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技術 シート排出装置

出願人 キヤノンファインテックニスカ株式会社
発明者 高橋誠
出願日 2018年9月20日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-176142
公開日 2020年3月26日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-045227
状態 未査定
技術分野 ベルト、ローラ以外の手段による供給 堆積物収容具
主要キーワード 下向き角度 付勢用ばね 積載角度 湾曲形 回動ガイド 内部トレイ ベルト外れ 排出角度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
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図面 (16)

課題

複雑な装置を用いることなく、排出口から排出されるシートの排出方向を変更して、積載トレイ上にシートを整然と積載することを可能とする。

解決手段

上段の積載トレイ24の基端部に搬送ガイド24bを形成する。上段の積載トレイ24の排出口50に対する上下位置を調整する。排出ローラ対32,33により排出口50から排出されるシートは、搬送ガイド24bに当接してその排出方向を変更されて、下段の積載トレイ25上に整然と積載される。

概要

背景

従来、シート処理装置は、複数の積載トレイを有しており、これら積載トレイは、トレイユニットにより上下方向に移動可能であり、シート処理装置からのシート又はシート束を上記複数の積載トレイに選択して積載し得る(特許文献1)。

また、積載トレイをシートの排出枚数に応じて上下方向に移動すると共に、先端に排紙ローラを有する一対の排紙ガイド上下動可能配置し、シートの排出角度を変更し得るように構成した用紙後処理装置が提案されている(特許文献2)。

概要

複雑な装置を用いることなく、排出口から排出されるシートの排出方向を変更して、積載トレイ上にシートを整然と積載することを可能とする。上段の積載トレイ24の基端部に搬送ガイド24bを形成する。上段の積載トレイ24の排出口50に対する上下位置を調整する。排出ローラ対32,33により排出口50から排出されるシートは、搬送ガイド24bに当接してその排出方向を変更されて、下段の積載トレイ25上に整然と積載される。

目的

本発明は、排出ローラ対の排出角度を調整する等の特別な装置を用いることなく、積載トレイへの排出角度を調整することを可能とし、もって上述した課題を解決したシート排出装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シートを搬送するシート搬送路と、該シート搬送路の排出口の近傍に配置されたシート排出ローラ対と、前記排出口から排出されるシートを積載する複数段積載トレイと、前記複数段の積載トレイ内の少なくとも上段の積載トレイを上下方向に移動するトレイ上下移動手段と、前記上段の積載トレイの基端部に配置され、前記排出ローラ対により前記排出口から下段の積載トレイに排出されるシートに当接して、該シートの排出方向を変更する搬送ガイドと、を備えた、ことを特徴とするシート排出装置

請求項2

前記下段の積載トレイは、前記上段の積載トレイに対して、シートを積載する積載面の角度が相違する、請求項1記載のシート排出装置。

請求項3

前記下段の積載トレイは、長尺シートの積載に適した積載面を有する、請求項2記載のシート排出装置。

請求項4

前記トレイ上下移動手段による前記上段の積載トレイの前記排出口に対する位置により、前記搬送ガイドによるシートの排出角度を制御する、請求項1ないし3のいずれか1項記載のシート排出装置。

請求項5

前記搬送ガイドは、シートの排出角度の異なる複数のガイド面を有する、請求項4記載のシート排出装置。

請求項6

前記上段の積載トレイの位置は、前記下段の積載トレイの積載枚数により設定される、請求項4又は5記載のシート排出装置。

請求項7

前記上段の積載トレイの位置は、前記下段の積載トレイの積載面の角度により設定される、請求項4又は5記載のシート排出装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置及びシート処理装置等において、シート積載トレイに排出するシート排出装置に関する。

背景技術

0002

従来、シート処理装置は、複数の積載トレイを有しており、これら積載トレイは、トレイユニットにより上下方向に移動可能であり、シート処理装置からのシート又はシート束を上記複数の積載トレイに選択して積載し得る(特許文献1)。

