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技術 プリンタ

出願人 サトーホールディングス株式会社
発明者 片山将廣瀬賢二
出願日 2019年12月12日 (1年0ヶ月経過) 出願番号 2019-224136
公開日 2020年3月26日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-045176
状態 未査定
技術分野 目的に特徴のあるプリンター ラベル貼付機 付属装置、全体制御
主要キーワード スライド移動位置 揺動端位置 ベルトフック 解除レバ 長手方向中央側 弾性構造体 片側側面 ラベル貼付面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (19)

課題

解決手段

ガイドレール孔4chがシャフト42に係合してスライド移動可能且つ揺動可能に支持台41に取り付けられた剥離ユニット4である。ガイドレール孔4chの一方端がシャフト42に当接した連続発行位置、ガイドレール孔4chの他方端に当接したシャフト42を支点サーマルヘッド28から離間する第1の方向に揺動して先端部側開閉カバー部3の揺動軌跡内に存在する位置で揺動端となる揺動端位置、および閉止位置へと移動する開閉カバー部3に先端部側が係合した状態で揺動端位置から第2の方向に揺動して、開閉カバー部3が閉止位置になったときに剥離ローラ4aがプラテンローラ10に対向する剥離発行位置に移動する。

概要

背景

ラベルプリンタは、例えば、ロール状に巻かれたラベル連続体長手方向一端サーマルヘッドプラテンローラとの間に挟み込んだ状態でプラテンローラを回転させることによりラベル連続体をシート状に繰り出して搬送する途中において、ラベル連続体を構成する長尺状の台紙に仮着された複数枚のラベルの各々にサーマルヘッドにより所望の情報を印字するプリンタである。

このラベルプリンタには、連続発行剥離発行との2種類の発行方式がある。連続発行方式は、ラベルを台紙に仮着したまま発行する方式であり、剥離発行方式はラベルを台紙から剥がして発行する方式である。

連続発行方式の場合は、必要枚数のラベルが貼られた台紙を切断処理により作成しておき、現場でラベルを台紙から剥がして貼り付けることができるので、ラベルを貼り付ける対象物がプリンタから離れた場所にある場合に適している。

一方、剥離発行の場合は、ラベルが1枚ずつ台紙から剥がれた状態で排出されるのでラベルを貼り付ける対象物が作業者の近くにある場合に適している。剥離発行に際しては、プリンタに装着された剥離ユニット剥離機構部)を剥離発行位置に設置するとともに、台紙の長手方向一端側を、剥離ピンを介して折り曲げてから剥離ユニットの剥離ローラとプラテンローラとの間に挟み込んだ状態に設定する。これにより、印字のためにプラテンローラを回転させラベル連続体を搬送すると、台紙は剥離ローラとプラテンローラとに挟まれた状態で搬送される一方、印字後のラベルは1枚毎に台紙から剥がされて機外に排出される。

なお、連続発行と剥離発行との2種類の発行方式を備えたプリンタについては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。

概要

プリンタの剥離ユニットを連続発行位置から剥離発行位置に簡易切り替えられるようにする。ガイドレール孔4chがシャフト42に係合してスライド移動可能且つ揺動可能に支持台41に取り付けられた剥離ユニット4である。ガイドレール孔4chの一方端がシャフト42に当接した連続発行位置、ガイドレール孔4chの他方端に当接したシャフト42を支点にサーマルヘッド28から離間する第1の方向に揺動して先端部側開閉カバー部3の揺動軌跡内に存在する位置で揺動端となる揺動端位置、および閉止位置へと移動する開閉カバー部3に先端部側が係合した状態で揺動端位置から第2の方向に揺動して、開閉カバー部3が閉止位置になったときに剥離ローラ4aがプラテンローラ10に対向する剥離発行位置に移動する。

目的

特開2006−150858号公報






ところで、連続発行と剥離発行との2種類の発行方式を備えたプリンタでは、剥離ユニットを連続発行位置から剥離発行位置に簡易に切り替えることが望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

台紙に仮着されたラベルを有する印字媒体印字を施すプリンタであって、前記台紙から剥離したラベルの有無を検出する剥離センサを有する筐体と、前記印字媒体を搬送する搬送ローラ回動可能に設けられ、かつ、前記筐体に対して揺動可能な開閉カバー部と、前記筐体に設けられ、前記開閉カバー部の閉止位置で前記搬送ローラに対向し、前記印字媒体に印字を施す印字ヘッド部と、回動可能な剥離ローラを備え、前記筐体に対して揺動可能な剥離機構部と、を有し、前記剥離機構部は、前記剥離ローラが前記搬送ローラに対向しない第1の位置、前記剥離機構部の一部が前記開閉カバー部の揺動軌跡内に位置して、前記開閉カバー部の揺動動作において前記開閉カバー部と当接可能な第2の位置、および、前記剥離機構部と前記開閉カバー部が係合した状態で前記剥離ローラが前記搬送ローラに対向する第3の位置に配置可能に構成され、前記剥離機構部は、前記開閉カバー部の開放位置から前記閉止位置への揺動に応じて、前記第2の位置から前記第3の位置に移動する、プリンタ。

