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技術 スロットマシン

出願人 株式会社三共
発明者 小倉敏男梶原涼
出願日 2018年9月14日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-172954
公開日 2020年3月26日 (7ヶ月経過) 公開番号 2020-043923
状態 未査定
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 任意条件 記憶領域数 制御状態データ アキュムレータレジスタ 推奨操作 効果線 所定レジスタ 初期化対象
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月26日)のものです。
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図面 (20)

課題

遊技者に対して誤解を与えてしまうことを防止できるスロットマシンを提供することを目的とする。

解決手段

サブ制御部91は、上乗せ状態の終了時に当該上乗せ状態において付与されたATゲーム数の総数報知する上乗せ状態結果報知を行うことが可能であり、上乗せ状態においてATゲーム数が付与された結果、有利区間終了条件成立することが確定することなく当該上乗せ状態が終了するときには上乗せ状態結果報知を実行する一方、上乗せ状態においてATゲーム数が付与された結果、有利区間の終了条件が成立することが確定することとなったときには上乗せ状態結果報知を実行しない。

概要

背景

この種のスロットマシンとしては、遊技者にとって有利な有利状態に制御するとともに、有利状態に制御されたゲーム数リミット値である1500ゲームに到達することで、当該有利状態を終了させるとともに、有利状態の残りゲーム数等の有利状態の制御に関連する情報も初期化するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

遊技者に対して誤解を与えてしまうことを防止できるスロットマシンを提供することを目的とする。サブ制御部91は、上乗せ状態の終了時に当該上乗せ状態において付与されたATゲーム数の総数報知する上乗せ状態結果報知を行うことが可能であり、上乗せ状態においてATゲーム数が付与された結果、有利区間終了条件成立することが確定することなく当該上乗せ状態が終了するときには上乗せ状態結果報知を実行する一方、上乗せ状態においてATゲーム数が付与された結果、有利区間の終了条件が成立することが確定することとなったときには上乗せ状態結果報知を実行しない。

目的

本発明は、遊技者に対して誤解を与えてしまうことを防止できるスロットマシンを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

各々が識別可能複数種類識別情報変動表示可能な可変表示部を備え、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、有利区間に制御する有利区間制御手段と、前記有利区間において特定の数値更新する数値更新手段と、前記特定の数値が規定数に到達することで成立する終了条件が成立したときに前記有利区間を終了させる有利区間終了手段と、前記有利区間において有利量に応じた期間にわたり有利状態に制御する有利状態制御手段と、前記有利状態において有利量を増加させる特定状態に制御可能な特定状態制御手段と、前記特定状態が終了したときに当該特定状態において増加した有利量を報知する特定結果報知を実行可能な特定結果報知手段と、前記有利状態の終了前に当該有利状態の終了を示唆する終了示唆手段と、を備え、前記特定結果報知手段は、前記特定状態において有利量が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定することなく当該特定状態が終了したときには前記特定結果報知を実行し、前記特定状態において有利量が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときには前記特定結果報知を実行せず、前記数値更新手段は、前記有利区間において前記特定の数値として第1数値を更新する第1数値更新手段と、前記有利区間において前記特定の数値として第2数値を更新する第2値数更新手段と、を含み、前記有利区間終了手段は、前記有利区間において前記第1数値が第1規定数に到達することで成立する第1終了条件、または前記第2数値が第2規定数に到達することで成立する第2終了条件のいずれか一方が成立したときに、当該有利区間を終了し、前記終了示唆手段は、前記第1数値が前記第1規定数に到達する前の第1所定数に到達したとき、前記第2数値が前記第2規定数に到達する前の第2所定数に到達したときのいずれにおいても、終了条件の成立が近い旨を報知する共通の事前報知を行うことにより前記有利状態の終了を示唆し、前記共通の事前報知は、前記第1終了条件に関する情報及び前記第2終了条件に関する情報の双方を含む報知である、スロットマシン。

技術分野

0001

本発明は、各々が識別可能複数種類識別情報変動表示可能な可変表示部の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンに関する。

背景技術

0002

この種のスロットマシンとしては、遊技者にとって有利な有利状態に制御するとともに、有利状態に制御されたゲーム数リミット値である1500ゲームに到達することで、当該有利状態を終了させるとともに、有利状態の残りゲーム数等の有利状態の制御に関連する情報も初期化するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特許第6167349号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載のスロットマシンでは、有利状態に制御されたゲーム数がリミット値に到達することで、有利状態を終了させるとともに、有利状態の残りゲーム数等の有利状態の制御に関連する情報も初期化されてしまうこととなるが、有利状態の途中で有利状態の残りゲーム数等が上乗せされることでリミット値に到達することが確定した場合に、上乗せされた結果が報知されると、リミット値に到達したときに有利状態が終了してしまうにも関わらず、さらに有利状態が継続するとの誤解を与えてしまう虞がある。

0005

本発明は、遊技者に対して誤解を与えてしまうことを防止できるスロットマシンを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

手段1のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を変動表示可能な可変表示部(リール2L、2C、2R)を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(スロットマシン1)において、
有利区間に制御する有利区間制御手段と、
前記有利区間において特定の数値更新する数値更新手段と、
前記特定の数値が規定数に到達することで成立する終了条件が成立したときに前記有利区間を終了させる有利区間終了手段と、
前記有利区間において有利量に応じた期間にわたり有利状態に制御する有利状態制御手段と、
前記有利状態において有利量を増加させる特定状態に制御可能な特定状態制御手段と、
前記特定状態が終了したときに当該特定状態において増加した有利量を報知する特定結果報知を実行可能な特定結果報知手段と、
前記有利状態の終了前に当該有利状態の終了を示唆する終了示唆手段と、
を備え、
前記特定結果報知手段は、
前記特定状態において有利量が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定することなく当該特定状態が終了したときには前記特定結果報知を実行し、
前記特定状態において有利量が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときには前記特定結果報知を実行せず、
前記数値更新手段は、
前記有利区間において前記特定の数値として第1数値を更新する第1数値更新手段と、
前記有利区間において前記特定の数値として第2数値を更新する第2値数更新手段と、
を含み、
前記有利区間終了手段は、前記有利区間において前記第1数値が第1規定数に到達することで成立する第1終了条件、または前記第2数値が第2規定数に到達することで成立する第2終了条件のいずれか一方が成立したときに、当該有利区間を終了し、
前記終了示唆手段は、前記第1数値が前記第1規定数に到達する前の第1所定数に到達したとき、前記第2数値が前記第2規定数に到達する前の第2所定数に到達したときのいずれにおいても、終了条件の成立が近い旨を報知する共通の事前報知を行うことにより前記有利状態の終了を示唆し、
前記共通の事前報知は、前記第1終了条件に関する情報及び前記第2終了条件に関する情報の双方を含む報知である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することなく当該特定状態が終了したときには当該特定状態において増加した有利量を報知する特定結果報知を実行する一方で、特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときには特定結果報知を実行しないので、特定結果報知が実行されることで特定の数値が規定数に到達した後も有利状態が継続するとの誤解を与えてしまうことを防止できる。また、有利区間において更新される第1数値が第1規定数に到達することで成立する第1終了条件または有利区間において更新される第2数値が第2規定数に到達することで成立する第2終了条件の一方が成立しない場合でも、他方が成立することで有利区間が終了するので、有利区間に制御されることにより過度に有利となってしまうことを防止できる。また、第1数値が第1規定数に到達する前の第1所定数に到達したとき、第2数値が第2規定数に到達する前の第2所定数に到達したときのいずれにおいても、終了条件の成立が近い旨を報知する共通の事前報知が実行されるので、第1終了条件または第2終了条件が成立して突然有利区間が終了してしまうことを防止できる。この際、共通の事前報知には、第1終了条件に関する情報及び第2終了条件に関する情報の双方が含まれるので、共通の事前報知であっても、第1終了条件または第2終了条件のいずれかが成立することで有利区間が終了することを事前に認識させることができる。

0007

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。

図面の簡単な説明

0008

本発明が適用された実施例のスロットマシンの正面図である。
リールの図柄配列を示す図である。
スロットマシンの構成を示すブロック図である。
遊技状態について説明するための図である。
内部抽選対象役について説明するための図である。
遊技補助表示器の構成について説明するための図である。
ナビ報知及びナビ演出実行態様について説明するための図である。
遊技区間について説明するための図である。
区間表示及び内部中示唆について説明するための図である。
エラー状態及び設定確認状態における遊技補助表示器の表示態様について説明するための図である。
区間表示及びナビ報知の実行中にスロットマシンへの電力供給が停止された後、電力供給が再開されたときにおける区間表示及びナビ報知の再開順について説明するための図である。
メイン制御部が行うメイン処理制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行う遊技開始待ち処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行う出玉制御処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行うAT状態管理処理の制御内容を示すフロー図である。
純増枚数カウンタ値の変化例について説明するための図である。
メイン制御部が行うメダル払出処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行う再遊技作動時処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行うタイマ割込み処理の制御内容を示すフロー図である。
区間表示の開始時における遊技補助表示器等の表示態様の遷移について説明するための図である。
区間表示の終了時における遊技補助表示器等の表示態様の遷移について説明するための図である。
区間表示の終了時における遊技補助表示器等の表示態様の遷移について説明するための図である。
ATに関する制御状態について説明するための図である。
AT状態(通常)におけるメイン制御部とサブ制御部の制御の流れについて説明するための図である。
AT状態(通常)からAT状態(ED)へ移行する場合のメイン制御部とサブ制御部の制御の流れについて説明するための図である。
上乗せ状態におけるメイン制御部とサブ制御部の制御の流れについて説明するための図である。
上乗せ状態からAT状態(ED)へ移行する場合のメイン制御部とサブ制御部の制御の流れについて説明するための図である。
サブ制御部が行うAT演出(通常)及びナビ演出について説明するための図である。
サブ制御部がAT状態(通常)中に行う上乗せ演出について説明するための図である。
上乗せ状態A〜Cについて説明するための図である。
サブ制御部が行う上乗せ状態演出Aについて説明するための図である。
サブ制御部が行う上乗せ状態結果報知Aについて説明するための図である。
サブ制御部が行う上乗せ状態演出Bについて説明するための図である。
サブ制御部が行う上乗せ状態結果報知Bについて説明するための図である。
サブ制御部が行う操作要求演出について説明するための図である。
サブ制御部が行うED移行確定示唆演出について説明するための図である。
サブ制御部が行うAT状態演出(ED)について説明するための図である。
サブ制御部が行うED演出及び終了事前報知について説明するための図である。
サブ制御部が行う終了事後報知、AT状態結果報知及びのめり込み防止報知について説明するための図である。
サブ制御部が行う終了事後報知、AT状態結果報知及びのめり込み防止報知の終了タイミングについて説明するための図である。
AT状態演出(通常)を行っているときにED制御の開始条件が成立する場合における演出の流れについて説明するための図である。
ED制御の開始条件が成立せずに上乗せ状態演出が終了される場合における演出の流れについて説明するための図である。
上乗せ状態演出を行っているときにED制御の開始条件が成立する場合における演出の流れについて説明するための図である。

0009

本発明に係るスロットマシンを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。

0010

[形態]
形態1のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を変動表示可能な可変表示部(リール2L、2C、2R)を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(スロットマシン1)において、
有利区間に制御する有利区間制御手段と、
前記有利区間において特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)を更新する数値更新手段と、
前記特定の数値が規定数に到達することで成立する終了条件(有利区間の終了条件1、終了条件2)が成立したときに前記有利区間を終了させる有利区間終了手段と、
前記有利区間において有利量(ATゲーム数)に応じた期間にわたり有利状態(AT状態)に制御する有利状態制御手段と、
前記有利状態において有利量を増加させる特定状態(上乗せ状態A〜C)に制御可能な特定状態制御手段と、
前記特定状態(上乗せ状態A〜C)が終了したときに当該特定状態において増加した有利量(ATゲーム数)を報知する特定結果報知(上乗せ状態結果報知A〜C)を実行可能な特定結果報知手段と、
を備え、
前記特定結果報知手段は、
前記特定状態(上乗せ状態A〜C)において有利量(ATゲーム数)が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することなく当該特定状態が終了したときには前記特定結果報知(上乗せ状態結果報知A〜C)を実行し、
前記特定状態(上乗せ状態A〜C)において有利量(ATゲーム数)が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することとなったとき(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達したとき)には前記特定結果報知(上乗せ状態結果報知A〜C)を実行しない
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することなく当該特定状態が終了したときには当該特定状態において増加した有利量を報知する特定結果報知を実行する一方で、特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときには特定結果報知を実行しないので、特定結果報知が実行されることで特定の数値が規定数に到達した後も有利状態が継続するとの誤解を与えてしまうことを防止できる。

0011

形態2のスロットマシンは、形態1に記載のスロットマシンであって、
前記特定状態(上乗せ状態A〜C)において有利量(ATゲーム数)が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することとなったとき(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達したとき)に、前記特定の数値が規定数に到達するまで前記有利状態(AT状態)が継続することを示唆する特定報知(ED移行確定示唆演出)を行う特定報知手段と、
前記特定報知が行われた後、前記特定の数値が規定数に到達するまでの期間にわたり当該期間に特定演出(AT状態演出(ED確定)及びED演出)を実行する特定演出実行手段と、
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときに、特定報知により特定の数値が規定数に到達するまで有利状態が継続することが示唆されるとともに、その後、特定の数値が規定数に到達するまでの期間にわたり当該期間に特定演出が実行されるので、特定報知及びその後の特定演出により有利状態が特定の数値が規定数に到達するまで継続すること及びその時点で終了することを明確に認識させることができる。

0012

形態3のスロットマシンは、形態2に記載のスロットマシンであって、
前記特定状態は、演出態様または増加が期待できる有利量の少なくとも一方が異なる複数種類の特定状態(上乗せ状態A〜C)を含み、
前記特定報知手段は、いずれの種類の特定状態であっても、当該特定状態において有利量(ATゲーム数)が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することとなったとき(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達したとき)に、前記特定報知(ED移行確定示唆演出)を行い、
前記特定演出実行手段は、いずれの種類の特定状態であっても、前記特定報知が行われた後、前記特定の数値が規定数に到達するまでの期間にわたり前記特定演出(AT状態演出(ED確定)及びED演出)を実行する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、いずれの種類の特定状態に制御されたかに関わらず、共通の流れで特定の数値が規定数に到達することで有利状態が終了することを認識させることができる。

0013

形態4のスロットマシンは、形態2または3に記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)において有利状態演出(AT状態演出(通常))を実行する有利状態演出実行手段を備え、
前記特定状態は、演出態様または増加が期待できる有利量(ATゲーム数)の少なくとも一方が異なる複数種類の特定状態(上乗せ状態演出A〜C)を含み、
前記有利状態演出実行手段は、前記特定状態(上乗せ状態演出A〜C)において有利量が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することなく当該特定状態が終了し、前記特定結果報知手段により前記特定結果報知(上乗せ状態結果報知A〜C)が実行された後、終了した特定状態の種類に関わらず、共通の有利状態演出(AT状態演出(通常))を実行する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、いずれの種類の特定状態に制御されたかに関わらず、その終了後に共通の有利状態演出が実行されるので、特定状態が終了して有利状態に移行したことを容易に認識させることができる。

0014

形態5のスロットマシンは、形態2〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)において有利量(ATゲーム数)の残量を表示することが可能な残量表示手段(ATゲーム数表示)を備え、
前記残量表示手段は、前記特定報知手段により前記特定報知(ED移行確定示唆演出)が行われるときに有利量の残量を表示せず、前記特定演出実行手段により前記特定演出(AT状態演出(ED確定)及びED演出)が開始されるタイミングで有利量の残量を表示する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定報知が行われるときには有利量の残量を表示しないので、特定の数値が規定数に到達するまで有利状態が継続することを示唆する特定演出に対して遊技者の意識を向けさせることができる。