0003

また、積載トレイをシートの排出枚数に応じて上下方向に移動すると共に、先端に排紙ローラを有する一対の排紙ガイド上下動可能配置し、シートの排出角度を変更し得るように構成した用紙後処理装置が提案されている(特許文献2)。

先行技術

0004

特開平10−218476号公報
特開2010−126331号公報

発明が解決しようとする課題

0005

前記特許文献1のシート処理装置は、下排出ローラ機体に配置された一定位置にあり、上排出ローラは、回動ガイドに配置されて上下動可能であるが、これは、シートをステイプル綴じする際にシート排出口開放してステイプルトレイ上にシートを積載するためであり、シート又はシート束を排紙トレイ上に排出する際は、上記上下の排出ローラは一定位置にある。このため、摩擦係数の大きいシートやカールしたシート、又は積載トレイのシート積載面の角度が異なる場合、積載トレイ上のシートの積載性及び整列性が低下する問題がある。

0006

前記特許文献2の用紙(シート)後処理装置は、一対の排紙ガイドをそれぞれ上下に制御することにより、用紙排出角度、対となった排紙ローラの間隔を変更でき、用紙のモード、枚数、用紙の特性等の状況に適したシート排出角度に調整することができる。しかし、一対の排紙ガイドの回転角度を調整する専用の装置が必要であり、また上記排紙ガイド先端の排出ローラへの動力伝達のために構成が複雑化し、高コストになると共に、故障等による作動不良が生じ易い。

0007

そこで、本発明は、排出ローラ対の排出角度を調整する等の特別な装置を用いることなく、積載トレイへの排出角度を調整することを可能とし、もって上述した課題を解決したシート排出装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、シートを搬送するシート搬送路と、該シート搬送路の排出口の近傍に配置されたシート排出ローラ対と、前記排出口から排出されるシートを積載する複数段の積載トレイと、前記複数段の積載トレイ内の少なくとも上段の積載トレイを上下方向に移動するトレイ上下移動手段と、前記上段の積載トレイの基端部に配置され、前記排出ローラ対により前記排出口から下段の積載トレイに排出されるシートに当接して、該シートの排出方向を変更する搬送ガイドと、を備えた、ことを特徴とするシート排出装置にある。

発明の効果

0009

本発明によると、上段の積載トレイの基端部に搬送ガイドを設ける簡単な装置により、トレイ上下移動手段により前記上段の積載トレイの上下位置を制御して、排出口から排出されるシートを搬送ガイドにより案内して、下段のトレイに排出されるシートの排出方向を変更し、下段のトレイに積載されるシートの積載性及び整列性を向上することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明を適用し得るシート処理装置を備えた画像形成装置を示す縦断面正面図。
上記シート処理装置を示す縦断面正面図。
上記シート処理装置のステイプルトレイ部分を示す平面図。
その正面図。
上記シート処理装置の回動ガイドを閉じた状態を示す正面断面図。
上記回動ガイドを示す斜視図。
上記シート処理装置の回動ガイドを開いた状態を示す正面断面図。
上記シート処理装置のスノコシャッタを閉じた状態を示す正面断面図。
上記スノコシャッタの駆動部を示す正面図。
上記シート処理装置のシート排出部を示す正面断面図。
上記シート処理装置のシート排出部の異なる状態を示す正面断面図。
上段排紙トレイの基端部を示す図で、(a)と(b)は、異なる実施の形態を示す。
シートの排出を示す図で、(a),(b),(c)は、異なる状態を示す。
制御装置を示すブロック図。
シートの排出動作を示すフロー図。

実施例

0011

以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。図1は、画像形成装置である複写装置の内部構成を示す図で、複写装置Uは、複写装置本体100とシート処理装置1とを備え、複写装置本体100には原稿自動給送を行う原稿給送装置(以下ADFと称する)300とサイズの異なる複数の用紙(シート)を積載し得るカセット200が設けられている。

