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技術 患者インタフェース及び患者インタフェースを形成するための方法

出願人 レスメド・リミテッド
発明者 ロバート・エドワード・ヘンリークリストファー・ジェームズ・スミスアンソニー・ポール・バーバラアダム・フランシス・バーロウクレイグ・ディヴィッド・エドワーズマーティン・フォレスターラックラン・リチャード・ゴールドスピンクキリリー・ミッチェル・ハスカードウィリアム・ローレンス・ヒッチコックラルフ・ヨウルダンマレー・ウィリアム・リーフレデリック・アーレット・メイジェラルド・マイケル・ラメリールパート・クリスチャン・シェイナーシヴァ・クマー・シャンムガ・スンダラチア・イク・タンスチュワート・ジョセフ・ワグナーアリシア・クリスチャン・ウェルズレミー・ンガーヘイソン・ティン-ヤン・ホグレゴリー・スコット・スマート
出願日 2019年12月4日 (11ヶ月経過) 出願番号 2019-219528
公開日 2020年3月26日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-044360
状態 未査定
技術分野 治療用噴霧、吸入、呼吸装置
主要キーワード 洗浄クリーニング クランプ固定具 骨組み形状 デフォルト角 側面外形 構造体構成要素 結合インタフェース ユニバーサルジョイント構造
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

本発明は、患者インタフェースに関する。

解決手段

患者気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガス送出するための患者インタフェースであって、保持構造体と該保持構造体に取り外し不能に接続されるシール形成構造体とを含むクッション部材と、保持構成要素に取り付け可能なフレーム部材と、フレーム部材に取り付け可能な位置決め安定化構造体とを備える、患者インタフェース。

概要

背景

[関連技術の説明]
身体の呼吸器系は、ガス交換を容易にする。及び口は、患者気道への入口を形成する。

気道は一連分岐管を含み、これらの分岐管は、それらがの中へとより深くまで入り込むにつれて、より細くなり、より短くなり、より多くなる。肺の主な機能はガス交換であり、それにより、酸素が空気から静脈血中へと移動できるとともに、二酸化炭素が外部へ移動できる。気管は左右の主気管支へと分かれ、更に、主気管支は最終的に終末細気管支へと分かれる。気管支は、誘導気道を形成するとともに、ガス交換に関与しない。気道の更なる分割は、呼吸細気管支をもたらし、最終的に肺胞をもたらす。肺の肺胞領域は、ガス交換が行われる場所であり、呼吸域と称される。

一連の呼吸器疾患が存在する。

睡眠呼吸障害(SDB)の一形態である閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠中上部気道閉塞によって特徴付けられる。OSAは、異常に小さい上気道と、睡眠中の軟口蓋、及び、後口咽頭壁の領域における筋緊張の通常の損失との組み合わせに起因する。病状により、罹患者は、一般に30〜120秒の持続期間にわたって、時として夜ごとに200〜300回呼吸を停止する。それにより、しばしば、過度の日中傾眠を引き起こすとともに、循環器疾患及び脳損傷を引き起こす場合がある。該症候群は特に中高年の肥満男性に一般的な疾患であるが、罹患者はその問題に気付いていない場合がある。これについては、特許文献1(Sullivan)を参照されたい。

チェーン−ストークス呼吸(CSR)は、動脈血脱酸素及び再酸素化の繰り返しを引き起こす、換気量の増大及び減少の律動的な交互の周期が存在する患者の呼吸制御器の疾患である。CSRは、反復性低酸素症に起因して有害であると考えられる。一部の患者において、CSRは、重度睡眠乱れ交感神経作用の増大、及び、後負荷の増大を引き起こす、睡眠からの繰り返し覚醒と関連付けられる。これについては、特許文献2(Berthon−Jones)を参照されたい。

肥満低換気症候群(OHS)は、低換気の他の既知の原因がない場合の重度の肥満と覚醒慢性的高炭酸ガス血症との組み合わせとして画定される。症状としては、呼吸困難起床時の頭痛、及び、過度の日中の眠気が挙げられる。

慢性閉塞性肺疾患COPD)は、特定の特徴を共通して有する任意の一群下気道疾患包含する。これらの特徴としては、空気移動に対する抵抗の増大、呼吸の長い呼気相、及び、肺の正常な弾力性の損失が挙げられる。COPDの例は、肺気腫及び慢性気管支炎である。COPDは、慢性的なタバコ喫煙(第一危険因子)、職業被爆、空気汚染、及び、遺伝因子によって引き起こされる。症状としては、労作時の呼吸困難、慢性、及び、が出ることが挙げられる。

神経筋疾患(NMD)は、内在病変を介して直接的に或いは神経病変を介して間接的に筋肉の機能を低下させる多くの疾患及び病気を包含する広義語である。一部のNMD患者は、歩行能力喪失をもたらす進行性筋肉機能障害車いす束縛されること、嚥下障害呼吸筋力低下、及び、最終的には呼吸不全による死によって特徴付けられる。神経筋疾患は急速進行性と緩徐進行性とに分けられ得る。すなわち、(i)急速進行性疾患:数か月にわたって悪化して数年内に死をもたらす筋肉機能障害によって特徴付けられる(例えば、十代の若者筋萎縮側索硬化症ALS)及びデュシェンヌ型筋ジストロフィーDMD));(ii)可変進行性又は緩徐進行性の疾患:数年にわたって悪化して平均余命をほんの少し減少させる筋肉機能障害によって特徴付けられる(例えば、肢帯筋ジストロフィー顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー、及び、筋強直性ジストロフィー)。NMDにおける呼吸不全の症状としては、逓増的な全身衰弱、嚥下障害、労作時及び安静時の呼吸困難、疲労、眠気、起床時の頭痛、並びに、集中及び情緒変化の困難が挙げられる。

胸壁疾患は、呼吸筋と胸郭との間の非効率的な結合をもたらす一群の胸郭変形である。疾患は、通常、拘束性障害によって特徴付けられるとともに、長期高炭酸ガス性呼吸不全を共有する。脊柱側弯症及び/又は脊椎後側弯症が重度の呼吸不全を引き起こす場合がある。呼吸不全の症状としては、労作時の呼吸困難、末梢浮腫起座呼吸、反復性肺感染症、起床時の頭痛、疲れ、睡眠の質の低下、及び、食欲低下が挙げられる。

それ以外には、健常人が、呼吸器疾患の発症を防止するためにシステム及び装置をうまく利用してもよい。

[システム]
SDBを処置するために使用される1つの既知の製品は、レスメドにより製造されるS9 Sleep Therapy Systemである。

[治療]
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を処置するために鼻持続的気道陽圧CPAP)治療が使用されてきた。前提は、持続的気道陽圧が、空気圧スプリントとして作用するとともに、軟口蓋及び舌を後口腔咽頭壁から離れるように前方へ押し進めることによって上気道閉塞を防止し得ることである。

OHS、COPD、MD、及び、胸壁疾患を処置するために非侵襲的換気(NIV)が使用されてきた。

患者インタフェース
患者の気道の入口に対する所定量の陽圧空気印加は、鼻マスク、フルフェースマスク鼻枕、又は、鼻クレードルマスクなどの患者インタフェースの使用によって容易にされる。フルフェースマスクは、少なくとも鼻孔及び口を覆う1つのシール形成部又は少なくとも鼻孔及び口を個別に覆うための複数のシール形成部を有するマスクを含む。一連の患者インタフェース装置が知られているが、それらの多くは、非常に目立ち、審美的に望ましくない、嵌め付け具合いが悪い、使用するのが難しい、及び、特に長期間にわたって着用されるとき或いは患者がシステムに不慣れなときに不快であるといったことのうちの1つ以上に見舞われる。飛行士のために、個人保護機器の一部として、又は、麻酔薬投与のためにのみ設計されたマスクは、それらの当初の適用においては許容できる場合があるが、それにもかかわらず、長期間にわたって、例えば睡眠の間に着用するには不快であり、望ましくない。

[シール形成構造体
患者インタフェースは一般にシール形成構造体を含む。

1つのタイプのシール形成構造体は、患者インタフェースの外周にわたって延在するとともに、シール形成構造体をユーザの顔面と突き合わせ係合させた状態で力が患者インタフェースに印加されるときにユーザの顔面に対してシールするようになっている。シール形成構造体は、空気充填クッション又は流体充填クッション、或いは、ゴムなどのエラストマーから形成される弾性シール要素の成形面又は形成面を含んでもよい。この種のシール形成構造体を用いると、嵌め合いが適切でなければ、シール形成構造体と患者の顔面との間に隙間が存在し、また、患者インタフェースを患者の顔面に押して付けてシールを達成するために更なる力が必要とされる。

他のタイプのシール形成構造体は、陽圧がマスク内に印加されるときに患者の顔面に対する自己シール作用をもたらすようにマスクの外周にわたって位置される薄い材料のフラップシールを組み込む。これまでのスタイルのシール形成構造体のように、患者の顔面とマスクとの間の適合が良くなければ、シールを行うために更なる力が必要とされる場合があり、或いは、マスクが漏れる場合がある。また、シール形成構造体の形状が患者の形状と適合しなければ、シール形成構造体が使用時に折れる或いは座屈する場合があり、それにより、漏れが生じる。

他の形態のシール形成構造体は、シールを行うために接着剤を使用する場合がある。一部の患者は、接着剤を自分達の顔面に絶えず塗布して除去することが不便であると感じる場合がある。

一連の患者インタフェースシール形成構造体技術は、レスメドリテッド譲渡された以下の特許出願、すなわち、特許文献3;特許文献4;特許文献5に開示される。

位置決め安定化]
陽圧空気治療のために使用される患者インタフェースのシール形成構造体は、シールに支障を来す空気圧の対応する力に晒される。したがって、シール形成構造体を位置決めしてそれを患者の顔の適切な部分とのシール関係に維持するために様々な技術が使用されてきた。

1つの技術は接着剤の使用である。これについては、例えば特許文献6を参照されたい。

他の技術は、1つ以上のストラップ及び安定化ハーネスの使用である。多くのそのようなハーネスは、似合わない、嵩張る、不快、及び、使用し難いといったことの1つ以上に見舞われる。

リジダイザ」としても知られる硬質要素が拡張性ヘッドギアと共にこれまで使用されてきた。1つの既知の問題は、大面積の拡張性材料に取り外し不能に取り付けられる(例えば、積層される或いは縫い合わされる)リジダイザが、材料の伸長可能長さを制限し、したがって、ヘッドギア全体の弾性特性に影響を及ぼすという事実と関連付けられる。
他の問題は、リジダイザ及び拡張性材料の両方をそれらが互いに取り外し不能に取り付けられることから一緒洗浄する必要があるヘッドギアの洗浄に関係する。

ベント技術]
患者インタフェースシステムの幾つかの形態は、吐き出された二酸化炭素の流出を可能にするためのベントを含んでもよい。多くのそのようなベントは雑音がある。他のベントは、使用時に塞がって不十分な流出をもたらす場合がある。一部のベントは、例えば雑音或いは集束気流によって、患者のベッドパートナーの睡眠を乱す場合がある。一部のベントは、適切に洗浄することができず、それらが塞がった後に廃棄しなければならない。一部のベントは、短い継続期間、すなわち、3か月未満の期間にわたって使用されるようになっており、したがって、洗浄又は頻繁な洗浄を防止してベントのより頻繁な交換を促すべく脆弱な材料から製造される。レスメドリミテッドは多くの改良されたマスクベント技術を開発してきた。これについては、特許文献7;特許文献8;特許文献9;特許文献10;特許文献11を参照されたい。

従前のマスクの雑音の表(ISO 17510−2:2007,1mでの10cmH2O圧)

様々な対象の音圧レベル値が以下に挙げられる。

[鼻枕技術]
1つの形態の鼻枕がPuritan Bennettにより製造されるAdamCircuitにおいて見出される。他の鼻枕又は鼻パフは、Puritan Bennettコーポレーションに譲渡された特許文献12(Trimble及びその他)の主題である。

レスメドリミテッドは、鼻枕を組み込む以下の製品、すなわち、SWIFT(商標)鼻枕マスク、SWIFT II(商標)鼻枕マスク、SWIFTLT(商標)鼻枕マスク、SWIFT FX(商標)鼻枕マスク、及び、LIBERTYフルフェースマスクを製造してきた。レスメドリミテッドに譲渡された以下の特許出願、すなわち、特許文献13(数ある中でも、ResMed SWIFT(商標)鼻枕について記載する)、特許文献11(数ある中でも、ResMed SWIFT LT鼻枕について記載する)、特許文献14及び特許文献15(数ある中でも、ResMed LIBERTY(商標)フルフェースマスクについて記載する)、特許文献16(数ある中でも、ResMed SWIFT FX(商標)鼻枕について記載する)は、鼻枕マスクについて記載する。

PAP装置

陽圧空気は、一般に、モータ駆動ブロワなどのPAP装置によって患者の気道へ供給される。ブロワの出口は、可撓性の送出導管を介して、前述した患者インタフェースに接続される。

下顎再配置

下顎再配置装置MRD)は、睡眠時無呼吸のための処置オプションのうちの1つである。この装置は、睡眠中に下顎を前方位置に保持する歯科医から入手できる特注の調整可能な口腔器具である。この機械的な突出は、舌の背後の空間を広げて、張力を咽頭壁に作用させ、気道の潰れを減少させるとともに、口蓋振動を減少させる。

概要

本発明は、患者インタフェースに関する。患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガス送出するための患者インタフェースであって、保持構造体と該保持構造体に取り外し不能に接続されるシール形成構造体とを含むクッション部材と、保持構成要素に取り付け可能なフレーム部材と、フレーム部材に取り付け可能な位置決め安定化構造体とを備える、患者インタフェース。

目的

米国特許第4,944,310号明細書
米国特許第6,532,959号明細書
国際特許出願公開第1998/004,310号明細書
国際特許出願公開第2006/074,513号明細書
国際特許出願公開第2010/135,785号明細書
米国特許出願公開第2010/0000534号明細書
国際特許出願公開第1998/034,665号明細書
国際特許出願公開第2000/078,381号明細書
米国特許第6,581,594号明細書
米国特許出願公開第2009/0050156号明細書
米国特許出願公開第2009/0044808号明細書
米国特許第4,782,832号明細書
国際特許出願公開第WO2004/073,778号明細書
国際特許出願公開第WO2005/063,328号明細書
国際特許出願公開第WO2006/130,903明細書
国際特許出願公開第WO2009/052,560号明細書
米国特許第8,573,201号明細書
米国特許第8,636,007号明細書
国際特許出願公開第2013/071359号パンフレット
米国特許第7,900,635号明細書
米国特許第7,743,767号明細書
米国特許第7,318,437号明細書
国際公開第2000/069521号パンフレット
米国特許第5,724,965号明細書
米国特許第6,119,694号明細書
米国特許第6,823,869号明細書
国際公開第2005/010608号パンフレット
国際公開第2002/11804号パンフレット
米国特許第6,854,465号明細書
米国特許出願公開第2010/0000543号明細書
米国特許出願公開第2009/0107508号明細書
国際公開第2011/121466号パンフレット
米国特許第7,562,658号明細書
欧州特許第2,022,528号明細書
欧州特許第1356841号明細書
米国特許出願公開第2012/0318270号明細書
米国特許第8439038号明細書
米国特許出願公開第2009/0078259号明細書
米国特許出願公開第2009/0277525号明細書
米国特許出願公開第2010/0224276号明細書
米国特許出願公開第2010/0319700号明細書
米国特許出願公開第2009/0044810号明細書
米国特許第7,201,169号明細書






本技術は、快適さ、コスト、有効性、容易な使用、及び、製造可能性の向上のうちの1つ以上を有する、診断、改善、処置、又は、呼吸器疾患の予防において使用される医療機器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

睡眠呼吸障害処置するために加圧ガス患者送出するための患者インタフェースであって、該患者インタフェースは、 前記患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、前記シール形成構造体が前記患者の鼻の下方外周にわたって及び前記患者の鼻の頂部又はその近傍でシールするように構成される、シール形成構造体と、 前記プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、 前記フレームと一体に形成される接続ポートと、 前記接続ポートで前記フレームに取り外し不能に結合されるガス送出チューブと、を備え、前記ガス送出チューブは、 複数の隣り合うコイルから構成される螺旋コイルであって、前記コイルのそれぞれが、幅によって離間されるとともに、コイル直径画定する外面を有する、螺旋コイルと、 前記螺旋コイルと同軸であって、前記複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で前記螺旋コイルに取り付けられるとともに、前記複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で径方向外側に延在する少なくとも1つの折り曲げ部を有し、前記少なくとも1つの折り曲げ部が所定の折り曲げ線によって画定される、材料のウェブと、を備えることを特徴とする患者インタフェース。

請求項2

前記少なくとも1つの折り曲げ部の頂点が折り曲げ部直径を画定し、 前記ガス送出チューブが中立状態にあるときに、前記コイル直径が前記折り曲げ部直径にほぼ等しく、前記中立状態では前記隣り合うコイルが互いから離間され、 前記ガス送出チューブは、3つの異なる状態、すなわち、前記ガス送出チューブが中立長さを備える中立状態、前記ガス送出チューブがその長手方向軸線に沿って前記中立長さよりも長い伸張長さまで伸ばされる伸張状態、及び、前記ガス送出チューブがその長手方向軸線に沿って前記中立長さよりも短い圧縮長さまで圧縮される圧縮状態のうちの1つを成す、請求項1に記載の患者インタフェース。

請求項3

前記材料のウェブは、前記ガス送出チューブの少なくとも1つの長さ方向部分に沿って径方向外側に延在する前記少なくとも1つの折り曲げ部を備える、請求項2に記載の患者インタフェース。

請求項4

前記材料のウェブは、前記ガス送出チューブが前記中立状態にあるときに前記螺旋コイルから前記少なくとも1つの折り曲げ部の前記頂点へと増大する傾斜角を有する、請求項2又は3に記載の患者インタフェース。

請求項5

前記材料のウェブは、前記所定の折り曲げ線付近に非対称な断面形状を有する、請求項2から4のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項6

前記所定の折り曲げ線は、前記複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で均等に離間される、請求項2から5のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項7

前記複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイルを離間させる前記幅は、前記ガス送出チューブが前記中立状態にあるときの前記螺旋コイルの幅にほぼ等しい、請求項2から6のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項8

前記螺旋コイルは、前記材料のウェブの前記少なくとも1つの折り曲げ部よりも大きい前記ガス送出チューブの表在表面積割合を占める、請求項2から7のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項9

前記螺旋コイルの外側部分が丸みを帯びた外形を有する、請求項2から8のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項10

前記螺旋コイルは、前記材料のウェブよりも大きい厚さを有する、請求項2から9のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項11

前記材料のウェブが略一様な厚さを有する、請求項2から10のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項12

前記螺旋コイルは、熱可塑性エラストマーTPE)又は熱可塑性ポリウレタン(TPU)を備え、及び/又は、前記材料のウェブは、熱可塑性エラストマー(TPE)又は熱可塑性ポリウレタン(TPU)を備える、請求項2から11のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項13

前記ガス送出チューブは、前記フレームを前記ガス送出チューブにインサート成形することによって前記接続ポートで前記フレームに対して取り外し不能に結合される、請求項2から12のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項14

前記材料のウェブ及び前記螺旋コイルは、前記ガス送出チューブの一様な連続する内面を形成するように結合される、請求項2から13のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項15

前記少なくとも1つの折り曲げ部は、前記複数の隣り合うコイルのうちの1つおきのコイル間で径方向外側に延在する、請求項2から14のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項16

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の前記頂部を受けるための陥凹部を含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項17

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある、請求項16に記載の患者インタフェース。

請求項18

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱係合して前記患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項1から17のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項19

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項18に記載の患者インタフェース。

請求項20

前記シール形成構造体は、発泡体ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項1から19のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項21

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項1から20のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項22

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項1から21のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項23

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項22に記載の患者インタフェース。

請求項24

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項23に記載の患者インタフェース。

請求項25

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項23に記載の患者インタフェース。

請求項26

前記シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに前記患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項1から25のいずれか一項に記載の者インタフェース

請求項27

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく前記患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項1から26のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項28

睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出するための患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、 前記患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたって及び前記患者の鼻梁よりも下側でシールするように構成される、シール形成構造体と、 前記プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、 少なくとも1つの平面内で前記フレームよりも可撓性がある一対のリジダイザアームと、を備え、 前記フレームと前記一対のリジダイザアームとが取り外し不能に接続されることを特徴とする患者インタフェース。

請求項29

前記フレームは、機械的連結を形成するべく前記一対のリジダイザアームにオーバーモールドされる、請求項28に記載の患者インタフェース。

請求項30

前記機械的連結は、前記フレームの材料をオーバーモールドすることにより形成される前記一対のリジダイザアームのそれぞれから延在する封入可能部分を備える、請求項29に記載の患者インタフェース。

請求項31

前記封入可能部分がフック屈曲部の一部とを有する、請求項30に記載の患者インタフェース。

請求項32

前記フレームが第1の材料を備え、前記一対のリジダイザアームのそれぞれが第2の材料を備え、前記第2の材料が前記第1の材料とは異なる、請求項28から31のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項33

前記第1の材料は、前記第2の材料よりも相対的に弾性的可撓性がある、請求項32に記載の患者インタフェース。

請求項34

前記第1の材料が前記第2の材料と一体に結合されることができない、請求項32又は33に記載の患者インタフェース。

請求項35

前記第1の材料が熱可塑性ポリエステルエラストマーであり、前記第2の材料が熱可塑性高分子である、請求項32から34のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項36