0015

形態6のスロットマシンは、形態2〜5のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)において有利量(ATゲーム数)を増加させる有利量増加手段(上乗せ抽選)を備え、
前記特定報知手段は、前記特定状態(上乗せ状態A〜C)において有利量が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することとなったとき(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達したとき)にも、前記有利状態において前記有利量増加手段により有利量が増加した結果、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定することとなったとき(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達したとき)にも、前記特定報知(ED移行確定示唆演出)を行い、
前記特定演出実行手段は、前記特定状態において有利量が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときにも、前記有利状態において前記有利量増加手段により有利量が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときにも、前記特定報知が行われた後、前記特定の数値が規定数に到達するまでの期間にわたり前記特定演出(AT状態演出(ED確定)及びED演出)を実行する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときにも、有利状態において有利量増加手段により有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定することとなったときにも、共通の流れで特定の数値が規定数に到達することで有利状態が終了することを認識させることができる。

0016

形態7のスロットマシンは、形態1〜6のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)において有利量(ATゲーム数)の残量を表示することが可能な残量表示手段(ATゲーム数表示)を備え、
前記残量表示手段は、前記有利状態においては有利量の残量を表示し、前記特定状態(上乗せ状態A〜C)においては有利量の残量を表示しない
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利量を増加させる特定状態においては有利量の残量を表示しないので、特定状態において増加する有利量に対して遊技者の意識を向けさせることができる。

0017

形態8のスロットマシンは、形態1〜7のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)において有利量(ATゲーム数)の残量を表示することが可能な残量表示手段(ATゲーム数表示)と、
前記有利状態の終了前に当該有利状態の終了を示唆する終了示唆手段(AT状態の終了示唆報知、有利区間の終了事前報知)と、
を備え、
前記終了示唆手段は、前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定していない場合には、前記残量表示手段(ATゲーム数表示)による有利量の残量の表示を用いて前記有利状態の終了を示唆し(AT状態の終了示唆報知)、前記特定の数値が規定数に到達することが確定している場合には、前記残量表示手段による有利量の残量の表示を用いず、他の表示を用いて前記有利状態の終了を示唆する(有利区間の終了事前報知)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の数値が規定数に到達することで有利状態が終了する場合には、特定の数値が規定数に到達することなく有利状態が終了する場合のように有利量の残量の表示を用いるのではなく、他の表示を用いて有利状態の終了を示唆するので、不用意に遊技者を煽ることなく有利状態の終了を示唆することができる。

0018

形態9のスロットマシンは、形態1〜8のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)の終了前に当該有利状態の終了を示唆する終了示唆手段(AT状態の終了示唆報知、有利区間の終了事前報知)を備え、
前記数値更新手段は、
前記有利区間において前記特定の数値として第1数値(有利区間ゲーム数)を更新する第1数値更新手段と、
前記有利区間において前記特定の数値として第2数値(有利区間のメダル純増枚数)を更新する第2値数更新手段と、
を含み、
前記有利区間終了手段は、前記有利区間において前記第1数値(有利区間ゲーム数カウンタ)が第1規定数(上限ゲーム数)に到達することで成立する第1終了条件(終了条件1)、または前記第2数値(純増枚数カウンタ)が第2規定数(規定枚数)に到達することで成立する第2終了条件(終了条件2)のいずれか一方が成立したときに、当該有利区間を終了し、
前記終了示唆手段は、前記第1数値(有利区間ゲーム数カウンタ)が第1規定数(上限ゲーム数)に到達する前の第1所定数(第1所定値)に到達したとき、前記第2数値(純増枚数カウンタ)が前記第2規定数(規定枚数)に到達する前の第2所定数(第2所定値)に到達したときのいずれにおいても、終了条件の成立が近い旨を報知する共通の事前報知(有利区間の終了事前報知)を行うことにより前記有利状態の終了を示唆し、
前記共通の事前報知は、前記第1終了条件に関する情報(上限ゲーム数までの残りゲーム数)及び前記第2終了条件に関する情報(純増枚数の規定枚数までの残り枚数)の双方を含む報知である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利区間において更新される第1数値が第1規定数に到達することで成立する第1終了条件または有利区間において更新される第2数値が第2規定数に到達することで成立する第2終了条件の一方が成立しない場合でも、他方が成立することで有利区間が終了するので、有利区間に制御されることにより過度に有利となってしまうことを防止できる。また、第1数値が第1規定数に到達する前の第1所定数に到達したとき、第2数値が第2規定数に到達する前の第2所定数に到達したときのいずれにおいても、終了条件の成立が近い旨を報知する共通の事前報知が実行されるので、第1終了条件または第2終了条件が成立して突然有利区間及び有利状態が終了してしまうことを防止できる。この際、共通の事前報知には、第1終了条件に関する情報及び第2終了条件に関する情報の双方が含まれるので、共通の事前報知であっても、第1終了条件または第2終了条件のいずれかが成立することで有利区間有利区間及び有利状態が終了することを事前に認識させることができる。

0019

形態10のスロットマシンは、形態1〜9のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)において前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定した後、前記特定の数値が規定数に到達するまでの期間にわたり当該期間に特定演出(AT状態演出(ED確定)及びED演出)を実行する特定演出実行手段を備え、
前記特定演出実行手段は、前記特定の数値が規定数に到達することが確定した旨(ED移行事前報知、ED示唆表示)と、前記特定の数値が規定数に到達するまでの残数(残りATゲーム数)と、を報知する特定演出を実行する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の数値が規定数に到達することが確定した場合に、その旨と、特定の数値が規定数に到達するまでの残数と、を遊技者に対して認識させることができる。

0020

形態11のスロットマシンは、形態1〜10のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記有利状態(AT状態)の終了時に当該有利状態における結果を報知する有利結果報知(AT状態結果報知)を実行可能な有利結果報知手段と、
前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達する前の所定数(例えば、3ゲーム前)に到達したときに終了条件の成立が近い旨を報知する事前報知(有利区間の終了事前報知)を行うことにより前記有利状態の終了を示唆する終了示唆手段と、
前記特定の数値が規定数に到達したゲームにおいて前記特定の数値が規定数に到達した旨を報知する到達報知(有利区間の終了事後報知)を行う到達報知手段と、
を備え、
前記到達報知手段は、前記有利結果報知(AT状態結果報知)が実行されている期間においても前記到達報知(有利区間の終了事後報知)を継続する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の数値が規定数に到達したことで有利状態が終了したことを遊技者に対して効果的に認識させることができる。

0021

形態12のスロットマシンは、形態11に記載のスロットマシンであって、
前記有利結果報知(AT状態結果報知)の実行中に、のめり込み防止を促すのめり込み防止報知(のめり込み防止報知)を行うのめり込み防止報知手段を備え、
前記のめり込み防止報知は、所定時間(3秒間以上)が経過することで終了する一方、前記到達報知(有利区間の終了事後報知)は、所定時間が経過しても継続する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、のめり込み防止報知は、所定時間が経過することで終了する一方、到達報知は、所定時間が経過しても継続するので、特定の数値が規定数に到達したことで有利状態が終了したことを遊技者に対して効果的に認識させることができる。

0022

形態13のスロットマシンは、形態1〜12のいずれかに記載のスロットマシンであって、
遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段(ストップスイッチ8L、8C、8R)と、
前記導出操作手段の操作態様を報知する操作態様報知(ナビ報知)を行うことが可能な操作態様報知手段と、
を備え、
前記操作態様報知は、第1報知態様(第1態様)と、第2報知態様(第2態様)と、を含み、
前記操作態様報知手段は、前記有利状態(AT状態)において前記特定の数値(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタ)が規定数(上限ゲーム数、規定枚数)に到達することが確定していない場合には、前記第1報知態様にて前記操作態様報知を行うことも前記第2報知態様にて前記操作態様報知を行うこともある一方、前記有利状態において前記特定の数値が規定数に到達することが確定している場合(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達している場合)には、前記第1報知態様にて前記操作態様報知を行うことがあるが、前記第2報知態様にて前記操作態様報知を行わない
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の数値が規定数に到達することが確定する前は、操作態様報知の報知態様を第1報知態様とするか、第2報知態様とするか、を使い分けることによって特定状態の可能性等を示唆することができる。

0023

形態14のスロットマシンは、形態1〜13のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記特定状態制御手段は、前記特定状態(上乗せ状態A〜C)において有利量(ATゲーム数)が増加した結果、前記特定の数値が規定数に到達することが確定した場合(有利区間ゲーム数カウンタ、純増枚数カウンタがED制御の開始条件である第1所定値、第2所定値に到達した場合)に、当該特定状態の終了条件が成立していない場合でも当該特定状態を終了する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定状態において前記特定状態において有利量が増加した結果、特定の数値が規定数に到達することが確定したにも関わらず、無駄に特定状態が継続してしまうことがない。

0024

本発明が適用されたスロットマシンの実施例について図面を用いて説明する。本実施例のスロットマシン1は、図1に示すように、前面が開口する筐体1aと、この筐体1aの側端回動自在に枢支された前面扉1bと、から構成されている。スロットマシン1の内部には、互いに識別可能な複数種類の図柄が所定の順序で、それぞれ同数ずつ配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リール、右リール)が水平方向に並設されており、図1に示すように、これらリール2L、2C、2Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄が、スロットマシン1の正面の略中央に設けられた透視窓3において各々上中下三段に表示されて遊技者側から見えるように配置されている。また、図2に示すように、各リールには、各々が識別可能な複数種類の図柄(「赤7」、「青7」、「白7」、「BAR」、「スイカ」、「チェリーa」、「チェリーb」、「ベル」、「リプレイ」、「プラム」)が所定の順序で配列されている。

0025

尚、本実施例では、3つのリールを用いた構成を例示しているが、リールを1つのみ用いた構成、2つのリールを用いた構成、4つ以上のリールを用いた構成としても良い。また、本実施例では、リール2L、2C、2Rにより図柄を可変表示させる可変表示部を構成しているが、可変表示部は、リール以外であっても良く、例えば、外周面に複数の図柄が配置されたベルトを移動させることで図柄を変動表示させることが可能な構成でも良い。また、本実施例では、物理的なリールにて可変表示部を構成しているが、液晶表示器などの画像表示装置にて可変表示部を構成しても良い。

0026

スロットマシン1の正面には、図1に示すように、メダルを投入可能なメダル投入部4、メダルが払い出されるメダル払出口9、クレジット遊技者所有遊技用価値として記憶されているメダル数)を用いて、その範囲内において遊技状態に応じて定められた規定数(本実施例では、3)の賭数のうち最大の賭数を設定する際に操作されるMAXBETスイッチ6、クレジットとして記憶されているメダル及び賭数の設定に用いたメダルを精算する(クレジット及び賭数の設定に用いた分のメダルを返却させる)際に操作される精算スイッチ10、ゲームを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2C、2Rの回転を各々停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが遊技者により操作可能にそれぞれ設けられている。

0027

スロットマシン1の正面には、図1に示すように、クレジットとして記憶されているメダル枚数が表示されるクレジット表示器11、入賞の発生により払い出されたメダル枚数やエラー発生時にその内容を示すエラーコードや、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様に対応する操作情報ナビ情報)、有利区間に制御されている旨を示す有利区間表示等が表示される遊技補助表示器12、賭数が1設定されている旨を点灯により報知する1BETLED14、賭数が2設定されている旨を点灯により報知する2BETLED15、賭数が3設定されている旨を点灯により報知する3BETLED16、メダルの投入が可能な状態を点灯により報知する投入要求LED17、スタートスイッチ7の操作によるゲームのスタート操作が有効である旨を点灯により報知するスタート有効LED18、ウェイト前回ゲーム開始から一定期間経過していないためにリールの回転開始待機している状態)中である旨を点灯により報知するウェイト中LED19、リプレイゲーム中である旨を点灯により報知するリプレイ中LED20、が設けられた遊技用表示部13が設けられている。また、スロットマシン1の正面には、画像等を表示可能な液晶表示器51、演出用スイッチ56が設けられている。

0028

MAXBETスイッチ6の内部には、MAXBETスイッチ6の操作による賭数の設定操作が有効である旨を点灯により報知するBETスイッチ有効LED21(図3参照)が設けられており、ストップスイッチ8L、8C、8Rの内部には、該当するストップスイッチ8L、8C、8Rによるリールを停止させる操作が有効である旨を点灯により報知する左、中、右停止有効LED22L、22C、22R(図3参照)がそれぞれ設けられている。また、演出用スイッチ56の内部には、演出用スイッチ56による操作が有効である旨を点灯により報知するLED(図示略)が設けられている。

0029

スロットマシン1の内部には、所定キー操作によりスロットマシン1の外部からのエラー状態を解除するためのリセット操作を検出するリセットスイッチ23、設定値変更中や設定値の確認中にその時点の設定値が表示される設定値表示器24、メダル投入部4から投入されたメダルの流路を、スロットマシン1の内部に設けられた後述のホッパータンク側またはメダル払出口9側のいずれか一方に選択的に切り替えるための流路切替ソレノイド30、メダル投入部4から投入されてホッパータンク側に流下したメダルを検出する投入メダルセンサ31を有するメダルセレクタ(図示略)が設けられている。

0030

また、スロットマシン1の内部には、メイン制御部41からの制御信号に応じて前述のリール2L、2C、2Rを駆動させるためのリールユニット34、メイン制御部41からの制御信号に応じてメダルをメダル払出口9より払い出すためのホッパーユニット35が設けられている。

0031

また、スロットマシン1の内部には、設定変更状態または設定確認状態に切り替えるための設定キースイッチ37、通常時においてはエラー状態を解除するためのリセットスイッチとして機能し、設定変更状態においては後述する内部抽選の当選確率(出玉率)の設定値を変更するための設定スイッチとして機能するリセット/設定スイッチ38が設けられている。

0032

図3に示すように、スロットマシン1には、遊技制御基板40、演出制御基板90が設けられており、遊技制御基板40によって遊技の制御が行われ、演出制御基板90によって遊技状態に応じた演出の制御が行われる。

0033

遊技制御基板40には、前述のMAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストップスイッチ8L、8C、8R、精算スイッチ10、リセットスイッチ23、投入メダルセンサ31、リールユニット34のリールセンサ(図示略)、ホッパーユニット35の払出センサ及び満タンセンサ(図示略)、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ38が接続されており、これら接続されたスイッチ類等の検出信号が入力されるようになっている。

0034

また、遊技制御基板40には、前述のクレジット表示器11、遊技補助表示器12、1〜3BETLED14〜16、投入要求LED17、スタート有効LED18、ウェイト中LED19、リプレイ中LED20、BETスイッチ有効LED21、左、中、右停止有効LED22L、22C、22R、設定値表示器24、流路切替ソレノイド30、リールユニット34、ホッパーユニット35が接続されており、これら電気部品は、遊技制御基板40に搭載されたメイン制御部41の制御に基づいて駆動されるようになっている。

0035

遊技制御基板40には、メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータにより構成され、遊技の制御を行うメイン制御部41が搭載されている。

0036

演出制御基板90には、前述の液晶表示器51、音声出力可能スピーカ53、54、リール2L、2C、2Rの所定位置を背面側から照射可能なリールLED(図示略)等の演出装置が接続されており、これら演出装置の出力状態は、演出制御基板90に搭載されたサブ制御部91により制御可能となっている。サブ制御部91は、メイン制御部41から送信されるコマンドを受けて、演出を行うための各種の制御等を行うようになっている。また、演出制御基板90には、前述の演出用スイッチ56が接続されており、当該演出用スイッチ56の入力状態は、サブ制御部91により検出可能となっている。

