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図面 (8)

課題

プリント処理パラメーターを効率的に調節できること。

解決手段

密着イメージセンサー63は、搬送路における画像形成部4の後段後段搬送路に配置され、シート9から画像を読み取る。パラメーター調節部80eは、前記密着イメージセンサー63により読み取られる第1読取画像と前記第1読取画像と同じプリント対象データに基づく画像について前記密着イメージセンサー63により読み取られる第2読取画像とを比較し、比較結果に応じて前記プリント処理のパラメーターを調節する。

概要

背景

画像形成装置は、シートを搬送する搬送機構と、プリント処理を実行する画像形成部とを備える。前記プリント処理は、搬送される前記シートに画像を形成する処理である。

また、前記画像形成装置が、手差しトレイから画像形成部に至るシート搬送路に配置された密着イメージセンサーを備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、前記手差しトレイは、プリント用の前記シートが載置されるトレイと、前記密着イメージセンサーによる画像の読み取り対象となる原稿が載置されるトレイとを兼ねる。

概要

プリント処理のパラメーターを効率的に調節できること。密着イメージセンサー63は、搬送路における画像形成部4の後段後段搬送路に配置され、シート9から画像を読み取る。パラメーター調節部80eは、前記密着イメージセンサー63により読み取られる第1読取画像と前記第1読取画像と同じプリント対象データに基づく画像について前記密着イメージセンサー63により読み取られる第2読取画像とを比較し、比較結果に応じて前記プリント処理のパラメーターを調節する。

目的

本発明の目的は、プリント処理のパラメーターを効率的に調節することができる画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

搬送路に沿って搬送されるシートプリント対象データに基づく画像を形成するプリント処理を実行する画像形成部と、前記搬送路における前記画像形成部の後段後段搬送路に配置され、前記画像が形成された前記シートから画像を読み取るイメージセンサーと、複数の前記シートに同一の画像を繰り返し形成する反復プリント処理が前記画像形成部により実行される場合に、第1の時期に前記イメージセンサーによるサンプリング読み取りにより得られる第1サンプル画像と、前記第1の時期よりも後の第2の時期に前記イメージセンサーによる前記サンプリング読み取りにより得られる第2サンプル画像とを比較し、比較結果に応じて前記反復プリント処理における残りの前記プリント処理のパラメーターを調節するパラメーター調節処理を実行するパラメーター調節部と、を備える画像形成装置

請求項2

前記パラメーター調節部は、前記反復プリント処理が実行される場合に、予め定められた第1枚数目の前記プリント処理が行われるときに前記第1サンプル画像を取得し、その後に予め定められた第2枚数の前記プリント処理が行われるごとに、前記第2サンプル画像を取得する処理および取得した前記第2サンプル画像に基づく前記パラメーター調節処理を実行する、請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記後段搬送路が2分岐した第1後段搬送路および第2後段搬送路を含む場合において、前記第1後段搬送路および前記第2後段搬送路の一方へ選択的に前記シートを案内する進路切替機構と、前記進路切替機構を制御する進路制御部と、をさらに備え、前記イメージセンサーは前記第2後段搬送路に設けられており、前記進路制御部は、前記反復プリント処理が実行されるときに、前記サンプリング読み取りが行われる場合に前記進路切替機構を前記第2後段搬送路へ前記シートを案内する状態に制御し、その他の場合に前記進路切替機構を前記第1後段搬送路へ前記シートを案内する状態に制御する、請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記イメージセンサーを、前記後段搬送路に近接する基準位置と前記後段搬送路から離隔した退避位置との間で変位可能に支持する可変支持機構と、前記可変支持機構を制御する支持位置制御部と、をさらに備え、前記支持位置制御部は、前記プリント処理が実行されるときに、前記サンプリング読み取りが行われる場合に前記可変支持機構を前記基準位置で前記イメージセンサーを支持する状態に制御し、その他の場合に前記可変支持機構を前記退避位置で前記イメージセンサーを支持する状態に制御する、請求項2に記載の画像形成装置。

請求項5

前記プリント処理が実行されるときに、シート搬送機構による前記シートの搬送速度を、前記イメージセンサーによる前記サンプリング読み取りが行われる場合にその他の場合よりも遅い速度に制御する搬送制御部をさらに備える、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項6

画像が形成された前記シートに後処理を施す後処理装置と、前記画像形成部を内包する主筐体と前記後処理装置との間に配置され、前記主筐体から排出される前記シートを前記後処理装置へ搬送する中継搬送装置と、を備え、前記イメージセンサーは、前記後段搬送路における前記中継搬送路に設けられている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項7

前記画像形成部が、像担持体上にトナー像現像する現像装置と、前記像担持体上の前記トナー像を前記シートへ転写する転写装置と、前記シート上の前記トナー像を加圧しつつ加熱する定着装置と、を備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、プリント処理パラメーターを調節可能な画像形成装置に関する。

背景技術

0002

画像形成装置は、シートを搬送する搬送機構と、プリント処理を実行する画像形成部とを備える。前記プリント処理は、搬送される前記シートに画像を形成する処理である。

0003

また、前記画像形成装置が、手差しトレイから画像形成部に至るシート搬送路に配置された密着イメージセンサーを備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、前記手差しトレイは、プリント用の前記シートが載置されるトレイと、前記密着イメージセンサーによる画像の読み取り対象となる原稿が載置されるトレイとを兼ねる。