前記熱可塑性高分子がポリプロピレン(PP)である、請求項35に記載の患者インタフェース。

請求項37

前記第1の材料が繊維強化複合ポリプロピレン材料であり、前記第2の材料がポリプロピレンである、請求項32から34のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項38

前記第1の材料が拡張できず、前記一対のリジダイザアームのそれぞれは、それが患者のフランクフォート水平面と略平行な平面内で他の平面と比べて可撓性があるように構造化される、請求項32から37のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項39

前記一対のリジダイザアームのそれぞれは、位置決め安定化構造体のストラップポケット状端部を保持するように構成される突出端部を含み、前記突出端部が前記フレームに対して近位端側にある、請求項28から38のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項40

前記リジダイザアームのそれぞれは、患者の形状にほぼ従う曲率を有する本体と、 前記フレームに接続するように構成される接続部であって、前記接続部が前記リジダイザアームの遠位端部に位置される、接続部と、を備える、請求項28から39のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項41

前記接続部は、少なくとも1つの突出部と、前記フレームに接続するようにオーバーモールドされるべく構成される少なくとも1つの空隙とを備える、請求項40に記載の患者インタフェース。

請求項42

前記本体の長手方向軸線が前記接続部の長手方向軸線に対して約15°〜約25°の範囲内の角度で下方に傾けられる、請求項40に記載の患者インタフェース。

請求項43

前記本体の長手方向軸線は、前記接続部の長手方向軸線に対して約20°の角度で下方に傾けられる請求項40に記載の患者インタフェース。

請求項44

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含む、請求項28から43のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項45

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある、請求項44に記載の患者インタフェース。

請求項46

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して前記患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項28から45のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項47

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項46に記載の患者インタフェース。

請求項48

前記シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項28から47のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項49

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項28から48のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項50

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項28から49のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項51

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項50に記載の患者インタフェース。

請求項52

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項51に記載の患者インタフェース。

請求項53

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項51に記載の患者インタフェース。

請求項54

前記シール形成構造体の下部は、前記患者の上唇に対してシールするとともに前記患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項28から53のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項55

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく前記患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項28から54のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項56

前記一対のリジダイザアームのそれぞれがヒンジポイントを含み、それにより、前記フレーム及び前記シール形成構造体は、患者の矢状面内で前記ヒンジポイントを中心に傾動でき、屈曲でき、及び/又は、ヒンジ動作でき、前記一対のリジダイザアームのそれぞれは、前記ヒンジポイントでは前記リジダイザアームの残りの部分と比べて高い可撓性を有するように構造化される、請求項28に記載の患者インタフェース。

請求項57

前記一対のリジダイザアームのそれぞれは、可撓性を高めるべく前記ヒンジポイントで幅が狭くされる、請求項56に記載の患者インタフェース。

請求項58

睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出するための患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、 前記患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、 前記プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、 前記フレームと一体に形成される接続ポートと、呼気を流出するための少なくとも1つのベントであって、前記ベントが前記フレームに取り外し不能に接続される、少なくとも1つのベントと、を備え、 前記少なくとも1つのベントは、プラスチック繊維交絡させることによって形成される布から形成され、前記布が所定の大きさの気孔率を有することを特徴とする患者インタフェース。

請求項59

前記少なくとも1つのベントは、前記接続ポートの両側で前記フレームに対して取り外し不能に接続される2つのベントを備える、請求項58に記載の患者インタフェース。

請求項60

2つの前記ベントは、第1の気流速度を有する第1のベントと、前記第1の気流速度とは異なる第2の気流速度を有する第2のベントとを備える、請求項58又は59に記載の患者インタフェース。

請求項61

前記第1の気流速度及び前記第2の気流速度は、前記第1の気流速度と前記第2の気流速度との平均気流速度が所定の範囲内にあるように選択される、請求項60に記載の患者インタフェース。

請求項62

前記第1の気流速度及び/又は前記第2の気流速度は、前記第1のベント及び/又は前記第2のベントの一部をそれぞれ所定の大きさの気孔率まで熱かしめすることによって得られる、請求項60に記載の患者インタフェース。

請求項63

前記プラスチック繊維は、ポリプロピレン、織りポリプロピレン材料ポリカーボネートナイロン、及び、ポリエチレンから成るグループからのいずれか1つからの熱可塑性高分子により形成される、請求項58から62のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項64

前記少なくとも1つのベントは、オーバーモールド、共射出成形、及び、ツーショット(2K)射出成形から成るグループからのいずれか1つを使用して分子付着により前記フレームに取り外し不能に接続される、請求項58から63のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項65

前記少なくとも1つのベントが半円形状又はD形状を備える、請求項58から64のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項66

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含む、請求項58から65のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項67

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある請求項66に記載の患者インタフェース。

請求項68

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して前記患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項58から67のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項69

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項68に記載の患者インタフェース。

請求項70

前記シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項58から69のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項71

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項58から70のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項72

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項58から71のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項73

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項72に記載の患者インタフェース。

請求項74

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項73に記載の患者インタフェース。

請求項75

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項73に記載の患者インタフェース。

請求項76

前記シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに前記患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項58から75のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項77

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項58から76のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項78

睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出する患者インタフェース装置のための位置決め安定化構造体であって、前記位置決め安定化構造体は、 少なくとも1つのストラップと、 少なくとも1つのリジダイザアームであって、前記少なくとも1つのリジダイザアームが、本体と、該本体をマスクフレームに接続するための延在部とを含む、少なくとも1つのリジダイザアームと、を備え、 前記位置決め安定化構造体は、前記少なくとも1つのストラップの少なくとも硬化される部分が前記少なくとも1つのリジダイザアームに対して移動できるようにする所定の形状を前記少なくとも1つのリジダイザアームが前記少なくとも1つのストラップの硬化される部分で前記少なくとも1つのストラップに対して与えるように、前記少なくとも1つのストラップと前記少なくとも1つのリジダイザアームとを互いに対して位置決めするように配置され、 前記延在部は、患者の矢状面と平行な平面内で前記マスクフレームに対する前記少なくとも1つのリジダイザアームの動きを防止するように構成されることを特徴とする位置決め安定化構造体。

請求項79

前記延在部は、患者のフランクフォート水平面と平行な平面内で前記少なくとも1つのリジダイザアームの屈曲を可能にするように構成される、請求項78に記載の位置決め安定化構造体。

請求項80

前記少なくとも1つのリジダイザアームは、前記少なくとも1つのストラップの限られた領域で前記少なくとも1つのストラップに取着される、請求項78又は79に記載の位置決め安定化構造体。

請求項81

前記限られた領域は、前記少なくとも1つのストラップのポケット又はスリーブ開口と隣り合う、請求項80に記載の位置決め安定化構造体。

請求項82

前記本体の長手方向軸線が前記延在部の長手方向軸線に対して約15°〜約25°の範囲内の角度で下方に傾けられる、請求項78から81のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項83

前記本体の長手方向軸線は、前記延在部の長手方向軸線に対して約20°の角度で下方に傾けられる、請求項78から81のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項84

前記延在部は、幅が前記本体の最大幅部分にほぼ等しい、請求項78から83のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項85

前記少なくとも1つのリジダイザアームは、マスクフレームから患者の頬骨に近い位置又は頬骨の下側の位置まで延在するように形成される、請求項78から84のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項86

前記少なくとも1つのリジダイザアームは、三日月形状を成す側面外形を有する、請求項78から85のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項87

前記少なくとも1つのリジダイザアームの端部が前記少なくとも1つのストラップに取着され、前記少なくとも1つのリジダイザアームは、裁縫、溶着接着、熱かしめ、クランプボタン掛け、端部上にわたってカバースナップ留めすること、及び/又は、外部部品にスナップ留めすることによって前記少なくとも1つのストラップに取着される、請求項78から86のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項88

前記少なくとも1つのストラップは、前記少なくとも1つのリジダイザアームの屈曲、ラダーロッククリップバックル接続、及び、フックアンドループ接続のうちの少なくとも1つによって前記位置決め安定化構造体の長さを調整できるように実質的に弾力性がない、請求項78から87のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項89

前記少なくとも1つのストラップの前記硬化される部分の与えられる所定の形状は、前記位置決め安定化構造体の圧力を患者の顔面の所定の部分へ方向付ける請求項78から88のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項90

前記少なくとも1つのリジダイザアームは、拡張することができないとともに、前記少なくとも1つのストラップよりも相対的に硬質である、請求項78から89のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項91

患者の顔面の両側に対称的に配置される2つ以上のリジダイザアームを更に備える、請求項78から90のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項92

前記少なくとも1つのリジダイザアームが前記少なくとも1つのストラップから完全に取り外しできる、請求項78から91のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項93

前記少なくとも1つのストラップが2つのポケットを備え、前記各ポケットは、前記少なくとも1つのストラップをリジダイザアームに解放可能に固定するために前記リジダイザアームを受ける、請求項78から92のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項94

前記少なくとも1つのストラップが少なくとも1つの保持手段を備え、前記保持手段は、前記少なくとも1つのリジダイザアームを受けて前記少なくとも1つのリジダイザアームを所定位置に保持するためのループスリーブ、及び/又は、ポケットを備える、請求項78から93のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項95

前記少なくとも1つのリジダイザアームが少なくとも1つの保持手段を備え、前記保持手段は、前記少なくとも1つのストラップを受けて前記少なくとも1つのストラップを所定位置に保持するためのループ、スリーブ、及び/又は、ポケットを備える、請求項78から94のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項96

前記少なくとも1つのリジダイザアームは、前記少なくとも1つのストラップに設けられる案内要素に取着される、請求項78から95のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項97

前記案内要素は、前記少なくとも1つのリジダイザアームが入り込んで延在する或いは通過して延在するループ状部又はシース状部或いは通路又はポケットである、請求項96に記載の位置決め安定化構造体。

請求項98

前記案内要素は、前記少なくとも1つのリジダイザアームに対する前記少なくとも1つのストラップの長手方向の拡張又は収縮を可能にする、及び/又は、前記少なくとも1つのストラップに対する前記少なくとも1つのリジダイザアームのほぼ自由な移動或いは遊動を可能にする、請求項96に記載の位置決め安定化構造体。

請求項99

前記延在部が前記マスクフレームに対して取り外し不能に固定され、前記本体が前記延在部から取り外し可能である請求項78から96のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項100

前記延在部と前記本体とが一体を成し、前記延在部が前記マスクフレームから取り外し可能である、請求項78から96のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体。

請求項101

大気圧に対して持続的に陽圧呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースシステムであって、患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者がっている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、 前記患者インタフェースシステムは、 請求項78から100のいずれか一項に記載の位置決め安定化構造体と、 患者インタフェースと、を備え、 前記患者インタフェースは、少なくとも患者の両方の鼻孔に加圧ガスを供給するための鼻開口と、使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバとを有するシール形成構造体であって、前記シール形成構造体と前記プレナムチャンバとが一体に形成され、前記プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、 患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、前記患者が吐き出すCO2の前記患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントと、 前記プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、を備えることを特徴とする患者インタフェースシステム。

請求項102

患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための患者インタフェースのためのクッション部材であって、前記クッション部材は、 繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、 前記患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、 前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成され、前記シール形成構造体及び前記プレナムチャンバが前記少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続される、シール形成構造体と、を備え、 前記シール形成構造体が第1の材料から形成され、前記少なくとも1つの保持構造体は、前記第1の材料とは異なる機械的特性を有する第2の材料から形成され、前記第2の材料が前記第1の材料よりも硬質であり、 前記クッション部材内の空気圧の増大は、前記シール形成構造体と前記フレーム部材との間のシール力を高めることを特徴とするクッション部材。

請求項103

前記第1の材料がシリコーンであり、前記第2の材料は、前記第1の材料よりも高いデュロメータを有するシリコーンである、請求項102に記載のクッション部材。

請求項104

前記少なくとも1つの保持構造体と前記シール形成構造体との間に位置されるプレナムチャンバを更に備える、請求項102又は103に記載のクッション部材。

請求項105

前記クッション部材は、前記第2の材料から形成されるフレーム部材を更に備える、請求項102から104のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項106

前記第1の材料は、前記シール形成構造体が指圧に容易に順応できるようにし、前記第2の材料は、前記少なくとも1つの保持構造体が指圧に容易に順応しないようにする、請求項102から105のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項107

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含む、請求項102から106のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項108

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある、請求項107に記載のクッション部材。

請求項109

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して前記患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項102から108のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項110

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項109に記載のクッション部材。

請求項111

前記シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項102から110のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項112

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項102から111のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項113

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項102から112のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項114

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項113に記載のクッション部材。

請求項115

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項114に記載のクッション部材。

請求項116

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項115に記載のクッション部材。

請求項117

前記シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに前記患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項102から116のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項118

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく前記患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項102から117のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項119

前記少なくとも1つの保持構造体が1つの連続する保持構造体を備える、請求項102から118のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項120

前記少なくとも1つの保持構造体は、不連続である上側保持構造体及び下側保持構造体を備える、請求項102から118のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項121

前記上側保持構造体は、上側保持機能部と、前記上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部と、を備え、 前記下側保持構造体は、下側保持機能部と、前記下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部と、を備える、請求項120に記載のクッション部材。

請求項122

大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、 前記患者インタフェースは、 請求項102から121のいずれか一項に記載のクッション部材と、 少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、前記クッション部材を少なくとも前記患者の鼻気道への前記入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、 使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、 患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、前記患者が吐き出すCO2の前記患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントと、を備えることを特徴とする患者インタフェース。

請求項123

呼吸用ガスを患者へ供給するための患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、 前記患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、フレーム接続領域とヘッドギア接続領域とを備えるフレームと、を備え、 前記フレーム接続領域は、前記プレナム接続領域で前記プレナムチャンバに取り付くように構成され、 前記シールリップは、前記プレナム接続領域と前記フレーム接続領域との間に空気圧シールを形成するように構成されることを特徴とする患者インタフェース。

請求項124

前記フレーム接続領域は、前記プレナム接続領域との接続を容易にするために少なくとも1つの保持機能部を備え、 前記プレナム接続領域は、それに対応する前記少なくとも1つの保持機能部を受けるために少なくとも1つの相補的な接続領域を備える、請求項123に記載の患者インタフェース。

請求項125

前記少なくとも1つの保持機能部が状部であり、前記鉤状部が前面と後面とを有し、前記少なくとも1つの相補的な接続領域が引き込み面と保持面とを備える、請求項123又は124に記載の患者インタフェース。

請求項126

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含む、請求項123から125のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項127

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある、請求項126に記載の患者インタフェース。

請求項128

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して前記患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項123から127のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項129

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項128に記載の患者インタフェース。

請求項130

前記シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項123から129のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項131

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項123から130のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項132

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項123から131のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項133

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項132に記載の患者インタフェース。

請求項134

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項133に記載の患者インタフェース。

請求項135

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項133に記載の患者インタフェース。

請求項136

前記シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに前記患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項123から135のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項137

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく前記患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項123から136のいずれか一項に記載の患者インタフェース。

請求項138

患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための鼻クレードルマスクのためのクッション部材であって、前記クッション部材は、 繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、 患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成され、前記シール形成構造体及び前記プレナムチャンバが前記少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続される、シール形成構造体と、を備え、 前記クッション部材内の空気圧の増大は、前記シール形成構造体と前記フレーム部材との間のシール力を高め、 前記少なくとも1つの保持構造体と前記フレーム部材との間の保持力は、前記少なくとも1つの保持構造体を前記フレーム部材から離脱させるための離脱力よりも高いことを特徴とするクッション部材。

請求項139

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含む請求項138に記載のクッション部材。

請求項140

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある、請求項139に記載のクッション部材。

請求項141

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して前記患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項138から140のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項142

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項141に記載のクッション部材。

請求項143

前記シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項138から142のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項144

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項138から143のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項145

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項138から144のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項146

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項145に記載のクッション部材。

請求項147

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項146に記載のクッション部材。

請求項148

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項146に記載のクッション部材。

請求項149

前記シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに前記患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項138から148のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項150

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく前記患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項138から149のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項151

前記少なくとも1つの保持構造体が1つの連続する保持構造体を備える、請求項138から150のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項152

前記少なくとも1つの保持構造体は、不連続である上側保持構造体及び下側保持構造体を備える、請求項138から150のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項153

前記上側保持構造体は、上側保持機能部と、前記上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部とを備え、 前記下側保持構造体は、下側保持機能部と、前記下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部と、を備える、請求項152に記載のクッション部材。

請求項154

大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、前記患者インタフェースは、 請求項138から153のいずれか一項に記載のクッション部材と、 少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、前記クッション部材を少なくとも前記患者の鼻気道への前記入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、 使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、 患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、前記患者が吐き出すCO2の前記患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントと、を備えることを特徴とする患者インタフェース。

請求項155

患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための患者インタフェースのためのクッション部材であって、前記クッション部材は、 繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、 患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成され、前記シール形成構造体及び前記プレナムチャンバが前記少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続される、シール形成構造体と、を備え、 前記シール形成構造体は、前記患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含むことを特徴とするクッション部材。

請求項156

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく前記患者の鼻と係合されるときに前記シール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備える、請求項155に記載のクッション部材。

請求項157

前記シール形成構造体は、前記陥凹部よりも上側に位置される順応領域を備え、前記順応領域は、前記シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性がある、請求項156に記載のクッション部材。

請求項158

前記シール形成構造体は、前記患者の鼻柱と係合して患者の鼻が前記鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項155から157のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項159

前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項158に記載のクッション部材。

請求項160

前記シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備える、請求項155から159のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項161

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化する、請求項155から160のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項162

前記シール形成構造体は、該シール形成構造体の前記鼻開口に張り出し部を含み、前記張り出し部が前記陥凹部に対して近位端側に位置される、請求項155から161のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項163

前記シール形成構造体は、前記鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、前記各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる前記患者の顔面の領域に対してシールするように構成される、請求項155から162のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項164

前記シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備え、前記一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するために前記シール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在する、請求項163に記載のクッション部材。

請求項165

前記各突出端部支持部分は、前記シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備える、請求項164に記載のクッション部材。

請求項166

前記各突出端部支持部分は、片持ち梁形態で前記ガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備える、請求項164に記載のクッション部材。

請求項167

前記突出端部のそれぞれは、前記シール形成構造体の隣り合う領域よりも高い剛性を有する材料を更に備える、請求項163に記載のクッション部材。

請求項168

前記突出端部のそれぞれは、前記シール形成構造体の隣り合う領域よりも厚い、請求項163に記載のクッション部材。

請求項169

前記シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の前記上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状である、請求項155から168のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項170

前記シール形成構造体の前記下部は、前記シール形成構造体の残りの部分に対して減少された材料厚さを有する請求項169に記載のクッション部材。

請求項171

前記少なくとも1つの保持構造体が1つの連続する保持構造体を備える、請求項155から170のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項172

前記少なくとも1つの保持構造体は、不連続である上側保持構造体及び下側保持構造体を備える、請求項155から171のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項173

前記上側保持構造体は、上側保持機能部と、前記上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部と、を備え、 前記下側保持構造体は、下側保持機能部と、前記下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部と、を備える、請求項172に記載のクッション部材。

請求項174

大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、前記患者インタフェースは、 請求項155から173のいずれか一項に記載のクッション部材と、 少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、前記クッション部材を少なくとも前記患者の鼻気道への前記入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、 使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、 患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、前記患者が吐き出すCO2の前記患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントと、を備える、患者インタフェース。

請求項175

患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための患者インタフェースのためのクッション部材であって、前記クッション部材は、 繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、 一体に形成されるシール形成構造体及びプレナムチャンバであって、前記シール形成構造体が、少なくとも1つの開口を有するとともに、患者の気道との空気圧シールを形成するように構成され、前記シール形成構造体及び前記プレナムチャンバが前記少なくとも1つの保持構成要素に対して取り外し不能に接続される、シール形成構造体及びプレナムチャンバと、を備えることを特徴とするクッション部材。

請求項176

前記シール形成構造体が第1の材料から形成され、前記少なくとも1つの保持構造体は、前記第1の材料とは異なる機械的特性を有する第2の材料から形成され、前記第2の材料が前記第1の材料よりも硬質である、請求項175に記載のクッション部材。

請求項177

前記第1の材料がシリコーンであり、前記第2の材料は、前記第1の材料よりも高いデュロメータを有するシリコーンである、請求項176に記載のクッション部材。

請求項178

前記シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備える、請求項175から177のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項179

前記少なくとも1つの開口が鼻開口を含み前記鼻スリングが前記鼻開口を一対の鼻孔ポートに分け、前記一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する、請求項178に記載のクッション部材。

請求項180

前記少なくとも1つの保持構造体は、少なくとも1つのポイントで分離される上側保持構造体及び下側保持構造体を備える、請求項175から179のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項181

前記上側保持構造体は、上側保持機能部と、前記上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部と、を備え、 前記下側保持構造体は、下側保持機能部と、前記下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部、とを備える、請求項180に記載のクッション部材。