0012

まず、複写装置本体100において、101は原稿を積載する原稿台ガラス、103,104はそれぞれ原稿の反射光光路を変更する走査用反射ミラー走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能を有するレンズ、106はADF300より送られた原稿を読み取るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走査ミラー、107はレジストローラ、108,110は感光ドラム及び加圧ローラ、109は現像器、111は画像記録されたシートを定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送されてきたシートを熱圧着させる定着器である。

0013

113,117はシートを搬送する搬送ローラ、114は搬送されてきたシートの搬送方向を切り換えるためのフラッパ、115はシートをシート処理装置1の方向へ搬送する搬送ローラ、116はシートの表裏反転する反転パス、118は給紙カセットからの用紙を感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、119,120,121は手差しユニットから用紙を搬送するローラ手差しトレイ及び分離パッドである。122,123,125は感光ドラム上に画像を形成するためのレーザー及びポリゴンミラー、光路を変更するミラーであり、124はポリゴンミラー123を駆動するためのモータである。

0014

200は各サイズの用紙を種類別に積載し、複写装置本体100からの信号により種類別に用紙を本体へ供給する給紙カセットであり、201はカセットから用紙を引き出す搬送ローラ、202はカセットから引き出された用紙を上方へ受け渡す中間ローラである。

0015

ところで、感光ドラム108の表面は光導電体導電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラム108は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)により、同図の矢印の方向に回転を開始するようになっている。なお、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置かれた原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミラー103,104を経てレンズ105を通り、レンズユニット内部の受光素子にて結像するようになっている。

0016

ここで、この原稿からの反射光像は受光素子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザ−より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レーザー部122へ送られるようになっている。そして、このデータ処理が行われた電気信号はレーザー部122で光に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像となると共にトナーにより可視化されて後述するようにシート上に転写されるようになっている。

0017

また、カセット200もしくは手差しトレイ120にセットされたシートは、給紙ローラ118,119,201,202により複写装置本体100内に送られ、レジストローラ107により、正確なタイミングをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端とシートの先端とが一致される。その後、感光ドラム108とローラ110との間をシートが通過することにより、ドラム108上のトナー像がシート上へ転写される。

0018

なお、この後、シートはドラム108より分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導かれ、加圧及び加熱により転写される。そして、このようにして画像形成されたシートはフラッパ114により、排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向きにして、シート処理装置1へ排出されるようになっている。

0019

一方、ADF300において、301は原稿束302をセットする積載トレイであり、例えば片面原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によって、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ305及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の露光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複写動作スタートに備えるようにしている。

0020

なお、複写終了後、原稿はパスIVを介して搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ローラ308により再び原稿束302の上面に戻される。また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、原稿が順次給送されて最終原稿後端がリサイクルレバー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循環を検知するようになっている。

0021

一方、両面原稿時は、原稿を一旦パスI、IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ310を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ローラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり搬送大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで原稿の反転がなされる構成となっている。

0022

ところで、シート処理装置1の上部には、ストッパ部材2が設けられており、シート処理装置1を複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材2によって複写装置本体100の側面に形成されているホールド部133に位置決め取り付けられている。さらにシート処理装置1の下部には折り機ユニットもしくは取付台70が構成され、この台70には移動可能なようにキャスター80が取り付けられている。

0023

したがって、複写装置本体100の排紙部付近でのジャム処理や、シート処理装置1と複写装置本体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ストッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部133との係合解除し、次にシート処理装置1を水平方向に移動して複写装置本体100を離間させることにより容易に行うことができるようになっている。

0024

一方、画像形成されたシートは、その後の処理に応じてシート処理装置1あるいは取付台70の内部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬送されるようになっている。

0025

即ち、シート処理装置1でシートを処理する場合は、図2に示す複写装置本体100に近い側の第1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置させ、第1フラッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側端部を上方向へ位置させることによりシートはローラ対5を通して第1搬送(路)パス6へ送られ、第1搬送(路)パス6からさらに下流側へ送られるようになる。なお、折り装置へシートを搬送する場合は、第1フラッパ3の上流側端部を、同図に示すように上方向へ位置させることにより、シートは第3搬送パス7を通って図示破線矢印方向の先に位置する折り装置へ送られる。