先行技術

0004

特開2006−234860号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、前記画像形成装置が、前記プリント処理のパラメーターを調節するパラメーター調節処理を実行する場合がある。前記画像形成装置は、前記パラメーター調節処理において、予め定められたテスト画像現像し、前記テスト画像の濃度を濃度センサーで検出し、検出濃度に基づいて前記プリント処理のパラメーターを調節する。

0006

また、同じプリント対象データに基づく反復プリント処理が行われる場合に、プリント画像画質の変化を防止するためには、前記反復プリント処理の途中で前記パラメーターの調節を行う必要がある。

0007

前記反復プリント処理の途中で前記テスト画像の現像が行われる場合、前記反復プリント処理が、途中で比較的長い時間中断されることになり、処理効率が悪化する。

0008

本発明の目的は、プリント処理のパラメーターを効率的に調節することができる画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

本発明の一の局面に係る画像形成装置は、画像形成部と、イメージセンサーと、パラメーター調節部と、を備える。前記画像形成部は、搬送路に沿って搬送されるシートにプリント対象データに基づく画像を形成するプリント処理を実行する。前記イメージセンサーは、前記搬送路における前記画像形成部の後段後段搬送路に配置され、前記画像が形成された前記シートから画像を読み取る。前記パラメーター調節部は、複数の前記シートに同一の画像を形成する反復プリント処理が前記画像形成部により実行される場合に、第1の時期に前記イメージセンサーによるサンプリング読み取りにより得られる第1サンプル画像と、前記第1の時期よりも後の第2の時期に前記イメージセンサーによる前記サンプリング読み取りにより得られる第2サンプル画像とを比較し、比較結果に応じて前記プリント処理のパラメーターを調節するパラメーター調節処理を実行する。

発明の効果

0010

本発明によれば、プリント処理のパラメーターを効率的に調節することができる画像形成装置を提供することが可能になる。

図面の簡単な説明

0011

図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の正面図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における主筐体および中継ユニットの構成図である。
図3は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における後処理装置の構成図である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における制御装置の構成を示すブロック図である。
図5は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における主筐体および中継ユニットの第1の構成図である(CISが基準位置に位置する状態)。
図6は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における主筐体および中継ユニットの第2の構成図である(CISが退避位置に位置する状態)。
図7は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における制御装置の構成を示すブロック図である。

実施例

0012

以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。

0013

[第1実施形態:画像形成装置10の全体構成]
図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10は、主筐体1と、中継ユニット6と、後処理装置5とを備える。さらに、画像形成装置10は、制御装置8、操作装置8aおよび表示装置8bも備える。

0014

操作装置8aは、ユーザーの操作を受け付ける装置である。例えば、操作装置8aは、押しボタンおよびタッチパネルの一方または両方を含む。また、表示装置8bは、情報を表示するパネル表示ユニットを含む。

0015

例えば、画像形成装置10は、プリンター複写機または複写機能およびファクシミリ通信装置能を有する複合機などである。画像形成装置10は、画像読取装置2をさらに備える。画像読取装置2は、原稿から画像を読み取る原稿読取処理を実行する。

0016

画像読取装置2は、主筐体1の上部に連結され、中継ユニット6は、主筐体1と画像読取装置2との間のスペースにおいて、主筐体1に装着されている。また、後処理装置5は、主筐体1および中継ユニット6の側面部分に連結されている。

0017

[主筐体1]
図2に示されるように、主筐体1は、シート収容部100、主搬送機構3および画像形成部4を内包する筐体である。主筐体1および主筐体1に内包れた機器は、画像形成装置1の本体部を構成する。主筐体1内には、シート収容部100に連通する主搬送路30が形成されている。

0018

シート収容部100は、複数のシート9を収容する。図2に示される例では、画像形成装置10は、複数のシート収容部100を備える。シート9は、紙または樹脂フィルムなどのシート状の画像形成媒体である。

0019

主搬送機構3は、シート収容部100から主搬送路30へシート9を送り出し、さらに、シート9を主搬送路30に沿って搬送する。主搬送機構3において、それぞれシート9を挟んで回転する複数組主搬送ローラー対31が、シート9を搬送する。

0020

主搬送機構3は、複数組の主搬送ローラー対31と、複数の主搬送モーター1Mと、不図示の主搬送ギヤ機構とを含む(図2参照)。主搬送モーター1Mは、複数の主搬送ローラー対31を回転させる駆動源である。前記主搬送ギヤ機構は、複数の主搬送モーター1Mの回転力を複数組の主搬送ローラー対31へ伝達する。

0021

また、複数組の主搬送ローラー対31は、シート9の搬送を一時停止し、画像形成部4へシート9を送り出すタイミングを制御するレジストローラー対31aを含む。また、主搬送モーター1Mは、レジストローラー対31aを駆動するレジストモーター2Mを含む。

0022

画像形成部4は、主搬送機構3により搬送されるシート9に、プリント対象データに基づく画像を形成するプリント処理を実行する。前記プリント対象データは、出力画像の情報を含むデータである。