請求項2

前記剥離機構部および前記剥離センサは、前記筐体の支持台に設けられている、請求項1に記載のプリンタ。

請求項3

前記剥離センサは前記支持台に固定されている、請求項2に記載のプリンタ。

請求項4

前記剥離機構部は、前記支持台に設けられた揺動軸に取り付けられている、請求項2または3に記載のプリンタ。

請求項5

前記剥離機構部は、前記揺動軸に沿ってスライド移動可能であると共に、前記揺動軸を支点として揺動可能である請求項4に記載のプリンタ。

請求項6

前記剥離機構部は、前記剥離ローラを左右から支持する一対の支持部を有し、前記一対の支持部には、前記揺動軸が挿通されたガイドレール孔が設けられている、請求項3ないし5のいずれかに記載のプリンタ。

請求項7

前記剥離機構部が前記第1の位置にあるときに、前記剥離ローラは前記剥離センサに対向する位置に位置する、請求項1ないし6のいずれかに記載のプリンタ。

請求項8

前記剥離機構部が前記第1の位置にあるときはラベルを台紙に仮着したまま発行し、前記剥離機構部が前記第3の位置にあるときはラベルを台紙から剥離して発行する、請求項1ないし7のいずれかに記載のプリンタ。

技術分野

0001

本発明は、プリンタに関し、例えば、文字記号、図形またはバーコード等のような所望の情報を台紙に仮着されたラベル印字するラベルプリンタであって、ラベルを台紙から剥がして発行する剥離発行機能を有するラベルプリンタに関するものである。

背景技術

0002

ラベルプリンタは、例えば、ロール状に巻かれたラベル連続体長手方向一端サーマルヘッドプラテンローラとの間に挟み込んだ状態でプラテンローラを回転させることによりラベル連続体をシート状に繰り出して搬送する途中において、ラベル連続体を構成する長尺状の台紙に仮着された複数枚のラベルの各々にサーマルヘッドにより所望の情報を印字するプリンタである。

0003

このラベルプリンタには、連続発行と剥離発行との2種類の発行方式がある。連続発行方式は、ラベルを台紙に仮着したまま発行する方式であり、剥離発行方式はラベルを台紙から剥がして発行する方式である。

0004

連続発行方式の場合は、必要枚数のラベルが貼られた台紙を切断処理により作成しておき、現場でラベルを台紙から剥がして貼り付けることができるので、ラベルを貼り付ける対象物がプリンタから離れた場所にある場合に適している。

0005

一方、剥離発行の場合は、ラベルが1枚ずつ台紙から剥がれた状態で排出されるのでラベルを貼り付ける対象物が作業者の近くにある場合に適している。剥離発行に際しては、プリンタに装着された剥離ユニット剥離機構部)を剥離発行位置に設置するとともに、台紙の長手方向一端側を、剥離ピンを介して折り曲げてから剥離ユニットの剥離ローラとプラテンローラとの間に挟み込んだ状態に設定する。これにより、印字のためにプラテンローラを回転させラベル連続体を搬送すると、台紙は剥離ローラとプラテンローラとに挟まれた状態で搬送される一方、印字後のラベルは1枚毎に台紙から剥がされて機外に排出される。

0006

なお、連続発行と剥離発行との2種類の発行方式を備えたプリンタについては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。

先行技術

0007

特開2006−150858号公報

発明が解決しようとする課題

0008

ところで、連続発行と剥離発行との2種類の発行方式を備えたプリンタでは、剥離ユニットを連続発行位置から剥離発行位置に簡易切り替えることが望まれている。

0009

本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、剥離機構部を連続発行位置から剥離発行位置に簡易に切り替えることのできるプリンタを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明のある態様は、台紙に仮着されたラベルを有する印字媒体に印字を施すプリンタであって、前記台紙から剥離したラベルの有無を検出する剥離センサを有する筐体と、前記印字媒体を搬送する搬送ローラ回動可能に設けられ、かつ、前記筐体に対して揺動可能な開閉カバー部と、前記筐体に設けられ、前記開閉カバー部の閉止位置で前記搬送ローラに対向し、前記印字媒体に印字を施す印字ヘッド部と、回動可能な剥離ローラを備え、前記筐体に対して揺動可能な剥離機構部と、を有し、前記剥離機構部は、前記剥離ローラが前記搬送ローラに対向しない第1の位置、前記剥離機構部の一部が前記開閉カバー部の揺動軌跡内に位置して、前記開閉カバー部の揺動動作において前記開閉カバー部と当接可能な第2の位置、および、前記剥離機構部と前記開閉カバー部が係合した状態で前記剥離ローラが前記搬送ローラに対向する第3の位置に配置可能に構成され、前記剥離機構部は、前記開閉カバー部の開放位置から前記閉止位置への揺動に応じて、前記第2の位置から前記第3の位置に移動する、プリンタである。

発明の効果

0011

本発明のある態様によれば、剥離機構部は、第1の位置から、その一部が開閉カバー部の揺動軌跡内に存在し、開閉カバー部の揺動動作において開閉カバー部と当接可能な第2の位置になる。そして、開閉カバー部を閉めていくと、当該開閉カバー部と剥離機構部とが係合して揺動し、開閉カバー部と剥離機構部が係合した状態で剥離機構部が第3の位置になるので、剥離機構部を第1の位置から第3の位置に簡易に切り替えることが可能になる。

