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図面 (20)

課題

大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができる結球野菜の搬送装置を提供すること。

解決手段

結球部と外葉と根とを有する結球野菜を搬送する搬送装置であって、搬送方向に直交する方向の一方側から前記結球部を支持する第1搬送面と、第1搬送面と並列して配置され且つ搬送方向に直交する方向の他方側から結球部を支持する第2搬送面と、第1搬送面と第2搬送面との間に設けられ且つ根が挿入される挿入部と、を備え、第1搬送面及び第2搬送面は、前記直交する方向において、挿入部から離れるに従って上方に移行する傾斜面である。

概要

背景

従来、特許文献1に開示された玉ねぎ処理装置が知られている。
特許文献1に開示の玉ねぎ処理装置は、玉ねぎを搬送する搬送手段と、この搬送手段の搬送途中で玉ねぎの根部を切断する根切断手段と、を備えている。搬送手段は、玉ねぎを根下流向き姿勢として搬送する整列ローラと、根下流向き姿勢から根上向き姿勢へと変化させて搬送する送りローラと、を有している。

概要

大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができる結球野菜の搬送装置を提供すること。結球部と外葉と根とを有する結球野菜を搬送する搬送装置であって、搬送方向に直交する方向の一方側から前記結球部を支持する第1搬送面と、第1搬送面と並列して配置され且つ搬送方向に直交する方向の他方側から結球部を支持する第2搬送面と、第1搬送面と第2搬送面との間に設けられ且つ根が挿入される挿入部と、を備え、第1搬送面及び第2搬送面は、前記直交する方向において、挿入部から離れるに従って上方に移行する傾斜面である。

目的

本発明は、上記したような実情に鑑みて、大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができる結球野菜の搬送装置及び調製装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

結球部と外葉と根とを有する結球野菜を搬送する搬送装置であって、搬送方向に直交する方向の一方側から前記結球部を支持する第1搬送面と、前記第1搬送面と並列して配置され且つ搬送方向に直交する方向の他方側から前記結球部を支持する第2搬送面と、前記第1搬送面と前記第2搬送面との間に設けられ且つ前記根が挿入される挿入部と、を備え、前記第1搬送面及び前記第2搬送面は、前記直交する方向において、前記挿入部から離れるに従って上方に移行する傾斜面である結球野菜の搬送装置。

請求項2

前記第1搬送面を有する第1搬送体と、前記第2搬送面を有する第2搬送体と、を備え、前記第1搬送体及び前記第2搬送体は、ベルトコンベアである請求項1に記載の結球野菜の搬送装置。

請求項3

前記第1搬送面と前記第2搬送面とは、搬送方向から見て鈍角のV字状に配置されている請求項1又は2に記載の結球野菜の搬送装置。

請求項4

前記鈍角は、110°〜130°である請求項3に記載の結球野菜の搬送装置。

請求項5

前記第1搬送面及び前記第2搬送面の上方に配置され、前記第1搬送面及び前記第2搬送面により搬送される結球野菜の外葉を保持する保持装置を備えている請求項1〜4のいずれか1項に記載の結球野菜の搬送装置。

請求項6

前記保持装置は、前記第1搬送面の上方に配置され且つ前記第1搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第1弾性ベルトと、前記第2搬送面の上方に配置され且つ前記第2搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第2弾性ベルトと、を有し、前記第1弾性ベルトと前記第2弾性ベルトとの間に前記外葉を挟んで保持する請求項5に記載の結球野菜の搬送装置。

請求項7

請求項1〜6のいずれかに記載の搬送装置と、前記搬送装置により搬送された結球野菜の根を切断する第1切断装置と、を備えている結球野菜の調製装置

請求項8

前記搬送装置により搬送された結球野菜の外葉を切断する第2切断装置を備えている請求項7に記載の結球野菜の調製装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば玉ねぎ等の結球野菜搬送装置及び調製装置に関する。

背景技術

0002

従来、特許文献1に開示された玉ねぎ処理装置が知られている。
特許文献1に開示の玉ねぎ処理装置は、玉ねぎを搬送する搬送手段と、この搬送手段の搬送途中で玉ねぎの根部を切断する根切断手段と、を備えている。搬送手段は、玉ねぎを根下流向き姿勢として搬送する整列ローラと、根下流向き姿勢から根上向き姿勢へと変化させて搬送する送りローラと、を有している。

先行技術

0003

特許第5649042号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記玉ねぎ処理装置では、大きさが異なる玉ねぎが混在して搬送されてきた場合には、玉ねぎ毎に根の位置(高さ)が異なるようになるため、根を適切な位置で切断することが難しい。
本発明は、上記したような実情に鑑みて、大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができる結球野菜の搬送装置及び調製装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0005

本発明の一態様に係る結球野菜の搬送装置は、結球部と外葉と根とを有する結球野菜を搬送する搬送装置であって、搬送方向に直交する方向の一方側から前記結球部を支持する第1搬送面と、前記第1搬送面と並列して配置され且つ搬送方向に直交する方向の他方側から前記結球部を支持する第2搬送面と、前記第1搬送面と前記第2搬送面との間に設けられ且つ前記根が挿入される挿入部と、を備え、前記第1搬送面及び前記第2搬送面は、前記直交する方向において、前記挿入部から離れるに従って上方に移行する傾斜面である。

0006

好ましくは、前記第1搬送面を有する第1搬送体と、前記第2搬送面を有する第2搬送体と、を備え、前記第1搬送体及び前記第2搬送体はベルトコンベアである。
好ましくは、前記第1搬送面と前記第2搬送面とは、搬送方向から見て鈍角のV字状に配置されている。
好ましくは、前記鈍角は、110°〜130°である。

0007

好ましくは、搬送装置は、前記第1搬送面及び前記第2搬送面の上方に配置され、前記第1搬送面及び前記第2搬送面により搬送される結球野菜の外葉を保持する保持装置を備えている。
好ましくは、前記保持装置は、前記第1搬送面の上方に配置され且つ前記第1搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第1弾性ベルトと、前記第2搬送面の上方に配置され且つ前記第2搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第2弾性ベルトと、を有し、前記第1弾性ベルトと前記第2弾性ベルトとの間に前記外葉を挟んで保持する。

0008

本発明の一態様に係る結球野菜の調製装置は、前記搬送装置と、前記搬送装置により搬送された結球野菜の根を切断する第1切断装置と、を備えている。
好ましくは、調製装置は、前記搬送装置により搬送された結球野菜の外葉を切断する第2切断装置を備えている。

発明の効果

0009

上記搬送装置によれば、大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができる。
上記調製装置によれば、搬送装置により大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができるため、根の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。

図面の簡単な説明

0010

結球野菜の調製装置の一実施形態を示す側面図である。
結球野菜の調製装置の一実施形態を示す平面図である。
結球野菜の調製装置の一実施形態を示す背面図である。
第1搬送部と第2搬送部の一部とを示す側面図である。
第1搬送部と第2搬送部の一部とを示す平面図である。
結球野菜を第1姿勢で載せた第1ローラと第2ローラを中心軸の方向から見た図である。
結球野菜を第2姿勢で載せた第1ローラと第2ローラを中心軸の方向から見た図である。
第1姿勢で搬送されてきた結球野菜が第1搬送部から第2搬送部に移行するときの挙動を示す図である。
第2姿勢で搬送されてきた結球野菜が第1搬送部から第2搬送部に移行するときの挙動を示す図である。
第1姿勢で搬送されてきた結球野菜の重複部における状態を示す図であって、第1〜第4ローラを中心軸の方向から見た図である。
第2姿勢で搬送されてきた結球野菜の重複部における状態を示す図であって、第1〜第4ローラを中心軸の方向から見た図である。
第2搬送部の下流側、第3搬送部、姿勢変更部の平面図である。
図12の要部を拡大した平面図である。
第2搬送部の下流側、第3搬送部、姿勢変更部の側面図である。
姿勢変更部の背面図である。
姿勢変更部の側面図である。
第1押圧部材と第2押圧部材を挟持体の移動方向に沿って交互に配置した場合において、第1弾性部材及び第2弾性部材が弾性変形した様子を示す模式図である。
結球野菜が第2搬送部から姿勢変更部を経て第3搬送部に搬送される状態を示す図である。
解除機構の作用を示す底面図である。
第3搬送部の背面図である。
下段搬送部、保持装置、第1切断装置、第2切断装置の斜視図である。
第1切断装置の斜視図である。
引き込み部の作用を示す図である。
第1挟持ローラ、第2挟持ローラ、根切断刃の位置関係を示す平面図である。
第2切断装置の斜視図である。
第2切断装置の要部を示す平面図である。
結球野菜の一例として玉ねぎを示す図である。

実施例

0011

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は結球野菜の調製装置1の一実施形態を示す側面図であり、図2は結球野菜の調製装置1の一実施形態を示す平面図である。
以下、説明の便宜上、図1図2の矢印X1方向を前方、図1図2の矢印X2方向を後方という。また、図2の矢印Y方向を装置幅方向図2の矢印Y1方向を左方、図2の矢印Y2方向を右方という。また、装置幅方向であって且つ装置幅方向の中心から離れる方向を装置外方という。装置幅方向であって且つ装置幅方向の中心に近づく方向を装置内方という。

0012

本発明に係る調製装置1により調製される結球野菜は、主として、葉の根元が地下や地際膨れて球状になる鱗茎菜である。具体的には、例えば、玉ねぎ、ラッキョウ、にんにく、ゆり根等である。図27に示すように、結球野菜(鱗茎菜)VGは、結球部(鱗茎)VG1と、結球部VG1の上部から上方に延びる外葉VG2と、結球部VG1の下部から下方に延びる根VG3と、を有している。尚、図27は、結球野菜VGの代表例として玉ねぎを示している。本発明において処理対象となる結球野菜VGは、外葉VG2の長さが根VG3の長さよりも長い状態で収穫又は前処理がされたものが好ましい。

0013

先ず、図1図2に基づいて、調製装置1の全体構成について説明する。
図1図2に示すように、調製装置1は、搬送装置2と、第1切断装置3と、第2切断装置4と、を備えている。
搬送装置2は、結球野菜VGを搬送する装置である。第1切断装置3は、結球野菜VGの根VG3を切断する装置である。第2切断装置4は、結球野菜VGの外葉VG2を切断する装置である。搬送装置2、第1切断装置3、第2切断装置4は、フレーム5に支持されている。

0014

フレーム5は、複数本の直線状のフレーム材を組み合わせて構成されている。フレーム5は、ベースフレーム5Aと、前部フレーム5Bと、中間フレーム5Cと、後部フレーム5Dと、を有している。ベースフレーム5Aは、フレーム5の下部に配置されている。ベースフレーム5Aの下面には、車輪を有するキャスタ5Eが複数取り付けられている。前部フレーム5B、中間フレーム5C、後部フレーム5Dは、ベースフレーム5A上に立設されている。前部フレーム5Bは、ベースフレーム5Aの前部に立設されている。後部フレーム5Dは、ベースフレーム5Aの後部に立設されている。中間フレーム5Cは、前部フレーム5Bと後部フレーム5Dとの間において、ベースフレーム5Aに立設されている。

0015

以下、搬送装置2、第1切断装置3、第2切断装置4の構成について順次説明する。
先ず、搬送装置2の構成について説明する。
図1図3に示すように、搬送装置2は、上段搬送部2Aと、姿勢変更部2Bと、下段搬送部2Cと、を有している。上段搬送部2Aは、結球野菜VGを、外葉VG2と根VG3のいずれか一方が下向きの姿勢で搬送する。姿勢変更部2Bは、上段搬送部2Aにより搬送されてきた結球野菜VGの姿勢を反転させながら下段搬送部2Cへと移行させる。下段搬送部2Cは、結球野菜VGを外葉VG2と根VG3のいずれか他方が下向きの姿勢で搬送する。