請求項182

前記少なくとも1つの保持構造体が不連続である、請求項175から181のいずれか一項に記載のクッション部材。

請求項183

睡眠呼吸障害を処置するために患者に加圧ガスを送出する患者インタフェースであって、前記患者インタフェースは、 前記患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、前記プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、前記シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、 前記プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、 少なくとも1つの平面内で前記フレームよりも可撓性がある一対のリジダイザアームと、を備え、 前記一対のリジダイザアームのそれぞれがヒンジポイントを含み、それにより、前記フレーム及び前記シール形成構造体は、患者の矢状面内で前記ヒンジポイントを中心に屈曲でき、傾動でき、及び/又は、ヒンジ動作でき、前記一対のリジダイザアームのそれぞれは、前記ヒンジポイントでは前記リジダイザアームの残りの部分と比べて高い可撓性を有するように構造化されることを特徴とする患者インタフェース。

請求項184

呼吸器から呼吸用ガスを供給するためのガス送出チューブであって、 複数の隣り合うコイルから構成される螺旋コイルと、 前記螺旋コイルと同軸であり、前記複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で前記螺旋コイルに取り付けられるとともに、前記複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で径方向外側に延在する少なくとも1つの折り曲げ部を有し、前記各折り曲げ部が所定の折り曲げ線によって画定される、材料のウェブと、を備え、 前記ガス送出チューブの単位長さ当たりの前記折り曲げ部の数は、前記ガス送出チューブの単位長さ当たりの前記隣り合うコイルの数とは異なることを特徴とするガス送出チューブ。

請求項185

単位長さ当たりの前記折り曲げ部の数と単位長さ当たりの前記隣り合うコイルの数との間の差が前記ガス送出チューブの長さに沿って一定である、請求項184に記載のガス送出チューブ。

請求項186

単位長さ当たりの前記折り曲げ部の数と単位長さ当たりの前記隣り合うコイルの数との間の差が前記ガス送出チューブの長さに沿って異なる、請求項184に記載のガス送出チューブ。

請求項187

単位長さ当たりの前記隣り合うコイルの数に対する単位長さ当たりの前記折り曲げ部の数を多くして前記ガス送出チューブの可撓性を高める、請求項184から186のいずれか一項に記載のガス送出チューブ。

技術分野

0001

[関連出願の相互参照]
この出願は、2014年1月16日に出願された国際特許出願公開第PCT/AU2014/000026号明細書の利益を主張する。この出願は、2013年11月15日に出願された米国仮出願第61/904,974号明細書、2014年7月16日に出願された米国仮出願第62/025,245号明細書、2014年8月25日に出願された米国仮出願第62/041,479号明細書、及び、2014年9月23日に出願された米国仮出願第62/054,219号明細書の利益を主張する。先に参照された出願のそれぞれは、参照によりその全体が本願に組み入れられる。

0002

本技術は、呼吸器疾患診断処置、及び、改善のうちの1つ以上に関するとともに、呼吸器疾患を予防するための手順に関する。特に、本技術は、呼吸器疾患を処置するとともに呼吸器疾患を予防するための医療機器及び該医療機器の使用に関する。

背景技術

0003

[関連技術の説明]
身体の呼吸器系は、ガス交換を容易にする。及び口は、患者気道への入口を形成する。

0004

気道は一連分岐管を含み、これらの分岐管は、それらがの中へとより深くまで入り込むにつれて、より細くなり、より短くなり、より多くなる。肺の主な機能はガス交換であり、それにより、酸素が空気から静脈血中へと移動できるとともに、二酸化炭素が外部へ移動できる。気管は左右の主気管支へと分かれ、更に、主気管支は最終的に終末細気管支へと分かれる。気管支は、誘導気道を形成するとともに、ガス交換に関与しない。気道の更なる分割は、呼吸細気管支をもたらし、最終的に肺胞をもたらす。肺の肺胞領域は、ガス交換が行われる場所であり、呼吸域と称される。

0005

一連の呼吸器疾患が存在する。

0006

睡眠呼吸障害(SDB)の一形態である閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠中上部気道閉塞によって特徴付けられる。OSAは、異常に小さい上気道と、睡眠中の軟口蓋、及び、後口咽頭壁の領域における筋緊張の通常の損失との組み合わせに起因する。病状により、罹患者は、一般に30〜120秒の持続期間にわたって、時として夜ごとに200〜300回呼吸を停止する。それにより、しばしば、過度の日中傾眠を引き起こすとともに、循環器疾患及び脳損傷を引き起こす場合がある。該症候群は特に中高年の肥満男性に一般的な疾患であるが、罹患者はその問題に気付いていない場合がある。これについては、特許文献1(Sullivan)を参照されたい。

0007

チェーン−ストークス呼吸(CSR)は、動脈血脱酸素及び再酸素化の繰り返しを引き起こす、換気量の増大及び減少の律動的な交互の周期が存在する患者の呼吸制御器の疾患である。CSRは、反復性低酸素症に起因して有害であると考えられる。一部の患者において、CSRは、重度睡眠乱れ交感神経作用の増大、及び、後負荷の増大を引き起こす、睡眠からの繰り返し覚醒と関連付けられる。これについては、特許文献2(Berthon−Jones)を参照されたい。

0008

肥満低換気症候群(OHS)は、低換気の他の既知の原因がない場合の重度の肥満と覚醒慢性的高炭酸ガス血症との組み合わせとして画定される。症状としては、呼吸困難起床時の頭痛、及び、過度の日中の眠気が挙げられる。

0009

慢性閉塞性肺疾患COPD)は、特定の特徴を共通して有する任意の一群下気道疾患包含する。これらの特徴としては、空気移動に対する抵抗の増大、呼吸の長い呼気相、及び、肺の正常な弾力性の損失が挙げられる。COPDの例は、肺気腫及び慢性気管支炎である。COPDは、慢性的なタバコ喫煙(第一危険因子)、職業被爆、空気汚染、及び、遺伝因子によって引き起こされる。症状としては、労作時の呼吸困難、慢性、及び、が出ることが挙げられる。

0010

神経筋疾患(NMD)は、内在病変を介して直接的に或いは神経病変を介して間接的に筋肉の機能を低下させる多くの疾患及び病気を包含する広義語である。一部のNMD患者は、歩行能力喪失をもたらす進行性筋肉機能障害車いす束縛されること、嚥下障害呼吸筋力低下、及び、最終的には呼吸不全による死によって特徴付けられる。神経筋疾患は急速進行性と緩徐進行性とに分けられ得る。すなわち、(i)急速進行性疾患:数か月にわたって悪化して数年内に死をもたらす筋肉機能障害によって特徴付けられる(例えば、十代の若者筋萎縮側索硬化症ALS)及びデュシェンヌ型筋ジストロフィーDMD));(ii)可変進行性又は緩徐進行性の疾患:数年にわたって悪化して平均余命をほんの少し減少させる筋肉機能障害によって特徴付けられる(例えば、肢帯筋ジストロフィー顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー、及び、筋強直性ジストロフィー)。NMDにおける呼吸不全の症状としては、逓増的な全身衰弱、嚥下障害、労作時及び安静時の呼吸困難、疲労、眠気、起床時の頭痛、並びに、集中及び情緒変化の困難が挙げられる。

0011

胸壁疾患は、呼吸筋と胸郭との間の非効率的な結合をもたらす一群の胸郭変形である。疾患は、通常、拘束性障害によって特徴付けられるとともに、長期高炭酸ガス性呼吸不全を共有する。脊柱側弯症及び/又は脊椎後側弯症が重度の呼吸不全を引き起こす場合がある。呼吸不全の症状としては、労作時の呼吸困難、末梢浮腫起座呼吸、反復性肺感染症、起床時の頭痛、疲れ、睡眠の質の低下、及び、食欲低下が挙げられる。

0012

それ以外には、健常人が、呼吸器疾患の発症を防止するためにシステム及び装置をうまく利用してもよい。

0013

[システム]
SDBを処置するために使用される1つの既知の製品は、レスメドにより製造されるS9 Sleep Therapy Systemである。

0014

[治療]
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を処置するために鼻持続的気道陽圧CPAP)治療が使用されてきた。前提は、持続的気道陽圧が、空気圧スプリントとして作用するとともに、軟口蓋及び舌を後口腔咽頭壁から離れるように前方へ押し進めることによって上気道閉塞を防止し得ることである。

0015

OHS、COPD、MD、及び、胸壁疾患を処置するために非侵襲的換気(NIV)が使用されてきた。

0016

患者インタフェース
患者の気道の入口に対する所定量の陽圧空気印加は、鼻マスク、フルフェースマスク鼻枕、又は、鼻クレードルマスクなどの患者インタフェースの使用によって容易にされる。フルフェースマスクは、少なくとも鼻孔及び口を覆う1つのシール形成部又は少なくとも鼻孔及び口を個別に覆うための複数のシール形成部を有するマスクを含む。一連の患者インタフェース装置が知られているが、それらの多くは、非常に目立ち、審美的に望ましくない、嵌め付け具合いが悪い、使用するのが難しい、及び、特に長期間にわたって着用されるとき或いは患者がシステムに不慣れなときに不快であるといったことのうちの1つ以上に見舞われる。飛行士のために、個人保護機器の一部として、又は、麻酔薬投与のためにのみ設計されたマスクは、それらの当初の適用においては許容できる場合があるが、それにもかかわらず、長期間にわたって、例えば睡眠の間に着用するには不快であり、望ましくない。

0017

[シール形成構造体
患者インタフェースは一般にシール形成構造体を含む。

0018

1つのタイプのシール形成構造体は、患者インタフェースの外周にわたって延在するとともに、シール形成構造体をユーザの顔面と突き合わせ係合させた状態で力が患者インタフェースに印加されるときにユーザの顔面に対してシールするようになっている。シール形成構造体は、空気充填クッション又は流体充填クッション、或いは、ゴムなどのエラストマーから形成される弾性シール要素の成形面又は形成面を含んでもよい。この種のシール形成構造体を用いると、嵌め合いが適切でなければ、シール形成構造体と患者の顔面との間に隙間が存在し、また、患者インタフェースを患者の顔面に押して付けてシールを達成するために更なる力が必要とされる。

0019

他のタイプのシール形成構造体は、陽圧がマスク内に印加されるときに患者の顔面に対する自己シール作用をもたらすようにマスクの外周にわたって位置される薄い材料のフラップシールを組み込む。これまでのスタイルのシール形成構造体のように、患者の顔面とマスクとの間の適合が良くなければ、シールを行うために更なる力が必要とされる場合があり、或いは、マスクが漏れる場合がある。また、シール形成構造体の形状が患者の形状と適合しなければ、シール形成構造体が使用時に折れる或いは座屈する場合があり、それにより、漏れが生じる。

0020

他の形態のシール形成構造体は、シールを行うために接着剤を使用する場合がある。一部の患者は、接着剤を自分達の顔面に絶えず塗布して除去することが不便であると感じる場合がある。

0021

一連の患者インタフェースシール形成構造体技術は、レスメドリテッド譲渡された以下の特許出願、すなわち、特許文献3;特許文献4;特許文献5に開示される。

0022

位置決め安定化]
陽圧空気治療のために使用される患者インタフェースのシール形成構造体は、シールに支障を来す空気圧の対応する力に晒される。したがって、シール形成構造体を位置決めしてそれを患者の顔の適切な部分とのシール関係に維持するために様々な技術が使用されてきた。

0023

1つの技術は接着剤の使用である。これについては、例えば特許文献6を参照されたい。

0024

他の技術は、1つ以上のストラップ及び安定化ハーネスの使用である。多くのそのようなハーネスは、似合わない、嵩張る、不快、及び、使用し難いといったことの1つ以上に見舞われる。

0025

リジダイザ」としても知られる硬質要素が拡張性ヘッドギアと共にこれまで使用されてきた。1つの既知の問題は、大面積の拡張性材料に取り外し不能に取り付けられる(例えば、積層される或いは縫い合わされる)リジダイザが、材料の伸長可能長さを制限し、したがって、ヘッドギア全体の弾性特性に影響を及ぼすという事実と関連付けられる。
他の問題は、リジダイザ及び拡張性材料の両方をそれらが互いに取り外し不能に取り付けられることから一緒洗浄する必要があるヘッドギアの洗浄に関係する。

0026

ベント技術]
患者インタフェースシステムの幾つかの形態は、吐き出された二酸化炭素の流出を可能にするためのベントを含んでもよい。多くのそのようなベントは雑音がある。他のベントは、使用時に塞がって不十分な流出をもたらす場合がある。一部のベントは、例えば雑音或いは集束気流によって、患者のベッドパートナーの睡眠を乱す場合がある。一部のベントは、適切に洗浄することができず、それらが塞がった後に廃棄しなければならない。一部のベントは、短い継続期間、すなわち、3か月未満の期間にわたって使用されるようになっており、したがって、洗浄又は頻繁な洗浄を防止してベントのより頻繁な交換を促すべく脆弱な材料から製造される。レスメドリミテッドは多くの改良されたマスクベント技術を開発してきた。これについては、特許文献7;特許文献8;特許文献9;特許文献10;特許文献11を参照されたい。

0027

従前のマスクの雑音の表(ISO 17510−2:2007,1mでの10cmH2O圧)

0028

0029

様々な対象の音圧レベル値が以下に挙げられる。

0030

0031

[鼻枕技術]
1つの形態の鼻枕がPuritan Bennettにより製造されるAdamCircuitにおいて見出される。他の鼻枕又は鼻パフは、Puritan Bennettコーポレーションに譲渡された特許文献12(Trimble及びその他)の主題である。

0032

レスメドリミテッドは、鼻枕を組み込む以下の製品、すなわち、SWIFT(商標)鼻枕マスク、SWIFT II(商標)鼻枕マスク、SWIFTLT(商標)鼻枕マスク、SWIFT FX(商標)鼻枕マスク、及び、LIBERTYフルフェースマスクを製造してきた。レスメドリミテッドに譲渡された以下の特許出願、すなわち、特許文献13(数ある中でも、ResMed SWIFT(商標)鼻枕について記載する)、特許文献11(数ある中でも、ResMed SWIFT LT鼻枕について記載する)、特許文献14及び特許文献15(数ある中でも、ResMed LIBERTY(商標)フルフェースマスクについて記載する)、特許文献16(数ある中でも、ResMed SWIFT FX(商標)鼻枕について記載する)は、鼻枕マスクについて記載する。

0033

PAP装置

0034

陽圧空気は、一般に、モータ駆動ブロワなどのPAP装置によって患者の気道へ供給される。ブロワの出口は、可撓性の送出導管を介して、前述した患者インタフェースに接続される。

0035

下顎再配置

0036

下顎再配置装置MRD)は、睡眠時無呼吸のための処置オプションのうちの1つである。この装置は、睡眠中に下顎を前方位置に保持する歯科医から入手できる特注の調整可能な口腔器具である。この機械的な突出は、舌の背後の空間を広げて、張力を咽頭壁に作用させ、気道の潰れを減少させるとともに、口蓋振動を減少させる。

先行技術

0037

米国特許第4,944,310号明細書
米国特許第6,532,959号明細書
国際特許出願公開第1998/004,310号明細書
国際特許出願公開第2006/074,513号明細書
国際特許出願公開第2010/135,785号明細書
米国特許出願公開第2010/0000534号明細書
国際特許出願公開第1998/034,665号明細書
国際特許出願公開第2000/078,381号明細書
米国特許第6,581,594号明細書
米国特許出願公開第2009/0050156号明細書
米国特許出願公開第2009/0044808号明細書
米国特許第4,782,832号明細書
国際特許出願公開第WO2004/073,778号明細書
国際特許出願公開第WO2005/063,328号明細書
国際特許出願公開第WO2006/130,903明細書
国際特許出願公開第WO2009/052,560号明細書
米国特許第8,573,201号明細書
米国特許第8,636,007号明細書
国際特許出願公開第2013/071359号パンフレット
米国特許第7,900,635号明細書
米国特許第7,743,767号明細書
米国特許第7,318,437号明細書
国際公開第2000/069521号パンフレット
米国特許第5,724,965号明細書
米国特許第6,119,694号明細書
米国特許第6,823,869号明細書
国際公開第2005/010608号パンフレット
国際公開第2002/11804号パンフレット
米国特許第6,854,465号明細書
米国特許出願公開第2010/0000543号明細書
米国特許出願公開第2009/0107508号明細書
国際公開第2011/121466号パンフレット
米国特許第7,562,658号明細書
欧州特許第2,022,528号明細書
欧州特許第1356841号明細書
米国特許出願公開第2012/0318270号明細書
米国特許第8439038号明細書
米国特許出願公開第2009/0078259号明細書
米国特許出願公開第2009/0277525号明細書
米国特許出願公開第2010/0224276号明細書
米国特許出願公開第2010/0319700号明細書
米国特許出願公開第2009/0044810号明細書
米国特許第7,201,169号明細書

発明が解決しようとする課題

0038

本技術は、快適さ、コスト、有効性、容易な使用、及び、製造可能性の向上のうちの1つ以上を有する、診断、改善、処置、又は、呼吸器疾患の予防において使用される医療機器を提供することに向けられる。

0039

本技術の1つの態様は、診断、改善、処置、又は、呼吸器疾患の予防において使用される機器に関する。

0040

本技術の他の態様は、呼吸器疾患の診断、改善、処置、又は、予防で使用される方法に関する。

0041

本技術の1つの形態の一態様は、洗浄のために取り外しできるシール形成構造体を有する患者インタフェースである。本技術の望みは、従来技術の患者インタフェースと比べて軽量で、従来技術の患者インタフェースと比べて目立たず、及び、従来技術の患者インタフェースと比べて使用時に静かである患者インタフェースを提供することである。また、治療開始前マスク構成要素を接続する際に患者が直観的に理解できるとともに、治療のために調整して着用することも簡単な患者インタフェースを提供することが望ましい。

課題を解決するための手段

0042

本技術の1つの形態の一態様は、硬質−硬質間接続を介して患者インタフェース上の所定位置に位置決めできるシール形成構造体を有する患者インタフェースである。本技術の1つの形態の他の態様は、患者インタフェースのヘッドギア部分の分離を必要とすることなく洗浄のために取り外すことができる患者インタフェースのシール形成構造体である。

0043

本技術の1つの形態の一態様は、シール形成構造体と、プレナムチャンバと、接続部とを備える患者インタフェースであり、この場合、シール形成構造体及びプレナムチャンバは比較的柔軟な材料から形成され、また、接続部は比較的硬質な材料から形成される。1つの形態において、接続部は、例えばスナップ作用トグル、又は、双安定機構を介して患者インタフェースのフレームに取り外し可能に接続できる。1つの形態では、接続部がプレナムチャンバにインサート成形される。

0044

本技術の1つの形態の他の態様は、意図される着用者(すなわち、患者)の外周形状と一致するようになっているとともに意図される着用者の顔面に密着して適合するようになっている明確に画定される外周形状を伴って成形され或いはさもなければ構成される患者インタフェースである。

0045

本技術の1つの形態の一態様は、本明細書中に記載される患者インタフェースを製造する方法である。本技術の望みは、製造効率を高めるために従来技術の患者インタフェースを製造する方法よりも複雑さが低く、少ない原材料を使用するとともに、操作者による組み付け時間をあまり要さない製造方法を提供することである。

0046

本技術の他の態様は、患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガス送出するための患者インタフェースを対象とする。患者インタフェースは、少なくとも1つの保持構造体と、少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続されるシール形成構造体とを含むクッション部材と、フレーム部材とを備えてもよく、少なくとも1つの保持構造体とフレーム部材とを繰り返し互いに取り外し可能に取り付けでき、ガスチャンバが少なくとも部分的にクッション部材とフレーム部材との係合によって形成され、クッション部材内の空気圧の増大がシール形成構造体とフレーム部材との間のシール力を増大させる。

0047

本技術の1つの形態の一態様は、患者インタフェースを製造する方法である。

0048

本技術の他の態様は、睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出するための患者インタフェースに関する。患者インタフェースは、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、フレームと一体に形成される接続ポートと、接続ポートでフレームに取り外し不能に結合されるガス送出チューブとを備えてもよく、ガス送出チューブは、複数の隣り合うコイルから構成される螺旋コイルであって、コイルのそれぞれが、幅によって離間されるとともに、コイル直径を画定する外面を有する、螺旋コイルと、螺旋コイルと同軸であって、複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で螺旋コイルに取り付けられるとともに、複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で径方向外側に延在する少なくとも1つの折り曲げ部を有し、少なくとも1つの折り曲げ部が所定の折り曲げ線によって画定される、材料のウェブとを備えてもよい。