図面の簡単な説明

0012

(a)は本発明の第1の実施の形態に係るプリンタの連続発行状態の全体斜視図、(b)は第1の実施の形態に係るプリンタの剥離発行状態の全体斜視図である。
開閉カバー部の開放状態における図1のプリンタおよびラベル連続体の外観を示す全体斜視図である。
図1のプリンタの開閉カバー部の要部斜視図である。
図2のプリンタの剥離ユニットとその周囲の要部拡大斜視図である。
図4の剥離ユニットの要部側面図である。
(a)は図4の剥離ユニットを抜き出して示した全体斜視図、(b)は図6(a)の剥離ユニットの分解斜視図である。
剥離発行状態における図1のプリンタの内部を側面側から透かして見せた概略構成図である。
(a),(b)は図7のプリンタの要部を拡大して示した概略構成図である。
(a)は図1(a)の連続発行時のプリンタの概略構成図、(b)は図1(b)の剥離発行時のプリンタの概略構成図である。
連続発行位置での剥離ユニットと支持台とを示す斜視図である。
図10の剥離ユニットと支持台との側面図である。
図10の支持台における第1の取付片の第2の取付片との対向面に形成された構成要素と剥離ユニットとの関係で示す説明図である。
(a)は剥離ユニットを連続発行位置に設定した際の剥離ユニットと開閉カバー部との状態を示したプリンタの要部概略構成図、(b)は剥離ユニットを剥離発行位置に設定する際の剥離ユニットと開閉カバー部との状態を示したプリンタの要部概略構成図である。
(a),(b)は剥離ユニットを剥離発行位置に設定する際の図13(b)に続く剥離ユニットと開閉カバー部との状態を示したプリンタの要部概略構成図である。
(a),(b)は剥離ユニットを剥離発行位置に設定する際の図14(b)に続く剥離ユニットと開閉カバー部との状態を示したプリンタの要部概略構成図である。
図13(b)のときにおける剥離ユニットと支持台との関係を示す説明図である。
図14(a)のときにおける剥離ユニットと支持台との関係を示す説明図である。
図15(b)のときにおける剥離ユニットと支持台との関係を示す説明図である。

実施例

0013

以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。

0014

図1(a)は第1の実施の形態に係るプリンタの連続発行状態の全体斜視図、図1(b)は第1の実施の形態に係るプリンタの剥離発行状態の全体斜視図、図2は開閉カバー部の開放状態における図1のプリンタおよびラベル連続体の外観を示す全体斜視図、図3図1のプリンタの開閉カバー部の要部斜視図である。

0015

本実施の形態のプリンタ1は、図1に示すように、例えば、扁平な直方体形状に形成された携帯型のラベルプリンタであり、本体ケース(筐体)2と、開閉カバー部3と、剥離ユニット(剥離機構部)4と、フロントカバー部5とを備え、1台で連続発行と剥離発行との切り換えが可能な兼用型の構成を備えている。なお、プリンタ1は、発行口側を上に向けた状態(横置き)で使用することも可能であるが、プリンタ1の底面に設けられたベルトフック(図示せず)を作業者のベルト引っかけたり、ショルダーベルト(図示せず)を装着して作業者の肩に掛けたりすることにより発行口側を横に向けた状態(縦保持)で使用することも可能である。

0016

本体ケース2は、プリンタ1の外形一部を形成する筐体であり、その一面には、図2に示すように、開口部2aが形成されている。この開口部2a内には、用紙収容部(印字媒体収容部)6が設けられている。用紙収容部6は、ロール状のラベル連続体(印字媒体)Pを収容する領域であり、その内部には用紙ガイド部6aが設置されている。用紙ガイド部6aは、ロール状のラベル連続体Pの幅方向(ラベル連続体Pの短方向)両端面に接触した状態でロール状のラベル連続体Pを回転自在の状態で支持してラベル連続体Pの搬送をガイドする部材であり、ラベル連続体Pの幅(ラベル連続体Pの短方向の長さ)に応じて位置を変えられるようにラベル連続体Pの短方向に沿って移動可能な状態で設置されている。

0017

ラベル連続体Pは、図2に示すように、例えば、長尺状の台紙PMと、その長手方向に沿って予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルPLとを有しており、ロール状に巻回された状態で用紙収容部6内に収容される。台紙PMのラベル貼付面には、ラベルPLを容易に剥離することが可能なようにシリコーン等のような剥離剤被覆されている。また、台紙PMのラベル貼付面の裏面には、長手方向に沿って予め決められた間隔毎にラベルPLの位置を示す位置検出マーク(図示せず)が形成されている。ラベルPLの表面(印字面)には、予め決められた温度領域に達すると特定の色(黒や赤等)に発色する感熱発色層が形成されている。

0018

なお、本体ケース2の片側側面には、図1および図2に示すように、バッテリカバー部7が開閉可能な状態で軸支されている。このバッテリカバー部7は、後述のバッテリ収容部(図1図3には図示せず)の開閉カバーである。

0019

開閉カバー部3は、用紙収容部6の開閉カバーであり、開閉カバー部3の長手方向一端部(本体ケース2の長手方向中央側)が本体ケース2に対して離間および接近する方向に揺動可能なように、開閉カバー部3の長手方向他端部が本体ケース2の長手方向一端部にヒンジ等により軸支されている。また、開閉カバー部3は、その長手方向他端側に配置されたトーションバネ図1図3には図示せず)により開方向(開閉カバー部3の長手方向一端部が本体ケース2から離間する方向)に付勢されている。

0020

この開閉カバー部3の先端部には、図2および図3に示すように、一対のユニット押さえ部(押さえ部)3aが形成されている。この一対のユニット押さえ部3aは、剥離発行時において開閉カバー部3を閉止した場合に剥離ユニット4を剥離発行位置に固定するように押さえる部分であり、開閉カバー部3の幅方向(開閉カバー部3の長手方向に直交する方向)の両端側に形成されている。

