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技術 電子機器

出願人 株式会社ニコン
発明者 土谷聡志淺野友希吉川修平並河愛子
出願日 2019年10月31日 (1年3ヶ月経過) 出願番号 2019-198899
公開日 2020年3月19日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-043574
状態 未査定
技術分野 写真撮影方法及び装置 スタジオ装置 カメラの表示・駒の計数
主要キーワード 現設定値 単独領域 複合領域 蓄積回数 モバイル機 候補アイコン 人物アイコン 複合表示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

撮像面を分割した画素ブロック毎に、電子シャッターによる露光時間を制御可能な撮像装置において、操作性の向上をはかる。

解決手段

電子機器カメラ1)は、被写体を撮像する第1領域及び第2領域を有する撮像素子と、第1領域及び第2領域で、それぞれ撮像された被写体により、第1領域、及び第2領域のうちいずれの領域が撮像条件の設定が可能な領域であるかを示す画像を、表示部に表示させる制御部と、を備える。

概要

背景

被写体の動き量に基づいて、撮像面を分割した画素ブロック毎電子シャッターによる
露光時間を制御可能な撮像装置が知られている(特許文献1参照)。

概要

撮像面を分割した画素ブロック毎に、電子シャッターによる露光時間を制御可能な撮像装置において、操作性の向上をはかる。電子機器カメラ1)は、被写体を撮像する第1領域及び第2領域を有する撮像素子と、第1領域及び第2領域で、それぞれ撮像された被写体により、第1領域、及び第2領域のうちいずれの領域が撮像条件の設定が可能な領域であるかを示す画像を、表示部に表示させる制御部と、を備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被写体を撮像する第1領域及び第2領域を有する撮像素子と、 前記第1領域及び前記第2領域でそれぞれ撮像された被写体により、前記第1領域及び前記第2領域のうちいずれの領域が撮像条件の設定が可能な領域であるかを示す画像を表示部に表示させる制御部と、を備える電子機器

技術分野

0001

本発明は、電子機器に関する。

背景技術

0002

被写体の動き量に基づいて、撮像面を分割した画素ブロック毎電子シャッターによる
露光時間を制御可能な撮像装置が知られている(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2006−197192号公報

発明が解決しようとする課題

0004

画素ブロック毎に電子シャッター等の制御を行う場合における操作性については考慮さ
れていなかった。

課題を解決するための手段

0005

本発明の第1の態様によると、電子機器は、被写体を撮像する第1領域及び第2領域を
有する撮像素子と、前記第1領域及び前記第2領域でそれぞれ撮像された被写体により、
前記第1領域及び前記第2領域のうちいずれの領域が撮像条件の設定が可能な領域である
かを示す画像を表示部に表示させる制御部と、を備える。
本発明の第2の態様によると、電子機器は、被写体を撮像する第1領域及び第2領域を
有する撮像素子と、前記第1領域及び前記第2領域でそれぞれ撮像された被写体により、
前記第1領域及び前記第2領域のうちいずれかの領域に対して撮像条件の設定が可能であ
ることを示す画像を表示部に表示させる制御部と、を備える。

図面の簡単な説明

0006

一実施の形態によるカメラの構成を例示するブロック図である。
積層型撮像素子の断面図である。
撮像チップ画素配列単位領域を説明する図である。
単位領域における回路を説明する図である。
図4の回路に対応する撮像素子の機能的構成を示すブロック図である。
カメラの撮像素子に結像される被写体の像を模式的に示す図である。
図7(a)〜図7(c)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。
領域ごとに撮像条件を設定して撮像する処理の流れを説明するフローチャートである。
4通りの表示パターン一覧表示を例示する図である。
変形例3による表示画面を例示する図である。
変形例4による表示パターンの切り替えを説明する図である。
図12(a)〜図12(c)は、アイコンの組み合わせを例示する図である。
図13(a)は、ユーザーによる操作を例示する図である。図13(b)は、領域に対する撮像条件の設定画面を例示する図である。
図14(a)は、変形例5における撮像条件の設定画面を例示する図である。図14(b)は、変形例5における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図15(a)は、ユーザーによる操作を例示する図である。図15(b)は、変形例5における撮像条件の設定画面を例示する図である。図15(c)は、変形例5に係る設定画面を例示する図である。
図16(a)は、変形例5における撮像条件の設定画面を例示する図である。図16(b)は、アイコンを操作中の設定画面を例示する図である。
図17(a)、図17(b)は、長さが変化する矢印アイコンを説明する図である。
図18(a)、図18(b)は、アイコンを操作中の設定画面を例示する図である。
領域に対する撮像条件の設定画面を例示する図である。
図20(a)は、複数の領域に対する撮像条件の設定画面を例示する図である。図20(b)は、複数の領域に対する撮像条件の設定画面を例示する図である。
図21(a)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。図21(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図22(a)、図22(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図23(a)、図23(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図24(a)、図24(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図25(a)〜図25(e)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図26(a)、図26(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図27(a)、図27(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図28(a)、図28(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図29(a)、図29(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図30(a)、図30(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
図31(a)、図31(b)は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。
変形例7による撮像システムの構成を例示するブロック図である。
モバイル機器へのプログラムの供給を説明する図である。

実施例

0007

<カメラの説明>
図1は、一実施の形態による電子機器(例えば、カメラ1)の構成を例示するブロック
図である。図1において、カメラ1は、撮像光学系31と、撮像部32と、画像処理部3
3と、ワークメモリ34と、制御部35と、液晶モニタ36と、操作部材37と、不揮発
メモリ38と、記録部39とを有する。

0008

撮像光学系31は、被写界からの光束を撮像部32へ導く。撮像部32は、撮像素子1
00および駆動部32aを含み、撮像光学系31によって結像された被写体の像を光電
換する。駆動部32aは、撮像素子100に蓄積制御を行わせるために必要な駆動信号
生成する。撮像部32に対する蓄積時間などの撮像指示は、制御部35から駆動部32a
へ送信される。

0009

画像処理部33は、ワークメモリ34と協働して撮像部32で撮像された画像データに
対する画像処理を行う。画像処理部33には、例えば、輪郭強調処理ガンマ補正、ホワ
イトバランス調整などが含まれる。

0010

ワークメモリ34は、画像処理前後の画像データなどを一時的に記録する。制御部35
は、例えばCPUによって構成され、カメラ1による全体の動作を制御する。例えば、撮
像部32で取得された画像信号に基づいて所定の露出演算を行い、適正露出に必要な撮像
素子100の蓄積時間等を決定して駆動部32aへ指示する。

0011

制御部35には、物体検出部35aと、領域区分け部35bと、設定部35cと、撮像
条件設定部35dと、撮像制御部35eと、AF演算部35fとが含まれる。これらは、
制御部35が不揮発性メモリ38に格納されているプログラムを実行することにより、ソ
トウェア的に実現されるが、これらをASIC等により構成しても構わない。

0012

物体検出部35aは、公知の物体認識処理を行うことにより、撮像部32によって取得
された画像から、人物(人物の顔)、などの動物(動物の顔)、植物、自転車、自
動車、電車などの乗物建造物静止物、山、などの風景、あらかじめ定められた特定
物体などの、被写体要素を検出する。

0013

領域区分け部35bは、撮像部32による撮像画面を、上述のように検出した被写体要
素を含む複数の領域に分割(区分け)する。設定部35cは、領域区分け部35bによっ
て区分けされた複数の領域に序列をつける。序列の付け方については後述する。

0014

撮像条件設定部35dは、撮像素子100の撮像条件を設定する。撮像条件は、後述す
るように、領域区分け部35bによって区分けされた複数の領域ごとに設定可能である。
撮像制御部35eは、上記領域ごとに設定された撮像条件で、撮像素子100の各領域を
制御させる。すなわち、撮像制御部35eは、撮像素子100の単位領域ごとに異なる露
光時間(蓄積時間)、ゲイン、フレームレート等で行う撮像を制御する。

0015

AF演算部35fは、撮像画面の所定の位置(フォーカスポイントと呼ぶ)で、対応す
る被写体に対してフォーカスを合わせる自動焦点調節オートフォーカス:AF)演算を
行う。AF演算部35fは、AF演算結果に基づいて、撮像光学系31のフォーカスレン
ズを合焦位置へ移動させるための駆動信号を送る。
なお、AF方式は、コントラスト検出方式でも、位相差検出方式でも構わない。

0016

液晶モニタ36は、画像処理部33によって画像処理された画像や、記録部39によっ
て読み出された画像を再生表示する。液晶モニタ36には、操作メニュー画面や、撮像条
件を設定するための設定画面等も表示される。

0017

操作部材37は、レリーズタンメニューボタン等の種々の操作部材によって構成さ
れる。操作部材37は、各操作に対応する操作信号を制御部35へ送出する。操作部材3
7には、液晶モニタ36の表示面に設けられたタッチ操作部材も含まれる。

0018

不揮発性メモリ38は、制御部35が実行するプログラム等を記録する。記録部39は
、制御部35からの指示に応じて、不図示のメモリカードなどで構成される記録媒体に画
像データなどを記録する。また、記録部39は、制御部35からの指示に応じて記録媒体
に記録されている画像データを読み出す。

0019

<積層型撮像素子の説明>
上述したカメラ1に備わる積層型撮像素子100について説明する。なお、この積層型
撮像素子100は、本願出願人が先に出願し公開された国際公開WO13/164915
号に記載されているものである。図2は、積層型撮像素子100の断面図である。撮像素
子100は、入射光に対応した画素信号を出力する裏面照射型撮像チップ113と、画素
信号を処理する信号処理チップ111と、画素信号を記録するメモリチップ112とを備
える。これら撮像チップ113、信号処理チップ111およびメモリチップ112は積層
されており、Cu等の導電性を有するバンプ109により互いに電気的に接続される。

0020

なお、図示するように、入射光は主に白抜き矢印で示すZ軸プラス方向へ向かって入射
する。本実施形態においては、撮像チップ113において、入射光が入射する側の面を裏
面(撮像面)と称する。また、座標軸に示すように、Z軸に直交する紙面左方向をX軸プ
ラス方向、Z軸およびX軸に直交する紙面手前方向をY軸プラス方向とする。以降のいく
つかの図においては、図2の座標軸を基準として、それぞれの図の向きがわかるように座
標軸を表示する。

0021

撮像チップ113の一例は、裏面照射型のMOSイメージセンサである。PD層106
は、配線層108の裏面側に配されている。PD層106は、二次元的に配され、入射光
に応じた電荷を蓄積する複数のPD(フォトダイオード)104、および、PD104に
対応して設けられたトランジスタ105を有する。

0022

PD層106における入射光の入射側にはパッシベーション膜103を介してカラー
ィルタ102が設けられる。カラーフィルタ102は、互いに異なる波長領域を透過する
複数の種類を有しており、PD104のそれぞれに対応して特定の配列を有している。カ
ラーフィルタ102の配列については後述する。カラーフィルタ102、PD104およ
びトランジスタ105の組が、一つの画素を形成する。

0023

カラーフィルタ102における入射光の入射側には、それぞれの画素に対応して、マイ
クロレンズ101が設けられる。マイクロレンズ101は、対応するPD104へ向けて
入射光を集光する。

0024

配線層108は、PD層106からの画素信号を信号処理チップ111に伝送する配線
107を有する。配線107は多層であってもよく、また、受動素子および能動素子が設
けられてもよい。

0025

配線層108の表面には複数のバンプ109が配される。当該複数のバンプ109が信
処理チップ111の対向する面に設けられた複数のバンプ109と位置合わせされて、
撮像チップ113と信号処理チップ111とが加圧等されることにより、位置合わせされ
たバンプ109同士が接合されて、電気的に接続される。

0026

同様に、信号処理チップ111およびメモリチップ112の互いに対向する面には、複
数のバンプ109が配される。これらのバンプ109が互いに位置合わせされて、信号処
チップ111とメモリチップ112とが加圧等されることにより、位置合わせされたバ
ンプ109同士が接合されて、電気的に接続される。

0027

なお、バンプ109間の接合には、固相拡散によるCuバンプ接合に限らず、はんだ
融によるマイクロバンプ結合を採用してもよい。また、バンプ109は、例えば後述する
一つのブロックに対して一つ程度設ければよい。したがって、バンプ109の大きさは、
PD104のピッチよりも大きくてもよい。また、画素が配列された画素領域以外の周辺
領域において、画素領域に対応するバンプ109よりも大きなバンプを併せて設けてもよ
い。

0028

信号処理チップ111は、表裏面にそれぞれ設けられた回路を互いに接続するTSV
シリコン貫通電極)110を有する。TSV110は、周辺領域に設けられることが好ま
しい。また、TSV110は、撮像チップ113の周辺領域、メモリチップ112にも設
けられてよい。

0029

図3は、撮像チップ113の画素配列と単位領域131を説明する図である。特に、撮
像チップ113を裏面(撮像面)側から観察した様子を示す。画素領域には例えば200
0万個以上もの画素がマトリックス状に配列されている。図3の例では、隣接する4画素
×4画素の16画素が一つの単位領域131を形成する。図の格子線は、隣接する画素が
グループ化されて単位領域131を形成する概念を示す。単位領域131を形成する画素
の数は、これに限られず1000個程度、例えば32画素×64画素でもよいし、それ以
上でもそれ以下でもよい。

0030

画素領域の部分拡大図に示すように、図3の単位領域131は、緑色画素Gb、Gr、
青色画素Bおよび赤色画素Rの4画素から成るいわゆるベイヤー配列を、上下左右に4つ
内包する。緑色画素Gb、Grは、カラーフィルタ102として緑色フィルタを有する画
素であり、入射光のうち緑色波長帯の光を受光する。同様に、青色画素Bは、カラーフィ
ルタ102として青色フィルタを有する画素であって青色波長帯の光を受光し、赤色画素
Rは、カラーフィルタ102として赤色フィルタを有する画素であって赤色波長帯の光を
受光する。