0037

本実施例のスロットマシン1は、設定値に応じてメダルの払出率が変わる構成である。詳しくは、内部抽選等の遊技者に対する有利度に影響する抽選において設定値に応じた当選確率を用いることにより、メダルの払出率が変わるようになっている。設定値は1〜6の6段階からなり、6が最も払出率が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど払出率が低くなる。すなわち設定値として6が設定されている場合には、遊技者にとって最も有利度が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低くなる。

0038

設定値を変更するためには、設定キースイッチ37をON状態としてからスロットマシン1の電源をONにする必要がある。設定キースイッチ37をON状態として電源をONにすると、設定値表示器24にRAM41cから読み出された設定値が表示値として表示され、リセット/設定スイッチ38の操作による設定値の変更が可能な設定変更状態に移行する。設定変更状態において、リセット/設定スイッチ38が操作されると、設定値表示器24に表示された表示値が1ずつ更新されていく(設定値6からさらに操作されたときは、設定値1に戻る)。そして、スタートスイッチ7が操作されると表示値を設定値として確定する。そして、設定キースイッチ37がOFFにされると、確定した表示値(設定値)がメイン制御部41のRAM41cに格納され、遊技の進行が可能な状態に移行する。

0039

尚、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ38は、スロットマシン1の内部に設けられ、所定のキー操作により開放可能な前面扉1bを開放しない限り操作不可能とされており、スロットマシン1が設置される遊技店店員のうち所定のキーを所持する店員のみが操作可能となる。特に、設定キースイッチ37は、さらにキー操作を要することから、遊技店の店員の中でも、設定キースイッチ37の操作を行うためのキーを所持する店員のみが操作可能とされている。また、リセットスイッチ23は、前面扉1bを開放する必要はないが、所定のキーを用いたキー操作を必要とするため、所定のキーを所持する店員のみが操作可能となる。また、リセット/設定スイッチ38は、通常時においてはエラー状態を解除するためのリセットスイッチとしても機能するようになっている。

0040

本実施例のスロットマシン1においてゲームを行う場合には、まず、メダルをメダル投入部4から投入するか、あるいはMAXBETスイッチ6を操作してクレジットを使用して賭数を設定する。遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されると、予め定められた入賞ラインLN(図1参照、本実施例では、リール2L、2C、2Rの中段に水平方向に並んだ図柄に跨がって設定されている)が有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。尚、遊技状態に対応する規定数のうち最大数を超えてメダルが投入された場合には、その分はクレジットに加算される。また、本実施例では、1本の入賞ラインのみを適用しているが、複数の入賞ラインを適用しても良い。

0041

ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2Rが回転され、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動される。リール2L、2C、2Rが回転されている状態で、いずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作すると、対応するリール2L、2C、2Rに対して停止制御が行われ、当該リールの回転が停止され、当該リールの図柄が透視窓3に表示結果として導出表示される。

0042

停止制御では、各ストップスイッチについて操作が行われたときから最大停止遅延時間(本実施例では、190ms(ミリ秒))以内に、操作に対応するリール2L、2C、2Rの回転を停止させる制御が行われる。リール2L、2C、2Rを1分間に80回転させ、80(回転)×21(1リール当たりの図柄コマ数、例えば、21コマ)=1680コマ分の図柄を変動させるので、予め定められた最大停止遅延時間(190ms)が経過するまでの間では、最大で4コマ分の図柄を引き込むことができることとなる。つまり、停止制御では、ストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されたときに表示されている図柄と、そこから4コマ先までにある図柄、合計5コマ分(引込範囲)の図柄から一の図柄を選択して、リール2L、2R、2Rに導出させることが可能である。

0043

これにより、停止制御では、各リール2L、2C、2Rについて対応するストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで回転を停止させる際に、後述する内部抽選にて当選している入賞役を構成する図柄が、ストップスイッチが操作されたときの図柄から4コマ先までの引込範囲内にある場合には、当該図柄を入賞ラインLN上に引き込んで、ストップスイッチが操作されたリールの回転を停止させる一方で、内部抽選にて当選している入賞役を構成する図柄が、当該引込範囲内にない場合には、内部抽選にて当選していない入賞役を構成する図柄が、入賞ラインLN上に停止しないように、いずれの入賞役も構成しない図柄を入賞ラインLN上に引き込んで、ストップスイッチが操作されたリールの回転を停止させるように制御することが可能である。

0044

そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、入賞ラインLN上に予め定められた入賞役の図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数のメダルが遊技者に対して付与され、クレジットに加算される。また、クレジットが上限数(本実施例では50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出口9(図1参照)から払い出されるようになっている。また、入賞ラインLN上に、遊技状態の移行を伴う図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には図柄の組合せに応じた遊技状態に移行するようになっている。

0045

尚、本実施例では、スタートスイッチ7の操作が有効な状態でスタートスイッチ7の操作が検出されたときにゲームが開始し、全てのリールが停止したときにゲームが終了する。また、ゲームを実行するための1単位の制御(ゲーム制御)は、前回のゲームの終了に伴う全ての制御が完了したときに開始し、当該ゲームの終了に伴う全ての制御が完了したときに終了する。

0046

本実施例のスロットマシン1において、入賞となる役(以下、入賞役と呼ぶ)の種類は、遊技状態に応じて定められ、メダルの払い出しを伴う小役と、賭数の設定を必要とせずに次ゲームを開始可能となる再遊技役と、遊技者にとって有利な遊技状態(特別状態)への移行を伴う特別役と、がある。以下では、小役と再遊技役をまとめて一般役とも呼ぶ。遊技状態に応じて定められた各役の入賞が発生するためには、内部抽選に当選して、当該役の当選フラグが設定されている必要がある。内部抽選は、メイン制御部41が、前述の各役への入賞を許容するか否かを、全てのリール2L、2C、2Rの表示結果が導出される以前(具体的には、規定数の賭数が設定された状態でスタートスイッチ7の操作が検出された時)に、乱数を用いて決定するものである。

0047

尚、各役の当選フラグのうち、小役及び再遊技役の当選フラグは、当該フラグが設定されたゲームにおいてのみ有効とされ、次ゲームでは無効となるが、特別役の当選フラグは、当該フラグにより許容された役の組合せが揃うまで有効とされ、許容された役の組合せが揃ったゲームにおいて無効となる。すなわち特別役の当選フラグが一度当選すると、例え、当該フラグにより許容された役の組合せを揃えることができなかった場合にも、その当選フラグは無効とされずに、次ゲームへ持ち越されるようになっている。

0048

また、内部抽選では、予め定められた所定の操作態様(例えば、停止操作順、操作タイミング)で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われた場合よりも有利となる小役、再遊技役(以下、ナビ対象役と呼ぶ場合がある。)が当選し得るようになっている。ナビ対象役には、例えば、予め定められた所定の操作態様で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われる場合に停止する停止態様よりも有利な停止態様となる役や、予め定められた所定の操作態様で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われる場合よりも有利な停止態様が停止する割合が高い役等を含む。また、有利な停止態様とは、メダルの付与を伴う停止態様だけでなく、有利な遊技状態への移行を伴う停止態様、不利な遊技状態への移行が回避される停止態様なども含む。

0049

メイン制御部41は、内部抽選結果に応じて遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を特定可能なナビ情報を遊技補助表示器12の点灯態様により報知するナビ報知を実行可能な報知期間となるアシストタイム(AT)に制御可能である。メイン制御部41は、ATに制御される権利が遊技者に対して付与されることで、ATの制御を開始してATに制御する。そして、ATに制御している場合には、ナビ対象役に当選することにより、ナビ報知を実行して、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様(例えば、押し順、操作タイミング等)を遊技補助表示器12を用いて報知するとともに、遊技者にとって有利となる操作態様を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信することで、当該操作態様を液晶表示器51等を用いて報知するナビ演出を実行させる。ナビ報知及びナビ演出により報知される操作態様にて、ストップスイッチ8L、8C、8Rを操作することで、内部抽選にて当選したナビ対象役を確実に入賞させることができるようになっている。

0050

尚、本実施例では、メイン制御部41は、メダルの払出枚数やエラーコード、ナビ情報を表示させることが可能な遊技補助表示器12を備え、ナビ報知の制御において遊技補助表示器12を用いてナビ情報を報知する構成であるが、ナビ情報のみを表示させることが可能な専用の表示器を備え、ナビ報知の制御において当該専用の表示器を用いてナビ情報を報知する構成でも良い。

0051

[遊技状態について]
メイン制御部41は、図4に示すように、遊技状態として非内部中、内部中、特別状態(BB一般、RB)のいずれかに制御することが可能である。遊技状態は、内部抽選により抽選対象となる再遊技役の種類及び内部抽選により再遊技役が当選する確率が共通である状態である。本実施例では、非内部中、内部中、特別状態のBB一般、特別状態のRBにおいて、遊技状態毎に再遊技役の当選する確率が異なるが、同一の遊技状態中では、再遊技役の当選する確率は、一律である。また、内部中において内部抽選により抽選対象となる再遊技役の種類は、非内部中と共通であるが、特別状態のBB一般、RBにおいて内部抽選により抽選対象となる再遊技役の種類は、非内部中と異なり、特別状態のBB一般において内部抽選により抽選対象となる再遊技役の種類は、RBと異なる。

0052

非内部中は、特別役(BB)の当選が持ち越されていない状態である。スロットマシン1の工場出荷時の状態や、遊技状態に関するデータが記憶されるRAM41cの所定領域が初期化された状態で、スロットマシン1が起動された場合に、先ず、非内部中に制御される。また、特別状態が終了されることで非内部中に制御される。そして、非内部中は、当該非内部中のゲームにおいて内部抽選にて特別役(BB)が当選し、当該特別役が取りこぼされて、内部中に移行されることで終了される。また、内部抽選にて特別役(BB)が当選したゲームにおいて、当該特別役(BB)が入賞し、特別状態に移行されることでも終了される。

0053

尚、遊技状態に関するデータが記憶されるRAM41cの所定領域は、前述の設定変更状態に移行した場合には、初期化されることがなく、設定変更状態の終了後においては、当該設定変更状態の開始前の遊技状態が引き継がれる。すなわち設定変更状態の開始前に非内部中に制御されていた場合には、設定変更状態の終了後も引き続き非内部中に制御され、設定変更状態の開始前に内部中に制御されていた場合には、設定変更状態の終了後も引き続き内部中に制御されるようになっている。

0054

また、非内部中では、所定期間内のゲームにおいて、遊技者にとって有利となる操作態様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、当該期間中における1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超える一方、遊技者にとって有利となる操作態様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されないことで、当該期間中における1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超えないようになっている。後述するように、非内部中では、遊技者にとって有利となる操作態様が報知されないことで、1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超えないようになっている。

0055

内部中は、特別役(BB)の当選が持ち越されている状態である。非内部中における内部抽選にて特別役(BB)が当選することで開始される。

0056

内部中では、所定期間内のゲームにおいて、遊技者にとって有利となる操作態様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、当該期間中における1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超える一方、遊技者にとって有利となる操作態様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されないことで、当該期間中における1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超えないようになっており、遊技者にとって有利となる操作態様が報知される期間では、1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超える一方で、遊技者にとって有利となる操作態様が報知されない期間では、1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超えないようになっている。また、内部中では、小役が内部抽選で当選する確率は、非内部中の確率と同一である一方で、所定の再遊技役(本実施例では、再遊技役1)が内部抽選で当選する確率は、非内部中に比較して高く設定されており、内部中は、非内部中に比較して有利な状態になっている。

0057

特別状態は、特別役(BB)の入賞に伴い制御される遊技状態であり、非内部中において特別役(BB)が入賞することで開始され、所定の終了条件の成立(例えば、特別状態中のメダルの総払出枚数所定枚数(例えば、50枚)を超えること)により終了される。特別状態の終了後は、非内部中に移行される。

0058

特別状態は、遊技状態としてBB一般及びRBを含み、特別状態中では、前述の所定の終了条件が成立するゲームまで、いずれか一方の遊技状態に制御される。

0059

BB一般は、内部抽選にて小役が当選する確率は、非内部中及び内部中と共通であるが、特別役(RB)の当選確率が高まる状態である。内部中において特別役(BB)が入賞して特別状態へ移行されること、または特別状態の終了条件が成立していない状態で、RBが終了されることで開始される。そして、BB一般は、内部抽選にて特別役(RB)が当選し、当該特別役(RB)の図柄組合せがリール2L、2C、2Rに停止することで終了されて、RBへ移行される。

0060

RBは、内部抽選にて小役が当選する確率が、非内部中、内部中、BB一般よりも高まる状態である。BB一般中における内部抽選にて特別役(RB)が当選し、当該特別役(RB)の図柄組合せがリール2L、2C、2Rに停止することで開始される。そして、RBは、当該RB中において入賞が所定回数(本実施例では、8回)発生すること、またはRB中において所定数のゲーム(本実施例では、12ゲーム)が行われることの少なくとも一方が成立することで終了されて、BB一般へ移行される。

0061

BB一般では、特別役(RB)が内部抽選にて当選する確率は、非内部中及び内部中に当選する確率に比較して高く設定されている。また、再遊技役が内部抽選にて当選する確率が0に設定され、非内部中において当該再遊技役の当選する確率分が、BB一般中において特別役(RB)の当選する確率に割り当てられている。一方、BB一般中において小役が内部抽選にて当選する確率は、非内部中及び内部中と同一の確率に設定されている。

0062

また、BB一般中では、小役が内部抽選にて非内部中及び内部中と同一の確率で当選するが、後述するように有利区間に制御されず、遊技者にとって有利となる操作態様が報知されないようになっている。また、BB一般において入賞し得る特別役(RB)は、入賞に伴いメダルが払い出されない役である。これらにより、BB一般中のメダルの払出率が100%を超えないようになっている。

0063

RBは、小役が内部抽選にて当選する確率が、非内部中及び内部中に当選する確率に比較して高い状態である。RBでは、内部抽選において、1ゲームの賭数の設定に用いられるメダル枚数(例えば、3枚)よりも少ない枚数(例えば、1枚)のメダルが入賞に伴い払い出される第1小役(本実施例では、RB中小役2)が、1ゲームの賭数の設定に用いられるメダル枚数よりも多い枚数(例えば、8枚)のメダルが入賞に伴い払い出される第2小役(本実施例では、RB中小役1)の当選する確率(例えば、約1/4)よりも高い確率(例えば、約3/4)で、当選するようになっており、RB中1ゲーム当たりのメダル払出枚数期待値(例えば、2.75枚)は、1ゲームの賭数の設定に用いられるメダル枚数(例えば、3枚)よりも少なくなっている。また、後述するように有利区間に制御されず、遊技者にとって有利となる操作態様が報知されないようになっている。これにより、RB中では、メダルの払出率が100%を超えないようになっている。すなわち、BB一般及びRBでは、メダル払出率が100%を超えることがなく、特別状態におけるメダルの払出率が100%を超えないようになっている。また、BB一般及びRBでは、有利区間に制御されないようになっている。

0064

また、本実施例のスロットマシン1では、前述の非内部中において予め定められた所定確率(例えば、約1/3.4)で特別役(BB)が当選し、内部中に移行するとともに、内部中、すなわち特別役(BB)の当選フラグが持ち越されている状態において、後述するATに制御されていない場合には、1ゲームあたりのメダルの払出率が100%を超えない一方、ATに制御されている場合には、1ゲームあたりのメダルの払出率が100%を超えるようになっている。

0065

また、リールの停止制御では、特別役と小役が同時に当選している場合には、小役を優先して揃える制御を行うようになっており、さらに内部中において内部抽選の対象となる全ての小役において特別役(BB)の構成図柄の引込範囲と小役の構成図柄の引込範囲とが重複しており、いずれの小役が当選した場合でも当選した小役の構成図柄が入賞ラインLNに停止することとなる。また、特別役と再遊技役が同時に当選している場合には、再遊技役を必ず揃える制御を行う。すなわち内部中において小役または再遊技役が当選している場合には、特別役(BB)が入賞しないようになっている。