0021

また、開閉カバー部3の先端部には、図2および図3に示すように、プラテンローラ(搬送ローラ)10が正逆方向に回動自在の状態で軸支されている。このプラテンローラ10は、ラベル連続体Pを搬送する搬送手段であり、ラベル連続体Pの幅方向に沿って延在した状態で形成されている。このプラテンローラ10のプラテン軸10aの一端には、ギア10bが接続されている。このギア10bは、開閉カバー部3の閉止位置で開口部2a内に設置された図示しないギア等に係合され、そのギア等を介してローラ駆動用のステッピングモータ(図示せず)等に機械的に接続されるようになっている。

0022

また、図2および図3に示すように、開閉カバー部3の長手方向一端部においてプラテンローラ10の近傍には剥離ピン11がプラテンローラ10に沿って設置されている。この剥離ピン11は、台紙PMからラベルPLを剥離する剥離部材であり、その長手方向両端側は開閉カバー部3に軸支されている。

0023

また、図2および図3に示すように、開閉カバー部3の長手方向一端部において開閉カバー部3の閉止位置で通紙ルートに対向する面部分には、センサ12(12a,12b)が設置されている。センサ12aは、例えば、ラベルPLの位置(上記台紙PMの位置検出マーク)を検出するセンサであり、反射型光センサ等により構成されている。一方、センサ12bは、例えば、ラベルPLの有無(隣り合うラベルPL間の台紙PM部分等)を検出するセンサであり、透過型の光センサ等により構成されている。

0024

剥離ユニット4は、剥離発行時に台紙PMからラベルPLを剥がして台紙PMとラベルPLとの搬送経路を分ける機能を備えており、その長手方向一端を、プリンタ1の内部の連続発行位置と、プリンタ1の外部の剥離発行位置とに移動させることが可能な状態で設置されている。なお、剥離ユニット4の構成については後述する。

0025

フロントカバー部5は、図1および図2に示すように、本体ケース2の開口部2aにおいて開閉カバー部3の向かい側および本体ケース2の両側面近傍部分を覆うように本体ケース2に固定されている。このフロントカバー部5には、表示部15と、操作ボタン16a,16bと、電源ボタン17と、カバーオープンボタン18と、一対の解除レバー部19と、カッタ20とが備えられている。

0026

表示部15は、操作コマンドやメッセージ等を表示する画面であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されている。操作ボタン16a,16bは、プリンタ1の動作を操作するボタンであり、電源ボタン17は、プリンタ1の電源をオンオフするボタンである。

0027

カバーオープンボタン18は、開閉カバー部3を開くためのボタンである。解除レバー部19は、剥離ユニット4を連続発行位置に保持する部材であり、これらを互いに接近する方向に移動させることにより剥離ユニット4の保持状態解除することが可能になっている。

0028

カッタ20は、連続発行後のラベル連続体Pの台紙PMを切断する部材であり、フロントカバー部5において開閉カバー部3の向かい側の先端部にラベル連続体Pの幅方向に沿って延在した状態で設置されている。なお、開閉カバー部3とフロントカバー部5との間に発行口が形成されている。

0029

次に、剥離ユニット4について図4図6を参照して説明する。図4図2のプリンタの剥離ユニットとその周囲の要部拡大斜視図、図5図4の剥離ユニットの要部側面図、図6(a)は図4の剥離ユニットを抜き出して示した全体斜視図、図6(b)は図6(a)の剥離ユニットの分解斜視図である。

0030

剥離ユニット4は、剥離ローラ4aと、軸部4bと、一対の支持部4cと、一対の板バネ4daと、ネジ4eとを備えている。

0031

剥離ローラ4aは、開閉カバー部3に対向する一端部側である先端部側に回動自在の状態で設けられて剥離発行時にプラテンローラ10に対向するように配置されている。したがって、この剥離ローラ4aとプラテンローラ10との間に挿入される台紙PMは、剥離ローラ4aとプラテンローラ10とで挟み込み搬送される。

0032

この剥離ローラ4aは、例えば、ゴムのような弾性部材により形成されており、一対の支持部4cの長手方向一端側の間に挟持された軸部4bに回動自在の状態で軸支されている。また、剥離ローラ4aは、その長さが軸部4bの全長よりも短く形成されており、軸部4bの軸方向中央に部分的に配置されている。このような剥離ローラ4aは、剥離発行時にラベル連続体Pを介してプラテンローラ10側に押されることで、プラテンローラ10の回転に追従して回転するようになっている。

0033

一対の支持部4cは、剥離ローラ4aおよび軸部4bを支持する部材である。各支持部4cの長手方向一端側の上部には、各支持部4cの側面から外側に向かって延びる部4cpが形成されている。また、各支持部4cの長手方向他端側には、図6に示すように、ガイドレール孔(長孔)4chが形成されている。このガイドレール孔4chは、剥離ユニット4の移動をガイドするとともに、その移動を規制する孔であり、支持部4cの長手方向に沿って長孔状に形成されている。また、ガイドレール孔4chに支持台41(詳細は後述する。)に取り付けられたシャフト揺動軸)42が挿通されることにより、剥離ユニット4が支持台41に取り付けられている。なお、本実施の形態では、シャフト42は一対の支持部4cに対応して一対設けられているが、一体となっていてもよい。また、揺動軸としてはシャフト42である必要はなく、軸としての機能を有する突起などであってもよい。