0031

本実施形態において、1ブロックにつき単位領域131を少なくとも1つ含むように複
数のブロックが定義され、各ブロックはそれぞれ異なる制御パラメータで各ブロックに含
まれる画素を制御できる。つまり、あるブロックに含まれる画素群と、別のブロックに含
まれる画素群とで、撮像条件が異なる撮像信号を取得できる。制御パラメータの例は、フ
レームレート、ゲイン、間引き率、画素信号を加算する加算行数または加算列数、電荷の
蓄積時間または蓄積回数デジタル化ビット数語長)等である。撮像素子100は、
行方向(撮像チップ113のX軸方向)の間引きのみでなく、列方向(撮像チップ113
のY軸方向)の間引きも自在に行える。さらに、制御パラメータは、画素からの画像信号
取得後の画像処理におけるパラメータであってもよい。

0032

図4は、単位領域131における回路を説明する図である。図4の例では、隣接する3
画素×3画素の9画素により一つの単位領域131を形成する。なお、上述したように単
位領域131に含まれる画素の数はこれに限られず、これ以下でもこれ以上でもよい。単
位領域131の二次元的な位置を符号A〜Iにより示す。

0033

単位領域131に含まれる画素のリセットトランジスタは、画素ごとに個別にオンオフ
可能に構成される。図4において、画素Aのリセットトランジスタをオンオフするリセッ
ト配線300が設けられており、画素Bのリセットトランジスタをオンオフするリセット
配線310が、上記リセット配線300とは別個に設けられている。同様に、画素Cのリ
セットトランジスタをオンオフするリセット配線320が、上記リセット配線300、3
10とは別個に設けられている。他の画素Dから画素Iに対しても、それぞれのリセット
トランジスタをオンオフするための専用のリセット配線が設けられている。

0034

単位領域131に含まれる画素の転送トランジスタについても、画素ごとに個別にオン
オフ可能に構成される。図4において、画素Aの転送トランジスタをオンオフする転送
線302、画素Bの転送トランジスタをオンオフする転送配線312、画素Cの転送トラ
ンジスタをオンオフする転送配線322が、別個に設けられている。他の画素Dから画素
Iに対しても、それぞれの転送トランジスタをオンオフするための専用の転送配線が設け
られている。

0035

さらに、単位領域131に含まれる画素の選択トランジスタについても、画素ごとに個
別にオンオフ可能に構成される。図4において、画素Aの選択トランジスタをオンオフす
選択配線306、画素Bの選択トランジスタをオンオフする選択配線316、画素Cの
選択トランジスタをオンオフする選択配線326が、別個に設けられている。他の画素D
から画素Iに対しても、それぞれの選択トランジスタをオンオフするための専用の選択配
線が設けられている。

0036

なお、電源配線304は、単位領域131に含まれる画素Aから画素Iで共通に接続さ
れている。同様に、出力配線308は、単位領域131に含まれる画素Aから画素Iで共
通に接続されている。また、電源配線304は複数の単位領域間で共通に接続されるが、
出力配線308は単位領域131ごとに個別に設けられる。負荷電流源309は、出力配
線308へ電流を供給する。負荷電流源309は、撮像チップ113側に設けられてもよ
いし、信号処理チップ111側に設けられてもよい。

0037

単位領域131のリセットトランジスタおよび転送トランジスタを個別にオンオフする
ことにより、単位領域131に含まれる画素Aから画素Iに対して、電荷の蓄積開始時
蓄積終了時間、転送タイミングを含む電荷蓄積を制御することができる。また、単位領
域131の選択トランジスタを個別にオンオフすることにより、各画素Aから画素Iの画
素信号を共通の出力配線308を介して出力することができる。

0038

ここで、単位領域131に含まれる画素Aから画素Iについて、行および列に対して規
則的な順序で電荷蓄積を制御する、いわゆるローリングシャッタ方式が公知である。ロー
リングシャッタ方式により行ごとに画素を選択してから列を指定すると、図4の例では「
BCDEFGHI」の順序で画素信号が出力される。

0039

このように単位領域131を基準として回路を構成することにより、単位領域131ご
とに電荷蓄積時間を制御することができる。換言すると、単位領域131間で異なったフ
レームレートによる画素信号をそれぞれ出力させることができる。また、撮像チップ11
3において一部のブロックに含まれる単位領域131に電荷蓄積(撮像)を行わせる間に
他のブロックに含まれる単位領域131を休ませることにより、撮像チップ113の所定
のブロックでのみ撮像を行わせて、その画素信号を出力させることができる。さらに、フ
レーム間で電荷蓄積(撮像)を行わせるブロック(蓄積制御の対象ブロック)を切り替え
て、撮像チップ113の異なるブロックで逐次撮像を行わせて、画素信号を出力させるこ
ともできる。

0040

図5は、図4に例示した回路に対応する撮像素子100の機能的構成を示すブロック図
である。アナログマルチプレクサ411は、単位領域131を形成する9個のPD10
4を順番に選択して、それぞれの画素信号を当該単位領域131に対応して設けられた出
力配線308へ出力させる。マルチプレクサ411は、PD104と共に、撮像チップ1
13に形成される。

0041

マルチプレクサ411を介して出力された画素信号は、信号処理チップ111に形成さ
れた、相関二重サンプリング(CDS)・アナログ/デジタル(A/D)変換を行う信号
処理回路412により、CDSおよびA/D変換が行われる。A/D変換された画素信号
は、デマルチプレクサ413に引き渡され、それぞれの画素に対応する画素メモリ414
に格納される。デマルチプレクサ413および画素メモリ414は、メモリチップ112
に形成される。

0042

演算回路415は、画素メモリ414に格納された画素信号を処理して後段の画像処理
部に引き渡す。演算回路415は、信号処理チップ111に設けられてもよいし、メモリ
チップ112に設けられてもよい。なお、図5では1つの単位領域131の分の接続を示
すが、実際にはこれらが単位領域131ごとに存在して、並列で動作する。ただし、演算
回路415は単位領域131ごとに存在しなくてもよく、例えば、一つの演算回路415
がそれぞれの単位領域131に対応する画素メモリ414の値を順に参照しながらシーケ
シャルに処理してもよい。

0043

上記の通り、単位領域131のそれぞれに対応して出力配線308が設けられている。
撮像素子100は撮像チップ113、信号処理チップ111およびメモリチップ112を
積層しているので、これら出力配線308にバンプ109を用いたチップ間電気的接続
を用いることにより、各チップを面方向に大きくすることなく配線を引き回すことができ
る。

0044

<撮像素子のブロック制御
本実施形態では、撮像素子100(撮像チップ113)における複数のブロックごとに
撮像条件を設定可能に構成する。制御部35は、領域区分け部35bによって区分けされ
た領域を上記ブロックに対応させて、領域ごとに撮像条件で撮像を行わせる。

0045

図6は、カメラ1の撮像素子100に結像される被写体の像を模式的に示す図である。
カメラ1は、撮像指示が行われる前に、被写体像光電変換してライブビュー画像を取得
する。ライブビュー画像は、所定のフレームレート(例えば60fps)で繰り返し撮像
するモニタ用画像のことをいう。

0046

制御部35は、領域区分け部35bによる区分け前は、撮像チップ113の全域(すな
わち撮像画面の全体)に同一の撮像条件を設定する。区分け前の撮像条件は、被写体輝度
測光値に応じた露出条件、またはユーザーによって手動設定された露出条件に基づいて
決定する。

0047

図6において、撮像チップ113の撮像面に、人物61aと、自動車62aと、バッグ
63aと、山64aと、雲65a、66aとを含む像が結像されている。人物61aは、
バッグ63aを両手で抱えている。人物61aの右後方に、自動車62aが止まっている

0048

制御部35は、ライブビュー画像に基づき、以下のようにライブビュー画像の画面を複
数の領域に区分けする。先ず、物体検出部35aによってライブビュー画像から被写体要
素を検出する。被写体要素の検出は、公知の被写体認識技術を用いる。図6の例では、物
体検出部35aが、人物61aと、自動車62aと、バッグ63aと、山64aと、雲6
5aと、雲66aとを被写体要素として検出する。

0049

次に、領域区分け部35bによって、ライブビュー画像の画面を上記被写体要素を含む
領域に区分けする。本例では、人物61aを含む領域を第1領域61とし、自動車62a
を含む領域を第2領域62とし、バッグ63aを含む領域を第3領域63とし、山64a
を含む領域を第4領域64とし、雲65aを含む領域を第5領域65とし、雲66aを含
む領域を第6領域66として説明する。

0050

設定部35cによって、領域区分け部35bが区分けした複数の領域に対して序列をつ
ける。設定部35cは、領域区分け部35bによって区分けされた領域のうち、次の(1
)から(4)の領域を検出した場合、撮像条件を領域区分け部35bによって区分けされ
た他の領域よりも優先的に変更する領域として設定する。
(1)撮像シーンモードに応じた特定の被写体が検出された領域
特定の被写体は、設定されたカメラ1の撮像シーンモードによって異なる。例えば、カ
メラ1の撮像シーンモード設定ポートレートモードに設定されている場合に、設定部3
5cは、人物61aを含む第1領域61に対して、自動車62aを含む領域を第2領域6
2と、バッグ63aを含む領域を第3領域63と、山64aを含む領域を第4領域64と
、雲65aを含む領域を第5領域65と、雲66aを含む領域を第6領域66よりも撮像
条件を優先的に変更する領域として設定する。ポートレートモードの場合は、人物61a
を含む第1領域61の撮像条件を設定(変更)する可能性が高いという考え方に基づく。

0051

例えば、カメラ1の撮像シーンモード設定が風景モードに設定されており、かつ、物体
検出部35aにより被写体要素としてランドマークが検出されている場合において、設定
部35cは、ランドマークを含む領域に対して、撮像条件を優先的に変更する領域として
設定する。風景モードの場合は、ランドマークを含む領域の撮像条件を設定(変更)する
可能性が高いと考え方に基づく。

0052

なお、物体検出部35aによってライブビュー画像からランドマークを検出する際に、
不図示のGPS受信機から取得したカメラ1の位置情報を参照することによってライブ
ュー画像に含まれる可能性のあるランドマークを特定してもよいし、ユーザーが操作部材
37を操作することによって、ランドマークを指定してもよい。物体検出部35aは、位
置情報に基づいて特定したランドマーク、またはユーザー操作によって指定されたランド
マークを検出する。ランドマークは、例えば、山、、島、タワービル等である。
カメラ1の撮像シーンモードの設定は、ユーザーが操作部材37を操作することで設定
されてもよいし、ライブビュー画像の画面から検出された被写体要素に基づいて制御部3
7により設定されるようにしてもよい。

0053

(2)フォーカスが合っている被写体要素を含む領域
上記フォーカスポイントに対応する被写体にフォーカスを合わせるAF動作が行われた
場合に、設定部35cは、フォーカスが合っている被写体要素(すなわち、フォーカスポ
イントに対応する被写体要素)を含む領域に対して、フォーカスが合っていない被写体要
素を含む領域よりも撮像条件を優先的に変更する領域として決定する。
なお、フォーカスが合っている被写体要素が存在しない場合には、フォーカスのずれ量
が最も小さい被写体要素(すなわち、被写体要素の位置からフォーカスが合う位置までが
最も近い被写体要素)を含む領域を、撮像条件を優先的に変更する領域として決定するよ
うにしてもよい。

0054

(3)最小輝度または最大輝度である被写体要素を含む領域
設定部35cは、物体検出部35aにより検出されている複数の被写体要素のうち、明
るさが最も暗い被写体要素、または最も明るい被写体要素を含む領域を、他の領域よりも
撮像条件を優先的に変更する領域として決定する。黒つぶれのような暗すぎる被写体要素
や、白とびのような明るすぎる被写体要素は、撮像条件を設定(変更)する可能性が高い
と考え方に基づく。

0055

(4)カメラ1に対して最も近い被写体要素を含む領域
設定部35cは、カメラ1に至近の被写体要素を含む領域に対して、撮像条件を遠方
被写体要素よりも優先的に変更する領域として決定する。例えば、制御部35は、カメラ
1から区分けされた被写体要素までの距離情報を取得し、カメラ1に至近の被写体要素を
含む領域を決定する。また、制御部35は、距離情報を得られない場合は、画面を占める
割合が最大の被写体要素を含む領域をカメラ1に至近の被写体要素として決定するように
してもよい。

0056

設定部35cは、領域区分け部35bによって区分けされた領域のうち、次の(5)か
ら(9)の領域を検出した場合、上述した(1)から(4)の領域よりも序列を低くして
、撮像条件を変更する領域として決定する。

0057

(5)フォーカスのずれ量が最も小さい被写体要素を含む領域
上記フォーカスポイントに対応する被写体にフォーカスを合わせるAF動作が行われた
場合に、設定部35cは、物体検出部35aにより検出されている複数の被写体要素のう
ち、フォーカスが合っている被写体要素を含む領域以外の領域のうち最もフォーカスのず
れ量が小さい被写体要素を含む領域を、他の領域よりも撮像条件を優先的に変更する領域
として設定する。一般に、フォーカスのずれ量が小さいほど被写体要素の輪郭尖鋭度
高くなるので、輪郭の尖鋭度が高い被写体要素はフォーカスのずれ量が小さいといえる。
設定部35cは、輪郭の尖鋭度が高い被写体要素を含む領域を、撮像条件を輪郭の尖鋭度
が低い領域よりも優先的に変更する領域として設定する。