0026

ところで、図2において、8は第2搬送パス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、14,15,16はバッファーコロ、10,11,12,13はシート検知センサであり、通過シートの検知及び滞留シートの検知等を行う。17は第1排出ローラ、18は押えコロ、19は排出整合ベルトであり、第1排出ローラ17と、押えコロ18の間に挟持されて回転し、かつベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に図示しないエンドレスリブを設け、第1排出ローラ17と係合して回転する構成である。なお、これら第1排出ローラ17、押えコロ18及び排出整合ベルト19により排出手段が形成される。

0027

また、21は幅よせ板であり、シート整合の際にシートの整合を行うためのものである。20はつき当て板であり、シートを順次積載する際のホームポジションと、ステイプラ22が前後動する際に退避する位置をとることができるように構成され、ステイプラ22の位置を変更する際にはステイプラ22と同一位相にあるつき当て板20は破線で示す位置へ回動して退避することができるようになっている。

0028

ところで、本実施の形態において、シートの幅方向の整合は、図3図4に示す幅よせガイド21によって行なわれる。またステイプラ22は、用紙の2ケ所とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを行い得るように、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプルを行うようになっている。なお、ここではステイプラ22の動作説明は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市販されている電動ソレノイド)あるいはモータ駆動の自動ホチキス装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対してステイプル針打ち込んでシートを綴じる構成のものである。なお、図3図4において、21aは整合基準板である。

0029

一方、図2において24,25はシート処理装置1の側壁面1aに形成されている排出口50から排出されるシートを積載するための第1(上段の積載)トレイ、第2(下段の積載)トレイであり、26は側壁面1aに取り付けられたトレイユニット(トレイ上下移動手段)であり、該トレイユニット26は、上記排出口50を挟んで第1トレイ24を上下方向に移動し得る。第1トレイ24は、排出口50から排出されるシートを積載するシート積載面24cを有しており、該シート積載面に積載シートを検知するセンサ24aが設けられている。上記シート積載面24cは、側壁面1aに向って緩い下り勾配からなり、かつ該シート積載面24c上のシート重量に耐え得るように基端側が厚く先端に向って薄くなるように傾斜している。そして、該第1トレイ24の基端部の下面隅部は、用紙等が湾曲して湾曲面となるように切欠かれており、該切欠きにより排出口50からのシートを案内する搬送ガイド24bが形成される。なお、上記トレイユニット26による第1トレイ24の上下動に基づく上記搬送ガイド24bの上記排出口50に対する位置により、第2トレイ25に排出するシートの排出方向(排紙角度)を変更し得るシート排出装置Hが構成されるが、該シート排出装置Hについては後述する。

0030

第2トレイ25は、上記排出口50の下方に固定されて配置され、側壁面1aから外側(シート排出方向)に向って急な下り勾配からなり、先端にシート先端ストッパ39が上方に立上るように形成されている。従って、排出口50から排出されるシートは、上記搬送ガイド24bでその排出方向が調整されて、下向きとなったシート束の先端を上記シート先端ストッパ39で受けて、第2トレイ25のシート積載面25c上に積載される。従って、第2(下段の積載)トレイ25のシート積載面25cは、第1(上段の積載)トレイ24のシート積載面24cに対して角度が相違している。また、第2トレイ25は、積載面の異なるトレイに変更可能である。なお、上記第2トレイ25は、針金のような簡易的なトレイでもよい。また、前記トレイユニット26は、シート処理装置1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り付けられていると共に、その下部に内蔵される図示しない駆動源によって上下方向に移動するようになっている。

0031

また、図5において、31は回動ガイド(遮蔽部材)であり、移動排出ローラ33を回転自在に保持すると共に、シート排出時、図6に示すカム35が駆動源Mにて同図の矢印方向に回転することにより回動軸31aを支点として下方に回動し、図5に示すように移動排出ローラ33を、シートを排出するよう排出ローラ32に圧接する第1位置に移動させるためのものである。