0049

実施例において、(a)少なくとも1つの折り曲げ部の頂点が折り曲げ部直径を画定し、(b)ガス送出チューブが中立状態にあるときに、コイル直径が折り曲げ部直径にほぼ等しくてもよく、また、中立状態では隣り合うコイルが互いから離間されてもよく、(c)ガス送出チューブは、3つの異なる状態、すなわち、ガス送出チューブが中立長さを備える中立状態、ガス送出チューブがその長手方向軸線に沿って中立長さよりも長い伸張長さまで伸ばされる伸張状態、及び、ガス送出チューブがその長手方向軸線に沿って中立長さよりも短い圧縮長さまで圧縮される圧縮状態のうちの1つを成してもよく、(d)材料のウェブは、ガス送出チューブの少なくとも1つの長さ方向部分に沿って径方向外側に延在する少なくとも1つの折り曲げ部を備えてもよく、(e)材料のウェブは、ガス送出チューブが中立状態にあるときに螺旋コイルから少なくとも1つの折り曲げ部の頂点へと増大する傾斜角を有してもよく、(f)材料のウェブは、所定の折り曲げ線付近に非対称な断面形状を有してもよく、(g)所定の折り曲げ線は、複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で均等に離間されてもよく、(h)複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイルを離間させる幅は、ガス送出チューブが中立状態にあるときの螺旋コイルの幅にほぼ等しくてもよく、(i)螺旋コイルは、材料のウェブの少なくとも1つの折り曲げ部よりも大きいガス送出チューブの表在表面積割合を占めてもよく、(j)螺旋コイルの外側部分が丸みを帯びた外形を有してもよく、(k)螺旋コイルは、材料のウェブよりも大きい厚さを有してもよく、(l)材料のウェブが略一様な厚さを有してもよく、(m)螺旋コイルは、熱可塑性エラストマーTPE)又は熱可塑性ポリウレタン(TPU)を備えてもよく、及び/又は、材料のウェブは、熱可塑性エラストマー(TPE)又は熱可塑性ポリウレタン(TPU)を備えてもよく、(n)ガス送出チューブは、フレームをガス送出チューブにインサート成形することによって接続ポートでフレームに対して取り外し不能に結合されてもよく、(o)材料のウェブ及び螺旋コイルは、ガス送出チューブの一様な連続する内面を形成するように結合されてもよく、(p)少なくとも1つの折り曲げ部は、複数の隣り合うコイルのうちの1つおきのコイル間で径方向外側に延在してもよく、(q)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(r)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(s)シール形成構造体は、発泡体ゲル、柔軟プラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(t)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(u)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(v)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれは、対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(w)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(x)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(y)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(z)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(aa)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、及び/又は、(bb)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する。

0050

本技術の他の態様は、睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出するための患者インタフェースに関する。患者インタフェースは、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、少なくとも1つの平面内でフレームよりも可撓性がある一対のリジダイザアームとを備えてもよく、フレームと一対のリジダイザアームとが取り外し不能に接続される。

0051

実施例において、(a)フレームが第1の材料を備えてもよく、また、一対のリジダイザアームのそれぞれが第2の材料を備えてもよく、第2の材料が第1の材料とは異なり、(b)第1の材料は、第2の材料よりも相対的に弾性的可撓性があってもよく、(c)フレームは、機械的連結を形成するべく一対のリジダイザアームにオーバーモールドされてもよく、(d)機械的連結は、フレームの材料によってオーバーモールドされる一対のリジダイザアームのそれぞれから延在する封入可能部分を備えてもよく、(e)封入可能部分がフック屈曲部の一部とを有してもよく、(f)第1の材料が第2の材料と一体に結合されることができなくてもよく、(g)第1の材料が熱可塑性ポリエステルエラストマーであってもよく、また、第2の材料が熱可塑性高分子であってもよく、(h)熱可塑性高分子がポリプロピレン(PP)であってもよく、(i)第1の材料が繊維強化複合ポリプロピレン材料であってもよく、また、第2の材料がポリプロピレンであってもよく、(j)一対のリジダイザアームのそれぞれは、位置決め安定化構造体のストラップのポケット状端部を保持するように構成される突出端部を含んでもよく、また、突出端部がフレームに対して近位端側であってもよく、(k)第1の材料が拡張できなくてもよく、また、一対のリジダイザアームのそれぞれは、それが患者のフランクフォート水平面と略平行な平面内で他の平面と比べて可撓性があるように構造化されてもよく、(l)リジダイザアームのそれぞれは、患者の形状にほぼ従う曲率を有する本体と、フレームに接続するように構成される接続部であって、接続部がリジダイザアームの遠位端部に位置される、接続部とを備えてもよく、(m)接続部は、少なくとも1つの突出部と、フレームに接続するようにオーバーモールドされるべく構成される少なくとも1つの空隙とを備えてもよく、(n)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(o)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(p)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(q)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(r)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(s)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(t)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(u)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(v)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(w)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(x)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、(y)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応し、(z)本体の長手方向軸線が接続部の長手方向軸線に対して約15°〜約25°の範囲内の角度で下方に傾けられ、(aa)一対のリジダイザアームのそれぞれがヒンジポイントを含んでもよく、それにより、フレーム及びシール形成構造体は、患者の矢状面内でヒンジポイントを中心に屈曲でき、傾動でき、及び/又は、ヒンジ動作でき、一対のリジダイザアームのそれぞれは、ヒンジポイントではリジダイザアームの残りの部分と比べて高い可撓性を有するように構造化され、(bb)一対のリジダイザアームのそれぞれは、可撓性を高めるべくヒンジポイントで幅が狭くされてもよく、(cc)一対のリジダイザアームのそれぞれは、患者の頬をリジダイザアームから守るクッション作用を成すためのパッドを含んでもよく、(dd)一対のリジダイザアームのそれぞれは、位置決め安定化構造体のサイドストラップを受けるべくフレームとは反対側の端部に開口を含んでもよく、(ee)位置決め安定化構造体の各サイドストラップは、タブを含んでもよいとともに、長さ調整を容易にするべくフックアンドループ材料から形成されてもよく、(ff)サイドストラップがバックストラップ部に接続されてもよく、(gg)バックストラップ部は、サイドストラップの弾力性よりも大きい、サイドストラップの弾力性に等しい、或いは、サイドストラップの弾力性よりも小さい弾力性を有してもよく、及び/又は、(hh)本体の長手方向軸線は、接続部の長手方向軸線に対して約20°の角度で下方に傾けられる。

0052

本技術の他の態様は、睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出するための患者インタフェースに関する。患者インタフェースは、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームであって、フレームが第1の材料を備える、フレームと、第2の材料を備える一対のリジダイザアームであって、第2の材料が第1の材料とは異なる、一対のリジダイザアームとを備えてもよく、一対のリジダイザアームのそれぞれがヒンジポイントを含んでもよく、それにより、フレーム及びシール形成構造体は、患者の矢状面内でヒンジポイントを中心に屈曲でき、傾動でき、及び/又は、ヒンジ動作でき、一対のリジダイザアームのそれぞれは、ヒンジポイントではリジダイザアームの残りの部分と比べて高い可撓性を有するように構造化される。

0053

実施例において、(a)第1の材料は、第2の材料よりも相対的に弾性的可撓性があってもよく、(b)フレームは、機械的連結を形成するべく一対のリジダイザアームにオーバーモールドされてもよく、(c)機械的連結は、フレームの材料によってオーバーモールドされる一対のリジダイザアームのそれぞれから延在する封入可能部分を備えてもよく、(d)封入可能部分がフックと屈曲部の一部とを有してもよく、(e)第1の材料が第2の材料と一体に結合されることができなくてもよく、(f)第1の材料が熱可塑性ポリエステルエラストマーであってもよく、また、第2の材料が熱可塑性高分子であってもよく、(g)熱可塑性高分子がポリプロピレン(PP)であってもよく、(h)第1の材料が繊維強化複合ポリプロピレン材料であってもよく、また、第2の材料がポリプロピレンであってもよく、(i)一対のリジダイザアームのそれぞれは、位置決め安定化構造体のストラップのポケット状端部を保持するように構成される突出端部を含んでもよく、また、突出端部がフレームに対して近位端側であってもよく、(j)第1の材料が拡張できなくてもよく、また、一対のリジダイザアームのそれぞれは、それが患者のフランクフォート水平面と略平行な平面内で他の平面と比べて可撓性があるように構造化されてもよく、(k)リジダイザアームのそれぞれは、患者の頬形状にほぼ従う曲率を有する本体と、フレームに接続するように構成される接続部であって、接続部がリジダイザアームの遠位端部に位置される、接続部とを備えてもよく、(l)接続部は、少なくとも1つの突出部と、フレームに接続するようにオーバーモールドされるべく構成される少なくとも1つの空隙とを備えてもよく、(m)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(n)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(o)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(p)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(q)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(r)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(s)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(t)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(u)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(v)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(w)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、(x)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応し、(y)本体の長手方向軸線が接続部の長手方向軸線に対して約15°〜約25°の範囲内の角度で下方に傾けられ、(z)フレームと一対のリジダイザアームとが取り外し不能に接続されてもよく、(aa)一対のリジダイザアームのそれぞれは、可撓性を高めるべくヒンジポイントで幅が狭くされてもよく、(bb)一対のリジダイザアームのそれぞれは、患者の頬をリジダイザアームから守るためのパッドを含んでもよく、(cc)一対のリジダイザアームのそれぞれは、位置決め安定化構造体のサイドストラップを受けるべくフレームとは反対側の端部に開口を含んでもよく、(dd)位置決め安定化構造体の各サイドストラップは、タブを含んでもよいとともに、長さ調整を容易にするべくフックアンドループ材料から形成されてもよく、(ee)サイドストラップがバックストラップ部に接続されてもよく、(ff)バックストラップ部は、サイドストラップの弾力性よりも大きい、サイドストラップの弾力性に等しい、或いは、サイドストラップの弾力性よりも小さい弾力性を有してもよく、及び/又は、(gg)本体の長手方向軸線は、接続部の長手方向軸線に対して約20°の角度で下方に傾けられる。

0054

本技術の他の態様は、睡眠呼吸障害を処置するために加圧ガスを患者へ送出するための患者インタフェースに関する。患者インタフェースは、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームと、フレームと一体に形成される接続ポートと、呼気を流出するための少なくとも1つのベントであって、ベントがフレームに取り外し不能に接続される、少なくとも1つのベントとを備えてもよく、少なくとも1つのベントは、プラスチック繊維交絡させることによって形成される布から形成され、布が所定の大きさの気孔率を有する。

0055

実施例において、(a)少なくとも1つのベントは、接続ポートの両側でフレームに対して取り外し不能に接続される2つのベントを備えてもよく、(b)2つのベントは、第1の気流速度を有する第1のベントと、第1の気流速度とは異なる第2の気流速度を有する第2のベントとを備えてもよく、(c)第1の気流速度及び第2の気流速度は、第1の気流速度と第2の気流速度との平均気流速度が所定の範囲内にあるように選択されてもよく、(d)第1の気流速度及び/又は第2の気流速度は、第1のベント及び/又は第2のベントの一部をそれぞれ所定の大きさの気孔率まで熱かしめすることによって得られてもよく、(e)プラスチック繊維は、ポリプロピレン、織りポリプロピレン材料ポリカーボネートナイロン、及び、ポリエチレンから成るグループからのいずれか1つからの熱可塑性高分子により形成されてもよく、(f)少なくとも1つのベントは、オーバーモールド、共射出成形、及び、ツーショット(2K)射出成形から成るグループからのいずれか1つを使用して分子付着によりフレームに取り外し不能に接続されてもよく、(g)少なくとも1つのベントが半円形状又はD形状を備えてもよく、(h)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(i)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(j)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(k)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(l)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(m)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(n)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(o)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(p)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(q)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(r)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、及び/又は、(s)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する。

0056

本技術の他の態様は、患者インタフェース装置のための位置決め安定化構造体に関する。位置決め安定化構造体は、少なくとも1つのストラップと、少なくとも1つのリジダイザアームであって、少なくとも1つのリジダイザアームが、本体と、本体をマスクフレームに接続するための延在部とを含む、少なくとも1つのリジダイザアームとを備えてもよく、位置決め安定化構造体は、少なくとも1つのストラップの少なくとも硬化される部分が少なくとも1つのリジダイザアームに対して移動できるようにする所定の形状を少なくとも1つのリジダイザアームが少なくとも1つのストラップの硬化される部分で少なくとも1つのストラップに対して与えるように、少なくとも1つのストラップと少なくとも1つのリジダイザアームとを互いに対して位置決めするように配置され、延在部は、患者の矢状面と平行な平面内でマスクフレームに対する少なくとも1つのリジダイザアームの動きを防止するように構成されてもよい。

0057

実施例において、(a)少なくとも1つのリジダイザアームは、1つの局所的なポイント又は領域でのみ少なくとも1つのストラップに取着されてもよく、(b)少なくとも1つのリジダイザアームは、少なくとも1つのストラップの限られた領域で少なくとも1つのストラップに取着されてもよく、(c)限られた領域は、少なくとも1つのストラップのポケット又はスリーブ開口と隣り合ってもよく、(d)少なくとも1つのリジダイザアームは、患者の顔面の外形に順応するように多軸方向に変形できてもよく、(e)少なくとも1つのリジダイザアームは、マスクフレームから患者の頬骨に近い位置又は頬骨の下側の位置まで延在するように形成されてもよく、(f)少なくとも1つのリジダイザアームは、三日月形状を成す側面外形を有してもよく、(g)少なくとも1つのリジダイザアームの端部が少なくとも1つのストラップに取着されてもよく、(h)少なくとも1つのリジダイザアームは、裁縫、溶着接着、熱かしめ、クランプボタン掛け、端部上にわたってカバースナップ留めすること、及び/又は、外部部品にスナップ留めすることによって少なくとも1つのストラップに取着されてもよく、(i)与えられる所定の形状は、位置決め安定化構造体の圧力を着用者の顔面の所定の部分へ方向付けてもよく、(j)少なくとも1つのリジダイザアームは、拡張することができないとともに、少なくとも1つのストラップよりも相対的に硬質であってもよく、(k)位置決め安定化構造体は、患者の顔面の両側に対称的に配置される2つ以上のリジダイザアームを備えてもよく、(l)少なくとも1つのリジダイザアームが少なくとも1つのストラップから完全に取り外し可能であってもよく、(m)少なくとも1つのストラップが2つのポケットを備えてもよく、各ポケットは、少なくとも1つのストラップをリジダイザアームに解放可能に固定するために1つのリジダイザアームを受け、(n)少なくとも1つのストラップが少なくとも1つの保持手段を備えてもよく、保持手段は、少なくとも1つのリジダイザアームを受けて少なくとも1つのリジダイザアームを所定位置に保持するためのループスリーブ、及び/又は、ポケットを備えてもよく、(o)少なくとも1つのリジダイザアームが少なくとも1つの保持手段を備えてもよく、保持手段は、少なくとも1つのストラップを受けて少なくとも1つのストラップを所定位置に保持するためのループ、スリーブ、及び/又は、ポケットを備えてもよく、(p)少なくとも1つのリジダイザアームは、少なくとも1つのストラップに設けられる案内要素に取着されてもよく、(q)案内要素は、少なくとも1つのリジダイザアームが入り込んで延在する或いは通過して延在するループ状部又はシース状部或いは通路或いはポケットであってもよく、(r)案内要素は、少なくとも1つのリジダイザアームに対する少なくとも1つのストラップの長手方向の拡張又は収縮を可能にしてもよく、及び/又は、少なくとも1つのストラップに対する少なくとも1つのリジダイザアームのほぼ自由な移動或いは遊動を可能にしてもよく、(s)延在部は、患者のフランクフォート水平面と平行な平面内で少なくとも1つのリジダイザアームの屈曲を可能にするように構成されてもよく、(t)延在部は、幅が本体にほぼ等しくてもよく、(u)少なくとも1つのストラップは、少なくとも1つのリジダイザアームの屈曲、ラダーロッククリップバックル接続、及び、フックアンドループ接続のうちの少なくとも1つによって位置決め安定化構造体の長さを調整できるように実質的に弾力性がなくてもよく、(v)大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースシステムであって、患者インタフェースは、睡眠呼吸障害、例えば睡眠時無呼吸を改善するために、患者がっている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る、例えば一般に約10cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、患者インタフェースシステムは、先の例のうちの任意の1つ以上に係る位置決め安定化構造体と、患者インタフェースとを備え、患者インタフェースは、少なくとも患者の両方の鼻孔と使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバとに対して加圧ガスを供給するためのシール形成構造体であり、シール形成構造体とプレナムチャンバとが一体に形成され、プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、患者が吐き出すCO2の患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントと、プレナム接続領域に解放可能に取り付くことができるフレームとを備えてもよい、患者インタフェースシステム、(w)延在部がマスクフレームに対して取り外し不能に固定されてもよく、また、本体が延在部から取り外し可能であり、(x)延在部と本体とが一体を成してもよく、また、延在部がマスクフレームから取り外し可能であり、(y)本体の長手方向軸線が延在部の長手方向軸線に対して約15°〜約25°の範囲内の角度で下方に傾けられ、及び/又は、(z)本体の長手方向軸線は、延在部の長手方向軸線に対して約20°の角度で下方に傾けられる。

0058

本技術の他の態様は、患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための患者インタフェースのためのクッション部材に関する。クッション部材は、繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つ保持構造体と、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成され、シール形成構造体及びプレナムチャンバが少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続される、シール形成構造体とを備えてもよく、シール形成構造体が第1の材料から形成され、少なくとも1つの保持構造体は、第1の材料とは異なる機械的特性を有する第2の材料から形成され、第2の材料が第1の材料よりも硬質であり、クッション部材内の空気圧の増大は、シール形成構造体とフレーム部材との間のシール力を高める。

0059

実施例において、(a)第1の材料がシリコーンであってもよく、第2の材料は、第1の材料よりも高いデュロメータを有するシリコーンであってもよく、(b)クッション部材は、少なくとも1つの保持構造体とシール形成構造体との間に位置されるプレナムチャンバを備えてもよく、(c)クッション部材は、第2の材料から形成されるフレーム部材を備えてもよく、(d)第1の材料は、シール形成構造体が指圧に容易に順応できるようにしてもよく、また、第2の材料は、少なくとも1つの保持構造体が指圧に容易に順応しないようにしてもよく、(e)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(f)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(g)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(h)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(i)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(j)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(k)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(l)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(m)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(n)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(o)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、(p)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応し、(q)少なくとも1つの保持構造体が1つの連続する保持構造体を備えてもよく、(r)少なくとも1つの保持構造体は、不連続である上側保持構造体及び下側保持構造体を備えてもよく、(s)上側保持構造体は、上側保持機能部と、上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部とを備えてもよく、また、下側保持構造体は、下側保持機能部と、下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部とを備えてもよく、及び/又は、(t)大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースであって、患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、患者インタフェースは、先の例のうちのいずれか1つのクッション部材と、少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、クッション部材を少なくとも患者の鼻気道への入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、患者が吐き出すCO2の患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントとを備えてもよい、患者インタフェース。

0060

本技術の他の態様は、呼吸用ガスを患者へ供給するための患者インタフェースに関する。患者インタフェースは、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、プレナムチャンバがプレナム接続領域を含み、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成される、シール形成構造体と、フレーム接続領域とヘッドギア接続領域とを備えるフレームとを備えてもよく、フレーム接続領域は、プレナム接続領域でプレナムチャンバに取り付くように構成され、シールリップがプレナム接続領域とフレーム接続領域との間に空気圧シールを形成するようになっている。

0061

実施例において、(a)フレーム接続領域は、プレナム接続領域との接続を容易にするために少なくとも1つの保持機能部を備えてもよく、また、プレナム接続領域は、それに対応する少なくとも1つの保持機能部を受けるために少なくとも1つの相補的な接続領域を備えてもよく、(b)少なくとも1つの保持機能部が状部であってもよく、鉤状部が前面と後面とを有してもよく、また、少なくとも1つの相補的な接続領域が引き込み面と保持面とを備えてもよく、(c)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(d)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(e)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(f)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(g)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(h)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(i)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(j)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(k)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(l)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(m)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、及び/又は、(n)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応する。

0062

本技術の他の態様は、患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための鼻クレードルマスクのためのクッション部材に関する。クッション部材は、繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成され、シール形成構造体及びプレナムチャンバが少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続される、シール形成構造体とを備えてもよく、クッション部材内の空気圧の増大は、シール形成構造体とフレーム部材との間のシール力を高め、少なくとも1つの保持構造体とフレーム部材との間の保持力は、少なくとも1つの保持構造体をフレーム部材から離脱させるための離脱力よりも高い。

0063

実施例において、(a)シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含んでもよく、(b)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(c)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(d)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(e)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備えてもよく、各突出端部は、鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成されてもよく、(f)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(g)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(h)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(i)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(j)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(k)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、(l)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応し、(m)少なくとも1つの保持構造体が1つの連続する保持構造体を備えてもよく、(n)少なくとも1つの保持構造体は、不連続である上側保持構造体及び下側保持構造体を備えてもよく、(o)上側保持構造体は、上側保持機能部と、上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部とを備えてもよく、また、下側保持構造体は、下側保持機能部と、下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部とを備えてもよく、及び/又は、(p)大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースであって、患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、患者インタフェースは、先の例のうちのいずれかのクッション部材と、少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、クッション部材を少なくとも患者の鼻気道への入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、患者が吐き出すCO2の患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントとを備えてもよい、患者インタフェース。

0064

本技術の他の態様は、患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための患者インタフェースのためのクッション部材に関する。クッション部材は、繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、患者の両方の鼻孔へ加圧ガスを供給するための鼻開口とプレナムチャンバとが一体に形成されたシール形成構造体であって、シール形成構造体が患者の鼻の下方外周にわたってシールするように構成され、シール形成構造体及びプレナムチャンバが少なくとも1つの保持構造体に取り外し不能に接続される、シール形成構造体とを備えてもよく、シール形成構造体は、患者の鼻の頂部を受けるための陥凹部を含む。