0034

一対の板バネ4daは、剥離ユニット4が剥離発行位置に移行する際に開閉カバー部3が閉じると開閉カバー部3の押さえ部3aが当接されることにより剥離ローラ4aをプラテンローラ10側に付勢する弾性構造体である。各板バネ4daは、各支持部4cの外側側面において、支持部4cの長手方向一端側(剥離ローラ4aのある側)に固定され、そこから長手方向他端側(ガイドレール孔4chのある側)に向かって湾曲状に延在し、終端部浮遊状態になっている。

0035

次に、プリンタ1の内部構造について図7および図8を参照して説明する。図7は剥離発行状態における図1のプリンタの内部を側面側から透かして見せた概略構成図、図8(a),(b)は図7のプリンタの要部を拡大して示した概略構成図である。

0036

図7に示すように、本体ケース2の開口部2a内には、印字本体部26が用紙収容部6に隣接した状態で設置されている。印字本体部26は、ラベル連続体PのラベルPLに印字を施すための機能部であり、ヘッドブラケット27と、サーマルヘッド(印字ヘッド部)28(図8(b)参照)と、コイルバネ29(図8参照)と、剥離ユニット4と、バッテリ収容部33(図7参照)とを備えている。

0037

ヘッドブラケット27は、閉止状態の開閉カバー部3を保持する部材である。このヘッドブラケット27は、開閉カバー部3の閉止位置におけるプラテンローラ10の向かい側に、回転軸27aを中心に揺動自在の状態となって前述した本体ケース2に設置されている。

0038

このヘッドブラケット27には、溝27bが形成されている。この溝27b内に、プラテンローラ10のプラテン軸10aが嵌め込まれることにより、開閉カバー部3は、ヘッドブラケット27に保持されるようになっている。

0039

また、ヘッドブラケット27には、押圧部27cが形成されている。この押圧部27cは、図1に示したカバーオープンボタン18に対向する位置(直下)に配置されており、カバーオープンボタン18を押すと押圧部27cも押され、ヘッドブラケット27による開閉カバー部3の保持状態が解除されるようになっている。そして、この開閉カバー部3の保持状態が解除されると、開閉カバー部3は、その長手方向他端側に配置されたトーションバネ35(図7参照)の付勢力により自動的に開くようになっている。

0040

サーマルヘッド28(図8(b)参照)は、例えば、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報をラベルPLに印字する印字手段であり、開閉カバー部3の閉止位置でプラテンローラ10に対向するようにサーマルヘッド28の印字面を通紙ルートに向けた状態で回路基板36を介してヘッドブラケット27に実装されている。サーマルヘッド28の印字面には、通電により発熱する複数の発熱抵抗体発熱素子)がラベル連続体Pの幅方向(台紙PMの短方向)に沿って並んで設置されている。なお、回路基板36は、サーマルヘッド28に印字信号を伝送する配線基板である。

0041

コイルバネ29(図8参照)は、開閉カバー部3の閉止位置に置いてヘッドブラケット27およびサーマルヘッド28をプラテンローラ10側に付勢する部材であり、ヘッドブラケット27の背面側(回路基板36の実装面の裏面)に設置されている。このコイルバネ29の付勢力によりヘッドブラケット27がプラテンローラ10側に押されるので、ヘッドブラケット27の溝27b内に嵌り込んだプラテン軸10aもしっかりと押さえられ、ヘッドブラケット27による開閉カバー部3の保持状態が維持されている。

0042

ここで、図8(b)に示すように、剥離発行時に開閉カバー部3のユニット押さえ部3aが、剥離ユニット4の庇部4cpと板バネ4daとの隙間に配置され、板バネ4daに接触した状態で押圧することにより剥離ユニット4を押さえるようになっている。これにより、剥離ユニット4が剥離発行位置に固定されるとともに、剥離ユニット4の剥離ローラ4aがプラテンローラ10側に付勢されるようになっている。したがって、剥離発行時に剥離ユニット4の剥離ローラ4aをプラテンローラ10にしっかりと安定した状態で付勢することができる。

0043

次に、プリンタ1の連続発行および剥離発行について図9(a),(b)を参照して説明する。図9(a)は図1(a)の連続発行時のプリンタの概略構成図、図9(b)は図1(b)の剥離発行時のプリンタの概略構成図である。

0044

連続発行および剥離発行のいずれの場合も印字工程においては、用紙収容部6から繰り出されたラベル連続体Pをサーマルヘッド28とプラテンローラ10との間に挟み込んだ状態でプラテンローラ10を回転させることによりラベル連続体Pを搬送する。この搬送の際、センサ12により検出された情報に基づいて印字タイミングを図り、サーマルヘッド28に送信された印字信号によりサーマルヘッド28の発熱抵抗体を選択的に発熱させてラベル連続体PのラベルPLに所望の情報を印字する。

0045

ここで、連続発行においては、図9(a)に示すように、剥離ユニット4をプリンタ1の内部の連続発行位置に配置する。印字後のラベルPLは、台紙PMから剥がされることなく排出される。連続発行の場合、必要枚数のラベルPLが貼られた台紙PMを作成しておき、現場でラベルPLを台紙PMから剥がして貼り付けることができるので、ラベルPLを貼り付ける対象物がプリンタ1から離れた場所にある場合に適している。

0046

なお、図9(a)に示すように、連続発行位置においては、剥離ローラ4aは本体ケース2の内部に格納されている。これにより、剥離ローラ4aの本体ケース2からの出っ張りがなくなって作業者の手に触れにくくなり、剥離ローラ4aの劣化が防止されている。

