図面 (/)

技術 吸収性物品

出願人 大王製紙株式会社
発明者 浦川航
出願日 2018年9月18日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-174218
公開日 2020年3月26日 (8ヶ月経過) 公開番号 2020-044046
状態 未査定
技術分野 吸収性物品とその支持具
主要キーワード 本パッド 圧縮計 製品全長 加圧面積 付根部分 粘着ゴム 液体遮断性 内装体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

厚みの増加を抑制しつつ、簡素な構造でトップシートの前後方向の端からの漏れだしを防止する。

解決手段

上記課題は、吸収体13よりも前後両方の端から延び出るとともに、吸収体13よりも前後両側の各折り位置31で表側に折り返された折り返し部分30を有しており、折り返し部分30は、その裏側に対向する面に、幅方向WDの両端部で固定されており、液不透過性シート12は、吸収体13の裏側から折り位置31まで延びる第1部分12aと、折り位置31で表側に折り返され、折り返し部分30における折り位置31と反対側の端まで延びた第2部分12bとを有しており、トップシート11における折り位置31側の端は、液不透過性シート12における第1部分12aと第2部分12bとの間に位置している、ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ100により解決される。

概要

背景

一般的な吸収性物品は、尿などの排泄物の液分を吸収する吸収体と、吸収体の表側を覆う液透過性トップシートと、吸収体の裏側を覆う液不透過性シートとを有する。排泄物の液分はトップシートを透過して吸収体に至り、吸収体に吸収及び保持される。液不透過性シートは排泄物の液分が裏側に抜け出ることを防止する。

吸収性物品における重要な問題の一つは排泄物の漏れである。排泄物の漏れには、様々なものがある。本発明者は、トップシートの前端及び後端と、液不透過性シートの前端及び後端とがそれぞれ一致している場合に特有の漏れを知見した。すなわち、このような吸収性物品では、排泄物の液分がトップシート内を染み通り、トップシートの前端又は後端から液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出てしまう。吸収性物品においては、液不透過性シートの前端よりも前方及び後端よりも後方に、十分な液体遮断性を有するシートが存在していることはほとんどないため、排泄物の液分が液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出ると、下着や肌を汚してしまう可能性が高い。ほとんど多くのパッドタイプ使い捨ておむつや、テープタイプ使い捨ておむつ生理用ナプキンのように、トップシート及び液不透過性シートの前後端が製品の前後端に一致する製品では、排泄物の液分が液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出ることは、下着や肌を汚してしまうことに直結する。

このような漏れを防止するための手段としては、従来、前後端部にいわゆる立体ギャザーを設けるものが知られているが、構造が複雑になり、製品コストも高いものとならざるをえない。

これに対して、特許文献1記載のもののように、製品の後端部を吸収体を含めて前後方向中央側に折り返すと、構造は複雑とならず、製品コストの増加は少ないものとなる。

しかし、特許文献1記載のものは、製品の後端部を吸収体を含めて前後方向中央側に折り返すため、折り返し部分の厚みが極端に厚くなり、装着感が悪化するおそれがある。また、特許文献1記載のもののように、一部が極端に厚いものでは、多数の製品をまとめて取り扱う際に嵩張るため、輸送梱包収納の効率が悪くなることも問題である。

概要

厚みの増加を抑制しつつ、簡素な構造でトップシートの前後方向の端からの漏れだしを防止する。上記課題は、吸収体13よりも前後両方の端から延び出るとともに、吸収体13よりも前後両側の各折り位置31で表側に折り返された折り返し部分30を有しており、折り返し部分30は、その裏側に対向する面に、幅方向WDの両端部で固定されており、液不透過性シート12は、吸収体13の裏側から折り位置31まで延びる第1部分12aと、折り位置31で表側に折り返され、折り返し部分30における折り位置31と反対側の端まで延びた第2部分12bとを有しており、トップシート11における折り位置31側の端は、液不透過性シート12における第1部分12aと第2部分12bとの間に位置している、ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ100により解決される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

排泄物の液分を吸収する吸収体と、吸収体の表側を覆う液透過性トップシートと、吸収体の裏側を覆う液不透過性シートとを有する、吸収性物品において、前記吸収体よりも前後少なくとも一方の端から延び出るとともに、前記吸収体よりも前後少なくとも一方側の折り位置で表側に折り返された折り返し部分を有しており、前記折り返し部分は、その裏側に対向する面に、幅方向の少なくとも一部で固定されており、前記液不透過性シートは、前記吸収体の裏側から前記折り位置まで延びる第1部分と、前記折り位置で表側に折り返され、前記折り返し部分における前記折り位置と反対側の端まで延びた第2部分とを有しており、前記トップシートにおける前記折り位置側の端は、前記液不透過性シートにおける前記第1部分と前記第2部分との間に位置している、ことを特徴とする吸収性物品。