0016

上段搬送部2Aは、前部フレーム5B及び中間フレーム5Cの上部に支持されている。上段搬送部2Aは、フレーム5の上部(上段)において前方から後方に向けて結球野菜VGを搬送する。
上段搬送部2Aは、第1搬送部2A1と、第2搬送部2A2と、第3搬送部2A3と、を有している。第1搬送部2A1、第2搬送部2A2、第3搬送部2A3は、前方から後方に向けて並んで配置されている。具体的には、第1搬送部2A1が最も前方に配置され、第2搬送部2A2が第1搬送部2A1の後方に配置され、第3搬送部2A3が第2搬送部2A2の後方に配置されている。

0017

以下、上段搬送部2Aを構成する第1搬送部2A1、第2搬送部2A2、第3搬送部2A3について順次説明する。
先ず、第1搬送部2A1について説明する。
図1図5に示すように、第1搬送部2A1は、第1ローラ6と第2ローラ7とを有している。第1ローラ6と第2ローラ7は、装置幅方向に並列して配置されている。第1ローラ6と第2ローラ7は、それぞれ前後方向(搬送方向)に延設されている。第1ローラ6及び第2ローラ7は、同径且つ同長の円筒状の部材であって、フレーム5に対して中心軸回りに回転可能に支持されている。第1ローラ6及び第2ローラ7の前部は前部フレーム5B上に支持されている。第1ローラ6及び第2ローラ7の後部は中間フレーム5C上に支持されている。図2仮想線で示すように、結球野菜VGは、第1ローラ6の上部と第2ローラ7の上部とに跨って載置される。

0018

第1ローラ6及び第2ローラ7は、前部フレーム5Bの前部に支持された第1モータ8の駆動により回転する。第1ローラ6の中心軸の前部には第1歯車9が取り付けられている。第2ローラ7の中心軸の前部には第2歯車10が取り付けられている。第1歯車9と第2歯車10とは噛み合っている。第2歯車10は、第1モータ8の出力軸に取り付けられた第3歯車11と噛み合っている。図6に示すように、第1ローラ6と第2ローラ7とは、第1モータ8の駆動に伴って中心軸回りに互いに内向き(対向する側が下向き)に回転する。尚、第1モータ8の駆動力を第1ローラ6及び第2ローラ7に伝達する機構は、歯車機構には限定されず、例えばチェーンスプロケットを用いた機構であってもよい。

0019

図4図5に示すように、第1ローラ6の表面には、第1帯状部材12が螺旋状に巻き付けられている。第1帯状部材12は、第1ローラ6の表面に螺旋状に巻き付けられて、第1ローラ6の中心軸の方向(第1搬送部2A1の搬送方向)に沿って延びている。第2ローラ7の表面には、第2帯状部材13が螺旋状に巻き付けられている。第2帯状部材13は、第2ローラ7の表面に螺旋状に巻き付けられて、第2ローラ7の中心軸の方向(第1搬送部2A1の搬送方向)に沿って延びている。第1帯状部材12と第2帯状部材13の螺旋の向きは、互いに逆方向である。

0020

第1帯状部材12と第2帯状部材13は、ゴム等の弾性材から構成されている。第1帯状部材12と第2帯状部材13は、それぞれ複数本のベルトから構成されている。本実施形態の場合、第1帯状部材12と第2帯状部材13は、それぞれ2本のベルトから構成されている。以下、第1帯状部材12を構成する2本のベルトをそれぞれ第1ベルト12a、第2ベルト12bという。また、第2帯状部材13を構成する2本のベルトをそれぞれ第3ベルト13a、第4ベルト13bという。

0021

第1ベルト12aは、ゴムベルト等の弾性ベルトから構成されている。第1ベルト12aの表面には、多数の突起12cが並んで設けられている。突起12cは、円柱状であって、第1ベルト12aの表面からブラシ状に突設されている。第2ベルト12bは、ゴムチューブ等の弾性チューブから構成されている。第2ベルト12bの表面には、突起は形成されていない。第1ベルト12aと第2ベルト12bとは、第1ローラ6の中心軸の方向にずれて配置されている。具体的には、第1ベルト12aが第2ベルト12bの前方に配置されている。

0022

第3ベルト13aは、ゴムベルト等の弾性ベルトから構成されている。第3ベルト13aの表面には、多数の突起13cが並んで設けられている。突起13cは、円柱状であって、第3ベルト13aの表面からブラシ状に突設されている。つまり、第3ベルト13aに設けられた突起13cは、第1ベルト12aに設けられた突起12cと同様である。
第4ベルト13bは、ゴムチューブ等の弾性チューブから構成されている。第4ベルト13bの表面には、突起は形成されていない。第3ベルト13aと第4ベルト13bとは、第2ローラ7の中心軸の方向にずれて配置されている。具体的には、第3ベルト13aが第4ベルト13bの後方に配置されている。

0023

第1ベルト12aの幅W1と第3ベルト13aの幅W3とは等しい。第2ベルト12bの幅W2と第4ベルト13bの幅W4とは等しい。第1ベルト12aの幅W1及び第3ベルト13aの幅W3は、第2ベルト12bの幅W2及び第4ベルト13bの幅W4よりも大きいことが好ましい。
第1搬送部2A1は、搬送中の結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持可能な第1挟持部14を有している。第1挟持部14は、第1帯状部材12及び第2帯状部材13から構成されている。上述したように、第1帯状部材12及び第2帯状部材13は、第1ローラ6の表面と第2ローラ7の表面にそれぞれ螺旋状に設けられている。第1挟持部14は、第1ローラ6及び第2ローラ7の上部に載置された結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を第1ローラ6と第2ローラ7との間に引き込んで挟持する。

0024

具体的には、図6に示すように、第1挟持部14は、第1ローラ6及び第2ローラ7の上部に載置された結球野菜VGの外葉VG2が下向きである場合は、外葉VG2を第1ローラ6と第2ローラ7の間に引き込んで挟持する。また、図7に示すように、第1挟持部14は、第1ローラ6及び第2ローラ7の上部に載置された結球野菜VGの根VG3が下向きである場合は、根VG3を第1ローラ6と第2ローラ7の間に引き込んで挟持する。

0025

以下、説明の便宜上、結球野菜VGの搬送中の姿勢について、外葉VG2が下向きである姿勢(図6参照)を「第1姿勢」と称し、根VG3が下向きである姿勢(図7参照)を「第2姿勢」と称する。
次に、第2搬送部2A2について説明する。
図1図3に示すように、第2搬送部2A2は、第1搬送部2A1よりも下方に配置されている。図1図2図4図5に示すように、第2搬送部2A2は、重複部15と非重複部16とを有している。重複部15は、搬送方向(前後方向)において、第1搬送部2A1とオーバーラップする部分である。非重複部16は、搬送方向(前後方向)において、第1搬送部2A1とオーバーラップしない部分である。言い換えれば、第2搬送部2A2の重複部15の上方には第1搬送部2A1が存在し、非重複部16の上方には第1搬送部2A1が存在しない。非重複部16は、重複部15よりも搬送方向の下流側(後方)に配置されている。非重複部16の搬送方向の長さは、重複部15の搬送方向の長さよりも長い。

0026

第2搬送部2A2は、第3ローラ17と第4ローラ18とを有している。第3ローラ17と第4ローラ18は、装置幅方向に並列して配置されている。第3ローラ17と第4ローラ18は、それぞれ前後方向(搬送方向)に延設されている。第3ローラ17及び第4ローラ18は、同径且つ同長の円筒状の部材である。第3ローラ17及び第4ローラ18の直径は、第1ローラ6及び第2ローラ7の直径と同じであってもよいし、異なっていてもよい。本実施形態の場合、第1ローラ6及び第2ローラ7の直径が、第3ローラ17及び第4ローラ18の直径よりも小さい。第3ローラ17及び第4ローラ18は、中間フレーム5Cに対して中心軸回りに回転可能に支持されている。図2に仮想線で示すように、結球野菜VGは、第3ローラ18の上部と第4ローラ19の上部とに跨って載置される。

0027

図2図5に示すように、第2搬送部2A2の装置幅方向の中心(第3ローラ17と第4ローラ18との中間点)は、第1搬送部2A1の装置幅方向の中心(第1ローラ6と第2ローラ7との中間点)と同一直線上にある。
第3ローラ17と第4ローラ18は、中間フレーム5Cの前部に支持された第2モータ19の駆動により回転する。第3ローラ17の中心軸の前部には、第1スプロケット20が取り付けられている。第4ローラ18の中心軸の前部には、第2スプロケット21が取り付けられている。中間フレーム5Cには、テンション調整用の第3スプロケット22が支持されている。第2モータ19の出力軸には、第4スプロケット23が取り付けられている。第1スプロケット20、第2スプロケット21、第3スプロケット22、第4スプロケット23には、動力伝達用のチェーン120が巻き掛けられている。第2モータ19の駆動力は、チェーン120を介して第3ローラ17及び第4ローラ18に伝達される。これにより、図10に示すように、第3ローラ17と第4ローラ18とは、中心軸回りに互いに内向き(対向する側が下向き)に回転する。

0028

図4図5に示すように、第3ローラ17の表面には、第3帯状部材24が螺旋状に巻き付けられている。第3帯状部材24は、第3ローラ17の表面に螺旋状に巻き付けられて、第3ローラ17の中心軸の方向(第2搬送部2A2の搬送方向)に沿って延びている。第4ローラ18の表面には、第4帯状部材25が螺旋状に巻き付けられている。第4帯状部材25は、第4ローラ18の表面に螺旋状に巻き付けられて、第4ローラ18の中心軸の方向(第2搬送部2A2の搬送方向)に沿って延びている。第3帯状部材24と第4帯状部材25の螺旋の向きは、互いに逆方向である。

0029

第3帯状部材24と第4帯状部材25は、ゴム等の弾性材から構成されている。第3帯状部材24と第4帯状部材25は、それぞれ複数本のベルトから構成されている。本実施形態の場合、第3帯状部材24と第4帯状部材25は、それぞれ2本のベルトから構成されている。以下、第3帯状部材24を構成する2本のベルトをそれぞれ第5ベルト24a、第6ベルト24bという。また、第4帯状部材25を構成する2本のベルトをそれぞれ第7ベルト25a、第8ベルト25bという。

0030

第5ベルト24aは、ゴムベルト等の弾性ベルトから構成されている。第5ベルト24aの表面には、多数の突起24cが並んで設けられている。突起24cは、円柱状であって、第5ベルト24aの表面からブラシ状に突設されている。第6ベルト24bは、ゴムチューブ等の弾性チューブから構成されている。第6ベルト24bの表面には、突起は形成されていない。第5ベルト24aと第6ベルト24bとは、第3ローラ17の中心軸の方向にずれて配置されている。

0031

第7ベルト25aは、ゴムベルト等の弾性ベルトから構成されている。第7ベルト25aの表面には、多数の突起25cが並んで設けられている。突起25cは、円柱状であって、第7ベルト25aの表面からブラシ状に突設されている。つまり、第7ベルト25aに設けられた突起25cは、第5ベルト24aに設けられた突起24cと同様である。
第8ベルト25bは、ゴムチューブ等の弾性チューブから構成されている。第8ベルト25bの表面には、突起は形成されていない。第7ベルト25aと第8ベルト25bとは、第4ローラ18の中心軸の方向にずれて配置されている。

0032

第5ベルト24aの幅W5と第7ベルト25aの幅W7とは等しい。第6ベルト24bの幅W6と第8ベルト25bの幅W8とは等しい。第5ベルト24aの幅W5及び第7ベルト25aの幅W7は、第6ベルト24bの幅W6及び第8ベルト25bの幅W8よりも大きいことが好ましい。
第2搬送部2A2は、搬送中の結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持可能な第2挟持部26を有している。第2挟持部26は、第3帯状部材24及び第4帯状部材25から構成されている。第3帯状部材24及び第4帯状部材25は、第3ローラ17の表面と第4ローラ18の表面にそれぞれ螺旋状に設けられている。第2挟持部26は、結球野菜VGの外葉VG2を第3ローラ17と第4ローラ18との間に引き込んで挟持する。第2挟持部26は、重複部15において第1挟持部14の下方に配置されている。