0023

図1に示される例において、画像形成部4は、電子写真方式で前記プリント処理を実行する。そのため、画像形成部4は、作像装置40、転写装置44および定着装置45を備える。

0024

作像装置40において、帯電装置42が、ドラム状の感光体41の表面を帯電させ、光走査ユニット46が、帯電した感光体41の表面に静電潜像を書き込み、現像装置43が、感光体41上の前記静電潜像を前記トナー像へ現像する。なお、感光体41は、像担持体の一例である。

0025

転写装置44は、感光体41の表面の前記トナー像を、主搬送路30に沿って搬送されるシート9に転写する。定着装置45は、シート9上の前記トナー像を加圧しつつ加熱することにより、前記トナー像をシート9に定着させる。

0026

図2に示される画像形成部4は、タンデム方式カラー画像の前記プリント処理を実行可能である。そのため、画像形成部4は、それぞれ異なる色のトナーに対応する4つの作像装置40を備える。

0027

転写装置44は、4つの感光体41の表面から4色の前記トナー像を重ねてシート9に転写する。

0028

主搬送路30は、シート収容部100の出口から画像形成部4に至る前段主搬送路301と、定着装置45の後段の後段主搬送路302とを含む。後段主搬送路302は、定着装置45の出口から第1本体排出口302pおよび第2本体排出口302qに至る搬送路である。

0029

第1本体排出口302pおよび第2本体排出口302qは、主筐体1におけるシート9の排出口である。後段主搬送路302は、第1本体排出口302pへ分岐する第1後段主搬送路302aと、第2本体排出口302qへ分岐する第2後段主搬送路302bとを含む。

0030

また、主筐体1内には、本体進路切替機構32および反転切替機構33が設けられている。本体進路切替機構32は、定着装置45から搬送されてくるシート9を、後段主搬送路302において2分岐した第1後段主搬送路302aおよび第2後段主搬送路302bの一方へ選択的に案内する。

0031

本体進路切替機構32は、可動案内部材321と、可動案内部材321を変位させるアクチュエーター322とを備える。アクチュエーター322は、制御装置8からの制御信号に従って、可動案内部材321を第1後段主搬送路302aおよび第2後段主搬送路302bの一方へシート9を案内する位置へ変位させる。例えば、アクチュエーター322がソレノイドであることが考えられる。

0032

また、複数組の主搬送ローラー対31は、第2本体排出口302qに配置された反転搬送ローラー対31bも含む。第2後段主搬送路302bは、シート9を本体進路切替機構32から反転搬送ローラー対31bへ案内する搬送路である。

0033

反転搬送ローラー対31bは、予め定められた順方向へ回転することによってシート9を第2本体排出口302qから排出し、前記順方向に対し逆の方向へ回転することによってシート9を反転させ、反転搬送路303へ搬送する。

0034

反転搬送路303は、第2後段主搬送路302bから分岐し、前段主搬送路301へ合流する搬送路である。

0035

反転切替機構33は、定着装置45から搬送されてくるシート9を反転搬送ローラー対31bへ案内する状態と、逆回転する反転搬送ローラー対31bから搬送されてくるシート9を反転搬送路303へ案内する状態と、の2つの状態に切り替わる機構である。反転切替機構33も、本体進路切替機構32と同様の構成を備える。

0036

両面プリント処理が行われる場合に、反転搬送ローラー対31bは、逆回転することにより、第1面に画像が形成されたシート9を反転搬送路303へ搬送する。これにより、シート9の第2面へのプリント処理が実行される。

0037

また、画像形成部4は、帯電バイアス印加装置42a、現像バイアス印加装置43aおよび転写バイアス印加装置44aをさらに備える。

0038

帯電バイアス印加装置42aは、帯電装置42に帯電バイアスを印加する回路を含む。現像バイアス印加装置43aは、現像装置43に現像バイアスを印加する回路を含む。転写バイアス印加装置44aは、転写装置44に転写バイアスを印加する回路を含む。

0039

なお、画像形成部4が、インクジェット方式など、前記電子写真方式以外の方式で前記プリント処理を実行する装置であることも考えられる。

0040

[中継ユニット6]
中継ユニット6は、主筐体1と後処理装置5との間に配置され、主筐体か1ら排出される画像形成後のシート9を後処理装置5へ搬送する。中継ユニット6は中継搬送装置の一例である。

0041

中継ユニット6は、画像形成後のシート9が搬送される中継搬送路60を内包している。中継搬送路60は、主筐体1内の第1後段主搬送路302aと図3に示される後処理装置5内の後処理搬送路50との間の搬送路である。

0042

中継搬送路60は、中継ユニット6におけるシート9の搬入口である中継搬入口60pから同排出口である中継排出口60qに至る搬送路である。中継ユニット6は、中継搬入口60pが主筐体1の第1本体排出口302pに対向する状態で、主筐体1に装着されている。

0043

なお、第1後段主搬送路302a、第2後段主搬送路302b、中継搬送路60および後処理搬送路50は、画像形成装置10全体のシート9の搬送路における画像形成部4の後段の部分を成す後段搬送路の一例である。