0032

また、この回動ガイド31は、後述するステイプルモードの際には、後述する図7に示すようにシート搬出路Rから移動排出ローラ33を退避させる第2位置に上方回動してローラ対33をシート排出可能状態からシート排出不能状態とするようになっている。

0033

さらに、この回動ガイド31は、摺動面(図5)31bを備えており、通常のシート排出時やトレイ移動時には下方回動し、この摺動面31bにて排出口50の上部空間である上部規制部材(以下上部スノコガイドという)27の切欠き部271を塞ぐことにより、シートの逆流を防ぐようにしている。

0034

なお、この摺動面31bのシートSと当接する前面には、図6に示すように垂直方向に複数のリブ311が形成されている。そして、このようなリブ311を有することにより、シートを積載した第1トレイ24が上下動する際、シートが滑りやすくなると共に、引っかかることがないようになっている。

0035

図5図8において、排出ローラ32の下部には、前述の上部スノコガイド27及び回動ガイド31の各々摺動面と同一面を有する下部規制部材(以下、下部スノコガイドという)27aがあり、その摺動面は回動ガイド31と同様に複数のリブが形成されている。

0036

ただし、この下部スノコガイド27aの排出ローラ32の直下部はシートの排出性、積載性、整列性を向上させるため、斜面27bが形成されている。

0037

なお、排出ローラ32はその外周部は、トレイ24及びシートSの上下方向の移動に際し、障害とならないよう、上部及び下部スノコガイド27,27a及び回動ガイド31の摺動面よりもやや凹んだ位置に配置される。この下部スノコガイド27aの内側にあって、その一部が斜面30gを形成するスノコシャッタ(排出口開閉部材)30が、上下方向にスライド可能に装着されている。このスノコシャッタ30は、上部が櫛歯状をなしていて、表側が下部スノコガイド27aの斜面27bよりも緩やかな斜面30gを形成し、前記斜面27bの櫛歯と交互に配置されている。スノコシャッタ30及び下部スノコガイド27aに上記斜面30g、27bをそれぞれ設けたことにより、第1トレイ24に積載したシートの後端部の積載性、整列性を向上させることができる。

0038

また、図9に示すように、スノコシャッタ30の下部は、突起30c,30dとの間の溝30eに小リンク34の回動端34bが嵌合する。なお、図9中の34aは小リンク34の固定端である。また、小リンク34の回動端34bには、大リンク35の下端35aが嵌合し、上端35bは本体駆動系の一部を構成するカム36の外輪部付近のピン36aに嵌合している。このピン36aは、カム36の回転位置において、上死点Aと下死点Bが設定され、それぞれの位置で停止、保持が可能なように凹部36b,36bが形成され、この凹部36bの1つにクリックばね37が係合している。したがって、カム36が回転すると、大リンク35の上端は回転するが、下端は小リンク34で規制されるために、固定端34aを中心として上下の揺動運動を行う。よって、スノコシャッタ30は上下方向に連動が可能となる。

0039

ところで、上記スノコシャッタ30が単なる上下運動を行った場合、スノコシャッタ30の上部表面には斜面30gが形成されているため、排出口50を閉じた状態でも、スノコシャッタ上端部と上部スノコガイド27の摺動面との間には段差が生じてしまう。これでは、排出口50をシートが通過する際に、上記段差部でシートが落ち込んだり、あるいはひっかかったりして、シートの整列性を乱したり、あるいはシートが回動ガイド31を持ち上げ、動作不良を起こすなどの原因となる。そこで、前記スノコシャッタ30の上方の櫛歯部の裏側には、突起30aないし30bが形成されている。一方、回動ガイド31には、前記スノコシャッタ30の突起30aに合わせて、スノコシャッタ30が排出口を塞いだ状態のとき、突起30aと重なり合う位置に突起30cが設けられる。更に、スノコシャッタ30の突起30bは、スノコシャッタ30が排出口50を塞いだ状態のとき、ステイプルトレイ(内部トレイ)38の端部38aと重なり合う位置に設けられる。更に、各々の突起30a,30b,30cの高さは、スノコシャッタ30が排出口50を塞いだ状態のとき、斜面30gが上部及び下部スノコガイド27,27aの摺動面と同一面となるよう設定されている。また、スノコシャッタ30には、付勢用ばね付勢手段)30fが装着されていて、スノコシャッタ30を常に本体側に付勢している。