0033

ここで、第1搬送部2A1及び第2搬送部2A2の作用(動作)について説明する。
結球野菜VGは、第1搬送部2A1の前部(上流側)に供給される。結球野菜VGの第1搬送部2A1への供給は、図示しないコンベア等の供給装置により行ってもよいし、人手で行ってもよい。供給された結球野菜VGは、第1ローラ6と第2ローラ7とが互いに内向きに回転することにより、第1ローラ6の上部と第2ローラ7の上部の間に形成される略V字状の谷部に乗り、第1ローラ6と第2ローラ7の回転に伴う第1帯状部材12と第2帯状部材13の移動によって前方から後方に向けて搬送される。

0034

結球野菜VGは、後方に向けて搬送される途中で第1ローラ6及び第2ローラ7の回転に起因して上部で回転(自転)し、外葉VG2又は根VG3が第1挟持部14に引き込まれて挟持される。そのため、結球野菜VGは、第1搬送部2A1による搬送の過程で、外葉VG2が下向きの第1姿勢(図6参照)又は根VG3が下向きの第2姿勢(図7参照)となる。結球野菜VGが第1姿勢となった場合、外葉VG2が第1挟持部14に挟持された状態で前方から後方へと搬送される。結球野菜VGが第2姿勢となった場合、根VG3が第1挟持部14に挟持された状態で前方から後方へと搬送される。

0035

以下、第1搬送部2A1により搬送される結球野菜VGの姿勢が第1姿勢である場合と第2姿勢である場合とに分けて説明する、
先ず、第1搬送部2A1により搬送される結球野菜VGの姿勢が第1姿勢である場合について説明する。図8図10に示すように、結球野菜VGの姿勢が第1姿勢である場合、結球野菜VGが重複部15の上方に達すると、結球野菜VGの下向きの外葉VG2は第2搬送部2A2にまで達する。そのため、結球野菜VGの外葉VG2は、第3ローラ17と第4ローラ18の間に引き込まれて挟持される。言い換えれば、結球野菜VGの外葉VG2は、重複部15において第2挟持部26により挟持される。このとき、第1挟持部14は第2挟持部26の上方にて外葉VG2を挟持している。そのため、重複部15の上方にある結球野菜VGが第1姿勢である場合、結球野菜VGの外葉VG2は第1挟持部14と第2挟持部26の両方により挟持される。

0036

ここで、第2挟持部26による外葉VG2の挟持を確実に行わせるために、第2挟持部26を構成する第3ローラ17と第4ローラ18との隙間は、第1挟持部14を構成する第1ローラ6と第2ローラ7との隙間よりも小さくなっている(図10参照)。これにより、第1挟持部14で挟持されて細くなった(拡がりが抑えられた)外葉VG2の先端側(結球部VG1から遠い側)を第2挟持部26により確実に挟持することができる。

0037

図8図10に示すように、第1挟持部14と第2挟持部26により外葉VG2が挟持された第1姿勢で重複部15の上方に達した結球野菜VGは、更に後方へと移動して第1搬送部2A1から第2搬送部2A2へと移行する。このとき、結球野菜VGは、外葉VG2が第2挟持部26により挟持されているため、外葉VG2が第2挟持部26に引き込まれながら第2搬送部2A2へと移行することとなる。そのため、図8に示すように、結球野菜VGは第1姿勢を維持した状態で第2搬送部2A2へと移行する。第2搬送部2A2に移行した結球野菜VGは、外葉VG2が第3ローラ17と第4ローラ18との間に引き込まれて挟持され、第1姿勢を維持しつつ更に後方へと搬送される。

0038

次に、第1搬送部2A1により搬送される結球野菜VGの姿勢が第2姿勢である場合について説明する。図9図11に示すように、結球野菜VGの姿勢が第2姿勢である場合、結球野菜VGが重複部15の上方に達すると、結球野菜VGの下向きの根VG3は第2搬送部2A2まで達しない。そのため、結球野菜VGの根VG3は、第2挟持部26により挟持されない。このとき、第1挟持部14は第2挟持部26の上方にて根VG3を挟持している。そのため、重複部15の上方にある結球野菜VGが第2姿勢である場合、結球野菜VGの根VG3は第1挟持部14のみで挟持される。

0039

図9図11に示すように、第1挟持部14のみで根VG3が挟持された第2姿勢で重複部15の上方に達した結球野菜VGは、更に後方へと移動して第1搬送部2A1から第2搬送部2A2へと移行する。このとき、結球野菜VGの根VG3が第1挟持部14のみで挟持されており、第2挟持部26では挟持されていない。そのため、結球野菜VGは、第1搬送部2A1から第2搬送部2A2へと移行する際に、根VG3が挟持されていない状態となる。その結果、図9に示すように、結球野菜VGは、第1搬送部2A1から第2搬送部2A2へと移行する際に、第1搬送部2A1と第2搬送部2A2との段差に起因して自転して上下が反転し、外葉VG2が下向きの第1姿勢となって第2搬送部2A2へと移行する。

0040

この第1搬送部2A1から第2搬送部2A2への結球野菜VGの移行の際に、第3ローラ17及び第4ローラ18の直径が第1ローラ6及び第2ローラ7の直径よりも大きいため、反転した結球野菜VGは第3ローラ17及び第4ローラ18で確実に受け止められる。
第2搬送部2A2に移行した結球野菜VGは、外葉VG2が第3ローラ17と第4ローラ18との間に更に引き込まれて挟持され、第1姿勢を維持しつつ更に後方へと搬送される。

0041

尚、上述の「結球野菜VGの根VG3が第1挟持部14のみで挟持される」とは、複数本の根VG3の全部又は大半が第1挟持部14に到達しているが、第2挟持部26には到達していない状態を意味する。別の言い方をすれば、第1搬送部2A1にて第2姿勢で搬送されてきた結球野菜VGが第2搬送部2A2へと移行する際に、第2挟持部26によって結球野菜VGの反転が妨げられない状態を意味する。

0042

上述の通り、結球野菜VGは、第1搬送部2A1における姿勢が第1姿勢であるか第2姿勢であるかに関わらず、第1搬送部2A1から第2搬送部2A2へと移行する際に外葉VG2が下向きの第1姿勢となる。そのため、第2搬送部2A2は、結球野菜VGを常に一定の姿勢(第1姿勢)で搬送することができる。
次に、第3搬送部2A3について説明する。

0043

図1図2に示すように、第3搬送部2A3は、第2搬送部2A2の後方(下流側)に配置されている。図12図13に示すように、第3搬送部2A3は、装置幅方向の一方側(左側)に配置された一方部2A3Lと、装置幅方向の他方側(右側)に配置された他方部2A3Rと、を有している。
一方部2A3Lは、第1プーリ27、第2プーリ28、第3プーリ29、第1ベルト30、第1支持板31、第1カバー32を有している。尚、第1カバー32は図2に示しており、図12図13では第1カバー32を外した状態を示している。

0044

第1プーリ27は、第2搬送部2A2の第3ローラ17の後端の近傍に配置されている。第2プーリ28は、第1プーリ27の後方に配置されている。第3プーリ29は、前後方向において第1プーリ27と第2プーリ28との間であって、第1プーリ27及び第2プーリ28よりも左方に配置されている。第1ベルト30は、第1プーリ27、第2プーリ28、第3プーリ29に巻き掛けられている。第1支持板31は、第1プーリ27、第2プーリ28、第3プーリ29を回転可能に支持している。図2に示すように、第1カバー32は、第1支持板31にボルト等で取り付けられており、第1プーリ27、第2プーリ28、第3プーリ29の上方及び左方を覆っている。

0045

第3プーリ29は、第3モータ33の出力軸と連結されている。第3モータ33は、第3プーリ29の下方において中間フレーム5Cの後部に取り付けられている。第3モータ33が駆動すると、第3プーリ29が回転し、当該回転に伴って第1ベルト30、第1プーリ27、第2プーリ28が回転する。
他方部2A3Rは、第4プーリ34、第5プーリ35、第6プーリ36、第2ベルト37、第2支持板38、第2カバー39を有している。尚、第2カバー39は図2に示しており、図12図13では第2カバー39を外した状態を示している。

0046

第4プーリ34は、第2搬送部2A2の第4ローラ18の後端の近傍に配置されている。第5プーリ35は、第4プーリ34の後方に配置されている。第6プーリ36は、前後方向において第4プーリ34と第5プーリ35との間であって、第4プーリ34及び第5プーリ35よりも右方に配置されている。第2ベルト37は、第4プーリ34、第5プーリ35、第6プーリ36に巻き掛けられている。図2に示すように、第2カバー39は、第2支持板38にボルト等で取り付けられており、第4プーリ34、第5プーリ35、第6プーリ36の上方及び右方を覆っている。

0047

第6プーリ36は、第4モータ40の出力軸と連結されている。第4モータ40は、第6プーリ36の下方において中間フレーム5Cの後部に取り付けられている。第4モータ40が駆動すると、第6プーリ36が回転し、当該回転に伴って第2ベルト37、第4プーリ34、第5プーリ35が回転する。
第1ベルト30及び第2ベルト37は、ゴム等の弾性体からなる無端状(ループ状)の丸ベルト断面円形のベルト)から構成されている。第1ベルト30と第2ベルト37は、装置内方側において当接している。図12に矢印C1,C2で示すように、第1ベルト30と第2ベルト37は、装置内方側において後方に移動するように回転する。図2に示すように、第1カバー32と第2カバー39との間には、結球野菜VGの外葉VG2が通ることができる隙間G1が形成されている。隙間G1の幅は、外葉VG2が通ることができるが、結球部VG1は通ることができない幅に設定されている。これにより、結球野菜VGの結球部VG1を、第1カバー32の上面と第2カバー39の上面で支持することができる。

0048

ここで、第3搬送部2A3の作用について説明する。
図8図9に示すように、結球野菜VGは、第2搬送部2A2により外葉VG2が下向きの第1姿勢で搬送された後、第2搬送部2A2の後端部から第3搬送部2A3の前端部に移行する。図13に示すように、第2搬送部2A2から第3搬送部2A3に移行した結球野菜VGは、第3搬送部2A3において、外葉VG2が第1ベルト30と第2ベルト37との間に挟持されながら、第1ベルト30と第2ベルト37の回転に伴って後方(第2搬送部2A2から離れる方向)に搬送される。この第3搬送部2A3による搬送時において、結球野菜VGの外葉VG2は第1カバー32と第2カバー39との間を通り、結球部VG1は第1カバー32と第2カバー39の上面で支持される。これにより、第3搬送部2A3は、結球野菜VGを外葉VG2が下向きである第1姿勢で搬送することができる。

0049

上述の通り、上段搬送部2A(第1搬送部2A1、第2搬送部2A2、第3搬送部2A3)は、結球野菜VGの供給時の姿勢に関わらず、最終的には結球野菜VGを外葉VG2が下向きである第1姿勢として搬送することができる。言い換えれば、上段搬送部2A(第1搬送部2A1、第2搬送部2A2、第3搬送部2A3)は、結球野菜VGを、供給時の姿勢に関わらず一定の姿勢(第1姿勢)に整えて搬送することができる。

0050

図13図18に示すように、上段搬送部2Aにより搬送された結球野菜VGは、続いて姿勢変更部2Bに移行する。
姿勢変更部2Bは、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持して第2姿勢に変更して下段搬送部2Cに移行させる。
以下、姿勢変更部2Bの構成について説明する。