0058

(例1)
例えば、図6において、AF演算部により第1領域61に対してAF動作が行われたこ
とによって人物61aにフォーカスが合っている場合を想定する。設定部35cは、自動
車62aと、バッグ63aと、山64aと、雲65aと、雲66aとのうち、フォーカス
のずれ量が最も小さい被写体要素(すなわち、フォーカスが合っている人物61aの位置
から最も近い位置にあるバッグ63a)を含む第3領域63を、人物61aを含む第1領
域61に次いで撮像条件を優先的に変更する領域として設定する。人物61aを含む第1
領域61に次いで、バッグ63aを含む第3領域63の撮像条件が設定(変更)される可
能性が高いという考え方に基づく。

0059

(例2)
例えば、図6において、AF演算部により人物61aと自動車62aとの間にフォーカ
スが合っている場合を想定する。設定部35cは、自動車62aと、バッグ63aと、山
64aと、雲65aと、雲66aとのうち、フォーカスのずれ量が最も小さい被写体要素
(すなわち、フォーカスが合っている位置から最も近い位置にある自動車62a)を含む
第2領域62を、人物61aを含む第1領域61に次いで撮像条件を優先的に変更する領
域として設定する。人物61aを含む第1領域61に次いで、自動車62aを含む第2領
域62の撮像条件が設定(変更)される可能性が高いという考え方に基づく。

0060

(6)距離差が小さい被写体要素を含む領域
設定部35dは、カメラ1から被写体要素までの距離の差に基づいて序列を設定する。
例えば、図6において、第1領域61に対してAF動作が行われたことによって人物61
aにフォーカスが合っている場合を想定する。この場合、設定部35dは、自動車62a
と、バッグ63aと、山64aと、雲65aと、雲66aとのうち、カメラ1からの距離
が、カメラ1から人物61aまでの距離に近い(距離差が小さい)被写体要素を含む領域
ほど、撮像条件を優先的に変更する領域として設定する。

0061

(7)輝度差が大きい被写体要素を含む領域
例えば、図6において、第1領域61に対してAF動作が行われたことによって人物6
1aにフォーカスが合っている場合を想定する。設定部35cは、自動車62aと、バッ
グ63aと、山64aと、雲65aと、雲65aと、雲66aとのうち、人物61aとの
間で輝度差が最も大きい被写体要素を含む領域を、人物61aを含む第1領域61に次い
で撮像条件を優先的に変更する領域として設定する。例えば、人物61aとの間で山64
aの輝度差が最大である場合、設定部35cは、山64aを含む第4領域64を、人物6
1aを含む第1領域61に次いで撮像条件を優先的に変更する領域として設定する。人物
61aとの間で輝度差が大きな被写体要素を含む領域は、撮像条件が設定(変更)される
可能性が高いという考え方に基づく。

0062

(8)大きい被写体要素を含む領域
被写体要素を含む領域間のフォーカスのずれ量の差の大小関係が乏しく、領域間で輝度
差の大小関係も乏しい場合には、設定部35cは、他の被写体要素に比べて大きな被写体
要素を含む領域、換言すると画面内の占有面積が大きいほど、序列を高くする。

0063

(9)画面の中央に近い被写体要素を含む領域
被写体要素を含む領域間のフォーカスのずれ量の差の大小関係が乏しく、領域間で輝度
差の大小関係も乏しい場合には、設定部35cは、画面の中央に近い被写体要素を含む領
域ほど、序列を高くする。
本実施形態では、ユーザーが操作部材37を操作することによって、上記(5)から(
9)のいずれか一つがあらかじめ選択されるようにしてもよい。また、上記(5)から(
9)のうち複数を組み合わせるようにしてもよい。

0064

以上の手順により、設定部35cが第2領域63〜第6領域66に対して序列をつける
。例えば、大きな被写体要素である自動車62aを含む第2領域62を2位とし、バッグ
63aを含む第3領域63を3位とし、山64aを含む第4領域64を4位とし、雲65
aを含む第5領域65を5位とし、雲66aを含む第6領域66を6位とする。

0065

設定部35cは、上記(5)〜(9)による処理を経てもなお序列がつけられない領域
については、同等の序列を有するものとして扱う。

0066

制御部35は、領域区分け部35bによって画面を複数の領域に区分けすると、図7
a)に例示するような設定画面を液晶モニタ36に表示させる。図7(a)において、ラ
イブビュー画像60aが表示され、ライブビュー画像60aの右側に撮像条件の設定画面
70が表示される。

0067

設定画面70には、撮像条件の設定項目の一例として、上から順にフレームレート、シ
ャッタースピード(TV)、ゲイン(ISO)が挙げられている。フレームレートは、1
秒間に取得するライブビュー画像やカメラ1により録画される動画像フレーム数である
。ゲインは、ISO感度である。撮像条件の設定項目は、図7(a)に例示した他にも適
宜加えて構わない。全ての設定項目が設定画面70の中に収まらない場合は、設定項目を
上下にスクロールさせることによって他の設定項目を表示させるようにしてもよい。

0068

図7(a)において、第1領域〜第6領域のうち輪郭を強調して表示(太く表示、明る
く表示、色を変えて表示、破線で表示、点滅表示等)する領域は、撮像条件の設定(変更
)の対象となる領域を示す。図7(a)の例では、第1領域61の輪郭を強調したライブ
ビュー画像60aが表示されているので、第1領域61が、撮像条件の設定(変更)の対
象である。例えば、タッチ操作が可能なカメラ1においては、ユーザーによってシャッタ
ースピード(TV)の表示71がタップ操作されると、撮像条件設定部35dは、強調し
て表示されている領域(第1領域61)に対するシャッタースピード現設定値を画面内
に表示させる(符号68)。
以後の説明では、カメラ1はタッチ操作を前提として説明を行うが、操作部材37を構
成するボタン等の操作により、撮像条件の設定(変更)を行うようにしてもよい。

0069

シャッタースピード(TV)の上アイコン71aまたは下アイコン71bがユーザーに
よってタップ操作されると、撮像条件設定部35dは、シャッタースピードの表示68を
現設定値から上記タップ操作に応じて増減させるとともに、強調して表示されている領域
(第1領域61)に対応する撮像素子100の単位領域131(図3)の撮像条件を、上
記タップ操作に応じて変更するように撮像部32(図1)へ指示を送る。決定アイコン7
2は、設定された撮像条件を確定させるための操作アイコンである。撮像条件設定部35
dは、フレームレートやゲイン(ISO)の設定(変更)についても、シャッタースピ
ド(TV)の設定(変更)の場合と同様に行う。

0070

なお、撮像条件設定部35dは、ユーザーの操作に基づいて、撮像条件を設定するよう
に説明したが、これに限定されない。撮像条件設定部35dは、ユーザーの操作に基づか
ず、制御部35の判断により、撮像条件を設定するようにしてもよい。上述した(3)最
小輝度または最大輝度である被写体要素を含む領域において、白とびまたは黒つぶれが生
じている場合、撮像条件設定部35dは、制御部35の判断により、白とびまたは黒つぶ
れを解消するように撮像条件を設定するようにしてもよい。
強調表示されていない領域(第1領域61以外の他の領域)については、設定されてい
る撮像条件が維持される。

0071

制御部35は、撮像条件の設定(変更)の対象となる領域の輪郭を強調表示する代わり
に、対象領域全体を明るく表示させたり、対象領域全体のコントラストを高めて表示させ
たり、対象領域全体を点滅表示させたりしてもよい。また、対象領域を枠で囲ってもよい
。対象領域を囲う枠の表示は、二重枠や一重枠でもよく、囲う枠の線種、色や明るさ等の
表示態様は、適宜変更して構わない。また、制御部35は、対象領域の近傍に矢印などの
撮像条件の設定の対象となる領域を指し示す表示をしてもよい。制御部35は、撮像条件
の設定(変更)の対象となる対象領域以外を暗く表示させたり、対象領域以外のコントラ
ストを低めて表示させたりしてもよい。

0072

制御部35はさらに、上記第1領域〜第6領域に対して表示用の区分けを行う(表示パ
ターンを作成する)とともに、表示パターンに対して序列をつける。まず、表示用の区分
け(表示パターン)について説明する。
表示用の区分け(表示パターン)は、例えば、序列1位の領域を単独で表示する表示パ
ターン、序列1位と序列2位の領域とを組み合わせて表示する表示パターン、序列1位と
序列2位と序列3位の領域とを組み合わせて表示する表示パターン、序列1位と序列3位
の領域とを組み合わせて表示する表示パターン、序列2位の領域を単独で表示する表示パ
ターン、序列3位の領域を単独で表示する表示パターン、等の様に序列をつけた領域の数
によって表示パターンは幾通りも作成される。

0073

次に、作成された表示パターンに序列をつける方法について説明する。例えば、上述の
ようにシーンモードの設定が「ポートレート」の場合、ユーザーは人物の撮像条件を設定
したいことが考えられるため、序列1位の領域は人物となる。さらに、表示パターンに序
列をつける際に、序列1位の領域が含まれる表示パターンの方が、序列1位の領域を含ま
ない表示パターンより序列が上位になると考えられる。従って、序列1位の領域を単独で
表示する表示パターンを第1パターン、序列1位と序列2位の領域とを組み合わせて表示
する表示パターンを第2パターン、序列1位と序列2位と序列3位の領域とを組み合わせ
て表示する表示パターンを第3パターンという様に序列がつけられる。または、序列1位
の領域を単独で表示する表示パターンを第1パターン、序列1位と序列2位の領域とを組
み合わせて表示する表示パターンを第2パターン、序列1位と序列3位の領域とを組み合
わせて表示する表示パターンを第3パターンという様に表示パターンに序列をつけてもよ
い。

0074

また、例えば、シーンモードの設定が「ポートレート」の場合において、被写体の人物
が3人並んでいる様子を撮像するシーンを想定する。物体検出部35aは、人物の3人を
個々に判別し、領域を作成する。そして、序列決定部35cは、フォーカスポイントの位
置、撮像装置から至近の位置、画面の中央に近い位置、など上述した方法により、それぞ
れの領域に序列を、序列1位、2位、3位と設定する。この様に、序列をつけた領域がど
れも人物である場合においては、序列1位の領域を単独で表示する表示パターンを第1パ
ターン、序列2位の領域を単独で表示する表示パターンを第2パターン、序列3位の領域
を単独で表示する表示パターンを第3パターンという様に表示パターンに序列をつけても
よい。ここでは、人物3人を撮像する場合を例に挙げたが、この様な表示パターンに序列
をつける方法は、人物の撮像に限らない。

0075

第1パターンは、序列1位の第1領域61を単独で表示するので単独表示パターンに相
当し、第2パターンおよび第3パターンは、それぞれ序列1位の第1領域61と他の領域
とを組み合わせて表示するので複合表示パターンに相当する。
ここで、全撮像画像の中の被写体要素の数による領域の区分けについて説明する。
制御部35は、物体検出部35aによって検出されている被写体要素の数が所定数より
少ない場合において被写体要素毎に単独領域として区分けをする。物体検出部35aによ
って検出されている被写体要素の数が所定数より多い場合には、単独領域と単独領域を組
み合わせた複合領域とに区分けしてもよい。または、複合領域と複合領域とに区分けして
もよい。例えば、旅行集合写真の場合、制御部35が認識した人物ごとに単独領域を設
定すると領域の数が多くなり、撮像条件の設定に時間を要する。そのため、単独領域を組
み合わせて、被写体人物を全体として1つの領域(複合領域)として設定すると、撮像条
件の設定は複合領域についてのみ行えばよく、時間を短縮することが可能となる。

0076

図7(a)においてライブビュー画像60aの下部に表示されているマーク69は、表
示パターンが複数作成されている(すなわち、表示用の区分けが行われた)ことを示す。
図7(a)の例では、マーク69を構成する3つの丸印により、表示パターンが3つ設け
られていることが示される。制御部35は、表示パターンの数に合わせて、表示パターン
を自動的に作成する(すなわち、表示用の区分けを行う)。つまり、制御部35は、表示
パターンの数が3である場合には3通りの表示パターンを作成する。
なお、表示パターンの数は、ユーザーが操作部材37を操作することによってあらかじ
め設定可能に構成してもよい。

0077

本実施形態では、制御部35が、表示パターンに対して第1パターン、第2パターン、
第3パターンの順に序列をつける。そして、液晶モニタ36に領域を表示させる場合には
、序列が高い表示パターンを優先して表示させる。すなわち、図7(a)に例示したよう
に、1番最初に序列1位の第1パターンを液晶モニタ36に表示させる。マーク69の1
番左が黒塗りされることにより、3通りの表示パターンのうち序列1位を表示しているこ
とが示される。

0078

例えば、図7(a)の表示画面上でユーザーが指で左方向へスライド操作した場合、制
御部35は、図7(b)に例示するように序列2位の第2パターンを液晶モニタ36に表
示させる。図7(b)によれば、第1領域61および第2領域62の輪郭をそれぞれ強調
したライブビュー画像60bが表示されている。また、マーク69の左から2番目が黒塗
りされることにより、3通りの表示パターンのうち序列2位を表示していることが示され
る。

0079

シャッタースピード(TV)の上アイコン71aまたは下アイコン71bがユーザーに
よってタップ操作されると、撮像条件設定部35dは、シャッタースピードの表示68を
現設定値から上記タップ操作に応じて増減させるとともに、強調して表示されている領域
(第1領域61または第2領域62)に対応する撮像素子100の単位領域131(図3
)の撮像条件を、上記タップ操作に応じて変更するように撮像部32(図1)へ指示を送
る。撮像条件の設定は序列の領域の順に行うが、タップ操作などのユーザーの意図により
、撮像条件の設定を行う領域の順番は変更してもよい。

0080

例えば、図7(b)の表示画面上で左方向へスライド操作された場合、制御部35は、
図7(c)に例示するように序列3位の第3パターンを液晶モニタ36に表示させる。図
7(c)によれば、第1領域61、第2領域62および第3領域63の輪郭をそれぞれ強
調したライブビュー画像60cが表示されている。また、マーク69の左から3番目が黒
塗りされることにより、3通りの表示パターンのうち序列3位を表示していることが示さ
れる。