請求項2

前記折り位置は、前記吸収体における前記折り位置側の端から離れており、前記折り返し部分における前記折り位置と反対側の端は、前記吸収体より前記折り位置側に離れている、請求項1記載の吸収性物品。

請求項3

前記トップシートは、前記吸収体の表側から前記吸収体よりも前後少なくとも一方側の折り位置まで延びる第1部分と、前記折り返し部分における前記折り位置と反対側の端まで延びた第2部分とを有しており、前記折り返し部分は、前記吸収体における前記折り位置側の端部と重なる位置まで延びている、請求項1又は2記載の吸収性物品。

請求項4

前記折り返し部分は、幅方向の両端部が裏側に対向する面に固定された固定部と、これら固定部の間に位置し、裏側に対向する面に固定されていない自由部とを有しており、前記吸収体は、前記自由部と重なる部分を有し、前記固定部と重なる部分を有しない、請求項3記載の吸収性物品。

請求項5

表面の両側部から起き上がる起き上がりギャザーを有し、前記起き上がりギャザーは、当該吸収性物品の側部の表面又は裏面に固定された付根部分と、この付根部分から当該吸収性物品の表面上に延びた本体部分と、前記本体部分の前端部及び後端部がそれぞれ倒伏状態に固定されて形成された倒伏部分と、前記本体部分における前後の倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分とを有し、前記起き上がりギャザーは、前記折り返し部分と重なる部分は、前記折り返し部分の表側に位置している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。

請求項6

前記トップシートは、前記吸収体の表側から、前記吸収体における前記折り位置側の端と前記折り位置との間まで折り返されることなく延びている、請求項1又は2の記載の吸収性物品。

請求項7

前記折り位置は、当該吸収性物品の前端及び後端の少なくとも一方に位置している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。

請求項8

前身から後身頃にわたる一体的な外装体、又は前身頃及び後身頃に別々に設けられた外装体と、前身頃から股間部を通り後身頃にわたるように外装体に取り付けられた内装体と、前身頃における外装体の両側部と後身頃における外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、ウエスト開口及び左右一対脚開口とを備えた、パンツタイプ吸収性物品であり、前記内装体は、前記吸収体、前記トップシート、及び液不透過性シートを有するとともに、前記折り返し部分を有している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。

技術分野

0001

本発明は、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。

背景技術

0002

一般的な吸収性物品は、尿などの排泄物の液分を吸収する吸収体と、吸収体の表側を覆う液透過性トップシートと、吸収体の裏側を覆う液不透過性シートとを有する。排泄物の液分はトップシートを透過して吸収体に至り、吸収体に吸収及び保持される。液不透過性シートは排泄物の液分が裏側に抜け出ることを防止する。

0003

吸収性物品における重要な問題の一つは排泄物の漏れである。排泄物の漏れには、様々なものがある。本発明者は、トップシートの前端及び後端と、液不透過性シートの前端及び後端とがそれぞれ一致している場合に特有の漏れを知見した。すなわち、このような吸収性物品では、排泄物の液分がトップシート内を染み通り、トップシートの前端又は後端から液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出てしまう。吸収性物品においては、液不透過性シートの前端よりも前方及び後端よりも後方に、十分な液体遮断性を有するシートが存在していることはほとんどないため、排泄物の液分が液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出ると、下着や肌を汚してしまう可能性が高い。ほとんど多くのパッドタイプ使い捨ておむつや、テープタイプ使い捨ておむつ、生理用ナプキンのように、トップシート及び液不透過性シートの前後端が製品の前後端に一致する製品では、排泄物の液分が液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出ることは、下着や肌を汚してしまうことに直結する。

0004

このような漏れを防止するための手段としては、従来、前後端部にいわゆる立体ギャザーを設けるものが知られているが、構造が複雑になり、製品コストも高いものとならざるをえない。

0005

これに対して、特許文献1記載のもののように、製品の後端部を吸収体を含めて前後方向中央側に折り返すと、構造は複雑とならず、製品コストの増加は少ないものとなる。

0006

しかし、特許文献1記載のものは、製品の後端部を吸収体を含めて前後方向中央側に折り返すため、折り返し部分の厚みが極端に厚くなり、装着感が悪化するおそれがある。また、特許文献1記載のもののように、一部が極端に厚いものでは、多数の製品をまとめて取り扱う際に嵩張るため、輸送梱包収納の効率が悪くなることも問題である。