0051

図3図14図15等に示すように、姿勢変更部2Bは、挟持体41と、移動機構42と、押圧部材43と、を有している。
挟持体41は、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持する。挟持体41は、第1挟持体41Lと、第1挟持体41Lと対向して配置された第2挟持体42Rとを含んでいる。第1挟持体41Lは、装置幅方向の一方側(左側)に配置されている。第2挟持体41Rは、装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。第1挟持体41Lは、一方面が左方(装置外方)を向き、他方面が右方(装置内方)を向いている。第2挟持体41Rは、一方面が右方(装置外方)を向き、他方面が左方(装置内方)を向いている。第1挟持体41Lの他方面(右面)と第2挟持体41Rの他方面(左面)とが対向している。

0052

本実施形態の場合、第1挟持体41L及び第2挟持体41Rは、いずれも円板から構成されている。以下、第1挟持体41Lを第1円板41Lといい、第2挟持体41Rを第2円板41Rという場合がある。但し、第1挟持体41L及び第2挟持体41Rは、円板には限定されず、円形以外の形状であってもよい。
図13図15に示すように、挟持体41は、第1挟持体(第1円板)41Lと第2挟持体(第2円板)41Rとの間に、結球野菜VGの外葉VG2を挟持可能である。第1挟持体41L及び第2挟持体41Rはそれぞれ、剛性部材44と弾性部材45とを有している。剛性部材44は、例えば金属から構成されている。弾性部材45は、例えばゴムから構成されている。第1挟持体41Lを構成する剛性部材44と弾性部材45、及び、第2挟持体41Rを構成する剛性部材44と弾性部材45とは、それぞれピンやボルト等の結合部材46により一体化されている。

0053

図15に示すように、弾性部材45は、外葉VG2に当接する挟持面45aを有している。剛性部材44は、弾性部材45の挟持面45aと反対側に配置されている。挟持面45aは、装置内方側を向く面である。、挟持面45aと反対側の面は、装置外方側を向く面である。以下、挟持面45aを「内面45a」と称し、挟持面45aと反対側の面を「外面45b」と称する。

0054

弾性部材45の外面45bは、剛性部材44側を向く面ともいえる。外面45bは、剛性部材44に被覆された被覆部45b1と、剛性部材44から露出した露出部45b2と、を有している。
剛性部材44と弾性部材45とは、互いに直径が異なる円板から構成されている。剛性部材44は相対的に小径の円板であり、弾性部材45は相対的に大径の円板である。つまり、弾性部材45の直径は、剛性部材44の直径よりも大きい。図15に示すように、剛性部材44を構成する円板の中心と弾性部材45を構成する円板の中心とは、装置幅方向に延びる同一軸線CL1上に配置されている。そのため、図14に示すように、挟持体41は、径方向内側(中心側)においては剛性部材44と弾性部材45とが重なり、径方向外側においては弾性部材45のみとなる。言い換えれば、挟持体41の径方向外側に弾性部材45の露出部45b2が配置される。露出部45b2は、装置幅方向(軸線CL1の方向)から見て円環状である。

0055

図14に示すように、挟持体41の上部は、上段搬送部2Aの第3搬送部2A3の後端の近傍に位置している。詳しくは、挟持体41の上部は、上段搬送部2Aの第3搬送部2A3の後下方に位置しており、上段搬送部2Aから移行してくる結球野菜VG(外葉VG2)を受け入れる受け入れ部47となっている。
図18に示すように、結球野菜VGは外葉VG2が下向きの第1姿勢で第3搬送部2A3から挟持体41の受け入れ部47へと移行する。これにより、結球野菜VGは、外葉VG2が挟持体41に挟持される。このとき、結球野菜VGは、外葉VG2の基端側が上方に位置し、外葉VG2の先端側が下方に位置する。そのため、外葉VG2の基端側は弾性部材45のみで挟持され、外葉VG2の先端側は剛性部材44と弾性部材45とで挟持される。

0056

図13に示すように、第1円板41Lと第2円板41Rとの間の距離(隙間)Dは、上段搬送部2Aの搬送方向(前後方向)において、受け入れ部47側(前側)における距離が、受け入れ部47側と反対側(後側)における距離よりも大きい。具体的には、距離Dは、受け入れ部47から離れるにつれて(前方から後方に向かうにつれて)次第に小さくなっている。そして、第1円板41Lと第2円板41Rとは、受け入れ部47側と反対側である後部において互いに当接している。

0057

図14に示すように、移動機構42は、挟持体41を移動させる機構である。本実施形態の場合、移動機構42は、挟持体41を構成する第1挟持体(第1円板)41L及び第2挟持体(第2円板)41Rをそれぞれ中心軸回りに回転させる回転機構である。以下の説明において、移動機構42を回転機構42という場合がある。但し、移動機構42は、挟持体41を回転させる機構には限定されず、例えば、挟持体41を直線的に移動させる機構であってもよい。

0058

図3に示すように、移動機構(回転機構)42は、第1回転機構42Lと第2回転機構42Rとを含む。
第1回転機構42Lは、第4モータ49と第1連結部材50とを有している。第4モータ49は、第1挟持体41Lの左方において後部フレーム5D上に支持されている。第4モータ49の出力軸は、軸継手等の第1連結部材50を介して第1挟持体(第1円板)41Lの中心軸に連結されている。これにより、第4モータ49の駆動によって、第1挟持体(第1円板)41Lは中心軸回りに回転する。第1挟持体41Lを構成する剛性部材44と弾性部材45は結合部材46により一体化されているため、第1回転機構42Lによって同一の軸線回り(中心軸回り)に一体的に回転する。

0059

第2回転機構42Rは、第5モータ51と第2連結部材52とを有している。第5モータ51は、第2挟持体41Rの右方において後部フレーム5D上に支持されている。第5モータ51の出力軸は、軸継手等の第2連結部材52を介して第2挟持体(第2円板)41Rの中心軸に連結されている。これにより、第5モータ51の駆動によって、第2挟持体(第2円板)41Rは中心軸回りに回転する。第2挟持体41Rを構成する剛性部材44と弾性部材45は結合部材46により一体化されているため、第2回転機構42Rによって同一の軸線回り(中心軸回り)に一体的に回転する。

0060

第1回転機構42Lによる第1挟持体41Lの回転方向と、第2回転機構42Rによる第2挟持体41Rの回転方向とは、同一方向である。具体的には、第1挟持体41L及び第2挟持体41Rは、左方から見たときに時計回り方向(図14の矢印C3方向)に回転する。これにより、第1挟持体41L及び第2挟持体41Rは、上部において前方から後方、後部において上方から下方、下部において後方から前方に、それぞれ円弧状に移動する。また、第1挟持体41Lの回転速度と第2挟持体41Rの回転速度とは同一である。

0061

押圧部材43は、第1挟持体41Lと第2挟持体41Rとを互いに接近させる方向に押圧する部材である。押圧部材43は、挟持体41の表面(装置外方側の面)に当接するローラであり、挟持体41の移動(回転)に伴って回転(自転)する。押圧部材43は、支持部材56及び中継部材79を介してフレーム5(後部フレーム5D)に支持されている。

0062

図15に示すように、支持部材56には長穴56aが形成されており、支持部材56は長穴56aに挿入されたボルトB1により中継部材79に取り付けられている。中継部材79に対する支持部材56の位置は、ボルトB1を締め付けることによって固定され、ボルトB1を緩めて長穴56aに対して相対的に移動させることにより調整することができる。中継部材79は、フレーム5にボルトにより固定されている。中継部材79に対する支持部材56の位置を調整することにより、フレーム5に対する支持部材56の位置が調整される。これにより、挟持体41に対する押圧部材43の位置及び押圧力を調整することができる。

0063

押圧部材43は、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rとを含む。第1押圧部材43Lは、第1挟持体41Lの弾性部材45(以下、「第1弾性部材45」という)の露出部45b2を押圧することにより弾性変形させる。第2押圧部材43Rは、第2挟持体41Rの弾性部材45(以下、「第2弾性部材45」という)の露出部45b2を押圧することにより弾性変形させる。

0064

第1弾性部材45の露出部45b2と第2弾性部材45の露出部45b2とは弾性変形することにより、互いに密接する。これにより、第1弾性部材45と第2弾性部材45との間に、結球野菜VGの外葉VG2を確実に挟持することができる。
図14図15に示すように、第1押圧部材43Lは複数の押圧部材を含んでおり、当該複数の押圧部材は第1弾性部材45の周方向に沿って間隔をあけて配置されている。第2押圧部材43Rも複数の押圧部材を含んでおり、当該複数の押圧部材は第2弾性部材45の周方向に沿って間隔をあけて配置されている。第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rの数は同じであり、本実施形態の場合はそれぞれ3つである。但し、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rの数は異なっていてもよいし、それぞれ2つ以下又は4つ以上であってもよい。

0065

具体的には、第1押圧部材43Lは、第1上部材43L1と第1中間部材43L2と第1下部材43L3とを含んでいる。第1上部材43L1は、第1弾性部材45の上部を押圧する位置に配置されている。第1中間部材43L2は、第1弾性部材45の上後部を押圧する位置に配置されている。第1下部材43L3は、第1弾性部材45の下後部を押圧する位置に配置されている。また、第2押圧部材43Rは、第2上部材43R1と第2中間部材43R2と第2下部材43R3とを含んでいる。第2上部材43R1は、第2弾性部材45の上部を押圧する位置に配置されている。第2中間部材43R2は、第2弾性部材45の上後部を押圧する位置に配置されている。第2下部材43R3は、第2弾性部材45の下後部を押圧する位置に配置されている。本実施形態の場合、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rとは、装置幅方向に間隔をあけて対向する位置に配置されている。

0066

但し、図16に示すように、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rを、挟持体41の移動方向(回転方向)(矢印C3で示す方向)に沿って交互に配置してもよい。尚、図16において、第1押圧部材43Lを実線で示し、第2押圧部材43Rを破線で示している。図16に示す例では、挟持体41の移動方向に沿って、第1上部材43L1、第2上部材43R1、第1中間部材43L2、第2中間部材43R2の順に並んで配置されている。第1下部材43L3と第2下部材43R3とは、装置幅方向に間隔をあけて対向する位置に配置されているが、挟持体41の回転方向にずれた位置に配置してもよい。つまり、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rは、少なくとも一部が、挟持体41の移動方向(回転方向)に沿って交互に配置されていればよい。例えば、それぞれ複数の第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rのうち、挟持体41の移動方向(回転方向)の最も下流側にある第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rのみを装置幅方向に対向して配置し、その他の第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rは挟持体41の移動方向(回転方向)に沿って交互に配置することができる。

0067

図17に示すように、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rを挟持体41の移動方向(回転方向)に沿って交互に配置することにより、第1弾性部材45と第2弾性部材45とが波状湾曲して弾性変形するため、第1弾性部材45と第2弾性部材45との間に外葉VG2を確実に挟持することができる。尚、図17では、第1押圧部材43L、第2押圧部材43R、第1押圧部材43L、第2押圧部材43Rの位置関係を簡易化して表している。

0068

図3図12図14等に示すように、姿勢変更部2Bは、ガイド部53を有している。ガイド部53は、金属等の剛性材から構成されている。
ガイド部53は、挟持体41の外縁に沿って延設されており、結球野菜VGの結球部VG1を支持する。ガイド部53は、第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとを含む。第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとは、装置幅方向に間隔をあけて対向して配置されている。第1ガイド部53Lは、第1接続部材54により後部フレーム5Dに接続されている。第2ガイド部53Rは、第2接続部材55により後部フレーム5Dに接続されている。

0069

第1ガイド部53Lは、第1挟持体(第1円板)41Lの外周に沿って延設されている。第2ガイド部53Rは、第2挟持体(第2円板)41Rの外周に沿って延設されている。より詳しくは、第1ガイド部53Lは、第1挟持体(第1円板)41Lの外周から径外方向に離れた位置において、当該外周に沿って円弧状に延設されている。第2ガイド部53Rは、第2挟持体(第2円板)41Rの外周から径外方向に離れた位置において、当該外周に沿って円弧状に延設されている。