0081

シャッタースピード(TV)の上アイコン71aまたは下アイコン71bがユーザーに
よってタップ操作されると、撮像条件設定部35dは、シャッタースピードの表示68を
現設定値から上記タップ操作に応じて増減させるとともに、強調して表示されている領域
(第1領域61、第2領域62または第3領域63)に対応する撮像素子100の単位領
域131(図3)の撮像条件を、上記タップ操作に応じて変更するように撮像部32(図
1)へ指示を送る。撮像条件の設定は序列の領域の順に行うが、タップ操作などのユーザ
ーの意図により、撮像条件の設定を行う領域の順番は変更してもよい。

0082

なお、図7(b)または図7(c)の表示画面上で右方向へスライド操作された場合、
制御部35は、上述した説明とは逆に、序列が高い表示パターンを液晶モニタ36に表示
させる。

0083

以上説明したように領域(単独領域または複合領域)ごとに撮像条件が設定された後に
、操作部材37を構成する不図示のレリーズボタン、または撮像開始を指示する表示が操
作されると、制御部35は、上記区分けされた領域の各々に対して設定された撮像条件で
撮像された画像データを生成し、不図示のメモリカードなどで構成される記録媒体に記録
させる。

0084

<フローチャートの説明>
図8は、領域(単独領域または複合領域)ごとに撮像条件を設定して撮像する処理の流
れを説明するフローチャートである。カメラ1のメインスイッチがオン操作されると、制
御部35は、図8に示す処理を実行するプログラムを起動させる。ステップS10におい
て、制御部35は、液晶モニタ36にライブビュー表示を開始させて、ステップS20へ
進む。

0085

具体的には、制御部35が撮像部32へライブビュー画像の取得開始を指示し、取得さ
れたライブビュー画像を逐次液モニタ36に表示させる。上述したように、この時点で
は撮像チップ113の全域、すなわち画面の全体に同一の撮像条件が設定されている。
なお、ライブビュー表示中にAF動作を行う設定がなされている場合、制御部35(A
F演算部35f)は、所定のフォーカスポイントに対応する被写体要素にフォーカスを合
わせるAF動作を制御する。また、ライブビュー表示中にAF動作を行う設定がなされて
いない場合、制御部35(AF演算部35f)は、後にAF動作が指示された時点でAF
動作を行う。

0086

ステップS20において、制御部35(物体検出部35a)は、ライブビュー画像から
被写体要素を検出してステップS30へ進む。ステップS30において、制御部35(領
域区分け部35b)は、ライブビュー画像の画面を、被写体要素を含む領域に区分けして
ステップS40へ進む。

0087

ステップS40において、制御部35(設定部35c)は、ステップS30で区分けし
た複数の領域に対し、上述した(1)〜(11)の手順により序列をつけてステップS5
0へ進む。

0088

ステップS50において、制御部35は、ステップS30で区分けした複数の領域につ
いて、表示パターンを作成(すなわち、表示用の区分けをする)する。制御部35は、上
述したように、表示パターンの数に合わせて領域の表示パターンを作成し、ステップS6
0へ進む。図7(a)〜図7(c)には、第1領域61の輪郭を強調した第1パターン(
単独表示パターン)、第1領域61と第2領域62の輪郭を強調した第2パターン(複合
表示パターン)、さらに、第1領域61と第2領域62と第3領域63の輪郭を強調した
第3パターン(複合表示パターン)の3通りの表示パターンを例示した。4通り以上の表
示パターンを作成する場合、制御部35は、例えば第1領域61と第2領域62と第4領
域64の輪郭を強調する第4パターン(複合表示パターン)や、第1領域61と第2領域
62と第3領域63と第4領域64と第5領域65と第6領域66の輪郭を強調する第5
パターン(複合表示パターン)や、第2領域62と第3領域63と第4領域64を強調す
る第6パターン(複合表示パターン)など、撮像条件の設定(変更)の対象とする領域を
多様に組み合わることによって、複数通りの表示パターンを作成する。または、第4領域
と第5領域と第6領域を組み合わせて1つの複合領域1とし、第1領域61と第2領域6
2と複合領域1の輪郭を強調する第7パターン(複合表示パターン)としてもよい。

0089

ステップS60において、制御部35は、ステップS50で生成した複数の表示パター
ン(すなわち、表示用の区分け後の領域)に対し、序列をつけてステップS70へ進む。
制御部35は、通常、上記第1パターンを序列1位とする。また、制御部35は、上記第
2パターンを序列2位とする。さらに、制御部35は、上記第3パターンを序列3位とす
る。制御部35は、第4パターン以降について、第4パターンを序列4位とし、第5パタ
ーンを序列5位とする。このような序列は、制御部35が設定する。

0090

ステップS70において、制御部35は、序列の順番に領域の表示を行う。図7(a)
に例示したように、序列1位の第1パターンでライブビュー画像60aを表示させるとと
もに、撮像条件の設定画面70を液晶モニタ36に表示させてステップS80へ進む。制
御部35は、ユーザーの指で表示画面上がスライド操作されると、図7(b)、図7(c
)に例示したように序列が異なる他の表示パターンを液晶モニタ36に表示させる。

0091

ステップS80において、制御部35は、AF動作が必要か否かを判定する。制御部3
5は、例えば、被写体が動いたことによって焦点調節状態が変化した場合や、ユーザー操
作によってフォーカスポイントの位置が変更された場合、またはユーザー操作によってA
F動作の実行が指示された場合に、ステップS80を肯定判定してステップS85へ進む
。制御部35は、焦点調節状態が変化せず、ユーザー操作によりフォーカスポイントの位
置が変更されず、ユーザー操作によってAF動作の実行も指示されない場合には、ステッ
プS80を否定判定してステップ90へ進む。

0092

ステップS85において、制御部35は、AF動作を行わせてステップS40へ戻る。
ステップS40へ戻った制御部35は、AF動作後に取得されるライブビュー画像に基づ
き、上述した処理と同様の処理を繰り返す。

0093

ステップS90において、制御部35(撮像条件設定部35d)は、ユーザー操作に応
じて、強調して表示されている領域に対する撮像条件を設定してステップS100へ進む
。なお、ステップS90におけるユーザー操作に応じた液晶モニタ36の表示遷移や撮像
条件の設定については、上述したとおりである。

0094

ステップS100において、制御部35は、撮像指示の有無を判定する。制御部35は
、操作部材37を構成する不図示のレリーズボタン、または撮像を指示する表示が操作さ
れた場合、ステップS100を肯定判定してステップS110へ進む。制御部35は、撮
像指示が行われない場合には、ステップS100を否定判定してステップS90へ戻る。

0095

ステップS110において、制御部35は、所定の撮像処理を行う。すなわち、撮像制
御部35eが上記領域ごとに設定された撮像条件で撮像するように撮像素子100を制御
するとともに、撮像して得られた画像データに対して画像処理部33によって所定の画像
処理を施す。そして、記録部39によって画像データを不図示の記録媒体に記録する。

0096

ステップS120において、制御部35は、終了操作が行われたか否かを判断する。制
御部35は、終了操作が行われた場合にステップS120を肯定判定して図8による処理
を終了する。制御部35は、終了操作が行われない場合には、ステップS120を否定
定してステップS20へ戻る。ステップS20へ戻った場合、制御部35は、上述した処
理を繰り返す。

0097

上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラ1は、撮像面の複数の領域の撮像条件を設定可能に構成された撮像素子10
0により被写体像を撮像する撮像部32と、撮像されたライブビュー画像に基づいて、撮
像面を複数の領域に区分けする領域区分け部35bとを備える。カメラ1が、自動的に複
数の領域に区分けするので、ユーザーにとって、領域ごとの設定が行いやすくなる。

0098

(2)複数の領域に対し、撮像条件の設定をする撮像条件設定部35dをさらに備え、撮
像条件の設定対象とする領域を順番に切り替え、設定対象とする領域に対し、ユーザー操
作に基づく撮像条件を設定するので、ユーザーは、領域ごとに順番に設定することができ
る。

0099

(3)領域区分け部35bによって区分けされた複数の領域に序列をつける設定部35c
を備えるので、領域に適切に順位をつけることができる。

0100

(4)カメラ1は、撮像部32によって撮像された画像を表示する液晶モニタ36を備え
、制御部35は、液晶モニタ36に表示されるライブビュー画像のうち設定対象とする領
域を他の領域と異なる態様で表示させるので、ユーザーに対して、設定対象の領域をわか
りやすく示すことができる。

0101

(5)領域区分け部35bは、物体検出部35aによりライブビュー画像から被写体要素
を複数検出し、被写体要素をそれぞれ含む複数の単独領域に撮像面を区分けする、または
単独領域を2以上組み合わせた複合領域と単独領域とに撮像面を区分けする、または複数
の複合領域に撮像面を区分けするようにした。被写体要素を1つ含む単独領域だけでなく
、単独領域を2つ以上含む複合領域にも区分けを可能にしたことで、複数の被写体要素に
対してまとめて撮像条件を設定することができる。

0102

(6)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、設定されて
いる撮像シーンモードと関連する被写体要素を含む領域の序列の順位を高くするようにし
た。これにより、ユーザーが撮りたい被写体要素を含む領域の順位を高くする可能性が高
まるので、使い勝手がよくなる。

0103

(7)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、フォーカス
が合っている被写体要素を含む領域の序列の順位を高くするようにした。これにより、ユ
ーザーが撮りたい被写体要素を含む領域の順位を高くする可能性が高まるので、使い勝手
がよくなる。

0104

(8)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、至近の被写
体要素を含む領域の序列の順位を高くするようにした。これにより、ユーザーが撮りたい
被写体要素を含む領域の順位を高くする可能性が高まるので、使い勝手がよくなる。

0105

(9)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、所定値より
低輝度または所定値より高輝度の被写体要素を含む領域の序列の順位を高くするようにし
た。これにより、ユーザー撮像条件を変更したい被写体要素を含む領域の順位を高くする
可能性が高まるので、使い勝手がよくなる。

0106

(10)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、序列の順
位の高い領域に含まれる被写体要素との距離差が小さい被写体要素を含む領域ほど、序列
の順位を高くするようにした。例えば、ユーザーが撮りたい被写体要素の次に撮りたい被
写体要素を含む領域の序列を高くする可能性が高まるので、使い勝手がよくなる。

0107

(11)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、序列の順
位の高い領域に含まれる被写体要素との輝度差が大きい被写体要素を含む領域ほど、序列
の順位を高くするようにした。例えば、ユーザーが撮像条件を変更したい被写体要素を含
む領域の序列を高くする可能性が高まるので、使い勝手がよくなる。

0108

(12)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、他の被写
体要素より大きな被写体要素を含む領域ほど、序列の順位を高くするようにした。例えば
、ユーザーが撮りたい被写体要素の次に撮りたい被写体要素を含む領域の序列を高くする
可能性が高まるので、使い勝手がよくなる。

0109

(13)設定部35cは、物体検出部35aにより検出した被写体要素のうち、他の被写
体要素よりライブビュー画像の中央に近い被写体要素を含む領域ほど、序列の順位を高く
するようにした。例えば、ユーザーが撮りたい被写体要素の次に撮りたい被写体要素を含
む領域の序列を高くする可能性が高まるので、使い勝手がよくなる。

0110

(14)カメラ1は、撮像面の複数の領域の撮像条件を設定可能に構成された撮像素子1
00により被写体像を撮像する撮像部32より取得したライブビュー画像を表示する液晶
モニタ36と、ライブビュー画像に基づいて、画面を複数の領域に区分けする領域区分け
部35bとを備える。カメラ1が、自動的に複数の領域に区分けするので、ユーザーにと
って、領域ごとの設定が行いやすくなる。
(15)カメラ1は、領域区分け部35bによって区分けされた複数の領域に序列をつけ
る設定部35cと、複数の領域に対応する所定の処理を、序列の順番に行う制御部35を
備えるので、領域に対する処理を適切な順番に行うことができる。

0111

(16)制御部35は、所定の処理として、撮像面における領域に対する撮像条件の設定
指示を送る。これにより、例えば、撮像部32がカメラ1の本体から離れた位置に設置さ
れ、制御部35から撮像部32を遠隔制御する場合において、画像の領域ごとの設定処理
遠隔で行えるので、ユーザーにとって、使い勝手がよくなる。

0112

次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形
態と組み合わせることも可能である。

0113

(変形例1)
上述した説明では、設定部35cは、領域区分け部35bによって区分けされた複数の
領域に序列をつける説明をしたが、これに限定されない。設定部35cは、領域区分け部
35bにより区分けされた領域において、撮像条件を変更すべき領域か否かを示す情報を
付加するようにしてもよい。設定部35cは、撮像条件を変更すべき領域か否かの判断を
、上述した領域の序列を設定する方法に基づいて行うようにすればよい。

0114

(変形例2)
上述した説明では、領域の表示パターンを複数作成した場合に、図7(a)〜図7(c
)に例示したように、1パターンずつ液晶モニタ36に表示する例を説明した。ユーザー
による液晶モニタ36の画面上のスライド操作に応じて、制御部35が、表示パターンを
切り替える。この代わりに、液晶モニタ36に複数の表示パターンを並べて表示すること
により、ユーザーが、任意の表示パターンを選べるようにしてもよい。

0115

変形例2において、領域の表示パターンが4通り作成されているものとする。制御部3
5は、図9に示すように、液晶モニタ36に4通りの表示パターンを一覧表示させる。図
9の例では、画面の左上に序列1位の第1パターン60aが表示され、画面の右上に序列
2位の第2パターン60bが表示され、画面の左下に序列3位の第4パターン60dが表
示され、画面の右下に序列4位の第3パターン60cが表示される。