0040

このような構成において、スノコシャッタ30が閉の状態を図8に示す。スノコシャッタ30の突起30aは突起31cに、突起30bはステイプルトレイ38の端部38aにそれぞれ重なり合った位置で停止し、斜面30gは上部スノコガイド27と下部スノコガイド27aの鉛直な摺動面をつなぐ形で排出口を塞いでいる。このようにシート処理装置を構成することにより、トレイ移動時には回動ガイド31が下げられると共に、スノコシャッタ30が排出口50を塞ぐ位置に移動することにより、回動ガイド31の摺動面31b及びスノコシャッタ30の斜面30gは、上部スノコガイド27及び下部スノコガイド27aの摺動面と同一化とすることができ、トレイ24が排出口50を通過する際、トレイ上に積載されているシートSが排出口50に逆流することを防げるだけでなく、排出口50をスムーズに通過できるため、積載・整列性を乱すようなこともない。

0041

次に、このように構成されたシート処理装置の動作について説明する。

0042

本実施の形態においては、例えば第1トレイ24には通常のシート、第2トレイ25には長尺紙を積載するようにしている。図10は、第1トレイ24に通常のシートをノンステイプルモードで排出する場合を示す。

0043

ところで、ユーザによってノンステイプルモードが選択されると、カム35(図6参照)により、回動ガイド31が図5に示すように移動排出ローラ33を排出ローラ32に圧接させると共に、上部スノコガイド27の切欠き部271を塞ぐ位置まで回動する。この状態で複写装置本体100から排出されてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってローラ対17,18に渡され、ローラ対17,18によりさらに下流側へ排出された後、回動ガイド31によってトレイ24の方向へ向けられ、排出ローラ対32,33を経て排出口50から排出されてトレイ24上へ順次積載される。通常のシートSを大量にとる場合は、まず第1トレイ24内に設置された紙有りセンサ24a(図2参照)により、トレイ24上にシートが残っていないことを確認した後、トレイユニット26が、第1のトレイ24の1枚目のシートを受ける所定の位置まで移動する。

0044

さらに、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユニット26は積載済のシートの上面が1枚目のシートを受けた面とほぼ同一になるよう定められた位置まで下降する。上記動作をくり返して、トレイ内に最大積載量の用紙が積載されたことを検知すると、複写装置本体100へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。

0045

ついで、本発明の要部である第2トレイ25へのシートの排出について、図11に沿って説明する。一般に、第2トレイ25へは、前述した排出装置Hにより長尺のシートが排出される。シート処理装置1に導入された画像形成済のシートは、搬送ローラ5によりシート搬送(路)パス6を通り、更に排出ローラ対17,18を介して排出ローラ対32,33により排出口50から排出される。この際、図11に示すように、第1(上段の積載)トレイ24は、トレイユニット26により排出口50の上方に位置するように移動されており、該第1トレイ24の基端部に形成された搬送ガイド24bが上記排出口50に対向するように位置する。これにより、上記排出口50から排出される長尺シートは、その先端が搬送ガイド24bに当たり、そのガイド面に沿って下方に向くように変更され、上記排出ローラ対32,33により、第2(下段の積載)トレイ25に向って排出され、該下向きの第2トレイ25上に先端をシート先端ストッパ39に受けて順次積載される。