先行技術

0007

特開2009−6019号公報
特開2007−259923号公報

発明が解決しようとする課題

0008

そこで、本発明の主たる課題は、厚みの増加を抑制しつつ、簡素な構造でトップシートの前後方向の端からの漏れだしを防止すること等にある。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決した吸収性物品は以下のとおりである。
<第1の態様>
排泄物の液分を吸収する吸収体と、吸収体の表側を覆う液透過性のトップシートと、吸収体の裏側を覆う液不透過性シートとを有する、吸収性物品において、
前記吸収体よりも前後少なくとも一方の端から延び出るとともに、前記吸収体よりも前後少なくとも一方側の折り位置で表側に折り返された折り返し部分を有しており、
前記折り返し部分は、その裏側に対向する面に、幅方向の少なくとも一部で固定されており、
前記液不透過性シートは、前記吸収体の裏側から前記折り位置まで延びる第1部分と、前記折り位置で表側に折り返され、前記折り返し部分における前記折り位置と反対側の端まで延びた第2部分とを有しており、
前記トップシートにおける前記折り位置側の端は、前記液不透過性シートにおける前記第1部分と前記第2部分との間に位置している、
ことを特徴とする吸収性物品。

0010

作用効果
本吸収性物品では、排泄物の液分がトップシート内を染み通り、液不透過性シートの折り位置側に向かって移動しても、トップシートの折り位置側の端は、液不透過性シートの第1部分と第2部分との間に位置しており、液不透過性シートにより封じられているため、トップシートの端から液不透過性シートによる遮断領域外に漏れ出にくいものとなる。そして、吸収体を有しない位置での液不透過性シートの折り返しと、これに対するトップシートの位置関係のみで、漏れ防止性を向上するものであるため、厚みの増加を抑制しつつ、簡素な構造でトップシートの前後方向の端からの漏れだしを、効果的に防止できるようになる。

0011

<第2の態様>
前記折り位置は、前記吸収体における前記折り位置側の端から離れており、
前記折り返し部分における前記折り位置と反対側の端は、前記吸収体より前記折り位置側に離れている、
第1の態様の吸収性物品。

0012

(作用効果)
折り返し部分は、折り返しにより形成される部分であり、折り位置から吸収体と重なる部分まで延びていると、折り返し部分及び吸収体が重なる部分の厚みが増加し、肌触りが悪化する。吸収性物品では吸収体を有する部分の厚みが最も厚く、肌に接触しやすいからである。これに対して、本態様の場合、折り返し部分が吸収体と重なる部分まで延びておらず、折り返し部分を有する部分の厚みが吸収体を有する部分の厚みと比べて非常に薄いため、折り返し部分による厚み増加は肌触りにほとんど影響しない。

0013

<第3の態様>
前記トップシートは、前記吸収体の表側から前記吸収体よりも前後少なくとも一方側の折り位置まで延びる第1部分と、前記折り返し部分における前記折り位置と反対側の端まで延びた第2部分とを有しており、
前記折り返し部分は、前記吸収体における前記折り位置側の端部と重なる位置まで延びている、
第1又は2の態様の吸収性物品。

0014

(作用効果)
トップシートについても、液不透過性シートと同じ折り位置で折り返され、折り位置から液不透過性シートと同じ位置まで延びていると製造が容易であるため好ましい。しかし、この場合、トップシートの第2部分に液分が保持されやすいと、その液分が折り返し部分における折り位置と反対側の端から肌に付着したり、液不透過性シートの第2部分の表側に回り込むようにして漏れたりするおそれがある。そこで、本態様のように、トップシート及び液不透過性シートがともに折り返し部分における折り位置と反対側の端まで延びた構造を変えずに、折り返し部分が吸収体における折り位置側の端部と重なる位置まで延びた構造とするのも好ましい。これにより、トップシートの第2部分に浸透した液分は、吸収体により吸収されやすくなり、液分が折り返し部分における折り位置と反対側の端から肌に付着したり、液不透過性シートの第2部分の表側に回り込むようにして漏れたりしにくくなる。

0015

<第4の態様>
前記折り返し部分は、幅方向の両端部が裏側に対向する面に固定された固定部と、これら固定部の間に位置し、裏側に対向する面に固定されていない自由部とを有しており、
前記吸収体は、前記自由部と重なる部分を有し、前記固定部と重なる部分を有しない、
第3の態様の吸収性物品。

0016

(作用効果)
折り返し部分の固定部は、硬質な部分となるため、肌に触れにくい方が好ましい。しかし、折り返し部分が、吸収体における折り位置側の端部と重なる位置まで延びている場合、折り返し部分の固定部が吸収体と重なる部位に位置していると、折り返し部分の固定部は肌に触れやすくなる。そこで、本態様のように、折り返し部分の固定部を幅方向両端部のみとし、その部位については吸収体を有しない構造とするのは好ましい。これにより、折り返し部分の固定部を有する部位の厚みが吸収体を有する部分の厚みと比べて非常に薄くなるため、折り返し部分の固定部が肌に触れにくくなる。また、自由部と吸収体とが重なる部分は肌に触れやすくなるが、自由部は固定部のように硬くないため、肌触りへの影響は少ないものとなる。また、自由部を有することにより、折り返し部分とその裏側に対向する部分との間に排泄物の液分を受容するポケットが形成されるという利点も有する。