0044

また、第1後段主搬送路302aは、前記後段搬送路における、シート9の搬送方向の上流側に位置する主筐体1内の第1上流側後段搬送路の一例である。さらに、第2後段主搬送路302bは、前記後段搬送路における、主筐体1内の前記第1上流側後段搬送路から分岐する第2上流側後段搬送路の一例である。

0045

さらに、中継ユニット6は、中間排出トレイ600を有する。中間排出トレイ600は、第2後段主搬送路302bから排出されるシート9を受ける部分である。シート9を後処理装置5に送る必要がない場合、本体進路切替機構32によって第2後段主搬送路302bへ案内されたシート9が、中間排出トレイ600上へ排出される。

0046

一方、本体進路切替機構32によって第1後段主搬送路302aへ案内されたシート9は、中継搬入口60pから中継搬送路60へ搬入される。

0047

中継ユニット6は、中継搬送路60に沿ってシート9を搬送する中継搬送機構6Cを備える(図2参照)。中継搬送機構6Cは、複数組の中継搬送ローラー対61と、中継搬送モーター6Mと、不図示の中継搬送ギヤ機構とを含む。

0048

複数組の中継搬送ローラー対61は、それぞれシート9を挟んで回転することによってシート9を搬送する。中継搬送モーター6Mは、複数組の中継搬送ローラー対61を回転駆動する駆動源である。前記中継搬送ギヤは、中継搬送モーター6Mの回転力を複数組の中継搬送ローラー対61へ伝達する。

0049

[後処理装置5]
図3に示されるように、後処理装置5は、中継ユニット6の中継搬送路60を通過したシート9が搬送される後処理搬送路50を内包している。後処理搬送路50は途中で複数に分岐している。

0050

後処理搬送路50は、後処理装置5におけるシート9の搬入口である後処理搬入口50pから同排出口である第1後処理排出口50q、第2後処理排出口50rおよび第3後処理排出口50sに至る搬送路である。

0051

後処理装置5は、後処理搬送路50に沿ってシート9を搬送する後処理搬送機構5Cを備える(図3参照)。後処理搬送機構5Cは、複数組の後処理搬送ローラー対51と、後処理搬送モーター5Mと、不図示の後処理搬送ギヤ機構とを含む。

0052

複数組の後処理搬送ローラー対51は、それぞれシート9を挟んで回転することによってシート9を搬送する。後処理搬送モーター5Mは、複数組の後処理搬送ローラー対51を回転駆動する駆動源である。前記後処理搬送ギヤは、後処理搬送モーター5Mの回転力を複数組の後処理搬送ローラー対51へ伝達する。

0053

なお、後処理搬送路50は、重なった複数枚のシート9を一時的にストックするストックトレイ54a,55aも含む。主搬送機構3、中継搬送機構6Cおよび後処理搬送機構5Cは、シート9を搬送路に沿って搬送するシート搬送機構を構成している。

0054

後処理装置5は、後処理搬送路50の複数の分岐位置に配置された複数の後処理進路切替機構52も備える。後処理進路切替機構52は、本体進路切替機構32と同様に、可動案内部材521と、可動案内部材521を変位させるアクチュエーター522とを備える。アクチュエーター522は、制御装置8からの制御信号に従って、可動案内部材521を複数の分岐先の1つへシート9を案内する位置へ変位させる。

0055

後処理装置5は、画像形成後のシート9に対して後処理を施す。例えば、後処理装置5は、後処理搬送路50において、シート9の加工処理およびシート9の整合処理の一方または両方を行う。

0056

図3に示される例において、後処理装置5は、穿孔装置53、整合装置54およびシート折り装置55を備える。穿孔装置53は、シート9に孔開け加工を施す。整合装置54は、複数のシート9を重ねて整合し、さらに整合された複数のシート9にステープル加工を施す整合処理を実行する。シート折り装置55は、1枚のシート9または複数枚重ねたシート9に折り目を付ける折り加工を施す。

0057

なお、シート折り装置55は、不図示のステープル装置も備える。前記ステープル装置は、前記折り加工の対象となる複数枚のシート9にステープル加工を施す。

0058

さらに、後処理装置5は、第1積載トレイ501、第2積載トレイ502および第3積載トレイ503を備える。例えば、プリント枚数の少ないジョブが実行される場合、シート9が第1積載トレイ501へ排出され、プリント枚数の多いジョブが実行される場合、または、シート9の前記整合処理が実行される場合に、シート9が第2積載トレイ501へ排出される。

0059

前記整合処理または前記折り加工が施されないシート9は、後処理搬送路50から第1後処理排出口50qを通じて第1積載トレイ501上へ1枚ずつ排出される。例えば、前記孔開け加工のみが施されたシート9が第1積載トレイ501上へ排出される。

0060

前記整合処理が施された複数のシート9は、後処理搬送路50から第2後処理排出口50rを通じて第2積載トレイ502上へ排出される。また、前記折り加工が施された1枚または複数枚のシート9は、第3後処理排出口50sを通じて第3積載トレイ503上へ排出される。

0061

[制御装置8]
制御装置8は、前記プリント処理などに関する各種のデータ処理を実行し、さらに、各種の電気機器を制御する。

0062

図4に示されるように、制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)80、RAM(Random Access Memory)81および二次記憶装置82などを備える。