0065

実施例において、(a)シール形成構造体は、該シール形成構造体が空気圧シールを形成するべく患者の鼻と係合されるときにシール形成構造体の潰れを防止するために二重壁クッションを備えてもよく、(b)順応領域が陥凹部よりも上側に位置されてもよく、順応領域は、シール形成構造体の残りの部分と比べて薄く可撓性があり、(c)シール形成構造体は、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを備えてもよく、(d)シール形成構造体は、鼻開口の周囲の所定の位置で厚さが変化してもよく、(e)シール形成構造体は、該シール形成構造体の鼻開口に張り出し部を含んでもよく、張り出し部が陥凹部に対して近位端側に位置され、(f)シール形成構造体は、鼻開口の周囲で対称的に延在する一対の突出端部を備え、各突出端部は、患者の鼻翼が患者の顔面につながる患者の顔面の領域に対してシールするように構成され、(g)突出端部のそれぞれは、シール形成構造体の隣り合う領域よりも高い剛性を有する材料を更に備えてもよく、(h)突出端部のそれぞれは、シール形成構造体の隣り合う領域より厚くてもよく、(h)シール形成構造体が一対の突出端部支持部分を備えてもよく、一対の突出端部支持部分のそれぞれが対応する突出端部を支持するためにシール形成構造体によって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ内へ延在してもよく、(i)各突出端部支持部分は、シール形成構造体の各側面にポケットを画定する中空突出部を備えてもよく、(j)各突出端部支持部分は、片持ち梁形態でガスチャンバ内へ延在する中実突出部を備えてもよく、(k)シール形成構造体の下部は、患者の上唇に対してシールするとともに患者の上唇の曲率に従うべく弛緩状態で凹状であってもよく、(l)下部は、シール形成構造体の残りの部分に対して減少された材料厚さを有してもよく、(m)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、(n)鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応し、(o)少なくとも1つの保持構造体が1つの連続する保持構造体を備えてもよく、(p)少なくとも1つの保持構造体は、不連続である上側保持構造体及び下側保持構造体を備えてもよく、(q)上側保持構造体は、上側保持機能部と、上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部とを備えてもよく、また、下側保持構造体は、下側保持機能部と、下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部とを備えてもよく、及び/又は、(r)大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースであって、患者インタフェースは、睡眠呼吸障害を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、患者インタフェースは、先の例のうちのいずれかのクッション部材と、少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、クッション部材を少なくとも患者の鼻気道への入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、患者が吐き出すCO2の患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントとを備えてもよい、患者インタフェース。

0066

本技術の他の態様は、呼吸用ガスを患者へ供給するための患者インタフェースシステムに関する。患者インタフェースは、患者の気道に対する空気圧接続を行うためのシール形成構造体を含む患者インタフェースと、少なくとも1つのストラップ及び少なくとも1つのリジダイザアームを含むとともに患者インタフェースを患者に対して解放可能に保持するべく構成される位置決め安定化構造体とを備えてもよく、少なくとも1つのストラップは、取り付けポイントで少なくとも1つのリジダイザアームに対して取り外し不能に取り付けられてもよい。

0067

実施例において、(a)取り付けポイントが超音波溶着を備えてもよく、(b)取り付けポイントが熱かしめを備えてもよく、(c)取り付けポイントが縫い合わせを備えてもよく、(d)取り付けポイントがヒンジ付き機構を備えてもよく、及び/又は、(e)取り付けポイントが少なくとも1つのリジダイザアームの鉤状部を備えてもよい。

0068

本技術の他の態様は、呼吸用ガスを患者へ供給するための患者インタフェースシステムに関する。患者インタフェースは、患者の気道に対する空気圧接続を行うためのシール形成構造体を含む患者インタフェースと、少なくとも1つのストラップ及び少なくとも1つのリジダイザアームを含むとともに患者インタフェースを患者に対して解放可能に保持するべく構成される位置決め安定化構造体とを備えてもよく、少なくとも1つのストラップが少なくとも1つのリジダイザアームに対して解放可能に取り付けられてもよい。

0069

実施例において、(a)少なくとも1つのストラップが弾性チューブを備えてもよく、また、少なくとも1つのリジダイザアームが隆起ストッパを備えてもよく、(b)少なくとも1つのリジダイザアームは、フックアンドループ接続を用いて少なくとも1つのストラップを解放可能に取り付けるためのタブを備えてもよく、(c)少なくとも1つのストラップが少なくとも1つのロックを備えてもよく、また、少なくとも1つのリジダイザアームは、少なくとも1つのロックと対応する少なくとも1つの切り欠きを備えてもよく、(d)少なくとも1つのストラップは、少なくとも1つのストラップを少なくとも1つのリジダイザアームの第1のスロット及び第2のスロットに通してループさせることによって少なくとも1つのストラップ上のループ材料と共にフックアンドループ接続を形成するべくフック材料を有する端部を備えてもよい。

0070

本技術の他の態様は、呼吸用ガスを患者へ供給するための患者インタフェースシステムに関する。患者インタフェースは、患者の気道に対する空気圧接続を行うためのシール形成構造体を含む患者インタフェースと、少なくとも1つのストラップ及び少なくとも1つのリジダイザアームを含むとともに患者インタフェースを患者に対して解放可能に保持するべく構成される位置決め安定化構造体とを備えてもよく、少なくとも1つのリジダイザアームが患者インタフェースのフレームに対して解放可能に取り付けることができてもよく、フレームが患者の顔面に対してシール形成構造体を支持する。

0071

実施例において、(a)少なくとも1つのリジダイザアームは、回転ロック構成を成してフレームの対応する延在部に対して解放可能に取り付けることができてもよく、(b)患者インタフェースは、少なくとも1つのリジダイザアームをフレームの延在部に対して解放可能に取り付けるためにピンと対応するソケットとを更に備えてもよく、(c)少なくとも1つのリジダイザは、シャフト受け部及びアーム受け部で少なくとも1つのリジダイザアームをフレームの延在部に対して解放可能に取り付けるためにシャフト上に支持されるアーム及び突出部を更に備えてもよく、(d)少なくとも1つのリジダイザアームは、スナップ嵌合によりフレームの受け部に解放可能に取り付けるための延在部を備えてもよく、(e)少なくとも1つのリジダイザアームは、圧入によりフレームの受け部に解放可能に取り付けるための延在部を備えてもよく、(f)少なくとも1つのリジダイザアームは、スナップ嵌合によりフレームの受け部に解放可能に取り付けるための支柱を有する延在部を備えてもよく、延在部は、支柱の長手方向軸線周りの回転を防止するための端部を更に備えてもよく、(g)フレームが少なくとも1つのスロットを備えてもよく、解放可能な取り付けのために、対応する少なくとも1つのリジダイザアームがスロットに通されてもよく、少なくとも1つのリジダイザアームがロック端部を備えてもよく、(h)少なくとも1つのリジダイザアームは、スナップ嵌合によりフレームのソケットに解放可能に取り付けるためのピンを有する延在部を備えてもよく、(i)少なくとも1つのリジダイザアームをフレームに解放可能に取り付けるために、少なくとも1つのリジダイザアームが第1の磁石を備えてもよく、また、フレームが第2の磁石を備えてもよく、(j)少なくとも1つのリジダイザアームは、少なくとも1つのポストを有する第1のL形状部分を備えてもよく、また、フレームは、少なくとも1つの穴を有する第2のL形状部分を備えてもよく、また、少なくとも1つのリジダイザアームは、少なくとも1つのポストと少なくとも1つの穴との間の係合によってフレームに解放可能に取り付けられてもよく、(k)フレームがボスを備えてもよく、また、少なくとも1つのリジダイザアームがボスに解放可能に取り付くためのキャビティを備えてもよく、及び/又は、(l)少なくとも1つのリジダイザアームとフレームとの間の解放可能な取り付けのために、少なくとも1つのリジダイザアームが突起及び穴を備えてもよいとともに、フレームの延在部が、突起に対応するスロットと、穴に対応するポストとを備えてもよい。

0072

本技術の他の態様は、患者の気道の入口へ所定量の加圧空気又は呼吸用ガスを送出するための患者インタフェースのためのクッション部材に関する。クッション部材は、繰り返し可能なフレーム部材との係合及びフレーム部材からの離脱のための少なくとも1つの保持構造体と、一体に形成されるシール形成構造体及びプレナムチャンバであって、シール形成構造体が、少なくとも1つの開口を有するとともに、患者の気道との空気圧シールを形成するように構成され、シール形成構造体及びプレナムチャンバが少なくとも1つの保持構成要素に対して取り外し不能に接続される、シール形成構造体及びプレナムチャンバとを備えてもよい。

0073

実施例において、(a)シール形成構造体が第1の材料から形成されてもよく、また、少なくとも1つの保持構造体は、第1の材料とは異なる機械的特性を有する第2の材料から形成され、第2の材料が第1の材料よりも硬質であり、(b)第1の材料がシリコーンであってもよく、また、第2の材料は、第1の材料よりも高いデュロメータを有するシリコーンであってもよく、(c)シール形成構造体は、患者の鼻柱と係合して患者の鼻が鼻開口を通じて延在することを防止するように構造化されて位置される鼻スリングを更に備えてもよく、(d)少なくとも1つの開口が鼻開口を備えてもよく、また、鼻スリングが鼻開口を一対の鼻孔ポートに分けてもよく、一対の鼻孔ポートのそれぞれが患者の鼻孔のうちの1つに対応し、(e)少なくとも1つの保持構造体は、少なくとも1つのポイントで分離される上側保持構造体及び下側保持構造体を備えてもよく(f)上側保持構造体は、上側保持機能部と、上側保持機能部から両方向で側方外側に延在する上側舌部とを備えてもよく、また、下側保持構造体は、下側保持機能部と、下側保持機能部から両方向で側方外側に延在する下側舌部とを備えてもよく、及び/又は、(g)少なくとも1つの保持構造体が不連続であってもよい。

0074

本技術の他の態様は、呼吸用ガスを患者へ供給するための患者インタフェースシステムに関する。患者インタフェースは、患者の気道に対する空気圧接続を行うためのシール形成構造体を含む患者インタフェースと、少なくとも1つのストラップ及び少なくとも1つのリジダイザアームを含むとともに患者インタフェースを患者に対して解放可能に保持するべく構成される位置決め安定化構造体とを備えてもよく、延在部が少なくとも1つのリジダイザアームをそれぞれ患者インタフェースのフレームに結合し、フレームが患者の顔面に対してシール形成構造体を支持する。

0075

実施例において、(a)少なくとも1つのリジダイザアームは、屈曲部での変形に抵抗するために屈曲部にリブを備えてもよく、(b)延在部は、屈曲部での変形に抵抗するために屈曲部にリブを備えてもよく、及び/又は、(c)延在部は、変形に抵抗するために、延在部の直線部分及び屈曲部に沿って長手方向リブを備えてもよい。

0076

本技術の他の態様は、大気圧に対して持続的に陽圧の呼吸用ガス流を少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道への入口にシール状態で送出するための患者インタフェースに関し、患者インタフェースは、睡眠呼吸障害、例えば睡眠時無呼吸を改善するために、患者が眠っている間、患者の呼吸サイクルの全体にわたって、使用時の大気圧よりも約4cmH2O〜約30cmH2O上回る、例えば一般に約10cmH2O上回る範囲内に治療圧を維持するように構成され、患者インタフェースは、
少なくとも患者の鼻気道とのシールを形成するためのシール構造体と、少なくとも患者の鼻気道への入口で治療圧を維持しつつ、シール構造体を少なくとも患者の鼻気道への入口を取り囲む領域とシール接触する状態に維持するための位置決め安定化構造体と、使用時に大気圧を上回る圧力で加圧されるプレナムチャンバと、患者により吐き出されるCO2の再呼吸を最小限に抑えるために、患者が吐き出すCO2の患者インタフェースの外部への流れを許容するように構成されるガス流出ベントとを備えてもよい。

0077

本技術の他の態様は、呼吸器から呼吸用ガスを供給するためのガス送出チューブであって、複数の隣り合うコイルから構成される螺旋コイルと、螺旋コイルと同軸であり、複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で螺旋コイルに取り付けられるとともに、複数の隣り合うコイルのうちの隣り合うコイル間で径方向外側に延在する少なくとも1つの折り曲げ部を有し、各折り曲げ部が所定の折り曲げ線によって画定される、材料のウェブとを備え、ガス送出チューブの単位長さ当たりの折り曲げ部の数が、ガス送出チューブの単位長さ当たりの隣り合うコイルの数とは異なる、ガス送出チューブに関する。

0078

実施例において、(a)単位長さ当たりの折り曲げ部の数と単位長さ当たりの隣り合うコイルの数との間の差がガス送出チューブの長さに沿って一定であってもよく、(b)単位長さ当たりの折り曲げ部の数と単位長さ当たりの隣り合うコイルの数との間の差がガス送出チューブの長さに沿って異なっていてもよく、及び/又は、(c)単位長さ当たりの隣り合うコイルの数に対する単位長さ当たりの折り曲げ部の数を多くしてガス送出チューブの可撓性を高めてもよい。

0079

無論、態様の一部が本技術の下位態様を形成してもよい。また、実施例、下位態様、及び/又は、態様のうちの様々なものが、様々な方法で組み合わされてもよく、また、本技術の更なる態様又は下位態様を構成してもよい。