0066

また、内部中では、必ずいずれかの小役またはいずれかの再遊技役が当選するので、内部中に一度移行されると特別役(BB)が入賞しないようになっており、内部中への移行後は、当該内部中が維持されることとなる。

0067

スロットマシン1では、遊技の大半において内部中に制御されることとなるので、内部中に制御されていることを前提とし、設定値(本実施例では、1〜6)に応じたメダルの払出率が各設定値に応じて定められた値となるように、内部中においてATに制御するか否か、具体的には、後述のAT抽選の当選確率、ナビ抽選の当選確率等を設定することにより、設定値に応じたメダルの払出率が設定される。

0068

また、内部中に制御されていることを前提として設定値に応じたメダルの払出率が設定されることから、内部中以外の遊技状態に制御された場合には、メダルの払出率が設計通りの払出率と乖離してしまう可能性があり、極力内部中に制御されることが好ましい。このため、本実施例では、非内部中において内部中に移行しやすいように、遊技者に対して推奨する推奨操作態様と、特別役(BB)を入賞させる操作態様と、が異なる。すなわち非内部中において遊技者が推奨操作態様で停止操作を行っている限りは、特別役(BB)が入賞しないようになっている。

0069

このように、メイン制御部41は、内部抽選にて特別役(BB)が当選し、当該特別役(BB)の図柄組合せが導出されなかったときに、当該特別役(BB)の当選を次ゲーム以降に持ち越すことが可能である。

0070

また、メイン制御部41は、特別役(BB)の当選が持ち越されている内部中においてナビ報知により有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様(正解押し順)を報知させるATの制御を行うことが可能であり、当該内部中においてメダルの払出率が適正となるように設計されている。

0071

尚、後述するように、遊技状態のうち非内部中及び内部中では、後述の有利区間移行抽選対象役が内部抽選にて当選することで、有利区間移行抽選が行われ、当該有利区間移行抽選にて当選することで、後述の遊技区間が通常区間から有利区間へ移行されることがある。一方、遊技状態のうち特別状態では、後述のように有利区間移行抽選にて当選することがないようになっており、遊技区間が通常区間から有利区間へ移行されないようになっている。

0072

また、特別状態は、例えば、規定ゲーム数ごとに内部抽選にて小役の当選確率が上昇される状態であり、予め定められた場合に移行され、予め定められたゲーム数が行われるまで継続される状態でも良いし、規定ゲーム数ごとに内部抽選にて小役の当選確率が上昇される状態に連続して移行される状態でも良いし、内部抽選において取得された乱数値にかかわらずに小役が当選する状態であり、予め定められた場合に移行され、1ゲームが行われることで終了される状態でも良いし、規定ゲーム数ごとに内部抽選にて小役の当選確率が上昇される状態であり、所定の図柄の組合せがリールに導出されたことを条件に移行され、1ゲームが行われることで終了される状態等でも良い。

0073

また、本実施例では、メイン制御部41は、非内部中において特別役(BB)が入賞することで特別状態に制御し、当該特別状態に含まれるBB一般において、内部抽選にて特別役(RB)が当選し、当該特別役(RB)が入賞することでRBに制御する構成であるが、非内部中における内部抽選でも特別役(RB)が当選可能な構成とし、非内部中及び内部中において当選している特別役(RB)が入賞することもRBに制御する構成でも良い。

0074

[内部抽選の抽選対象役について]
メイン制御部41が行う内部抽選において抽選対象となる内部抽選対象役について、図5に基づいて説明する。

0075

内部抽選対象役には、複数の内部抽選対象役が含まれる。各内部抽選対象役には、1または複数の入賞役が含まれ、内部抽選にて一の内部抽選対象役が当選したときには、当該内部抽選対象役に含まれる入賞役が同時に当選したこととなる。

0076

図5に示すように、内部抽選対象役には、特別役(BB)、特別役(RB)、押し順小役1、押し順小役2、押し順小役3、押し順小役4、押し順小役5、押し順小役6(以下、押し順小役1〜6をまとめて押し順小役と呼ぶ場合がある)、特定小役1、特定小役2、RB中小役1、RB中小役2、再遊技役1が含まれる。

0077

特別役(BB)は、入賞により前述の特別状態への移行を伴う役である。特別役(BB)は、遊技状態が非内部中に制御されているときには、内部抽選の対象となる一方で、遊技状態が内部中及び特別状態(BB一般、RB)に制御されているときには、内部抽選の対象とならない。

0078

特別役(RB)は、入賞により前述のRBへの移行を伴う役である。特別役(RB)は、遊技状態がBB一般に制御されているときには、内部抽選の対象となる一方で、遊技状態が非内部中及び内部中、BB一般、RBに制御されているときには、内部抽選の対象とならないようになっており、BB一般では、特別役(RB)が内部抽選にて当選する確率が、遊技状態がBB一般以外の状態(非内部中、内部中、RB)であるときに比較して高い確率となるようになっている。

0079

尚、本実施例では、遊技状態が非内部中及び内部中に制御されているときには、特別役(RB)が内部抽選の対象とならず、遊技状態が非内部中や内部中からRBへ移行されることのない構成であるが、遊技状態が非内部中または内部中に制御されているときにも、特別役(RB)が内部抽選の抽選対象となり、非内部中及び内部中に特別役(RB)が当選して、当該特別役(RB)の図柄組合せがリールに停止されることで、遊技状態を非内部中や内部中からRBへ移行させることが可能な構成でも良い。

0080

押し順小役1〜6は、各押し順小役に割り当てられた所定の操作態様(本実施例では、操作順)でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、押し順小役に含まれる入賞役のうち、賭数よりも多い枚数のメダルが払い出される増加役が入賞する一方で、対応する操作態様以外の操作態様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、押し順小役に含まれる入賞役のうち、賭数以下の枚数のメダルが払い出される減少役が入賞することもあるが、いずれの入賞役も入賞しないこともある役である。このため、押し順小役1〜6の当選時には、当選した役の種類に応じた操作態様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されたか否かによって払い出されるメダル枚数の期待値を変えることができる。

0081

押し順小役1〜6が当選したときに、押し順小役に含まれる入賞役のうち増加役を入賞させることが可能な操作態様、すなわち遊技者にとって有利となる操作態様は、押し順小役1では、左リール2Lを1番目に停止させ、中リール2Cを2番目に停止させ、右リール2Rを3番目に停止させる操作順での操作(以下、左中右停止操作と呼ぶ場合がある)であり、押し順小役2では、左リール2Lを1番目に停止させ、右リール2Rを2番目に停止させ、中リール2Cを3番目に停止させる操作順での操作(以下、左右中停止操作と呼ぶ場合がある)であり、押し順小役3では、中リール2Cを1番目に停止させ、左リール2Lを2番目に停止させ、右リール2Rを3番目に停止させる操作順での操作(以下、中左右停止操作と呼ぶ場合がある)であり、押し順小役4では、中リール2Cを1番目に停止させ、右リール2Rを2番目に停止させ、左リール2Lを3番目に停止させる操作順での操作(以下、中右左停止操作と呼ぶ場合がある)であり、押し順小役5では、右リール2Rを1番目に停止させ、左リール2Lを2番目に停止させ、中リール2Cを3番目に停止させる操作順での操作(以下、右左中停止操作と呼ぶ場合がある)であり、押し順小役6では、右リール2Rを1番目に停止させ、中リール2Cを2番目に停止させ、左リール2Lを3番目に停止させる操作順での操作(以下、右中左停止操作と呼ぶ場合がある)である。

0082

押し順小役1〜6は、遊技状態が非内部中及び内部中、BB一般に制御されているときに内部抽選の対象となり、これらのいずれの遊技状態に制御されているときにも内部抽選にて同一の確率で当選するようになっている。一方、押し順小役1〜6は、遊技状態がRBに制御されているときには、内部抽選の対象とならない。

0083

特定小役1及び特定小役2は、他の内部抽選対象役に比較して内部抽選にて当選する確率が低い役である。また、特定小役1は、特定小役2に比較して内部抽選にて当選する確率が高い役である。特定小役1及び特定小役2は、遊技状態が非内部中及び内部中、BB一般に制御されているときに内部抽選の対象となり、これらのいずれの遊技状態に制御されているときにも内部抽選にて同一の確率で当選するようになっている。また、特定小役1及び特定小役2は、遊技状態がRBに制御されているときには、内部抽選の対象とならないようになっている。

0084

RB中小役1及びRB中小役2は、遊技状態が非内部中及び内部中、BB一般に制御されているときは内部抽選の対象とならず、遊技状態がRBに制御されているときにのみ内部抽選の対象となる。

0085

RB中小役1は、1ゲームの賭数の設定に用いられるメダル枚数よりも多くのメダル枚数(本実施例では、8枚)が、入賞に伴い払い出される小役であり、RB中の内部抽選にて約1/4の確率で当選するようになっている。一方、RB中小役2は、1ゲームの賭数の設定に用いられるメダル枚数よりも少ないメダル枚数(本実施例では、1枚)が、入賞に伴い払い出される小役であり、RB中の内部抽選にて約3/4の確率で当選するようになっている。これにより、RB中1ゲーム当たりのメダル払出枚数の期待値は、2.75枚となり、1ゲームの賭数の設定に用いられるメダル枚数(本実施例では、3枚)よりも少なくなり、RB中のメダルの払出率が100%を超えないようになっている。

0086

再遊技役1は、遊技状態が非内部中に制御されているときにも、内部中に制御されているときにも、内部抽選の対象となり、非内部中及び内部中のいずれの遊技状態に制御されているときにも内部抽選にて同一の確率で当選するようになっている。また、遊技状態がBB一般及びRBであるときには、内部抽選の対象とならないようになっている。

0087

本実施例のスロットマシン1では、遊技状態が内部中に制御されているときに、内部抽選にて上述の小役(押し順小役1〜6、特定小役1、特定小役2)及び再遊技役(再遊技役1)が当選する確率は、全ての押し順小役1〜6の当選時には増加役が入賞され、かつ全ての特定小役1及び特定小役2の当選時には当選している小役が取りこぼしなく入賞される場合に、メダルの純増枚数(所定期間において払い出されたメダルの総枚数から当該所定期間において賭数の設定に用いられたメダルの総枚数を減算して得られるメダルの総枚数)の1ゲーム当たりの平均値が所定値(本実施例では、3枚)となるように、設計されている。

0088

内部抽選では、内部抽選対象役のうちの特別役(BB)、特別役(RB)、押し順小役1〜6、RB中小役1、RB中小役2、再遊技役1は、スロットマシン1において設定されている設定値に応じて差がない確率、すなわち設定されている設定値に関わらず一律の確率で当選するようになっている一方で、内部抽選対象役のうちの特定小役1及び特定小役2は、設定されている設定値に応じて差のある確率で当選するようになっている。

0089

メイン制御部41は、内部抽選にて所定の内部抽選対象役が当選したことを契機として、後述の遊技区間を有利区間へ移行させるか否かを決定する有利区間抽選を行うことが可能である。以下、有利区間抽選の契機となる内部抽選対象役を、有利区間移行抽選対象役と呼ぶ場合がある。有利区間移行抽選では、いずれの設定値が設定されている状況でも、内部抽選にて当選した有利区間移行抽選対象役が同一の役であるときには、一律の確率で、有利区間に移行させる旨が決定されるように有利区間移行抽選が行われるようになっている。

0090

内部抽選対象役のうち押し順小役1〜6、特定小役1、特定小役2、再遊技役1は、有利区間移行抽選対象役である。これらの有利区間移行抽選対象役は、遊技状態が非内部、内部中のいずれの遊技状態に制御されているときにも内部抽選にて同一の確率で当選するようになっており、遊技状態が非内部中、内部中のいずれに制御されているときにも内部抽選の当選確率が変化しない役を契機に有利区間移行抽選が行われるようになっている。

0091

また、内部中において内部抽選対象役とならない役(実施例では、特別役(BB)、特別役(RB)、RB中小役1、RB中小役2)、及び遊技状態が非内部中、内部中のいずれに制御されているかに応じて内部抽選にて当選する確率が変動する役を契機として、有利区間移行抽選が行われないようになっている。

0092

メイン制御部41は、内部抽選にて所定の内部抽選対象役が当選したことを契機として、前述のATに制御するか否かを決定するAT抽選を行う。以下、AT抽選の契機となる内部抽選対象役を、AT抽選対象役と呼ぶ場合がある。

0093

内部抽選対象役のうち押し順小役1〜6、特定小役1、特定小役2、再遊技役1は、AT抽選対象役である。遊技区間が有利区間に制御されているときに、内部抽選にてこれらのAT抽選対象役のいずれかが当選することで、AT抽選が行われる。AT抽選では、スロットマシン1においていずれの設定値が設定されている状況でも、内部抽選にて当選したAT抽選対象役が同一の役であるときには、一律の確率で、ATに制御する旨の決定がされるように抽選が行われるようになっている。

0094

また、内部抽選にて特定小役1または特定小役2が当選したことを契機として行われるAT抽選では、押し順小役1〜6、再遊技役1のいずれかが当選したことを契機とするときに比較して高い確率で、ATに制御する旨の決定がされるようになっている。また、特定小役1が当選したことを契機として行われるAT抽選では、特定小役2が当選したことを契機とするときに比較して高い確率で、ATに制御する旨の決定がされるようになっている。

0095

尚、内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が当選する確率は、スロットマシン1に設定されている設定値によらず、一律の確率であり、当該有利区間移行抽選対象役の当選を契機に行われる有利区間移行抽選では、設定値に応じて差のある確率で抽選を行うことで、有利区間に移行する旨を、設定値に応じて差のある確率で決定する構成としても良い。また、内部抽選にてAT抽選対象役が当選する確率は、スロットマシン1に設定されている設定値によらず、一律の確率であり、当該AT抽選対象役の当選を契機に行われるAT抽選では、設定値に応じて差のある確率で抽選を行うことで、ATに制御する旨を、設定値に応じて差のある確率で決定する構成でも良い。また、内部抽選にてAT抽選対象役が当選する確率が、スロットマシン1に設定されている設定値に応じて差がある確率であり、当該AT抽選対象役の当選を契機に行われるAT抽選では、設定値に応じて差のある確率で抽選を行うことで、ATに制御する旨を、設定値に応じて差のある確率で決定する構成でも良い。

0096

また、本実施例では、内部抽選にて当選した役が、スロットマシン1に設定されている設定値に応じて内部抽選にて当選する確率に差がある役(以下、設定差あり役と呼ぶ場合がある)であるか、差のない役(以下、設定差なし役と呼ぶ場合がある)であるあるかにかかわらず、当該役の当選を契機として有利区間移行抽選やAT抽選を行う構成であるが、内部抽選にて当選した役が設定差あり役であることを契機として有利区間移行抽選やAT抽選を行う一方、設定差なし役であることを契機として有利区間移行抽選やAT抽選を行わない構成でも良いし、有利区間移行抽選やAT抽選の一方を、内部抽選での設定差あり役の当選を契機として行い、有利区間移行抽選やAT抽選の他方を、内部抽選での設定差なし役の当選を契機として行う構成でも良い。

0097

[遊技補助表示器の構成について]
メイン制御部41が備える遊技補助表示器12の構成について、図6に基づいて説明する。

0098

図6(a)に示すように、遊技補助表示器12は、第1〜第8セグメントをそれぞれ点灯/消灯可能な2つの表示器12L、12Rからなり、それぞれのセグメントを点灯させることが可能な表示器である。各表示器12L、12Rの所定セグメントを点灯態様に制御することで、所定の数字(「0」〜「9」)や記号(例えば、「−」「.」等)、英字(例えば、「E」等)を1桁または2桁で表示することにより、メダルの払出枚数(図示略)や、有利区間に制御されている旨(図6(b)参照)、発生しているエラーの種類を特定可能なエラーコード(例えば、図10(a)参照)、ナビ報知により報知するナビ情報としてナビ番号(図7参照)等を示す表示を行うことが可能である。