0063

CPU80は、プログラムを実行することにより、主制御部80a、ジョブ制御部80b、画像データ処理部80cおよび進路制御部80dなどとして動作する。

0064

主制御部80aは、操作装置8aに対する操作に応じたジョブの選択処理および各種データの設定処理などを実行する。

0065

ジョブ制御部80bは、前記原稿読取処理のジョブ、前記プリント処理のジョブおよび複写処理のジョブなどの各種のジョブに関する各種のデータ処理および制御を実行する。前記複写処理は、前記原稿読取処理と前記原稿読取処理により得られる画像に基づく前記プリント処理とを含む。

0066

例えば、ジョブ制御部80bは、前記プリント処理を画像形成部4に実行させる。なお、画像データ処理部80cは、画像読取装置2または不図示の通信装置を通じて得られる前記プリント対象データに対して加工処理およびデータ変換処理などの各種の画像処理を実行する。

0067

進路制御部80dは、実行される前記ジョブの内容に応じて、本体進路切替機構32を制御する。これにより、画像形成後のシート9の搬送先が、前記ジョブの内容に応じて制御される。

0068

二次記憶装置82は、コンピューター読み取り可能な不揮発性記憶装置である。二次記憶装置82は、CPU80により実行されるプログラムおよびCPU80により参照される各種のデータを記憶する。例えば、フラッシュメモリーまたはハードディスクドライブの一方または両方が、二次記憶装置82として採用される。

0069

RAM81は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM81は、CPU80が実行するプログラムおよびCPU80が前記プログラムを実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。

0070

CPU80は、予め二次記憶装置82に記憶されたプログラムを実行することにより、パラメーター調節部80eとしても動作する。パラメーター調節部80eは、前記プリント処理のパラメーターを調節する処理を含むパラメーター調節処理を実行する。

0071

例えば、パラメーター調節部80eは、前記帯電バイアス、前記現像バイアス、前記転写バイアスまたは光走査ユニット46による前記静電潜像の書き込み開始タイミングなどのパラメーターを調節する。

0072

ところで、従来の画像形成装置は、前記パラメーター調節処理において、予め定められたテスト画像を現像し、前記テスト画像の濃度を濃度センサーで検出し、検出濃度に基づいて前記プリント処理のパラメーターを調節する。

0073

また、同じプリント対象データに基づく反復プリント処理が行われる場合に、プリント画像の画質の変化を防止するためには、前記反復プリント処理の途中で前記パラメーターの調節を行う必要がある。

0074

前記反復プリント処理の途中で前記テスト画像の現像が行われる場合、前記反復プリント処理が、途中で比較的長い時間中断されることになり、処理効率が悪化する。

0075

[中継ユニット6の詳細]
画像形成装置10は、画像形成部4の後段の中継搬送路60に配置されたCIS(密着イメージセンサー)63および色基準部材64を備える(図2参照)。

0076

CIS63および色基準部材64は、シート9における搬送方向に直交する幅方向に延びて形成されている。図2において、前記幅方向は、紙面に向かって奥行方向である。CIS63は、シート9における前記幅方向の1ライン分の画像を連続して読み取るラインイメージセンサーである。CIS63は、シート9に形成された二次元画像を読み取るイメージセンサーの一例である。

0077

色基準部材64はCIS63に対し、シート9が通過する隙間を隔てて対向して配置されている。色基準部材64におけるCIS63に対向する面の色は、白色または薄い黄色などの予め定められた基準色である。本実施形態において、色基準部材64は、シート9に接して回転するローラー状の部材であり、色基準部材64の外周面全体の色が前記基準色である。

0078

本実施形態において、CPU80は、予め二次記憶装置82に記憶されたプログラムを実行することより、イメージセンサー調整部80fとしても動作する。イメージセンサー調整部80fは、前記プリント処理が行われないときに、イメージセンサー調整処理を実行する。

0079

前記イメージセンサー調整処理において、イメージセンサー調整部80fは、CIS63に色基準部材64における前記基準色の表面を読み取らせる。さらに、イメージセンサー調整部80fは、色基準部材64からの読取画像の各画素の濃度と予め定められた基準濃度との差に応じて、例えばシェーディング補正などのCIS63の調整を行う。

0080

一方、パラメーター調節部80eは、前記プリント処理が行われるときに、CIS63による読取画像に基づく前記パラメーター調節処理を実行する。これにより、画像形成装置10は、前記プリント処理のパラメーターを効率的に調節することができる。

0081

図2に示されるように、中継搬送路60は、中継ユニット6内で2分岐した第1中継搬送路601および第2中継搬送路602を含む。第2中継搬送路602は、分岐位置601aにおいて第1中継搬送路601から分岐し、合流位置601bにおいて第1中継搬送路601に合流する。

0082

さらに、中継ユニット6内には、中継進路切替機構62が設けられている。中継進路切替機構62は、進路制御部80dによって制御される。

0083

中継進路切替機構62は、主筐体1から中継ユニット6内へ搬送されてきたシート9を、第1中継搬送路601および第2中継搬送路602の一方へ選択的にシート9を案内する。なお、第1中継搬送路601および第2中継搬送路602は、それぞれ第1後段搬送路および第2後段搬送路の一例である。