0070

図16等に示すように、ガイド部53は、挟持体41の外周に沿って円弧状に延設されることにより、挟持体41の上方から後方にわたって延びている。ガイド部53の始端部は挟持体41の上方(受け入れ部47の上方)に配置されており、ガイド部53の終端部は挟持体41の斜め後下方に配置されている。
図18に示すように、移動機構(回転機構)42は、外葉VG2を挟持した挟持体41を回転させて結球野菜VGを第1姿勢から第2姿勢に変更する。結球野菜VGは、受け入れ部47においては外葉VG2が下向きの第1姿勢であるが、移動機構42により移動(回転)されることにより、姿勢が変更(反転)されて根VG3が下向きである第2姿勢となる。

0071

ガイド部53は、結球野菜VGが姿勢変更される過程において、結球野菜VGの結球部VG1を支持する。結球野菜VGが姿勢変更される過程において、外葉VG2の基端側は第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとの間に挟まれ、結球部VG1は第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rの外周面に当接しながら当該外周面に沿って移動する。これにより、結球野菜VGが姿勢変更される過程で、結球部VG1の重量を第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rにより受けて支持することができる、そのため、姿勢変更の途中で外葉VG2が折れ曲がったり破断したりすることを防止できる。また、外葉VG2が第1挟持体41Lと第2挟持体41Rの間から抜けて、結球野菜VGが脱落することも防止できる。

0072

図3図18図19図21等に示すように、姿勢変更部2Bは、挟持体41による外葉VG2の挟持を解除する解除機構57を有している。解除機構57は、第2姿勢に変更された結球野菜VGの外葉VG2に対する挟持体41の挟持を解除する。解除機構57は、第1弾性体58L、第2弾性体58R、第1駆動機構59L、第2駆動機構59Rを有している。

0073

第1弾性体58L及び第2弾性体58Rは、それぞれ無端状(ループ状)の弾性ベルト(例えば、ゴムベルト)から構成されている。以下、第1弾性体58Lを構成する弾性ベルトを第1弾性ベルト58Lと称し、第2弾性体58Rを構成する弾性ベルトを第2弾性ベルト58Rと称する。
第1駆動機構59Lは、第1弾性体58Lを水平面内で回転させる機構である。図21に示すように、第1駆動機構59Lは、第6モータ60と、前後方向に間隔をあけて配置された複数のプーリ61〜66とを有している。第1弾性ベルト58Lは、複数のプーリ61〜66にわたって掛け渡されている。本実施形態の場合、第1駆動機構59Lは、6つのプーリ61〜66を有している。以下、便宜上、第1駆動機構59Lを構成する6つのプーリ61〜66を、後方から前方の順に、第7プーリ61、第8プーリ62、第9プーリ63、第10プーリ64、第11プーリ65、第12プーリ66という。最も前方にある第12プーリ66の中心には、第6モータ60の出力軸が連結されている。第6モータ60の駆動によって、第1弾性ベルト58Lは6つのプーリ61〜66と共に回転する。

0074

第2駆動機構59Rは、第2弾性体58Rを水平面内で回転させる機構である。図21に示すように、駆動機構59Rは、第7モータ67と、前後方向に間隔をあけて配置された複数のプーリ68〜72とを有している。第2弾性ベルト58Rは、複数のプーリ68〜72にわたって掛け渡されている。本実施形態の場合、第2駆動機構59Rは、5つのプーリ68〜72を有している。以下、便宜上、第2駆動機構59Rを構成する5つのプーリ68〜72を、後方から前方の順に、第13プーリ68、第14プーリ69、第15プーリ70、第16プーリ71、第17プーリ72という。最も前方にある第17プーリ72の中心には、第7モータ67の出力軸が連結されている。第7モータ67の駆動によって、第2弾性ベルト58Rは5つのプーリ68〜72と共に回転する。

0075

第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとは、互いに逆方向に同じ速度で回転する。図19図21に示すように、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとは、装置内方において当接しており、装置内方側において後方から前方に向かうように回転する(図19の矢印C4参照)。
第1駆動機構59L及び第2駆動機構59Rを構成する複数のプーリのうち、第7プーリ61と第13プーリ68、第8プーリ62と第14プーリ69、第12プーリ66と第17プーリ72は、それぞれ装置幅方向に並んでおり、前後方向において同位置に配置されている。以下、便宜上、第7プーリ61と第13プーリ68を「第1プーリ対73」、第8プーリ62と第14プーリ69を「第2プーリ対74」、第12プーリ66と第17プーリ72を「第3プーリ対75」という。各プーリ対のプーリ同士の間隔(装置幅方向の距離)は、最も後方にある第1プーリ対73(第7プーリ61と第13プーリ68)が、他のプーリ対(第2プーリ対74、第3プーリ対75)に比べて大きく設定されている。これにより、第1弾性ベルト58Lの内面と第2弾性ベルト58Rの内面(装置内方側の面)とは、最も後方にある第1プーリ対73の部分においては離間し、第1プーリ対73の部分から第2プーリ対74の部分に近づくにつれて次第に接近し、第2プーリ対74及び第3プーリ対75の部分においては当接している。

0076

図16に示すように、第1駆動機構59L及び第2駆動機構59Rを構成する複数のプーリのうち、最も後方に位置する第7プーリ61と第13プーリ68(第1プーリ対73)は、装置幅方向から見たとき、挟持体41とオーバーラップしている。つまり、第7プーリ61と第13プーリ68との間に、挟持体41の下部が配置されている。他のプーリは、挟持体41とオーバーラップしていない。

0077

図19に示すように、第1弾性ベルト58L及び第2弾性ベルト58Rは、第1プーリ対73の部分において挟持体41に当接している。具体的には、第1弾性ベルト58Lの内面は、第1円板41Lの外面(装置外方側の面)の下部に当接している。第2弾性ベルト58Rの内面は、第2円板41Rの外面の下部に当接している。第1弾性ベルト58Lは、第6モータ60の駆動によって、第1円板41Lに当接しながら第1円板41Lの回転方向に向けて(後方から前方に向けて)移動する。第2弾性ベルト58Rは、第7モータ67(図20図21参照)の駆動によって、第2円板41Rに当接しながら第2円板41Rの回転方向に向けて(後方から前方に向けて)移動する。

0078

第1弾性ベルト58Lは、第1円板41Lの外面に当接することによって、第1円板41Lを第2円板41R側に向けて押圧する。第2弾性ベルト58Rは、第2円板41Rの外面に当接することによって、第2円板41Rを第1円板41L側に向けて押圧する。つまり、第1弾性ベルト58L及び第2弾性ベルト58Rにより、第1円板41Lと第2円板41Rとは互いに接近する方向に押圧される。この押圧は、第1弾性ベルト58L及び第2弾性ベルト58Rの弾性力張力によりなされる。

0079

上述した通り、第1円板41Lと第2円板41Rとの間の距離Dは、前方から後方に向かうにつれて次第に小さくなっている(図13参照)。言い換えれば、距離Dは、後方から前方に向かうにつれて次第に大きくなっている。挟持体41の下部においては、第1円板41Lと第2円板41Rは後方から前方に向けて回転するため、挟持体41が回転方向に進行するにつれて距離Dは次第に大きくなる(図19参照)。そのため、第1円板41Lと第2円板41Rとの間に外葉VG2を挟持する力は、挟持体41の下部においては、後方から前方に向かうにつれて次第に小さくなる。

0080

また、挟持体41の下部においては、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rにより第1円板41Lと第2円板41Rとが互いに接近する方向に押圧されている。これにより、図19に示すように、挟持体41の下部においては、挟持体41の回転方向(図19の右から左に向かう方向)への進行に伴う距離Dの増加は緩やかとなる。そのため、第1円板41Lと第2円板41Rとの間に外葉VG2を挟持する力は緩やかに減少する。

0081

第1弾性ベルト58L及び第2弾性ベルト58Rによる押圧力が挟持体41に作用しない場合、挟持体41の下部の回転方向(後方から前方)への進行に伴う距離Dが急激に増加する。そのため、挟持体41による外葉VG2を挟持する力は前方に向かうにつれて急激に減少し、結球野菜VGは自重によって勢いよく落下してしまう。これに対し、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rによる押圧力が挟持体41の下部に作用することによって、外葉VG2を挟持する力が緩やかに減少するため、結球野菜VGは第1円板41Lと第2円板41Rとの間(第1弾性部材45と第2弾性部材45との間)を滑りながら徐々に下降した後で低い位置から落下する。そのため、落下により結球野菜VGが受ける衝撃を緩和することができる。

0082

上述の通り、姿勢変更部2Bにより根VG3が下向きの第2姿勢に変更された結球野菜VGは、解除機構57の作用により姿勢変更部2Bの下部(挟持体41の下部)から落下する。図18に示すように、姿勢変更部2Bから落下した結球野菜VGは、下段搬送部2Cに供給される。下段搬送部2Cは、フレーム5の下部(下段)において後方から前方に向けて結球野菜VGを搬送する。

0083

図1図3図14に示すように、下段搬送部2Cは、上段搬送部2A及び姿勢変更部2Bの下方に配置されている。下段搬送部2Cの前部は、上段搬送部2A(第2搬送部A2)の下方に配置されている。下段搬送部2Cの後部は、姿勢変更部2Bの下方に配置されている。下段搬送部2Cは、姿勢変更部2Bにより根VG3が下向きである第2姿勢に変更された結球野菜VGを、第2姿勢を維持して搬送する。

0084

図3図20図21に示すように、下段搬送部2Cは、第1搬送体2CLと第2搬送体2CRとを有している。本実施形態の場合、第1搬送体2CL及び第2搬送体2CRは、いずれもベルトコンベアである。ベルトコンベアを構成するベルトは、例えば、ゴムベルト等の弾性ベルトから構成される。第1搬送体2CLを構成するベルトコンベアは、第8モータ77により駆動される。第2搬送体2CRを構成するベルトコンベアは、第9モータ78により駆動される。

0085

図12図20に示すように、第1搬送体2CLと第2搬送体2CRとは、装置幅方向に並列して配置されている。具体的には、第1搬送体2CLは装置幅方向の一方側(左側)に配置され、第2搬送体2CRは装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。第1搬送体2CLと第2搬送体2CRは、互いに平行に且つ前後方向に延びている。
第1搬送体2CLは、第1ブラケット121及び第2ブラケット122によりベースフレーム5A上に支持されている。第1ブラケット121は、第1搬送体2CLの装置内方側を支持している。第2ブラケット122は、第1搬送体2CLの装置外方側を支持している。第2ブラケット122は、第1ブラケット121よりも高位置において第1搬送体2CLを支持している。また、第2ブラケット122は、第1搬送体2CLを駆動する第8モータ77を支持している。

0086

第2搬送体2CRは、第3ブラケット123及び第4ブラケット124によりベースフレーム5A上に支持されている。第3ブラケット123は、第2搬送体2CRの装置内方側を支持している。第4ブラケット124は、第2搬送体2CRの装置外方側を支持している。第4ブラケット124は、第3ブラケット123よりも高位置において第2搬送体2CRを支持している。また、第3ブラケット123は、第2搬送体2CRを駆動する第9モータ78を支持している。

0087

図20に示すように、第1搬送体2CLは第1搬送面81を有している。第2搬送体2CRは第2搬送面82を有している。第2搬送面82は、第1搬送面81と並列して配置されている。第1搬送面81及び第2搬送面82は、同じ速度で後方から前方に向けて互いに平行に移動する。
第1搬送面81及び第2搬送面82は、結球野菜VGの結球部VG1を下方から(根VG3側から)支持して搬送する面である。第1搬送面81は、結球部VG1を搬送方向に直交する方向の一方側(左側)から支持する。第2搬送面82は、結球部VG1を搬送方向に直交する方向の他方側(右側)から支持する。