0017

<第5の態様>
表面の両側部から起き上がる起き上がりギャザーを有し、
前記起き上がりギャザーは、当該吸収性物品の側部の表面又は裏面に固定された付根部分と、この付根部分から当該吸収性物品の表面上に延びた本体部分と、前記本体部分の前端部及び後端部がそれぞれ倒伏状態に固定されて形成された倒伏部分と、前記本体部分における前後の倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分とを有し、
前記起き上がりギャザーは、前記折り返し部分と重なる部分は、前記折り返し部分の表側に位置している、
第1〜4のいずれか1つの態様の吸収性物品。

0018

(作用効果)
多くの吸収性物品では、いわゆる横漏れを防止するために、表面の両側部に起き上がりギャザーを設けることが一般的である。このような起き上がりギャザーを有する場合に、その上に被さるように前述の折り返し部分を設けると、起き上がりギャザーの起き上がり部分の前後方向の寸法が折り返し部分の前後方向の寸法により制限される。これに対して、本態様のように、起き上がりギャザーにおける折り返し部分と重なる部分が、折り返し部分の表側に位置していると、起き上がりギャザー起き上がり部分の前後方向の寸法が折り返し部分の前後方向の寸法により制限されることがない。よって、本態様は、折り返し部分の前後方向の寸法を長く確保する場合には特に好適である。

0019

<第6の態様>
前記トップシートは、前記吸収体の表側から、前記吸収体における前記折り位置側の端と前記折り位置との間まで折り返されることなく延びている、
第1又は2の態様の吸収性物品。

0020

(作用効果)
このように折り返し部分にトップシートを含まない構造とすることにより、折り返し部分の厚みを低減することができる。

0021

<第7の態様>
前記折り位置は、当該吸収性物品の前端及び後端の少なくとも一方に位置している、
第1〜6のいずれか1つの態様の吸収性物品。

0022

(作用効果)
パッドタイプ使い捨ておむつや生理用ナプキン等のパッドタイプ吸収性物品や、テープタイプ使い捨ておむつでは、トップシート及び液不透過性シートが製品の前後端まで連続するものが多い。よって、このような製品では、本態様のように、前述の折り返し部分の折り位置を、製品の前端及び後端の少なくとも一方に位置させると、構造が簡素となるため好ましい。

0023

<第8の態様>
前身から後身頃にわたる一体的な外装体、又は前身頃及び後身頃に別々に設けられた外装体と、前身頃から股間部を通り後身頃にわたるように外装体に取り付けられた内装体と、前身頃における外装体の両側部と後身頃における外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、ウエスト開口及び左右一対脚開口とを備えた、パンツタイプ吸収性物品であり、
前記内装体は、前記吸収体、前記トップシート、及び液不透過性シートを有するとともに、前記折り返し部分を有している、
第1〜6のいずれか1つの態様の吸収性物品。

0024

(作用効果)
前述の折り返し部分は、パンツタイプ使い捨ておむつ等のパンツタイプ吸収性物品にも適用可能である。

発明の効果

0025

以上の吸収性物品によれば、厚みの増加を抑制しつつ、簡素な構造でトップシートの前後方向の端からの漏れだしを防止できる、等の利点がもたらされる。

図面の簡単な説明

0026

展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの内面を示す、平面図である。
展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの外面を示す、平面図である。
図1のA−A断面図である。
図1のB−B断面図である。
図1のC−C断面図である。
展開状態のパッドタイプ使い捨ておむつの内面を示す、平面図である。
図6のC−C断面図である。
図1のC−C断面に相当する、他のパッドタイプ使い捨ておむつの断面図である。
展開状態のパンツタイプ使い捨ておむつの内面を示す、平面図である。

実施例

0027

以下、パッドタイプ使い捨ておむつの例について、添付図面を参照しつつ詳説する。断面図における点模様部分はその表側及び裏側に位置する各構成部材を接合するホットメルト接着剤を示している。ホットメルト接着剤は、スロット塗布、連続線状又は点線状ビード塗布スパイラル状、Z状等のスプレー塗布、又はパターンコート凸版方式でのホットメルト接着剤の転写)等、公知の手法により塗布することができる。これに代えて又はこれとともに、弾性部材の固定部分では、ホットメルト接着剤を弾性部材の外周面に塗布し、弾性部材を隣接部材に固定することができる。ホットメルト接着剤としては、例えばEVA系、粘着ゴム系(エラストマー系)、オレフィン系、ポリエステルポリアミド系などの種類のものが存在するが、特に限定無く使用できる。各構成部材を接合する接合手段としてはヒートシール超音波シール等の素材溶着による手段を用いることもできる。