0116

ユーザーが、図9の表示画面上で任意の表示パターンをタップ操作すると、制御部35
は、一覧表示に代えて、タップ操作された表示パターンのみを液晶モニタ36に表示させ
る。例えば、図9の表示画面上で第2パターンがタップ操作された場合、制御部35は、
図7(b)の場合と同様に、序列2位の第2パターンのみを液晶モニタ36に表示させる

0117

(変形例3)
作成されている表示パターンの数が、8である場合を想定する。制御部35は、作成さ
れている表示パターンの数が、一覧表示可能な数(例えば4)を超えているので、一覧表
示に加えて、補助画面90を表示させる。図10は、変形例3による液晶モニタ36の表
示画面を例示する図である。図10において、一覧表示の左上に序列1位の第1パターン
60aが表示され、一覧表示の右上に序列2位の第2パターン60bが表示され、一覧表
示の左下に序列3位の第4パターン60dが表示され、一覧表示の右下に序列4位の第3
パターン60cが表示される。

0118

制御部35は、補助画面90に、表示できていない表示パターンの情報を表示させる。
図10の例では、例えば、序列5位の第5パターン、序列6位の第6パターン、序列7位
の第7パターンが、それぞれ縮小して補助画面90に表示される。

0119

補助画面90において上アイコン91aまたは下アイコン91bがユーザーによってタ
ップ操作されると、制御部35は、補助画面90に表示する表示パターンを切り替える。
すなわち、タップ操作に応じて表示対象の表示パターンを切り替える。

0120

また、ユーザーが、図10の表示画面上で任意の表示パターンをタップ操作すると、制
御部35は、タップ操作された表示パターンのみを液晶モニタ36に表示させる。

0121

(変形例4)
図11は、変形例4による表示パターンの切り替えを説明する図である。図11におい
て、ライブビュー画像60fに重ねて、風景アイコン74、人物アイコン75、および自
動車アイコン76が、それぞれ表示されている。ユーザーが人物アイコン75をタップ
作すると、制御部35は、人物61a(図6)を被写体要素とする第1領域61の輪郭を
強調したライブビュー画像60fを表示させる。

0122

制御部35は、人物アイコン75と異なるアイコンがタップ操作されると、アイコンに
対応する被写体要素の領域の輪郭を強調してライブビュー画像を表示させることにより、
表示パターンを切り替える。

0123

例えば、ユーザーが自動車アイコン76をタップ操作すると、制御部35は、自動車6
2a(図6)を被写体要素とする第2領域の輪郭を強調したライブビュー画像を表示させ
る。また、ユーザーが風景アイコン74をタップ操作すると、制御部35は、山64a(
図6)を被写体要素とする第4領域の輪郭を強調してライブビュー画像を表示させる。

0124

ライブビュー画像に重ねて表示する風景アイコン74、人物アイコン75、および自動
車アイコン76の組み合わせは、変更可能に構成されている。制御部35は、左アイコン
73aまたは右アイコン73bがタップ操作されると、表示するアイコンの組み合わせを
変更する。

0125

図12は、アイコンの組み合わせを例示する図である。図12(a)は、風景アイコン7
4、人物アイコン75、および集合人物アイコン77の組み合わせを例示する図である。
集合人物アイコン77がタップ操作された場合、制御部35は、ライブビュー画像の中で
複数の人物を含む領域の輪郭を強調してライブビュー画像を表示させる。

0126

図12(b)は、風景アイコン74、物アイコン78、および自動車アイコン76の組み
合わせを例示する図である。物アイコン78がタップ操作された場合、制御部35は、ラ
イブビュー画像の中で物(例えば図6のバッグ63a)を被写体要素とする第3領域の輪
郭を強調してライブビュー画像を表示させる。

0127

図12(c)は、風景アイコン74、雲アイコン79、および白飛びアイコン80の組み
合わせを例示する図である。雲アイコン79がタップ操作された場合、制御部35は、ラ
イブビュー画像の中で雲(例えば図6の雲65a、66a)を被写体要素とする第5領域
および第6領域の輪郭を強調してライブビュー画像を表示させる。白飛びアイコン80が
タップ操作された場合、制御部35は、ライブビュー画像の中で所定の輝度値より高い領
域を強調してライブビュー画像を表示させる。

0128

以上説明した変形例4によれば、ユーザーによってタップ操作されたアイコンに対応す
る被写体要素の領域の輪郭を強調してライブビュー画像を表示させることにより、表示パ
ターンを切り替える。ユーザーは、撮像条件を変更したい領域をタップ操作によって指定
することができる。
なお、制御部35は、ユーザーによるタップ操作に応じて切り替えた表示パターンの順
番にしたがって、表示パターンに序列をつけたり、序列を変更したりするように構成して
もよい。

0129

(変形例5)
上述した説明では、カメラ1を例に説明したが、スマートフォンタブレット端末など
のようにカメラ機能を備えた電子機器によって構成してもよい。
図13(a)は、カメラ機能を備えた電子機器2における撮像条件の設定について示して
いる。電子機器2は、ユーザーによって図13(a)に例示する態様で操作が行われるこ
とを想定して、液晶モニタ36に撮像条件の設定画面を表示させる。一般に、ユーザーは
片手で液晶モニタ36の表示面のタッチ操作部材を操作する。図13(a)によれば、
右手親指で電子機器2のタッチ操作部材が操作され、親指以外の指で電子機器2の背面
が支持されている。液晶モニタ36の表示面における右手の親指の可動範囲は、親指の関
節位置Pを中心として親指の長さを半径とする円弧の内側である。
そこで、制御部35は、人が電子機器2を把持する平均的な持ち位置、および人の親指の
平均的な長さに基づく親指の可動範囲をあらかじめ定め、この可動範囲の内側に後述する
操作部70(図13(b))を表示させる。

0130

図13(b)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。制御部35は、領域区分け
部35bによって画面が複数の領域に区分けされ、撮像条件を設定する領域が決定される
と、図13(b)のようなライブビュー画像60aを液晶モニタ36に表示させる。
なお、ユーザーによって選択された領域を撮像条件の設定(変更)の対象にする代わりに
、制御部35が自動的に選んだ領域を撮像条件の設定(変更)の対象にしてもよい。例え
ば、領域区分け部35bによって区分けされた領域に優先順位を付けて、制御部35がこ
の順番に基づいて選んだ領域を撮像条件の設定(変更)の対象にすることができる。

0131

図13(b)において、第1領域61の輪郭を強調したライブビュー画像60aが表示
されているものとする。第1領域〜第6領域のうち輪郭を強調して表示(太く表示、明る
く表示、色を変えて表示、破線で表示、点滅表示等)する領域は、撮像条件を設定(変更
)する対象領域を示す。第1領域61の輪郭を強調したことにより、ユーザーに対して、
撮像条件の設定(変更)の対象となっている領域を分かりやすく示すことができる。

0132

ユーザーはさらに、ライブビュー画像60aが表示されている液晶モニタ36の表示面
上で、撮像条件の設定(変更)対象である領域の表示位置を長押し操作(例えば、1秒以
上触り続ける)する。制御部35は、この長押し操作を検知すると、ライブビュー画像6
0aに重ねて画面の右下位置(上記右手親指の可動範囲内)に操作部70を表示させる。
なお、制御部35は、撮像条件の設定を行う領域が決定すると、ユーザーの操作によら
ずに操作部70を表示させてもよい。

0133

操作部70には、撮像条件の設定項目の一例として、上記可動範囲の外寄りから順に曲
線71、曲線72、および曲線73が含まれる。曲線71は、露出条件の1つであるゲイ
ン(ISO感度)を高く、または低く変更する操作部に相当する。曲線72は、露出条件
の1つであるシャッター速度TV(電荷蓄積時間)を速く、または遅く変更する操作部に
相当する。曲線73は、露出条件の1つであるフレームレートを速く、または遅く変更す
る操作部に相当する。フレームレートは、1秒間に取得するライブビュー画像や動画像の
フレーム数のことをいう。

0134

なお、操作部70によって変更する撮像条件(露出条件や画像処理条件)は、制御部3
5がライブビュー画像60aに基づき決定してもよいし、ユーザー操作によってあらかじ
め指示されている撮像条件を変更対象として決定してもよい。ユーザー操作は音声を含み
、制御部35は、例えば音声で「ゲイン」と入力された場合に操作部70として曲線71
を表示させる。

0135

制御部35は、操作部70に複数の曲線を含める場合、変更対象である撮像条件の調整
範囲が広い変更対象(例えばゲイン)ほど、関節位置P(図13(a))から遠い位置に
表示させる。この理由は、関節位置Pから離れるほど円弧が長くなることと、長い円弧は
広い調整範囲に対応させやすいことによる。

0136

曲線71〜曲線73上には、それぞれマーク71a〜73aが表示される。操作部70
においてマーク71a〜73aが表示される初期位置(曲線上における表示位置)は、撮
像条件を設定(変更)する対象領域(図13(b)の例では第1領域61)の現在設定
れている撮像条件に対応する。例えば、マーク71aはゲインに対応しており、曲線71
上端がゲインの調整範囲の上限に対応し、曲線71の下端がゲインの調整範囲の下限に
対応する。図13(b)の例では、マーク71aが曲線71上において略1/2に表示さ
れているので、ゲインの調整範囲の中間値であることを示す。

0137

マーク72aはシャッター速度に対応しており、曲線72の上端がシャッター速度の調
整範囲の上限に対応し、曲線72の下端がシャッター速度の調整範囲の下限に対応する。
図13(b)の例では、マーク72aが曲線72上において下端から約1/3に表示され
ているので、シャッター速度の調整範囲の下限から1/3の値であることを示す。

0138

マーク73aはフレームレートに対応しており、曲線73の上端がフレームレートの調
整範囲の上限に対応し、曲線73の下端がフレームレートの調整範囲の下限に対応する。
図13(b)の例では、マーク73aが曲線73上において下端から約1/2に表示され
ているので、フレームレートの調整範囲の中間値であることを示す。

0139

図13(b)に例示した画面において、ユーザーが曲線71上を親指でスライド操作し
た場合、制御部35(撮像条件設定部35d)は、ライブビュー画像のうち撮像条件の設
定(変更)対象である第1領域61のゲインの調整パラメータを、スライド操作後の親指
の位置に対応する値へ変更する。

0140

第1領域61のゲインを高くする場合、撮像条件設定部35dは、例えば、第1領域6
1から読み出された信号の増幅度を現在設定されているゲインよりも大きくすることによ
り、ゲインを高める調整パラメータを決定する。

0141

また、第1領域61のゲインを低くする場合、撮像条件設定部35cは、例えば、第1
領域61から読み出された信号の増幅度を現在設定されているゲインよりも小さくするこ
とにより、ゲインを低くする調整パラメータを決定する。

0142

撮像条件設定部35dは、決定したゲインの調整パラメータを撮像部32または画像処
理部33に設定する。撮像部32に設定する理由は、次の撮像時において、ゲインの変更
を撮像素子100の露出条件の変更によって実現させるためである。また、画像処理部3
3に設定する理由は、ライブビュー画像に対して画像処理を施すことによって、ゲイン変
更後の画像を得るためである。

0143

制御部35は、スライド操作後の親指の位置に対応させて、曲線71上でマーク71a
の表示位置を移動させる。制御部35が以上の処理を行うことにより、ユーザーは、ライ
ブビュー画像60aにおいて第1領域61のゲインが変化する様子を確認できる。

0144

制御部35(撮像条件設定部35d)は、撮像条件の設定(変更)の対象でない領域(
第1領域61以外の他の領域)については、設定されているゲインの調整パラメータを維
持する。
なお、撮像条件の設定(変更)対象でない領域のうち、第1領域61との境界付近につ
いては、上記境界付近における撮像条件の不連続性ぼかすように、画像全体バランス
を考慮して撮像条件を変更してもよい。

0145

制御部35(撮像条件設定部35d)は、シャッター速度の設定(変更)およびフレ
ムレートの設定(変更)についても、ゲインの設定(変更)の場合と同様に行う。
なお、操作部70によって変更する撮像条件(露出条件や画像処理条件)は、輝度、コ
トラスト、および彩度でもよい。図14(a)は、撮像条件として輝度、コントラスト
、および彩度の設定画面を例示する図である。ライブビュー画像60aに重ねて画面の右
下位置(すなわち、右手親指の可動範囲内)に表示された操作部70には、撮像条件の設
定項目の一例として、上記可動範囲の外寄りから順に曲線74、曲線75、および曲線7
6が含まれる。曲線74は、露出条件の1つである輝度を高く、または低く変更する操作
部に相当する。曲線75は、画像処理条件の1つであるコントラストを高く、または低く
変更する操作部に相当する。曲線76は、画像処理条件の1つである彩度を高く、または
低く変更する操作部に相当する。図14(a)では、操作部70に3つの撮像条件に対応
する3つの曲線を表示する例を説明するが、1つの撮像条件に対応する1つの曲線のみを
表示したり、2つの撮像条件に対応する2つの曲線を表示したりすることも可能である。

0146

曲線74〜曲線76上には、それぞれマーク74a〜76aが表示される。操作部70
においてマーク74a〜76aが表示される位置(曲線上の表示位置)は、撮像条件を設
定(変更)する対象領域(図14(a)の例では第1領域61)の撮像条件に対応する。
すなわち、マーク74aは輝度に対応しており、曲線74の上端が輝度の調整範囲の上限
に対応し、曲線74の下端が輝度の調整範囲の下限に対応する。マーク75aはコントラ
ストに対応しており、曲線75の上端がコントラストの調整範囲の上限に対応し、曲線7
5の下端がコントラストの調整範囲の下限に対応する。マーク76aは彩度に対応してお
り、曲線76の上端が彩度の調整範囲の上限に対応し、曲線76の下端が彩度の調整範囲
の下限に対応する。撮像条件の設定については、ゲインの設定(変更)、シャッター速度
の設定(変更)およびフレームレートの設定(変更)の場合と同様である。