0088

第1搬送面81と第2搬送面82は、装置幅方向に間隔D2をあけて配置されている。第1搬送面81と第2搬送面82の間隔D2は、結球野菜VGの根VG3を挿入可能な間隔に設定されている。言い換えれば、第1搬送面81と第2搬送面82との間には、根VG3が挿入される挿入部99が設けられている。これにより、姿勢変更部2Bから根VG3が下向きの第2姿勢にて供給された結球野菜VGは、第1搬送面81と第2搬送面82との間の挿入部99に根VG3が挿入された(入り込んだ)状態で搬送される。

0089

第1搬送面81と第2搬送面82は、いずれも平面である。詳しくは、第1搬送面81及び第2搬送面82は、搬送方向に直交する方向において、挿入部99から離れるに従って上方に移行する傾斜面である。言い換えれば、第1搬送面81及び第2搬送面82は、装置外方側の高さが装置内方側の高さよりも高くなるように傾斜して配置されている。別の言い方をすれば、第1搬送面81と第2搬送面82は、搬送方向(前後方向)から見てV字状に配置されている。

0090

第1搬送面81と第2搬送面82とが成すV字の角度(α)は、鈍角であり、好ましくは110°〜130°であり、例えば120°に設定することができる。第1搬送面81の装置内方側の高さは、第2搬送面82の装置内方側の高さと同じである。第2搬送面82の装置外方側の高さは、第2搬送面82の装置外方側の高さと同じである。
第1搬送面81と第2搬送面82とがV字状に配置されていることにより、結球野菜VGの結球部VG1を左斜め下方と右斜め下方から支持することが可能となる。そのため、第1搬送面81と第2搬送面82とで結球野菜VGの姿勢を安定させて支持することができ、外葉VG2が上向きの第2姿勢を確実に維持して搬送することができる。結球野菜VGの姿勢が安定することにより、根VG3の基端(上端)が位置する高さを概ね一定とすることができる。

0091

また、図20に示すように、第1搬送面81と第2搬送面82とが略V字状に配置されていることにより、第1搬送面81と第2搬送面82との間隔D2を狭くすることができる。間隔D2が広いと、結球野菜VGの結球部VG1が小さい場合に結球部VG1の底部が第1搬送面81と第2搬送面82との間に大きく沈み込んでしまうが、間隔D2が狭いと沈み込み量が少なくなる。これにより、結球部VG1の大きさが異なる結球野菜VGであっても、根VG3の基端(上端)が位置する高さを概ね一定とすることができる。

0092

図20に示すように、第1搬送体2CLと第2搬送体2CRとの間の距離は、下方に向かうにつれて拡がっている。これにより、下方に向かうにつれて拡がっている結球野菜VGの根VG3が、第1搬送面81と第2搬送面82との間で、第1搬送体2CL又は第2搬送体2CRに絡まる等の不都合が生じにくい。
図20図21に示すように、第1搬送面81及び第2搬送面82の上方には、保持装置80が配置されている。保持装置80は、第1搬送面81及び第2搬送面82により搬送される結球野菜VGの外葉VG2を保持する。

0093

保持装置80は、姿勢変更部2Bの解除機構57を兼ねている。言い換えれば、1つの装置が、保持装置80としての機能と、姿勢変更部2Bの解除機構57としての機能を有している。具体的には、1つの装置の後部が解除機構57としての機能を有し、前部が保持装置80としての機能を有している。
保持装置80の構成は、上述した解除機構57の構成と同じであり、第1弾性ベルト(第1弾性体)58L、第2弾性ベルト(第2弾性体)58R、第1駆動機構59L、第2駆動機構59Rを有している。

0094

第1弾性ベルト58Lは、第1搬送面81の上方に配置されている。詳しくは、第1弾性ベルト58Lは、後部から前後方向の中途部までの範囲が第1搬送面81の上方に配置されている。第1弾性ベルト58Lは、第6モータ60を含む第1駆動機構59Lの駆動により回転することで、装置内方側において、第1搬送面81の搬送方向の上流側から下流側に向けて(後方から前方に向けて)移動する。

0095

第2弾性ベルト58Rは、第2搬送面82の上方に配置されている。詳しくは、第2弾性ベルト58Rは、後部から前後方向の中途部までの範囲が第2搬送面82の上方に配置されている。第2弾性ベルト58Rは、第7モータ67を含む第2駆動機構59Rの駆動により回転することで、装置内方側において、第2搬送面82の搬送方向の上流側から下流側に向けて(後方から前方に向けて)移動する。

0096

第1弾性ベルト58L及び第2弾性ベルト58Rの移動速度は、第1搬送面81及び第2搬送面82の移動速度と等しい。第1弾性ベルト58L及び第2弾性ベルト58Rは、後部が第1搬送面81及び第2搬送面82の上方に配置され、前部が第1切断装置3及び第2切断装置4の上方に配置されている。
保持装置80は、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとの間に、結球野菜VGの外葉VG2を挟んで保持する。第1搬送体2CL及び第2搬送体2CRにより搬送される結球野菜VGは、外葉VG2が保持装置80により保持されることにより根VG3が下向きの第2姿勢が保たれた状態で搬送される。

0097

結球野菜VGは、結球部VG1が下段搬送部2Cの第1搬送面81及び第2搬送面82により支持され、外葉VG2が保持装置80の第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとの間に挟まれた状態で、後方から前方に向けて搬送される。結球野菜VGは、下段搬送部2Cの搬送方向の下流端(前端)に到達した後、保持装置80により外葉VG2が挟まれて吊り下げられた状態で、更に下段搬送部2Cの搬送方向の下流側(前方)へと送られる。

0098

図1図21に示すように、下段搬送部2Cの搬送方向の下流側(前方)には、第1切断装置3と第2切断装置4が配置されている。第1切断装置3と第2切断装置4は、後方から前方に向けて並んで配置されている。具体的には、第1切断装置3が後方に配置され、第2切断装置4が前方に配置されている。第1切断装置3及び第2切断装置4は、第2搬送部2A2の下方に配置されている。

0099

図21図22に示すように、第1切断装置3は、保持装置80の下方に配置されている。第1切断装置3は、保持装置80により外葉VG2を保持されて吊り下げられた結球野菜VGの根VG3を切断する。図22図24に示すように、第1切断装置3は、根引き込み部83と根切断部84とを有している。
根引き込み部83は、第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとを有している。第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとは、装置幅方向に並んで配置されている。具体的には、第1引き込みローラ85Lは装置幅方向の一方側(左側)に配置され、第2引き込みローラ85Rは装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。

0100

第1引き込みローラ85L及び第2引き込みローラ85Rは、同径且つ同長さの円筒状に形成されている。第1引き込みローラ85Lの中心軸85La及び第2引き込みローラ85Rの中心軸85Raは、前後方向を向いて配置されている。第1引き込みローラ85Lの外周面と第2引き込みローラ85Rの外周面は、当接又は近接している。
第1引き込みローラ85Lの中心軸85Laは後方に向けて延びており、当該中心軸85Laの後端には第4歯車86が取り付けられている。第2引き込みローラ85Rの中心軸85Raは後方に向けて延びており、当該中心軸85Raの後端には第5歯車87が取り付けられている。第4歯車86と第5歯車87とは互いに噛み合っている。第4歯車86は、第10モータ89の出力軸に取り付けられた第6歯車88と噛み合っている。第10モータ89の回転駆動力は、第6歯車88から第4歯車86と第5歯車87に伝達される。これにより、第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとは、中心軸回りに互いに内向き(対向する側が下向き)に回転する。

0101

図23に示すように、第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとが中心軸回りに互いに内向きに回転することにより、結球野菜VGの根VG3が第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとの間に引き込まれる。このとき、結球野菜VGの外葉VG2は保持装置80の第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとの間に挟まれているため、結球野菜VGの根VG3は下方に向けて直線状に延びた状態となる。これにより、結球野菜VGの根VG3が下方に向けて拡がっていた場合でも、根VG3を直線状に延ばすことができる。

0102

根引き込み部83により根VG3が延ばされた結球野菜VGは、保持装置80によって外葉VG2を保持された状態で前方に搬送され、根切断部84へと送られる。
図22図24に示すように、根切断部84は、根切断刃90と根挟持部91とを有している。
根切断刃90は、外周に多数の切れ刃が形成された円盤状の切断刃であって、上下方向を向いた中心軸回りに回転する。根挟持部91は、第1挟持ローラ91Lと第2挟持ローラ91Rとを有している。根切断刃90、第1挟持ローラ91L、第2挟持ローラ91Rは、ベースフレーム5Aに取り付けられた支持板92上に回転可能に支持されている。根切断刃90の外径は、第1挟持ローラ91L及び第2挟持ローラ91Rの外径よりも大きい。

0103

第1挟持ローラ91Lは、第1引き込みローラ85Lの前方に配置されている。第2挟持ローラ91Rは、根切断刃90の下方であって第2引き込みローラ85Rの前方に配置されている。第1挟持ローラ91Lの中心軸91Laと第2挟持ローラ91Rの中心軸91Raは上下方向を向いており、これらの中心軸91La,91Raは根切断刃90の中心軸90aよりも後方(根引き込み部83側)に配置されている。第1挟持ローラ91Lと第2挟持ローラ91Rとは、装置内方側の外周面同士が当接又は近接しており、互いに逆方向に(対向する側が後方に)回転する。第1挟持ローラ91Lと第2挟持ローラ91Rとが当接又は近接する位置は、上下方向において根切断刃90の外周と略一致している。

0104

支持板92の上部には第11モータ93が支持されている。第11モータ93の回転駆動力は、支持板92の下方に配置された動力伝達機構(チェーン、スプロケット等)を介して、根切断刃90、第1挟持ローラ91L、第2挟持ローラ91Rに伝達される。これにより、根切断刃90、第1挟持ローラ91L、第2挟持ローラ91Rが回転する。
図22に示すように、根切断部84は、前部カバー125と後部カバー126とを有している。前部カバー125と後部カバー126は、取付部材94を介してフレーム5に取り付けられている。前部カバー125は、根切断刃90の前部の上方を覆っている。後部カバー126は、根切断刃90の後部の上方を覆っている。前部カバー125と後部カバー126は、根切断刃90への作業者の接触を防ぐと共に、結球野菜VGの結球部VG1を下方から支持する。

0105

保持装置80によって外葉VG2を保持された状態で根切断部84へと送られた結球野菜VGの根VG3は、第1挟持ローラ91Lと第2挟持ローラ91Rとの間に挟持されて前方に送られ、根切断刃90の回転により切断される。根切断刃90により根VG3が切断された結球野菜VGは、保持装置80により吊り下げた状態で更に前方に搬送され、第2切断装置4へと送られる。

0106

図1図21に示すように、第2切断装置4は、保持装置80の下方に配置されている。第2切断装置4は、保持装置80により吊り下げられて搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を切断する。図25図26に示すように、第2切断装置4は、外葉案内部95と外葉切断部96とを有している。
外葉案内部95は、第1案内部材101、第2案内部材102、第3案内部材103、第1保持部材104、第2保持部材105、当て部材106を有している。第1案内部材101と第2案内部材102は、装置幅方向に並んで配置されている。具体的には、第1案内部材101は、装置幅方向の一方側(左側)に配置されている。第2案内部材102は、装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。

0107

第1案内部材101は、第1中間部位101aと第1前部位101bと第1後部位101cとを有している。第1中間部位101aは、前後方向に延びており、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。第1前部位101bは、第1中間部位101aの前端から屈曲して左方に延びている。第1前部位101bは、第1保持部材104に保持されている。第1後部位101cは、第1中間部位101aの後端から屈曲して左方に延びている。第1後部位101cの左端は、中間フレーム5Cに取り付けられた支持板117(図1参照)に支持されている。