0028

図1図5は、パッドタイプ使い捨ておむつ100の一例を示している。パッドタイプ使い捨ておむつ100は前後方向の中間が括れた砂時計形状等、任意の形状を採ることができるが、図示例では長辺が前後方向に沿う長方形である。パッドタイプ使い捨ておむつ100は、図3図5に示されるように、吸収体13と、吸収体13の表側を覆う液透過性のトップシートと、吸収体13の裏側を覆う液不透過性シート12と有する。

0029

(吸収体)
吸収体13は、公知のもの、例えばパルプ繊維積繊体セルロースアセテート等のフィラメント集合体、あるいは不織布等の繊維集合体を基本とし、この繊維集合体に必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。この吸収体13は、形状及びポリマー保持等のため、必要に応じてクレープ紙等の、液透過性及び液保持性を有する包装シートによって包装することができる。

0030

吸収体13の形状は、股間部に前後両側よりも幅の狭い括れ部分13Nを有するほぼ砂時計形状に形成されている。括れ部分13Nの寸法は適宜定めることができるが、括れ部分13Nの前後方向長さはおむつ全長の20〜50%程度とすることができ、その最も狭い部分の幅は吸収体13の全幅の40〜60%程度とすることができる。

0031

(トップシート)
吸収体13の表側(肌側)を覆うトップシート11としては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。

0032

トップシート11は、平面方向に関して、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートからなるものであってもよい。トップシート11の両側部は、図示例のように吸収体13の側縁で吸収体の裏側に折り返してもよく、また図示しないが、折り返さずに吸収体13の側縁より側方にはみ出させてもよい。特に図示例のトップシート11は、液不透過性シート12とともに裏側に折り返しているが、トップシート11のみ折り返し、液不透過性シートは折り返さずに、吸収体の側縁又はその近傍まで延ばすだけでもよい。

0033

トップシート11は、吸収体13側の部材に対する位置ずれを防止する等の目的で、裏側に隣接する部材に固定することが望ましい。

0034

図示しないが、トップシートを透過した排泄物の液分がトップシートの表側に戻る「逆戻り現象を防止するため、トップシートの裏側に隣接させて、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)を設けることができる。中間シートは省略することもできる。中間シートは、位置ずれを防止する等の目的で、表裏少なくとも一方側の部材に固定することが望ましい。

0035

(液不透過性シート)
液不透過性シート12の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート12には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化高吸水性樹脂又は疎水性樹脂撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート12として用いることができる。

0036

液不透過性シート12の両側部は、図示例のように、トップシート11とともに吸収体の裏側で折り返されていてもよく、図示しないが折り返さずに吸収体13の側縁又はその近傍まで延ばすだけでもよく、吸収体13の表側に回り込ませてトップシートの両側部上まで延在させることもできる。

0037

(起き上がりギャザー)
起き上がりギャザー90は、おむつ表面の両側部に沿って前後方向LDの全体にわたり延在し、横漏れを防止するために設けられているものであり、前後方向LDの中間部分が起き上るものである(一般に立体ギャザーと呼ばれている)。より詳細には、図示例の起き上がりギャザー90は、使い捨ておむつの裏面の側部に固定された付根部分91と、この付根部分91から使い捨ておむつの側部を経て使い捨ておむつの表面の側部上まで延在する本体部分92と、本体部分92の前端部及び後端部がそれぞれ倒伏状態に固定されて形成された倒伏部分93と、本体部分92における前後の倒伏部分の間が非固定とされて形成された起き上がり部分94とを有している。これらの各部は、本体部分92における付根部分91側と反対側の先端で折り返されて二重にされたギャザーシート95により形成されている。また、二重のギャザーシート95間には、起き上がり部分94の少なくとも先端部に細長状のギャザー弾性部材96が前後方向LDに沿って固定されている。ギャザー弾性部材96は、その弾性収縮力により起き上がり部分94を立ち上げるためのものである。

0038

図示例の起き上がりギャザー90は、本体部分92が折り返されていない形態であるが、本体部分92における付け根部分側の部分が幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分が幅方向外側に向かって斜めに起立する構造等、公知のあらゆる構造を採用することができる。

0039

ギャザー弾性部材96としては、通常使用されるスチレン系ゴムオレフィン系ゴムウレタンゴムエステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレンスチレンブタジエンシリコーン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、通常の場合、ギャザー弾性部材96の太さは925dtex以下とすることができ、ギャザー弾性部材96の伸長率は150〜350%、ギャザー弾性部材96を複数本設ける場合の相互間隔は7.0mm以下とすることができる。なお、ギャザー弾性部材96としては、図示形態のような糸状の他、ある程度の幅を有するテープ状のものを用いることもできる。