0084

中継進路切替機構62は、本体進路切替機構32と同様に、可動案内部材621と、可動案内部材621を変位させるアクチュエーター622とを備える。アクチュエーター322は、進路制御部80dからの制御信号に従って、可動案内部材621を第1中継搬送路601および第2中継搬送路602の一方へシート9を案内する位置へ変位させる。

0085

CIS63は、第2中継搬送路602に配置され、第2中継搬送路602に沿って搬送されるシート9から画像を読み取る。以下の説明において、複数のシート9への前記プリント処理が行われる場合に、CIS63が一部のシート9から画像を読み取ることをサンプリング読み取りと称する。また、CIS63による前記サンプリング読み取りによって得られる読み取り画像のことをサンプル画像と称する。

0086

パラメーター調節部80eは、前記パラメーター調節処理において、CIS63による前記サンプリング読み取りによって得られる第1サンプル画像と第2サンプル画像とを比較し、比較結果に基づいて前記プリント処理のパラメーターを調節する。

0087

前記第1サンプル画像および前記第2サンプル画像は、複数のシート9に同一の画像を繰り返し形成する反復プリント処理が画像形成部40によって実行されるときに、CIS63による前記サンプリング読み取りによって得られる画像である。パラメーター調節部80eは、前記第1サンプル画像および前記第2サンプル画像それぞれの画質情報を特定する。

0088

例えば、前記画質情報は、トナーの色ごとの平均濃度および最大濃度と、複数のトナー色画像相互位置関係と、画像の色味と、のうちの1つまたは複数を含む。パラメーター調節部80eは、前記第1サンプル画像の前記画質情報を目標画質情報として設定する。

0089

さらに、パラメーター調節部80eは、前記第2サンプル画像の前記画質情報である対象画質情報を前記目標画質情報に近づける方向に、前記プリント処理のパラメーターを調節する。

0090

本実施形態における前記パラメーター調節処理は、前記目標画質情報と対象画質情報とを比較し、前記目標画質情報と対象画質情報との差が予め定められた許容範囲を超えるか否かを判定する処理と、前記目標画質情報と対象画質情報との差が前記許容範囲を超えると判定される場合に前記プリント処理のパラメーターを調節する処理とを含む。

0091

パラメーター調節部80eは、前記パラメーター調節処理において、前記反復プリント処理における後続の前記プリント処理のパラメーターを調節する。即ち、パラメーター調節部80eは、前記反復プリント処理の途中で前記プリント処理のパラメーターを調節する。但し、前記目標画質情報と前記対象画質情報との差が前記許容範囲を越えないと判定される場合には、前記パラメーターを調節する処理はスキップされる。

0092

例えば、パラメーター調節部80eは、前記対象画質情報および前記目標画質情報の前記平均濃度の差に応じて、前記帯電バイアスにおける交流成分の周波数または振幅補正する。例えば、前記対象画質情報の前記平均濃度が前記目標画質情報の前記平均濃度よりも低い場合、前記帯電バイアスにおける交流成分の周波数または振幅が増大方向へ補正される。

0093

また、パラメーター調節部80eは、前記対象画質情報および前記目標画質情報の前記最大濃度の差に応じて、前記現像バイアスにおける交流成分の周波数または振幅を補正する。例えば、前記対象画質情報の前記最大濃度が前記目標画質情報の前記最大濃度よりも低い場合、前記現像バイアスにおける交流成分の周波数または振幅が増大方向へ補正される。

0094

また、パラメーター調節部80eは、前記対象画質情報および前記目標画質情報における複数のトナー色の画像相互の位置関係のズレに応じて、光走査ユニット46による複数のトナー色に対応する前記静電潜像の書き込み開始タイミングを補正する。

0095

より具体的には、パラメーター調節部80eは、同じ前記プリント対象データに基づいて複数のシート9に対して繰り返して前記プリント処理を実行する反復プリント処理が画像形成部4によって実行される場合に、前記パラメーター調節処理を実行する。

0096

前記反復プリント処理において予め定められた第1枚数目の前記プリント処理が行われるときに、パラメーター調節部80eは、CIS63から前記第1サンプル画像を取得する。

0097

前記第1枚数は、前記反復プリント処理において順次搬送される画像形成後の複数のシート9のうち、前記第1サンプリング画像のサンプリングの対象となるシート9が、先頭から何枚目までであるかを特定する数値である。

0098

例えば、前記第1枚数が、前記反復プリント処理における最初の1枚、または、予め定められた最初の複数枚であることが考えられる。前記第1枚数が最初の複数枚である場合、最初の複数枚のシート9から得られる複数の前記第1サンプル画像の前記画質情報の平均を表す情報が、前記目標画質情報として設定されることが考えられる。

0099

その後、前記反復プリント処理において予め定められた第2枚数の前記プリント処理が行われるごとに、パラメーター調節部80eは、前記第2サンプル画像を取得し、さらに取得した前記第2サンプル画像に基づく前記パラメーター調節処理を実行する。前記パラメーター調節処理において、パラメーター調節部80eは、前記反復プリント処理における後続の前記プリント処理のパラメーターを調節する。