0108

第2案内部材102は、第2中間部位102aと第2前部位102bと第2後部位102cとを有している。第2中間部位102aは、前後方向に延びており、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。第2前部位102bは、第2中間部位102aの前端から屈曲して右方に延びている。第2前部位102bは、第2保持部材105に保持されている。第2後部位102cは、第2中間部位102aの後端から屈曲して右方に延びている。第2後部位102cの右端は、中間フレーム5Cに取り付けられた支持板117に支持されている。第1中間部位101aと第2中間部位102aとは、装置幅方向に間隔をあけて平行に配置されている。

0109

第3案内部材103は、第1案内部材101及び第2案内部材102の前方に配置されている。第3案内部材103は、平面視にてU字状の部材であって、U字の開放側を後方(第1案内部材101及び第2案内部材102に向く側)に向けて配置されている。第3案内部材103のU字の開放側は、第1中間部位101aと第2中間部位102aとの間の空間と繋がっている。第3案内部材103の開放側の一端部103aは、第1保持部材104の下面に固定されている。第3案内部材103の開放側の他端部103bは、第2保持部材105の下面に固定されている。

0110

第1保持部材104は、装置幅方向の一方側(左側)に配置されている。第2保持部材105は、装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。第1保持部材104と第2保持部材105とは、装置幅方向に間隔をあけて配置されている。第1保持部材104は、保持部104aと固定部104aとを有している。保持部104aは、第1案内部材101の第1前部位101bを揺動可能に保持する。固定部104bは、フレーム5に取り付けられたカバー116(図1参照)にボルトにより固定される。第2保持部材105は、保持部105aと固定部105bとを有している。保持部105aは、第2案内部材102の第2前部位102bを揺動可能に保持する。固定部105bは、ベースフレーム5A上に立設された支柱118に支持された支持板107にボルトにより固定されている。

0111

当て部材106は、第1保持部材104の上方に配置されている。当て部材106は、当接部106aと、固定部106bと、スリット106cと、を有している。当て部材106は、平面視にてU字状の部材であって、U字の開放側を左方に向けて配置されている。
当接部106aは、U字の湾曲側(開放側と反対側)の後部から右部にかけて湾曲する部分であり、平面視にて円弧状に形成されている。固定部106bは、U字の開放側に設けられており、フレーム5に取り付けられたカバー116(図1参照)にボルトにより固定される。スリット106cは、U字の湾曲側に設けられており、平面視にてU字状に延びる長穴である。

0112

外葉切断部96は、外葉切断刃97と、外葉切断刃97を回転させる駆動機構98と、を有している。外葉切断刃97は、外周に沿って多数の切れ刃が形成された円盤状の切断刃であって、上下方向を向いた中心軸回りに回転する。外葉切断刃97は、第1案内部材101及び第2案内部材102の前方であって、第2保持部材105の上方に配置されている。外葉切断刃97の左後部は、当て部材106のスリット106cに挿入されている。

0113

駆動機構98は、第12モータ109、第5スプロケット110、第6スプロケット111、第7スプロケット112、チェーン113を有している。第5スプロケット110は、第12モータ109の出力軸に連結されている。第6スプロケット111は、外葉切断刃97の中心軸に連結されている。第7スプロケット112は、回転軸115に連結されている。回転軸115は、支柱118に支持された支持板107に回転可能に支持されている。チェーン113は、第5スプロケット110、第6スプロケット111、第7スプロケット112に掛け渡されている。これにより、第12モータ109の駆動によって外葉切断刃97を回転させることができる。

0114

以下、第2切断装置4の作用(動作)について説明する。
保持装置80により外葉VG2を保持されて搬送されてきた結球野菜VGは、外葉VG2が第1中間部位101aと第2中間部位102aとの間に後方から導入され、第1中間部位101aと第2中間部位102aとの間に挟まれながら前方に移動する(図26の矢印C5参照)。ここで、第1中間部位101aと第2中間部位102aとは前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜しているため、第1中間部位101aと第2中間部位102aが外葉VG2を挟む位置は、結球野菜VGの移動に伴って次第に下方へと移行する。

0115

第1中間部位101aと第2中間部位102aとの間に挟まれながら前方に移動した結球野菜VGの外葉VG2は、第1保持部材104と第2保持部材105との間G2に導入された後、第3案内部材103の内側に導入されて当接部106aに当接する(図26の矢印C6参照)。外葉VG2は、基端部付近(結球部VG1に近い部分)が当接部106aに当接し、円弧状の当接部106aに沿って移動する。

0116

外葉VG2の基端部付近は、当接部106aに沿って移動することにより、外葉切断刃97の中心に近づく。これにより、外葉VG2の基端部付近は、外葉切断刃97により切断される。外葉VG2の基端部付近が切断された結球野菜VGは、保持部材80により保持されない状態となるため、落下して回収される。回収された結球野菜VGは、外葉VG2及び根VG3が適当な位置で切断された結球野菜VGとなる。
<効果>
上記実施形態の搬送装置及び調製装置によれば、以下の効果を奏する。

0117

搬送装置2は、結球部VG1と外葉VG2と根VG3とを有する結球野菜VGを搬送する搬送装置2であって、搬送方向に沿って延設され、結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持可能な第1挟持部14を有する第1搬送部2A1と、第1搬送部2A1の下方において搬送方向に沿って延設され、結球野菜VGの外葉VG2を挟持可能な第2挟持部26を有する第2搬送部2A2と、を備え、第2搬送部2A2は、搬送方向において第1搬送部2A1とオーバーラップする重複部15と、前記重複部15よりも搬送方向の下流側に配置され且つ搬送方向において第1搬送部2A1とオーバーラップしない非重複部16と、を有し、第2挟持部26は、重複部15において第1挟持部14の下方に配置されている。

0118

この構成によれば、玉ねぎ等の結球野菜VGの姿勢を一定として搬送することができる。また、搬送装置2を小型化することができる。
詳しくは、第2搬送部2A2が搬送方向において第1搬送部2A1とオーバーラップする重複部15を有しているため、搬送装置2の搬送方向の長さを短くすることができ、搬送装置2の小型化が可能となる。また、第2挟持部26が重複部15において第1挟持部14の下方に配置されているため、重複部15の上方にある結球野菜VGが、外葉VG2が下向きの姿勢である場合は第1挟持部14と第2挟持部26により外葉VG2を挟持することができる。一方、根VG3が下向きの姿勢である場合は、第2挟持部26の上方にある第1挟持部14のみで根を挟持することができる。そのため、結球野菜VGが第1搬送部2A1から第2搬送部2A2に移行するときに、外葉VG2が下向きの姿勢(第1姿勢)である場合には姿勢が維持され、根VG3が下向きの姿勢(第2姿勢)であるときには第1姿勢となる。これにより、結球野菜VGを一定の姿勢(第1姿勢)として搬送することができる。

0119

また、非重複部16の搬送方向の長さは、重複部15の搬送方向の長さよりも長い。
この構成によれば、第1搬送部2A1から第2搬送部2A2に移行した結球野菜VGの姿勢を、非重複部16で搬送される過程で整えて安定させることができる。そのため、第2搬送部2A2において結球野菜VGの姿勢を確実に第1姿勢として次工程へと送ることができる。

0120

また、第1搬送部2A1は、並列して配置され且つ互いに内向きに回転する第1ローラ6と第2ローラ7とを有し、第2搬送部2A2は、並列して配置され且つ互いに内向きに回転する第3ローラ17と第4ローラ18とを有している。
この構成によれば、結球野菜VGは、搬送される途中で第1ローラ6及び第2ローラ7の回転に起因して上部で回転(自転)し、外葉VG2又は根VG3が第1挟持部14に引き込まれて挟持される。そのため、第1搬送部2A1により搬送される結球野菜VGを第1姿勢又は第2姿勢とすることができる。

0121

また、第1挟持部14は、第1ローラ6の表面と第2ローラ7の表面に夫々螺旋状に設けられており、第2挟持部26は、第3ローラ17の表面と第4ローラ18の表面に夫々螺旋状に設けられている。
この構成によれば、第1ローラ6と第2ローラ7の回転に伴って、第1挟持部14により結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持しながら搬送することができる。また、第3ローラ17と第4ローラ18の回転に伴って、第2挟持部26により結球野菜VGの外葉VG2を挟持しながら搬送することができる。

0122

また、第1ローラ6及び第2ローラ7の直径は、第3ローラ17及び第4ローラ18の直径よりも小さい。
この構成によれば、重複部15において、第3ローラ17及び第4ローラ18に対して、第1ローラ6及び第2ローラ7を上下方向に接近させて配置することができる。これにより、重複部15の上方にある結球野菜VGが外葉VG2を下向きとした第1姿勢である場合に、外葉VG2を第2挟持部26まで到達させて確実に挟持させることができる。また、結球野菜VGが第1搬送部2A1から第2搬送部2A2に移行するときに、直径が大きい第3ローラ17及び第4ローラ18の上部で結球野菜VGを確実に受け止めて、結球野菜VGの落下を防ぐことができる。

0123

また、第3ローラ17と第4ローラ18との隙間は、第1ローラ6と第2ローラ7との隙間よりも小さい。
この構成によれば、第1挟持部14で挟持されて細くなった(拡がりが抑えられた)外葉VG2の先端側(結球部VG1から遠い側)を第2挟持部26により確実に挟持することができる。

0124

また、調製装置1は、上記搬送装置2と、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの根VG3を切断する第1切断装置3と、を備えている。
この構成によれば、搬送装置2により一定の姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの根VG3を第1切断装置3により切断することができるため、結球野菜VGの根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことができる。また、搬送装置2の小型化により調製装置1の小型化を実現することができる。

0125

また、調製装置1は、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの外葉VG2を切断する第2切断装置4を備えている。
この構成によれば、小型化された搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。
また、搬送装置2は、結球部VG1と外葉VG2と根VG3とを有する結球野菜VGを搬送する搬送装置であって、結球野菜VGを外葉VG2と根VG3のいずれか一方が下向きの姿勢で搬送する上段搬送部2Aと、上段搬送部2Aの下方に配置され且つ結球野菜VGを外葉VG2又は根VG3のいずれか他方が下向きの姿勢で搬送する下段搬送部2Cと、上段搬送部2Aにより搬送されてきた結球野菜VGの姿勢を反転させながら搬送して下段搬送部2Cに移行させる姿勢変更部2Bと、を備えている。

0126

この構成によれば、上向き姿勢(根が下向きの姿勢)又は下向き姿勢(外葉が下向きの姿勢)で搬送されてくる結球野菜VGの姿勢を反転させて上方から下方へと搬送することができる。
また、上段搬送部2Aは、結球野菜VGを外葉VG2が下向きである第1姿勢で搬送し、下段搬送部2Cは、結球野菜VGを根VG3が下向きである第2姿勢で搬送し、姿勢変更部2Bは、第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持して第2姿勢に変更する。

0127

この構成によれば、外葉VG2が下向きの第1姿勢で搬送される玉ねぎ等の結球野菜VGを根VG3が下向きの第2姿勢へと変化させて搬送することができる。詳しくは、姿勢変更部2Bにより、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持して第2姿勢に変更して下段搬送部2Cに移行させることができる。
また、姿勢変更部2Bは、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持する挟持体41と、外葉VG2を挟持した挟持体41を回転させて結球野菜VGを第1姿勢から第2姿勢に変更する回転機構42と、を有している。

0128

この構成によれば、姿勢変更部2Bが回転機構42を有することにより、上段搬送部2Aの搬送方向に短い距離で結球野菜VGの姿勢を変更することができる。そのため、搬送装置2の全長を短くすることができる。
また、挟持体41は、第1円板41Lと、第1円板41Lと対向して配置された第2円板41Rとを有し、第1円板41Lと第2円板41Rとの間に外葉VG2を挟持可能であり、回転機構42は、第1円板41Lを中心軸回りに回転させる第1回転機構42Lと、第2円板41Rを中心軸回りに回転させる第2回転機構42Rと、を含む。