0080

本技術の他の特徴は、以下の詳細な説明、要約、図面、及び、特許請求の範囲に含まれる情報を考慮することにより明らかである。

0081

本技術は、添付図面の図に一例として示されており、限定的に示されていない。図中、同様の参照数字は同様の要素を示す。

図面の簡単な説明

0082

本技術に係るシステムを示す。患者インタフェース3000を着用する患 者1000は、PAP装置4000から陽圧の空気の供給を受ける。PAP装置40 00からの空気は、加湿器5000で加湿されて、空気回路4170に沿って患者1 000へ向けて通過する。
鼻マスクを伴う患者1000に用いるPAP装置4000を示す。
フルフェースマスクを伴う患者1000に用いるPAP装置4000を示 す
鼻腔及び口腔喉頭声帯食道、気管、気管支、肺、肺胞嚢心臓、及 び、横隔膜を含む人の呼吸器系の全体図を示す。
鼻腔、鼻骨、側鼻軟骨大鼻翼軟骨、鼻孔、上唇、下唇、喉頭、硬口蓋、軟口蓋、中咽頭、舌、喉頭蓋、声帯、食道、及び、気管を含む人の上気道の図を示す 。
上唇、上唇紅、下唇紅、下唇、口幅目頭部分、鼻翼、鼻唇溝、及び、口角点を含めて特定された表面生体構造の幾つかの特徴を伴う顔の正面図である。
眉間鼻根鼻尖鼻棘、上唇、下唇、上顎、鼻部、上耳底、及び、下底を含めて特定された表面生体構造の幾つかの特徴を伴う頭部の側面図である。ま た、上及び下、並びに、前及び後の方向も示される。
頭部の更なる側面図である。フランクフォート水平面及び鼻角のおおよ その位置が示される。
鼻の底面図を示す。
鼻の表面特徴の側面図を示す。
外側軟骨中隔軟骨、大鼻翼軟骨、小鼻翼軟骨、及び、線維脂肪組織を含 む鼻の皮下構造を示す。
特に中隔軟骨及び大鼻翼軟骨の内側脚を示す、矢状面から約数ミリメート ルの鼻の内側剥離を示す。
前頭骨側頭骨、鼻骨、及び、頬骨を含む頭蓋骨の骨の正面図を示す。鼻甲介が示され、同様に、上顎骨下顎骨、及び、オトガイ隆起も示される。
頭部の表面の輪郭及び幾つかの筋肉を伴う頭蓋骨の側面図を示す。以下の 骨、すなわち、前頭骨、ちょう形骨、鼻骨、頬骨、上顎骨、下顎骨、頭頂骨、側頭骨 、及び、後頭骨が示される。オトガイ隆起が示される。以下の筋肉、すなわち、二腹 筋、咬筋胸鎖乳突筋、及び、僧帽筋が示される。
鼻の前外側図を示す。
本技術の一例に係るPAP装置の分解図を示す。
本技術の1つの形態に係る加湿器の斜視図を示す。
本技術の1つの形態に係るPAP装置の空気圧回路の概略図を示す。上流側及び下流側の方向が示される。
本技術の1つの形態に係るプレナムチャンバの前面図である。
図4の線5−5に沿う断面である。
図5から引き出される拡大詳細図である。
図4に示されるプレナムチャンバの上から見た斜視図である。
図7の線8−8に沿う断面である。
図8から引き出される拡大詳細図である。
本技術の1つの例に係るプレナムチャンバの正面から見た斜視図である。
図4に示されるプレナムチャンバの図である。
図11の線12−12に沿ってとられる断面である。
図12から引き出される拡大詳細図である。
プレナム接続領域の拡大断面図である。
図11に示される患者インタフェースの側面図である。
図15の線16−16に沿ってとられる断面である。
図16から引き出される拡大詳細図である。
位置決め安定化構造体が何ら示されないモデル患者の頭部上の適所にある 患者インタフェースの側面図である。
モデル患者の頭部上の適所にある本技術の1つの形態に係る患者インタフ ェースの一部の部分下面図である。なお、明確にするために、フレームに接続する位 置決め安定化構造体の一部だけが示される。
本技術の1つの形態に係るプレナムチャンバのプレナム接続領域の側面図 である。
プレナムチャンバのプレナム接続領域の上部の図である。
プレナムチャンバのプレナム接続領域の正面図である。
プレナムチャンバのプレナム接続領域の下面図である。
プレナムチャンバのプレナム接続領域の斜視図である。
プレナムチャンバとフレームとが係合されない、接続部及びフレーム接続 領域の断面図である。
プレナムチャンバとフレームとが接触するが完全に係合されない、接続部 及びフレーム接続領域の断面図である。
保持機能部が撓まされるようにプレナムチャンバとフレームとがほぼ完全 に係合する、接続部及びフレーム接続領域の断面図である。
プレナムチャンバとフレームとが係合されるが保持機能部が撓まされるよ うに分離される、接続部及びフレーム接続領域の断面図である。
プレナムチャンバとフレームとが完全に係合される、接続部及びフレーム 接続領域の断面図である。
プレナムチャンバ及びシール形成構造体が取り外された状態の本技術の一 例に係る患者インタフェースの後面斜視図である。
プレナムチャンバ及びシール形成構造体が取り外された状態の本技術の一 例に係る患者インタフェースの前面斜視図である。
プレナムチャンバ及びシール形成構造体が取り外された状態の本技術の一 例に係る患者インタフェースの背面図である。
プレナムチャンバ及びシール形成構造体が取り外された状態の本技術の一 例に係る患者インタフェースの側面図である。
患者インタフェースのフレームに対する典型的なシール形成構造体及びプレナチャンバの取り付けを示す本技術の他の例に係る患者インタフェースの斜視図 を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの断面図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの斜視図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの分解図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアームの端部の詳細図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの分解図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの断面図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの断面図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの斜視図を示す。
本技術の一例に係るマスクフレーム、可撓性ジョイント、及び、リジダイ ザアームを含む患者インタフェースの分解図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアームの端部の詳細図を示す。
本技術の一例に係る可撓性ジョイント及びリジダイザアームの端部の詳細 図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザ及びマスクフレームの断面図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの詳細断面図を 示す。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの断面図を示す 。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの斜視図を示す 。
本技術の一例に係るリジダイザとマスクフレームとの間の接続の詳細な斜 視図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの平面図を示し 、前頭面内の側方外側方向におけるリジダイザアームの屈曲を破線で示す。
本技術の一例に係るリジダイザとマスクフレームとの間の接続の詳細な平 面図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの断面斜視図を 示す。
本技術の一例に係るリジダイザ及びマスクフレームの側面図を示し、矢状面内の垂直下方向におけるリジダイザアームの屈曲を破線で示す。
本技術の一例に係るリジダイザ及びマスクフレームの正面図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの斜視図を示す 。
本技術の一例に係るリジダイザアーム及びマスクフレームの部分分解斜視 図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザ及びマスクフレームの詳細な部分分解斜視 図を示す。
本技術の一例に係るリジダイザの斜視図を示す。
X−Y平面内のグリッド上にプロットされた本技術の一例に係るリジダイ ザアームの図を示す。
X−Z平面内のグリッド上にプロットされた本技術の一例に係るリジダイ ザアームの図を示す。
Y−Z平面内のグリッド上にプロットされた本技術の一例に係るリジダイ ザアームの図を示す。
次元でプロットされた本技術の一例に係るリジダイザアームの図を示す 。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体の概略斜視図を示す。
図65における線66−66に沿ってとられた位置決め安定化構造体の断 面図を示す。
本技術に係る位置決め安定化構造体のための典型的のリジダイザアームの 概略側面図を示す。
第1の状態における本技術に係るリジダイザアームを含む典型的な位置決 め安定化構造体の概略斜視図を示す。
第2の状態における本技術に係るリジダイザアームを含む典型的な位置決 め安定化構造体の概略斜視図を示す。
第3の状態における本技術に係るリジダイザアームを含む典型的な位置決 め安定化構造体の概略斜視図を示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の斜視図を 示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の正面図を 示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の側面図を 示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の斜視図を 示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の正面図を 示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の側面図を 示す。
患者に着用された本技術に係る典型的な位置決め安定化構造体の下方斜視 図を示す。
一連の負荷(単位がニュートン)に晒された本技術の一例に係る位置決め 安定化構造体のストラップの伸長(単位がmm)のグラフを示す。
中間の製造段階中における本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの平面図を示す。
中間の製造段階中における本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のス トラップの図79の線80−80を貫いてとられた断面図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの平面図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの詳細な平面図を 示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの図81の線83 −83を貫いてとられた断面図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の正面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の正面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の正面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の正面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の正面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を着用する患者の一連の側面 図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースを調整する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースを調整する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースを調整する患者の一連の斜視図 を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を調整する患者の一連の背面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を調整する患者の一連の背面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を調整する患者の一連の背面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を調整する患者の一連の背面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を調整する患者の一連の背面 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップとリジダイザア ームとの間の接続の他の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分割領域の詳 細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分割領域の他 の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップのスリット領域の詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分岐部の詳細 図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分岐部の他の 詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分岐部の他の 詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分岐部の他の 詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分岐部の他の 詳細図を示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体のストラップの分岐部の他の 詳細図を示す。
本技術の一例に従って製造された位置決め安定化構造体の斜視図を示す 。
本技術の一例に従って連続ロールから位置決め安定化構造体ストラップ を形成するプロセスを示す。
本技術の一例に係る編みプロセスを描く従来例を示す。
本技術の一例に係る編みプロセスを描く従来例を示す。
本技術の一例に係る基本的な縦編み織物を示す。
図136の基本的な縦編み織物の概略表示である。
本技術の一例に係る基本的な縦編み織物を示す。
本技術の一例に係る基本的な横編み織物を示す。
本技術の一例に係る患者の頭部上に位置される位置決め安定化構造体の 側面図である。
本技術の一例に係る図140の位置決め安定化構造体のコース又はグレインの変化する方向を示す。
本技術の一例に係る編まれた位置決め安定化構造体のコースの方向で増 大する伸びを示す。
本技術の一例に係る位置決め安定化構造体を形成するために使用される 3D印刷リンクを示す。
本技術の一例に係るリジダイザを含む3D印刷された位置決め安定化構造体断片を示す。
本技術の一例に係る3D印刷された位置決め安定化構造体ストラップ及 びクリップを示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの後面斜 視図を示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの正面斜 視図を示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの後面斜 視図を示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの側面斜 視図を示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの側面斜 視図を示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの側面斜 視図を示す。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースのためのベントの平面斜 視図を示す。
本技術の一例に係る呼吸器疾患の処置のための患者インタフェースを製 造するための方法を描くプロセスフロー図である。
図153の方法を行うために使用される機器を大まかに描くシステム図 である。
本技術の一例に係る熱かしめ後のベント部を描く布の平面図である。
本技術の一例に係る熱かしめ前のベント部の周縁の拡大平面図である。
本技術の一例に係る熱かしめ後のベント部の周縁の拡大平面図である。
本技術の一例に係る熱かしめ前のベント部の周縁の拡大断側面図である 。
本技術の一例に係る熱かしめ後のベント部の周縁の拡大断側面図である 。
本技術の一例に係る中立状態の短チューブを示す。
本技術の一例に係る圧縮状態の短チューブの側面図を示す。
本技術の一例に係る伸長状態の短チューブの側面図を示す。
本技術の一例に係る湾曲状態の短チューブの側面図を示す。
本技術の一例に係る図163に示される線163−163に沿う短チューブの断面図を示す。
本技術の一例に係る湾曲された伸長状態の短チューブの斜視図を示す。
患者が身に着けて使用する本技術の1つの形態に係る患者インタフェスシステムを示す斜視図である。
レスメドリミテッドによるSWIFT FX(商標)鼻枕マスクのベントからのx軸及びz軸に沿う垂直面気流速度(m/s)を描くチャートである。
レスメドリミテッドによるSWIFT FX(商標)鼻枕マスクのベン トからのx軸及びy軸に沿う水平面気流速度(m/s)を描くチャートである。
レスメドリミテッドによるSWIFT FX(商標)鼻枕マスクのベン トからのx軸及びy軸に沿う垂直面信号を描くチャートである。
レスメドリミテッドによるSWIFT FX(商標)鼻枕マスクのベン トからのx軸及びy軸に沿う水平面信号を描くチャートである。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースシステムのベントからの x軸及びz軸に沿う垂直面気流速度(m/s)を描くチャートである。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースシステムのベントからの x軸及びy軸に沿う水平面気流速度(m/s)を描くチャートである。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースシステムのベントからの x軸及びy軸に沿う垂直面信号を描くチャートである。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースシステムのベントからの x軸及びy軸に沿う水平面信号を描くチャートである。
本技術の1つの形態に係る患者インタフェースシステムのベント及びレ スメドリミテッドによるSWIFT FX(商標)鼻枕マスクのベントからの距離( mm)にしたがったベント軸線に沿う速度(m/s)を比較するチャートである。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のストラップの端部上 に折り重ねられる補強部の底面斜視図である。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のストラップの端部上 に折り重ねられる補強部の平面図である。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のストラップの端部上 に折り重ねられる補強部の斜視側面図である。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のストラップの端部上 に折り重ねられる補強部の側平面図である。
図179の拡大図である。
図177の拡大図である。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリジダイザアームか らストラップを取り外す一連のステップを示す。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリジダイザアームか らストラップを取り外す一連のステップを示す。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリジダイザアームか らストラップを取り外す一連のステップを示す。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリジダイザアームに ストラップを取り付ける一連のステップを示す。
本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリジダイザアームに ストラップを取り付ける一連のステップを示す。
視覚的指標を示す本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリ ジダイザアームの平側面図である。
視覚的指標を示す本技術の1つの形態に係る位置決め安定化構造体のリ ジダイザアームの平側面図である。
視覚的指標及び触覚的指標を示す本技術の1つの形態に係るフレーム及 びリジダイザアームの平正面図である。
視覚的指標を示す本技術の1つの形態に係るシール形成構造体の平面図 である。
視覚的指標を示す本技術の1つの形態に係るシール形成構造体の背面図 である。
視覚的指標を示す本技術の1つの形態に係るシール形成構造体の上面斜 視図である。
図192の線193−193を貫いてとられる断面図である。
図192の線194−194を貫いてとられる断面図である。
本技術の1つの形態に係るフレームの背面図である。
本技術の1つの形態に係るフレームの平面図である。
本技術の1つの形態に係るフレームの後面斜視図である。
本技術の1つの形態に係るフレームの平側面図である。
本技術の1つの形態に係るプレナム接続領域の保持構造体の背面図であ る。
本技術の1つの形態に係るプレナム接続領域の保持構造体の下面図であ る。
本技術の1つの形態に係るプレナム接続領域の保持構造体の後面斜視図 である。
本技術の1つの形態に係るプレナム接続領域の保持構造体の平側面図で ある。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、0mmの長さ だけ伸長される本技術の1つの形態に係るチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、30mmの長 さだけ伸長される本技術の1つの形態に係るチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、60mmの長 さだけ伸長される本技術の1つの形態に係るチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、90mmの長 さだけ伸長される本技術の1つの形態に係るチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、120mmの 長さだけ伸長される本技術の1つの形態に係るチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、0mmの長さ だけ伸長されるResMed(商標) SWIFT FX(商標)鼻枕マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、30mmの長 さだけ伸長されるResMed(商標) SWIFT FX(商標)鼻枕マスクチュ ーブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、60mmの長 さだけ伸長されるResMed(商標) SWIFT FX(商標)鼻枕マスクチュ ーブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、90mmの長 さだけ伸長されるResMed(商標) SWIFT FX(商標)鼻枕マスクチュ ーブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、120mmの 長さだけ伸長されるResMed(商標) SWIFT FX(商標)鼻枕マスクチ ューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、0mmの長さ だけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) GoL ife(商標)鼻枕マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、30mmの長 さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Go Life(商標)鼻枕マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、60mmの長 さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Go Life(商標)鼻枕マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、90mmの長 さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Go Life(商標)鼻枕マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、120mmの 長さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) G oLife(商標)鼻枕マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、0mmの長さ だけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Wis p(商標)鼻マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、30mmの長 さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Wi sp(商標)鼻マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、60mmの長 さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Wi sp(商標)鼻マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、90mmの長 さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) Wi sp(商標)鼻マスクチューブを示す。
伸長が始まる前にチューブの下端におけるチューブの長手方向軸線が伸 長方向に対して垂直な状態でチューブの下端が所定位置に保持される、120mmの 長さだけ伸長されるPhilips(商標) Respironics(商標) W isp(商標)鼻マスクチューブを示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの正面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの平面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの左側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの右側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの他の左側面図を示す 。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの他の平面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの他の平面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの背面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの他の背面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの背面斜視図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの正面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの平面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの左側面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの正面斜視図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの右斜視側面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの詳細な右斜視側面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの他の右斜視側面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシス テムの平面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッションの 平面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッションの図234aの線234c−234cを貫いてとられた底断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッションの図234aの線234c−234cを貫いてとられた側断面図を示す。患者の鼻が破 線で示される。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの他の鼻クレードルクッシ ョンの平面図を示す。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの他の鼻クレードルクッシ ョンの図235aの線235c−235cを貫いてとられた底断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの他の鼻クレードルクッショ ンの図235aの線235c−235cを貫いてとられた側断面図を示す。患者の鼻 が破線で示される。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの他の鼻クレードルクッシ ョンの平面図を示す。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの他の鼻クレードルクッシ ョンの図236aの線236c−236cを貫いてとられた底断面図を示す。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの他の鼻クレードルクッシ ョンの図236aの線236c−236cを貫いてとられた側断面図を示す。患者の 鼻が破線で示される。
本技術の一例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッションの 平面図を示す。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッション の平面図を示す。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッション の平面図を示す。
本技術の他の例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッション の平面図示す。
本技術の一例に係る図234aの線238a−238aを貫いてとら れた鼻クッションの断面図を示す。
本技術の一例に係る図239の線238b,238c−238b,2 38cを貫いてとられた鼻クッションの断面図を示す。
本技術の一例に係る図239の線238b,238c−238b,2 38cを貫いてとられた鼻クッションの断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの鼻クレードルクッションの平 面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシステ ムの平面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシステ ムの側面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシステ ムの拡大斜視図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシステ ムの拡大側面図を示す。
患者によって着用される本技術の一例に係る患者インタフェースシステ ムの拡大正面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の正面斜視図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の平面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の底面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の側面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の背面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の正面図を示す。
本技術の一例に係る図245fの線245g−245gを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の他の正面斜視図を示す。
本技術の一例に係る図245bの線245i−245iを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図245fの線245j−245jを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図245cの線245k−245kを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの正面斜視図を示す 。
斜め下方から見た本技術の一例に係る患者インタフェースシステム の図を示す。
前斜め上方から見た本技術の一例に係る患者インタフェースシステム の図を示す。
前斜め下方から見た本技術の一例に係る患者インタフェースシステム の図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの底面斜視図を示す 。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの他の底面斜視図を 示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの平面斜視図を示す 。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの平面斜視図を示す 。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの背面斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
図252Bにおける線252C−252Cを貫いてとられた本技術の 一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付けられた着脱可能なリジダ イザアームの断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
図253Bにおける線253C−253Cを貫いてとられた本技術の 一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付けられた着脱可能なリジダ イザアームの断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの詳細な平面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレームに取り付け られた着脱可能なリジダイザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及び着脱可 能なリジダイザアームの詳細な背面斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及びリジダ イザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及びリジダ イザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及びリジダ イザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースのためのフレーム及びリジダ イザアームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザ アーム及び位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザ アームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザ アームの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザ アームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムのためのリジダイザア ームに取り付けられた位置決め安定化構造体用のストラップの斜視図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の正面斜視図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の平面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の底面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の側面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の背面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の正面図を示す。
本技術の一例に係る図271fの線271g−271gを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保 持構造体の他の正面斜視図を示す。
本技術の一例に係る図271bの線271i−271iを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図271fの線271j−271jを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図271cの線271k−271kを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図271eの線271l−271lを貫いてとら れたシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの正面斜視図を示す 。
後斜め下方から見た本技術の一例に係る患者インタフェースシステム の図を示す。
前斜め上方から見た本技術の一例に係る患者インタフェースシステム の図を示す。
前斜め下方から見た本技術の一例に係る患者インタフェースシステム の図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの底面斜視図を示す 。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの他の底面斜視図を 示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの斜 視図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの平 面図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの正 面を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの右 側面図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの左 側面図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの詳 細な左側面図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの背 面図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースシステムの位 置決め安定化構造体の詳細な左側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの詳細な背面図を示す 。
本技術の一例に係る患者インタフェースシステムの詳細な背面図を示す 。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持 構造体の正面斜視図を示す。
本技術の一例に係るシール形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持 構造体の正面図を示す。
本技術の一例に係る図284の線285−285を貫いてとられたシー ル形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図285に示されるシール形成構造体、プレナム チャンバ、及び、保持構造体の一部の詳細図を示す。
本技術の一例に係る図284の線286−286を貫いてとられたシー ル形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図284の線287−287を貫いてとられたシー ル形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る図284の線288−288を貫いてとられたシー ル形成構造体、プレナムチャンバ、及び、保持構造体の断面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの側面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの背面斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの正面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの部分正面斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの斜視図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの側面図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの正面図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの正面図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの側面図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの背面図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの平面図を示 す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの他の平面図 を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの詳細な正面 斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの位置決め安 定化構造体の詳細な正面斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者に着用される患者インタフェースの位置決め安 定化構造体の他の詳細な正面斜視図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの背面図を示す。
本技術の一例に係る患者インタフェースの正面図を示す。

実施例

0083

本技術を更に詳しく説明する前に、本技術が本明細書中に記載される様々であってもよい特定の実施例に限定されないことが理解されるべきである。また、この開示の中で使用される用語は、本明細書中で論じられる特定の実施例を説明するという目的のためにすぎず、限定しようとするものでないことも理解されるべきである。

0084

以下の説明は、1つ以上の共通の特性及び/又は特徴を共有し得る様々な実施例に関連して与えられる。任意の1つの実施例の1つ以上の特徴が他の1つの実施例又は他の複数の実施例のうちの1つ以上の特徴と組み合わされてもよいことが理解されるべきである。
また、任意の実施例における任意の単一の特徴又は特徴の組み合わせが更なる実施例を構成してもよい。

0085

処置システム
1つの形態において、本技術は、呼吸器疾患を処置するための機器を備える。機器は、図1aに示されるように、患者インタフェース3000に通じる空気回路4170を介して空気などの加圧呼吸ガスを患者1000へ供給するためのフロージェネレータ又はブロワを備えてもよい。

0086

[治療]
1つの形態において、本技術は、患者1000の気道の入口に陽圧を印加するステップを備える呼吸器疾患を処置するための方法を備える。

0087

[OSAのための鼻CPAP]
1つの形態において、本技術は、鼻連続陽性気道圧を患者に印加することによって患者の閉塞性睡眠時無呼吸を処置する方法を備える。

0088

[患者インタフェース3000]
図166を参照すると、本技術の1つの態様に係る非侵襲的な患者インタフェース3000は、以下の機能的態様、すなわち、シール形成構造体3100(例えば図4参照)、プレナムチャンバ3200、位置決め安定化構造体3300、及び、空気回路4170の短チューブ4180への接続のための接続ポート3600を備える。幾つかの形態では、機能的態様が1つ以上の物理的な構成要素によって与えられてもよい。幾つかの形態では、1つの物理的構成要素が1つ以上の機能的態様を与えてもよい。使用時、シール形成構造体3100は、陽圧の空気の気道への供給を容易にするために患者1000の気道への入口を取り囲むように配置される。

0089

[シール形成構造体3100]
本技術の1つの形態において、シール形成構造体3100は、シール形成表面を与えるとともに、クッション機能を更に与えてもよい。

0090

本技術に係るシール形成構造体3100は、シリコーンなどの柔軟な、可撓性のある、弾性材料から構成されてもよい。シール形成構造体3100は、PAP装置からの空気を患者の鼻孔へ送出するためのシール経路の一部を形成してもよい。

0091

図9を参照すると、本技術の1つの形態では、シール形成構造体3100がシールフランジ3110と支持フランジ3120とを備えてもよい。シールフランジ3110は、約1mm未満、例えば約0.25mm〜約0.45mmの厚さを有する比較的薄い部材を備えてもよい。支持フランジ3120がシールフランジ3110よりも相対的に厚くてもよい。支持フランジ3120は、スプリング状要素であり或いはスプリング状要素を含んでもよく、使用時にシールフランジ3110を座屈しないように支持するべく機能する。使用時、シールフランジ3110は、該シールフランジを顔面、例えば患者の鼻孔との緊密なシール係合状態へと付勢するべくシールフランジの下面に作用するプレナムチャンバ3200内のシステム圧力に容易に応答し得る。プレナムチャンバ3200はシリコーンなどの軟質材料から形成される。

0092

[鼻枕]
本技術の1つの形態において、非侵襲的な患者インタフェース3000のシール形成構造体3100は、一対の鼻パフ又は一対の鼻枕3130を備え、それぞれの鼻パフ又は鼻枕は、例えば患者の鼻孔の外周領域に当て付いてシールを形成することによって患者の鼻のそれぞれの鼻孔とシールを形成するように構成されて配置される。

0093

本技術の一態様に係る鼻枕3130(図9)は、その少なくとも一部が患者の鼻の下面で、例えば円錐台部分でシールを形成する円錐台3140と、柄部3150と、円錐台3140の下面にあって円錐台を柄部3150に接続する上側可撓性領域3142とを含む。また、本技術の鼻枕3130が接続される構造体は、柄部3150の基部に隣接する下側可撓性領域3152を含む。上側可撓性領域3142及び下側可撓性領域3152は、円錐台3140と鼻枕3130が接続される構造体との相対動作変位及び傾動の両方−に順応するユニバーサルジョイント構造を促進するように協調して作用し得る。1つの例において、円錐台3140は、それが接続される柄部3150と同軸であってもよい。他の例では、円錐台3140と柄部3150とが同軸でなくてもよい(例えば、オフセットする)。鼻枕3130は、後述するように、それらがプレナムチャンバ3200の壁を越えて側方に延在するように寸法付けられ及び/又は形成されてもよい。

0094

本技術の1つの形態において、各柄部3150は、鼻枕3130が使用中に柄部3150の圧縮及び/又は曲げに起因して前方へ揺れ動かないように可変剛性を備えてもよい。
例えば、使用時に患者の顔面から離れた柄部3150の側は、患者の顔面に近い柄部3150の領域より硬くてもよい。言い換えると、柄部3150の圧縮又は曲げが予め決められた方向でなされなければ、柄部3150の両側の異なる材料剛性がより大きな抵抗を与える。これは、3130が前方へ揺れ動かないようにすることによって枕3130を鼻孔に押し付けることさえも可能にする。そのような構成は、鼻枕3130の前方への揺動をもたらす柄部3150の座屈に抵抗することに役立ち得る。また、可変剛性は、柄部3150が所望の方向で座屈するようにその周囲で揺動が促進される脆弱ポイントを与えるために使用されてもよい。言い換えると、鼻枕3130の圧縮を達成することさえできる。この構成は、鼻枕3130の上端でシール力を局在化できるようにしてもよい。また、この構成は、鼻枕3130の任意の撓みを緩やかにできるようにしてもよい。鼻枕3130は、患者の顔面に押し付けられる際に、プレナムチャンバ3200に抗して圧縮するように形成されてもよく、その際には、鼻枕3130をプレナムチャンバよりも横方向に幅広くできるため、プレナムチャンバ3200の一部が枕3130を越えて延在しない。他の例において、鼻枕3130は、圧縮される際に、それらの外周がプレナムチャンバ3200の外周と略同一平面内にあるように形成され及び/又は寸法付けられてもよい。技術の更なる例において、柄部3150は、円錐台3140の基部で最も薄くてもよい。

0095

一例では、枕3130を患者の気道への入口と係合させるために、枕3130が鼻孔への入口に配置される。位置決め安定化構造体3300が調整されると、張力が枕3130を鼻孔内へ引き込み始める。鼻孔内への枕3130の持続的挿入により、柄部3150は、枕3130の基部をプレナムチャンバ3200の上面へと移動させるトランポリン3131によって潰れる。鼻枕3130の柄部3150は、プレナムチャンバ3200に接続されてもよく、また、薄肉部又は厚さ減少部を備えてもよい。薄肉部は、枕3130が容易に跳ねることができる或いはトランポリン作用を成し得るようにし、したがって、患者1000の鼻翼角度に合うように枕3130がより容易に順応できるようにする。トランポリン3131は、枕3130の底部又は患者1000の鼻中隔及び/又は上唇から離れるように傾けられてもよい。これは、患者インタフェース装置3000の快適さ及び安定性を向上させる。

0096

また、共通に寸法付けられた接続領域及びプレナム接続領域を有するプレナムチャンバと共に様々なサイズの鼻枕3130が使用されてもよいことも想定される。これは、患者をその患者の特定の生体構造、例えば鼻孔のサイズ及び方向に最も良く適合するように寸法付けられたプレナムチャンバ3200及び枕3130と適合させることができるようにするという利点を有する。

0097

本技術の1つの形態において、シール形成構造体3100は、患者の鼻の鼻柱領域で少なくとも部分的にシールを形成する。

0098

[鼻クレードル]
使用時に鼻枕3130の小部分が患者の鼻孔に入ってもよいが、別の形態のシール形成構造体3100は、使用時に、実質的に鼻の外側にある。図34に示される本技術の1つの形態では、患者インタフェース3000のシール形成構造体3100は、鼻孔内に入ることなく両方の鼻孔を取り囲むシールを患者の気道に対して形成するように構成されて配置される。シール形成構造体3100は、単一のオリフィス、例えば鼻クレードルを用いて両方の鼻孔を扱ってもよい。図34において、描かれた例に係るシール形成構造体3100は、その外周にわたって配置される鼻フランジ3101を含む。また、この図は、フレーム3310に対するプレナムチャンバ3200及びシール形成構造体3100の取り付けも示す。