0047

一方、剥離発行においては、図9(b)に示すように、剥離ユニット4を剥離発行位置に配置するとともに、剥離ピン11を介して台紙PMを剥離ユニット4の剥離ローラ4aとプラテンローラ10との間に挟み込んだ状態にする。これにより、印字のためにプラテンローラ10を回転させラベル連続体Pを搬送すると、台紙PMは剥離ローラ4aとプラテンローラ10とに挟まれた状態で搬送される一方、印字後のラベルPLは1枚毎に台紙PMから剥がされて機外に排出される。剥離発行の場合、ラベルPLが1枚ずつ排出されるので、ラベルPLを貼り付ける対象物が作業者の近くにある場合に適している。

0048

本実施の形態のプリンタ1においては、連続発行と剥離発行とを切り換えることができ、ラベルPLを貼り付ける対象物がプリンタ1に近い場合と遠い場合との2つの状況に1台で対応できるので使い勝手が良く経済的である。

0049

次に、剥離ユニット4が取り付けられた支持台41について図10図11および図12を参照して説明する。図10は連続発行位置での剥離ユニットと支持台とを示す斜視図、図11図10の剥離ユニットと支持台との側面図、図12図10の支持台における第1の取付片の第2の取付片との対向面に形成された構成要素と剥離ユニットとの関係で示す説明図である。

0050

支持台41は本体ケース2の開口部2a内に設けられており、剥離発行時にラベルPLの有無を検出する光反射型のセンサである剥離センサ43が取り付けられた台座部41aを有している。台座部41aの幅方向の両端には、剥離ユニット4を取り付けるための一対のユニット取付部41bが形成されている。

0051

ユニット取付部41bは、台座部41aの幅方向から見て外側に位置する第1の取付片41baと、内側に位置して第1の取付片41baに対向した第2の取付片41bbとで構成されており、第1の取付片41baと第2の取付片41bbとにより、僅かな隙間を形成した状態で剥離ユニット4の支持部4cを挟み込んでいる。

0052

ユニット取付部41bには、第1の取付片41baと第2の取付片41bbとに跨がるようにしてシャフト42が取り付けられている。このシャフト42は、第1の取付片41baと第2の取付片41bbとに挟み込まれた支持部4cに形成されたガイドレール孔4chに挿通されている。つまり、ガイドレール孔4chがシャフト42に係合している。

0053

したがって、剥離ユニット4は、ガイドレール孔4chがシャフト42に沿って動くことにより当該シャフト42に沿ってスライド移動可能になっており、さらにシャフト42を支点にして揺動可能になっている。

0054

さらに、図10および図11に示すように、剥離ユニット4と支持台41との間にはコイルバネ44が取り付けられている。コイルバネ44は、その一方端がユニット取付部41bの第1の取付片41baの一端部に形成された取付突起41bcに固定され、そこから当該第1の取付片41baの側面に略L字形湾曲形成されたガイド庇41bdに沿って湾曲して延び、他方端が支持部4cの長手方向他端側(長手方向の剥離ローラ4aの取付位置とは反対側)に形成された取付突起4ciに取り付けられている。また、前述した揺動軸であるシャフト42は、このように湾曲したコイルバネ44に対して、当該コイルバネ44の両端を結んだ線分が引かれる側に位置している。なお、ガイド庇41bdでコイルバネ44を湾曲させているのは、スペースをとることなく必要な引っ張り力を得るためである。

0055

このような構造により、剥離ユニット4には、当該コイルバネ44によって、ガイドレール孔4chの取付突起4ci側がシャフト42に当接する方向(連続発行位置とは反対方向)の付勢力が与えられるとともに、その付勢力によりシャフト42に当接したガイドレール孔4chの取付突起4ci側を支点にしてサーマルヘッド28から離間する方向(第1の方向)に揺動する付勢力が与えられている。つまり、コイルバネ44によって、剥離ユニット4には、スライド移動する付勢力と第1の方向に揺動する付勢力との2つの付勢力が与えられている。

0056

これにより、剥離ユニット4は、連続発行位置に保持されている保持状態が解除レバー部19によって解除されると、コイルバネ44の付勢力により連続発行位置と反対側に移動(スライド)してガイドレール孔4chの一方端がシャフト42に当接し(スライド移動位置)、当該シャフト42を支点に第1の方向に所定の揺動端まで揺動する(揺動端位置)。

0057

ここで、図12に示すように、剥離ユニット4の支持部4cには、ガイドレール孔4chの短方向の一方側に位置して第1の爪部4cjが、他方側に位置して第2の爪部4ckが、それぞれ形成されている。また、第1の取付片41baにおける第2の取付片41bbとの対向面には、第1の突出部41beおよび第2の突出部41bfが形成されている。

0058

そして、第1の突出部41beには、剥離ユニット4がシャフト42に沿って連続発行位置からその反対側にスライド移動するときに、第1の爪部4cjが摺動して剥離ユニット4の移動方向を案内するガイド面45が形成されている。また、第1の突出部41beには、前述したように剥離ユニット4がシャフト42を支点に第1の方向に揺動したときに第1の爪部4cjが当接して揺動端位置を規定する第1のストッパ46が形成されている。さらに、第1の突出部41beには、剥離ユニット4が揺動端位置から第1の方向とは反対の第2の方向に揺動して剥離発行位置に移行するときに、第1の爪部4cjが摺動して剥離ユニット4が連続発行位置に戻ることを規制する規制面47が形成されている。