0147

図14(b)は、ユーザーによって左手で操作が行われることを想定した撮像条件の設
定画面を例示する図である。曲線74〜曲線76は、図13(b)の曲線と左右逆である
点が相違するものの、機能は同一であるので詳細な説明を省略する。

0148

制御部35は、操作メニュー画面などにおける切り替え操作に応じて、図13(b)の
表示と図14(b)の表示とを切り替えるようにしてもよい。制御部35は、加速度セン
サの検出結果により図13(b)の表示と図14(b)の表示とを切り替えるようにして
もよい。制御部35は、ユーザーが電子機器2を把持する手を検出して図13(b)の表
示と図14(b)の表示とを切り替えるようにしてもよい。

0149

図15(a)は、ユーザーによって両手で操作が行われることを想定した撮像条件の設定
画面を例示する図である。図15(a)によれば、ユーザーの両手の親指で電子機器2の
タッチ操作部材が操作され、親指以外の指でカメラ1の背面が支持されている。液晶モニ
タ36の表示面における右手の親指の可動範囲は、右手親指の関節位置Pを中心として親
指の長さを半径とする円弧の内側である。液晶モニタ36の表示面における左手の親指の
可動範囲は、左手親指の関節位置Qを中心として親指の長さを半径とする円弧の内側であ
る。

0150

制御部35は、人が電子機器2を把持する平均的な持ち位置、および人の親指の平均的
な長さに基づく親指の可動範囲をあらかじめ定め、両手の親指の可動範囲の内側に後述す
る操作部70A、70B(図15(b))を表示させる。

0151

操作部70Aには、撮像条件の設定項目の一例として、曲線72が含まれる。曲線72
は、露出条件の1つであるシャッター速度TV(電荷蓄積時間)を速く、または遅く変更
する操作部に相当する。曲線72は、図13(b)の曲線と左右逆である点が相違するも
のの、機能は同一であるので、詳細な説明を省略する。

0152

操作部70Bには、撮像条件の設定項目の一例として、右手親指の可動範囲の外寄りか
ら順に曲線71、および曲線73が含まれる。曲線71は、露出条件の1つであるゲイン
(ISO感度)を高く、または低く変更する操作部に相当する。曲線73は、露出条件の
1つであるフレームレートを速く、または遅く変更する操作部に相当する。曲線71およ
び曲線73は、図13(b)の曲線と機能が同一であるので、詳細な説明を省略する。

0153

図15(c)は、操作部70の他の表示形態を例示する図である。図15(c)におい
て、ライブビュー画像60aに重ねて画面の右下位置(右手親指の可動範囲内)に操作部
70Bが表示されるとともに、画面の左下位置(左手親指の可動範囲内)に操作部70C
がそれぞれ表示されている。操作部70Bには、撮像条件の設定項目の一例として、曲線
71および曲線73が含まれる。曲線71および曲線73は、それぞれが異なる半径の円
弧を用いた図15(b)の場合と異なり、同じ半径の円弧が分割されたものである。

0154

制御部35は、複数の操作部70として曲線71および曲線73を設定する場合に、仮
ラインの上において断続する複数の曲線71、73を設定するようにした。これにより
、上記実施の形態のように異なる半径の円弧による複数の曲線を設けなくても、複数の撮
像条件の設定(変更)を行うことができる。

0155

また、操作部70Aには、設定項目の一例として曲線77が含まれる。曲線77は、フ
ィルタ処理をオン/オフする操作部に相当する。図15(c)に例示した画面において、
ユーザーが曲線77上を親指でスライド操作した場合、制御部35は、ライブビュー画像
のうち撮像条件の設定(変更)対象である第1領域61に対する所定のフィルタ処理のオ
ン/オフを、スライド操作後の親指の位置に対応する設定へ変更する。

0156

撮像条件設定部35dは、曲線77上のスライド操作の終了位置に対応する設定を、画
像処理部33に設定する。画像処理部33に設定する理由は、ライブビュー画像に対して
画像処理を施すことによって、第1領域61についてフィルタ処理後の画像を得るためで
ある。

0157

図16(a)は、操作部の他の表示形態を例示する図である。図16(a)によれば、右
手の親指の可動範囲の中に、操作部としてアイコン群80が表示されている。

0158

アイコン81は、露出条件の1つである輝度を高く、または低く変更する操作アイコン
である。アイコン82は、画像処理条件の1つであるコントラストを高く、または低く変
更する操作アイコンである。アイコン83は、画像処理条件の1つである彩度を高く、ま
たは低く変更する操作アイコンである。アイコン84は、露出条件の1つであるシャッタ
ー速度(電荷蓄積時間)を速く、または遅く変更する操作アイコンである。アイコン85
は、露出を適正露出よりも高く、または適正露出よりも低く補正するための露出補正値
変更する操作アイコンである。

0159

制御部35は、ユーザーにより操作されたアイコンに対応付けられた撮像条件(すなわ
ち、輝度、コントラスト、彩度、シャッター速度および露出補正値)を変更する。
なお、変更する撮像条件(露出条件、画像処理条件)を、制御部35がライブビュー画
像60aに基づき決定するようにしてもよいし、ユーザー操作によってあらかじめ指示さ
れている撮像条件を変更対象として決定するようにしてもよい。

0160

ユーザーはさらに、ライブビュー画像60aが表示されている液晶モニタ36の表示面
上で、撮像条件の設定(変更)対象である領域の表示位置を長押し操作(例えば、1秒以
上触り続ける)する。制御部35は、長押し操作を検知すると、ライブビュー画像60a
に重ねて画面の右下位置(上記右手親指の可動範囲内)に操作部としてのアイコン群80
を表示させる。

0161

図16(b)は、アイコン81を操作中の設定画面を例示する図である。図16(b)
において、ユーザーが、例えばアイコン81に親指(他の指でも構わない)で触れている
間、制御部35は、回転する矢印アイコン86をライブビュー画像60aに重ねて液晶モ
ニタ36に表示させる。制御部35はさらに、矢印アイコン86の中央に、操作中のアイ
コン81と同じアイコンを表示させる。

0162

制御部35は、所定時間(例えば2秒)ごとに矢印アイコン86の長さを変化させる。
図17は、長さが変化する矢印アイコン86を説明する図である。制御部35は、時間経
過とともに図17(a)の矢印アイコン86から図17(b)の矢印アイコン86へと表示の長
さを徐々に長く変化させ、さらに図16(b)の矢印アイコン86へと表示の長さを徐々
に長く変化させる。制御部35は、矢印アイコン86の長さが最大(図16(b))にな
ると、矢印アイコン86の長さを一旦最小に戻し、再び徐々に長く変化させる。制御部3
5は、以上のような矢印アイコン86の回転表示を、アイコン81が操作中である場合に
上記所定時間(本例では2秒)ごとに繰り返し行わせる。すなわち、矢印アイコン86の
長さが最小から最大までの遷移時間は2秒で、矢印アイコン86の1回転に要する時間も
2秒である。

0163

矢印アイコン86の長さは、ユーザーが触れているアイコンに対応する撮像条件(また
は画像処理条件)の調整値の大小に対応する。このため、アイコン81が操作中の場合、
矢印アイコン86の最大の長さは輝度の調整範囲の上限に対応し、矢印アイコン86の最
小の長さは輝度の調整範囲の下限に対応する。

0164

制御部35(撮像条件設定部35d)は、矢印アイコン86の長さの変化に対応させて
、ライブビュー画像のうち撮像条件の設定(変更)対象である第1領域61の輝度の調整
パラメータを変更する。

0165

第1領域61の輝度を高くする場合、撮像条件設定部35dは、第1領域61の撮像条
件のうち、例えば電荷蓄積時間を長くすることにより、輝度を高める調整パラメータを決
定する。

0166

また、第1領域61の輝度を低くする場合、撮像条件設定部35dは、第1領域61の
撮像条件のうち、例えば電荷蓄積時間を短くすることにより、輝度を低くする調整パラ
ータを決定する。

0167

ユーザーは、ライブビュー画像60aに反映される第1領域61の輝度の変化と、回転
する矢印アイコン86の長さの変化とを目安にして、所望のタイミングでアイコン81の
操作を終了する。制御部35は、操作終了に応じて矢印アイコン86の表示を終了させる

0168

一方、撮像条件設定部35dは、ユーザーによるアイコン81への操作が終了した時点
における調整パラメータを決定し、決定した輝度の調整パラメータを撮像部32または画
像処理部33に設定する。撮像部32に設定する理由は、次の撮像時において、輝度の変
更を撮像素子100の露出条件の変更によって実現させるためである。また、画像処理部
33に設定する理由は、ライブビュー画像に対して画像処理を施すことによって、輝度変
更後の画像を得るためである。

0169

制御部35(撮像条件設定部35d)は、撮像条件の設定(変更)の対象でない領域(
第1領域61以外の他の領域)については、設定されている輝度の調整パラメータを維持
する。
なお、撮像条件の設定(変更)対象でない領域のうち、第1領域61との境界付近につ
いては、上記境界付近における撮像条件の不連続性をぼかすように、画像全体のバランス
を考慮して撮像条件を変更してもよい。

0170

図18(a)は、アイコン84を操作中の設定画面を例示する図である。図18(a)
において、ユーザーが、例えばアイコン84に親指(他の指でも構わない)で触れている
間、制御部35は、回転する矢印アイコン86をライブビュー画像60aに重ねて液晶モ
ニタ36に表示させる。制御部35はさらに、矢印アイコン86の中央に、操作中のアイ
コン84と同じアイコンを表示させる。

0171

図18(b)は、アイコン85を操作中の設定画面を例示する図である。図18(b)
において、ユーザーが、例えばアイコン85に親指(他の指でも構わない)で触れている
間、制御部35(表示制御部35f)は、回転する丸い矢印アイコン86をライブビュー
画像60aに重ねて液晶モニタ36に表示させる。制御部35(表示制御部35f)はさ
らに、丸い矢印アイコン86の中央に、操作中のアイコン85と同じアイコンを表示させ
る。

0172

液晶モニタ36の表示面に設けるタッチ操作部材として、接触操作の有無および接触位
置に加えて、接触圧力を検出するタッチ操作部材を用いてもよい。制御部35は、接触操
作の圧力が高いほど、撮像条件の変化速度を大きくする。制御部35は、接触操作の圧力
が高いほど、回転表示する矢印アイコン86の回転速度を速くする。例えば、接触圧力の
高低に応じて、1回転0.5秒から1回転5秒の間で回転速度を制御する。この場合、矢
印アイコン86の長さが最小から最大まで遷移する時間も、0.5秒から5秒に変化させ
る。これによれば、ユーザーは、撮像条件の設定(変更)をゆっくり行いたいときはアイ
コン群80のアイコンに軽く触れ、早く行いたいときはアイコン群80のアイコンに強く
触れればよいので、使い勝手をよくすることができる。

0173

液晶モニタ36の表示面に設けるタッチ操作部材として、接触操作の有無および接触位
置に加えて、接触面積を検出するタッチ操作部材を用いてもよい。制御部35は、接触面
積が大きいほど、撮像条件の変化速度を大きくする。制御部35は、接触面積が大きいほ
ど、回転表示する矢印アイコン86の回転速度を速くする。例えば、接触面積の大小に応
じて、1回転0.5秒から1回転5秒の間で回転速度を制御する。この場合、矢印アイコ
ン86の長さが最小から最大まで遷移する時間も、0.5秒から5秒に変化させる。
これによれば、ユーザーは、撮像条件の設定(変更)をゆっくり行いたいときはアイコ
ン群80のアイコンに指の先で軽く触れ、早く行いたいときはアイコン群80のアイコン
に指の腹でしっかり触れればよいので、使い勝手をよくすることができる。

0174

制御部35は、ユーザーによるアイコン操作が終了しても、矢印アイコン86の回転を止
めたままで、矢印アイコン86の表示を所定時間(たとえば1秒)継続させてもよい。

0175

制御部35は、ユーザーによって上記所定時間以内に矢印アイコン86に対する回転操
作が行われた場合、矢印アイコン86に沿った回転操作の方向に応じて、アイコン操作が
終了した時点における撮像条件の調整パラメータを増減させる。例えば、ユーザーの指に
よる時計回りの操作によってプラス方向に調整パラメータを微調し、ユーザーの指による
半時計回りの操作によってマイナス方向に調整パラメータを微調する。

0176

制御部35は、ユーザーにより矢印アイコン86に対する回転操作が行われなくなって
所定時間(たとえば1秒)が経過すると、矢印アイコン86の表示を終了させるとともに
、微調後の調整パラメータを撮像部32または画像処理部33に設定する。
なお、ユーザーによるアイコン操作が終了後、矢印アイコン86に対する回転操作が行
われることなく所定時間(たとえば1秒)が経過した場合には、制御部35は、矢印アイ
コン86の表示を終了させるとともに、アイコン操作が終了した時点における撮像条件の
調整パラメータを撮像部32または画像処理部33に設定する。

0177

(変形例6)
図19は、変形例6における撮像条件の設定画面を例示する図である。制御部35は、領
域区分け部35bによって区分けされた領域のうち、ユーザーによって選択された領域を
撮像条件の設定(変更)の対象にする。図19では、制御部35は、ライブビュー画像6
0aにおいて人物61aを含む第1領域61を、撮像条件を設定(変更)する対象領域に
するとともに、第1領域61の輪郭を強調して表示させる。

0178

制御部35は、撮像条件の設定(変更)の対象となる領域(図19の例では第1領域6
1)に対応させて、例えば画面の左端に、アイコン群(アイコン71、アイコン72、お
よびアイコン73)を上下方向に並ぶように表示させる。

0179

アイコン71は、画像処理条件の1つであるコントラストを高く、または低く変更する
操作アイコンである。アイコン72は、画像処理条件の1つである彩度を高く、または低
く変更する操作アイコンである。アイコン73は、露出条件の1つである輝度を高く、ま
たは低く変更する操作アイコンである。