0040

ギャザーシート95としては、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性ドライ感)を高めるために、各種の不織布に撥水処理を施した撥水不織布を用いることが望ましい。撥水処理に用いる撥水剤は特に限定されないが、シリコーン系パラフィン金属系、アルキルクロミッククロライド系等の撥水剤を用いることができる。

0041

外装不織布)
また、液不透過性シート12の外面は、不織布からなる外装不織布14により覆われている。図8に示すように、外装不織布14は省略することもできる。

0042

(折り返し部分)
図1図4及び図5に示すように、本パッドタイプ使い捨ておむつ100では、吸収体13よりも前後少なくとも一方の端から延び出るとともに、吸収体13よりも前後両側に位置する各折り位置31で表側に折り返された折り返し部分30を有している。これら折り返し部分30は、その裏側に対向する面に、幅方向WDの少なくとも一部で固定されている。この固定部には図1及び図4に符号33が付されている。特徴的には、図4及び図5に示すように、液不透過性シート12が、吸収体13の裏側から折り位置31まで延びる第1部分12aと、各折り位置31で表側に折り返され、折り返し部分30における折り位置31と反対側の端32まで延びた第2部分12bとを有しており、トップシート11における折り位置31側の端は、液不透過性シート12における第1部分12aと第2部分12bとの間に位置している。

0043

したがって、本パッドタイプ使い捨ておむつ100では、排泄物の液分がトップシート11内を染み通り、液不透過性シート12の折り位置31側に向かって移動しても、トップシート11の折り位置31側の端は、液不透過性シート12の第1部分12aと第2部分12bとの間に位置しており、液不透過性シート12により封じられているため、トップシート11の端から液不透過性シート12による遮断領域外に漏れ出にくいものとなる。そして、吸収体13を有しない位置での液不透過性シート12の折り返しと、これに対するトップシート11の位置関係のみで、漏れ防止性を向上するものであるため、厚みの増加を抑制しつつ、簡素な構造でトップシート11の前後方向LDの端からの漏れだしを、効果的に防止できるようになる。

0044

折り返し部分30はその全体にわたり裏側に対向する面に固定されていてもよい。しかし、折り返し部分30の固定部33は硬質な部分となるため、面積が少ない方が好ましい。したがって、例えば、折り返し部分30は前後方向LD及び幅方向WDの少なくとも一方には間欠的に固定することが好ましい。特に、図1及び図4に示すように、折り返し部分30の両端部が裏側に対向する面に固定された固定部33と、これら固定部33の間に位置し、裏側に対向する面に固定されていない自由部34とを有していると、折り返し部分30の固定が十分となるとともに、自由部34を有することにより、折り返し部分30とその裏側に対向する部分との間に排泄物の液分を受容するポケット35が形成されるという利点も有する。

0045

折り返し部分30の折り位置31は、吸収体13における折り位置31側の端13eに一致していてもよいが、吸収体13における折り位置31側の端13eから離れていることが好ましい。つまり、図示例のように、吸収体13よりも前後両側に、トップシート11及び液不透過性シート12からなるエンドフラップ部(吸収体13を有しない部分)が残るようになっていてもよい。この場合、折り返し部分30の折り位置31と、吸収体13における折り位置31側の端13eとの離間距離36は、適宜定めることができるが、例えば製品全長の0.2〜2%程度、長さにして1〜15mm程度とすることができる。

0046

図示例のように、折り返し部分30の折り位置31が、吸収体13における折り位置31側の端13eから離れている場合、折り返し部分30における折り位置31と反対側の端32は、吸収体13より折り位置31側に離れていると好ましい。折り返し部分30は、折り返しにより形成される部分であり、折り位置31から吸収体13と重なる部分まで延びていると、折り返し部分30及び吸収体13が重なる部分の厚みが増加し、肌触りが悪化する。パッドタイプ使い捨ておむつ100では吸収体13を有する部分の厚みが最も厚く、肌に接触しやすいからである。これに対して、図5等に示すように、折り返し部分30が吸収体13と重なる部分まで延びておらず、折り返し部分30を有する部分の厚みが吸収体13を有する部分の厚みと比べて非常に薄いため、折り返し部分30による厚み増加は肌触りにほとんど影響しない。

0047

図5に示すように、トップシート11は、吸収体13の表側から吸収体13よりも前後少なくとも一方側の折り位置31まで延びる第1部分11aと、折り返し部分30における折り位置31と反対側の端32まで延びた第2部分11bとを有していると、トップシート11及び液不透過性シート12を同じ折り位置31で折り返すことにより折り返し部分30を形成できるため好ましい。しかし、この場合、トップシート11の第2部分11bに液分が保持されやすいと、その液分が折り返し部分30における折り位置31と反対側の端32から肌に付着したり、液不透過性シート12の第2部分12bの表側に回り込むようにして漏れたりするおそれがある。そこで、図6及び図7に示すように、トップシート11及び液不透過性シート12がともに折り返し部分30における折り位置31と反対側の端まで延びた構造を変えずに、折り返し部分30が吸収体13における折り位置31側の端部と重なる位置まで延びた構造とするのも好ましい。これにより、トップシート11の第2部分11bに浸透した液分は、吸収体13により吸収されやすくなり、液分が折り返し部分30における折り位置31と反対側の端から肌に付着したり、液不透過性シート12の第2部分12bの表側に回り込むようにして漏れたりしにくくなる。この場合における折り返し部分30と吸収体13との重なり幅37は適宜定めることができるが、例えば10〜50mm程度とすることができる。