0059

なお、第1の爪部4cjが第1のストッパ46に当接した剥離ユニット4の揺動端位置は、当該剥離ユニット4の開閉カバー部3に対向する一端部側(先端部側)が開閉カバー部3の揺動軌跡内に存在する位置となっている。

0060

一方、第2の突出部41bfには、剥離ユニット4が剥離発行位置になったときに第2の爪部4ckが当接して、剥離ユニット4が連続発行位置に戻ることを規制するための第2のストッパ48が形成されている。

0061

次に、本実施の形態のプリンタ1の剥離ユニット4における連続発行位置と剥離発行位置との設定について、図13図18および前述した図12を参照して説明する。図13図15は剥離ユニットを剥離発行位置に設定する際の剥離ユニットと開閉カバー部との状態を示したプリンタの要部概略構成図、図16図18は剥離ユニットを剥離発行位置に設定する際の剥離ユニットと支持台との関係を示す説明図である。

0062

図14(a)は、剥離ユニット4を剥離発行位置に設定する場合の剥離ユニット4の設定前段階を示している。設定前段階の剥離ユニット4は、プリンタ1の上面(発行口が配置された面)に対して斜めに突き出した状態で配置されている。

0063

図13(a)および図12に示すように、剥離ユニット4が連続発行位置に設定されているときには、コイルバネ44の付勢力に抗してガイドレール孔4chの一方端がシャフト42に当接しており、剥離ローラ4aはプラテンローラ10とは対向しない位置になっている。

0064

この連続発行位置からカバーオープンボタン18を押して開閉カバー部3を開放位置にし、さらに解除レバー部19を操作して剥離ユニット4の連続発行位置における保持状態を解除する。すると、図13(b)および図16に示すように、剥離ユニット4は、コイルバネ44の付勢力により連続発行位置と反対側に移動(スライド)してガイドレール孔4chの一方端がシャフト42に当接する(スライド移動位置)。なお、このとき、支持部4cに形成された第1の爪部4cjが台座部41aに形成されたガイド面45を摺動していくことにより、剥離ユニット4はスムーズにスライド移動位置へと移動される。

0065

続いて、スライド移動位置に移動した剥離ユニット4は、図14(a)および図17に示すように、コイルバネ44の付勢力により、横置きにしたプリンタ1において、シャフト42を支点にして剥離ローラ4aが上方へと移動する方向(換言すれば、シャフト42を支点にして剥離ローラ4aがサーマルヘッド28から離間する方向)である第1の方向に揺動する。そして、第1の爪部4cjが台座部41aに形成された第1のストッパ46に当接して揺動端位置となる。なお、揺動端位置では、ラベル連続体Pが排出される排出口が開放されているので、当該ラベル連続体Pのセット(図9参照)を容易に行うことができる。

0066

このとき、前述したように、剥離ユニット4の揺動端位置では、剥離ユニット4の開閉カバー部3に対向する一端部側である先端部側は、開閉カバー部3の揺動軌跡内に存在している。

0067

そこで、図14(b)に示すように、開閉カバー部3を閉めていくと、当該開閉カバー部3の先端に剥離ユニット4の先端が係合し、剥離ユニット4も開閉カバー部3の動きに合わせるようにしてシャフト42を支点にコイルバネ44の付勢力に抗して第2の方向に揺動し、剥離発行位置への移行を開始する。さらに開閉カバー部3を閉めていくと、図15(a)に示すように、開閉カバー部3の閉止位置への揺動に伴って剥離ユニット4はさらに第2の方向へ揺動する。なお、このとき、支持部4cに形成された第1の爪部4cjが台座部41aに形成された規制面47を摺動していくことにより、剥離ユニット4が連続発行位置に戻ることが規制されている。

0068

その後、開閉カバー部3を完全に閉めきると、図15(b)および図18に示すように、開閉カバー部3に軸支されたプラテンローラ10のプラテン軸10aがヘッドブラケット27の溝27bに嵌まり込むことにより開閉カバー部3が保持される。また、これとともに開閉カバー部3により剥離ユニット4の剥離ローラ4aがプラテンローラ10に付勢された状態で剥離ユニット4が剥離発行位置に保持される。そして、剥離発行位置では、支持部4cに形成された第2の爪部4ckが台座部41aに形成された第2のストッパ48に当接して、剥離ユニット4が連続発行位置に戻ることが規制されている。

0069

剥離ユニット4を剥離発行位置から連続発行位置に戻すときには、カバーオープンボタン18を押して開閉カバー部3を開放位置にし、開閉カバー部3で剥離発行位置に押さえられていた剥離ユニット4の保持状態を解く。これにより、剥離ユニット4はコイルバネ44の付勢力により第1の方向へ揺動し、支持部4cに形成された第1の爪部4cjが支持台41の第1のストッパ46に当接して揺動端位置になる。

0070

次に、剥離ユニット4の第1の爪部4cjを支持台41に形成された規制面47に押し当てるようにしながら当該剥離ユニット4をコイルバネ44の付勢力に抗して第2の方向に揺動させると、規制面47が途切れたときに前述したスライド移動位置(連続発行位置と反対側にスライド移動した位置)に移行する。そこで、コイルバネ44の付勢力に抗して剥離ユニット4を押し込むと連続発行位置になり、解除レバー部19により当該位置で固定される。