0099

鼻枕3130は、患者の鼻孔のうちの一方に入り込むそれぞれの鼻枕3130の部分によって、患者インタフェース3000のための機械的な固定を行ってもよく、その結果、患者の鼻孔内へシールを物理的にキー止めし、これが鼻枕3130の安定性に寄与する。
また、鼻枕3130の柄部3150は、少なくともその一部が患者の鼻の下面で且つ患者の鼻孔の小部分内でシールを形成する鼻枕3130の円錐台3140から分離されてもよい。柄部3150は、鼻枕3130と患者の鼻孔との間の機械的な固定を維持しつつ屈曲して伸縮できる。

0100

一部の患者において、鼻クレードルは、鼻枕3130よりも快適であり或いは快適であると考えられる。これは、患者の鼻孔内に入り込まないと同時に、目立たない視覚的に魅力的な患者インタフェースを与えるからである。鼻クレードルにおいて、シール形成構造体3100は、患者の鼻孔内に物理的にキー止めするのではなく、患者の鼻に当接し、したがって、患者が動く際に鼻枕3130よりもシール破壊を来たし易い。また、鼻クレードルは、柄部3150を欠くため、チューブトルクにより引き起こされるシール破壊も来たし易い。治療活動中に(特に、2つのヘッドギア接続ポイントのみにより)鼻クレードルの安定性を維持することは、患者インタフェース3000の構成要素又は構成要素の組み合わせによって行われてもよく、これらの構成要素は、重量を減少させ、チューブトルクを切り離し、所定の場所でシール形成構造体3100の順応性を向上させ、及び/又は、所定の場所で或いは所定の軸線に沿って位置決め安定化構造体3300(例えばリジダイザアーム3302)の剛性、可撓性、及び、弾性を制御する。

0101

[鼻クレードルのための鼻クッション]
図223図232は、鼻クレードルクッションの形態を成すシール形成構造体3100を有する典型的な患者インタフェースシステム3000の幾つかの図を示す。図233a図233hは、患者1000に着用された鼻クレードルクッションの形態を成すシール形成構造体3100を有する典型的な患者インタフェースシステム3000の幾つかの図を示す。シール形成構造体3100は、患者の鼻の下部の周囲で、特に鼻翼及び鼻頂部の周囲でシールしてもよい。このシール形成構造体3100は、少なくとも部分的に、以下で更に詳しく論じられるガスチャンバ3104を画定してもよい。治療中、呼吸用ガスが、患者インタフェース3000からガスチャンバ3104を通じて鼻へ向けて患者に与えられてよい。患者インタフェース3000が患者に着用されるときにシール形成構造体3100が少なくとも部分的に患者の顔面と共にガスチャンバ3104を画定してもよく、該ガスチャンバ3104を通じて呼吸用ガスが陽圧で患者に与えられてもよいことが理解されるべきである。例えば、鼻クレードルの形態を成すシール形成構造体3100は、鼻梁よりも下側(例えば、鼻の骨と軟骨との間の移行領域)でシールしてもよく、或いは、患者の鼻頂部又はその下側、鼻の側面、及び/又は、上唇でシールしてもよい。本技術の他の例によれば、鼻クレードルクッションの形態を成すシール形成構造体3100は、鼻下周囲にわたってシールするように構造化されてもよい。言い換えると、空気圧シールが患者の鼻の下面と共に形成されてもよい。また、鼻クレードルクッションが鼻枕とは異なることも理解されるべきである。これは、鼻クレードルクッションが単一のオリフィスによって両方の鼻孔を扱うことができるとともに患者の鼻孔に入らないように構造化され得るからである。シール形成構造体3100が単一壁クッションであってもよく、又は、シール形成構造体3100が二重壁クッションであってもよく、例えば、シール形成構造体3100がアンダークッションを含んでもよい。或いは、患者の鼻の周囲に確実な空気圧シールを形成するために、アンダークッションが省かれるとともに、シール形成構造体3100の開口の周囲でロールエッジが使用されてもよい。

0102

シール形成構造体3100の両側に突出端部3114が見える。各突出端部3114は、患者1000に着用されるときに患者1000のそれぞれの鼻翼と鼻唇溝との間の隙間内でシールするべく患者インタフェース3000から延在するように形成されてもよい。
顔の表面形態を描く図2cは、鼻翼及び鼻唇溝の位置を示す。突出端部3144は、この領域でシールするように部分的に膨出し及び/又は変形してもよい。本技術の一例によれば、ガスチャンバ3104への開口よりも下側にあるシール形成構造体3100の凹状下部3212が上唇に対してシールしてもよい。凹状下部3212は、その領域でシールを形成するために患者の上唇の一部にほぼ適合するように湾曲されてもよい。凹状下部3212の形状を例えば図245cにおいて見ることができ、この場所でシール形成構造体3100は突出端部3114から内側に湾曲する。殆どの患者の上唇は凸状であるため、凹状下部3212は、効果的なシールを形成するように患者の顔のこの部位に容易に適合し得る。シール形成構造体3100の凹状下部3212は、患者の気道への加圧ガスの流入のための連続した経路を確保するべく使用時に患者の鼻孔を覆わないように形成されて寸法付けられてもよい。本技術の他の例によれば、シール形成構造体3100は、患者の上唇に対してシールするシール形成構造体3100の凹状下部3212で、例えば材料の厚さを減らすことによって軟化されてもよい。

0103

図233a図233hは、典型的な患者インタフェース3000が患者1000、特に鼻に対してどのようにシールし得るのかを示す。シール形成構造体3100が患者1000の鼻を挟むように形状が凹状を成してもよいことが理解されるべきである。陥凹部3116が患者の鼻の頂部を受けてもよく、また、突出端部3114が鼻翼及び鼻唇溝の領域でシールしてもよい。突出端部3114は、鼻翼が鼻唇溝付近の患者1000の顔面とつながる領域で患者の顔面及び鼻に対してシールしてもよい。(図2c、2d、2f参照)殆どの患者において、この領域は形状が凹状であり、したがって、突出端部3114は、この領域へと延在してこの領域と接触することにより空気圧シールを形成するようになっている。突出端部支持部分3208が、突出端部3114の領域でシール形成構造体3100を支持して、この領域でシールを維持するのに役立ってもよいとともに、アンダークッションのように機能してもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100と一体に形成されてもよい。突出端部支持部分3208及び突出端部3114は、位置決め安定構造体化3300により張力が印加されるときに患者インタフェース3000のための回動点として機能してもよい。この回動点は、患者インタフェース3000を患者の顔面に当て付けて安定させるのに役立つベクトルに沿って位置されてもよい。また、回動点は、患者インタフェース3000を患者の顔面に対して垂直に位置決めする仕方を患者1000が決定するのを助ける機能部として機能してもよい。言い換えると、突出端部3114は、突出端部3114の相対的な剛性に起因してシール形成構造体3100を患者の顔面と係合させるべき場所に関する物理的な表示を患者1000に与えてもよい。別の例において、シール形成構造体3100は、突出端部支持部分3208を含まずに、ガスチャンバ3104への開口の周囲にわたってロールエッジを含んでもよい。更なる別の例では、シール形成構造体3100にロールエッジ又は突出端部支持部分3208が設けられなくてもよい。

0104

図223図232は、陥凹部3116がシール形成構造体3100に含まれてもよいことも示す。この陥凹部3116は、患者1000の鼻の頂部を受けるためにガスチャンバ3104内へ延在する内方成形部分を備えてもよい。陥凹部3116は、シール形成構造体3100の形状が患者の鼻に更に良好に適合できるようにすることによって治療中に患者1000の鼻の頂部の周囲及び頂部の下側でシールを高めてもよい。シール形成構造体3100は、該シール形成構造体3100への開口で陥凹部3116付近に、シール形成構造体3100が患者の鼻の頂部に更に良好に適合できるとともに患者の鼻の頂部の周囲でシールできるようにする張り出し部を含んでもよい。

0105

シール形成構造体3100は、患者1000の鼻の一部、特に鼻頂部を取り囲んでもよい。ガスチャンバ3104は、シール形成構造体3100と患者の顔面とによって形成されてもよい。

0106

本技術の一例に係る患者インタフェース3000は、従来の鼻フェースマスクよりも目立たない顔面上の表面積占有領域を有する。一部の患者にとって、それは閉所恐怖症も殆ど感じない。また、障害物が少ない特定の領域は重要である。これは、ベッドパートナーがマスクを見るときに該マスクがあまり医用に見えず顔面を「開放する」ことから、これらの領域がベッドパートナーに対してかなり有益な心理的影響を与えることが分かっているからである。患者の観点から、典型的な患者インタフェース3000は、患者の視界の中にない或いは患者の視界からかなり減らされる。これは、シール形成構造体3100が患者の鼻梁よりも下側でシールするからである。これにより、患者は、患者インタフェース3000を着用した後、眠りにつく前に本を読むとき或いはテレビを観るときに眼鏡を着用できる。鼻梁よりも下側でシールすることにより、皮膚が薄く圧力に敏感であるとともに血流阻害に起因する皮膚損傷の機会が高い領域で、炎症を回避することができる。他の利点は、鼻梁よりも上側の患者間人体測定学的変動を考慮する必要がなく、また、マスク適合範囲のための焦点を上唇領域の周囲の人体測定学的変動へと向けることができるという点かもしれない。また、一部の他のフルフェースマスクとは異なり、患者インタフェース3000は、圧点軽減を行うために必要とされるかもしれない前頭支持体を要さない場合がある。これは、前頭支持体が圧点及び皮膚損傷の根源になるという問題も回避できる。このタイプのシール形成構造体3100は、鼻枕3130を快適であると感じない呼吸治療患者のための代替物をそれが与えるという点においても有益かもしれない。

0107

解剖学的に、図2h及び図2iは、患者の鼻梁を画定すると理解されてもよい鼻骨と軟骨との間の移行領域の位置に関する表示のために参照されてもよい。このように、典型的なシール形成構造体3100は、鼻のより柔らかい組織、例えば脂肪組織又は軟骨と接触した状態で患者1000の鼻の外周にわたってシールしてもよい。これらの軟組織で鼻とのシールを形成することにより、さもなければ更に硬質の鼻構造、すなわち、骨の周囲/骨上にわたってシールが形成される場合に起こるであろう患者1000の皮膚の炎症を回避できる場合がある。言い換えると、鼻梁よりも下側でシールすることにより、患者の不快感を最小限に抑えることができる。また、鼻のこの領域の周囲にシール形成構造体3100のシールを位置付けることにより、効果的なシールを形成することができる。これは、鼻組織及びシール形成構造体3100がシールを形成するために互いに適合できるからである。シール形成構造体3100は主に鼻に適合できる。

0108

本技術の一例によれば、シール形成構造体3100は、クッションが当て付いてシールする顔面上で最も高いポイントである鼻頂部(鼻尖)上で或いはその付近でシールするように構造化されてもよい。また、シール形成構造体3100は、患者の鼻の下外周面(鼻尖よりも下側)、頂部小葉インフラチップの小葉、鼻翼周縁(鼻孔への入口の周囲の肌)、及び、鼻翼頂部に当て付いてシールするように構造化されてもよい。また、シール形成構造体3100は、鼻翼頂部ポイント(鼻の下側角部)付近の領域でシールするように構造化されてもよい。また、シール形成構造体3100は、シール形成構造体3100が上唇紅部上でシールしないように上唇(唇の上側)よりも低くない部位でシールするべく構造化されてもよい。上唇/人中付近の領域は、シール形成構造体3100によりシールされる顔面上の最下点である。

0109

前述したシール機能部は、患者1000の顔面に当て付く突出端部3114の部位である。具体的には、突出端部3114は、鼻唇溝と鼻翼との間の領域でシールするシール形成構造体3100の延在部であってもよい。これらの解剖学的特徴図2cにおいて見ることができる。患者1000の個々の顔面構造に応じて、この領域は陥凹部に相当し得る。そのため、患者の鼻の周囲で適切なシールを形成するためにシール形成構造体3100からの延在が必要かもしれない。突出端部3114、好適には、この機能を果たすことができる。

0110

典型的な患者インタフェース3000の他のシール機能部は、シール形成構造体3100が患者1000の鼻の頂部を受けるための陥凹部3116である。具体的には、図233a図233hに示されるように、陥凹部3116が位置される領域で、患者1000の鼻の頂部を破線で見ることができる。シール形成構造体3100は、鼻の下面で鼻の外周に対してシールするように形成されてもよい。言い換えると、鼻に対してシール形成構造体3100により形成されるシールは、鼻の下方外周部に対するものとして特徴付けられてもよい。したがって、シール形成構造体3100のシール面が全体として鼻を受けるために凹状であってもよく或いはポケットを形成してもよく、また、シール形成構造体のシール面が鼻の頂部を受けるための陥凹部3116を更に含んでもよいことが理解され得る。

0111

シール形成構造体3100は、患者1000の鼻の頂部に対してシールしてもよい。ガスチャンバ3104は、呼吸用ガスが鼻孔を介して患者の気道に入るためのシールされた経路を与えるために、少なくとも部分的に、シール形成構造体3100と、プレナムチャンバ3200と、患者の鼻とによって画定されてもよい。

0112

一例において、本技術に係るシール形成構造体3100は、シリコーンなどの柔軟な可撓性のある弾性材料から構成される。本技術の他の例において、シール形成構造体3100、例えばシール形成構造体3100及びその張り出し部3206は発泡体から形成されてもよい。シール形成構造体3100は、本技術の更なる例によれば、発泡体、ゲル、柔軟なプラスチック、熱可塑性エラストマー、及び/又は、低デュロメータシリコーンを含む他の材料から形成されてもよい。

0113

図245a図245d図245g図245kは突出端部支持部分3208の例を示す。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100のそれぞれの突出端部3114と関連付けられてもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100とプレナムチャンバ3200とによって少なくとも部分的に画定されるガスチャンバ3104内へ延在すると理解されてもよい。そのような形態は、患者の顔面に対してシールするとともに、位置決め安定化構造体3300からの張力、チューブトルク、及び/又は、患者の動きに起因してシール形成構造体3100の他の領域が変形する前に突出端部3114が変形する可能性を最小限に抑えるべく、突出端部支持部分3208が突出端部3114のための十分な支持を行うことができるようにしてもよい。

0114

突出端部支持部分3208はシール形成構造体3100の両側に見ることができる。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100の突出端部3114の下側に位置されてもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100の突出端部3114を支持するために含まれてもよい。

0115

図234a図239に示されるように、突出端部3114は、シール形成構造体3100の両側に含まれてもよい。ガスチャンバ3104及び該ガスチャンバへの開口も見ることができる。図237a図237dに示されるように、ガスチャンバ3104への開口は、一般に、そのそれぞれの短辺3104.2及び長辺3104.1,3104.3で湾曲されてもよい長方形形状、菱形形状、又は、台形形状を有してもよい。開口の湾曲された短辺3104.2は、患者の鼻に当て付いて配置されるときに、それぞれの鼻翼に対して近位端側にあってもよい。また、この例でも、開口の遠位長辺3104.1は、鼻の頂部付近で患者の上唇に対して遠位端側にあってもよく、一方、近位長辺3104.3は、患者の上唇に対して近位端側にあってもよい。鼻の頂部を受けるように形成される陥凹部3116も示される。

0116

図271a図271lに描かれる例は、シール形成構造体3100が鼻スリング3213を含んでもよいことを示す。鼻スリング3213は、シール形成構造体3100の開口を2つの鼻孔ポート3214へと分割してもよい。各鼻孔ポート3214が患者1000の鼻孔に対応してもよい。言い換えると、加圧された呼吸用ガスの流れは、それぞれの鼻孔ポート3214を介して別々に患者1000の各鼻孔へと分かれて方向付けられてもよい。また、鼻スリング3213は、患者の鼻柱(図2fに示される)にほぼ適合するように構造化され、形成され、及び/又は、寸法付けられてもよい。また、鼻スリング3213は、シール形成構造体3100と患者の鼻との係合のための触覚視覚ガイドとして阻止する或いは機能してもよく、及び/又は、患者の鼻がガスチャンバ3104内へ延在しすぎる或いは突出しすぎることを防止してもよい。鼻スリング3213は、シール形成構造体3100よりも厚さが厚くてもよく、薄くてもよく、或いは、シール形成構造体3100に厚さが等しくてもよい。鼻スリング3213は、シール形成構造体3100と一体に形成されてもよい。鼻スリング3213は、シール形成構造体3100に対する更なる支持を患者の鼻にもたらしてもよい。また、鼻スリング3213は、シール形成構造体3100(これらの図に示されない)を患者の顔面とシール接触させた状態に保持するために位置決め安定化構造体3300により生み出される保持力を放散するのに役立ってもよい。この力の放散は、ひいては、シール形成構造体3100が患者の顔面と係合されるときにシール形成構造体3100の望ましくない変形を減少させるのに役立ってもよい。
鼻スリング3213は、ガスチャンバ3104内の空気圧に起因してシール形成構造体3100の上部及び下部が外側に撓ませられるのを防止するための物理的結合体として機能してもよい。

0117

また、鼻スリング3213は、シール形成構造体3100の鼻中隔レリーフ部として機能してもよい。鼻孔ポート3214は、患者の鼻気道を物理的に塞ぐことを回避するように寸法付けられて位置されてもよい。鼻孔ポート3214が楕円形状又は略半円形状を有してもよい。鼻孔ポート3214の幅は、シール形成構造体3100の幅に従って異なってもよい。鼻スリング3213は、シール形成構造体3100の全てのサイズに関して同じサイズ、例えば5mm幅を保ってもよい。例えば、小さいサイズのシール形成構造体3100に関して、各鼻孔ポート3214は、11.5mmの長さと、6.4mmの幅とを有してもよい。中間のサイズのシール形成構造体3100に関して、各鼻孔ポート3214は、11.5mmの長さと、9.9mmの幅とを有してもよい。大きいサイズのシール形成構造体3100に関して、各鼻孔ポート3214は、11.4mmの長さと、13.4mmの幅とを有してもよい。鼻孔ポート3214のこれらの挙げられた寸法は、±10%変化してもよい。鼻スリング3213は、鼻孔の周囲のそれぞれの領域を個別にシールできるように患者の鼻の鼻柱に沿ってシールしてもよい。或いは、鼻スリング3213は、シールを形成することなく患者の鼻柱と接触することにより鼻柱レリーフを形成してもよい。また、鼻スリング3213は、鼻スリング3213の長手方向軸線の方向でのシール形成構造体3100の変形を防止するためにシール形成構造体3100のための支持を行ってもよい。

0118

鼻スリング3213は、患者が自分の鼻をシール形成構造体3100とシール状態で係合させるための正しい深さ及び位置を習熟した後に除去できてもよい。
例えば、鼻スリング3213は、それがシール形成構造体3100の上側及び下側の中心部を容易な除去を促すように結合する壊れ易い接続部を有してもよい。或いは、鼻スリング3213が切断されて除去されてもよい。

0119

図234a図234cは、シール形成構造体3100が陥凹部3116からガスチャンバ3104への開口の遠位長辺3104.1に近づくにつれて僅かに上方へ湾曲し得ることを示す。陥凹部3116付近にあるシール形成構造体3100の前上部は、シール形成構造体3100が中央におけるよりもその両側で高いように、僅かな窪み或いは凹状領域をその中心に含む。また、この図は、患者1000の鼻がシール形成構造体3100に対してどのように位置され得るのかを示すために鼻の外形も破線で示す。シール形成構造体3100における頂部3118は、鼻孔の前方をシールする役目を果たす。頂部3118は、更に後方に位置してもよいが、鼻孔の周囲の領域に対してシールするべくバルーン効果を生み出すために徐々に大きく移行してもよい。遠位長辺3104.1は、シール形成構造体3100からめくり上げられてもよく、また、鼻と接触することによって鼻頂部でシールを高めてもよく、また、鼻を挟むことによって圧縮空気圧シールをもたらしてもよい。鼻の頂部を受けるように形成される陥凹部3116も示される。

0120

図235a図235cは、シール形成構造体3100の両側にある突出端部3114も示す。シール形成構造体3100の外形は、陥凹部3116からガスチャンバ3104への開口の遠位長辺3104.1に近づくにつれて下方に傾斜してもよい。シール形成構造体3100のこの例は、陥凹部3116付近で窪みを欠く。言い換えると、この例は、シール形成構造体3100が、陥凹部3116からガスチャンバ3104への開口の遠位長辺3104.1までの領域で、図234a図234cに示される例と比べて更に円形/更に丸みを帯びてもよいことを示す。

0121

図236a図236cは、ガスチャンバ3104への開口の形状が図234a図234c及び図235a図235cに示される例よりもバルーン状で丸みを帯びていてもよいことを示す。シール形成構造体3100は、該シール形成構造体3100の上面から滑らかに湾曲する側壁とは対照的に、直線状の側壁を有してもよい。直線状の側壁は、所定の上縁を有してもよく、また、シール形成構造体3100の安定性及び強度を高めてもよい。

0122

他の例において、シール形成構造体3100は、陥凹部3116付近に窪みを欠いてもよい。典型的なシール形成構造体3100の直線状の側壁が含まれてもよい。

0123

また、図234a図234c図235a図235c、及び、図236a図236cでは典型的なシール形成構造体3100がほぼ変形されていない状態で示されることも理解されるべきである。一部の図は、破線で示される鼻の形状との適合に起因して小量の変形を示す場合がある。したがって、シール形成構造体3100は、変形されないときに図示のような凹形状を有してもよい。