0100

なお、前記パラメーター調節処理において、前記第1サンプリング画像に基づく前記目標画質情報と前記第2サンプル画像に基づく前記対象画質情報との差が前記許容範囲を越えない場合には、前記パラメーターの調節はスキップされる。

0101

前記第2枚数は、前記反復プリント処理におけるプリント枚数によって前記第2サンプリング画像のサンプリング間隔を特定する数値である。なお、前記第1枚数目の前記プリント処理が行われる時期は、第1の時期の一例である。また、前記第1枚数目の前記プリント処理が行われた後における、前記第2枚数の前記プリント処理が行われるごとの時期は、第2の時期の一例である。

0102

1枚のシート9から読み取られる1つの前記第2サンプル画像が前記パラメーター調節処理に用いられる場合、前記対象画質情報は、1つの前記第2サンプル画像の前記画質情報である。

0103

一方、複数枚のシート9から読み取られる複数の前記第2サンプル画像が、前記パラメーター調節処理に用いられる場合、前記対象画質情報は、複数の前記第2サンプル画像の前記画質情報の平均を表す情報である。

0104

画像形成装置10は、前記プリント処理を実行しながら前記パラメーター調節処理を実行することができる。そのため、前記プリント処理のパラメーターを効率的に調節することができる。また、前記反復プリント処理において、プリント画像の画質の変化を防止することができる。

0105

本実施形態において、進路制御部80dは、前記プリント処理が実行されるときに、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われる場合に、中継進路切替機構62を、第2中継搬送路602へシート9を案内する状態に制御する。

0106

一方、進路制御部80dは、前記プリント処理が実行されるときに、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われない場合に、中継進路切替機構62を、第1中継搬送路601へシート9を案内する状態に制御する。

0107

従って、CIS63の表面がシート9に接する頻度が少なくなる。その結果、CIS63の表面の汚れに起因して誤った前記パラメーター調節処理が行われる可能性を低減できる。

0108

本実施形態において、CPU80は、予め二次記憶装置82に記憶されたプログラムを実行することより、搬送制御部80gとしても動作する。

0109

以下の説明において、CIS63による前記サンプリング読み取りの対象となるシート9のことをサンプルシートと称する。さらに、CIS63による前記サンプリング読み取りの対象ではないシート9のことを通常シートと称する。

0110

搬送制御部80gは、前記プリント処理が実行されるときに、中継搬送機構6Cによるシート9の搬送速度を、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われる場合に、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われない場合よりも遅い速度に制御する。

0111

即ち、搬送制御部80gは、中継搬送機構6Cによる前記サンプルシートの搬送速度を、中継搬送機構6Cによる前記通常シートの搬送速度よりも遅い速度に制御する。なお、搬送制御部80gは、中継搬送モーター6Mを制御することにより、中継搬送路60におけるシート9の搬送速度を制御する。

0112

本実施形態において、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われる場合は、シート9が第2中継搬送路602へ案内される場合である。また、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われない場合は、シート9が第1中継搬送路601へ案内される場合である。

0113

さらに、搬送制御部80gは、前記サンプルシートと前記通常シートとの間隔が一定に維持されるよう制御する。具体的には、搬送制御部80gは、前記サンプルシートが画像形成部4へ送られてから次の前記通常シートが画像形成部4へ送られるまでの時間間隔を、前記通常シートが画像形成部4へ送られてから次の前記サンプルシートまたは次の前記通常シートが画像形成部4へ送られるまでの時間間隔よりも長くなるよう主搬送機構3を制御する。

0114

前記時間間隔の制御により、前記反復プリント処理に要する時間、即ち、プリント生産性が、CIS63による画像の読み取り速度制約によって大幅に低下してしまうことは回避される。さらに、前記プリント処理のプロセスの条件は、シート9が前記サンプルシートであるか否かに関わらず変更される必要がない。

0115

なお、搬送制御部80gは、レジストモーター2Mを制御することによって画像形成部4へのシート9の搬送タイミングを制御する。

0116

また、後処理装置5を備える画像形成装置10は、枚数の多い前記反復プリント処理が実行されることが多い。また、枚数の多い前記反復プリント処理において、プリント画像の画質の変化が生じやすい。そのため、前記反復プリント処理の途中において、前記サンプリング画像に基づく前記パラメーター調節処理が行われ、後続の前記プリント処理のパラメーターが必要に応じて調節される。これにより、枚数の多い前記反復プリント処理におけるプリント画像の画質の変化を効果的に防止することができる。

0117

[第2実施形態]
次に、図5〜7を参照しつつ、第2実施形態に係る画像形成装置10Aについて説明する。図5〜7において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。

0118

以下、画像形成装置10Aにおける画像形成装置10と異なる点について説明する。画像形成装置10Aは、画像形成装置10における中継ユニット6の第2中継搬送路602および中継進路切替機構62が、可変支持機構65に置き換えられた構成を有している。

0119

本実施形態にいて、CIS63は、中継搬送路60に配置され、中継搬送路60に沿って搬送されるシート9から画像を読み取る。

0120

さらに、画像形成装置10Aにおいて、CPU80は、予め二次記憶装置82に記憶されたプログラムを実行することにより、支持位置制御部80hとしても動作する(図7参照)。