0071

このように本実施の形態においては、剥離ユニット4の連続発行位置における保持状態を解除すると、当該剥離ユニット4は第1の方向に揺動し、開閉カバー部3に対向する一端部側が開閉カバー部3の揺動軌跡内に存在する揺動端位置となる。したがって、開閉カバー部3を閉めていくと、当該開閉カバー部3の先端に剥離ユニット4の先端が係合して揺動し、開閉カバー部3が閉止位置になったときに剥離ユニット4が剥離発行位置になるので、剥離ユニット4を連続発行位置から剥離発行位置に簡易に切り替えることが可能になる。

0072

以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。

0073

例えば、前記実施の形態においては、長孔であるガイドレール孔4chが揺動軸であるシャフト42の一方端あるいは他方端に当接しているが、当接する必要はない。つまり、長孔であるガイドレール孔4chの一方側あるいは他方側に揺動軸であるシャフト42が位置することで足りる。

0074

また、前記実施の形態においては、印字媒体として複数枚のラベルを台紙に仮着したラベル連続体を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、一方面に粘着面を有する連続状のラベル(台紙無しラベル)、粘着面を有しない連続状のシート(連続シート)あるいは紙類に限らずサーマルヘッドにより印字可能なフィルム等を印字媒体として使用することもできる。台紙無しラベル、連続シートまたはフィルムは位置検出マークを設けることができる。また、粘着剤露出する台紙無しラベルなどを搬送する場合には、搬送路を非粘着剤で被覆するとともにシリコーンなど含有した非粘着ローラを設けることができる。
本発明のプリンタのある態様では、一面に形成された開口部内に印字媒体を収容する印字媒体収容部が設けられた筐体と、前記印字媒体を搬送する搬送ローラが回動可能に設けられ、前記印字媒体収容部を開閉するように前記筐体に軸支されて揺動する開閉カバー部と、前記筐体の前記開口部内において、前記開閉カバー部の閉止位置で前記搬送ローラに対向するように設けられ、前記印字媒体に印字を施す印字ヘッド部と、前記筐体の前記開口部内に設けられ、揺動軸を備えた支持台と、一対の支持部に形成された長孔が前記揺動軸に係合して当該揺動軸に沿ってスライド移動可能且つ当該揺動軸を支点に揺動可能に前記支持台に取り付けられた剥離機構部と、前記剥離機構部を構成する部材であって、前記開閉カバー部に対向する一端部側である先端部側に回動自在の状態で設けられた剥離ローラとを有し、前記剥離機構部は、前記長孔の一方側に前記揺動軸が位置し、前記剥離ローラが前記搬送ローラに対向しない連続発行位置、前記連続発行位置から前記揺動軸に沿ってスライド移動して前記長孔の他方側に当該揺動軸が位置したならば前記揺動軸を支点にして前記剥離ローラが前記印字ヘッド部から離間する第1の方向に揺動し、第1の爪部が前記支持台に形成された第1のストッパに当接して前記先端部側が前記開閉カバー部の揺動軌跡内に存在する位置で揺動端となった揺動端位置、および、前記印字媒体収容部を開いた開放位置から前記印字媒体収容部を閉じた閉止位置へと移動する前記開閉カバー部に前記先端部側が係合した状態で、前記長孔の前記他方側に位置した前記揺動軸を支点にして前記揺動端位置から前記第1の方向とは反対の第2の方向に揺動して、前記開閉カバー部の閉止に伴って前記剥離ローラが前記搬送ローラに対向する剥離発行位置、に移動することを特徴とする。
本発明のプリンタのある態様では、前記剥離機構部と前記支持台との間に取り付けられ、前記揺動軸が前記長孔の他方側となる方向の付勢力を前記剥離機構部に与えるとともに、当該付勢力により前記長孔の前記他方側となった前記揺動軸を支点にして前記第1の方向に揺動する付勢力を前記剥離機構部に与えるコイルバネを有することを特徴とする。
本発明のプリンタのある態様では、前記支持台には、前記剥離機構部が前記連続発行位置から前記揺動軸に沿ってスライド移動するときに、前記第1の爪部が摺動して当該剥離機構部の移動方向を案内するガイド面が形成されていることを特徴とする。
本発明のプリンタのある態様では、前記剥離機構部には、前記剥離発行位置において前記支持台に形成された第2のストッパに当接して当該剥離機構部が前記連続発行位置に戻ることを規制する第2の爪部が形成されていることを特徴とする。
本発明のプリンタのある態様では、前記支持台には、前記剥離機構部が前記揺動端位置から前記第2の方向に揺動して前記剥離発行位置に移行するときに前記第1の爪部が摺動し、当該剥離機構部が前記連続発行位置に戻ることを規制する規制面が形成されていることを特徴とする。

0075

1プリンタ
2 本体ケース
2a 開口部
3開閉カバー部
3aユニット押さえ部
4剥離ユニット
4a剥離ローラ
4b 軸部
4c 支持部
4chガイドレール孔
4ci取付突起
4cj 第1の爪部
4ck 第2の爪部
5フロントカバー部
6 用紙収容部
10プラテンローラ
10aプラテン軸
11剥離ピン
26印字本体部
27ヘッドブラケット
27a回転軸
27b 溝
27c押圧部
28サーマルヘッド
29コイルバネ
35トーションバネ
41支持台
41a台座部
41b ユニット取付部
41ba 第1の取付片
41bb 第2の取付片
41bc 取付突起
41bdガイド庇
41be 第1の突出部
41bf 第2の突出部
42シャフト
43剥離センサ
44 コイルバネ
45 ガイド面
46 第1のストッパ
47規制面
48 第2のストッパ
Pラベル連続体
PM 台紙
PLラベル

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