0124

また、図238a図238cに示されるように、厚さが変化する断面をシール形成構造体3100が有してもよいことも理解されるべきである。したがって、ガスチャンバ3104への開口付近のシール形成構造体3100の領域は、シール形成構造体3100がプレナムチャンバ3200に取り付く領域より薄くてもよい。好適には、これは、大きな量の接触が患者の鼻となされる部位にクッション材料の更に薄い、したがって更に順応性のある領域を設けることによって、より大きな快適さを患者1000に与えてもよい。

0125

第1の領域3112.1はガスチャンバ3104への開口付近にあってもよく、また、第2の領域3112.3はプレナムチャンバ3200との接続部付近にあってもよい。第3の領域3112.2は、シール形成構造体3100の上側外周付近で最も高い領域であってもよい。

0126

シール形成構造体3100においては第1の領域3112.1から第2の領域3112.3まで滑らかに変化する厚さが与えられる。また、厚さxが厚さzより薄くてもよい。
第3の領域3112.2が第1及び第2の領域3112.1,3112.3よりも急激に厚くなってもよい。また、厚さxが厚さzより薄くても良く、また、厚さyが厚さx,zより厚くてもよい。第3の領域3112.2が第1及び第2の領域3112.1,3112.3よりも急激に厚くなってもよい。また、厚さzが厚さxより薄くても良く、また、厚さyが厚さx,zより厚くてもよい。

0127

図239は、本技術に係る他の典型的なシール形成構造体3100を示し、ガスチャンバ3104への開口及び突出端部3114は、シール形成構造体3100の方向の理解を可能にするように示される。シール形成構造体3100の厚さが変化し得る場所をより良く示すために、様々な厚さの領域が異なってハッチングされる。第1の接触領域3113は、鼻の頂部に容易に適合できるように最も薄くてもよい。第1の接触領域3113は、本技術の一例によれば、約0.35mmの厚さを有してもよい。第2の接触領域3115は、より大きな支持をシール形成構造体3100に与えるために更に厚くてもよい。第2の接触領域3115は、本技術の一例によれば、約0.5mmの厚さを有してもよい。第3の接触領域3117は、最大の支持、変形に対する抵抗を与えるとともに、患者1000の鼻翼で効果的なシールを確保するために、他の領域より厚くてもよい。第3の接触領域3117は、本技術の一例によれば、約1mmの厚さを有してもよい。

0128

シール形成構造体3100の下端角部、例えば突出端部3114は、該下端角部における変形を防止する或いは最小限に抑えるためにシール形成構造体3100の他の領域と比べて剛性が高くてもよい。シール形成構造体3100の下端角部でより高いレベルの剛性を有することにより、特に治療活動中にチューブトルクを受けるときに、患者の鼻の下端角部付近のシール形成構造体3100のこれらの位置でシールに支障を来す可能性が低くなる。

0129

図245a図245kは本技術の更なる例を描く。これらの図において、シール形成構造体3100、プレナムチャンバ3200、及び、保持構造体3242は、フレーム3310(これらの図には示されない)から取り外されて示される。これらの図は、突出端部3114を患者1000の鼻と係合されるときに支持するためにシール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200から内側に延在する突出端部支持部分3208を示す。突出端部支持部分3208は、患者インタフェース3000の内部へと延在する中空突出部の形態を成してもよい。図245dにおいて分かるように、突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200の側部に形成されるポケットと見なされてもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200と一体に形成されてもよい。別の例において、突出端部支持部分3208は、中空でなくてもよく、むしろ、シール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200と一体に形成される中実の延在部であってもよく、また、突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100及び/又はプレナムチャンバ3200の内面から延在してもよい。

0130

また、突出端部支持部分3208がシール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200よりも硬質の材料から構成される更なる支持構造体を含んでもよいことも想定される。本技術の1つの例によれば、患者インタフェース3000が患者の鼻とシール状態で係合されないときに突出端部支持部分3208の側部がシール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200から離間されてもよいことが理解されるべきである。患者1000が患者インタフェース3000を着用すると、シール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200が変形されてもよく、また、突出端部3114が突出端部支持部分3208に押し付けられてもよく、それにより、突出端部3114の潰れを防止するとともに、突出端部3114を患者1000に対して支持する。例えば、突出端部支持部分3208は、鼻翼と患者の顔面との間の接合部での患者の顔面とのシール係合に起因して突出端部3114が変形されるにつれてそれぞれの突出端部3114を支持してもよい。

0131

また、突出端部支持部分3208は、該突出端部支持部分3208がガスチャンバ3104内へ延在するにつれて突出端部支持部分3208の断面積が減少するような外形を有してもよい。図245g及び図245i図245kに示されるようにガスチャンバ3104内へ延在する突出端部支持部分3208の端部は平坦であってもよく、或いは、代わりに、突出端部支持部分3208の先が細くなってもよい。突出端部支持部分3208を画定する壁は、ガスチャンバ3104へ向かって厚さが増大し或いは減少してもよい。また、突出端部支持部分3208が湾曲される外形を有してもよいことが想定される。例えば、突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100が弛緩状態にあるときに突出端部3114と直接に接触しない状態で、それらのそれぞれの突出端部3114の外形をほぼ辿るように湾曲される外形を有してもよい。図245g及び図245i図245kにおいて分かるように、例えば、突出端部支持部分3208は、それぞれの突出端部3114から離れるように保持構造体3242へ向かって概ね湾曲される外形を有してもよい。

0132

図271a図271lは、突出端部支持部分3208を伴う本技術の他の例を描く。突出端部支持部分3208は、それぞれの突出端部3114を支持するように構造化され、形成され、及び/又は、寸法付けられてもよい。突出端部支持部分3208は、突出端部3114付近のシール形成構造体3100内に位置されてもよい。図271j図271lにおいて分かるように、突出端部支持部分3208はU形の断面形状を有してもよい。図271g図271i、及び、図271lにおいて分かるように、それぞれの突出端部3114と対向する突出端部支持部分3208の表面は、突出端部3114が圧縮されるときにそれぞれの突出端部3114と略適合するように湾曲されてもよい。図271i及び図271lにおいて分かるように、突出端部支持部分3208の断面積は、突出端部支持部分3208がシール形成構造体3100から離れるように延在するにつれて減少してもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100と一体に形成されてもよい。突出端部支持部分3208が別の断面形状を有してもよい。例えば、断面形状は、円形、卵形、楕円形、長方形、正方形四辺形、又は、他の多角形であってもよい。突出端部支持部分3208は、中実の突出部を成してもよく、或いは、中空であってもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100の内部から片持ち梁態様で延在してもよい。突出端部支持部分3208は、シール形成構造体3100よりも厚さが厚くてもよく、薄くてもよく、或いは、シール形成構造体3100に厚さが等しくてもよい。突出端部支持部分3208は、それらの長さに沿って一定の厚さ或いは可変の厚さを有してもよい。突出端部支持部分3208の異なる側が異なる厚さを有してもよい。

0133

図245f図245hは、シール形成構造体3100が厚肉部分3204を含んでもよいことを示す。これらの厚肉部分3204は、シール形成構造体が患者1000の鼻及び顔面とシール係合状態にあるときにシール形成構造体3100に対して更なる支持を与えてもよい。厚肉部分3204は、シール形成構造体3100が患者の顔面と係合するときに厚肉部分が患者の鼻唇溝付近にあるような位置でシール形成構造体3100の両側に配置されてもよい。また、厚肉部分3204は、シール力又は過度なヘッドギア張力に起因するシール形成構造体3100の潰れを防止することによって患者の鼻の鼻翼の周囲でシールするのに役立ってもよい。厚肉部分3204がシール形成構造体3100と一体に形成されてもよい。また、厚肉部分3204は、シール形成構造体3100が患者の鼻及び顔面と係合するときに厚肉部分3204が少なくとも部分的にそれぞれの突出端部支持部分3208に押し付けられ得るようにシール形成構造体3100に位置されてもよい。
厚肉部分3204は、シール形成構造体3100の残りの部分の厚さよりも大きい一定の厚さを全体にわたって有してもよい。或いは、厚肉部分3204は、その範囲全体にわたって変化し得る厚さを有してもよい。

0134

また、図245a図245c−245f,図245h図245i及び図245kは、シール形成構造体3100が患者1000の鼻頂部に対してシールするための張り出し部3206を含んでもよいことも示す。張り出し部3206は、シール形成構造体3100の残りの部分に対して減少された厚さを有してもよく、また、張り出し部3206は、患者の鼻の前部、例えば鼻の頂部の周囲にシールを形成するように位置されて構造化されてもよい。張り出し部3206がかなりの距離にわたって延在してもよく、例えば、図245dの側面図において張り出し部3206を見ることができる。

0135

図245a図245b図245d図245f図245h図245i及び図245kは、順応領域3122を含んでもよいシール形成構造体3100の例を示す。順応領域3122は、シール形成構造体3100の他の部分と比べて相対的に柔軟であり、可撓性があり、及び/又は、順応性があってもよい。順応領域3122の相対的な可撓性は、それが鼻の頂部及び鼻中隔の領域で患者1000に対する不快感を軽減するのに役立ち得るという点において有利な場合がある。順応領域3122は、シール形成構造体3100の他の部分と比べて相対的に薄くてもよく、したがって、鼻の頂部に当て付いて包み込む及び/又は鼻の頂部と接触することによって鼻の頂部で効果的なシールを維持するべく機械的なばねのように機能してもよい。例えば図245dにおいて分かるように、順応領域3122は、シール形成構造体3100がプレナムチャンバ3200へと移行する上頂部でシール形成構造体3100に位置されてもよい。順応領域3122は、陥凹部3116よりも上側のシール形成構造体3100に位置されてもよい。また、順応領域3122が陥凹部3116に一体化してもよい。例えば図245eにおいて分かるように、順応領域3122は、シール形成構造体3100のほぼ中心に水平方向で位置されてもよい。シール形成構造体3100は、本技術の一例によれば約0.35mmの厚さを順応領域3122で有してもよく、また、シール形成構造体3100の最も薄い領域のうちの1つであってもよい。

0136

また、図245a図245kにおける図は、切り欠き3295及び舌部3211を有する保持構造体3242も示す。また、これらの図はシールリップ3250を示す。

0137

また、シール形成構造体3100は、鼻の適切な挿入深さを患者1000に示すためにシール形成構造体上にパッド印刷される視覚的指標を含んでもよい。例えば、視覚的指標は、患者の鼻がシール形成構造体3100に対して位置合わせすべき場所を患者に示すために鼻の外形を含んでもよい。そのような視覚的指標は、患者が鼻をシール形成構造体3100内へ深く挿入しすぎることにより次善のシールをもたらさないように鼻をシール形成構造体3100内に配置すべき場所を患者に知らせてもよい。

0138

6.3.3プレナムチャンバ3200
本技術の1つの形態の一態様に係るプレナムチャンバ3200は、2つの鼻孔間での空気の流れとPAP装置4000から短チューブ4180を介した空気の供給とを可能にするように機能する。短チューブ4180は、一般に、PAP装置4000に接続される長チューブ(更なるガス送出チューブ)4178及び接続ポート3600を介してフレーム3310に接続する空気回路4170の一部である。このようにすると、プレナムチャンバ3200は、呼吸サイクルの吸気部分の最中には吸気マニホールドとして、及び/又は、呼吸サイクルの呼気部分の最中には排気マニホールドとして、交互に機能し得る。

0139

プレナムチャンバ3200はエラストマー材料から構成されてもよい。

0140

プレナムチャンバ3200は、本技術の1つの形態の他の態様によれば、シール形成構造体3100と位置決め安定化構造体3300との間にクッション機能を与える。

0141

プレナムチャンバ3200の1つの形態では、同じ物理的な構成要素によって入口/出口マニホールド機能及びクッション機能が果たされるが、本技術の別の形態では、これらの機能が2つ以上の構成要素によって形成される。

0142

シール形成構造体3100及びプレナムチャンバ3200は、単一の一体の構成要素として形成され、例えば成形されてもよい。

0143

プレナムチャンバ3200は前壁3210と後壁3220とを備える。

0144

後壁3220は後面3222を備える(図8参照)。本技術の1つの形態において、シール形成構造体3100は、図18及び図19において分かるように、使用時に後面3222が患者の鼻中隔及び/又は上唇から離間されるように後壁3220に対して構成されて配置される。1つの形態では、例えばシール形成構造体3100が鼻枕3130を含むときに、これは、図8に示されるように後面3222によって、後面3222が鼻枕3130の最後部3130.1の前方にあるように後壁3220を配置することによって達成される。また、この構成は、鼻中隔及び/又は上唇が患者インタフェース3000との接触から解放されるため、シール力を患者1000の鼻孔に集中させることもできる。

0145

また、プレナムチャンバ3200は、シール形成構造体3100との接続部を形成する屈曲領域3230(図9)も備える。屈曲領域3230は、前壁3210及び/又は後壁3220とは別個の領域であってもよい。或いは、それぞれの前壁3210及び後壁3220の一部又は全部が屈曲領域3230の一部を形成してもよい。シール形成構造体3100がそれぞれの左右の鼻枕3130を備える本技術の1つの形態では、対応するそれぞれの左屈曲領域3232と右屈曲領域3234(図4)とが存在する。屈曲領域3230,3232,3234は、患者インタフェース3000の使用時に直面される力、例えばチューブ抵抗力に応じて、又は、患者の頭部の動きに応じて、例えば患者インタフェース3000をベッドの枕に押し付けることに応じて曲がる及び/又は屈曲するように構成されて配置される。屈曲領域3230、左屈曲領域3232、及び/又は、右屈曲領域3234は、例えば約35−約45の範囲内のA型圧入硬度を有するシリコーンゴムから構成されてもよい。しかしながら、更に幅広い範囲の圧入硬度が、それに応じて同様のレベルの力を得るべく壁3210,3220の厚さが調整されれば可能である。

0146

図4図7図8図10、及び、図11において見られ得る本技術の他の態様では、プレナムチャンバ3200がサドル領域又は分離領域3236を有する。図4において分かるように、屈曲領域3230は、左屈曲領域3232と右屈曲領域3234との間に位置されてもよい分離領域3236を備えてもよい。分離領域3236は、形状が凹状であってもよく、前壁3210から後壁3220にまで及んでもよい。前述したように分離領域3236を有するプレナムチャンバ3200を形成することにより、屈曲領域の一方における動きが他方の屈曲領域に実質的に影響を与えないように左屈曲領域3232を右屈曲領域3234から分離できてもよい。言い換えると、左屈曲領域3232の変形及び/又は座屈が右屈曲領域3234に支障を来すことがなく、逆もまた同様である。好適には、これにより、支障を来さない屈曲領域と関連する鼻枕3130は、他方の屈曲領域が支障を来すにもかかわらず、患者の対応する鼻孔上の適所にとどまることができる。分離領域3236は、柄部3150間で凹状を成すことにより、鼻中隔との接触を回避できる。
また、分離領域3236は、この領域で所望の大きさの可撓性を可能にするべくプレナムチャンバ3200の最も薄い領域であってもよい。或いは、分離領域3236は、プレナムチャンバ3200の最も厚い領域であってもよい。サドル領域3236に深い曲率を与えることにより、鼻中隔及び/又は上唇接触を最小にして及び/又は回避して、患者の快適さを向上させることができる。サドル領域3236は、U形状又はV形状であってもよく、また、その頂点で約70°−約120°の鼻唇角を有する。サドル領域3236は、患者の鼻中隔付近のクリアランスのために、深さが約0.5mm〜約2.5mmであってもよい。

0147

後壁3220は、患者インタフェース3000の使用時に、図18及び図19の場合のように、患者の上側の唇又は上唇と隣り合って配置されてもよい。

0148

1つの形態では、プレナムチャンバ3200がシールリップ3250(図6)を更に備えてもよい。シールリップ3250は、可撓性のある弾性材料、例えば約30−約50の範囲内のA型硬度を有するシリコーンゴムから構成されてもよく、それにより、比較的柔軟な構成要素を形成する。図5図6、及び、図8に示されるように、シールリップ3250は、プレナムチャンバ3200の内面又は内周に位置され或いは内面又は内周の一部として形成されてもよく、或いは、プレナムチャンバ3200の内周領域全体に位置されてもよい。しかしながら、シールリップ3250がプレナムチャンバ3200の外面又は外周にわたって或いはプレナムチャンバ3200の外周領域全体にわたって配置されてもよいことも想定される。シールリップ3250は、以下で更に詳しく説明されるように、プレナムチャンバ3200とフレーム3310との間に空気圧シールを形成してもよい。
シールリップ3250及びプレナムチャンバ3200が一体部品を成してもよい。他の患者インタフェース装置は、プレナムチャンバをフレームに係合させると同時に空気圧シールをもたらすべくプレナムチャンバを圧縮するためのシリコーンなどの弾性変形可能な材料から形成される圧縮シールを使用して、プレナムチャンバとフレームとの間に空気圧シールを形成する。一方、本技術の1つの例は、プレナムチャンバ3200が最初にフレーム3310に固定されるときにフレーム3310に当て付いて撓むシールリップ3250からの干渉によって空気圧シールを形成する。呼吸障害を処置するためにプレナムチャンバ3200内の圧力が大気圧を上回って増大されると、より大きな力によってシールリップ3250がフレーム3310に押し付けられるため、空気圧シールが強化されてシール力を高める。これらの他の患者インタフェース装置のクッション/プレナムチャンバ内の空気圧は、クッションとフレームとの間のシール力に影響を及ぼさない。また、これらの他の患者インタフェース装置は、フレームと係合するための側壁とシールリップとを伴うクッションを有し、側壁及びシールリップは、それらが指圧に容易に順応するため軟質であり、硬質ではないとともに、僅かな労力で弾性的に伸ばすことができ或いは曲げることができる。特に、鼻クッションのサイズ及びアスペクト比が比較的大きいため、これがクッションの軟質性に寄与する。フレーム係合のための側壁は、非常に軟質であるため、非常に僅かな指力でクッションの両側を一緒につまんで互いに接触させることができる。フレーム係合のための側壁の変形のこの容易さは、これらの他の患者インタフェースにおいては、手に関節炎を伴う患者がクッションをフレームに素早く接続する困難さの主な根源となる場合がある。また、十分な剛性を有する前述したプレナムチャンバ3200の特徴を形成することにより、シール形成構造体により形成されるシールの安定性を向上させることができる場合があることも理解されるべきである。また、プレナムチャンバがプレナム接続領域3240からシール形成構造体3100へ向かって次第に薄くなるようにプレナムチャンバ3200の厚さを変えることができてもよい。本技術の1つの例において、プレナムチャンバ3200は、プレナム接続領域3240又はその近傍で約2−3mm厚であってもよく、プレナム接続領域3240とシール形成構造体3100との間のポイントで1mm厚であってもよく、及び、シール形成構造体3100又はその近傍で0.75mm厚であってもよい。これらの特徴を有するプレナムチャンバ3200の形成が射出成形製造によって達成されてもよい。プレナムチャンバ3200の厚さにおけるこの漸進的な減少は、柄部3150及び患者の鼻により近いシリコーン材料のより大きな変形能を可能にして、快適さを高めるとともに、シール破壊の可能性を減少させる。

0149

一部の鼻枕患者インタフェースは、(i)プレナムチャンバ、(ii)ヘッドギア接続、及び、(iii)シール形成構造体の組み付け順序を有する。一方、本技術の患者インタフェース3000の1つの例は、(i)ヘッドギア接続、(ii)プレナムチャンバ、及び、(iii)シール形成構造体の組み付け順序を有する。配置におけるこの違いは、シール力に支障を来す場合があるプレナムチャンバ3200及びシール形成構造体3100の変形をヘッドギア張力が引き起こさないことを意味する。

0150

[フレーム]
図4図10図75図76、及び、図166に示されるように、フレーム3310は中心ハブとして機能し、この中心ハブには、短チューブ4180、プレナムチャンバ3200、及び、位置決め安定化構造体3300が取り外し可能な態様で或いはより恒久的な態様で接続される。

0151

また、図31図33は、ストラップ3301を有する位置決め安定化構造体3300に対して可撓性ジョイント3305を介して接続されるフレーム3310の様々な図を示す。これらの図は、プレナムチャンバ3200及びシール形成構造体3100を伴わないフレーム3310を示す。接続ポート3600及びベント3400は、いずれも以下で更に詳しく説明されるが、フレーム3310上に配置されてもよい。

0152

技術の1つの例では、フレーム3310がポリプロピレンから形成されてもよい。

0153

技術の他の例では、フレーム3310が1つのサイズで形成されてもよいが、プレナムチャンバ3200及びシール形成構造体3100は、本明細書中に記載される共通に寸法付けられた接続機能部によって単一のフレームに取り付けることができる複数のサイズで形成されてもよい。

0154

技術の一例において、フレーム3310は、それが成形された後に屈曲を伴わずに金型から除去され得るように逃げ溝を何ら伴うことなく成形されてもよい。

0155

[プレナムチャンバとフレームとの間の接続]
本技術の1つの形態において、プレナムチャンバ3200は、例えば洗浄を容易にするため、又は、異なって寸法付けられたシール形成構造体3100のために交換するべく、フレーム3310に対して取り外し可能に取り付けることができる。これにより、プレナムチャンバ3200をフレーム3310及び短チューブ4180よりも頻繁に洗って洗浄できるようにしてもよい。また、それにより、プレナムチャンバ3200をストラップ3301とは別個に洗って洗浄できるようにしてもよい。別の形態では、プレナムチャンバ3200をフレーム3310から容易に取り外すことができない。

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