0099

図6(b)に示すように、メイン制御部41は、遊技区間を有利区間に制御しており、所定の報知開始条件が成立するとき(例えば、有利区間の開始後、最初にナビ報知が行われ、払出率(払出枚数/賭数)が100%を超え得るゲームの開始時)から、所定の報知終了条件が成立するとき(例えば、有利区間が終了されるとき)までの報知期間にわたり、遊技補助表示器12の右側表示器12Rの第8セグメント(以下、区間表示LED12aと呼ぶ場合がある)を点灯状態に制御することで、遊技区間を有利区間に制御している旨を報知する区間表示を行うことが可能である。

0100

[ナビ報知及びナビ演出について]
メイン制御部41が遊技補助表示器12を用いて行うナビ報知、及びサブ制御部91が液晶表示器51を用いて行うナビ演出について、図7に基づいて説明する。

0101

メイン制御部41は、ATの制御を行っており、内部抽選にてナビ対象役(本実施例では、押し順小役1〜6)が当選した場合に、ナビ報知を実行し、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様(本実施例では、操作順、以下、正解押し順と呼ぶ場合がある。)を特定可能なナビ番号を遊技補助表示器12に表示させて、当該遊技者にとって有利となる操作態様を報知することが可能である。

0102

図7に示すように、ナビ報知には、左中右ナビ、左右中ナビ、中左右ナビ、中右左ナビ、右左中ナビ、右中左ナビが含まれる。左中右ナビでは、遊技補助表示器12にナビ番号「1−」を表示することで、遊技者にとって有利となる操作態様が左中右停止操作である旨を報知する。左右中ナビでは、遊技補助表示器12にナビ番号「2−」を表示して、遊技者にとって有利となる操作態様が左右中停止操作である旨を報知する。中左右ナビでは、遊技補助表示器12にナビ番号「3−」を表示して、遊技者にとって有利となる操作態様が中左右停止操作である旨を報知する。中右左ナビでは、遊技補助表示器12にナビ番号「4−」を表示して、遊技者にとって有利となる操作態様が中右左停止操作である旨を報知する。右左中ナビでは、遊技補助表示器12にナビ番号「5−」を表示して、遊技者にとって有利となる操作態様が右左中停止操作である旨を報知する。右中左ナビでは、遊技補助表示器12にナビ番号「6−」を表示して、遊技者にとって有利となる操作態様が右中左停止操作である旨を報知する。

0103

また、メイン制御部41は、前述のように区間表示LED12aにより有利区間に制御している旨を報知する区間表示を開始させた後は、当該区間表示LED12aを継続して点灯状態に制御するようになっており、当該区間表示の実行中にナビ報知を行う場合には、区間表示LED12aを点灯状態に継続的に制御しつつ、ナビ報知により報知するナビ番号を遊技補助表示器12に表示させるように制御する。

0104

尚、本実施例では、ナビ報知では、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様として、操作順(正解押し順)を報知する構成であるが、ナビ報知により、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作タイミングを示唆する構成でも良いし、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作順と操作タイミングの組合せを示唆する構成でも良い。例えば、遊技者にとって有利となるストップスイッチの操作態様が所定リールに対する所定の操作タイミングである場合には、液晶表示器51において、当該所定の操作タイミングに対応する図柄の画像等を所定リールに対応する位置に表示させることで、当該操作態様を示唆することが可能である。

0105

メイン制御部41は、ナビ報知を行う際に、当該ナビ報知により報知するストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信する。これに対して、サブ制御部91は、コマンドに基づいて特定されるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を示唆するナビ画像を液晶表示器51に表示させるナビ演出を行うことが可能である。ナビ画像では、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作順を示唆する数字画像「1」〜「3」や、所定図柄がリールに表示されているタイミングで停止操作を行う旨を示唆する図柄画像を、リール2L、2C、2Rに対応させて表示させる。

0106

図7に示すように、ナビ演出では、例えば、ナビ報知により左中右停止操作が報知される場合には、左中右停止操作を示唆するナビ画像(本実施例では、左リール2Lに対応する位置に「1」の数字画像、中リール2Cに対応する位置に「2」、右リール2Rに対応する位置に「3」をそれぞれ表示させる「123」の数字画像)を液晶表示器51に表示させる。また、ナビ報知により左右中停止操作が報知される場合、中左右停止操作が報知される場合、中右左停止操作が報知される場合、右左中停止操作が報知される場合、右中左停止操作が報知される場合には、それぞれナビ報知により報知される操作態様に対応するナビ画像を液晶表示器51に表示させて、該当する操作態様を示唆するように制御する。

0107

[遊技区間について]
本実施例のメイン制御部41は、図8に示すように、遊技区間として通常区間及び有利区間のいずれかに制御することが可能である。

0108

通常区間は、ナビ報知が行われることのない遊技区間であり、有利区間が終了された後、次ゲームが開始されることで開始され、有利区間移行抽選にて有利区間に移行させる旨が決定されることで終了される。通常区間では、前述の区間表示が行われず、区間表示LED12aは、消灯状態に制御される。

0109

また、通常区間では、前述の遊技状態が非内部中及び内部中のいずれかに制御されている場合には、内部抽選にて前述の有利区間移行抽選対象役(押し順小役1〜6、特定小役1、特定小役2、再遊技役1)が当選することで、有利区間移行抽選が行われて有利区間に移行させるか否かが決定される。

0110

内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が当選する確率は、スロットマシン1に設定されている設定値によらず、一律の確率であり、当該有利区間移行抽選対象役の当選に基づいて行われる有利区間移行抽選では、予め定められた有利区間移行抽選テーブルに基づいて、スロットマシン1に設定されている設定値に応じて差のある確率で有利区間に移行させるか否かを決定する抽選を行うことが可能である。また、有利区間移行抽選では、制御されている遊技状態(非内部中、内部中)によらず、内部抽選の抽選結果に基づき、一律の確率で、有利区間に移行させる旨が決定され得るようになっている。

0111

また、有利区間移行抽選テーブルでは、遊技状態が特別状態のBB一般であるときに有利区間に移行させる旨が決定される確率すなわち有利区間移行抽選に当選する確率が0に設定されており、BB一般では有利区間移行抽選対象役が当選しても有利区間移行抽選にて有利区間に移行させる旨が決定されることがなく、有利区間へ移行されないようになっている。尚、遊技状態が特別状態であるときには、有利区間移行抽選対象役が当選しても有利区間移行抽選を行わないことで、有利区間へ移行されることがない構成としても良い。

0112

また、遊技状態が特別状態のRBに制御されている場合には、前述のように内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が抽選対象とされず当選しないので、有利区間移行抽選が行われることがなく、有利区間へ移行されないようになっている。すなわち特別状態(BB一般及びRB)に制御されている場合には、有利区間へ移行させることがないようになっている。

0113

また、通常区間では、前述の遊技状態が非内部中及び内部中のいずれに制御されているかによらず、内部抽選にて前述のAT抽選対象役が当選してもAT抽選を行わないことで、ATに制御する旨の決定がされることがなく、ATに制御されないようになっている。尚、通常区間中のAT抽選では、ATに制御する旨が当選する確率が0に設定されることで、ATに制御する旨の決定がされない構成としても良い。

0114

尚、内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が当選する確率が、スロットマシン1に設定されている設定値によらず、一律の確率であり、当該有利区間移行抽選対象役の当選に基づいて行われる有利区間移行抽選でも、スロットマシン1に設定されている設定値によらず、一律の確率で有利区間に移行させるか否かを決定する抽選を行う構成でも良い。また、内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が当選する確率が、スロットマシン1に設定されている設定値に応じて差があり、当該有利区間移行抽選対象役の当選に基づいて行われる有利区間移行抽選では、スロットマシン1に設定されている設定値によらず、一律の確率で有利区間に移行させるか否かを決定する抽選を行う構成でも良い。また、内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が当選する確率が、スロットマシン1に設定されている設定値に応じて差があり、当該有利区間移行抽選対象役の当選に基づいて行われる有利区間移行抽選でも、スロットマシン1に設定されている設定値に応じて差がある確率で有利区間に移行させるか否かを決定する抽選を行う構成でも良い。

0115

有利区間は、ナビ報知が行われることのある遊技区間であり、ナビ報知が実行され得ることで通常区間に比較して有利な遊技区間である。有利区間は、通常区間において有利区間移行抽選にて有利区間に移行させる旨が決定された後、次ゲームが開始されることで開始され、所定の有利区間終了条件が成立することで終了される。有利区間では、当該有利区間の開始後、最初にナビ報知が行われることでメダルの払出率(払出枚数/賭数)が100%を超え得るゲームの開始時に前述の区間表示が開始されて、区間表示LED12aが点灯状態に制御されることで、有利区間に制御されている旨が報知される。また、有利区間では、所定のナビ条件が成立すること(本実施例では、後述のAT状態に制御されており、かつ内部抽選にてナビ対象役が当選すること)で、ナビ報知が行われ、遊技者にとって有利なストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様が報知される。

0116

また、有利区間では、前述の遊技状態が内部中に制御されているときに、内部抽選にてAT抽選対象役が当選することでAT抽選が行われる。当該AT抽選に当選することで、その後、ATの制御が行われるAT状態に移行される。そして、内部抽選にてナビ対象役が当選したときに、ナビ報知が行われ、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様が報知されるようになっており、有利区間は、通常区間に比較して遊技者にとって有利な遊技区間となる。

0117

尚、有利区間では、遊技状態が非内部中に制御されているときには、内部抽選にてAT抽選対象役が当選してもAT抽選が行われることがなく、ATの制御が行われることがないようになっている。また、有利区間では、前述の有利区間移行抽選対象役が内部抽選にて当選しても有利区間移行抽選が行われないようになっている。

0118

有利区間の終了条件には、有利区間におけるゲーム数(有利区間ゲーム数)が上限ゲーム数(本実施例では、1500ゲーム)に到達することで成立する終了条件1、有利区間におけるメダルの純増枚数が規定枚数(本実施例では、2388(上限枚数2400枚からスロットマシン1での払出枚数の最大値(15)を減算し、かつ賭数の設定に使用される最大枚数(3枚)を加算した値))を超えることで成立する終了条件2、有利区間ゲーム数及びメダルの純増枚数に基づかずに成立し得る終了条件であり、予め定められた任意条件(本実施例では、当該ゲームにおいて制御されている遊技状態が非内部中であること)が成立することで成立する終了条件3が含まれ、終了条件1〜3のうち少なくとも一の条件が成立することで有利区間は終了される。

0119

尚、本実施例では、遊技区間が通常区間に制御されているときに、内部抽選にて有利区間移行抽選対象役が当選することで、有利区間移行抽選を行い、当該有利区間移行抽選にて当選することで、遊技区間を有利区間へ移行させる構成であるが、遊技区間が通常区間に制御されているときに、予め定められた有利区間移行役が当選することで、遊技区間を有利区間へ移行させる構成でも良い。

0120

このように、メイン制御部41は、特別役(BB)の当選が持ち越されていない非内部中、及び特別役(BB)の当選が持ち越されている内部中のいずれにおいても有利区間に制御可能である。内部中における有利区間の終了条件は、少なくとも終了条件1、終了条件2のいずれかが成立することである一方、非内部中における有利区間の終了条件は、終了条件3が成立することであり、内部中における有利区間の終了条件と、非内部中における有利区間の終了条件と、が異なる構成である。これにより、内部中においてメダルの払出率が適正となる一方、非内部中においてはメダルの払出率が非適正となる構成において、内部中における有利区間の終了条件と、非内部中における有利区間の終了条件と、が異なるため、内部中であるか非内部中であるかに応じて好適な制御を行うことができる。

0121

また、メイン制御部41は、BB一般においては有利区間に制御しない構成である。これにより、メダルの払出率が適正とならないBB一般においては有利区間に制御されないため、BB一般中における有利区間に関する不要な制御を行わずに済むようになっている。

0122

また、メイン制御部41は、RBにおいては有利区間に制御しない構成である。これにより、メダルの払出率が適正とならないRBにおいては有利区間に制御されないため、RB中における有利区間に関する不要な制御を行わずに済むようになっている。

0123

[区間表示及び内部中示唆について]
サブ制御部91が液晶表示器51を用いて行う準備中演出について、図9(a)に基づいて説明する。

0124

メイン制御部41は、前述のように内部抽選にて特別役(BB)が当選したが、当該ゲームにおいて第3停止操作に係るストップスイッチの押下操作が終了され(当該ストップスイッチが離されること)、かつすべてのリール2L、2C、2Rの回転が停止されときに、特別役(BB)の図柄組合せがリールに停止しておらず、当選した特別役(BB)が入賞されずに持ち越されることとなった場合には、当該ゲームの終了時に遊技状態を非内部中から内部中へ移行させて、次ゲームの開始時から内部中に制御する。

0125

また、メイン制御部41は、ゲームの進行に応じて制御されている遊技状態を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信することが可能であり、各ゲームの開始時に、制御している遊技状態を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信する。また、各ゲームにおける所定のタイミング(本実施例では、スタートスイッチ7が操作されてゲームが開始されたとき)において現在制御されている遊技状態、遊技区間、ATに関する制御状態を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信する。また、各ゲームにおける所定のタイミング(本実施例では、第3停止操作に係るストップスイッチの押下操作が終了され、かつ全てのリールが停止されることでゲームが終了されるとき)において次ゲームにおいて制御される遊技状態、遊技区間、ATに関する制御状態を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信する。また、RAM41cにおいて前述の遊技状態に関するデータが記憶される所定領域を含む記憶領域を初期化するRAMクリアが行われるときに、RAMクリアが行われる旨を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信するようになっている。

0126

これに対して、サブ制御部91は、メイン制御部41側にて制御されている遊技状態が非内部中である旨を示唆する準備中演出を液晶表示器51等を用いて行うことが可能である。

0127

図9(a)に示すように、サブ制御部91は、メイン制御部41から受信するコマンドに基づいて、メイン制御部41側にてRAMクリアが行われることが特定された後、遊技状態が未だ内部中へ移行されておらず、非内部中に制御されていることが特定される場合や、スロットマシン1の工場出荷時等において、サブ制御部91の記憶手段(例えば、RAM等)が初期化された状態で起動された後、メイン制御部41側にて遊技状態が未だ内部中へ制御されておらず、非内部中に制御されていることが特定される場合に、準備中演出を行うように制御する。

0128

準備中演出では、準備中画面(本実施例では、キャラクタの画像及び「準備中」の文字画像)と、非内部中示唆画像(本実施例では、星印の画像)とを、液晶表示器51に表示させることが可能であり、遊技状態が非内部中であることが特定されるときには、準備中画面及び非内部中示唆画像を液晶表示器51に表示させることで、遊技の準備中の状態であり、かつ遊技状態が非内部中に制御されている旨を示唆し、遊技状態が非内部中でなく、特別状態であることが特定されるときには、非内部中示唆画像を表示させず、準備中画像のみを表示させることで、遊技の準備中の状態であり、かつ遊技状態が特別状態に制御されている旨を示唆する。

0129

準備中演出を液晶表示器51にて行っている状態で、メイン制御部41から受信するコマンドに基づいて遊技状態が内部中へ移行されたことが特定されるときには、すなわち内部抽選にて特別役(BB)が当選したが、当該特別役(BB)の入賞が取りこぼされたゲームの終了時に、液晶表示器51における準備中画面及び非内部中示唆画像の表示を終了させて、準備中演出を終了させ、液晶表示器51において通常演出を開始させる。通常演出では、後述のATの制御が行われない非AT状態において表示させる通常演出画面(本実施例では、キャラクタが街中を散策している様子を示す画像)を液晶表示器51に表示させて、遊技の進行に応じた演出を行う。準備中演出から通常演出へ移行させることで、メイン制御部41側にて遊技状態が内部中すなわちメダルの払出率が設計通りの払出率となる正常状態へ移行された旨を示唆する(以下、内部中示唆と呼ぶ場合がある)ようになっている。