0048

折り返し部分30の固定部33は、硬質な部分となるため、肌に触れにくい方が好ましい。しかし、折り返し部分30が、吸収体13における折り位置31側の端部と重なる位置まで延びている場合、折り返し部分30の固定部33が吸収体13と重なる部位に位置していると、折り返し部分30の固定部33は肌に触れやすくなる。そこで、図6に示す例のように、折り返し部分30は、幅方向WDの両端部が裏側に対向する面に固定された固定部33と、これら固定部33の間に位置し、裏側に対向する面に固定されていない自由部34とを有しており、吸収体13は、自由部34と重なる部分を有し、固定部33と重なる部分を有しない形状になっていると好ましい。つまり、吸収体13の角部13cは、固定部33と重なる部分が欠如した形状となっていると好ましい。これにより、折り返し部分30の固定部33を有する部位の厚みが吸収体13を有する部分の厚みと比べて非常に薄くなるため、折り返し部分30の固定部33が肌に触れにくくなる。また、自由部34と吸収体13とが重なる部分は肌に触れやすくなるが、自由部34は固定部33のように硬くないため、肌触りへの影響は少ないものとなる。また、自由部34を有することにより、折り返し部分30とその裏側に対向する部分との間に排泄物の液分を受容するポケットが形成されるという利点も有する。

0049

もちろん、図8に示す例のように、トップシート11は第2部分11bを有しなくてもよい。つまり、トップシート11は、吸収体13の表側から、吸収体13における折り位置31側の端13eと折り位置31との間まで折り返されることなく延びているだけでもよい。このように折り返し部分30にトップシート11を含まない構造とすることにより、折り返し部分30の厚みを低減することができる。

0050

また、図5等に示す例のように、折り返し部分30の最も表側に位置する面が不織布により覆われているのは好ましい。図示例では、外装不織布14を液不透過性シート12とともに折り返すことにより、折り返し部分30の最も表側に位置する面が不織布により覆われているが、別途の不織布を貼り付けてもよい。

0051

他方、起き上がりギャザー90を有する場合に、その上に被さるように折り返し部分30を設けると、起き上がりギャザー90の起き上がり部分94の前後方向LDの寸法が折り返し部分30の前後方向LDの寸法により制限される。もちろん、このような構造も可能である。これに対して、図1及び図4に示すように、起き上がりギャザー90における折り返し部分30と重なる部分が、折り返し部分30の表側に位置していると、起き上がりギャザー90起き上がり部分94の前後方向LDの寸法が折り返し部分30の前後方向LDの寸法により制限されることがないため好ましい。よって、この構造は、折り返し部分30の前後方向LDの寸法を長く確保する場合(例えば図6及び図7に示す例)には特に好適である。

0052

本例のようなパッドタイプ使い捨ておむつ100はもちろん、生理用ナプキンやテープタイプ使い捨ておむつでは、トップシート11及び液不透過性シート12が製品の前後端まで連続するものが多い。よって、このような製品では、本例のように、折り返し部分30の折り位置31を、製品の前後端に位置させると、構造が簡素となるため好ましい。

0053

図9に示すように、前述のパッドタイプ使い捨ておむつ100の折り返し部分30は、いわゆるパンツタイプ使い捨ておむつにも設けることができる。このパンツタイプ使い捨ておむつは、前身頃Fから後身頃Bにわたる一体的な外装体20と、前身頃Fから股間部を通り後身頃Bにわたるように外装体20に取り付けられた内装体10と、前身頃Fにおける外装体20の両側部と後身頃Bにおける外装体20の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部21と、ウエスト開口及び左右一対の脚開口とを備えた、一般的な構造を備えている。

0054

外装体20は、サイドシール部21と対応する前後方向LD範囲である胴周り部Tと、前身頃Fの胴周り部T及び後身頃Bの胴周り部Tの間の前後方向LD範囲である中間部Lとを有する。外装体20は不織布等により形成することができる。外装体20の胴周り部Tにおける少なくともウエスト端部23、より好ましくはほぼ全体は、図示しない細長状又はフィルム状の弾性部材を内蔵させる等の公知の手法により、幅方向WDに伸縮する構造とすることができる。