0180

アイコン71〜73が表示される位置(画面の上下方向における表示位置)は、撮像条
件を設定(変更)する対象領域(図19の例では第1領域61)の撮像条件に対応する。
例えば、アイコン71はコントラストに対応しており、画面の上端がコントラストの調整
範囲の上限に対応し、画面の下端がコントラストの調整範囲の下限に対応する。コントラ
ストの上限は、ライブビュー画像の第1領域61の中の高輝度部分の信号が飽和しない値
、かつ第1領域61の中の低輝度部分の信号が黒潰れしない値とする。また、コントラス
トの下限は、ライブビュー画像の第1領域61の中の明暗の差を残す値とする。

0181

図19では、アイコン71が画面の上下方向において下端から1/2に表示されている
ので、基準条件におけるコントラストの設定値は、コントラストの調整範囲の中間値であ
ることを示す。

0182

アイコン72は彩度に対応しており、画面の上端が彩度の調整範囲の上限に対応し、画
面の下端が彩度の調整範囲の下限に対応する。彩度の上限は、ライブビュー画像の第1領
域61の中の高彩度(突出する色成分)の信号が飽和しない値とする。また、彩度の下限
は、ライブビュー画像の第1領域61の中の色の鮮やかさを残す(無彩色にしない)値と
する。

0183

図19では、アイコン72が画面の上下方向において下端から約1/3に表示されてい
るので、基準条件における彩度の設定値は、彩度の調整範囲の下限から1/3の値である
ことを示す。

0184

アイコン73は輝度に対応しており、画面の上端が輝度の調整範囲の上限に対応し、画
面の下端が輝度の調整範囲の下限に対応する。輝度の上限は、ライブビュー画像の第1領
域61の中の高輝度部分の信号が飽和しない(いわゆる白飛びしない)値とする。また、
輝度の下限は、ライブビュー画像の第1領域61の中の低輝度部分の信号が暗すぎない(
いわゆる黒潰れしない)値とする。

0185

図19では、アイコン73が画面の上下方向において下端から約1/4に表示されてい
るので、基準条件における輝度の設定値は、輝度の調整範囲の下限から1/4の値である
ことを示す。

0186

図19に例示した画面において、ユーザーによってアイコン71が上下方向にドラッグ
操作された場合、制御部35(撮像条件設定部35d)は、ライブビュー画像のうち撮像
条件の設定(変更)対象である第1領域61のコントラストの調整パラメータを、ドラ
グ操作後のアイコン71の位置に対応する値へ変更する。ユーザーは、ライブビュー画像
60aにおいて第1領域61のコントラストが変化する様子を確認できる。

0187

制御部35(撮像条件設定部35d)は、撮像条件の設定(変更)の対象でない領域(
第1領域61以外の他の領域)については、設定されているコントラストの調整パラメー
タを維持する。
なお、撮像条件の設定(変更)対象でない領域のうち、第1領域61との境界付近につ
いては、上記境界付近における撮像条件の不連続性をぼかすように、画像全体のバランス
を考慮して撮像条件を変更してもよい。

0188

撮像条件設定部35dは、ドラッグ操作後のアイコン71の位置に対応させて、第1領
域61についてのコントラストの調整パラメータを決定して画像処理部33に設定する。
画像処理部33に設定する理由は、ライブビュー画像に対して画像処理を施すことによっ
て、コントラスト変更後の画像を得るためである。

0189

制御部35(撮像条件設定部35d)は、彩度の設定(変更)および輝度の設定(変更)
についても、コントラストの設定(変更)の場合と同様に行う。

0190

図20(a)は、複数の領域に対する撮像条件の設定画面を例示する図である。制御部
35は、例えば、人物61の表示位置と、自動車62の表示位置とについて、輪郭を強調
表示させる。

0191

制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例では第1領域61)に対応
させて、例えば画面の左端のアイコン領域IG61内に、第1のアイコン群(アイコン7
1、アイコン72、およびアイコン73)を上下方向に並ぶように表示させる。アイコン
領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61との対応関係をわかりやすくしてい
る。

0192

また、制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象の他方の領域(本例では第2領
域62)に対応させて、例えば画面の右端のアイコン領域IG62内に、第2のアイコン
群(アイコン71、アイコン72、アイコン73、およびアイコン75)を上下方向に並
ぶように表示させる。アイコン領域IG62は吹きだしを有しており、第2領域62との
対応関係をわかりやすくしている。

0193

図20(a)の例では、第1領域61に対応するアイコン領域IG61がアクティブ
示されており、他方の領域(第2領域62)に対応するアイコン領域IG62がインアク
ティブ表示されている。制御部35は、アクティブ表示しているアイコン領域のアイコン
群に対する操作を有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域
に対する撮像条件の設定(変更)は、対象領域が1つの場合と同様であるので、説明を省
略する。

0194

制御部35は、アクティブ表示するアイコン領域(IG61)と、撮像条件を設定(変
更)する対象領域(すなわち、ライブビュー画像60aにおいて輪郭を強調表示する第1
領域61)とを、対応づけて制御する。図20(a)では、液晶モニタ36に表示されて
いるライブビュー画像60aにおいて、第1領域61の輪郭が強調表示されているものと
する。

0195

図20(b)は、撮像条件の設定(変更)対象の切り替え後の設定画面を例示する図で
ある。図20(b)では、液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにお
いて、第2領域62の輪郭が強調表示されているものとする。図20(b)の例では、第
2領域62に対応するアイコン領域IG62がアクティブ表示されており、他方の領域(
第1領域61)に対応するアイコン領域IG61がインアクティブ表示されている。制御
部35は、アクティブ表示しているアイコン領域のアイコン群に対する操作を有効にする

0196

なお、制御部35は、第2領域62がタップ操作される代わりに、アイコン領域IG6
2の表示位置がタップ操作される場合にも、アクティブ表示するアイコン領域の切り替え
と、撮像条件の設定(変更)対象の切り替えとを行ってもよい。

0197

一般に、動きのある被写体は、シャッター速度(電荷蓄積時間)の値によって、被写体
ブレが生じる可能性がある。制御部35は、物体検出部35aによって移動する被写体要
素として自動車62aが検出された場合には、第2領域62に対応する第2のアイコン群
に、シャッター速度(電荷蓄積時間)に対応するアイコン75を自動的に含める。これに
より、ユーザーは、第2領域に対してシャッター速度(電荷蓄積時間)の変更操作を行う
ことができる。

0198

対象領域が2つある場合、撮像条件を変更するためのアイコン群を2組表示するように
したので、ユーザーに対し、ライブビュー画像60aにおける第1領域61および第2領
域62に対する撮像条件の設定値の違いを視覚的に示すことができる。ユーザーは、例え
ばアイコン領域IG61とアイコン領域IG62との間のアイコンの上下方向の表示位置
を比較することにより、第1領域61と第2領域62との間の撮像条件の違いを知ること
ができる。

0199

図20(a)および図20(b)では、アイコン領域IG61およびアイコン領域IG
62の中において、各アイコンに対応する指標の表示を省略したが、指標については対象
領域が1つの場合の説明と同様である。

0200

なお、アイコンの表示位置は、必ずしもアイコン領域IG61の中、アイコン領域IG
62の中でなくてもよい。例えば、上述したようにアイコン同士の重なりを避けるために
アイコンの表示位置をずらす場合などには、アイコン領域IG61、アイコン領域IG6
2の外側へはみ出たアイコン表示をしてもよい。
また、アイコンの表示位置をずらす場合などにおいて、アイコン領域IG61またはア
イコン領域IG62の幅を広げることによってアイコンのはみ出しを避けてもよい。

0201

また、アイコン領域IG61およびアイコン領域IG62の表示位置は、ライブビュー
画像60aに重ねて表示する例を説明したが、ライブビュー画像60aと別に表示するよ
うにしてもよい。

0202

図21(a)は、撮像条件の設定画面の例であり、アイコン74およびアイコン75を
例示する図である。液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにおいて、
第1領域61の輪郭が強調表示されているものとする。図19の場合と同様に、人物61
aを含む第1領域61が、撮像条件を設定(変更)する対象領域である。

0203

アイコン74は、露出を適正露出よりも高く、または適正露出よりも低く補正するため
の露出補正値を変更する操作アイコンである。アイコン75は、露出条件の1つであるシ
ャッター速度(電荷蓄積時間)を速く、または遅く変更する操作アイコンである。

0204

アイコン74、75が表示される位置(画面の左右方向における表示位置)は、撮像条
件を設定(変更)する対象領域(図21(a)の例では第1領域61)の撮像条件に対応
する。アイコン74は露出補正値に対応しており、画面の右端がプラス側の露出補正範囲
の上限に対応し、画面の左端がマイナス側の露出補正範囲の下限に対応する。

0205

図21(a)の例ではアイコン74が画面の左右方向において中央より左寄りに表示さ
れており、露出補正の設定値は、露出補正範囲の中間値(露出補正ゼロ)よりもマイナス
側で、例えば−0.5EVであることを示す。すなわち、第1領域61についての露出補
正設定は、アンダー側である。

0206

アイコン75はシャッター速度(電荷蓄積時間)に対応しており、画面の右端が高速
の上限に対応し、画面の左が低速側の下限に対応する。図21(a)の例では、アイコン
75の表示位置は、例えば、上限でも下限でもない位置に対応している。

0207

アイコン74およびその指標74m、アイコン75およびその指標75mの画面の左右
方向における通常の表示位置は、それぞれ同じ位置である。しかしながら、上記実施の形
態と同様に、アイコン74とアイコン75との重なりを回避するためにアイコン74また
はアイコン75の表示位置を変更する場合は、制御部35(表示制御部35f)は、指標
74mまたは指標75mの表示位置を、対応するアイコン74またはアイコン75の表示
位置と異ならせる。

0208

図21(a)に例示した画面において、ユーザーによってアイコン74が左右方向にド
ラッグ操作された場合、制御部35(撮像条件設定部35d)は、ライブビュー画像のう
ち撮像条件の設定(変更)対象である第1領域61の露出補正値の調整パラメータを、ド
ラッグ操作後のアイコン74の位置に対応する値へ変更する。

0209

第1領域61の露出補正値をプラス側へ大きくする場合、撮像条件設定部35cは、第
1領域61の撮像条件のうち、例えば、電荷蓄積時間を上記基準条件の電荷蓄積時間に比
べて長くしたり、ゲインを上記基準条件のゲインに比べて上げたりすることにより、露出
補正後の撮像条件を決定する。

0210

また、第1領域61の露出補正値をマイナス側へ大きくする場合、撮像条件設定部35
cは、第1領域61の撮像条件のうち、例えば、電荷蓄積時間を上記基準条件の電荷蓄積
時間に比べて短くしたり、ゲインを上記基準条件のゲインに比べて下げたりすることによ
り、露出補正後の撮像条件を決定する。
ユーザーは、ライブビュー画像60aにおいて第1領域61の露出が変化する様子を確
認できる。

0211

制御部35(撮像条件設定部35d)は、撮像条件の設定(変更)の対象でない領域(
第1領域61以外の他の領域)については、設定されている撮像条件を維持する。
なお、撮像条件の設定(変更)対象でない領域のうち、第1領域61との境界付近につ
いては、上記境界付近における撮像条件の不連続性をぼかすように、画像全体のバランス
を考慮して撮像条件を変更してもよい。

0212

撮像条件設定部35dは、ドラッグ操作後のアイコン74の位置に対応させて、第1領
域61について露出補正値の調整パラメータを決定して撮像部32または画像処理部33
に設定する。撮像部32に設定する理由は、次の撮像時において、露出補正値の変更を撮
像素子100の露出条件の変更によって実現させるためである。また、画像処理部33に
設定する理由は、ライブビュー画像に対して画像処理を施すことによって、露出補正値の
変更後の画像を得るためである。

0213

制御部35(撮像条件設定部35d)は、シャッター速度(電荷蓄積時間)についても、
アイコン75により露出条件の設定(変更)の場合と同様に行う。

0214

図21(b)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。制御部35は、撮像条件(
例えば、露出補正値)の一つを設定(変更)することによって、他の撮像条件(例えば、
シャッター速度(電荷蓄積時間))の設定可能な範囲に制限が生じる場合には、図21
b)に示すように、制限範囲を示す表示76を表示させる。例えば、露出補正値をプラス
側へ変更することに起因してシャッター速度の設定範囲に制限が生じる場合には、制限後
のシャッター速度の設定範囲を示す表示76を、アイコン75とともに表示させる。

0215

シャッター速度(電荷蓄積時間)に対応するアイコン75と、制限後の設定範囲を示す
表示76とにより、ユーザーに対してシャッター速度の設定範囲をわかりやすく伝えるこ
とができる。

0216

撮像条件を変更するための操作アイコンは、図21(a)および図21(b)で示した
ようにアイコン71〜アイコン73の全てを一度に表示させる代わりに、順番にアイコン
を表示させるようにしてもよい。

0217

図22(a)は、撮像条件の設定画面の例であり、アイコン73およびその指標73m
を例示する図である。液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにおいて
、第1領域61の輪郭が強調表示されているものとする。すなわち、人物61a(図6
を含む第1領域61が、撮像条件を設定(変更)する対象領域である。

0218

制御部35は、例えば、表示されているアイコン73がユーザーによってドラッグ操作
された場合に、アイコン73に加えてアイコン71およびアイコン72を表示させる。つ
まり、制御部35は、ライブビュー画像60aのうち撮像条件の設定(変更)対象である
第1領域61の輝度の調整パラメータを設定(変更)した後で、図22(b)に示す設定
画面を表示させる。