0129

この構成によれば、結球野菜VGを円弧状に移動させることができるため、結球野菜VGの姿勢変更のために必要な姿勢変更部2Bの直線距離を短くすることができる。そのため、搬送装置2の全長を短くすることができる。また、結球野菜VGを円弧状に移動させることで、第1姿勢から第2姿勢への姿勢変更を緩やかに行うことができ、姿勢変更の途中で第1円板41Lと第2円板41Rとの間から外葉VG2が脱落しにくい。

0130

また、第1円板41Lと第2円板41Rとの間の距離は、上段搬送部2Aの搬送方向において、上段搬送部2Aから結球野菜VGを受け入れる受け入れ部47側における距離が、受け入れ部47側と反対側における距離よりも大きい。
この構成によれば、第1円板41Lと第2円板41Rとの間への結球野菜VGの受け入れを受け入れ部47から円滑に且つ確実に行うことができる。また、受け入れ部47から受け入れられた結球野菜VGが受け入れ部47と反対側に向かうときに、狭くなった第1円板41Lと第2円板41Rとの間で結球野菜VGを確実に挟持することができる。

0131

また、搬送装置2は、挟持体41の外縁に沿って延設され且つ結球野菜VGの結球部VG1を支持するガイド部53を備えている。
この構成によれば、結球野菜VGが挟持体41に挟持された状態で姿勢変更される過程において、ガイド部53により結球野菜VGの結球部VG1を支持することができる。これにより、姿勢変更の途中で外葉VG2が折れ曲がったり破断したりすることが防がれる。また、外葉VG2が第1挟持体41Lと第2挟持体41Rの間から抜けて、結球野菜VGが脱落することも防がれる。

0132

また、ガイド部53は、第1円板41Lの外周に沿って延設された第1ガイド部53Lと、第2円板41Rの外周に沿って延設された第2ガイド部53Rと、を含んでいる。
この構成によれば、結球野菜VGが姿勢変更される過程において、外葉VG2の基端側が第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとの間に挟まれ、結球部VG1は第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rの外周面に当接しながら当該外周面に沿って移動する。これにより、結球部VG1の重量を第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rにより受けて、結球部VG1を確実に支持することができる。

0133

また、姿勢変更部2Bは、第2姿勢に変更された結球野菜VGの外葉VG2に対する挟持体41の挟持を解除する解除機構57を有している。
この構成によれば、解除機構57によって、姿勢変更部2Bで第2姿勢に変更された結球野菜VGを挟持体41から離脱させることができる。そのため、結球野菜VGを第2姿勢で姿勢変更部2Bから次工程へと送ることができる。

0134

また、解除機構57は、第1円板41Lを第2円板41R側に向けて押圧する第1弾性体58Lと、第2円板41Rを第1円板41L側に向けて押圧する第2弾性体58Rと、を有している。
この構成によれば、第1弾性体58Lと第2弾性体58Rの弾性力により第1円板41Lと第2円板41Rとが互いに接近する方向に押圧されているため、第1円板41Lと第2円板41Rとの間の距離を第1弾性体58Lと第2弾性体58Rの弾性変形を利用して拡げることができる。そのため、第1円板41Lと第2円板41Rとの間から外葉VG2を緩やかに離脱させることができる。

0135

また、第1弾性体58Lは、第1円板41Lに当接しながら第1円板41Lの回転方向に向けて移動する第1弾性ベルトであり、第2弾性体58Rは、第2円板41Rに当接しながら第2円板41Rの回転方向に向けて移動する第2弾性ベルトである。
この構成によれば、第1弾性体58Lによる第1円板41Lに対する押圧力の適用と、第2弾性体58Rによる第2円板41Rに対する押圧力の適用と、を円滑に且つ確実に行うことができる。

0136

また、調製装置1は、上記搬送装置2と、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの根VG3を切断する第1切断装置3と、を備えている。
この構成によれば、搬送装置2により上向き姿勢又は下向き姿勢に反転された結球野菜VGの根VG3を、第1切断装置3により切断することができるため、根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。

0137

また、調製装置1は、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの外葉VG2を切断する第2切断装置4を備えている。
この構成によれば、上向き姿勢(根が下向きの姿勢)又は下向き姿勢(外葉が下向きの姿勢)で搬送されてくる結球野菜VGの姿勢を反転させて上方から下方へと搬送することができる搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。

0138

また、搬送装置2は、結球部VG1と外葉VG2と根VG3とを有する結球野菜VGを搬送する搬送装置であって、第1挟持体41Lと、第1挟持体41Lと対向して配置された第2挟持体41Rとを含み、第1挟持体41Lと第2挟持体41Rとの間で外葉VG2を挟持する挟持体41と、第1挟持体41Lと第2挟持体41Rとを互いに接近させる方向に押圧する押圧部材43と、挟持体41を移動させる移動機構42と、を備え、第1挟持体41L及び第2挟持体41Rはそれぞれ、外葉VG2に当接する挟持面45aを有する弾性部材45と、弾性部材45の挟持面45aと反対側に配置された剛性部材44と、を有し、弾性部材45の挟持面45aと反対側の面45bは、剛性部材44に被覆された被覆部45b1と、剛性部材44から露出した露出部45b2と、を有し、押圧部材43は露出部45b2を押圧して弾性変形させる。

0139

この構成によれば、押圧部材43により弾性部材45の露出部45b2を押圧して弾性変形させることにより、第1挟持体41Lの弾性部材45と第2挟持体41Rの弾性部材45との間で外葉V2を柔軟に保持することができる。また、剛性部材44が弾性部材45の被覆部45b1を被覆しているため、弾性部材46が過度に変形することが防止される。これにより、玉ねぎ等の結球野菜VGを外葉VG2の破断等を生じさせることなく確実に外葉VG2を挟持して円滑に搬送することができる。

0140

また、押圧部材43は、第1挟持体41Lの弾性部材45を押圧する第1押圧部材43Lと、第2挟持体41Rの弾性部材45を押圧する第2押圧部材43Rと、を含み、第1押圧部材43L及び第2押圧部材43Rは、挟持体41の移動の方向に沿って交互に配置されている。
この構成によれば、第1押圧部材43L及び第2押圧部材43Rが交互に配置されて弾性部材45を押圧することにより、第1弾性部材45と第2弾性部材45とが波状に湾曲して弾性変形する。そのため、第1弾性部材45と第2弾性部材45との間に外葉VG2を確実に挟持することができる。

0141

また、押圧部材43は、挟持体41の移動に伴って回転するローラである。
この構成によれば、挟持体41の移動を阻害することなく押圧部材43によって挟持体41を押圧することができる。
また、剛性部材44及び弾性部材45は、中心が同一軸線上に配置された直径の異なる円板から構成され、剛性部材44は相対的に小径の円板であり、弾性部材45は相対的に大径の円板であり、移動機構42は、剛性部材44と弾性部材45とを前記軸線回りに一体的に回転させる。

0142

この構成によれば、挟持体41の径内側に直径が小さい剛性部材44が配置され、挟持体41の径外側に直径が大きい弾性部材45が配置される。そのため、挟持体41の径方向内側で外葉VG2の先端側を挟持し、挟持体41の径方向外側で外葉VG2の基端側を挟持することができる。これにより、結球野菜VGを円弧状に並べて挟持した状態で挟持体41を回転させて搬送することができる。

0143

また、調製装置1は、上記搬送装置2と、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの根VG3を切断する第1切断装置3と、を備えている。
この構成によれば、搬送装置2により外葉VG2の破断等を生じさせることなく円滑に搬送されてきた結球野菜VGの根VG3を、第1切断装置2により切断することができるため、根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。

0144

また、調製装置1は、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの外葉VG2を切断する第2切断装置4を備えている。
この構成によれば、外葉VG2の破断等を生じさせることなく円滑に搬送することができる搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。

0145

また、搬送装置2は、結球部VG1と外葉VG2と根VG3とを有する結球野菜VGを搬送する搬送装置であって、搬送方向に直交する方向の一方側から結球部VG1を支持する第1搬送面81と、第1搬送面81と並列して配置され且つ搬送方向に直交する方向の他方側から結球部VG1を支持する第2搬送面82と、第1搬送面81と第2搬送面82との間に設けられ且つ根VG3が挿入される挿入部99と、を備え、第1搬送面81及び第2搬送面82は、前記直交する方向において、挿入部99から離れるに従って上方に移行する傾斜面である。

0146

この構成によれば、第1搬送面81と第2搬送面82とにより、結球野菜VGが搬送方向に直交する方向の一方側と他方側とからV字状に支持されるため、結球野菜VGの姿勢を安定させて支持することができる。結球野菜VGの姿勢が安定することにより、根VG3の基端(上端)が位置する高さを概ね一定とすることができる。また、第1搬送面81と第2搬送面82との間隔(隙間)を狭くすることができるため、結球部VG1が小さい結球野菜VGであっても、結球部VG1の下部が第1搬送面81と第2搬送面82との間に大きく沈み込んでしまうことがない。これにより、結球部VG1の大きさが異なる結球野菜VGであっても、根VG3の基端が位置する高さを概ね一定とすることができる。また、第1搬送面81と第2搬送面82との間の挿入部99から根VG3を下方に逃がすことができるため、根VG3のボリュームのばらつき等に起因して、根VG3の基端の高さが変動することが防がれる。

0147

また、第1搬送面81を有する第1搬送体2CLと、第2搬送面82を有する第2搬送体2CRと、を備え、第1搬送体2CL及び第2搬送体2CRは、ベルトコンベアである。
この構成によれば、第1搬送面81と第2搬送面82とをベルトコンベアのベルトの表面から構成することができる。そのため、簡易な構成で安定して移動する第1搬送面81及び第2搬送面82を構成することができる。

0148

また、第1搬送面81と第2搬送面82とは、搬送方向から見て鈍角のV字状に配置されている。
この構成によれば、第1搬送面81及び第2搬送面82により結球野菜VGの結球部VGを安定した姿勢で支持することができるため、根VG3の基端が位置する高さを概ね一定とすることができる。

0149

また、鈍角は110°〜130°である。
この構成によれば、第1搬送面81及び第2搬送面82により結球野菜VGの結球部VGを、より確実に安定した姿勢で支持することができる。
また、第1搬送面81及び第2搬送面82の上方に配置され、第1搬送面81及び第2搬送面82により搬送される結球野菜VGの外葉VG2を保持する保持装置80を備えている。

0150

この構成によれば、保持装置80によって外葉VG2を保持することで、第1搬送面81及び第2搬送面82により搬送される結球野菜VGの姿勢を、根VG3が下向きである第2姿勢に保つことができる。
また、保持装置80は、第1搬送面81の上方に配置され且つ第1搬送面81の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第1弾性ベルト58Lと、第2搬送面82の上方に配置され且つ第2搬送面82の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第2弾性ベルト58Rと、を有し、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとの間に外葉VG2を挟んで保持する。

0151

この構成によれば、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとが外葉VG2を挟んで保持した状態で第1搬送面81及び第2搬送面82の搬送方向に移動するため、第1搬送面81及び第2搬送面82の移動によって外葉VG2の保持が外れて結球野菜VGの姿勢が崩れることが防がれる。
また、調製装置1は、上記搬送装置2と、搬送装置2により搬送された結球野菜の根を切断する第1切断装置3と、を備えている。

0152

この構成によれば、搬送装置2により大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜VGの根VG3の高さを揃えて搬送することができるため、第1切断装置3により根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。
また、調製装置1は、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの外葉VG2を切断する第2切断装置4を備えている。

0153

この構成によれば、大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜VGの根VG3の高さを揃えて搬送することができる搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。

0154

1調製装置
2搬送装置
2CL 第1搬送体
2CR 第2搬送体
3 第1切断装置
4 第2切断装置
58L 第1弾性ベルト
58R 第2弾性ベルト
80保持装置
81 第1搬送面
82 第2搬送面
99 挿入部
VG結球野菜
VG1結球部
VG2外葉
VG3 根

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