0046

該第2トレイ25上に積載されるシート枚数所定値に達して、該第2トレイ25上のシートの積載厚さが所定量になると、第1トレイ24は、所定量上昇するようにしてもよい。これにより、排出ローラ対32,33により排出口50から排出されるシートの先端が搬送ガイド24bの下側、即ち排出口50から離れた位置に当接し、シートの下向き角度が僅かに大きくなる。従って、第2トレイ25上に積載された既積載のシートと干渉することなく、第2トレイ25上に整然とシートが積載される。

0047

本シート排出装置Hは、上述したように、上方の積載トレイである第1トレイ24の基端部に搬送ガイド24bを設け、該搬送ガイド24bに排出口50からのシートを当接してシートの排出角度を制御するが、上記シート積載量によるシート排出角度の調整は、上述したシート枚数の所定値に限るものではなく、シートの排出に応じて僅かずつ第1トレイを上昇してもよく、またシート積載量に拘りなく、第1トレイを一定位置に固定していてもよい。

0048

上記実施の形態は、図12(a)に示すように、第1(上段の積載)トレイ24基端部に円弧等の1つの曲面のガイド面からなる搬送ガイド24bを設けたが、図12(b)に示すように、例えば中心の異なる複数の円弧等の角度の異なる複数のガイド面24b1,24b2,24b3からなる搬送ガイド24bを設けてもよい。図13(a)に示すように、排出ローラ対32,33によるシートの排出当初、即ち第2トレイ25へのシート排出(積載)枚数が所定枚数(第1の枚数)以下の場合、第1トレイ24は、比較的上部位置にあって、搬送ガイド24bの第1ガイド面24b1が排出口50に対向する。これにより、排出口50からの排出シートSは、先端が下方角度の大きい(円弧の中心が上方でかつシート処理装置側)第1ガイド面24b1に当接し、該第1ガイド面24b1の円弧に沿って下方に向けて湾曲して比較的きつい角度で第2トレイ25に向けて排出される。

0049

排出シート枚数が上記第1の枚数を超えると、図13(b)に示すように、第1トレイ24は、所定量上昇する。この状態では、排出口50が搬送ガイド24bの第2ガイド面24b2に対向し、排出ローラ対32,33により排出されるシートは、下方角度中間(円弧の中心が中間)の第2ガイド面24b2に案内されて、中間の角度で下方に変更されて、第2トレイ25上の既積載シートS上に積載される。

0050

排出シートが、上記第1の枚数より所定量多い第2の枚数を超えると、図13(c)に示すように、第1トレイ24は、更に所定量上昇する。この状態では、排出口50が搬送ガイド24bの第3ガイド面24b3に対向し、排出ローラ対32,33により排出されるシートは、下方角度の緩い(円弧の中心が下方でかつシート処理装置から離れた側)第3ガイド面24b3に案内されて、緩い角度で下方に変更されて、第2トレイ25上の既積載シートS上に積載される。これにより、排出口50から順次排出されるシートは、所定枚数毎にシート処理装置から離れる方向に調整され、排出シートが多数であっても、既積載シートと干渉することなく、第2トレイ25上に整然と積載される。

0051

上記搬送ガイド24b複数のガイド面24b1,24b2,24b3の選択は、第2トレイ25のシート積載枚数により設定したが、これに限らず、シートのコシ坪量)等のシートの種類、品質、状態等に応じて設定してもよい。例えば、画像形成装置(複写装置)Uの操作パネルを、シートの坪量を入力したり、シートの種類を選択したりできるようにして、これにより上記第1トレイ24の高さを設定してもよい。また、第2トレイ25を、シート積載面25cの異なるものに変更し得るように構成し、該変更に伴って上記第1トレイ24の高さを設定してもよい。該第1トレイ24の高さ設定は、排出口50からのシートが搬送ガイド24bに当らないように上方に設定し、搬送ガイドによるシートの排出方向の変更をしない場合も含む。

