比較例1による組成物3gを、予めシャンプーされた中国人の100%白色毛髪見本(20cm)及び日本人の天然毛髪見本(20cm)1gに塗布した。毛髪見本のそれぞれを、20mmパーマロッド(株式会社大広製作所製デジタルパーマ機ODIS-2)上に巻き付け、プラスチックフィルムの物理的ラップによって覆い、次いで、室温で15分間保った。物理的ラップを取り外した後、次いで、毛髪をロッドから取り外し、水道水ですすぎ、次いで、一晩自然乾燥させた。

0205

色強度、カール持続性、及びカール効率を、以下の通り評価した。

0206

(色強度)
Konica Minolta社製分光光度計CM-3600Aの使用によりLAB値(明度/緑色-赤色/青色-黄色)を測定することによって、上記の着色手順の前後の中国人の100%白色毛髪見本の色差を測定した。毛髪見本の合計6つの点を評価した。ΔE*(ΔL*a*b系に基づく未着色の元の見本の色と着色された見本の色との)を算出した。ΔE*が高いほど、色強度は良好である。

0207

(色持続性)
着色された中国人の100%白色毛髪見本を28回シャンプーした。Konica Minolta社製分光光度計CM-3600Aの使用によりLAB値(明度/緑色-赤色/青色-黄色)を測定することによって、28回シャンプーする前後の着色された中国人の100%白色毛髪見本の色差を測定した。毛髪見本の合計6つの点を評価した。ΔE*(ΔL*a*b系に基づく着色された見本の色とシャンプーされた見本の色との)を算出した。ΔE*が小さいほど、色持続性は良好である。

0208

(カールの有効性)
見本を乾燥させる前後の着色された日本人の天然毛髪見本について、カール数をカウントした。

0209

結果をTable 1(表1)に示す。

実施例

0210

Table 1(表1)に示す通り、タウリン、水酸化ナトリウム、及びエタノールアミンの組合せを含む組成物を毛髪上に塗布する工程と、毛髪を加熱する工程とを含む方法は、組成物が該組合せを含まず、加熱工程が存在しない比較方法よりも、優れた色強度及び色持続性を生じさせた。加えて、本発明による方法はまた、カールの有効性を著しく改善することができ、これは、ケラチン繊維の優れた再整形又は変形の有効性につながる。

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