0055

図示例の外装体20は、前後方向LDの中間部Lの幅が狭い括れ形状を有しており、その括れ部分が脚開口の縁29となる。外装体20は、前身頃F及び後身頃Bで個別に形成され、両者が股間部で前後方向LDに離間しても良い。

0056

そして、内装体10は、吸収体13、トップシート11、液不透過性シート12及び起き上がりギャザー90を有する部分となっており、前述のパッドタイプ使い捨ておむつ100と同様に折り返し部分30を有している。内装体10の構造は、前述のパッドタイプ使い捨ておむつ100における外装不織布14を省略した場合と基本的に同様であるため、あえて説明は省略する。このように、前述のパッドタイプ使い捨ておむつ100の折り返し部分30は、パンツタイプ使い捨ておむつにも設けることができる。ただし、通常のパンツタイプ使い捨ておむつでは、折り返し部分30の折り位置31は製品の前後端に位置しないこととなる。

0057

(不織布)
上記説明における不織布としては、部位や目的に応じて公知の不織布を適宜使用することができる。不織布の構成繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維単成分繊維の他、芯等の複合繊維も含む)の他、レーヨンキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等、特に限定なく選択することができ、これらを混合して用いることもできる。不織布の柔軟性を高めるために、構成繊維を捲縮繊維とするのは好ましい。また、不織布の構成繊維は、親水性繊維親水化剤により親水性となった疎水性繊維を含む)であっても、疎水性繊維若しくは撥水性繊維(撥水剤により撥水性となった撥水性繊維を含む)であってもよい。また、不織布は一般に繊維の長さや、シート形成方法繊維結合方法、積層構造により、短繊維不織布、長繊維不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、サーマルボンドエアスルー)不織布、ニードルパンチ不織布、ポイントボンド不織布、積層不織布(スパンボンド層間にメルトブローン層を挟んだSMS不織布、SMMS不織布等)等に分類されるが、これらのどの不織布も用いることができる。

0058

<その他>
上記例では、折り返し部分30は製品の前後両側に設けられているが、前後いずれか一方に設けられるだけでもよい。

0059

明細書中の用語の説明>
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。

0060

・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味する。

0061

・「表側」とは吸収性物品を着用した際に着用者の肌に近い方を意味し、「裏側」とは吸収性物品を着用した際に着用者の肌から遠い方を意味する。

0062

・「表面」とは部材の、吸収性物品を着用した際に着用者の肌に近い方の面を意味し、「裏面」とは吸収性物品を着用した際に着用者の肌から遠い方の面を意味する。

0063

・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。

0064

・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したもの)49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラー攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置したあと常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter−MAX ME−500)でゲル強度を測定する。

0065

・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片予備乾燥した後、標準状態試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。

0066

・「厚み」は、自動厚み測定器KES−G5ハンディ圧縮計プログラム)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。

0067

・吸水量は、JIS K7223−1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。

0068

吸水速度は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。

0069

・「展開状態」とは、収縮や弛み(弾性部材によるものも、そうでないものも含む)無く平坦展開した状態を意味する。

0070

・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。

0071

試験や測定における環境条件についての記載が無い場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。

0072

本発明は、パッドタイプ使い捨ておむつや生理用ナプキン等のパッドタイプ吸収性物品や、テープタイプ使い捨ておむつの他、パンツタイプ使い捨ておむつ等のパンツタイプ吸収性物品等、吸収性物品全般に利用できるものである。

0073

10…内装体、11…トップシート、12…液不透過性シート、13…吸収体、13N…括れ部分、14…外装不織布、20…外装体、21…サイドシール部、23…ウエスト端部、90…起き上がりギャザー、91…付根部分、92…本体部分、93…倒伏部分、94…起き上がり部分、95…ギャザーシート、96…ギャザー弾性伸縮部材、B…後身頃、F…前身頃、L…中間部、LD…前後方向、T…胴周り部、WD…幅方向、30…折り返し部分、31…折り位置、33…固定部、34…自由部、100…パッドタイプ使い捨ておむつ。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社銀座プルミエの「 頻尿改善用下着」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】男女問わず、着用することにより頻尿の改善や、予防を図れる頻尿改善用下着を提供する。【解決手段】着用者の太腿から腹部までを引き締めることができる頻尿改善用下着10であって、パンツ本体部11と、パ... 詳細

  • 株式会社リブドゥコーポレーションの「 吸収性物品」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】体液吸収後の悪臭の発生をより抑制できる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品は、肌面側に配置された透液性のトップシートと、外面側に配置された不透液性のバックシートと、前記トップシートと前... 詳細

  • 株式会社リブドゥコーポレーションの「 吸収性物品」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】体液吸収後の悪臭の発生をより抑制できる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品は、肌面側に配置された透液性のトップシートと、外面側に配置された不透液性のバックシートと、前記トップシートと前... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