0130

一方、準備中演出を液晶表示器51にて行っている状態で、メイン制御部41から受信するコマンドに基づいて遊技状態が内部中でなく、特別状態へ移行されたことが特定されるとき、すなわち内部抽選にて特別役(BB)が当選し、当該特別役(BB)が入賞したゲームの終了時には、非内部中示唆画像の表示を終了させる一方で準備中画面の表示を継続させて、準備中演出を継続させるように制御する。そして、メイン制御部41から受信するコマンドに基づいて特別状態が終了されて非内部中へ移行されたことが特定されることで、非内部中示唆画像の表示を再開させるように制御する。その後、遊技状態が内部中へ移行されたことが特定されるまで、準備中演出を継続させるように制御する。

0131

尚、メイン制御部41は、前述のように有利区間へ移行され、当該有利区間中のゲームにてAT抽選に当選してAT状態へ移行され、さらに、それ以後のゲームにて所定の開始条件が成立することで、区間表示を開始するようになっている。前述のように非内部中では、有利区間へ移行されるが、当該有利区間は、有利区間の1ゲーム目で終了条件3が成立して終了されるので、非内部中の有利区間において区間表示の開始条件が成立して区間表示が行われることがない。また、区間表示の開始条件が成立するためには、有利区間へ移行後少なくとも2ゲーム(AT抽選が行われるゲーム及びナビ対象役が当選するゲーム)を要することとなるので、内部中の開始時に、有利区間に移行されても区間表示の開始条件が成立して区間表示が行われることがない。すなわちサブ制御部91による液晶表示器51での演出態様が準備中演出から通常演出へ移行されて、遊技状態が内部中へ移行された旨が示唆される際に、区間表示が行われることはなく、区間表示LED12aは消灯状態に維持される(図9(a)参照)。

0132

このように、サブ制御部91は、非内部中に制御されているときに行う準備中演出を、非内部中から内部中に移行されたときに終了させる一方で、通常演出を開始させ、内部中に制御されているときに当該準備中演出を行わず、通常演出を行うように制御することで、準備中演出が終了されたこと、及び通常演出が開始されたことにより、非内部中から内部中に移行された旨を示唆する内部中示唆を実行する構成である。これにより、非内部中から内部中に移行した場合に、サブ制御部91による内部中示唆を実行することで、遊技店側で遊技を行う状況においてメダルの払出率が適正となる内部中となったことを特定できるようになっている。

0133

また、サブ制御部91は、遊技状態が非内部中から内部中に移行されたゲームの終了時に準備中演出を終了させることで、内部中へ移行された旨を示唆する内部中示唆を液晶表示器51を用いて実行可能である。一方、メイン制御部41は、遊技区間が通常区間から有利区間へ移行されたゲームの次ゲームの開始時に区間表示LED12aを用いて区間表示を行うことが可能である。内部中示唆が実行される位置と、区間表示が実行される位置と、が異なり、内部中示唆が実行されるタイミングと、区間表示が実行されるタイミングと、が異なる構成である。これにより、内部中示唆による内部中となった旨の示唆と、区間表示による有利区間に移行した旨の示唆と、が誤認されてしまうことを防止できるようになっている。

0134

また、サブ制御部91は、準備中演出において、準備中画面及び非内部中示唆画像を液晶表示器51に表示させることが可能であり、メイン制御部41側にて制御されている遊技状態が非内部中であるときには、準備中画面及び非内部中示唆画像を表示させて、遊技の準備中の状態であり、かつ遊技状態が非内部中に制御されている旨を示唆し、メイン制御部41側にて制御されている遊技状態が非内部中でなく特別状態であるときには、非内部中示唆画像を表示させず、準備中画像のみを表示させることで、遊技の準備中の状態であり、かつ遊技状態が特別状態に制御されている旨を示唆するようになっている。これにより、メイン制御部41側にてRAMクリアが行われることが特定された後、遊技状態が未だ内部中へ移行されておらず、非内部中に制御されていることが特定される場合や、スロットマシン1の工場出荷時等に、メダルの払出率が適正となる内部中となるまで遊技店側で遊技を行う状況において、内部中となる前の非内部中であるか、内部中となる前の特別状態であるかを認識させることができる。また、このような状況において、準備中演出により準備中画面及び非内部中示唆画像を表示することで、所定の特殊操作態様(内部抽選にて特別役(BB)が当選しても当該特別役(BB)が入賞しにくい操作態様)を行うことで、メダルの払出率が適正となる内部中にすることができる旨を示唆できる。また、このような状況において、準備中演出により非内部中示唆画像を表示させないことで、特別状態が終了されるまで、特殊操作態様にて遊技を行う必要がない旨を示唆できる。

0135

また、メイン制御部41は、内部中かつ有利区間に制御しているときに、ナビ報知を行うAT状態に移行させることが可能であり、有利区間へ移行させた後、最初にナビ報知を行うゲームにおいて区間表示を行うように制御することで、内部中において有利区間に制御された場合には区間表示を実行可能であるが、非内部中において有利区間に制御された場合には区間表示を実行しない構成である。これにより、内部中においてメダルの払出率が適正となる一方、非内部中においてはメダルの払出率が非適正となる構成において、メダルの払出率が適正となる内部中において有利区間に制御された場合には区間表示を実行可能であるが、メダルの払出率が非適正となる非内部中において有利区間に制御された場合には区間表示を実行しないので、メダルの払出率が適正となる内部中となるまで遊技店側で遊技を行う状況において不要な区間表示が実行されずに済むようになっている。

0136

尚、準備中演出は、少なくともメイン制御部41側にてメダルの払出率が適正となる内部中に移行されていない旨を示唆するものであれば良く、準備中画面のみを液晶表示器51に表示させる構成でも良い。

0137

また、内部中示唆は、少なくとも、メダルの払出率が適正となる内部中となるまで遊技店側で遊技を行う状況において、遊技状態が非内部中から内部中へ移行した旨を示唆可能なものであれば良く、メイン制御部41側にて内部中に制御されている期間において特定演出(例えば、特定の画像を液晶表示器51に表示させる演出や、特定のLEDを点灯状態に制御する演出、特定の音声をスピーカ53、54から出力させる演出等)を行う一方、非内部中に制御されている期間において当該特定演出を行わない構成でも良いし、非内部中に制御されている期間にわたり特定演出を行う一方、内部中に制御されている期間では、当該特定演出を行わない構成でも良い。また、これらの構成において、特定演出は、1ゲーム中において行われるものでも良いし、複数ゲームにわたって行われるものでも良い。これらのような構成でも、メダルの払出率が適正となる内部中となるまで遊技店側で遊技を行う状況において、遊技状態が非内部中から内部中へ移行した旨を示唆することが可能である。

0138

また、内部中示唆は、少なくとも、メダルの払出率が適正となる内部中となるまで遊技店側で遊技を行う状況において、遊技状態が非内部中から内部中へ移行した旨を示唆可能なものであれば良く、サブ制御部91は、起動時にメイン制御部41側にて非内部中に制御されている場合には、当該非内部中において非内部中表示演出を行い、当該非内部中から内部中へ移行された後は、再び非内部中へ移行されても、非内部中表示演出を行わない構成でも良い。このような構成では、メダルの払出率が適正となる内部中となるまで遊技店側で遊技を行う状況が終了した以降に、不要な内部中示唆が実行されずに済む。

0139

また、本実施例では、サブ制御部91により制御される演出態様により内部中示唆を行う構成であるが、メイン制御部41が内部中示唆を行う構成でも良い。メイン制御部41が内部中示唆を行う構成として、例えば、メイン制御部41が、非内部中または内部中である旨を示唆するLED表示器を備え、当該LED表示器を非内部中であるときに点灯状態に制御する一方で、内部中であるときに消灯状態に制御することで、内部中へ移行した旨を示唆する構成でも良いし、当該LED表示器を非内部中であるときに消灯状態に制御する一方で、内部中であるときに点灯状態に制御することで、内部中へ移行した旨を示唆する構成でも良い。また、メイン制御部41が、非内部中または内部中である旨を示唆するLED表示器を備える構成では、当該LED表示器を、内部中示唆以外の示唆等を行う表示器(例えば、クレジット表示器11における「.」を表示させるセグメント等)と共通とする構成でも良いし、内部中示唆のみを行う専用の表示器(例えば、LED表示器)を備える構成でも良い。

0140

次に、メイン制御部41が区間表示LED12aを用いて行う区間表示、遊技補助表示器12を用いて行うナビ報知、及びサブ制御部91が液晶表示器51を用いて行うAT確定報知、AT演出について、図9(b)に基づいて説明する。

0141

図9(b)に示すように、メイン制御部41は、遊技状態を内部中に制御しており、かつ遊技区間を有利区間に制御している場合に、AT抽選を行い、当該AT抽選に当選することで、その後、ATの制御が行われるAT状態に移行させる。そして、AT状態に移行させた後、最初に内部抽選にてナビ対象役が当選したゲームの開始時であり、当該ゲームを開始するためのスタートスイッチ7が操作された後からストップスイッチ8L、8C、8Rの操作が有効化される前までの期間中に区間表示を開始させて、区間表示LED12aの点灯を開始させた後、ナビ報知を実行して遊技補助表示器12にナビ番号を表示させるように制御する。

0142

また、メイン制御部41は、AT抽選に当選したときに、AT抽選に当選した旨及びAT状態に移行させるタイミングを特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信する。また、各ゲームの開始時に、内部抽選の結果を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信するようになっている。また、ナビ報知を行うときに、当該ナビ報知により報知する操作態様を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信する。

0143

これに対して、サブ制御部91は、メイン制御部41側にてATに制御される旨が確定した旨を報知するAT確定報知や、AT状態に制御されている旨を示唆するAT演出、ナビ報知により報知される操作態様を示唆するナビ演出を液晶表示器51等を用いて行うことが可能である。

0144

図9(b)に示すように、サブ制御部91は、メイン制御部41から受信するコマンドに基づいてAT抽選に当選した旨が特定される場合に、当該AT抽選に当選した旨が特定されたときから、当該AT抽選の当選を契機としてAT状態へ移行されるまでの期間中の所定タイミング(本実施例では、AT状態が開始される1ゲーム前のゲームの終了時)において、AT確定報知を行う。AT確定報知では、AT確定報知画面(本実施例では、キャラクタの画像及び「AT確定!!」の文字画像)を液晶表示器51に表示させて、メイン制御部41側にてATに制御される旨が確定した旨を報知する。

0145

そして、AT確定報知を行った後からメイン制御部41側にてAT状態へ移行されるまでの期間中の所定タイミング(本実施例では、AT状態が開始されるゲームの開始時(当該ゲームを開始するためのスタートスイッチ7の操作時))で、通常演出からAT演出へ移行させる。AT演出では、通常演出とは異なる演出態様のAT演出画面(本実施例では、キャラクタが宇宙空間飛行する様子を示す画像)を液晶表示器51に表示させることで、メイン制御部41側にてAT状態に制御されている旨を示唆する。

0146

その後、メイン制御部41から受信するコマンドに基づいてナビ報知が行われることが特定されるときには、当該ナビ報知により報知される操作態様に応じたナビ画像(例えば、中左停止操作を示唆するナビ画像(図7参照))を液晶表示器51に表示させることで、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を示唆する。

0147

このように、メイン制御部41は、内部中に制御された後、有利区間へ移行されてさらにAT状態へ移行され、所定の開始条件が成立するゲームの開始時に、区間表示を開始して、区間表示LED12aを点灯状態に制御することで、有利区間に移行された旨を報知する。一方、サブ制御部91は、メイン制御部41側にて遊技状態が非内部中に制御されているときに、準備中演出を液晶表示器51において行うことが可能であり、準備中演出を行っており、遊技状態が非内部中から内部中へ移行されるゲームの終了時に、液晶表示器51での演出態様を準備中演出から通常演出へ移行させることで、遊技状態が非内部中から内部中へ移行されたことを示唆するようになっている。

0148

すなわち、液晶表示器51において遊技状態が内部中に移行された旨の示唆が行われるのに対して、区間表示LED12a(遊技補助表示器12)において有利区間へ移行された旨の示唆が行われるようになっており、内部中に移行された旨の示唆と、有利区間へ移行された旨の示唆は、それぞれ異なる箇所(表示器)にて行われるようになっている。また、遊技状態が内部中に移行された旨の示唆は、非内部中において内部抽選にて特別役(BB)が当選したゲームの終了時に行われるのに対して、有利区間へ移行された旨の示唆は、区間表示の開始条件が成立するゲームの開始時に行われるようになっており、内部中に移行された旨の示唆と、有利区間へ移行された旨の示唆は、1ゲーム中における異なるタイミングで行われるようになっている。

0149

[エラー状態中及び設定確認状態中の区間表示について]
エラー状態中及び設定確認状態中の区間表示について、図10に基づいて説明する。

0150

メイン制御部41は、区間表示の制御において、区間表示LED12aを点灯状態に制御する報知期間中では、区間表示LED12aを消灯させず、点灯状態に継続的に制御するようになっており、当該報知期間中においてメダル払出枚数やエラーコード、ナビ番号等を遊技補助表示器12に表示させるときは、これらの表示を行うための各表示器12L、12Rの該当セグメントとともに区間表示LED12a(右側表示器12Rの第8セグメント)を共に点灯状態に制御する。

0151

例えば、図10(a)に示すように、メイン制御部41は、スロットマシン1においてエラーの発生が検出されることで、遊技の進行を不能化するエラー状態に制御することが可能であり、遊技区間を有利区間に制御しており、区間表示LED12aを点灯状態に制御しているときに、エラーの発生が検出されたことに基づいてエラー状態に制御する場合には、エラー状態中においても区間表示LED12aを点灯状態に継続的に制御しつつ、遊技補助表示器12の他のセグメントを用いて発生しているエラーの種類を特定可能なエラーコードを表示するように制御する。そして、エラー状態が所定操作により解除されることでエラー状態を終了させるとともに、エラーコードの表示を終了させるように制御する。エラー状態を終了させた後においても、エラー状態の制御前に引き続き、所定の報知終了条件が成立するときまで、区間表示LED12aを点灯状態に継続的に制御する。

0152

これに対して、サブ制御部91は、メイン制御部41側がエラー状態や後述の設定確認状態に制御されていない通常状態であるときには、後述の遊技区間やATに関する制御状態に応じた演出画像、例えば、後述のATに関する制御状態が非AT状態である場合には、当該非AT状態において主に表示させる通常演出画面(本実施例では、キャラクタが街中を散策している様子を示す画像)を液晶表示器51に表示させて、遊技の進行に応じた演出を行う。一方、メイン制御部41側にてエラーの発生が検出されてエラー状態に制御されている期間では、メイン制御部41側にて有利区間に制御されている旨を示唆せず、メイン制御部41側にてエラー状態に制御される契機となったエラーの種類を特定可能なエラーコードや当該エラーに関する情報(例えば、解除方法等)を示すエラー画面(本実施例では、キャラクタの画像とエラーコードを示す文字画像)を液晶表示器51に表示させて、エラー状態に制御されている旨を示唆するように制御する。

0153

このように、メイン制御部41は、有利区間に制御しており区間表示LED12aを点灯状態に制御しているときに、遊技の進行を不能化するエラー状態に移行させた場合には、遊技補助表示器12に当該エラー状態を特定可能なエラーコードを表示させるとともに、区間表示LED12aを点灯状態に維持するように制御するので、遊技補助表示器12の表示内容に基づいて、エラー状態に制御されている旨及び有利区間に制御されている旨を遊技者に認識させることができる。また、当該エラー状態に移行される前の遊技機の状態を遊技者に認識させることができる。