0219

図22(b)は、領域に対する撮像条件の設定画面の例であり、新たに表示されたアイ
コン71および指標71mと、アイコン72および指標72mとを例示する図である。ユ
ーザーは、輝度の調整パラメータを設定(変更)した後に表示される図22(b)の設定
画面において、アイコン71に対応するコントラスト、およびアイコン72に対応する彩
度の変更が可能になる。
なお、アイコン71〜アイコン73を表示させる順番は、適宜変更して構わない。

0220

制御部35は、図22(b)のアイコン71およびアイコン72のいずれに対してもド
ラッグ操作が行われないまま所定時間(例えば2秒)が経過した場合、または、アイコン
71〜アイコン73のうちいずれかのアイコンに対するドラッグ操作後に所定時間(例え
ば2秒)が経過した場合、アイコン71および指標71mと、アイコン72および指標7
2mの表示を終了させ、アイコン73およびその指標73mを表示する状態(図22(a
)と同様)に戻す。
なお、制御部35は、レリーズ指示が行われるまで、すなわち操作部材37を構成する
不図示のレリーズボタン、または撮像を指示する表示アイコンが操作されるまでは、アイ
コン71および指標71mと、アイコン72および指標72mの表示を継続するようにし
てもよい。

0221

図20(a)および図20(b)におけるアイコン領域IG61、アイコン領域IG6
2を、左右方向に表示させるようにしてもよい。図23(a)は、撮像条件の設定画面を
例示する図である。液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにおいて、
第1領域61の輪郭が強調表示されているものとする。

0222

制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例では第1領域61)に対応
させて、例えば画面の上端のアイコン領域IG61内に、第1のアイコン群(アイコン7
1、アイコン72、およびアイコン73)を左右方向に並ぶように表示させる。アイコン
領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61との対応関係をわかりやすくしてい
る。

0223

また、制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象の他方の領域(本例では第2領
域62)に対応させて、例えばアイコン領域IG61の下に位置するアイコン領域IG6
2内に、第2のアイコン群(アイコン71、アイコン72、アイコン73、およびアイコ
ン75)を左右方向に並ぶように表示させる。アイコン領域IG62は吹きだしを有して
おり、第2領域62との対応関係をわかりやすくしている。

0224

図23(a)の例では、第1領域61に対応するアイコン領域IG61がアクティブ表
示されており、他方の領域(第2領域62)に対応するアイコン領域IG62がインアク
ティブ表示されている。図20(a)および図20(b)の場合と同様に、制御部35は
、アクティブ表示しているアイコン領域のアイコン群に対する操作を有効にする。操作が
有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件の設定(変更)は、
上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0225

図23(b)は、撮像条件の設定(変更)対象の切り替え後の設定画面を例示する図で
ある。液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにおいて、第2領域62
の輪郭が強調表示されているものとする。図23(b)の例では、第2領域62に対応す
るアイコン領域IG62がアクティブ表示されており、他方の領域(第1領域61)に対
応するアイコン領域IG61がインアクティブ表示されている。制御部35は、アクティ
ブ表示しているアイコン領域のアイコン群に対する操作を有効にする。操作が有効なアイ
コン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件の設定(変更)は、上述した説
明と同様であるので、説明を省略する。

0226

アイコン領域IG61、アイコン領域IG62は、一つずつ表示させるようにしてもよ
い。図24(a)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。液晶モニタ36に表示さ
れているライブビュー画像60aにおいて、第1領域61の輪郭が強調表示されているも
のとする。

0227

図24(a)において、制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例で
は第1領域61)に対応させて、例えば画面の上端に位置するアイコン領域IG61内に
、第1のアイコン群(アイコン71、アイコン72、およびアイコン73)を左右方向に
並ぶように表示させる。アイコン領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61と
の対応関係をわかりやすくしている。制御部35(表示制御部35f)はさらに、切り替
えアイコン76を表示させる。

0228

制御部35は、表示しているアイコン領域IG61の第1のアイコン群に対する操作を
有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件
の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0229

図24(b)は、切り替えアイコン76がタップ操作された場合の撮像条件の設定画面
を例示する図である。切り替えアイコン76がタップ操作された場合、制御部35は、ア
イコン領域IG61の表示に代えて、撮像条件を設定(変更)する対象の他方の領域(本
例では第2領域62)に対応するアイコン領域IG62を表示させる。そして、アイコン
領域IG62内に、第2のアイコン群(アイコン71、アイコン72、アイコン73、お
よびアイコン75)を左右方向に並ぶように表示させる。アイコン領域IG62は吹きだ
しを有しており、第2領域62との対応関係をわかりやすくしている。図24(b)では
、液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにおいて、第2領域62の輪
郭が強調表示されているものとする。

0230

制御部35は、表示しているアイコン領域IG62の第2のアイコン群に対する操作を
有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件
の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0231

切り替えアイコン76を用いずに、アイコン領域IG61とアイコン領域IG62との
切り替えを行うようにしてもよい。図25(a)は、撮像条件の設定画面を例示する図で
ある。液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aにおいて、第1領域61
の輪郭が強調表示されているものとする。

0232

図25(a)において、制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例で
は第1領域61)に対応させて、例えば画面の左寄り位置のアイコン領域IG61内に、
第1のアイコン群(アイコン71、アイコン72、およびアイコン73)を上下方向に並
ぶように表示させる。アイコン領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61との
対応関係をわかりやすくしている。

0233

制御部35は、表示しているアイコン領域IG61の第1のアイコン群に対する操作を
有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件
の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0234

ユーザーは、アイコン領域IG61の吹きだし部に対して次のようにドラッグ操作を行
う。例えば、指90で吹き出し部を第2領域62の表示位置へドラッグする。制御部35
は、このドラッグ操作を検知すると、図25(b)に例示する設定画面に切り替える。ラ
イブビュー画像60aにおいて、第2領域62の輪郭が強調表示されているものとする。

0235

図25(b)の例では、第2領域62に対応するアイコン領域IG62内に、第2のア
イコン群(アイコン71、アイコン72、アイコン73およびアイコン75)を上下方向
に並ぶように表示させる。アイコン領域IG62は吹きだしを有しており、第2領域62
との対応関係をわかりやすくしている。
制御部35は、表示しているアイコン領域IG62の第2のアイコン群に対する操作を
有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件
の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0236

アイコン領域IG61、アイコン領域IG62を、左右方向に表示させるようにしても
よい。図25(c)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。液晶モニタ36に表示
されているライブビュー画像60aにおいて、第1領域61の輪郭が強調表示されている
ものとする。

0237

図25(c)において、制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例で
は第1領域61)に対応させて、例えば画面の上部に位置するアイコン領域IG61内に
、第1のアイコン群(アイコン71、アイコン72、およびアイコン73)を左右方向に
並ぶように表示させる。アイコン領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61と
の対応関係をわかりやすくしている。

0238

制御部35は、表示しているアイコン領域IG61の第1のアイコン群に対する操作を
有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件
の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0239

ユーザーは、アイコン領域IG61の吹きだし部に対して次のようにドラッグ操作を行
う。例えば、指90で吹き出し部を第2領域62の表示位置へドラッグする。制御部35
は、このドラッグ操作を検知すると、図25(d)に例示する設定画面に切り替える。ラ
イブビュー画像60aにおいて、第2領域62の輪郭が強調表示されているものとする。

0240

図25(d)の例では、第2領域62に対応するアイコン領域IG62内に、第2のア
イコン群(アイコン71、アイコン72、アイコン73およびアイコン75)を左右方向
に並ぶように表示させる。アイコン領域IG62は吹きだしを有しており、第2領域62
との対応関係をわかりやすくしている。
制御部35は、表示しているアイコン領域IG62の第2のアイコン群に対する操作を
有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件
の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0241

制御部35は、ある領域に対して設定(変更)されている撮像条件と同じ撮像条件を、
別の領域に対して設定する(撮像条件のコピー)。例えば、図25(a)に例示した画面
において、ユーザーは、例えば、アイコン領域IG61を長押し操作(例えば、1秒以上
触り続ける)する。制御部35は、この長押し操作を検知すると、アイコン領域IG61
の表示態様を変化させ、アイコン領域IG61が画面から浮いているかのように表示する

0242

ユーザーは、アイコン領域IG61の表示態様が変化された状態で、例えば、第2領域
62の表示位置をタップ操作する。制御部35は、このタップ操作を検知すると、図25
(e)に例示する設定画面に切り替える。ライブビュー画像60aにおいて、第2領域6
2の輪郭が強調表示されているものとする。

0243

図25(e)の例では、第2領域62に対応するアイコン領域IG62内に、第2のア
イコン群(アイコン71、アイコン72、アイコン73およびアイコン75)を上下方向
に並ぶように表示させる。アイコン71〜アイコン73の上下方向の表示位置は、図25
(a)の第1のアイコン群の場合の表示位置と同じである。アイコン領域IG62は吹き
だしを有しており、第2領域62との対応関係をわかりやすくしている。

0244

制御部35(撮像条件設定部35d)はさらに、第1領域61に対する撮像条件と同じ
調整パラメータを、第2領域62用に決定して撮像部32または画像処理部33に設定す
る。撮像部32に設定する理由は、次の撮像時において、変更内容を撮像素子100の露
出条件の変更によって実現させるためである。また、画像処理部33に設定する理由は、
ライブビュー画像に対して画像処理を施すことによって、変更後の画像を得るためである

0245

第2領域62の第2のアイコン群に含まれるアイコン71〜アイコン73は、図25
a)のアイコン領域IG61内の第1のアイコン群(アイコン71、アイコン72、アイ
コン73)に含まれていたアイコンである。

0246

アイコン75は、図25(a)のアイコン領域IG61内の第1のアイコン群に含まれ
ていなかったアイコンである。制御部35が、第2領域62の第2のアイコン群にアイコ
ン75を含める理由は以下の通りである。

0247

第2領域62は、物体検出部35aによって検出された自動車62a(図6)を含んで
いる。一般に、自動車62aは動く可能性がある被写体である。制御部35は、上述した
ように、動きのある被写体は被写体ブレが生じる可能性があるので、第2領域62に対応
する第2のアイコン群に、シャッター速度(電荷蓄積時間)の変更に用いるアイコン75
を自動的に含める。制御部35は、アイコン領域IG61(図25(a))内の第1のア
イコン群に含まれていないアイコン75をアイコン領域IG62(図25(e))内の第
2のアイコン群に含めたことをユーザーに知らせるため、アイコン75をポップアップ
示して目立たせる。
制御部35は、表示しているアイコン領域IG62の第2のアイコン群に対する操作を
有効にする。

0248

アイコン領域IG61の第1のアイコン群や、アイコン領域IG62の第2のアイコン
群に表示するアイコンは、ユーザーの操作によって追加することができる。例えば、図2
3(a)や図24(a)において例示したアイコン領域IG61の第1のアイコン群に、
シャッター速度(電荷蓄積時間)の変更に用いるアイコン75を加える例を説明する。

0249

図26(a)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。液晶モニタ36に表示され
ているライブビュー画像60aにおいて、第1領域61の輪郭が強調表示されているもの
とする。

0250

図26(a)において、制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例で
は第1領域61)に対応させて、例えば画面の上端に位置するアイコン領域IG61内に
、第1のアイコン群(アイコン71、アイコン72、およびアイコン73)を左右方向に
並ぶように表示させる。アイコン領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61と
の対応関係をわかりやすくしている。ユーザーは、例えば、アイコン領域IG61を長押
し操作(例えば、1秒以上触り続ける)する。制御部35(表示制御部35f)は、この
長押し操作を検知すると、アイコン領域IG61の表示態様を変化させ、アイコン領域I
G61が画面から浮いているかのように表示するとともに、プラスアイコン77を表示さ
せる。

0251

ユーザーがプラスアイコン77をタップ操作すると、制御部35は、図26(b)に例
示する設定画面に切り替える。図26(b)において、アイコン領域IG61の表示態様
が通常の態様に戻り追加候補である候補アイコン74Aおよび候補アイコン75Aを表
示する候補アイコン領域78が表示されている。

0252

ユーザーが、例えば、アイコン75Aをタップ操作すると、制御部35は、アイコン領
域IG61の第1のアイコン群に、候補アイコン75Aに対応するアイコン75を加えて
表示するとともに、候補アイコン領域78の表示を終了させる。

0253

制御部35は、表示しているアイコン領域IG61のアイコン群に対する操作を有効に
する。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行う対象領域に対する撮像条件の設定
(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を省略する。

0254

なお、制御部35は、候補アイコン領域78の候補アイコン74Aおよび候補アイコン
75Aのいずれに対してもタップ操作が行われないまま所定時間(例えば2秒)が経過し
た場合には、アイコン領域IG61の第1のアイコン群にアイコンを追加することなく、
候補アイコン領域78の表示を終了させる。

0255

制御部35は、アイコン領域に設けられたつまみアイコン80がドラッグ操作された場
合に、アクティブ表示するアイコン領域の切り替えと、撮像条件の設定(変更)対象の切
り替えとを行ってもよい。

0256

図27(a)〜図28(b)は、撮像条件の設定画面を例示する図である。図27(a
)において、液晶モニタ36に表示されているライブビュー画像60aの第1領域61の
輪郭が強調表示されているものとする。

0257

制御部35は、撮像条件を設定(変更)する対象領域(本例では第1領域61)に対応
させて、第1領域61の左側位置のアイコン領域IG61内に、第1のアイコン群(アイ
コン71、アイコン72、およびアイコン73)を上下方向に並ぶように表示させる。制
御部35(表示制御部35f)はさらに、アイコン領域IG61の画面下部につまみアイ
コン80を表示させる。アイコン領域IG61は吹きだしを有しており、第1領域61と
の対応関係をわかりやすくしている。

0258

制御部35は、図27(a)の画面において表示しているアイコン領域IG61の第1
のアイコン群に対する操作を有効にする。操作が有効なアイコン群が操作された場合に行
う対象領域に対する撮像条件の設定(変更)は、上述した説明と同様であるので、説明を
省略する。

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