0052

また、排出ローラ対32,33がシートを第2(下段の積載)トレイ25に向けて排出してから所定距離搬送したら、第1(上段の積載)トレイ24を、搬送ガイド24bにシートが接触しない位置まで上昇して、既積載シートとの干渉を防止するようにしてもよい。

0053

なお、搬送ガイドの搬送面の数は、3個に限定するものではなく、2個でもまた4個以上でもよい。また、搬送ガイド24b,24b1,24b2,24b3の形状は、円弧が好ましいが、円弧に限るものではなく、他の湾曲形状又は傾斜形状でもよい。上述した実施の形態は、ノンステイプルモードのシートを第2トレイ25上に積載することで説明したが、これに限るものではなく、ステイプル綴じされたシート束を第2トレイに積載する場合に適用してもよい。また、本シート排出装置は、シート処理装置1に限らず、画像形成装置本体100、即ちシート処理装置を備えていない画像形成装置(複写装置)のシート排出装置に適用してもよい。また、上述した実施の形態は、第1トレイ24と第2トレイ25の上下2段の積載トレイで説明したが、これに限らず、3段等の多段積載トレイに適用可能であり、この場合、中間の積載トレイは、上段の積載トレイに対して下段の積載トレイとなり、下段の積載トレイに対して上段の積載トレイとなり、該中間の積載トレイにも、上段の積載トレイと同様に搬送ガイドを形成することが可能である。

0054

図14は、このような第1トレイ24、第2トレイ25を備えたシート処理装置1の制御ブロック図であり、図14において、本実施の形態の制御手段として例えばCPU200の入力側には、シートを検知するシート検知センサ10、12、13、第1トレイの上下方向の位置を検知するトレイ位置検知センサ204、ユーザが指定したシートのサイズデータをCPU200に送信する操作パネル205等を電気的に接続してある。一方、CPU200の出力側には、ドライバD1、D2を介して、搬送モータ206、第1トレイを上下に移動させるトレイモータ207等がそれぞれ電気的に接続してある。さらに、CPU200は、記憶部としての、例えば、メモリであるROM201とRAM202を有している。ROM201には、CPU200が実行する後処理制御手順等を記憶してある。RAM202は、ユーザが入力したシートサイズ等を一時的に記憶しておく部分である。CPU200は、前述した各センサ、及びROM201、RAM202の信号が入力されると、その信号に基づいて、後処理制御等を実行できるように、各モータ等を制御するようになっている。また、CPU200は、画像形成装置本体100の制御部と信号の授受をして、シート処理装置1全体を制御するようにもなっている。

0055

次に、第1トレイ24、第2トレイ25へのシート積載制御方法の一例を、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。

0056

CPU200は、印刷要求を受信するとシートの排出先判別し(St101〜St102)、第1トレイの場合(St103の上トレイ)、第1トレイ高さを用紙排出位置に決定し(St104)、第1トレイを排出口下方の用紙排出位置へ移動する(St105)。

0057

シートの排出先が第2トレイの場合(St103の下トレイ)、第1トレイ高さを用紙ガイド位置に決定し(St106)、第1トレイを排出口上方のガイド位置へ移動する(St107)。用紙ガイド位置を決定する際には、シートのコシ、第2トレイの積載量、第2トレイの積載角度等に応じて位置を決定してもよい。第1トレイを用紙排出位置または用紙ガイド位置に移動完了後、排出口50からシートを排出する(St108)ことにより、第1トレイ24または第2トレイ25にシートが積載される。

0058

以上説明したように、実施例のシート処理装置によれば、第1トレイと第2トレイの角度が異なる積載トレイに対し最適な排紙角度でシートを排出することが可能となり、シートの積載性及び整列性を低下させることなく、低コスト生産できるシート処理装置、画像形成装置を提供することが可能になる効果がある。

0059

1シート処理装置
6シート搬送路
24上段の(第1)積載トレイ
24b搬送ガイド
24b1,24b2,24b3,ガイド面
24c積載面
25下段の(第2)積載トレイ
25c 積載面
50 排出口
H シート排出装置

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