0154

また、メイン制御部41は、有利区間に制御しており区間表示LED12aを点灯状態に制御しているときに、エラー状態に移行させた場合には、遊技補助表示器12にエラーコードを表示させるとともに、区間表示LED12aを点灯状態に維持するように制御する一方、サブ制御部91は、メイン制御部41側にて有利区間に制御されている旨は示唆せず、エラーコードや当該エラーに関する情報(例えば、解除方法等)を液晶表示器51等を用いて示唆するように制御するので、メイン制御部41側にて遊技の進行が不能化されている状態で、液晶表示器51等による演出内容に基づいて、ゲームを行うことが可能な有利区間に制御されていると誤認させてしまうことを防止できる。

0155

また、例えば、図10(b)に示すように、メイン制御部41は、ゲームが行われていない状態で、所定キー操作による設定キースイッチ37をON状態とする操作が検出されることで、設定確認状態に移行させて、遊技の進行を不能化するとともに、設定値表示器24にスロットマシン1において現在設定されている設定値を表示させるように制御し、その後、所定キー操作による設定キースイッチ37をOFF状態とする操作が検出されることで、設定確認状態を終了させることが可能であり、遊技区間を有利区間に制御しており、区間表示LED12aを点灯状態に制御しているときに、設定確認状態に移行させる場合には、設定確認状態中においても区間表示LED12aを点灯状態に継続的に制御しつつ、設定値表示器24(図示略)に設定値を表示するように制御する。そして、設定確認状態を終了させた後においても、設定確認状態への移行前に引き続き、所定の報知終了条件が成立するときまで、区間表示LED12aを点灯状態に継続的に制御する。

0156

これに対して、サブ制御部91は、サブ制御部91は、メイン制御部41側が設定確認状態や前述のエラー状態に制御されていない通常状態であるときには、通常演出画面(本実施例では、キャラクタが街中を散策している様子を示す画像)を液晶表示器51に表示させて、遊技の進行に応じた演出を行う。一方、メイン制御部41により設定確認状態に制御されている期間では、メイン制御部41側にて有利区間に制御されている旨を示唆せず、メイン制御部41側にて設定確認状態に制御されている旨を示す設定確認状態中画面(本実施例では、キャラクタの画像と設定確認状態である旨を示す文字画像)を液晶表示器51に表示させて、設定確認状態に制御されている旨を示唆するように制御する。

0157

このように、メイン制御部41は、有利区間に制御しており区間表示LED12aを点灯状態に制御しているときに、遊技の進行を不能化して、設定値表示器24に現在設定されている設定値を表示させる設定確認状態に移行させた場合には、区間表示LED12aを点灯状態に維持するように制御するので、遊技補助表示器12の表示内容に基づいて、有利区間に制御されている旨を遊技者に認識させることができる。また、当該設定確認状態に移行される前の遊技機の状態を遊技者に認識させることができる。

0158

また、メイン制御部41は、有利区間に制御しており区間表示LED12aを点灯状態に制御しているときに、設定確認状態に移行させた場合には、設定値表示器24(図示略)に設定値を表示させるとともに、区間表示LED12aを点灯状態に維持するように制御する一方、サブ制御部91は、メイン制御部41側にて有利区間に制御されている旨は示唆せず、設定確認状態である旨を液晶表示器51等を用いて示唆するように制御する。これにより、メイン制御部41側にて遊技の進行が不能化されている状態で、液晶表示器51等による演出内容に基づいて、ゲームを行うことが可能な有利区間に制御されていると誤認させてしまうことを防止できる。

0159

電断復帰時における区間表示及びナビ報知等の再開順序について]
スロットマシン1への電力供給が停止される電断が発生した後、電断から復帰する際の区間表示及びナビ報知等の再開順序について、図11に基づいて説明する。

0160

本実施例のメイン制御部41は、AC100Vの電力供給が停止される場合には、タイマ割込み処理において電断処理(図示略)を実行して、電断前のメイン制御部41のレジスタやRAM41cの所定領域に設定されているデータを、バックアップ電源によりバックアップされているRAM41cの記憶領域に退避して、バックアップ電源が供給されることで当該データを保持させるようになっているため、スロットマシン1への電力供給が再開された際に、電断前の制御状態に復帰させることが可能である。特に、電断前の制御状態において、ナビ報知を行っていたか否かや、ナビ報知を行っていた場合にナビ報知の内容、有利区間に制御されていたか否か、停止操作が有効であったか否かを特定できるようになっている。

0161

また、サブ制御部91は、AC100Vの電力供給が停止される場合には、メイン制御部41と同様に電断処理を実行することで、電力供給が停止される前における各演出装置の制御状態をバックアップ電源によりバックアップされている記憶手段に保持させるように制御し、スロットマシン1への電力供給が再開された際に、各演出装置を電断前の制御状態に復帰させることが可能となる。特に、電力供給が停止される前の制御状態において、液晶表示器51においてナビ演出を行っていたか否か、ナビ演出を行っていた場合にナビ演出の内容を特定できるようになっている。

0162

図11(a)に示すように、メイン制御部41により有利区間に制御されており、かつATの制御が行われており、内部抽選にてナビ対象役が当選したときには、区間表示LED12aが点灯状態に制御されるとともに、ナビ報知が行われてナビ番号が遊技補助表示器12に表示される。また、ゲームの開始後、少なくとも1つのリールが回転制御されている場合には、該当するリールの停止有効LEDが点灯状態に制御される。また、この際、サブ制御部91側では、ナビ演出が行われ、ナビ報知により報知される操作態様を示唆するナビ画像が液晶表示器51に表示される。

0163

この状態で、スロットマシン1への電力供給が停止されて電断が発生した場合には、図11(b)に示すように、区間表示LED12a、遊技補助表示器12、停止有効LED22L、22C、22R、液晶表示器51は、すべて消灯状態となるとともに、リール2L、2C、2Rはすべて停止することとなる。

0164

その後、図11(c)に示すように、メイン制御部41は、スロットマシン1への電力供給が再開されて、再起動したときに、まず、スロットマシン1への電力供給が停止される前に回転制御していたリールの回転制御を再開させるとともに(図示略)、遊技補助表示器12の出力バッファを電力供給が停止される前の状態に復帰させた後、タイマ割込み処理を行うことで、遊技補助表示器12におけるナビ報知によるストップスイッチの操作態様の表示及び区間表示LED12aの点灯制御を同時に再開させて、ナビ報知及び区間表示を再開させる。

0165

次に、図11(d)に示すように、メイン制御部41は、回転制御を再開させたすべてのリールが定速回転となることで、回転制御を行っているリールに対応するストップスイッチの停止有効LEDの点灯制御を再開させる。

0166

その後、図11(e)に示すように、メイン制御部41にてリールの回転制御、ナビ報知、区間表示、停止有効LEDの点灯制御が再開され、メイン制御部41側での電断からの復帰処理が終了されたことが特定されることで、サブ制御部91は、ナビ演出の制御を再開させて、液晶表示器51においてナビ報知により報知されている操作態様を示唆するナビ画像の表示を再開させる。

0167

これにより、区間表示LED12a、遊技補助表示器12、停止有効LED、リール、液晶表示器51の制御状態が、スロットマシン1への電力供給が停止される前の状態に復帰されることとなる。

0168

このように、有利区間においてナビ報知及びナビ演出を行っているときに、スロットマシン1への電力供給が停止され、その後、電力供給が再開されることで、ナビ報知及びナビ演出の制御状態を電力供給が停止される前の状態に復帰させるときには、メイン制御部41は、区間表示LED12aの点灯及び遊技補助表示器12のナビ報知の表示を同時に再開させるように制御する。これにより、区間表示LED12aによる区間表示が再開される前に、遊技補助表示器12によるナビ報知が再開されてしまい、区間表示により有利区間である旨が報知されていないにもかかわらず、ナビ報知が再開されてしまうことを防止できる。

0169

尚、本実施例では、有利区間においてナビ報知及びナビ演出の制御状態を電力供給が停止される前の状態に復帰させるときには、区間表示LED12aの点灯及び遊技補助表示器12のナビ報知の表示を同時に再開させる構成であるが、区間表示LED12aの点灯を再開させた後、遊技補助表示器12のナビ報知の表示を再開させる構成でも良く、このような構成でも、区間表示LED12aによる区間表示が再開される前に、遊技補助表示器12によるナビ報知が再開されてしまうことを防止できる。

0170

メイン制御部41が行う各種処理の制御内容について、図12図19に基づいて説明する。

0171

[メイン処理について]
メイン制御部41は、スロットマシン1への電力供給が開始されることで起動し、ROM41bに格納されているプログラムに従って各種処理を実行する。起動した後は、まず、起動時設定処理を実行して、メイン制御部41が備える内部レジスタやRAM41cの所定領域、所定の出力ポート等を初期化した後、メイン処理を実行する。メイン処理は、一単位の遊技毎に繰り返し実行される処理であり、メイン処理の一周期が遊技の一単位に相当する。

0172

以下、メイン制御部41が行うメイン処理の制御内容について、図12に基づいて説明する。

0173

図12に示すように、メイン処理では、まず、遊技が開始されるまで待機する後述の遊技開始待ち処理(Sa1)を実行する。その後、スタートスイッチ7が操作されてゲームが開始されることに伴って内部抽選を行う内部抽選処理を実行する(Sa2)。

0174

内部抽選処理では、Sa1のステップにおいてスタートスイッチ7が操作されたときにラッチされた内部抽選用の乱数値に基づいて、内部抽選の抽選対象となる各抽選対象役への入賞を許容するか(すなわち、所定の表示結果の導出を許容するか否か)どうかを決定する処理を行う。そして、いずれの抽選対象役(ハズレを含む)が当選したかを特定可能な当選番号をRAM41cの所定領域に設定する。各抽選対象役には、予め役番号が割り当てられており、内部抽選にて、いずれかの抽選対象役が当選した場合には、当選した抽選対象役の役番号が当選番号として設定され、いずれの抽選対象役も当選したかった場合、すなわちハズレの場合には、当選番号として0が設定されるようになっている。

0175

そして、Sa2のステップにおいて内部抽選処理を実行した後は、遊技区間に関する処理を行う後述の出玉制御処理を実行する(Sa3)。その後、リール2L、2C、2Rを回転及び停止させる制御を行うリール制御処理を実行する(Sa4)。

0176

リール制御処理では、ゲームを開始させるためにスタートスイッチ7が操作されたことに伴い、全てのリール2L、2C、2Rを所定の回転速度で回転させる制御を行った後、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作に応じて該当するリールを停止させる制御を行う。また、リール制御処理は、全てのリール2L、2C、2Rについて停止制御が終了し、かつ、第3停止操作に係るストップスイッチが離されること(ストップスイッチの押下操作が終了されること)で終了される。

0177

また、リール制御処理では、リール2L、2C、2Rの回転を開始させた後、全てのリールが定速回転となることで、左・中右・停止有効LED22L、22C、22Rを点灯状態に制御する。その後、回転中のリールについてストップスイッチが操作されることで、該当するストップスイッチの停止有効LEDを消灯状態に制御する。

0178

また、リール制御処理では、全てのリール2L、2C、2Rの回転を停止させた後、入賞ラインLN上に入賞役を構成する図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止して入賞が発生したか否かを判定する。そして、入賞が発生している場合には、入賞が発生した入賞役を特定可能な入賞フラグをRAM41cの所定領域に設定する。

0179

そして、Sa4のステップにおいてリール制御処理を実行した後は、有利区間の終了に関する処理を行う後述のAT状態管理処理を実行する(Sa5)。その後、ゲームの結果としてリール2L、2C、2Rに停止した図柄組合せに応じてメダルの払出に関する処理を行う後述のメダル払出処理を実行する(Sa6)。その後、再遊技役が入賞した場合に再遊技を付与する処理を行う後述の再遊技作動時処理を実行する(Sa7)。

0180

Sa7のステップにおいて再遊技作動時処理を実行した後は、Sa3のステップにおける出玉制御処理により有利区間中フラグが設定され得るRAM41cの所定領域を参照して(Sa8)、有利区間中フラグが設定されているか否かを判定する(Sa9)。

0181

Sa9のステップにおいて有利区間中フラグが設定されていないと判定した場合には、区間表示LED12aの点灯態様を消灯状態に制御するための状態制御用データ(消灯)を所定レジスタ(例えば、メインCPU41aのアキュムレータレジスタ等)に読み込み(Sa10)、当該所定レジスタの状態制御用データ(消灯)を、RAM41cの所定領域に出力ポート毎に設けられている出力バッファのうち遊技補助表示器12の右側表示器12Rにおける第8セグメントに対して制御信号を出力する出力ポートに対応する出力バッファ(以下、区間表示LED用出力バッファと呼ぶ場合がある)に設定する(Sa11)。そして、タイマ割込み処理が1回行われるまで待機する割込み1回待ち処理を行って(Sa12)、タイマ割込み処理において実行される後述のLEDダイミック表示処理により、遊技補助表示器12の右側表示器12Rにおける第8セグメントすなわち区間表示LED12aを消灯状態に制御した後、Sa13のステップに進む。一方、Sa9のステップにおいて有利区間中フラグが設定されていると判定した場合には、Sa10〜Sa12のステップの各処理を行わずに、Sa13のステップに進む。

0182

Sa12のステップにおいて割込み1回待ち処理を行った場合、またはSa9のステップにおいて有利区間中フラグが設定されていると判定した場合には、ゲームの終了に伴いRAM41cの所定領域を初期化するための設定を行う遊技終了時設定処理を実行する(Sa13)。遊技終了時設定処理では、当該ゲームにのみ用いられるデータ(例えば、内部抽選での一般役の当選結果を示すデータ等)が記憶されるRAM41cの所定領域を初期化対象として設定する。また、当該ゲームにおいて特別役が入賞して特別状態の制御が開始された場合や、当該特別状態の制御が終了された場合には、特別状態に関するデータ(例えば、特別状態の種類を示すデータや特別状態中でのメダル払出枚数を計数するためのデータ等)が記憶されるRAM41cの所定領域を初期化対象として設定する。初期化対象として設定されたRAM41cの所定領域は、前述の遊技開始待ち処理により次回ゲームの開始時に初期化されることとなる。

0183

Sa13のステップにて遊技終了時設定処理を実行した後は、Sa1のステップに戻り、Sa1〜Sa13のステップを繰り返し行う。メイン処理が一巡することで、一単位の遊技の制御に関する処理が終了することとなり、一単位の遊技毎にメイン処理が繰り返し実行されることとなる。

0184

尚、メイン処理では、ゲームの進行に応じて所定のコマンドを生成してコマンドキューに設定し、サブ制御部91に対して当該コマンドを送信する処理を適宜実行するようになっている。

0185

また、本実施例のメイン処理では、有利区間中フラグがRAM41cの所定領域に設定されていない場合には、有利区間中フラグが設定されていないゲームの終了毎に、区間表示LED用出力バッファに状態制御用データ(消灯)を設定する処理を行う構成であるが、有利区間中フラグが設定されておらず、かつ、区間表示LED12aが点灯状態である場合に、区間表示LED用出力バッファに状態制御用データ(消灯)を設定する構成でも良い。このような構成では、有利区間中フラグが設定されておらず、かつ、区間表示LED12aが点灯状態である場合にのみ、区間表示LED用出力バッファに状態制御用データ(消灯)を設定して、区間表示LED12aを消灯させる処理を行わせることができ、処理負担を軽減できる。

0186

このように、メイン処理では、有利区間中フラグがRAM41cの所定領域に設定されている場合には、区間表示LED12a(遊技補助表示器12の右側表示器12Rの第8セグメント)の出力バッファに状態制御用データ(点灯)を設定し、当該区間表示LED12aの点灯態様を点灯状態に制御する一方で、有利区間中フラグが設定されていない場合には、区間表示LED12aの出力バッファに状態制御用データ(消灯)を設定し、当該区間表示LED12aの点灯態様を消灯状態に制御することで、有利区間の開始後、最初にナビ報知が行われ、払出率(払出枚数/賭数)が100%を超え得るゲームの開始時から有利区間が終了されるゲームの終了時までの期間にわたり、区間表示LED12aを点灯状態に制御して、有利区間に制御されている旨を報知するようになっている。