0121

可変支持機構65は、CIS63を、中継搬送路60に近接する基準位置と中継搬送路60から離隔した退避位置との間で変位可能に支持する。図5は、CIS63が前記基準位置に位置する状態を示し、図6は、CIS63が前記退避位置に位置する状態を示す。

0122

CIS63は、前記基準位置においてシート9と接触し得るが、前記退避位置においてはシート9と接触しない。

0123

可変支持機構65は、センサー支持機構651と、センサー変位アクチュエーター652とを備える。センサー支持機構651は、CIS63を変位可能に支持する。センサー変位アクチュエーター652は、センサー支持機構651を駆動する。

0124

支持位置制御部80hは、センサー変位アクチュエーター652に制御信号を出力することにより、可変支持機構65を基準状態および退避状態のいずれか一方に保持する。

0125

前記基準状態は、センサー変位アクチュエーター652の作用により、センサー支持機構651がCIS63を前記基準位置に保持する状態である。前記退避状態は、センサー変位アクチュエーター652の作用により、センサー支持機構651がCIS63を前記退避位置に保持する状態である。

0126

例えば、センサー支持機構651は、CIS63を往復変位させるカム機構と、前記カム機構とセンサー変位アクチュエーター652とを連結するリンク機構とを含む。

0127

また、本実施形態において、可変支持機構65は、センサー支持機構651に連動する色基準部材支持機構653も備える。従って、センサー変位アクチュエーター652は、色基準部材支持機構653を駆動するアクチュエーターを兼ねる。

0128

色基準部材支持機構653は、可変支持機構65が前記基準状態であるときに、色基準部材64を中継搬送路60に近接した対向基準位置に保持し、可変支持機構65が前記退避状態であるときに、色基準部材64を中継搬送路60から離隔した対向退避位置に保持する。

0129

本実施形態において、支持位置制御部80hは、前記プリント処理が実行されるときに、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われる場合に、可変支持機構65を前記基準状態に制御する。

0130

一方、支持位置制御部80hは、前記プリント処理が実行されるときに、CIS63による前記サンプリング読み取りが行われない場合に、可変支持機構65を前記退避状態に制御する。

0131

従って、CIS63の表面および色基準部材64の表面がシート9に接する頻度が少なくなる。その結果、CIS63の表面の汚れに起因して誤った前記パラメーター調節処理が行われる可能性を低減できる。さらに、色基準部材64の表面の汚れに起因してCIS63が不適切な状態に調整される可能性も低減できる。

0132

[応用例]
画像形成装置10または画像形成装置10Aにおいて、CIS63が、後処理装置5内の後処理搬送路50に設けられることも考えられる。例えば、後処理装置5が、中継ユニット6を必要とせずに主筐体1に直接連結される場合に、CIS63が、後処理搬送路50に設けられることが考えられる。

0133

また、画像形成装置10Aにおいて、色基準部材支持機構653を駆動するアクチュエーターが、センサー変位アクチュエーター652とは別に設けられることも考えられる。

0134

1 :主筐体
1M :主搬送モーター
2M :レジストモーター
2 :画像読取装置
3 :主搬送機構
4 :画像形成部
5 :後処理装置
5C :後処理搬送機構
5M :後処理搬送モーター
6 :中継ユニット
6C :中継搬送機構
6M :中継搬送モーター
8 :制御装置
8a :操作装置
8b :表示装置
9 :シート
10 :画像形成装置
10A :画像形成装置
30 :主搬送路
31 :主搬送ローラー対
31a :レジストローラー対
32 :本体進路切替機構
40 :作像装置
41 :感光体
42 :帯電装置
42a :帯電バイアス印加装置
43 :現像装置
43a :現像バイアス印加装置
44 :転写装置
44a :転写バイアス印加装置
45 :定着装置
46 :光走査ユニット
50 :後処理搬送路
50p :後処理搬入口
50q :第1後処理排出口
50r :第2後処理排出口
50s :第3後処理排出口
51 :後処理搬送ローラー対
52 :後処理進路切替機構
53 :穿孔装置
54 :整合装置
55 :シート折り装置
60 :中継搬送路(後段搬送路)
60p :中継搬入口
60q :中継排出口
61 :中継搬送ローラー対
62 :中継進路切替機構
64 :色基準部材
65 :可変支持機構
80 :CPU
80a :主制御部
80b :ジョブ制御部
80c :画像データ処理部
80d :進路制御部
80e :パラメーター調節部
80f :イメージセンサー調整部
80g :搬送制御部
80h :支持位置制御部
81 :RAM
82 :二次記憶装置
100 :シート収容部
301 :前段主搬送路
302 :後段主搬送路
302a :第1後段主搬送路
302b :第2後段主搬送路
302p :第1本体排出口
302q :第2本体排出口
321 :可動案内部材
322 :アクチュエーター
501 :第1積載トレイ
502 :第2積載トレイ
503 :第3積載トレイ
521 :可動案内部材
522 :アクチュエーター
600 :中間排出トレイ
601 :第1中継搬送路
601a :分岐位置
601b :合流位置
602 :第2中継搬送路
621 :可動案内部材
622 :アクチュエーター
651 :センサー支持機構
652 :センサー変位アクチュエーター
653 :色基準部材支持機構

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