0187

また、メイン処理では、遊技開始待ち処理、リール制御処理を含む所定処理を実行した後、有利区間中フラグが設定されていない場合には、区間表示LED12aの出力バッファに状態制御用データ(消灯)を設定して、当該区間表示LED12aの点灯態様を消灯状態に制御する。リール制御処理は、第3停止操作が終了されること(第3停止操作に係るストップスイッチが離されること)で終了されるようになっており、第3停止操作が終了された以降に、区間表示LED12aが消灯状態に制御さされる。そして、区間表示LED12aが消灯状態に制御された後に、遊技終了時設定処理を実行して、最初のステップの遊技開始待ち処理に戻ることで、メイン処理が一巡する。すなわち、メイン処理では、当該ゲームにおける第3停止操作が終了された後から、次回ゲームの遊技開始待ち処理が開始されるまでの期間内において、区間表示LED12aの点灯態様を消灯状態に切り替える制御が行われ得るようになっている。

0188

また、メイン処理では、内部抽選処理を行った後、リール制御処理を行う間に、出玉制御処理を行って、有利区間に制御されており、所定の報知開始条件が成立することで、区間表示LED用出力バッファに状態制御用データ(点灯)を設定して、区間表示LED12aを点灯状態に制御するので、所定の報知開始条件が成立するゲームの開始時であって、当該ゲームを開始させるためのスタートスイッチ7が操作された後から、リールを停止させるためのストップスイッチ8L、8C、8Rの操作が有効となる前までに、区間表示LED12aの点灯を開始させて、当該区間表示LED12aにより有利区間に制御している旨を報知するようになっている。

0189

また、メイン処理では、リール制御処理や再遊技作動時処理を行った後、有利区間中フラグがRAM41cの所定領域に設定されているか否かを判定して、有利区間中フラグが設定されていない場合に、区間表示LED用出力バッファに状態制御用データ(消灯)を設定して、区間表示LED12aを消灯させるので、有利区間を終了する際には、有利区間の終了条件(終了条件1、終了条件2、終了条件3のうち少なくとも一の終了条件)が成立したゲームの終了時に、区間表示LED12aを消灯させて、有利区間が終了した旨を報知するようになっている。

0190

[遊技開始待ち処理について]
メイン制御部41が行う遊技開始待ち処理の制御内容について、図13に基づいて説明する。

0191

図13に示すように、遊技開始待ち処理では、まず、RAM41cの所定領域に設定されている再遊技用メダルカウンタ値を所定レジスタに読み込み、当該再遊技用メダルカウンタを初期化して0に設定する(Sb1)。尚、再遊技用メダルカウンタには、前回のゲームに係るメイン処理における再遊技作動時処理により、前回のゲームにおいて再遊技役が入賞して再遊技が付与された場合に、新たなゲームを行うために必要な規定数の賭数に相当する数値(本実施例では、3)が設定されている。一方で、前回のゲームにおいて再遊技が付与されなかった場合には、当該Sb1のステップにおいて初期化された際の値(0)が維持されている。

0192

そして、Sb1のステップにおいて所定レジスタに読み込んだ値に基づき再遊技用メダルカウンタ値が0より大きいか否かを判定する(Sb2)。そして、Sb2のステップにおいて再遊技用メダルカウンタ値が0より大きいと判定した場合、すなわち前回のゲームにおいて再遊技が付与されている場合には、メダル投入実行処理を行う(Sb3)。

0193

メダル投入実行処理では、Sb1のステップにおいて所定レジスタに読み込まれた再遊技用メダルカウンタ値分を賭数に設定するとともに、1〜3BETLED14〜16を点灯状態に設定し、規定数(本実施例では、3)の賭数が設定されている旨を報知するように制御する。賭数を設定する際には、Sb1のステップにおいて再遊技用メダルカウンタ値が読み込まれた所定レジスタの値を1減算し、賭数を1加算するとともに、加算後の賭数に対応する1〜3BETLED14〜16を点灯状態に設定した後、タイマ割込み処理のLEDダイナミック表示処理により該当する1〜3BETLED14〜16を点灯状態に制御させる処理を、再遊技用メダルカウンタ値が0となるまで繰り返し行い、再遊技用メダルカウンタ値が0となることで、賭数を設定する処理を終了するようになっており、賭数が1加算される毎に、1〜3BETLED14〜16が点灯状態に順次制御されるようになっている。尚、再遊技用メダルカウンタ値分を一度に賭数に加算して、1〜3BETLED14〜16を全て点灯状態に設定し、LEDダイナミック表示処理により1〜3BETLED14〜16を点灯状態に制御させることで、1回のタイマ割込み処理にて、1〜3BETLED14〜16の全てを同時に点灯状態に制御する構成としても良い。

0194

Sb3のステップにおいてメダル投入実行処理を行った後は、メダル手入れ許可設定処理を行う(Sb4)。また、Sb2のステップにおいて再遊技用メダルカウンタ値が0より大きくないと判定した場合、すなわち前回のゲームにおいて再遊技が付与されていない場合には、Sb3のステップの処理を実行せずに、Sb4のステップに進み、メダル手入れ許可設定処理を行う。

0195

メダル手入れ許可設定処理では、RAM41cの所定領域に設定されているクレジットの値を参照し、当該クレジットの値が最大値(本実施例では、50)に達しておらずクレジットに空きがある場合、及び設定されている賭数の値を参照し、当該賭数の値が規定数(本実施例では、3)に到達しておらず賭数に空きがある場合に、メダル投入部4からのメダルの投入を許可する旨を示すメダル手入れ許可フラグをRAM41cの所定領域に設定する。尚、本実施例では、メダル手入れ許可設定処理において、再遊技が付与されているか否かにかかわらず、クレジットに空きがある場合には、メダル手入れ許可フラグを設定する構成であるが、再遊技が付与されている場合には、クレジットに空きがある場合でも、メダル手入れ許可フラグを設定せず、賭数に空きある場合や、クレジットに空きがあり、かつ再遊技が付与されていない場合に、メダル手入れ許可フラグを設定する構成としても良い。

0196

Sb4のステップにおいてメダル手入れ許可設定処理を行った後は、割込み1回待ち処理を行う(Sb5)。割込み1回待ち処理を行うことで、タイマ割込み処理が行われて各種スイッチ類の検出状態やLEDの点灯状態、各種タイマ等が更新されることとなり、これらの各種スイッチ類の検出状態が更新された状態で、その後の処理(例えば、後述のメダル検出処理操作入力受付処理等)を行わせることができる。

0197

Sb5のステップにて割込み1回待ち処理を行ってタイマ割込みが1回行われた後は、前述のメダル手入れ許可設定処理によりメダル手入れ許可フラグが設定され得るRAM41cの所定領域を参照して、メダル手入れ許可フラグが設定されているか否かを判定する(Sb6)。

0198

Sb6のステップにおいてメダル手入れ許可フラグが設定されていると判定した場合には、流路切替ソレノイド30をON状態(通電状態)に設定する(Sb7)。流路切替ソレノイド30をON状態に設定することで、メダル投入部4から投入されたメダルの流路をホッパータンク側に切り替えて、当該メダルをスロットマシン1の内部に取り込むように制御する。また、投入要求LED17の点灯態様を点灯状態に設定し(Sb8)、メダルの投入が可能な状態である旨を報知するように制御する。尚、投入要求LED17の点灯態様を点灯状態に設定した後、タイマ割込み処理が実行され、LEDダイナミック表示処理が行われることで、当該投入要求LED17が点灯状態に制御される。

0199

そして、Sb8のステップにおいて投入要求LED17を点灯状態に設定した後は、メダル検出処理を行う(Sb9)。また、Sb6のステップにおいてメダル手入れ許可フラグが設定されていないと判定した場合には、Sb7のステップ及びSb8のステップの各処理を実行せずに、Sb9のステップに進み、メダル検出処理を行う。

0200

メダル検出処理では、投入メダルセンサ31の出力信号(以下、メダル投入信号と呼ぶ場合がある)やメダル投入信号の遷移に異常がないか否を判定し、異常がないと判定した場合に、メダル投入信号の遷移に基づいてメダルの投入状況を判定する。そして、正常なメダルの投入が検出された場合には、賭数の設定やクレジットにメダルを受け付ける処理を行う。一方、異常なメダルの投入が検出された場合には、ゲームの進行を不能化するエラー状態に制御するエラー処理を行う。エラー状態は、リセットスイッチ23またはリセット/設定スイッチ38が操作されることで解除される。尚、エラー状態が解除されたときに、当該エラー状態に制御された原因となった異常(例えば、投入メダルセンサ31の検出範囲内でのメダル詰まり等)が解消されてない場合には、再びエラー状態に制御されることとなる。

0201

Sb9のステップにおいてメダル検出処理を行った後は、各種スイッチの操作を受け付ける有効化して、操作が有効化されているスイッチの操作が行われることで、当該スイッチによる操作を受け付ける操作入力受付処理を行う(Sb10)。

0202

操作入力受付処理では、メダル投入信号の遷移に基づいてメダルが通過中でないときに、RAM41cの所定領域に設定されているクレジットが、1以上である場合には、MAXBETスイッチ6による操作の受け付けを有効化する。また、メダル投入信号の遷移に基づいてメダルが通過中でないときに、RAM41cの所定領域に設定されている賭数が規定数である場合には、スタートスイッチ7による操作の受け付けを有効化する。また、メダル投入信号の遷移に基づいてメダルが通過中でない場合に、精算スイッチ10及び設定キースイッチ37による操作の受け付けを有効化する。

0203

また、操作入力受付処理では、スタートスイッチ7による操作が有効な状態で、スタートスイッチ7の操作が検出された場合には、スタートスイッチ7が操作された旨を示すスタートフラグを所定レジスタに設定した後、流路切替ソレノイド30をOFF状態(非通電状態)に設定することで、メダル投入部4から投入されたメダルの流路をメダル払出口9側に切り替えて、投入されたメダルを遊技者に返却するように制御する。また、設定キースイッチ37による操作が有効な状態で、設定キースイッチ37による操作が検出された場合には、設定値表示器24に設定値を表示させる設定値表示処理を行う。また、精算スイッチ10による操作が有効な状態で、精算スイッチ10による操作が検出された場合には、クレジットに記憶されている分のメダルを遊技者に返却する精算処理を行う。また、MAXBETスイッチ6による操作が有効な状態で、MAXBETスイッチ6による操作が検出された場合には、クレジットに基づいて可能な範囲で規定数までのメダル枚数を賭数に設定し、賭数に設定した分のメダル枚数をクレジットから減算する処理を行う。操作が検出されたスイッチ類に応じた処理を行った後、操作入力受付処理を終了させる。

0204

Sb10のステップにおいて操作入力受付処理を行った後は、スタートフラグに基づいてスタートスイッチ7による有効な操作が検出されたか否かを判定する(Sb11)。所定レジスタにスタートフラグが設定されておらず、スタートスイッチ7による有効な操作が検出されなかったと判定した場合は、Sb12のステップに進み、スタート有効LED18の点灯態様を制御するスタート有効LED表示処理を行う(Sb12)。

0205

スタート有効LED表示処理では、Sb10のステップの操作入力受付処理によりスタートスイッチ7による操作が有効に設定されている状態において、リセットスイッチ23以外のスイッチ類の操作が検出されない場合に、スタート有効LED18を点灯状態に設定する一方で、スタートスイッチ7による操作が有効に設定されている状態において、リセットスイッチ23以外のスイッチ類の操作が検出される場合、及びスタートスイッチ7による操作が有効に設定されていない場合に、スタート有効LED18を消灯状態に設定する。これにより、スタートスイッチ7による操作が有効な状態であり、かつ、リセットスイッチ23以外のスイッチ類が操作されていない状態である場合に、スタート有効LED18を点灯状態に制御することで、スタートスイッチ7による操作が有効である旨を報知する。また、スタートスイッチ7による操作が有効な状態であるが、リセットスイッチ23以外のスイッチ類が操作されている状態である場合や、スタートスイッチ7による操作が有効に設定されていない場合に、スタート有効LED18を消灯状態に制御することで、スタートスイッチ7による操作が無効である旨を報知する。

0206

Sb12のステップにおいてスタート有効LED表示処理を行った後は、Sb5のステップに戻り、Sb11のステップにおいてスタートスイッチ7による有効な操作が検出されたと判定するまで、Sb5〜Sb12のステップの各処理を繰り返し行う。Sb12のステップにおいてスタート有効LED表示処理を行った後に、Sb5のステップにおいて割込み1回待ち処理が行われることで、スタート有効LED18は、スタート有効LED表示処理により設定された点灯態様に制御されることとなる。

0207

Sb11のステップにおいて、所定レジスタにスタートフラグが設定されており、スタートスイッチ7による有効な操作が検出されたと判定した場合は、内部抽選用の乱数値を乱数回路42から取得して、RAM41cの所定領域に設定する(Sb13)。その後、スタート有効LED18及び投入要求LED17を消灯状態に設定し(Sb14、Sb15)、メダル手入れ許可フラグをRAM41cの所定領域からクリアし(Sb16)、遊技補助表示器12における払出枚数の表示をクリアするように制御して(Sb17)、遊技開始待ち処理を終了させ、メイン処理に戻る。

0208

その後、メイン処理では、Sb13のステップにおいて取得された内部抽選用乱数値を用いて内部抽選を行う内部抽選処理や、スタートスイッチ7の操作が検出されたことに応じてリール2L、2C、2Rの回転を開始させ、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作が検出されることに応じて該当するリールを停止させるリール制御処理等が行われることで、一ゲームが開始されることとなる。

0209

このように、遊技開始待ち処理では、再遊技が付与されている場合に、メダル投入実行処理を実行して、再遊技を行うための賭数を設定して、1〜3BETLED14〜16を点灯状態に順次制御する。

0210

また、遊技開始待ち処理では、メダル手入れ許可フラグが設定されており、クレジットまたは賭数の少なくとも一方に空きがあってメダルを投入可能である場合に、メダル投入部4から投入されたメダルの流路をホッパータンク側に切り替えるように流路切替ソレノイド30をON状態に制御し、投入要求LED17の点灯態様を点灯状態に制御する。

0211

また、遊技開始待ち処理では、スタート有効LED表示処理を行うことで、スタートスイッチ7による操作が有効な状態であり、かつ、リセットスイッチ23以外のスイッチ類が操作されていない状態である場合に、スタート有効LED18を点灯状態に制御する一方で、スタートスイッチ7による操作が有効な状態であるが、リセットスイッチ23以外のスイッチ類が操作されている状態である場合や、スタートスイッチ7による操作が有効に設定されていない場合に、スタート有効LED18を消灯状態に制御する。

0212

また、遊技開始待ち処理では、操作入力受付処理によりスタートスイッチ7の有効な操作が検出されることで、投入要求LED17、スタート有効LED18を消灯状態に設定し、遊技補助表示器12の払出枚数表示をクリアするように設定することで、その後、タイマ割込み処理が行われることで、投入要求LED17、スタート有効LED18が消灯状態に制御され、遊技補助表示器12における払出枚数表示が消去されることとなる。

0213

また、遊技開始待ち処理では、メダル投入実行処理(Sb3)を行った後に、投入要求LED17の点灯状態を設定する処理(Sb8)を行うことが可能であるので、再遊技が付与されている場合には、再遊技の付与に伴い賭数が設定されて、1〜3BETLED14〜16が点灯状態に順次制御された後に、投入要求LED17が点灯状態に制御されるようになっている。

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